A RARE GEM・・・愛してるって、伝えたい。

友達のキャッシーは父親とふたり暮らし。仕事が忙しい父は、娘の勉強や食生活にまでなかなか目が行き届きませが、彼女を”二つとない宝石”と呼び、愛情を注いでいます。そんなキャッシーの父親と比べると、日本人の父親の多くは愛情表現が苦手。特に娘が成長してからは、照れや甘えから不干渉を決め込んだり、心配のあまり事あるごとに叱ったり。これでは、どんなに愛していても気持ちは娘に伝わらないかもしれません。父と娘の難解な関係方程式を解く糸口。それは、短時間でも一緒に過ごす。彼女がアドバイスを必要としているときは、人生の先輩として広い視野から話をする。子供扱いしない。ときには互いに贈り物の交換をする。そんな日常のささやかな積み重ねにありそうです。欧米のストレートな愛情表現はできない。でも、宝石のような自分の娘が、幸せな人生を送ってほしいと願っている。それならば、私たちは私たちなりの上手な伝え方を考えたいものです。