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エレン「授かりし力を以って」

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  1. 1 : : 2017/05/07(日) 23:27:43
    進撃の巨人の二作目です!!

    まだ至らぬ点もあるのですが

    頑張って執筆させていただきます!!



    ※エレンチート

    ※エレンハーレム

    ※オリジナル設定しばしば

    ※ちょいキャラ崩壊


    ※主は受験生です。
    更新は亀です。← 重要


    壁外追放されたエレンが、特殊な能力を
    授かって無双します。
    (ただし、魔法とかではありません)
  2. 2 : : 2017/05/07(日) 23:28:52


    外の世界には、未知なるものがたくさん

    存在してるんだ。

    炎の水、氷の大地、砂の雪原......

    俺はいつか、その未知なる世界を探検して

    『自由』を手に入れることが夢だった。


    なのに.....

    世界は、それを許さなかった。




    ガラガラガラッッ!!


    ....もう何時間、馬車に揺られただろう。

    手足を拘束され、目隠しで視界を
    制限されたまま俺は運ばれている。


    どこへって?


    ....壁の外だ。


    俺が夢見た、壁の外。


    親友の本を借りて外で読んでいたのが
    失敗だったな。


    王政府とやらは、その夢を危険因子だと
    判断し、俺を壁外追放に処した。

    10歳のガキに何をビビっているのか...


    ガラガ.......ラ


    ...馬車が止まった。



    「......おい、エレン・イェーガー。
    降りろ。」


    エレン「......」


    親友と語り合った、外の世界。

    こんな形で足を踏み入れることになるとはな


    「.......ここで、俺はお前を残して
    壁に引き返す。」

    エレン「......あぁ」

    「.....怖くないのか?」

    エレン「.....夢にまで見た外の世界だからな
    短い間だろうけど、満喫するつもりさ」

    「そうか......お前みたいな年端もいかない
    子供がこんな目に.....」

    エレン「なんだ、同情してくれるのか」

    「......俺は何もできない。お前のように
    王政府に逆らう勇気なんて...ないよ。」


    驚いたな。

    まだ俺のことをこんな風に思って
    くれる人がいるとは...

    「.......せめてもの餞別だ」

    そう言って、大きな袋を俺に
    手渡してくれた。

    エレン「....?」


    中には、二週間は生活出来るであろう
    食糧が詰め込まれている。

    エレン「.....これ、バレたらヤバかったんじゃないのか?」

    「バレなきゃ何してもいい。
    ....中央の奴らはそんな連中ばかりさ。」

    エレン「そうか...。
    俺はバレちまったから罰を受けているのか」

    「........せめて。
    少しでも、1秒でも長く、生き延びてくれ」

    エレン「.....ありがとう。」


    絶望の淵にいる俺に

    この兵士は.....。



    「.......じゃあ、俺はもう行くよ」

    そう言って、その兵士は
    馬に跨った。

    エレン「あぁ、俺なんかのために
    ご足労だったな。」

    「.........もし」

    エレン「?」

    「もし、お前がここから壁まで辿りつけたなら、俺は王政府に逆う。約束するよ。」

    エレン「.......わかった」

    「じゃあ.....達者でな。」

    エレン「あんたもな。」




    馬車は走り去って行った。


    俺は広い広い、草原に取り残された。


    エレン「........はぁ」



    こんな時に浮かんでくるのは

    家族との何気ない会話

    親友との熱い語らい....

    そんな、どうでもいいことばかり。



    エレン「......そうだ、探検。
    探検、しよう」



    大きな袋を背負って、俺は歩き出した。

    ずっと憧れていた場所に自分がいる。

    夢が大きく膨らんだ。


    でも


    巨人に喰われてもいいかな、とも思った。
  3. 3 : : 2017/05/07(日) 23:30:16


    ......何時間くらい歩いただろう

    あの人からの食糧を口にしながら

    気ままに進んでいると

    大きな森に着いた。


    エレン「.......でかい木。」


    これまでに、不思議と巨人は
    見受けられなかった。


    代わりに、幾つもの『死体』を見てきた。


    恐らく、壁外遠征に赴いた際
    戦死した調査兵団だろう。

    紋章である、自由の翼が刻まれていた。



    調査兵団.......


    俺が最も憧れていた存在。

    それが

    こんな無残な姿と化すなんて知らなかった。


    エレン「そりゃ、母さんも反対するよな...」



    ふと、視線を木の根元に移す。

    そこにも、横たわる『骸』が。

    その腰には、立体機動装置が

    綺麗に残されていた。




    エレン「立体機動装置....」




    近づいて、よくよく観察して見る。

    ここに来るまでに、死体を見過ぎだせいか

    今では、ただの背景となってしまったよ。


    その中で、立体機動装置だけが
    眩しく輝いて見えた。


    エレン「俺もいつか、これを装着して、
    巨人を倒したかったな。」


    と、その時だ。

    視界が暗く染まる。

    理由はすぐわかった。


    影だ。


    でかい影が、俺の後ろから伸びている。


    エレン(.....巨人かな)


    なぜだろうか。

    怖くもなんともない。

    震えもしない。


    ただ、頭に思い浮かぶのは

    この食糧を無駄にしてしまったという

    あの兵士への謝罪の念だけだ。


    エレン(まぁ...最期に立体機動装置を
    間近で見れただけ、良かったかもな)











    『その、腰の機械はなんていうんですか?』
  4. 4 : : 2017/05/07(日) 23:36:27


    .......低く、くぐもった声。




    エレン(んん....?)

    今度はびっくりした。

    幻聴かな...?


    振り向いてみる


    エレン(......でかいな)


    そこには巨人がいた。

    全身を毛に覆われた、獣のような巨大生物。

    これが、巨人.....



    『......おかしいな。言語は今の壁内と
    同じにしたはず。』



    また喋った。

    巨人って喋るのか。知らなかったよ。




    エレン「......通じてるよ」


    『お、よかったよかった』


    エレン(......食べないのかな)


    『もう一回聞くけど、その機械は
    なんていうんですか』


    エレン「これは、立体機動装置っていう機械だ。」

    『へぇ...立体機動装置。』

    エレン「これで飛び回って、お前ら巨人の肉を削ぎ落とすんだ」

    『ほうほう、今はこんな武器を使ってるんだな』


    何やってんだ俺。

    普通に巨人と会話して.....


    エレン「で、いつになったらお前は
    俺を喰うんだ?」

    『.....そもそも、君は壁内の人間だよね?』

    エレン「まあな。訳あってここまで
    追放されちまった。」

    『それは気の毒に』


    ....巨人に同情されちまったよ。


    エレン「.....まあいい。
    喰うなら喰う、喰わねぇんなら喰わねぇ。
    はっきりしてくれ。」

    『くふ......ははっ....君、面白いな。
    名前は?』

    エレン「....エレン。」

    『ほうほう、エレンか。
    俺は....獣の巨人って呼んでくれよ』

    エレン「...そのまんまだな。」

    獣の巨人『まあ、特徴的だからね』

    エレン「あれ、巨人ってみんなお前みたいなんじゃねぇのか?」

    獣の巨人『そんなわけないだろ。
    ...もしかして巨人見るの初めて?」

    エレン「まあな。
    ここに来るまでにも見なかったし...」

    獣の巨人『ふむ...なら、こうしよう。
    エレンが壁内のことを教えてくれたら、俺は壁外のことを教えてあげる』

    エレン「壁外のこと...」

    獣の巨人『エレンは壁外のことを知れて
    俺は壁内のことを知れる。
    win-winな取引だろ?』

    エレン「うぃんうぃん...?
    まあ、俺としては願ってもねぇ話だけど」

    獣の巨人『よっしゃ、交渉成立だな。』
  5. 5 : : 2017/05/07(日) 23:38:02
    そのあと、獣の巨人には
    たくさんのことを教えてもらった。


    ....いやまあ、巨人との会話なんて
    一生に一度だろうから
    めちゃくちゃ貴重な体験だったけども。



    巨人のことはもちろんだが

    海のことについても教えてくれた。

    どうやら、本当にあるらしい。

    他に、炎の水は『マグマ』って名前だったり

    それは岩が溶けたものだってことも

    教えてもらった。



    夢が、一気に現実味を増した。

    より一層、探究心に火がついた。





    .....気づけば辺りは暗くなり始めていた。


    獣の巨人『おっと、話しすぎたか。
    エレンはこれからどうするんだ?』

    エレン「そうだな...
    海を見つけに行きたいけど.....
    俺にはこの食糧以外、何もねぇし。」

    獣の巨人『それは残念だな。
    ........なにより、王政の思惑通りにエレンを
    殺させるのもなんか癪だし。』

    エレン『獣の巨人は王政府が嫌いなのか?』

    獣の巨人『まあ、遠い昔に色々あってな。
    ..........うーむ』


    獣の巨人は、数秒考えて....


    獣の巨人『.....よし、エレンに託すのも
    それはそれで面白いかもしれないな。』

    何かを決めたようだ。


    エレン「託す...?
    これから死ぬおれにか?」

    獣の巨人『俺が思うに、お前には素質があるように感じる。
    大きな流れに逆らう、その限りない信念がその証拠さ。』


    すると、獣の巨人は
    俺の頭に

    ポンッ....と

    指を乗せてきた。


    エレン「....?」


    獣の巨人『まあ見てろって。』

    そいつは、一呼吸置くと

    言葉を紡いだ。


    『.....汝、翼を授かりし者。

    その脚は、総てを踏み抜き

    その腕は、総てを貫く。

    限りなき魂を以って

    この地を進撃せし者よ。

    自由へ進撃せし者よ。

    己の道に従いて

    使命をまっとうせんことを......。』

  6. 6 : : 2017/05/07(日) 23:39:44
    ...始めは何を言っているのか
    わからなかった。

    でも、言い終わった直後

    俺の体は熱く滾り始めたのだ。

    俺の身体が、心が、
    その言葉に呼応している。

    そんな気がした。


    獣の巨人『.....成功、だな』

    エレン「ぉ....おい、何をしたんだ?」

    獣の巨人『言っただろ?
    託したんだよ、俺の一翼をな。』

    エレン「一翼.....?」

    獣の巨人『今、お前は力を手に入れた。
    それをどう使おうがお前の自由だ。』

    エレン「何言って....」

    獣の巨人『...エレン、お前の生きたいように
    生きろ。普通じゃなくたっていい。
    最期に笑えれば、何も問題はない。』

    エレン「.......獣の巨人。」


    獣の巨人『ふっ......いい目をするように
    なったな。昼間とは大違いだ。』


    そう言うと、獣の巨人は
    立ち上がる。


    獣の巨人『じゃあ、俺はもう行く。
    達者でな、エレン。』


    エレン「ぁ.....な、なぁ!!


    ......また、会えるよな!?」


    獣の巨人『!.....くくっ....
    エレン、お前が使命を果たしたらな。』



    そう言い残して

    獣の巨人は去って行った。


    その背中が見えなくなるまで

    俺はずっと、手を振っていた。



    ふと、空を見上げる。


    満天の星空。

    『鳥籠』の中では決して見ることのできない

    無数の星々。


    エレン「.......まずは、壁を目指そう。

    そして」



    アルミンやミカサ...父さんや母さんに

    もう一度、会いに行こう。


    そして、次に壁の外へ出るときは

    ちゃんと見送ってもらいてぇな...。
  7. 7 : : 2017/05/07(日) 23:41:22
    夜が明けた。

    太陽が昇るのを待ち、俺は歩き出した。


    エレン「たしか...王政府のやつらは俺を
    『南側』に追放するって行ってたよな」


    だとすると、向かうのは北だ。

    太陽が昇るのが南だから、その反対。


    エレン「太陽を背にして歩いてれば
    運よく辿りつけるかもしれない。」


    幸い、今は夏じゃない。

    長時間歩いても大丈夫そうだ。


    ーーーーーーーーーーーー



    ーーーーーーー



    ーーー


    エレン「........おかしい。」

    何がおかしいって。

    俺の体だ。


    あれから5時間くらい
    歩き続けているのだが....


    エレン「全く疲れを感じない.....
    腹も....やっと小腹が空いてきたって
    感じだ....」


    獣の巨人に託された『なにか』の影響なのか

    極限に追い込まれてリミッターが外れたか


    わからないが、好都合だ。


    エレン「周りに巨人は.....いないな。
    走っても大丈夫そうだ」


    少しでも距離を稼ぎたい。

    ジョギング程度なら身体も保つだろう。


    と、思い足で地面を蹴った。




    ヴオォッッッ!!!




    そう、足で蹴ったはず。

    じゃあ、なんで俺の身体は鉄砲の弾みたいに

    高速で前方に打ちだされてんだ?


    エレン「ぅうぉぉおっ!?!?
    っとと.....!!」

    ズササァッッ!!!


    なんとかブレーキを踏めた。

    遥か後ろで土煙が上がってる。

    あんな遠くから一瞬で......?


    エレン「これ...獣の巨人が言ってた
    『一翼』ってやつだよな、絶対」


    高揚した。

    夢なんじゃないかとも思った。

    いやまあ、夢なら夢でいいんだけど....


    エレン「これなら、二週間あれば
    余裕で壁を見つけられる...!
    は....ははっ.....!」


    王政府に捕縛されて以来

    長いこと失っていた表情....

    笑顔を、俺は顔に浮かべていた.....。


    エレン「あの兵士さんも...
    すっげぇ驚くだろうな...」



    夢を否定され、追放された少年は

    力を授かり、進撃を始めた。
  8. 8 : : 2017/05/07(日) 23:48:51
    何このエレン、純粋で可愛い

    期待
  9. 9 : : 2017/05/08(月) 03:32:39
    完結頑張ってください!

    期待!
  10. 11 : : 2017/05/08(月) 18:50:50


    ーーーーーーあれから2日後


    俺はついに、壁を発見できた。

    あと1時間もあれば到着できる。


    エレン「す、すげぇ.....
    本当に...帰ってきた......!」


    なんかもう、色々ありすぎて

    涙が出そうである。


    エレン「...にしても、ほんとに俺は
    人間なんだろうか。」



    いや本当に疑わしいぞ。




    まずは腕力。

    途中で何体かの巨人と遭遇したのだが

    うなじまで飛び上がって、思いっきり
    殴るだけで

    頭部ごとうなじを破壊できた。



    次は五感。

    味覚はともかく...

    全ての感覚が格段に研ぎ澄まされている


    特に視覚と聴覚。


    だいたい7キロ先にいる巨人の
    目の色まで判別できるし


    そこにいる巨人の足音も
    意識すれば聞き取ることができる。



    壁を発見できたのも
    この二つのおかげだ。


    エレン「ほんと...なにはともあれ
    獣の巨人には感謝しねぇと....」



    なんか、巨人みんながみんな
    悪いやつではないんじゃないか?


    と、思っていた矢先



    エレン「ん、あれは.....?」



    あるものを発見した。


    壊れた荷馬車だ。
  11. 12 : : 2017/05/08(月) 18:51:30
    エレン「.....なんか、見覚えが.....」



    背筋に冷たい汗が流れる。


    本能が言ってる。

    これは、近づいたら後悔する。



    エレン「....ぃ.いや、何かの間違いだろ...?」



    恐る恐る、その荷馬車に近づく。


    荷置きの部分は大破。

    馬も、『踏み潰された』ように
    地面に伏している。


    そしてその更に前方に『その人』はいた。



    エレン「そん.....な.....」



    あの人だ。

    あの、兵士だ。





    絶望した俺を

    追放された俺を

    励まし、労わり...

    唯一の小さな希望をくれた人が.....




    上半身のみの姿で仰向けになっている。


    エレン「......ぅ.....うっぷ...!」


    吐き気がした。


    俺のところを去ってから
    襲われたんだろう....。



    エレン「なんだよ...なんでだよ....
    これじゃまるで.....」


    俺が殺したようなもんじゃねぇか


    エレン「ごめん.....ごめん...なさい...」


    あんなに優しい心を持った人が

    目の前で死んでいる。


    エレン「巨人......だよな。
    間違いねぇ....!」


    どうやら、さっきのは勘違いみたいだ。


    獣の巨人以外の巨人は

    ただの人間を喰らう肉塊みたいだ。


    ザッザッ....


    エレン「.......兵士さん。
    俺、帰ってきたよ。」


    その人の横に立ち、報告する。


    エレン「そして.....ごめんなさい。
    あなたの無念は、俺が晴らすから...」


    巨人......

    やつらがこの人を殺したんだ。


    エレン「だからどうか....どうか.....
    安らかに眠ってくれ....」



    スッ


    半開きの目を、そっと閉じてやる


    そして


    俺も目を閉じ、手を合わせる。





    俺の責任だ。

    俺が、この人の仇をとらねぇと...



    エレン「悪いな、獣の巨人...。
    お前のお仲間達.....駆逐させてもらう....!」



    そうだ。

    外の世界を探検する前に


    やつらを一匹残らず駆逐してやる


    俺が、この手で......!

  12. 13 : : 2017/05/08(月) 18:52:35
    ーーーーーーーーーーーーー



    ーーーーーーー



    ーー


    巨人に踏み荒らされたりしない場所。

    安らかに、眠れる場所を探し、

    丁寧に地面を掘って

    俺は、彼を弔った。



    花を添え、俺に与えてくれた食糧を
    今度は俺が彼の墓に供えた。





    名前は最後までわからなかった。




    エレン「.......俺は、あなたの事を忘れない。
    絶対、またここに来るよ。」


    エレン「こんなことしかできなくて....
    ごめん。」




    エレン「......行くか」





    もう一つの使命を背負い

    俺は故郷へと地を蹴った。
  13. 14 : : 2017/05/11(木) 09:32:39
    きーたい
  14. 16 : : 2017/05/12(金) 23:59:07
    〜シガンシナ区 イェーガー家〜


    グリシャ「.........」

    カルラ「」

    ミカサ「エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン」ブツブツ

    ミカサ「あ」

    ミカサ「エレン、そんなところにいたの...」

    グリシャ「...っ!」

    ミカサ「また私に黙ってアルミンのところに
    行っていたの?」



    ミカサは、何もない空間に話しかけている。



    グリシャ「......ミ、カサ」

    ミカサ「エレンはいけない子。
    私とずっと一緒にいるべき。」


    ミカサ「そう、ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっ」

    カルラ「.....あら、ほんとうね。
    エレン、どうして玄関で棒立ちになってるのかしら?」


    グリシャ「カルラ.....っ!」

    カルラ「あら...まぁた喧嘩?
    もう、エレンったら...」

    ....カルラも同じく

    空間に話しかける。






    グリシャ「........カルラッ!ミカサッ!!」

    カルラ「わっ....びっくりした。
    急に大声出して、どうしたのあなた?」

    ミカサ「びっくりした」


    グリシャ「エレンは....エレン...は.....!」


    ......グリシャは、躊躇った。

    現実を突きつけるべきか

    仮想に浸らせておくべきか。


    2人にしてみれば、後者の方が

    断然都合が良いかもしれない。



    しかし、今を見据えなければ

    前に進めないのだ。


    グリシャ「もう......いないんだ...!」

    カルラ「っ!!....ぁ、なた、何言ってるn」

    ミカサ「いるッッ!!!!」

    グリカル「!!」ビクッ

    ミカサ「エレンはここにいるッ!!
    ほら、そこに立ってるッッ!!!」


    .....もちろん、立っているわけがない。


    ミカサ「なんでおじさんそんなこと
    言うの!?エレンがかわいそうッッ!!」


    今まで、ミカサがこれほど大声を出すのを

    グリシャは見たことがなかった。


    グリシャ(ダメだ...。
    もう、ミカサの心は.....)


    ミカサ「エレンが私のそばからいなくなるはずがないッ!!今までもこれからもずっとエレンは私といっsh」


    グリシャ「ミカサァッ!!!」

    ミカサ「ぅあっ....」ビクッ


    グリシャ「そこにエレンがいると言うのならッ!エレンが今どんな服を着ているのか言ってみなさいッッ!!」

    ミカサ「そんなの...エレンお気に入りの
    シャツと、膝のとこが破れたズボンに決まっている...!!」

    ガタッ


    グリシャ「その言葉、よく覚えていなさい」


    グリシャは席を立つと、エレンの部屋に
    向かい、そのタンスを開ける。


    そして、あるものを持って来た。


    ミカサ「ッ!?ぅ...あぁあ....
    い、いや.....ッ!!」

    グリシャ「ミカサ、これはなんだ...!」


    その手には、先ほどミカサが答えた


    お気に入りのシャツと

    膝が破れたズボンが握りしめられていた。




    ミカサ「ぃ、いやぁあァァァァァッッ!!!!」

    グリシャ「エレンは同じ服を二着も持ってはいない。......ミカサ」

    ミカサ「違うッッ!!
    これは何かの間違い.....!!!
    違う違う違う違う違う違うッッ!!!」

    グリシャ「エレンは.....王政府によって...
    壁外に追放されたんだ....ッッ!!」

    ミカサ「アァァアァァアッッ!!!」

    カルラ「.....ぅぁ......」ジワァ

    カルラ「そう.....だった...わ。
    エレン.....エレン......」ポロポロ...




    ....カルラは、正気に戻ったみたいだが

    ミカサは以前として認めようとしない。
  15. 17 : : 2017/05/13(土) 00:00:29
    グリシャ「ミカサ...ッ!」


    ギュッ!!

    グリシャが、ミカサを抱きしめる。


    ミカサ「!!....ぉ、じさん.....」


    グリシャ「すまない....ミカサ.....
    すまない.....!」ポロポロ

    ミカサ「ぅ.....うぅ......ぁあ...」ジワァ



    ミカサの体から、力が抜けていく。



    ミカサ「ぁぁ....また.....また私は....
    家族を.....大事な....大切な...エレンを...」ポロポロ

    ミカサ「うぁぁあぁぁ.....」ポロポロ


    グリシャ「前を....前を向くんだ....!
    そして、強く生きるんだ....ッ!!」


    グリシャ「この残酷な世界で....ッ!!」







    エレン「そうだぞミカサ!」







    グリシャ「ほら、エレンもそう言っt」


    グリシャ「」

    カルラ「」

    ミカサ「」



    エレン「.......なんだよ。
    帰って来たのにおかえりもねぇのか。」




    壁は、本気でジャンプしたら
    ギリギリ越えることができた。

    誰にもバレてないといいが...




    グリシャ「は、え、いや、おま、ちょ」ワナワナ


    グリシャ(私は.....私はおかしく.....なったのか?)


    エレン「?」


    グリシャ(だってエレンは壁外に.....)


    エレン「父さん、顔怖いぞ」


    グリシャ「え、あぁ、すまん。

    って違うッッ!!」

    カルラ「エレンなの...?
    本当にエレンなの....?」ガタッ


    エレン「俺以外に、この家の息子は
    いないと思うんだけどな」


    ミカサ「」スタスタ


    クンクン

    エレン「おい」

    ミカサ「エレンの匂い」

    サワサワ

    エレン「おい」

    ミカサ「エレンの感触」






    ミカサ「エレンッッ!!!!」ダキッ!!

    エレン「うがぁっ!?」

    ミカサ「エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンッッッ!!!!!」

    エレン「ちょ、ミカサ、苦し....!!」

    カルラ「エレンッッ!!!」ダキッ

    エレン「母さん!?」

    カルラ「ま、間違いないわ....
    あなた、エレンよッ!!
    こんな悪人面な子供はエレンしかありえないわッッ!!!」

    エレン「ひどっ!?」

    ミカサ「エレンエレンンッッ!!!」


    グリシャ「!?.....っ!?.....!?!?」


    エレン「......心配かけてごめん。
    父さん、母さん、ミカサ。」


    エレン「......ただいま」ニッ


    グリシャ「っ!!.....あ、あぁ....」ポロ...

    グリシャ(エレンだ...私の息子だ....
    あの不器用な笑顔、見間違えるはずがない.....)ポロポロ


    カルラ「うぁあぁああぁんっっ!!」

    ミカサ「エレンっ!!エレンっ!!
    もう離さないからぁ!!
    ずっと一緒にいるからぁ!!!」


    エレン「.......ああ」


    家族が、迎えてくれる。

    あぁ、こんな当たり前のことが

    こんなに嬉しいなんてな....
  16. 18 : : 2017/05/13(土) 00:16:42

    ーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーーー


    ーーー


    あれから2時間後

    日も傾き、外ではスズムシが鳴いている。


    グリシャ「.......えっとだな。
    単刀直入に聞くぞ。
    どうやってここに戻ってこれたんだ?」

    カルラ「そんなことどうでもいいじゃない」フフ

    グリシャ「いやよくないと思うぞぉ!?
    これだけははっきりさせてもらう!!」

    エレン「いいけど...
    他の人には秘密で頼む。」

    グリシャ「もちろんだ。
    約束するよ」

    エレン「......わかった、話すよ。
    俺が見たもの、感じたもの....」



    そして俺は、壁外での事を

    父さんたちに話した。


    獣の巨人のこと

    そして、授かった『一翼』のこと




    エレン「......信じてくれるか?」

    グリシャ「信じるも何も、ここにエレンがいることが何よりの証明さ...」

    グリシャ(しかし、獣の巨人......
    少し気がかりだな。)

    ミカサ「そんなことはどうでもいい。
    エレンがここにいる、それだけで十分」


    ギュー

    エレン「....お前いい加減離れろよ」

    ミカサ「拒否する。」

    エレン「ったく.....」


    グリシャ「ところで、その授かった力っていうのはどういうものなんだ?」

    エレン「んー...実際に見てもらう方が
    早いかな。」

    エレン「....ミカサ、腕ずもうしようぜ」スッ

    ミカサ「受けて立とう」ガシッ


    グリシャ「?」

    エレン「まあ、見てなって...
    ミカサ、本気で来いよ?」

    ミカサ「もちろん」

    ミカサ(エレンの手エレンの手エレンの手エレンの手エレンの)



    グリシャ「レディ.......ファィッッ!」


    ミカサ「ふッ!!」


    グッッ!!!!



    ミカサ「.......!?」

    グリシャ「ど、どうしたミカサ?」

    エレン「.....くくっ」ニヤニヤ



    ミカサ「ぜ.....全然.....動かない.....
    ビクともしない.....!」

    グリシャ「そんなバカな...!」

    カルラ「ほ、本気でやってるの?」

    ミカサ「本気.....今までに
    ないくらい......ッ!」


    グリシャ「あのミカサが.....」


    ミカサ「ん....くぅ.......ぅ....!」プルプル


    カルラ「顔を真っ赤にして震えて.....!」


    エレン「.....よっ」


    グイッッ!!


    トスッ.....

    ミカサ「うぁっ...!?
    .....負けた」

    エレン「へへっ、どうだ?」

    グリシャ「驚いたよ....。
    本当に何者なんだ、獣の巨人とやらは。」

    エレン「何にせよ、恩人であることに
    変わりはない。」


    恩人と言えば.....


    あの兵士のことが頭をよぎる。


    そうだ、俺は誓ったんだ。


    あの人のためにも....!
  17. 19 : : 2017/05/13(土) 00:18:53



    エレン「.....なあ、父さん、母さん」

    グリシャ「なんだ、エレン」


    エレン「俺さ、壁の外に出てわかったんだ。
    外を目指した兵士たちは、巨人に喰われて
    無残な骸となるんだよ。」



    壁に着くまでに見てきた

    おびただしい数の死体。

    誰からも弔われず

    無残に放置された骸。



    カルラ「.....ええ」


    エレン「でも、もし巨人に喰われても
    後悔はないってほどの『自由』が...
    あそこにはあったよ。」

    グリシャ「エレン...」


    エレン「....父さん、母さん。
    俺、やっぱり調査兵団に入りたい。」

    カルラ「!....エレン.....」

    エレン「諦めたくないんだ。
    王政府に従って、一生壁の中で過ごすなんて
    俺はまっぴらごめんだよ。」

    ミカサ「.....」


    グリシャ「......決意は、変わらないな?」

    エレン「ああ、実際に壁の外を見てきた
    俺だから言える。」

    カルラ「そう.....強くなったね、エレン」

    エレン「まあ実際強くなったよ、うん」

    グリシャ「それもそうだ」

    カルラ「ふふ...いいわ、やりなさいエレン。
    あなたが正しいと思う道を行きなさい。」

    エレン「母さん...!」

    ミカサ「なら私もついて行く。
    エレンは1人だと早死にするから。」

    エレン「別にお前は来なくても...」

    ミカサ「.....もうエレンと離れたくないと
    思うことは、それほど罪なことなの?」ジッ

    エレン「うっ......
    .....俺は知らねえからな」

    ミカサ「うん、ずっと一緒。」


    ここにきて気づいたとがある。

    アルミンだ。

    あいつはどうしてるんだろうか。


    エレン「....な、なあ。
    アルミンは無事なのか?」

    グリシャ「あぁ、あの子は幸い
    王政府から目はつけられていない。」

    ミカサ「エレンが、アルミンの名を口に
    しなかったから。
    エレンは友だち思い。かっこいい。」

    エレン「そっか、よかった....」

    カルラ「ただね...」

    グリシャ「あぁ、相当ショックを受けて
    しまったようだ。なんせ自分が本を貸したばかりにエレンが追放されたようなものだからね。」

    エレン「アルミン.....俺が無理言って
    借りたってのにお前は.....」

    ミカサ「明日にでも、会いに行けばいい。」

    エレン「だな。びっくりするぞ〜」

    カルラ「そうしてあげなさい。
    ......さ、もう遅いし、子どもは
    寝ちゃいなさい。」

    エレン「そうするよ。
    .......あぁ、疲れた」


    すごいな。

    口では「疲れた」って言ってみたものの

    実際そんなに疲れてないぞ。



    ミカサ「エレン、今日は一緒に寝よう」

    エレン「は、やだよ」

    グリシャ「エレン。ミカサはエレンがいなくなって1番ショックを受けていたんだ。
    そのくらいの言うことは聞いてあげなさい」

    エレン「......ったく。しょうがねぇな。
    ほら、寝るぞ」

    ミカサ「うん.....///」パァ

    エレン「おやすみ、父さん、母さん」

    ミカサ「おやすみなさい」

    グリシャ「あぁ、おやすみ」

    カルラ「おやすみ、2人とも」



    キィ........バタン(扉が閉まりました)


    カルラ「.....未だに信じられないわ」

    グリシャ「.......夢物語のようだが...
    信じる他ないよ。
    .......それより問題は、王政府に再び
    見つからないか、ということだ」

    カルラ「そうね...」

    グリシャ「まあ、奴らもまさか戻ってきているとは思わないだろう。」

    カルラ「ご近所さんたちに、エレンの事について話してなくて良かった...」




    グリシャ「まあ仮にまた壁外に追放されても
    また戻ってきそうだが」

    カルラ「ほんとそれ」
  18. 22 : : 2017/05/17(水) 06:52:35
    続き来てた!

    完結するのが待ち遠しい!

    ゆっくりでも良いので頑張ってください!

    応援してます! ^^) _旦~~
  19. 24 : : 2017/05/21(日) 14:17:07

    いいね〜!こう言うの私大好きです!


    期待×(多分)無量大数
  20. 25 : : 2017/05/21(日) 14:27:00
    いいですね~!ミカサがかわいかっった
  21. 26 : : 2017/05/21(日) 14:27:32
    まちがえました

    ミカサがかわいかった
    です
  22. 28 : : 2017/05/21(日) 23:05:12


    翌日

    昼食を済ましてから
    俺とミカサはアルミンの家へと
    向かった。




    エレン「いてて...」

    ミカサ「エレン、どうしたの?」

    エレン「どうしたもこうしたも、お前が
    強く抱きつきすぎたから寝違えたんだよ...」


    上半身....特に腕の付け根が
    ジンジンする。


    コンコン

    エレン「ごめんくださーい!」

    ガチャリ....

    アル爺「どなたかな?
    .....おぉ、エレンくん。
    ........エレンくん?」

    エレン「こんにちは。
    アルミンいますか?」

    アル爺「アルミンなら、二階に....。
    あれぇ...?んん......??」

    エレン「そうですか.....
    お邪魔してもいいですか?」

    アル爺「もちろんじゃよ。
    さあ、上がって上がって。
    .....はて......?なんじゃこの違和感は?」

    エレン「......お邪魔します!」

    ミカサ「お邪魔します」



    アルミンのお爺ちゃんはボケていた。

    まあ、説明が省けて良かったよ。
    なんか釈然としないけど。




    コンコン



    エレン「......返事、ないな。」

    ミカサ「寝てるのかも」

    エレン「いや、この時間だぜ?
    アルミンに限ってそれはねぇだろ」


    いいや、開けちゃえ


    ガチャ

    ギィィィ.....

    エレン「....アルミーン」

    ミカサ「エレン、ここは人の部屋。
    勝手に入るのは良くない、と思う。」

    エレン「毎晩毎晩、俺の部屋に侵入してた
    やつの言葉とは思えねぇな....」


    「ぅ.......ひっく......」


    エレン「!」

    ミカサ「............」


    声のする、ベッドの方を見ると

    布団にくるまって泣いている親友がいた。


    「エレン.......うぅ......エ....レン....」


    .......アルミンだ。


    エレン「.......アルミン」


    「ひっく......えぐ.......ぅ....」


    布団にくるまっているせいか

    俺の呼びかけに応じない。


    ミカサ「アルミン、起きて」

    ガバァッ!!


    と、そこでミカサが布団を奪い去った。

    ほんとこいつ容赦ねぇな。


    ミカサ「.......アルミン」

    アルミン「っ!?.....ぁ、ミカサ.....」


    エレン「よっ」

    アルミン「と、エレン.......エレンンッ!?」



    今までに見たこともない顔を
    アルミンは見せてくれた。

    父さんみたいな反応だな。


    エレン「アルミン、帰ってきたよ」
  23. 29 : : 2017/05/21(日) 23:06:35
    アルミン「.....こ、れは、夢.....?
    君は、本物のエレン....?」

    ミカサ「.........夢ではない。
    ほら、痛いでしょう?」ギュッ


    アルミンの頬をミカサがつまむ。

    アルミン「ほ、ほんとでぁ....
    いひゃぃ....ぃ、いひゃっ....
    ミカシャ、イヒャイヨっ!?」


    ミカサ「アルミンの頬が柔らかくて、つい」



    アルミン「.......エ、エレン?
    本当の、本当に.....エレンなのかい....?」

    エレン「ああ、アルミン。」


    アルミン「ぅ......あぁ....
    ゆ、夢みたいだ........
    エレン.....エレン......ッ!!」

    ギュッ


    アルミンが泣きながら抱きついてきた。

    よく見ると目元が腫れてる。

    .........ずっと、泣いてたのか


    アルミン「ごめん.....ごめんよエレン...!
    僕のせいでぇ....うぁぁあぁ....!!」

    エレン「アルミンのせいじゃない。
    全部、俺の自業自得なんだよ」

    アルミン「そんなことないっ!
    そんなことないよっ!!
    エレン.....帰って、来てくれたぁ....!!
    ぅ、うわぁぁあぁあぁん!!」ポロポロ

    ......ほんとうに、アルミンは。

    俺の肩の上で号泣するアルミンに呆れつつ

    心配をかけてしまったのも事実だから


    安心させてやるために
    俺は、そっと頭を撫でてやった。



  24. 30 : : 2017/05/22(月) 16:23:05
    こうゆうやつを待ってしました!笑
    期待です!頑張ってください!
  25. 32 : : 2017/05/23(火) 17:41:02
    アルミンが落ち着いたのを見計らって

    俺は壁外での事を話した。

    アルミンは口が堅い。
    だから大丈夫だ。





    アルミン「......す、すごい....!
    巨人と会話したの...!?」

    エレン「そこかよ」

    アルミン「いや、だって.....
    巨人は本来、知性がないから
    会話は不可能なはずなのに....」

    エレン「あぁ、確かに獣の巨人も
    そんなこと言ってたぜ。」

    アルミン「........ね、ねぇエレン。
    その獣の巨人.....は本当に、海はあるって
    言ってたの?」

    エレン「ああ、間違いねぇ。
    ......しかも、見たこともあるってよ!」

    アルミン「す、すごいや!
    やっぱり本当だったんだね!!」

    エレン「あぁ、いつか見るのが楽しみだぜ!」

    アルミン「うんっ!」

    ミカサ「....また私の知らない話をしてる。」


    .........獣の巨人の言う通りなら

    俺たちの夢は虚構なんかじゃなかったってことになる。


    間違いなく
    外の世界には自由がある。

    いつか、壁の外....しかももっと遠くまで
    一緒に探検しよう。

    そして、その自由を全て手に入れよう。


    俺とアルミン(とミカサ)は今日

    再度、夢の約束を結んだ。



    アルミン「...せっかく来てもらったんだし
    何をしよう?」

    ミカサ「エレンのいなかった数日を
    取り戻そう。」

    エレン「んー...じゃあとりあえず
    外の世界の本見ようぜ!!」



    アルミン「」

    ミカサ「」


    エレン「.......ん?」


    なんだろう。
    2人とも

    「こいつ馬鹿なんじゃね?」

    みたいな顔してるんだけど...


    アルミン「は、はは....
    やっぱりエレン、君はすごいよ...」

    エレン「は?」

    ミカサ「あの本は私のトラウマだから
    しばらくは読んじゃダメ。」ギョロリ

    エレン「お、おう.......
    顔が怖ぇよ...」


    あれ、もしかして俺

    引かれてる.....?

  26. 33 : : 2017/05/23(火) 17:41:50



    そのあと、アルミンの家で
    他愛もない話をしている内に
    もうすっかり夕方である。



    エレン「そしたらミカサがwwww」

    ミカサ「エレン、それは言ってはならない」

    アルミン「ふふっ.....」


    数日ぶりの談笑を俺たちは楽しむ。







    ーーーーー今日、この日が

    人類最悪の日になるとも知らずに....






    アルミン「...あ、もうこんな時間だ。
    2人とも大丈夫かい?」

    エレン「ほんとだな」

    ミカサ「今日はいつもより早めに帰ろう。
    おばさんたちが心配する。」

    エレン「じゃあアルミン。
    俺らはそろそろ......」


    と、エレンが腰を上げようとした


    その時だった。




    ピッシャアァァァァァァァッッ!!!!


    ゴゴゴォォッッ!!!!




    アルミン「うわぁっ!?」

    ミカサ「っ!!」

    エレン「な、なんだ....!?」



    突如、凄まじい轟音と激しい揺れが
    響き渡った。





    ミカサ「2人とも、頭をぶつけていない?」

    エレン「あぁ、なんとか.......」

    アルミン「僕も....」

    エレン「じ、地震ってやつか....?」


    外の様子を確認するために
    窓から首を出す。



    エレン「なっ...........」


    言葉を失った。






    昨日、俺が飛び越えた壁。


    その壁から、巨人の顔が覗いているのだ。




    ミカサ「そんな....」

    アルミン「ぁ、あの壁は.....
    50メートルだぞ....!?」



    こんなに遠くからでもわかる

    真っ赤で筋肉がむき出しの顔。



    超大型巨人「フシュゥ........」



    グググ..........


    エレン「お、おい、あいつ動くぞ....!」


    巨人が、頭を下げたと思った
    次の瞬間....




    ドッゴォオォオオォオォッッ!!!!



    エレン「っ!?」


    二度目の轟音。

    そして、宙へと舞い上がる無数の破片



    ミカサ「エレンッ!!」

    グィッ!!

    エレン「うぉっ!?」


    危険を察したミカサが俺を
    窓側から引き離す。



    ドドドォッドドッドドドォドォォッッ!!!



    街に、破片の降り注ぐ音が轟く。

    平穏の終わりを告げるかのように.....
  27. 34 : : 2017/05/23(火) 17:50:37


    ーーーーーーーーーーー




    ーーーーーーーー



    ーーー

    しばらくすると
    轟音は止まった。

    数十秒.......のはずだったが
    かなり長く感じられた。


    ミカサ「.........大丈夫?」

    エレン「なんとかな....。
    サンキュー、ミカサ。」


    幸いにも、この家には直撃しなかったらしい

    もし当たってたら.....
    そう思うと、背筋に冷たい汗がしたたる

    しかし、安堵したのも束の間


    「壁を蹴破りやがったァッ!!」


    「巨人たちが入ってくるッ!!!」




    外では、大混乱が起きている。

    壁が、破壊されたようだ。



    エレン「...俺たちも逃げようッ!!」

    ミカサ「ええ....!」

    アルミン「ぃ、急がないと....!!」


    すぐさま部屋を飛び出し

    一階にいたアルミンのお爺ちゃんを
    連れて外へ出る。


    ミカサ「......ひどい」


    あらゆる場所に、破片が落下し

    民家や家畜.....そして、人間が潰されていた。



    エレン「......野郎.....よくも....ッ!!」

    ミカサ「...今は、逃げることに専念しよう」

    エレン「そ、そうだな、アルミンのお爺ちゃんは走れそうか!?」

    アル爺「問題ないよ、これでもワシは
    若い頃....」

    アルミン「そ、それは後で聞くから
    今は少しでも早く...っ!!」




    ズシン.....




    エレン「ッ!!」


    アルミン「ひっ.....」


    地鳴りがする方へと目を向ける。


    そこには、俺が駆逐するべき害虫....

    巨人が気味の悪い笑みを浮かべていた。



    ミカサ「も、もうこんなところまで...!」


    エレン(.....ぶち殺してやりてぇ....!!
    けど、今はミカサたちの安全が
    最優先だ....!!)

    エレン「早く内門を目指そうッ!!」

    ミカサ「ええ.....!」



    ビリビリッ!!



    エレン「ッ!?」


    ピタッ

    ミカサ「.....エ、エレン?」

    エレン(な、なんだ.....今の感覚は)



    内門に向かって走り出した瞬間に
    全身の毛が逆立った。


    なんだろう......


    まるで、内門に向かうことを
    本能が拒んでいるような.....


    まるで、今は内門へ向かうべきでないと
    直感が警鐘を鳴らしているような....
  28. 35 : : 2017/05/23(火) 17:51:27
    そこで、ふと気づく


    エレン「........そういえば、俺の家」


    そうだ。

    ここから、家は内門と反対方向....

    すなわち、破壊された壁の側な訳だが...


    本当に、家は無事なのだろうか...


    というか、そんな確証はどこにもないよな

    (この間、0.5秒)



    アルミン「エ、エレンどうしたの?」



    父さんは今、診療で内地にいるが

    母さんはいつも通り家にいるはずだ。


    .........もし、壁の破片で家が潰され

    母さんが下敷きになっていたら?

    (この間、0.3秒)


    ミカサ「どうしたのエレン...!?」


    エレン「.......悪いな、ミカサ。
    ちょっと家の様子を見てくる。」

    ミカサ「!?...でも、ここから家は
    逆方向....」

    エレン「先にアルミンたちと内門へ
    入ってくれ。俺は....母さんが無事か
    確認してから行く」

    アルミン「む、無茶だよエレン!!
    巨人が入ってきてるんだよ!?」


    エレン「大丈夫だ。
    俺は一度、壁外から帰ってきたんだぜ?」


    ミカサ「.........」
    アルミン「.........」


    ミカサ「それもそう」
    アルミン「うん」


    エレン「......」



    なんか、やたらあっさり
    納得してくれたな。

    ちょっとびっくりしたぞ。



    エレン「だろ?
    だから、信じてくれ」

    ミカサ「わかった、信じる。」

    アルミン「絶対、内門に来るんだよ!?」


    エレン「あぁ、じゃあ行ってくるッ!!」



    ドォッッ!!!!!


    そう言い残し、俺は家の方向へと
    強く地面を蹴った。




    アルミンのお爺ちゃんは終始
    訳が分からないって顔をしていた。

  29. 41 : : 2017/06/07(水) 01:35:05
    出来得る限り、最高速度で
    家に向かおうとした。


    だが、逃げ惑う人々の群れに
    阻まれ、どうしても本気を出せない。


    エレン「.....どうしたものか」


    道を走ろうにも

    人々をぶっ飛ばしながら進む他ない。

    まあ、当然そんなことは
    許されない訳だが。


    エレン「と、なれば....!」


    視線を上方向......

    道の両端に立ち並ぶ家屋の屋根へと移す。


    あそこならば、スムーズに進むことが
    出来るはず。



    エレン「....ふっ!!」


    タンッ

    なるべく軽めに地面を蹴る。

    それだけで屋根に登ることが出来た。


    エレン「....これは....想像以上だな...」


    屋根から見た景色は

    この世の光景とは思えない地獄絵図だった。


    所々から黒煙が立ち上り

    無数の巨人が街を蹂躙している。


    もう、元の平和な街景色など

    どこにも見受けられなかった.....


    エレン「.......くそ....!」


    バキィッッ!!!


    歯噛みしつつ

    母さんの無事を確認するために
    屋根を強く蹴った。

    屋根は地面とちがって脆いため

    強く蹴ったら穴が空いてしまう。


    まあ、こんな非常事態だ。

    許してくれ。




    屋根を飛び越え

    巨人を飛び越え


    子どもの動きにしては随分と奇妙だが

    みんな逃げることに精一杯だろうから

    さながら、立体機動中の兵士にしか
    見えないはず....。


    エレン「......っ!!」


    やっと、家が見えたのだが

    案の定、壁の破片に潰されていた。
  30. 42 : : 2017/06/07(水) 01:36:41
    スタッ!!


    エレン「か、母さん!!
    ここにいるのか!?」


    まあ、いないならいないで
    一安心かもしれないけども。


    カルラ「ぅ.....ェ、エレン....?」


    あ、いた。


    エレン「うおっ....だ、大丈夫なのかよ!?」

    グイッ!!


    急いで母さんに乗っかっている

    家の......なんだっけ.....梁っていうんだっけ?

    それをどかす。


    カルラ「うぅ......あ、ありがとう....
    ほんと、すごいね...」

    エレン「おう...どっか痛いとことか
    ねぇか?」

    カルラ「ちょっと背中が圧迫されて
    ヒリヒリするくらいよ」

    エレン「まあ、念のため後で父さんに
    診てもらおうぜ」


    ほんと、戻ってきてよかった。

    さっきの、ビリビリってのがなかったら

    今ごろ母さんは.....


    シュイィンッ


    ハンネス「エレンッ!カルラッ!」

    エレン「ハンネスさん!」


    ちょうどいいところに

    立体機動装置を身につけた
    ハンネスさんが通りかかる。


    スタッ

    ハンネス「何やってんだお前ら!
    もう巨人がすぐそこまで....!!」

    エレン「だから今逃げるんとこなんだよ。
    事情は後で説明するからよ」

    ハンネス「お、おう。
    なんか随分落ち着いてんなエレン」


    あ、そっか。

    ハンネスさんは俺が追放されたこと
    知らないんだっけか。



    エレン「ま、まあな。
    こんくらいでビビってちゃ、調査兵団なんて入れないぜ」



    ズシン.....ズシン.....!


    ハンネス「ッ!!
    お前ら、さっさと内門に急げ!!」

    エレン「ああ!
    ....ハンネスさんは?」

    ハンネス「俺は......」チラッ



    ハンネスさんが横目で見つめているのは

    気味の悪い笑みを浮かべた巨人だった。



    巨人「ァァァァァ.....」


    エレン(こんな近くにいたとは...!)


    カルラ「待って!闘ってはダメ!!」

    ハンネス「ここで止めなきゃ、俺もお前らも
    仲良く巨人の胃袋だッ!!」

    エレン「呑んだくれの割には
    カッコいいじゃねぇか」

    ハンネス「うっせぇ!
    ...とにかくエレン、母さんを連れて逃げろ」


    エレン「........」



    どうする。

    正直、今すぐ奴をぶち殺してやりたい.....


    けど、俺の力のことをハンネスさんに

    知られるわけには......


    それに、ハンネスさんはこれでも兵士。

    賭けてみる可能性はある....!
  31. 43 : : 2017/06/07(水) 01:37:30
    エレン「.....わかったよハンネスさん。
    母さん、行こう!!」

    カルラ「エ、エレン....」


    エレン「.....信じてるよ、ハンネスさん...」

    ハンネス「あぁ、任せとけ!!」


    エレン「行こう、母さん!」


    母さんの手を取って、引っ張る


    カルラ「ハ、ハンネス....」



    巨人はだいぶ街の中央にまで
    入り込んで来てるみたいだ。

    やっぱり俺が

    母さんをおぶって走った方が........



    『ひぃっ!?は、はなせェッ!!
    やめて....やめてくれェッッ!!!!』



    エレン「ッ!?」


    ピタッ


    今。


    一瞬だったが、イメージが浮かんだ。


    ハンネスさんが、巨人に食い殺される。


    その残酷な光景が.......。


    エレン「........」


    まただ。

    全身の毛が逆立つ。



    ハンネスさんを巨人と闘わせるべきではない


    直感が告げている。
  32. 44 : : 2017/06/07(水) 15:25:34
    期待
  33. 46 : : 2017/06/11(日) 00:13:16
    ーーーーーーーーー



    ーーーーー



    ーー


    巨人「......ァァアァア....」


    ハンネス(エレン、カルラ......
    ちゃんと逃げたか.....?)


    ハンネス(正直、巨人に勝てるだなんて
    これっぽっちも思っていなかったさ)


    ハンネス(だがよ......)


    巨人「ァァァァアァア.....!」


    自身に迫り来る『天敵』を

    ハンネスは力強く睨みつける。


    ハンネス「俺は、俺の恩返しを通すッ!!」


    決意を固め、ブレードを握る拳に

    力を込めた......。




    その時である。




    ズッドォオォォッッッ!!!!!


    巨人「ガャァッ!?」


    ハンネス「っ!?」



    凄まじい轟音。

    まるで、大砲の榴弾を
    地面に叩きつけたような....。


    それと共に、先ほどまで

    薄ら笑いを浮かべていたはずの

    巨人の顔面が一瞬にして弾けとんだ。



    いや、正確に言うと首から上の部分全て

    内側から爆破されたようにして

    跡形も無く、消し飛ばされたのだ。



    ズズゥゥゥンン......


    頭部を失った巨人はそのまま

    重力に引き寄せられ、地に伏す。


    ハンネス「は........え......?」

    エレン「........無事か、ハンネスさん」


    蒸気が上がる死体の首元......

    そこには、ハンネスのよく知る人物が

    全身を血に染めて立っていた。


    ハンネス「ェ、エ、エレン......?
    お前........これは.....一体.....」

    エレン「あー...説明は後だ。
    今は早く逃げよう」

    カルラ「.....終わったの?」

    エレン「おう、無事だよ」

    ハンネス「....?.....!?....!?!?」


    ....こんな顔のハンネスさんは
    初めて見たよ。

    まあ無理もないか。



    エレン「だいぶ時間を喰っちまったし、
    今から最速かつ最短距離で内門に向かう」



    ハンネスさんにはもうバレちゃったし

    ちょっとくらい無茶してもいいだろう。


    エレン「俺が母さんをおぶって走る。
    ハンネスさんは立体機動装置で
    誘導してくれ」

    ハンネス「え、は....?
    おぶって行くって....お前....」

    エレン「おいで母さん」

    カルラ「頼んだよ...よいしょ....」

    エレン「よっ......と」


    おー、軽い軽い。

    人間くらいなら片手でも余裕で
    持てる気がするぞ。


    エレン「よっしゃ!
    しっかり掴まっとけよ母さん!!」


    風圧に負けて、母さんが吹き飛んだりしたら
    本当に笑えねぇな。


    若干、不安も抱きながら

    地面を強く蹴る。


    ダァンッ!!!


    ブオォッッ!!!!


    ハンネス「うおぁっ!?」


    人間では不可能なスピードで
    身体を前に打ち出す。


    カルラ「わっ!す、すごい.....!」

    エレン「だろ?
    .....ハンネスさーん!!ボサッとしてないで
    早く来いよ!!道わかんないんだよ!!」


    ハンネス「え、え、....えぇええ....」


    なんかもう、色々ありえないことが
    重なりすぎて

    ハンネスは泣きたくなっていた。

  34. 47 : : 2017/06/11(日) 00:55:19
    ハンネスさんに誘導してもらいながら
    走ること数十分。

    ようやくウォール・マリアの内側に
    入ることができた。


    ひとまず避難民は、輸送船に乗って
    更に内側の門....

    ウォール・ローゼへと運ばれるらしい。


    俺たちはギリギリ、その船の出航に
    間に合ったのだ。




    カルラ「うえ.....気持ち悪い」

    母さんは俺に付いてた巨人の血で
    ヌルヌルしていた。

    エレン「だ、大丈夫だって
    すぐに蒸発するだろ。」


    まあ人から蒸気が上がってるって
    相当、不自然な光景だけど....


    「うぅ......」

    「おとうさん....おかあさん.....」

    「ちくしょう.....!」


    船のそこら中から、すすり泣く声や嗚咽が
    聞こえる。

    .....無理もない。

    肉親や、愛する者を失った人は
    必ずしも少なくはないはずだ。


    巨人........。

    俺が駆逐すべき『人類の敵』


    まさか、奴らの方から先に
    動かれるなんて思ってもみなかった。


    エレン「.......アルミンとミカサ...。
    無事だといいんだけどな。」

    カルラ「大丈夫よ。あの2人は
    とても強い子たちだもの。」

    エレン「そう.....だな。」

    カルラ「そういえば、どうしてエレンは
    あの時、家に戻ってきたの?」

    エレン「え、あぁ.....なんか、戻らなきゃ
    いけない気がしたんだよ。
    こう、ビリビリ......っと」

    カルラ「そんな偶然あるのね...」

    エレン「偶然.......か」


    偶然と言えば、今日この日そのものが
    すっげえ偶然だよな。


    俺が帰ってきた次の日に壁が
    破られるなんて......。


    アルミンの部屋の窓から見えた
    一部始終を思いだす。


    凄まじい轟音と振動が響いて、

    見ると壁よりデカい巨人が........。


    エレン「........ん?」




    そういえばおかしい。


    壁から顔を出すほど巨大な巨人。


    どうして壁が破られる前に
    発見されなかった?

    あれだけの巨体、それと多量の蒸気なら

    遠目からでも視認できるはず。



    カルラ「.......エレン?」



    注意不足....?

    伝達の遅れ....?

    いや、どっちにせよ
    不自然すぎる。



    ハンネス「おいエレン?」


    そもそも、あんな巨体だ。

    その足音を俺の耳が捉えられないはずがない





    一瞬で、何もないところから現れた。

    しかも、壁付近ピンポイントに。

    そして、俺たちが外に出た時には
    既にいなかった。



    なら、壁の破壊のみが目的だったことになる。



    ..........どう考えても、そこに『高度な知性』の介入が否めない。


    だが、獣の巨人によれば
    巨人に知性は存在しないはず.......。
  35. 48 : : 2017/06/11(日) 00:57:08
    エレン「.......あれ.....?」


    待てよ。じゃあなんで
    獣の巨人はあんなに賢いんだ?

    あいつは、巨人じゃないのか?




    .........まるで、人間みたいだったぞ。




    カルラ「そんな一点ばかり見つめて
    どうしたの?」

    エレン「!........あ、ああ、悪い。
    ボーッとしてた」

    カルラ「どこか具合でも悪いの?」

    エレン「いや、問題ないよ」


    ........ひとまず、『この可能性』は
    頭に入れておくとしよう。


  36. 49 : : 2017/06/11(日) 21:15:30
    期待
  37. 51 : : 2017/06/17(土) 21:49:53
    船に揺られること小1時間、

    ウォール・ローゼの内側で

    アルミン、ミカサ、そして父さんとも

    無事に再会。



    ちなみに、やたらハンネスさんが

    しつこく俺の力について聞いてくるんで

    父さんから、それとなく聞かせることにした
    (若干の嘘を混ぜて)




    その後、俺とミカサ、アルミンは

    開拓地へ移り、農作業を営みながら

    三年間を過ごすこととなった。





    ウォール・マリア奪還作戦の失敗の

    知らせを告げられたのは

    訓練兵団入団まで残り一週間という

    時期だったのは覚えている。



    食い扶持減らしのために

    何の罪もない大勢の難民たちを

    中央の人間は巨人の胃袋に放り込んだのだ。


    私欲にまみれた人間の醜さを

    巨人と変わらない憎しみを


    俺は感じた。



    この時から俺は

    自分に託された使命とは何なのか

    この一翼を羽ばたかせる空は

    一体どこにあるのか

    段々、わからなくなっていた。




    人間を喰らう巨人。

    そして

    人間を殺める人間。





    俺が、憎んでいるものは.....


    俺が、憎むべきものは.....


    どっちなのだろうか、と。

  38. 52 : : 2017/06/21(水) 23:06:24





    ............ン


    ..........レン



    ..........エレン



    エレン「んぁ....?」

    ミカサ「やっと起きた。
    おはよう。」

    エレン「あぁ、おはよ。
    く.....ふぁぁ.......」

    ミカサ「大きなあくび。
    よく眠れなかった?」

    エレン「まあ、な。」

    ミカサ「それはいけない。
    入団式に支障が出てしまう。」


    あ、そう言えば

    訓練兵団の入団式、今日だったな。


    ミカサ「早く顔を洗って、朝ごはんを
    食べよう。遅刻してしまう。」

    エレン「そうだな。」


    夕べは色々と考えすぎて

    いつ寝たのかすらわからない。

    くそっ、まぶたが重い......



    エレン「........おりゃ!」


    パンッ!


    朦朧とする意識を吹き飛ばすために

    自らの頬に喝を入れる。


    エレン「.....今日はいよいよ入団式だ。
    気合い入れねぇとな.....!」

    ミカサ「......」クスッ



    今日から、俺の........いや、俺たちの

    夢への進撃が始まる。




    俺に託された使命........

    それについては訓練を重ねながら

    ゆっくり考えていくしかないが


    俺たちの夢は

    あの頃と何ら変わらないはずだ。

    少なくとも俺はそう思っている。




    ーーーーーーーーーーー




    ーーーーーーー



    ーー



    キース「おい貴様ァッ!!!」

    「はっ!!」


    キース「貴様は何者だッ!!!」



    ここは、訓練兵団訓練所の中心に位置する

    対人格闘技を行うグラウンド。


    そこで、さっき壇上で挨拶を行なった

    キース教官が訓練兵志願者たちとの

    問答を繰り広げている。


    エレン(......本当に、俺は兵士になるんだな)



    少し、夢なんじゃないかと思った。


    だが、実際に俺は

    訓練兵団の制服に身を包み、

    この地に立っている。


    なんというか.....

    微かな高揚感を感じる。



    エレン(.......っといけねぇ。
    ボサッとしてると教官に怒られちまう)

    エレン(あそこの坊主なんて、頭掴んで持ち上げられてるし...)


    キース「逆だ、コニー.....!」


    ギリギリィ!!


    コニー「あばばば......!」



    スンスン...


    エレン(.....しかも微かだが、ふかし芋の
    匂いがする。誰か食べてやがるな。)


    エレン(........こいつら、本当にやる気
    あんのか?)



    キース「ッ!?...貴様......何を食べて.....」

    サシャ「?」モグモグ




    ーーーーーーーーーーー



    ーーーーーーー



    ーー


    マルコ「まあ、仕方ないんじゃないかな?」

    エレン「そうか?」



    通過儀礼は無事終了。


    食堂で晩飯を済ませた俺たちは

    男子寮で交流を始めた。


    マルコ「ここにいる殆どの人たちは、世間体を守るために兵士になったんだと思うしね」

    エレン「うーむ....そうだとしても、入団式の真っ最中に芋なんか食うかよ....」

    アルミン「えっと、マルコは憲兵団に
    入りたいんだよね?」

    マルコ「うん、王にこの身を捧げるために
    僕は兵士になったんだ。」

    アルミン「なんかマルコらしいや」

    マルコ「ははっ、どういうことだよー
    それにまだ会ったばかりじゃないか」

    アルミン「ふふ、それもそうだね」

    エレン「.........」



    王にこの身を.........か。


    王政府のやつらに身を捧げたとして

    果たしてどんな扱いを受けるのか....。


    老若男女問わず、巨人に特攻させる。


    そんな連中に、俺はこの身を

    捧げようとは思わない。
  39. 53 : : 2017/06/21(水) 23:37:55
    期待
  40. 55 : : 2017/07/01(土) 22:34:11
    マルコ「エレン、君はどうして
    兵士になったんだい?」

    エレン「え、俺か?
    ........そうだな、夢のためだ。
    な、アルミン?」

    アルミン「うん、そうだね」

    マルコ「夢...?」


    エレン「いつか巨人を駆逐して、外の世界を
    探検するんだ。」

    マルコ「外の世界....」

    エレン「まあ、マルコとは真逆だな。」

    マルコ「ってことはエレン、まさか君は
    調査兵団に....?」

    エレン「当たり前だろ?
    ......まあ異端者だって笑いたきゃ笑えよ」

    マルコ「......ううん、すごく良い夢だと思う。」


    おぉ、なんか嘘くさいけど

    この夢を肯定してくれるやつが

    アルミンやミカサ以外にいたとは...


    マルコ「....巨人を絶滅させるのって
    普通だったら不可能な事だと思う。」


    けど、とマルコは続ける。


    マルコ「君が言うと、なんだか
    夢物語に聞こえないよ。」

    エレン「お、おう」



    え、もしかして見抜かれてるのか?

    そりゃそんくらいの力はあるが.....

    いや、大丈夫.....だよな、うん。

    マルコ、恐ろしい子....。



    と、その時だ。


    ジャン「ぶっはははっ!!!」

    エレン「......?」


    下品な高笑いが響き渡った。

    誰だあいつ、もう少し節度を持ってだな....


    ジャン「おい、お前。
    お前だよ、そこの死に急ぎ野郎」

    エレン「......もしかして俺のことか?」

    ジャン「他に誰がいんだよ。」


    どうやらこいつは俺のことを

    笑っていたらしい。


    マルコ「ちょっとジャン...」

    エレン「ん、マルコの知り合いか?」

    マルコ「ま、まあね...」

    エレン「....えっと、ジャン....だよな。
    俺はエレン。何か言いたいことでも
    あるのか?」

    ジャン「...お前、調査兵団に入りてぇらしいな。しかも、巨人を駆逐するだと?」

    エレン「ああ。」

    ジャン「それ本気で言ってんのか?」

    エレン「当たり前だろ」

    ジャン「ぶははっ!!
    おいお前ら、聞いたか!?」


    ザワザワ...
  41. 56 : : 2017/07/01(土) 22:34:51
    エレン「......結局お前は何が言いたい」

    ジャン「....つまりはこういうことだ。」


    嘲笑気味に、ジャンは続ける。


    ジャン「巨人を駆逐するなんざ
    馬鹿の考えることなんだよってな」

    エレン「.......ほう」

    ジャン「ほら、みんなにも聞いてみようぜ。
    誰かお前に賛同するやつがいるのかよぉ」

    エレン「....そうか、思い出したぞ。
    お前、内地志望だったな」

    ジャン「!.....通過儀礼の時のことか。」

    エレン「ああ、キース教官に頭突きくらって
    ヘタレこんでたのお前だろ?」

    ジャン「なっ.....チッ、覚えてやがったか。」

    エレン「記憶力には自信がある。
    で、どうして憲兵団に入りてぇんだ」

    ジャン「はぁ?
    そんなの決まってんだろ。
    内地で楽な暮らしがしてぇからだよ」

    エレン「」ピクッ



    ああ、そうか。

    こういうやつが存在するから

    この壁は内側から腐っていくんだろうな。





    ジャン「巨人の足音に怯えながら
    外側の壁で暮らすなんざ、御免なんだよ」


    それに、とジャンは続ける


    ジャン「人口の2割を賭して決行された
    ウォール・マリア奪還作戦だって
    ほとんどが巨人の胃袋に直行だ....。」


    アルミン「.....!」

    エレン「.......」


    ジャン「人類は、巨人に勝てない。」

    エレン「そりゃ、何の武器も知識もない
    民間人を投入したらそうなるさ。」



    巨人がどんな姿なのかも知らなかったような

    民間人を巨人と戦わしても

    結果なんて目に見えている。


    それに、この作戦の意義は

    純粋な壁の奪還なのではない。

    いかに難民を『減らす』ことが

    出来るか否か、だったはずだ。




    エレン「だが、俺たちはこれから
    武器を得る。知識も、巨人を倒す術も。」

    ジャン「じゃあ何か?
    その三点セットが揃えば、巨人に勝つなんざ
    楽勝ってか?」

    エレン「まあ、お前がどうかは知らん。
    内地に逃げたきゃ逃げればいい。
    だがな.....」


    ォォォ........

    ジャン「っ!?」

    ジャン(.....空気が変わった....?)
  42. 57 : : 2017/07/01(土) 22:35:21
    エレン「お前が内地にいようがいまいが、
    超大型巨人はおかまいなしに、
    壁を蹴り破るはずだ。」

    ジャン「.....!」


    ベルトルト「.......」



    エレン「そんな時でもお前は
    巨人から逃げられると思うか?」


    エレン「いいや、憲兵に属している限り
    王政府はお前を巨人に放り投げるだろうな」



    エレン「そもそも、内側に逃げれば
    全て解決って訳じゃない。
    ただ死期が遅れるだけだ。」



    エレン「だから......
    だから俺は、調査兵団に入るんだ。」



    エレン「人類全員が生き残る道は
    巨人を駆逐すること.....
    もうそれしか残されてないんだよ。」



    エレン「お前は、大人しく壁の内側で
    いつか来る『最悪の日』を待ってるだけで
    いいのか?」


    エレン「それこそ、巨人の足音に
    怯えながら。」


    ジャン「!...てめぇ.....」



    アルミン「エ、エレン。
    落ち着きなよ」

    エレン「!.....悪い」

    マルコ「ジャンも、喧嘩腰になりすぎだよ」

    ジャン「......」



    エレン「......まあ、あれだ。
    お前の生き方を否定してる訳じゃない。
    余生を謳歌したけりゃ、憲兵に入るのも
    悪くないだろうな。」


    ジャン「なんか引っかかる言い方だが......
    今回はマルコに免じてこれで
    手打ちにしてやるよ」

    スッ


    エレン「はいはい、どうも」


    ペチッ



    アルミン「ん、じゃあもう寝よう。
    消灯時間になっちゃったし...」

    マルコ「そうだね!
    ほら、ジャンもさっさと寝る準備しなよ。」

    ジャン「はーいはい、わかってるっての。
    お前は俺の母ちゃんかよ」

    エレン(あ、なんだろ。
    この親近感。)トゥンク...







    〜女子寮〜

    ミカサ「.....しゅっ.......」


    ミーナ「?」


    ミカサ「.............」スンッ


    ミーナ「...え、今のもしかしてくしゃみ?」


    ミカサ「ええ」



    ミーナ(サ、サイレント.....)


    ミカサ(エレンが私の噂をしていた
    ........ような気がする。)

  43. 58 : : 2017/07/02(日) 13:20:00
    獣の巨人から力を貰ったエレンがどういう風に戦うのか楽しみ

    何度でも期待させて頂こう!

    では、期待
  44. 59 : : 2017/07/07(金) 19:53:09
    超期待!!!!
  45. 61 : : 2017/07/17(月) 15:36:19
    〜男子寮〜


    アルミン「じゃあエレンも
    立ってないで、早くベッドに....」

    エレン「そうだな。
    明日の訓練のためにも、しっかり
    寝とかねぇと!」











    エレン「.......とは言ったものの」


    アルミン「すぅ......すぅ......」zzz


    エレン「やっぱりそんなに疲れが
    溜まってないんだよな」



    あと、明日から訓練が始まると思うと

    興奮して眠れん。


    エレン「.........ちょっとくらい、いいよな」


    モゾモゾ


    そーっと、みんなを起こさねぇように.....



    キィ........パタン....





    〜外〜


    扉を出てすぐのとこにある

    7、8段の階段を前段飛ばしして着地する


    エレン「よっ......と。」





    エレン「んー.....やっぱり夜になると、外も
    静かで落ち着くぜ」


    グーっと伸びをする。

    脇腹を、涼しげな風が撫でる。


    エレン「よし、せっかくだから
    訓練所をグルッと散歩してみるか」


    やはり、知らない場所を

    冒険するっていうのは

    探究心をくすぐられるなぁ.....


    ーーーーーーーーー



    ーーーーー



    ーー
  46. 62 : : 2017/07/17(月) 15:36:46
    どれくらい時間が経っただろう。

    訓練所をグルッと一周した頃には

    雲に隠れていた月が空で輝いていた。


    エレン「おぉ、ここでも月は綺麗に
    見えるんだな。新情報だぜ」


    多くの人が眠りにつき

    太陽とは違って

    人知れずこの世界を照らす月。


    エレン「照らすのは人間のためじゃない。
    他の何かのため......か。」


    俺の力の使い方も

    この月のように.......。


    「おい、そこで何をしている」


    エレン「っ!?」


    低く、力強い声音。

    聞いたことのある声に

    恐る恐る振り返る。


    エレン「キ、キース教官.....」


    キース「.......」


    しくじった。

    まさかこんな時間まで見回りを.....。



    キース「就寝時間はもう過ぎている
    はずなのだが?」

    エレン「こ、これは......えっと...」



    キース「入団式早々、規則を破るとは
    ずいぶんと舐められたものだな。」

    エレン「う.....も、申し訳ありません」


    まあ、規則違反なら

    他にも数名いたような気が

    しないでもないが.....。


    キース「....罰則が必要だな。
    ついてこい、イェーガー訓練兵。」

    エレン「はっ....」


    まずいな。

    入団式の当日に不良のレッテルを

    貼られるってのは

    心苦しいぞ.....。
  47. 64 : : 2017/07/26(水) 22:25:26
    期待だお
  48. 65 : : 2017/07/28(金) 14:14:01
    続き期待します‼︎
  49. 67 : : 2017/08/02(水) 22:25:44
    期待です!!!!!!!!!!!
  50. 68 : : 2017/08/02(水) 22:46:50
    期待してるぜ!
    ゆっくりでいいので(ゆっくり過ぎるのも困るけど)頑張って!
  51. 70 : : 2017/08/06(日) 10:47:11
    教官の背を見ながら

    対人格闘技用グラウンドに沿って歩き、

    食堂を右に曲がった所にある建物、



    訓練兵団教官寮へと、俺は連れて来られる。


    建物の扉を抜け

    さらにその長い廊下を歩く。



    そして、出入り口から五、六番目の扉の前で

    キース教官はポケットから鍵を取り出し

    その扉を開けた。


    キース「入れ。」

    エレン「し、失礼します...」


    俺には、その扉が

    地獄の門にしか見えなかった....。




    ギィィ........バタン


    教官室。

    まさか入団早々、ここに入ることに
    なるなんてな....



    エレン「.......」

    キース「ふぅ...さて、イェーガー訓練兵」


    重々しい雰囲気の中

    キース教官が口を開く



    エレン「はっ」

    キース「貴様には2つ、質問をする。」

    エレン「......?」

    キース「まず、貴様はなぜ規則を破り、
    就寝時間後にも関わらず、寮外に出ていた?」

    エレン「えっとそれは...明日からの訓練
    を思うと、緊張して眠れなかったのです」

    キース「.......なるほど。
    だが、見たところ貴様には余裕が
    あるように感じるのだが?」


    何言ってんだ、このおっさんは。


    エレン「...?......と、言いますと?」

    キース「....入団式当日からこの部屋に
    呼び出されたにしては、随分と
    顔色が良いように見える。」


    エレン「..........。」

    キース「訓練に対して、それほどの
    気持ちで臨む者が、教官に咎められて
    顔色1つ変えないのは、不自然ではないか?」

    エレン「.........そうでしょうか?」



    ......この教官。

    もしかして、かなり勘が鋭いのかもしれん。


    実のところ、罰則に対して

    俺はさほど気を留めていなかった。

    いたずらが見つかった.....みたいな。


    その一種の余裕を、キース教官は

    見抜いたっていうのか。


    エレン「.......ええ、まあ、確かに
    少し罪の意識が足りていなかったようです」

    キース「.....」

    エレン「ですが、心配いりません。
    .......この失態は、後の訓練で取り返すことが
    可能なようですから。」


    教官の机。

    その上に置いてある、

    これから記入するであろう

    訓練兵たちの評価用紙に目を落とす。


    キース「......ほう。
    やはり貴様、舐めているな?」

    エレン「それは、明日にでも
    ご判断いただければ、と。」

    キース「..........」

    エレン「..........」


    しばし、互いの視線が

    静かにぶつかり合う。



    キース「......ふん、いいだろう。
    この失態を帳消しにするほどの実力、
    期待しているぞ、イェーガー訓練兵。」

    エレン「はっ!」


    あー、良かった

    なんとか言いくるめる事が出来たぞ。


    キース「では、2つ目の質問をする。」

    エレン「!」


    あ、そうか。

    質問は2つ......だっけ。

    あれか、通過儀礼の続きか?













    キース「エレン・イェーガー。
    貴様、なぜ壁外から戻って来ている?」



    エレン「ーーーーーは?」



    ...........おいおい。

    俺の耳が正常だとすれば

    今俺は、とんでもない状況に

    立たされているんじゃねぇか....?


  52. 71 : : 2017/08/06(日) 16:45:04
    期待!面白い!
  53. 72 : : 2017/08/08(火) 19:50:45
    キース流石

    エレン頑張れ

    期待です
  54. 73 : : 2017/08/09(水) 09:29:56
    期待
  55. 74 : : 2017/08/14(月) 15:49:19
    ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
  56. 75 : : 2017/08/16(水) 00:33:12
    頑張って下さい
  57. 76 : : 2017/08/16(水) 15:43:02
    期待です!!
  58. 77 : : 2017/08/16(水) 16:19:47
    期待ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
  59. 78 : : 2017/08/19(土) 05:27:44
    ☆KI☆TA☆I☆
  60. 80 : : 2017/08/20(日) 16:09:09
    のんびり待ってるので気楽に行きましょ〜
  61. 81 : : 2017/08/25(金) 23:09:32
    期待です
  62. 82 : : 2017/08/28(月) 15:20:51
    いままで見た中で1番面白いかも!!これは期待だね
  63. 84 : : 2017/09/03(日) 16:08:13
    エレン「.........」


    気を引き締める。

    絶対に、隙を見せない。

    無言で教官を観察する。


    キース「エレン・イェーガー。
    どこかで聞いたことのある名前だと
    思ってはいたが.....」

    キース「その反応を見る限り、
    当たりのようだな」

    キース「五年前だったか、異端者として
    壁外へ追放された、と」


    なるほど

    確かにキース教官も、教官なんだし

    王政府と関わることもあったのかもしれん。



    エレン「.......俺を、どうするつもり
    なんです?」


    キース「.........殺気をしまえ、
    イェーガー訓練兵。」

    エレン「.......」スッ

    キース「....殺気は和らいだが、依然として
    警戒は解かぬまま、か」


    教官は諦めたように

    短く息を吐く


    キース「.....まあいい。
    いくつか質問に答えてもらおうか」

    エレン「内容次第です」

    キース「まず、貴様はどうやって
    壁外から戻って来られたのだ?」


    エレン「.......」

    エレン(......さて、どうしたものか。
    早速、核心に迫る質問が来たぞ)

    キース「........」

    エレン(うーむ、実際この人が
    信頼に足る人間なのか否か....
    今のところは、まだわからないよな)

    エレン「.......黙秘します。」

    キース「答えなければ、この事を
    中央に報告する....と言ったら?」

    エレン「!....ずるいですね」

    キース「大人はみな、狡猾なのだ」

    エレン「........」

    キース「安心しろ、冗談だ。
    そもそも私に中央への発言権など
    ない。」

    エレン「.....そう、ですか」


    あー、よかった。

    結構マジでビビったっての.....


    キース「.....となると、他の質問も
    できなくなってしまうな。」

    エレン「.....申し訳ありません」

    キース「気にするな。
    ........そうだ、1つ質問が残っていたな」

    エレン「?」

    キース「一度、壁外追放されたにも
    関わらず、兵士を目指すのは何故だ?」

    キース「巨人の脅威を目の当たりにして怖気付いて、憲兵団に入ろうとでも思ったか?」


    エレン「.........違う」


    キース「.........?」


    エレン「俺を....あんなやつらと
    一緒にするな.....ッ!!」ギロッ


    キース「っ!?」ビクッ

    エレン「俺は、あの人に誓ったんだ.....
    必ず巨人を根絶やしにすると...!!」


    キース「.........!」


    キースは、戦慄した。

    全てを燃やし尽くさんばかりの

    強い、強い決意。

    それを、まだ幼い瞳に灯した少年に。


    この少年を、こうしてしまった世界に。


    エレン「.......あ、も、申し訳ありません。
    とんだ無礼を......」

    キース「........いや、少なくとも
    貴様の『決意』とやらは知ることが
    できた。不問とする。」

    エレン「........ですが、時々
    わからなくなるのです。」

    キース「何がだ?」

    エレン「......俺が本当に憎んでいるものは
    巨人なのか、それとも私欲に駆られた
    醜い人種なのか。」スゥッ

    キース(.......なんだ?
    こいつの目から、光が消えた.....)

    エレン「教官もご存知でしょうか
    あの、ウォール・マリア奪還作戦を...」

    キース「ああ、知っている」

    エレン「あれ、ただの食い扶持減らし
    だったんでしょう?」

    キース「............そう、だな」

    エレン「俺、中央の人間か憎くて憎くて...
    巨人と同じくらいの憎しみを覚えて....」


    エレン「キース教官、いち訓練兵として
    問います」

    キース「言ってみろ」



    エレン「俺が、滅ぼすべきなのは


    巨人ですか?


    王政府ですか?」


    キース「........」


    エレン「何も、教官に俺の意思を決定してもらおうって訳じゃありません。
    あくまでも、参考意見として。」

    キース「......そうだな。
    例え話をしよう。」


    エレン「お願いします」


    キース「お前の愛する者が

    他の誰かによって『伝染病』の蔓延する

    地帯へ放り込まれた、としよう。

    そのせいで、愛する者は死んだ。

    貴様が憎むのは

    『伝染病』か?

    それとも、『他の誰か』か?」


    エレン「.......後者です」


    キース「そうだな。

    だが、その地帯が立ち入り禁止と

    なったせいで、耕作地が激減した。

    そして食糧不足となってしまっていた。

    すると、起こり得るのはなんだと思う?」


    エレン「........わかりません。」


    キース「......数少ない食糧を巡って

    『人間同士の争い』が始まる」


    エレン「.....!!」
  64. 85 : : 2017/09/03(日) 16:08:37
    キース「ただでさえ、伝染病によって

    国がほぼ機能していない状況で

    内戦が起こったとしたら、それこそ

    大量殺戮が現実のものとなってしまう。



    人々を、そうさせてしまう原因はなんだ?」


    エレン「..........伝染病。」


    キース「その通りだ。

    伝染病さえなければ、国は豊かになり

    誰も争わずに食糧へとありつける。」


    キース「もし、伝染病を撲滅したならば

    上の連中も、何か変わるかもしれんな。」


    エレン「........」


    キース「.....話は以上だ。
    そろそろ寮に戻れ、明日の訓練に響く」

    エレン「.......はっ、失礼します。
    .........ありがとうございます、教官」



    エレン「おかげで俺、1つに絞ることが
    できました。」


    エレン「巨人を、駆逐します。」


    エレン「後のことは、終わってから
    考えても、遅くはないですよね」


    キース「.....ふっ、いい目だ。
    明日からの貴様の成果、期待している」


    エレン「はっ!!」



    キース教官。

    信頼しても、いい人間かもしれないな。




  65. 86 : : 2017/09/03(日) 19:35:14
    (*-`ω´-)9 ヨッシャァ!!
    続きキタ━(゚∀゚)━!

    期待です!
  66. 87 : : 2017/09/03(日) 19:38:01
    期待!!!!!!!!応援してます!!
  67. 88 : : 2017/09/04(月) 21:51:03
    超絶期待
  68. 89 : : 2017/09/20(水) 21:36:51
    期待です!
  69. 90 : : 2017/09/20(水) 21:47:59
    続き気になる
  70. 91 : : 2017/10/03(火) 15:34:52
    期待
  71. 93 : : 2017/10/07(土) 22:35:04
    大丈夫ですよ。自分のペースでいいですよ。期待です!
  72. 94 : : 2017/11/03(金) 12:19:36
    喜多院!
  73. 96 : : 2017/11/15(水) 22:54:25
    期待!
  74. 97 : : 2017/11/17(金) 23:45:57
    受験生何だから将来の事を優先しなよ、こうゆう物は時間があれば
    できるけど、受験は一度しかないんだから、一度だけの事を大切にしなきゃね    後期待ですいつまでもまちます!
  75. 98 : : 2017/11/19(日) 02:15:21
    自分のペースでいいと思いますよ
    そんな「受験よりssを優先しろ」なんて、言えませんからね
    とても期待しています!!
    がんばって!!
  76. 100 : : 2017/11/21(火) 17:54:05
    100レス目ゲット!!


    そして、いつも見てます受験頑張ってください!!
  77. 101 : : 2017/11/25(土) 13:30:38
    期待。こんなにも面白い作品があったなんて...
  78. 102 : : 2017/12/07(木) 21:08:10
    モンハンと進撃の巨人は大好きだからここのSSまじで神様。 そう言えば最近モンハンやってないなぁ。
  79. 103 : : 2017/12/07(木) 21:08:40
    頑張れよ!
  80. 104 : : 2017/12/14(木) 02:14:36
    僕も受験生です。
    お互い頑張りましょう!!
  81. 105 : : 2017/12/24(日) 14:47:44
    待って、ちょー面白い!!
    期待
    待ってます!
    続きが楽しみ♪
  82. 112 : : 2018/01/14(日) 19:05:38
    ひとまずお疲れ様です。そしてSSにつて考えていただけるのはうれしいですが、やはり受験に集中してはどうでしょう、2月の私立入試まで待てるのでそちらのほうに集中してください応援してます!!
  83. 114 : : 2018/01/15(月) 18:05:42
    期待してます‼
    更新頑張ってください(*゜ー゜)ゞ⌒☆
  84. 115 : : 2018/01/16(火) 17:38:45
    ご更新ありがとうございます。受験もそろそろ終盤ですかね?頑張ってください!
  85. 123 : : 2018/03/04(日) 01:46:36
    こんな面白いss初めてだ!!
    感動したよ!!!!
  86. 124 : : 2018/03/16(金) 00:24:52
    期待です!
  87. 125 : : 2018/03/17(土) 22:32:29
    続きが楽しみ
    期待です
  88. 127 : : 2018/03/27(火) 00:27:31
    頑張ってください!



    期待してます!
  89. 131 : : 2018/04/28(土) 06:55:02
    期待している。
  90. 132 : : 2018/05/05(土) 20:19:50
    頑張れ
  91. 133 : : 2018/05/05(土) 20:21:59
    期待
    期待×10000000000000000
  92. 134 : : 2018/05/19(土) 21:51:02
    頑張って
  93. 135 : : 2018/05/20(日) 23:17:49
    受験がんば!応援してる!
  94. 138 : : 2018/08/08(水) 01:10:33
    ウp主頑張れ
    マジで期待してます
    いつまでも待ち続けます










    たて読み
  95. 140 : : 2018/12/24(月) 21:19:06
    これからもがんばれ
  96. 143 : : 2019/02/10(日) 18:12:41
    *よ!久し振りに来てやったぜ。

    *もう少しで一年たつが.....

    *お!やったじゃねぇか!一年前の奴らも、今の奴らも皆お前さんの応援をしている。

    *ここまで皆よく待ってるじゃねぇか?ん?

    *もう、試験が終わったかもしれねぇが....

    *まっ...頑張れよ。

    *皆お前さんのこと.....待ってるぜ......
  97. 145 : : 2019/02/15(金) 10:27:06
    皆さん、お久しぶりです。
    長らくお待たせしてしまい、本当に
    申し訳ありませんでした。

    無事、第一志望の私立大学に合格できましたことを報告します。
    皆さんの温かなご声援、本当に
    感謝しております。

    なお、一応国公立の大学も受けることとなりましたので、また少し更新が遅れてしまいます。重ねてお詫びを申し上げます。

    これから忙しくなることとは思いますが、執筆を続けていこうと思います。

    長らくお待たせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。

    執筆の開始は3月の上旬を予定しております。
    また、閲覧していただけると幸いです。

    長文失礼いたしました。
  98. 146 : : 2019/03/10(日) 18:52:31
    受験も執筆も頑張って下さい!

    まずは、人生に関わりのある受験優先でWw
  99. 147 : : 2019/03/17(日) 02:25:27
    皆さん長らくお待たせしてしまい
    申し訳ありませんでした。

    少し遅れてしまいましたが、明日より
    執筆を再開させていただこうと思います。

    更新のペースは本当にノロマですが
    ご了承いただければ幸いです。

  100. 148 : : 2019/03/17(日) 22:25:05
    少しですが、投下させていただきます。


    キース教官から退室を命じられ
    俺はまた風そよぐ外に歩み出る。

    月の光が暗がりを照らす。
    寝床への道を明るく照らす。

    エレン(月は、他の何者でもなく、俺の進む道を照らしてくれている。)


    そうだ、俺のやるべきことは決まった。

    迷いはまだある。

    だが、この迷いを払拭するため。

    選んだ道が正しかったと証明するため。

    俺はこの道を選ぶ。

    それしかない。

    エレン(普通逆なんだろうなぁ...。
    まあ、これは博打みたいなものか。
    ちょっと規模がデカすぎる気もするが。)


    頭上に青白く輝く月を見ながら
    俺は寮への道を歩んだ。






    翌朝、定刻通りに全員が起床し
    対人格闘技用グラウンドに整列していた。

    キース「.......貴様ら、全員集まったな?」

    教官A「点呼、終了しました。
    全員揃っています。」

    キース「そうか。そうでないと困るがな。」

    キースは、整然と並んだ
    訓練兵たちを一瞥する。


    緊張を露わにする者。

    気怠そうにする者。


    なんにせよ、キースの求める『兵士』は
    存在していないかのように見える。

    だが、落胆するにはまだ早計であろう。

    右奥に1人、静かに闘志を抱く者が
    いるのだから。


    内心笑みを浮かべながら
    キースは息を吸う。


    キース「貴様らをこの場に召集したのは他でもなく、訓練のためである!!」

    キース「だが、貴様らのような出来損ないに
    通常の訓練は身に余るはずだと判断したッ!!」

    キース「よって、これから1カ月間の訓練は全て座学および対人格闘技のみとするッ!!」


    訓練兵たちがどよめく。
    しかし、それをキースは一喝する。


    キース「黙れッ!!誰が口を開けと言ったァッ!!!」

    迫力に圧倒され、再び静まり返る。

    キース「いいか、これは決定事項だッ!!
    まずは貴様らの性根を根本的に叩き直したのち、一般の訓練に入ることとするッ!!

    以上だ!!さっさと訓練を始めろッ!!」


    訓練兵たちは戸惑った。

    確かに対人格闘技訓練の存在は聞かされていた。

    それに、立体機動というものがあまりにも危険なものであり、まだ自身らには扱えないということも。

    しかし、急に『訓練を始めろ』と言われても
    どうすればいいのか見当が付かないのである。


    キース「どうした!!
    貴様らは碌に訓練も行えないほどの出来損ないなのかッ!!」


    教官に怒鳴られ、ますます
    訓練兵たちは慌てふためく。


    しかし、彼は違った。


    エレン「なあ、お前。
    俺と組まないか?」

    エレンはキース教官の指示を聞くなり
    横に並んでいた金髪の男に声をかける。

    体格の大きい、いかにも『漢』と
    いった感じだ。

    「.......?
    別にかまわんが...。」

    エレン「助かる。
    俺はエレン・イェーガー、お前は?」

    ライナー「ライナー・ブラウンだ。
    よろしくな、エレン。」

    エレン「ああ、よろしく。」

    ライナー「それにしても、あの教官はめちゃくちゃだな...。いきなり始めろって言われても勝手がわからん。」

    エレン「それはまあ、俺も同じだ。
    けど、ただボーッと突っ立ってて、またどやされるよりは何かしら行動した方がいいだろ?」

    ライナー「ま、確かにそうだな。
    んじゃ、始めるか!」

    エレン「ああ!」

    ライナー「..........とは言っても、本当に何から始めて良いものか。エレンと俺じゃあ、体格に差があるしな。」

    エレン「いや、それは気にしなくて良い。
    実は少し腕に覚えがあるんだ。」

    ライナー「.........ははっ、なるほど。
    そうじゃなきゃ、こんなガタイの男に声なんてかけないよな。」

    エレン「ああ、遠慮はいらない。
    .......周りの奴らはまだ行動に移していないようだし、ここであの教官にアピールしとこうぜ。」ニッ

    ライナー「そうするとしよう。
    対人格闘技なんだし、それっぽいことしてれば問題ないな。」






  101. 149 : : 2019/03/23(土) 23:01:36
    *お!やっと書いたのか!

    *お前さんが.....この一年、どれだけ努力したか知らねぇが...

    *ま..取り敢えずお疲れ様と言っておくぜ。

  102. 150 : : 2019/03/23(土) 23:02:49
    期待ですー!
  103. 151 : : 2019/04/03(水) 22:23:09
    >>149
    いつもご声援、本当にありがとうございます。
    少々多忙につき、更新の速度は遅くなってしまいますが、完結を見届けていただけるとこの上なく幸いです。

    >>150
    ご期待、ありがとうございます!
  104. 152 : : 2019/04/03(水) 22:24:12
    エレン「じゃあ、とりあえず
    『相手の背中を、地面に10秒固定した方が勝ち』ってゲームはどうだ?」

    ライナー「おいおい、それじゃやっぱり俺の方が体格的に有利じゃないか?」

    エレン「自信が無いなら、こんなゲーム持ち出さねぇよ。いいから付き合ってくれよ」

    ライナー「まあ、お前がそう言うなら俺は構わんが....。怪我しても責任は取れんぞ?」

    エレン「ああ、わかってる。
    教官から2度目の罵声を聞かされる前に、始めるとしようか...!!」グッ

    ライナー「」ゾクッ

    ライナー「.............?」

    ライナー(なんだ?
    エレンが身構えた瞬間、悪寒が....。)

    エレン「........ライナー?」

    ライナー「!!
    .....いや、なんでもない。
    じゃあ行くぞッ!!」

    エレン「よし、来いッ!」


    ライナー「ふッ!!」ダンッ!

    ライナーは勢い良く地を蹴り
    一瞬でエレンへと肉薄する。

    エレン(ほう....速いな。)

    ライナー(もらった...!)ガッ!!


    肉薄したライナーは、そのまま素早く
    エレンの首へと腕を回し、足を掛けて
    投げ倒そうとする。

    ライナー「うおぉおおぉッッ!!!」グイッ

    エレン「」ギュンッ!!

    力のままに、エレンの身体が
    宙に浮く。

    ライナー(このまま地面に....ッ!!)

    エレン(人に投げられるって割と初体験だなぁ...)


    ダァンンッッ!!!
  105. 153 : : 2019/04/07(日) 20:49:03
    ライナー「............ッ!?!?」

    エレン「...........おえっ...ぐるじい」ググ...


    ライナーは、目を白黒させる。

    ライナーに背中から投げ倒される直前に
    エレンは足だけで踏ん張ることにより
    転倒を防いだのだ。

    つまり、『ブリッジ』の状態で
    耐えていたのだ。

    数秒、状況が飲み込めなかった。


    ライナー(な、なん.....!?
    どんな脚力と腹筋してるんだコイツは!?)

    エレン「お”お”お”お”........
    ごれ”は、ながなが効くな”あ”あ”.....」ニッ

    ライナー「いやそんな体勢で凄まれてもな...」

    ライナー(ま、まあ流石に、この状況からではエレンにもどうこう出来ないだろう...。
    ここはエレンの限界が来るまで...。)


    両者、視線を交えながら
    数秒の時が流れる。

  106. 154 : : 2019/07/25(木) 12:40:47
    期☆待
  107. 155 : : 2019/07/25(木) 12:41:07
    期待☆
  108. 156 : : 2019/07/25(木) 12:41:40
    
    _∧_∧__ ド━━━━━━━━ン
    (_( ・ω<)_() ≡≡≡❤ ◎
     / つノ
     し―J
  109. 157 : : 2019/07/25(木) 14:53:47
     ∧_∧ 届けぇ~
  110. 158 : : 2019/07/26(金) 01:49:48
    いや、面白いなこれ。エレチー全く好きじゃなかったけど、見やすいよ!すごく続き気になる。ぜひ書いて欲しいなこれは
  111. 159 : : 2019/07/26(金) 16:54:16
    期待‼
  112. 160 : : 2019/08/04(日) 01:20:24
    続き楽しみにしてます‼
  113. 161 : : 2019/08/11(日) 22:47:25
    続きはないのか❗
  114. 162 : : 2019/08/17(土) 13:05:34
    ぬぉおおぉぉぉぉおお、!!!!
  115. 163 : : 2019/08/17(土) 20:29:57
    頑張って下さい‼応援してます❗
  116. 164 : : 2020/02/19(水) 14:21:59
    きぃいたぁあいいいい!
  117. 165 : : 2020/03/02(月) 01:42:21
    リヴァイ「ほう・・・・・悪くない。(神作品ヒャッホーイ!)←キャラ崩壊
  118. 166 : : 2020/03/22(日) 04:34:43
    奇妙無量寿如来南無不可思議光来世自由自在王仏所・・・・・あ、縁起でもないな。期待。
  119. 167 : : 2020/05/06(水) 23:37:59
    つーづーき!
  120. 168 : : 2020/05/21(木) 09:11:15
    ヤベェ超面白え
    期待です
  121. 169 : : 2020/05/27(水) 23:51:49
    (≧∇≦)bいい
  122. 170 : : 2020/05/28(木) 16:43:30
    ピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥピカゥピッカ ピカゥピッカ ピカウ!! ピカウカァ ピカゥチュ ピカウチユ ピカピッカピカウ? ピカピッカピカチュう ピカピッカピカ?カー ピカピッカピカチュウ ピカゥっ!チュカー ピカピッカピカ?カァ ピカピッカピカ?ちゅ ピカゥゥ ピカゥゥ

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