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この作品は執筆を終了しています。

最原「男装女子と言いそびれてもう1ヶ月かぁ……」

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  1. 1 : : 2018/07/19(木) 00:05:52
    才能育成計画軸で最原が先天性女体化。
    王最っぽいので腐向け注意
    キャラ崩壊注意
    それでもよければゆっくりみていってね!
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    最原(僕の名前は最原終一……男っぽい名前だけど正真正銘の女の子だ……男装をしているけど、これは僕の身を守る為でもある。……実は8割型趣味なんだけどね。そんな僕には悩みがある)

    最原(クラスの皆に僕が女の子だと言うのを忘れてしまった……)

    最原(皆僕が女の子だと気づかないまま、約1ヶ月が経過……凄いよなぁ……)

    最原(まぁいい忘れた僕が悪いけど……あ、トイレとかは誰もいない時を見計らって男子トイレで済ませてるよ……)

    最原(そのうちバレるのになぁ……主にプールの授業とかで)

    最原「はぁ……どうしよう……」
  2. 2 : : 2018/07/19(木) 00:32:51
    百田「どうした終一!何か悩み事か?」

    最原「百田くん……」

    百田「何かあれば俺が聞いてやるぜ!俺はお前のボスだからな!!」

    最原「ありがとう、百田くん……少しだけ待ってもらってもいいかな……いつか話すから」

    百田「おう!待ってるからな!!」

    最原(その信頼がとても心に刺さる……)

    最原(こうしている間にも、僕は皆を騙しているんだ……)

    最原(好きで騙してる訳じゃないけど……言えなかった僕にも責任はあるし……)

    王馬「最原ちゃーん!!」(抱きつき)

    最原「うわっ!?お、王馬くん!?」

    王馬「にししっ!最原ちゃん柔らかいなぁ……まるで女の子みたいだよ!嘘だけど!!」

    最原(実は女の子です。と言えたらなぁ……)

    王馬「どうしたの?そこは「僕女の子じゃないから!!」って言う所じゃないの?」

    最原「いや、その……って王馬くん!どこ触ってるの!!?」

    王馬「いいじゃん!男同士なんだし!!減るもんじゃないよ!!」モミモミ

    最原「お尻を揉まないで!!(セクハラだよ!!)」

    王馬「最原ちゃんのお尻柔らかいなぁ」モミモミ

    最原「いい加減怒るよ!!?」
  3. 3 : : 2018/07/19(木) 00:52:21
    oh......期ー待
  4. 4 : : 2018/07/19(木) 08:07:14
    あ、これ安価ない奴?
    それでも作者の作品なら何でも期待するぜ!
  5. 5 : : 2018/07/19(木) 12:51:00
    赤松「あっ!最原くん……って王馬くん何してるの!?」

    王馬「ちぇーもっと最原ちゃんのお尻堪能したかったのに」

    最原「セクハラだよ王馬くん……!!」

    最原(触らせ続けさせた僕もアレだけど)

    赤松「次の授業、移動教室だったよね?一緒に行こうよ!」

    最原「え?うん……」

    王馬「えー?最原ちゃんはオレと行くよねー?というか約束したよね??」

    最原「え?」

    赤松「王馬くん!最原くんが困ってるじゃない!!嘘はよくないよ!」

    王馬「嘘じゃないよ!あ、赤松ちゃんは……お、オレの事信じてくれないんだね……っ!ヴェアアアンヴ(ジュル)ヤェャァァァ↑アイィヤェ↑ヤゥィゥ」

    最原(王馬くんの嘘泣きが始まってしまった……)

    赤松「ご、ゴメンね!疑っちゃって……」

    最原「赤松さん、大丈夫だよ……約束なんてしてないから」

    王馬「なーんだ、引っかかってくれなかったか」

    最原「3人で一緒に行こうよ……はやくいかないと間に合わないよ?」

    赤松「そ、そうだね……(2人で一緒に行きたかったなぁ……)」

    王馬「最原ちゃんがどうしてもっていうなら一緒に行ってあげるよ!(にしし……邪魔する事に成功!)」

    最原(なんだろう……2人とも何かを企んでいるような気がする……)
  6. 6 : : 2018/07/19(木) 15:54:40
    期待です!(*^▽^*)
  7. 7 : : 2018/07/19(木) 19:00:00
    最原「はぁ……」

    最原(今日も皆に真実を言えなかった……)

    最原(6月には体育祭があるし、どの道バレてしまう訳だけど……でもなるべく自分から言い出したい……)

    最原(でも…………皆が受け入れてくれる訳じゃないよね…………)

    最原「…………………………」

    『気持ち悪い』『ありえない』『近寄るな』

    最原(大丈夫……大丈夫……皆なら大丈夫だから……)

    最原「……ぅ」

    最原(息が出来ない……!)ハァハァ

    王馬「最原ちゃん?まだ教室に……最原ちゃん!?」

    最原「おう、ま……く……」ハァハァ

    王馬「最原ちゃん!!……過呼吸か……」

    最原「くるし……」ハァハァ

    王馬「……ちょっと我慢してね」

    最原(意識がぼんやりとする中、唇に柔らかいものが触れたのがわかった……)

    王馬「オレの息を吸って……そう、落ち着いて……」

    最原(王馬くんの優しい声に段々と意識がはっきりとしてきた……)

    王馬「……大丈夫?」

    最原「う、うん……ありがとう……」

    王馬「びっくりしちゃったよ!突然最原ちゃんが苦しそうにしてるからさ!!思わず心臓飛び出しちゃったよ!!嘘だけど!!」

    最原「ご、ゴメンね……心配かけて……もう大丈夫だから……」

    王馬「もー!最原ちゃんが倒れちゃうと皆心配して過保護になっちゃうよー!!授業にならないから絶対に倒れないでよー?」

    最原「う、うん……気をつけるよ……ありがとう、それじゃ」

    最原(王馬くんにお礼を言って僕は寄宿舎の自分の部屋へと戻った……王馬くんがこんなことを呟いていたとは知らずに)

    王馬「過呼吸するほど何かトラウマがあるのかな……何にせよ調べる必要がありそうだね……それにしても……最原ちゃんの唇、柔らかかったなぁ……」ボソッ
  8. 8 : : 2018/07/19(木) 19:29:09
    おっ……
  9. 9 : : 2018/07/19(木) 21:19:42
    最原「………………」

    最原「……………………寝坊した!!」

    最原(僕は朝に弱い。だから何時も7時前に目覚ましをセットしているのに、今日に限って忘れた!)

    最原「さっさと準備しないと……!!」

    最原(サラシを急いで巻いて、服を着る。忘れ物がないか確認しつつ、部屋を出た)

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    最原「ま、間に合った……」

    百田「お!終一!!何だ、寝過ごしたか??」

    王馬「あまりに遅いから風邪でもひいたのかと思ったよ!!嘘だけど」

    赤松「最原くんおはよう!!」

    最原(皆口々に挨拶や心配をしてくれる……やっぱり、勇気を出して言うべきだよな……)

    王馬「………………?」

    王馬(やっぱり昨日から最原ちゃんの様子がおかしいような……何だろう、この違和感)
  10. 10 : : 2018/07/19(木) 21:57:43
    最原(次は移動教室だ……急がないと……!)

    ガッ!

    最原「うわっ!?」

    王馬「わぁっ!!」

    ガタターン!

    最原「痛た……」

    最原(近くにいた王馬くんを巻き込んで転んでしまった……)

    ムニッ

    王馬(……?何か柔らかいものを掴んでる……)

    王馬(そっとその手の先に視線を向けると……最原ちゃんの胸を掴んでいた……)

    王馬「…………!?」

    最原「?王馬くんどうし……っ!?」

    最原(転んだ拍子にサラシが解けたらしく、圧迫から解放された胸を王馬くんの手が掴んでいた……)

    王馬「さ、最原ちゃん……??」

    最原「……っ!!」

    最原(僕は恥ずかしくなって思わず寄宿舎の自分の部屋へ走って逃げてしまった……)

    王馬「………………女の子??」

    王馬(とりあえず……このまま授業にはいけないな……サボろう。コレ静めてこないと……)

  11. 11 : : 2018/07/19(木) 22:05:00
    おっ・・・・・?
  12. 12 : : 2018/07/19(木) 22:08:49
    あ・・・・・(察し)
  13. 13 : : 2018/07/19(木) 22:43:46
    最原「どうしようどうしようどうしよう!!今ので絶対に王馬くんにバレた!!よりにもよって1番知られたくない人に……っ!!」

    最原(怖い。怖い怖い怖い怖い。軽蔑されるのが怖い馬鹿にされるのが怖い皆の信頼を壊してしまうのが怖い見放されるのが怖い)

    最原「どうしたらいいんだろう……っ」

    ピンポーン!

    最原「っ!?だ、誰……?」

    最原(王馬くんだったらどうしよう……このまま出ない方がいいかな……)

    ガチャガチャ……カチャリ

    最原「え」

    王馬「やっほー最原ちゃん!!」

    最原「お、王馬く……」

    王馬「そこまで怯えられるとは思わなかったよ……安心してよ、オレは何もしないし言いふらしたりもしないからさ!嘘じゃないよ!!」

    最原「……ホントに?」

    王馬「最原ちゃん。オレの目を見て」

    最原「……信じる」

    王馬「うんうん。で、聞きたい事があるんだけど……最原ちゃんって本当に女の子……?」

    最原「……そう、だよ……普段はサラシで胸を潰してるけど……今日は寝坊しちゃってたから巻き方が甘かったんだとおもう……」

    王馬「(オレ……女の子相手に身体中触りまくってたのか……変態じゃん!!)なるほどね……事故とはいえ、思いっきり掴んじゃってゴメン!!」

    最原「お、王馬くんが謝る事じゃないって……言い出せなかった僕の責任だから」

    王馬「……ひょっとして、それが過呼吸に繋がったトラウマ?」

    最原「……」(頷く)

    王馬「そっか……自分の性別を意図的じゃないとはいえ、言えなかったからか……」

    最原「……前に1度、正直に話して……け、軽蔑された事があって……っ」

    王馬「言わなくていい。言わなくていいから……」

    最原「……皆にっ、軽蔑されるのが、こ、怖くて……っ」

    王馬「大丈夫だよ……皆受け入れてくれるよ」

    最原「ホントっ?」

    王馬「うん!だってオレは最原ちゃんが男だろうと女だろうと最原ちゃんに変わりないって知ってるからね!嘘じゃないよ!!」

    最原「ありがとう、ありがとう王馬くん……っ」

    王馬(可愛い……まさか最原ちゃんが女の子だったなんて……嬉しい誤算だね……)ニシシッ
  14. 14 : : 2018/07/19(木) 22:49:54
    oh・・・・・・・・・・・・期待
  15. 15 : : 2018/07/19(木) 23:12:07
    翌日

    最原「……よし、皆に言わなきゃ……」

    赤松「あ、最原くん!どうしたの?」

    アンジー「皆集まったよー?何か言う事あるのかなー?」

    入間「こう見えてオレ様は忙しいんだが……て、テメーの話だし、聞いてやるぜ……」

    百田「もしかして、ずっと悩んでた事か?」

    最原「……うん。ずっと皆には黙ってたんだけど……僕、女の子なんだ」

    茶柱「ええっ!?最原さん女子なのですかっ!!本当に女子なのですかっ!!!?」

    天海「………………」(びっくりしてる)

    星「そうか……そういう事か……」

    東条「そうだったの……」

    赤松「え、ええっ!?さ、最原くん女の子だったの……?」

    アンジー「びっくりくりー!」

    王馬「そりゃ戸惑うかもしれないけど……最原ちゃんは最原ちゃんでしょ?別に性別なんてどっちでもいいでしょ。どっちにしたってオレ達の知る最原ちゃんなんだからさ!」

    夢野「そうじゃな……例え性別が違くともウチらの知っている最原じゃ」

    キーボ「そうですね!その通りです!!」

    ゴン太「ゴン太、バカだからよくわかってないけど……最原くんは最原くんって事でいいんだよね!!」

    春川「……王馬、その言い回しだと最原が女だと知ってたんじゃないの?」

    王馬「……まぁね!」

    最原「王馬くんは……皆より先に話したんだよ……」

    百田「……ボスの俺より先に相談してたってのが気に食わねぇが……終一は終一!!それでいいだろ!!」

    最原(よかった……皆受け入れてくれて……本当によかった……)
  16. 16 : : 2018/07/19(木) 23:25:28
    ワーイ↑ハッピーエンド↑ダァー↑
  17. 17 : : 2018/07/19(木) 23:41:23
    王馬(突然だけど、オレは最原ちゃんに恋をしている)

    王馬(まぁ誰も気付いてないだろうし、一生口にする事もないだろうなぁと思ってた矢先の最原ちゃん女の子だった事件。天はきっとオレの味方をしてくれているんだね!!だってオレはいい子だもん!!嘘だけど!!)

    王馬(え?最原ちゃんを好きになったきっかけ??……うーん言いづらいんだけどさ……一目惚れなんだよねー!!)

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    1ヶ月前 入学式

    王馬「才能のある高校生が集まる学校ね……ま、つまらなくなさそうだよねー!!」

    王馬(面白くなりそうだなーって思って希望ヶ峰学園の門をくぐってすぐに、最原ちゃんと出会った)

    最原「…………」

    王馬(舞い散る桜の花びらの中で眩しそうに校舎を見つめる彼女の姿に見惚れてしまっていた)

    王馬「…………」ドキッ

    王馬「(ドキッ?な、何だろうこの感情……)」

    王馬(いやーオレも若かったよねー!!今まで恋をしてこなかったんだもん!!というか興味がわかなかったんだよねー!!という訳で最原ちゃんがオレの初恋の相手ってわけ!)

    王馬(それで教室に向かった時、最原ちゃんも同じ組にいて思わずガッツポーズしちゃったね!……名前で男だと思っちゃったけど)

    王馬(だからこそ悩んだよねー……男同士なんて気持ち悪いし……諦めようと思ってもオレのプライドが邪魔して中々諦められないし、そうこうしてるうちに最原ちゃんがモテ初めて悔しいから一生懸命アピールした!嫌われないように努力したのって最原ちゃんが初めてだよ……)

    王馬(本当に女の子だとは思わなかったけどさ……にししっ!オレってば好きな人は首を絞めてでも振り向かせたいタイプなんだよねー!……絶対にオレのものにしてあげるから)
  18. 18 : : 2018/07/20(金) 09:39:42
    天海「最原くん!!」ガシッ

    最原「えっ!?あ、天海くん!!?」

    王馬「!?」(思わず隠れる)

    天海「以前から言おうとして躊躇っていたんすけど……最原くんが女性だと告白してから言う決心がついたんす!!」

    最原「な、何かな……?」

    王馬(くっそ……まさか天海ちゃんに先を越されるなんてっ!!というかまさか天海ちゃんも最原ちゃんを狙ってたなんて!!どうやって邪魔してやろう……)

    天海「最原くん……俺の妹になってくれないっすか!!」

    最原「えっ!?」

    王馬(……あっ、これ邪魔しなくても大丈夫な奴だ……)

    天海「最原くんは俺の理想の妹っす!!」

    最原「え?あ、うん……??」

    王馬(焦ったー……でもこういう輩が増えないとも限らないから警戒しとかないと……)

    最原「……あれ?王馬くん?」

    王馬「っ!!」ビクッ

    最原「どうしたの?こんな所で……」

    王馬「い、いやーちょっと探し物してただけだから!もう見つかったから大丈夫!!じゃ!!」

    最原「あ、王馬くん……」

    天海(……王馬くんにしては下手くそな嘘っすね……)
  19. 19 : : 2018/07/21(土) 16:30:23
    王馬(もー……敵前逃亡なんてオレらしくないよー!!)

    逃げ出してしまった事に頭を悩ませつつ、外に行こうと玄関ホールに向かうと、人の気配を感じて思わず隠れる。1人の女子生徒が誰かの靴箱に手紙(恐らくラブレター)を入れている瞬間を目撃する。

    王馬(あれは……先輩かな。同級生の中にあんな地味な女の子いなかったもんねー……あ、白銀ちゃんを悪く言ってるわけじゃないよ!ホントだよ!!)

    女子生徒が嬉しそうに手紙を入れる。その靴箱の主が最原だと気付き、顔を顰める。

    王馬(そういえば……3組の全員には最原ちゃんが女の子って言ったけど、他の人達には言ってないんだよねぇ……よし!)

    女子生徒が去ったのを見計らって靴箱の手紙を取り出す。それはやはりラブレターだった。

    王馬「オレってさーライバルは蹴落とさないと気がすまないんだよねぇー!!」

    手紙を読めなくなるまでビリビリに破いて紙吹雪にする。うん、この方がいい。

    王馬「うんうん、これも最原ちゃんと女の子の為だもんねーいい事した!!」

    そういう事にしておこう。
    これが彼女を恐怖のどん底に突き落とすなんて知りもしないで。
  20. 20 : : 2018/07/21(土) 18:03:50
    超期待
  21. 21 : : 2018/07/21(土) 18:36:25
    王馬「……ん?」

    放課後の誰もいない教室で最原と赤松が残っているのを見つける。
    こっそり近寄ると、何か話をしているようで聞き耳を立てる。
    ……別に下心がある訳ではない。

    赤松「……私ね、最原くんの事が異性として好きだった」

    ……思わず飛び出しそうになったが、踏みとどまった。“異性“として好き“だった“。だから今は違う、という事だ。

    最原「……そっか……ありがとう、赤松さん。こんな僕を好きになってくれて」

    赤松「うん……これだけは言いたかったから。今は友達として最原くんが好きだよ!」

    恋敵が減った事にホッとする。流石に百合百合しい関係にはならなかった。

    赤松「……最原くんは、もし男の子だったら……私の告白受けてたかな……?」

    前言撤回したい。さらに聞き耳を立てた。もしもの為に邪魔をする作戦も立てた。

    最原「……ごめん。多分受け入れられなかったと……思う」

    赤松「……どうして?」

    最原「……好きな人がいるから」

    王馬(……嘘でしょ)

    誰だよオレの大好きな最原ちゃんの心を奪った奴は!!これは徹底的に調べ尽して最大限の嫌がらせをしなければ。そう思って重たい腰を上げようとしたら

    赤松「えっ!?誰!!?誰なの!!!?」

    王馬(赤松ちゃん……恋バナに食いつき過ぎだよ……まぁオレも知りたいけどさぁ)

    最原「えっ……えっと……誰にも言わない……?」

    赤松「言わない言わない!!誰??」

    最原「………………王馬くん」

    王馬(………………は?)

    思わず思考が停止した。
  22. 22 : : 2018/07/21(土) 20:07:19
    赤松「……何時から王馬くんの事が?」

    最原「わからない……気がついたら好きになってたんだ……すぐに王馬くんの事考えちゃって……王馬くんの事考えるだけでドキドキして……」

    王馬(嘘だ……嘘だよね?だって最原ちゃん、全くそんな素振り見せなかったじゃん……)

    最原「でも王馬くんは僕の事なんて何とも思ってないと思うから……避ける事はしたくなかった。だから何時も平然としたフリをしてた……でもホントは王馬くんが近くにいるだけでドキドキしちゃって……」

    赤松「最原くん……可愛い!」

    最原「ええっ!?」

    王馬(それオレのセリフ……)

    色々な事がありすぎて思考が追いつかない。とりあえず、この場から離れないと。
    この教室から出る事に思考がいっていて、近くに置いてあった箒に気付かず、倒してしまった。

    赤松「誰っ!?」

    最原「お……王馬……くん……?」

    王馬「………………」

    最原「今の……聞いて……?」

    王馬「最原ちゃん」

    思わず声が震える。今自分の顔は真っ赤に違いない。隠そうとすれば出来るが、今はそうしたくなかった。

    王馬「……降参だよ」

    最原「え?」

    赤松がその場にいるのにも関わらず、王馬は最原を抱きしめた。

    最原「お、王馬くんっ!?」

    王馬「好きだよ、最原ちゃん。嘘じゃないよ」

    言わないと決めていたはずなのに、彼女を前にすると、どんな計画も崩れていく。

    最原「……僕もキミが好きだよ」

    王馬「……絶対に言わないと誓ったのになぁ……最原ちゃんのせいだからね!責任とってオレの彼女になって!!」

    最原「……それは嘘?」

    王馬「さぁ?どうだろうね」

    赤松「ちょっとー!!ふたりきりの世界に入らないでよー!!!」
  23. 23 : : 2018/07/22(日) 11:29:55
    翌日

    最原「おはよう、皆……」

    王馬「最原ちゃんおはよー!!」(抱きつき)

    最原「うわっ!!」

    百田「おい王馬!!あまり終一に抱きつくなよ!セクハラだろ!」

    王馬「何ー?百田ちゃん嫉妬ー?大丈夫だよこれは合意の上だもんねーオレ達付き合ってるし」

    最原「えっ!?」

    百田「はぁっ!?つ、付き合ってるって……ま、マジなのかよ!?」

    最原「いや、そのっ」

    王馬「ええっ!?最原ちゃん昨日のオレの一世一代の大告白を忘れたの!!?最原ちゃんのあの言葉は嘘だったの!!?あの日のオレの気持ちを返してよ!!ヴェアアアアアアアア!!!あ、赤松ちゃんが証人だよ!!」

    最原「……っ」カァァ

    百田「そうか!よかったな終一!!」

    春川「……おめでとう。ムカつくけど」

    王馬「春川ちゃーん?何でオレを睨むのかなー?」

    春川「殺されたいの?」

    アンジー「アンジーはねー終一と小吉がくっつくって思ってたよー!!神さまが言ってたからねー」

    天海「お兄ちゃんとしては複雑っす……」

    星「よかったな、王馬。初恋拗らせずに済んで」

    王馬「う、うるさいなー!!星ちゃんそれ以上いったらココアシガレット大量に口に突っ込むよ!?」

    赤松「最原くん、改めておめでとう!」

    最原「あ、ありがとう……?」

    王馬「にししっ!これで少しはオレの負担が少なくなるといいけど」

    王馬(……それだけじゃ甘かった事をオレはこの後思い知る事になる)
  24. 24 : : 2018/07/22(日) 15:27:42
    最原(王馬くんが待ってる……早く中庭に行かなきゃ!)

    「最原終一だな?」

    最原「え?そ、そうですけど……ぐっ!!」

    突然男に殴られて気絶させられた最原はそのまま何処かに連れていかれてしまった。

    日向「……!今のは……!!」

    一部始終を目撃した日向は男が向かった方を確認してから最原のクラスメートを探しに走った。

    王馬「最原ちゃん遅いなー……」

    日向「そこのっ!ちょっと待ってくれ!!」

    王馬「ん?(確か2組の人達と仲のいい予備学科の子だっけ……)日向ちゃんだっけ?オレに何かよう?」

    日向「お前、最原のクラスの奴だろ?今、最原が連れ去られていった!!」

    王馬「!!それ本当!?」

    日向「間違いない!いきなり殴られて連れ去られた!!多分体育館の方に向かったと思う!!」

    王馬「ありがとう、日向ちゃん。悪いけど他の人も呼んでくれるかな?出来るだけ戦える人」

    日向「わかった!……気を付けろよ」

    王馬(まさかこんな事が起きるなんて……最原ちゃんを傷つけた罪は償ってもらうから!!)





    最原(…………身体が痛い……僕、どうしてこんな所にいるんだっけ……?)

    「目が覚めたかよ、クソ野郎」

    最原「誰……?僕何かした……?」

    「何かした?だと?……女を泣かせといて最低な野郎だな……こいつの何処に惚れたんだか」

    最原「何の話……?」

    「とぼけんな!!テメェ、うちのクラスの女子のラブレター、ビリビリに破いたじゃねーか!!」

    最原「ラブレター……?」

    最原(そんなもの何処にもなかった……はずだ。きっとこの人は何か勘違いをしてるんだ……だから静めないと)

    「何か言えよ!!オラァ!!」

    最原「ぐっ!!」

    最原(痛い……痛いよ……助けて王馬くん……)

    「男の癖になよなよしやがって!!悔しかったら殴り返してみろよ!腰抜け!!」

    最原(僕は男じゃない……か弱い女の子なんだよ……?殴り返せるわけないじゃないか……)

    最原「ぼ、僕の話聞いて……」

    「テメェみてーな最低野郎のいう事なんか聞きたくねーよ!!どうせ言い訳だろうが!!」

    最原「や、やめて……違う、僕は……」

    「ふざけやがって!!……ん?」

    最原「あ……」

    「なんだ……テメェ女かよ。間際らしい事しやがって……気持ち悪ぃ」

    最原「ぅ……」

    最原(また拒絶された……)

    「殴って損したぜ……お前らのクラスの奴もなんでこんな気持ち悪い奴と居られるのか……」

    王馬「はいはい、そこまでだよ」

    最原「お、おうま……くんっ」

    王馬「喋らなくていいよ最原ちゃん……ごめんね」

    「なんだテメェ……こんな奴の味方きどりか?」

    王馬「人の彼女に散々酷いことやってくれたらしいからお返ししようと思ってさ。嫉妬なんて見苦しいよねー?それで八つ当たりとかさー男のやることじゃないよね?しかも最原ちゃんを傷つける事言っちゃってくれてさ……覚悟、出来てるよね??」

    最原(怒ってる……本気で怒ってる……僕の為に、王馬くんが本気で……)

    王馬「それとラブレターをヤブレターにしちゃったの実はオレなんだよねー!!だからし返す相手を間違えてるんだよ、キミは。それにその女子から最原ちゃんをボコボコにしてと言われたの??そんな事ないよね??そんな事したらオレがその女の子ボコボコにするから。……お前がやった事だよ?それくらいやられて当然じゃないの??」

    最原「お、ぅまくん……も、いい、から……」

    王馬「よくないよ!!ちっともよくない!!!好きな人を傷つけられて平然としてろって言うの!!?」

    最原「おうまくん……」

    王馬「好きな人の事悪く言われて、黙ってろって言うの!!?無理だよ!!」

    最原(どうしよう……とても嬉しい……王馬くんが僕の為に感情的になってくれてる……)

    王馬「最原ちゃんが許したとしても……オレは許さないから」

    最原(その後駆けつけた東条さん達にその男は取り押さえられて、僕は医務室に運ばれた)
  25. 25 : : 2018/07/22(日) 16:57:18
    王馬「……最原ちゃん」

    最原「王馬くん……助けに来てくれてありがとう」

    王馬「うん……大丈夫?」

    最原「大丈夫だよ……」

    王馬「…………もう少し早く駆けつけていれば、最原ちゃんがあんな言葉を聞く事もなかったのに……」

    最原「王馬くんや皆が理解してくれれば僕はそれでいいから……」

    王馬「もう!最原ちゃんは優しすぎるよ!!オレだったら3分の2殺しくらいにはしてるよ!!……まぁそこが最原ちゃんのいい所なんだけどさ……」

    最原「王馬くん……」

    王馬「最原ちゃん!キスさせて!!」

    最原「えっ!?」カァァ

    王馬「……ダメ?」(上目遣い)

    最原「…………い、いいよ」

    最原(まだ心の準備が……でも王馬くんとキスしたい)

    王馬「最原ちゃん……可愛いよ」

    最原「っ!!」

    最原(もう少しでキスできるという所で……)

    日向「最原、大丈夫か…………すまん」

    最原「ーーっ!!!」ドンッ

    王馬「うわぁっ!?ちょ、ちょっと!!最原ちゃん張り手強すぎ……日向ちゃん酷いよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

    日向「ごめんって!!わざとじゃないんだ!!」

    最原(でも……少しホッとしたかも……)
  26. 26 : : 2018/07/22(日) 22:25:57
    最原(怪我が治ってから、王馬くんは暫く僕の近くを離れなかった。心配なのはわかる……けどトイレにまでついてくるのはちょっと)

    王馬「だって最原ちゃん、目を離した隙に何処か行っちゃいそうだもん……オレが見てなきゃ!」

    最原「えー……それ王馬くんが言う?」

    最原(キミの方こそ……僕が目を離した隙に何処かに行ってしまいそうで…………勝手に死んでしまいそうで……?)

    最原(……どうして、血塗れのプレス機が思い浮かんだんだろう……?)

    王馬「最原ちゃん?どうしたの??具合悪い??オレが看病してあげようか?嘘だけど」

    最原「だ、大丈夫……」

    王馬「顔が真っ青だよ最原ちゃん!今日は休んだら??」

    最原「……王馬くんと一緒にいたい」

    王馬「っ!?さ、最原ちゃんって時々殺し文句言ってくるよね……??」カァァ

    最原「ダメ?」

    王馬「最原ちゃんが嫌って言っても付きまとってやるんだから!!」

    最原「じゃあ一緒に寝て」

    王馬「は?」(マジトーン)

    最原「一緒に寝てほしい」

    王馬「いやいやいや!!オレ男!!しかも最原ちゃんが大好きな!」

    最原「大好きってよく人がいる所で言えるよね……?」

    王馬「つっこむ所そこ!?いやそこなんだけどさ!!男は狼なんだよ!?オレが最原ちゃんを前に待てが出来ると思う!!?」

    最原「キミは優しいから本当にひどい事はしないはずだよ」

    王馬「………………最原ちゃんはオレを色々殺してるよ…………」

    最原「…………ダメならいいよ。百田くんとかに頼むから」

    王馬「それはダメ!!そんな事したら百田ちゃんをボコボコにする!!社会的に!!!!……わかったよ!!寝てあげるからさ!!!」

    最原「ありがとう!」

    王馬(オレの理性持つのかなぁ……)
  27. 27 : : 2018/07/23(月) 15:12:47
    超期待
  28. 28 : : 2018/07/24(火) 00:20:51
    最原の部屋

    王馬「…………」

    最原「……?どうしたの王馬くん」

    王馬「最原ちゃんってさ……おっぱいデカイよね?」

    最原「えっ?!そ、そうなのかな……サラシ巻くのが面倒だなくらいにしか思わなかったけど……」

    王馬(赤松ちゃん以上入間ちゃん未満って感じ……ホント、柔らかったよなぁ……)

    最原「お、王馬くん……あまりジロジロ見られると恥ずかしい……」カァァ

    王馬「これぐらいで恥ずかしがってたら大変だよ?これ以上の事だってするんだからさ?」

    王馬(今日はしないけど)

    最原「そ、そっか……」

    王馬「…………」

    最原「…………」

    王馬(気まずい……何か話を……)

    最原「王馬くん」

    王馬「何……うわっ」

    ポスン

    王馬(抱きしめられてる?っていうか顔に柔らかい感触が……っ)

    最原「…………大好き」

    王馬(うわぁ……うわぁ……(頭抱え))

    王馬「……最原ちゃん、そんな事言ったらオレ色々と耐えきれないんだけど??」

    最原「…………」

    王馬「さ、最原ちゃーん?」

    最原「…………」スゥスゥ

    王馬(ね、寝たーーーー!!?どうすんだよ!!どうしたらいいんだよ!!オレの小吉が高ぶって寝られねぇよ!!)

    王馬「最原ちゃーん?本気で襲うぞ……」

    最原「……王馬……くん」

    王馬「っ!!」

    最原「すき…………」

    王馬(無理だ……襲えない……オレのこの高ぶった欲は何処で発散すれば…………)

    王馬「……トイレ借りるよ、最原ちゃん……」
  29. 29 : : 2018/07/24(火) 22:41:02
    最原「おはよう、皆!」

    王馬「…………」ゲッソリ

    星「おはよう2人とも……王馬大丈夫か?」

    王馬「……大丈夫に見えるの?」

    星「何があった?」

    王馬「……最原ちゃんのお願いで添い寝したんだけど……理性が……最原ちゃんが……」

    星「あぁ……(察し)……それはその……ご愁傷様だな……」

    王馬「好きな人が寝てるって時に襲わない人間がいるかよ……最原ちゃんはわかってないよ……」

    星「…………最原に振り回されてるな?何時もは振り回す側なのに」

    王馬「惚れた弱みかなぁ……」

    星「青春してるな」

    王馬「星ちゃん本当に高校生??実は30代のおっさんじゃないよね??」

    星「ちゃんと高校生だ」

    王馬「……それにしては随分大人びてるよねー見た目はマスコットなのに」

    星「あんただけには言われたくないな」

    最原「ふ、2人ともどうしたの……?」

    王馬「べっつにー?それよりも最原ちゃん!!オレ以外の男と一緒に寝ないでよ?」

    最原「え?そもそも王馬くん以外の人と寝るつもりはないけど……」

    王馬「(頭抱え)」

    星「……苦労してるな」

    王馬「最原ちゃんは危機感がないよ……!!」

    最原「……?」キョトン

    王馬「ねー星ちゃんからも何か言ってよー!!」

    星「口下手なもんでな……力にはなれん」

    王馬「そんなー!!オレと星ちゃんの仲でしょー!?」

    最原「よく分からないけど……2人は仲いいんだね」

    王馬「最原ちゃん!いくら星ちゃんが渋いからってシフトチェンジしたら許さないから!!」

    最原「?僕には王馬くんしかいないよ」

    王馬「ぐはっ!」

    星(殺し文句だ……!!)
  30. 30 : : 2018/07/25(水) 12:57:44
    王馬(本当に最原ちゃんは危機管理能力がないんだから!!他のクラスに最原ちゃんが女の子だとバレたら大変なことになるよ!!オレが最原ちゃんを守ってあげなきゃ……)

    日向「王馬!!ようやく見つけた……!!」

    王馬「日向ちゃん?どうしたの、顔色悪いよ……?失恋でもした?」

    日向「……最原が女の子だって本当なのか?」

    王馬「!……誰から聞いたの」

    日向「本当なんだな……予備学科でも噂になってる……最原終一が女子で、本当は詐欺師の才能で本科に入学したって……」

    王馬「……確かに最原ちゃんは女の子だけど、男装してるのは詐欺の為じゃない……両親の言いつけで男装してるうちにそうしてないと気が済まなくなっちゃったんだって」

    日向「……だとしたら、最原がヤバイんじゃないか?!最原の性別の事知ってる奴は!?」

    王馬「生徒だけならうちのクラスくらいだと思う……オレだって最近知ったくらいだし」

    日向「お前のクラスの奴で最原の性別を言いふらしそうな奴はいるか?」

    王馬「言いふらしそうなのは入間ちゃんキー坊ゴン太だけど……入間ちゃんが最原ちゃんの事悪く言ったりはしないはずだし、キー坊は最原ちゃんの事軽々しく口にしないって誓いを立ててるから言うはずない。ゴン太はそもそも最原ちゃんが女の子だってまだ理解できてない。……そもそもその3人が最原ちゃんの事悪くいうはずないんだ」

    日向「……外部の誰かが最原の事を悪く言っている?」

    王馬「最原ちゃんは……自分の性別の事で拒絶された事があるんだよ……だからこれを最原ちゃんが知ったらマズイ」

    日向「人を集めて対策をたてよう!これ以上噂を広めないように、誤解が広まらないように」

    王馬「うん。使えそうな人達を集めよう」






    霧切「それで私達が集められた……というわけね」

    東条「クラスの人を悪く言われて黙っているわけにはいかないわ……メイドである前に最原くんの友人として、彼女を守るわ」

    星「しかし……噂の根源を絶たない事には収まらねぇんじゃねぇか?」

    豚神「だろうな。人の噂というものは恐ろしいものだ。どんどんと膨張していくからな」

    王馬「オレ、人の嘘の次に噂が嫌いなんだよねー!噂ほど信じられないものもないし!!」

    七海「うーん、ハードゲームな予感がするよ……情報の特定って難しいのかな……」

    不二咲「難しくても、やるよぉ……!最原くんも僕と同じはずだから……」

    日向「噂が何処から広まっているか……それはわかるぞ」

    苗木「えっ本当!?」

    日向「ああ、恐らく本科に噂を流した奴がいる……ウサミを探している時に偶然先輩だろう人が言っているのを聞いた」

    王馬「先輩……まさか……」

    霧切「心当たりあるのかしら」

    星「……最原に暴力を振るった奴か?」

    王馬「そいつは退学になったから可能性としては低いと思う……でもアイツが退学になる前に誰かに言いふらしていたとしたら……それをさらに誇張させて最原ちゃんを悪く言ってる人がいると思うよ」

    日向「そうなると個人を特定するのは難しいぞ……?」

    百田「くそっ、どうにもならねーのかよ!!」

    「ボクの出番のようだね!!」バーン!

    日向「狛枝!?どうしてここにいるんだよ!!」

    狛枝「予備学科は黙っててくれないかなぁ?……ボクの幸運の能力でその人物を特定する事が出来たよ。ほら、この人」

    東条「……女子生徒、かしら。残念だけど見覚えがないわ……」

    王馬「……あっ、最原ちゃんの下駄箱にラブレター入れた奴だ」

    星「何?じゃあ……逆恨みか??」

    霧切「可能性はあるわね……暫く最原くんから離れないようにする事を勧めるわ」

    王馬「……言われなくても!!」

    日向(……嫌な予感がするのは俺だけなのか……?)
  31. 31 : : 2018/07/25(水) 16:40:54
    [番外編] 星と王馬

    1ヶ月前、クラスがまとまり始めた頃の事。

    王馬「………………」

    星「……あんたが人の気配に気付かないほど考え事をしてるなんて珍しいな」

    王馬「っ!?な、なんだ星ちゃんか〜!オレだって悩む事くらいあるよー!!とはいえ、解決する事のない悩みで悩んでてさー……」

    星「ほう?」

    王馬「オレこの学園である人に一目惚れしちゃってさー想いを言おうかどうか悩んでるんだよねー……」

    星「……それは嘘だろ?」

    王馬「バレた?星ちゃんは騙されないかー」

    星「後者は嘘だろうな。だが前者は嘘だとは思えないな」

    王馬「…………。それ聞いてどうする気なのさ」

    星「話せばスッキリするだろ?告白するしないは置いといてよ」

    王馬「……言うつもりはなかったんだけどなぁー……そもそも今まで恋というものを知らないでここまで来ちゃったから唐突に始まった初恋に戸惑っちゃって☆だけどこの想いは言わないつもり。だって迷惑かけちゃうし」

    星(王馬がいう初恋の人……恐らくこのクラスの誰かだな……そして性別については言及してないと言うことと、迷惑がかかるという言葉から相手は男)※星くんロジカルダイブ中

    王馬「それに……アプローチした所で気付かないだろうしね」

    星(……なるほど。そういう事か)Break!

    星「……アドバイスとしては、真っ直ぐ向き合った方が最原には伝わりやすいんじゃないか?」

    王馬「……っ!?な、なん……で最原ちゃんの名前が……っ!?」

    星「あんたにしてはわかりやすいぞ?本当に初恋なんだな」

    王馬「っ!!だ、黙っててよね!?絶対に言わないでよ!!?」

    星「ああ、ちゃんと約束は守るさ」
  32. 32 : : 2018/07/25(水) 20:42:35
    期待!
  33. 33 : : 2018/07/25(水) 23:07:05
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9908197

    モノクマ「うぷぷ……QP星クンの奮闘記がこの作品の後半部分に収録されてるよ!興味がある人は覗くといいんじゃないかな?」

    王馬「さり気なくpixiv作品の宣伝するなよ!!」
  34. 34 : : 2018/07/26(木) 00:25:12
    最原(次は移動教室か……急がないと)

    「見つけたぞ!詐欺師め!!」

    最原「っ!?な、何……?」

    「とぼけんな!!女の癖に男の格好しやがって!!紛らわしいんだよ!!」

    「男装してるとかバカじゃねーの?頭おかしいんじゃない?」

    最原「っ!!!ち、違……」

    「それともアレ?身体は女だけど心は男でーすって奴?キモッ」

    「本当にコイツ女?脱がして確認しようぜ!」

    最原「や、やめて……!!」

    東条「!貴女達何してるの!?」

    春川「殺されたい?」ゴゴゴ

    星「……死にてぇようだな?」

    王馬「最原ちゃん!!」

    最原「お……まく……」ハァハァ

    王馬(……また過呼吸だ!!)ギリッ

    霧切「寄って集って弱い人を責めて楽しい?然るべき場所に訴えてもいいのだけど」

    苗木「霧切さん、待って。噂を流した本人が何処にいるのか話してもらうよ」

    日向「王馬、最原を医務室に……」

    王馬「わかってる……ごめん、最原ちゃん」

    星「……後は俺達に任せろ」

    王馬「……」コクッ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    最原「……おう、まくん……」

    王馬「最原ちゃん!!大丈夫?殴られてない??何処も怪我してない???」

    最原「ごめんね……また、迷惑をかけちゃったね……」

    王馬「最原ちゃんが謝る事じゃないよ!!悪いのは奴らだし!!絶対に許さない……1匹残らず駆逐してやる……!!」

    最原「だ、ダメだよ王馬くん……憎しみからは憎しみしか産まないよ……」

    王馬「じゃあ最原ちゃんは許せって言うの!!?オレの大事な人を傷つけたんだよ!!?」

    最原「ごめん……でも、これ以上王馬くんに迷惑をかけたくない……怒ってくれてありがとう」

    王馬「……最原ちゃんは優しいね」

    最原「迷惑かけたお詫びに何かしたいけど……」

    王馬「じゃあ今度こそキスさせて!!」

    最原「えっ!?う、うん……」

    最原(王馬くんがしたいなら……っ)ドキドキ

    王馬「……最原ちゃん」

    チュッ

    最原「っ!」カァァ

    王馬「顔真っ赤で可愛い♥」

    最原「み、見ないで……っ」

    王馬「見ないでって言われると余計見たくなるよねー!」

    最原「ちょ、ダメ……ダメだって!!」

    罪木「最原さーん!具合どうですk……お邪魔してごめんなさぁい!!」

    最原「えっ!?ちょ、罪木さん誤解だって!!」

    王馬「えー?誤解じゃないでしょー?オレ達付き合ってるんだし♥」

    最原「王馬くんは黙ってて!!」
  35. 35 : : 2018/07/26(木) 21:49:18
    王馬「最原ちゃん……お願いだからオレから離れないで……」

    最原「……王馬くんこそ、離さないでよね?」

    王馬「絶対に離すもんか!!最原ちゃんが嫌だって言っても離さないから!!!」

    最原「うん……」

    王馬「というか最原ちゃん……そろそろスカートとか履いてみない??」

    最原「えっ!?じ、自信ないよ……」

    王馬「ま、無理にとは言わないけど」

    最原「……王馬くんは僕のスカート姿、みたい?」

    王馬「みたい」

    最原「……なら、履いてみる……」

    王馬「ホントに!!?やったぁ絶対に履いてよ!!!言質はとったから!!」

    最原「えっえっ!?」

    王馬「にしし……!!」

    最原(どうしよう……とりあえず白銀さん辺りに相談してみよう……)
  36. 36 : : 2018/07/27(金) 21:24:18
    翌日

    王馬「おはよー……」ゴゴゴ

    星(気のせい……じゃないな、また添い寝したのか?)

    王馬「で?最原ちゃんにちょっかい出した雌豚の場所特定出来たの??」ゴゴゴ

    星(かなり機嫌が悪いな……まぁ当然か)

    霧切「ええ。でも少しだけ待ってちょうだい」

    東条「彼女がやったという証拠を押さえるのね」

    王馬「それならオレに任せてよ!オレ人の失言を引き出すの得意だし!!」

    星「……大丈夫か?」

    王馬「…………大丈夫だよ、星ちゃん。最原ちゃんの事よろしくね」

    星「……あんたも随分丸くなったじゃねーか」

    王馬「えー?何の事ー?」

    星「ふん……任せろ。お前がいない間最原が誑かされないように見張っててやるよ」

    王馬「最原ちゃんがオレ以外の男に誑かされるわけないじゃん!!あ、でも近寄ってきた奴は男でも女でも追っ払ってね!!?」

    星「わかったから早くいけ」

    苗木「あはは……仲いいんだね……」
  37. 37 : : 2018/07/28(土) 23:15:12
    王馬(入間ちゃんが作った録音機のスイッチは……入ってるね。よし、冷静に冷静に……)

    王馬「おっじゃましまーすっと!」

    「っ!?どうしてここが……!!?」

    王馬「あんまりうちのクラス舐めない方がいいよ?というかここにはその道のスペシャリストが沢山いるんだから不思議じゃないんじゃない??」

    「………………」

    王馬「で、キミが最原ちゃんの悪い噂流したの?」

    「そうだよ」

    王馬「(あっさり喋ったな……)へぇ……何で?好きだったんじゃないの??」

    「好きだった……そうね、好きだったわよ。でもアイツにアレが女だって聞かされて、気持ち悪くなったの。視界に入れるのも嫌なほど」

    王馬「そんな理由?キミが消えれば済む事でしょ?何もやってない最原ちゃんを巻き込むのは筋違い」

    「なんで私があんな気持ち悪い奴のために消えなきゃなんないの?あんなのがいたら希望ヶ峰学園の恥だと思うけど」

    王馬「そういって何も知らないでそんな発言するキミの方が希望ヶ峰学園の恥だとオレは思うけどねー?言っとくけど、キミがやったことをオレ自身はまだ許してないからさ!!」

    「殴れば?許せないんなら」

    王馬「最原ちゃんに暴力を振るったアイツと同じにはなりたくないからね……ただ別の方向でキミには罰を受けてもらおうかな!」

    王馬「この件を学園長に報告する。そうすればキミは……予備学科に格下げだね!!退学じゃない分、マシだと思うけど」

    「……何言って……」

    王馬「キミがやった事は社会的にも許されない事なんだよ……しっかり自覚しろ」

    王馬(……オレが行く必要あったのかな……あぁ、最原ちゃんの所に早く行きたい……)
  38. 38 : : 2018/07/28(土) 23:37:59
    江ノ島「あーあ、せっかく最原を絶望に叩き落とそうと思ったのにとんだ邪魔が入った!!つまんなーい」

    戦刃「じゅ、盾子ちゃん……絶望に染めるのは辞めるって言ったはずじゃ……」

    江ノ島「そんなの嘘に決まってんジャーン!!本当にお姉ちゃんは残念だねー!?……でもあの2人、絶望に落とすのは難しそうだからヤメにすっかー」

    戦刃「盾子ちゃん……マイペース過ぎてお姉ちゃんついていけないよ……」

    江ノ島「それよりあの2人を観察した方がよっぽど面白そうじゃん??せいぜい私様を楽しませるのよ!!」

    戦刃「………………」

    戦刃(あの2人を貶めるような事はしたくないなぁ……王馬くんなら酷い仕返しを企みそうだし……)
  39. 39 : : 2018/07/29(日) 00:25:35
    最原「……という事なんだけど」

    白銀「スカートかぁ……じゃあこんなコスプレなんてどう!?」

    最原「!!?えっそれメイド服だよね!!?」

    白銀「実は文化祭用に作ったんだけどそれ最原くんに似合うと思うの!!それに、その格好なら王馬くん喜ぶと思うんだ!!」

    白銀(主に下半身が)

    最原「で、でもこれ……胸元が凄く空いてるし、ミニスカじゃないか……!!」

    白銀「ガーターベルトもあるよ!!」

    最原「そういう問題じゃなくて!!」

    白銀「王馬くんを喜ばせたいんじゃないの?」

    最原「う…………き、着ます」

    白銀「よろしい!ついでにパンツも紐パンにする?」

    最原「む、無理!!」

    白銀「何事も地味な挑戦からだよ!!」

    最原「拒否権なし!?」

    白銀「それじゃ着ようか!!」

    最原「誰か助けてー!!」

    星(……クールじゃねぇな……)
  40. 40 : : 2018/07/29(日) 01:01:16
    王馬「ただいまー♥最原ちゃん待った〜?いやー最原ちゃんに凄く会いたくてたまらなかったよ!!嘘じゃないよ?」

    最原「…………」

    王馬「?どうしたの最原ちゃ……」

    最原「お、おかえりなさいませ……ご主人様っ!」カァァ

    王馬「!!?!?」

    王馬(え!?何!!?これはオレの妄想!!?最原ちゃんがエロいメイド服着てるんだけど!!?)

    最原「白銀さんが……これを着れば王馬くんが喜ぶからって……」

    王馬「(白銀ちゃーん!!ナイスゥ!!)そ、そっかー!うん、似合ってると思うよ!!」

    最原「そ、そうかな……?」

    王馬「うん!……そういえばメイドってご主人様にご奉仕してくれるんだよね?」

    最原「え?う、うん……」

    王馬「にしし……!ちょっと触らして!!」

    最原「えっ!?ちょ、ちょっと王馬くん!!そんな所触らないで……やっ!」ビクッ

    王馬(おっぱい触っただけでこの反応……さては敏感だな!!)

    王馬「えーいいじゃんちょっとくらいー」モミモミ

    最原「だ、ダメだって!!ひゃんっ!」ビクッ

    王馬(あれ?もしかしてノーブラ??しかも下は紐パン+ガーターベルトと来た!!これ据え膳って奴でしょ??食わなきゃ男の恥でしょ!!)

    王馬「いただきます」

    最原「お、王馬くんー?!」
  41. 41 : : 2018/07/29(日) 20:29:46
    翌日

    最原「お、おはよ……」フラフラ〜

    赤松「さ、最原くん!?ど、どうしたの!!?」

    最原「ちょっと身体が痛くて……」

    星「おい王馬、ちょっと話があるんだが」ゴゴゴ

    王馬「(ギクッ)な、何かなー星ちゃん!なんでそんなに殺気をむき出しにしてるのかなー?」バクバク

    星「……最原に乱暴な事したのか?」ゴゴゴ

    王馬「してません!同意です!!」

    星「ほう?」ゴゴゴ

    王馬「強いていうならちょっとやり過ぎたかな!!ってくらいです!!嘘じゃないよ!!」

    星「……ま、最原が何も言わないならそれでいいが……あまりいじめるなよ」

    王馬「ぜ、善処します」

    星「よろしい」

    夢野「王馬と星は何の話をしておるのじゃ……?」

    東条「夢野さんは知らなくていいわ」

    最原「痛たた……」

    王馬(最原ちゃんが可愛いのがいけないんだから……)
  42. 42 : : 2018/07/29(日) 22:26:30
    最原「……あれ?王馬くんは?」

    星「……仕事が入ったからって早退しちまったぞ」

    最原「そっか……」

    星「……アイツが心配か?」

    最原「心配してないといえば嘘になるけど……でも王馬くんだから大丈夫だと思う」

    星「……信頼してるんだな、王馬の事を。……いや、当然か」

    最原「うん。……早く帰ってこないかなぁ……」

    星(王馬の留守中に最原に何かあったりしたら……俺がアイツにこてんぱんにされちまうからな……気をつけないと)


















    江ノ島「うぷぷ…………ちょっと焚き付けてやろっかな!!」
  43. 43 : : 2018/07/29(日) 22:42:32
    最原「………………」

    最原「…………………………っ!」

    最原(こ、ここ……どこ?何で僕こんな所に……)

    「久しぶりに上玉が手に入ったな!!」

    「へい!それもあのクイーン様の情報のお陰ですね!!」

    最原(誘拐された……?っ!縄で拘束されてる……急いで解かないと)

    ガチャ

    最原「!!」

    「おっと、逃げようとしても無駄だぜ!!」

    ビリビリッ

    最原「!(服がっ)」

    「うはっ、男装してる癖にエロい身体してるじゃねーか!!」

    「何やっても問題ないっすよね?なら早速いただいちゃいますか??」

    「そうだな!こんな上玉、逃す訳にはいかないぜ!!」

    最原(どうしよう……こんな時に……!!誰か助けて……助けて王馬くんっ!!)

    バーン

    王馬「なーに人の彼女に乱暴してくれちゃってるのかなー?オレに喧嘩売ってんの??」

    最原「お、王馬く……」

    王馬「最原ちゃん♥ちょーっと待っててね!!こいつらぶちのめすからさ!!」

    『ボスー!こっちは制圧出来ました!!』

    『総統!!例のリストを手に入れました!』

    王馬「ご苦労。後は各自作戦通りに」

    『『了解』』

    最原(あれが『超高校級の総統』の姿……なのかな?)

    王馬「さーて?何か言うことは??」

    「「すみませんでしたー!!」」

    最原「王馬くん……」

    王馬「場所特定するのに時間かかっちった!本当にゴメンね!!」

    最原「ううん……絶対に助けに来てくれるって信じてた!!」

    王馬「……にししっ♪それにしても今の最原ちゃん絶景だねー♥」

    最原「え…………っ!?」カァァ

    王馬「オレの理性持たないからさっさと何かで覆って……さ、最原ちゃん?」

    最原「……いいよ」ボソッ

    王馬「は!?」

    最原「抱いても……いいよ」

    王馬「……後悔しないでよね」


    『ボス〜……通信機オフになってませんよー!!』

    『聞こえてないな、こりゃ……』
  44. 44 : : 2018/07/29(日) 23:38:38
    何ヶ月かたったある日……

    希望ヶ峰学園内の病院

    「生理が来ない?」

    最原「そうなんです……」

    「…………ここ数ヶ月以内に誰かと性交した記憶は?」

    最原「…………あ、あります……」

    「念のため検査をする」

    ……………………

    「…………おめでた……とは言い切れねぇな」

    最原「え?」

    「妊娠してる。避妊してなかったのか?」

    最原「あ……それどころじゃなかったから……」

    「…………まぁ仕方ない事か。俺がとやかく言うことでもねぇしな……で、どうするんだ?」

    最原「……下ろす事はしません。……それに、彼との子なら産みたい……」

    「……そうか。止めはしないぜ。無粋だからな……でも彼氏には知らせるのか?」

    最原「…………」

    「産むとなったら間違いなく休学、もしくは自主退学になるだろうな……」

    最原「言います……言って、捨てられるようなら……自分で育てます」

    「そうか……俺に出来る事はお前の子供を無事に出産させる事とお前の体調管理くらいだ……ったく、婦人科は専門外だっつーに……」

    最原「何から何まで、ありがとうございます……」

    「気にすんな、俺も希望ヶ峰学園の生徒だったからよ……後輩を気遣うのは当然だ。さっさと彼氏のとこ行ってこい」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    王馬「おっはよー!最原ちゃん!!今日は遅いね??」

    最原「王馬くん……ちょっと話したい事があるから来てくれない?」

    王馬「?」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    王馬「……それで話って?皆の前では言えない事?」

    最原「うん……僕、妊娠したんだ」

    王馬「……は?」

    最原「勿論、王馬くんの子供だよ……」

    王馬「え……?」

    最原「覚えてないかな……僕が誘拐された時……」

    王馬「あ、あー……!!マジかぁ……」

    王馬「それで……最原ちゃんはどうするの……?」

    最原「王馬くんの子だもん……産みたい」

    王馬「!!」

    最原「でも王馬くんの重荷になっちゃうかも……」

    王馬「そんな事ないっ!!結婚するなら最原ちゃん以外いないし、最原ちゃんとの子供だってまだまだ作りたい!!オレが愛しているのは最原終一、ただ1人だけだよ!!重荷なんかじゃない!!!」

    最原「王馬くん……」

    王馬「にしし……どんな子かな?最原ちゃんに似て美人さんかな?それともオレ似のヤンチャっ子?」

    最原「本当に……僕でいいの?」

    王馬「当たり前だよ……!!オレの隣にずっとたいてくれない……?終一ちゃん」

    最原「うん……うんっ!!」

    王馬「……でさー?そこで盗み聞きしてる人達はいっぺん死んでみる?」

    百田「ヤベー!!王馬の奴キレてるぞ!!」

    茶柱「ぐぐ……!不埒な男死にお仕置きをしたかったのですが、最原さんが幸せなら……!!」

    星「泣かせるなよ、王馬。もし泣かせたら俺はお前を許さないからな」

    赤松「最原くん!お幸せに!!」

    最原「皆……ありがとう……」

    王馬「……ごほん!改めて……王馬終一になってくれる?」

    最原「勿論だよ……小吉くん」

    王馬「たはーっ!これはかなりクる……!!」

    数年後、2人はクラスメートに見守られながら結婚式を挙げたそうな。

    作者(オチがこんなんでよかったのかな……オチが見つからずにこんな風になってしまった吾輩をどうかお許しください!)

    作者(あ、最原を診ていたのは元『超高校級の医師』の人だよ!昔書いてたオリロンパのキャラですね)

    ここまでみてくださった皆様に感謝を!
    ありがとうございました!

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rousiryu27

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