ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

ベルトルト「ふーー・・・」

    • Good
    • 2

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2013/12/29(日) 18:24:30



           -前置き-
    どうもご無沙汰しております。三度のメシ、チョコレート、
    水とSSさえあれば今のところ人生に不満の無いというダメ人間
    っぷりを遺憾なく発揮している今日この頃。皆様は
    この忙しい年末年始いかがお過ごしでしょうか。

    今回はちょっと時系列を戻し、訓練兵団時代に焦点を合わせ、
    我らがアイドル、ベルトルトさんを若干メイン的な立場に据えた
    お話を書いていこうかと思います。また、これから書こうとしている
    系統の話は割と見かけるタイプの話ですので、極力自分という
    変態脳でしか描けないような、被らない内容で頑張って行きたいと思います。
    そのための人選であったりもしますが、中々どうして、
    ベルさんは人気があるようです。今までずっと
    作品の看板的なキーキャラクターでありながら凄まじい気配遮断能力のせいで
    完全なステルスキャラだと思っていたのでちょっと意外です。

    以下大体テンプレで、簡易的注意点です

    ・モロなネタバレは結構あります。
     一応原作全巻未読の方は注意です。

    ・キャラ崩壊。こんな事いわねーよって事を
     次々まくしたてます。原作設定無視。
     これはちげーよって事もかなりあると思います。

    ・前回前々回との相違で、性描写無しのジャンルに
     チェックを入れてしまっていますが、おさわり要素程度は
     あります。要・注意です。

    ・まだ慣れていない為、その他色々おかしなやり方をしているかもしれません

    ・執筆速度がとても遅い・・のですが私は他の方々と
     そもそもの目的が違うためこれについては問題はない気も致しますが・・
     少しでも御覧になってくれている人の為、
     これだけは言っておいた方がいいと思いました。

    ・一部キャラ、特にエレンにおきましては分かる人には
     そうとしか聞こえないほど強いパロディ要素が含まれています。
     (他キャラもですが)
     不快に思われぬよう先んじて申し上げさせていただきます。

    以上で大丈夫そうな方はいつでも戻れる準備をして、
    出来たらお読み頂けるとすごく嬉しかったりします
  2. 2 : : 2013/12/29(日) 18:26:59
        -訓練兵団・男子宿舎-

    ベルトルト「ふーー・・・」

    ライナー「どうした。最近いつにもまして元気が無いように見えるぞ」

    ベルトルト「ああ・・ちょっとね・・でも別にたいした事じゃない・・」

    ライナー「精神面のコンディションを整えておくのだって”兵士”の重要な
         責務だ。そんな事じゃ訓練ですら怪我をするぞ。」

    ベルトルト「・・・・・!・・・・ぁあ・・分かってるよ・・ライナー・・」

    ライナー「あいつらを見てみろ」
  3. 3 : : 2013/12/29(日) 18:30:40
    コニー「だからよー!絶対オレはアニが一番でかいと思うんだよ!」

    ジャン「んな事はバカなお前が分かるくらいなんだから全員分かってんだよ!
        オレが異議申し立てしてーのはなぁ・・・・!!」

    トーマス「アニにはかなわないけどミカサも結構でかいと思うぜ」

    マルコ「み、みんなそういうとこだけ凄い良く見てるね」

    アルミン「なんでここでこんな談義が開催されているんだろう・・」オシクラマンジュウ

    エレン「ぁあーーもう!うるせえよお前ら!!もうじきに消灯時間だろうが!
        何で俺らの部屋まで来てんなどうーでもいい話に
        一生懸命花を咲かせてやがるんだよ!あとここはオレのベットだ!!」
  4. 4 : : 2013/12/29(日) 19:03:07
    ジャン「どうーでもいいとは何だおい!!こいつ、ミカサのことを
        ちっぱいだとか抜かしやがるんだぞ!!お前、身内同然とか
        言っておきながら頭にこねえのかよ!!見損なったぞエレン!!!」

    エレン「心底どぅーでもいい!!!!!あいつの胸がどうなろうが
        オレの気にする事なんて何にもねえよ!!早く寝ないと、
        明日は特別訓練でアニの奴にリベンジするチャンスなんだ、
        体力を回復しておかなきゃ勝てる相手じゃねえんだよ!!
        とっとと自分の小屋に戻りやがれ!!」

    ジャン「この地獄行き特急運行バカが・・・!勝てもしねーのにあんな
        訓練、まじめにやる方がどうかしてるぜ」

    エレン「腰を抜かして取っ組み合いすらしない奴より有意義にやってると
        オレは思うぜ。」
  5. 5 : : 2013/12/29(日) 19:03:57
    ジャン「・・・バカは気にしても無駄か・・・!おいコニー!!話の続きだ!!
        てめえ、それは一体どういう了見だ!アニがおっぱいで
        ミカサがちっぱいだと!!てめえはさっきそう言ったのか!!?」

    コニー「ちっぱいだなんて言ってねえよ!アニと比べたら小さいって
        言っただけだ!トーマスも言ってるが、ミカサだって小さい訳じゃ無いだろ」

    マルコ「ただどうしても皆彼女の腹筋に目がいっちゃうからやっぱり・・」

    ジャン「くっ・・・マルコ・・お前まで・・・・・!!クソッ!クソッ・・!
        やはり服の上からの目視だけじゃ限界があるか・・・!」
  6. 6 : : 2013/12/29(日) 19:05:07
    アルミン「隊服の下は基本的に各自自由な感じだからね・・
         アニはフード付きパーカーでも許されてるし。みんな同じなら
         まだ比べようもあるけれど、この上肌着までつけてたとしたらもう
         直接触れてみるしか調べる手立ては・・・」

    ジャン「あっ・・・アルミンお前・・・けっこう思い切った事言う奴だな・・
        鼻持ちならねえ野郎だと思ってはいたが少し見直したぞ・・・」

    アルミン「やっ・・・、やらないよ!?流石にそれはやらないよ!!?
         こっ、殺されちゃうよっ!!」

    コニー「いや、全員胸に何かつけてるとはかぎらねーぞ、
        サシャとかたまに何もつけないでシャツ着てるし」
  7. 7 : : 2013/12/29(日) 19:06:46
    ジャン「  」

    アルミン「  」

    トーマス「  」

    マルコ「  」

    ジャン「・・・・・・おい、お前・・今なんつった??」

    コニー「え?いやだから・・、サシャが何も胸に着けないで
        そのままシャツ着てる時があるって言ったんだろ・・・
        しっかりしろよジャン、人のこといつもいつも馬鹿って言うくせに・・
        そんな難しい事いってないぞ俺・・・」

    ジャン「この裏切り者がぁー!!聞いたかお前ら!!ここに戦犯首謀者がいるぞ!!
        どんな手を使ってでも洗いざらい吐かせてやる!!おい、マルコ!!
        ボーっとしてねえでお前もこいつを抑えるのを手伝え!!」

    コニー「痛いだろ!離せって!!別に逃げたりしねーよ!!」


    ジャン「なぜだ・・!!なぜそんな情報を持ってる!!
        さてはお前・・・!いつもあの芋女と訓練で
        つるんでると思ったら・・そういうことか・・・!!?」

    トーマス「コニー・・見損なったぞ・・お前は、お前だけは
         単独専行はないとおもってたのに・・・」

    アルミン「コニー、詳しく話すんだ!話せばきっとみんな分かってくれる!」

    コニー「な、何勘違いしてんだよ!!お前ら!」

    エレン「~~~~!!」イライラ
  8. 8 : : 2013/12/29(日) 19:18:32
    コニー「ほら、対人格闘訓練がかったるいからよくあいつと
        プロレスまがいの取っ組み合いをやることあるんだけど、
        そういう時たまに胸が腕にあたったりしただけだっつの!
        何もへんな事はしてねーよ!」

    ジャン「それで充分死罪判決が下る理由に足りるぜ・・・コニー・・相手が芋女とはいえ
        まさかお前だけは抜け駆けは無いと思ってたんだがな・・」

    エレン「いい加減にしろよ?!前ら!!!たかが女の胸くらいで
        ギャーギャー喚きやがって!!それくらい真面目に鍛錬に打ち込んでれば
        ふつーにぶつかるっつの。俺なんかアニとミカサ相手で何度でも
        そんな事はあった!!その度に殺されてたらやってられるかよ!」

    ジャン「おうエレン、お前が今何をいったのか良く聞こえなかったんだが・・・
        すまないな、もうこのバカの言った事だけで今日知った仰天ニュースの
        記憶容量は一杯なんだ。騒がしくしたのは悪かったな。さっさと俺たちは
        自分の部屋にもどらせてもらうぜ・・」フラフラ・・

    アルミン「(考える事を・・現実を受け止める事を放棄している・・)」

    ジャン「おい、いくぞマルコ」フラフラ

    マルコ「あ、ああ・・?でもジャン、今エレン凄い事実を・・・」

    コニー「マジかよエレン!?アニのも触った事あんのか!?!?」

    トーマス「ど、どうだったんだよエレン!!?」
  9. 9 : : 2013/12/29(日) 19:19:52
    ベルトルト「っ!!!???!!?」ガバッ

    ライナー「とまぁあんな風に日々の厳しい訓練にもめげず・・・うおっ!!?
         どうした!?どこか痛むのか!??いきなり飛び上がりやがって・・」

    ベルトルト「ライナー・・・すこし・・・静かにしてくれないか・・!」ゴゴゴゴ

    ライナー「ぉ・・・おう・・・」
    (なんて気迫だ・・・俺はなにかまずい事を言ってしまったのか!?)


  10. 10 : : 2013/12/29(日) 19:22:00
      
     
     
    ジャン「蒸し返してんじゃねぇーよ!!俺たちはもう寝るんだ!!
        俺たちは何も聞かなかった!!敗者に残された道は
        逃亡だけなんだよ!!」ブワッ・・

    エレン「なんだこいつ・・?いや・・手で触ったわけじゃねえよ。
        あくまで肘が当たったり二の腕に押し付けられたり
        絞め落とされる寸前に頭や背中に押し付けられたり・・・
        投げ技をかけられる時にちょっと股間に頭を挟まれたとかそれくらいだ」

    ジャン「いたれりつくせりじゃぁねぇか!!!!!!!」うわぁあああ
        ガバッ

    エレン「なっ・・!!!やめろよ!!エリ元が広がっちゃうだろうが!!」

    アルミン「エレン・・・それは聞き捨てならないよ・・・!」

    トーマス「とくに最後のどんな投げ技だよ!!!」

    エレン「トゥームストーン・パイルドライバーだ!!!
        冷静さを失わせようとしてライナーが言った言葉を思い出して
        挑発したらあいつ、殺意4割増しで襲い掛かってきやがった。
        あの時は流石に殺されるとおもったぜ」
  11. 11 : : 2013/12/29(日) 19:23:35
     
     
    ベルトルト「(アニの太ももに・・頭を・・・・!!!??)」

    ライナー「(こいつ・・この世の終わりのような顔をしてやがる・・・!)」

  12. 12 : : 2013/12/29(日) 19:24:52
    エレン「お前らがなんでそこまで女の胸に執着するのか知らねぇが・・
        だったらお前らにとっても明日の訓練はチャンスなんじゃねえのか・?
        明日は特別訓練・・・いや、早い話が教官不在の自習時間だ。」

    アルミン「・・・!--つまり・・・!」

    エレン「普段のような教官監視の下ではどっかの誰かみてーに
        おふざけが過ぎた場合教官のネックハンギングツリーの
        餌食になっちまうが明日、前半の訓練は教官が不在だ・・・」

    ジャン「策を講じるならそこしかないってことか・・・!?」

    マルコ「(ジャンの目に精気が戻った・・・!)」

    トーマス「皆で覚悟を決めて、力を合わせ・・・!」

    コニ-「アニの、」

    ジャン「ミカサの、」

    三人「あのふくらみにー・・!!」

    マルコ「(何だろうこの空気・・)」
  13. 13 : : 2013/12/29(日) 19:28:25
    アルミン「僕はー・・反対だ。」キッパリ

    コニー「なっ・・・!なんでだよアルミン!!こういうときこそ
        お前の作戦立案能力が求められるんだろ!」

    ジャン「お前、エレンの腰巾着だとは常々思っていたがこんなところで
        尻尾をまいて逃げるのか・・?それとも僕はムッツリでございってか。
        見損なったぜ」

    アルミン「ああ・・そうさ、僕は正直あの二人が怖い。でもムッツリっていうのは
         否定する・・そこは僕にだって正直かなり興味があるから・・・・・けれど」

    アルミン「この無意味な集団自殺には何の希望も価値もないーー・・!!
         相手は”あの”ミカサとアニなんだよ・・?ただの訓練の延長線上で
         済めばいいけど・・・目的が悟られた場合・・・最悪死・・・・・」
  14. 14 : : 2013/12/29(日) 21:44:58
    エレン「おい、アルミン・・・・」

    アルミン「えっ、・・エレン?」

    エレン「さっき俺はそいつらの事を心底理解できないと思ったが・・・
        今改めてそいつらの目を良く見てみろ」

    アルミン「・・・!」

    エレン「男が何か理由が無くても命をかけられる事を見つけたなら・・
        それで充分だろうが・・・!損得だけで生きて何になる・・・!」

    アルミン「・・・わかったよ・・僕の負けだ・・・でも
         無理だと思ったら各自すぐにでも投降するんだ。
         死んでしまったら何にもならないからね・・」

    コニー「それでこそだぜアルミン!!」

    マルコ「(本当なんだろうこの空気^^;)」

    アルミン「それじゃあ、夜も遅い。大したことは思い浮かばないかもしれないけど
         僕も就寝時間を割いてなんとか有効に接触できる手立てを練っておくから・・
         みんなは明日に向けて体力を充分に回復しておいてくれ」

    一同「おお!」ドン!!
    心臓を捧げよ!

  15. 15 : : 2013/12/29(日) 21:45:29
    ベルトルト「・・・・・・!!」

    ライナー「やっと終わったか・・・教官が見回りに来る前でよかったな・・
         (ベルトルト・・それは・・・覚悟を決めた男の目か・・・!)」
  16. 16 : : 2013/12/29(日) 22:19:30
    -翌朝食堂-

    ジャン「アルミン、それで作戦の方はどんな具合だ」

    アルミン「うん、でもやっぱり作戦とはいっても結局のところは
         個々の技量頼みなんだけど・・・まず第一に、
         対戦カードだ。どんなにいい立ち回りを考えておいてもあの二人と
         組み手を行えなければなんの意味も成さない。そこで 
         自習ということもあるし、僕が独自に考えたルールを
         訓練で提案してみようと思う。」

        自主訓練ルール概要

    1.対戦形式は志願形式で。受け手と攻め手に分かれて行う。

    2.志願した方が攻め手として木太刀を持ち相手の急所に
      攻撃を入れられれば勝ち。もしくは木太刀を使わずに
      投げ技で逆に無力化させても勝利とする

    3.受け手は木太刀を相手から奪うか、無力化した上で攻め手を
      組み敷いて押さえ込むか、投げ飛ばすか、ギブアップさせれば勝ち。
      基本はダウン=勝利 

    4.基本的に受け手は何も条件を提示する必要は無いが、
      志願者は何か一つだけ敗北した際の条件を提示し、
      受け手がそれを許諾した場合に対戦は成立する。

  17. 17 : : 2013/12/29(日) 22:20:30
    ジャン「こんな書簡を手書きでそれも2通も・・・」

    アルミン「大したアドバイスが出来ないから、
         せめてこれくらいはしないと悪いなと思って。あとこの二つは
         アニとミカサに渡すとして一応大体の話は二人には通してある。
         だからもう対戦できるかどうかの段階では成功といっていいかもしれない。」

    コニー「しかしさすがに怪しまれないか?普段殆どふざけてた俺らが
        いきなりこぞってあの二人に対戦を申し込むなんて」

    アルミン「そこを逆手に取ったんだよ。あんまりふざけてるといくら採点の
         対象外とはいえ、考えがあると教官に叱咤された折を伝えておいたのさ。」

    トーマス「流石にあの二人を言い包めるとなると慎重になるよな」

    アルミン「そうだね、特にアニの追求を逃れるのは簡単じゃなかった。
         だって、どう考えても不自然だからね。しかし、そこはアニの持っている
         格闘技術をダシに使わせてもらったよ。」
  18. 18 : : 2013/12/29(日) 22:21:22
    マルコ「エレンの話では兵団で教わらないような独自の極め方を色々
        知ってるって言ってたけど」

    アルミン「そう。トゥームストーンパイルドライバーとかね。普通やらないよ。
         それらの特殊な技を受ける事で何とか独学でマスターして、教官を
         見返したいみたいだよって言ったら、それでも怪しんでいたけど
         結局はOKを出してくれた。ミカサに関しては細かい説明は要らなかった。
         それに賭けにも執着は無いみたいだし、というかエレン以外は
         ミカサ狙いはジャンだけだしね」

    アルミン「そして今回僕達が全力を賭して狙いに行かなければならないのは、
         その投げ技、絞め技の方だ。それもできるだけ胸部に接していけそうな
         技がいい。アニに関しては此方の戦い方までには気を使う義理はないって
         言ってたから高頻度で蹴りを使ってくるとおもうし、そこがかなり
         厳しくなってくると思う・・・」

    コニー「つまりあいつに蹴り以外の技を使わせなきゃいけねーのか・・
        しかし蹴りでダウンを奪われるかもって・・そんなに痛いのか?あいつの蹴りは」

    アルミン「痛いなんてものじゃない筈だよ。僕は直接受けた事はないけれど・・
         エレンが足元にくらって一発で腰抜けになって待ったをかける
         くらいだから相当だ。」

    エレン「悪かったな腰抜けで」ムスッ

    ジャン「こいつが否定しないって事はそんなに痛ぇのか・・
        ま、俺にとっては関係ない話だがな。ミカサ狙いである俺にとっては。」
  19. 19 : : 2013/12/29(日) 22:22:25
    アルミン「いいや・・ジャン、今回ミカサを狙っている
         君一人が寧ろアニ狙いより問題なんだよ・・!」

    ジャン「なっ・・・!?おい、アレ、まさかミカサは俺一人だけなのか?!
        他の奴らは・・!?」バッ

    コニー「(だって・・・)」

    トーマス「(アニの方がおっきいし・・)」

    マルコ「(アニの方が技術は有りそうだし・・)」

    エレン「俺は普通にあいつを負かしたいからアニもミカサも
        いつもどおり相手するけどな。最低3本づつは。」フンフン!

    ジャン「おいおい・そりゃあねえだろ・・俺だけ仲間はずれだってのか・・?
        へこむぜ流石に・・・」(怒鳴る気力もとうに無い)

    エレン「いや、だから俺がやるって・・・」
  20. 20 : : 2013/12/29(日) 22:23:32
    アルミン「なんでそれが問題なのかといえばね・・エレンは相当
         ミカサにも伸された回数が多いしミカサ自身相手がエレンだと
         どうしても手心を加えてしまうから、完膚なきまでに叩きのめすけど
         あまり訓練で本気は出さないんだ。」

    アルミン「簡単に言うとミカサの目的はエレンと
         出来るだけ長く訓練する事だから・・・ジャン、君が戦いを
         挑んだ場合、どんな技で瞬殺を狙ってくるか分からないんだ。」

    エレン「あいつ、ライナーの巨体を砲丸投げみたいに飛ばした事も
        あるからな。掴まれたら終わりだぞ」

    アルミン「そう。そして当たり前だけど今回僕らが狙うのは”勝つこと”
         でも、建前上掲げた”学ぶ事”でもないー・・!
         兵団の規律という壁の外にある、”未知の領域”
         そこに触れることだ・・・!ルールに掲げたこちらの勝利条件や、
         木太刀の存在なんて、結局のところ少しでも
         向こうに怪しまれない為のブラフに過ぎない・・・!」

    ジャン「・・・・・」

    アルミン「つまり、ジャン、君はミカサが絞め技、極め技を
         使ってこなかった場合自力で目標に触りにいくしか
         ないという事なんだ・・」
  21. 21 : : 2013/12/29(日) 22:24:47
    マルコ「そんなー・・・それじゃまるで立体機動装置を使わずに
        15m級の巨人を仕留めるくらいの難題じゃないか・・!」

    エレン「いや・・・まだ諦めるのは早い・・・あいつは俺相手なら
        結構高頻度で背負い投げも使ってくる・・極め技とか
        小手先を駆使した技は見込みが無いが・・お前があいつの
        胸にそこまでして触りたいっていうのなら・・・
        背負い投げの姿勢なら」

    ジャン「背負われたその一瞬だけ・・・・!
        腕で触れにいけるチャンスがあるー・・・!」

    マルコ「(ジャン・・君って奴は・・・)」
  22. 22 : : 2013/12/29(日) 22:25:37
         -訓練兵団野外訓練場-

    こうして訓練の時間はあっという間にやってきた。

    - 1戦目 -

    トーマス「一番槍はこの俺が頂くぜ!!」

    アルミン「(トーマス・・この流れで先制は死亡フラグだ・・・・!)」

    トーマス「狙うは・・アニ・・!(のおっぱい)」
    ザッザッ・・・

    アニ「・・・?ああ・・アルミンが何か言ってたね・・
       わざわざこんな紙まで用意して・・・ま、別にいいよ暇だし。
       教官も今日はいないし、それに・・・なにか賭けてくれる
       って話じゃないか。まあここじゃ何を賭けるかなんて
       大体決まってると思うけど」

    トーマス「掃除当番を一月代わろう!それでどうだ!?」

    アニ「まあ・・楽できればなんでもいいよ。」ヤレヤレ
  23. 23 : : 2013/12/29(日) 22:26:45
    アルミン「すさまじいかませ臭がするよ・・・!」

    ジャン「言うな、アルミン・・奴も俺達と共に命を懸ける事を誓った
        同志だ・・!たとえかませであったとしても俺達は・・・!!」

    エレン「おっ!威勢よくいったぜトーマスの奴あーダメだ。完全に読まれてる
        ・・・脚払い・・・から・・・の・・・」

    アルミン「あぁぁ・・・・」

    屋外にトーマスの悲鳴がこだました

    エレン「見ろよ!!インディアンデスロックだぜ!!
        逝ったな!トーマス!!」ハハハ!
  24. 24 : : 2013/12/29(日) 22:29:38
    -2戦目-

    コニー「なあ・・今更なんだけど・・本気でやるの・・?」ガクガクブルブル

    ジャン「おいおいコニー・・今更それはねーだろう・・・」ガッ

    コニー「だって見ただろうお前らも・・あんなの・・・どう考えたって・・」

    ジャン「分かってる・・俺だって怖いさ・・・だが命を賭してかからなければ
        掴みとれないものだってある・・!どうか・・・
        どうかここで死んでくれ・・・・!!!」

    コニー「うっ・・・うわっ・・・ああ・・・!!」

    アニ「次はあんたか・・・」フゥ・・ヤレヤレ
        

    コニーの悲鳴が・・(以下略

    コニー「アッーー!!!」ジタバタジタバタ

    アニ「これで2ヶ月分のサボりか・・チョろいね」

    コニー「何だこれぇええ!!!すっげえ痛ぇーーー!!!」グッワァアアア

    アルミン「普通にミドルキック一発だったね・・」

  25. 27 : : 2013/12/29(日) 23:40:51
    マルコ「次は僕が行こう・・・」スッ・・

    ジャン「マルコ・・・コニーの敵を・・・討ってくれ・・!頼む・・・!」

    マルコ「(僕は別に・・・普通に訓練したいだけなんだけど)」

    -3戦目-

    アニ「また予想外の相手が・・・今日は色々と頭が追いつかないよ。」

    マルコ「いや・・僕は他の皆と違うよ。賭けとか無しに普通に
        君の格闘技術に興味がある。」

    アニ「・・?他の奴もそうなんだろ?皆と違う?それは一体・・」

    マルコ「あ、ああ!違うよ!そうじゃなくて・・」

    アニ「まあ、別にいいよ細かい事は。・・でも前の二人が
       そうしてる以上は・・あんたも何か賭けるべきなんじゃないかな」

    マルコ「(ハァー・・)わかった・・、じゃあ水汲みを5回代わろう、どうかな」

    アニ「いいよ、乗った。あんたは結構真面目にいつもやってるしね・・
       人から何かを学ぼうとするのも悪い事じゃない・・・・来なよ」ザッ
  26. 28 : : 2013/12/29(日) 23:41:57
    マルコは特に悲鳴無し

    マルコ「すごいな・・!アニは・・・あの動きは
        何度も相手の攻撃パターンを読まないとそうそうできるもの
        じゃない・・!父親から教わったって話だったか・・?
        僕もそんな父親が欲しかった・・・!」

    ジャン 「何の面白みもねぇーよ・・・」ガックシ


    アルミン「ジャン、落ち込んでる場合じゃないよ!そろそろエレンも
         体力の限界だ!君の出番が来る!」

    ジャン「あっ・・そういやあいつはずっとミカサに組み手を
        挑んでるんだっけか??」
  27. 29 : : 2013/12/29(日) 23:43:19
    エレン「フゥー・・・ハァ・・・!!
        ぐっ・・・・くそっ・・・!相変わらず
        どういう体幹してやがるっ!投げに持ち込める体勢に
        やっと持っていったとしてもそこから先はびくともしねえ・・・!」

    ミカサ「エレン・・あなたの腹筋と体幹では私を
        押し倒す事はできない・・・反対に私がエレンを押し倒すのなら
        可能・・・」無表情なドヤァ・・・・

    エレン「はっ!だが俺にはアニから学んだ技もある!今は無理でも
        必ずお前を・・!」

    ミカサ「まだアニとやるつもりなの・・?あの女は少し
        エレン相手に暴力が過ぎる・・私はそれを望まない・・・」

    エレン「お前から一本取ったら次はアニだ!!折角迎えた今日この訓練を
        無駄に出来るか!!」ウォォ

    ミカサ「いいたいことは分かった・・・少し痛いけど・・
        我慢して・・・・ エレン・・・」

    ガッ
  28. 30 : : 2013/12/29(日) 23:44:40
     
     
     
    トゥームストーン・パイルドライバー

    別名:墓石式脳天杭打ち

    抱え投げの容量で相手を逆さに抱え上げ、頭部を腿の間に挟みこみ、
    そのまま膝を曲げた状態で落下させる勢いでーー



    エレン「フガッ・・!!!」
    エレンの脳天が訓練場の大地に打ち込まれた。

    アルミン「エレン!!!!大丈夫か・・・!?ミカサ!!いくらなんでも
         やりすぎだ!!」

    ミカサ「平気・・・。あの女がエレンにそうしたように・・腿ではさむ力で
        激突を緩和した・・・気絶程度で済んでいるはず・・」ゴゴゴ

    アルミン「・・・で・・でもこれはさすがに・・!」

    エレン「~~・・・・」グッタリ

  29. 31 : : 2013/12/29(日) 23:46:06
    コニー「おい・・あれを見てまだ向かっていく勇気があるんだよな・・?」ポン

    ジャン「・・・・まった・・!」

    コニー「・・・?何だって・・・?」

    ジャン「俺に相応しい死に方は決まった・・・!!!
        うぉおお!俺も今行くぞ!!待ってろエレン!!
        お前の犠牲を無駄にはーっ・・・!!」
  30. 32 : : 2013/12/29(日) 23:47:04
    -4戦目-

    ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド
       
    相手の背後に回り相手の体の前で相手の両腕を交差させ、
    相手の左手首を自分の右手、相手の右手首を自分の左手で
    それぞれ掴む。その体勢のまま相手を肩車の容量で
    担ぎ上げ・・・・!

    両腕ホールドの為受身不能である必殺のバックドロップ
    がジャンを意識喪失の海へと叩きこんだ・・・

    アルミン「ジャン!!!!!しっかり!!」

    ジャン「  」白目

    アルミン「ミカサ!!!今のは全く手加減が感じられなかった!!
         死んでしまったらどうするの!!?」

    ミカサ「本気でやってはいない・・・死にはしないはず・・・
        それにこれくらいで死ぬのなら・・兵団でやっていこうとは
        思わない方がいい・・(訳:エレン以外はどうでもいい)」

  31. 33 : : 2013/12/30(月) 01:13:31
    ライナー「俺も折角だからミカサに手合わせ願うかな・・・
         おい、お前はどうするベルトルト?」

    ベルトルト「あぁ・・・僕は・・その・・・」

    ライナー「折角その身長があるんだ。まあ普段の訓練でも
         充分な結果を出しちゃ居るが・・お前ももうちょっとあいつらみたいに
         意地を見せないとな・・それくらいできなきゃ”兵士”失格だぞ」
         ザッ・・・

    ベルトルト「・・・っ・・」


    ライナー「次は俺だ!!構わないな?」

    ミカサ「構わない(早くエレン起きないかな・・)」
  32. 34 : : 2013/12/30(月) 01:14:34
    ライナーの背中を見送るベルトルトが抱くのは
    自らに向けた戒めの言葉と深い憎しみだった・・
      
    ベルトルト「(いつもそうだった・・)」

    ベルトルト「(戦士の宿命とやらを嫌が応にも押し付けられ、
           戦士として”向こう側の人間”は全て悪魔の末裔、
           同じ人間と思うなとまで教え込まれ・・・)」

    ベルトルト「(あんな事をして・・・!どれだけの人間が
           死ぬかなんて自分でも分かっていたはずだ・・・!
           それだけの事をする為に自分を必死に押し殺し・・・
           できるだけ自分の感情そのものを持たないように生きてきた・・)」

    ベルトルト「(その結果がこの有様だ・・・自分を抑えて生きようとする結果
           その重圧は最も傍で支えてくれていたライナー自身の
           人格すらおかしくしてしまった・・!それは決して
           僕だけが理由であった訳ではないのかも知れない・・だが・・)」

    ベルトルト「(ライナーにせよ、僕にせよ一つだけ言える事がある・・・
           エレン・・君にあの日言われた通りだ・・・!僕は・・・!)」
  33. 35 : : 2013/12/30(月) 01:17:01
    -ある日の午後・訓練兵団野外訓練場-

    エレン「・・・いや・・・改めていうのもなんだが・・・
        つくづくお前って・・ライナーの腰巾着だよな・・・
        それだけの体格を持ってるってのによ・・・
        ちょっと気を抜いた拍子に俺みたいな身長の奴に投げ飛ばされて・・・
        くやしかったりなんか・・しねーのかよおい・・・」

    ベルトルト「・・・・・」ムクッ・・パンパン
    (立ち上がり、土ぼこりを払いながら)

    エレン「お前を見てるとよ・・・どうしても・・自分の為に
        何かしようって感じが無くてよ・・・イライラしてくるんだ・・・!
        たまには鏡を見てみろよ・・・これで兵士が務まるのか?
        ってくらい見事にシケた面してやがるから・・!」

    アルミン「ちょっとエレン!?いくらなんでも悪口が過ぎるぞ!」ダダッ

  34. 36 : : 2013/12/30(月) 01:19:42
    ライナー「相当ムシの居所が悪いようだな・・エレンの奴・・おい、
         大丈夫だったか、見事な背負い投げが決まったようだったが・・」

    ベルトルト「ああ・・ちょっと・・集中できなかっただけだ・・
          それに受身も取れる投げ方だったから・・・別になんとも無い。」

    ライナー「ありゃあアニの直伝だな・・エレンはアレで技術の吸収と
         鍛錬への貪欲さは兵団随一だからな・・・最近はそのアニからも
         全く有効な一本を取れてなかったし、元々
         対人格闘でも俺やミカサに次いで優秀な方なんだお前は・・・」
         
    ベルトルト「・・・・」

    ライナー「その上体格でも圧倒的に不利なもんだから、
         思った以上に簡単に技が決まってしまった肩透かし感に
         怒りが爆発したんだろう。あの状況じゃ・・・ある意味お前が
         手加減をして勝ちを譲歩したようにもとられかねんぞ・・・」

    ベルトルト「すまない・・そんなつもりじゃなかったんだ・・ただ・・・」

    ライナー「俺に謝るな。それにエレンにも間違っても謝るなよ。
         あいつの怒りの撃鉄は通常と異なる。だがこれで今期の
         対人格闘戦績はエレンがトップだな。
         -・・・ミカサを除外してだが。」
         
  35. 37 : : 2013/12/30(月) 01:21:37
    ベルトルト「エレンはー・・、アニにも敵わなかったんだろ・・?
          じゃあ次点のトップは・・」

    ライナー「ああ、ソレを言い忘れてたな。アニは今日・・サボりだ。
         それで余計にあいつも腹が立ってるんだろうな」 

    ベルトルト「・・・!(・・・僕は・・自分が何故今日本調子じゃないのか
          という理由にまで気が付いてなかったのか・・)」

    ライナー「まあ許してやれ・・・あいつも悪気が
         あった訳じゃないんだろう・・とはいえ、お前が
         誰かを許さないなんていうほど激昂したところを
         俺は知らんがな。」

    ライナー「エレンの言う事ももっともだ。人類を守る為、町を、
         壁を死守する為に心臓すら捧げようってのが兵団の信念だが・・・
         俺達が人間である以上、命をかけるのには必ず理由が要る。
         それも”自分の為の”物がだ。 それが残された家族であれ、
         自分自身であれ、思い人であれ・・・そんな事は人それぞれ
         なんだっていい・・とにかく”自分がしたい”事を見つけるのが
         重要だ・・・」
  36. 38 : : 2013/12/30(月) 01:23:05
    ベルトルト「ライナー・・・君は・・・今・・・」

    ライナー「俺達にはもうそういったものが無いんだ・・・
         残されたものは故郷という希望と・・志共にする
         ”仲間”だけだ。”戦士”として・・・
         自分が心から命をかけられるだけの戦う理由を・・・
         見つけておかないと・・次の侵攻まで持たんぞ・・・」

    ベルトルト「あぁ・・・そうだったよ・・・そうだった・・・
          僕も・・ライナー、君も・・・戦士であって兵士ではない・・・」

    ライナー「分かってるならそれでいい。さぁ、宿舎に戻るぞ。
         話し込んでる内にすっかり終了の時刻だ。」

    ベルトルト「(僕は・・・!)」

    -----
    ----
    ---
    --
  37. 39 : : 2013/12/30(月) 01:25:27
    ベルトルト「(僕はー・・!)」

    ベルトルト「(自分の為に・・・今、アニに命を懸けて
           ぶつかってみせる・・・・!)」

    ザッ・・ザッ・・・・   

    ライナー「くそっ・・やはりあいつ化け物だ・・!!
         技とか使わずに普通に放り投げやがって・・・!!」

    ライナー「ベルトルト・・?!お前何を・・・!」

    ベルトルト「ライナー、木太刀を・・貸してくれないか・・・」

    ライナー「・・・お前・・まさか・・・!」
    木太刀を柄のほうからベルトルトに渡し

    ライナー「やるんだな!?今・・・!ここで!」

    ベルトルト「ぁあ・・・!僕はもう決して逃げない・・・
          自分の気持ちから・・!そして・・戦士として
          自らの為に命を懸け・・・!最後までその責任を果たす・・・!」
  38. 40 : : 2013/12/30(月) 16:20:19
    ジャン「お、おいベルトルトだぞ!?ベルトルトがアニに・・
        対戦を申し込む気だぞ!」クソ・・イテテ
       (やっと意識が戻った)

    コニー「な・・なんだって一体あのベルトルトが・・・!?別に
        戦う理由もないだろ!!」

    トーマス「そうだ!何故そんな無謀な賭けを・・・!戦績で見れば
         サボりの分だけ順位が落ちてるが・・本気を出したら
         あのミカサとも互角といわれるアニに・・・・!」

    ミカサ「・・なら・・あなた達は何故さっき自らの危険を顧みず
        アニにぶつかっていったの・・?」ヌッ・・

    コニー「!ぅわあ!!!」ビックゥ

    ミカサ「だいたいなにかおかしいとは思っていた・・
        アルミンが事前に話を持ってきたのもひょっとして・・」ゴゴゴゴ

    コニー「そっ、そんな事より今はあっちだ!ベルトルト、
        あいつ一体なんで・・!」
  39. 41 : : 2013/12/30(月) 16:24:35
    アニ「へぇ・・・・誰かと思えばあんたがトリなんだ・・・」
       
    ベルトルト「(アニと・・・これは一体どれ位ぶりの会話だろう・・・!
           声を出せ・・・!滅多にないチャンスなんだぞ・・!!)」

    ベルトルト「アニ・・組み手・・やらないか・・・・」

    コニー「うほっ・・・いい宣戦布告!!」

    トーマス「ちょっとバカは黙っててくれ!!」

  40. 42 : : 2013/12/30(月) 16:25:43
    アニ「いいのかい・・?ホイホイ掛かってきて・・・
       私は立場上あんたが相手でも手心は加えないしそれに・・
       ソレ相応の条件があってのことなんだろうね」

    ベルトルト「全部だ・・・」

    アニ「・・・・何だって?」

    ベルトルト「僕が負けたら・・・兵団解散式までの全ての
          当番を君の代わりに行おう・・・それでどうだ」

    アニ「なめられたもんだね・・・しかしそれじゃあんたの前に
       散っていった奴が背負った条件までないがしろにしてない?」

    ベルトルト「・・・・」

    アニ「いいよ、分かった・・やろう。・・けど
       そろそろかったるくなってきたし・・・悪いけど手加減は期待
       しないで欲しい。一気に決めさせてもらうよ」



    アルミン「対戦成立だ!!」

    マルコ「ベルトルトが自分の意思で格闘訓練で挑みにいくなんて・・!」
  41. 43 : : 2013/12/30(月) 16:30:59
    ベルトルト「-・・フー・・・・・フゥー」

    アルミン「しかしダメだっ!まるで呼吸が落ち着いてない!!
         あんな状態じゃ・・!」

    アニ「ちょっとあんた・・大丈夫?」オズオズ

    ベルトルト「ふーー・・」

    ベルトルト「ふーーー・・!」トントン

    アニ「とッとと初めて仕舞にしよう・・・」ススッ

    ベルトルト「ふーーーーッ・・・・
          
          ・・・・いくぞ」

    ドンッ

    アニ「っ・・・!!!?」ゾワッ

    瞬時、ベルトルトの長身が低く屈むような姿勢を
    とったかと思うと、蹴った地面が爆発したのかとさえ思える
    くらいの轟音とともにその巨大な砲弾がアニへと一直線に
    突っ込んでいった。手にした木太刀で狙うのはアニの心臓・・!
    に位置する場所としか見ている側からは捉えられなかった。
    初撃の突きをすんでのところでかわしたアニだったが、
    続く連撃には落ち着いた対処ができるところまで
    焦燥が薄れていた。
  42. 44 : : 2013/12/30(月) 17:17:26
    アルミン「やっぱりアニは強い・・!流石に最初の一撃に突然見せた
         ベルトルトの気迫は凄まじかった・・・
         けど、冷静さを取り戻したアニに死角なんてない・・・!」

    ジャン「しかし的確に心臓のみを狙いにいってる・・・!
        ライナー、あいつあんな顔もできるんだな・・・・」

    ライナー「いや・・・!あいつがあんなに感情を表に出すなんて事は
         滅多にない・・・!まさかあいつとうとうアニに・・・!」

    アルミン「・・・・」
  43. 45 : : 2013/12/30(月) 17:18:16
    コニー「何、何だって?とうとう何をするって言うんだよライナー!」

    ジャン「ああっ!!?まさかあいつって・・・アニだったのか!!?」

    アルミン「気づいてなかったの皆・・・・」

    トーマス「じゃあベルトルトがアニに勝負をもちかけたのは・・・・!」

    ライナー「ああ・・きっと、とうとう自分の想いを告・・・」

    ジャン「あいつも俺達の同志だったって事か!!!
        くそっ!!!こうしちゃいられねえ!!!
        おいお前ら!!俺達は仲間を一人で戦わせろと
        学んだか!?このままじゃ本当に目的も果たせない、
        仲間の背中を押すこともできない
        腰抜けになっちまうぞ!!」

    アルミン「そ、そうだ!まだベルトルトが
         最後の希望なんだ!!」

    ライナー「・・・・・」ナンダコレ

    トーマス「ベルトルトを援護するんだ!!」

    コニー「応援するぞーー!!」ワァァ

    マルコ「な、なんかよく分からないけど頑張れ!!
        ベルトルトー!!」
  44. 46 : : 2013/12/30(月) 17:20:33
    ベルトルト「(声援ーー・・?この僕に・・
           だれか声援を送っている人が
           居るって言うのか・・?信じられない・・・
           しかし・・状況は絶望的だ・・アニはすっかり
           平静さを取り戻した・・・このまま木太刀でいっても
           すぐに手痛いカウンターが来る・・・!
           なら・・・!)」

    アニ「(あんたは・・・何を考えてるのか
        良く分からない奴だったけどそんな顔も
        出来るんだね・・でももう終わりだ・・
        次に隙を見せたら・・・・・・・
        ーーー・・?)」
  45. 47 : : 2013/12/30(月) 17:21:43
    ベルトルト「・・・」カランッ・・



    アルミン「木太刀を捨てた・・・?!」


    アニ「へぇ・・あんたはそうくるんだ・・・
       ますますもって何を考えてるのか興味が湧いたけど・・
       もう面倒くさいね、正直。」ススッ


    トーマス「あの構えは・・!くるぞ、足技だ!!
         気をつけろベルトルト!!」

    アルミン「いや・・ちょっと待て・・何か様子がおかしい・・・
         ベルトルト・・その間合いはもうとっくに
         危険地帯だ・・!早く身を引かないと・・!」
  46. 48 : : 2013/12/30(月) 17:23:26
    エレン「・・・んあ・・・?っくっそ・・・
        頭がガンガンする・・!!」ゴシゴシ

    アルミン「エレン!!目が覚めたのか!!」

    エレン「ああ・・状況はどうなってる?
        誰かあいつらから一本取れたのかよ。」

    アルミン「いやまあ・・一本取るというか
         皆エレンと目的は違うから・・
         しかしそれでも惨敗さ・・・!
         まるであの二人に隙はない・・!
         それより今は・・・!」

    エレン「ぁあ?なんだ皆して・・・アニと・・
        あれは・・・・なっ・・?!
        ・・・・・ベルトルトだと!!??
        な、何であいつが!!!」

    アルミン「(説明は簡単だけどエレンはこういうの
         面倒くさいから・・黙っておこう・・)」
  47. 49 : : 2013/12/30(月) 17:25:20
    そのとき二人を中心に、それを取り巻く
    ギャラリーにまで衝撃が走った。衝撃といっても、
    物理的に何かが破壊される音でもなく
    物体的な何かが作用するものではなかったが・・・
    確実にその場の空気が別の物に変わったのだ。
    変わったのは空気の温度・・・原因は言うまでもない、
    アニ自身の放つ凄まじい殺気だった。
  48. 50 : : 2013/12/30(月) 17:26:30
    エレン「ヤロウ・・・タブー中のタブーに触れやがった・・・」

    アルミン「こ、この距離で何を言ったか聞こえたの?!
         何かベルトルトがアニに語りかけたように
         見えたけど・・!」

    エレン「ライナーが挑発した時と同じだ・・・!
        奴は恐らくアニのもっとも触れてはいけない
        場所に触れた!!」



    アニ「・・・・御託はやめだ・・・さっさときなよ・・・
       でなけりゃこっちから・・・」ゴゴゴゴ

    ベルトルト「(まだだっ・・まだ足りない・・・!
           クソっ・・・かくなる上は・・)」ススッ

    アニ「!!?」

    アルミン「あ・・あれは!!?アニと同じ構えだ・・・!!」

    エレン「いや・・、良くみろアルミン、軸足と腕の向きが
        逆だ・・・俺でもわかるぞベルトルト・・・それは・・・
        それだけはマズイ・・・・!
        何考えてるんだあの野郎は・・・!!」
  49. 51 : : 2013/12/30(月) 17:28:26
    アニ「・・・・・・・」

    ベルトルト「・・・・・・」

    ズ・・ズザ・・

    二人の距離が徐々に縮まっていく

    アニ「ッぅあああああああ!!!!」ブオンッズガッ
  50. 52 : : 2013/12/30(月) 17:28:52
    周囲のギャラリーは完全に絶句していた。ソレほどまでに

    アニの放つ殺気は見ているものの肌に突き刺さり、

    萎縮させるだけに充分な危険さをはらんでいた。

    そしてノーモーションともいえるほどの勢いで放たれた

    左回し蹴り・・回転で威力を格段に上げているが、

    素人目にはアニが一瞬三面六臂の鬼神に見える程の

    高回転で放たれたその回し蹴りは・・、

    避けるのにも間に合わなかったベルトルトの防御に

    突き出した腕をなぎ払った
     
     
  51. 53 : : 2013/12/30(月) 17:30:27
    アルミン「受けちゃダメだッ!腕を持っていかれるぞ!!!」

    エレン「いや、ギリギリのところで受け流してる。だが
        それでも力を逃がしきれてない・・相当今のは
        嫌な音だったぞ・・・!」

    ジャン「アニの・・・あんな声初めて聞いたぞ俺ァ・・」
        タマヒュン

    コニー「あぁ・・・俺達自身もあんなのの戦意を煽って
        戦いを挑もうと思ってたなんて・・・」
        タマヒュン

    マルコ「アニの本気なんて滅多に拝めないけどこれは・・」
        タマヒュン
  52. 54 : : 2013/12/30(月) 17:31:21
    アルミン「ああ・・あまりに無謀だ・・!
         最悪、本当に殺されてしまう・・!
         それほどまでに彼女にとっては・・・」

    エレン「親父さんに叩き込まれたスタイルを
        侮辱されるような事は許しておけないんだろう・・
        だがベルトルト・・お前は・・・」
  53. 55 : : 2013/12/30(月) 17:32:20
    ドッ!!ズドッ!!ドガッ


    スタミナというものがあるのかどうかすら怪しい怒涛の連撃が

    主にベルトルトの上半身、とりわけ頭部目掛けて振り回される。

    ベルトルトは全てを奇跡的に受け流す形で捌いてはいるが、

    エレンの目測どおり、力量の移動に追いついていないため、

    ほぼ普通に防御しているのと変わらない重撃が

    ベルトルトの両腕はおろか、精神までへし折ろうとしていた
  54. 56 : : 2013/12/30(月) 17:33:23
    アニ「あァっ!!」

    ズドン!!

    アニ「うわァッッッ!!!」

    ベルトルト「っ・・!ぐぁっ・・・!!」

    アニ「終わりだっ・・・!!」フー・・・フー・・・!!
    グッ・・・

    ベルトルト「(こんな・・・こんなに重いのか
           アニの蹴りは・・・!!!こんなのを
           エレンはいつも脚に受けて
           立ち上がってたっていうのか・・・!!)」

    アニ「死になっ・・・!!!」グラッ・・・

    ベルトルト「っ!!」バッ
  55. 57 : : 2013/12/30(月) 17:36:07
    連撃に次ぐ連撃により目減りしていたアニの

    スタミナにもようやく底が見え始めたその時、

    止めに繰り出す大きな一撃の予備動作を支えるのに、

    一瞬軸足が重心を維持できなかったのを

    ベルトルトは見逃さなかった。しかしそれで威力が

    半減されていようとも、まともに受ければ充分致命傷と

    なりうるアニの渾身の回し蹴りを・・ベルトルトは

    両腕でもって側面で完全に受けに行く形をとった。


    当然の事ではあるがモーションが大きい足技を

    真正面から防御するというのは徒手格闘において

    そもそも自殺行為であり、相手が本気であった場合

    腕で受けようものならばその腕は簡単に

    へし折られてしまう事さえある。

    それだけの凄まじい重みがベルトルトの両腕を押し込み、

    両肩を伝ってその激痛を稲妻の如く視覚化させる勢いで

    ベルトルトの意識を揺さぶった。
  56. 58 : : 2013/12/30(月) 17:37:16
    ベルトルト「っぐ・・・!!あぁぁああ!!」ズドッメキメキ
          
    ベルトルト「(この感触は・・肋ごといった・・・!!だが・・!!)」

          ガシッ・・

    アニ「っ!!??」ガクッ・・

    ベルトルト「捕まえたぞ・・・アニ・・・!」

    渾身の力を込め、死に物狂いでアニの片足をホールドする事に
    成功したベルトルトだったが、既に体力の限界が近かった。
  57. 59 : : 2013/12/30(月) 17:38:44
    エレン「すげえ!!あのアニの片足を封じやがった!!
        そのまま投げ飛ばしてやれ!!ベルトルト!!!」ゥオオ!

    ベルトルト「う・・っ・・ぐあっ・・・!」ガクッ

    アルミン「ああっ!!やっぱりさっきの音はっ・・!
         腕を折ってるんだ!!抑えきれないよこれじゃあ!!」

    アニ「っ・・・!!」

    片足のホールドだけは死に物狂いで解かずに踏ん張った
    ベルトルトであったが、僅かに力の緩んだ瞬間、それを
    察知したアニは残る片足でホールドされた脚をくの字にまげつつ、
    ベルトルトの側面に飛んだ。痛みに屈むベルトルトの頭部に
    腕を回しーー
  58. 60 : : 2013/12/30(月) 17:39:39
    エレン「まずい!!ヘッドロックだ!!このままだと
        裸締めにもってかれるぞ!!」

    アルミン「・・・?!チョークスリーパー・・・・?
         まさか・・!」

    ベルトルト「ぐっ・はぁ!!!」バッ


    エレン「ああっ!!バカが!!脚を離しやがった!!終わりだ!!」

    ジャン「や・・やりやがった・・・!ベルトルト・・・!
        やっぱりお前は・・・!」

    トーマス「あのアニから初めて足技以外で・・・!」

    コニー「それもあの体勢・・・・!!」

  59. 61 : : 2013/12/30(月) 17:44:19
    ギリギリギリ

    アニ「散々人のことコケにしてくれやがって・・・
       どうだい・・自分よりこんなに身長の低い女に
       意識を持ってかれる気分って奴は・・・」

    アニの体が後ろからベルトルトにおんぶする体勢でしがみつき、
    両足でしっかりとホールドしつつ確実に組んだ腕で
    頚部を締め付けていく。

    ベルトルト「あ・・・・・・!がっ・・・!!」

    ベルトルト「(アニの蹴りは正直死ぬほど痛かった・・・!
           そして首を絞められて意識を持ってかれるのも予想以上に
           苦しい・・・!!しかしこれは・・・・!!!!)」

     
     
  60. 62 : : 2013/12/30(月) 17:49:33
    ベルトルトの背面に押し付けられたアニの前身の柔らかさは気道を

    締め付けられる事による窒息よりも急速に

    ベルトルトの意識を奪っていった。パーカーと

    羽織った隊服を隔ててもなお、充分な重量と

    圧迫感を感じさせる胸部の双丘も、強烈な足技を繰り出す為に

    大腿を支えるしなやかなインナーマッスルも、

    その麓に位置する局部ですらも今全ての部位が

    ベルトルトの全身を逃がすまいとばかりに渾身の力で以って

    締め付けてきているのだ。更にアニの髪から香る洗髪料の

    かぐわしい香りとパーカーから滲み出る異性独特の

    甘い芳香、自らの隊服からするものとはまた

    少し違った隊服の匂いがベルトルトの脳内を極彩色に染め上げた。

    それらは決して男子宿舎の中で出会える類の物ではなかった。

    ベルトルトはあらゆる意味で昇天寸前だった。
  61. 63 : : 2013/12/30(月) 17:50:32
    ベルトルト「ァ・・ニッ・・・・!!」

    アニ「今更命乞い・・?」ギリギリ

    ベルトルト「身っ長を・・バ鹿にして悪かっ・・・
          た・・!!それか・・ラ・・・」

    アニ「よく聞こえないよ・・なんだって?」ギリギリ

    ベルトルト「あ・・リガトウ・・・」ガクン・・・
          (もう・・悔いなんてない・・・!!)
  62. 64 : : 2013/12/30(月) 17:51:26
    ジャン「ベルトルトーッ!!!」ダダダ

    アルミン「しっかりするんだベルトルト!!」

    トーマス「ついにやったな!!お前は真の男だ!!!」

    エレン「負けはしたが・・・!見直したぜ・・
        お前はあんな顔も出来るんだな・・!」

    ライナー「いや・・絶賛気絶中だぞ・・・」


    マルコ「しかし・・・なんて幸せそうな顔だ・・・!」



  63. 65 : : 2013/12/30(月) 17:52:38

     
     
     
    アニ「ねえ・・・・」

    ミカサ「なに?」

    アニ「なにこれ」

    ミカサ「さぁ。私には理解できない。」

    アニ「私もだよ。勝ったのは私なんだけど・・」

    アニ「まあいいか・・これで解散式まで私を縛るものも
       随分減らす事が出来た。」

    ミカサ「・・・・」ジー

    アニ「何か私の顔についてる・・?」

    ミカサ「アニ・・なんか嬉しそう・・」
  64. 66 : : 2013/12/30(月) 17:53:39
    アニ「はっ・・・・!!?なんで嬉しそうなの!?
       本気で私怒ってたよねさっき!なんで嬉しそうにみえるの!?」

    ミカサ「焦ると口数が多くなる・・とても・・わかりやすい」

    アニ「あんたとは話が合わない。」フンッ・・

    ミカサ「私はエレンやアルミン以外とは・・あまり話をしないから・・
        よくわからないけど」

    アニ「・・・?」
  65. 67 : : 2013/12/30(月) 17:55:30
    ミカサ「ベルトルトは・・多分本気であなたを怒らせるつもりは
        無かったように見える・・・むしろ・・」

    アニ「あー・・はいはい。。いいよもう別に・・・
       どうでもよくなっちゃったから・・怒るのも馬鹿馬鹿しい・・
       (そういえばあいつと話をしたのは・・どれくらいぶりだろうかね)」


    アニ「(あの感触は間違いなく腕ごと2,3本はいってるかな・・
        まあ、すぐ”治せる”だろうけど・・・
        後で謝りにくらいは行ってやるか・・・
        少しやりすぎたのも事実だし)」



    アニ「ふーー・・・    面倒臭い。」


          -end-
  66. 68 : : 2013/12/30(月) 18:04:26
    またもや短いですが以上で此方の短編は
    幕引きとさせていただきます。いやあ、
    訓練兵団、いいですよね!キャラも多いし
    ドタバタ動かせるし、話を考えると暇がありません!

    個人的には生まれた時代背景もあったので、性転換ネタで
    面白い話をいくつか思いつきそう!とおもったところ
    でしたが、そこはさすがss note!もう既に超絶
    面白いソッチ系のネタに手を出しておられる先立ちの
    方々が居られたため
    (というよりssでは寧ろ転換は鉄板??)

    執筆よりも閲覧でお腹一杯な状態です。

    さて、執筆は遅いながらも続けていちたいと思う
    今日この頃。次回はまた時系列を2作目に戻し、
    エレン・ハンジさん系で
    (ハンエレっていうんでしょうかこの場合は)
    行こうと思っています。

    それでは、閲覧、どうもありがとう御座いました!!!
  67. 69 : : 2014/01/10(金) 22:24:44
    ベルトルトが何故かこんなに熱いw
    面白かったです。
  68. 70 : : 2014/01/12(日) 01:55:33
    >>69
    あ、ありがとう御座います!
    おふざけ全開でやったものだから
    正直誰の目にも留まらないと思っていたので
    コメント頂けるとは感無量です!!
    ベルトルさんはどうしても作中
    腰巾着イメージが強すぎて、腰ベルトなんて
    いう酷い称号まで賜っているようだったので
    せめてギャグタッチでもいいので
    日の目を見せてあげたかったのです
  69. 71 : : 2014/11/17(月) 21:24:29
    なんか途中の
    ベルトルト「アニ・・組手・・やらないか・・・・」

    コニー「うほっ・・いい宣戦布告!!」

    アニ「いいのかい・・?ホイホイ掛かってきて・・」

    大草原不可避でしたwwwwwwwwww
    乙でしたw
  70. 72 : : 2014/11/18(火) 08:36:49
    アニゃっぷるさん!w
    コメントどうもありがとうございます。
    いえいえ、こんな限定的なネタにも
    食いついてもらえる上にこれだけ昔の
    物にまで目を通して頂けるなど、
    僭越至極、更に極まれりです´д` ;

    そして空気をよみつつも何気なく
    阿部さんリスペクトで合わせてくるアニ嬢も、
    きっと多少はそちらのジャンルに通じているのでしょう・・

▲一番上へ

このスレッドは書き込みが制限されています。
スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。

著者情報
ne5716

夢馬

@ne5716

この作品はシリーズ作品です

訓練兵団シリーズ シリーズ

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場