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アルミン「みんな転生したからって年齢や国籍が一緒とは限らないよね」

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  1. 1 : : 2018/01/06(土) 19:24:27
    現代に転生して突然前世の記憶が蘇った104期生たちがなんとかかんとか仲間を探そうとする話です。
  2. 2 : : 2018/01/06(土) 21:01:53
    期待
  3. 3 : : 2018/01/06(土) 21:50:02
    コメントありがとうございます。



    俺の名前はエレン・イェーガー
    母さんを巨人に食われ、そして自身も巨人化の能力を身につけ壁の外の敵を皆殺しにするために調査兵団に入って掃除と鍛錬の日々を送っている兵士だ。
    いつか必ず自由を取り戻してやる!

    ???「…という記憶を、たった今思い出した…」

    ???「一体なんなんだこれは。どう考えてもいまの時代の記憶じゃないし、そもそも俺はエレン・イェーガーなんて名前じゃない。…まさか前世の記憶なのか?」

    エリク「整理しよう。俺の名前はエリク。エリク・ダブロフスキー。ドイツ国籍の21歳で大学生だ。さっきの思い出した前世の俺はエレン・イェーガーという名前で、19歳の兵士だった。幼馴染にミカサとアルミンがいて…」

    エリク「…うん。前世の俺も仲間たちも名前だけからすればドイツ人が多いみたいだな。」

    エリク「もしかしたら皆も転生してるかもしれない。だとしたら…是非会いたい。俺のことを覚えていなくてもいい。戦わなくていいこの世界で幸せに暮らしているのを見たいんだ。そうだ。あいつらを探そう。きっとどこかにいるはずだ。」

    ………


    ???「…で?それで僕に声をかけたってこと?」

    エリク「あぁそうだ。お前、俺の前世の親友とそっくりなんだ。俺がわかるか?」

    エリク「アルミン」

    ???「はぁ…いきなり前世とか言われても…そりゃ同じ学科なんだから顔ぐらいは知ってるよ。でも、どうやら僕は精神科に行かずにすんだみたいだ。」

    エリク「精神科?なんのことだ?お前はアルミンじゃないのか?」

    アダム「残念ながら僕はアルミンじゃないよ。今はね。アルミンは僕の前世の名前だ。今の僕の名前はアダム・ベッシュ。少し前からおかしな夢を見ていてね。まさか前世の記憶だとは思わなかったよ。久しぶりだね、エレン。」

    エレン「やっぱりそうか!!!!生きてたんだなアルミン!!!!よかった…!!」

    アルミン「はは…まぁ、生まれ変わってるからね…。僕もエレンに会えて嬉しいよ」

    エレン「俺も今の名前はエリクというんだ。エリク・ダブロフスキー。エリクと呼んでもいいが、エレンのままでもいいからな。」

    アルミン「そっか…エリクというのか。ついついエレンと呼んでしまうところだけど、変に思われないよう人前ではエリクと呼ぶようにするよ。」

    エレン「ああ。俺もそうするよ。いやそれにしても本当によかった…お前の元気そうな姿が見られて。この調子なら他のやつらも簡単に見つけられそうだな。」

    アルミン「他のやつらって、ミカサやジャン達のことかい?」

    エレン「そうだ。戦わなくてもいいこの時代に生まれて、あいつらも平和に暮らしてるはずだ。俺のことを覚えてなくてもいいから一度会っておきたいんだ」

    アルミン「そうか…でも全員に会うのは少し難しいかもね。」

    エレン「は?なんでだよ。」

    アルミン「だって考えてみなよエレン。ここは壁の中じゃないんだよ。ずっとずっと広いこの世界で散り散りになった、しかも名前だって前世とは変わってるかもしれない仲間を探すなんてきっととても大変だ。僕と会えたのだってもしかしたら奇跡に近いんだよ。」

    エレン「う…で、でもよ…ネットとか使えば、時間がかかっても見つけられるんじゃないか?」

    アルミン「確かに、SNSなんかを利用すれば出来ないことはないかもしれないね。でもさっきも言った通り、名前が前世と同じか限らないから検索をかけて出てきてもそれが本人とは限らないんだ。」

    アルミン「ただ、僕やエレンを見るに顔つきは大して変わってないようだから、直接会えば一発でわかるだろうね。」

    エレン「つまり問題は他の奴らが今どこにいるか知る手段がないということだな。」

    アルミン「そういうことだ。」

    エレン「それに、居場所を突き止めることができても、そこが同じ国とは限らないという問題もあるな。」

    アルミン「そう…前世より頭のキレがいいんだね。」

    エレン「うるせぇよ。…でも、俺は探し出してみせる。どんなに時間がかかってもな。」

    アルミン「そういうところは前世と変わらないんだね。僕も協力するよ。ミカサやジャンに会いたいからね。」

    エレン「やっぱりアルミンがいると心強いな。」

    アルミン「とりあえずTwitterやFacebookなんかを見てみよう。もしかしたら運良く1人ぐらいは見つかるかもね。名前が変わってなければ。」
  4. 4 : : 2018/01/06(土) 22:38:43
    エレン「みつけられなかった…」

    アルミン「やっぱりか…。同姓同名は何人か出てくるけど、どれも別人だね。」

    エレン「せめて有名人とかだと見つけやすいんだけどな。そう上手くいかないか…」

    アルミン「本当に国籍もバラバラになっているとしたら、登録しているSNSも違ってくるのかもしれないね。」

    エレン「それ全部登録して探すってのか!?」

    アルミン「まさか。TwitterとFacebook、あとInstagramなんかは世界的に流行ってるからどれか一つぐらいは皆もやってるはずだよ。多分ね。」

    エレン「言い出したのは俺だけどさぁ。ネットだけだとやっぱりなんか効率悪いよなぁ。」

    アルミン「かといって海外に飛んで探し回るような費用も暇もないし…」

    エレン「………いや、あるぞ。」

    アルミン「留学すればいいって?そんな簡単にできるものじゃないよ。海外研修の募集だってどこももう締め切ってる。」

    エレン「ここ、ちょうど明日まで募集してるぞ。」

    アルミン「え、ほんとに?ニホン?ニホンに行くつもりなのかい!?一番確率が低いアジア圏じゃないか!!確かに国土面積は小さいから他国と比べて探しやすいだろうけど…ていうか君、日本語話せるの?」

    エレン「いや…全然…アルミンは?」

    アルミン「僕もそこまでじゃないけどニホンのアニメが好きでよく観てるから少しは話せるよ。」

    エレン「まじか…」

    アルミン「これ、研修はまだ数ヶ月先だけどそれまで覚えられるの?」

    エレン「やれる…いや、やるしかないな。とりあえず応募するぞ!」

    アルミン「はぁ…仕方ないな。もしかしてミカサがいるかもって思ってる?」

    エレン「まぁな…無駄足になるかもしれないけどな。」

    アルミン「今は偶然にかけるしかないもんね。」

    その後、猛勉強してなんとかアンパンマンが字幕無しで観れるくらいに日本語が上達した俺はアダムことアルミンと共にニホンへ飛んだのだった。
  5. 5 : : 2018/01/06(土) 22:39:18
    名前いれとくの忘れてた(^q^)
  6. 6 : : 2018/01/06(土) 23:20:16
    ー日本ー

    キーーンコーーンカーーンコーーン…

    ???「ふわぁ〜…やっと終わった〜」

    ???「実菜、人前でそんな口開けてあくびしてはダメ。」

    実菜「だってぇ〜昨日徹夜して勉強頑張ったんだからね!」

    ???「普段から勉強していれば徹夜する必要ない。だからあなたはいつもテストは平均いくかいかないか。」

    実菜「赤点とらなければいいんですー!美香は厳しいなぁ。」

    美香「私は当たり前のことを言ってるだけ。」

    実菜「真面目なんだから〜あ、今日この後どっか遊び行こうよ。折角テスト終わったんだからさ、パーッと!」

    美香「ごめんなさい、実菜。あなたの誘いはとても嬉しい。でも今日はホームステイの人がくるから歓迎会をするの。」

    実菜「え!?そうなの!?知らなかった…何人?」

    美香「私も今日の朝初めて聞かされた。ドイツの大学生が二人来るらしい。」

    実菜「へぇ〜男の人?女の人?かっこいい?可愛い?」

    美香「さぁ…わからない。ただ、今日から留学生の人達を受け入れるとしか…」

    実菜「美香の家大きいもんね〜。私も会ってみたいな。今度遊びに行っていい?」

    美香「私は構わない。自分の家で他人が生活するはなんだか落ち着かない。ので、是非来て欲しい。」

    実菜「やったーー!!!!」

    ………

    ードイツー

    アルミン「エレン、ここが僕らの受け入れ先の鎌田さんの家だよ。失礼のないようにね。」

    エレン「わ、わかってるよ…緊張するな…」

    アルミン「僕らは今日から人探しをするんだから、これぐらいで緊張してたらダメだよ。知らない人に聞き込みをしたりするかもしれないだろ。」

    エレン「わかってるって!今からピンポン押すんだからちょっと静かにしてろ…」

    ピンポーン……ドタドタドタガチャ

    美香の母「はーい。」

    エリク「アッ、は、ハジメマシテ、キョーからオセワにナル、エリク・ダブロフスキーもうしマス」

    アダム「アダム・ベッシュです。」

    美香の母「あらあらイケメンなこと。二人とも日本語が上手なのね。遠い所からようこそ。今日から3ヶ月、よろしくね。どうぞ中に入って」

    アダム「お邪魔します。」

    エリク「お、おジャマしまス。」

    美香の母「もうすぐ娘も帰ってくるはずだからもう少し待っててちょうだい。高校生で美香っていうの。大人しくて少し人見知りがちなんだけど、仲良くしてあげて頂戴。」

    エリク(高校生か…そういえば国籍が違うかもしれないんだから年齢だって同じとは限らないよな…)

    美香「ただいま」

    美香の母「あら、おかえり美香。ちょうど留学生の方達もこちらに着いたところなのよ。」

    美香「あぁ…どうも。鎌田美香です。」

    アダム「こんにちは。アダム・ベッシュで…」

    エリク「……ミカサ?」
  7. 7 : : 2018/01/06(土) 23:25:47
    ードイツーって書いてるのはミスです。無視してください。
  8. 8 : : 2018/01/07(日) 02:43:51
    期待してます♫
  9. 9 : : 2018/01/07(日) 10:35:22
    ありがとうございます



    美香「…は?」

    エリク「ミカサ!ミカサじゃないか!!おい!!俺がわかるか?エレンだ!!こっちはアルミン!!まさかここで会えるなんて…(ドイツ語)」

    美香「え?ちょ、言葉…」

    エリク「俺らとは少し歳が離れちまったけど、元気そうでよかった!友達はいるのか?他の仲間たちには会えたか?(ドイツ語)」

    美香「お、落ち着いて…なんと言っているのかわからない…あと腕…」

    アダム「エリク!」

    エリク「え?」

    アダム「君が初対面でいきなりドイツ語でまくし立てるから彼女困ってしまってるよ。」

    美香の母「あらあら。うふふ」

    エリク「…あっ、スミマセン…」

    美香「いや、別に…」

    アダム(ミカサ…いや、美香ちゃんの様子を見るに前世の記憶はないみたいだな…しかも完全に警戒されている…)

    アダム(それにしても本当に日本にいるとは思わなかった…偶然とは思えないな…)

    エリク「さっきは、すみませんでした。エリク・ダブロフスキー、です。」

    美香「…よろしくお願いします。」

    美香の母「美香も帰ってきたことだし、歓迎会しましょうか!あ、ちなみに2階の廊下の突き当りよ。」

    アダム「じゃあ先に荷物置いてきますね。エリク、行こう。」

    エリク「あ、ああ。」

    ………

    アルミン「はぁ…全く。記憶があるない関係なく、僕らはここでは初対面なんだ。いきなりあんな風に迫られたら誰だってびっくりするよ。」

    エレン「す、すまん…」

    アルミン「ミカサに会えて嬉しかったのはわかるけど、向こうはまだ高校生だよ?でっかい外国人の男から掴みかかられてさぞ怖かっただろうね。」

    エレン「うう…」

    アルミン「それに、あの様子だと前世のことは思い出してないみたいだ。」

    エレン「そうか…。覚悟はしてたけど、自分のことを覚えられてないってやっぱり辛いもんだな。」

    アルミン「気持ちはわかるよ。痛いほどにね。…そろそろいかないと。エレン、わかってるね?」

    エレン「あ、ああ。」

    ………

    「「「Herzlich willkommen in Japan!!!!」」」
    (ようこそ日本へ!!!!)

    美香の父「エリクくん、アダムくん、ドイツからはるばるようこそ。私達のことは本当の家族だと思ってくれ。」

    アダム「Dank(ありがとう)…よろしくお願いします。」

    エリク(家族…ミカサ、本当に思い出してないのか?たった1人の家族だったのに…)

    美香の母「エリクくんってばねぇ、美香のことが気に入ったみたいなの。うふふ」

    美香の父「美香は美人だからなぁ。ははは」

    エリク「あはは…」

    美香「………」

    美香(さっきの…この二人は私のことを知ってるみたいだった。言葉は全然わからなかったけど、「エレン」と「アルミン」だけは何故か聞き取る事ができた…)

    アダム「美香ちゃん、さっきはごめん。エリク、知り合いと間違えてしまったみたい。気にしないで。」

    美香「え、あ、はい」

    ワイワイガヤガヤ……
  10. 10 : : 2018/01/07(日) 10:54:26
    キャラの名前が変わっているから(自分は)
    時々、ん??ってなるけど面白そう、期待です
  11. 11 : : 2018/01/07(日) 11:06:05
    キャラの名前は104期生同士で話すときは前世の名前、事情を知らない人や記憶がない104期生の前では今の名前で表記してます。わかりづらくてすみません。
  12. 12 : : 2018/01/07(日) 11:07:12
    ……………

    美香「おやすみなさい」

    美香の母「おやすみ美香」

    アダム「おやすみなさい、美香ちゃん」

    美香「…おやすみなさい」

    バタン

    美香(…やっぱりおかしい。あの二人を見ていると、不思議と懐かしくて悲しい気持ちになる。特にあのエリクって人…。あの人とはずっとずっと昔から特別な絆で結ばれている気がする。)

    美香(明日実菜に相談してみよう。)

    …………
    ー学校ー

    美香「と、いうことなんだけど」

    実菜「全くわからん。」

    美香「おかしなことを言っているのは承知。でも、どうしても気になって仕方ない。」

    実菜「ふーん…。エレンとアルミンねぇ。」

    実菜「…あ、」

    美香「なに?なにかわかったの?」

    実菜「もしかしてさ、それ「前世の友人」ってやつじゃない?」

    美香「前世…?なにいってるの…?」

    実菜「ちょっと!変な目でこっち見ないでよ!そもそも言い出したのは美香の方でしょ!」

    美香「そうだけど…私はオカルトじみたものは信じてない」

    実菜「ん〜…まぁ、もしかしたら前にTwitterとかで見つけた、ってやつかもしれないしね」

    美香「でも、私はSNSは全て非公開にしている。仮にそうだとしても顔まで知っているとは思えない。やっぱり前世で…」

    実菜「それも気になるけどさ!イケメンなんでしょ!会いたいなぁ〜」

    美香「今日は講義が午前中だけって言ってたから、多分家にいると思う。」

    実菜「ええ〜!!本当に!!ねぇねぇ、遊びに行ってもいい?ねぇ、いいでしょ〜」

    美香「構わない。むしろ来て欲しい。もしかしたらあの二人、実菜のことも知ってるかもしれない。」

    実菜「やったやった〜!イッケメン、イッケメン!」

    美香「……ふふ」
  13. 13 : : 2018/01/07(日) 11:51:26

    実菜「お邪魔しまーす!」

    美香の母「あら、いらっしゃい実菜ちゃん」

    実菜「こんにちはおばさん!留学生に会いに来ましたー!」

    美香の母「アダムくんとエリクくんね?今リビングでパパにドイツ語を教えてるわ。」

    実菜「じゃあ私も教えてもらお〜」

    アダム「だからこの例文の文法は…あ、美香ちゃんおかえ…り…」

    エリク「まじか…お前、(ドイツ語)」

    実菜「あ、えーと、ぐーてんだーく!美香の友達の金谷実菜です!」

    アダム(ミーナ…)

    エリク「……!!」ズズッ

    アダム「あ、ど、どうも、アダム・ベッシュです。こっちはエリク。よろしくお願いします。」

    アダム(まさかミーナもいたなんて…でも、やっぱり記憶は…ってエレン!まさか泣いてるのか!?)

    実菜「ええっ!?ちょっとお兄さん!?なんで泣いてるの!?」

    エリク「いや…ダイジョブ、ダイジョブ、」

    アダム「どうやら彼は目にゴミが入ったらしい。気にしないで」

    実菜「気にしないでって…号泣してるじゃん…」

    アダム「彼は粘膜が弱いんだ。」

    美香の父「エリクくん大丈夫かい?後で目薬を持ってこよう。」

    美香「実菜、私の部屋に来て」

    実菜「う、うん…エリクさん、お大事に…」

    ……………

    美香「どう?」

    実菜「なんか私のことも知ってるっぽい…アダムさんは落ち着いてたけどエリクさんは目が合った瞬間に泣き出したし…」

    美香「やっぱりあの二人は私達のことを知っている。でも私も実菜もドイツに行ったことはなければあの二人とも面識はない…」

    実菜「もし本当に前世での知り合いだとしたら…私と美香は前世からの友人ってこと!?きゃっ」

    美香「今はそんなふざけている場合ではない、と言いたいところだけどそういうことになる。」

    実菜「うーん。じゃあ、あの二人が日本に来たのも私達を探すため?なんか怖いなぁ。」

    美香「一度私達からきいてみるしかない。」

    実菜「そうだね。やんわり遠回しにきいてみよう。」

    …………

    アダム「ああ、実菜ちゃん、さっきはごめんね。彼はもう大丈夫だよ。」

    エリク「……(目薬めっちゃ染みる…)」

    実菜「いえ、気にしないで下さい。アダムさんでしたよね。」

    アダム「うん。僕になにか用かな?」

    実菜「あ、あの、そのぉ、」

    美香「あなた方は私達の前世の友人ですか?」

    アダム「え、」

    エリク「いまなんて?」

    実菜「!?!?」

    実菜(さっきやんわりって!遠回しにって!言ったじゃん!!)

    アダム「え〜っと…」

    実菜「美香何言ってんの!?アダムさん困ってんじゃん!!」

    美香「ご、ごめんなさい…私はあまり話すのが得意じゃないから…」

    実菜「だから私が言おうとしてたのに〜!」

    エリク「…そうだ。」

    美香/実菜「「え?」」

    アダム「ちょっとエレ、エリク。…ここだと鎌田さん達がいるからちょっと場所を変えよう」

    アダム「僕らの部屋に移動しよう」
  14. 14 : : 2018/01/07(日) 12:52:19
    実菜「それで、やっぱり私達は…」

    アダム「そうだよ。僕らは前世で仲間だった。そして僕の前世の名前はアルミン・アルレルト。」

    エリク「俺はエレン・イェーガー。」

    アダム「どう?聞き覚えはない?」

    美香「ごめんなさい…わからない。でも、なんだか懐かしくて、そして悲しい…」グスッ

    実菜「私もいまいち…。美香、大丈夫?」

    美香「エリク、さん…あなたを見ていると、涙が溢れて止まらない…」

    エリク「………」

    アダム「美香ちゃん、君の前世の名前はミカサ。ミカサ・アッカーマン。そして実菜ちゃんはミーナ・カロライナ」

    実菜「なんか今の名前と似てるんだね…でもやっぱりなんかピンとこないや。」

    アダム「僕らは生まれ変わって世界中に散らばった仲間達を探してるんだ。」

    実菜「それで、私達を探しに日本へ?」

    アダム「まぁ…ね。もしかしたらミカサがいるかもしれないと思って。でもまさかミーナ、君までいるとは思わなかったよ。」

    実菜「私、クォーターなの。おじいちゃんがスイス人なんだけど、私は生まれてからずっと日本に住んでるからスイス語はさっぱり。」

    アダム「そうだったんだ。二人とも元気そうでよかった」

    美香「私達、前世のことはなにも覚えてない。アルミン、やエレンのことも。」

    エリク「別に、ダイジョブ。会えただけて、嬉しい。」

    アダム「もしかしたら思い出すことがあるかもしれないしね。僕らはしばらく日本にいるわけだし。」

    美香「ありがとう。よかったら前世のことを教えて欲しい。私も思い出せるよう努力する。」

    実菜「あー!それ、私も知りたい!ねぇ、前世の私ってどんな感じだったの??」

    エリク「ミカサは、すごく強かった。めちゃめちゃ強かった。ミーナは、今と、あー、カワラナイ?」

    アダム「あはは、僕らも今の君達のこと、知りたいな。」

    実菜「えっとねー、美香はねー、すっごく可愛くてー、」

    美香「実菜、余計なことは言わないの」

    ソレデーヘェーアハハ…

    …………


    実菜「あー楽しかった。まさか私が15で死んじゃってたなんてねー」

    美香「だからあの時エリクさんは泣いてた。死んだあなたが元気に生きてたから。」

    実菜「いや、美香のもなかなか壮絶だったよ?今は平和に暮らせてよかったね。」

    美香「ええ…。お父さんとお母さんは大切にする。今いる家族を…」

    実菜「もしかしたら私達もひょっこり思い出すかもしれないねー」

    美香「そうだと、嬉しい」

    実菜「じゃあ私、帰るねーまた学校でねー」

    美香「…うん。またね。」

    だが私達はそのまま、前世の記憶らしいものはなにも思い出すことができなかった。
  15. 15 : : 2018/01/07(日) 13:45:20
    …………


    実菜「あー楽しかった。まさか私が15で死んじゃってたなんてねー」

    美香「だからあの時エリクさんは泣いてた。死んだあなたが元気に生きてたから。」

    実菜「いや、美香のもなかなか壮絶だったよ?今は平和に暮らせてよかったね。」

    美香「ええ…。お父さんとお母さんは大切にする。今いる家族を…」

    実菜「もしかしたら私達もひょっこり思い出すかもしれないねー」

    美香「そうだと、嬉しい」

    実菜「じゃあ私、帰るねーまた学校でねー」

    美香「…うん。またね。」

    だが私達はそのまま、前世の記憶らしいものはなにも思い出すことができなかった。

    …………


    美香「………ここは」

    美香「壁の上…?」

    美香「私は一体なにを、この格好は…」

    エレン「お前さぁ…疲れてんだよ」

    美香「エリクさん、いや、あれはエレン?誰と話しているんだろう」

    ???「○%$#!やるんだな!」

    美香「誰?名前だけが、聞こえない…」

    ???「ああ、勝負はいま、ここで決める!」

    美香「!?エレン!!!!危なーー」








    美香「はっ!」

    実菜「zzz…ムニャムニャ」

    美香「夢…そうだ、今日は実菜がうちに泊まってるんだった…」

    実菜「……いだん、……るんだから…」

    美香「ふふ、寝言言ってる。」

    美香「それにしてもあの夢はなんだったんだろう。…もしかして、あれが前世の記憶?明日、エリクさんにきいてみよう。」

    美香「まだ2時…寝よう。」

    実菜「…しも、…べる………よ…」


    ……………

    美香の母「美香ー!実菜ちゃーん!起きなさーい!」

    実菜「美香!起きて!美香ってば!」

    美香「うう…実菜…」

    実菜「ねぇ私、思い出したの!前世のこと!」

    美香「…え?」

    実菜「昨日、変な夢みてさ、エレンやアルミンがいて、起きた時に全部思い出したの!ミカサ、私だよ!ミーナ!」

    美香「私も今日不思議な夢をみた。でも、それだけ。何かを思い出した実感はない…」

    実菜「あ…そうなんだ…」

    美香「ごめんなさい…実菜」

    美香の母「二人ともやっと起きたのね。今日はエリクくん達が帰国しちゃうのよ。」

    実菜「えっ!?!?あ、そうだった!!まだお別れ言ってない!!」

    美香「忘れてた…二人は?」

    美香の母「もうお父さんが空港まで乗せて言ったわよ。お別れを言うにも、二人とも起きないんだもの。これ、エリクくんとアダムくんのメールアドレスよ。二人によろしくって、置いていったの。」

    美香「そんな…!!お母さん、私追いかけたい!!」

    実菜「私も!!お願いします。」

    美香の母「あらあら。随分仲良くなったみたいね。すぐに車を出すから待ってて。急げばギリギリ間に合うかもしれないわ。」


    ……………

    ー空港ー

    美香の父「じゃあ、向こうでも元気でな。はぁ、寂しくなるなぁ」

    アダム「ありがとうございました、鎌田さん」

    エリク「オせわニなりまシタ」

    美香の父「僕らがドイツに来た時はよろしく頼むよ。」

    エリク「ハイ…」

    美香の父「じゃあ僕はこれで。Gute Baye!」

    アダム「Gute Baye!」

    エリク「Gute Baye」



    アルミン「エレン、そろそろいこう」

    エレン「ああ」

    アルミン「もう会えないわけじゃないだろ、メアドだって教えたし。そんなに落ち込むなよ」

    エレン「そうだな」
  16. 16 : : 2018/01/07(日) 13:46:45
    …………

    美香の母「空港着いたわよ、ほら走って!」

    美香「ありがとうお母さん…」

    実菜「ありがとうございます!行こうミ、美香!」


    美香「…………」タッタッタ

    美香(何故だろう…ずっと昔にこうやって誰かを追いかけたことがある気がする…)

    美香(もう二度と会えない気がして…必死に、あいつらが…アニや○%$#達が許せなくて…)

    美香(アニって誰?)

    ミカサ「エレンはいつも私達を置いていく…」

    実菜「ちょっと美香、何止まってるの?急がないとエレン達行っちゃうよ!」

    ミカサ「ミーナ…わたし、思い出した…」

    ミーナ「ミカサ…」

    ミカサ「急がないと、エレンが、私のたった1人の家族が行っちゃう…!!」ダッ

    ミーナ「あっ、まって!」



    アルミン「次はどこに行こうか。」

    エレン「そうだな。ベルギーなんか隣国だし、交通費もそんなにかからなくていいんじゃないか?」

    アルミン「じゃあフランスなんかもいいかもしれないね。」

    ミカサ「エレン!アルミン!」

    アルミン「その声は…ミカサ!」

    エレン「お前、記憶が」

    ミカサ「全部、思い出した。遅くなってごめんなさい。エレン、私の家族。やっと会えてよかった…。」

    ミーナ「ミカサ、速いよ…」ゼーハー

    アルミン「ミーナ、君も思い出したのかい?」

    ミーナ「うん…巨人の口の中までね。久しぶりだね、アルミン」

    ミカサ「今まで思い出せなかっただなんて…私達は家族なのに…」

    アルミン「もういいんだよ、ミカサ。僕らは君達の幸せな姿が見られただけで充分だ。」

    ミカサ「エレン、アルミン、ごめんなさい。私にはお父さんとお母さんがいる。一緒には行けない。だけど、離れていても私達は家族。アドレスありがとう。必ずメールする。そして、いつか絶対また会いに行く。」

    エレン「ああ。まってル、ぞ。」

    ミーナ「私も!メールするからね!まだまだ聞きたいことがいっぱいあるんだから!」

    アルミン「うん、うん。さぁ、僕達はそろそろいかないと。」

    エレン「サヨウナラ、Gute Baye。」

    ミーナ「さよーーーならーーー!!!!」

    ミカサ「またいつか、絶対…」




    ミーナ「あの飛行機にエレン達が乗ってるのかなあ。最後に思い出せてよかったね。」

    ミカサ「ミーナ…ドイツ語の勉強をしよう」

    ミーナ「え、今から!?私らまだ高校生だよ!?」

    ミカサ「エレン達は日本語を覚えてこっちに来てくれた。私達も覚えなければ。エレン達に申し訳ない。」

    ミーナ「英語のテストでさえ私ギリギリなのに…」

    ミカサ「早速テキストを買って帰ろう」

    ミーナ「えっ!?ちょ、まってよー」

    …………

    ー機内ー

    アルミン「最後に会えてよかったね、エレン」

    エレン「そうだな」

    アルミン「顔が嬉しそうだよ」

    エレン「うるせえよ」

    アルミン「あはは。それで、さっきの次の国についてなんだけど、ちょっとこれ見て。」

    エレン「ん?インスタ?…おい、これって」

    アルミン「うん。やっぱりそうだよね。間違いない。」

    アルミン「ヒストリアだ。」
  17. 17 : : 2018/01/07(日) 13:54:08
    なんか文章が重複してるところがありますね。ミスです。すみません。他にも誤字脱字があると思いますが、生ぬるい目で見守ってください。
  18. 18 : : 2018/01/07(日) 15:14:07
    面白いです!続きが楽しみ♫
  19. 19 : : 2018/01/07(日) 15:41:54
    ありがとうございます。


    ーフランスー

    ???「やっと見つけた…ここにいたんだね」

    ???「会いに行くから待ってて」

    ードイツー
    大学キャンパス内にて

    エレン「まさかヒストリアがモデルしてるとはなー」

    アルミン「いまインスタで人気のモデルでフランスを中心に活動してるみたい。名前は…エレーヌ・ブリュノー。僕らの2つ下の19歳だ。」

    エレン「今インスタみたけど、すごいな。フォロワー数がこんなに。」

    アルミン「前世でもヒストリアは可愛くて美人で女神って言われてたもんね。で、どうする?」

    エレン「会いに行こうと思えば会いに行けるな。でも向こうはいわば芸能人だろ?居場所がわかっても簡単に会えるかどうか…」

    アルミン「もし記憶があればメッセージを飛ばして約束を取り付けられるんだけど…なかった場合、下手したらストーカー扱いだ。」

    エレン「直接…行くか?」

    アルミン「本気…?でも君、フランス語話せないだろ?」

    エレン「確かにあの巻舌はちょっと苦手だけどよ…日本語よりは簡単だろ?」

    アルミン「じゃあ今から勉強しないとね。僕はエレーヌが所属してる事務所とか色々調べてみるよ」

    エレン「ストーカーだな」

    アルミン「うるさいよ」

    …………

    ー日本ー
    キーンコーンカーンコーン

    ???「あ〜…だる…」

    教師「もうすぐ冬休みだが、お前らは受験生だからな。気をぬかないように。しっかり勉強するんだぞ。」

    ???「いいから早く帰らせてくれよ。ったく」

    教師「あぁ、永田。お前はこの後職員室に来なさい。」

    祐未「ええ…まじすか…家の手伝いあるんすけど〜」

    教師「少しぐらい遅くなっても大丈夫だろう。いいからきなさい。」

    祐未「うぇ〜」

    …………

    祐未「失礼しまーす」

    教師「おお来たか。なんで呼び出されたかわかってるな?」

    祐未「…進路希望調査で就職を選んだからです。」

    教師「よくわかってるじゃないか。その通りだ。」

    祐未「でも先生、うちは酒造業で誰かが家業を継がないといけないんです。生活だって楽じゃないし、進学する金なんか…」

    教師「その事なんだがな、今日はこれをお前に渡そうと思ってな。」

    祐未「……?奨学生入試制度?」

    教師「県外の私立高になるが、入試での成績が良ければ授業料全額負担、さらにお小遣いまで振り込まれるらしい。なかなかの進学校だから大学進学も面倒を見てくれるだろう。」

    祐未「全額負担…お小遣い…」

    教師「お前の成績だけ見て言ってるんじゃない、もっと今しかない若い時を大切にして欲しいんだ。勉強して、経験を積んで、就職するのはそれからでも遅くはないだろう。」

    祐未「……………」

    教師「今度の三者面談でもまた話してみるが、お前からもご両親に伝えといてくれ。」

    祐未「はい…わかりました。」



    祐未「失礼しました。」

    祐未「…………」

    祐未「私だって…別に高校に行きたくないわけじゃない…」

    祐未「帰ろう……」

    ……………

    ードイツー

    アルミン「エレン!大変だ!」

    エレン「なんだよアルミン。今アルファベットの発音の練習してんだ。あ、べ、せ、で…」

    アルミン「まだそんな初歩的な勉強してたのか!いやそんなことより、これ!」

    エレン「あ?なんだ、ヒストリアのインスタか。って、は!?ニホン!?あいつ今ニホンにいるのか!?」

    アルミン「そう…どうやら撮影で今ニホンにいるみたいなんだ…くそッタイミングが合えば会えたかもしれないのに…」

    エレン「いや、でもよ…見てみろよ。ここ、俺たちが研修に行ったところからかなり離れてるみたいだぞ?ていうか、どこだここ?」

    アルミン「本当だ…なんだってこんな辺ぴなところにいるんだろう。国内で人気のモデルならもっとトーキョーとか、有名な所で撮影するんじゃないのかい?」

    エレン「流石に連続してニホンに行く金はないな…ヒストリアが帰国するまで他のやつらを探すか。それにしてもアルミン、よく見つけたな。」

    アルミン「うん。僕のネットの友達が、美しすぎるってTwitterに載せてたんだ。」

    エレン「はぁ〜、なるほどな〜」
  20. 20 : : 2018/01/07(日) 16:19:16
    ……………

    ー日本ー


    祐未「ただいま」

    祐未の弟「姉ちゃんおかえり」

    祐未の妹「ね、ねぇ!!やばいよ!!バリ外人の綺麗な女の人来てる!!とんでもなく綺麗!!」

    祐未「はぁ?なんでそんな人がうちの店にいんだよ」

    祐未の弟「姉ちゃんに会いに来たってよ。知り合いじゃないの?」

    祐未「あたしに外人の友達なんかいないよ…誰なんだよ一体」

    祐未の妹「いまお店の方でお父さんと話してる!行ってきなよ!!」



    祐未の父「は、はろ〜ないすちゅーみーちゅー…あ、あいむ、ゆうみずふぁざー…」

    ???「Merci. Monsieur Nagata. Je m’appelle Helen Bruneau. ドウゾヨロシク」

    祐未の父「あ、日本語、お上手ですね…」

    祐未「なにしてんの」

    祐未の父「おお、おかえり。こちらエレーヌさん、フランスからお前に会いにはるばる来てくださったらしい。」

    祐未「は?誰って?フランス?」

    祐未の父「いや〜まさかお前にこんなに綺麗な外国人の友達がいるとはな〜」

    祐未「いやいや待ておいクソ親父。あたしはこんな美人と友達になった覚えは…」

    エレーヌ「Ymir!!!!!!」ガバッ

    祐未「は!?ちょ、オイ!なにしてんだ離れろ!!」

    エレーヌ「ああYmir…あいたかっタ…」グスッ

    祐未「ちょちょちょ何泣いてんだよ!!なんなんだこの状況は!!!!あたしは「ゆみる」なんて名前じゃないぞ!!!!」

    エレーヌ「Non、あなたはYmir。さぁ結婚しまショウ!」

    祐未「…は?」

    祐未の弟「けっ……こん…?」

    祐未の妹「まさか姉ちゃん、そういう…」

    祐未の父「そうか…娘よ、幸せになれよ…天国の母さんもきっと喜ぶぞ」ズズッ

    祐未「いやいやいやいやはぁぁぁーー???オイオイオイオイ待て待て待ておかしいおかしいあたしはそういう趣味じゃないし、ゆみるなんて知らない、それからクソ親父テメェ後で覚えとけよ」

    エレーヌ「私がわからナイ?イストリア。イストリア・レイス」

    祐未「は?なんだって?イストリア?」

    エレーヌ「あーちがう。ヒストリア。発音、フランス語とちがう…」

    祐未「いやどっちにしてもアンタのことは知らないね。」

    エレーヌ「思い出してナイのね。二人で幸せナロウって言ったの二。」

    祐未の妹「…やっぱり姉ちゃん知ってるんでしょこの人のこと。」

    祐未「だから知らねーって!そんなことも言ってねーよ!だーーーっもう!!!!なんなんだよこの状況は!!!!めんどくせーーー!!!!」ダッ

    祐未の妹「あ、逃げた。」

    祐未の父「ほっとけ。夕飯前には帰ってくる。エレーヌさん、うちでご飯食べていきませんか?」

    エレーヌ「Merci. でもそろそろ撮影に戻らないと。また来まス。」

    祐未の弟「また来るのか…」
  21. 21 : : 2018/01/07(日) 17:53:49
    …………

    祐未「は〜もう、誰だよアイツ。何しに来たんだよ。何で私のこと知ってんだよ。こえーよ…」

    祐未「…あ、このプリント、親父に渡すの忘れてた…」

    祐未「………………」

    祐未「高校、行けるもんなら行きたいけどよ」

    祐未「はぁーーーーーーーー」

    祐未「だいたいなんだよ「ゆみる」って。あたしゃ「ゆうみ」だっつの。」

    祐未「…そろそろメシの時間だな。戻るか。」

    …………

    祐未の弟「あ、姉ちゃん帰ってきた」

    祐未の父「おう、遅かったな。飯出来てるぞ。」

    祐未「あ、あのさ親父」

    祐未の父「んー?どした。」

    祐未「……いや、そういえばさっきの女の人は?」

    父「ああ、なんでも撮影があるから戻るだってよ。女優かなんかかね。」

    祐未「へぇー…」

    弟「またくるってよ」

    祐未「げっ。まじかよ」

    父「そうだよな〜お前にあんなべっぴんさんな友達出来るわけないもんな〜」

    祐未「うるせぇよ。毟るぞ。」

    妹「姉ちゃん女っ気がないもんね〜」

    祐未「お前らさっきから失礼だな。」

    弟「じゃああの人なんで姉ちゃんのこと知ってたんだろうね?」

    父「アレじゃないか?「前世の友人」ってやつ。ダーッハッハ!!」

    祐未「…親父、もう歳なのは知ってっけどよ、ボケるのにはまだはええよ。ハゲてるけど」

    父「ボケてねーーよ!!!!…いやハゲてもねーよ!!まだ!!」

    …………

    祐未「…結局、入試のこと言えなかった…」

    祐未「まぁ、今日は仕方ないよな。変な人来ちまったし。」

    祐未「前世なぁ…。」

    祐未(心当たりが無いわけでは、ない。)



    私は時々、変な夢を見る。夢の内容は毎回似たような感じで、2日連続で見ることがあれば、一度見たら1ヶ月間があくときもある。
    所詮夢なのでいつもは見たことすら忘れているのだが、ここ最近はずっとその夢を見るので、起きた後もうっすらだが内容を覚えている。




    ???「ねぇ☆¥%、私と一緒に生きようって言ったのに」

    祐未(またこの夢だよ。ちっちぇー女の子が話しかけてくる夢)

    ???「私も連れてってよ。」

    祐未(返事したいけど何故か上手く口が回らないんだよな)

    ???「あなたといれば怖いものなんて何もないよ」

    祐未(それにしてもこの女の子、なんか見たことあるな…やたらちっちぇーけど。)

    ???「一緒に生きよう」

    祐未(こいつ…もしかして今日の…)

    ???「あなたのことも怖くない」

    祐未(違う、こいつが小さいんじゃない。)

    ???「ねぇ、」

    祐未(ああそうか、私が)

    ヒストリア「ユミル」

    ユミル(私が巨人なんだ。)
  22. 22 : : 2018/01/07(日) 18:02:13
    ユミクリ!?期待(^o^)ノ
  23. 23 : : 2018/01/07(日) 19:34:57
    ありがとうございます。一応カプ要素はないつもりで書いてますが、まあ、ほら、ユミヒスって公式が最大手みたいなとこあるよね。



    妹「姉ちゃーーーん!!!!起きてーーー!!!朝だよ!!遅刻するよ!!!!」

    祐未「ん〜うるっせーよ朝っぱらからよぉ…」

    妹「ほら起きて!着替えて!朝ご飯たべて!」

    祐未「わかったわかった…だからそんなに騒ぐな…」

    祐未(なんかすごく大切な夢を見た気がするけど…よく覚えてねぇな…)

    妹「姉ちゃーーーん!早くーーー!」

    祐未「ああ、はいはい」

    ……………

    エレーヌ「Bonjour!ユーミ!」

    祐未「なんでいるんだよ…」

    弟「なんか昨日押し掛けたお詫びって…パンとチーズくれた…」

    祐未「昨日って、今日も押し掛けてんじゃねぇかよ…」

    妹「このパン美味しーよー。かたいけど。」

    父「朝から美人さんを拝めるなんてなぁ」

    エレーヌ「ユーミ、昨日はゴメンナサイ。いきなりは思い出せナイね。少しづつ思い出していきマショウ。」

    祐未「だから端からアンタの記憶はねーって。もはやこえーよ。」

    弟「姉ちゃん、早く食べなよ。遅刻するよ」

    祐未「うわまじだ、やべ。いただきまーす」


    ゴチソーサマーイッテキマース

    …………

    エレーヌ「まって!ユーミ!」タッタッタ

    祐未「んだよ、」

    エレーヌ「駅近くの旅館泊まっテル。途中まで行こウ。」

    祐未「…途中までだかんな。」

    エレーヌ「Merci ユーミ!」




    祐未「………あのさぁ」

    エレーヌ「なぁに?」

    祐未「あんたって何者なの?なんで会ったこともない私のこと知ってんだよ」

    エレーヌ「うふふ。エレーヌのことが気になるのネ!」

    祐未「気になるってそりゃあお前…ストーカーって言われてもおかしくないんだぞ」

    エレーヌ「ストーカー違う!アナタをずっと探してやっと見つけテ、撮影という名目でココきたダケ!」

    祐未「やっぱストーカーじゃねぇか!!」

    エレーヌ「ふふ、私、道こっち。またね」

    祐未「ああ…ってまたうち来るつもりかよ。」

    エレーヌ「入試の事、ton père に言えるといいネ。」

    祐未「なんでそのことを…」

    エレーヌ「じゃあね、ユミル」

    祐未「…………」
  24. 24 : : 2018/01/07(日) 19:35:57
    ………………

    ー学校ー

    教師「どうだ?永田、入試のこと考えてくれたか?」

    祐未「いや、ちょっと昨日バタバタしてて…」

    教師「家が大変なのもわかるが、自分の進路についてもちゃんと考えるんだぞ。」

    祐未「はい…。」

    …………

    祐未「はぁーあ。上手くいかねぇなー。色々」

    祐未「今日の夕飯なにかなー。またあいつ来んのかなー」

    ドンッ オイオマエドコニケッテンダヨー サーセーン!!

    祐未「今日こそは親父に言うぞ…」

    サッカー部員「そこの人ーーー!!!!危なーーーーーーい!!!!!!!!」

    祐未「は?」


    ドッッッッ


    祐未「ほんと、さいあく、」ドサッ









    ???「内臓がスクランブルエッグに…」

    祐未(あ?なんだここ?私浮いてんのか?)

    ヒストリア「ユミルはいい子なんです…」

    祐未(なんか体がすごく熱い、し、死ぬほど痛い。てか、死ぬんじゃないかこれ。)

    ???「俺たちを守ってくれたんだ…」

    祐未(なんか誰か話してんな…ヒストリアと、あと誰だ?)

    祐未(つーかこれ、夢だよな?なんで夢なのに死にそうになってんだよ。)

    ヒストリア「ユミル…」

    祐未(やっぱりこいつ、エレーヌさんだよな。キレーな顔してんな。親父が言ってた前世がどーのってやつ、本当なんかな)

    祐未(…ん?ヒストリアに上から顔を覗かれてるってことは私いま人なのか?)

    祐未(てゆーか、私帰ってる途中だったよな、まさか道端で寝てるってのか?)

    祐未(あーーなんか目の前が白くなってきた。死ぬのかな、このまま…)











    保健医「あ、目が覚めたみたいね。」

    祐未「え?保健室?……っいってー…」

    保健医「あなたね、サッカーボールに当たって気絶してたのよ。」

    祐未「…あーなんかそう言われればそんな気がする…」

    サッカー部員「あ、あの…」

    祐未「ん?」

    サッカー部員「「「すいませんでしたッッッ!!!!」」」

    サッカー部員「こいつがボール蹴るのをミスったせいで…」

    サッカー部員「ほんっとーーに、すいませんでしたッッッ!!!!!!!!」

    祐未「別にいいよそんな…ボーッとしてた私が悪いんだ。気にすんなよ」

    保健医「軽い脳震盪とたんこぶが出来た程度でよかったわ。お父様に電話したらお迎えに来るって」

    ガラッ
    祐未の父「祐未ーーー!!!!生きてるかーーー!!!!」

    保健医「いま到着したみたいね。」

    祐未「うるせぇよ…ここ保健室なんだからもっと静かに入れよ…」

    サッカー部員「「「お、お父様…!!」」」

    父「なんだどうした。倒れたって聞いたから来たぞ。サッカー部と喧嘩したか」

    祐未「してねぇよボールが当たったんだよ。」

    サッカー部員「すみませんでした…大事な娘さんに…」

    父「ボールが当たったァ?お前がボーッと歩いてたのが悪いんだろ。兄ちゃんも気にすんな。」

    祐未「娘が怪我したってのになんて態度だこのクソ親父」

    父「どうも娘がご迷惑かけたようで、すみませんね。ほら帰るぞ」

    保健医「いえいえ、大事なくてなによりです。あ、永田さん、荷物こっち置いてるから。」

    祐未「…ありがとうございました。」
  25. 25 : : 2018/01/07(日) 21:52:54
    …………

    祐未「…親父」

    父「なんだ」

    祐未「私さ、高校、行きたいんだけど…」

    父「そうか」

    祐未「そうかって…」

    父「なんだ?反対するかと思ったか?お前を迎えに行く前な、担任の先生から入試のこと聞いたんだ。」

    祐未「え」

    父「別に反対なんかしねぇぞ。お前の人生だからな。まだ母さんが生きてた頃、約束したんだ。子供たちがやりたいって言ったこと、存分にさせるってな。」

    祐未「でも、県外の高校だぞ?本当にいいのか?」

    父「お前にはいつも家のことばかりで遊ばせてやれなかったからな。向こうでいっぱい友達作って、めいっぱい遊んでこいよ。」

    祐未「………親父、ありがとな」

    父「あ!そうだ!エレーヌさん、来てるぞ。お前が倒れたって聞いてすごく心配してたぞ」

    祐未「え、まじかよ」

    父「元気な姿みせてやれよー」

    祐未「…ああ」

    祐未(エレーヌさんといえば…あの夢。内容はやっぱり薄らぼんやりとしか思い出せねぇけど、なぜかヒストリアのことと、自分がユミルだってことははっきり覚えてる)

    …………

    祐未「ただいまー」

    妹「姉ちゃん大丈夫?倒れたって聞いたけど」

    祐未「あ?ああ、大したことないよ」

    弟「あの姉ちゃんがそんな簡単にくたばるわけねぇだろ」

    祐未「お前私のことなんだと思ってんだよ」

    エレーヌ「ユーミ!!!!」ガバッ

    祐未「うおっ。」

    エレーヌ「ああヨカッタ…生きテタ…」

    祐未「大袈裟だな…」

    父「よーし、飯にするぞ。エレーヌさん、食べていきませんか?」

    エレーヌ「Merci monsieur. でも戻らないと。managerが待ってマス。」

    祐未「送ってくよ。もうそんなに明るい時間じゃないし」

    エレーヌ「ユーミ!嬉しいデス!」

    祐未「あーはいはい、わかったからくっつくな。」

    ………

    祐未「……」

    エレーヌ「……」

    祐未「…なぁ、ヒストリア」

    エレーヌ「……!!」

    祐未「やっぱり、そうか。」

    ヒストリア「ユミル、思い出しタ…?」

    ユミル「思い出したっちゃーまぁ、思い出したんだけどな…」

    ユミル「お前のことしか思い出せないんだ。」

    ヒストリア「そうなんだ…」

    ユミル「他にいただろう仲間のこととか、前世の時代のこととか、自分のことだってユミルだったということしか思い出せないんだ。」

    ヒストリア「………」グスッ

    ユミル「泣くなよ…私だって申し訳ないと思ってるよ。」

    ヒストリア「ち、違うノ…嬉しくて…」

    ユミル「なんだって?」

    ヒストリア「イイノ、もうイイノ、これ以上思い出さなくテ。あんな世界のことはもう思い出さなくていい。」

    ユミル「……私の前世が一体どんな世界で生きてたなんて全くわかんねぇけどさ、自分の命をかけても構わないくらいアンタが大事な存在だったってことはわかるよ。」

    ヒストリア「ユミル…変わらナイ。私の大切なヒト。」

    ユミル「それにしてもヒストリア、お前いま何してるんだ?マネージャーとか撮影とか言ってたけど、まさか女優か?」

    ヒストリア「…ひみつ」

    ユミル「おいおい、教えてくれてもいいだろ?もしかしてとんでもない有名人になっちまったのか?」

    ヒストリア「そろそろ行くネ。これ、私の連絡先。」

    ユミル「メアドと電話番号と…インスタのID?」

    ヒストリア「私、明日帰国するノ。絶対連絡してね!famille にもヨロシクね!!Au revoir !!」

    ユミル「あっ、オイ!…お、おりばー!!」
  26. 26 : : 2018/01/07(日) 22:34:20
    …………

    祐未の父「お、帰ったか」

    祐未「ヒス、エレーヌさん、明日帰国なんだとさ。」

    祐未の妹「えぇーーー!!一緒に写真撮って貰おうと思ったのに〜」

    祐未の弟「めちゃめちゃ美人だったよな」

    祐未「連絡先交換した。」

    父「お前いつのまにそんなに仲良くなったんだ。」

    祐未「なんかインスタのIDも貰ったけど…私インスタしてないんだよなぁ」

    祐未「えーっと、これか…………はぁ!?!?」

    妹「なになにー?」

    祐未「あいつ、モデルやってたのか…しかもこのフォロワー数、めっちゃ有名人じゃねぇか。まじかよ…」

    ………

    ー1年後ー

    女生徒「ねぇ見て!今すっごい人気のモデルのエレーヌちゃん!今度パリコレでるんだって!かっわいいよねぇ〜〜神々しいっていうか」

    祐未「ああ、そいつ。私の友達なんだよ」

    女生徒「え!?うっそだぁ〜〜冗談きついよ」

    祐未「ほんとだって。ほら」

    女生徒「ツーショット!?!?ま、まじだ…祐未やべぇ…どうやって知り合ったの…?」

    祐未「昔からの親友なんだよ。」

    女生徒「いいな、いいな!!私も会いたい!!」

    祐未「ははは…じゃあもう私行くわ」

    女生徒「そういえば祐未、県外だったね。帰省するから夏休み中は会えないのか〜寂しいなぁ。エレーヌちゃんと会うならサイン貰ってきてよ」

    祐未「覚えてたらな〜」

    ………

    祐未「ただいま」

    妹「あ、姉ちゃんおかえり!」

    父「エレーヌさん来てるぞ」

    エレーヌ「ユーミ!あいたかった!」

    祐未「お前、また来たのかよ。私も会いたかったよ。」
  27. 27 : : 2018/01/07(日) 23:04:20
    ードイツー

    アルミン「エレン、フランス語の勉強はどう?捗ってる?」

    エレン「おう!いまなんとか複合過去形まで行ったぜ!」

    アルミン「この前までアルファベットの発音を練習してたのに、なかなかの進歩だね。」

    エレン「へへへ…アルミンお前はちゃんと勉強してるのか?」

    アルミン「僕はまぁ、ぼちぼちだよ。この前やっと字幕なしでフランス映画を観れるようになったんだ。」

    エレン「…………………」

    アルミン「そんなことよりエレン、君ハンバーガーは好き?」

    エレン「なんだよいきなり…」

    アルミン「いや、僕の親戚がさ、アメリカに住んでて。今度結婚するんだ。式に招待されててさ、再来週3~4日ほど大学を休んで渡米しようと思うんだけど、君もついてこないかと思って。」

    エレン「アメリカ…?」

    アルミン「うん。他の仲間達を探すのにはちょっと短い期間だけど、どう?費用はもつよ。」

    エレン「行く。」

    アルミン「即決だね。英語は勉強しなくて大丈夫?」

    エレン「まぁ、多少は復習するけどよ。大丈夫だ。」

    アルミン「いい答えが聞けてよかったよ。」

    …………

    ーアメリカー

    ???「ああくっそあの野郎、思いっきり殴りやがって…口の端切れてんじゃねぇか」ペッ

    ???「ヨーゼフ!!あんたまた喧嘩したのかい!!」

    ヨーゼフ「るっせぇババア!!いちいち構ってんじゃねぇよクソ!!」

    ヨーゼフの母「全くいい歳して…困った子だね」

    ヨーゼフ「ちっきしょうあの野郎、今度あったらぜってーぶっ殺す。」

    ヨーゼフ「死に急ぎ野郎め…」
  28. 28 : : 2018/01/07(日) 23:08:51
    一応これで一区切りついたので終わりです。
    誤字脱字の多い上にわかりにくい駄文でしたが、読んでくださってありがとうございました。続きはぼちぼち考えていこうと思います。
  29. 29 : : 2018/01/07(日) 23:18:35
    続き楽しみです!!
  30. 30 : : 2018/01/08(月) 00:00:07
    最後にとりあえずプロフィールだけ。

    エレン/エリク・ダブロフスキー(21)独
    ある日突然前世の記憶を思い出し、世界中に散らばった仲間たちを探すことを決める。語学はあまり得意じゃない。

    アルミン/アダム・ベッシュ(21)独
    エリク(エレン)と同じ学科で、今までは顔見知り程度だったが記憶を取り戻してからはエリクと色んな国を飛び回るようになる。話せる言語がどんどん増えていってる。

    ミカサ/鎌田 美香(16)日
    前世と違って両親と仲良く暮らしてるから性格もそんなに病んでない。実菜(ミーナ)と同じ大学に行きたいから勉強を頑張ってほしい。

    ミーナ/金谷 実菜(16)日
    美香(ミカサ)の幼馴染。おじいちゃんは若い時に日本に移住した。進路のことは今のところそんなに深く考えてない。

    ヒストリア/エレーヌ・ブリュノー(19)仏
    生まれた時から前世の記憶があった。でも優しいパパとママだったからそんなに拗らせてない。ずっと「ユミル」に会うことを生きがいにしてたから祐未(ユミル)に対して少し依存気味。やっぱ拗らせてたね。

    ユミル/永田 祐未(15)日
    母さんは妹が小さい時に亡くなった。ミカサ達とは住んでる地域が鹿児島と長野ぐらい離れているので当然面識はない。そもそもミカサ達の記憶がない。実は亡くなった母さんはイギリス人とのハーフ。

    ヨーゼフ/???(?)米
    いい歳したヤンキー
  31. 31 : : 2018/01/08(月) 02:16:17
    話とは関係ないけど「自分のために生きる」って誓ったユミルが生まれ変わってまた家族の為に自身を犠牲にして生きてたってなんか皮肉ですね。みんな幸せになってね。
  32. 32 : : 2018/01/08(月) 10:48:46
    次パートこちらです
    http://www.ssnote.net/archives/57315
  33. 33 : : 2018/01/09(火) 09:44:24
    乙です。面白かったです。
  34. 34 : : 2018/01/09(火) 09:45:41
    次パートも期待
  35. 35 : : 2018/01/09(火) 10:39:08
    えっ?何これめっちゃ面白い。このサイトにもこんな作品があったとは…
  36. 36 : : 2018/01/09(火) 11:59:44
    神スレ乙
  37. 37 : : 2018/01/09(火) 12:41:10
    なんか。。。。すごいな
    最近のssは言語力や知力のなくあまりにも展開や設定のおかしいところが多数あるがこれはほんとにすごい。
  38. 38 : : 2018/01/09(火) 12:44:24
    こういうss見ると、エレンチーやありきたりな恋愛物語がいかに糞スレかってはっきりわかんだね
  39. 39 : : 2018/01/09(火) 12:44:39
    面白い乙
  40. 40 : : 2018/01/09(火) 13:19:32
    続きめちゃ楽しみ!!本当に面白い!神主さん頑張って!!!
  41. 41 : : 2018/01/09(火) 17:46:51
    最近執筆されているssの中でもトップクラスの良作ですね。設定もしっかりしていてとても読みやすいssですね。読んでいて楽しいです。
  42. 42 : : 2018/01/09(火) 17:48:26
    続き
    http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/archives/57315
  43. 43 : : 2019/09/17(火) 12:56:06

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