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俺ガイル×暗殺教室

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  1. 1 : : 2017/01/28(土) 10:00:57
    とある小学校の屋上

    僕、比企谷八幡はいつも昼休みはここで過ごしている。教室にいっても周りからいじめられるし、かと言ってここにきてもやる事が無く、ただ空を眺めていた。
    いつもなら1人なんだが、ここ最近もう一人ここで過ごしている奴がいる。そいつは中川真司。僕と同じクラスである。毎回くると週刊誌ジャンプを顔に被せ、寝ている。
    僕たちは友達ではない。僕は人と関わってもいい事なんて無かった為、避けてきたが、ただ何故だかこいつの事は信用できる。

    比企谷 「おい、いつまでそこで寝てんだ、お前」

    そう言うとこいつはいきなり声を掛けられたせいか、ビクッとして起き上がった。そして僕の顔を見ると何だ、お前かみたいな顔をして、大きく背伸びして、欠伸した。

    中川  「お前、いきなり話しかけんなよ。ビックリしただろうが」
    比企谷 「そいつは悪かったな。そんなにぐっすり寝てるとは思わなかった。」

    僕も彼と同じように、床に寝転ぶのであった。
    床はコンクリートだったせいか、暖かかった。
    もうすぐ終業式を迎える僕たちだが、なぜか寒く感じた。
    もうすぐ春になるはずなのに雪は溶けてない。今年は何十年ぶりかの雪らしく少し積もっているらしい。
    それは僕たちの関係のようでもあった。お互いに深く関わることなくただ無難にやり過ごす。
    友達がいない僕としては、これほど心地よい環境はない。
    すると、彼は起き上がり、持っていたジャンプに渡してきた。
    正直何がしたいのかよく彼が分からなかった。

    比企谷 「おい、なんだよ・・。いきなり?」

    彼は無視してドアノブに手を当てた。
    僕はいつもいないような奴だから、無視されようがあまり気にしないのだが、何故かイラっとした。

    比企谷 「おい!!無視すんなよ!!」

    その怒りに身を任せ、そいつに叫んだ。
    そいつは振り返ることなく僕に話してきた。

    ??? 「実は俺、転校することになってな・・。」
        「だから、そいつやるよ・・。」

    手に持っているジャンプに目線を移すも、正直言って僕はこういう漫画読まない。別に嫌いなわけじゃないけど、読むのが嫌だった。

    比企谷 「いや、要らないんだけど・・。」

    彼は、扉を開いた。

    ??? 「いいから、持っとけ。そいつがお前の手元にある限り俺の決心は狂わない。」
    比企谷 「何言ってんの、お前・・。」
    ??? 「比企谷、お前が最期まで一緒で良かったかもしれねえな・・・。」

    今、彼が僕に何を言おうとしてるのかは、分からなかった。
    僕とあいつはお互い何も知らない。特に友達というわけではない。
    だから、一緒にいるだけだった。よって感謝される事はしてない。
    そしてあいつが最後に言った言葉は



    ??? 「いつか。いつか俺の事止めてくれよな・・・。」
        「俺と言う化け物を」

    そう言って、彼は扉を静かに閉めた。
    あれから、俺はそいつの顔を一度も見てない。
    そしてこれからも会うことはないだろう。
    そう思っていた。
    しかし、この後俺はとある事件をきっかけに大きな渦に巻き込まれるのであった。
    だが、今考えてみれば、それは決して悪くなかったと思っている。
    そして今なら誇りをもって言おう。

    あの教室、そこいた奴ら、あいつ、そしてあの教師との出会い、学校生活は最高だった。

    最後、こう締めるとしよう。

    やはり俺の3年E組での学校生活は間違っている。
  2. 2 : : 2017/01/28(土) 10:05:59
    春、それは、新な年の訪れの象徴であり、平和的意味で使われることが多い。
    『アラブの春』『雪解け』と言い、歴史上では、平和の訪れを祝して、使われる事が多い。
    日本では、桜が咲けば、春を訪れを一層感じるであろう。自転車で登校する俺は、桜並木を通る為、満開に咲いている桜を見ると、
    少し心が踊るのであるが、これは俺だけではなく、多くの学生そして社会人も同じ気持ちだろう。
    また気持ちのリセットなどと言い、勉学及び仕事に励む者もいるだろう。結局一般的に春と言うのは一つの節目なのである。
    俺も入学当初は、そんな気持ちだったが今は違う。
    俺と同じクラスメイトである中川真司は、現在ある場所にとある理由で左遷させられたのだ。もうねえ、凹みましたよ・・・・。
    理由は後で解説いたすとしましょう・・。

    何故か隣にいるアホは、物凄く騒いでいるためぶん殴りたい気持ちは山々だが、あとにとっておくとしよう。
    目的地に到達した俺たちだが、余りも殺風景過ぎて、ビッビタ。
    だってよ・・・・。目の前に古びた木造建築が一軒建ってるだけだ。あと、森しかない。これ学校と呼べるのだろうか。どちらかといへば自然教室にしか見えないのだが・・・・・。

    中川 「ほんま、ここで合ってんやろうな?」
    八幡 「知らん、地図がそうかいてるんだよ。」

    奥から物音がした。そこに向かい進むのであったが、中川が立ち止まった。
    そして体をガタガタ震わせながら、俺のほうを向いた。

    中川 「なあ、おっ音せえへんかった・・。」
    比企谷「したな・・・。」
    中川 「・・・。えっ、いやいやこんな時間から人なんておるんか?」
    比企谷「さあ、見に行ってみるか?」
    中川 「おおおう、いっ行ってみようかな。ハハハハハ」

    さっきからこいつ挙動不審なんだよな・・。
    何つうか気持ち悪い・・。

    比企谷「さっきから、何ソワソワしてんだよ・・。」

    そう言うと、中川は体をビクッととさせた。
    そして俺のほうを見ると

    中川 「いきなり話しかけんなよ・・。おっお化けや思うたやないか?」

    あーーー、そう言えばこいつホラー系無理だったな・・。
      
    比企谷「お前、お化けとか無理だったな・・。」

    すると、中川は大声で反論してきた。

    中川   「えっ、おおお化けが怖いわけないだろ!!」

    うん、よしこうなったこいつはとりあえず無視だ。
    とりあえず周囲を見回す。
    校舎に入った俺たちだが、まず人の気配がしないんだけど・・・。えっ、何ここ?教室平日だぞ?
    中川 「今まだ6時半やぞ。人がいるわけないやろ」。
    比企谷「勝手に人の心読むな。」

    何こいつさらっと復活してんだよ・・。

    中川 「それより、大丈夫やろうな。」
    比企谷「朝方にお化けとか出る分けねえだろ。ドンだけヒビってるんだよ。」
    中川 「べっ別に、怖いわけじゃねえしちょっと、おどろくかな?なんてねべっ別に、お化けなんているわけないもんね」

    奥から物音がした。
    誰かいるのか?
    比企谷「今、音しなかったか?あれ、中川!」

    おい、あいつマジビビった逃げてったじゃねえよな・・。
    下を見下ろすと、何かいた・・・。

    中川 「」ビクビク
    比企谷「なにしてだ、お前?」

    正確に言うと目の前には頭抱えてしゃがむアホ
    アホは見上げると、震えながら言った。

    中川 「いや、防災訓練・・・・。頭守らなあかんなあ思って。」
    比企谷「そんなに怖いなら、外出てていいぞ。」
    中川 「はっ、何言ってるの、お前?べっ別に怖くないし?怖いってなっ何?って感じだし?」
    比企谷「ドンだけ動揺してんだよ、お前。」

    どんだけびっびてんだよ、こいつ・・。
    まあ、いいや。とりあえず人見つけねとな・・。
    音が聞こえてきたと思われる教室なのか分からん所に到達した。

    比企谷「確かここから、聞こえてきたよな」
    中川 「しょっしょうだにゃ・・。」

    俺は扉をノックした。
    すると中からどうぞと言う声が聞こえてきたため、少しほっとした。
    何だよ、人居たんじゃねえかよ・・。
    そう心の中でつぶやいた俺は遠慮なくドアを開いた。
    ガラララ
    シンハチ「失礼します。」

    開いたドアの先にいたのは、何と・・・。


  3. 3 : : 2017/01/28(土) 10:07:00
    ??  「ヌフフフフ、待ってました。ようこそE組。」
     
    中川  「間違えました。」ガタッ
    相手が言い終わる前に、中川が思いっきりそういってドアにいったん閉めた。
    そして俺のほうに向いて言った。
    中川  「なぁ、今変な人おらんかったか?」
    比企谷 「いたな。変なのが・・・・。」
    中川  「何か肌黄色くなかったか?」
    比企谷 「そうだったな・・。」

    そう開けた瞬間黄色い生物が椅子に座っていたのであった。
    手は何というか普通の手ではなかった。

    中川  「いやいや、でもさすがに黄色い肌の人って・・・・。」
    比企谷 「あれだろ。コスプレしてるんじゃね?」
    中川  「えっ、コスプレ?こんな時間にコスプレ?黄色いエイリアンぽいコスプレ?」
    比企谷 「もう一度確認して見ようぜ。俺たちが幻覚見てるかも知れないし。」
    中川  「せやな。あれは、幻覚やったんや。黄色い人なんているわけ」

    お互いうなずき合い、再びドアを開く。
    頼む。さっきの幻想を打ち砕いてくれ!!
    ガラララ

    ??  「何で閉めるんですかーーーー(T0T)」

    中川  「な・・・・・・。」
    比企谷 「・・・・・・。」

    しばらくの沈黙の後、中川が勢いよく閉めた。
    中川  「やっぱり、間違えました。」ガタッ

    結局、打ち砕かれることはなかった・・。

  4. 4 : : 2018/11/16(金) 19:57:52
    幻になるのは?

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KAKAKA

taraa ganaki

@KAKAKA

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