ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

募る想いを

    • Good
    • 1

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2018/08/27(月) 12:34:46
    この世界は残酷
    手を伸ばしても届かない時がある
    届いてはいけない時がある

    たとえどれだけ力強く手を握っても
    簡単に解けて行ってしまう残酷なこの世界

    だけどその中で人は恋をして、悲しんで、そして笑い合う
    そして私もその中の一人
    たとえ好きになった人と少しの間しか居られなくなったとしても

    私は────────。
  2. 2 : : 2018/08/27(月) 13:08:56
    期待!!!!!!!!!!!!!!!
  3. 3 : : 2018/08/27(月) 13:18:44
    期待です!!
  4. 4 : : 2018/08/27(月) 15:04:15
    ありがとうございまァァす!
  5. 5 : : 2018/08/27(月) 15:13:12
    朝、いつものようにご飯を食べて歯を磨いて飼い犬のミルクにご飯をあげる

    「美味しい?」

    ワンっと機嫌良さそうに吠えるミルクを見て私は目を細めた

    「行ってきます」

    玄関を開けて家をでる

    「あ、おはようミカサ」

    親友のアルミンに声をかけられ、成り行きでそのまま学校へ行く

    「アルミンてめぇミカサと二人で来たのか!?」

    「あ、ミカサパンあります?」

    「おはようミカサ」

    いつもと変わらない毎日
    だけど私の心は満たされない

    「あ!今日って天体観測の日だよね」
    「あぁ学年全員が集まって学校の屋上で天体観測するやつな」
    「ミカサも来るでしょ?」

    「・・・うん。行く」




    「・・・早く来すぎたかもしれない。寒くない?ミルク」

    胸元で抱えた愛犬に小さな犬用の毛布をかける
    この寒い冬にミルクを1人で家に置いてくるのには抵抗があったので思わず連れてきてしまった
    もちろんすぐに先生にバレてしまったが基本、天体観測は自由なので許してくれた

    私は星がキラキラと輝く空を見つめる

    「ねぇエレン、あの時の約束。まだ覚えてる?」

    私はそっと目を閉じて
    昔のことを思い出す
  6. 6 : : 2018/08/27(月) 15:35:35
    あれは中学二年生の時の冬のこと

    「おはようミカサ」
    「おはようアルミン」

    私とアルミンでクラスが違うから窓越しに会話する

    「あ、今日転校生来るらしいよ」
    「へぇ・・・」

    こんな年の背に転校生が来るのは珍しい
    正直あまり興味はなかったが友達の少ない私からすれば女の子がいいとも思った

    「はい着席!」

    私達の担任。ハンジ先生が教室に元気よく入ってくる
    先生は私のお母さんの友達だからアルミン以外のみんなの前ではハンジさんと言っている

    「じゃあ今日転校生いるからね〜仲良くしてね」

    何の紹介もなく転校生を席につかそうとするハンジさんにアルミンがツッコミを入れる

    「先生紹介は?」
    「あっ・・・」

    完全に忘れていたらしい
    転校生も不安そうな顔をする
    私もハンジさんとあったばかりの時はハンジさんが怖かった

    「えーとねぇ名前名前〜えー」
    「エレン・イェーガーです」

    名前を忘れられて不満そうにしながらハンジさんの代わりに自分の名前を言った

    「ねぇねぇエレンくん?・・・ってかっこいいよね」

    後ろの女子にそう言われたけど特に何も思わない

    「そう?普通だと思うけど・・・」

    私が返事をした瞬間「あ〜」と溜息に近い声が漏れた

    「お兄ちゃんがイケメンだもんねミカサの家」
    「そう?」
    「うん!すごいよ!スポーツ万能、顔もいい優しい!あ、これはミカサ限定か」
    「うっとおしいと思う」
    「え〜。まぁリヴァイさんシスコンだもんね」

    リヴァイとは私の兄
    正直ウザイ。とてもウザイ。構いすぎ
    そしてアルミンの担任。いつも思うがアルミンが可愛そうだと思う

    私が兄の事を思い出してイライラしていると隣に誰か座る音がした

    「・・・」

    思わずジッと見つめてしまう

    「え?」

    私の隣にエレン・イェーガーが座っていた

    「よろしくお願いします」
    「ん」

    特に興味もなく情もないので短く返事をして持っていた小説に視線を戻した
    どうせそんなに関わらないし、男子だし
    それだけを理由に私は転校生と親しくするのを避けた
    どうせ仲良くなった人はみんな居なくなってしまう
    いつもそう。

    小学校の時の唯一の親友のも、親も、皆私から離れていく
    みんないつも羽ばたいていってしまう
    思い出したら涙が出てきそうになった
    だから私はできるだけ平然を装ってチャイムがなるのを待ち続けた
  7. 7 : : 2018/08/27(月) 15:52:32
    ログインしました鈴カステラです
  8. 8 : : 2018/08/27(月) 16:29:55
    「なぁお前」

    転校生に声をかけられる

    「お前じゃない」
    「・・・名前知らねぇし」
    「・・・」
    「・・・」
    「あ!ミカサ!一緒に帰ろ!」

    その時アルミンが私を呼んだ

    「ミカサ」
    「何」
    「お前さっき」
    「お前じゃない」
    「・・・ミカサさっき泣いてたのか?」

    嫌なことを言われるのかと思ってた
    予想外の言葉が出てきたからつい情けない言葉が出た

    「へ?」
    「さっき俺が席ついた時」
    「あれ・・・ミカサ?と、誰?」
    「あ、アルミン帰ろう」
    「!おい無視すんな!」

    叫ぶ転校生を尻目に早足でアルミンと学校の玄関まで行く

    「いいの?無視して」
    「うん。仲良くなりたくない」
    「・・・そっか」

    アルミンはそれ以上何も言ってこなかった
    私の事を1番理解している、親友は一人で十分だから・・・

    ────翌日────


    学校の朝にて

    「おはようミカサ!」



    「あ!一緒に飯食わねぇ?」

    授業

    「なぁ教科書忘れたから見して」

    放課後

    「一緒に帰ろうぜ!ミカサ!」



    「・・・」

    何故か朝からずっと転校生にストーカーされる
    静かに過ごしていたいのに

    そして声が大きい。うるさい

    「どうした?ミカサ」
    「・・・アルミンと帰るので」
    「あ!・・・くそっ・・・」

    ムスッとしていたがお構い無しにアルミンを迎えに行った

    アルミンの教室へ行くのは久しぶりだ
    いつもアルミンから来てくれるから

    「アルミン・・・迎えにきた」

    ドアを開けようとしたその時、怒鳴り声が聞こえた

    「お前まじうぜぇ!」
    「ミカサによんな!触るな!」

    私の名前が出てきて焦った
    私が原因で誰かが虐められてる?
    恐る恐る覗いてみる

    「え、アルミン?」
  9. 9 : : 2018/08/27(月) 16:52:11
    昼は無理だったわ。受験生の昼は塾で忙しいんだ(´・ω・`)

    ↑無視が安定

    期待ですー!
  10. 10 : : 2018/08/27(月) 17:44:44
    >>9期待嬉しいですー!受験勉強o(・`д・´。)ヵ゛ンハ゛レ !
  11. 11 : : 2018/08/28(火) 00:31:16
    期待です
  12. 12 : : 2018/08/28(火) 07:21:31
    期待どうもです
  13. 13 : : 2019/06/30(日) 20:45:43
    続きを全裸待機

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

このSSは未登録ユーザーによる作品です。

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場