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【安価有り】茶柱「恋人ってなんですか!」赤松「…え?」

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  1. 1 : : 2017/09/04(月) 23:18:11
    ・安価あり
    ・主人公:茶柱転子 ヒロイン(?):最原終一
    ・1レスで一度投稿したネタですが、直近で書けそうなネタがなかったので、安価作品にしてみました
    ・ネタバレ注意、茶柱のキャラが(たぶん)壊れるので注意

    では、どうぞ





    茶柱「聞いてください、赤松さん!? 春川さん!?」

    赤松「き、聞いてるから落ち着いて…」

    春川「……何なの?」

    茶柱「実は……最原さんに告白されたんです!」

    ガーン…という効果音が聞こえそうなほど二人は衝撃を受けた。

    赤松「そ…そ…そうなんだ……」

    茶柱「大丈夫ですか!? この世の終わりのような顔をしてますよ!」

    春川「………ほっといてあげて。それで、どうしたの?」

    茶柱「いえ、最初のうちは投げ飛ばしてたんですが、20回目まで告白を続けられたら受ける、と条件を出したら本当に20回告白されてしまって…」

    春川「……やるじゃん。最原」

    赤松「…うぅぅ…私なら一度でOKするのに…!」

    茶柱「そ、そ、それで…曲がりなりにも恋人という関係になってしまったのなら、それらしく振る舞うべきだと思うのですが…」



    茶柱「恋人って……何をすればいいんですか!?」



    春川「………」

    赤松「………」シクシク

    赤松の鳴き声が虚しく響いた。

    春川「…さぁ?」

    茶柱「ちゃんと考えてください! こんなことあなたたちにしか聞けないんですから!」

    春川「そんなわけ…」

    東条…恋愛に興味なさそう
    アンジー…茶化されそう
    夢野…お子様
    入間…恋愛という段階をすっとばす
    白銀………


    春川「白銀は?」

    茶柱「……何となく白銀さんは恋というものから縁遠い気がして…」



    白銀「……二次元があればいいんだよ! …って、あれ。私は一体何を…」

    モノクマ「…大丈夫? 疲れてる?」

    モノクマに本気で心配されることとなった。



    春川「…まっ、いいや。最原と恋人になったけど、どうしたらいいかわからないから相談したいってことだね」

    茶柱「そうです!」

    赤松「……茶柱さんは最原君と恋人らしいことをしたいの…?」

    茶柱「い、いえ…いくら最原さんと言えど、男死…しかし。告白を受けてしまったのは事実…。なので、ここは転子も努力してみようかと!」

    赤松「ふーん……」

    春川(さっきから赤松が怖い)

    赤松「なら…>>2すればいいんじゃない?」

    ※別に恋人らしいことじゃなくても構いません
  2. 2 : : 2017/09/04(月) 23:21:24
    とりあえず茶柱さんが本当に最原くんを好きなのか試そう!
    まず最原くんが他の女の子になにかして自分が嫉妬するかどうかとかね
    抱きつくとかさ…夢野さんとか春川さんとか私とか私とか私とか
  3. 3 : : 2017/09/04(月) 23:23:44
    あ、東条さんも追加で
  4. 4 : : 2017/09/04(月) 23:24:11
    清々しいほど我欲にまみれてるね赤松さん
  5. 5 : : 2017/09/04(月) 23:24:25
    ほんとチョロインダナ…
  6. 6 : : 2017/09/04(月) 23:36:04
    またハルマキ苦労しそうやな…おつかれ
  7. 7 : : 2017/09/04(月) 23:45:33
    赤松「なら…茶柱さんが本当に最原君を好きなのか試せばいいんじゃないかな?」

    茶柱「どういうことですか?」

    赤松「まず最原君がほかの女の子に何かして、茶柱さんが嫉妬するかどうか…とかね」

    春川「ねぇそれ…」

    茶柱「なるほど。確かに夢野さんが他の方と過ごすと…特に男死と過ごすと腸が煮えくり返ります! その感覚を最原さんにも覚えたら嫉妬しているってことですね!」

    赤松「そういうこと! じゃあ、春川さん…あとは夢野さんと東条さん…あとは私とか私とか私とか……で協力するからね!」

    春川「ちょっと何勝手に私まで」

    赤松「茶柱さんのためなんだよ!」

    春川「完全に私欲で動いてるでしょ」

    しかし、赤松の勢いに押されて春川も一緒に付いていくことになった。



    赤松「いた。最原君だ。じゃあ、頼んでくるよ!」

    茶柱「お願いします!」

    赤松「行くよ! 春川さん!」

    春川は行く必要あるのかな…と疑問に思いながらついて行った。



    最原『あ…赤松さんに春川さん。どうしたの?』

    赤松『こんにちは最原君。今時間あるかな?』

    茶柱「さすが赤松さん…。転子ならその質問を言うだけでも1分は葛藤するでしょう…」

    最原『うん。大丈夫だよ』

    赤松『そっかー、ならね。今日が何の日かわかるかな?』

    最原『え? いや、知らないけど』

    赤松『今日はハグの日なんだよ!』

    最原『え、は、ハグの日!? そうなの!?』

    赤松『そうなんだよ! というわけで、私と春川さんにハグして! 今日一日で何人にハグできるかっていう勝負してるんだよ!』

    最原『え、えええ!? で、でも…』

    赤松『大丈夫大丈夫! ハグの日だから! ハグの日だから! ……それとも……私に抱きつくなんて嫌…?』

    最原『うっ……わ、わかったよ…』

    茶柱「……赤松さんがやり手なのでしょうが…なんでしょうか…この…納得いかない感じ…」

    茶柱が考え事をしてる間に最原が赤松に抱きついた。

    茶柱「……ふ、ふーん…べ、別にどうってことはないですね…」

    赤松『じゃあ、次は春川さんだよ!』

    春川『……いや、私は別に』

    最原『って言ってるけど?』

    赤松『照れ隠しだよ!』

    春川『素だよ……。でも…許さないと終わりそうもないし…さっさと済ませて』

    最原『………うん』

    最原はぎこちなく春川へと抱きついた。

    茶柱「ギギギギ……な、なんで顔を赤く………って、べ、別にいいじゃないですか。は、ハグなんて挨拶みたいなものですし…」

    赤松『ありがとう最原君! じゃあ、またね!』

    そう言って赤松が茶柱のもとへ戻ってきた。


    赤松「どうだった?」

    茶柱「ふ、ふーん。べ、別にどうってことはなかったですねぇ」

    赤松「そっかぁ…じゃあ、東条さんと夢野さんにも頼んでくるよ!」



    そのまま最原を観察していると、東条と夢野が近づいてきた

    東条『最原君。ハグの日よ』

    最原『ああ。うん。いいけど……いいの? 僕なんかに抱きつかれて』

    東条『構わないわ』

    最原は割れ物を扱うかのように東条に抱きついた。

    茶柱「…………」

    東条『……ありがとう。次は夢野さんね』

    夢野『んあー……最原よ。来るがよい』

    最原『夢野さんは嫌じゃないの?』

    夢野『嫌というのがよくわからんが、ウチは最原に抱っこされると安心するし…ハグされても問題ないと思うぞ?』

    最原『そ、そう…』

    最原は東条よりは抵抗がなさそうに夢野に抱きついた。

    茶柱「……なんでしょう…最原さんに嫉妬しているのか、夢野さんに嫉妬しているのか……このよくわからない感情の正体は…」

    赤松「それが嫉妬だよ!」

    春川「……たぶん夢野が抱きつかれて嫉妬してるんじゃないの?」

    茶柱「…わかりません。でも、最原さんがほかの女性と……接しているのを見て、なぜ転子じゃないのか、と考えてしまったのは否定できません…」

    春川「ふーん……。じゃあ、好きなんじゃない?」

    茶柱「……そうなの…でしょうか。あの、他にもご意見頂けませんか? これが恋心であるとして…転子は最原さんと何をするべきでしょう?」

    春川「……>>8

    ※別に恋人らしいことじゃなくても構いません
    >>6 今回はそこまで突っ込まないから…たぶん……

    ちなみにハグの日は最原にハグさせるための嘘なので、作中が8/9というわけではありません
  8. 8 : : 2017/09/04(月) 23:49:43
    最原の肩をもむ。
  9. 9 : : 2017/09/04(月) 23:49:46
    記念写真を撮る。
  10. 10 : : 2017/09/05(火) 01:06:28
    今気づいたけど・・・恋愛相談相手の候補にアンジーさんがいない・・!!
  11. 11 : : 2017/09/05(火) 21:48:35
    春川「……最原の肩を揉めばいいんじゃない?」

    茶柱「……なるほど! 東条さんのように奉仕する心を見せろ…というわけですね」

    赤松「なんていうか……おじいちゃんと孫みたいだね!」

    春川「……悪かったね。よく子供に肩もみとかしてもらってて…」

    赤松「ワー! ごめん! ごめん! そうだよね! 背後を預けるだなんてその手の人にしたら信頼の証だよね!」

    茶柱「そうですよ! 少しでも武芸を嗜む人ならば、背後に立たれただけで不安になるものです!」

    春川「(そうじゃないけど)そうだよ。だから、さっさと行ってきなって」

    茶柱「わかりました! 見ててください!」



    最原「うーん…茶柱さん…どこ行ったんだろう…」

    茶柱「転子をお探しですか?」

    最原「わっ!? 茶柱さん?」

    茶柱「はい! ……先日…あなたとこ、恋人になってしまった茶柱転子…です……」

    最原「震えるくらいなら無理して言わなくても…」

    茶柱「…っと、震えてる場合じゃありませんでした! 最原さん! ちょっと背後を取らせてください!」

    最原「背後を取らせてってすごいシュールなお願いだね…どうしたの?」

    茶柱「ちょっと…か、肩を…」

    最原「肩…? よくわからないけど、とりあえず背中を見せればいいのかな?」

    茶柱「あ、座ってください!」

    最原(注文が多い…)

    茶柱「え、えっと……肩を揉む……肩を揉む…」

    茶柱が最原の肩に手を置き、そして……


    茶柱「ハァ!」


    最原「あああああああああ!!!??」



    思いっきり握り締めた。

    激痛にのたまう最原にあっけにとられた後、茶柱は急いで東条を呼びに行った。




    茶柱「う、うぅ…ま、まさか……本気でやっただけであんなことになるなんて…」

    春川「肩もみは本気でやらないよ普通」

    赤松「……わかったよ。茶柱さん」

    茶柱「わ、わかったとは…?」

    赤松「茶柱さんに足りないのは…女子力!」

    茶柱「女子力!?」ガーン

    赤松「特に…女の子らしく振舞うということに慣れていない! そのせいで、今回みたいなことが起こったんだよ!」

    茶柱「……確かに!」

    春川(どうしようもないような気がするけど)

    茶柱「お、教えてください、赤松さん!? 女子力を上げるにはどうしたら!」

    赤松「>>12すればいいんだよ!」

    ※別に本当に女子力あげようとしなくてもいいです。
  12. 12 : : 2017/09/05(火) 21:56:19
    化粧
  13. 13 : : 2017/09/05(火) 22:31:58
    東条さんか白銀さん案件かな?
  14. 14 : : 2017/09/05(火) 23:20:16
    真宮寺でもなんとかしてくれそうだよな
    協力する理由が友達になってもらうためにとかっぽいけど
  15. 15 : : 2017/09/05(火) 23:27:27
    赤松「化粧すればいいんだよ!」

    茶柱「なるほど。まずは形から…というわけですね!」

    春川「……今はしてないわけ?」

    茶柱「必要最低限は……ただ、白銀さんのように上手にしてるとは言えないです」

    赤松「そういえば、この学園で化粧をしてる人って……」

    春川「白銀くらいじゃない? あと東条が方法を知っているとか…」

    赤松「あ! 天海君にネイルアートしてもらったことがあるんだけど、もしかしたら化粧も得意なんじゃないかな!?」

    春川「…真宮寺も民俗学が…とか言って化粧の知識も持っていそうだけどね

    茶柱「…赤松さんや春川さんはしていないんですか?」

    赤松「うーん…そりゃあしてるけど、せっかく上手な…それこそプロがいるんだからそっちを頼ったほうがいいかなって思うんだけど」

    春川「…悪かったね。女っけがなくって…」

    赤松「ああ…また落ち込んじゃった…。大丈夫だよ。春川さんもちゃんと女の子だって!」

    茶柱「ふむ…意外と頼れる人が多いんですね…では>>16さんを頼りましょう!」

    赤松、春川、東条、白銀、天海、真宮寺からひとり選択。

    ※やっぱりV3女子ならナチュラルメイクくらいはしてるんですかね
  16. 16 : : 2017/09/05(火) 23:27:43
    春川
  17. 17 : : 2017/09/05(火) 23:41:28
    茶柱「では、春川さんを頼りましょう!」

    春川「…アンタ、話聞いてたの? 絶対東条とかを頼ったほうが……百歩譲って赤松にしてもらったほうがいいんじゃない?」

    茶柱「いえ。ここは転子にできないことをほかの人に頼っても意味がありません。次からその方たちに頼る事になってしまうので…」

    春川「遠まわしに私程度の技術なら楽勝…って言ってるよね。まぁ事実だけど」

    茶柱「はい! 春川さんの化粧技術は転子と同じ…もしくは少し高い程度だと思っています。ならば、一緒に高め合っていけばいいだけです!」

    春川「…は?」

    茶柱「ライバルという存在は互いを高め合うのに必要な存在です! そして、春川さんとなら高め合っていける…転子はそう感じたんです!」

    春川「………まぁいいけど…」

    赤松「ふふ…」

    赤松は春川が嬉しそうでつい笑みがこぼれた。

    赤松「じゃあ、二人でやってみようか? 私もできることは協力するよ!」

    茶柱「よろしくお願いします!」



    春川、赤松と化粧のしかたについて勉強した。



    茶柱「…やり方一つで結構変わるものなんですね」

    赤松「わぁ…すっごくかわいいよ!」

    茶柱「そ、そんなことないですよ~」

    満更でもなかった。

    春川「………」

    赤松「春川さんもかわいいよ?」

    春川「…うっさいし」

    茶柱「これで女子力は十分でしょうか?」

    赤松「いや、もうちょっと何かしてみようか!」

    春川「…>>18

    ※別に本当に女子力あげようとしなくてもいいです。
    平和 春川>赤松>東条>天海>白銀>真宮寺 カオス
    の順で話の展開を考えてました
  18. 18 : : 2017/09/05(火) 23:49:17
    化粧した姿を百田に見せに行く
  19. 19 : : 2017/09/06(水) 21:58:26
    春川「…化粧した姿を百田に見せに行こう」

    茶柱「百田さんですか?」

    赤松「春川さん! 欲望が漏れてるよ!」

    春川「…あ…え?」

    茶柱「ああ、思わず口から漏れてしまったんですね。…春川さんは百田さんが好きなんですか?」

    春川「……」

    春川は一気に顔を赤くした。

    茶柱「そうだったんですか……。でも、確かに今の化粧の出来栄えを誰かに見てもらうというのはいい案かもしれません」

    春川「いや…」

    赤松「そうだね! じゃあ早速行こう! ほら、春川さんも!」

    春川「いや…でも…ちょっと、引っ張らないで…」



    ほどなくしてすぐに百田は見つかった。

    百田「おお、赤松に茶柱…後ろにはハルマキか? どうしたんだよ」

    赤松「ふふ…百田君。私たちを見て気づくことはないかな?」

    百田「あ? 気づくこと…?」

    百田は赤松、茶柱と順番に見て、アゴに手を当てた。

    百田「んーーーー? 何か変わったか?」

    茶柱「ふぅ、やはり男死。これほど変わった転子たちを見てもわからないとは」

    赤松「まぁそんな劇的な変化じゃないのは確かだし…」

    百田「まぁ、ハルマキが化粧してんのはわかるけどよ」

    春川「…え…?」

    茶柱「聞きましたか、赤松さん」

    赤松「ええ。聞きましたよ茶柱さん。これが愛の力ですよ」

    春川「う、うっさいし! も、もう行くよ…!」

    茶柱「ああ、今度は転子が引っ張られるんですね…」

    赤松「ああ、そんな強引に…! あ、百田君またね!」

    百田「……ああ、あいつら化粧してたのか」

    百田は一人ボソッと呟いた。



    赤松「気づいてもらえてよかったね!」

    春川「……うっさいし…」

    茶柱「百田さんはあまり参考になりませんでしたが、春川さんは気づいてもらえてたみたいですし、効果はあると思いましょう!」

    赤松「女子力アップだね!」

    茶柱「これなら最原さんの肩を握りつぶさなくて済むんですね!」

    春川「何も根本的な解決になっていないんだけどね」

    茶柱「…それで、女子力が上がったところで…本題に戻るのですが、恋人らしいこととは何をすればいいでしょう?」

    赤松「……そうだった…。ガールズトークが楽しくて忘れてた…」

    春川(やっぱり忘れてたのか…)

    赤松「うーん…>>20とか」

    ※別に本当に恋人らしいことでなくても構いません。
    今更ですが、>>10 加筆しました。ありがとうございます。
  20. 20 : : 2017/09/06(水) 22:15:00
    映画鑑賞
  21. 21 : : 2017/09/06(水) 23:51:37
    赤松「うーん…映画鑑賞とか」

    茶柱「ああ! 聞いたことがあります! カップルは映画そっちのけで…そ、その…イチャイチャするんですよね!」

    春川「…なにその、先入観」

    赤松「普通に映画を見て、その後感想を言い合う…とか」

    茶柱「………それは盲点でした!」

    春川「真っ先に思いつくことでしょ」

    茶柱「アドバイスありがとうございます! では、さっそく最原さんを誘ってみます!」

    春川「…でも、最原は肩が…」

    茶柱「男死なんですからそれくらい大丈夫です!」

    春川(やったアンタがそういうのか…)

    茶柱「では行ってきます!」



    最原は肩を押さえながら、ベンチに座っていた

    最原「あぁ…やっぱり一筋縄じゃあ行かないなぁ…」

    茶柱「最原さん!」

    最原「あ、茶柱さん! どうしたの?」

    茶柱「映画を見ましょう!」

    最原「え? 映画?」

    茶柱「そして、感想を言い合うんです!」

    最原「ん? えっと…。よくわからないけど、一緒に映画鑑賞したいってことでいいかな?」

    茶柱「そうです!」

    最原「わかったよ。じゃあAVルームに行こうか」

    茶柱と最原はAVルームへと向かった。



    ~AVルーム~

    茶柱「さて、映画と言っても何をみましょうか…」

    >>22 映画の種類
    ジャンル or どういう内容の映画なのか
    でお願いします。
  22. 22 : : 2017/09/07(木) 00:06:30
    SF
  23. 23 : : 2017/09/09(土) 01:03:55
    茶柱「これは……SFものですか…」

    何となく手に取ったものはSF……。

    茶柱(百田さんが興味を持ちそうですね…)

    と、何となくパッケージを眺めていると、どうやら主人公は武闘家で、その武闘家が宇宙人に戦いを挑みにいくという内容のようだ。


    茶柱「くっ……! なんですかこの…素直に見たら負けてしまうような感覚…」

    最原「あ、いいのがあった?」

    茶柱「あ…いえ……最原さんは何か……」

    最原「うーん、茶柱さんと見ようと思うものだとなかなか……」

    最原は茶柱が持っているパッケージを見た。

    最原「…なんだろう。この素直に見たら負けな感じの映画…」

    茶柱「………!」

    何となく共感してくれたことに笑みがこぼれそうになるが、気合で抑えて、咄嗟に……


    茶柱「はっ…! 最原さんにはこの映画の良さがわからないんですね。さすが男死です!」


    馬鹿にするようなことを言ってしまった。

    最原「はは…。じゃあそれを見てみようか」

    茶柱(咄嗟に変なことを言ってしまいましたが、何とかセーフ!)

    茶柱「最原さんがどうしてもというなら一緒に見ましょう! どうしてもというなら!」

    最原「……どうしても茶柱さんと一緒に見たいな」

    最原も苦笑しながらそう言った。



    ~映画鑑賞中~

    『クライマックス』

    「俺の命を賭けたこの技で……やつを止める!」

    「無茶よ! もうあなたの力の源、マシュマロもないのよ!」

    「まだ………最後の金平糖がある!」

    「それあたしのじゃない!」

    宇宙の存亡を賭けた最後の戦いが始まる…!


    『感動のラスト』

    「やつのおかげで宇宙崩壊の危機は去った。多くの人々はやつのことを知らないだろうが……俺は知っている…」


    「………甘いものでいいなら俺もチョコレート持ってたんだよな……」


    そうして、武闘家は一部で語り継がれる伝説となった。


    完!!





    最原と茶柱は映画を見終わった。

    見終わった後…何とも言えない空気が二人の間を流れるが、やがて耐え切れなくなった最原が口を開いた。

    最原「ど、どうだった?」

    茶柱「>>24

    ※茶柱の映画の感想。面白かった、悲しかった、楽しかった…などなど。シンプルな感情でOKです。詳しくてもOK。
  24. 24 : : 2017/09/09(土) 01:13:03
    号泣
  25. 25 : : 2017/09/09(土) 02:02:16
    感受性豊かだねえ…
    こっちとしてはなんじゃそりゃがいっぱい
  26. 26 : : 2017/09/09(土) 21:28:48
    茶柱「……う、うぅぅ…!」

    最原「泣いてる!?」

    茶柱「こ、こんな…こんな感動ものだったとは……不覚…!」

    最原「え、えっと……どこに感動したのかな…?」

    茶柱「わからないんですか! 武闘家が敵に挑む時の覚悟! 金平糖を渡したら武闘家が死んでしまうから渡したくないというヒロインの気持ち! これを見て涙を流さないなんて最原さん、どうかしてるんじゃないですか!」

    最原「そこまで言われるの!? 僕にはシュールギャグ映画にしか見えなかったんだけど…」

    茶柱「こんなギャグ映画はありません!」


    最原と感想を言い合ったが、共感は得られなかった。



    ~食堂~

    茶柱「最原さんとは感性が違うようです!」

    赤松「そ、そうなの…?」

    春川「…なんで戻ってきたの?」

    茶柱「どうなったのか報告をしにきました!」

    春川「いらないよ」

    赤松「聞いてあげようよ……」

    春川「本音は?」

    赤松「一人で勝手に悩んでて欲しい」

    茶柱「………」ガーン

    赤松「なーんて、冗談…」

    茶柱「いいです……夢野さんに相談します……」

    茶柱は肩を落としながら食堂を出て行った。

    赤松「………」

    春川「今の心境は?」

    赤松「ちょっとでもざまあみろなんて思っちゃって心が痛い」




    茶柱「はぁ…まさか赤松さんと春川さんにあそこまで言われてしまうとは……何が悪かったんでしょうか…」

    夢野「んあ……転子よ。なんじゃお主、邪気を撒き散らしおって…」

    茶柱「あ…夢野さん…」

    夢野「……本当に元気がないみたいじゃな…。何かあったのか…?」

    茶柱「はい…。実は……」

    茶柱は最原とのことを赤松と春川に相談したことを話した。

    夢野「……さ、最原とつ、つ、付き合い始め……?」ガーン

    茶柱「……あれ? そこですか?」

    夢野「………さ、最原と…転子が…」

    茶柱「あ! 夢野さんにも相談したいんですが、恋人らしいことといえば、どんなことをすればいいと思いますか?」

    夢野「……わかっておったが、ウチのことを見てるようで見ておらんな転子は…」

    茶柱「夢野さんのことはいつも見ています!」

    夢野「…そうか……>>27

    ※夢野は最原のことが好きなわけではなく、一番身近な友人同士が付き合い始めたことに、嫉妬にも似たショックを受けている…ということで。
  27. 27 : : 2017/09/09(土) 23:43:09
    夢野の魔法ショーを見る、これで円満...かな?
  28. 28 : : 2017/09/09(土) 23:43:20
    とりあえずウチを最原のところへ連れていけ
  29. 29 : : 2017/09/10(日) 21:35:18
    夢野「……ならば、ウチの魔法を見せてやろう」

    茶柱「夢野さんの魔法ですか?」

    夢野「……思うことはあるが、ウチからお主らへの祝福じゃ。…それに…仲の良い男女が一緒に何かを見る……いや、何かを共有するのが恋人ではないか?」

    茶柱「………そ、そんな…」ガーン

    夢野「…転子?」

    茶柱「そんな基本的なことさえわからなかったなんて…! 転子は…自分が情けない…!」

    夢野「…わかったのなら、最原を誘ってくるんじゃ。ウチは体育館で準備を進めておこう」

    茶柱「はい! わかりました!」

    茶柱は最原を探しに走り出した。



    最原「……何も言わずに体育館に来てくれっていうから来たけど…」

    茶柱「夢野さんが魔法を見せてくれるそうです!」

    最原「マジック?」

    夢野「魔法じゃ!」

    茶柱「失礼ですよ最原さん!」

    最原「えっと、うん。とりあえず経緯は後で聞くよ」

    茶柱「はい! それでは夢野さん。お願いします!」

    夢野「うむ。ウチの魔法を見るがいい!」


    夢野がステッキを振り上げて、マジ……魔法のショーを始めた。


    夢野「そりゃ!」

    最原「わっ、帽子の中から鳩がたくさん!」

    夢野「んあー!」

    茶柱「ステッキの先が花束に!」

    夢野「おおおおおお!!」

    最原「夢野さんの体が真っ二つに!?」

    茶柱「きゃあああああ! ゆ、ゆ、夢野さん!?」

    途中二人が悲鳴を上げる場面もあったが、マジッ……魔法ショーは順調に進んだ。

    夢野「では、最後にお客に協力してもらう魔法をするぞ」

    最原「協力?」

    夢野「んあー……まず、最原よ。お主はここに立て」

    最原「うん」

    夢野「それでは、転子よ。お主は最原と手を繋げ」

    茶柱「はい! ……はい?」

    夢野「? 手を繋いで欲しいんじゃが」

    茶柱「ゆ、ゆ、夢野さん!?」

    夢野「……? お主ら、付き合っておるんじゃろ? 手をつなぐくらいはしておるんじゃないのか?」

    最原「えっと…」

    茶柱「あ、あ、当たり前じゃないですかぁ! こ、こ、こんなことで夢野さんの邪魔をするわけにはいきません…!」

    茶柱(あぁぁ…だ、男死と手を繋ぐだなんて……ぐぐぐぐ……)

    最原「えっと、無茶しなくても…」

    茶柱「大丈夫です! これも修行です!」

    最原「そこまで言われるのもなんだか傷つく…」

    茶柱「キェェェェェェェ!!」

    >>30 秒数が1の位偶数 耐える 奇数 投げる ゾロ目 なんか起る
  30. 30 : : 2017/09/10(日) 22:01:47
    ポワァァァァァァァ!!!!!
  31. 31 : : 2017/09/11(月) 00:20:47
    茶柱「キェェェェェェ!」

    最原「予想通りッ!!!」

    最原は茶柱に投げ飛ばされた。

    最原「いってて……」

    茶柱「あああ! す、すみません、最原さん!?」

    夢野「こらー! ウチの魔法の邪魔をするとは何事じゃ!」

    茶柱「す、すみません夢野さん!」

    夢野「んあー……最原と転子の手の間にコインをテレポートさせるという大魔法だったというのに…」

    最原「け、結構レベルの高いマジックをしようと…」

    夢野「魔法じゃと云うておるじゃろ!」ンアー


    夢野「…それにしても……最原を投げてしまっているが、仲は進展しておるんじゃな」

    茶柱「…え?」

    夢野「ずっと手を繋ぎおって……その手を離せないように接着する魔法をかけてやろう…」

    茶柱「あ…! ああ……!」

    茶柱が顔を赤くしながら慌てて手を離す。

    最原「茶柱さん?」

    茶柱「な、あ……キェエエエエエ!!!」

    茶柱は奇声を上げながら、走った。


    茶柱「なぜ! なぜ! なぜ!?」

    自問自答。

    なぜこんなことを感じたのか…。

    最原は男死……。

    しかし、好意を向けられて嫌な感じはしなかった。

    何度も告白されて仕方なく了承した。

    そのために、努力しようとした。

    口では悪く言いながら話せることが嬉しかった




    この感情の正体はなに…?

    なぜ手が汗ばむのか……

    なぜ動悸が激しくなるのか…

    なぜ顔が熱くなるのか…


    バタン

    茶柱「知りません…こんなの…!」

    東条「…茶柱さん?」

    茶柱「と、東条さん…」

    茶柱はがむしゃらに走っているうちにいつの間にか食堂に入っていた。

    東条「ひどい顔をしているわ…。待ってて」

    東条が一度離れて戻ってくると、その手にはティーカップ。

    東条「紅茶よ。飲めば落ち着くわ」

    茶柱「…はぁ……落ち着きました」

    東条「どうしたというの?」

    茶柱「………ええと…」

    茶柱は事の顛末を話した。

    茶柱「…この…この感情は何なんでしょう…。私は…こんな感情……」

    東条「…それは…>>32

    ※こじらせようがどうしようが>>32さんの自由
  32. 32 : : 2017/09/11(月) 00:33:44
    あなたが最原君のことを愛しているのよ
  33. 33 : : 2017/09/11(月) 23:32:28
    おお、正統派
  34. 34 : : 2017/09/12(火) 00:41:58
    東条「…それは…あなたが最原君のことを愛しているのよ」

    茶柱「あ……あ? …あい!? 愛!?」

    東条「そう。親愛、友愛、恋愛…その愛よ」

    茶柱「そ、そ、そ、そんな馬鹿な! 転子が男死などに…!」

    東条「では、夢野さんと比較してみましょう。茶柱さんは夢野さんのことが好き…いいえ、愛していると言っても過言ではないわね?」

    茶柱「もちろん! 当然です! 夢野さんへの思いは紛れもない愛です!」

    東条「そう…では、その夢野さんへの感情と最原君への感情を比較してみましょう」

    茶柱「いいでしょう! 完璧に論破してみせます!」


    東条「夢野さんと手をつなぐとどうなるかしら?」

    茶柱「ドキドキします!」

    東条「最原君とは…?」

    茶柱「……動悸が激しくなります」

    東条「夢野さんと一緒に何かしたら?」

    茶柱「嬉しくて狂喜乱舞します!」

    東条「最原君と映画を一緒に見たら?」

    茶柱「………」

    東条「最原君と映画の感想を言い合ったら?」

    茶柱「………」

    東条「……最原君と密着したとき……どうだったの?」

    茶柱「……………」

    東条「…茶柱さん。あなたは男死を全て憎む…消えて欲しいと思っているようだけれど、本当は違うわ。…男死と大切な人は違うのよ」

    茶柱「………大切な…人…」

    東条「……もう大丈夫ね。後は頑張ってちょうだい」

    東条は紅茶のおかわりを淹れて、食堂の奥へと去っていった。


    茶柱「………これが…大切に思う気持ち……」

    茶柱「…ならば……これを最原さんにぶつけるべきでしょうか…」

    茶柱「……いま思いつく限り、転子が最原さんにこの思いをぶつけるには…>>35

    ※シリアスな安価じゃなくてOKです
  35. 35 : : 2017/09/12(火) 00:44:33
    ネオ合気道
  36. 36 : : 2017/09/12(火) 01:14:44
    お?ネオ合気道(意味深)か?
  37. 37 : : 2017/09/12(火) 23:18:44
    茶柱「ネオ合気道しかありません。転子には……ずっとそれしかなかったのですから…!」

    茶柱「…最原さん…今行きます!」





    最原「茶柱さん…いないなぁ」

    夢野「そうじゃの………ん?」

    夢野「んあー…最原よ。うちはもう疲れたから帰るぞ。後はお主だけで探すんじゃな」

    最原「え? 急にどうし…」

    夢野「じゃあの」

    最原「はっや! え!? 夢野さんってあんな機敏に動けたの!?」



    ドドドドドドドド……



    最原「こ、この圧力は…!」



    茶柱「最原さ……」



    最原「いや、圧力じゃなくて足音だった! 茶柱さ」



    茶柱「キェエエエエエイヤアアアア!!!」



    茶柱は走った勢いのまま、最原に……



    最原「おぐふっ!?」


    突進した。


    最原「………」

    茶柱「探しましたよ最原さん!」

    最原「…………」

    茶柱「いいですか、これはネオ合気道奥義の一つ……って、最原さん!? き、気絶している…ッ!」


    茶柱「……転子の思いが強すぎたんですか!?」


    物理がね、と誰かが呟いた。


    茶柱「……眠っている最原さんが目の前にいる……ここは>>38するしかないですね」

    ※行動次第では終わります
  38. 38 : : 2017/09/13(水) 00:23:38
    膝枕
  39. 39 : : 2017/09/15(金) 00:33:20
    茶柱「ここは膝枕をするしかないですね」

    茶柱「こう……頭を乗せて……」

    茶柱「……おお。………夢野さんを乗せた時のような感動はないですね…」

    だが、嫌いな重みではない。

    ここから、茶柱の戦いが始まる!


    茶柱「………」ウズ…


    茶柱(ああああ! なんですか、最原さん! この綺麗なまつげ! 少し長めな髪! これで男死なんですか!)


    茶柱「………」ウズウズ


    茶柱(撫でたい撫でたい撫でたい……。そんな衝動が沸き上がってくる……! くっ……茶柱転子…よく考えるんです……目の前にいるのは最原さんと言えど、男死! 男死を撫でたいと思うなんて……)


    最原「……スー……スー…」


    茶柱(シット! 危ない! 手が勝手に!)


    キャラが崩壊していた。



    最原「ん……? あれ……?」


    茶柱(最原さんが起きた! ここは…!)


    >>40 このまま or この状況からできる行動
  40. 40 : : 2017/09/15(金) 02:55:52
    赤松さんにこの光景見せたい気持ちがありつつ
    このままで
  41. 41 : : 2017/09/16(土) 23:16:43
    茶柱(ここはこのまま継続します! きっと最原さんもまだ体調が悪いに違いないですからね!)

    最原「あれ……? ここは……え? ちゃ、茶柱さん!?」

    茶柱「お、お、お、おはようございましゅ!」

    茶柱(噛んだ! めちゃくちゃ噛んだ!)

    最原「えっと…何してるの?」

    茶柱「み、見てわかりませんか。ひ、ひ、膝枕です…」

    最原「……だ、大丈夫!? 拒否反応とか…」

    茶柱「へ、平気です! ちょっと蕁麻疹が出てるくらいです!」

    最原「バッチリ出てるじゃないか! と、とにかく離れるから…」

    茶柱「ダメです!」

    最原「首がッ!」

    茶柱「ほ、ほ、ほら。まだ、体調が良くないでしょうし……そ、それに………」


    茶柱(転子は最原さんの彼女ですから…!)


    茶柱「って言えるわけないです!」

    最原「首がッ!」

    最原の首に負担を大いにかけつつ、しばらくそのまま過ごした。



    赤松「………」

    春川「これがムンクの叫びか…」

    赤松「ひ、膝枕……」

    春川「ふーん……なんだかんだ最原も嬉しそうだね」

    赤松「……うん。決めた!」

    春川「…やめてよ。同級生で刺した刺されたっていう話にするのは」

    赤松「しないよそんなこと!? 茶柱さんと最原君を全力で応援するんだよ!」

    春川「……意外」

    赤松「二人が向き合おうとしてるなら……応援するしかないよ!」

    春川「……でも、スキがあれば?」

    赤松「ちょっとはチャンスがあったり……ナンテコトは思ってないヨ」

    春川「そう……。まぁいいんじゃない。それで、応援って何を?」

    赤松「>>42ってアドバイスしてくる!」


    ※安価の内容次第では終わります
  42. 42 : : 2017/09/17(日) 00:40:42
    茶柱さんのしたいようにすればいいよ
  43. 43 : : 2017/09/17(日) 01:36:15
    赤松「茶柱さんのしたいようにすればいいよってアドバイスしてくる!」

    春川「…それ、アドバイスになってない」

    赤松「え!? 私だったらこのアドバイスでいろいろするけど……。」

    春川「例えば?」

    赤松「そ、そんなことを聞いてくるなんて…春川さんエッチだよ!」

    春川「……聞いた私が馬鹿だったよ」



    春川「……そもそも、茶柱には知識や経験がないんだよ? 具体的に言ってやらないと、わかんないでしょ」

    赤松「なるほど……じゃあ、春川さんならなんてアドバイスする?」

    春川「……私なら…>>44


    ※主役がいないけど、次でたぶん戻せる…はず。
  44. 44 : : 2017/09/17(日) 03:50:53
    ハグ
  45. 45 : : 2017/09/17(日) 05:17:08
    >>41
    茶柱さんが最原くんの彼氏になっている…。
  46. 46 : : 2017/09/18(月) 00:47:35
    春川「……私なら……ハグかな…」

    赤松「わかった! 伝えてくる!」

    春川「ちょっと…!?」



    赤松「茶柱さん!」

    茶柱「はぅわ!? あ、赤松さん!?」

    最原「痛い!」

    赤松が現れたことに驚いた茶柱は最原の頭を膝の上から落とした。

    茶柱「えっと、ああ、あの!」

    赤松「大丈夫! 全部見てたから!」

    茶柱「何が大丈夫なんですか! ち、違いますよ? え、えっと気の迷いというか、転子が原因でこうなってしまったので責任取らないといけないというか…」

    赤松「うんうん。それで私は茶柱さんにこれからどうすればいいか、アドバイスを授けに来たのです」

    茶柱「な、なんで敬語なんですか…?」

    赤松「これから茶柱さんがすることは……ハグだよ」

    茶柱「は、ハグ!?」

    赤松「あ、春川さんが頭を考えてやっとでたアイディアだからね。どうするかは茶柱さん次第だけどね。じゃあ、私は行くから頑張って!」

    茶柱「あ、あ、赤松さん!?」

    言うだけ言って赤松は走り去っていった。



    最原「いたた……。今日は頭が厄日なのかな…」

    茶柱(ハグハグハグハグ……)

    最原「…茶柱さん?」

    茶柱「うぇひゃい!?」

    最原「ど、どうしたの?」

    茶柱「な、ナナナナ、ななななですよ!?」

    最原「何を言ってるのかわからないよ?」

    茶柱(くっ…落ち着くのです転子…。明鏡止水…。静の呼吸です…!)コォォォォ

    最原「あの、本当にどうしたの…?」

    茶柱(……さて、せっかく赤松さん…いえ、春川さんにアドバイスをもらったのなら、実行すべきなんでしょうが……)

    茶柱「さ、最原さん!」

    最原「何?」

    茶柱「………」

    茶柱(ハグさせてなんて頼むなんて痴女では!?)

    ※茶柱の偏った価値観です

    茶柱(どうすれば…どうすれば……)

    その時、茶柱、閃く。

    茶柱(そう>>47!)

    ※最原にハグをする方法とは
    >>45 ありがとうございます。訂正しました(茶柱さんが最原君を守るビジョンが思い浮かぶので、茶柱が彼氏でも間違ってないとか思ってしまいました)
  47. 47 : : 2017/09/18(月) 00:51:05
    抱きつかせてください!
  48. 48 : : 2017/09/22(金) 02:53:26
    茶柱(そう、抱きつかせてくださいと頼むのです! ハグをして!などと頼めば痴女の日本代表! 抱きつかせてくださいと頼めば痴女ではない!)


    ここに新たなハグの概念を生み出した茶柱は最原に向き直った。


    茶柱「抱きつかせてください!」

    最原「……え?」

    茶柱「……抱きつかせてください!」

    最原「いや、聞こえなかったわけじゃなくて…」

    そこで、最原も高速理解する。

    最原「ああ、新しいネオ合気道の技かな?」

    茶柱「ち、ち……」

    茶柱(否、そうしたほうが都合がいいのでは?)

    茶柱「そ、そうです。少しはネオ合気道をわかってきましたね、最原さん」

    最原「ああ、本当にそうだったんだ? うーん、痛いのは勘弁してほしいけど…」

    茶柱「い、痛くはありません……たぶん」

    最原「不安になるよ…」



    茶柱はゆっくりと…壊れ物を扱うように最原に抱き寄せた。


    最原はネオ合気道の技だと思っているため、体をこわばらせていたが、しばらく経って茶柱がただ抱きついているだけだと気づく。


    最原「………」


    茶柱「………」


    最原「あの…」


    茶柱「静かに! い、今効果が出ますから!」


    最原「あ、はい」


    茶柱(なんですかこれは! し、心臓が! 心臓が破裂してしまいます!)


    最原(…最初はよかったけど、冷静になると……すごいまずい)


    何がまずいかは言わない。


    茶柱「も、ももも、もういいですね!」


    最原「………危なかった…」


    茶柱「何がですか?」


    最原「い、いやなんでも…。ところでさっきの技はどんな技なの?」


    茶柱「え? いや? えっと? ……あ、相手に抱きつくことによって相手の心臓を破裂させる技です!」


    最原「そんな技だったの!? え、もうすぐ僕もひでぶっとか言って弾けとんじゃうの?」


    茶柱「で、でもどうやら失敗だったみたいですねー。残念残念!」


    最原「よかった。本当によかった…」


    茶柱「で、では転子はこれで!」


    茶柱は耐えられなくなって走り出した。




    茶柱「はー……心臓が破裂しそうなのは転子のほうですよ…」

    赤松「見てたよ茶柱さん!」

    茶柱「あ、赤松さん!?」

    赤松「とても初々しい感じ……誤魔化し方も可愛かったよ!」

    茶柱「き、キェェェェェェェ!!」

    赤松「大丈夫! 次どうしたらいいかもう考えてあるの!」

    茶柱「はぁ…はぁ……え、つ、次…?」

    赤松「>>49すればいいんだよ!」
  49. 49 : : 2017/09/22(金) 04:29:04
    ほっぺにチュー
  50. 50 : : 2017/09/23(土) 00:44:01
    赤松「ほっぺにチューすればいいんだよ!」

    茶柱「ちゅ、ちゅう!?」

    赤松「チューだよ!」

    茶柱「ちゅ、ちゅー?」

    赤松「チューだってば! 微妙に発音が違うの!」

    茶柱「そ、そんな連呼しないてください……は、ハレンチです…!」

    赤松「ハレンチじゃないよ! むしろ挨拶だよ!」

    茶柱「挨拶!?」

    赤松「そう、ハグと同レベル。こんにちは!って挨拶するのと同じだよ! 恋人ならね」

    茶柱「そ、そ、そ、そんな…!」ガーン

    茶柱「世の恋人たちはそんなハレンチなことをしていたんですか……!」

    赤松「だから、二人もしないといけないんだよ……じゃないと………最原君が……」

    茶柱「さ、最原さんが……?」

    赤松「……爆発する」

    茶柱「ば・く・は・つ!?」

    赤松「だから…最原君のためにも……頑張って!」

    茶柱「は、はい! 最原さんを爆発させないために……頑張ります!」





    最原「今日は茶柱さんの様子がなんだかおかしい…」

    茶柱「さ、さ、さ、最原さん!?」

    最原「茶柱さん? さっきから行ったり来たりで忙しいね」

    茶柱「そ、それは…! しゅ、修行です!」

    最原「……行ったり来たり……走り込み?」

    茶柱「そ、それはどうでもいいんです! え、えっと……」

    茶柱(どうやってほっぺにチューなんてすればいいんですか…!? た、頼む!? それともスキを突いて…!?)

    どうする、茶柱……!

    >>51
  51. 51 : : 2017/09/23(土) 01:46:39
    自分が行くんじゃなくて、転ばす要領とかで最原のほっぺを近づけさせる
  52. 52 : : 2017/09/26(火) 22:28:12
    茶柱「ハァァァァ!!」

    最原「うわっ!?」

    茶柱は勢い余って、最原に足払いを掛けた。

    錯乱しているため、急に足払いをかけても仕方ないのである!

    茶柱(今ッ!)

    茶柱はネオ合気道で鍛えたその脚力を使って、最原が倒れる位置に瞬時に移動する。

    この間、0.5秒!


    ドサッ



    最原「あいた!? え…?」

    茶柱「ん、んんん…!」

    最原「わ、わっ!? ご、ごめん、茶柱さん!?」

    茶柱は最原を受け止めた際に顔を近づけて、最原の顔面を待った。

    結果、キス…というよりも最原の頬に頭突きするような形になった。


    最原(ず、頭突きされたような形になったけど……事故だけど……キスされた…!)

    茶柱「ん、んん! だ、大丈夫ですか、最原さん?」

    最原「あ、うん……って、なんで足払いを?」

    茶柱「そ、それは…! さ、最原さんが鍛錬を怠っていないか試したのです! 案の定でしたがね!」

    最原「ええ、そ、そんな…」

    茶柱「……で、でも……抱えた最原さんの体は…」

    以前と比べて鍛えられていました、と恥ずかしさで小声になってしまった。

    最原「僕の体は…?」

    茶柱「あ、あ〜! 新しい修行法を思いつきましたー! こうしちゃいられません!」

    最原「あ、ちゃばし…」








    茶柱「はぁ、はぁ……今考えるとなんてことを…」

    春川「………」

    茶柱「あ、春川さん……」

    春川「……どうしたのさ」

    春川はやれやれ、と言った感じに茶柱に問うた。

    茶柱「い、いえ…その…」

    春川「…まっ、赤松辺に言われたことを実行した、ってところだろうね。アンタも律儀に従わなくてもいいのに…」

    茶柱「で、でも…転子に恋人が何かなんてわからないですし…」

    春川「……そんなの、私だって…」

    茶柱「あ、春川さんなら恋人がなんたるかを知っているんじゃないですか?」

    春川「…なんでそうなったの?」

    茶柱「いえ、春川さんは時々話に聞く恋する乙女という雰囲気を感じますので!」

    春川「……ふ、ふーん…き、気のせいだよ」

    茶柱「そうですか? それはともかく、転子に助言を頂けないでしょうか!」

    春川「…>>53


    ※忙しすぎて、更新があまりできないので、最後の安価です。
  53. 53 : : 2017/09/26(火) 22:42:16
    つまずいたふりして押し倒せ!!
  54. 54 : : 2017/09/27(水) 00:22:33
    春川「……つまづいたふりでもして押し倒せば?」

    茶柱「お、押したお……!? は、春川さん!? そ、そんな積極的な案が出るんですか!?」

    春川「……だ、だって、私も詳しくないし…」

    春川は顔を赤くしてあたふたしている。

    茶柱「……いいでしょう。私も女です。最原さんくらい押し倒してみせましょう!」

    春川(性別が逆な気がする…って思ったけど、最原も女みたいなもんだしいっか…)

    春川は最原の何かを諦めた。




    茶柱は最原を探しに走った。

    そして、すぐに見つかった。

    最原は茶柱にキスをされた場所から動いていなかったのだ。


    茶柱(このまま勢いで……ヤル!)


    最原「…あー、もう……茶柱さんも何を考えて…」


    茶柱「はぁあああああああ!!!」


    最原「…ッ!? 茶柱さ…!!」


    最原がそれに気づき、名前を呼んだときには……茶柱転子は弾丸のような勢いで最原に突撃していた。



    ドサドサドサ!!


    何回か二人で転がり、何度も上下が入れ替わり…最終的に、茶柱が上になった。


    茶柱「はぁ、はぁ……」


    気づけば下に最原の顔がある。


    茶柱(こうしてみれば、最原さんってば女の子みたいな……って、そうではありません!)


    茶柱「さ、最原さん! て、転子は…!」


    最原「………」


    茶柱「……最原さん!? 最原さん!?」


    茶柱は最原の胸ぐらを掴んで上下に揺らしたが、最原は沈黙している。


    茶柱がぶつかった衝撃で気絶してしまっていた。


    茶柱「最原さーーん!!」


    茶柱の悲鳴が辺りに響き渡った。





    赤松「……まだまだ…私たちのサポートが必要そうだね!」

    春川「……はぁ」

    この友人たちの軌道修正は私がしないといけないのか…と春川はため息を吐いた。


    茶柱「恋人ってなんですか!」赤松「…え?」 終了
  55. 55 : : 2017/09/27(水) 00:24:53
    忙しすぎぃ!
    今日はたまたま更新できる余裕がありましたが、しばらくしたらまた更新できないことになるので、手っ取り早く終わらせることにしました。

    元から短編の予定だったし…いいよね…。

    ここまでお付き合いありがとうございました。
    別の作品でお会いしたときはよろしくお願いします。

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toshiki3110

秋巻+

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