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普通エレンのお話(現世)

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  1. 1 : : 2017/01/03(火) 04:05:36

    エレン&エレナ部屋


    エレン「・・・なぁ、エレナ」


    エレナ「・・・ん、どうしたの」


    エレン「・・・今日、俺夢見たんだよな」


    エレナ「・・・どんな?」


    エレン「…俺達人間が巨人と戦う夢…」


    エレナ「・・・へぇ、偶然だねエレン、私もつい一週間ぐらい前にそんな夢見たよ」


    ペラッ…


    エレン「!えっ、それ本当か?」


    ドサッ、ゴロッ


    エレナ「・・・うん、本当、でも私が見た夢は巨人と戦うんじゃなくて一方的に殺されてた…グチャグチャに…結構血生臭かった…」


    ペラッ…ペラッ…


    エレン「!!血生臭かったって、お前、それ夢だろ!?」


    がシッ、トサッ…


    エレナ「あっ…、・・・うん、まぁ…夢は夢なんだけど…なんか、生暖かいような、気持ち悪いような、とりあえず鉄臭いみたいな…あ、後、エレン退いて、本読めない…」


    エレン「っお前、こんな久しぶりに暇が潰せそうな話が出てきたんだぞ!?なんにも興味がない俺達に!」


    エレナ「・・・まぁ、そりゃそうだけど…って、エレン、さりげなくスカートの中に手入れるのやめて、冷たい・・・」


    エレン「・・・う~ん…」


    エレナ「・・・聞いてる?」


    エレン「・・・全然わからん、理解ができない…ちくしょ~…」


    エレナ「…はぁ…全然聞いてないスタッスタッスタッスタッ、ん?」


    スタ、スタ、スタ、スタ


    エレナ「・・・ねえ、エレン」


    エレン「!なんかわかったのか?エレナ!」


    ガシッ


    エレナ「・・・うん、わかった」


    エレン「!!な、なんだ!?早く教えろ!」


    エレナ「・・・それは」


    エレン「それは!?ガチャ


    エレン「あ」


    エレナ「・・・」


    カルラ「・・・エレン」


    エレン「!そうだ!母さん聞いてくれよ!俺とエレナすっげえ同じ夢見てカルラ「エレナ、貴方も来なさい…」


    エレナ「っえ」


    エレン「・・・は?え、お、おい?母さん?っていたたた!!?耳引っ張んなよ!?」


    カルラ「いいから来なさい…」


    エレン「な、なんだよ??って、ほらエレナも行くぞ」


    エレナ「な、なんで私まで・・・エレンがやったのに・・・」


    エレン「は??」


    ーーー

    ーーーー

    ーーーーー



    カルラ「・・・エレナ、貴方はもうわかっているわよね?」


    エレナ「う、うん・・・」


    エレン「??」


    カルラ「・・・エレン、貴方はまったくわかっていないかもしれないけど…」


    エレン「っな、なんだよ?」


    カルラ「・・・・・・エレン、貴方これで私に呼び出されたのは何回目かしら?」


    エレン「・・・・・・・えっと・・・わかんねえな、なぁ?」


    エレナ「・・・私自身じゃないんだからわから・・・あっ、そっか、エレンほぼ毎日お母さんに呼び出しされてるからもう何回呼ばれたかわからない…ね」


    エレン「あぁ、だってよ母さん、エレナもこう言ってるぜ?」


    ッス、ギュ


    エレナ「はぅ…」


    カルラ「・・・・・・はぁ…貴方達二人にとやかく言いたくはないけど…いい加減離れたらどうかしら??この年にもなって・・・普通こんなに仲良くないわよ??平気でスカートの中に手を入れるエレンもエレンだけど・・・エレナ貴方も・・・」

  2. 2 : : 2017/01/03(火) 04:05:49
    エレン「??母さん何言ってんだよ?まだ俺達高校生だぞ??」


    エレナ「・・・特にはなにも感じてない・・・とは嘘になるけど・・・せいぜい冷たいぐらい??」


    カルラ「・・・はぁ…貴方達の将来が心配だわ・・・!そうだわ、せっかくだしこれを機に貴方達二人共別々の部屋に変えたら


    エレエナ「「それはダメ、無理」」


    ダキッ


    カルラ「・・・どうしてかしら??」


    エレン「・・・だってなぁ?」


    エレナ「・・・うん…二人一緒の部屋で寝る事で安らぎを得られる」


    カルラ「・・・エレナ、貴方このままだと将来結婚できなくなるわよ??」


    エレナ「・・・好きな人いないし…エレンといる方が・・・楽しい…うん…」


    エレン「はぁ??母さんなに言ってんだよエレナに好きなやつなんかできるわけないだろ!俺達二人揃ってなんにも興味ないのによ!」


    カルラ「・・・そんな事大声で言える事じゃないわよ…って、エレンこそ貴方好きな女の子とかいたりしないの??」


    エレン「・・・いねぇよ・・・と言うか、クラスの女子の名前とか覚えてねぇし・・・」


    エレナ「!そういえば私もクラスの男子の名前とか憶えてないや・・・えっと・・・担任の先生の名前・・・なんだっけ??」


    カルラ「・・・はぁ…貴方達顔が似てるだけじゃなく性格も全て似てるのね・・・」


    エレン「母さんが落ち込む理由が俺にはわからねぇけどな、友達なんて作ったって意味ねぇだろ?家族といる方が全然楽だし楽しいよな?エレナ」


    エレナ「うん、それはエレンに完全に同意、女の子の会話とか疲れるし・・・悪口ばかりだし・・・おしゃれとか怠いし・・・」


    カルラ「エレナ、おしゃれの事に対しては女の子として大切だからちゃんと興味を持った方がいいわよ…」


    エレナ「・・・そうかな??」


    エレン「エレナは別にそこらの女より可愛いんだからそれでいいだろ、それにおしゃれしてる女って香水臭くて嫌なんだよなぁ、それに比べてエレナはなにも付けてなくて落ち着く」


    ダキッ


    エレナ「んっ・・・私も…落ち着く…エレンの…」


    ギュゥゥ


    カルラ「・・・はぁ…それじゃあ貴方達は将来どうするのかしら??」


    エレン「・・・そうだなぁ、あっ、エレナ一緒に暮らそうぜ、一人とか暇になるし」


    エレナ「…うん、いいよ、エレンに賛成」


    互いにそう言っては抱きしめあうエレン、エレナ、そんな二人にカルラは唖然としては溜息を吐いた、呆れ気味なような、でもどこか優しい目をしていた




    エレン「なぁなぁエレナ、でよさっき巨人の話!」


    エレナ「あぁ…エレン本弾かないで、ってスカートに手入ってる…!っ冷たいっ…!ぅぅ…」




    カルラ「・・・はぁ…やっぱり心配だわ…」


    あれから数時間してこっそりと部屋の中を覗いたカルラ、その中の光景は相変わらず本を読んでいるエレナに乗っかってはなにか夢の話をしているエレン、そしてわざとなのかわざとじゃないのか手がスカートに入っている、仲のとても良い兄妹(双子)なのだがこの光景を見るといろんな面で心配になるカルラだった
  3. 3 : : 2017/01/04(水) 10:25:26
    面白かった乙
  4. 4 : : 2017/01/04(水) 10:38:42
    続き期待
  5. 5 : : 2017/01/07(土) 01:30:16
    続き期待!笑
    面白いです!笑

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eren888

エレエナ

@eren888

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