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エレン「夢に出てくる少女」エレヒス

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  1. 1 : : 2018/05/22(火) 18:14:33
    ※注意

    この作品はエレヒスです!

    投稿頻度は...できる事なら一日一投稿!

    五作品同時になりますので、上げれないときもやっぱりあるかもしれないです。

    投稿できそうにない場合は、自己紹介の所に書きます!
  2. 2 : : 2018/05/22(火) 18:15:15

    夢に出てくる少女。

    あの子は誰だろう。

    金髪の...碧い目をした...綺麗な少女。

    身長は、俺の肩?もしくはそれ以下か...。

    その子は、俺に、優しく笑いかける。

    「エレン!」

    俺の事を、知っているようだ。

    けど、俺は思い出せない。

    というか、会った事があるのかすら、わからない。

    その子の名前は、わからない。

    「前世でも...あなたと...」

    ここで夢は、いつも終わる。

    --
    -

    エレン「...」ムクッ

    また、あの夢...。

    もう、何度も見過ぎて。

    気にしなくなっていた。

    カルラ「エレーン!今日から学校でしょ!早く行きなさい!」

    --
    -

    今日から高校生か...。

    校長の話、長いな...。

    --
    -

    先生「よし、まず自己紹介をおこなってもらう」





    エレン「エレン・イェーガーです。趣味は...特にありません。これから三年間、よろしくお願いします」ペコッ






    先生「...よし、次」

    --ガタッ--

    その子には、見覚えが会った。

    いつも、夢に出てくる少女。

    金髪で、碧眼で、綺麗な少女。

    「あ...」

    思わず、声に出た。

    それほど大きな声ではなかったが。

    先生には聞こえてたみたいだ。

    先生「ん?エレン君、どうかしたか?」

    エレン「...いえ、何も」

    先生「そうか、じゃあ、続けてくれ」

    ヒストリア「はい、ヒストリア・レイスです!趣味は、読書と、音楽を聴く事です!よろしくお願いします!」ペコッ

    ヒストリアって言うのか...。

    正直、興味が沸いた。

    いつも、夢に出てきていた少女が。

    今は、現実の手の届く所にいる。

    エレン「ヒストリア...」ツー

    ヒストリア「え?」

    不思議と、涙がでてきた。

    --
    -
  3. 3 : : 2018/05/22(火) 19:32:35
    タイトル見て面白そうな話だなーっと思って開いて見たら。
    またLialさんじゃないですか!!(゜ロ゜ノ)ノ
    もうこれは期待しかないです!頑張って!(*≧∀≦*)
  4. 4 : : 2018/05/22(火) 20:33:57
    期待
  5. 5 : : 2018/05/22(火) 22:09:25
    期待だろ!
  6. 6 : : 2018/05/22(火) 22:22:47
    >>3 quさん
    そうです!また私です!!(`・ω・´)

    期待ありがとうございます!頑張ります!(*´ω`*)
  7. 7 : : 2018/05/22(火) 22:23:03
    >>4 名無しさん

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  8. 8 : : 2018/05/22(火) 22:23:22
    >>5 江礼比住さん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  9. 9 : : 2018/05/23(水) 07:09:54
    たのしみ
  10. 10 : : 2018/05/23(水) 15:40:27
    期待です!
    更新もゆっくりでいいですよ?自分は
    体調に気をつけてくださいね?
    続き待ってま〜す
  11. 11 : : 2018/05/23(水) 21:45:06
    新作早っ!!!??
     そしてニヤニヤしそうな予感
    ぐへへ////・・・・・・・毎日見てるぞ!!
  12. 12 : : 2018/05/23(水) 23:15:19
    >>9 あさん

    たのしみにしていただき、ありがとうございます!(*´ω`*)
  13. 13 : : 2018/05/23(水) 23:17:38
    >>10 SS好きの人間さん

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    はい!ありがとうございます!
    体調の方も気を付けます!
    ご心配していただきありがとうございます!(*´ω`*)
  14. 14 : : 2018/05/23(水) 23:20:29
    >>11 なかのひろたかてきな?さん

    次から次へと案が出てくるんです!
    ここだけの話、13、14、15作品目になるであろう話も、もうすでに、形が出来上がってます!

    毎日見ていただき、ありがとうございます!(*´ω`*)
  15. 15 : : 2018/05/24(木) 02:34:47

    なんで涙が出たのかはわからない。

    けど、なんだか、凄く懐かしくて。

    凄く...嬉しくて。

    どうしたんだ?俺。

    --
    -

    高校に入学してから、変な夢を見るようになった。

    誰かが、私を呼ぶ。

    『ヒストリア...』

    その人は、私の事を知っているようだ。

    でも、顔がよく見えない。

    あなたは誰なの?

    どうして私の事を知っているの?

    思い出せない。

    確かに、どこかで聞いた事のある声。

    でも、どこで聞いたのだろう。

    --
    -

    先生「エレン、これをヒストリアに渡してくれるか?」

    エレン「え?」

    先生「お前日直だろ?」

    エレン「はぁ...」

    先生「よろしくな」

    エレン「...はい」

    彼女とは、一度も話したことはない。

    興味は沸いたが、なんて声を掛けたらいいのかわからない。

    でも、今日は、やっと話せる。

    --
    -

    エレン「ちょっといいか?」

    ヒストリア「え?えっと...エレン君?」

    エレン「おう...あの、これ、先生から」

    ヒストリア「あ、ありがとう!」ニコッ

    エレン「...どういたしまして」

    あれ?どこかで聞いた事のある声。

    ヒストリア「...どこかで」

    エレン「え?」

    ヒストリア「あ、何でもないの!」

    エレン「?」

    うーん...どこで聞いたんだけ?

    やっぱり思い出せないや。

    ヒストリア「ありがとね」パッ

    プリントを渡すとき、彼女の指が当たった。

    それと同時に、激しい頭痛に襲われた。

    エレン「...っ!」

    思わず、頭を抱えて、膝から崩れ落ちた。

    ヒストリア「だ、大丈夫!?」アセアセ

    『前世でも...あなたと...』

    これは...夢の...。

    『あぁ、約束だ...』

    なんで、俺の声が...。

    ヒストリア「エレン!!」

    ヒストリアの呼ぶ声で、さっきまでの頭痛が嘘のように飛んだ。

    あれは...夢の続き?

    ヒストリア「大丈夫?」

    エレン「あ、あぁ...ごめん、心配かけて...」

    ヒストリア「しんどかったら、保健室に行った方が...」

    エレン「いや、もう大丈夫だ」

    ヒストリア「そう...」

    エレン「心配してくれてありがとな...じゃあな」

    --
    -
  16. 16 : : 2018/05/24(木) 06:53:50
    しんさくきたい
  17. 17 : : 2018/05/24(木) 21:36:10
    >>16 名無しさん

    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  18. 18 : : 2018/05/24(木) 21:39:00

    また、この夢。

    なんなんだろう、この夢は。

    『前世でも...あなたと...』

    私の声?

    まあ、私の夢だから私の声が聞こえてもおかしくはないか。

    『あぁ、約束だ...』

    ん?

    この声...。

    エレン君?

    なんでエレン君の声が。

    『絶対に、お前を見つけ出す...だから...その時まで...』

    --
    -

    ヒストリア「ん...」パチッ

    同じ夢を、続けてみるなんて。

    変なこともあるな。

    ヒストリア「あ!いけない!遅刻する!」

    --
    -

    ユミル「あ、来た」

    ヒストリア「ごめんユミル!寝坊しちゃった!」

    ユミル「いや、いいよ、それより走るぞ!」

    ヒストリア「うん!」

    --
    -

    --ガラガラッ--

    ユミル「ふぅ...危なかった」

    ヒストリア「ごめんねユミル」

    ユミル「だからいいって」

    ふと、彼が視界に入る。

    その時、あの夢の事を思い出した。

    そう言えば、どうしてエレン君の声が聞こえたんだろう。

    聞こうと思った。

    けど、なんて声を掛けたらいいんだろう。

    『夢でエレン君の声が聞こえて...』

    絶対相手にしてもらえないよね...。

    ユミル「ヒストリア?」

    ヒストリア「ふぇ?な、なに?」

    ユミル「お前、なんであの男の事ばかり見てるんだ?」

    ヒストリア「え?わ、私そんなに見てた?」

    ユミル「あぁ。がっつり見てたな」

    ヒストリア「わ、わざとじゃないんだよ!」

    ユミル「...惚れたか?」

    ヒストリア「そんなんじゃないよ!」

    ユミル「そうだよな!なんたってヒストリアは私に惚れてるもんな!」

    ヒストリア「ちょっと!やめてよユミル!」

    --
    -

    俺は、彼女の姿を一度も見たことが無かった。

    なのに、夢の中で見ていた彼女と、今ここにいるヒストリアは、あまりにも似すぎている。

    次第に俺は、これがただの夢ではないのかもしれない。

    そう思い始めていた。

    --
    -

    エレン「どう思う?」

    アルミン「う~ん...」

    エレン「...」

    アルミン「まあ、単なる夢とは考えにくいよね」

    エレン「そうなんだよな...けどこれが何か全然わかんないんだよ」

    アルミン「...正夢とか...予知夢とか?」

    エレン「そんな感じなのかな...」

    アルミン「ごめんね、力になれなくて」

    エレン「いや、いいよ、相談に乗ってくれただけでも嬉しいよ、ありがとな」

    アルミン「うん...ねぇ、エレン」

    エレン「ん?」

    アルミン「もう一回、ヒストリアお願いして、触らしてもらったら?」

    エレン「そうか!アルミン天才だな!じゃあ行ってくるよ!」ダッ

    アルミン「あっ!言い方には気を付けてね!!...大丈夫かな...」

    --
    -
  19. 19 : : 2018/05/24(木) 23:04:13
    久しぶりにss見る時間ができたからきてみれば、早くも新作上がってるじゃないですか!

    お気に入りポチッと(≧∀≦)
    期待!
  20. 20 : : 2018/05/24(木) 23:48:04
    期待だよーん
  21. 21 : : 2018/05/25(金) 07:00:41
    アルミンフラグたてててくさ
  22. 22 : : 2018/05/25(金) 21:47:13
    >>19 ふるるさん
    お気に入りありがとうございます!!

    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  23. 23 : : 2018/05/25(金) 21:47:28
    >>20 ににさん

    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  24. 24 : : 2018/05/25(金) 21:48:02
    >>21 名無しさん

    アルミンは一級フラグ建築士(`・ω・´)
  25. 25 : : 2018/05/25(金) 21:49:43

    ヒストリア「そんなんじゃないってばー」

    ユミル「いや、絶対そうだろ」

    エレン「なあ」

    ユミル「あ?」

    ヒストリア「あ、エレン君!どうしたの?」

    ユミル「あー、あのヒストリアがみt「わー!」

    エレン「うわ、どうしたんだ急に叫んで?」

    ヒストリア「な、何でもないの!」アセアセ

    ヒストリア「もう!ユミル!なんで言おうとするの!」コソコソ

    ユミル「思った事がそのまま口に出ちまうんだよ」

    ヒストリア「もう!」

    エレン「?...それで、ちょっといいか?」

    ヒストリア「な、なに?」

    エレン「ヒストリア、体触らしてくれ」

    ヒストリア「....え?」

    エレン「え?聞こえなかったか?」

    ヒストリア「うん...ごめん、もっかい言ってもらっても」

    エレン「だから、体触らしてくれ」

    ヒストリア「...」

    アルミン(心配だから見にきてみたら...)

    ユミル「エレンとか言ったか?」

    エレン「おう」

    ユミル「お前、自分が何言ってんのかわかってるのか?」

    エレン「?」

    アルミン「あの...ちょっといいかな?」

    エレン「あ、アルミン」

    アルミン「エレン、言い方が悪いよ」

    エレン「そうなのか?」

    アルミン「うん、今の言い方はまずいよ、ほら」ユビサシ

    エレン「?」

    ヒストリア「体...触る...???...体?」

    ユミル「おい、ヒストリア」

    ヒストリア「...え?」

    ユミル「何やってんだ?」

    ヒストリア「え?.....え?」

    アルミン「ほら、エレン、言い方変えなよ」

    エレン「おう、そうか、えっと...ヒストリア」

    ヒストリア「...な、何?」

    エレン「手、握ってもいいか?」

    ヒストリア「それくらいならいいけど...」

    エレン「おう!サンキュ!」ギュッ















    『もう、時間もないな』

    『ほんとに...13年しか生きられないの?』

    『あぁ...』

    『嫌だよ...エレン...置いて行かないでよ...』

    『...ごめん』

    『やっと...平和になって、エレンと暮らせると思ったのに...』

    『...』

    『こんなのって...あんまりだよ...』

    ヒストリアが、俺の胸で泣いている。

    なんだろう、夢ってわかっているのに。

    夢なのに、現実感が強くて...。

    ただの夢なのか?

    それとも...。

    --
    -

    エレン「...」パチッ

    ここは、どこだ?

    ていうか、何があったっけ?

    確か...ヒストリアと手を繋いで...。

    エレン「っ...!」ズキン

    頭が痛い。

    何だろう。

    今までに見た夢とはまた違っていたな。

    なんだか、もっと鮮明で。

    エレン「...ん?」

    ヒストリア「スー...スー...」

    エレン「ヒストリアも、寝てたのか...」

    窓からグラウンドが見える。

    そうか、保健室に運ばれたのか。

    エレン「...」ムクッ

    俺は、おもむろに、ヒストリアのベッドに腰をかけ、顔を覗き込んだ。

    エレン「...」

    ヒストリア「ん...」

    エレン「?」

    ヒストリア「エレン...」

    ヒストリア「おいていかないでよ...」ツー

    エレン「」

    --
    -
  26. 26 : : 2018/05/25(金) 22:04:20
    期待×123456789
    がんばれ×987654321
  27. 27 : : 2018/05/25(金) 23:17:16
    期待×1145141919
    頑張れ×1919198104545114514
  28. 28 : : 2018/05/25(金) 23:35:58
    >>26 なかのひろたかてきな?さん

    期待ありがとうございます!×123456789

    頑張ります!×987654321
  29. 29 : : 2018/05/25(金) 23:36:34
    >>27 名無しさん

    期待ありがとうございます!(∩´∀`)∩

    頑張ります!(*´ω`*)
  30. 30 : : 2018/05/26(土) 00:09:27

    ヒストリア「ん...」ムクッ

    ここは、保健室?

    なんで...。

    ユミル「あ、起きたか」

    ヒストリア「ユミル...」

    ユミル「大丈夫か?」

    ヒストリア「私、どうして...」

    ユミル「エレンと手繋いだら倒れたんだよ、いやー、本当に焦った」

    そうか...。

    エレンと手を繋いで。

    それで...。

    --ズキンッ--

    ヒストリア「いっ...」

    ユミル「おい、大丈夫か?」

    --
    -

    『もう、時間もないな』

    『ほんとに...13年しか生きられないの?』

    『あぁ...』

    『嫌だよ...エレン...置いて行かないでよ...』

    『...ごめん』

    『やっと...平和になって、エレンと暮らせると思ったのに...』

    『...』

    『こんなのって...あんまりだよ...』

    --
    -

    ヒストリア「エレン...」ポロポロ

    ユミル「おい!エレンになんかされたのか!?」

    ヒストリア「されてない...けど...なんだか、エレンの事を考えたら...」

    ユミル「...」

    ヒストリア「どうしたんだろう...本当に...なんで...」

    --
    -

    『おいていかないで』

    確かにそう言った。

    ヒストリアも、同じ夢を?

    なんだよ...この夢は。

    本当に...なんでこんなに、胸が苦しいんだ。

    --
    -

    あれ以来、俺はヒストリアに話しかけていない。

    というか、話しかけられる雰囲気じゃない。

    次の日、話しかけようと思った。

    けど、ヒストリアは、なんかすごく怯えたような表情をしていて。

    凄く、話しかけづらい。

    アルミン「エレン」

    エレン「ん?」

    アルミン「ヒストリアの事、もういいの?」

    エレン「...よくは...ないけど...」

    アルミン「夢の内容は変わった?」

    エレン「あ、そういえば言ってなかったな...















    アルミン(寿命が13年...なんか、引っ掛かるな...たしか、歴史で...)

    エレン「アルミン?」

    アルミン「あ、ごめん、なんでもないんだ」

    エレン「大丈夫か?」

    アルミン「うん、大丈夫だよ」(帰ったら調べてみよう)

    --
    -
  31. 31 : : 2018/05/26(土) 08:46:27
    ユミルの呪いぃ
  32. 32 : : 2018/05/26(土) 09:05:30
    Lialさんの作品って、
    1日1回出してくれるからいいよね。。。
    それにコメントも1つ1つ読んでくれるし
    、、、、、、、、、
    このss、大好き!!
  33. 33 : : 2018/05/26(土) 14:08:23
    >>31 名無しさん

    そう言うことだぁ((+_+))
  34. 34 : : 2018/05/26(土) 14:09:26
    >>32 なかのひろたかてきな?さん

    ありがとうございます!!(`・ω・´)ゞ

    そう言っていただけると嬉しいです!!(*´ω`*)
  35. 35 : : 2018/05/26(土) 14:10:10

    『私も...意地でもあなたを見つけ出す』

    『ハハハ、本当に...強くなったな、ヒストリア』

    『もう!頭撫でないでよ!』

    『悪い悪い』

    --
    -

    エレン「」パチッ

    いろいろな夢を見るようになった。

    俺と、ヒストリアの二人が出るのに変わりはないけど。

    なんだか、状況が違う。

    ヒストリアと出会ってからか。

    お前は、俺にとって、なんなんだよ。

    エレン「ヒストリア...」

    --
    -

    アルミン「...」ペラッ...ペラッ...

    僕はその日、エレンの事について、調べていた。

    友人を助けたい、エレンの力になりたい。

    もちろんそういった感情もあったが。

    やっぱり、ただ単に気になった、好奇心という方が強いと思う。

    アルミン「...ん?これって...」

    僕が手に取った本は、『パラディ島の歴史』そう書かれた本だった。

    なぜか、『パラディ島』この言葉には聞き覚えがあった。

    それから僕は、夢中でその本を読んだ。

    アルミン「9つの巨人の力を継承した者は13年で死ぬ...」

    13年...エレンの言っていた数字。















    驚いた。

    その本には、聞いた、見た覚えのある名前が書いてあった。

    アルミン「女王...ヒストリア・レイス...パラディ島を平和に導いた男、エレン・イェーガー...」

    --
    -

    エレン「話ってなんだ?」

    アルミン「君の事だよ」

    エレン「俺の?」

    アルミン「うん」

    エレン「何かわかったのか?」

    アルミン「君と、ヒストリアの名前が本に載っていた」

    エレン「?」

    アルミン「1200年前の、パラディ島の歴史を記述してある本に」

    エレン「どういうことだ?」

    アルミン「えっとね...


















    アルミン「ここからは、僕の憶測に過ぎないんだけど...君の夢ってのは、多分、前世の記憶だと思うんだ」

    エレン「前世?」

    アルミン「うん、たまにいるらしいんだ、前世の記憶を持ったまま生まれてくる人が」

    エレン「...」

    アルミン「そして、多分ヒストリアも...その記憶を持っているんじゃないかな?」

    エレン「!!...本当か!?」

    アルミン「うん...ヒストリアは、君と同じ夢を見ていたんでしょ?」

    エレン「たぶん...」

    アルミン「ならその可能性は十分あると思うよ」

    エレン「俺と...ヒストリアが前世で...」

    アルミン「でも、そう考えるとすごいよね」

    エレン「?」

    アルミン「前世で出会っていた人と、またこうやって出会えるなんて」

    エレン「...そうだな...アルミン」

    アルミン「ん?」

    エレン「本当に、ありがとな!」ニコッ

    アルミン「...うん!どういたしまして!」ニコッ

    --
    -

    アルミンに前世の記憶と言われてから。

    また、違った夢を見るようになった。

    『まさかこうやって、壁外を自由に動ける日がくるなんてね』

    『そうだな...けど本当によかったのか?お前女王なんだぞ?』

    『いいのいいの!気にしない!』

    『本当にいいのかよ...』

    --ヒヒンッ--

    『おっと』

    『もう、エレンいい加減馬に乗るのに慣れないと』

    『慣れたつもりだったんだが』

    『ほら、変わって』

    『悪いな』

    『いいよ...それより、ここをまっすぐ行ったら海なの?』

    『おう』

    『よし!じゃあ行こう!!』

    楽しそうに話す二人。

    本当に...幸せそうだ。

    これが前世の記憶なのか...。

    前世では、俺とヒストリアは、どういう関係だったんだろう。

    --
    -
  36. 36 : : 2018/05/26(土) 19:31:28

    ヒストリア「エレン君」

    エレン「え?」

    ヒストリア「ちょっと...いいかな...」

    エレン「お、おう...」

    --
    -

    ヒストリア「エレン君、また、手握ってくれないかな」

    エレン「え...」

    ヒストリア「お願い」

    エレン「わ、わかった」

    エレン「じゃあ、握るぞ」

    ヒストリア「う、うん...」

    --ギュッ--

    あれ?何も起きないな。

    前は、もっとこう...ビリっとなんか来たんだけど...。

    ヒストリア「...」

    エレン「う~ん...」

    ヒストリア「ありがとね」パッ

    エレン「お、おう」

    ヒストリア「...」タッタッタ

    --
    -

    ヒストリア「あー!もう!」

    どうしたんだろう。

    エレン君の事を考えると...。

    なんだか、胸が苦しくて。

    これはきっと、あの夢のせいだ。

    あの夢の...。

    ヒストリア「エレン...」

    --
    -

    『エレン...もう行くんだね』

    『あぁ』

    『無事に...帰ってきてね...』

    『あぁ、約束するよ』

    『エレン...』

    --チュッ--

    『じゃ、行ってくるよ』

    『うん...』

    『ヒストリア』

    『ん?』

    『愛してるぞ』

    『...ばか///』

    ヒストリア「」パチッ

    --ドキッドキッドキッ--

    心臓がうるさい。

    さっきのは夢!ただの夢だから!

    夢...なのに...どうして...こんなにもエレン君の事を...。

    そういえば、エレン君は最初、どうして手を握ろうなんて言ってきたんだろう。

    そういえば、その後も手繋いだ後、私たちは一緒に倒れたらしいし...。

    もしかして、エレン君も同じ夢を?

    --
    -

    ヒストリア「どうおもう?」

    ユミル「は?なんだよそれ」

    ヒストリア「同じ夢、見てるのかな...」

    ユミル「...」

    ヒストリア「はぁ...」

    ユミル「しらねぇよ、第一、そんなのエレンに直接聞けばいいじゃねぇか」

    ヒストリア「そ、そんなの無理だよ!」

    ユミル「手握ってくれって頼むのはできるのにか?」

    ヒストリア「うっ...知ってたの?」

    ユミル「まあな」

    ヒストリア「けど、もしも違ってたら、変な子って思われちゃう...」

    ユミル「いや、急に手握ってくれって...あー、それはお互い様なのか」

    ヒストリア「さっきから何言ってるの?」

    ユミル「なんでも...」

    ヒストリア「なんかこう、効率よく確かめる方法ないかな...」

    ユミル「あ、アルミンに聞けばいいんじゃね?」

    ヒストリア「アルミン君?なんで?」

    ユミル「覚えてないのか?最初エレンが体触らしてくれって言った時、アルミンが助けに来てたじゃねぇか」

    ヒストリア「あー、確かに、でも、それとこれと、何が関係あるの?」

    ユミル「お前はバカか?」

    ヒストリア「バカじゃないよ!」プンスカ

    ユミル「はぁー...まあいい、とりあえず聞いてみろよ」

    ヒストリア「ユミルも付いてきてよ」

    ユミル「...わかったよ」

    --
    -
  37. 37 : : 2018/05/26(土) 21:47:10
    俺「しょうがねぇな!!
       俺もついていってやるよ!!
  38. 38 : : 2018/05/26(土) 22:10:03
    >>37 なかのひろたかてきな?さん

    Lial「しょうがないですね...なら私も...」

    ユミル「ついてくんじゃねぇ!」ゲシッ

    Lial「ゴファアア!!」

    Lial「なんで...私だけ...」ガクッ

    Lial チ----(^q^)-----ン


  39. 39 : : 2018/05/26(土) 22:20:16
    >>38南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・
  40. 40 : : 2018/05/26(土) 22:58:14

    アルミン「えっと...」

    ユミル「だから、エレンからそういった話、聞いてねぇか?」

    アルミン「聞いてるけど...」

    ヒストリア「ほんと!?」

    アルミン「うん」

    ヒストリア「なんていってた!?」

    アルミン「なんて...夢の内容を聞いてただけだけど...」

    ヒストリア「どんな夢?」

    アルミン「えっとね...















    ユミル「どうだ?何かわかったか?」

    ヒストリア「一緒だ...私が見ていた夢と...全部一緒...」

    アルミン(やっぱり、僕の憶測は当たってた見たい...)「ちょっといいかな?」

    ヒストリア「?」

    アルミン「この本を見てほしいんだけど...















    ユミル「これは...マジなのか?」

    アルミン「うん...多分ここに載ってある二人は、ここにいるエレン、ヒストリア本人だと思う」

    アルミン「寿命が13年...壁内、壁外...全部この、パラディ島の歴史に関係している」

    ユミル「...ヒストリア、何か思い出したか?」

    ヒストリア「思い...出した...」

    ユミル「ほ、本当か!?」

    ヒストリア「うん...ありがとね、アルミン」

    アルミン「え、う、うん」(急に呼び捨てに...)

    ヒストリア「ユミル...」ウルウル

    ユミル「ん?」

    ヒストリア「こっちでも、相変わらずだね...また会えて嬉しいよ」ニコッ

    ユミル「は?」

    ヒストリア「じゃあ、私エレンの所に行ってくるから!」タッタッタ

    ユミル「...思い出したのか?」

    アルミン「たぶん...」

    --
    -

    エレン!

    『あぁ、約束だ...』

    エレン!!

    『絶対に、お前を見つけ出す...だから...その時まで...』

    エレン!!!

    『愛してるぞ』ニカッ

    ヒストリア「エレン!」

    エレン「」ビクッ

    エレン「な、なんだ?」

    あぁ...エレンだ...。

    私が、愛した...私を愛してくれた...エレンだ。

    やっと...やっと会えた...。

    ヒストリア「エレン...」ポロポロ

    エレン「え?ど、どうして泣いて...」アタフタ

    ヒストリア「やっと会えた...」

    エレン「え?」

    ヒストリア「うわぁぁぁぁぁん...」ポロポロ

    アルミン「はぁ...はぁ...」

    エレン「あ、アルミン!」

    アルミン「えっと...」

    エレン「これは...どういうことだ?」

    ユミル「ヒストリアは、記憶が戻ったんだ」

    エレン「え...」

    ヒストリア「うん...」

    アルミン「...エレン...」

    エレン「そうか...じゃあやっぱり、ヒストリアも俺と同じ夢を...」

    ユミル「けど...お前はまだ思い出してないんだろう?」

    エレン「....ごめん」

    アルミン「...」

    ヒストリア「待つ...いくらでも...エレンの記憶が戻るまで待つ...」

    エレン「そうか...ありがとな...」

    ヒストリア「うん!」ダキッ

    エレン「え?///」

    アルユミ「は?」

    エレン「お、おい!ヒストリア!離れろって!///」

    アルミン「えっと...ヒストリア」

    ヒストリア「?」

    ユミル「お前と...エレンの関係って...」

    ヒストリア「うん!結婚してたよ!」ニコッ

    エレアルユミ「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

    --
    -
  41. 41 : : 2018/05/27(日) 01:16:46
    前世の記憶がるとか歴史テスト無敵やんけ
  42. 42 : : 2018/05/27(日) 09:43:38
    それなww
  43. 43 : : 2018/05/27(日) 14:13:47
    >>41 名無しさん

    た、確かに...私も前世の記憶があれば歴史のテストなんて...。
  44. 44 : : 2018/05/27(日) 14:14:46

    俺が、ヒストリアと結婚...。

    ...全然思い出せない。

    そもそも、前世の記憶なんて思い出せるのか?

    いや...現にヒストリアは思い出してるわけだし...。

    昔の...前世がどんなのか聞いたら思いだすだろうか。

    --
    -

    エレン「どういう...」

    ヒストリア「えっと...今エレンってどこまで覚えてるのかな?」

    エレン「えっと...ヒストリアが、いやだよ...置いて行かないでって...俺の胸で泣いてる時と...海を見る?為に馬に乗ってる時...それくらいしか」

    ヒストリア「そう...じゃあ、私に笑顔が気持ち悪いって言ってくれたことは?」

    エレン「は?俺そんな事言ったのか?...それは...なんかごめん...」

    ヒストリア「...じゃあ...私に、バカ正直な普通な奴って言ってくれたことは?」

    エレン「...覚えてない」

    ヒストリア「...力いっぱい私を抱きしめて...愛してるって言ってくれたことは?」

    エレン「...ごめん」

    ヒストリア「そう...用事思い出したから私、職員室行ってくるね」タッタッタ

    エレン「おう」

    なぜだろう。

    涙が溢れてくる。

    ただ、エレンは思い出せてないだけ。

    なのに...私との思い出を...忘れらているのが。

    こんなに悲しいなんて。

    でも、いつかエレンも思い出す。

    いつか...必ず...。

    --
    -
  45. 45 : : 2018/05/27(日) 14:53:26
    思い出したれお...(´・ω・`)
  46. 46 : : 2018/05/28(月) 17:34:08
    エレンさん…思い出したって…(´・ω・`)
  47. 47 : : 2018/05/29(火) 23:16:33

    あれ以来、違った夢を見ることが無い。

    夢って言うか...記憶か...。

    本当は、俺自身全部覚えていないんじゃないか?

    もしかしたら、もう見ているもので、すべてなのかもしれない...。

    --
    -

    ユミル「最近元気ないけどどうした?」

    ヒストリア「あ...えっと...」

    ユミル「?」

    ヒストリア「エレンの事なんだけど...」

    ユミル「あー、なるほどな」

    ヒストリア「思い出して、くれるかな...」

    ユミル「さあな」

    ヒストリア「...」シュンッ

    ユミル「...なぁ、ヒストリア」

    ヒストリア「なに?」

    ユミル「エレンの奴、本当に覚えているのか?」

    ヒストリア「どういうこと?」

    ユミル「だから、断片的に覚えてるだけで、実際は全部、覚えていないんじゃないのか?」

    ヒストリア「それは...まだエレンが思い出してないだけだよ...」

    ユミル「...」

    --
    -

    『わー!これが海なんだ!』

    『綺麗だろ』

    『うん!...しょっぱ!』

    『すごいよな、これ全部塩水だからな』

    『...ん?なんだろう、これ』

    『あ、それは貝って言うらしいぞ』

    『へー...綺麗』

    『...ヒストリア』

    『なに?』

    『また、来ような』

    『...うん』

    --
    -

    ヒストリア「」パチッ

    そうだ。

    もしかしたら、海を一緒に見たら思い出すかも!

    向こうで約束した事をこの世界でやったら、もしかしたら...!

    --
    -
  48. 48 : : 2018/05/30(水) 07:17:57
    期待。
  49. 49 : : 2018/05/30(水) 08:16:18
    続きが気になります…
    あなた様の作品は現パロが主のようですが原作に寄せた話もぜひ読ませてもらいたいな、と思っていました
    書いてもらえてうれしいです( *´艸`)
  50. 50 : : 2018/05/30(水) 21:25:00
    >>48 名無しさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  51. 51 : : 2018/05/30(水) 21:26:17
    >>49 名無しさん
    そう言っていただけると嬉しいです(*´ω`*)
    今度は、原作の話も書いてみます!
    ありがとうございます!(`・ω・´)
  52. 52 : : 2018/05/30(水) 22:10:42

    エレン「え?海?」

    ヒストリア「うん!」

    エレン「いいけど...」

    ヒストリア「やった!」

    エレン「...なあ、アルミn「待って!」

    エレン「」ビクッ

    エレン「どうした?」

    ヒストリア「その...二人だけで行きたい...」

    エレン「えっと...わかった」

    ヒストリア「ごめんね」

    エレン「いいよ、謝らなくて、俺の為にやってくれてるんだろう?」

    ヒストリア「そ、それもそうだけど...私の為ってのもあるかな...」

    エレン「ヒストリアの?」

    ヒストリア「うん...早く、エレンに思い出してもらって...その...///」

    エレン「?」

    ヒストリア「な、何でもない!///」プイッ

    エレン「???」

    --
    -

    エレン「...」

    ヒストリア「エレン!お待たせ!」

    エレン「お、早かったな」

    ヒストリア「エレンの方が先に来てるじゃん」

    エレン「それもそうだな、じゃあ乗るか」

    ヒストリア「うん!」

    --
    -

    ヒストリア「でも、すごいね、電車って」

    エレン「そうか?」

    ヒストリア「うん、私たちの時にはこんなのなかったもん」

    エレン「へー」

    ヒストリア「船と馬車しかなかったから」

    エレン「馬か...」

    ヒストリア「...あっ!馬乗りたい!」

    エレン「随分急だな」

    ヒストリア「私、これでも馬術一位だったんだから!」ドヤッ

    エレン「...あ、前世の話か」

    ヒストリア「そうだよ!」

    エレン「俺はどうだったんだ?」

    ヒストリア「エレンは...まあ...うん」

    エレン「え?なんだよ」

    ヒストリア「普通?」

    エレン「なんで疑問形なんだよ」

    ヒストリア「まあまあ、エレンは凄いよ、なんたって5位なんだから!」

    エレン「...凄いのか?」

    ヒストリア「うん!」

    エレン「お前は?」

    ヒストリア「私は...10位...」

    エレン「へー...一位は?」

    ヒストリア「一位は、ミカサって言う人だよ」

    エレン「...は?」

    ヒストリア「黒髪でね、すっごい美人でね」

    エレン「ちょ、ちょっとまて、ミカサ?」

    ヒストリア「うん、ミカサ...え?」

    エレン「俺の姉ちゃんだ」

    ヒストリア「え、ええぇぇぇぇぇっむぐっ!」

    エレン「しー!静かにしろ!電車の中だぞ!」

    ヒストリア「ご、ごめんなさい...でも、すごいね...ミカサもいるなんて...」

    エレン「ほんとだな、結構身近にいるもんだな、身近過ぎるけど」

    ヒストリア(じゃあ、もしかしたら他の皆も近くにいるのかな...)

    エレン「あ、着いたぞ」

    ヒストリア「う、うん!」

    --
    -
  53. 53 : : 2018/05/31(木) 03:39:06
    おぉ...ミカサが...これは以外だ。
    期待です
  54. 54 : : 2018/05/31(木) 14:16:32
    >>53 もやしもんさん
    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  55. 55 : : 2018/05/31(木) 14:17:06

    エレン「海なんて久しぶりだなー」

    ヒストリア「...」

    エレン「潮風がきもちいいな」

    ヒストリア「エレン」

    エレン「?」

    ヒストリア「手、握って」

    エレン「...わかった」ギュッ















    ヒストリア「何か、思い出した?」

    エレン「いや...何も...」

    ヒストリア「そう...」


    『エレンの奴、本当に覚えているのか?』

    『断片的に覚えてるだけで、実際は全部、覚えていないんじゃないのか?』


    ヒストリア(本当に...そうなのかな...)ウルウル

    エレン「ヒストリア...ごめんな...」

    ヒストリア「謝らないでよ...」

    エレン「...」

    ヒストリア「...頭、撫でて」

    エレン「え?」

    ヒストリア「...」

    エレン「...」ナデナデ

    ヒストリア「...う...うぅ...」ウルウル

    エレン「絶対...絶対に思い出すから...」

    ヒストリア「うん...うん...」ポロポロ

    --
    -

    ヒストリア「...」パシャパシャ

    エレン「...」ボー...

    俺は、ただじっと、ヒストリアが海で遊んでいる姿を眺めていた。

    ヒストリア「あっ!エレン!」クルッ

    エレン「ん?」

    ヒストリア「貝、見つけた!」ニコッ

    片手に、貝殻をもって、満面の笑みでこちらを振り向いてきた。

    そういえば、夢の中でのヒストリアも、貝拾ってたな...。

    ヒストリア「ちょっと、何か反応してよ」

    エレン「ん?あぁ...綺麗だな」

    ヒストリア「でしょ!持って帰る!」

    エレン「持って帰るのか?」

    ヒストリア「うん!エレンとの思い出!」ニコッ

    エレン「///」

    ヒストリア「エレン?なんでそっぽ向くの?」

    エレン「いや、別に...」

    ヒストリア「?」

    エレン「じゃあ、帰るか」

    ヒストリア「え?お馬さんは?」

    エレン「え?今から行くのか?」

    ヒストリア「だめ?」

    エレン「いいけど...」

    ヒストリア「やった!じゃあ早速行こう!」

    --
    -
  56. 56 : : 2018/05/31(木) 23:55:26

    ヒストリア「よしよし...」ナデナデ

    エレン「おー...馬とかこんな近くで見るの初めてだな」

    ヒストリア「ここ、乗馬させてもらえるらしいよ!」

    エレン「へー、そうなのか」

    ヒストリア「すいませーん!乗らしてもらってもいいですかー?」

    「はい、どうぞ、じゃあまず...」

    ヒストリア「あ、大丈夫です!経験ありますから」

    「そうかい」

    ヒストリア「...よいしょ...」

    エレン「おー...」

    ヒストリア「いい子いい子...」

    エレン「誰でもあんなに乗れるもんなのか?」

    「いや、あれだけ乗りこなせる子はそうはいないよ」

    エレン「へー...なあ!おっちゃん!俺も乗りたい!」

    「あぁ、いいよ」

    エレン「よし...こいつの名前は?」

    「ジャンって言うんだ」

    エレン「よし!ジャン!行くぞ!」

    ジャン「ひひーん!!」

    エレン「あ、こら!暴れるなって!」

    ヒストリア「エレン!だめだよ!もっと優しく接しないと!」

    エレン「え?でも...どうやって...」

    ヒストリア「こうやって、優しく撫でてあげて」

    エレン「こ、こうか?」ナデナデ

    ジャン「ヒヒーン!」

    ヒストリア「...エレンの事、嫌いみたいだね」

    エレン「」

    ヒストリア「私が乗ってる馬に乗りなよ」

    エレン「そうする」

    ヒストリア「この子の名前はなんていうんですか?」

    「クリスタって言うんだよ」

    ヒストリア「」

    エレン「よし、クリスタ、いい子いい子」ナデナデ

    ヒストリア「...」

    エレン「クリスタ、さっきのジャンってやつより可愛げがあるな」ナデナデ

    ヒストリア(かわいい...///)

    エレン「おー...おい、クリスタ、俺の家こねぇか?」

    ヒストリア「え!?///」

    エレン「え?どうした?ヒストリア?」

    ヒストリア「な、何でもないの!///」

    エレン「?...いやー、こんな綺麗な馬に乗って、登校したいなー、楽そうだし」

    クリスタ「ヒヒン!」

    エレン「お、元気いいな!よしよし!」

    エレン「なあ、クリスタ?乗ってもいいか?」

    クリスタ「ヒヒン」

    エレン「そうかそうか、ありがとな...よいしょ」




    エレン「おー、これは...ヒストリア!乗れたぞ!」

    ヒストリア「そ、そうだね...」(なんか...複雑な気持ち...)

    --
    -
  57. 57 : : 2018/06/01(金) 08:01:54
    馬=ジャンはもはやデフォだけど笑ってしまった
    そのあとクリスタに乗れたエレン…で妙な妄想…(*´Д`)
  58. 58 : : 2018/06/01(金) 18:17:48
    www
  59. 59 : : 2018/06/01(金) 23:13:10

    エレン「クリスタはジャンと違っていい子だなー」ナデナデ

    ジャン「...」

    ヒストリア「じゃ、じゃあ、私がジャンに...なんか抵抗あるな...」

    エレン「あ、ヒストリア、変わろうか?」

    ヒストリア「い、いいよ!エレン乗りなよ!」

    エレン「楽しみにしてたんだろ、乗りなって...あ、それとも一緒に乗るか?」

    ヒストリア「え...」

    --
    -

    エレン「おー、二人でも結構安定するんだな」

    ヒストリア「お馬さんは強いからね!」

    エレン「...ヒストリアって、本当に馬乗るのうまいな」

    ヒストリア「えへへ、そうかな?」

    エレン「あぁ、すごいと思う」

    ヒストリア「ありがと!」

    --
    -

    エレヒス「ありがとうございました!」

    「あぁ、またきな」

    エレヒス「はい!」

    --
    -

    エレン「スー...スー...」

    ヒストリア(寝ちゃった...今日は、楽しかったな...けど、思い出してくれなかったな...)シュンッ

    ヒストリア(本当に...エレンは...)チラッ

    エレン「スー...スー...」

    ヒストリア「」ソォー

    --チュッ--

    エレン「ん...」

    ヒストリア「あ...///」

    無意識に、してしまった。

    ヒストリア(わ、私、何して...///)

    ヒストリア「...」チラッ

    エレン「んん~...」

    ヒストリア(も、もう一回くらい...)ソォー

    --チュッ--

    ヒストリア「///」カァー

    --
    -

    夢...。

    この夢は、また違った夢か...。

    ヒストリア...?なんか...表情がいつもと違うな...。

    『どう?みんながっかりしてたでしょ?』

    『本当の私はこんなに空っぽで』

    『クリスタ・レンズみたいないい子はどこにもいなくて」

    クリスタ・レンズ?

    クリスタは...馬で...。

    クリスタ・レンズって誰だ?

    『いいや...そんな事ねぇよ』

    『他はどうかしらねぇけど、俺は以前のお前が結構苦手だった』

    『...え』

    『いつも無理して顔を作ってる感じがして...』

    『不自然で、正直気持ち悪かったよ』

    『...そう』

    『けど、今のお前はなんかいいよな』

    『...え?』

    『別にお前は普通だよ、ただバカ正直な、普通のヤツだ』

    --
    -

    ヒストリア「エレン...着いたよ」ユサユサ

    エレン「んあ?...あー、着いたか」

    ヒストリア「うん、降りよう」

    エレン「おう」

    --
    -

    エレン「...」

    ヒストリア「今日は、ありがとね、すごく楽しかった」

    エレン「俺も、楽しかったよ、ありがとな」

    ヒストリア「うん!じゃあ、また明日!」

    エレン「あ、ヒストリア」

    ヒストリア「ん?」クルッ

    エレン「クリスタ・レンズって...誰だ?」

    ヒストリア「...え?」

    --
    -
  60. 60 : : 2018/06/01(金) 23:55:21

    エレン「...」

    ヒストリア「思い...出したの?」

    エレン「あぁ...少しだけど...」

    ヒストリア「...」ポロポロ

    エレン「な、なんで泣いて...!」

    ヒストリア「よかった...少しでも...少しでもいいから、思い出してくれて...」

    そうだ、やっぱり、エレンは思い出してないだけで。

    本当は、記憶はちゃんとあるんだ!

    ヒストリア「よかった...よかった...」ポロポロ

    エレン「ヒストリア...」

    --
    -

    ヒストリア「じゃあ、エレン!また明日!」

    エレン「おう、また」

    嬉しい!

    エレンが、私の事を思い出してくれた!

    私はその日、浮かれてたと思う。

    浮かれて、周りが見えてなかったんだ。

    女性の、叫び声。

    ふと我に返る。

    そして、視界に入る車。

    目が覚めた時には、知らない、白い天井が見えていた。

    --
    -
  61. 61 : : 2018/06/02(土) 00:18:59
    うそやん...きつ
    続き気になる 期待です
  62. 62 : : 2018/06/02(土) 00:24:22
    えー、思い出してこれからって時に...
    期待
  63. 63 : : 2018/06/02(土) 00:36:43
    続きが気になる
    期待です
  64. 64 : : 2018/06/02(土) 06:48:57
    期待
  65. 65 : : 2018/06/02(土) 22:18:15
    >>61 名無しさん

    >>62 もやしもんさん

    >>63 ふるるさん

    >>64 quさん


    皆さん、コメントありがとうございます!
    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  66. 66 : : 2018/06/02(土) 22:18:21

    ヒストリア「」パチッ

    ユミル「あ!ヒストリア!ま、待ってろ!すぐに医者呼んでくるから!」タッタッタ

    何だろう...どうしてユミルが...。

    そうか、私はねられたんだ...。

    しんどいな。

    目を開けておくのも...。

    少しだけ...ほんの少しだけ、寝るだけ...。

    --
    -

    エレン「ヒストリアが...」

    アルミン「うん...」

    エレン「病院の場所は!?」ガシッ

    アルミン「そこまでは知らないけど...」

    ユミル「○○病院だよ」

    エレン「○○病院...」ダッ

    アルミン「あ、エレン!まだ学校の途中だよ!」

    アルミン「...」

    ユミル「...ヒストリア、一回は目を覚ましたけど...それっきりなんだ...」

    アルミン「え...」

    ユミル「目立った外傷はないみたいだけど...頭を強く打ち付けたみたいでな...」

    アルミン「昏睡状態...って事?」

    ユミル「」コクッ

    アルミン「...」

    --
    -

    エレン「はぁ...はぁ...ヒストリア・レイスさんのいる病室は...」

    「え、えっと...」

    エレン「友達です」

    「あ、302号室です」

    エレン「ありがとうございます!」ダッ

    「病院内は走らないでください!」

    --
    -

    エレン「ここか...」

    --ガラガラ--

    そこには、頭に包帯を巻いて、静かに寝ているヒストリアがいた。

    エレン「...」

    俺は静かに、ヒストリアの横に座った。

    ヒストリア「スー...スー...」

    エレン「ヒストリア...」

    --ブー...ブー...--

    携帯が鳴っている。

    病室だけど、ヒストリアと離れたくないから、俺はその場で出ることにした。

    エレン「もしもし?」

    アルミン「あ、エレン、今どこに?」

    エレン「今は、ヒストリアの病室にいるよ」

    アルミン「そう...」

    エレン「でも、よかった...生きてて...」

    アルミン「...あのね、エレン...」

    エレン「ん?」

    --
    -

    エレン「そんな...じゃあ、いつ、目を覚ますんだよ...」

    アルミン「それも...分からないんじゃないかな...」

    エレン「そうか...ごめん、電話切るな」

    アルミン「う、うん」

    --ピッ--

    そうか...ヒストリアは、目を覚まさないのか...。

    でも、いつかきっと、目を覚ましてくれるよな...いつか...必ず...。

    --ガラガラ--

    エレン「あ...」

    医者「えっと...君は...」

    エレン「ヒストリアの、友達です」

    医者「そうか...お見舞いに...」

    エレン「すいません...ヒストリアは、目を覚ますんですよね?」

    医者「...今の段階では何も言えません...でも、もしかしたら...一生このままか...」

    エレン「そんな...」

    医者「ヒストリアさんの脳を見る限り...このまま目を覚まさない確率の方があります...一回だけ目を覚ましたのも奇跡でしょう...」

    エレン「そう...ですか...」

    医者「...」

    エレン「ヒストリア...」

    ヒストリア「スー...スー...」

    不思議だな、今にも、目を覚ましそうなのに。

    お前は、もう...。

    医者「じゃあ、僕はこれで失礼するよ...」

    --ガラガラ--

    エレン「...」ポロポロ

    自然と、涙が出た。

    ヒストリアの事を、こんなに思っていたなんて...。

    これは、前世の記憶なのか、それとも、今の俺の意志なのか...。

    エレン「目を...覚ましてくれよ...ヒストリア...」ギュッ

    俺は、力強くヒストリアの手を握りしめた。

    --
    -
  67. 67 : : 2018/06/02(土) 23:26:07

    俺はその日から、毎日欠かさず、ヒストリアの所に足を運んだ。

    ヒストリアの、お父さんとお母さんとも話をした。

    最初は、クラスの奴らが、毎日のように来てたが。

    もう...俺だけになっていた。

    親は、仕事が忙しいらしい。

    ユミルとアルミンは...これ以上、やせ細っていく、ヒストリアを見たくないとのことだった。

    ヒストリア、お前は今、どんな夢を見てるんだ?

    俺は...相変わらず、同じ夢しか見ていない。

    ごめんな...お前の為に、思い出したい。

    けど、憎い事に、思い出せないんだ。

    お前が、求めているのは、俺じゃないこと位、わかっている。

    お前が求めている人は、俺の中にある、記憶。

    俺は、お前の事が好きだ。

    だから、好きな人の為に、俺は思い出したい。

    この記憶を。

    --
    -

    暗い。

    ここには、何もない。

    ただ、皆の声が聞こえてくる。

    早く、みんなと会って、話がしたい。

    早く...エレンと会って...話がしたい。

    何か、一言でもいい...。

    相槌を打ってくれるだけでも構わない。

    だから、エレンともう一度、話がしたいよ...。

    --
    -

    俺は、ただずっと、ヒストリアを眺めているだけだった。

    君の、やせ細ってしまった、手を取り。

    ただ、君を見つめるだけ。

    つい最近まで、俺に、いろんな表情を見せてくれていた彼女が。

    今はただ、目を閉じているだけ。

    もう、涙も枯れてしまった。

    あぁ...もっとヒストリアと話しとけばよかった。

    もっとヒストリアと一緒に、いればよかった。

    もっと早く、ヒストリアと出会っていればよかった。

    --
    -

    --五月十日--

    「ヒストリア...」

    エレンの声が聞こえる。

    「頭、撫でてもいいか?」

    初めてだ、事故にあってから、エレンに頭を撫でられるのは。

    撫でられているのがわかる。

    優しい、温かい手。

    「髪の毛、サラサラだな...」

    嬉しいな...こうやって、エレンに触れてもらえるなんて。

    「もっと...早くからこうしてやればよかった...」

    「ヒストリアは、怒るかな...それとも...喜んでくれるだろうか」

    怒るわけないよ...こんなにも、愛してる人に撫でてもらって。

    怒るわけがない。

    「ごめん...俺が...もっと早く思い出さないばかりに...ごめん...」

    エレン...謝らないでよ...。

    そんな、謝られたら...。

    --
    -

    ヒストリアの頬を、涙が伝う。

    エレン「ヒストリア...泣いてるのか...」スッ

    --ビリッ--

    ヒストリアの涙を拭おうとして、涙が手に触れた時。

    俺は、すべてを思い出した。

    エレン「ハハッ...何もかも...遅いよ...」

    エレン「なんで...なんで今になって...思い出すんだよ...」ポロポロ

    枯れてしまったはずの涙が、溢れてくる。

    エレン「俺の...バカ野郎...」

    --
    -
  68. 68 : : 2018/06/03(日) 18:37:55

    「先生...ヒストリアさんは...」

    「あぁ...もう、無理だろうな...」

    「そうですか...あの男の子、毎日...」

    「...どうにかさせてやりたい...だが、もう目を覚ますことは...」

    「そう...ですよね...」

    「なぜ君が泣くんだ...」

    「あの二人を見てたら...もう...」

    「...」

    --
    -

    記憶の中のヒストリアは、とても綺麗で、いろいろな表情を見せてくれた。

    笑った顔、怒った顔、泣いてる顔、辛そうな顔、本当に...いろいろな表情を。

    でも、目の前にいるヒストリアには、もう、その面影はない。

    やせ細ってしまって...。

    生きているのが信じられないくらいだ。

    過去のヒストリアを知ってしまったせいで。

    もう、今のヒストリアを見るのが...とても辛い。

    ごめん...ヒストリア...。

    俺はもう、ここに来れなさそうだ...。

    ほんとは、君の隣で、ずっといたい。

    でも...今の君を見てると...心が...辛いんだ...。

    ごめん...ごめん...ごめんなさい...。

    エレン「本当に...ごめんなさい...」ポロポロ

    もう、これで会うのは最後。

    手を握るのも、これで最後。

    君を見るのも、これで最後。

    俺は...最低だ...。

    容姿が変わったからって...。

    そんな理由で君に会いたくないだなんて...。

    俺は本当に...最低だ...。

    エレン「...ヒストリア...キス...してもいいかな...」

    返事はない。

    けど、ヒストリアの頬を、涙が伝う。

    エレン「...ごめん...ヒストリア」

    --チュッ--

    エレン「......」スクッ

    俺は、立ち上がって、帰ろうとした。

    でも、ヒストリアの手が、離れなかった。

    エレン「え...」

    ヒストリア「いか...ないで...」ポロポロ

    嘘だ。

    今、ヒストリアが喋ったように...。

    ヒストリア「嫌だよ...また...私を、置いて行かないでよ...」

    エレン「...ヒストリア...」ポロポロ

    目を覚ました。

    俺は、嬉しくて、ヒストリアに抱き着いた。

    ヒストリア「エレン...痛いよ...」

    エレン「よかった...本当に...よかった...」

    俺は、まるで小さな子が泣くように、大声で泣き叫んだ。

    --ガラガラ--

    「エレンさん!どうし...!」

    エレン「うわあぁぁぁぁ...」

    ヒストリア「そんなに...泣かないでよ...」ニコッ

    あぁ...あの、夢で見た笑顔だ。

    痩せてても、変わらないんだな。

    本当に...君の笑顔は、綺麗で、美しい。

    「...っせ、先生!!」タッタッタ

    --
    -
  69. 69 : : 2018/06/03(日) 20:27:24

    ヒストリア「スー...スー...」

    エレン「...」ナデナデ

    「エレン君...もう、八時だから...」

    エレン「...すいません...今日は...ここにいてもいいですか?」

    「...今回だけね...」

    エレン「ありがとうございます...」

    「...」

    --
    -

    「あんな事...あるんですね...」

    「本当に、奇跡だよ...」

    「まさか、キスがきっかけで目覚めるなんて...」

    「本当に、お互いが大好きなんだな...」

    「羨ましいですね...ああいうの...」

    「そうだな...」

    --
    -

    ヒストリア「ん...」パチッ

    エレン「あ、起きたか」

    ヒストリア「」ムクッ

    エレン「あ、横になっとけよ」

    ヒストリア「大丈夫...ねぇ、エレン」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「私、どれくらい眠ってたの?」

    エレン「...約一年だな」

    ヒストリア「そう...今は、何月何日?」

    エレン「五月十日」

    ヒストリア「そっか...エレン...ありがとう」

    エレン「...」

    ヒストリア「私の事、思い出してくれて」

    エレン「...うん...でも、ヒストリア、俺は、謝らなくちゃいけない」

    ヒストリア「...」

    エレン「俺は、一回ヒストリアと...もう二度と会わない...そう思ってしまった...ごめん」

    ヒストリア「ううん...いいよ、許してあげる...だって、結果的に間に合ったんだから...もう、それだけで十分」

    エレン「...明日から、リハビリだってな」

    ヒストリア「うん」

    エレン「明日からも、毎日欠かさず、ここに来るよ」

    ヒストリア「うん」

    エレン「それから、退院したら、また一緒に、海に行こう」

    ヒストリア「うん」

    エレン「それと、馬にも乗ろう」

    ヒストリア「うん」

    エレン「それから...それから...」ウルウル

    ヒストリア「エレン...」

    エレン「...」

    ヒストリア「キス...してもいいよね?」

    エレン「あぁ...」

    --チュッ--

    ヒストリア「ん...んん...はぁ...ありがと」

    エレン「...もう、寝ろよ」

    ヒストリア「もう、寝すぎたよ」

    エレン「...」

    ヒストリア「冗談...おやすみ、エレン」

    エレン「あぁ、おやすみ、ヒストリア」

    ヒストリア「あ、」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「手、握ってもらっても...」

    エレン「いいよ」ギュッ

    ヒストリア「...ありがと」ニコッ

    --
    -
  70. 70 : : 2018/06/03(日) 21:15:37
    ええ話や...(´;ω;`)
  71. 71 : : 2018/06/03(日) 23:02:58

    エレン「」スクッ

    アルミン「エレン...」

    エレン「ん?」

    アルミン「今日も、ヒストリアの所へ?」

    エレン「あぁ」

    ユミル「...」

    アルミン「そう...」

    エレン「...あ、言ってなかったな」

    アルミン「え?」

    エレン「ヒストリア、目覚ましたぞ」

    アルミン「...え?」

    ユミル「...は?」

    エレン「...」

    ユミル「ほ、本当か!!」

    エレン「お、おう...」

    アルミン「行こう!すぐ行こう!即行こう!」

    エレン「ま、待てよ...」

    --
    -

    --ガラガラ--

    ヒストリア「あ、エレ...」

    ユミル「ヒズドリアアァァァァァァ!!!」ポロポロ

    ヒストリア「ユミル!それにアルミンも!」

    ユミル「よがっだあぁぁぁ....よがっだよぉぉぉぉ...」

    ヒストリア「ちょっとユミル、そんなに抱き着かなくても」

    アルミン「でもよかった...本当に...」

    ヒストリア「アルミン...ありがとね」

    ユミル「こんなに痩せちまって...」

    ヒストリア「でも、大丈夫だよ、これからリハビリもして、ちゃんとご飯食べて、ちゃんと太るから!」

    ユミル「うん...うん...」

    エレン「...」

    アルミン「エレン、ヒストリアはいつ目を覚ましたの?」

    エレン「昨日だよ」

    アルミン「へー...でもよく目を覚ましたね...さっきお医者さんの話を聞いてたけど、目が覚めるなんて、奇跡に近いらしいね」

    ヒストリア「うん...そうらしいね...」

    ユミル「奇跡...本当に、よかった...」

    ヒストリア「うん...私も、こうやってアルミンとユミルともう一度話ができて嬉しい...エレンには感謝しなくちゃね」

    エレン「え?」

    アルミン「どういう事?」

    ヒストリア「だってエレンが...///」テレテレ

    ユミル「エレンがどうしたんだ?」

    ヒストリア「寝ている私にキスをしてくれたから...///」

    アルミン「...へ?」

    ユミル「エレン...てめえぇぇぇぇ!!私のヒストリアが寝ている隙になにしてくれとんじゃあぁぁぁ!!」

    エレン「はぁ!?なんだよ私のヒストリアって!」

    ヒストリア「...クスッ」

    アルミン「ん?どうしたの?」

    ヒストリア「なんだか、みんなとまたこうやってお話ができるのが嬉しくて...つい」

    アルミン「なるほど...でも、本当に...」

    エレン「だから意味わかんねぇよ!」

    ユミル「うがあああぁぁぁ!!」

    「ここは病院です!静かにしてください!」

    アルミン「微笑ましいね」

    ヒストリア「うん」

    --
    -
  72. 72 : : 2018/06/03(日) 23:45:22
    よかった…よかったよぉ( ノД`)…
  73. 73 : : 2018/06/03(日) 23:46:42
    (;つД`)イイハナシダナー
  74. 74 : : 2018/06/04(月) 14:15:56
    なんか、ユミルらしくていいかも
  75. 75 : : 2018/06/04(月) 19:52:59
    >>72 quさん
    本当に、よかったです...(ノД`)・゜・。
  76. 76 : : 2018/06/04(月) 19:53:21
    >>73 名無しさん

    ありがとうございます!(>_<)
  77. 77 : : 2018/06/04(月) 19:55:05

    エレン「...」

    ユミル「...」

    アルミン「でも、本当にそんな話あるんだね...」(というか、エレンってそんな寝てる隙にキスするような人だったっけ?)

    ユミル「私は認めないからな」ムスッ

    ヒストリア「もう!ユミル!」

    ユミル「前世で結婚してたらしいが!現世では私が結婚するからな!」

    エレン「え...ユミル、こっちでは男だったのか?」

    ユミル「...は?」

    エレン「え?」

    アルミン「ん?」

    ヒストリア「あ...」

    --
    -

    アルユミ「はあぁぁぁぁぁぁぁ!?」

    「病院内ではお静かに!!何度も言わせないでください!!」

    アルユミ「すいません...」

    アルミン「でも...」

    ユミル「ほんとなのか?」

    エレン「まあ...そうだけど...」

    ヒストリア「...」

    ユミル「なんで言ってくれなかったんだよ」

    ヒストリア「だって...またややこしくなりそうだったから」

    アルミン「まあ、確かに...でも、すごいね...僕たちも前世で一緒だったなんて...」

    エレン「ほんとだよな...」

    ユミル「まて、という事はつまり...エレン、お前思い出したのか?」

    エレン「あぁ、ばっちり」

    アルミン「あ、それでキスを...」

    エレン「?」

    アルミン「どうやって思い出したの?」

    エレン「うーん...なんでだっけ...あ、確かヒストリアが泣いてたから、その涙を拭きとろうと思って、涙に触れた時に...」

    ヒストリア「そうだったんだ...」

    ユミル「え...って事はつまり、お前ら結婚するのか?」

    ヒストリア「え...///」

    エレン「俺はそのつもりだが...」

    ヒストリア「えぇ!?///」

    ユミル「ちくしょう!ヒストリアと結婚出来ないのかよ!」

    アルミン「いや、そもそも君たち同性でしょ?」

    エレン「あ、やっぱり女だったのか」

    アルミン「いや、ユミルが女子の制服着てる時点でわかるでしょ?」

    エレン「確かに...」

    ユミル「おいエレン、ヒストリアを泣かしたら承知しねーからな!」

    エレン「もう、泣かせたりしないよ」

    ヒストリア「エレン...」

    アルミン「...あ、もうこんな時間だ」

    ユミル「ほんとだな...じゃ、ヒストリア、明日もまた来るよ」

    ヒストリア「うん!」

    エレン「じゃ、俺も」

    ヒストリア「エレン」

    エレン「ん?」

    --チュッ--

    ヒストリア「またね///」ニコッ

    エレン「...おう、また///」

    ユミル「羨ましい奴...」

    アルミン「ほんとだねー」

    ユミル「おいエレン!いつまでもデレデレしてないでさっさと行くぞ!」

    エレン「あ、わりぃ」タッタッタ

    --
    -
  78. 78 : : 2018/06/05(火) 00:06:47
    Lialさんの作品...好きだ...。
    もう最近はLialさんが投稿しないかを今か今かと待っている自分がいる。
  79. 79 : : 2018/06/06(水) 01:33:33
    >>78 Lialさんちゅきさん
    なんと!?ありがとうございます!!(*ノωノ)
  80. 80 : : 2018/06/06(水) 01:37:13

    --数か月後--

    先生「今日から、このクラスにまた帰ってくることになった、ヒストリア・レイスさんです」

    ヒストリア「皆!ひさしぶり!」ニコッ

    男子(女神...女神が帰ってきた...)

    先生「じゃあ、席について、エレンの隣だから」

    ヒストリア「はい!」

    --
    -

    エレン「ヒストリア、勉強どこまで言ってるかわからないだろ?」

    ヒストリア「うん」

    エレン「教えてやるよ」

    ヒストリア「...」

    エレン「なんだよ」

    ヒストリア「エレン、座学苦手じゃなかった?」

    エレン「あのな、こっちでは座学をメインでやってるんだから、教えられたところはできるよ」

    ヒストリア「なるほど...じゃあ、よろしくね!」ニコッ

    エレン「おう」

    --
    -

    エレン「それで、ここが-----------こうなるわけだ」

    ヒストリア「なるほど...あんまりわかんない」

    エレン「...中間近いけど」

    ヒストリア「一年間のブランクがあるんだから考慮してもらいたいよ!」プンスカ

    エレン「いや、二年に上がれてるだけでも奇跡だと思うが...まあいいや、じゃあ今度俺んちで勉強会やるか」

    ヒストリア「お、いいね!」

    エレン「アルミンとユミルも呼んで...」

    ヒストリア「エレン」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「二人きりが...いい」

    エレン「...分かった...じゃあ、今週の土日、俺ん家な」

    ヒストリア「うん!」ニコッ

    --
    -

  81. 81 : : 2018/06/06(水) 22:07:33

    --ピンポーン--

    大丈夫!私とエレンは、前世では一緒に住んでたんだし!

    夫婦だったんだし!

    何も緊張する事なんてない!

    大丈夫!...大丈夫...。

    必死に自分に言い聞かせても。

    心臓がうるさい。

    --ドキッドキッ--

    ヒストリア「うぅ~...///」

    というか...出てこない。

    --ピンポーン--






    --シーンッ--

    ヒストリア「...もしかして...寝てる?」

    --ピンポーン--







    これは...確実に寝てる...。

    もう!11時って約束してたじゃん!なんで起きてないの!

    ヒストリア「」イラッ

    --ピピピンポピピピンポーンピンポーンピピピピピピピpンポーン--

    ヒストリア「...」

    --ガチャッ--

    エレン「わ、わりぃ!寝てた!」

    ヒストリア「もう!約束の時間までには起きててよ!」

    エレン「ごめん!」

    ヒストリア「まったく!」プクー

    エレン「ごめん...ま、まあ、入れよ」

    --
    -

    ヒストリア「...」ムスッ

    エレン「...なぁ、ごめんって」

    ヒストリア「なんで昔から約束忘れたり、約束の時間を守れないの!!」

    エレン「...癖?」

    ヒストリア「じゃあその変な癖直してよ!」

    エレン「ご、ごめん...」

    ヒストリア「...ふんっ!」プイッ

    どうしよう。

    今回は相当ご立腹みたいだ。

    といっても、俺がドアを開けたのが11時15分なんだから。

    15分位でそんなに怒るなよ。

    ...っと言いたい。

    でももし言ったら...。

    --
    -

    ヒストリア「は?15分...位...?」

    エレン「あ...」

    ヒストリア「へー、そっか...15分...”位”なんだ...へー...」

    --
    -

    見たいな感じで怒られるからこれはそっと心の中にしまって置こう...。

    さて、どうしようか。

    エレン「」チラッ

    ヒストリア「...」ムスッ

    何とかしてご機嫌を取りたいんだけど。

    エレン「ヒストリア」

    ヒストリア「...なに?」

    エレン「その...今日の服、すごく似合ってるな、かわいいよ」

    ヒストリア「...そ、そうかな...///」テレテレ

    お、いいみたいだな...よし!

    エレン「おう!ほんとに似合ってて、可愛いよ!可愛すぎて抱き着きたい位だ!」

    ヒストリア「...!///」カァー

    ヒストリア「な、なら...くる...?///」

    エレン「...へ?」

    ヒストリア「そ、その...ギュって...///」

    エレン「...」

    ヒストリア「あっ!やっぱ何でもない!///」

    --ダキッ--

    ヒストリア「~~~!!///」

    エレン「...」ナデナデ

    ヒストリア「...べ、勉強...しよっか...///」

    エレン「そうだな」パッ

    ヒストリア「...よし!早速やろう!」

    エレン「おー!」

    --
    -
  82. 82 : : 2018/06/06(水) 23:57:34
    このエレヒスかわいいんだが?
  83. 83 : : 2018/06/07(木) 23:19:27
    >>82 名無しさん

    ありがとうございます!(`・ω・´)
  84. 84 : : 2018/06/07(木) 23:21:34

    ヒストリア「...」

    エレン「...分かるか?」

    ヒストリア「わかんない!」

    エレン「なんでだよ...」

    ヒストリア「...よし!休憩にしようよ!」

    エレン「ダメだ」

    ヒストリア「うぐっ...なんで」

    エレン「中間も近いんだから、しっかり勉強しとかないと」

    ヒストリア「...ねぇエレン、食べ物は何が好き?」

    エレン「おい、話を逸らすな、集中しろ」

    ヒストリア「むー...」

    エレン「...」カキカキ

    ヒストリア「...ねぇ、エレン」

    エレン「ん?なんだよ」

    ヒストリア「私、今すごく嬉しい」

    エレン「...なんでだ」

    ヒストリア「また、こうやって、エレンとお話ができて、一緒に勉強できて...この、何気ない日常が、今は、すごく嬉しいの」

    エレン「...」

    ヒストリア「寂しかったんだからね、エレン、先にいっちゃうんだもん」

    エレン「ごめん...」

    ヒストリア「しかも約束も守らずにさきにいちゃって」

    ヒストリア「結局結婚式も上げれなかったし」

    エレン「...」

    ヒストリア「...でも...最後の約束は守ってくれたね」

    エレン「え...」

    ヒストリア「前世でも、会うって...一番守れそうにない約束を」

    エレン「そうだな...」

    ヒストリア「ねぇ、エレン」

    エレン「なんだ」

    ヒストリア「愛してるよ」ニコッ

    エレン「...///なんで、今言うんだよ...///」

    ヒストリア「あ!赤くなってる!かわいいー!」

    エレン「お前な...はぁ...俺も、愛してるよ」

    ヒストリア「...///」

    エレン「お前も赤くなるじゃねえか」

    ヒストリア「そ、そうだね...///」

    エレン「...ほら、続きやるぞ」

    ヒストリア「うん!!」

    --
    -
  85. 85 : : 2018/06/08(金) 22:32:21

    ヒストリア「づがれだぁぁぁぁ...」グデー

    エレン「おい、だらしないぞ」

    ヒストリア「だって疲れたんだもん...」

    エレン「だからって床で寝転ぶなよ」

    ヒストリア「でもエレンだって地面で昼寝してた時とかあったじゃん」

    エレン「あれは芝生だからいいんだよ」

    ヒストリア「そんなもんなのか」

    エレン「そんなもんだ」

    ヒストリア「...よっしゃ!」

    エレン「どうした?」

    ヒストリア「お風呂に入ろう!」

    エレン「お湯ためてるからちゃんと浸かれよ」

    ヒストリア「何言ってるの!エレンもだよ!」

    エレン「は?なんで?」

    ヒストリア「一緒に入りたいから」

    エレン「...まずいだろ」

    ヒストリア「でもエレン、私たち、あんなことまでしたのに...?///」

    エレン「...」

    --
    -

    --チャポンッ--

    ヒストリア「背中流してあげる!」

    エレン「はいはい」

    結局入ることになってしまった。

    まあ、実際俺も、入りたかったってのもあるが...。

    ヒストリア「かゆい所ないですかー?」

    エレン「ないよ」

    ヒストリア「...嬉しいでしょ?」

    エレン「ん?なにがだ?」

    ヒストリア「女王様直々に背中を流してもらえるなんて!」

    エレン「それは前だろ」

    ヒストリア「前でも女王だよ!」

    エレン「まあな...うれしいよ」

    ヒストリア「でしょ?」

    エレン「あぁ」

    ヒストリア「しかも一緒に湯船につかれるんだよ!”女王様”と!」

    エレン「」イラッ

    エレン「あぁ、すごく嬉しいよ、でも俺は、そんな女王様とやったけどな」

    ヒストリア「なっ!///」

    エレン「今でも覚えてるよ、初めての時に痛すぎて俺の背中ひっかいて...」

    ヒストリア「わー!わー!この話おしまい!!///」

    エレン「...」

    ヒストリア「もう...全く...///そのデリカシーが無いのはなんで治らないの?///」

    エレン「治そうとしないから」

    ヒストリア「もっともね...ねぇエレン?」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「背中流してて思ったんだけど...何か部活やってるの?」

    エレン「あ?なんもやってないよ...なんでそんな事聞くんだよ」

    ヒストリア「だって、何もしてない割に、背中ががっちりしてるから...」

    エレン「なんでだろうな、そういう体質だからか?」

    ヒストリア「ふーん...はい、背中終わり」

    エレン「おう、サンキュー」

    ヒストリア「はい、前も」

    エレン「それはいい」

    ヒストリア「なんで?」

    エレン「それはまずいからだ、ほら、変わろうぜ」

    ヒストリア「...わかった」

    エレン「...ほら、タオル邪魔だ」バッ!

    ヒストリア「きゃあぁぁぁぁ!!///」

    エレン「な、なんだよ」

    ヒストリア「急にタオル取らないでよ!///」プンスカ

    エレン「あ、わりぃ」

    ヒストリア「一応、恥ずかしいんだから...///」モジモジ

    エレン「」

    ヒストリア「...え、エレン?背中、やらないの?」

    エレン「...あ、悪い、ボーっとしてた」

    ヒストリア「?大丈夫?」

    エレン「あぁ、大丈夫だ、じゃあやるぞ」

    ヒストリア「うん」

    エレン「...肌、すべすべだな」

    ヒストリア「そう?」

    エレン「あぁ、すごく綺麗だし」

    ヒストリア「ありがと...///」

    エレン「でも...」プニッ

    ヒストリア「ふぇっ!///」

    エレン「ちょっと、お腹に肉がついたんじゃないか?」プニプニ

    ヒストリア「ちょっと!触らないで!///」

    エレン「...まあいいや、ちゃんと運動しろよ」

    ヒストリア「わかってるよ...」

    エレン「はい、終わり」

    ヒストリア「ありがと!」ニコッ

    --
    -
  86. 87 : : 2018/06/09(土) 20:45:31
    女王様と調子に乗ってるヒストリアに対するエレンの対応…w
    期待!
  87. 88 : : 2018/06/10(日) 00:29:33
    >>87 quさん
    期待ありがとうございます!
  88. 89 : : 2018/06/10(日) 21:47:03

    --チャポン--

    エレン「ふー...」

    ヒストリア「極楽ー...」

    エレン「なあ、狭いんだけど」

    ヒストリア「そんな事言っても仕方ないじゃん、というかエレンが大きんだよ」

    エレン「まあ、確かにヒストリアちっさいもんな」

    ヒストリア「むっ...ちっさくないもん!」

    エレン「いや、ちっさいだろ」

    ヒストリア「むー...」




    「あー、疲れたー...早くお風呂入って寝よ」




    ヒストリア「そういえば今日親は?」

    エレン「出張だよ」

    ヒストリア「へー」




    「あれ?エレンが入ってる...」





    ヒストリア「そういえばミカサは?」

    エレン「もうそろそろ仕事から帰ってくる頃だけど...」

    --ガチャッ--

    ミカサ「エレン、早くで...」

    ヒストリア「あ...」

    エレン「おかえり」

    ミカサ「...」

    --バタンッ--







    --ガチャッ--

    ミカサ「やっぱり...!何度見てもエレンが...!」

    エレン「なんだよ」

    ミカサ「エレン、それは犯罪」

    エレン「は?」

    ミカサ「幼女を連れ込むなんて」

    ヒストリア「幼女...」

    エレン「違うよ、こいつは...えーっと...」

    エレン「なんて言ったらいいんだ?」

    エレン「妻?彼女?嫁?結婚相手?」

    ヒストリア「...つ、妻?」

    エレン「こいつは俺の妻だ」

    ミカサ「?何を言ってるの?エレン」

    エレン「えーっと...ごめん、やり直すは...」

    エレン「こいつは俺の嫁だ」

    ミカサ「それって...よく画面の向こうにいる子に対して言う...あれ?」

    ヒストリア「み、ミカサって、結構変な知識あるんだね」

    エレン「そういうお前もだろ」

    ヒストリア「あ...」

    エレン「う~ん...俺の彼女だ」

    ミカサ「そ、そんな...!わ、私というものがありながら...!エレン!私とは遊びだったの!!」

    ヒストリア「え、エレン?ど、どういう事?」

    エレン「ミカサのジョークだ」

    ヒストリア「じょ...え?」

    ミカサ「いえーい、騙された、ブイブイ」ピース

    ヒストリア「...ミカサ、キャラ違くない?」

    エレン「記憶を思い出してから違和感しか感じなくなった」

    ヒストリア「だよね...」

    エレン「ミカサ、寒いからしめてくれ」

    ミカサ「わかった、ベッドの上で大運動会を開催するのならちゃんとゴムつけてね」

    エレン「おい」

    ミカサ「それじゃ」

    --バタンッ--

    エレン「...」

    ヒストリア「...」

    エレン「出るか」

    ヒストリア「そうだね」

    --
    -
  89. 90 : : 2018/06/11(月) 00:42:55
    な、なんだこのミカサ…!
    このミカサ…好きだ!このミカサの恋愛物じゃないエレミカの絡みを見たいw

    期待です!
  90. 91 : : 2018/06/11(月) 20:08:00
    >>90 ふるるさん
    そういっていただけると嬉しいです!(∩´∀`)∩

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  91. 92 : : 2018/06/11(月) 22:24:48

    --ブヲォォォォォ--

    エレン「...髪の毛、綺麗だな」

    ヒストリア「そう?」

    エレン「あぁ...しかも多い、乾かすの大変だな」

    ヒストリア「もう慣れた」

    エレン「...はい、終わり」

    ヒストリア「もう!まだ生乾きじゃない!」

    エレン「え?べつにいいだろ?」

    ヒストリア「よくないよ!乙女にとって髪の毛は命なんだから!」プンスカッ

    エレン「そんなもんなのか」

    --
    -

    ミカサ「ご飯」

    エレン「今作ってるから」

    ヒストリア「エレン料理もできるんだね」

    エレン「まあな、父さんも母さん、仕事の関係で家にいないからな」

    ヒストリア「へー」

    ミカサ「ねぇ、ヒストリアちゃん」

    ヒストリア「はい」

    ミカサ「ヒストリアちゃんは、エレンのどんな所が好き?」

    ヒストリア「え?///...そ、それは...///」モジモジ

    ミカサ「ねぇ、早く教えてよー...あ!わかった!ちんこがでk--ゴンッ!!--

    ミカサ「いったーい!!お鍋で叩く事ないじゃん!」

    エレン「ミカサがいらないこと言おうとしてたからだろ、ほら、早く飯運べ、出来たから」

    ミカサ「はーい」

    ヒストリア「///」プシュー

    エレン「ヒストリア、おい、ヒストリア」

    ヒストリア「は、はい!///」

    エレン「ごめんな、ミカサが」

    ヒストリア「ううん!いいの!!///」

    --
    -

    ミカサ「...まだ頭いたい」

    エレン「...」

    ヒストリア「エレンの料理おいしい!」

    エレン「そうか?」

    ヒストリア「うん!専属の料理人がが作ってたやつよりもおいしいよ!」

    ミカサ「料理人?」

    エレン「おい!ヒストリア!それは前の話だろ!」コソコソ

    ヒストリア「あ、そうだった...」コソコソ

    ミカサ「?」

    --
    -

    ミカサ「はい、これ」

    エレン「...なんだよ」

    ミカサ「一緒に寝るんでしょ?」

    エレン「あぁ」

    ミカサ「だから...はい、ゴム」

    エレン「...いらない」

    ミカサ「はっ!まさか生で!」

    エレン「やらないんだよ!わかれよ!」

    ミカサ「でもヒストリアちゃんはしたそうな顔してるよ」

    エレン「え!?」クルッ

    ヒストリア「?」キョトンッ

    エレン「」

    ミカサ「やーい、ひっかかったー」

    エレン「...チッ...早く寝ろよ、仕事で疲れてるんだろ」

    ミカサ「心配してくれてるの?」

    エレン「うるさいから早く寝てほしい」

    ミカサ「まあまあ、そんなつれない事言わないで」

    エレン「...」

    --
    -

    ヒストリア「...大変だね」

    エレン「あぁ」

    ヒストリア「じゃ、もう寝よっか」

    エレン「そうだな、じゃあ、電気消すぞ」

    ヒストリア「うん」

    --パチッ--

    --モゾモゾ--

    エレン「ヒストリア、もう少しそっち寄れるか?」

    ヒストリア「わかった」モゾモゾ

    エレン「さんきゅ」

    ヒストリア「...」スンスンッ

    エレン「匂い嗅ぐなよ」

    ヒストリア「だってエレンの匂い好きなんだもん」

    エレン「」ナデナデ

    ヒストリア「...エレンは私の頭撫でるの好き?」

    エレン「...まぁ、好きだな」

    ヒストリア「じゃあ私も匂い嗅ぐの好きだから嗅ぐね」

    エレン「...」ナデナデ

    ヒストリア「...ねぇ、エレン」

    エレン「なんだ?」

    ヒストリア「そ、その...あの...」

    エレン「...なんだよ」

    ヒストリア「そ、そういう気分になった時には...///」

    エレン「」ドキッ

    エレン「...し、しないよ///」

    ヒストリア「だ、だよね...」

    エレン「あ、違うぞ、したくないわけじゃないんだ、ほら、俺達高校生だし...その...子供出来たらまずいし...」

    ヒストリア「じゃあ、ミカサから貰っとけばよかったじゃん...」

    エレン「...ま、まあ...そうだけど...」

    ヒストリア「...ねぇ...どうしたらいいの?」

    エレン「え?」

    ヒストリア「エレンの匂い嗅いで...その...///」モジモジ

    エレン「そ、それって......」

    ヒストリア「///」コクッ

    --
    -

    --バンッ--

    エレン「...」

    ミカサ「どうした、我が弟よ」

    エレン「言いにくいんだが...」

    ミカサ「...は!わかった...言わなくていい...」

    エレン「ありがとう...」

    ミカサ「つまり、弟よ...これが、ご所望なのだろう?」スッ

    エレン「あぁ...」

    ミカサ「ふっ...受け取れ」

    エレン「ありがt「礼はいい!...弟の為だ、黙って、取っときな...」

    エレン「...」

    -キィィ..バタン-

    ミカサ「...」

    ミカサ「今の、かっこよかった...」

    --
    -
  92. 93 : : 2018/06/11(月) 23:30:42
    ミカサ時々かっこよくなったりする

    ゼッテー男子勝てないなこりゃw

    期待
  93. 94 : : 2018/06/11(月) 23:45:15
    なになに!?このかわいいミカサは!?
    Lialさんとこのヒスちゃんがかわいいのは通常運転?だけどミカサもいいっすね~^ SUKIだわ、他の人と同じく期待デス
  94. 95 : : 2018/06/12(火) 00:08:00
    このミカサ凄く好きだわ
    Lialさんのキャラ作り最高です!

    期待!!
  95. 96 : : 2018/06/12(火) 06:54:39
    ヤるんだな!今!ここでぇ!
  96. 97 : : 2018/06/12(火) 20:24:50
    ああ!殺ってやるさ!ベルベルべ!



    ん?なんか違う気が・・・まぁいっか!
  97. 98 : : 2018/06/12(火) 21:34:03
    >>93 江礼比住さん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  98. 99 : : 2018/06/12(火) 21:34:38
    >>94 名無しさん
    そう言っていただけるとすごく嬉しいです!
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  99. 100 : : 2018/06/12(火) 21:35:11
    >>95 quさん
    ありがとうございます!(`・ω・´)

    期待ありがとうございます!(>_<)
  100. 101 : : 2018/06/12(火) 21:35:57
    >>96 名無しさん

    ヤります!でも...書きは...しないです...すいません...(´・ω・`)
  101. 102 : : 2018/06/12(火) 21:37:20

    --ガチャッ--

    ヒストリア「...」

    エレン「...なんで頭まで毛布かぶってんだ?」

    ヒストリア「...恥ずかしい」

    エレン「...」バッ

    ヒストリア「...あの...今思ったんだけど...こっちじゃ初めてだから...優しく///」

    エレン「わかってるよ...また背中ひっかかれるのか...」

    ヒストリア「もう!その話しないでよ!///」

    エレン「...わかったよ」

    エレン「脱がすぞ」

    ヒストリア「う、うん...///」

    --
    -

    エレン「...」ムクッ

    ヒストリア「スー...スー...」

    そう言えば、あの後、疲れて寝ちゃったんだな...。

    エレン「」スンスン

    エレン「...匂うな」

    --ガチャッ--

    エレン「」スタスタ

    ミカサ「あ...」

    エレン「あ...」

    ミカサ「卒業おめでとう」

    エレン「...ありがと」

    ミカサ「何してるの?」

    エレン「ちょっと匂うから、風呂入ろうと思って」

    ミカサ「そう」

    エレン「今から仕事?」

    ミカサ「...休日出勤」

    エレン「...頑張れよ」

    ミカサ「おう」

    エレン「行ってら」

    ミカサ「行ってきます、あんまりヒストリアちゃん泣かしたらダメだよ」

    エレン「え?」

    ミカサ「声、聞こえてた」

    エレン「」

    ミカサ「まあエレンのは大きいから初めての人には...」

    エレン「おい」

    ミカサ「じゃ、行ってきます」

    --キィィ...バタンッ--

    エレン「...ヒストリア起こすか」

    --
    -

    エレン「おい、ヒストリア」

    ヒストリア「ん...」パチッ

    エレン「おはよ」ニコッ

    ヒストリア「あ...おはよう///」

    エレン「汗かいたから風呂入るけど...どうする?」

    ヒストリア「あ、私も入る」

    エレン「よし、じゃあ入るか」

    ヒストリア「うん」ムクッ

    --ハラリッ--

    エレン「あ...」

    ヒストリア「み、見ないで!!///」パシンッ

    エレン「いっ!」

    --
    -

    エレン「...」ヒリヒリ

    ヒストリア「ごめんなさい...」

    エレン「昨日の夜と風呂の時はいいのになんで...」

    ヒストリア「そういうもんなの!」

    エレン「よくわからん...」

    ヒストリア「...」

    エレン「...まだ痛いか?」

    ヒストリア「うん...」

    エレン「ごめんな...」ナデナデ

    ヒストリア「...クスッ」

    エレン「ん?なんだよ」

    ヒストリア「前も、そうやって謝って、心配してくれたよね」

    エレン「そうだっけ?よく覚えてるな...」

    ヒストリア「うん」

    エレン「...今回は背中ひっかかなかったな」

    ヒストリア「えらいでしょ!!」フンスッ

    エレン「うん、でもな...なんで首噛んだ?」

    ヒストリア「...」

    --
    -

    ミカサ「パラディ島」

    エレン「...は?」

    ミカサ「パラディ島」

    エレン「きゅ、急にどうしたんだよ...」(もしかして...ミカサ...)

    ミカサ「旅行に行きます」

    エレン「なんだ、そういう事か...でもなんでだよ」

    ミカサ「エレンと...ヒストリアちゃんの仲より一層深まってほしいから...」

    エレン「ミカサ...え?ヒストリアもくんの?」

    ミカサ「当たり前、さっきも言った通り、エレンとヒストリアちゃんの仲が深まってほしいから私はこの旅行を考えた」

    エレン「...本当はただ自分が行きたいだけだろ?」

    ミカサ「いや~ん、ばれちゃった~」テヘッ

    エレン「...それで、いつだよ」

    ミカサ「来週の土日」

    エレン「ヒストリアに伝えとくよ」

    ミカサ「よろしく頼む」

    エレン「おう」

    --
    -
  102. 103 : : 2018/06/12(火) 22:54:25
    パラディ島って確かマダガスカルだったよな。でも進撃世界は現実と反対だから北側にあるのか?
    期待です
  103. 104 : : 2018/06/12(火) 23:28:30
    >>103 ジャガーマンが見てる!さん
    期待ありがとうございます!(∩´∀`)∩
  104. 105 : : 2018/06/13(水) 07:04:50
    まだ助かる
  105. 106 : : 2018/06/13(水) 20:58:54
    >>105 名無しさん
    ゴージャスさん思い出した
  106. 107 : : 2018/06/13(水) 20:59:22

    エレン「ヒストリア」

    ヒストリア「なに?」

    エレン「来週の土日にパラディ島に行くんだけど...来る?」

    ヒストリア「行く!!」

    エレン「そ、そうか...ならいいんだ」

    ヒストリア「でも、なんで?」

    エレン「ミカサが旅行に行きたいらしい」

    ヒストリア「え...思い出したの?」

    エレン「いや、単純に行きたいらしい」

    ヒストリア「そっか」

    エレン「じゃあ、来週の土日の話、お父さんとお母さんにも話しとけよ」

    ヒストリア「うん!」

    --
    -

    ミカサ「はーい、では当日になりましたがー、ここで、私の友達も急遽来ることになりましたー」

    エレン「ほんとに急だな」

    ミカサ「はい、そこうるさいですよー」

    エレン「...」

    ミカサ「では、紹介します。...目つきは悪くて第一印象最悪!でも知れば知るほど彼女の魅力に引かれて、惚れた男の数は数知れず!見た目は最悪!中身は乙女!その名も!アニ・レオンハートさんです!」

    ヒストリア「あ、アニ?」

    エレン「いや、紹介の仕方最悪だな」

    アニ「は、初めまして...」モジモジ

    ヒストリア「...アニだ」

    エレン「アニだな...見た目だけ」

    アニ「もう、ミカサ、変な紹介の仕方しないでくれよ...」

    ミカサ「嘘は言っていない」

    アニ「そうだけどさ...」

    ヒストリア「よろしくお願いします!アニさん!」ニコッ

    アニ「あ、よろしく...」

    エレン「よろしくお願いします、ミカサの弟のエレンです」

    アニ「あ、話にはよく聞いてる...話通り可愛い...」

    エレン「...え?」

    ミカサ「アニは可愛いもの好き」

    エレン「なるほど...」(でもなんで俺が?)

    ミカサ「ほら、ヒストリアちゃんも可愛いでしょ?」

    アニ「うん、すごく」

    ヒストリア「え...///」

    ミカサ「もー!照れちゃって!かーわーいーいー!」

    ヒストリア「うぅ...///」

    ミカサ「ま、そんな事は置いといて」

    エレン「いや、切り替え早いな」

    ミカサ「私の長所」

    エレン「...そうか」

    ミカサ「それで、もうそろそろ行かないと飛行機に乗れない」

    エレン「ほんとだな...」

    ヒストリア「じゃ、行きましょうか」

    アニ「そうだね...」

    ミカサ「レッツゴー」

    --
    -

    ミカサ「それでね、先週とかね、エレンとヒストリアちゃんすっごかったから!」

    アニ「もう...その話は何回も聞いたよ...///」

    ミカサ「いやいや、マジで、家んく壁薄いから丸聞こえなの」

    ヒストリア「///」

    エレン「機内ではお静かに」

    --
    -

    ミカサ「ここが...」

    アニ「パラディ島...」

    ヒストリア「すごい!街並みとかそのまんmっんむ!!」

    エレン「バカ!ばれるだろ!」コソコソ

    ヒストリア「んーんっん」(そーだった)

    ミカサ「エレン...そう言うのはホテルに着いてからにして」

    アニ「...///」

    エレン「ごめん、何の話してるか全然わからん」

    ミカサ「...じゃあホテルに荷物を置いて街を歩こうか」

    アニ「そうだね」

    --
    -
  107. 108 : : 2018/06/13(水) 23:00:56
    ミカサのアニの紹介仕方よww
    このミカサ本当に好きだわw

    期待!
  108. 109 : : 2018/06/14(木) 17:53:46
    >>108 名無しさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  109. 110 : : 2018/06/14(木) 23:07:48

    エレン「え?部屋分けてんの?」

    ミカサ「うん、もともと別々にしてたから」

    エレン「へー」

    ミカサ「じゃあ、荷物置いたらまたこのロビーに集合ね」

    エレン「わかった」

    --
    -

    ヒストリア「凄い!」

    エレン「広いな、この広さで二人部屋か」

    ヒストリア「街を一望できるよ!」

    エレン「ほんとだ...なんか、あまり変わってないな」

    ヒストリア「そうだね...私的にはこっちの方が嬉しいな」

    エレン「だな」

    ヒストリア「...よし!二人を待たせてるから行こうか!」ニコッ

    エレン「おう!」ニカッ

    --
    -

    エレン「あれ?あの二人は...」

    「あ、エレンさんですか?」

    エレン「あ、はい」

    「ミカサさんから伝言預かってます」

    エレン「え?伝言?」

    「はい...えっと...私たちは私たちでラブラブするので、二人も二人でラブラブしてください...って言ってました」

    エレン「えっと...ありがとうございます」ペコッ

    「いえいえ...それでは」

    エレン「...ふー...じゃ、回るか」

    ヒストリア「うん!」

    --
    -

    ヒストリア「ねぇエレン」

    エレン「んー?」

    ヒストリア「約束、覚えてる?」

    エレン「約束?」

    ヒストリア「ほら!いつか一緒に街を回ろうって!」

    エレン「そういえばしてたな...でも、あの時はヒストリア女王だったからな、いけなかったんだよな」

    ヒストリア「そうだったんだよね...でも、今はね」

    エレン「だな...じゃ、回るか」

    ヒストリア「うん!」

    --
    -

    ミカサ「これが...立体起動...!!」

    アニ「好きだね...そういうの」

    ミカサ「かっこいい」

    アニ「でも、信じられないね...巨人がいたなんて」

    ミカサ「そうだね、見てみたい」

    アニ「私はいやだな...キモそう」

    ミカサ「...ん?」

    アニ「どうしたの?」

    ミカサ「あの銅像...」

    アニ「?...」

    ミカサ「んー...どっからどーみても...」

    アニ「エレン君とヒストリアちゃんだね...」

    ミカサ「えっと...あ、名前も同じだ」

    アニ「ほんと?」

    ミカサ「うん、こんな事ってあるんだねー」

    アニ「すごいね」

    --
    -

    ヒストリア「うわー!この道から見た景色とかそのまんまだ!!」

    エレン「すごいな、まさかここまでそのまんまだなんて」

    ヒストリア「もっと変わってるものだと思った」

    エレン「...あ、お城の中行けるみたいだぞ」

    ヒストリア「お城...お城はいいかなー」

    エレン「まあ、十分歩き回ったしな」

    ヒストリア「うん」

    --
    -
  110. 111 : : 2018/06/14(木) 23:51:53
    アニとミカサは気づくのか?それともまず前世の記憶が存在するのか?
  111. 112 : : 2018/06/14(木) 23:57:59
    >>111 江礼比住さん
    さあ、どうなのでしょう...。

    持っているのか...持っていないのか...。

    まあ実はどうするか、まだ決めてないんですよねw
  112. 113 : : 2018/06/15(金) 17:50:30
    じーくおじさんだして
  113. 114 : : 2018/06/15(金) 22:31:25
    >>113 名無しさん

    ジークおじさん...なかなか難しいですね...。

    か、考えときますね(-_-;)
  114. 115 : : 2018/06/15(金) 22:32:47

    --ピロンッ♪--

    エレン「ん?」

    ヒストリア「誰かから来たみたいだよ?」

    エレン「...ミカサからだ」

    ヒストリア「なんて?」

    エレン「写真だな」

    エレン「へー、あの二人城に行ってるみたいだな」

    ヒストリア「え?お城の写真?」

    エレン「うん...博物館みたいになってる」

    ヒストリア「...これって撮っていいものなの?」

    エレン「う~ん...あ、撮影禁止って書いてある」

    ヒストリア「相変わらずだね...」

    エレン「...え?お、おいヒストリア」

    ヒストリア「なに?」

    エレン「これ...」

    ヒストリア「ん?...え?こ、これって...私たちの銅像?」

    エレン「こんなの...誰が...ヒストリア?」

    ヒストリア「わ、私じゃないよ!!」

    エレン「誰が...ん?アップしてみるか...」

    ヒストリア「...ハンジ・ゾエ...アルミン・アルレルト...」

    エレン「あの二人か...」

    ヒストリア「知らなかった...」

    エレン「...城、行ってみるか?」

    ヒストリア「...うん、一応、行ってみようか」

    --
    -

    ミカサ「えぇ!?実際に立体起動装置が使える!?」

    アニ「へー...」

    ミカサ「やろう!すぐやろう!即やろう!」グイグイ

    アニ「わ、わかったからそんなに引っ張らないで...」

    --
    -

    ヒストリア「本当に...」

    エレン「俺達だ...」

    ヒストリア「は、恥ずかしい...///」

    「ねーねー!ママ!あの二人似てる!」

    「こら!人に指さしたらダメでしょ!すいません...」

    エレン「いえ、大丈夫ですよ」ニコッ

    「あら?...本当に...」

    「なんだ?」

    「おいおい、あの二人...」

    「めちゃくちゃ似てるな!」

    --ザワザワザワザワ--

    エレン「や、やば!」

    ヒストリア「エレン!逃げよ!」グイッ

    エレン「お、おう!」タッタッタ

    --
    -

    ミカサ「ふぉーーーー!!!」ヒューン

    アニ「すごいな...」

    「はい、ヘルメット」

    アニ「わ、私は大丈夫です...」

    ミカサ「すごい!すごいよアニ!」

    アニ「よかったね...」

    エレン「はぁ...はぁ...」

    ヒストリア「何とか...」

    アニ「あれ?二人とも」

    エレン「あ、アニさん」

    アニ「あ、あの銅像見た?すごい二人に似てたよ」

    エレン「ア、ミ、ミマシタ...」

    ヒストリア「ホントウニ!ワタシタチモビックリデス!」

    アニ「どうしたの?二人とも、なんか変だけど...」

    ミカサ「エレン!」

    エレン「あ、ミカサ」

    ミカサ「立体起動!」

    エレン「おう、そうか」

    ミカサ「...なんか、興味なさげ」

    エレン「まあ、興味はないかな...」

    ミカサ「むー...」ムスッ

    エレン「な、なんだよ」

    ミカサ「誰も共感してくれない」

    エレン「そういうことか...」

    ミカサ「あ!ヒストリア!これ!立体起動装置!」

    ヒストリア「...え?なに?聞いてなかった...ご、ごめんね?」

    ミカサ「」

    エレン「ヒストリア...お前最低だな」

    ヒストリア「えぇ!?」

    アニ「さすがにそれは...」

    ヒストリア「わ、私が悪いの?」

    ミカサ「かっこいいのに...」シュンッ

    エレン「ほら、ヒストリア」

    ヒストリア「...み、ミカサさん!すごくかっこいよね!立体起動!」

    ミカサ「わ、わかってくれるの...!」パァァ

    ヒストリア「うん!すごくわかるよ!」

    ミカサ「ほ、ほんと!?よかった...ヒストリアは理解してくれると信じてた」

    ヒストリア「あはは...」(こ、これで良かったのかな?)

    --
    -
  115. 116 : : 2018/06/16(土) 00:05:31
    バカ○ンのパパ「それでーいいのだ!」
  116. 117 : : 2018/06/16(土) 18:27:11

    エレン「城の中も、そのまんまだな」

    ヒストリア「ほんとだね」

    エレン「...あ、お、おい、ヒストリア」グイグイ

    ヒストリア「ん?なに?」

    エレン「あ、あれ...」

    ヒストリア「...り、リヴァイ兵長?」

    エレン「清掃員...」

    ヒストリア「リヴァイ兵長らしいね...」

    エレン「話しかけてみよう」

    ヒストリア「え?ほんとに?」

    エレン「あぁ」

    ヒストリア「...」

    エレン「あの...すいません...」

    リヴァイ「!!あっ.....な、なんだ」

    エレン「?」(ん?なんだ今の反応)

    エレン「あ、えっと...何か用があるわけではなくて...その...」

    ヒストリア「...」

    リヴァイ「...要件ならさっさと言え」

    エレン「は、はい!お、お名前は...」

    リヴァイ「リヴァイだ...」

    エレン「やっぱり...」

    リヴァイ「あ?なにがやっぱりなんだ?」

    エレン「な、なんでもないです!」

    リヴァイ「...」

    ヒストリア「...リヴァイ兵長」

    リヴァイ「!?...俺は兵長じゃない」

    ヒストリア「いえ、あなたは兵長ですよね」

    リヴァイ「...おいガキ、しつこいぞ」

    ヒストリア「女王様にその口の聞き方はなに?」

    エレン「お、おい!ヒストリア!」

    リヴァイ「...なんだよ...そういう事か...久しぶりだな...エレン、ヒストリア」

    ヒストリア「はい!お久しぶりです!兵長!」

    エレン「え?え?」

    リヴァイ「わからないのか?俺も覚えているんだよ」

    エレン「な、なるほど...って、えぇぇぇぇぇ!?」

    リヴァイ「館内は静かにしろ!」バキッ

    エレン「い、いってぇぇ!」

    ヒストリア「でも、リヴァイ兵長も覚えていたんですね」

    リヴァイ「まあな...」

    エレン「お、お久ぶりです、兵長」

    リヴァイ「その、”兵長”って呼び方はやめろ、リヴァイさんと呼べ」

    エレン「...分かりました、リヴァイさん」

    ヒストリア「でも、不思議ですね、リヴァイさんも覚えていたなんて...」

    リヴァイ「俺だけじゃないがな...」

    エレン「え?」

    リヴァイ「ほら、お前も世話になったろ...ぺt「リヴァーイ!」

    リヴァイ「...噂をすれば」

    ペトラ「リヴァイ!...え...」

    エレン「なるほど...つまり、俺とヒストリア見たいな奴ですか」

    リヴァイ「まあ、お前の言っている”つまり”っが俺と一緒かは知らんが...」

    ヒストリア「なるほど...まあ、私はあまり深くは関わってませせんが...リヴァイさん、相当好きなんですね」ニヤニヤ

    リヴァイ「...」イラッ

    ヒストリア「そんなに睨んでもダメだよ!女王様の私を、殴れるかな?」

    リヴァイ「」ゴッ

    ヒストリア「いったぁぁぁい!!」

    リヴァイ「今は別に女王じゃないから殴れる」

    ペトラ「ちょっとリヴァイ!なんでこんなかわいい子に手上げるのよ!」

    リヴァイ「...っち」

    ペトラ「ごめんね...」ナデナデ

    ヒストリア「は、はい」ウルウル

    エレン「...ペトラさん」

    ペトラ「えっと...」

    リヴァイ「会話聞いててわかるだろ、覚えてるよ」

    ペトラ「エレン君...久しぶり」

    エレン「はい、お久しぶりです」

    --
    -

    エレン「じゃ、また機会があれば来ますね!」

    リヴァイ「あぁ」

    ペトラ「ばいばい!エレン君!ヒストリアちゃん!」

    ヒストリア「はい!」

    エレン「随分話込んじまったな...」

    ヒストリア「そうだね...でも、私たちだけじゃなかったね」

    エレン「そうだな...」

    ヒストリア「...あ、見て、訓練所が公園になってるよ」

    エレン「ほんとだ...寄っていくか?」

    ヒストリア「うん」

    --
    -
  117. 118 : : 2018/06/16(土) 19:40:16
    ピクシス?

    期待
     
  118. 119 : : 2018/06/16(土) 23:28:37
    >>118 江礼比住さん
    ピクシスも...ちょっと難しいですね...(´・ω・`)

    期待ありがとうございます!(∩´∀`)∩
  119. 120 : : 2018/06/17(日) 00:19:28
    リヴァイさんモップ二刀流で立体起動で回転して飛び回って掃除してるんでしょ。
  120. 121 : : 2018/06/17(日) 15:20:04
    >>120 名無しさん

    ありそう...
  121. 122 : : 2018/06/17(日) 20:35:43
    >>120怖すぎワロタwwwwwwwww
  122. 123 : : 2018/06/17(日) 22:52:41

    --キャッキャ...ワイワイ--

    エレン「...楽しそうだな」

    ヒストリア「ほんとだね...」

    エレン「...今...もう6時か」

    ヒストリア「...子供たちも、帰る時間だね」

    エレン「...こうやって」

    ヒストリア「ん?」

    エレン「街の真ん中で、ヒストリアとゆっくり話すことができるなんてな」

    ヒストリア「...ほんとだね」

    「あ、ここにいた」

    エレン「ん?」

    ミカサ「いちゃいちゃしてる所悪いけど」

    エレン「どう見たらいちゃいちゃしてるように見えたんだよ」

    ミカサ「もうホテルに帰らないと」

    エレン「...よし、ヒストリア、戻るか」

    ヒストリア「うん!」

    --
    -

    エレン「じゃあ、温泉行くか」

    ヒストリア「うん!」

    --
    -

    --カラカラ--

    エレン「お、広いな...」

    エレン「しかも空いてる...」

    --シャアァァァァ--

    「エレーン!!」

    エレン「ん?どーしたー?」

    「こっち石鹸無いから貸してー!」

    エレン「...わかったー!」

    --ポイッ--

    「ありがとー!」

    エレン「おう、あ、ちゃんと返せよー!」

    「うーん!」







    ミカサ「な、なにさっきのやり取り!!」

    ヒストリア「え?」

    ミカサ「わ、私もやりたい!」

    ヒストリア「え?」

    ミカサ「エレーン!!」

    「なんだー?」

    ミカサ「私も石鹸無いから貸して!」

    「ヒストリアに渡したから俺もねぇんだよ、ヒストリアから借りてくれ」

    ミカサ「...ヒストリアちゃん、貸して」

    ヒストリア「...はい」

    ミカサ「...」ポイッ

    ヒストリア「あ...」

    「いた!!おい!何も言わず石鹸投げるなよ!」

    ミカサ「エレーン!石鹸無いから貸してー!!」

    「...ほらよ!!」

    --ポイッ--

    --キャッチ--

    ミカサ「ふをぉぉぉ!!このやりとり!なんかいい!」

    アニ「あんたら、なにやってんだい?」

    ミカサ「アニもやって見なよ!」

    アニ「え?」

    --ポイッ--

    「いった!!だから何も言わずに石鹸投げるなよ!鬱陶しい!!」

    ミカサ「ほら、アニ」

    ヒストリア「あの...体洗いたい...」

    ミカサ「ほら、ヒストリアちゃんもああ言ってるし、アニ」

    アニ「え、えっと...え、エレンくーん」

    アニ「せ、石鹸無いから、貸してもらってもいいかなー」

    --シーンッ--










    エレン(ここで渡したら、石鹸が頭に当たるからな、無視無視)

    「あ、あのー」

    エレン(無視無視...)

    「エレン君...」

    エレン(あれ?なんか声が上の方から...)バッ

    アニ「石鹸を...」

    エレン「!!あ、アニさん!!なにやってるんですか!!!」

    アニ「石鹸借りたいから...」

    エレン「だからってよじ登るなんて...」

    ヒストリア「はわわ///アニさん大胆...///」

    ミカサ「ふをーー!!ここらだとアニのアニがしっかりと見える!!」

    アニ「え?嘘!?///」パッ

    アニ「あっ...」

    --ドッスーーン--

    エレン「...なにやってんだ...あいつら」












    ミカサ「い、痛い...」

    アニ「あ!ごめんミカサ!下敷きに...」

    ヒストリア「だ、大丈夫?」

    ミカサ「もう、急に落ちてこないでよ」

    アニ「み、ミカサがあんな事言うから...///」

    --
    -
  123. 124 : : 2018/06/17(日) 22:59:00
    三重の壁じゃねぇからw
  124. 125 : : 2018/06/17(日) 23:17:35
    一つだけそれもドリルでかんたんに穴が開くぐらいのw
  125. 126 : : 2018/06/17(日) 23:54:15
    おもしろい!
  126. 127 : : 2018/06/18(月) 22:13:41
    >>126 quさん

    ありがとうございます!
  127. 128 : : 2018/06/19(火) 22:44:27

    エレン「あぁー...あったまる...」

    「そっちの湯加減どう?」

    エレン「ん?あー、いい感じだよ」

    「...あれ?アニ!ヒストリア!これ露店風呂が混浴になってる!」

    「ほんとだ...」

    「行っちゃう?」

    「だ、だめだよ!」

    「でも、公認だよ?」

    「でも...」

    「エレーン!!」

    エレン「なんだよー!」

    「露天風呂に来てー!!」

    エレン「混浴なんだろ?知ってるよ!」

    「...っち」

    エレン「おい!舌打ちするなよ!」

    「しかたないな...」













    --ガチャッ--

    エレン(ん?あっちは露天風呂の続くドア...誰か入ってたのか...)

    エレン「!?」

    ミカサ「お前を連行する」

    エレン「バカ!男湯だぞここ!」

    ミカサ「だから今から混浴の所に連れて行く」ガシッ

    エレン「おわ!おい!降ろせよ!」

    ミカサ「暴れるんじゃない」

    --ガチャッ--

    ミカサ「ふんっ!!」ブンッ

    エレン「うわあぁぁぁ!」ドボンッ

    エレン「ぷはっ!あのな!...あっ」

    ヒストリア「///」モジモジ

    アニ「...」

    ミカサ「キャー!エレンノエッチー!!!」

    エレン「お前が連れてきたんだろ!!」

    ミカサ「まあまあ、皆タオル巻いてるんだし、そんなに恥ずかしがらなくても」

    エレン「でもな...」

    ミカサ「...はっ!そういう事だったの!?」

    エレン「なんだよ」

    ミカサ「エレンに...透けタオルとい性癖が...!」

    エレン「いや、ねぇわ」

    ミカサ「そういうこと...だからあなたの聖剣エクスカリバーもそんな事に...」チラッ

    エレン「いや、どんな事だよ、後聖剣エクスカリバー言うなし」

    ミカサ「きゃっ!そんなはしたない言葉言わないで...///」

    エレン「いや、俺のセリフのどこにそんな言葉あったんだよ」

    ミカサ「まあまあ、早く温泉に浸からないと湯冷めする」

    エレン「...お前の切り替えには毎度イラつくな」

    ミカサ「そんな褒めてもなにもでない」

    エレン「...」

    アニ「なかよしだね...」

    ヒストリア「ほんと」

    エレン「どこが...」

    ミカサ「でしょ?私たちは血はつながってなくても立派な姉弟愛で結ばれてるから」

    エレン「どこが...は?え?今なんて?」

    ミカサ「姉弟愛で結ばれてるから...///」ポッ

    エレン「いや、そこじゃねぇ、赤面するな」

    ミカサ「じゃあどこよ、Where?」

    エレン「俺達、血つながってないの?」

    ミカサ「あ、これ言っちゃいけない奴だった」

    エレン「...まあ、血はつながってなくても、そんな変わらないからいいけどさ...俺にとっては、ミカサは立派な姉だし」

    ミカサ「エレン...この野郎!!」ダキッ

    エレン「おい!引っ付くな!」

    ミカサ「いつからそんないい子に!!」ウリウリ

    エレン「やめろって!髪がぐしゃぐしゃになるだろ!」

    ヒストリア「...いいな」

    アニ「声、出てるよ」

    ヒストリア「あっ...///」

    アニ「かわいい...」ナデナデ

    ヒストリア「///」

    アニ「でも、本当に仲良しだね、あの二人」

    ヒストリア「うん...」

    ミカサ「うりうりー!」

    エレン「だから...やめろって!!」ブオンッ‼

    ヒスアニ「あっ...」

    ミカサ「きゃっ!」ザブンッ

    エレン「あ、やっちまった...まあミカサだしいいか」

    --ザバッ--

    ミカサ「姉を投げ飛ばすとはいい度胸だ...」

    エレン「なっ!」

    ミカサ「ふっふっふ...くらえっ!!」ブンッ

    エレン「あぶな!おい!マジで殴りに来るなよ!」

    ミカサ「そこ!」ガシッ

    エレン「うっ!」

    ミカサ「とりゃあ!!」ブオンッ

    ヒスアニ「あぁ...」

    エレン「おわっ!」ドボンッ

    ミカサ「はっはっは!!完全勝利!」ドヤァ

    --ザバッ--

    エレン「おい...ミカサ...」

    ミカサ「なんだ、弟よ」

    エレン「...死ね!!」ブンッ

    ミカサ「あぶな!!」

    エレン「この!逃げるな!」

    ミカサ「な、なんて速さ...!」

    ヒストリア「...本当に」

    アニ「仲良しだね...」

    --
    -

    ミカサ「あへ~...///」

    エレン「うへ~...///」

    ヒスアニ「はぁ...」

    ヒストリア「そりゃああんなにお風呂で暴れたら」

    アニ「のぼせるよね」

    エレミカ「あぁ~...///」

    --
    -
  128. 129 : : 2018/06/20(水) 06:53:08
    性剣
  129. 130 : : 2018/06/20(水) 18:57:06
    >>129性剣セクスカリバー
  130. 131 : : 2018/06/20(水) 21:14:04
    >>130ん?なんかシモネタ要素が・・・


    Lialさん
    グル作ってよ
  131. 132 : : 2018/06/20(水) 21:56:09
    >>131 江礼比住さん

    グループですか...いまいち私作り方がわかってないんですよね...(´・ω・`)

    しかも、どんな話をすればいいのかも分からなくて...。
  132. 133 : : 2018/06/21(木) 00:25:08

    エレン「ん...」パチッ

    あれ?俺いつの間に...。

    そういえばミカサと...あのままのぼせて寝ちまったのか...。

    エレン「ん?」

    ヒストリア「...」

    ベランダの椅子に座って、街を眺めるヒストリアがいた。

    エレン「...」スクッ...スタスタ

    エレン「おい...」

    ヒストリア「...」

    エレン「おいって」

    ヒストリア「あ、お、起きたの?」

    エレン「あぁ...隣、座るぞ」

    ヒストリア「う、うん」

    エレン「...どうしたんだ?ボーっとして」

    ヒストリア「...昔の事を、思い出してた」

    エレン「昔?」

    ヒストリア「うん...エレンと、初めて出会った訓練兵時代の時から...エレンが...死ぬまでの...」

    エレン「そうか...」

    ヒストリア「...それでね、エレンは、やっぱりエレンなんだなーって」

    エレン「どういうことだよ」

    ヒストリア「前にも言ったと思うけど、エレン、本当に約束守ってくれなかったなーって」ニコッ

    エレン「うっ...そんな事笑顔で言うなよ...」

    ヒストリア「でも、エレンらしくていいなーって」

    エレン「俺らしいのが約束を守らないって...」

    ヒストリア「あ、悪口に聞こえちゃった?そんなつもりはなかったんだけど...」

    エレン「いや、いいよ」

    ヒストリア「...エレン、嬉しいでしょ」

    エレン「ん?なにがだ?」

    ヒストリア「女王様と、またこうやってこの島の夜景が見えて!」

    エレン「お前...まだそんな事言ってんのか」

    ヒストリア「へへん!嘘じゃないもん!」

    エレン「まあそうだけど...」

    ヒストリア「それで、どう?うれしい?」

    エレン「...あぁ、うれしいよ」

    ヒストリア「私も!嬉しいよ!」

    エレン「...」

    ヒストリア「なんか、元気なくない?」

    エレン「いや...ちょっとな」

    ヒストリア「どうしたの?」

    エレン「今思い出してみたら...本当に、ヒストリアとの約束、守れてないなって...」

    ヒストリア「...」

    エレン「...ごめん」

    ヒストリア「...あっ!じゃあさ、エレン!」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「昔した約束を、こっちでやってよ!それと、こっちでした約束は絶対守ること!はい!約束ね!」

    エレン「...ふっ...あぁ、ありがとな」

    ヒストリア「うん!じゃあ、早速約束守ってもらうからね!」

    エレン「え?」

    ヒストリア「こっち来て!」グイッ

    エレン「おわっ!そんな引っ張るなって!」

    ヒストリア「えい!」ドンッ

    エレン「うわっ!」ドサッ

    エレン「いってて...なにすんd「しっ...」

    エレン「...」

    ヒストリア「エレン...」

    ヒストリアが、俺をベッドに押し倒したかと思えば。

    上に、四つん這いで覆いかぶさるように乗ってきた。

    エレン「なにして...」

    ヒストリア「約束その1、私から、絶対に離れないこと」

    エレン「えっと...」

    ヒストリア「約束その2、向こうでは、結婚式上げれなかったから、こっちでは絶対に結婚式をあげること」

    エレン「...」

    ヒストリア「約束その3、子供は最低1人欲しいです」

    エレン「なっ...!///」

    ヒストリア「そして...最後に、約束その4...これからも...この先も...私の事を、忘れないでください...」

    --チュッ--

    エレン「...ヒストリア...」

    ヒストリア「約束、絶対に守るって言ったよね?」

    エレン「え...」(言ったような言ってないような...)

    ヒストリア「もし、約束を破った時には、私がエレンの方まで出向いて、絶対に思い出させるから」

    ヒストリア「どうしても行けそうにない場合は、エレンの夢に、また出てきてやる!」

    エレン「それは...来世の話か?」

    ヒストリア「そういう事!」

    エレン「ふっ...あははははは!」

    ヒストリア「...」

    エレン「あぁ...わかった...約束だよ...」

    ヒストリア「...ありがと」

    --チュッ--

    こうして、俺たちはまた、昔みたいに叶うか叶わないか...本当に守れるのかわからない約束を交わした...。












    『エレン「夢に出てくる少女」エレヒス』

    ---終わり---
  133. 134 : : 2018/06/21(木) 00:25:51
    ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

    いやー、まさか一日で同時に二つの作品が終わるとは...。
    作者の私も、思いもよりませんでした...。

    今回のお話、どうでしたか?たまには、こういう終わり方も、いいんじゃないでしょうか?

    この話が終わったので、次は、初チャレンジになる、完全原作よりの話を書きます!

    正直、戦闘シーン、立体起動のシーンをうまく言葉で表現できる気がしません...(-_-;)
    ですが、私なりに、出来るだけ努力はしますので、是非、読んでみてください!←まだ書いてないけど

    最後にもう一度。
    ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
    皆様から頂いた、応援、励まし、期待コメ、本当に書く意欲に繋がりました。

    時間があればでいいので、ほかの作品も、是非読んでみてください!では!(@^^)/~~~
  134. 135 : : 2018/06/21(木) 01:27:36
    完結おめでとうございます!
    とても面白かったです!

    原作よりの話、頑張ってくださいね!
    期待しています!
  135. 136 : : 2018/06/21(木) 07:10:00
    完結おめでとうございます!!
    次回作も頑張ってください!!
  136. 137 : : 2018/06/21(木) 17:03:43
    完結おめでとうございます!
    Lialさんの作品、全部読みました〜
    どの作品も個性的で面白かったです!
    次回作にも期待です!
    お疲れ様でした〜( ゚ω^ )ゝ 乙であります!
  137. 138 : : 2018/06/21(木) 17:32:58
    Lialさんのはみんな神作だから大丈夫だよ

    心配なら他のを参考にしてみて!

    俺のは紙作だけどw
  138. 139 : : 2018/06/21(木) 18:58:00
    執筆乙です!いやー、まさかエレンの性剣セクスカリバーがウォール・ヒストリアを貫通するところが見れないなんて!是非後日談を!!((
  139. 140 : : 2018/06/21(木) 21:39:35
    完結お疲れ様でした!神でした!これからも頑張ってください!
  140. 141 : : 2018/06/21(木) 23:19:56
    >>135 ふるるさん
    ありがとうございます!

    はい!頑張ります!
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)ゞ
  141. 142 : : 2018/06/21(木) 23:20:16
    >>136 マインさん
    ありがとうございます!
    はい!頑張ります!
  142. 143 : : 2018/06/21(木) 23:21:40
    >>137 雪麗さん
    ありがとうございます!

    ぜ、全部ですか!?それはそれは...本当にありがとうございます!(*´ω`*)
    そう言われると、嬉しいです!

    期待ありがとうございます!
  143. 144 : : 2018/06/21(木) 23:25:16
    >>138 江礼比住さん
    そう言っていただけると嬉しいです!
  144. 145 : : 2018/06/21(木) 23:26:29
    >>139 ゲスミン・クズレルトさん
    いやー、見れませんでしたねーw

    時間があれば、そういう場面の後日談、出したいと思います!
    ご意見、ありがとうございます!(*´ω`*)
  145. 146 : : 2018/06/21(木) 23:27:17
    >>140 ラーメンラーメンさん
    ありがとうございます!
    神だなんて...そんな...。

    はい!これからも頑張ります!(*´ω`*)
  146. 147 : : 2018/06/22(金) 00:36:54
    神作を...ありがとう...

    次回作も期待しています!
    頑張って!
  147. 148 : : 2018/06/22(金) 01:07:31
    完結おめでとうございます!
    大変、楽しく読ませていただきました!

    この二人が、来世でも会えることを期待しています!
    次回作も頑張ってね!
  148. 149 : : 2018/06/22(金) 15:52:25
    うん。オモロォイ。
  149. 150 : : 2018/06/22(金) 22:07:26
    >>1結婚しよ
  150. 151 : : 2018/06/23(土) 10:13:08
    >>147 もやしもんさん
    喜んでいただけたみたいで嬉しいです!

    期待ありがとうございます!
    頑張ります!(>_<)

    >>148 quさん
    感想ありがとうございます!(>_<)

    はい!頑張ります!

    >>149 なかのひろたかてきな?さん
    ありがとうございます!(●´ω`●)

    >>150 名無しさん

    えっと...考えさせてください...(-_-;)
  151. 152 : : 2018/07/10(火) 23:22:02
    頑張ってください!

    あと、できれば、この作品の続編を書いて欲しいです!
  152. 153 : : 2018/07/11(水) 14:59:32
    >>152 田舎の覇者さん
    はい!頑張ります!

    そうですね...分かりました!予定している!作品もありますので、それの投稿が終わってから、この作品の続編、書いてみたいと思います!

    続編希望、ありがとうございます!
  153. 154 : : 2018/07/11(水) 21:27:19
    ありがとうございます!
    あまり無理をなさらずに頑張ってくださいね!
    応援してます!!!

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