ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

アニ「あんたとは・・・付き合えないよ。」エレン「え、なんで。」

    • Good
    • 2

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2013/12/26(木) 17:42:52
    エレン×アニです。



    現パロにしたいと思ってます。



    皆様の期待に答えられれば嬉しいと思っています。



  2. 2 : : 2013/12/26(木) 17:44:10
    期待!!
  3. 3 : : 2013/12/26(木) 18:06:17

    応援ありがとうございます☆

    ちなみに名前はあまり気にしないでください。勝手に弟子を名乗ってるだけです。



    時代は現代


    場所は曖昧


    これでスタートします。

  4. 4 : : 2013/12/26(木) 18:16:55



    ~アニの家~




    アニ「・・・・・。」




    金髪、青目の10歳の女児がひとり、部屋の窓から外を眺めていた




    女児の見つめる外には




    エレン「やめろよ!てめえら!アルミンをいじめるんじゃねえ!!」



    悪ガキ「ああ!?うっせえ!てめえもそんな強くないくせしてよ!!」



    悪ガキ「正義の味方ぶっててよ!何気取ってやがんだ!」



    アルミン「エレン・・・ごめん・・・。」



    エレン「何言ってんだ!くそ、てめえら今日こそぶちのめしてやるからな!!」




    ワーーー ワーーーー



    アニ(・・・・・。)



    アニ(正義の味方・・・か。)
  5. 5 : : 2013/12/26(木) 18:21:25


    エレン、アルミンと呼ばれる少年達が、アニの家の前の空き地でいじめっ子と戦っていた






    アニ(あーあ、かわいそうに・・・。)



    アニ(結局、エレンって黒髪の子がやられちゃった。)



    アニ(・・・・・。)



    アニ(強くないんなら・・・歯向かわなきゃいいのに・・・。)




    その時、1階から母親の声がする




    アニーーー、そろそろお薬の時間よーーーー




    アニ「あ、はーーーい。」




    アニ(私は・・・素直に・・・)



    アニ(病気に歯向かわなかったんだから・・・。)



    アニ(あんたもそうすればいいのに・・・って!え!)




    エレン「・・・・・・。」



    エレンはアニの家の2階を眺めていた



    バッ




    アニは窓から顔を離した
  6. 6 : : 2013/12/26(木) 18:25:31


    アニ(わ・・・顔・・・見られちゃったかな・・・!)



    アニ(・・・は、恥ずかしい・・・!)




    アニーーーー 何してるのーーーー?




    アニ「あ、お母さん、今行くーーー!」




    タタタタッ




    アニは2階から降りていった







    ~アニの家前の空き地~



    エレン「・・・・・。」



    アルミン「・・・エレン、どうしたの?」



    エレン「え?」



    アルミン「ずっと、あの家の窓を見てたから・・・。」



    エレン「ああ・・・。」



    エレン「オレ達と同級生くらいの、かわいい子が窓から見てたから・・・。」ダラダラ



    アルミン「・・・って鼻血出てるよエレン!」



    エレン「あ。お、おう。すまん」グシグシ



  7. 7 : : 2013/12/26(木) 18:30:39


    アルミン「・・・ごめんね・・・僕がもう少し強かったら・・・。」



    エレン「何謝ってんだよ!全然いいって!オレも結局負けちゃったし・・・。」



    アルミン「ふふ・・・二人ともボロボロだね・・・。」



    エレン「はは・・・本当だな・・・!」




    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






    アルミン「・・・でも、エレンが見たっていうあそこの家の子・・・誰なのかな?」



    エレン「え、ああ。うん。」



    エレン「同級生みたいだったけど・・・オレ達のクラスにあんな子いないし・・・。」



    アルミン「表札は・・・レオンハートさんって書いてあるね。」



    エレン「ああ。」



    エレン「・・・・・。」



    エレン(あんな・・・綺麗な顔の子、初めて見たな。)



    エレン(今度・・・遊びに行ってみよう・・・かな・・・。)
  8. 8 : : 2013/12/26(木) 18:35:18
    おっ!期待します!
  9. 9 : : 2013/12/26(木) 18:36:57
    >>8
    ありがとうございます☆頑張ります!
  10. 10 : : 2013/12/26(木) 18:40:15




    ~3日後~




    ~アニの家~




    母親「じゃ、行ってくるからね。アニ。」



    父親「二人とも夕方には帰ってくるから、いい子にしてるんだよ。ちゃんと薬の時間には薬を飲むんだ。」



    アニ「うん、分かってるよ。」



    アニ「行ってらっしゃい。」



    ガチャ



    アニの両親は家から出て行った



    アニ「ふう・・・。」




    トン トン トン



    アニは2階の自室に上がる




    アニ(今日も・・・一人か・・・。)



    アニ(何しようかな・・・。本でも読もうかな・・・。)



    アニ(・・・たまには・・・外で遊びたいな・・・。)



    アニ(友達も・・欲しい・・・。)
  11. 11 : : 2013/12/26(木) 18:42:41
    おっ!フラグがたったぞw
  12. 12 : : 2013/12/26(木) 18:43:13


    アニ(はあ・・・。)




    ピーーンポーーーン



    アニ「!」



    アニ「え・・・。」



    ピーーンポーーーン



    アニ「だっ、誰だろう・・・。」



    トッ トッ トッ



    アニはゆっくり階段を下りていく



    ピーーンポーーン



    アニ「うわ、これやっぱり出ないといけないやつだよね・・・。」



    アニ「お父さんとお母さん以外の人と会うの久しぶりだな・・・。」



    アニ「はーーい。今出まーーす。」



    ガチャ



    アニが玄関を出ると
  13. 13 : : 2013/12/26(木) 18:44:04
    来るか?
  14. 14 : : 2013/12/26(木) 18:46:40



    エレン「わっ!!」



    アニ「うわあ!!」




    黒髪の少年が、一人立っていた




    エレン「・・・び、びっくりしたあ・・・!」



    アニ「・・・・い、いやこっちこそ・・・!」



    エレン(うわ、肌白っ!めっちゃくちゃ美人な子だ・・・!)



    アニ(あれこの子、確かこの前いじめられっこに殴られてた・・・。)



    エレン「よ、よう。」



    アニ「あ・・・。」



    アニ「こ、こんにちわ・・・。」



    エレン「・・・・・///」



    エレン(やべ、遊びに来たのはいいけど、何話せばいいかわかんねえ!)



    アニ(何、何、なんなの!?この子一人みたいだし・・・。)



    エレン「・・・・あ・・・」



    アニ「・・・?」
  15. 15 : : 2013/12/26(木) 18:49:06
    キターーー(°∀°)
  16. 16 : : 2013/12/26(木) 18:49:51



    エレン「あのさ・・・。」



    アニ「う、うん。」



    アニ(・・・私も両親以外と話すことほとんどないから緊張する・・・!)



    エレン「な、名前・・・。」



    アニ「え・・・?」



    エレン「名前・・・なんて言うの・・・?」



    アニ「・・・///」



    アニ「アッ・・・アニ。」



    エレン「ふーーん・・・。」



    アニ「なっ、何?」



    エレン「え、いや・・・。」



    エレン「こないだ、窓越しに目が合ったと思ったから・・・。」



    アニ「え・・・。」



    アニ「あっ・・・合ってないし・・・。」



    エレン「あれ!?そうだったかなあ・・・。」
  17. 17 : : 2013/12/26(木) 18:52:13
    いいね!
  18. 18 : : 2013/12/26(木) 18:52:54
    初々しくて最高!支援
  19. 19 : : 2013/12/26(木) 18:53:53


    エレン「綺麗な子だったから、すげえ覚えててさ・・・///」



    アニ「・・・き・・・綺麗・・・!?///」



    エレン「うん・・・///」



    アニ「・・・・・///」



    アニ(もう!なんなのさコイツ!すごい恥ずかしいことばっかり言ってくる!私顔赤くなってないかな、大丈夫かな・・・)



    エレン「でさ・・・。」



    アニ「ん・・・?」



    エレン「アニは今、何歳なんだ?」



    アニ「え・・・。10歳。」



    エレン「良かったあ、じゃあ同い年だなっ!」



    アニ「え・・・あ・・・うん・・・///」



    エレン「アニは小学校来ないのか?」



    アニ「え、小学校・・・?」



    エレン「おう、だってすぐ近くに進撃小があんだろ?」
  20. 20 : : 2013/12/26(木) 18:56:26


    アニ「・・・・。」



    アニ「私は・・・小学校に行けない・・・。」



    エレン「え、なんでだ?」



    アニ「・・・病気なの。」



    エレン「・・・病気?」



    アニ「うん。」



    エレン「どっか、悪いのか?」



    アニ「そう。」



    エレン「そっか・・・。」



    エレン「アニが小学校に来れたらな・・・オレの親友も紹介できたのに・・・。」



    アニ「・・・親友?」



    エレン「ああ。アルミンって奴さ!」



    アニ「ああ・・・。」



    アニ「前にいじめられてた子か。」
  21. 21 : : 2013/12/26(木) 18:57:33
    頑張れ!最後まで付き合うぜ!
  22. 22 : : 2013/12/26(木) 19:00:55


    エレン「え、なんでアルミンのこと知ってんだ?」



    アニ「あ・・・!」



    エレン「あ、ホラ、やっぱお前こないだオレと目が合ったんだろ?」



    アニ「うう・・・///」



    エレン「あはは、顔真っ赤だな・・・!」



    アニ「だって・・・家の前で・・・あんな喧嘩してたら・・・見るでしょ・・・。」



    エレン「はは・・・オレ結局ボコボコにされちゃったけど・・・。」



    アニ「・・・・・。」



    エレン「でも、友達いじめる奴は許せないからな、負けると分かってても立ち向かったんだぜ!」



    アニ「・・・ふふ・・・。」



    エレン「え、なんで笑うんだ?」



    アニ「だって・・・自分から自慢してるみたいな話するんだもん・・・!」



    アニ「結局負けてるのに・・・ふふ・・・!」



    エレン「は、はは・・・確かにな・・・///」



    エレン(この子笑うとめちゃくちゃかわいいな・・・。)



    アニ「はは・・・ああ、久しぶりに笑った・・・。」
  23. 23 : : 2013/12/26(木) 19:02:40
    ファイト!
  24. 24 : : 2013/12/26(木) 19:05:36


    アニ「それで・・・?」



    エレン「え?」



    アニ「今日は、なんで私の家に来たの・・・?」



    エレン「決まってんじゃん。」



    エレン「アニと友達になりに来たのさ!」



    アニ「・・・友達・・・?」



    エレン「おう!」



    アニ「・・・・・。」



    アニ「それは・・・無理だよ・・・。」



    エレン「は?なんで。」



    アニ「だって私・・・病気だから・・・この家から出られないもん。」



    エレン「え・・・。」



    エレン「いや、じゃあさ、オレがこの家に遊びにくればいいだろ!?」



    アニ「え・・・。」



    エレン「それなら、一緒に遊べるじゃんか!」



    アニ「・・・でも私、土日はほとんど病院に行ってるから・・・。」



    アニ「今日みたいな平日にしか、遊べないよ。」
  25. 25 : : 2013/12/26(木) 19:06:44
    頑張れ!俺は戦場に行ってくる
  26. 26 : : 2013/12/26(木) 19:07:39
    りゅうさんありがとう!
    私もそろそろ戦場行かないといけない!
    また見てくださいねー☆
  27. 27 : : 2013/12/26(木) 19:10:17


    アニ「っていうか、アンタ今日学校どうしたの?」



    エレン「え、サボった。」



    アニ「ダメじゃない・・・。」



    エレン「いいじゃんか!今日はアニの家に行ってみようって思ってたんだ!」



    エレン「さすがにアルミンは真面目な奴だからさ!連れてこれなかったけど・・・。」



    アニ「・・・そうなんだ・・・。」



    アニ「でも・・・だって・・・私・・・。」



    エレン「まあ、とりあえず上がるぜ。」



    ドサッ



    アニ「あ、いや・・・///」



    エレン「なんだよ、いいじゃんか!」



    アニ「違うの・・・。」



    アニ「私・・・友達とかそういうの初めてで・・・。」



    アニ「何喋ればいいかもわかんないし・・・。」



    エレン「何言ってんだよ。」
  28. 28 : : 2013/12/26(木) 19:13:20



    エレン「もう、友達だろ?」



    アニ「え・・・?」



    エレン「友達と何話すなんて・・・考えなくていいさ!」



    エレン「だって、オレがアニと話したいんだから!」



    アニ「・・・・///」



    エレン「あ・・・ちょっと・・・強引だったのかな・・・?」



    アニ「・・・・そんなことない・・・。」



    アニ「私も、エレンと話したい・・・。」



    エレン「・・・なんで下向いてんだ?」



    アニ「ちょ・・・ちょっと待って・・・!」



    エレン「なんだよ、目にゴミでも入ったのかよ?」



    アニ「なんでもないったら!」



    アニ「お茶でも入れるから、少し待ってて!」



    エレン「あ・・・おう。」



  29. 29 : : 2013/12/26(木) 19:14:46





    私、アニ・レオンハートにとって




    最初にできた友達は




    エレン・イェーガーという




    強引で、まっすぐで、キラキラした男の子でした






    今まで病気で友達がいなかった私にとって





    それは





    涙が出るほど、嬉しいことだったのです






  30. 30 : : 2013/12/26(木) 19:16:09
    アニ可愛い
  31. 31 : : 2013/12/26(木) 19:40:52
    エレアニ大好きさん、ありがとうございます!!
    またちょっとしたら戻ってきまーす!!
  32. 32 : : 2013/12/26(木) 19:53:48
    最近エレアニのSSが増えてきて嬉しい(^∀^)
  33. 33 : : 2013/12/26(木) 20:07:09
    >>32同感!
  34. 34 : : 2013/12/26(木) 20:30:05
    >>32
    めっちゃ同感

    俺的にはハッピーエンドがいいけど…
    期待、支援します!!
  35. 35 : : 2013/12/26(木) 20:48:33
    >>34同じ名前!!?
  36. 36 : : 2013/12/26(木) 21:20:09
    >>35
    僕は>>32ではありませんよww
  37. 37 : : 2013/12/26(木) 21:36:11
    ものすごく期待!!
  38. 38 : : 2013/12/26(木) 23:06:15
    ごめんなさい!
    偶然名前が同じらしくて
    紛らわしいしエレアニ大好きさんも嫌だと思うので、名前を変えます!!
    新しい名前はイチゴミルクです
    本当になりますしとかじゃないので!ごめんなさい!!!
  39. 39 : : 2013/12/26(木) 23:07:43
    名前を変えました!
    本当にすみませんでしたぁ!
  40. 40 : : 2013/12/26(木) 23:45:15
    もうちょっと、待っててくださいねー!!
  41. 41 : : 2013/12/27(金) 01:25:19
    超期待!
  42. 42 : : 2013/12/27(金) 02:29:20
    >>38
    別に俺は気にしてませんよww
  43. 43 : : 2013/12/27(金) 10:33:33
    こういうエレアニ大好きです
    頑張ってください
  44. 44 : : 2013/12/27(金) 10:41:34

    大分お待たせしました!

    みなさん、支援ありがとう!それでは続きます☆
  45. 45 : : 2013/12/27(金) 10:44:55
    頑張れ‼︎(^ω^)
  46. 46 : : 2013/12/27(金) 10:46:36



    ~1ヶ月後~






    ~進撃小学校~




    エレン「よー、アルミン!」



    アルミン「おはよ、エレン。」



    エレン「よっ・・・と。」



    エレンは机にランドセルを置いた



    アルミン「あれ、もしかして今日もレオンハートさんのとこ?」



    エレン「おう!アルミンも来るか?」



    アルミン「さすがに学校はサボれないよ・・・。」



    エレン「はは、まあアルミンは真面目だからな!」



    エレン「でも紹介したいなー、アイツのこと。」



    アルミン「えっと・・・アニ・・・ちゃんだったっけ?」



    エレン「ああ。」



    エレン「色白でな、すげえかわいいんだぞ?」
  47. 47 : : 2013/12/27(金) 10:53:33


    アルミン「へえー。」



    アルミン「でもエレンが女の子をかわいいっていうの、初めて聞いたかも。」



    エレン「え、そうかな。」



    アルミン「そうだよ。っていうか女の子の友達ほとんどいないし。」



    エレン「まあ、言われてみりゃ・・・。」



    アルミン「じゃあ多分、性格もいい子なんだね。アニって子は。」



    エレン「おう!優しいぜ!」



    エレン「オレが行くと色んなおいしい食べ物出してくれるし、オレが話すこと全部面白そうに聞いてくれるしな!」



    アルミン「・・・いい子だねー。」



    エレン「おう!アルミンも来ればいいのに。」



    アルミン「さすがに学校はサボれないよ。」



    エレン「言うと思った!さすが学年トップの秀才!」



    アルミン「も、やめてよ~。」



    エレン「はは、事実だからいいじゃねえか。」
  48. 48 : : 2013/12/27(金) 10:56:50


    スッ



    アルミン「あ、そろそろ行く?」



    エレン「おう。」



    アルミン「じゃ、先生に見つからないように気をつけてね。」



    エレン「ああ、アルミンも、また悪ガキに喧嘩ふられたら言えよ!すぐとっちめてやるから!」



    アルミン「はは、とか言って二人ともいつも負けるじゃないか。」



    エレン「確かに。まあ気持ちだよ、気持ち。」



    アルミン「はは、ありがとう、頼りにしてるよ。」



    アルミン「行ってらっしゃい。エレン。アニによろしく。」



    エレン「おう。行ってきます!」
















  49. 49 : : 2013/12/27(金) 11:01:46




    同時刻・・・




    ~アニの家~





    父親「じゃあ、行ってきます。」



    母親「行ってらっしゃい。アナタ。」



    アニ「行ってらっしゃい。」



    ガチャ



    父親は家から出て行った



    母親「・・・さて・・・朝食の後片付けして、私も仕事に・・・。」



    アニ「あ・・・お母さん・・・。」



    母親「ん?」



    アニ「・・・・///」



    アニ「あの・・・・。」モジモジ



    母親「ふふ・・・なあに、アニ。」



    アニ「あのね・・・?」
  50. 50 : : 2013/12/27(金) 11:04:27


    アニ「私も・・・お母さんみたいに・・・お化粧がしたい。」



    母親「・・・化粧?」



    アニ「うん。」



    母親「珍しいわね。どうしたの急に。」



    アニ「・・・・///」



    母親「あ、分かった。」



    母親「今日、エレンくんが来るんでしょう?」



    アニ「ギク・・・!」



    母親「ふふ・・・分かりやすいわねえ・・・。」




    アニ「・・・・ダメ?」



    母親「いいわよ。時間がないから、簡単なお化粧しかできないけれど。」



    母親「それでもいい?」



    アニ「う、うん!」
  51. 51 : : 2013/12/27(金) 11:08:59



    母親「・・・あなたも女の子なのねえ。」



    アニ「え?」



    母親「だって、その子のために綺麗になりたいんでしょう?」



    アニ「・・・///」



    母親「エレンくんが、学校をサボって来るのはちょっといただけないけど・・・。」



    母親「あなたが最近、笑顔が多くなってきたから許してあげる。」



    アニ「・・・・・。」



    アニ「私、最近笑ってる・・・?」



    母親「ええ、今までで一番楽しそうよ。」



    母親「いい子なのね、エレンくんは。」



    アニ「う、うん!エレンはね、優しいし、かっこいいし、ずっとおもしろい話してくれるし・・・!」



    アニ「私が病気って知っても、ちゃんと友達になってくれたんだよ!」



    母親「・・・ふふ・・・お母さんも嬉しいわ。」



    母親「さ、こっちにいらっしゃい。お化粧をしてあげる。」



    アニ「ありがとう、お母さん!」
  52. 52 : : 2013/12/27(金) 11:14:58






    ・・・・・・・2時間後




    ピーーンポーーン




    ガチャ



    エレン「こんにちはーーー。」



    エレン「アニーーーー?いるかーーー?」



    シーーーン



    エレン「あれ?」



    エレン「今日はいないのかな。」



    エレン「アニーーー。オレ来たぞーーー。」



    エレン「ん・・・?」



    アニ「・・・・モジモジ・・・。」



    エレン「あ、アニいたな!」



    エレン「なんだよ、壁に隠れて。」



    アニ「あ・・・う・・・///」
  53. 53 : : 2013/12/27(金) 11:17:10
    アニってツンデレも可愛いけど純粋なのも可愛いですね
  54. 54 : : 2013/12/27(金) 11:17:23
    あ、後期待です♪
  55. 55 : : 2013/12/27(金) 11:19:10



    スッ



    エレン「あ・・・!」



    アニ「・・・・・/////」





    壁から姿を現したアニは



    化粧をしており、いつもより肌が白く、唇にもほのかなピンク色が整っていた



    エレン「う、うお・・・!」



    アニ「・・・・/////」



    エレン(な、なんだ今日、すげえアニ綺麗だ・・・!)



    アニ「こ、こんにちは、エレン。」



    エレン「あ、お、おう。」



    アニ「・・・・・。」



    エレン「なっ、なんか今日・・・。」



    アニ「ん・・・?」



    エレン「すげえ綺麗だな・・・アニ。」



    アニ「・・・・!/////」




    アニの顔は真っ赤になった
  56. 56 : : 2013/12/27(金) 11:19:37
    皆さん応援ありがとうございます!頑張ります!
  57. 57 : : 2013/12/27(金) 11:23:13
    アニが初々しい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
  58. 58 : : 2013/12/27(金) 11:24:14


    アニ「・・・本当?」



    エレン「おう。いつもより肌も白いし・・・なんかうまく言えねえけど・・・。」



    エレン「すごく・・・綺麗だ。」



    アニ「・・・・・/////」



    アニ「・・・あ、ありがとう・・・/////」



    エレン「お、おう。」



    アニ「あっ、今日ね、お母さんが作ってくれたケーキがあるんだ!」



    エレン「ケ、ケーキ!?」



    アニ「うん。一緒に食べよう?」



    エレン「おう!やったあ!」



    アニ「あ、あとね・・・。」



    エレン「ん?」



    アニ「私も、クッキー焼いたから、一緒に食べてくれる・・・?」



    エレン「おう!もちろん!」



    エレン「・・・オレケーキよりもそっちが先に食べたいなあ。」
  59. 59 : : 2013/12/27(金) 11:26:13



    アニ「え・・・でもいいの?ケーキの方が美味しいよ?」



    エレン「オレはアニが作ってくれた方が、先に食べたい!」



    アニ「うん////。分かった////。」



    エレン「・・・なんで顔赤くなってんだ?」



    アニ「う、う、うるさいっ!////」



    エレン「・・・はは。」























  60. 60 : : 2013/12/27(金) 11:29:40
    こ、これは純粋アニとツンデレアニの合わせ技、、、だと?かなり技術が無いとできない、作者やはり天才か、
  61. 61 : : 2013/12/27(金) 11:33:56




    ・・・・・2ヶ月後





    ~進撃小学校~




    エレン「よう、アルミン。」



    アルミン「おはよ、エレン。」



    ドサ



    エレンはランドセルを置いた



    アルミン「今日も、アニのところ?」



    エレン「・・・・ああ。」



    アルミン「??」



    アルミン「・・・エレン、どうかした?」



    エレン「え?」



    アルミン「なんか、元気なさそうだから。」



    エレン「あ、いや・・・。」



    エレン「・・・実はな・・・。」



    エレン「最近、アニが体調が悪いみたいで・・・。」



    アルミン「え、体調が・・・?」
  62. 62 : : 2013/12/27(金) 11:36:40
    ハッピーエンド…かな?
    めっちゃ期待!!
  63. 63 : : 2013/12/27(金) 11:39:48


    エレン「おう。」



    アルミン「・・・確か・・・病気だったんだよね?」



    エレン「ああ、なんだったかな。生まれつき心臓と体が弱いんだって。」



    エレン「血・・・が人よりすごい少ないから、すぐに気を失っちゃうときもあるらしいや。」



    アルミン「そっかあ・・・。」



    エレン「こないだも、話してるとフラフラしてさ、そのまま寝たような形になって・・・。」



    アルミン「大変・・・なんだね。」



    エレン「おう。」



    アルミン「あ、そういえば。」



    エレン「ん?」



    アルミン「4組の教室に、アニ・レオンハートって名の机の席があるみたいだよ。」



    アルミン「ずっと空席みたいだけど。」



    エレン「あ、そうなのか。」



    アルミン「うん、だからアニは一応僕らと同じ小学校だったんだね。」



    エレン「そうだったんだな・・・まあ、アニも学校には来たことないって言ってたし。」
  64. 64 : : 2013/12/27(金) 11:43:36


    アルミン「・・・元気になって、一緒に学校に来れるといいのにね。」



    エレン「・・・おう。」

















    ・・・・・・・・・・・・・・2時間後







    ~アニの家~




    ピーーーンポーーーン



    エレン「アニーーー、来たぞーーー。」



    ピーーーンポーーーン



    ガチャ



    エレン「あ・・・!」



    母親「エレンくん、いらっしゃい。」



    エレン「あ、は、はじめまして!」



    母親「ふふ、いいのよ気を使わなくて。」



    エレン「あ、いえ・・・その・・・!」



    母親「アニに・・・会いに来てくれたの?」
  65. 65 : : 2013/12/27(金) 11:47:27


    エレン「えっと、あ、はい。」



    母親「・・・・・。」



    母親「ごめんなさいね・・・。」



    エレン「え・・・?」



    母親「アニは、病院に入院することになって・・・。」



    エレン「にゅ、入院・・・!?」



    母親「ええ。」



    母親「最近は調子が良かったのだけれど・・・昨日くらいから突然悪くなってね。」



    母親「・・・ちょっと、当分の間はあの子に会えないわ・・・。」



    エレン「・・・そ・・・そうなんですか・・・。」



    母親「ごめんなさいね。」



    エレン「いっ、いえ。」



    エレン「あっ、と・・・病院はどこなんですか?」



    母親「病院は、進撃中央病院だけど・・・。」



    母親「・・・お見舞いに来てくれるの?」
  66. 66 : : 2013/12/27(金) 11:52:29



    エレン「はい!」



    エレン「アニは・・・僕のと、友達なんで!」



    母親「・・・ふふ・・・。」



    母親「いい子ね。エレンくんは・・・。」



    母親「アニに聞いていたとおり。」



    エレン「え・・・。」



    母親「でもごめんね。アニは今意識がなくて、集中治療室での治療を受けているの。」



    母親「だから、病院に行っても会えないわ。」



    エレン「・・・そ・・・そうですか・・・。」



    母親「ありがとうね、エレンくん。」



    エレン「い・・・いえ。」



    エレン「じゃあ、じゃあこれから毎日、アニにお見舞い持ってきます!それを届けてくれませんか!?」



    母親「・・・いいけど・・・毎日で、大丈夫?」



    エレン「大丈夫です!」



    エレン「アニが見たがってた海とか、貝殻とか、オレの家の人形とか・・・たくさん持ってきます!」
  67. 67 : : 2013/12/27(金) 11:54:17



    母親「ふふ・・・。」



    ササッ



    母親はエレンの頭をさする




    母親「ありがとう、エレンくん。アニもきっと喜ぶわ。」



    エレン「・・・・///」



    母親「・・・これからも、アニの友達でいてあげてね?」



    エレン「は、はい!もちろんですっ!」



    母親「・・・ニコッ。」























  68. 68 : : 2013/12/27(金) 11:58:21
    これは、ログインしてもらって次の作品が分かるようにしたい
  69. 69 : : 2013/12/27(金) 12:00:29
    同意の人挙手!
  70. 70 : : 2013/12/27(金) 12:09:43
    愛類宮梨さん、ありがとうございます!
    ログインしたいんですけど、まだよくやり方分かってないんですよー・・・。でも頑張ってみます☆
    とりあえず、すいませんがこのまま続けさせてください!
  71. 71 : : 2013/12/27(金) 12:14:11










    ・・・・オレはその後、毎日毎日アニの家に通った











    でも結局、その後オレがアニに会えることはなかった









    アニは都会での手術が必要となり







    アニの両親は家を引き払い、引っ越したんだ








    オレも都会の病院の場所は教えてもらったけど










    子供のオレには遠すぎて、一度も行くことはできなかった









  72. 72 : : 2013/12/27(金) 12:14:40












    そして時は流れ・・・


















    オレは21歳になった

















  73. 73 : : 2013/12/27(金) 12:20:45




    ~居酒屋 シガンシナ~






    エレン「ちーーーす。」




    アルミン「あ、エレン。こっちだよ。」




    エレン「よお、アルミン。」




    ドサッ




    エレン「久しぶりだな。」



    アルミン「・・・エレンも、元気そうだね。」



    エレン「いやあ、上司にコキ使われてばっかでな・・・元気じゃねえよ。」



    アルミン「はは、警官も大変そうだね。」



    エレン「ま、仕事的にはやりがいはあるけどさ。」



    エレン「アルミンこそ、どうなんだよ。」



    アルミン「ん?」



    エレン「超一流大学の、医学部だろ?そっちの方がすげえよ。」



    アルミン「いやあ、たいしたことないよ。お金ばっかりかかるしさ。」



    エレン「ま、これから医者になったらがっぽり儲けるんだからいいじゃねえか。」



    アルミン「なんかやらしい言い方だねwww」
  74. 74 : : 2013/12/27(金) 12:23:32
    あ、大丈夫です
  75. 75 : : 2013/12/27(金) 12:25:25
    >>75
    ごめんなさい。
    この作品の結末を見て、それで良かったと思えばログインしていきたいと考えています☆
    続きまーす!
  76. 76 : : 2013/12/27(金) 12:28:05


    エレン「はは、皮肉くらい言わせろって。」



    アルミン「でも、真っ直ぐな君にとっては警官ってぴったりな職だと思うよ。」



    アルミン「僕なんて、まだ社会にも出てないひよっ子さ。」




    エレン「はは、んなことねえよ。」
















    アルミン「あ、それでさ。」



    エレン「ん?」



    アルミン「今度の小学校の同窓会の件だけど。」



    エレン「ああ、確かメールが来てたな。」



    アルミン「うん、今度の土曜日らしいけど・・・エレン行くの?」



    エレン「・・・どーすっかなあ。一応休みではあるんだけど・・・。」



    アルミン「僕も・・・どうしようかなって思ってる。」



    エレン「確か・・・小学校全体のやつだったよな?」



    アルミン「うん。全11組合同会場だからね。」



    エレン「・・・まあ・・・会いたい奴もいるんだけどな。」
  77. 77 : : 2013/12/27(金) 12:31:28


    アルミン「え?誰さ。」



    エレン「・・・・・。」



    アルミン「え?」



    エレン「・・・・アニ。」



    アルミン「ああ。そっか。」



    エレン「・・・・・あれから、一度も会えなかったから・・・。」



    アルミン「そう・・・だよね。」



    エレン「・・・・・。」



    アルミン「エレンの初恋の人だもんね。」



    エレン「いや、そんなんじゃねえよ。」



    アルミン「毎日毎日通ってたくせに。」



    エレン「それは・・・アイツが友達だったからだろ・・・。」



    アルミン「耳が赤いよ。ウソついた証拠だね。」



    エレン「・・・////」



    アルミン「でも・・・アニ来るのかな・・・。」
  78. 78 : : 2013/12/27(金) 12:36:43



    アルミン「だって実際、学校に一度も来ることなかったし・・・。」



    エレン「ま、そうだよな。」



    エレン「誰も知らない同窓会なんて・・・行きたくないだろうし。」



    アルミン「・・・僕も結局、一度も姿を見てないからね。」



    エレン「あ、そういえばそうだよな。」



    アルミン「うん。」



    エレン「・・・どーすっかなあ・・・。」



    アルミン「まあ、行ってみれば?」



    エレン「ええ?」



    アルミン「エレンもあれから、彼女ができたこともないんだし。」



    エレン「・・・・・。」



    アルミン「・・・ずっと、考えてたんでしょ?アニのこと。」



    エレン「・・・・まあ・・・。」



    アルミン「この同窓会で・・・アニが来なければ・・・。」



    アルミン「そろそろ、前に踏み出せるんじゃない?」



    エレン「・・・・そうだな・・・。」
  79. 79 : : 2013/12/27(金) 12:46:16


















    ・・・・・・・・・土曜日







    ~同窓会会場~







    ザワ・・・ ザワ・・・



    エレン「・・・・・。」



    エレン「結局・・・来ちまったな。」



    エレン「ったく、アルミンの奴・・・。」




    ピピッ




    エレンは携帯電話のメール画面を見た
  80. 80 : : 2013/12/27(金) 12:47:41
    早く早く!
    めっちゃ期待!!
  81. 81 : : 2013/12/27(金) 12:48:06



    件名 エレンごめん!


    内容 今日はやっぱり、同窓会行けません。
       色々と医学部の実験が入ってしまいました。
       ごめんね~!
  82. 82 : : 2013/12/27(金) 12:53:40



    エレン「行けないなら、誘うなっつの。」



    エレン「ったく・・・。」





    ライナー「よう、エレン!」



    エレン「お、ライナーか。」



    エレン(同じクラスだったけど、あんま話したことねえんだよな・・・。)



    ライナー「久しぶりだな。ちょっと大人っぽくなったか?」



    エレン「はは、お前に言われたくねえよ。どんだけ背伸びてんだ。更にごつくなってるし。」



    ライナー「おう。今プロレス団体の新人レスラーとして修行中の身だからよ。」



    エレン「それもすげえな。」



    ライナー「つか、あんまオレ達のクラスの奴来てねえよな。」



    エレン「あ?ああ、まだ会場あんま見てないから分かんねえけど・・・。」



    ライナー「しかし、皆変わるもんだな。誰が誰かもわからんぞ。」



    エレン「確かに。女の子もみんな綺麗になってるよなあ・・・。」
  83. 83 : : 2013/12/27(金) 12:58:04


    ライナー「・・・で、お前は誰目当てなんだ?」



    エレン「ええ?」



    ライナー「とぼけんなよ!どうせ初恋の人にでも会いに来たんだろ?」



    エレン「・・・そんなんじゃねえよ・・・。」



    ライナー「はは・・・。」



    ライナー「はっ!!」



    エレン「あ・・・。」



    ライナーとエレンの目線の先には



    小学校の時アイドル的な存在だった、クリスタ・レンズが立っていた



    ライナー「ククククククリスタちゃんだ!!」



    エレン「あー、小学校のアイドルって言われてた。」



    ライナー「な、なんという神々しい光を放っているんだ!すばらしい!まさに女神だ!」



    エレン「・・・・そうか?」



    ライナー「エレン、すまんな。オレは行くぞ!」



    エレン「ああ、はいはい。頑張ってきな。」



    ライナー「うおおおお!クリスタちゃあああん!」
  84. 84 : : 2013/12/27(金) 13:03:30


    ダダッ



    エレン「・・・・・はあ。」



    エレン「元気だなあ、アイツは。」




    キョロキョロ



    エレン「・・・・・いるわけ・・・ないか。」



    エレン「何やってんだ。オレは。」



    エレン「・・・・飯でも食って、早めに帰ろうかな・・・。」



    エレン「あの出入口近くが、バイキングスペースか。」




    タッ タッ タッ



    ククククリスタチャン ヒサシブリイイ!!

    エッ、アナタダレデスカ!?

    ライナートイイマス!アノ・・・ショウガッコウノトキカラアナタガスキデシタ!!

    イヤアノ、ゴメンナサイ  ヌアアアアアアアアアア!!





    エレン「はは、何やってんだアイツ。」





    ドガッ




    エレン「いて!」




    ???「キャ!!」
  85. 85 : : 2013/12/27(金) 13:05:59



    ドタッ




    エレンは出入口付近で、誰かとぶつかった




    エレン「あ・・・!ご、ごめんなさい!」



    エレン「前見てなくて・・・大丈夫ですか?」



    ???「あ、いや、私こそ、ごめんなさい・・・。」



    エレン「!!!」






    アニ「あまり、前を見ていなかったか・・・・ら・・・!!」









    エレン「アニ!!?」




    アニ「エ・・・!」





  86. 86 : : 2013/12/27(金) 13:09:44




    アニ「・・・・//////!!!」



    ババッ 



    アニは突然、後ろを振り向いた




    エレン「ア、アニだよな!?アニなんだろ!?」



    アニ「・・・・・/////」



    エレン「ひっ、久しぶりだな!オレのこと覚えてるか!?」



    アニ「・・・・・////」



    エレン「なあ、アニ!こっち向いてくれよ!」



    アニ(もう!なんでいきなりエレンがいるの!!やばい恥ずかしい!!振り向けない!!)



    エレン「あれ、アニじゃなかったのか・・・?」



    エレン「いやでも・・・。」




    エレンはアニの後ろ姿を見る




    エレン「やっぱり・・・。」
  87. 87 : : 2013/12/27(金) 13:14:32


    エレン「アニ・・・だよな?」



    エレン「・・・首筋にホクロがあったこと・・・よく覚えてる。」



    アニ「・・・!!」



    エレン「・・・病気・・・大変だったな。」



    エレン「もう、大丈夫なのか?」



    アニ「・・・・・ウルウル・・・。」



    アニの目に、涙が浮かんできた



    エレン「急に会えなくなってさ、寂しかったけど・・・。」



    エレン「無事に、アニにまた会えてよかった。」



    エレン「ずっと・・・。」



    アニ「・・・ポロ・・・ポロ・・・」



    エレン「今までずっと、お前のこと心配してたんだ・・・。」



    アニ「!!!」



    ババッ




    アニはエレンの方を振り返り
  88. 88 : : 2013/12/27(金) 13:17:39



    ダキッ




    エレン「うお・・・!」



    エレンに強く、抱きついた




    アニ「・・・グス・・・うう・・・!」



    アニ「・・・エレン・・・!」



    エレン「・・・・・。」



    エレン「おかえり、アニ。」



    アニ「・・・ごめん・・・なさい・・・!」



    アニ「何も・・・言えずに・・・!」



    エレン「・・・・・いいんだ。」



    エレン「アニに、もう一度会えて・・・本当に良かった。」



    アニ「・・・うう・・・グス・・・!」





  89. 89 : : 2013/12/27(金) 13:18:16









    2人は





    人目も気にすることなく




    そのまま何分間も




    抱き合ったままだった















  90. 90 : : 2013/12/27(金) 13:24:19
    最高だな…
    めっちゃ期待!!
  91. 91 : : 2013/12/27(金) 19:20:46
    最高!頑張れ!
  92. 92 : : 2013/12/27(金) 19:41:14
    応援ありがとやす!
    続きます!
  93. 93 : : 2013/12/27(金) 19:46:01







    ・・・・・・・2時間後






    ~同窓会会場 駐車場~





    エレンとアニは、車の中にいた





    エレン「・・・・・それにしても驚いた。」



    アニ「え・・・?」



    エレン「まさか・・・本当に・・・来ると思ってなかったから。」



    アニ「・・・・・。」



    アニ「ずっと、あんたに会いたかった。」



    アニ「でも、ずっと病気があったから・・・16歳まで外に出ることさえできなかったんだ。」



    エレン「16歳まで・・・入院してたのか?」



    アニ「うん・・・。」



    エレン「・・・それで・・・?」



    アニ「ん?」
  94. 94 : : 2013/12/27(金) 19:49:04


    エレン「・・・今は、病気もう治ったんだろ・・・?」



    アニ「う・・・。」



    アニ「うん・・・。」



    エレン「そ・・・そっか!良かった!」



    アニ「・・・・・。」



    エレン「じゃあアニ、良かったらさ、今度一緒に遊びに行こうぜ!」



    アニ「え・・・。」



    エレン「オレの車でさ!ドライブとかどうかな!?」



    アニ「いいね・・・。」



    エレン「・・・なんか・・・クールだな。」



    アニ「え?そ、そうかな。」



    エレン「ああ。なんか・・・。」



    エレン「なんか、無理してるみたいに見えるぞ。」



    アニ「!」
  95. 95 : : 2013/12/27(金) 19:53:07


    アニ「そ、そんなことない・・・。」



    エレン「昔のアニは、もう少し素直でかわいかったような・・・。」



    アニ「ム。なんか今がかわいくないような言い方だね。」



    エレン「いや、そういう意味じゃなくて・・!その・・・!」



    エレン「・・・・すごい、大人っぽくなったっていうか・・・。」



    アニ「・・・・////」



    エレン「あ、わりい、もしかして彼氏とかいたりするのか?だったらオレ・・・」



    アニ「かっ、彼氏・・・!?」



    アニ「そんなの・・・いるわけないじゃない・・・。」



    エレン「あ、そ、そうなのか・・・。」(ホッ)



    アニ「・・・・////」



    アニ「その・・・なんか・・・////」



    エレン「ん?」



    アニ「はっ、恥ずかしいんだよ・・・。」



    アニ「久しぶりに・・・会ったからさ・・・。」



    エレン「・・・じゃあ、オレと一緒だな!」
  96. 96 : : 2013/12/27(金) 19:58:34



    アニ「あんた、全然恥ずかしそうにみえないよ・・・。」



    エレン「そ、そうかな、はは・・・。」



    アニ「・・・・・。」



    エレン「・・・・・。」



    アニ「その・・・・。」



    エレン「ん・・・?」



    アニ「色々・・・お見舞い品ありがとね・・・。」



    エレン「お見舞い品?」



    アニ「っ、ず、ずっと私のお母さんに、お見舞い品渡してくれてたんだろ?」



    エレン「あ・・ああ。あのことか。」




    アニ「・・・ずっと、お礼言いたかったんだ・・・。」



    アニ「私・・・16歳までずっと意識がなかったみたいだから。」



    エレン「え、じゃあ退院した時と同じくらいまで、意識なかったのか・・・。」



    アニ「うん・・・。」
  97. 97 : : 2013/12/27(金) 20:02:06
    マジか
  98. 98 : : 2013/12/27(金) 20:03:39


    エレン「本当、大変だったな・・・。」



    アニ「でも、目覚めてからは、あんたのお見舞い品がたくさんあって、びっくりした。」



    アニ「すごい・・・嬉しかったんだよ・・・////」



    アニ「そのおかげで、リハビリも頑張れたし・・・。」



    エレン「・・・・。」



    アニ「でも、結局私もあんたの住所も知らなくてさ・・・御礼も言えなくて・・・。」



    アニ「だから、ずっとあんたに会いたかった。エレン。」



    エレン「・・・っ、なんか・・・照れるな・・・。」



    アニ「・・・・・。」



    エレン「あ、アニ携帯電話持ってるか?」



    アニ「う、うん、あるよ。」



    エレン「教えてくれ。」



    アニ「えと・・・090-××××-××××。」



    エレン「オッケ。登録した。」



    エレン「たまに・・・電話してもいいか?」
  99. 99 : : 2013/12/27(金) 20:04:47
    いいムードですな
  100. 100 : : 2013/12/27(金) 20:11:53
    お!
  101. 101 : : 2013/12/27(金) 20:13:24


    アニ「もちろん。」



    エレン「よし!」



    アニ「あっ、でも私今夜間学校に通ってるから・・・。夜も遅い時間しか出られないと思う。」



    エレン「そうなのか・・・大変だな。」



    アニ「今、ようやく中学校3年生の勉強してるんだ。」



    エレン「応援するよ。」



    アニ「ふふ、ありがとう。」



    アニ「エレンは今、何やってるの?」



    エレン「オレは今、警官だよ。」



    アニ「警察官?すごいね!」



    エレン「そ、そうかな・・・。」



    アニ「いじめっ子を助ける正義感強い持ち主だもんね。似合ってる。」



    エレン「・・・・・////」
  102. 102 : : 2013/12/27(金) 20:19:28


    エレン「ケンカは相変わらず弱いけどな。」



    エレン「でも、犯人を制圧することができる技は多少覚えたぜ。」



    アニ「頼もしいね。」



    エレン「へへ・・・困ったらいつでも言えよ。」



    アニ「・・・うん。」



    チラ



    アニ「あ、ごめん。私そろそろ行かなきゃ。」



    エレン「え・・・?」



    アニ「ちょっと、用事があって。」



    エレン「そ、そうなのか。残念だな・・・。」



    アニ「・・・ごめんね。」



    エレン「いや・・・。」



    アニ「今日会えて、良かった。」



    エレン「・・・オレも。」



    アニ「また、ちゃんとデートに誘ってね?」



    エレン「あ、ああもちろん!」
  103. 103 : : 2013/12/27(金) 20:25:05
    いいね!
  104. 104 : : 2013/12/27(金) 20:35:44



    ガチャ



    アニ「今日は、ありがとう。」



    エレン「いや・・・こちらこそ。」



    アニ「それじゃあね、エレン。」



    エレン「またな・・・アニ。」



    エレン「あ、さっそくだけど今日電話していいか?」



    アニ「う・・・うん・・・///」



    アニ「待ってる・・・///」



    エレン「はは・・・良かった・・・!」



    エレン「それじゃ、また今夜。」



    アニ「うん、それじゃあ・・・。」



    トッ トッ トッ



    エレン「・・・・。」



    エレン「すげえ、かわいくなってたな・・・///」



    エレン「アニ・・・。」
  105. 105 : : 2013/12/27(金) 20:39:20





    トコ トコ トコ




    アニ「・・・・。」



    アニ(良かった。本当にエレンと会えた。超嬉しい!超嬉しい!!)



    アニ(相変わらずカッコよかった!優しかった!私覚えててくれたー!!)



    アニ(あわわ。笑顔がとまんない。嬉しい。嬉しいよお!)




    ブウウ キキッ




    アニ「!」



    アニの前に1台の車が止まる



    アニ「・・・お母さん。」



    ブウウーーーーー  車の窓が開く



    母親「アニ。迎えに来たよ。乗って。」



    アニ「うん。」



    ガチャ バタン
  106. 106 : : 2013/12/27(金) 20:42:51



    母親「エレンくんとは会えた?」



    アニ「うん!会えた!!行ってよかったよ!!」



    母親「そう、良かった。」



    アニ「・・・お母さんのおかげ・・・。」



    母親「・・・勇気出して行ってよかったわね。」



    アニ「うん!」



    母親「・・・それで・・・?」



    アニ「ん?」



    母親「ちゃんと、病気のことは話せたの?」



    アニ「・・・・・。」



    母親「・・・言えなかったのね。」



    アニ「・・・だって・・・。」



    母親「・・・いいのよ。」



    アニ「・・・・・。」



    アニ「・・・次に・・・会ったときには・・・ちゃんと言うから。」
  107. 107 : : 2013/12/27(金) 20:45:43
    マジか
  108. 108 : : 2013/12/27(金) 20:48:11


    母親「・・・・でも、後になればなるほど、辛いよ?」



    アニ「・・・・うん・・・。」



    母親「・・・・・。」



    母親「アニ、あなたの体はもう普通の体じゃないの。」



    母親「私は、本当なら夜間学校にだって行かせたくない。」



    母親「だってあなたは今・・・。」



    母親「1日、4時間しか起きていられないのだから。」



    アニ「・・・・。」



    母親「・・・常に病院で点滴を受けていないと、全く動けなくなってしまうの。」



    母親「ちゃんとそのことを、自覚しておきなさい。」



    アニ「・・・・うん。」





    ブオオオオオオオオッ






    車は進撃中央病院へと向かっていた
  109. 109 : : 2013/12/27(金) 20:51:00
    おい、マジか
  110. 110 : : 2013/12/27(金) 20:55:04
    マジか…
    ハッピーエンド…ではなさそうかな…?
  111. 111 : : 2013/12/27(金) 21:26:31
    あー
  112. 112 : : 2013/12/27(金) 23:09:43
    なんか、泣きそう…
  113. 113 : : 2013/12/29(日) 01:28:42
    目からハイドロポンプ出そう…
  114. 114 : : 2013/12/29(日) 09:44:44
    ふー…追いついた…
    宿題とかやって3日くらい放置したら
    めっちゃ進んでた
  115. 115 : : 2013/12/30(月) 00:20:11
    病気のことを隠しているアニちゃんを想像すると心が痛みます(号泣)
    。・゜・(ノД`)・゜・。
  116. 116 : : 2014/01/03(金) 12:06:56
    期待!
  117. 117 : : 2014/01/09(木) 07:21:17
    支援!
  118. 118 : : 2014/02/05(水) 20:32:48
    期待!
  119. 119 : : 2014/02/19(水) 21:59:55
    期待です!
  120. 120 : : 2014/03/22(土) 10:23:37
    期待!

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

このSSは未登録ユーザーによる作品です。

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場