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苗木「僕は超高校級の殺し屋だ」その①

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  1. 1 : : 2016/11/01(火) 22:47:21
    苗木「(僕の名前は苗木誠、表側は超高校級の幸運としてこの学園に来たけど…学園には何で僕が殺し屋って分かったんだろう…それに)」

    葉隠「よく出来たドッキリだべ!」

    朝日奈「ドッキリ…なのかな?」

    桑田「なーんだ、ドッキリかよ」

    苗木「(僕達を閉じ込めて何になるんだろう…一体何者なんだ?)」
  2. 2 : : 2016/11/04(金) 11:33:17
    【ファイルNo.1】
    名前:苗木誠
    コードネーム:豹王(パンデラ)
    潜伏予想地:日本
    服装:黒く赤いドクロが描かれたパーカーで身を隠し顔はロボットの様な仮面で隠れていて確認不可能のようだ。
    悪党専門の殺し屋、夜の日に物陰などに隠れターゲットが一人だけになった所を狙う。武器は主に刃物の様なモノを好んで使っているらしいが、生存者の傷痕には鈍器な様な物で殴られた跡があるらしい。ターゲット以外は殺さず、必ず悪人のみを狙う。
  3. 3 : : 2016/11/04(金) 11:39:51
    苗木「(にしても…)」

    腐川「そ、そんな物ゴミよ…目にする価値すらないゲテモノよ…!」

    山田「何ですとォォォォ!?」

    苗木「(まさかジェノサイダー翔までいるなんてなぁ…彼女は結構口軽いからもし出て来たらバラされそうだな、色んな意味で…)」

    【キーンコーンカーンコーン】

    『アー、アー……!マイクテスッ、マイクテスッ!校内放送、校内放送…!大丈夫?聞こえてるよね?えーっ、ではでは…』




    『えー、新入生のみなさん……今から、入学式を執り行いたいと思いますので至急、体育館までお集まりくださ~い……って事で、ヨロシク!』

    僕が考え込んでいると神経を逆撫でする様な声が聞こえて来た。その声の言う通りに一人、また一人と体育館へと歩を進めるクラスメイト達、その後を僕もついていった。


  4. 4 : : 2016/11/04(金) 23:47:43
    期待


  5. 5 : : 2016/11/07(月) 18:19:50
    ワクテカが止まりませんなぁ~!!
  6. 6 : : 2017/02/16(木) 00:58:51
    体育館に来た僕らを待っていたのは正しく理不尽な絶望的事実、誰かを殺さなければここから出られないと言う『コロシアイ学園生活』のスタートだった。

    …『師匠(・・・)』が聴いたらキレそうな話だ、僕?勿論参加しないよ。金にもならない、悪人じゃない、殺し屋と学生を両立できる、こんないい条件なのに無理に出ていく必要はない。

    けど、それは僕だけの話だ。

    大和田「いい加減にしろよ!?さっきから黙って聴いてたらふざけた事ばかり抜かしやがって!!」

    江ノ島「そうよ!私、絶対参加しないからね!!」

    モノクマ「ぐすん、全くどうして君たちは素直に僕の言うことに従ってくれないのかな。これもゆとり教育の弊害なのだろうか?でもそんな生徒たちにも正面からぶつかっていくのがモノクマ流よ。そうしても嫌だというのなら、僕を倒してからにしろ!」

    そう言って向かって言ったモノクマは江ノ島さんに踏まれる、それと同時にとても歪んだ殺意を感じ取った。マズイ!

    モノクマ「召喚魔法発動、助けて!グングニルの槍!!」

    江ノ島「え?」






    《ザシュウッ!!》



  7. 7 : : 2017/02/16(木) 01:16:27
    モノクマ「あ、あれ?」

    苗木「ふぅ、危なかった」

    朝日奈「いま、何が起きたの?」

    セレス「苗木君が真っ黒な短刀(ダガー)を使って槍を切り落としましたのですね」

    葉隠「つまり短刀の先制攻撃だべ!」

    葉隠やセレスが言った通り、江ノ島が槍で貫かれる寸前に苗木が手持ちの黒いダガーで丁度江ノ島の体を通り過ぎる様に真っ二つに切断したのだ。

    モノクマ「ちょっとちょっと苗木君!?
    折角のオシオキを台無しにするなんてどう言うつもり?殺し屋の癖に命を救うとかありえないんだけど!!」

    苗木「僕が殺すのは江ノ島さんみたいな少女でもなく、大和田君みたいな暴走族でも十神君の様な金持ちでもない。お前みたいなクソ野郎だ。感謝しろよ?依頼があったら真っ先に殺してやるところだ」

    モノクマ「うぷぷぷぷ、いいねー!そのヤル気をコロシアイに活用してくれればもっと良かったんだけど…兎に角、楽しい楽しいコロシアイ学園生活、頑張ってねーー!!」

    そう言うと、モノクマは地面に消える様に帰って行った。

    霧切「苗木君、説明してもらってもいいかしら?貴方が殺し屋だって事について」

    苗木「うん、いいよ。でも場所を移そうか、座って話せる所に行こう」

  8. 8 : : 2017/02/16(木) 01:34:26
    〜食堂〜

    桑田「殺し屋『豹王(パンデラ)』?」

    十神「聴いたことがあるな…必ず夜中に行動し、セコイことをしている輩を暗殺している奴がいると。そいつの特徴は黒いパーカーを着ていて獲物は種類を問わずピッケルやフォークなど鋭利で刃物の部分がある物を必ず使い、その姿は正しく豹の様だと…それが目の前のチビだとわな」

    苗木「やめてくれない?結構気にしてんだからさ、僕のこの愛用のダガー。
    王の牙(ロード・ファング)』は僕の師匠が作ってくれた特注品で、刺し方や切り方によって装甲車も解体出来るから覚えといてね?」

    山田「ロード・ファングとはまたカッコいいですなぁ!!是非その師匠殿の話をお聞かせくださいませんか!?」

    不二咲「き、聴いてどうするの?」

    山田「同人誌のネタにします」

    桑田「ブレねぇなオイ」

    石丸「そうだとも!君を悪の道に引きずり込んだ者の名前を言いたまえ!!」

    石丸の発言に少しムッとした苗木だったが、すぐに困った表情を取り苦笑いをして口を開いた。

    苗木「えっと、多分みんな驚くと思うけど、本当に話してもいいの?」

    大神「我も気になる所存、是非話してくれまいか?嫌なら構わぬが」

    苗木「いや言うよ。あのね、僕の師匠は元超高校級の切り裂き魔、三代目ジャック・ザ・リッパーなんだ」





    「「「え、えぇーーー!!?」」」




    余談だが、この絶叫で監視していた黒幕は驚いて椅子から転げ落ちたそうな…

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ゼパル・ガルベスク

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