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苗木「好み?年上かな」

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  1. 1 : : 2016/10/25(火) 03:27:57
    安価ありです
    キャラ名は基本的に77期生指定です。
    ※七海,ソニア,終里,西園寺,小泉,罪木,澪田,辺古山
  2. 2 : : 2016/10/25(火) 03:29:18
    葉隠「苗木っちはこのままいくと俺と同じ嫁さんを貰うべ」
    苗木「え、えーーー……」
    桑田「なに言ってんだよお前は」
    葉隠「俺の占いにはそう出たべ!」
    桑田「お前の占いなんか当てになんねーんだよ」
    葉隠「今桑田っちは言ってはならないことを言ってしまったべ!!」
    石丸「君たち!静かにしたまえ!先生がいないからといって騒いでは駄目だぞ!」
    苗木(今僕たちは授業の先生が出張のため自習の時間になっている)
    桑田「わりーわりー」
    葉隠「全くもってお堅いべ」
    石丸「それになんだねさっきの話は!」
    山田「なんだかんだ言いながらしっかり聞いておりますな」
    石丸「重婚はれっきとした犯罪だぞ!!」
    苗木「そこ!?」
    石丸「愛し合う二人でなければならないのだ!」
    大和田「良いこと言ったぜ兄弟!やっぱそういうんは愛し合った人同士でないとな」
    石丸「そういうことだ」
    山田「苗木誠殿はそう言った女性はいないので?」
    霧切「」ピクン
    舞園「」ピクン
    セレス「」ピクン
    朝日奈「」ピクン
    戦刃「」ピクン
    苗木「そんな人いるわけないじゃん」
    「「「ホッ」」」
    桑田「んだそりゃ、そんじゃ好みとかねーのかよ」
    苗木「好みか……」
    山田「なにか一つくらいあるでしょう?髪型や体型、性格など」
    苗木「あえてあげるとしたら……」
    「「「ゴクリ」」」
    苗木「……年上かな」
    「「「Σ(´□`;)」」」
    桑田(女子勢の雰囲気一瞬で暗くなったぞ)
    葉隠(通夜みたいな雰囲気だべ)
    キーンコーンカーンコーン
    苗木「あっ授業終わった」
    苗木「放課後は>>3さんの所に行こう」
  3. 3 : : 2016/10/25(火) 05:08:39
    ソニア
  4. 4 : : 2016/10/25(火) 16:21:53
    苗木「放課後で暇だしソニアさんの所に行こう!!」

    ソニア「あら、苗木さん。どうされたのですか?」
    苗木「いえ、用はないんですけどお話しませんか?」
    ソニア「もちろん良いですわ」
    苗木「それじゃあ……」

    ?「随分仲が良さそうですね……」
    ?「正直さっきは発狂したくなったけどそうしてもいられないわ」
    ?「苗木が年上好きだったなんて……」
    ?「私のナイトのくせに生意気ですわ」

    苗木「ま、マカンゴ?」
    ソニア「ええ、愛し合った二人がマカンゴを見せ合うのです」
    苗木「マカンゴって生物なんですよね?」
    ソニア「当たり前です誰でも一匹は飼っていますよ?」
    苗木「その生物ってどんな見た目なんですか?」
    ソニア「そんなの飼い主次第ですわ」
    苗木「飼い主次第!?」
    ソニア「だからこそ育てた人の個性がマカンゴに出るのです」
    苗木「もし相手がマカンゴを持ってなかったらどうするんですか?」
    ソニア「急いで山に行って捕まえるかペットショップで買うしかないですね」
    苗木「野生のを捕まえるんですか!?
    ソニア「ええ、かくいう私も日本にくる数年前にどうにか捕らえましたわ」
    苗木「へ、へーーー……」
    ソニア「王族は野生のマカンゴの群れの長を捕らえなければならないので大変でしたわ」
    苗木(知れば知るほどどんな生物か気になるな……)
    苗木「ソニアさんのマカンゴの写真を見せてもらうことって出来ますか?」
    ソニア「へ……そ、そんな!!私のマカンゴを///」
    苗木「は、はい。見せて下さい」
    苗木(どんな生物なんだろうか)
    ソニア「……本気でおっしゃってるんですか///」
    苗木「もちろんです」
    ソニア「……それだけの覚悟があるのですか」
    苗木(謎の生物を見せるだけで大げさすぎないか?)
    苗木「覚悟なら>>5

    ※マカンゴを見る覚悟安価
  5. 5 : : 2016/10/25(火) 17:02:39
    ある
  6. 6 : : 2016/10/25(火) 17:40:34
    苗木「覚悟ならあります!」
    ソニア「それなら仕方ないですね……」
    ソニア「わかりました!!」
    苗木(やっとマカンゴを見れる!)
    ソニア「ノヴォセリック王国王女ソニア・ネヴァーマインド!求婚の義を受理します!!」
    苗木「」

    「「「え」」」

    ソニア「まさか苗木さんが私に恋慕していたとは……」
    苗木「え」
    ソニア「ですが私の身も心も国のためにあるのです」
    苗木「ちょ」
    ソニア「私と結婚するのなら我が国で一番大きいマカンゴを所持しなければなりません……それこそが王の権威と力の象徴だからです」
    苗木「ま、まっtソニア「夏には我が国に来てもらいます」
    ソニア「苗木さんの覚悟しかとこの目で見させてもらいます!!」
    苗木「い、今から取り消しとか……」
    ソニア「取り消しとなると苗木さんが死ぬかマカンゴを捕獲出来ないかの2択です」
    苗木「」
    ソニア「楽しみにしていますよ」ニコ
    苗木「は、ははは……」
    ソニア「求婚の義についての詳しい説明は時間があるときに訪ねて下さい、教えますから」
    苗木「はははは……」
    苗木(笑うしかないや……)
    ソニア「では、ご機嫌よう」


    苗木「なんか色々と大変なことになったな……」
    苗木「現実逃避もかねて>>8さんの所に行こう!!」

    ※キャラ名安価
  7. 7 : : 2016/10/25(火) 17:42:17
    教室
    戦刃「苗木くんに皆はどこにいったの?」オロオロ
    江ノ島(お姉ちゃんは残念だなぁ……)
  8. 8 : : 2016/10/25(火) 17:57:00
    辺古山
  9. 9 : : 2016/10/25(火) 21:30:57
    苗木「現実逃避もかねて辺古山さんの所に行こう!」
    苗木「体を鍛える意味もかねて稽古をつけてもらおうかな」
    苗木(大神さんや朝日奈さんも良いんだけど……)

    回想
    大神「苗木疲れているな」
    苗木「ちょっときつかったかな……」
    大神「はらばプロテインだ!」

    大神「苗木よ、プロテインコーヒーをやろう」

    大神「体調が悪いときはプロテインだ」

    大神「プロテインだ!」
    苗木(プロテインはもういいよ……)

    回想2
    朝日奈「泳ぐの楽しいねっ苗木!」
    苗木「でも泳ぎすぎてお腹減っt朝日奈「そんなときはドーナツだよ!」

    朝日奈「ドーナツ」

    朝日奈「ドーナツ」

    朝日奈「ドーナツ」
    苗木(当面ドーナツは見たくないよ……)

    苗木「辺古山さんならそんなことないよね!多分」

    武道場
    苗木「辺古山さん」
    辺古山「ん?苗木だな。一体何の用だ」
    苗木「僕に稽古をつけて欲しいんだ」
    辺古山「私がか?どうせなら大神や朝日奈にやってもらえば良いだろうに」
    苗木「よ、よくあの二人には稽古つけてもらうからさ。ときには違う人の教えを受けようと思って」
    辺古山「そうか……そういうことなら任せてもらおうか」
    苗木「うん」

    ?「今度はトレーニングですか」
    ?「ナイトとして最低限の力はないと困りますわ」
    ?「調査中に襲われる可能性もあるからね……助手として当然ね」
    ?「トレーニングなら私とすれば良いのに……」

    辺古山「今日はこんなものかな」
    苗木「ありがとう辺古山さん、なんか強くなった気がするよ」
    辺古山「気が速いぞ苗木、だがお前は中々に筋が良いな」
    苗木「え!?ほんと!」
    辺古山「普段大神や朝日奈とトレーニングをしているからだろう」
    苗木「確かにそれはあるかもなぁ」
    辺古山「今後もあの二人にトレーニングをつけて貰うと良い。ではな」
    苗木「あっ……」
    苗木(その背にはどことなく人を寄せ付けない壁のようなものを感じた)
    苗木「辺古山さん、ありがとう!!」
    辺古山「!」
    辺古山「」クス
    苗木(最後の顔はうっすらと微笑んでいるような気がした)

    苗木「いやー良い汗かいた」
    苗木「そういや、服の替えが無いんだった!」
    苗木「ランドリーで洗わないと!」
    >>10がいた
    ※キャラ名安価
  10. 10 : : 2016/10/25(火) 21:35:53
    霧切さん
  11. 11 : : 2016/10/25(火) 21:40:58
    77期生じゃないのが出たんで霧切さんともう一人安価>>12
    ※77期生女子
  12. 12 : : 2016/10/25(火) 21:42:11
    罪木さん
  13. 13 : : 2016/10/25(火) 23:01:31
    コインランドリー
    苗木「あれ?霧切さん」
    霧切「」チラッ…フイッ
    苗木「え」
    苗木「き、霧切さん?」
    霧切「……」
    苗木「僕何かしたっけ……」
    霧切「随分先輩と仲が良いのね」
    苗木「もしかして見てた……?」
    霧切「たまたま通りかかったら聴こえてきたわ」
    霧切(がっつり尾行したけど)
    苗木「そ、そうなんだ……」
    霧切「ソニアさんに求婚したんですって?」
    苗木「ブフーーーー!!ご、誤解だよ!」
    霧切「本当にそうかしら」
    苗木「あれはソニアさんが勘違いしただけで……」
    霧切「本当に?」
    苗木「本当だよ」
    霧切「じゃあ別に好きって訳じゃないのね?」
    苗木「も、もちろんだよ!それに僕なんかが王女様と釣り合うわけないじゃないか!!」
    霧切「そうね、それなら良いのよ」フフ

    ガチャッ
    罪木「あれぇ?先客がいましたか?邪魔してごめんなさいぃ……」
    苗木「邪魔なんかじゃ……って罪木さんその大量の布は?」
    罪木「保健室のシーツですぅ、洗おうと思って……」
    苗木「その量だと大変でしょ?手伝うよ」
    罪木「ふえぇ……手伝ってくれるんですか?ありがとうございますぅ」
    苗木「別にそれほどのことじゃないよ」
    苗木「霧切さんも手伝っ……あれ?」
    罪木「霧切さんなら私が入ろうとした瞬間に出ていきましたよぉ……」

    ?「あれは私達の誤解だったみたいよ」
    ?「急にプロポーズしたのかと思って驚きましたわ」
    ?「うんうん、何もなくて良かったよ!」
    ?「まぁ、分かりきってましたけどね。エスパーですから」

    罪木「手伝ってもらってありがとうございますぅ」
    苗木「これぐらいならどうってことないよ」
    罪木「苗木さんには助けてもらってばっかりで……」
    苗木「そんなことないよ、僕が怪我したりしたときも処置してくれるじゃないか」
    罪木「私にはこれぐらいしか出来ることがないので……」
    苗木「周りの見方を変えた方が良いよ」
    罪木「見方ですかぁ?」
    苗木「うーん……例えば罪木さんだって誰かに助けられることあるでしょ?」
    罪木「は、はい。小泉さんや澪田さんにはよく助けてもらってますぅ」
    苗木「だからもし怪我をしたりしたときには全力で治療して恩返しする、それで良いんじゃない?」
    罪木「そんなことで良いんですかぁ?」
    苗木「まず罪木さんはそこからじゃないかな罪木さんだって周りの助けになってるんだよ!」
    罪木「ふゆぅぅ……分かりました!私も微力ながら皆さんの助けになりますぅ!」

    苗木「罪木さんがこれでちょっとでも周りに溶け込めたら良いな……」
    苗木「もうこんな時間か……>>14に入って寝よう」

    ※14にはシャワーか風呂か選択
  14. 14 : : 2016/10/25(火) 23:02:55
    風呂
  15. 15 : : 2016/10/25(火) 23:11:58
    苗木「今の時間は男子の入浴時間か……」
    苗木「シャワーでも良いけどせっかく今日は運動したんだ。風呂に入ろう」

    カポーーン
    苗木「はぁ、何て気持ち良いんだろう……」
    苗木「ここまで気持ち良いと眠気が……」
    苗木「眠気が…………Zzz」

    >>16「風呂にだれかいる!?」
    >>17「誰!?」

    ※キャラ名安価ただし同じ学年(77・78どちらでも良い)
  16. 16 : : 2016/10/25(火) 23:16:18
    舞園ちゃん
  17. 17 : : 2016/10/25(火) 23:16:56
    男有りなら桑田
    なしなら霧切さん
  18. 18 : : 2016/10/25(火) 23:59:28
    舞園「お風呂に誰かいます!」
    舞園「女性用の時間に変わってすぐですから男子ですね……」
    舞園「一応誰か呼んだ方が良いですね」
    舞園「誰かーーいませんかーーー」
    桑田「舞園ちゃん呼んだ!?」
    舞園「このさい桑田くんで良いです!!風呂の中に男性がいるんです!!」
    桑田「ゆ、ゆるせねぇ!!誰だオラァ!?」

    苗木「Zzz……」
    桑田「アポ……?」
    桑田「ったく、なんだよ苗木かよこんな所で寝てんじゃねぇよ」ペチペチ
    苗木「ほぇ!?桑田くんなんで!?」
    桑田「もう女子に交代の時間だぞ、さっさと出ろよ。舞園ちゃんが困ってんだろ」
    舞園「びっくりさせないでください苗木くん」
    苗木「ご、ごめん……すぐあがるから後ろ向いててもらえる?」
    舞園「はい」クルッ

    苗木「迷惑かけてごめんね、桑田くん」
    桑田「気にすんなよ、ただし舞園ちゃんには謝っとけよな」
    苗木「うん!」
    桑田「ところでお前、普段のパーカーは?」
    苗木「来てたと思ったんだけど……部屋かな?」
    桑田「お前この年で物忘れってジジイかよ」
    苗木「ハハハ」

    舞園「今、私は苗木くんに包まれている……」ハアハア
    舞園「苗木くんの匂いです……」ハアハア

    自室
    苗木「今日は色々あったけど先輩と仲良くなれた気がするな……」
    苗木「………………Zzz」
  19. 19 : : 2016/10/26(水) 00:05:19
    苗木「今日も良い朝だ」
    苗木「さぁ、さっさと食堂で朝食を取ろう」
    >>20
    ※キャラ名77期生女子
  20. 20 : : 2016/10/26(水) 00:15:58
    七海
  21. 21 : : 2016/10/26(水) 01:39:44
    食堂
    七海「…………」ピコピコ
    苗木(となりに座って良いかな……)
    七海「…………」ピコピコ
    苗木「……」
    七海「……ふぅ」ステージクリア
    苗木「おはよう七海さん、ご飯となり良いかな?」
    七海「……良い、と思うよ?」
    苗木「今朝は何やってたの?」
    七海「インベーダー」
    苗木「結構昔のチョイスだね」
    七海「……やる?」
    苗木「うん!」
    苗木「…………」ピコピコ
    七海「」ジーー
    苗木「…………」ピコピコ
    七海「」ジーー
    苗木「……あっ」デデーン
    苗木「シンプルだからこそ難しいなぁ」
    七海「……一緒にゲームやる?」
    苗木(もしかして誘ってくれてる?どうしようかな……今日は休日だし誰かに会いに行こうと思ってたんだけど……)

    >>22
    ※七海と遊ぶ?
  22. 22 : : 2016/10/26(水) 03:48:00
    遊ぶ
  23. 23 : : 2016/10/26(水) 17:04:47
    苗木「どうせ今日は暇だったし……一緒にゲームやろうか」
    七海「……」フンスー
    苗木(これは……喜んでるな。分かりづらいけど)
    七海「それじゃ……行こう」
    苗木「僕まだご飯食べてないんだけど……」

    七海の部屋
    苗木「……ここ?」
    七海「……」コクリ
    苗木(女子の部屋に入るのって抵抗あるな)
    苗木「お邪魔しまーす……」
    七海「……いらっしゃーい」
    バタン

    >>24「苗木が七海の部屋に二人で入った!」
    ※77期生女子安価
  24. 24 : : 2016/10/26(水) 17:05:37
    小泉
  25. 25 : : 2016/10/26(水) 18:52:12
    苗木「へぇ、色んなゲームがあるなぁ」
    七海「このくらい……あって当然」
    苗木「見たことないのもいっぱいあるなぁ」
    七海「一体何やる?」フンスー
    苗木「うーん……オススメは?」
    七海「全部」
    苗木(Oh……)
    苗木「僕は有名なのばっかりやってたから……」
    七海「その逆ってことだね、任せて」
    苗木「う、うん。よろしく頼むよ」
    苗木(さっきからゲームの話だけ反応めちゃくちゃ良いな……)
    七海「逆だから……」
    苗木(有名じゃない面白いゲームってどんなのだろ?)
    七海(いわゆるクソゲーだね!!)
    七海「この『たけしの挑戦状』をやるよ!」
    苗木「ファミコンのゲーム?へぇー初めて見たよ」
    七海「そう?かなり有名なんだけどなぁ……」
    七海(伝説のクソゲーとして)
    苗木「まぁ、やってみようか」ガチャ

    廊下
    小泉「苗木と千秋ちゃんが二人で千秋ちゃんの部屋に入っていった……」
    小泉「も、もしかしてあの二人ってそういう関係!?」
    小泉「誰かにこのことを伝えよう!」

    >>26
    >>27
    ※77期生キャラ名
  26. 26 : : 2016/10/26(水) 18:59:44
    澪田
  27. 27 : : 2016/10/26(水) 19:05:38
    西園寺
  28. 28 : : 2016/10/26(水) 23:31:38
    小泉「あんな所に唯吹ちゃんと日寄子ちゃんが!」
    澪田「どうしたんすか~真昼ちゃん」
    西園寺「もしかして私たちに用事?」
    小泉「二人に聞きたいんだけどさ……1個下の苗木誠っているじゃない?」
    澪田「誠ちゃんっすか~誠ちゃんにはいずれ唯吹と同じバンドでマラカスやってもらうんすよ!」
    西園寺「そういうの良いから!それで苗木おにぃがどうかしたの?」
    小泉「さっきちょっと寝坊して食堂に向かおうとしたらが部屋に入ろうとする千秋ちゃんがいたんだけど……」
    澪田「どうかしたんすか?」
    西園寺「どうせまた部屋にこもってゲームでもしてんでしょ」
    小泉「苗木と一緒にはいっていったのよ……」
    澪田「たっはーー!これまた予想外の展開っす!!」

    七海の部屋
    七海「それじゃあ次は奥さんに離婚を申し出て」
    苗木「……」カチャカチャ
    七海「もう用済みだから倒していいよ」
    苗木「……」カチャカチャ
    七海「操作に馴れるために息子のひろしも倒そうか」
    苗木「これ本当に楽しい!??」
  29. 29 : : 2016/10/27(木) 01:06:43
    廊下
    西園寺「あいつらにかぎって恋愛沙汰はないと思うよ~?」
    小泉「まぁ、確かにそういうのに疎そうな二人ではあるけど……」
    西園寺「苗木おにぃはあたしの奴隷だからね、主人には一報いれるようにしつけてるから」
    澪田「しれっと人権がうしなわれてるっすぅぅ!」
    小泉「ちょ、ちょっと日寄子ちゃん!?奴隷ってどういうこと?!」
    西園寺「そのままの意味だよ」

    回想
    西園寺「ここ最近あたしのことつけてんだろ!!このロリペド野郎!!」
    苗木「ご、誤解だよ!」
    西園寺「じゃあ何で行く先々にあんたがいるわけ?」
    苗木「本当に偶然なんだよ、むしろ僕がこんなに会う理由を聞きたいくらいで……」
    西園寺「なに開き直ってんの?」
    苗木「ご、ごめん……」
    西園寺「このことは他の人にも言っておくから」
    苗木「本当にごめん!気分を害したんなら何でもするから!!」
    西園寺「……はぁ。仕方ないから許してあげる」
    苗木「本当!」
    西園寺「な・ん・で・も してくれんでしょ?」
    苗木「……僕に出来る範囲でね」
    西園寺「それじゃあ……」

    西園寺「ってことがあってそれ以降あたしの奴隷なの」
    澪田「これまた予想外の接点っすね~」
    小泉「日寄子ちゃん……それは良くないよ」
    西園寺「な、苗木おにぃが何でもするっていったんだもん!」
    小泉「まったくもう……」
    澪田「でもこれではっきりしたっすね……」
    小泉「何が?」
    澪田「誠ちゃんがいともたやすく『何でもするって』言うことっす!!」
    西園寺「てことはあんたも言われたことがあるの?」
    澪田「その通りっす!」

    七海の部屋
    苗木「やっとパチンコ屋で宝の地図を手に入れたよ!」
    七海「それ偽物だよ?」
    苗木「」
  30. 30 : : 2016/10/27(木) 17:29:52
    回想
    澪田「今日もかけっこ楽しかったっす!」
    苗木「そ、それなら良かったよ」
    澪田「この程度で息が上がってるようじゃ唯吹とセッション出来ないっすよ」
    苗木「僕楽器とか出来ないんだけど……」
    澪田「そんなもん今から練習すれば良いんすよ!何より大切なのはメンバーと仲良しなことっす!」
    苗木「そういうもんかなぁ?」
    澪田「もちのろんっす!」
    苗木「まぁ、僕に協力できることは何でもするk
    澪田「マジっすか誠ちゃん!そんならまずはかけっこ再開っす!」
    苗木「ま、また!?」
    澪田「唯吹を捕まえてごらーん」
    苗木「ちょ、は、速!!」

    唯吹「ってわけっすよ」
    小泉「そういうことね……」
    西園寺「言ってることはゲロブタと同じじゃん」
    澪田「蜜柑ちゃんも『なんでもしますぅ~』てきなこと言ってるっす」
    西園寺「案外あの二人お似合いじゃん、今度からゲロブタおにぃって呼ぼーっと」
    小泉「さすがにそれは止めた方が良いよ……」

    七海の部屋
    苗木「ハクション!」
    七海「風邪?」
    苗木「そんなはずないんだけど……」
    七海「ちなみに今のでマイクに音が入ったから宝の地図が使えなくなったよ?」
    苗木「」
  31. 31 : : 2016/10/27(木) 22:50:30
    廊下
    舞園「今日は休日で仕事も休みなので苗木くんの所に行きましょう」テクテク

    苗木の部屋の前
    「「「あ」」」バッタリ
    舞園「み、みなさん何してるんですか?」
    霧切「こんな所で会うなんて奇遇ね」
    セレス「これも何かの縁でしょうか」
    朝日奈「こんなことってあるんだねぇ……」
    舞霧セレ朝「……」
    戦刃「あっ……」
    舞霧セレ朝「あ」
    戦刃「こ、こんにちは……」
    舞園「戦刃さんも奇遇ですねぇ」
    戦刃「あ……うん。どうせだしお話でもしようと思って……」
    朝日奈「戦刃さんもなんだ……」
    舞霧セレ朝戦「「「…………」」」
    セレス「ここでじっとしていても仕方ないですわ。さっさと苗木くんを呼びましょう」
    霧切「それもそうね」ピンポーン
    シーン
    朝日奈「あれ?ちゃんと押したの?」
    霧切「おかしいわね」ピンポーン
    シーン
    舞園「これは確実にいませんね」
    戦刃「てことは校舎のどこかに移動したってことだね」
    朝日奈「あっ私運動したくなってきた!」ダッ
    セレス「ロイヤルミルクティーが飲みたくなってきましたわ」スタスタ
    霧切「調査が必要ね」スタスタ
    舞園「皆さんの考えてること分かりますよ。エスパーですから」スタスタ
    戦刃「ほぇ……?」ポツーン
    戦刃「何でみんな急にいなくなったんだろ?」
    江ノ島「貴方は本当に残念ですね」ニュッ
    戦刃「盾子ちゃん!一体いつからそこに!」
    江ノ島「そんなことはどうでも良いのです。みなさんが何故いなくなったのか本当にわからないのですか?」
    戦刃「……?」
    江ノ島「みんなは急いで苗木を探しに行ったの。一番最初に見つければ今日一緒にすごせるからね」
    戦刃「そんなっ!!急いで探しに行かないと!」
    江ノ島「あぁ……なんつーか多分今日は無理だと思うよ?」
    戦刃「なんで?」
    江ノ島「なんか先輩に拉致られてたからさ」

    七海の部屋
    苗木「やっと次のステージだよ……」カチャカチャ
    七海「あ……」
    苗木「え?」

    『りょかっきは なそ゛の くうちゅうは゛くはつを とけ゛た 』

    苗木「」
  32. 32 : : 2016/10/29(土) 15:12:06
    翌日 食堂
    舞園「ここまで探していないとなると校外にいるとしか考えられません」
    霧切「私もそう思ったのだけれど外出届は出されていなかったわ」
    セレス「まったくどこへ行ったのか……」
    朝日奈「……」
    セレス「あらどうしたのですか?いつも無駄に元気なあなたが」
    朝日奈「無駄にじゃないよ!!ただ……」
    霧切「はっきりしてちょうだい、こっちがもどかしくなってくるわ」
    朝日奈「…………駆け落ちじゃないよね」ボソッ
    舞霧セレ「「!?!?!!」」ガタッ
    舞園「何をいってるんですか?!」
    朝日奈「ついこの前年上の方が良いって言ってたし急にいなくなったんでしょ?」
    朝日奈「そうなると選択肢は限られてくると思うんだ……」
    セレス「そんな……まさか!」
    霧切「その可能性も視野に入れて考えるべきね」
    舞園「霧切さん!」
    霧切「あくまで可能性よ。それに苗木くんがそんなことするはずないわ」
    朝日奈「それもそうだね……」
    セレス「私としたことが取り乱してしまいました」
    舞園「なにか事情があったんでしょう」
    戦刃「……」トボトボ
    朝日奈「あれ、戦刃ちゃん?」
    戦刃「あっ……皆……こんにちは……」
    セレス「一体何があったのですか?ずいぶんと元気がないようですが」
    戦刃「昨日から徹夜して見張りをしてたから……」
    舞園「見張りですか?一体なんの?」
    戦刃「苗木くん……」
    舞霧セレ朝「「「!!!」」」ガタッ
    霧切「苗木くんは一体どこへ行ったの!」
    戦刃「聞かない方が良い……」
    朝日奈「お願い!教えて!」
    戦刃「……」
    霧切「苗木くんのことがみんな心配なのよ……」
    舞園「お願いします!戦刃さん」
    戦刃「うん、分かった。苗木くんはね……」
    舞霧セレ朝「「「……」」」ゴクリ
    江ノ島「昨日から一日中七海先輩の部屋に二人っきりで籠っていま~す!」ニュッ
    舞霧セレ朝「「「 」」」
    江ノ島「男女が密室で1日以上一緒にいる、こんなのズコバコしてるに決まってんじゃん」
    戦刃「盾子ちゃん!!」
    朝日奈「う、うそ……」
    舞園「そんなわけないそんなわけないそんなわけないそんなわけないそんなわけないそんなわけないそんなわけないそんなわけないそんなわけない」
    霧切「…………………………………………………………………………」
    セレス「ど……どっ……ひゃー………………」
    江ノ島「みんな良い具合に絶望してるねぇ」ニヤ

    七海の部屋
    苗木「……」カチャカチャ
    七海「………これ何回めの挑戦だっけ」
    苗木「48」ボソッ
    七海「ハングライダー難しいもんね」
    苗木「……」カチャカチャ
    七海「……………」
    苗木「……」カチャカチャ
    七海「………………Zzz」
    苗木「……」カチャカチャ
  33. 33 : : 2016/10/30(日) 01:51:46
    廊下
    小泉「昨日の一件はどうなったんだろう……」
    小泉「結果あやふやで終わったし……」
    小泉「あそこにいるのは>>34ちゃんと1年下の35>>ちゃん」

    >>34には77期生の女子
    >>35には舞園霧切セレス朝日奈戦刃江ノ島のだれか
  34. 34 : : 2016/10/30(日) 02:01:24
    終里
  35. 35 : : 2016/10/30(日) 02:02:16
    戦刃っち
  36. 36 : : 2016/10/30(日) 02:04:52
    バトルの予感しかしない
  37. 37 : : 2016/10/30(日) 20:36:04
    77期生(七海)とのCPはかなり好きなので期待してます。
  38. 38 : : 2016/10/31(月) 00:30:09
    最近では苗七も人気だね。けっこう需要あるみたいだし
  39. 39 : : 2016/11/01(火) 02:11:09
    小泉「あそこいにいるのは赤音ちゃんと一個下のむくろちゃん!」
    小泉「随分珍しい組み合わせね……どうしたの?」
    戦刃「その……聴きたいことg終里「邪魔すんじゃねぇ!小泉!」
    終里「これからバトルが始まるんだからな……」
    小泉「ば、バトル!?」
    戦刃「私はそんな気n終里「あぁ……強え奴がいたら戦うってもんだぜ!!」
    小泉「そ、そうなんだ……」
    戦刃(私の話を聞いてくれないよぉ……)
    小泉「そういえば二人は千秋ちゃんを見た?」
    戦刃「!!」
    終里「いんや、見てねぇな……またゲームでもやってんだろ」
    小泉「それが昨日苗木と一緒に部屋に入ってから出てこないんだよね……」
    終里「その話本当か?そんなはずないはずだけどな……」
  40. 40 : : 2016/11/01(火) 18:34:02
    戦刃「それってどういうこと?」
    終里「お?何だ、気になんのか?」
    戦刃「……」コクリ
    終里「そういうことならいっちょオレとバトってもらうぜ!」
    戦刃「……そしたら教えてくれる?」
    終里「おう!お前が勝ったら教えてやんよ」
    戦刃「……分かった、そういうことなら戦う」
    終里「おう!そうこなくっちゃな!」ゴゴゴ
    小泉(完璧戦う雰囲気になっちゃったけど大丈夫だよね……?)
    戦刃「…………………………ふぅ」

    ………………ゾワッ
    小泉(なに今の空気!!レベルが違うんだけど!)
    小泉(赤音ちゃんを『戦場に巻き込まれただけ』とするなら『戦場で敵を残らず血祭りにあげた』ぐらい違うんだけど!!)
    戦刃「さっさと決着つけようか」ザッ
    終里「おう!いいぜ……ぶっ潰してやんぜ!」
    戦刃(潜在的な能力は大神さんと同等からそれ以上。でも……)
    終里「おらっ!」ブンッ
    戦刃「……」スッ
    戦刃(いくら才能があっても闘いの動きは素人。『軍人』とはレベルが違う)
    終里「どぉらぁっ!!」ブォンッ
    戦刃「……」スッ
    小泉「嘘でしょ……赤音ちゃんの攻撃を全部最小限の動きで避けてる!!」
    終里「うらぁっ!!」
    戦刃「……」ガシッ
    戦刃(しかも大神さんみたいに最低限ながらもルールがある場で行われる総合格闘技と違って……)
    戦刃「……」ヒュンッ ドス
    終里「かはっ」
    戦刃(戦場にルールはない……あるのは生き残るか死ぬかだけ)
    戦刃「……決着」
    小泉「嘘…………」
    終里「…だ……」
    戦刃「…………?」
    終里「まだだっ!!」グオンッ
    戦刃「…………」ガッ
    戦刃(まだ動けるの?流石におかしい……気絶はしなくとも動けないようにしたはず……)
    終里「へへっ、今の蹴りは本気で入るかと思ったぜ……」
    戦刃「…………避けたの?」
    終里「おう!なんかヤバそうな気がしたからな」
    戦刃(……………………天才)
    戦刃「大神さんぶりだな……」ボソッ
    終里「あ?なんだって?」
    戦刃「…………本気を出せそう」

    ………………フッ
    小泉(急に寒くなった……なにこれ怖い)
    終里「クソッ……さっきので本気じゃねぇのかよ……」
    戦刃(桑田くんと同じだ……努力を才能だけで軽々と越える本当の天才)
    戦刃「……」ヒュンッ
    終里「ぐっ!!」ガッ
    戦刃「……」ヒュンヒュンッ
    終里「うおおっ!!」ガッ……ドスッ
    終里「っつ……」ズササー
    戦刃「……」ビュンッ
    終里「ぐっ……まだ終わりじゃ!」
    戦刃「終わりだよ」ピタッ
    戦刃「それ以上動くと眼球に私の指が突き刺さるから」
    終里「ぐっ……参った……」
    小泉「何今の……ほぼ目で追えなかったんだけど……」
    戦刃「……それじゃ約束通り話してもらえる?」
    小泉(これ本当に同一人物?)
    終里「おう!いいぜ!」
  41. 41 : : 2016/11/04(金) 03:03:14
    終里「オレが七海と前に話したときに言ってたんだよ」

    回想
    終里「お前またゲームしてんのかよ」
    七海「……終里さんもやる?」
    終里「オレはそんなもんやんねーよ。体動かす方が楽しいかんな」
    七海「そんなもん……」シュン
    終里「誰かとやりてーなら……ほら、あの予備学科の奴とでもやれよ」
    七海「もしかして日向くんのこと?」
    終里「そうそう!そいつだ!」
    七海「日向くんはゲームに誘ってもクソゲーだとやってくれないから……」
    七海「それにね、他の人もどんなに長くても4、5時間しかやってくれないんだ」
    七海「体に悪いとかなんとか言って私のこと外に出そうとするんだよ!!」
    終里「んなのか」

    終里「だから長時間二人で同じ部屋にいるわけねぇんだよ」
    小泉「まぁそりゃそうだよね……食事も取んなきゃ駄目だし」
    戦刃「…………おかしい」
    小泉「え?」
    戦刃「さっき小泉さんが言ったように私が見張っていたときも二人が出てくるのを見ていない……」
    終里「それがなんかおかしいのか?」
    戦刃「部屋の中にはトイレとシャワーしかない」
    小泉「そっか!風呂とトイレはどうにかなっても食事は食堂に行かないと駄目だから……」
    戦刃「うん……すでに1日と半日何も口にしていないことになる」
    終里「そんなに飯食えねーなんて餓死しちまうぞ!!」
    小泉「餓死はないにしても流石に不自然ね……」
    戦刃「私みんな(77期生)に言ってくる!」タタッ
    小泉「私もみんな(78期生)に言おう!」タタッ
    ポツーーン
    終里「つまりどういうことだ?」

    昨晩の七海の部屋
    苗木「また死んだ……」
    七海「……粘るね」
    苗木「ここまでムキになるのも初めてだよ……何回ぶちギレたか……」
    七海「はは……1回休憩しようか」
    苗木「そうだね……流石にお腹も減ってきたし」
    七海「……そんなときのために」テッテレー
    苗木「非常食だよね、それ」
    七海「ゲームやる時間を少しでも多く確保するためにね……」
    苗木「食堂に行った方が美味しくない?」
    七海「最近の食品加工技術を舐めたら駄目だよ」
    七海「……このドライカレー非常食の袋の中に水を入れます」
    15分後
    苗木「凄い!普通に美味しいドライカレーになってる!」
    七海「……技術を侮っちゃ駄目だよ」
    苗木「さっさとクリアするぞ!」カチャカチャ
    七海(……ここまでゲームに熱中してる人は初めてだなぁ)
    苗木(もう面白いとか楽しいじゃなくて意地だね。絶対クリアしてやる……)
  42. 42 : : 2016/11/05(土) 03:33:04
    現在・七海の部屋
    苗木「……」カチャカチャ
    七海「お昼ご飯食べたら?」
    苗木「んー?」
    七海「ご飯だってば」
    苗木「んーー」
    苗木「あっ」デデーン
    七海「キリ良いとこまでやったんなら食べちゃいなよ」
    苗木「んー」ガツガツ
    七海「本当に大丈夫?」
    苗木「大丈夫……だと思う」
    七海(こころなしか私みたいな口調になってきた気がする……)
    七海(それにゲーム占拠されて寝ってるからか体の調子が良い……)
    七海(もしかして普段の私と皆の構図が苗木くんと私で入れ替わってる?)
    苗木「…………ねみぃ」
    七海「!!!」
    七海「な、苗木くん」
    苗木「…………なに?」
    七海「1回外に出よう?」
    苗木「……なんで?」
    七海「一旦ゲームを休んだ方が良いよ?」
    苗木「……そうかな?」
    苗木「別に問題ない……と思うよ」パーカー カブリ
    七海「!!!」
    七海(ヤバイ!!ビジュアルまで軽く被ってきた!)
    苗木「…………」
    七海「?」
    苗木「………………Zzz」ハナチョウチン
    七海「ほぼ私だこれ」
    七海(パーカー換えて髪ちょっといじくったらぱっと見分かんないんじゃない?)
    七海「…………」
  43. 43 : : 2016/11/07(月) 02:43:09
    セレス「苗木くんが事件に巻き込まれた!?」
    霧切「あくまで仮説でしょ?確証はないわ」
    舞園「霧切さん、声が震えてますよ」
    朝日奈「事件なんて大変じゃん!!」
    戦刃「流石に1日半も同じ部屋に閉じ籠るのはおかしいと思ったんだけど……」
    霧切「どとらにせよ現場にいってみるしかないわね……」

    廊下
    霧切「ん?あれは……」
    セレス「先輩たちがいますね……何故でしょうか?」
    戦刃「たぶん小泉さんが話して私たちと同じ意見になったんじゃないかな?」
    小泉「あれ、むくろちゃんたちも来たんだ」
    澪田「うっきゃー!誠ちゃんは人気者っすね~♪」
    霧切「名前……」キリ
    霧切「……呼び!!?」ギリ
    舞園「霧切さん落ち着いて下さい!澪田さんは誰にでもあんな感じです!」
    霧切「誰にでも?」
    舞園「そうですから落ち着いて!!」
    霧切「…………ふぅ」
    霧切「落ち着いたわ」キリ
    西園寺「話それたけどあんたらも奴隷のこと見にきたんでしょ?」
    セレス「奴隷だと!?ビチグソがぁぁあああ!!」
    朝日奈「セレスちゃん落ち着いて!日寄子ちゃんは奴隷認定してる人多いから!セレスちゃんみたいに苗木だけ特別扱い(Cランク)じゃないから!」
    セレス「苗木くんだけじゃ……ない?」
    朝日奈「だから落ち着いて!」
    セレス「…………ふぅ」
    セレス「私としたことが取り乱してしまいました」ニコッ
    澪田「たった数十秒なのに会話の密度が半端ないっす!」
    西園寺「もう頭痛い……」
    小泉「はは……それはそうと苗木はいないよ」
    舞切セレ朝戦「「「え」」」
    小泉「チャイム押しても出なかったからさ、ドア開けてみたんだけど……」
    澪田「どこにもいない……つまり消えちゃったんすよぉ!!!」
    西園寺「丁度出かけただけでしょ」


    噴水前
    >>44「あそこにいるのは七海?」
    >>45「寝ってる……」

    >>44 >>45 女キャラ名安価(>>43の会話に出たキャラ以外)
  44. 44 : : 2016/11/07(月) 20:53:39
    ソニア
  45. 45 : : 2016/11/08(火) 00:27:23
    罪木
  46. 46 : : 2016/11/08(火) 16:44:03
    噴水前
    ソニア「あそこにいるのは七海さんですか?」
    罪木「寝ってますね……」
    ソニア「あんなとこで寝てて危なくないのでしょうか?」
    罪木「あのままだと噴水に落ちそうですぅ」
    ソニア「あ……苗木さんが来ました」
    罪木「七海さんを引きずってどっかいきましたね」
    ソニア「いつもと何か違うような……」
    罪木「そうですか?なにも感じませんでしたけど……」
    ソニア「はっきりとは言えないのですが雰囲気が違ったような……」
    罪木「二人ともフード被ってたのでよく見えませんでしたけど……」
    ソニア「!!そうです!それです!」
    罪木「ふぇぇ!私何か気に触ることでも言いましたか?」
    ソニア「苗木さんのアンテナです!」
    罪木「あの髪の癖のことですかぁ?」
    ソニア「はい!苗木さんはあの特徴的な髪のためフード部分を被ることがないのです!」
    罪木「そうなんですかぁ……あれ?」
    ソニア「そう!どちらもフードを被っていたというのはおかしいのです!」
    ソニア「これは苗木さんたちの後をつけるしかありません!」
    罪木「何でそうなるんですかぁ!」

    『苗木さんたちの後をつけるしかありません!』
    『何でそうなるんですかぁ!』
    舞園「今の声……苗木くんと聞こえました!」
    霧切「話から察するにここら辺にいるのは間違いないわね」
    朝日奈「そうと決まれば探しにいこう!」
    セレス「これも主人の務めですわ」
    戦刃「一体どこに行ったんだろう……」
    舞園「別れて探しましょう!」


    舞園「あっ!あの後ろ姿は苗木く……ん?」
    舞園「っ……」
    ドサッ
  47. 47 : : 2016/11/10(木) 16:32:35
    霧切「ん?あれは……」
    舞園「」ピクピク
    霧切「っ!!一体どうしたの!!舞園さん!」
    舞園「霧…ぎ……さん……みた…ら、ダ……メ……」
    霧切「見るってなにを!!」
    七海?「……大丈夫?」
    霧切(このしゃべり方……七海さんね!)
    霧切「七海さん!一体何が!!」クルッ
    霧切「」
    ドサッ

    数分後
    朝日奈「え……」
    ドサッ

    数分後
    セレス「っ!!」ズキューン
    ドサッ

    数分後
    戦刃「ぐはっ!!」吐血
    ドサッ

    数分後
    ソニア「い、一体どうなっているのですか!」
    罪木「皆さん大丈夫ですかぁ!!」
    ソニア「誰かに襲われでもしたのでしょうか……」
    罪木「目立った外傷はないと思いますけどぉ……」
    苗木?「大丈夫だと思うよ」ニュッ
    七海?「……心配だなぁ」ニュッ
    ソニア「えっと……苗木さん?」
    七海?「……なn苗木?「違うよ、僕が苗木だよ」
    罪木「そ、それは流石に無理がありますぅ……」
    苗木?「あちゃー……ばれてしまうとは!」
    七海?「……当たり前、だと思うよ?」
    ソニア「近くで見ると誰でも分かると思います」
    罪木「そもそも何で2人が服を交換してるんですかぁ?」
    七海「ちょっと好奇心にまけちゃってね」
    苗木「……いい迷惑、だよ」
    ソニア「二人とも喋り方はどうされたのですか?」
    七海「昨日ちょっと色々あってね」
    罪木「まるで二人が逆になっちゃったみたいですぅ」
    七海「!!」ピコーン
    七海「閃いた!!」
    苗木「…………?」
    苗木(……嫌な予感がする)
  48. 48 : : 2016/11/15(火) 15:08:13
    慣れてないならいっきに2つもss書かないことだな
    放置してんじゃねーよ


    安価で他人の力借りてss書く割にはそれを無駄にするんだね
    人間の底辺乙
  49. 49 : : 2016/11/15(火) 21:40:20
    >>48
    おっしゃる通りです……申し訳ありません
  50. 50 : : 2016/11/15(火) 21:40:33
    舞園「うっ……私はなんでこんな場所に倒れていたんでしょうか……」
    苗木?「気付いた?舞園さん」
    舞園「…………七海さんですよね?」
    苗木?「僕は正真正銘、苗木誠だよ」
    舞園「どう見ても顔が七海さんなんですけど」
    苗木?「そのことについては彼女に説明してもらうよ」
    罪木「こんにちはぁ」オドオド
    舞園「罪木さん?」
    罪木「彼女が苗木さんだっていうのは本当ですぅ」
    舞園「アポ?」
    罪木「原理は分からないんですが二人の体が入れ替わってしまったんですぅぅぅ!!!」
    舞園「」
    苗木?「僕もこんなことになって困ってるんだ……」
    七海?(…………悪質だなぁ)
    舞園「それではそちらの七海さんの格好をした苗木くんが七海さんなんですね……」ハアハア
    苗木?「その通りだよ」
    七海?「……そうだよ」
    舞園「そうなんですか……でもそうなると色々大変じゃないですか?」
    苗木?「え?」
    舞園「トイレの問題とか……」
    七海?「……!!」
    七海?(……言われてみれば一番大切な問題が残ってた!)
    苗木?「大丈夫だよ」
    七海?「?」
    舞園「何がですか?」
    苗木?「七海さんに処理の仕方は教えてもらったから」
    舞園「」
    七海?「っ!!!」
    苗木?「だから何も心配しなくて大丈夫だよ」
    舞園「駄目に決まってるじゃないですか!!」
    霧切「そうよ、許されないわ」
    セレス「Dランクに降格ですわ」
    朝日奈「しょしょしょ処理って……」プシュー
    戦刃「苗木くん……えへへ」グーグー
    七海?(……一気に起きた)
    霧切「それに七海さんの立場も考えなさい!」
    セレス「苗木くんの体で過ごさなければならないなんてうらやm…可哀想ですわ」
    朝日奈「そ、そうだよ!不健全だよ!!」
    苗木?「七海さんにも僕がちゃんと教えたから大丈夫だよ」
    舞霧セレ朝「「「なっ!!!」」」
    戦刃「」グーグー
    七海?(……この嘘いつまでつき続けるんだろ)
  51. 51 : : 2016/11/15(火) 21:53:22
    罪木「なんか大変なことになってきちゃいましたぁ」
    ソニア「おったまげですわ!まさか皆さんここまで信じるなんて……」
    罪木「嘘がバレたら私殺されちゃうんじゃないでしょうかぁ」
    ソニア「そうなったら私も一緒に叱られて差し上げますわ!」
    小泉「そういうことね……」
    罪ソニ「「!!!」」
    小泉「陰から見てたら何かおかしいと思ってたのよね……」
    罪木「ふぇぇ!ごめんなさいぃ!!」
    ソニア「ちょっとした悪ふざけだったのです!!」
    小泉「どうせ千秋ちゃんが提案したんでしょ?」
    罪木「う、そ、それは……」
    ソニア「け、決して私たちは口をわりません!!」
    罪木「言わない約束なんですぅ!」
    小泉「それほぼ言ってるようなものでしょ」
    罪木「あわわわわわわ」
    ソニア「くっ!殺せ!!」
    小泉「ソニアちゃんのそれおかしいから……」
    小泉「でも少しはお灸を据えてあげなきゃね……」
    罪木「悪い顔をしてますぅ」ガタガタ
    ソニア「七海さん、苗木さん……マカンゴの加護があらんことを……」
  52. 52 : : 2016/11/16(水) 19:17:50
    小泉「ねぇねぇ二人とも」
    苗木?「あれ?小泉さんどうかしたの?」
    小泉「話が聞こえて来たから心配でさ……」
    苗木?「そういうことなら大丈夫だから心配しないでよ」
    小泉「へ~そうなんだ、それじゃあ千秋ちゃん」
    七海?「なに、かな?」
    小泉「中身は千秋ちゃんでも見た目は苗木くんだと体洗ったりするの大変だよね?」
    七海?「……そうだと思うよ?」
    小泉「じゃあ今日はお風呂どうするの?」
    七海?「…………え?」
    小泉「他の人に洗わせるわけにはいかないでしょ?」
    苗木?「それは流石に恥ずかしいかな……」
    小泉「それなら二人で洗い合えば良いんじゃない?」
    苗?七?「「え」」
    小泉「自分の体なんだから恥ずかしくないでしょ?ね?」ニコッ
    苗木?(ヤバイ、バレテル)
    七海?(……ピンチ、ダトオモウヨ)
    七海?「……白状した方が良いと思うよ」コソッ
    苗木?「そんなことしたら霧切さんたちに殺されちゃうよ」コソッ
    苗木?(苗木くんが殺されちゃうよ……)
    小泉(まだ白状しないか……)
    小泉「それが嫌なら千秋ちゃんはここにいる女の子たちに洗ってもらいなよ」
    七海?「……え?」
    苗木?「それはだm舞園「任せて下さい!」
    霧切「私裸とか別に気にしないから大丈夫よ」キリ
    セレス「苗木くんなんかの体、見たくもないでしょう?」
    朝日奈「し、しし仕方ないなぁ~」
    舞霧セレ朝((中身が七海さんでも体は苗木くん!!))
    舞霧セレ朝「「……」」ハアハア
    七海?「……!!!」オロオロ
    苗木?「これは潮時だね」
    七海?「……七海さん?」コソッ
    苗木?(さらば……苗木くん)
  53. 53 : : 2016/11/16(水) 22:16:16
    期待してます!
  54. 54 : : 2016/11/17(木) 23:39:39
    苗木?「ごめん!みんな実は……」
    七海「入れ替わったっていうのは全部嘘なんだ」
    苗木「……ばらすなら最初から騙さなきゃ良いのに」
    小泉「悪ふざけが過ぎるわよ……まったく」
    七海「ご、ごめんね……」アハハ
    舞園「苗木くん冗談は良くないですよ?」
    七海「え?」
    霧切「私達を騙そうなんて……苗木くんのくせに生意気よ」
    小泉「いや、七海ちゃんは嘘なnセレス「苗木くんが嘘をつくとは……見損ないました」
    朝日奈「み、皆どうしたの?なんか怖いよ…」
    舞園(やっぱり朝日奈さんはそっち側ですか……)
    霧切(ムッツリさんだと信じていたのに……)
    セレス(この際彼女は足手まといです)
    舞霧セレ((私達は……))
    舞霧セレ((苗木くんとお風呂に入りたい!!」」
    苗木「……最低だよ」
    七海「そういうことだったんだ」
    小泉「3人とも声に出てるから」
    舞霧セレ「「し、しまった!!」」
    朝日奈「一緒にお風呂なんてそんなの駄目に決まってんじゃん!」
    舞園「そんな言葉痛くもかゆくもありませんね」
    霧切「大義があれば些細なことは気にならなくなるものよ」
    セレス「私たちの行動は可哀想な七海さんを助けるために仕方ないことなのです」
    七海「嘘だって言ってるんだけどな……」
    苗木「……認める気がないんだと思うよ」
    小泉「ここまで悪質な人間も久しぶりね…」
    七海「どちらにせよ彼女たちの計画が露呈した時点で終わりだよ」
    苗木「……うん、正直ちょっとキモいかも」
    舞霧セレ「「…………」」

    舞霧セレ「「ゴフッ」」ビチャッ
    小泉「吐血したっ!!」
    罪木「ふぇぇ!大丈夫ですかみなさん!!」
  55. 55 : : 2016/11/17(木) 23:52:13
    舞霧セレ「「う、うぅ……」」
    舞園「苗木くんに熱い包容をしながら愛をささやいてくれたら復活する気がします……」
    霧切「苗木くんが私と一緒にお風呂に入ってくれたら復活する気がするわ……」
    苗木「……無理だと思うよ」
    セレス「苗木くん……」
    苗木「……なにかな?」
    セレス「前の二人みたいな贅沢なことは言いません……」
    セレス「私と二人で買いものに……」
    苗木「……まぁ、それぐらいなら」
    セレス「っしゃあああああ!!」ガバッ
    罪木「急に完治しましたぁ!!!」
    舞園(私達の要求がとても無理なものだと理解したうえで……)
    霧切(そのあとに言うことで要求を聞き入れやすくした!!)
    セレス(作戦通りですわ)ニヤリ
    七海「目で会話するなんてすごいなぁ」
    苗木「……それより二人を保健室に運んだ方が良いんじゃないかな?」
    罪木「お、お願いしますぅ!」
  56. 56 : : 2016/11/19(土) 01:26:19
    霧切「てなわけで保健室に運ばれたわけだけど……」
    舞園「喋ると辛くないですか?」
    霧切「まぁ、聞いてちょうだい」
    舞園「」コクリ
    霧切「苗木くんと七海さんの入れ替わり云々ですっかり忘れていたのだけれど……」
    霧切「そもそも苗木くんと七海さんがなんで部屋にこもっていたのかは不明のままよね?」
    舞園「あ」
    霧切「そもそも私達はそれを調べるために苗木くんを探していたのによ?」
    舞園「すっかり忘れてました……」
    霧切「ここからは私の推理なのだけど……」
    霧切「苗木くんは七海さんを好きなのではないかしら……」
    舞園「そそそんな訳ありません!」
    霧切「私もそう思っていたわ……苗木くんが好きなのは私だって信じていたわ!」
    舞園「はっ(笑)なに言ってるんですか?苗木くんが好きなのは私ですけど?」
    霧切「はぁ?」
    舞園「あぁ?」
    舞霧「「…………」」
    霧切「不毛な争いは止めましょう」
    舞園「そうですね、話が進みません」


    七海の部屋
    苗木「……」ピコピコ
    七海「Zzz……」
    苗木「……」ピコピコ
    七海「Zzz……」
  57. 57 : : 2016/11/19(土) 01:34:12
    翌日

    食堂
    舞園(昨日の霧切さんとの話し合いの末、交代で苗木くんを見張り七海さんとの接触を封じることになったのですが……)

    苗木「……意地と根性で何とかクリアしたよ」
    七海「その結果私は快眠で今日も体調絶好調だよ……」
    苗木「…………ねみぃ」

    舞園「朝からもう一緒にいるっ!!」
    霧切「これはさすがに予想外」
    舞園「昨日もまさか同じ部屋で一夜を!?」
    >>58「その通り!」

    ※77期生女子安価
  58. 58 : : 2016/11/19(土) 09:02:35
    連取りになってしまいますが誰も取らないようなので
    西園寺
  59. 59 : : 2016/11/19(土) 14:53:41
    期待
  60. 60 : : 2016/11/20(日) 00:10:49
    西園寺「その通りだよ」クスクス
    舞園「西園寺さん!どういうことですか!」
    西園寺「そのまんまの意味だよ、昨日あんたらを保健室に運んだあとにあの二人が一緒に部屋に入っていって……」
    西園寺「今朝にゲロ豚が二人で出てくるのを見たってだけ」
    霧切「なんだと……」
    西園寺「あんたら二人とも脈なしじゃない?」クスクス
    舞霧「「おぅ……」」ズーーン
    西園寺(でもあのロリペド野郎……奴隷のくせに主人に報告なしなわけ?)
    舞園「ででででもこれから学校なんですから二人は別行動ですね!」
    霧切「そそそそうよ!これからしっかり監視してれば大丈夫」
    舞園「あっ苗木くんが先に出ます!」
    霧切「追うわよ!」ダッ
    舞園「合点!!」ダッ
    西園寺「移動早すぎでしょ……」
  61. 61 : : 2016/11/20(日) 21:32:53
    学校
    江ノ島「ねぇお姉ちゃん」
    戦刃「なに?盾子ちゃん」サッ
    江ノ島「あんな所で舞園は何やってんの?」
    戦刃「苗木くんの尾行だよ」
    江ノ島「ストーカーじゃん……」
    戦刃「ストーカーじゃないよ!苗木くんを守る為の護衛も兼ねてるんだから!」
    江ノ島「ふぅん……それでさっき隠した紙はなに?」
    戦刃「こ、これは盾子ちゃんでも見せられないよ!」
    江ノ島「……」ジー
    戦刃「うぅ……駄目なんだもん……」
    江ノ島「お姉ちゃん大好き!ハグしよっ!」
    戦刃「うん!いいよ!」パアァ
    ダキッ(二人が抱き合う音)
    ガシッ(江ノ島が戦刃の紙を強奪する音)
    戦刃「あぁ…………」
    江ノ島「無駄な抵抗しないでさっさと見せろっつーの」
    戦刃「騙すなんて酷いよ……」
    江ノ島「なになに……『苗木尾行時間割り当て』?」
    江ノ島「参加してる人数多くない?」

    『苗木尾行時間割り当て』
    『参加者』
    『舞園、霧切、セレス、朝日奈、戦刃』
    『小泉、西園寺、ソニア、罪木、澪田』

    戦刃「西園寺さんが面白がって先輩たちを引き込んだから……」
    江ノ島「ストーカー軍団じゃん……」
    戦刃「ま、守るのが目的だからストーカーじゃないもん!」
  62. 62 : : 2016/11/20(日) 21:43:05
    江ノ島(苗木も大変だなぁ……)
    ザ……ザザ……
    江ノ島「ん?何の音?」
    戦刃「あ……私のトランシーバーからだ……」
    『こちら対象を尾行中の舞園、対象が先輩たちの階への移動を開始しました』
    戦刃「了解」
    江ノ島「いやいや何いっt霧切「了解よ」
    セレス『了解ですわ』
    朝日奈『分かったよ!』
    江ノ島「うわぁ……」ヒキッ


    廊下
    苗木「今日も先輩たちの所に行こう!」
    苗木「他の男子に比べて先輩たちとも結構仲良いし……もしかして僕なんかが先輩たちと付き合えたり……」
    舞園「!!」
    苗木「ま、んなわけないないよね」
    舞園「ホッ」
    苗木「さぁ、今日は誰の所に行こうかな?」
  63. 63 : : 2016/11/20(日) 23:30:14
    苗木「おかしいな……今日は誰にも会わないぞ……」
    江ノ島「そりゃそうでしょ」ニュッ
    苗木「うわっ!江ノ島さん!」
    江ノ島「そんなに驚かないで下さい……」キノコ
    江ノ島「せっかく手伝ってやろうかと思ったのによぉ!!」
    苗木「手伝うって何を?」
    江ノ島「苗木くんの恋愛の手助けです」
    江ノ島「テメェみたいな童貞でも彼女が出来るようにしてやんよぉ!!」
    苗木「マジで!!」
    江ノ島「その通り!オイラが助けてやったら苗木くんでも先輩でも彼女に出来るってんだ!!」
    江ノ島(そしたら少なくとも5人の絶望を見れるからね)ニヤッ
    江ノ島「そしたらまずは>>64に会いに行って下さい……」
    苗木「まず?」
    江ノ島「うだうだ言ってんじゃねぇ!さっさと行きやがれ!」

    >>64 77期生女子安価
  64. 64 : : 2016/11/20(日) 23:34:55
    おわり
  65. 65 : : 2016/11/22(火) 21:28:26
    苗木「江ノ島さんにいわれるがまま終里さんを探してるんだけど……」
    苗木「いない!どこにもいない!」
    苗木「終里さんってそもそも普段何してるんだ?」
    苗木(ご飯食べるか……戦ってるか……)
    プルルル
    苗木「ん?着信だ」
    江ノ島『そんなときには料理でもしてりゃ料理につられて来るっしょ!』ガチャッ
    苗木「…………」
    苗木「肉焼いたりしたら来るかな……」

    食堂
    苗木「炭火でじっくり焼こう」
    ジュー
    苗木「……」
    ジュー
    苗木「……」
    ジュー ドドド…
    苗木「ん?」
    ジュー ドドド……
    終里「旨そうな匂いがすっぞ!!」
    苗木(ほんとに来たよ……)
    終里「な、なぁそれ食わねぇなら俺にくれよ!!」ダラダラ
    苗木「もちろん良いけど……よだれ……」
    終里「ガツガツモグモグ!!」
    苗木(これ聞いてないな……)
    終里「ふぅ……旨かったぜ」
    苗木「終里さんは今日、何してたの?」
    終里「今日か?弐大のおっさんとバトってからはずっと寝てたな」
    苗木(そりゃ見つからない訳だ)
    終里「もしかして俺を探してたのか?」
    苗木「うん、そうなんだ」
    終里「何でだ?」
    苗木「…………」
    苗木(僕も知らないよ!!江ノ島さんに聞いてよ!)
    終里「あっ!分かったぞ!俺とバトりてぇんだな!」
    苗木「え」
    終里「それならそうと言えっつーの」
    苗木「ちちちち違うよ!!!」
    終里「なんだよ違うのかよ……まぁそれもそうか!お前とバトったらすぐ死んじまいそうだしな!」
    苗木(笑えないよ……)
    終里「そうなると俺を探してた理由が全くわかんねぇな……何でなんだ?」
    苗木「えっと……その……ちょっと話でもしようと思ってさ」
    終里「話?まぁ多少なら良いけどよ……」

    舞園「苗木くんと二人でお喋り……良いなぁ」ニュッ
  66. 66 : : 2016/11/23(水) 03:21:50
    10分後終里「そんでそのときによ……」
    終里「ん?」
    舞園(やばっ)サッ
    終里「あそこに誰かいんぞ?」
    苗木「入口のとこ?僕は誰も見なかったけど……」
    終里「いんや!絶対誰かいたぞ!」
    苗木「そうかなぁ……」テクテク
    苗木「誰もいないよ?」
    終里「………………え」
    苗木「誰もどこにもいないんだけど……」
    終里「さっきまでそこにいたんだぞ……」
    苗木「うーん……終里さんも大神さんみたいに人の気配とか分かるの?」
    終里「あぁ……さっきは人の気配があったのに……」
    苗木「僕がすぐに見に来たから移動したなら後ろ姿とか見えると思うんだけど……」
    苗木「もし食堂内にいるなら終里さんが気配で気付くんだよね?」
    終里「…………あぁ」ブルブル
    テーブル下
    舞園(ふぅ……危ないところでした)
    舞園(厨房にいた二人が出てくる前に咄嗟にテーブルの下に潜り込めました……)
    舞園(私はアイドルだからファンから逃げるきるために気配を消すことが出来るようになったんです!)
    舞園(まぁ一番の理由は苗木くんのゴミを漁る為なんですけど)
    舞園(それにしても……)チラ
    別のテーブル下
    霧切「…………」
    さらに別のテーブル下
    戦刃「…………」
    舞園(何であの二人もいるんですか!?)
    舞園『何であなたたちがいるんですか?』メセン
    霧切『あなた一人に任せたら心配だもの』メセン
    戦刃『盾子ちゃんを探してたら二人を見つかりそうになって咄嗟に……』メセン
    舞園『そもそも何であなたたちは気配がバレないんですか!』メセン
    霧切『私の才能は探偵よ?これぐらい朝飯前よ』メセン
    戦刃『敵にバレないように奇襲をかけることもあるから訓練してる……』メセン
    舞園(理にかなっている……)
    舞園(…………チッ」

    苗木「ん?何か音が……」
    終里「……!!」ビクン
    舞園(ヤバッ!)
    霧切『なにやってるの!!1人ばれたら全員バレるのよ!?』メセン
    終里「…………」プルプル
    苗木「一回外を見てこようか?」
    終里「…………てくれ」
    苗木「え?」
    終里「一緒にいてくれ……」
    苗木(そういうと終里さんは僕の服を引っ張った)
    苗木「え……えっとそれは……どういう……」
    終里「言葉通りの意味だよ」
    終里「少しの間で良いから一緒にいてくれ……」
    舞霧戦((!!!!!))
    終里「その……なんつーか……こういうお化けみたいなの得意じゃねぇっつーか……」
    苗木「!」ピコーン
    苗木「もしかしてお化けとか幽霊が苦手?」
    終里「に、苦手じゃねぇよ!!得意じゃねぇだけだ!!」
    苗木「別に恥ずかしがるようなことじゃないと思うけど……」
    終里「う、うるせぇ!このこと他の奴に言ってみろ?二度と直立姿勢に出来なくしてやっからな!」
    苗木「うん、分かったよ」ニコッ
    終里「なにニヤニヤしてんだよお前……」
    苗木「終里さんにも苦手なものがあるんだなぁって思ってさ」
    終里「う、うるせぇ!」
  67. 67 : : 2016/11/23(水) 03:27:44
    翌日
    苗木「てなことが昨日あったんだ」
    江ノ島「とても良い傾向ですね」
    江ノ島「この調子でいけばすぐに先輩と良い関係になれると思いますよ」
    苗木「ほ、本当?」
    江ノ島「もちろんです。今日は>>68さんの所にでも行って下さい」

    >>68 77期生女子
  68. 68 : : 2016/11/23(水) 06:43:24
    七海の好感度を更に上げにいく
  69. 69 : : 2016/11/26(土) 01:52:44
    苗木「七海さーん!」
    七海「……なに、かな?」
    苗木「また一緒にゲームでもしない?」
    七海「……良い、と思うよ」
    朝日奈「二人ともそうはいかないよ!」
    苗木「あ、朝日奈さん!?」
    朝日奈「もし遊ぶっていうんなら私も混ぜてもらうよ!」
    朝日奈(二人っきりになんかさせないよ!)
    苗木「七海さんは良い?」
    七海「……良いよ」
    苗木「それじゃあゲームがいっぱいある七海さんの部屋にする?」
    七海「……」コクリ
    朝日奈「おぉ!私初めて入るよ!どんな部屋なんだろう!」
    苗木「それじゃあ移動しようか」
    朝日奈「…………」
    朝日奈「こちら朝日奈監視対象が七海千秋の部屋に移動。どうぞ」
    『了解』
    苗木「朝日奈さん、服を口元にあててどうしたの?」
    朝日奈「な、なんでもないよ!あははは……」
  70. 70 : : 2016/11/26(土) 02:06:21
    七海の部屋
    朝日奈「いっぱいゲームがあるねぇ」
    七海「なに……やる?」
    苗木「3人でやれるゲームかぁ……」
    朝日奈「それじゃあ……ん?」
    朝日奈「あれなに?」
    苗木「えっ」ビクン
    七海「あぁ、あれは……」
    苗木「なんでもない!なんでもないから!!」
    朝日奈「壊れたコントローラーみたいだけど……」
    七海「苗木くんがついこの前……」
    苗木「この話はやめよう!!ね!!」
    朝日奈「なんか怪しい」
    苗木「なにもないから!」
    七海(そんなに秘密にしたいのかなぁ)

    回想
    月曜日AM4:30
    苗木「……」カチャカチャ
    苗木(……最下層、角刈原人を倒して……)
    苗木(……お宝発見)
    苗木(…………クリアだよ?)

    『えらいっ 完』

    苗木「……七海さん」
    七海「……ふぁ、おはよう苗木くん」
    苗木「…………やっと、クリア」
    七海「おぉ!おめでとう!あんなに熱中してやってたもんね!」
    苗木「……ほぼ意地、だと思うよ?」
    七海「でもあと数分したら真のメッセージが見れるよ」
    苗木「…………真の?」

    数分後
    『こんな げーむに まじに なっちゃって どうするの』

    苗木「…………」
    七海「ほらね?出たでしょ?」
    苗木「…………」バキッ
    七海「あっ」

    七海(てな訳で壊れたわけだけど)
    朝日奈「なんか秘密にしてるでしょー」
    苗木「本当に大したことじゃないから……」
    七海「苗木くんが……そのコントローラーを壊したんだよ」
    苗木「ちょ!」
    七海(……壊されたんだしこれくらいのいじわる良いよね?)メセン
    苗木(今度弁償するから許してよ!)
    朝日奈「苗木が壊すなんて珍しいね」
    苗木「はは……」
    七海「壊す過程が、面白いんだよ」
    朝日奈「なにそれ聴きたい!」
    苗木「七海さん!」
    七海「これ以上は苗木くんから直接聴いてね」
    朝日奈「そんなぁ」
    苗木「ほっ」
  71. 71 : : 2016/11/27(日) 23:25:00
    七海「……それでゲームはどうする?」
    苗木「そうだなぁ……スマブラで良い?」
    朝日奈「ちょこっとだけやったことあるよ!」
    苗木「一応四人まで出来るんだけどなぁ」
    ドドド……
    苗木「ん?」
    七海「近づいてる……ね」
    ドドド……コンコン
    七海「……誰だろ」
    ガチャ
    舞園「間に合いましたか……」ハァハァ
    苗木「あれ?どうしたの?舞園さん」
    舞園「スマブラをやるなら是非私も加えて下さい!!」
    七海「それは良いけど……」
    苗木「どうして知っt舞園「エスパーですから」
    苗木「…………そうだね」
    七海「……それじゃ、やろうか」フンス-
    苗木(七海さん鼻息荒くするぐらい興奮してるよ)
    苗木「僕はポケモントレーナーかな?」
    朝日奈「なんか苗木に似てない?」
    舞園「雰囲気でしょうか」
    七海(どっちも無個性……)
    朝日奈「私はこのキャラクター!」
    苗木「ガノンドロフ?」
    朝日奈「なんかさくらちゃんに似てない?」
    舞園「あぁ……」
    七海「…………」
    苗木(返答しづらい)
    七海「それじゃ私はランダムかな」
    苗木「どれでも良いの?」
    七海「どれも同じレベルで扱えるからね」
    苗木「さすが超高校級のゲーマーだね」
    七海「……当然」フンス-
    舞園「私は断然……カービィです!」
    苗木「好きなの?」
    舞園「そうですね……なんか小さい頃からずっと好きなんですよね」
    苗木「僕もよく遊んだなぁ」
    朝日奈「かわいいよね」
    七海「………」
    苗木「七海さん、どうかしたの?」
    七海「……いや、なんでもないよ」
    苗木「それじゃあやろっか!」
  72. 72 : : 2016/12/01(木) 22:42:26
    七海「場所はどうする?」
    苗木「ステージも広いし神殿でどう?」
    朝日奈「あんまりやったことないから不安だなぁ」
    七海「それじゃあスタートだね」
    3……2……1………GO!
    七海(ゲームウォッチかぁ……)
    朝日奈「一応動き方は覚えてるけど難しいかも」
    舞園「……」
    朝日奈「ん?カービィが……」
    カービィ『ヒュオオオッ……ゴクン』
    朝日奈「えっちょ!」
    舞園「これで準備は整いましたね……」
    朝日奈「なにするの!」
    舞園「この中だと一番有能だと思ったので……」
    朝日奈「カービィの見た目が……」
    舞園「ちょっとキモいですね……」
    ドオオォォォン
    舞朝「「え」」
    苗木「死んじゃった……」
    七海「まだまだ甘いね」フンス-
    舞園「早すぎません?!」
    朝日奈「まだ始まって十秒くらいだよ?」
    苗木「前に手加減なしって言ってからずっとこうなんだ……」
    七海「徐々に強くなってるよ?」
    苗木「ははは……」
    朝日奈「流石超高校級のゲーマー……」
    舞園「私達には手加減して下さいね?」
    七海「もちろん、だよ?」
    朝日奈「舞園ちゃん!二人がかりなら倒せるかもしれないよ!」
    舞園「そうですね……一時休戦です!」
    苗木(そこからはまぁ当然といえば当然だけど手加減をした七海さんと二人が拮抗した勝負を繰り広げ、七海さんが勝った)
    苗木「それにしても……」
    舞園「やっぱり強いですね……」
    苗木「舞園さん強いね……」
    舞園「追い詰めたと思ったら枠の外に吹き飛ばされました……」
    苗木「かなり良い勝負だったと思うよ?」
    朝日奈「あんなに上手いなんてびっくりしちゃった!」
    舞園「そんなことないですよ」
    七海「…………」
    苗木「どうしたの?」
    七海「んー……」

    カービィ『うわあぁぁぁぁ』
    ドオオォォォン

    七海(舞園さんとカービィの声が……)
    七海「……ううん、気のせいだよね」
    苗木「?」
  73. 73 : : 2016/12/07(水) 14:20:42
    舞園「今日は楽しかったです!」
    朝日奈「うんうん!結構楽しかった!」
    苗木「また今度来るよ!」
    七海「…………うん」
    苗木「それじゃあね!」
    バタン
    七海「……」
    七海(最近苗木くんがよく遊んでくれる……)
    七海(そのおかげで今日は普段あまり話さない人ともいっぱいお喋りできたし……)
    七海(……今よりもっと強くなって互角に戦えたら良いのに)
    七海「……そうだ!!」

    食堂
    苗木「今日は誰と一緒に食べようかな……」
    七海「……苗木くん、これから食事?」
    苗木「そうだけど七海さんも?」
    七海「私はもう食べちゃったから部屋に戻る所だよ」
    苗木「そっか……一緒にどうかと思ったんだけどね」
    七海「…………」
    苗木「七海さん?」
    七海「ご飯食べちゃったら私の部屋に来て」
    苗木「えっ……分かったよ」

    ニュッ
    セレス「えらいこっちゃ……」コソッ
  74. 74 : : 2016/12/13(火) 20:34:55
    廊下の角
    セレス(監視役として苗木くんを監視していたら七海さんと密会?することが発覚しました……)
    セレス「それで何で貴女がいるのですか?」
    舞園「ご飯食べてたら聞こえてきたんですよ!」
    霧切「これは浮気調査よ!」
    朝日奈「か、確認しないと駄目だよね!」
    戦刃「…………!!」コクコク
    セレス「貴女たちが来るのは予想通りですわ」
    セレス「私が言っているのは貴女です」
    江ノ島「え?私のこと?」
    セレス「今までは苗木くんに積極的に絡んでくる訳でもなかったのに急にどうしたのですか?」
    江ノ島「んな細かいことはどうでも良いじゃない」
    セレス「細かいことなんかじゃ江ノ島「苗木が来たよ」
    舞霧セレ朝戦「「!!」」バッ!

    苗木「七海さん、来たけど何の用なの?」
    七海「これ……渡そうと思って」
    苗木「袋?」
    七海「開けてみて」
    苗木「ゲームがたくさん入ってるけど……」
    七海「……やってみて」
    苗木「これ全部?!結構時間かかると思うけど……」
    七海「……かかっていいからやってみて?そしたら手加減なしでゲームできるから」
    苗木(もっと上手くなってってことかな?)
    苗木(でも七海さんが僕ともっとゲームしたいって思ってくれてるなら嬉しいかな)
    苗木「うん、出来るだけ時間みつけてやってみるよ」
  75. 75 : : 2016/12/13(火) 22:36:36
    セレス「なんだ……ただゲームを渡すだけだったのですね」
    朝日奈「密会する、なんて最初聞いたときは驚いたよ」
    江ノ島「ただ会う約束しただけでしょ……」
    戦刃「ゲームの受け渡しだけなのかな?」
    舞園「怪しいですね……」
    霧切「私も同感ね、このまま終わらない気がするわ」

    苗木「それじゃなるべく時間みつけてプレイするようにするから、それじゃあね」
    七海「ま、待って……」
    苗木「え?」
    七海「そのまま後ろ向いたまま動かないで……」

    ギュッ
    舞霧セレ朝戦「「「!!!!!」」」
    江ノ島「うぷぷぷ」

    苗木(これは後ろから抱きしめられている!?)
    苗木「な、七海さん!!どうしたの急に!!」
    七海「……分からない」
    苗木「はい?」
    七海「どうしたかったのかよく分からないや……」
    苗木「わからない??」
    七海「なんか……よく分からないけどこうしたくなって……すれば何か分かる気がしたんだけど……」
    苗木「…………」ゴクリ
    七海「……なにも分かんないや、……苗木くん?」
    苗木「なに、かな?」
    七海「今のは気にしないで。私なりに答えを出すから、ね?」
    七海「それじゃあね~」
    バタン
    苗木「…………」

    舞霧セレ朝戦「「…………」」
    江ノ島「良い感じになってきたねぇ!」
  76. 76 : : 2016/12/13(火) 22:47:25
    翌日
    江ノ島「グッドだよ苗木!!」
    苗木「僕としては何が起きたのか一日たった今でもさっぱりだよ……」
    江ノ島「七海先輩とのフラグがビンビンじゃん!!」
    江ノ島「でもこのままじゃつまらない!!次は>>77の所に行きなさい!」
  77. 77 : : 2016/12/13(火) 22:48:31
    小泉
  78. 78 : : 2016/12/16(金) 16:44:22
    続きはよ
  79. 79 : : 2016/12/18(日) 12:13:36
    苗木「今日は小泉さんに会いに行こう!と思っていたんだけど……」
    苗木「小泉さん、何で僕のことを覗き見てるの……」
    小泉「あ、あはは……私の番が丁度回ってきてたから……」
    苗木「私の番?」
    小泉「あっ何でもないから!!」
    苗木「それで小泉さんはこれからなにか用事ある?」
    小泉「なにもないから暇ね」
    小泉(本来苗木を尾行するはずだったんだけどね)
    苗木「なにもないなら少し話でもどうかな?」
    小泉「ええ、いいわよ」
    小泉(少し話す程度ならトランシーバーで報告しなくても良いわよね…)

    教室
    舞園「今日は何も連絡が来ませんね」
    霧切「ついに苗木くんも先輩への接触をやめたのかしら?」
    セレス「だと良いのですが…」
    江ノ島(今日、苗木監視の仕事をしているのは小泉先輩だということは調査済み!)
    江ノ島(苗木!この隙にフラグをビンビンにしちまいな!)
    戦刃「盾子ちゃんが悪い顔してる…」
    舞園「そういえば朝日奈さんは何処にいったんですか?」
    セレス「食堂へドーナッツを食べに行くと言っていましたわ」
  80. 80 : : 2016/12/21(水) 23:16:21
    苗木「小泉さんはお母さんの影響で写真を撮り始めたんだよね?」
    小泉「ええ、世界中の紛争地域を回って写真を撮っていたわ」
    苗木「小泉さんの写真は人を撮ったのが多いけど理由があるの?」
    小泉「色々理由はあるけど……」
    苗木「けど?」
    小泉「一番は好きだから、かな」
    苗木「そうなんだ……でも小泉さんが言うと納得かも」
    小泉「なんで?」
    苗木「見てるだけで心が温かくなるっていうか何て言うか…上手く言葉にできないや」
    小泉「……嬉しいよ」
    苗木「え?」
    小泉「ただただ綺麗とか言われるよりもそうやって自分なりの言葉で伝えてもらった方が私は嬉しいな」
    苗木「そう言ってもらえて良かったよ」
    小泉「でも意外かも。苗木がそんなふうに感想を言うなんて……結構ロマンチスト?」
    苗木「ち、違うよ!」
  81. 81 : : 2016/12/21(水) 23:16:51
    同時刻 朝日奈

    朝日奈「ドーナッツはやっぱり美味しいなぁ」
    朝日奈(誰かと一緒に……)
    朝日奈「…………」
    朝日奈「一緒にドーナッツ食べるだけなら抜け駆けじゃないよね!」

    朝日奈(あっ!苗木発見)
    苗木『見てるだけで心が温かくなるっていうか何て言うか…上手く言葉にできないや』
    朝日奈(ななな何今のセリフ!)
    朝日奈(まさか告白!?)
    朝日奈(最近七海ちゃんといい雰囲気を出してると思わせて本命はこっちだったの!?)
    朝日奈(いやいや……落ち着いて、朝日奈葵)
    朝日奈(あの男子に厳しい小泉ちゃんがOKするわけ……)
    小泉『……嬉しいよ』
    苗木『え?』
    朝日奈(ファッ!!)
    小泉『ただただ綺麗とか言われるよりもそうやって自分なりの言葉で伝えてもらった方が私は嬉しいな』
    朝日奈(これは大変なことになったよ!!)
    朝日奈(皆に伝えないと!!)
  82. 82 : : 2016/12/28(水) 02:07:03
    小泉「苗木が私の写真をそんなふうに思ってたなんてね……」
    苗木「あくまで思ったことを言っただけだよ?」
    小泉「あははは、分かってるって」
    苗木(ロマンチスト……)
    小泉「苗木は趣味とかなにかないの?」
    苗木「ゲームをしたり音楽を聴いたりはするけど趣味ってほどではないかな?」
    小泉「そういえば前にランキングで1位のものがだいたい好きって言ってたわね……」
    苗木「そんなに熱中できるものがないからかな?」
    小泉「それじゃあカメラなんてどう?」
    苗木「カメラ?」
    小泉「それなら私も教えてあげれるし」
    苗木「カメラかぁ……趣味としてはやってるっていうのは聴くけどもっと歳をとった人がやってるイメージと言うか……」
    小泉「へぇ……歳をとった人、ねぇ?」ゴゴゴ
    苗木「そ、そういう意味じゃなくて!!」
    小泉「そういう偏見があるからカメラの人気ってのびないんだろうなぁ」
    苗木「まぁ普通の趣味に比べたらやってる人少ないよね」
    小泉「最近はスマホのカメラ機能だけでカメラなんか持ってないって人多いんだよね……」
    苗木「うぅん……それじゃあ小泉さん、カメラについて教えてくれる?」
    小泉「えっ!?」
    苗木「カメラの練習に付き合ってくれれば僕も心強いしね」
    小泉「けっこう私のは自分がやりやすいようにやってただけだから一般のとは違うかもよ?」
    苗木「もちろんそれで良いよ!それじゃあ僕に付き合ってくれるの?」
    小泉「しょうがないから付き合ってあげる。今回だけだからね」
    苗木「あ、ありがとう!」
  83. 83 : : 2016/12/28(水) 02:15:36
    同時刻
    舞園「苗木くんが告白しただなんて嘘ですよ」
    霧切「そうね……多分幻聴よ」
    セレス「勘違いにもほどがありますわ」
    江ノ島「3人とも膝が笑ってるよ」
    セレス「道理で上手く走れないわけですわ」
    江ノ島「それ走ってたんだ……生まれたての小鹿が必死で歩いてるようにしか見えないんだけど」
    戦刃「」
    江ノ島「お姉ちゃんの目が虚ろすぎる……」
    舞園「いいいいました!」
    苗木『もちろんそれで良いよ!それじゃあ僕に付き合ってくれるの?』
    小泉『しょうがないから付き合ってあげる。今回だけだからね』

    舞霧セレ戦「「…………」」

    舞霧セレ戦「「ゲハァッ!!!」」ブシャァァアア

    江ノ島(吐血ヤバすぎてひくわ……)
  84. 84 : : 2016/12/28(水) 02:35:41
    翌日
    江ノ島「昨日のってそういうことだったのね」
    苗木「江ノ島さんがなんで小泉さんとの話の内容を知ってるのかは怖いから聞かないでおくよ……」
    江ノ島「てか女子の先輩とのお膳立てはもう十分っしょ?」
    苗木「そうかな……?」
    江ノ島「そろそろターゲットを絞ったほうが良いと思うんだよね」
    苗木「ターゲットって……」
    江ノ島「今日含めてあと2日でターゲットだけでも決めちゃうから。誰に会いに行くか言ってみ?」
    苗木「まぁあえて言うなら>>85さんかなぁ」
  85. 85 : : 2016/12/28(水) 05:21:54
    辺古山
  86. 86 : : 2017/01/03(火) 03:30:33
    苗木「辺古山さんに会いに来たけど……」
    苗木「鍛練してて話しかけずらいなぁ」
    苗木(前話しかけたときは軽く避けられたような感じだったからなぁ)
    辺古山「そこにいるのは誰だ」
    苗木「っ!!!」ビクッ
    辺古山「なんだ……苗木だったのか」
    苗木「今、大丈夫?」
    辺古山「稽古なら今終わったところだ。私になにか用か?」
    苗木「少し話でもしない?」
    辺古山「私とか?随分と物好きな奴だ」
    苗木「いいかな?」
    辺古山「断る理由がないからな……それでどんな話をするつもりだ?」
    苗木「辺古山さんは好きなものってなに?」
    辺古山「好きなものか……黒いものだな」
    苗木「く、黒いもの!?」
    辺古山「ああ、私は黒色が好きなんだ」
    苗木「こ、ここまでアバウトな好きなものは初耳だよ……」
    辺古山「そうだろうか……しかし好きなものと言われても難しいものだな」
    苗木「好きなものはもう少し具体的な方が良いと思うよ……」
    辺古山「まぁ、あえてあげるとしたらもふっとしたものだな」
    苗木「黒くてもふっとしたもの……」
    苗木(まっ○ろくろすけしか出てこないや……)
    辺古山「普通の女性とは趣向が違うことは重々承知している」
    辺古山「しかし、ずっとそれが普通と思い育ってきたからな……こればかりはどうにもならん」
    苗木「で、でも普通の女の子ももふっとしたもの好きだよ(多分)」
    辺古山「そうなのか?闘いやゲーム、虐めることなど私が聞いたことのないものが好きという女性が多いが……」
    苗木「それはかなり特殊じゃないかな……」
    苗木(絶対終里さん、七海さん、西園寺さんの3人だよ)
    苗木「それじゃあ逆に嫌いなものはなに?」
    辺古山「嫌いなものか……1つあるが笑うなよ」
    苗木「なに?」
    辺古山「キャンディーだ」
    苗木「ぶふぅwペコちゃんキャンディーww」
    辺古山「どうやら斬られたいようだな……」
    苗木(ヤバイ!まるでプレゼントで動くこけしを渡したときのような怒りっぷりだ!)
    辺古山「てぃっ!!」
    苗木「ぐぇ」ドサ
    辺古山「自業自得だな。だが……」
    辺古山「多少は参考になったぞ、ありがとう」スタスタ
    辺古山(…………)
    辺古山(あの3人の好きなものは常識的ではないのか……)
  87. 87 : : 2017/01/03(火) 03:45:59
    苗木「ん……んぅ……あれ?ここは……」
    江ノ島「やっと起きた?」
    苗木「あれ?江ノ島さん?」
    江ノ島「苗木のことを陰からそっと見守ってたら急に斬られたから驚いたよ」
    苗木「斬られた!?」
    江ノ島「あくまで辺古山先輩の竹刀だからね?」
    苗木「そうだった!竹刀で叩かれて気を失ってたのか」
    江ノ島(一瞬苗木の体が左右でずれたように見えたのは言わない方が良いよね)
    江ノ島「それで?苗木、明日は誰の所に行く?」
    苗木「え、今決めないと駄目?」
    江ノ島「早いに越したことないじゃん」
    苗木「そんなこと言われても……」
    江ノ島「こういうのは女子の先輩で最初に顔が浮かんだ人の所でいいの!」
    江ノ島「で!誰が浮かんだの?」
    苗木「…………>>88さんかなぁ?」

    >>88 77期生女子安価
  88. 88 : : 2017/01/03(火) 07:52:46
    七海
  89. 89 : : 2017/01/15(日) 00:50:23
    翌日
    苗木(あのとき江ノ島さんに言われて一番最初に顔が浮かんだのは七海さんだった)
    苗木(ここ最近一緒にいることが多かったけど……それが原因なのかなぁ)
    七海「……あれ?苗木くんどうしたの?」
    苗木「また一緒に過ごせないかなって思って……」
    七海「…………」
    苗木「七海さん?」
    七海「……嬉しい、かも」
    苗木「えっ!」
    七海「この前抱きついてから避けられてるのかと思ってたから……」
    苗木「そんなわけないよ!た、たまたま会わなかっただけで嫌いになったとかそんなんじゃ……」
    七海「ふふっ」
    苗木「ん?」
    七海「冗談、だよ?」ドヤァ
    苗木「…………」
    苗木(可愛いけどちょっと腹立つかも……)
    七海「それで今日はどうするの?」
    苗木「七海さんの部屋以外でどこか……」
    七海「……ゲームセンターとかどうかな?」
    苗木「これから学校外にでるの!?」
    七海「近道があるから簡単に行けるんだよ」
    苗木「そ、そういうことなら……」
  90. 90 : : 2017/01/31(火) 22:55:38
    続き期待
  91. 91 : : 2017/02/20(月) 23:55:25
    ゲームセンター
    苗木「こんな近くにゲームセンターなんかあったんだ……」
    七海「……近道使わないと結構距離があるからね」
    苗木「ゲームセンターに来るのって久しぶりだから楽しみかも」
    七海「……娯楽室もゲームセンターみたいなら良いのに」
    苗木「そ、それは無理じゃないかな……」
    苗木(セレスさんがキレるのが想像出来るな)
    七海「それじゃあ入ろうか」
    ウィーン
    苗木「へぇ、色々な種類があるね」
    七海「ここは他の店舗に比べて機種が豊富なんだよ」フンスー
    苗木「七海さんのオススメとかあるの?」
    七海「二人でやるならあれとかどう?」
    苗木「ゾンビを銃で倒すゲーム?」
    七海「うん、二人プレイだしオススメだよ」
    苗木「こういうゲームって何回かやったことあるけど……」
    七海「?」
    苗木「最後まで行く前に死んで止めちゃうんだよね……」
    七海「今回はエンディングまで見せてあげるよ」ドヤァ
    苗木「僕もなるべく死なないように頑張るよ」
    チャリーン
    苗木「旅行に行ったら急にゾンビに襲われたって設定なんだね」
    七海「恋人との初めての旅行がこれって…」
    苗木「あくまでゲームだからね?」
    七海「分かってても可愛そうだよ…」
    苗木(ゲームと現実の区別ちゃんとついてるよね……?)
    七海「苗木くん、油断してるとすぐ死ぬからね?」
    苗木「まぁ多少のコンティニューは仕方ないかと」
    七海「甘い……甘いよっ!!」
    苗木「!!」
    七海「目指すは最高難易度だよ!」
    苗木「このゲームって難易度とかないよね?」
    七海「そういう意味じゃなくて……一回もダメージを受けずにクリアするんだよ」
    苗木「一回も!?そんなこと可能なの?!」
    七海「もちろんだよ。超高校級のゲーマーは伊達じゃないよ」
  92. 92 : : 2017/04/22(土) 16:17:56
    せっかく77期と絡むなら他にはないペコ澪ひよ小泉と絡ませたいわ
  93. 93 : : 2018/06/14(木) 19:34:31
    放置かな
  94. 94 : : 2018/09/03(月) 12:10:11
    続きが気になります〜‼︎

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著者情報
2013

くろまめ

@2013

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