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春川「今日という私にとっての大切な日」

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  1. 1 : : 2017/02/14(火) 17:15:01
    はじめましての方の方が多いと思います。

    こんにちは!

    今日はバレンタインデーということで自分の大好きな春川魔姫ちゃんのssを書こうと思います。

    こういった書くことについては苦手で、文章力などガバガバではあると思いますが温かい目で読んでいただければ嬉しいです。

    V3などのネタバレあるかもしれません。
    多少のキャラ崩壊有。
    時系列などはV3とはかけ離れています。

    それでは書いていきます(`・ω・´)ゝ
  2. 2 : : 2017/02/14(火) 17:27:05






    私は春川魔姫。






    表では超高校級の保育士。だけど、私の本性や素顔、そして本当の才能を知る人たちはこう言う。






    『超高校級の暗殺者』と。






    親に見捨てられ、小さい頃から孤児院で生活していた。






    そんなある日、知らない大人たちに連れていかれた。






    それ以降、その日からは地獄の毎日だった。






    "暗殺者" としての訓練。一般の大人ですらこの訓練を毎日続けていれば狂ってしまうと思う。






    いや、狂って当然だ。






    そんなものを、心身ともに未熟な時から受けた。受けされた。






    辛かった。苦しかった。死にたかった。おかしくなりそうで、私は訓練が終わったあと、自分の部屋で毎日泣いていた。






    でも、逃げなかった。






    私が逃げれば、また別の子があの孤児院から連れてこられる。私の大好きな、大切な "あの子" もだ。






    "あの子" を守るため助けるためだ。






    逃げるわけにはいかない。






    絶対に逃げない。






  3. 3 : : 2017/02/14(火) 17:36:41






    そこからだろうか。






    私はいつの間にか何も感じなくなった。






    ただ、命令された人を殺すだけ。






    "暗殺者" としてやるべきことをするだけ。






    そんな、日々を送るしかなかった。






    でも、これは過去だ。






    こんなことを長々と話したけれども、今は違う。






    こんな私の過去を否定せずに、私を、私自身を見て、しっかりと受け止めてくれる人がいる。






    もちろん最原や赤松たち、クラスのみんなも今は私を私として見てくれていると思うけど、これも全部あいつのおかげ。






    私の生き方を、私の人生を変えてくれた人。






    百田解斗。






    ただの馬鹿とか、うるさいやつとか思っていたのに、人って面白いよね。簡単に人への印象や感情が変わる。






    春川「⋯⋯。」






    春川「あいつ、いつ帰ってくるのかな。」






  4. 4 : : 2017/02/14(火) 20:42:48




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    希望ヶ峰学園-高校3年の春‐






    私はこの2年間、まともに学校に行っていなかった。






    行けなかったと言った方がいいのかもしれない。






    『超高校級の暗殺者』として、約1年半の長期間に及ぶ暗殺を任されたから。






    ようやくその役目が終わり、残りの1年間は学校生活に専念できるらしい。






    学校なんかに行っても、なにもないのに。






    "暗殺者" とわかれば周りの人たちはどんな反応をするかわかる。






    入学してからの半年間は暗殺者として気付かれずにやっていけた。






    残りの1年間も、『超高校級の保育士』としてやっていく。




    そう思いながら、私は教室へ向かった。
  5. 5 : : 2017/02/14(火) 21:21:31




    ガラッ




    教室のドアを開けると、見覚えのある顔が何人もいた。


    赤松「あ、春川さんだ!」

    天海「おはようっす」

    真宮寺「久しぶりだネ。」

    春川「うん、おはよう」

    キーボ「1年以上も来てなかったけれど、なんかあったんですか?」

    春川「まあ色々とね」


    1年半もいない状況で、しかもいきなり教室に来たら驚いて理由を聞くことくらいわかっていたため、その後の会話もすんなりと済ますことができた。


    夢野「まあ、とりあえず残り1年間はよろしく頼むぞ」

    白銀「そうだねそうだよね!春川さんからしても楽しく卒業したいもんね!」

    春川「まあそうだね。よろしく。」


    なんとかなりそうだった。

    その日はそんなこんなで終わり、これなら大丈夫だろうと安心していた。

    クラスメイトとの会話はされたらすればいいし、別になにもされていないなら距離を置く必要はない。

    今日の反応を見る限り、あいつらは大丈夫。

    そう思えた。




    でも、それもたった3ヵ月間だけだった。




  6. 6 : : 2017/02/26(日) 22:23:37
    期待期待期待期待!

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