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アルミン「みんな転生したからって年齢や国籍が一緒とは限らないよね」6

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  1. 1 : : 2018/02/01(木) 14:35:54
    ある日、突然自分の前世が「エレン・イェーガー」であったことを思い出したドイツの大学生、エリク・ダブロフスキーくん(21)は同じく「アルミン・アルレルト」を前世にもつアダム・ベッシュくん(21)とともに世界中に散らばったかつての仲間たちを探すことを決めるのだった…
    前回アメリカに住むジャン(ヨーゼフ)がライナー(ロベール)と再会を果たした一方で、仲間捜索を一休みしてバイカル湖観光を決めたエレンとアルミンはロシアへとむかうのだった。
    最終回かもしれない。
    その1↓
    (http://www.ssnote.net/archives/57294)
    その2↓
    (http://www.ssnote.net/archives/57315)
    その3↓
    (http://www.ssnote.net/archives/57337)
    その4↓
    (http://www.ssnote.net/archives/57383#bottom)
    その5↓
    (http://www.ssnote.net/archives/57438)
  2. 2 : : 2018/02/01(木) 14:36:34
    ※このssでは「エリク」、「アダム」などキャラの名前が変わることがあります。
    前世の記憶がある104期同士で話している時は「エレン」、「アルミン」など前の名前で表記しますが、事情を知らない人、記憶がない104期と話してる時は「エリク」、「アダム」と今の名前で表記してます。わかりずらくてさーせん。
    ちなみにCP要素はないです
  3. 3 : : 2018/02/01(木) 14:36:54
    ーロシア・空港ー


    エレン「さ、さむい…めちゃくちゃさむい…」

    アルミン「あ、ほら、多分あの人がダディドワさんだよ。」




    ダディドワさん「おーい!君達が今回うちに泊まるエリクくんとアダムくんだね?」

    エリク「あ、英語…よろしくお願いします。」

    アダム「お世話になります。」

    ダディドワさん「家で妻が待ってるよ。さぁ、車に乗って。」

    エリク「ありがとうございます。」


    …………………
    ーロシア・イルクーツクー


    ???「おい、お前本気で言ってのか。」

    ???「何?私が冗談言ってるようにきこえるの?」

    ???「お父さんは心配して言ってるのよ、お母さんだって…そんな簡単にやれないわ。」

    ???「留学ならともかく、ネットの友達に会いにいくだと?自分が何言ってるのかわかってるのか、アレフティナ。」

    アレフティナ「だから…前からの知り合いだって。旅費だって自分で出すんだしいいでしょ。」

    アレフティナの母「自分でって、あなたまさか貯金してたの?ニホンに行く為に?」

    アレフティナ「だから行かせてよ。」

    母「まぁ…あなた、どうしましょう。」

    父「…あのな、確かに父さんたちは今までお前がやりたいって言ったことはなんでもさせた。キックボクシング、ロードバイク、…色々な。」

    父「だが今回ばかりはそうはいかんぞ。父さんたちの目が届かないからな。駄目だ。」

    アレフティナ「はぁ?もう16なのにまだ過保護するってわけ。」

    父「貯めた金はもっと違うことに使うんだな。」

    アレフティナ「………………」

    ブンッ
    バキッ

    母「アレフティナ!あぁ…テーブルが…」

    アレフティナ「もういい。お父さん達がなんと言おうと絶対に行くから。」

    ガチャ

    母「ちょっと!どこいくの!」

    父「どうせまた湖に行ってるんだろう。ほっておけ。」


    …………………


    ダディドワさん「さぁ着いたよ。ようこそ我が家へ。」

    エリク「さっむ…けど、空気綺麗だなー。」

    アダム「ほらエリク、荷物自分で持って」

    エリク「おぉ、悪ぃ悪ぃ。」

    ???「あなたおかえりなさい!」

    ダディドワさん「ただいま。こちらは僕の妻だ。」

    奥さん「アダムくんとエリクくんね?ドイツからはるばるようこそ!」

    エリク「よろしくお願いします。」

    アダム「綺麗な方ですね。」

    奥さん「あっはっはっ!長旅で疲れたでしょう、さぁ中に入って。」

    エリク「あ、お邪魔します…」

    エリク(みんな英語で話すからロシア語勉強した意味なかったな…)


    …………………
    ー日本ー


    ピロンッ

    美香「実菜、携帯鳴ってる。」

    実菜「やばっ、通知切っとくの忘れてた」

    女生徒「ちょっと…あの先生厳しいんだから気をつけてよ。」

    実菜「あはは…ごめん。」

    教師「おいそこ、うるさいぞ。いま授業中だってわかってるのか。」

    実菜「す、すいません!」


    ………………
    ーロシアー


    ???「アレフティナじゃん、何してんの?」

    アレフティナ「あ…別に。」

    ???「もしかしてまた家飛び出してきたとか?」

    アレフティナ「アンタが気にすることじゃない。」

    ???「またまたぁ~ニホン行きを反対されたんでしょ。」

    アレフティナ「…………」

    ヘレン「このヘレンちゃんも一緒に頼んであげようか?」

    アレフティナ「…帰る」

    ヘレン「ちょっと待ちなよー。どうせまたアンタのことだから、辛気臭い顔で言ったんじゃないのぉー?」

    アレフティナ「別に」

    ヘレン「性格変えろとは言わないけど、アンタもう少し愛想良くしたらどうなのさ。…で、反対されて反抗期が爆発しちゃったか。」

    アレフティナ「…出ていく時にテーブルをぶっ壊してきた。」

    ヘレン「ぶっは!なにそれやっぱアンタって最高!…ククッ、あっはっはっ!」

    アレフティナ「だって凄く腹が立ったから。」

    ヘレン「んふふ、ふふ、ほら、帰ろ、あたしも丁度犬の散歩から帰ってるとこだったし。」

    アレフティナ「……」

    ヘレン「だーいじょうぶ、あたしも一緒にアンタのご両親にお願いしてあげるから。」

    アレフティナ「でもどうせタダじゃないんでしょ。」

    ヘレン「そうだな~途中でジュース奢ってよ。」

    アレフティナ「はぁ…いいよ。」


    ………………


    エレン「うーん今日はもう疲れたな…」

    アルミン「奥さんのボルシチ美味しかったね。明日も早いからもう寝よう。」

    エレン「そうだな。おやすみアルミン。」

    アルミン「おやすみー。」
  4. 4 : : 2018/02/01(木) 17:20:32
    期待です!!アニとヒッチ…?
  5. 5 : : 2018/02/03(土) 16:18:20
    期待しています
  6. 6 : : 2018/02/04(日) 16:47:33
    期待してます!
    次はアニかな?
  7. 7 : : 2018/02/04(日) 17:33:47
    ちなみ実際はにバイカル湖へはイルクーツクからバスで2時間なので家から飛び出して走って行ったり、犬の散歩で行くような距離じゃないんですよね。(確認不足)
  8. 8 : : 2018/02/04(日) 20:46:54
    ………………


    アレフティナの父「はぁ…ヘレンちゃん、アレフティナを気遣ってくれてるのは嬉しいんだけどな。」

    ヘレン「お願いします。彼女、ずっとニホンに行きたがってて、それでバイトも頑張ってたんです。」

    アレフティナの母「私としてもその努力は認めてあげたいんだけど…」

    父「知り合いもいないのに1人で行かせるなんて危険だ。」

    アレフティナ「だからそれは」

    父「ネットの友達がいると?よく信用できるな。そもそも一体どんな奴なんだ。」

    アレフティナ「普通の同い年の女の子!」

    父「はっ!本当か?どうせなりすましに決まってる。」

    アレフティナ「変なこと言わないでよ!ミナはそんなんじゃない!私の友達だ!」

    父「とにかく、行くとしてもお前一人は駄目だ。」

    ヘレン「あ、じゃあ私も一緒に行きます~」

    母「え?」

    ヘレン「そしたらアレーチカも1人じゃないし、安心でしょう?」

    父「でも、ヘレンちゃんの親御さんが…」

    ヘレン「うちは多分大丈夫です~。旅費も自分で出しますから。それに、一度ニホンに旅行したこともあるのでガイドにもなれるんじゃないかな~。」

    父「う、う~ん…まぁ…ヘレンちゃんがいいのなら…」

    ヘレン「本当ですか?やった~!ありがとうございます~!ほらアレーチカもお礼いいなよ。」

    アレフティナ「……あ、あり、がとう…」

    父「ただし、3日間だけだ。それでもなにか巻き込まれそうになったらすぐに帰るんだぞ。」

    アレフティナ「うん。」

    ヘレン「じゃあ私はこれで~。アレフティナまたね~。」

    アレフティナ「…またね。」


    ………………
    ーバイカル湖ー


    アルミン「うわぁ……!!すごく綺麗だ…!!」

    エレン「すげえな…同じ地球とは思えねぇな。」

    アルミン「とても幻想的だね。ミカサとミーナにも写真を送ってあげよう。」パシャパシャ

    エレン「アルミン、そこ立てよ。写真とるからよ。」

    アルミン「あ、うん。」

    パシャ

    アルミン「ありがとう…あ、あれってもしかしてアザラシじゃないか?」

    エレン「ん?どれどれ…おぉ、ほんとだ。」

    アルミン「可愛いなぁ~。」

    エレン「……前世では絶対見られなかったよな、こういう景色。」

    アルミン「うん…そうだね。」

    エレン「本当にあったな、氷の大地。」

    アルミン「その話まだ覚えてたの。」

    エレン「あとは炎の水と砂の雪原だっけか?見に行こうな。」

    アルミン「うん……」

    エレン「ちょっと違うところで写真撮ろうぜ。」

    アルミン「あ、待ってよ。」


    ………………


    アレフティナ「写真撮っとくか。ミナに見せよう。」

    パシャ

    エリク「お、ここなんか眺めがいいぞ。」

    アダム「わ、氷の上に標識が立ってる。」






    アレフティナ「…………?」

    アダム「あれ、あの人…」

    エリク「んー?どこだ?」

    アレフティナ「あ…………!」

    ダッ

    アダム「あっ!ちょっと待って!」

    エリク「お、おい!急にどうしたんだよ!」
  9. 9 : : 2018/02/04(日) 20:47:25
    ………………
    ー日本ー


    キーンコーンカーンコーン…

    実菜「んも~誰?通知してきたの…」

    実菜「あ」

    美香「誰だったの?」

    友達1「誰誰?もしかして彼氏?」

    実菜「だから彼氏なんていないんだってば。友達からだったよ。」

    美香「本当に…?普通、あの時間帯ならどの学校も授業中で携帯は触れないはず。もしかして年上なの?」

    実菜「いや…同い歳だよ。一応。」

    美香「一応?」

    友達1「やっぱり男なんじゃ…」

    実菜「いやいやいや!ちゃんと女の子だから!第一、私に恋愛フラグなんて立つわけないでしょ…」

    美香「そんなことはない。実菜は可愛い。私の自慢。」

    実菜「うう…美少女に言われても…」

    友達1「その低身長がいいよね」

    実菜「低身長って!ちょっと気にしてたんだからー!」

    美香「ふふ…」

    友達1「あっはっは!じゃあ私こっちだから。じゃあねー!」

    実菜「またねー」

    美香「また明日」








    ミーナ「…あのさ、」

    ミカサ「どうかした?」

    ミーナ「さっき言ってた人のことなんだけど、外国人…なんだよね。」

    ミカサ「意外」

    ミーナ「うん。インスタで突然フォローされてね、メッセージも飛んできて…英語で。さっきの通知もその人からだった。」

    ミカサ「へぇ…それで?」

    ミーナ「多分…多分だよ?もしかしたらその…104期の誰かなんじゃないかなって…」

    ミカサ「それは私も気になる。」

    ミーナ「でも、その人投稿すらしてないから顔とかもわかんないんだよね…同い年の女の子としか…」

    ミカサ「それはかなり…怪しい…」

    ミーナ「だよねぇ。でも話してる限り普通の女の子って感じだし、フォローしてるのも友達っぽい人とか有名人とかなんだよね。」

    ミカサ「スパムではないということ?」

    ミーナ「多分…。」

    ミカサ「ちなみに、その人の名前は?」

    ミーナ「この読み方であってるのかな…あれ、アレブティナ?」

    ミカサ「みせて」

    ミーナ「ん、」

    ミカサ「これは…アレフティナ、と読むのでは。」
  10. 10 : : 2018/02/04(日) 21:21:01
    期待
  11. 11 : : 2018/02/04(日) 22:02:31
    ありがとうございます。





    ………………
    ーロシアー


    アダム「ねぇ!君!ちょ、はぁっはぁっ、」

    アレフティナ「…………………!!」

    エリク「……おい!」ガシッ

    アレフティナ「あっ、…離せ!」

    ブンッ

    エリク「おぉっ!?」

    ドッ

    エリク「がっ…!」

    アダム「エレン…!ねぇ君!アニだろう!?」

    アレフティナ「ち、違う!そんな奴、知らない!」

    アダム「だったらなんで逃げるんだ!」

    アレフティナ「別に逃げてない!」

    アダム「それに、今の技だって…」

    アレフティナ「あんなの誰だって出来るじゃないか!とにかく人違いだ!失せろ!」

    ビュンッ

    アダム「わ、ちょ、氷は危ないって…」

    エリク「アダム!危ねぇ!」

    ガッ

    アレフティナ「………あ…」

    エリク「…ってぇ」

    アレフティナ「あ、ご、ごめ…」

    ガシッ

    アダム「やっと捕まえた…やっぱりそうだ。アニ…だよね?」

    アニ「…………あぁ、そうだよ。」


    ………………
    ー日本ー


    ミーナ「アレフティナかぁ。メッセージは英語だけど本当は何人なんだろ。」

    ミカサ「この文字はロシア人なのでは。」

    ミーナ「ロシア人!?ロシアって104期で誰かいた…?」

    ミカサ「いや、いなかったと思う。」

    ミーナ「…あ!!!!」

    ミカサ「な、なに…」

    ミーナ「エレン達、いまロシアだって…」

    ミカサ「えっ」


    ………………
    ーロシアー


    アルミン「…で、君は今ロシアにいるんだね。」

    アニ「そう…」

    エレン「別に逃げることはねぇだろー。俺たち仲間だったんだからよ。」

    アニ「で、こいつはなんなの。」

    アルミン「あー…ほら、思い出す記憶は完全とは限らない…みたい…。」

    アニ「……ふん。」

    エレン「相変わらずだなその態度は。」

    アニ「なにしに来たの。」

    アルミン「ただの観光だよ。本当だ。君に会ったのは偶然なんだ。」

    アニ「だからといって別に引き止めなくたっていいじゃないか。」

    エレン「まぁそう言うなって。せっかく会えたんだからどこかでゆっくり話そうぜ。」

    アニ「……………」


    ………………
    ー停留所ー


    アニ「私は別に話すことなんてない。」

    アルミン「じゃあ僕らの話でもきいてよ。僕らは今、世界に散らばってるかつての仲間を探し回ってるんだ。今回は本当に観光目的で来たんだけどね。」

    アニ「それで、誰か再会できたの。」

    アルミン「うん。ベルトルトにも会えたよ。イタリアでね。今は学者してるよ。」

    アニ「ふぅん…まぁ、似合ってるんじゃない。」

    エレン「そういえばジャンがライナーに会ったって連絡してきたな。」

    アルミン「まさかライナーもアメリカだったなんてね。」

    アニ「…他には」

    アルミン「サシャはイギリス、ヒストリアはフランス、コニーもイタリア、ユミルはニホン、ミカサとミーナもニホンだ。」

    アニ「えっ」

    アルミン「どうしたの?」

    アニ「あんた達、ニホンに行ったの。」

    エレン「行ったも何も、一番最初に再会したのはミカサ達だ。」

    アニ「…そう」

    アルミン「なにか気になることでも?」

    アニ「いや、別に」

    エレン「そうだ、連絡先交換しようぜ。」

    アニ「え……」チラ

    アルミン「僕もしたいな。」

    アニ「……ちっ」
  12. 12 : : 2018/02/04(日) 22:26:15
    結構進んでる!?期待です
  13. 13 : : 2018/02/04(日) 22:27:30
    期待
  14. 14 : : 2018/02/04(日) 22:47:22
    期待!!
  15. 15 : : 2018/02/04(日) 23:18:24
    期待
  16. 16 : : 2018/02/05(月) 00:01:46
    ………………
    ー日本ー


    ミカサ「日本に来る?」

    ミーナ「うん。元々日本に行ってみたかったんだって。」

    ミカサ「本当に前世の元仲間なのだろうか。」

    ミーナ「やっぱりそんな感じするよね~。でもきけないんだよね~。」

    ミカサ「顔を見れさえすれば簡単にわかること。」

    ミーナ「だから顔写真見せてくださいって?それもなんだかな~。」

    ミカサ「確かに言い辛いのはわかる。でも、もし仲間じゃなかったら…。ミーナを変質者に会わせるわけにはいかない。」

    ミーナ「ミカサ……わかった。きいてみるよ。」


    ………………
    ーロシアー


    アルミン「へぇ…キックボクシング。今でも格闘技やってるんだ。」

    アニ「まぁね。」

    アルミン「元気そうでなによりだよ。」

    アニ「…で、アンタはさっきからなんなの。気持ち悪いんだけど。」

    エレン「いや、なんか普通の女子みたいっつーか…」

    アニ「は?」

    エレン「や、ち、違うんだ、その、なんかこう…毒気が少し抜けたというか…」

    アニ「………」

    エレン「そんなに睨むなよ…」

    アルミン「あはは…まぁ確かに元気そうでよかったよ。」

    アニ「あんた達は今どこに住んでんの。」

    アルミン「僕らはドイツだよ。」

    アニ「へぇ…じゃあ」

    アニ「Kannst du deutsch sprechen.(ドイツ語が話せるんだね。)」

    アルミン「え…」

    エレン「!?」

    アニ「どうやらあんた達と比べて私の記憶はもっと鮮明らしい。言葉もちゃんと覚えてる。」

    エレン「じゃあもう、全部思い出せてるってのか?」

    アニ「さあね。でもドイツ語は日常会話程度なら話せるよ。」

    アルミン「そうだったのか…。」

    アニ「じゃあもう私行くから。」

    エレン「もう帰るのか?」

    アニ「荷造りしないとね。」

    アルミン「どこかへ旅行?」

    アニ「そんなとこだよ。だからもう会えないね。」

    アルミン「待ってよ。どこに行くんだ?」

    アニ「そんなことあんた達には知ったこっちゃないだろ。じゃあね。」

    アルミン「あ…」

    エレン「お、おい…」







    エレン「なんだよ、もっと色々話したかったのに。」

    アルミン「うん…彼女にも何かしら思うところがあるんじゃないかな。」

    エレン「相変わらず連れねぇなー。」

    アルミン「そうだね。」


    ………………


    ブブブ
    アニ「あ…ミナ。…え、顔?」

    アニ「やっぱり怪しまれてるか…しょうがない。」

    パシャ


    ………………
    ー日本ー


    ピロンッ
    ミーナ「あっ!来た!ミカサ!返事来たよ!」

    ミカサ「み、みせて…」

    ミーナ「…………えっ」

    ミカサ「アニ……?」

    ミーナ「アニだ…ねぇアニだよミカサ!すごい
    、アニに会えるんだ…ふふ」

    ミカサ「……………」

    ミーナ「ねぇ!アニがこっちに来るんだよ!私に会いに来てくれるのかな、嬉しいな」

    ミカサ「かつての友人に会えるのはとても嬉しいこと。私もエレンとアルミンに会えてとても嬉しかった…もちろんジャンにも。」

    ミーナ「いつ来るのかなぁ。早く来ないかなぁ。」

    ミカサ「でも変質者でなくて良かった。もし会うことになったら、その…私も一緒に行っていいだろうか。」

    ミーナ「もちろん!一緒に行こうよ!…あ、今度は喧嘩したりしないでよね。」

    ミカサ「わかっている。」
  17. 17 : : 2018/02/05(月) 00:25:09
    アニとミカサ会ったら喧嘩とかしそうw
  18. 18 : : 2018/02/05(月) 21:00:03
    ………………


    ミーナ「ありがとうミカサ。じゃあ私、そろそろ帰るね。」

    ミカサ「ええ。また明日。」

    ミーナ「またねー!」

    ミカサ「…………」





    ミカサ(あの女、一体どういうつもりなのだろう。確かにミーナとは多少仲良くしてたみたいだし、正体もバレてない。)

    ミカサ(でも、ミーナはあんなに喜んでいるし…)


    …………………
    ーロシア・2日後ー


    アレフティナの母「大丈夫?忘れ物はない?」

    アレフティナ「大丈夫だよ。」

    アレフティナの父「ちゃんと携帯の充電器持ったか?」

    アレフティナ「持ったってば…」

    ヘレン「アレフティナ~早く~。」

    アレフティナ「じゃあもう行くから。」

    母「気をつけてね」

    アレフティナ「うん…行ってきます。」

    ヘレン「早く早く~!バスに遅れちゃう。」


    ………………
    ーズナメンスキー修道院ー


    アルミン「アニ、今頃旅行中かな。」

    エレン「さぁなー。」

    アルミン「……綺麗な場所だね。」

    エレン「不思議と落ち着くっつーか…なぁ俺、前世を思い出せてよかったと思ってるぜ。」

    アルミン「急にどうしたのさ。」

    エレン「あのまま普通の大学生してたら、多分俺外国のことなんて全然興味ないまま過ごしてたと思うんだ。」

    エレン「でも結果的にアルミンと外の世界を探検できてるんだからなぁ。」

    アルミン「探検だなんてそんな大袈裟な。」

    エレン「これからもよろしくな」

    アルミン「え、う、うん。」

    エレン「俺、次は130地区に行きたい」

    アルミン「じゃあ行こうか。「シベリアのパリ」って言われてるんだって。」

    エレン「へぇー、それは楽しみだな。」


    ………………
    ー日本・空港ー


    ゴロゴロゴロゴロ…

    ヘレン「アレーチカ!なにキョロキョロしてんのホラ行くよー。」

    アレフティナ「…ここが、日本」

    ヘレン「んもー、こっち!」

    アレフティナ「あ…ごめん」

    ヘレン「先にホテルにチェックインしないと。」

    アレフティナ「ねぇやっぱりホテル代は自分で…」

    ヘレン「だからいいんだってそんなのー。支配人がパパの知り合いだっただけだし。」

    アレフティナ「そ、そう…それはありがとね…」

    ヘレン「あぁバス来てる!走って!」

    アレフティナ「あ、待って!」


    ………………


    ミーナ「遂に今日、アニに会えるのかぁ…」

    ミカサ「…………」

    ミーナ「日本に着いたらまずなにしよっかな~。やっぱり一緒にお買い物かな~。」

    ミカサ「計画はきちんと立てるべき。私も一緒に考えよう。」
  19. 19 : : 2018/02/05(月) 21:13:56
    期待している
  20. 20 : : 2018/02/06(火) 02:59:35
    そういえばミーナはアニの正体が明される前に死んだから知らないのか
  21. 21 : : 2018/02/06(火) 05:43:58
    期待
  22. 22 : : 2018/02/06(火) 10:02:48
    …………………


    ミーナ「待ち合わせってここのバス停で会ってるよね…」

    キキーッ

    ミーナ「あっ…」

    ミカサ「…………」


    プシューガタン


    アレフティナ「………ミナ」

    実菜「あーーにーーーーー!!!!!!!!!!!!」

    ガバッ

    アレフティナ「ぶふっ」

    ヘレン「んもー。荷物ほったらかして自分だけ先に行かないでよ……ん?」

    アレフティナ「ちょ、ミー…ナ、離れ…」

    実菜「久しぶりだね!元気だった?会えて嬉しいよ~~~~!!!!!!」

    美香「ミーナ、他の人もみてる…」オロオロ

    ヘレン「え、なにこの状況。」


    ………………
    ーカフェー


    実菜「会いに来てくれるなんて思わなかったよ!色々話きかせてよ!」

    アレフティナ「あ、ハイ…」

    アレフティナ(前世を思い出していたのか…まぁ、それはいいとして)

    美香「………………」

    アレフティナ(なんでこいつもいるんだ…なんか凄い睨んでくるし…)

    実菜「えーと、ヘレンさん?はアに、アレフティナの友達?」

    ヘレン「はいそうデス~。あー、ツキソイ?です。」

    実菜「あ、そうなんですね!」

    美香「……………」

    アレフティナ「………………」

    ヘレン「ちょっとアレーチカ、アンタが会いに行くっつったんでしょ。なんか話しなさいよ。」

    アレフティナ「あ、えっと、ミー…ナ」

    実菜「なぁに?」

    アレフティナ「その…」

    アレフティナ(どうしよう話すことなんて何も考えてなかった…)

    アレフティナ「コイビト、は、いまス?」

    実菜「えっ」

    ヘレン「は?」

    アレフティナ(いや何きいてんだよおかしいだろ再会早々きくことじゃないだろ馬鹿か)

    実菜「いや…いないんだよそれが~。いそうに見えた?あはは、残念でしたー!アニは?」

    アレフティナ「いないデス…」

    実菜「そっかー。でもアニは美人だからすぐ出来るよー。あ、そういえば格闘技とかまだやってるの?」

    アレフティナ(話を広げてくれてるとか神かよ)

    アレフティナ「えと、キックボクシングやってル。」

    実菜「えぇ~凄い!かっこいい!アニっぽ~い!」

    ヘレン「彼女、トーナメントで優勝もしてルんですヨ。」

    実菜「かっこいい~~~!!!!アニはやっぱり変わらないね!」

    美香「………………」

    アレフティナ「………………いや、そんなことは」

    実菜「あーでも前と比べてちょっと明るくなったかな?」

    アレフティナ「ミーナは今なにしてル?」

    実菜「あー私は特に…もうすぐ受験生だからミカサと勉強頑張ってるよ!」

    美香「……………」

    アレフティナ「そうなんだ…」

    美香「……実菜は」

    アレフティナ(うわ喋った)

    美香「ユーフォニアムが、上手い。すごく上手い。」

    実菜「ちょ、やめてよー!そんなことないよー!」

    美香「少なくとも私たちの高校で実菜より上手い人間はいないだろう。私の自慢の幼馴染。」

    アレフティナ「…そう」

    アレフティナ(こいつが死に急ぎ野郎とアルミン以外に向かって自慢の幼馴染なんて言う日がくるなんて…)

    実菜「あ、そうだ。どこか行きたいところはない?良かったら案内するよ!」

    ヘレン「じゃあ私ショッピング行きたいデス~」

    アレフティナ「私も…」

    実菜「じゃあアウトレットが近くにあるから行こうか。美香もそれでいい?」

    美香「私はかまわない。」

    実菜「よし、じゃあ行こう!」


    ……………………
    ーロシア・カザンスキー教会ー


    エレン「おい見ろよアルミン、氷像だぜ。」

    アルミン「雪がいい感じに積もってて綺麗だね。」

    エレン「カラフルだよなー。アルミンそこ立てよ。」

    アルミン「ここ?」

    パシャ

    アルミン「写真撮るなら言ってよ。」

    エレン「なかなかいい表情が撮れたぜ。」

    アルミン「もう…あ、中に入ろうよ。」

    エレン「どんな感じだろなー。」


    …………………


    アルミン「わぁ凄い!宗教画だよね、とても華やかで圧倒的だ…!」

    エレン「……っと、撮影はダメなんだったな。しっかり目に焼き付けとこう。」

    アルミン「中国人の工芸家が作ったんだって。」

    エレン「すごいもん作るよなー。アジア人って器用なんだな。」

    アルミン「来てよかったよ、ロシア」

    エレン「そうだな!また行きたいよ。」

    アルミン「今日のところはもう帰ろうか。ダディドワさん達が送迎会してくれるってさ。」

    エレン「寂しくなるなぁ。奥さんのご飯美味かったな。」

    アルミン「また会いに行こうね。」

    エレン「そうだな。」
  23. 23 : : 2018/02/06(火) 10:12:31
    ちなみにミーナのユーフォニアムのくだりは中の人ネタです
  24. 24 : : 2018/02/06(火) 20:31:48
    ………………
    ー日本ー


    ヘレン「オォ~。カワイイ!интересно!(面白い!)」

    実菜「喜んでもらえてなによりだよ。」

    ヘレン「じゃあ私、コノ人にガイドして貰うカラ、マタネ~。」

    ガシッ

    美香「え、ちょっと」

    実菜「行ってらっしゃ~い」

    美香「み、みな…離せ!」

    ヘレン「まぁまぁそう言わずに」

    美香「……………」





    実菜「いつの間に仲良くなったんだろあの2人」

    アレフティナ「ミナ…ミーナ」

    ミーナ「私たちはどこ行こっか。」

    アニ「あの」

    ミーナ「なんか気になるお店はある?」

    アニ「………じゃあ、あそこ」

    ミーナ「え」


    ………………


    美香「ちょっとどういうつもり」

    ヘレン「2人きりにしてあげよう思ったダケ~」

    美香「いけない、私がついててあげないと…」

    ヘレン「昔もだけどその、クセ?生まれつき?」

    美香「は?昔?」

    ヘレン「日本語間違えマシタ。深い意味ないデス~。」

    美香(こいつさっきからなんなんだ…でも、なんか見たことある顔でもある…)

    ヘレン「あ、私あの店行きたい~。」

    美香「あっ…待って」


    …………………


    ミーナ「アニ、本当にここでいいの?」

    アニ「だって、マッチャのフルーリーがあるって聞いたカラ…」

    ミーナ「まぁ、アニがいいならいいけど…まさかマクドナルドは予想外だったなぁ。」

    アニ「マッチャ、好き」

    ミーナ「じゃあマックの後は他の抹茶スイーツ見て回ろうか」

    アニ「うん。…あの」

    ミーナ「どうかした?」

    アニ「ミカサから、私のコトなにかきいタ?」

    ミーナ「なにかって?」

    アニ「例えばソノ、トロスト区襲撃の後とか」

    ミーナ「あーーー確かに私あの時死んじゃったからねー。その後のことはミカサからざっくりきいたよ。」

    アニ「じゃあ、もう…」

    ミーナ「んーでもアニの事は特になにもきいてないなー。憲兵団に入ったとしか。」

    アニ「えっ」

    ミーナ「あ、そうそう、裏切り者がいたんでしょ。で、シガンシナを奪還してアルミンも超大型の能力を手に入れたとか。」

    アニ「それは私も知らなかった」

    ミーナ「そうなの?あぁそっか、アニだけ憲兵団だったもんね。奪還作戦にも参加してないか。」

    アニ「あぁ」

    ミーナ「そろそろ別のお店見てみよっか。なんか私だけ死んじゃったから聞きたいこといっぱいなんだよね。」

    アニ「そうかい」

    ミーナ「あ、あそこのアイス屋さん、小豆のアイス売ってるよ。抹茶ももちろんあるよ、行こ!」

    アニ「そうだね」

    アニ(あぁ今、私は普通の女の子なんだ)


    ………………
    ーロシアー


    ダディドワさん「なんかあっという間だなぁ」

    奥さん「もっとゆっくりしていってもいいよ?」

    アダム「いやいや、そんなにお世話になるわけにはいきませんよ。」

    エリク「奥さんの料理とても美味しかったです。」

    ダディドワさん「なんだか息子が出来たみたいで楽しかったよ。」

    エリク「また、機会があればお伺いしてもいいですか?」

    奥さん「もちろんよ。いつでもいらっしゃい。」

    アダム「本当にお世話になりました。」


    …………………
    ーバス車内ー


    アルミン「ねぇエレン、僕らの転生についてなんだけど。」

    エレン「なんかわかったのか?」

    アルミン「イタリアから帰って、あれから僕なりに色々考えてみたんだけどさ。」

    エレン「おぉ。」

    アルミン「なんだか考えるのをやめたみたいで僕も嫌なんだけど、あれはきっと理解してはダメなんだよ。」

    エレン「はぁ?」

    アルミン「どうして僕らが都合よく同じ時代に転生したのか、なんで「壁」の欠片や立体機動装置が見つかったのか」

    アルミン「僕らには想像もできない大きな力が…神なんかよりもずっと強大な力が働いているとしたら」

    エレン「おいおいおい、お前らしくないぞ。」

    アルミン「僕もおかしなことを言っているのは承知だよ。でも、」

    アルミン「運命や偶然で片付けるには不可思議過ぎる。」

    エレン「じゃあ、俺たちの転生に意味はないってのか?」

    アルミン「そんなことを考えるのがそもそも無駄なことなんだよ。僕らが何故ここで生きてるのか、それこそ世界とは何かを問うことと同じことだよ。」

    エレン「…なんかよくわかんねぇけど、要するにわからないままってことか?」

    アルミン「うん…」

    エレン「ふーん。まぁ俺は別にわからないままでいいけどよ…」
  25. 25 : : 2018/02/06(火) 21:00:11
    期待
  26. 26 : : 2018/02/06(火) 21:13:53
    期待です!最近更新速度早くて嬉しいです!!
  27. 27 : : 2018/02/06(火) 22:06:06
    期待です!
  28. 28 : : 2018/02/06(火) 22:08:52
    期待!!
  29. 29 : : 2018/02/07(水) 09:57:40
    ありがとうございます。






    ………………
    ー日本ー


    美香「貴方、私の前世を知ってるの?」

    ヘレン「はぁ?ゼンセ?なんデスカそれ知らなーい。」

    美香「…………」イラッ

    ヘレン「私は、アレーチカのパパから頼まれて、一緒に来たダケデス。」

    美香「でも、貴方の顔をどこかで…」

    ヘレン「私は今日初めてアナタに会いましたデスね~。アレーチカとあのミナ?が2人だけなら話も楽しくナル思ったダケ。」

    美香「そう……」

    美香(あの女がミーナになにかしなければいいんだけど。)


    …………………


    ミーナ「んーおいしー!…でも連続アイスでちょっと頭痛いかも…」

    アニ「あずき、食べたい」

    ミーナ「あ、気になる?じゃあはい、あーん」

    アニ「!?あ、あー」

    ミーナ「ふふ、おいし?」

    アニ「!вкусный…」

    ミーナ「あははそれロシア語?美味しいって言ったの?」

    アニ「вкусный、オイシイ」

    ミーナ「ふくーすな?」

    アニ「…そう」

    ミーナ「へぇー…あ、次どこ行く?」

    アニ「あそこ」

    ミーナ「あそこって、INCUBE?」

    アニ「おそらく」

    ミーナ「アニには楽しいところかもね。行こ」

    アニ「да(うん)」


    ………………


    ヘレン「хорошо!(素晴らしい!)これカワイイデスね!!」

    美香「可愛いって、それただの電気スタンド…」

    ヘレン「нет!(いいえ!)ロシアにも可愛いも くてオシャレなものはあるダケド、こんなにいっぱいあって安いはナイ!」

    美香「そう……」

    美香(帰りたい)

    ヘレン「あ!あれなんデスカ?эй!(ねぇ)」

    美香「はぁ…」


    …………………


    アニ「ミーナ…!これなに?」

    ミーナ「え?それは…あぁ、それでテープを貼るんだよ。紙に引くだけ。ピーッて。」

    アニ「これで…?」

    ミーナ「うん。ハサミも使わないし綺麗に貼れて結構便利だよ。」

    アニ「хорошо(素晴らしい)…」

    ミーナ「うんうん、はらしょーだね。」





    アニ「これは?」

    ミーナ「それは~えーっと、それにフルーツを入れるだけでスムージーが作れるんだって。」

    アニ「これダケ、で…」




    アニ「ミーナ!これ、可愛い」

    ミーナ「それめちゃめちゃ気持ちいいクッションだよね。」

    アニ「可愛いダケド気持ちいい…不思議な感触」

    ミーナ「この柴犬とか可愛いよね~。」

    アニ「…!!ひとつのお店なのに色んなものが置いてある。楽しい。」

    ミーナ「喜んでもらえてよかった~。」


    ………………


    アレフティナ「今日は、アリガトウ。」

    実菜「私も楽しかったよ!」

    ヘレン「ミカもアリガトウ~Благодарю вас~(ありがとう~)」

    美香「………どうも」

    アレフティナ「マタ、明日」

    実菜「うん!またねー!」







    ミカサ「ミーナ、大丈夫?アニに何かされなかった?」

    ミーナ「大丈夫だよー。ミカサのその心配性なとこ、前世もだけど生まれつきなの?疑い深すぎー。」

    ミカサ「そう…よかった」

    ミーナ「普通に買い物して普通におしゃべりできて楽しかったよ。」

    ミカサ「疑って悪かった…私も前世のことで少し気を張りすぎていたようだ。」

    ミーナ「別に仲悪いわけじゃなかったのに。」

    ミカサ「…今なら私も、アニと仲良くなれる気がする。ので、努力しよう。」

    ミーナ「別に努力はしなくても…まぁ仲良くしようって思うのはいいことだよ。」


    …………………


    ???「楽しそうだったね」

    アニ「あぁそうだね。今日は楽しかったよ。」

    ???「自分だけ遊んでていいのかな?」

    アニ「は?」

    ???「あなたが踏み潰した人達は今もあっちで苦しんでるのに」

    アニ「何言って…」

    ???「前世とはいえ、あなたは大量殺人鬼なんだよ?」

    ???「なのに水晶の中に逃げて、今は普通の人間みたいに振舞って」

    アニ「や、やめろ…」

    ???「嘘つき」

    アニ「違う、私は、」

    ???「ねぇ私をよく見て」

    アニ「あ……ああ………」

    ???「あなたがやったんだよ」

    ミーナ「あなたが私を殺した」




    アニ「ああああああああああああ!!!!!!!!!!」

    アニ「はぁっ、はぁっ、夢か……」

    ヘレン「も~なぁ~に~うるさいんだけど~。」

    アニ「ごめん…嫌な夢みて」

    ヘレン「もっと静かに寝てよね……ぐぅ」

    アニ「そうするよ……」
  30. 30 : : 2018/02/07(水) 18:24:27
    期待
  31. 31 : : 2018/02/07(水) 21:39:21
    とんでもないミスですね
    アニ→アレフティナに変えるのを忘れてました。すみません。
  32. 32 : : 2018/02/08(木) 22:28:02
    ………………
    ー翌日ー


    実菜「おはよー!待った?」

    ヘレン「いいえ。私たちもいま来ましタ。」

    実菜「あれ?アレフティナ、顔色悪いよ?大丈夫?」

    アレフティナ「ダイジョブ…」

    ヘレン「アレーチカ、昨日Кошмар見まシタ」

    実菜「え?なんて?」

    ヘレン「あ~~寝る、嫌…」

    美香「…もしかして、嫌な夢って言いたいの?」

    ヘレン「それデス!夢!」

    アレフティナ「ヘレン…!いいから」

    実菜「本当に大丈夫?具合悪くなったらいつでも言ってね?」

    アレフティナ「да…アリガトウ。だけど心配しないで」

    美香「なにかあれば私が病院まで連れていこう。」

    アレフティナ「あ、アリガトウ……」

    ヘレン「今日は、私行きたいところありますカラ皆さん行ってクダサイ」

    実菜「行きたいところ?」

    ヘレン「友達に会いに行くデス」

    アレフティナ「…なにそれ、初めてきいたんだけど。」

    ヘレン「じゃあね~」

    実菜「行っちゃった…」

    アニ「あれはもういい、行こう。」

    ミーナ「そう?今日はどこ行こうか。」

    ミカサ「私っ」

    ミーナ「ど、どうしたの」

    ミカサ「ここ、に、行きたい」

    ミーナ「ここって、もしかしてこのチラシのこと?」

    ミカサ「そ、そう」

    アニ「これはなに?」

    ミーナ「金魚のアートアクアリウムだよ。駅でやってるやつだね。」

    アニ「キンギョ?」

    ミーナ「見ればわかるよ」


    …………………
    ーアートアクアリウム展会場ー


    アニ「…………」

    ミーナ「綺麗だよねぇ」

    アニ「これがキンギョ…」

    ミカサ「写真撮って、エレン達にも送ろう。」

    ミーナ「シャッター音きらないようにね。」

    アニ「とても幻想的で、綺麗で、静かで心地良い…」

    ミーナ「今なんて言ったの?」

    アニ「あ…その、美しいと言った。」

    ミカサ「前から行ってみたくて、今日来れてよかった。」

    アニ「……………」

    ミカサ「アニ、こっち向いて」

    アニ「は?」

    ミカサ「…ふふ」

    アニ「?」

    ミーナ「私ちょっとトイレ行ってくるねー。」

    アニ「!?わ、わたしも」

    ミカサ「では私とアニはこの辺をうろついている。」

    アニ「ちょっとなに勝手に」

    ミーナ「すぐ戻ってくるねー。」

    アニ「あ………」

    ミカサ「……………」

    アニ「……………」

    ミカサ「…アニ」

    アニ「………なに」

    ミカサ「私は貴方がやったことを許すことは出来ない…と、思う。」

    アニ「そう」

    ミカサ「でも、きっとエレンが言っていたように「仕方がなかった」のだろう。」

    アニ「…は?」

    ミカサ「私はエレンといられればそれでよかったから…だから今はあなたとミーナの関係を壊すようなこともしない。」

    アニ「それハ、彼女に私の正体は言わないというコト?」

    ミカサ「そう。わざわざ復讐をするつもりはない。」

    アニ「どうも…アリガトウ。」

    ミーナ「お待たせー!ごめんね、向こうにでっかい水槽あったから見に行こ!」

    ミカサ「それは見たい。早く行こう。」

    アニ「……да」


    ………………
    ーとある公園ー


    ヘレン「…やぁ」

    ???「なんだ、本当に来たのか。」

    ヘレン「久々の再会に公園って。アンタもつくづく変わらないね~。」

    ???「お前も変わりないようだな。その気の抜けた雰囲気とかな。」

    ヘレン「はぁ?何それ、折角会えたってのに開口第一がそれ?」

    ???「別に貶したわけではない。一緒にいても気を張らなくて済むという意味だ。」

    ヘレン「…ふーん、じゃあ最初からそういえよ。」ゲシゲシ

    ???「痛っ、おい、蹴るなよ」

    ヘレン「もう…ほら行くよ」

    ???「行くってどこに」

    ヘレン「ずっと公園でお喋りするつもり?どこか適当にカフェ探して入るの。」

    ???「あ、おい待てよ。」
  33. 33 : : 2018/02/08(木) 22:44:08
    期待
  34. 34 : : 2018/02/09(金) 00:09:49
    ありがとうございます。





    ………………
    ー猫カフェー


    ミーナ「金魚すっごく綺麗だったね。」

    ミカサ「行ってよかった。満足。」

    アニ「кот(猫)…」

    ミーナ「日本語で「ねこ」っていうんだよ。」

    アニ「ねこ」

    ミカサ「この子はアニに似ている。」

    ミーナ「あははホントだー!目付き悪いとこそっくりー。」

    アニ(私って普段こんな人相悪いのか)

    ミーナ「あと、目の色が綺麗な青なとこも一緒だね。」

    アニ「え」

    ミカサ「抱いてみる?」

    アニ「あ、あぁ」

    ミカサ「はい」

    アニ「………」ジッ…

    猫「………」ジッ…

    猫「にゃう」ペシ

    アニ「う」

    ミーナ「くっ、ふふっ…」

    アニ「なに笑ってんの」

    ミーナ「だって…あのアニが猫と戯れてるとか…くくっ…」

    アニ「別に笑うことないでしょ」

    ミカサ「アニは猫に好かれやすい。」

    アニ「は?って、うわ」

    ニャーニャー ンニャーゴロゴロ

    ミーナ「凄い群がってる……面白すぎ…ふふっ」

    ミカサ「私も動物は好き。お父さんがアレルギーだからペットは飼えないけど。」

    ミーナ「そういえば小学生の時とか、ミカサずっと飼育係やってたね。」

    ミカサ「6年間やり通した。おかげで用務員のおじさんとは今でも仲良し。」

    アニ「死に急ぎ野郎じゃないモノに興味を持つなんテ」

    ミーナ「私もたまーにうさぎの餌やりとか一緒にしてたんだよー。」

    ミカサ「出産にも立ち会った。」

    アニ「ミーナは、何してたノ?」

    ミーナ「私はねー。環境委員会だったかな。」

    アニ「カンキョ…?」

    ミーナ「お花に水をやったり、雑草…草をとったりとか。」

    アニ「へぇ」

    ミカサ「ミーナはいつも寝坊して朝の水やりに遅刻していた。」

    ミーナ「い、いつもじゃないよ!」

    ミカサ「それで同じ当番の男の子にも呆られていた。ミーナは当時その男の子が好きだった。」

    ミーナ「もー!余計なこと言わないでってばー!」




    猫「ゴロゴロゴロ…」

    アニ「…………милый(可愛い)」


    ………………
    ーファミレスー


    ヘレン「で、今はマコト、だっけ?」

    誠「あぁそうだ。藤島 誠。今は大学院で経営学を学んでいる。」

    ヘレン「いや別にそこまできいてないけど…」

    誠「お前は今何してるんだ?」

    ヘレン「私は普通の女子高生~。」

    誠「どうせまた手を抜いて勉強してるんだろ。」

    ヘレン「アンタってほんっとつくづく失礼…。」

    誠「だいたいなんだその出で立ちは。高校生なんだろ、ピアスなんか開けて。」

    ヘレン「ロシアの高校は日本より自由なんですぅ~。…もう、折角お洒落して来たのに。」

    誠「なにブツブツ言ってるんだ。」

    ヘレン「べっつにぃ~?アンタの髪型が前世よりちょっとマシになったなって。」

    誠「そ、そうか?」

    ヘレン「ちょっとマシだからね?ちょっとだけだから。」

    誠「そこを強調しなくてもいいだろう。…で、俺たちずっとドイツ語で話してるけど大丈夫なのか。なんかすごい見られてるんだが…」

    ヘレン「しょうがないでしょ、お互い通じるのがドイツ語しかないんだから。」


    ………………
    ー猫カフェー


    ミーナ「あ、そろそろ時間だね。出ようか。」

    ミカサ「別れるのは惜しい…」

    ミーナ「ほらほら行くよ。」

    アニ「あ、待って。」ガタッ

    猫「にゃーん」

    アニ「…Пока пока(ばいばい)」





    ミーナ「アニ、明日帰国なんだよね?じゃあ何か形に残るようなことしないとね。」

    アニ「形に残るって?」

    ミカサ「アニ、プリクラは撮ったことある?」

    アニ「ぷりくら…?」

    ミーナ「ないんだね。行こーう!」

    アニ「????」
  35. 35 : : 2018/02/09(金) 00:44:57
    期待!!
  36. 36 : : 2018/02/09(金) 10:13:52
    ありがとうございます





    ………………
    -ゲームセンター-


    アイウィリウィリウィリウィリウィリウィリライキュー…
    スキナカオヲエランデネ

    アニ「な、なにこれ…」

    ミーナ「日本のJKといえばこれだよね~。ミカサは普段撮りたがらないんだけど。」

    ミカサ「なんか最近のは凄い顔変わるから。」

    ミーナ「私も不自然すぎるのはアレだから補正は低めにしよう。」

    フレームヲエランデネ

    ミーナ「アニ好きなの選んでいいよ。」

    アニ「え、じ、じゃあ、これ…」

    ミカサ「私はこれ。」

    ミーナ「じゃあ私これ~。あとはもう適当に選んでいいよね。」

    ミカサ「中入ろう。」

    アニ「???写真、撮るってこと?」

    ミーナ「そんな感じ。カメラはあそこだよ。」

    フタリハナカヨシ ギュー

    ミーナ「あーこういうポーズ指示いらないよね。アニ、普通にピースでいいよ。」

    アニ「あ、あぁ。」

    パシャ

    クチニユビヲアテテアマエンボウ

    ミーナ「変顔しよ、変顔!」

    パシャ





    ツギハラクガキダヨ ヒダリノブースニイドウシテネ

    ミーナ「アニ!らくがき、はい!」

    アニ「これで描くの?」

    ミーナ「そうだよー。ミカサがしてるみたいにするの。」

    ミカサ「………………」

    ミーナ「ミカサってば、プリクラのらくがきはいつも本気なんだー。」

    アニ「へ、へぇ…じゃあ私も、何描こうかな…」

    ミーナ「なんでも好きなの描きなよー!」


    ………………
    ーファミレスー


    ヘレン「そろそろ行くよ。」

    誠「行くってまたどこだよ。」

    ヘレン「はぁ?決まってんでしょ。私の買い物。」

    誠「決まってるのか…」


    ……………
    ーゲームセンターー


    ミーナ「はいこれ。」

    アニ「アリガトウ」

    ミーナ「うーん。今回はなかなか盛れた気がする。ミカサのらくがきも相変わらず凄いね。もはや芸術だね。」

    ミカサ「アニの…これは今日猫カフェにいた猫?とても可愛く描けている。」

    ミーナ「あーほんとだ!可愛い!上手!」

    アニ「いや、その」

    ミーナ「ミカサは今回のテーマは金魚なんだね。」

    ミカサ「そう。アートアクアリウム展で感じた金魚の幻想的な美しさを表したかった。」

    アニ(わ、ほんとにすごい。あの色とペンの数でここまで出来るなんて。)

    ミカサ「例えプリクラのらくがきでも、私は完璧に描いてみせる。」ドヤ

    アニ「大切に、スル。」


    ………………
    ーショッピングモールー


    誠「おい!お前も少しは持て!自分の荷物だろう!」

    ヘレン「うるっさいなぁ。大人しく荷物持ちやりなさいよ。」

    誠「だってお前これ買いすぎ……ってわわ!」

    ドサドサ

    ヘレン「はぁ~もう。」

    誠「悪い…」

    ヘレン「もっと効率よく持ちなさいよ。」

    ガサ

    ヘレン「これとこれとこれは落とされたら嫌だから私が持つ。ほら行くよ。」

    誠「だから先に行くなって。」


    ………………
    ー駅前ー


    アニ「今日もすごく、楽しカッタ。」

    ミーナ「明日帰国なんて早すぎだよー!」

    ミカサ「また、来て欲しい。…ミーナの為に。」

    アニ「…あぁ。」

    ミーナ「向こうでもメールしてね!電話も…国際電話だけど、たまにしようね!」

    プシュー

    アニ「バスきたカラ、もう行かないと。」

    ミーナ「………っ!うわーん!別れたくないよー!!」ガバッ

    アニ「ちょ…」

    ミカサ「ミーナ、人が見てる。離れた方がいい。」グイッ

    ミーナ「あにーー!!!!今度は私がロシアにいくからねーー!!!!絶対、行くからねーー!!!!」

    アニ「うん。До следующего свиданий(また逢う日まで)」
  37. 37 : : 2018/02/09(金) 10:34:00
    ………………
    ー数週間後ー


    ミーナ「アニ、金魚飼い始めたんだって!」

    ミカサ「可愛い。」

    ミーナ「本当は猫も飼いたかったけど金魚が狙われたらダメだからって反対されたんだって。」

    ミカサ「私も金魚、飼おうかな。」

    ミーナ「美香パパも金魚なら大丈夫だと思うよ。」

    ミカサ「そうと決まれば今日早速、お父さんを説得しよう。…それはそうと実菜、進路は決まったの?」

    ミーナ「う゛……実は…」

    ミカサ「どうかした?」

    ミーナ「ま、まだ(仮)だからね!決定じゃないから!」

    ミカサ「(仮)でもいいので教えて欲しい。」

    ミーナ「その、美香と同じ大学…の、国際経済学科に、しようかなぁって…」

    ミカサ「…………」

    ミーナ「やっぱり無理だよね、国立だもん…」

    ミカサ「そんなことはない」ガシッ

    ミーナ「うおっ」

    ミカサ「一緒にがんばろう。今から勉強すればきっと間に合う。」

    ミーナ「……うん!」
  38. 38 : : 2018/02/09(金) 10:47:44
    ここで一端プロフィール

    アニ/アレフティナ・キルヒホッフ(16)露
    前世より親に対して少しわがままになった。
    ミーナ(実菜)とは、今度こそ仲良くできると思っているものの、自分の正体を知らないまま死んでしまったので何だか騙しているような気持ちと、死んでしまったのは自分のせいだという罪悪感もあった。

    ???/ヘレン・オリガ(16)露
    アレフティナ(アニ)の幼馴染。なんだかんだで友達のことは大切に思っている。何故かドイツ語が話せる。

    ミカサ/鎌田 美香(16)日
    エレンには命を救ってもらったから決定的になっているのであって、もともと他人に対して過保護になってしまうのはもしかしたら生まれつきの性格なのかも。前世を知っていても、ついつい実菜と呼んでしまう。

    ミーナ/金谷 実菜(16)日
    前世を思い出してから、「あのミカサと幼馴染とか…」と考えてしまうようになった。それでもついつい美香と呼んでしまう。

    ???/藤島 誠(24)日
    ヘレンの「日本に住むオトモダチ」らしい。どうやって知り合ったのかは不明。何故かドイツ語が話せる。
  39. 39 : : 2018/02/09(金) 11:46:30
    ………………
    ー2年後・ドイツー


    ゴロゴロゴロゴロ…

    ミーナ「ミカサ!待ってよー!」

    ミカサ「急がないとエレンが待ってる。」










    エレン「ミカサ達、そろそろ着く頃かな…」

    アルミン「あ、あれって彼女達じゃない?」

    エレン「おお!ほんとだ!おーい!!」

    ミーナ「あ!エレン達だ!」

    ミカサ「エレン…!」ダッ

    ミーナ「あ、ちょっと!走ると危ないよ!」

    ミカサ「エレン!!!!」ガバッ

    エレン「うおっ、ちょ、ミカサ!離れろって!」

    ミーナ「んも~。キャリーケース放ったらかしにして~。」ゴロゴロ

    アルミン「久しぶり。二人とも、合格おめでとう。」

    ミーナ「もう去年の話だけどね…でもありがとう。」

    エレン「ドイツ語!勉強したのか!」

    ミカサ「エレン達が帰国して、すぐ始めた。」

    アルミン「僕らも有給とったから、ゆっくり観光案内ができるよ。」

    ミーナ「有給ってどれくらい?」

    アルミン「一週間ぐらい。」

    ミーナ「なが…欧州ってすごい…」

    アルミン「せっかくドイツに来てくれたんだし…まずはビールでも飲みに行こうか。」

    エレン「お!いいな!そういえば今はオクトーバーフェストやってるんだったな。」

    ミーナ「えぇー!行きたい!白ソーセージも食べたーい!」

    ミカサ「私はエレンと一緒ならどこでも。」


    ………………
    ーフェスト会場ー


    ミーナ「おいしーー!!!!ドイツ最高ーー!!!!」

    ミカサ「エレン、口に泡がついてる。」

    エレン「自分で拭くからいいって…俺もう社会人だぞ!?」

    アルミン「あはは…気に入って貰えたかな。」

    ミーナ「うん!あ、写真撮ってメモっとこ。」

    アルミン「レポートかなにか?」

    ミーナ「ううん、好きでまとめてるの。写真も日本に帰ったら現像して、ノートに貼るんだよ。」

    アルミン「へぇ…ちょっと見せてよ。」

    ミーナ「いいよ、ほら。」

    ミカサ「エレン、お腹は空いてない?何か買ってこよう。」

    エレン「だーかーらー!!今は俺の方が年上だっつの!!」

    アルミン「中国、韓国、タイ、ベトナム…アジアばっかりなんだね。綺麗にまとめてある。」

    ミーナ「そう、近くだからパパっと行けてササッと帰れるしね。栄えあるヨーロッパ進出第一号はドイツだよ!」

    アルミン「それは光栄だ。」

    ミーナ「これからミカサと二人で他の仲間たちに会いに行こうって話してるの。次はロシアに行くんだー。」

    アルミン「そっか。それはきっと良い思い出になるよ。」

    ミカサ「エレン、好き嫌いはよくない。」

    エレン「お前は俺の母ちゃんかよ!本当に相変わらずだな!」

    ミーナ「まだ再会してない友達とかいるしね。ついでに探そうかなって。」

    アルミン「一から探すのは結構大変だよ?だって、」

    ミカサ「モッタイナイ!野菜もちゃんと食べて。」

    エレン「急に日本語出すなよ!」

    アルミン「みんな転生したからといって年齢や国籍が一緒とは限らないからね。」
  40. 40 : : 2018/02/09(金) 11:49:44
    これでこのシリーズは終わりです。皆様読んでいただき、本当にありがとうございました。誤字脱字が所々目立つ文章でしたが、なんとか完走できて嬉しいです。次は自分の欲望に素直になって、百合でも書こうと思います。
    感想意見質問文句、いつでも受け付けております。改めて、皆様本当にありがとうございました。
  41. 41 : : 2018/02/09(金) 17:17:26
    お疲れ様でした!ライナーの記憶とかはどうなったんですか?
  42. 42 : : 2018/02/09(金) 19:14:23
    おもしろかった
  43. 43 : : 2018/02/09(金) 20:28:15
    お疲れ様ですー!!神作!
  44. 44 : : 2018/02/09(金) 21:57:13
    >>41 記憶というか、人格は結局「兵士」のままです。2期6話より前のライナーだと思って下さい。多分この先自分が「戦士」だったことを思い出すことはないです。夢を見たことも忘れてます。
  45. 45 : : 2018/02/09(金) 22:09:06
    ハンジさんやエルヴィンがどーなったのか気になる!
  46. 46 : : 2018/02/09(金) 22:32:31
    >>45 だそうか迷ったんですけど、一応104期生たちの話なんであまり大人組はださないようにしました。ちゃんと世界のどこかで生活してますよ。
  47. 47 : : 2018/02/11(日) 12:23:07
    終わる終わる詐欺じゃないです。番外編です。
    http://www.ssnote.net/archives/57776#bottom
  48. 48 : : 2019/09/17(火) 12:05:48
  49. 49 : : 2021/01/12(火) 18:04:13
    久しぶりに読んだけどおもろいわ、この人の別の作品読みてー

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