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  1. 1 : : 2017/06/10(土) 20:53:59
    大我が単純にのほほんとココア達と過ごすのではなく、ちょっとした街の事件を大我が向かう物語。
    それにちょっと巻き込まれるリゼ、そもそも大我はミリオタがどうかは知らないけど多分そうかも。
    そう思ったからちょっと絡ませたかったんですけどね……ごめんニコ。
    とりあえずテストということで。次から書こうと思います。
  2. 2 : : 2017/06/10(土) 21:25:56


    さっきから俺を睨む





    ここの不良か?いや、俺にはどうでもいいか……。



    不良は機嫌が悪そうだ。だから不良って言うんだが……。辺りをキョロキョロと行き当たりのない者はやがて俺と視線を合わす。
    俺はとりあえずバスの窓からの街見ようと奴から目を逸らす。
    しかし遅かったか、不良はズカズカとアホみたいは歩き方で近づいてくる。来たらどう対応しようか………考えて入るが、こういう展開になってしまった俺自身を恨む。考えるのはやめよう、めんどくせぇ………。


    「おいテメェ。」



    「……。」



    「オメェの事だよ!オメェの!」



    「…………………俺か?」




    ついに対面した。不良はストレス発散なのか俺にそんな口悪く当たる。
    どうせ賭け事して金スったんだろうけど……。不良は俺の胸ぐらを掴む。





    「止めろよ…………俺に当たってもなんにも…。」


    「うるせぇ、このガキが!」



    すると胸ぐらを掴む手をどけようとしたが、俺の手をもう片方の手で掴む
    めんどくせぇ………何で俺が。
    こいつのストレスの発散対象にならなくちゃいけねぇんだよ。
    しかしそう悔やんでもしょうがない。
    両手で振り払い、ちょうどいいところで目的の場所に着いたので、とりあえず不良を無視して運賃を渡し、バスの入り口から出る。他の乗客はさっきから俺を見ているが、その視線は不良に。入り口に出る寸前、不良は





    「テ、テメェ待ちやがれ!オイ!」



    「………………何だよ。」





    「まだ話終わっちゃいねぇぞ……!俺ァイライラしてんだ…!」




    おいおい………人が見てる前でそんな事やんのかよ…ったく育ちが悪い奴はいつもこうだ……。
    仕方ねぇ、とりあえず撒くか。俺は不良に対して、ちょっと演技臭い態度で





    「あれ?アンタズボンのチャックが空いてるぞ?」



    「……………ハイハイ、そういうのいらねぇから。バッレバレなんだよ。」



    「…………あぁ、そうかい。」



    不良は煽るような態度で俺の発言は否定する。スボンのチャックは………












    空いていた。わざと演技臭い態度でいけばこいつは【誤った確信】をする。
    人が一番信頼するのは【自分自身】だ。俺はそう思っていた……。
    結局自分しか信じないもんさ……。それがこの世界の人間だ。
    やがてスボンを見た不良は鉄砲喰らった鳩みてぇな顔をして、スボンのチャックをすぐ閉める。
    ふん……そろそろ次の出向が出るのでバスから降りることに、すると不良が焦り




    「ッ!お、おい、待ちやがれ!」




    俺を追いかけようとするが、バスのドアが閉まりドアにぶつかる不良、車掌ナイスと言いたいが、俺はそんなことより俺に合わない木組みの街を歩きつつ、これからの事について考えることに……。




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