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アニ「私の高校生活」

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  1. 1 : : 2017/07/27(木) 21:00:59
    104期現パロです!
    暇な方よかったら見てください。
    12時頃から更新します!
  2. 2 : : 2017/07/27(木) 23:52:31
    アニ「ふあ…眠い…」

    桜咲く4月。私は高校2年生になった。うちの学校は2年次にクラス替えがあるから新しいクラスになる。

    アニ「ま、私にはどうでも良いことか」

    ???「何がどうでも良いのかなー?」

    アニ「うわ、びっくりするな。やめてよね。クリスタ」

    クリスタ「えへへ、アニ、おはよう。」

    アニ「あぁ、おはよう。それと、ユミルも」

    ユミル「おいおい、私はついでか?」

    アニ「わるかったよ。おはよう」

    ユミル「ま、私はクリスタがいればどっちでもいいんだけどな。」

    彼女達は中学校が一緒だったため何かと交流が多い。というか私自身友達が少ないため彼女達以外同性の友達がいないに等しい。

    クリスタ「ライナーとベルトルトは?」

    アニ「朝練だって。」

    ユミル「始業式の日から朝練とは強豪校は違いますねぇ」

    ユミル「そういや、クリスタは生徒会の方いいのか?始業式なんていや準備とかあるんじゃねーの?」

    クリスタ「あ!すっかり忘れてた!どうしよう、急がなきゃ…」

    ユミル「いーぞ、先いけ先いけ。私らは後から行くから。」

    アニ「朝から走れないよ私は…」

    クリスタ「ごめんね!後でね!」

    そう言い残すとクリスタは小走りでいなくなっていった。

    ユミル「さて、私らはゆっくり行きますか。」

    アニ「そーだね。」







    アニ「やっとついた…うちの学校の坂はきつすぎるんだよ…」

    ユミル「本当にな。しんどいわ。」

    アニ「さて、私のクラスは…。お、あった。1組か。」

    ユミル「私も1組だな。あとはクリスタもそうか」

    アニ「ライナーとベルトルトもだね。ちょっと安心した。」

    ユミル「アニさんは友達少ないからな。」

    アニ「うるさい。早く行くよ」

    ユミル「へーい。」






  3. 3 : : 2017/07/27(木) 23:53:34
    今日から新しいクラス。まぁ私はどうせそんなに馴染めないだろうから静かに生活していよう。そんなことを思いながら教室の扉を開け自分の席に着く。

    アニ(窓際か。悪くないね…。)

    しばらくすると朝練を終えたであろう生徒達が教室に入ってきた

    ライナー「よう、同じクラスだな。」

    ベルトルト「今年もよろしくね。アニ」

    アニ「あぁ、朝練お疲れ。」

    ライナー「今年こそは全国行きたいからな。みんな本気だ。」

    アニ「さすが強豪なだけあるね。」

    ベルトルト「まぁライナーは個人戦で全国いってるんだけどね」

    ライナー「個人で出たからこそ団体でも行きたいんだよ。今年は頼むぜベルトルト」

    ベルトルト「善処するよ。」

    2人は剣道部に所属している。よく知らないがライナーはその世界ではすごく有名らしい。ゴリラだからだろうと思っていたが実際は違くて県内でもトップレベルで強いのだそうだ。

    ライナー「おっと、そろそろチャイム鳴るな」

    ベルトルト「そうだね、席戻ろうか」

    その時、教室の扉が勢いよく開かれた。

    ???「だーー!あぶねぇ!おいジャン急げ!」

    ジャン「わーってるよエレン!お前がシュート練したいとか言うからそれに付き合ってて遅くなったんだろうが!」

    エレン…あいつもうちのクラスなのか。

    ライナー「おいエレン!ジャン!新学期早々ギリギリじゃねえか!」

    エレン「しょーがねえだろ。キリがいいところまでやりたかったからよ」

    ジャン「本当にこいつはバカだからな。付き合わされるこっちの身にもなってほしいっつの。」

    エレン「悪かったよ。」

    ???「ジャン、エレンがバカとは聞き捨てならない。」

    ジャン「げっ、ミカサ…。すまんすまん」

    エレン「おっすミカサ。まぁさっきの朝練で会ってるけど」

    ミカサ「2人とも、練習熱心なのは良いことだけどオーバーワークは身体を壊す。無理はダメ。良い?」

    エレン「わかったわかった過保護なんだよミカサは。」

    ジャン「おいエレン、マネージャーに向かってその態度はなんだ」

    エレン「いや、マネージャーだからって別に偉いわけじゃねぇだろ…」

    ミカサ「まぁ良い。ジャン。エレンの練習にいつも付き合ってくれてるのはありがとう。ただ無理はさせないで」

    ジャン「お、おう。任せといてくれよ!」

    ライナー「ははは!まぁ練習熱心なのは良いことじゃねえか!サッカー部今年は期待できそうだな!なぁアニ!」

    アニ「はぁ!?」

    突然私に話をふらないでよ…。ていうかこいつら話したことないし。

    アニ「知らないよ。勝手に頑張れば。」

    しまった。またやった。私はいつもこうやって壁を作ってしまう。今年こそは直そうと思ってたのに…。こんなんだから、あんなあだ名で呼ばれるんだ。

    ジャン「さすが、『氷の女』は言うことが違うな」

    アニ「…」

    そう『氷の女』が私の呼び名。確かに私が無愛想なのが原因なのはわかってるけど言われれば当然傷ついてしまう。どうせこいつらも…

    エレン「おいジャン、さすがに今のはないだろ。」

    え?

    エレン「悪かった。こいつも悪気があったわけじゃないと思うんだ。ごめんな?」

    アニ「な…なんであんたが謝る…」

    ジャン「じゃあ俺が。すまん、軽率だったな。もう言わない」

    エレン「俺は今年は絶対全国行くからよ。よかったら応援してくれよな!」

    アニ「え…うん…」

    エレン「さ、そろそろチャイム鳴るな!みんな席つこうぜ」

    ジャン「悪かったな。あんた、アニだっけ?虫が良いようだがこれからよろしく頼むわ」

    アニ「う、うん…」

    エレン「お、俺の席アニの隣だな。よろしく。俺のことはエレンで頼む。」

    なんだいこいつは。さっきみたいな私の態度見てから話しかけてくるやつなんて初めてだよ…

    アニ「わかったよ、よろしく。後さっきはこっちもごめん。言い方悪かったよ。さっきの彼にも謝っておいて」

    エレン「りょーかいしました」ニコッ

    アニ(っ!…ほんと、変なやつ)
  4. 4 : : 2017/07/28(金) 03:07:13
    面白い^^*
    期待です!
  5. 5 : : 2017/07/28(金) 06:30:19
    面白いです!続きが見たい!
  6. 6 : : 2017/07/28(金) 14:36:06
    教師「おまえらー、そろそろ体育館移動しろよー」

    アニ「そういえば、結局クリスタ戻ってこなかったね。」

    ユミル「生徒会役員は戻ってきてないっぽいな。さっきそんな話してた。」

    エレン「だからアルミンも戻ってこなかったのか」

    ユミル「うお、びっくりした。急に出てくるなよ」

    エレン「わりーな、ちょっと気になったから」

    アニ「アルミンね、知ってるよ。クリスタと仲よかったはずだよ?」

    ミカサ「確かにあの2人は仲が良い。というか背丈が似てるから後ろ姿だと兄妹みたい」クスッ

    アニ「こらこら。クリスタは小さいこと気にしてるから」

    ユミル「そーゆーお前も小さいけどな」

    アニ「うるさい。本気で蹴るよ」

    ユミル「まぁ私みたいなでかい女からすりゃ小さいっていうのも羨ましいけどな」

    エレン「ま、身長なんて人それぞれなんだしそんな気にすることでもないんじゃねーか?」

    ミカサ「私もそう思う」

    ユミル「ま、こればっかりはそこそこ理想体型してる2人にはわかんねえよ」

    アニ「同感」

    エレン「そーゆーもんかね」

    教師「おまえら、私語が多いぞー」

    エレン「あー、すんません。黙っていくかー」

    ミカサ「そうだね、2人もほら、行こ?」

    ユミル「おう」

    アニ「え…うん」

    どうしよう、こーゆー風に自然にみんなと行動するの慣れてないな…。でもなんか、こうゆうの、いいな。
  7. 7 : : 2017/07/29(土) 06:51:59
    ジャン「あー、やっと終わったな。始業式」

    エレン「校長先生の話ってなんであんなに長く感じるんだろうな」

    ???「それはやっぱり早く帰りたいって思って内容を聞いてないからだろうね」

    ジャン「お、アルミン。戻ってきたか」

    アルミン「やっと終わったよ。朝練途中で抜けてごめんね?生徒会って思ったよりもやること多くてさ」

    エレン「生徒会と部活の両立ってきつそうだよなー」

    ジャン「この際生徒会はやめてサッカー部だけにすればいいのによ」

    アルミン「うーん、大会も近いしね。でもさすがに一回引き受けたことを途中で投げだせないかな」

    クリスタ「そうだよ!それにアルミンは生徒会には必要なのです。」

    エレン「うお、びっくりした」

    クリスタ「えへへ、ごめんなさい。エレン君とジャン君だよね。私はクリスタ。アルミンと一緒に生徒会やってて今日からみんなと同じクラスだよ。よろしくね?」

    エレン「おう、よろしくな。俺のことはエレンって呼んでくれ」

    ジャン「なら俺もジャンでいいぜ。よろしくな」

    クリスタ「うん!わかった!なら私もクリスタって呼んでね」

    ジャン「にしてもアルミンも学年のアイドルと一緒に仕事ができるなら本望だな」ヒソッ

    アルミン「ちょ…余計なこと言わないでよジャン…」ヒソッ

    クリスタ「なになに2人で内緒話?」

    アルミン「いや、なんでもないよ。あはは」

    ユミル「あ、クリスタこっちにいたのか。」

    アニ「今日はもうこれで各自解散らしいから帰ろうかと思ったんだけど…」

    ユミル「あ?なんで私のクリスタに男共が群がってんだ?」

    クリスタ「ちょっとユミル、そういう言い方は良くないしそもそも私から声かけたの!」

    ユミル「ふーん、まぁそれなら。ただ変な気を起こしたらコロス」

    ジャン「こええよ…」

    エレン「てゆーか今日はこれで解散なんだよな?ってことは俺らもう部活じゃね?」

    アニ「そうだと思うよ?ライナー達も部活だーって言って格技場向かったから。」

    アルミン「なら僕たちも部活行こうか。またね、クリスタ」

    クリスタ「うん、また明日ね!」

    エレン「おし、行くか。3人とも気をつけて帰れよ、じゃな!」

    ジャン「お疲れさん。急ごうぜ。遅れたら殺される」

    アニ「頑張ってね3人とも」

    ユミル「はよいけはよいけ。」

    クリスタ「さて、私たちも帰ろっか!」

    ユミル「そーだなー。」
  8. 8 : : 2017/07/29(土) 18:37:59
    今日の夜12時ごろ更新予定です
  9. 9 : : 2017/07/30(日) 00:11:17
    期待d('∀'*)
  10. 10 : : 2017/07/30(日) 01:14:05
    ユミル「にしても濃いメンツが揃ったクラスだったな」

    アニ「そうだね。私はよく知らない人もいたけど」

    クリスタ「そーなのー?アルミンとか知らない?」

    アニ「知らないっ。あ、でも頭いいのは知ってる」

    クリスタ「いつも学年主席だからね。一年生の頃からたまに勉強教えてもらうけどすごいわかりやすいよ?」

    ユミル「なに!?あいつと勉強なんてしてたのか!」

    クリスタ「ちょっと数学でわからないことがあったときとかは教えてもらうんだ」

    ユミル「ぬぬぬ、あいつ一回ぶち殺すか」

    クリスタ「やめなさい。」

    アニ「ジャンってやつは初めて見たよ」

    ユミル「私一年の頃同じクラスだったな。根は真面目なんじゃねえの?知らんけど」

    クリスタ「サッカーすごい上手いって聞いたことあるよ」

    ユミル「うちの学校にもサッカーの推薦で入ってるらしいしな」

    アニ「へぇ、すごいねぇ。」

    クリスタ「まぁ後はエレンだね、何と言っても。」

    ユミル「あいつは有名人だからな」

    アニ「うちの学年であいつを知らない奴はいないだろうね」クスッ

    ユミル「なんて言ったって俺がサッカー部を全国に連れて行くって入学式の代表挨拶で言い切った男だからな」

    クリスタ「でもそれで全国大会まであと一歩のところまで行ったんだからすごいよね。」

    ユミル「去年はまだ一年だったからな。今年は期待できるんじゃねーの?」

    アニ「まぁ有言実行できたらカッコ良いかもね」

    ユミル「それにライナーとベルトルさんも剣道超強いらしいしな。なに、うちのクラススポーツ科なの?」

    アニ「確かにそう思えるくらい体育会系ばっかりだね」クスッ

    クリスタ「私はみんなで仲良くできたらそれで良いかな!」

    アニ「そーだね。あ、じゃあ私こっちだから。また明日ね」

    クリスタ「うん!また明日ね〜」

    ユミル「おつかれさん」





    今日はなんだか疲れたね…。明日からも騒がしくなりそうだけど、このクラスになったのをきっかけに少しずつ自分を変えていけたら良いな…
  11. 11 : : 2017/08/02(水) 20:27:45
    翌日

    アニ(なんだか早く目が覚めちゃった。昨日早く寝たおかげかな)

    そんなことを考えながらいつもより早く登校していると、後ろから声をかけられた

    エレン「あれ?おーい!アニ!おはよ!」

    アニ「ああ、エレン。おはよう…」

    アルミン「僕もいるよ、おはようアニ」

    ミカサ「私もいる。」

    アニ「2人ともおはよう。みんな早いね、部活かい?」

    エレン「そーだぜ!これから朝練だ。今年こそ全国に行きたいからな!」

    アニ「なら今年こそあの代表挨拶が有限実行されるのかね」

    エレン「や、やめろよそれは…。少し後悔してるんだから」

    ミカサ「さすがにあれは擁護できない。けど本当に行けばなにも問題ない。エレンにはその力がある、自信を持って」

    アルミン「僕やジャンも協力するから頑張ろうねエレン」

    エレン「おう!お前らがいれば心強いぜ」

    アニ「じゃあ私は教室向かうね。頑張ってね3人とも」

    ミカサ「ありがとう。ではまた後で」

    エレン「あとでなー」

    アルミン「じゃーねー」

    よし、自然に話ができた…!よかった。







    ホームルームにて

    担任「えー、お前ら知ってるとは思うが来週頭から一泊二日の山岳研修がある」

    え…なにそれ知らないんだけど…

    ライナー「どうでもいいかもしれんがなんで山岳研修なんて堅い名前なんだろうな」

    ベルトルト「実際やることはキャンプだしね。」

    あ…そうなんだよかった…

    ジャン「けど確か登山もなかったか?」

    ライナー「あるある。結構きつそうだよなー」

    …終わった。

    トントン

    アニ「ん?」

    エレン「どうしたんだよ死にそうな顔して」

    アニ「いや、キャンプはともかく登山だよ…?目眩がしてきたよ私は」

    エレン「アニってアウトドア苦手そうだもんな。まぁなんとかなるだろ。頑張ろうぜ?」

    アニ「うん…がんばる。」

    担任「まぁそんなわけだから今から班決めやるぞー」

    「「!!!!」」

    男子(クリスタと同じ班に…!!)

    担任「1班5人で分かれてもらう。くじでいいよな?んじゃ引きたい奴からこのくじ引いて行ってくれ」

    エレン「んじゃ俺から引こうかな。…お、1班だ。」

    ミカサ「なら私も引く。4班…。残念」

    ジャン「俺は…お、4班だ。ミカサよろしくな。」

    ミカサ「うん、よろしく」

    ジャン(よぉぉおおっしゃあああ!!!よくやった俺!クールに行けたぞ俺!)

    アルミン「ジャン、顔に出てるよ…。えっと僕は1班だね。エレンと一緒だ」

    クリスタ「わたしは…1班だ!2人ともよろしくね!」

    「「「「!!!!!!」」」」」

    ライナー「俺も引く!!!!…だー!くそ!4班か!」

    ベルトルト「僕は、4班だね。ライナーと一緒か」

    ユミル「私なら絶対に1班を引ける…!よっしゃ!1班だ!!」

    クリスタ「おーユミル一緒だ!」

    アニ「私も出来れば1か4がいいな…。お、1班だ。」

    エレン「アニ一緒か!よろしくな!」

    アニ「うん。よかった知ってる人ばっかでほっとしたよ。」

    ジャン「てかさ、昨日今日で関わり合ったやつが同じ班になりすぎじゃね?」

    ミカサ「それは話の都合上しょうがない。」

    ジャン「ミカサ…なに言ってんだ…?」

    ミカサ「深く追求しないで」

    担任「まぁとりあえず班ごと固まるように席移動しろ!しばらくはその席順で行くから」

    「「「はーい」」」


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著者情報
aasaas113

マカダミア

@aasaas113

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