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死に戻った世界の片隅で

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  1. 1 : : 2017/02/12(日) 13:43:06
    リゼロと進撃の巨人の合わせのような作品です!
    まぁ、エレンに死に戻りの力が手に入ったという感じで把握お願いします!
  2. 2 : : 2017/02/12(日) 13:44:01
    はあ…
  3. 3 : : 2017/02/12(日) 13:54:54
    >>1
  4. 4 : : 2017/02/12(日) 13:58:25
    ガタンゴトン...ガタンゴトン...

    と、規則的な音が整ったまま地下のトンネルの中で谺響する。
    冷たく薄氷が張ってた昨日とは変わり冬日和となった今日

    「エレン!待ってよ!」

    と、金髪の髪型をした彼女が地下トンネルの中で叫ぶような甲高い声が響いた。

    エレン「なんだよ、アニ……さっきも言ったが学校には行かねえよ?」

    アニ「なんでよ……学校の皆だって待ってるよ?きっと……」

    エレン「あ?誰がだよ……」

    そう自分自身が言い放った声はどす黒く低い音で鈍く反響した。

    アニ「ミカサとかジャンとか…」

    そう言いながらアニは涙を流す。
    そんなに涙を流したら美しい顔が台無しじゃないかなんてことをかんがえながら。

    エレン「どこがだよ。あの日でもう分かったろ。
    そんなにいやならもう別r……」

    と別れるかという言葉の少し前のところで頬を叩く音がした。

    アニ「そんな事言わないでよ!!!もう知らない!!!」

    声高く反響した音はいつまでも耳に粘りつくような感覚を帯びながらも、明日謝ろうと考えながら、痛くなった頬を擦りながら帰路についた。
  5. 5 : : 2017/02/12(日) 14:12:15
    エレン「ただいま…」

    勿論何の返事もない。
    ガヤガヤと音はするものの、俺は居ない扱いでもされいるようだった。

    スタスタスタ…
    といつものように廊下を歩き自室に入った。

    ふぅ……と冬の寒さを浴びた体をいたわるかのように椅子にもたれるように座った。
    そしていつものようにカッターを取り出してカッターで腕を切り裂いた……
    血が滴り落ちる
    無音……虚無……

    エレン「もうこんな所居たくないな……早く死にたい……」

    そう言いながら目を閉じ希望論を唱えながらも祈ってみた。


    ガヤガヤ……
    と周りがうるさくなったのを感じ目を開ける……

    エレン「はっ……?なんで、牛車が走ってんだ……?どういう……うわぁっ」

    と自分でも情けなくなるようなまでの声を出し恥ずかしくなる前に自らの体の変化に驚いた。

    6…7歳前後だろうか、年齢が変わっているのである。

    エレン「ま……まさか……し、死んだ……?」
  6. 6 : : 2017/02/12(日) 15:21:33
    エレン「いやいやいや……そんなことなない…だってオレ家の中にいたもんな…とりあえず……」

    エレン「所持品はスマホにガムとあの時持ってたカッターか……異世界転生の所持品にしちゃあ弱過ぎだろ……」

    とはいうものの、この世界はかなり昔の中世ヨーロッパ的なものにそっくりなのは驚いた。
    しかし、もっと驚きなのは壁である。
    高さはおそらく50mはあるだろう。
    そしてその周りにはおかしな装備をつけた人達。
    中には2,3人髪の毛が白い者もいた。

    エレン「とりあえず、情報収集か…」ドスンッ…

    エレン「痛た……」





    不良A「おい……痛てぇじゃねえか…」

    不良B「何してんだよおい……!」

    不良C「有り金全部置いてけばゆるしてやるよ!」




    エレン「す……す、すみませんでした!」


    不良C「あはははっ…!そのまま全裸で土下座でもしろよ……!」

    カッチーンッ……
    そういう存在しないような音が聞こえるレベルでイラッとした時に

    エレン「ふざけんなゴラァ……!!」

    と右にいた不良を右ストレートでぶん殴った。
    案の定不良は壁に頭を打ち倒れた

    エレン「やっぱり痛てぇ……想像以上!でもまぁ、俺がひきこもり生活の中で無駄に木刀振って鍛えた握力70なめんなごら……」

    ミシミシという、音をたてながら左にいた不良Bの腕を握り金的に蹴りを入れた

    エレン「よしごら最後の1人……!!!」

    と殴ろうとした時不良がナイフを取り出すのを見て即座に土下座をかました。

    エレン「す、すみませんでs……ゲボアッ……」

    エレンの腹に蹴りが入れられ目を覚ました不良B,Cにボコ殴りにされかけた所で


    「やめなさい…」

    「ミカサ……やめようよ…」


    ミカサ「やめない。アルミンこそ覚悟を決めて…」

    アルミン「うぅ……」

    不良A「なんだごr…」メゴオッ……

    メゴッという骨の軋む音を立てながら不良Aは壁にめり込んだ。
    そこから先はただの制圧だった。
    瞬く間にそれは終わった。

    ミサカ「あなた…大丈夫?ケガは?」

    エレン「だ…大丈夫だよ……て、ミカサ??」

    そう元の世界で見たミカサにそっくりなのだ…
    黒髪で綺麗な目をしたミカサそのものだったのである。

    ミカサ「? なんのこと??てか、エレンも一緒に遊ぼ?この右に居る金髪の子がアルミン」

    アルミン「よ……よろしく…」

    エレン「お、おう!よろしくな!」

    ミカサ「私たちはこれから古本屋に本を買いに行くんだけど……くる?」


    エレン「行けるなら行くぜ!」
    と元気のいい返事をして裏道から走っていった
  7. 7 : : 2017/02/12(日) 17:23:24
    本屋に着いた時すっかり日は落ち辺りは漆黒と言っていいほどの真っ暗だった。

    エレン「アルミン!入ってみようぜ!!」

    アルミン「そうだね!ミサカは待っててよ。なんかあったら怖いからさ!すぐ終わるし!」

    ミカサ「そうだね…。わかった。」

    ガチャ……ギィィィ…

    エレン「いくか!アルミン!」




    ーーーーーーー

    ーーーー


    ーー



    エレン「実はな…俺異世界から転生してきたんだ……」

    アルミン「それはすごい事だよ!はじめて見た……すごい!!」


    エレン「実はな……あっちの世界でミカサとは家族同然だったんだけどよ……死n……」

    アルミン「ぎゃあああっ……」

    エレン「アルミンどうした?!」

    その問いかけにアルミンは無言のまま指をある方向に向けた…

    そのにはおじいさんらしき人がアタマから血を流し死んでいた。

    エレン「おい!アルミンこれやべえよすぐに逃げるぞ!おい!アルm……」

    その問いかけをしようとアルミンの肩をつかもうとした時アルミンの頭が落ちた…
    そして次の時には腹に激痛が走った……

    エレン「まじかよ……こんな終わりかよ……」

    ミカサ「エレン……?アルミン……?」

    エレン「だめだ……来ちゃ……カハッ…」バタン…
    その音の発生源である横を見るとミカサが倒れ血を流していた

    エレン「必ず助ける……向こうで助けられなかったけど絶対助ける……!……!」
    その想いの中で俺は死の床に落ちていった……





    ガヤガヤ……ガヤガヤ……

    エレン「はっ!」

    通行人「ん?」どうしたのかしら…大丈夫かな……

    果物屋の親父「僕大丈夫かい?」

    エレン「だ…大丈夫です……」


    スタスタスタ……


    エレン「あれは夢だったのか……?」
  8. 8 : : 2017/02/12(日) 18:05:50
    エレン「いやな夢だったな……でも確かめるしか無いよな……とりあえずあそこに行ってみるか……」

    スタスタスタ…

    「ウエエエエエンッ……お母さんどこぉ……」

    とすぐ近くに居た女の子が泣いていた

    エレン「はぁ……ほら…お嬢ちゃんこれ食べな…… 」ガムを差し出すスッ……

    「あ、ありがとう……」

    エレン「この娘のお母さん居ませんか〜?」

    女の子の母親「すみません〜!!その子私の娘なんです!迷惑かけてすみませんでした!ほらお礼は?」

    「ありがとうございました!」

    エレン「いえいえ!大丈夫ですよ!」

    女の子の母親「本当にありがとうございました!」


    スタスタスタ…




    エレン「ここだよな……」

    トントントントン……
    エレン「ごめんください〜!……あの!早く!!」

    うるさいわ!!

    ドンドンドンと大きな足音を立てながらドアがあいた

    「予約はもう少し先のはずじゃが?ワシはロムじゃなんのようじゃ?」

    エレン「はぁ……まだ生きてたのか……」

    ロム「なんのことじゃ?ワシをかってに殺すな!」

    エレン「よかった…てか予約もしてねーよ」

    ロム「なんじゃ客じゃないなら帰れ」シッシッ……

    ピンポーン……

    ロム「ん?客か?時間的にも普通か……いらっひゃi…」バタ……

    エレン「?!!……おい爺さん!おい!」

    「あらら……なんでお客さんが?1人のはずだったんだけれど…」

    エレン「何のことだ……?おまえは……」

    「俺はケニーだ。殺し屋ケニー。ここにある『パンドラ』って本を奪いに来たわけさ……てことで死ねよ……」

    ブオンッ……!

    エレン「はぁ……はぁ……危なかった……」
    腹めがけて切り裂かれたナイフはエレンの服を軽々と切っていた。

    ケニー「抵抗しなければ楽に死ねたものを……!」

    そう言ってケニーは大振りにナイフを振った

    エレン「せいや……!どんなもんだ!」
    その大振りのナイフを避けて胸に一発パンチをぶち込んだのだ。

    エレン「かかってk……ガハッ……なんで腹に…」

    ケニー「俺の得意技なんだ……すれ違いざまに腹を開くのはな……。やっぱり綺麗な血の色だ……」

    エレン「くそ……なんで……」














    ガヤガヤ……ガヤガヤ…


    エレン「はっ……」
  9. 9 : : 2017/02/12(日) 19:52:51
    すみません!
    4の話なんですが、
    ❌アニ「ミカサとかジャンとか……」ではなく
    ⭕️アニ「ミーナとかジャンとか……」です!!
    すみませんでした
  10. 10 : : 2017/02/12(日) 21:23:09
    期待だお
    待ってるお(・_・)/
  11. 11 : : 2017/02/13(月) 15:00:00
    >>10さんありがとうございます!!
    頑張りますね!
  12. 12 : : 2017/02/13(月) 15:07:49
    エレン「また夢……?あんなリアルな夢あるのか……?」

    スタスタスタ……ドンッ

    不良A「どこ見て歩いてんだこら?」

    不良B「慰謝料だよ慰謝料!」

    不良C「土下座でもしろやこら!」


    エレン「またお前らかよ……はぁ……」

    不良B「あ?お前となんてあった事ねぇよ!」

    エレン「うるせえな……どけよ」スタスタスタ……ザク……

    エレン「あ…………いてぇ……」ポタポタ……

    不良A「やべえ!やっちまった!すらかるぞ!」

    エレン「くそ………痛てぇ……あ……なんでガムがあるんだ…たしかあの時に……くそ…………意識が……」








    ガヤガヤ……



    エレン「はっ…………」
  13. 13 : : 2017/02/13(月) 15:37:30
    エレン「そういうことか……俺は死に戻りが出来るのか……そういうことか……」



    スタスタスタ……

    エレン「あ……やべこの路地は……ふr…」

    不良C「おいこら……なんでこっち見てんだよ……?」

    不良B「怪我したくないなら金を置いてきな……」

    エレン「またこの展開な……なら俺にも考えがあるぜ?」

    不良B「あ?なんだt…」

    エレン「おっまわ〜りさ〜ん!!!助けてー!!衛兵さ〜ん!!!」

    不良A「何してくれてんだおい!」

    不良C「やめろこら!!」




    シーン………



    エレン「あれ……?」

    不良B「ビビったじゃねえか……」

    不良A「こんなことしてくれたんだ……おとしまe…」


    「お前ら……3対1は卑怯じゃねえのか……?俺も参戦してやるよ……」


    不良B「あ……?なんだおまe……?!?リ……リヴァイ……?!」

    エレン(リヴァイ?だれだそれ……)

    不良A「なんで調査兵団がここに……?!」

    リヴァイ「てめぇら……喧嘩するなら俺も参戦するが……どうするんだ?」


    不良たち「割に合わねえよ……!!」バタバタバタ……タッタッタ……

    リヴァイ「大丈夫か?ガキ。俺はリヴァイだ……お前は?見たことの無いような服を着てるが……」

    エレン「俺はエレンです。エレン・イェーガー。ありがとうございましたリヴァイさん。」

    リヴァイ「おう……なんかあったらまた助けてやるよ……。」

    エレン「あ、リヴァイさん!その黒髪の東洋人のような人を見掛けたら本屋に行くのはまだ待っててくれと言っていたと伝えてください!」

    リヴァイ「あぁ…見掛けたら伝えておく。」



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著者情報
ReN

エレアニ らぶー笑

@ReN

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