ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

アニ「あいうえ?」ライベル「お」

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2017/06/03(土) 15:46:31
    ・うっすらとベル→アニ→ライ(→クリ)みたいな図式がある

    ・現パロ


    よろしくお願いします
  2. 2 : : 2017/06/03(土) 16:01:25
    アニ「かきくけ」


    ライベル「こ」


    ライナー「…」


    ベルトルト「…」


    アニ「さしすせ」


    ライナー「s…「そ!!!」


    ベルトルト「ねぇアニ!今のは僕のほうが速かったでしょ?」


    アニ「うん。だからライナーは今からコンビニに行って、チョコチップメロンパンと牛乳を買ってくる」


    ライナー「え?今の言い遅れたほうがパシリ行くとかだったの?」


    ベルトルト「僕は焼きそばパンと抹茶ラテで」


    ライナー「ベルトルト、お前もか…ていうか合うのそれ?」


    ベルトルト「僕は君を刺し殺そうとなんてしてないけど」


    ライナー「俺はローマの英雄じゃねえよ」


    アニ「ライナー。賽は投げられたんだ、早く買いに行きな」


    ライナー「てめぇも被せに来るな」


    ベルトルト「口が悪いよライナー…そんなんじゃクリスタに嫌われちゃうよ?」


    ライナー「クリスタは関係ないだろう」


    アニ「ほらライナー、コンビニで愛しの女神様が待ってるよ」


    ライナー「何でクリスタがこんな真昼間から、コンビニに居るんだよ…あいつは今の時間部活のはずだぞ?」


    アニ「でも、ほら。LINEで今コンビニに来てるって…」


    ライナー「……行って来る」ダッ


    ベルトルト「いってらっしゃい!」


    アニ「アイスも頼んだよー」
  3. 3 : : 2017/06/03(土) 16:17:01
    ライナー「……はあ…」


    ベルトルト「あんだけ必死こいて走っていったのに、もうすでにクリスタは店を出た後だったなんてね…」


    アニ「ご愁傷様。で、戦利品は?」


    ライナー「…ん」つ袋


    アニ「…これ、チョコチップじゃないんだけど…」


    ベルトルト「なんでいちごミルク……」


    ライナー「売り切れてたんだよ…それで我慢しろよ」


    アニ「…使えないね」


    ベルトルト「うん、使えない」


    ライナー「一応それ、俺の財布から出したので買ってるんですけどね?」


    アニ「パシリなんだから当たり前でしょ」パクッ


    ベルトルト「そうそう」モグモグ


    ライナー「結局食ってんじゃねえかよ…」


    アニ「…あれ、ライナーアイスは?」


    ベルトルト「ライナーアイスとかゴリラ臭そう」


    ライナー「流石にそれはひどくね…?」


    アニ「やめなよベルトルト、失礼でしょ」


    ライナー「そうそう、もっと言ってやれアニ」


    ベルトルト「そうだったね……ごめん、ゴリラ」


    ライナー「そっちかよ!?」


    アニ「…じゃなくって。ライナー、アイスはどうしたの?袋にないんだけど」


    ベルトルト「まさか買い忘れて…」


    ライナー「いや、戻る途中でサシャたちと会ったんだがな…」


    アニ「あー……」


    ベルトルト「……アイス以外は守りきっただけ、ライナーは偉いと思うよ」


    ライナー「だろ?」
  4. 4 : : 2017/06/03(土) 16:31:42
    アニ「…ご馳走様」


    ベルトルト「焼きそばパンにいちごミルクも中々合うね…意外な発見だったよ」


    ライナー「気に入ったようで何よりだよ」


    ベルトルト「でもさ、今からどうする?たまたま全員部活が無くて、何となく集まったけど…」


    ライナー「…映画でも見に行くか?」


    アニ「映画は3人の好みが合わないから駄目って、前から決まってるでしょ」


    ライナー「そうだったか?」


    ベルトルト「…僕はホラーが好き」


    アニ「私はアクションとかコメディ」


    ライナー「俺は恋愛モノ…だな。見事に分かれてる」


    ベルトルト「映画が駄目なら、どうしよっか?」


    アニ「室内が良い」


    ライナー「俺ん家でも来るか?」


    ベルトルト「ライナーん家って、遊ぶの無くない?」


    ライナー「まぁ…ゲームとかは無いな」


    アニ「…誰か、進撃の巨人の最新巻持ってないの?まだ読んでないからさ。私」


    ベルトルト「僕も買ってないや…」


    ライナー「俺はもともと漫画を買わない」


    ベルトルト「誰か持ってる人いないかな…」


    ライナー「…あ」


    アニ「持ってる人、居た?」


    ライナー「エレン…あいつ、買ったっつってた」


    ベルトルト「エレンか…確かにここから家も近いね」


    アニ「…エレン家行くか」


    ライナー「不在だったらどうする?」


    アニ「いや、確か今日は部活無いし…家に居るでしょ。ミカサ辺りと」


    ライナー「まぁ、今日かなりの猛暑だしな…」


    ベルトルト「むしろ僕たちはこんな暑さの中、何で外に集まったのか…」


    アニ「細かいことはいいの。行こ、置いてくよ」ダッ


    ライナー「おう」ダッ


    ベルトルト「え、待ってよー」ダッ
  5. 5 : : 2017/06/03(土) 18:33:26
    エレン「よお…急に来たな、お前ら」


    ミカサ「…」ジロッ


    アルミン「やあ…ライナー、ベルトルト、アニ」


    ライナー「おう」


    ベルトルト「やあ」


    アニ「…ねぇ、あんたの幼馴染がめっちゃこっち睨んでくるんだけど」ユビサシ


    ミカサ「…」ギロッ


    アルミン「あー…ほら、今日暑いじゃん?」


    アニ「それと私たちを睨むことに、どんな関係性があるんだろうね」


    エレン「まぁ、上がれよ。俺の部屋は狭いから、リビングだな」


    ライナー「お邪魔しますー」ガタッ


    ベルトルト「しまーす」ガタッ


    アニ「…」チラッ


    ミカサ「…」ギロッ


    アニ(いくら二人との時間を邪魔されたからって、露骨過ぎでしょ)
  6. 6 : : 2017/06/03(土) 18:45:01
    ライナー「ふぃー…外暑すぎたわ、ほんと」


    ベルトルト「エアコン効いてるね」


    エレン「俺は結構暑がりだからな」


    ミカサ「…」


    アルミン「ミカサ、そろそろ機嫌直しなよ。ゼリーだってあるよ?」


    ミカサ「…別に、機嫌を悪くなんてしていない」


    アルミン「じゃあ、ぶどうゼリーは僕が食べても良いんだ?」


    ミカサ「…それは駄目」


    アルミン「よし…じゃあ3人がどうして急に来たのかでも聞こうかな」


    アニ「エレンに用があってね」


    ミカサ「……アニ」


    アニ「私は漫画を借りに来ただけ」


    ミカサ「…ああ、そう」


    アニ「うん」


    エレン「漫画って、これか?」つ最新巻


    ベルトルト「やっぱ持ってたね…」


    ライナー「アニが読みたいって」


    エレン「そうか、アニも進撃読んでるんだっけ?」


    アニ「うん」


    アルミン「どのキャラが好きなの?」


    アニ「私は…兵士長かな」


    ベルトルト「いいよね、リヴァイ兵長」


    エレン「カッコイイし…人類最強だもんな」


    アルミン「僕は分隊長のほうがいいなあ」


    アニ「…奇行種…」


    アルミン「そこがいいの!」


    ライナー(…俺は蚊帳の外だな……)


    ミカサ(私も読んでおけばよかった…話に入れない)
  7. 7 : : 2017/06/03(土) 21:11:53
    アニ「ふぅ…まさかこんな展開になるとはね」


    ベルトルト「だよね。まさか兵士長が…」


    アルミン「それ僕もびっくりしたよ」


    エレン「なー」


    ライナー「…」ウツラウツラ


    ミカサ「…」ボーッ


    アニ「二人とも…何寝てるのさ」


    ライナー「ふぉ…寝てない、寝て無いぞ」


    アルミン「寝てるじゃないか…」


    ミカサ「……私は起きていた」


    エレン「悪かったな…二人は漫画読んでないんだったよな」


    ベルトルト「しかも僕ら、途中から会話もせずに読み耽ってたし」


    ライナー「それはかまわんが…アニ」


    アニ「何」


    ライナー「お目当ての漫画は読めたよな?まだ解散するには時間が早いが…」


    アニ「別に…ここでもう少しだらだらしてれば良いんじゃない」


    ミカサ「…」


    ベルトルト「ミカサの視線がきつくなってるんだけど」


    エレン「ミカサ、やめろよ」


    ミカサ「……すまない」


    アニ「だって、行くとこないし。いいよね、もう少しここに居てもさ」


    アルミン「いいんじゃない?…僕ら3人で居たって、ボーっとしてるだけだし」


    エレン「まあな…でも、こんだけの人数居るのに、何もしないってのも暇じゃねえか?」


    ライナー「んじゃあ、ゲームでもやるか?」


    ベルトルト「ゲーム…というと?」


    ライナー「そりゃあ…うーん……王様ゲーム、とか」


    アニ「…下心丸見え…と言いたいところだけど、ここにクリスタは居ないんだった」


    アルミン「…呼ぶ?」


    ライナー「!?」


    ベルトルト「落ち着けよ」


    アニ「いや…私はどっちでもいいけど」


    アルミン「ミカサは?」


    ミカサ「……アルミンの好きなようにすればいい」


    アルミン「んー…じゃあ、呼ぼうかな。マルコとかジャンたちも呼んで…大勢のほうが楽しいでしょ」


    エレン「そうだな…でも」


    ライナー「ん?」


    エレン「俺ん家のリビングに…入りきるかな…」


    ベルトルト「…だ、大丈夫だよ……たぶん」
  8. 8 : : 2017/06/03(土) 21:22:23
    ジャン「よお、遊びに来てやったぜ」


    マルコ「こんにちわー」


    クリスタ「呼んでくれてありがとう。暇だったんだぁ」


    ユミル「邪魔するぞ」


    サシャ「ライナー、アイスご馳走様です!」


    コニー「よ、エレン」


    エレン「おう。中入れ」




    ライナー「…で、王様ゲームだったよな?」


    ジャン「くじとかあんのか?俺らは何も用意してないが」


    アニ「あんたたちが来るまでに作っておいた」つ[くじ]


    アルミン「えっと…一応聞くけど、みんなルールは知ってるよね?」


    サシャ「くじを引いて、王様だった人が〇番って指定して命令を出す…んですよね?」モシャモシャ


    ミカサ「…サシャ、その勢いで食べてはエレンの家の食料が底を付く」


    サシャ「さ、流石に調理前の野菜とかには手出ししませんよ…」


    クリスタ「それ以外のものには手を出すってことだよね…?」


    ユミル「サシャだと冗談じゃすまないのが恐ろしいな」


    ライナー「じゃあ、早速だがくじ引いてくぞ」


    エレン「おう」


    全員「「せーの!」」
  9. 9 : : 2017/06/03(土) 21:40:17
    コニー「お、俺が王様か!?」


    エレン「な!…いや、これ違うぞコニー。一番は数字だから王様じゃない」


    コニー「王様じゃないのか…」


    アニ「王様のやつには王冠の絵が描かれてるはずだよ」


    サシャ「むっ…私ですね!これは紛れも無く王冠の絵!」


    ベルトルト「…サシャに渡ったっぽいね」


    ライナー「どんな命令するんだろうな…」


    サシャ「最初は軽めのほうがいいですよね…では、5番と4番が握手!」


    アニ「…私か」つ5番


    ジャン「俺、だな」つ4番


    アニ「…はぁ」


    ジャン「俺と握手すんのに、ため息はやめろよ…」


    アニ「さっさと終わらすよ。手ぇ出しな」


    ジャン「おう…」


    アニ「…」ギュッ


    ジャン「…」ギュッ


    アニ「…終わり、次行こう」パッ


    マルコ「ジャン。女子と握手したってのに、君は何て顔をしてるんだ…」


    ジャン「…あの感じで握手したって、嬉しくも何とも無いだろ…」


    マルコ「まぁ、そりゃそうだけどさ…」


    ベルトルト「…」チラッ


    アニ「…」ハァ


    ベルトルト「…」


    エレン「よし、次引くぞー」


    全員「「せーの」」
  10. 10 : : 2017/06/03(土) 22:16:07
    ミカサ「…王様は私」


    アルミン「ミカサかぁ…どんな命令だろう」


    ミカサ(王様と〇番が△△をする…みたいな命令って大丈夫なんだろうか…)


    ミカサ「1と……王様が、1分間見詰め合う」


    ライナー「中々のお題出してきたな…ちなみに1は俺じゃないぞ」


    アニ「っ…」


    サシャ「まさか…」


    ミカサ「!?」ガタッ


    アニ「…あ、ごめん。1じゃなくて7だった」


    ミカサ「…」イラッ


    コニー「…お?また俺、1引いたみたいだ」


    ミカサ「…」


    ユミル「コニーとミカサが一分間見詰め合う…か、中々の絵面だなw」


    クリスタ(たぶん、エレンが1になって欲しかったんだろうな…)


    コニー「…ん?俺はどうしたら…」


    サシャ「ミカサの目を、いっ一分間、見ていてください…」プクスッ


    ミカサ「サシャ…あとで覚えていて」


    サシャ「あ…」ヤベッ


    コニー「見てればいいのか?」ジー


    ミカサ「…はぁ」ズゥゥゥン




    マルコ「…5、4、3、2、1……一分経ったよ。二人とも」


    コニー「なんか疲れたなー」


    ミカサ「…はぁぁ」ガクリ


    アルミン(時々ミカサって抜けてるような…)


    ジャン「いいなぁ…」ボソッ


    ベルトルト「あはは…代わってもらえればよかったのにね」
  11. 13 : : 2017/06/04(日) 21:35:44
    <この文章誰が得するんだろう>


    急にそう思ったので、軌道修正(たぶんもとの起動ではCP無かった…)して、ベルアニ発動させます←

    半ば強引な展開ですがお許しください(てか誰か見てくれてる人居るの?w)
  12. 14 : : 2017/06/04(日) 21:57:53
    いるよ、暇な学生の休日みたいで面白い
  13. 15 : : 2017/06/04(日) 22:04:49
    クリスタ「じゃあ、くじ引くよ?」


    全員「「せーのー」」





    ユミル「おっ?王様は私みたいだな」


    アルミン(絶対クリスタと自分関係のお題出してくる…)


    ベルトルト(…でも、思うように行かないのはさっきのミカサの件でも分かることだし…)


    ユミル「なぁおい、クリスタは何番なんだ?」


    サシャ(えっ、それって聞いてもいい感じなんですか!?)


    ジャン(いや駄目だろ!普通聞かないだろ…!)


    クリスタ「えーと…3、だよ」


    ライナー(そして答えちゃうのか、クリスタよ!!)


    ミカサ(…3番と王様が一分間〇〇する…とか、そんなお題を出してくるのだろう)


    ユミル「3番、だな。じゃあ2番と6番が30秒間抱擁を交わす、で」


    エレン「…3番と王様が何かする、みたいなお題は出さないんだな」


    ユミル「いやー、流石にそれはズルいだろ?だったらクリスタを安全圏に移した上で、面白い状況を作り出したい」


    サシャ「やりたいことは分かりますけどね…」


    ミカサ「…私は4番。エレンは?」


    エレン「俺か?1だぞ」


    サシャ「私も7番なので違いますよ!」


    コニー「8…だな。さっきから7こも落ちちまった…」


    アルミン「コニー、これはそういう遊びじゃないから…あ、僕も9だから違うよ」


    マルコ「5だね」


    ジャン「10…番だ」


    ユミル「残ったのは…もしや、デカブツ二人が抱き合うとかいう構図になったかぁ?w」


    ベルトルト「………僕は6番だ。ライナーは?」


    ライナー「俺は…残念だな、11だ」


    ベルトルト「え?じゃあ…2番って?」


    ミカサ「…ベルトルト、後ろ」


    ベルトルト「うしろ…?」フリムキ


    アニ「………」


    ベルトルト「アっ……」


    アニ「…」


    ベルトルト「…」


    ユミル「…私はこれ、悪くねぇからな?」


    クリスタ「大丈夫…でも、空気的にはライナーが2だったほうがマシだったかな…」


    エレン(…どうなるんだ?アニもベルトルトも幼馴染同士だろ…?仲はいい筈だが…もし俺がミカサと抱き合うって命令出されたら……)


    ベルトルト「…」


    コニー「ていうかさぁ、『ほうようをかわす』って何だよ?『ほうとう』なら知ってるんだけどなー」


    アルミン「コニー…今はそれを言ったら…」アセッ


    アニ「……ベルトルト」


    ベルトルト「ひゃぃ!?ど、どうしまひひゃか…!?!」ブワッ


    ライナー「めっちゃ噛んでんじゃねぇか…」


    アニ「…どうしたじゃないでしょ。王様からの命令、こなさないと」


    ベルトルト「そっ…それは、分かっておりますが…」


    アニ「てか何故に敬語なの。いつもどおりにしてよ」ジロッ


    ベルトルト「す、すm……ごめん」


    アニ「…うん」


    ミカサ(どういうことなのだろう…照れるわけでもなく、妙に落ち着いている)


    アニ「来なよ。ほら」バッ


    ベルトルト「うぇっ…?!」


    アニ「だから緊張しすぎなんだって…ほら、おいで」


    ベルトルト「え、えと…」オロオロ






    >>14
    ありがとう…

    「コメントかな?」って思ったら、違っててさ。ちょっとムカってしてた←

    PVが少しだけど増えてくれてるのは、見れば分かるのに、わざわざ文で書いて気を惹くような真似してすいませんでした…
  14. 16 : : 2017/06/05(月) 18:51:19
    ベルトルト「あ…あわ…」アセダラダラ


    アニ「…」


    ベルトルト「アニっ…そ、その…!」


    アニ「…王様からの命令は、絶対何でしょ?」


    ユミル「まぁ…そうだな」


    アニ「だってさ」チラッ


    ベルトルト「ユミルっ…君は…もうっ!」バンバン


    ユミル「知らねーな…ってか、さっさと抱きついちまえよ。アニの腕も疲れてきてると思うぞ」


    ベルトルト「あ…」


    アニ「…」バッ


    ベルトルト「うっ…ぐ…む、無理ぃ…!」バフンッ


    サシャ(ここまでごねられると、逆にうざいヤツですね)フゥ


    クリスタ(芸人がバンジージャンプをなかなかやらないみたいな…)アハハ


    ミカサ(もしもこれがエレンと私だったなら、秒で飛びつくというのに…いつまでベルトルトは…!?)グギギ


    ベルトルト「むり…むり…こんなのぜったいむり…」ボソボソ


    ジャン(もう誰か後ろから押してやれよ…)


    マルコ「…」チラッ クイッ


    アルミン(な、何で僕…?)


    マルコ「何かを変えることの出来る人間がいるとすれば…って、やつだよ。アルミン」コソッ


    アルミン「僕に大事なものを捨てて、何をしろと…?」コソコソ


    マルコ「ベルトルトを今のダンゴ虫状態から治して、アニのほうに突き飛ばす」


    アルミン「…別にそれ、君がやってもよくない?」


    マルコ「君は前に、目を覚まさないエレンを奮い立たせて戦えるようにしたことがあったろ」


    アルミン「ありましたっけ?そんなこと」シラネ


    マルコ「あったあった、ってことで行って来て」トン


    アルミン「あとでジュースとか…奢ってくれるんだよね?」スタスタ




    ベルトルト(無理だよ、絶対無理。アニとほっ…抱擁、とか…そんな、そんなの…)カァァッ


    アルミン「…えー、ベルトルト。聞こえますか?ベルトルト」


    ベルトルト「な…なに……」


    アルミン「言わせて貰うと…君がいくらここで渋ったとして、このお題が無かった事になるというのは…無いんだよ」


    ベルトルト「うぐ…」


    アルミン「今この瞬間だって、ミカサに食べることを止められた
    サシャは死にそうな顔でこっちを見ているし…」


    ベルトルト(えっ…)


    アルミン「女神クリスタもゲームが進まないことにつまらなそうにしている」


    ベルトルト(それは…ごめん…)


    アルミン「ミカサに至っては、ベルトルトを羨むあまりリアルに奥歯がガタガタ言ってるよ」


    ベルトルト(え、何それ見てみたい…でも、この状態を解けば確実にアニと…)


    アルミン「…コニーやライナーは居眠りしてるしね。つまらなくなって」


    ベルトルト(コニーはともかく…寝てんじゃねえよゴリラ)


    アルミン「何より…アニだ。ずっと、君を待ってこちらを見ている」


    ベルトルト「…」


    アルミン「だからさ、そのダンゴ虫状態を解除して…命令に従ってくれないかな」




  15. 30 : : 2017/06/19(月) 23:44:58
    きたい!

    個人的にはアルアニがいいな☆
  16. 31 : : 2017/06/19(月) 23:46:18
    ほんとにめっちゃきたい!


    アルアニ希望!
  17. 32 : : 2017/06/22(木) 19:04:24
    放置しててすんません…今夜から書きます…


    >>30>>31

    >>1をもう一度確認してください
  18. 33 : : 2017/06/22(木) 19:34:32
    ベルトルト「……」ムクリ


    アルミン(上手くいったみたいだね…)


    ユミル「遅えよ」


    ベルトルト「ごめん…」


    クリスタ「大丈夫だよ。だから、ほら」スッ


    ベルトルト「…」クルッ


    アニ「はぁ…本当にあんたはよく分からないやつだよ」


    ベルトルト「ど、どゆこと…」


    アニ「さあね」フワッ


    ベルトルト(っ…!)カァァッ


    アニ「…」ギュッ


    ベルトルト(あ…ああ!鼓動が早ま……)プシュゥゥウゥ




    マルコ「よかったね…ベルトルト」


    アルミン「あれ?マルコも気づいてたんだ」コソッ


    マルコ「そりゃ気づくよ」コソコソ


    ライナー「まぁ…あいつがアニを好いてるのは、火を見るよりも明らかだよな」コソッ


    ジャン「いっつもチラチラ、チラチラさ…俺がミカサに向ける視線より、あいつがアニに向ける視線のほうが熱いんじゃね?」ヘヘッ


    エレン「ん?お前、ミカサのことが好きなのか?」


    ジャン「ばっ、声大き…!」ギャアア


    コニー「ほうとう食いてえなー」




    アニ(…ふふ。ベルトルトの体、大きくて温かいなぁ。大型犬みたいだ)ギュウッ



    ベルトルト(しぬ…しぬ……もうむり……)チーン




    ユミル「二人とも、30秒経ったぞ」


    アニ「ん…」パッ


    ベルトルト「」バタッ


    クリスタ「ベルトルト!大丈夫?!」


    ライナー「心配するなクリスタ、こいつは大丈夫だ」


    クリスタ「そ、そう…」


    サシャ「お腹減りましたねぇ」


    エレン「続きやろうぜー」


    ミカサ「引いて」つ箱



    全員「「せーのっ」」
  19. 34 : : 2017/07/01(土) 19:29:47
    か、可愛い笑


    期待です
  20. 35 : : 2017/07/09(日) 11:55:00
    面白っ!!

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
qdotri770ch34

藍微塵子

@qdotri770ch34

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場