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モノクマ「暇だから明日一日、NG行動を設定するよ」

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  1. 1 : : 2016/12/13(火) 13:28:20
    コロシアイ起きていません
    モノクマ「暇だから、残姉の正体バラすね」の後日なので、普通に戦刃がいます
  2. 2 : : 2016/12/13(火) 13:29:49

    苗木「何さ、NG行動って」

    モノクマ「そのままだよ。やってはいけない行動だよ」

    モノクマ「個々で違うから、きっと面白い事になるよ。うぷぷぷぷ」

    霧切「NG行動をしてしまったらどうなるの?」

    モノクマ「オマエラ、この学園生活が始まってから結構経つよね?」

    モノクマ「その間に集めた、皆の知られたくない秘密を皆の前で映像付きで公開します」

    苗木「な、なんだって!?」

    苗木(どれだろう? 霧切さんや舞園さんやセレスさんや朝日奈さんや戦刃さんでヌいた事かな)

    十神(腐川の調教くらいしか思い当たらん)

    石丸(むぅ。別に暴露されて困る生活はしていないつもりだが)

    桑田(やべぇ。一度舞園ちゃんの部屋に忍び込んで、布団に寝転がって匂い嗅いだりしたんだよな)

    大和田(不二咲が男だって知らなかった頃、一度押し倒しかけたんだよな……)

    山田(皆をネタにしたエロ同人誌を描いている事がバレたら……)

    不二咲(週五で大和田君、週一で趣向変えで苗木君でヌいている事かな?)

    葉隠(心当たりが多すぎて分からないべ)

    霧切(苗木君が入浴中にパーカーの香りを嗅いでいることかしら)

    舞園(苗木君へのラブソングを作って、音楽室でこっそり練習している場面かな?)

    腐川(白夜様と私の妄想小説を書いて、それで自慰している事がバレたら……。あぁ、どんなオシオキが)

    セレス(苗木君をギャンブルで嵌めて、性奴隷にする計画を立てていることでしょうか?)

    大神(むぅ……。プールで水面割りに挑戦して失敗し、プールを破壊しかけたところだろうか)

    朝日奈(ま、まさかガチャで手に入れた、苗木抱き枕を、好奇心から使っちゃっているところを?)

    *苗木抱き枕については モノクマ「暇だから皆をモデルにした景品を作ってみました!」 を参照ください

    戦刃(三日に一度、寝ている隙に苗木君の部屋に忍び込んで、こっそり添い寝していることかな?)

    モノクマ「うぷぷ。どう? 絶望した?」

    葉隠「地味にキツイべ」

    十神「それに参加しなかった場合は?」

    モノクマ「同じく恥ずかしい映像をバラします」

    十神「チッ」

    石丸「それで、NG行動とはどんな行動なのだ?」

    モノクマ「それは現時点では教えられません」

    モノクマ「今から皆に配るこの腕輪に、明日の朝のアナウンス以降、表示されるようになります」

    モノクマ「今すぐ付けなくてもいいけど、明日部屋を出る前にちゃんと腕に付けてね」

    舞園「変なのでなければいいんですけど……」

    不二咲「誰も殺さない、とか表示されないよね?」

    モノクマ「そんな強制的なコロシアイ、ボクは望んでいないよ」

    モノクマ「まぁ、NG行動が理由でコロシアイに発展はするかもしれないけど」

    大神「そのような事はさせない!」

    大和田「むしろコロシアイに発展するNG行動って、どんなだよ」

    山田「ともかく、ここに表示された事をしなければいいんですな?」

    セレス「ちなみにこのNG行動は、明日のいつまでやるんですか?」

    モノクマ「所詮は暇つぶしで用意した物だからね、夜時間のアナウンスまででいいよ」

    朝日奈「どんな行動が禁止されちゃうんだろうね?」

    戦刃「モノクマの言い分からして、少なくとも命に関わることは無いはず」

    桑田「それが逆に怖ぇよ。どんな無茶なNG行動を設定されるやら」

    腐川「不吉な事言わないでよ!」

    苗木「この日は皆、明日表示されるNG行動に不安を覚えながら眠った」

    ~翌朝~

    モノクマ『おはようございます。朝です』

    苗木「ん……朝か。そうだ、NG行動の確認して腕輪付けなきゃ」

    苗木「えっと、僕のNG行動は……えっ?」


    ~廊下~

    朝日奈「あっ、苗木。おっはよ」

    苗木「おはよう、葵」

    朝日奈「早く食堂行こう」

    朝日奈「……」

    朝日奈「……?」

    朝日奈「……」

    朝日奈「……!?」

    朝日奈「って、えぇぇぇぇぇぇっ!?」

    苗木「ど、どうかした?」

    朝日奈「なんでいきなり名前で呼んでんの!? 別に私達、そういう関係じゃ、その……」

    苗木「あっ、あぁ、それね。実は僕のNG行動なんだよ」

    朝日奈「えっ?」

    苗木「ほらこれ」

    苗木NG行動【他人を名前の呼び捨て以外で呼ぶ】

    苗木「という訳で、ちょっと失礼かもしれないけど今日は名前の方を呼び捨てで呼ぶから」

    朝日奈「そ、そうなんだ……」

    朝日奈(なんかちょっと残念)

    朝日奈(……あれ? なんで?)
  3. 3 : : 2016/12/13(火) 13:30:41

    ~食堂~

    舞園「おはようございます、苗木君」

    苗木「おはよう、さやか」

    舞園「ごはぁっ!」

    不二咲「うわぁ! 舞園さん、どうしたの?」

    大神「明らかに苗木が名前呼びをしたからだと思うのだが」

    石丸「苗木君、急に呼び方を変えてどうしたんだ?」

    苗木「NG行動でね。今日はそう呼ばなきゃいけないんだ」

    朝日奈「私もさっき、いきなり名前で呼ばれたから驚いちゃった」

    舞園「はぁはぁ、まさか苗木君に名前で呼ばれる日がこんなに早く訪れるなんて」

    苗木「いやいや、今日だけだからね」

    舞園「そう言わず、今後もずっとそう呼んでくれていいんですよ?」

    霧切「それに」

    戦刃「賛成」

    セレス「ですわ」

    苗木「それは違うよ!」

     BREAK!

    苗木「これはあくまで今日だけ! 明日からは普通に戻すから」

    霧切「なら今日は思う存分、私の名前を呼びなさい。千回でも一万回でも」

    苗木「いや、そんなに呼ぶほど用事は無いと思うけど……」

    霧切「だったら用事を作りなさい。苗木君のくせに生意気よ」

    戦刃「霧切さん、その台詞言いたいだけだよね?」


    ~全員集合後~

    石丸「では全員集まったところで、皆のNG行動を発表し合おうではないか」

    石丸「個人に向けてならともかく、周囲の協力が必要な場合や、迷惑をかける場合もあるからな」

    石丸「ちなみに僕のNG行動はこれだ」

    石丸NG行動【廊下を歩く】

    石丸「まさか僕が廊下を走る事になるなんて!」

    セレス「競歩とか早歩きでは駄目なんですか?」

    石丸「モノクマに確認したところ、駄目だそうだ」

    苗木(モノクマのことだから、駄目って言うに決まってるよ……)

    朝日奈「じゃあ次、私ね」

    朝日奈「私のは困った事にこれなんだよね」

    朝日奈NG行動【水、お湯に浸る】

    大神「つまり、風呂やプールには入れないという訳か」

    朝日奈「そうなんだよ! もう! ストレス発散できないじゃん!」

    セレス「それを言ったら私だって……」

    セレスNG行動【本名以外で呼ばれる】

    山田「そういえば先ほど、今日はモノクマにバラされた本名で呼ぶように言ってましたな」

    桑田「そんじゃあ、今日は安広って呼ばなきゃいけねぇのか」

    セレス「くっ……。こんなダサい名前で呼ばれるとは……」

    苗木「そんな事ないよ、多恵子。いい名前じゃない」

    セレス「……苗木君、できれば今日はあまり名前を呼ばないでくださる? 平静を保てる自信がありません」

    苗木「何でっ!?」

    大和田「そんぐらい察してやれよ。つー訳で、俺のはこれな」

    大和田NG行動【気温又は温度が四十度以上の場所にいる】

    十神「つまり風呂もサウナも駄目という事だな」

    腐川「下手したらシャワーも駄目じゃない」

    大和田「ったく、今日は兄弟と我慢比べの決着をつけるつもりだったのによ」

    石丸「うむ。それは明日以降に行うことにしよう」

    大神「くれぐれも無理はするでないぞ」

    霧切「次は私のを教えるわ」

    霧切NG行動【腕を組む】

    舞園「そういえば霧切さんって、自然に腕組みしちゃってますよね」

    霧切「えぇ。だから今日は気をつけないと」

    不二咲「次は僕でいいかな? 僕のはこれだよ」

    不二咲NG行動【自分から男子に話しかける】

    大神「これまた微妙な……」

    戦刃「それでさっきから、女子にしか話しかけてこないんだね」

    大和田「つーことは、男子に用事の時は女子を通してって事か」

    桑田「俺に用事の時は舞園ちゃんを通してくれ!」

    舞園「私がお断りします」

    桑田「アポ……?」

    石丸「そういう桑田君は何かね? うん?」

    桑田NG行動【物を投げ渡す】

    苗木「あっ、桑田君って割とこれやってるよね」

    葉隠「いつもの癖でやったら、どんな痴態が晒される事か」

    桑田「痴態とは限らねぇだろ!」

    大神「我はこれだ」

    桑田「無視すんなっ!」

    大神NG行動【誘い、頼まれ事を引き受ける】

    不二咲「一番頼りにしている人を封じられちゃったよ」

    朝日奈「えぇっ!? じゃあ、お茶会に誘えないじゃん!」

    戦刃「大丈夫。大神さんに誘われるのはセーフだから」

    朝日奈「あっ、そうか! じゃあさくらちゃん、私をお茶会に誘って!」

    腐川「それを引き受けたらNG行動じゃない……」

    朝日奈「あっ……」

    大神「すまぬ、朝日奈」

    十神「考え無しに行動するからだ」

    山田「そういう十神白夜殿はどんなNG行動なのですか?」

    十神「ふん、これだ」

    十神NG行動【水道水以外を飲む】

    セレス「あらあら、コーヒーや紅茶を飲めないどこか、水道水しか飲めないなんて」

    十神「モノクマらしい、性格の捻じ曲がったNG行動だ」

    葉隠「多分今頃、十神っちに言われたくないと思ってるべ」
  4. 4 : : 2016/12/13(火) 13:31:18
    ~操作室~

    江ノ島「その通りだよ!」

    ~食堂~

    葉隠「んじゃ、次は俺な」

    葉隠NG行動【才能を使う】

    苗木「別にいいんじゃないかな? 三割しか当たらないんだし」

    舞園「賛成です」

    霧切「同感だわ」

    十神「同意しよう」

    葉隠「えぇっ、何でだべ? 三割でも当たるかもしれない占いだべ?」

    石丸「かもしれない、という時点でアテにならないぞ!」

    舞園「次は私のをどうぞ」

    舞園NG行動【鍵をかける】

    桑田「えっ!? てことは、今日の舞園ちゃんの部屋って、鍵が開けっぱなのか!」

    舞園「私がかけられないだけです。だから苗木君、今夜は外から私の部屋に鍵をかけてくれますか?」

    苗木「別に構わないけど、何で僕が?」

    舞園「苗木君になら、夜中に部屋に入られても別に構いませんから。むしろウェルカムです」

    苗木「いや、行かないから。霧切さん、代わりにお願い」

    霧切「別にいいわよ」

    舞園「チッ」

    腐川「仮にもアイドルが、人前で舌打ちするんじゃないわよ」

    舞園「いいじゃないですか。ところで、腐川さんはどんなNG行動なんですか?」

    腐川「私のはこれよ」

    腐川NG行動【二階以上に行く】

    十神「ということは、今日はゆっくり読書ができそうだな」

    朝日奈「図書室は二階だもんね」

    腐川「うぅ……」

    苗木「えっと……。何人かは知っていると思うけど、僕のはこれだよ」

    苗木NG行動【他人を名前の呼び捨て以外で呼ぶ】

    セレス「普段からそうしてくださいな」

    苗木「それはちょっとなれなれし過ぎない?」

    霧切「苗木君は控えめすぎるから、それくらいでちょうどいいのよ」

    大和田(ぜってー自分がそう呼ばれたいからだろ)

    石丸(名前で呼ぶだけでは不純異性交遊ではないな!)

    山田「では次は僕のをどうぞ」

    山田NG行動【間食を含め、一日の食事で千キロカロリー以上摂取する】

    山田「僕にはとても厳しいNG行動ですぞ!」

    戦刃「一日で千キロカロリーって、どんな食事なのかな?」

    不二咲「さすがにカロリー量までは……」

    大神「舞園よ、アイドルのお主ならそういうのに詳しいのではないか?」

    舞園「えぇ、まぁ。一応」

    山田「でしたら、是非今日の食事を頼みますぞ! 僕の秘密を守るためにも!」

    桑田「別にいいんじゃね? 大した秘密じゃねぇんだろ?」

    山田「そんな事はないのですぞ!」

    十神「どうでもいいが、残るはお前だけだぞ。戦刃」

    戦刃「分かってる。私のはこれ」

    戦刃NG行動【レーションを食べる】

    戦刃「ぐすっ……」

    腐川「なんでそこで泣くのよ!」

    葉隠「別に泣くほどのことじゃねぇべ」

    朝日奈「私は分かるよ! 私にすれば、ドーナツ禁止みたいなものだもん!」

    戦刃「朝日奈さん、分かってくれてありがとう!」

    大和田「なんか妙な形で友情が生まれたな」

    石丸「どんな形であろおうと、友情は素晴らしい!」

    霧切「じゃあ皆、お互いで気を付けながら、今日一日を乗り切りましょう」

    苗木「何事も無ければいいけど……」
  5. 5 : : 2016/12/13(火) 13:31:39

    ~図書室~

    十神「ふぅ、今日は落ち着いて読書ができていい」

    十神「……」

    十神「……ぐっ。だが、飲めるのが水道水限定というのは……」

    十神「わざわざ空のペットボトルに入れてきたというのに、こんな物しか飲めないとは」

    十神「せめて湯冷ましにすれば良かったか……」


    ~山田自室~

    山田「くぅ……。油芋もコーラも無しとは、キツイですぞ」

    山田「しかし、食べてしまえば昼食と夕食に響きますし、我慢するしか……」

    山田「あぁ、なんだか閉じ込められた当初の頃のような気分ですぞ」


    ~食堂~

    葉隠「なんだって才能を磨く学園で才能を使うがNGなんだべ」

    桑田「お前にしちゃ、まともな疑問だな」

    葉隠「余計なお世話だべ。あっ、その菓子、俺っちにもくれ」

    桑田「ん。ほらよぉぉぉぉっ! っと危ねぇ! 危うく投げ渡すところだったぜ」

    葉隠「すっかり癖になっちまってるかんな」


    ~大和田自室前~

    石丸「兄弟! NG行動でできないサウナ勝負の件だが、代わりに生物室で寒さの我慢比べはどうだろう!」

    大和田「なるほど。それなら問題ねぇな」

    石丸「ならば生物室まで走っていくぞ!」

    大和田「おおよ。だがよ兄弟、その前に聞きてぇことがある」

    石丸「なんだね?」

    大和田「……なんで足踏みしてんだ?」

    石丸「知っているだろう! 歩くのは禁止なんだ!」

    大和田「……立ち止まるのは大丈夫なんじゃねぇか?」

    石丸「あっ……」


    ~一階階段付近~

    腐川「あぁぁぁぁ。白夜様白夜様白夜様」

    腐川「近くに行きたいのにいけない、コーヒーを淹れてあげることもできない」

    腐川「なんてジレンマなのよ」

    腐川「でもわざと破って自爆して、秘密が晒されればオシオキがもらえるかも……」

    腐川「でもモノクマの事だから、白夜様と無関係な秘密をバラすかもしれないし……」


    ~食堂~

    朝日奈「はぁ。せっかくのお茶会にさくらちゃんを呼べないだなんて」

    舞園「仕方ないですよ。あんなNG行動じゃ」

    霧切「逆に苗木君へのNG行動は感謝したいけどね」

    戦刃「同感」

    セレス「ところで、その苗木君は?」

    霧切「さっき石丸君と大和田君に、我慢比べの立会人として引きずられていったわ」

    舞園「じゃあ戻ってきたら、うんと名前呼んでもらいましょう!」

    朝日奈「舞園ちゃん達は本当に苗木の事好きだよね」

    舞園「それは当然です」

    セレス「私と舞園さんは、過ちを犯そうとしていたのを止めてもらったんですから」

    霧切「あの時の情熱的な台詞、傍で聞いていても恥ずかしかったわね」

    戦刃「命の危機を助けられたからじゃ不満?」

    戦刃(本当は普通の学園生活している頃に気になったんだけどね)

    朝日奈「そんな事はないけどさ、私って恋愛経験無いから、よく分かんなくて」

    朝日奈「そりゃあ、苗木はここにいる男達の中じゃ一番まともだし、私も何かと助けられたし、嫌な顔を一つせずにプールとかにも付き合ってくれたけどさ」

    舞園(これは……)

    霧切(危険ね)

    セレス(また敵が増える恐れがありますわね)

    戦刃(レーション……食べたい)

    大神「朝日奈よ。我も参加させてもらえるか?」

    朝日奈「えっ? さくらちゃん!?」

    大神「これは朝日奈に誘われたのではない。我が参加したいと提案しているのだ」

    朝日奈「勿論、オッケーだよ!」


    ~食堂入口~

    不二咲「女子にしか話しかけれらないのに、なんであんなに大勢で固まってるのさぁ……」

    不二咲「うぅ……入りづらい」


    ~生物室前~

    苗木「ねぇ、本気でやるの? 紋土、清多夏」

    大和田「当たり前だ! 今さら引けるか!」

    石丸「よし、兄弟! 今日こそ決着をつけるぞ」

    苗木「……紋土はお風呂入れないから、毛布と熱いお茶でも用意しておこうっと」

    大和田「うおぉぉぉぉぉっ!」

    石丸「ぬあぁぁぁぁぁっっ!」
  6. 6 : : 2016/12/13(火) 13:32:05

    ~昼過ぎ~

    モノクマ『デデーン 山田、アウト』

    山田「ぶひいぃぃぃぃっ!」

    苗木「やっちゃったね、一二三」

    山田「誘惑に勝てず、つい」

    モノクマ「それではここでの生活中の山田君の秘密を発表します」

    山田「どうか、どうかご勘弁を!」

    モノクマ「問答無用! 山田君は皆をネタに使ってエロ同人誌を山ほど描いています!」

    桑田「おいてめぇ……」

    石丸「山田君! クラスメイトでなんという破廉恥な物を!」

    セレス「この豚は……」

    霧切「予想はしていたけど、外れてほしかったわね」

    モノクマ「では、その光景を映像でどうぞ!」

    山田『ふぅ、ついに描けましたぞ。女体化苗木誠殿×女体化不二咲千尋殿の百合本が!』

    苗木「ぶふうっ!?」

    不二咲「にょ、女体化……」

    腐川「ふ、不潔よ!」

    大和田「何やってんだテメェはよ!」

    山田「ごめんないぃぃぃっ! お二人の話す場面を見ていて、ついインスピレーションがぁっ!」

    山田『では続いては、ふたなりセレス殿による朝日奈葵殿凌辱本の執筆を』

    セレス「こんの豚があぁぁっ! なんつーことやってんだコラァッ!」

    朝日奈「いやぁぁぁぁっ!」

    大神「山田、貴様あぁぁぁっ!」

    山田「ひいいぃぃぃぃぃぃっ!」

    十神「バカらしい……」

    葉隠「自業自得だべ」



    ~二時間後~

    モノクマ『デデーン 桑田、アウト!』

    桑田「うおぉぉぉぉぉっ! やっちまったあぁぁぁっ!」

    舞園「どんな痴態が晒されるんでしょうね?」

    戦刃「下手すれば殺人以外の犯罪現場かも」

    桑田「そ、そんな事してねぇよ!」

    モノクマ「桑田くんのここでの生活中の秘密。それは舞園さんの部屋への不法侵入です」

    桑田以外「……(睨)」

    桑田「あっ、その……」

    モノクマ「では、VTRスタート!」

    桑田『舞園ちゃん、いないのか? おっ? 開いてる。しかも留守かよ、不用心だな』

    十神「思いっきり、不法侵入だな」

    石丸「おまけに女子の部屋じゃないか!」

    桑田「……」

    桑田『留守じゃしゃあねぇか。出直……』

    腐川「ちょっと、何ベッド見ているのよ」

    セレス「もしや……」

    桑田『舞園ちゃんのベッドにダーイブ! からのクンカクンカスーハ―スーハ―!』

    桑田以外「……」

    桑田「あ、あの、これはその……」

    舞園「いやあぁぁぁぁっ!」

    朝日奈「桑田サイッテー!」

    葉隠「さすがにこれは俺でも引くべ」

    山田「しかもこれ、いつの映像なのですかな?」

    モノクマ「えっとね、十日前くらいです」

    舞園「いやあぁぁっ! 苗木君、上書き、上書きを!」

    苗木「ちょっ、何で僕に抱きつくのさ、さやか!」

    舞園「上書き上書き上書き!」

    苗木「やめてよ、そんなに体を擦りつけられたら色々と問題がぁ!」

    大和田「苗木、そこは大人しく好きにさせておけよ」

    霧切「そうね。舞園さんの行為、今回は大目に見るわ」

    戦刃「羨ましいけど見逃す」

    セレス「こればかりは仕方ありませんわね」

    不二咲(普段は争っているのに、そういうところは寛大なんだね)

    大神「とりあえず桑田、貴様は相応の報いを受けてもらうぞ」

    桑田「……アポ?」


    ~夕食前~

    モノクマ『デデーン! 安広、アウト!』

    セレス「てんめぇ! このチリチリパーマがぁ! どうしてくれんだ!」

    葉隠「ひいぃぃっ! 勘弁してほしいべ!」

    モノクマ「という訳で、セレスさんの秘密公開。セレスさんはモノモノマシーンで手に入れた苗木君抱き枕を全裸で抱いて寝ています」

    セレス「そっちかよ!」

    霧切「そっちということは、他に心当たりがあったのね」

    モノクマ「これがその映像です。あっ、首から下はモザイク掛かっているから安心してね」

    桑葉山『ちくしょおぉぉぉぉっ!』

    大神「こいつらは……」

    セレス『すぅ……すぅ……』

    舞園「寝ているシーンだから静かですね」

    戦刃「モザイクも濃いめだね」

    モノクマ「学園長としてモラルは守らないとね!」

    苗木「殺し合いさせようとしておいてよく言うよ」

    十神「おい、こんなのをいつまでも流しても無駄だ。さっさと切れ」

    モノクマ「そうだね。寝起きドッキリという訳でもないからね」
  7. 7 : : 2016/12/13(火) 13:32:28

    ~夜時間前~

    モノクマ『デデーン 霧切、アウト』

    霧切「……つい、やってしまったわ」

    モノクマ「それでは秘密の暴露。霧切さんは苗木君に媚薬を盛ろうとしていました」

    苗木「ぶふぅっ!?」

    大和田「まさか霧切がそんな事を……」

    石丸「霧切君! 君はなんという事を!」

    腐川「そんなのどこにあったのよ……」

    モノクマ「化学室の薬品庫の一番奥の隅にこっそり置いておいたんだよ。それを霧切さんが見つけて、苗木君のお茶に盛ったの。これが証拠映像」

    霧切『ふふふ。これで苗木君が私と関係を持つのは決定的に明らか。楽しみだわ』

    舞園「霧切さん! 抜け駆けですか!」

    霧切「違うわ。本当に効果があるのか試しただけよ」

    セレス「でしたら苗木君ではなく、自分で確かめたら良かったではないですか」

    不二咲「で、でも、未遂に終わったんだよね? 盛ろうとしていた、だから」

    葉隠「言われてみればそうだべ」

    朝日奈「けど、お茶には盛ったんだよね?」

    モノクマ「そうです。でもその媚薬、熱に弱くてね。お茶の熱で効果が無くなっちゃったのさ!」

    霧切「そういう事だったのね。何度試しても、無駄に終わった訳だわ」

    苗木「響子、媚薬提出して。処分するから」

    霧切「無理よ。量の問題かと思って何度も使っているうちに、無くなっちゃったから」

    モノクマ「ボクとしては、効果を発揮してくれた方が修羅場ってコロシアイしてくれそうだったから、楽しみだったのに」

    十神「思い通りにならなくて残念だったな」

    モノクマ「くぅ。ムカつくなぁ、そのドヤ顔。何もしてないくせに」


    苗木「こうして僕らの制限付の一日は終わった」

    苗木「平穏な日々は戻ったけど、まだ油断ならない」

    苗木「モノクマが次にどんな動機を準備するのか。どんな暇つぶしをしてくるのか、僕達はまだ知らないんだから」


    江ノ島「あぁ、今回はちょっと楽しかった」

    江ノ島「できれば不二咲とか舞園とか葉隠もやってくれたら、もっと面白かったのに」

    江ノ島「まっいっか。さてと、次はどんな暇つぶししようかな?」

    END
  8. 8 : : 2016/12/14(水) 23:14:07
    面白かった、乙です

    >>4で苗木君が舞園さんのNG行動聞いてる時に
    霧切さんのこといつも通りに呼んでるから
    真っ先にNG行動破ってるんだけど・・・

    お咎めなしなのはさすが幸運といったところか
  9. 9 : : 2017/01/08(日) 23:01:44
    ぜひスーダン組も!

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