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エレン「やったぜ!!海に着いた!!」アルミン「ここからが始まりだ」ジャン「船に乗って」リヴァイ「無人島へ」ミカサ「漂流」

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  1. 1 : : 2017/09/19(火) 18:03:41
    アルミン「僕たちは世界の真実を知ってしまった」

    リヴァイ「ああ…"世界"を敵にまわしていること……その全てが」

    ハンジ「あの鉄の船、それがあれば"世界"に行ける」

    ハンジ「世界を見に行ける」

    リヴァイ「調査兵団……」

    ハンジ「今、行くのは早計かな?リヴァイ」

    リヴァイ「そうとは思わない。が、どちらにせよ1~2年は準備にかかるだろう」

    リヴァイ「そこを考えれば十分だ」

    ハンジ「ああ、食料、海にさまよっても生きて行ける位の水」

    ハンジ「色々あるよ、ただやはり……」

    リヴァイ「船、あといくつか欲しい所だ」

    ハンジ「うん、そういうのがあるから、リヴァイの見立てより準備は長くなる」

    ハンジ「10~20年?…………10年以内に終わらせてもらおう」

    ハンジ「お婆さんになってからじゃ遅いものね」

    リヴァイ「ふん、なら10年以内に準備完了、出航する。」

    リヴァイ「これでいいか?」

    エレアルミカコニサシャ「「「はい!!!」」」
  2. 2 : : 2017/09/19(火) 18:20:28
    ~~8年~~

    リヴァイ「この日がついに……やって来たのか……」

    ハンジ「うん……感無量だよ……」

    ハンジ「第1回!!世界調査!!開始!!」

    ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォ









    ハンジ「出航だぁぁぁぁぁぁ」




    ボォォォォォォォォォォォォォォォ


    ワァーワァーワァーワァーワァーワァーワァーワァー

    ~~1ヵ月~~

    ハンジ「やばい……他の船を見失った!!」

    リヴァイ「落ち着け……まずは周辺の散策……船が無いようなら戻る」

    リヴァイ「そう確認したはず……」

    ハンジ「リヴァイ……そうさ!!その通り!!」

    リヴァイ「ん?」

    ハンジ「あ!!船だ!オーイオーイ」

    リヴァイ「待て……何かが……」





    リヴァイ「………………!!」

    ハンジ「えっ?」

    リヴァイ「ハンジ!!今すぐ船を離して……」







    ドォォォォォォォォォ


    リヴァイ「くそ……遅かったか……」


    ハンジ「巨人が……船を……上から……降ってきて……壊した?」

    「ハハハ!見ろあいつらを!!鉄の塊が飛ぶことに驚いていやがる!」

    ハンジ「くっ!離脱を!!」

    ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォ

    ハンジ「ヤバイッ!!」

    リヴァイ「避けろ!!」

    ハンジ「くそ……いまのでエンジンが破壊……海流に流されるだけ」

    「ふん、もういいか、これ以上貴重な爆弾を使うなど……」

    「ええ、戻りましょう、あいつらはいずれ飢えて死にます」
  3. 3 : : 2017/09/19(火) 18:33:56
    リヴァイ「運よく流された先は無人島」

    ハンジ「だが……この状態じゃ」

    オレタチハオヨイデカエル!!コンナトコロイテモシヌダケダ!!

    エレン「止めろ!!泳いだ方が死ぬぞ!!」

    アルミン「そうだよ!!一体どれ程の距離があるか?!」

    「うるせー!!この島に俺たちを引き留めて最後には食うんだろ?!」

    「なぁ?!エレン=イェーガー様よ!!」

    「食われる位なら九死に一生を懸けて!!」

    「泳ぎきってやるよ!!」

    ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォ

    アルミン「皆?!止めて!!泳がないで?!」

    ジャン「そうだぞ?!泳ぐんじゃねー!!」

    サシャ「皆さん?!ダメですよ!!行っては?!」

    コニー「お、おう俺馬鹿だけど泳いじゃいけねー事はわかるぜ!!」

    ミカサ「泳いでも……死ぬだけ」

    「ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」

    リヴァイ「諦めろ……あいつらはそこまでの奴だった」

    ハンジ「もう……誰が見ても……彼らは……狂ってる……!!」

    ミカサ「くっ!!」

    エレン「戻ってこいよぉぉぉ皆ぁぁぁぁ」

    リヴァイ「もう……無理だ」
  4. 4 : : 2017/09/19(火) 22:28:39
    リヴァイ「生きるために、しょうがない決断……」

    リヴァイ「それも、人生となって残る……」

    リヴァイ「俺は今、あいつらを見捨てた。その事実は残るだろう」

    リヴァイ「こうならないよう尽くすことはあっても」

    リヴァイ「こうなったらまた同じ判断をする」

    リヴァイ「いいか?ガキ共」

    リヴァイ「あいつらは"俺たち"の為に死んだ。」

    リヴァイ「だからこそ、俺は生きる。あいつも……皆の死を無駄に」

    リヴァイ「しないため、それだけだ」

    リヴァイ「だから……まあガキ共。生きろ、後悔しないよう」

    リヴァイ「後悔はお前の為、死んだ者を悲しませる、それだけだ」

    エレン「兵長……俺は後悔しないようになんて出来ません」

    リヴァイ「それも一つの選択肢だ、後悔して尚、生きると言うならそれも悪くない」

    リヴァイ「お前が選べ、エレン、皆」

    ハンジ「リヴァイ……私のしたことは合ってたのだろうか」

    リヴァイ「正しい選択なんて出来ない、それだけだ」

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