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カガミノムコウ

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  1. 1 : : 2017/07/02(日) 16:23:20
    どうも皆様!サシャスキーです(・∀・)ノ
    今回!!初の合作を!!
    相棒の刹那さんとさせていただきます!!
    こちらの方です↓
    http://www.ssnote.net/users/stardust

    今回のssは、私としてはいつも通りサシャssとなりますが、せっかくの合作という機会なので…
    いつもとは、ほんの少し変わった手法を取らせていただきます!!

    「大丈夫だ、問題ない」という神様はどうぞ!
  2. 2 : : 2017/07/02(日) 16:28:02
    こんにちは!こんばんは!初めての方ははじめまして!刹那と申します!

    今回初めてサシャスキーさんとの合作で、自分の文章が見劣りしないか心配ですw
    精一杯書いていきますので支援のほどよろしくお願いします!
  3. 3 : : 2017/07/02(日) 16:33:22
    訓練兵団、南方訓練所…
    今ここには第104期となる少年少女達が日々
    命の保証すら危うい訓練を乗り越えながら日々を過ごしていた…

    さて、そんな閉鎖的な、空間では…一つや二つ、噂が流れているものだ…

    大抵は、娯楽に飢えた訓練兵の誰かが流して…そして忘れられる…その程度だ

    そして、そんな訓練場に
    また一つ、噂が流れていた…

    〈深夜の自習室、そこにある大きな姿見に2時48分…願いをいえば、それが叶う〉というもの…

    この噂もまた…忘れられる噂の内の一つなのか…はたまた…
  4. 4 : : 2017/07/02(日) 16:39:52













    訓練所で過ごすようになってから二ヶ月


    私はここでの生活に嫌気がさしていた


    好きに食べられない日常


    言葉が違う日常


    それらを必死に耐え、誤魔化すだけの日常に


    入団式の日に失敬した芋のことで未だに私のあだ名は芋女


    人の噂も七十五日というけれど嘘なのは明白だ


    自分を隠し嘘をつく


    周りもそれを知っているのかあまり私と関わろうとしない


    いつも話すのは大勢いるこの訓練所で二人だけだ
  5. 5 : : 2017/07/02(日) 16:53:24
    ユミル「よぉ、サシャ?」ガシッ

    サシャ「わっ…ユ、ユミル?」

    急に彼女に肩を組まれ驚く
    そしてなんとなく、この時点で彼女の要件が勘のいい私には分かった

    ユミル「水汲み、頼めるか?」

    構わない、と私は即答した

    いつもなら少し位はしぶったりもするが…
    彼女が先程教官に頼まれごとをされていたのを見た私としては断ることは考えられなかった

    助かる、とユミルはその場を後にして行く
    そしてまた僅かに時が進んだか否かというところでまた声をかけられる

    しかし、それは先程のように上から聞こえるものではなく、自分の視界からは確実に下の方から聞こえた

    クリスタ「サシャ、大丈夫?」

    クリスタ・レンズ、入団式初日に死ぬまで走らされた私にパンを分けてくれた神様のような人…

    私も、他と比べればユミルと話すが…彼女の足元にも及ばないだろう…

    ただ、別に気にすることもないだろう…

    クリスタ「少し手伝うよ」

    サシャ「いいんですか!ありがとうございます!」

    ほら、こんなにも優しくしてくれる…
    故郷の言葉を隠してる私に…

    ユミルだって、不器用なりにもだけど私を可愛がってくれてる

    未だに二人に対して敬語のままなのが…申し訳なくもあったのが…否めなかった
  6. 6 : : 2017/07/02(日) 17:10:30
    クリスタ「そういえば聞いた?サシャ」

    水汲みの途中ふと思いついたようにクリスタは言った

    クリスタ「なんか訓練兵の噂らしいんだけど自習室に大きな鏡があるじゃない?そこで2時48分に自分の姿を見ると願いが叶うんですって」

    サシャ「願い......ですか?」

    クリスタ「そうそう。気にならない?」

    願いを叶える鏡

    私だったらそれに――

    クリスタ「サシャはどんな願い事をするの?」

    サシャ「そう......ですね......」

    食い意地を治す?

    方言を治す?

    私は何を望むのだろう

    サシャ「クリスタはどんな願い事にするんですか?」

    クリスタ「うーん......皆が無事に卒団できますように...かなぁ?」

    屈託のない笑顔を見せるクリスタに私の胸が痛む

    私とは違う

    私なら......
  7. 7 : : 2017/07/02(日) 17:31:18
    その後、水汲みを終えた私達はユミルと合流する
    その時にはもう日はほぼほぼ傾き切っていて、食堂へと向かう時間となっていた

    食堂に入れば色んな人が、仲のいい人とその日のことを話しながら夕食を口に運んでいた

    私達もトレーにその日の夕食を乗せ、テーブルにつき食事を始める

    そして少しすれば自身でも呆れる食い意地のせいでもうすでに底が見える器が目の前にあった

    まだ、私自身はその食事に満足など出来ていなくて…そしてそれにいつも私は自分で呆れる…

    サシャ「…」

    そんな時、私が誰かの夕食を狙うとして…
    そしてそれを誰にするかを選ぶ時にはちゃんと条件がある…

    そして、今日の夕食では…その対象内だったのは…

    エレン「なんだよ!?ああ!?」

    ジャン「ふっざけんなよ!?」

    サシャ「…ふむ、えっと、ジャンこれ食べていいですか?」

    ジャン「んぁ?あーいいから!邪魔すんn…」

    ジャン「て、おい待て!!」

    しかしジャンの言葉は既に遅く、私の口に彼のパンはほぼほぼ全部納められていた

    サシャ「あー…ごちそうさまでした」

    ジャン「てめぇ…!」

    マルコ「ま、まぁまぁジャン!落ち着けよ!」

    マルコ「そもそも君がいいと言ったんだろ?逆ギレはよくないと…」

    そう言ってジャンを宥めてくれるマルコの言葉に従わずどんどん不機嫌になってゆくジャン

    …そして

    ジャン「黙ってろマルコ!!」

    ジャン「このお淑やかさのカケラもねぇ芋女の味方してんじゃねえよ!!」

    サシャ「!」

    そんな彼に言われた、私の不名誉なあだ名は…
    また、私の心に深く刺さった…
  8. 8 : : 2017/07/02(日) 17:50:19
    クリスタ「ちょっとジャン!!それは酷いよ!!」

    マルコ「そうだよ!サシャにちゃんと謝れ!」

    私のことを庇ってチラホラと声が上がる

    だが私の中では''その言葉''が繰り返されていた

    私は......

    これが私なのに

    仕方が無いことじゃないか

    変えることなんてできない

    変わることなんか


    ーーーーーーーーーーーーーーー
    「願いが叶うんですって」
    ーーーーーーーーーーーーーーー


    脳裏に浮かんだ言葉

    私は走って食堂を出た
  9. 9 : : 2017/07/02(日) 18:01:11
    バタンッと慌ただしく、乱暴に開けた扉が損傷しているかとか…そんな事を考える余裕も…

    サシャ「ハァ…ハッ…ッ、ぅ…」

    乱れる息を整える余裕も…
    頰を伝って落ちて床にシミを作ってゆく涙を止める余裕も、今の私にはなかった…

    サシャ「ぅ…ッ、グスッ」

    袖で無理やり涙を拭う、そしてまだ滲んでぼやける視界に映るのは…

    私自身はあまり使わないが…
    もう夜で、月明かりがサァ…と入る
    いつもと違う、実習室の風景だった

    どうせ部屋には戻れないし…少しの間はここで待機していよう…


    単なる噂話かも知れないけれど…

    目的の、2時48分まで…
  10. 10 : : 2017/07/02(日) 18:45:33
    少しずつ、少しずつ
    時計の針が進んでゆく…

    2時半過ぎた辺りから、ふと…
    今日、私がいない部屋でルームメイトである人達には迷惑をかけたなと思った

    きっと優しいあの子達のことだから…
    今から私が戻ったとしても心配したという事以外、咎めたりなどしないのだろう…

    …でもそれじゃダメだ

    私が、このままで、誰かの迷惑になりながら…
    誰にも認めてもらえないままでいることは…

    故郷にいる父にすら認めてもらえず…更に帰れなくなるだけだ…

    サシャ「…そんなの…いやや」

    ポツリと零したその言葉…

    それをこれ以上零さないようにと口をキュッと結び、顔を上げた…

    そこにあるのは…大きな 姿見()
    ソレに映る私は涙の跡があって…ひどい顔

    認めてもらえない自分が…そこにはいた…

    サシャ「(…もう、こんな自分……)」

    サシャ「(…噂がホントなら…もうすぐで…)」

    コチコチ、カチカチ、時が進むのを教えてくれる小さい音がする方を向けばもう2時40分…

    サシャ「…あと、8分」
  11. 11 : : 2017/07/02(日) 18:55:19
    44分

    ここでようやく、一度呼吸を整える

    そして鏡の自分に触れる



    45分



    右手が触れられるのは左手で
    左手が触れられるのは右手…

    全部が全部…鏡の中ではひっくり返っているのだ…

    私が目を瞑っている間…
    この鏡に映る私もまた、律儀に目を瞑るというのに



    46分



    サシャ「…」コツン

    額を合わせて、願いを頭の中で思い浮かべる

    …どうか、鏡よお願いです



    47分



    サシャ「(私の、願いを…)」

    サシャ「私の…願いは…」



    カチリッと長い針が48分を指した

    願いが叶う、2時48分に…
  12. 12 : : 2017/07/02(日) 22:44:18
    2人とも書き方が上手いですね^^*
    自分はストーリーは思い浮かぶのですが、書き表すのが苦手なので、、、
    参考にさせて頂きます<(_ _*)>
  13. 13 : : 2017/07/03(月) 12:17:16
    サシャスキーさんも刹那さんもほんとに書き方が上手いですね……羨ましい…( .. )

    期待です!
  14. 14 : : 2017/07/03(月) 13:40:18
    >>12ゆうさんコメントありがとうございます!
    いえいえ、私よりも刹那さんの方がずっとずっといい文書きますから〈とも〉なんて恐れ多い…w

    >>13
    バーチンさんコメント、お気に入り登録ありがとうございます!
    期待に応えられるよう2人で頑張ります!!
  15. 15 : : 2017/07/03(月) 21:36:41
    瞑った目をゆっくりと開ける

    そこには......











    さっきまでと変わらない

    私を見つめる私がいた

    サシャ「噂は......噂か」

    そんなことがあるはずがない

    一縷の希望に縋ろうとした私がとてつもなく滑稽に見える

    希望を叶えようと鏡に向かう私

    それはきっと誰かが私を芋女と言うほどに

    浅ましい姿なのだろう

    サシャ「......戻りますか」

    明日からも変わらず訓練は続く

    私が望もうと望むまいと

    鏡に背を向け歩く

    部屋のドアノブに手をかけた

    それは......その時だった






    「帰っていいの?」

    背後から突然声をかけられた
  16. 16 : : 2017/07/03(月) 21:52:24
    サシャ「!?」バッ

    慌てて後ろを向く…
    するとそこには、ありえないことが起きていた

    私は…鏡から離れたドアの前に立っているはずなのに…鏡の中の私は…

    先程願いを言った時の位置と、ほぼほぼ変わらぬ位置に立っていた

    「なぁに?幽霊でも見たみたいな顔してさ」クスッ

    その私は私の顔を見るなりそうやって笑う

    サシャ「!…あ、なた…は…」

    パクパクと、魚のように声が少し出なくなるほど絶句した私の口から最初に出たのは…
    鏡の中の私に対する問いかけ…

    「んー、まぁ私は貴方、貴方は私だよ?」

    「ただ、少し違うかな?」

    私に出来ない口調で話しながら
    鏡の中の私はニコニコと説明を続けた…

    「私は貴方でありながら…貴方が望む、理想の姿でもある…ってところだね」

    サシャ「理想の…私」
  17. 17 : : 2017/07/03(月) 22:20:21
    「願い事があるんでしょ?」

    澄んだ笑顔で''私''は言う

    「私にはわかるわ......あなたの鏡だから」

    サシャ「わ......私は......」

    これが理想を叶える鏡

    願えば......変われるのだろうか

    望めば......手に入るのだろうか

    サシャ「あなたに......なりたい......です」

    ポツリと出たのはその言葉

    サシャ「あなたが理想の私なら......食い意地も張ってないですし、方言だって......」

    サシャ「みんなに嫌われることもなくって自分を隠すこともないですよね?」

    サシャ「そんな理想の私に......私はなりたいです」

    「私に......ねぇ?」

    ニヤリとして''私''は言った

    「叶えてあげるよ.....その願い」
  18. 18 : : 2017/07/03(月) 22:23:08
    何だこのエックスゾーンでやってそうな話は
  19. 19 : : 2017/07/03(月) 22:31:07
    >>18
    文学少女さんコメントありがとうございます!
    Xゾーン…懐かしい…w
  20. 20 : : 2017/07/03(月) 22:35:44
    ホラー展開ですか?
  21. 21 : : 2017/07/03(月) 22:39:52
    >>20
    文学少女さんコメントありがとうございます!
    それは読んでゆけば分かるかと…(・∀・)
  22. 22 : : 2017/07/03(月) 22:40:18
    サシャ「ほ、本当ですか!」

    正直、こうして目の前で現実的には起こりえない事に不信感がないわけではない…

    でもこうして、目の前でソレは起こり…現実になっているのだ…

    なら…

    サシャ「お、お願いします!叶えてください!」

    「もちろん♪」

    藁にも縋る思いで、その手をとってしまいたくなるのは…必然だったと、思う

    「ちゃぁんと、叶えてあげる」
  23. 23 : : 2017/07/03(月) 22:40:57
    読んでる途中に何故か鳥肌たった。あと期待です。
  24. 24 : : 2017/07/03(月) 22:42:51
    >>23蒸発したエビさんコメントありがとうございます!!(・∀・)
    鳥肌が…!?
    期待に応えられるよう頑張らせていただきます!
  25. 25 : : 2017/07/03(月) 23:14:50
    玲ちゃんさん(?)お気に入り登録ありがとうございます!!
  26. 26 : : 2017/07/03(月) 23:35:31
    「じゃあさっきみたいに鏡に額をあてて」

    鏡の向こうで手招きする"私"

    慌てて元の立ち位置に戻る

    「目を瞑ってね」

    言われた通りにする

    ビリビリ

    脳内に電気が軽く走った

    「目を開けていいよ」

    何が変わったんだろう

    恐る恐る目を開ける

    そこには

    相変わらず鏡とその前に写る私

    サシャ「......何が変わったの?」

    私の言葉に鏡の"私"が笑う

    「周りを見てみな」

    後ろを振り向く

    そして違和感を感じた

    サシャ「全部......逆?」

    まるで鏡に写っているかのように全てのものが正反対に

    「そこは私のいた世界......鏡の中なのよ」
  27. 27 : : 2017/07/03(月) 23:48:39
    サシャ「え…じゃあ…今貴方は…」

    「そう、私は貴方の世界に来た」

    フワリ、と微笑む"私"…
    ぼんやりと、私ってこんな風にも笑えるんだなぁと感じた…

    「いきなり、私みたいになったって不自然でしょ?だからまずは私がお手本見せてあげる」

    「安心して?一応…他の場所からも私を見ることは出来るからさ?」

    サシャ「別の…場所からも?」

    「例えば、水溜まりとか…鏡以外にも姿が映るのってあるじゃない?」

    そこからなら、元の私の世界の様子も見れる、だからそこから私を見て、見本にしていくといい

    「まぁ、入れ替わりが出来るのはここの鏡のみだから、入れ替わる時にはここで待ち合わせね?」

    そう"私"からされる説明を聞きながら私は辺りを見回した…

    サシャ「(すごい…静か…)」キョロキョロ

    そう、この鏡の世界…静かだ
    それはそれは…異様な程

    「あー…先に言うと、その世界には貴方しかいないのよ…」

    サシャ「え、そうなんですか」

    そうなれば、確かにこの静けさにも納得だった
  28. 28 : : 2017/07/04(火) 00:54:56
    戦士さんお気に入り登録ありがとうございます!
  29. 29 : : 2017/07/04(火) 22:46:37
    「ま、とりあえず一人で何をすればいいか考えるといいよ」

    現実の体に慣れていないのか手を握ったり開いたりと感触を確かめながら"私"は言った

    サシャ「わかりました」

    私に向かって微笑み鏡に背を向けて部屋を出ていく"私"

    同じように私も部屋を出る

    "私"が言ったように鏡があるところでは微笑みながら歩くもう一人の私が見れる

    部屋に戻ると確かに誰もいなかった

    自分のベッドに座る

    枕元にある鏡を手に取って見ると同じようにベッドに座る"私"と

    他のベッドで寝ているルームメイトの姿が写った

    サシャ「なるほど」

    さっき"私"が言った様にここから様子を見ればいいのだろう

    果たして見つかるのだろうか

    私の理想に近づくために

    私が何をすればいいのか

    サシャ「とりあえず今日は寝ますか」

    誰もいない寝室で独りごちて私はベッドに潜り込んだ
  30. 30 : : 2017/07/04(火) 23:10:21
    次の日、なんだか賑やかな声が耳に入り目を覚ます

    周りには誰も居なくて…
    昨日同様、不気味なほど静かでここが鏡の中の世界であることを思い出す

    サシャ「(ということは…賑やかな声の元は…こっちでしょうか?)」

    すぐに近くの鏡に手を伸ばした
    …そこには

    サシャ「…ぁ」

    ーーーーー
    ハンナ「もう!心配かけて!!」

    クリスタ「いつまで経っても帰って来ないから何度も探しに行こうとしたんだからね?!」

    ユミル「消灯時間にきた教官を、誤魔化すの大変だったんだからな?」

    「えっ、と…」
    ーーーーー

    サシャ「あー…」

    そういえば、"私"に昨日…何があったのか説明できていなかった…

    サシャ「(というより、記憶とか共有出来たりとかは出来ないんですかね?私なのに…)」

    そう思っていると

    ーーーーー
    クリスタ「もう!次からはちゃんと話聞いてあげるから、ね?」

    ハンナ「もう心配かけないでよ?」

    「……う」

    ユミル「う?」


























    「…うん」コクリ

    クリスタ「!」

    ユミル「…」

    クリスタ「…いつもは『はい』なのに」クスッ

    ユミル「少しは成長したってか?」ニッ

    「あはは…」
    ーーーーー

    私に出来ないような…返事をした

    サシャ「…」
  31. 31 : : 2017/07/05(水) 23:19:29
    訓練が始まって普段の私との違いが如実に表れた

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    「右に二体!左に一体!クリスタ!!」パシュッ

    クリスタ「わ、わかった!!」ザクッ

    ーーーーーーーーーーーーーーー


    ーーーーーーーーーーーーーーー

    教官「ここ、分かるか?ブラウス訓練兵」

    「はい!それは――」

    教官「正解だ」

    ーーーーーーーーーーーーーーー


    ーーーーーーーーーーーーーーー

    「ごちそうさま」

    ユミル「それで足りるのか!?お前」

    「うん、今日はもういい」

    クリスタ「大丈夫なの?」

    「大丈夫!ちょっと行くところあるから!」

    ーーーーーーーーーーーーーーー
  32. 32 : : 2017/07/05(水) 23:30:25
    自習室、長いようで短かった1日を鏡を通して見ていた私に対して"私"は得意げに言った

    「どう?」

    サシャ「…すごかったです…」

    満点なんてものじゃない…
    私に出来ないことが出来る

    私が望む姿、そのままだった…

    「まぁね!あなたも頑張ればすぐ出来るよ?」

    サシャ「本当ですか?」

    「もちろん!とりあえず、また明日あなた自身で頑張ってみて?」

    それでダメだったらまた入れ替わってお手本見せてあげる、そう言って"私"は微笑んだ
  33. 33 : : 2017/07/06(木) 00:02:14
    それから一ヶ月

    一週間に一回ほど入れ替わってもらい

    どこが悪いのか自分で自分をチェックして

    その都度直すようにしていた

    もう一人の私は

    私の理想を体現していて

    何をどうすればいいのか

    ''私''のアドバイスは的確だった
  34. 34 : : 2017/07/06(木) 00:10:19
    …だけど
    ーーーーーーーーーーーーーー

    サシャ「ご、ごちそうさ…」

    グウゥ…

    サシャ「…」

    クリスタ「サシャ?やっぱり足りてないんじゃ…食べる?」

    サシャ「あ…す、すみません…」

    ーーーーーーーーーーーーーー

    いくら、私なりにしても…

    ーーーーーーーーーーーーーー

    コニー「よっしゃ!いくぞ!!」

    サシャ「あははっ!カムオン!です!!」

    キース「おい、貴様ら…」

    サシャコニ「げっ…」

    ーーーーーーーーーーーーーー

    どうしても、いつものダメな私が出てしまう

    ーーーーーーーーーーーーーー

    サシャ「あ、えと…××…です」

    教官「…ハァ、〈今日はダメ〉か」

    サシャ「ッ!」

    ーーーーーーーーーーーーーー

    いつしか、周りが私が出来る時と出来ない時を比べてるように感じ始めた…

    …そして

    「え?今日も?」

    サシャ「はい、お願い出来ませんか?」

    いつしか、出来ない私を見られるのが嫌で…
    入れ替わりの頻度が増えていった…………










































































    to be continued…
  35. 35 : : 2017/07/06(木) 00:23:48
    …はい!ここまで読んでくださった皆様、お楽しみいただけているでしょうか?

    ここからは最初に言ったように合作だからこその工夫をしたいと思います!!
    それは…分岐です!
    私が書く続きと、刹那さんが書く続きで結末が違います!!

    …さてはて、自分を変えたい故に鏡に願ったサシャ
    しかし、思ったようにはいかないようで…

    ここから先は貴方が選ぶ道によっては何が起こるか分かりません…
    どうぞ皆様、お好きな方を、お選びください…
  36. 36 : : 2017/07/06(木) 00:29:32
    「願いの向こう」
    http://www.ssnote.net/archives/54340

    刹那verです
    さぁ果たして結末は......!?
  37. 37 : : 2017/07/06(木) 00:32:25
    「ネガイノムコウ」
    http://www.ssnote.net/archives/54341

    サシャスキーverです
    さてさて?どうなるでしょう?
  38. 38 : : 2017/07/10(月) 17:31:52
    すげぇぇぇぇぇぇ!(´・ω・`)

    これはどっちも気になるわ……………期待(´・ω・`)
  39. 39 : : 2017/07/10(月) 18:54:59
    >>38心の充電器さんコメント、お気に入り登録ありがとうございます!
    その期待に応えられるよう、私と刹那さん2人で頑張らせていただきます!!(・∀・)ノ
  40. 40 : : 2017/07/11(火) 02:37:30
    虎威さんお気に入り登録ありがとうございます!
  41. 41 : : 2017/07/20(木) 00:36:43
    ジェントルさんお気に入り登録ありがとうございます!!(^-^)
  42. 42 : : 2017/07/28(金) 17:54:49
    エレン·バッカーマンさんお気に入り登録ありがとうございます!!
  43. 43 : : 2017/07/28(金) 21:30:48
    ラブさんお気に入り登録ありがとうございます!
  44. 44 : : 2020/10/11(日) 11:07:04
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=53

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=56
  45. 45 : : 2020/10/27(火) 14:11:48
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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