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【ウミガメのスープ】霧切「……YESよ」

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  1. 1 : : 2016/10/21(金) 22:59:44
    霧切さんと苗木君でウミガメのスープやるSSです。
    割とナエギリ要素入れると思うんで、その辺苦手な方はご注意をー。

    あと、設定としては盾子ちゃんが計画の準備中に、実践するのが絶望的に飽きちゃって何も起こらず平和に卒業しました的IF世界です。


    問題出題以降、質問は募集ですよー。
    その際のルールや注意点などはのちほど。
  2. 2 : : 2016/10/21(金) 23:00:32
    #CASE1


    苗木(ボクの名前は苗木誠)

    苗木(希望ヶ峰学園を第七十八期生として卒業した、“元・超高校級の幸運”だ)

    苗木(クラスメイトのみんなは卒業後、日本全国……どころか、世界を舞台に活躍している人もいて、たまに会った時に話を聞くだけですごく楽しい)

    苗木(さて、それでそんなスゴい人達と肩を並べて学園生活を送っていたボクはというと……)

    霧切「…………」

    苗木(縁あって、同級生だった“元・超高校級の探偵”霧切響子さんが始めた霧切探偵事務所に探偵助手という形で在席させてもらっていたりする)

    苗木「…………」

    霧切「…………」

    苗木(まあ、今は依頼人もいない二人で事務所でだらだらしてるだけだけど)

    苗木「…………」

    苗木(……コーヒーおいしい)

    霧切「……苗木君」

    苗木(ふと、霧切さんが読んでいた新聞から顔を上げた)

    苗木「何か面白い記事でもあった?」

    霧切「四コマが傑作だったわ……ってそうじゃなくって」

    苗木(四コマ読んでるんだ)

    霧切「暇よ」

    苗木「ボクも」

    霧切「じゃあちょっと暇潰しに付き合いなさい」

    苗木「暇潰し? そりゃ、歓迎だけど。ボードゲームとかは勘弁してよ、霧切さんが強すぎてゲームにならないし」

    霧切「私が強いんじゃなくて貴方が弱いんだと思うけど……ま、いいわ。今回は、割と探偵っぽいゲームしましょ」

    苗木「探偵っぽいゲーム?」

    霧切「ええ。俗にウミガメのスープと呼ばれてるアレよ」

    苗木「ああ……なんか、何年か前に結構流行った、アレ?」

    霧切「そう、アレよ」

    苗木「んー、ま、暇だしいいよ。でも」

    霧切「何か問題でもあるの?」

    苗木「いや、問題が無いんだよ。ボク、有名なヤツしか知らないよ?」

    霧切「ああ。なら私が出題するわ」

    苗木「ホントに? じゃあ……あ、でも普段、霧切さんと血生臭い事件とか追ってたりもするし……そういうのはお腹いっぱいかなあ」

    霧切「まあ、そういう問題が多い事は否定しないけど。平和なのも多いわよ?」

    苗木「ん、そっか……じゃあそういう問題でお願いしてもいい?」

    霧切「分かったわ」
  3. 3 : : 2016/10/21(金) 23:01:19
    というわけで、ルールの類です。

    問題は一応オリジナル。
    ルールは……必要か分かりませんが一応。
    これから出題する問題は、よっぽど自分の問題作成がヘタクソじゃない限り問題文だけでは分からない仕様になっております。
    回答者は出題者に、「YES」「NO」で答えられる質問をする事が出来、解答者は質問に対し「YES」「NO」「関係ない」旨を返答する事で、少しずつ問題の裏にある解答、想起されうるエピソードを推理していくのがこのゲームとなります。
    問題文が出題されて以降、安価は出しませんが質問を出して頂いてOKです。
    一レスの間に質問は複数あっても問題ありません。
    更新するまでの間にたまっていた質問に返答を出して行きますので。

    と、ここまでがこのゲームのルールですが、今回は苗木の意向により、「人の生き死にに関わる問題」や「事件性のある問題」は出題されません。
    また、霧切さんの意向で「下ネタ関連」「性描写のあるエピソード」も出題される事はありません。
    これらに類する質問は、出たとしても全て「関係ない」という返答で統一されるため、SS内で反映される事はありません、悪しからずご了承ください。
  4. 4 : : 2016/10/21(金) 23:01:40
    霧切「さて、と。それじゃあ出題するわね?」

    苗木「うん」


    【問題 1】

    彼女たちは、誰もいないその部屋の中、大声を出し続けていた。
    すぐにその声が誰かに届くことは無いと知りつつも、出さずにはいられない。
    いったいなぜ?



    苗木「短っ」

    霧切「まあ、最初だから簡単にね」

    苗木「いや、問題文を簡単にされてもボクが困るんだけど」

    霧切「そう難しくはないつもりだけれど」

    苗木「う、うーん……」

    苗木「じゃあ、まずはさ」

    霧切「ええ、最初の質問ね。何?」

    苗木「コーヒー、もう一杯貰える?」

    霧切「…………YESよ」
  5. 5 : : 2016/10/22(土) 17:13:42
    人間は登場しますか?
    彼女達がいる部屋には人間はいますか?
    彼女達の人数は重要ですか?
    一定時間過ぎれば彼女達の誰かに声は届きますか?
  6. 6 : : 2016/10/22(土) 17:14:32
    名前外すの忘れてたorz
  7. 7 : : 2016/10/22(土) 17:18:29
    その部屋から、彼女たちの声以外の音は聞こえますか?
  8. 8 : : 2016/10/22(土) 17:26:04
    >>6
    問題ないですよー。

    ◆◆◆


    苗木(コーヒーを淹れてもらい、ゲームを再開する)

    苗木「んー。と。それじゃあ……」


    苗木「それって、人間は登場する?」

    霧切「ええ、YESね」

    苗木「じゃあ、その彼女たちのいる部屋に人間はいる?」

    霧切「そうね……彼女たち自身が人間だから、そういう意味ではYESかしら。けれど、彼女たち以外の人間、という意味なら、たぶんNOね」

    苗木「彼女たち……って複数になってるけど、その人数って重要?」

    霧切「……難しい所ね。今回の場合はYESとも言えるけれど、答えを導き出すだけなら考慮しなくてもいいわ」

    苗木「すぐには届かないって事だけど、じゃあ一定時間を過ぎれば誰かに届くの?」

    霧切「まあ、九分九厘届くでしょう。YESと言っていいわ」

    苗木「その部屋から、彼女たちの声以外の音は聞こえる?」

    霧切「……そうね。これは結構重要かもしれないわ。YESよ」
  9. 9 : : 2016/10/22(土) 17:29:49
    大声というのは叫び声ですか?
  10. 10 : : 2016/10/22(土) 17:34:11
    苗木「あ、そうだ。大声っていうのは叫び声って事でいいの?」

    霧切「いいえ、NOね。……いえ、まあ、中には叫び声に近いものになる可能性は、ないとは言い切れないけれど。少なくとも今回の場合はNOでいいわ」
  11. 11 : : 2016/10/22(土) 17:49:20
    部屋がどんな場所なのかは重要ですか?
    彼女達は叫んでいて楽しいですか?
  12. 12 : : 2016/10/22(土) 17:55:14
    苗木「その部屋がどんな場所か、って重要?」

    霧切「ええ、YESよ、ものすごく重要ね」

    苗木「じゃあ……彼女たちは叫んで、じゃないんだっけ。えっと、大声をあげていて楽しい?」

    霧切「そうね……まあ、楽しいんじゃないかしら? 私は彼女たちの立場に立ったことは無いから正確な事は分からないけれど、少なくともそういう印象は受けたわ」
  13. 13 : : 2016/10/22(土) 18:02:34
    ラジオか何かの録音?
  14. 14 : : 2016/10/22(土) 18:07:49
    苗木「もしかして、ラジオの収録とかそういう話?」

    霧切「……ラジオ、ね。それはNOかしら。けれど、だいぶ惜しいところまで行ってるわ」

    苗木(惜しいのか……)
  15. 15 : : 2016/10/22(土) 18:14:59
    アイドル(グループ)のCDの収録現場かな?

    連投なしならスルーしてください
  16. 16 : : 2016/10/22(土) 18:22:08
    苗木「……もしかして」

    霧切「何?」

    苗木「えーと……アイドルグループのCDの収録……とか」

    霧切「……正解!」

    苗木「やっぱり、“そういう印象を受けた”っていうのはそういう意味だったんだね」

    霧切「ええ、そうね。……じゃあ、解答出すわね?」
  17. 17 : : 2016/10/22(土) 18:23:39
    【解答 1】
    彼女たちは今を時めくトップアイドルグループ。今は新曲のレコーディングの最中だ。
    部屋の中にいるのはグループのメンバーだけ。
    今度の曲は聴いてくれる人たちの心に届くだろうか?
    ……届く、きっと届く。疑いはない。
    だって、自分たちの希望を信じていなければ、誰かに希望を届ける事なんて出来はしないから。
    そうやって、自分たちの声でたくさんの人に幸福な一時を送ってもらう事が、彼女たちの一番の幸福なのだから――。


    苗木(答えを聞きながら、ボクは一人の女性の事を思い出す)

    苗木(その女性は、かつて希望ヶ峰学園時代での同級生、クラスメイトであり……そして今をときめくトップアイドルグループのセンターを務める“元・超高校級のアイドル”)

    霧切「……と、いうわけよ」

    苗木「なるほどなあ」

    苗木(なんとなくで相槌を打ったボクだったけど、霧切さんの口元には、まるで楽しいイタズラを思いついた少年のような笑みが浮かべられていて……)

    霧切「さ、それじゃあ行きましょうか」

    苗木「え? 行くってどこに?」

    霧切「ついて来れば分かるわ」

    苗木「え? ええ……うん、まあいいけどさ」

    苗木(霧切さんが唐突にボクをどこかに引っ張りまわすのはいつもの事だし)
  18. 18 : : 2016/10/22(土) 18:24:13
    苗木(――で、だ)

    苗木「霧切さん、これって……」

    霧切「たまには、いいでしょう?」

    苗木(霧切さんに連れてこられた場所は)

    苗木「いや、たまにはって……チケットなんてボク持ってないよ?」

    苗木(先ほど話題に挙げた“元・超高校級のアイドル”舞園さやかさんの所属するアイドルグループ、そのライブイベントの会場だった)

    霧切「問題ないわ」

    苗木「いや、チケットが無いと入れないでしょ……」

    霧切「そうね。でもあるもの。はい、これ苗木君の分」

    苗木「え? えええ!? よく入手出来たね!?」

    苗木(舞園さん達のライブのチケットなんて、ボクら同級生でも滅多に手に入らないのに)

    霧切「私だって取ろうと思って取れるものじゃないわ。それに一枚でもそれなりに値が張るし」

    苗木「じゃあ、なんでまた……?」

    霧切「舞園さんからね、送られてきたのよ。二人分」

    苗木「え? 舞園さんから?」

    霧切「なんでも、今年でグループ結成から何周年目かの節目になる、その特別なお祝いを兼ねたライブらしくて。クラスメイトみんなに送ったみたいよ?」

    苗木「そうなんだ……」

    苗木(そういうマメなところが、また舞園さんらしい)

    霧切「というわけだから、今日は楽しみましょう?」

    苗木「……そうだね!」

    苗木(ふと、思う)

    苗木(最初からこのライブに誘うつもりで、霧切さんはさっきの問題を出したんだろうな)

    苗木(――その日、珍しくかつてのクラスメイト全員が会場に揃い、みんなで舞園さんにエールを送った)

    苗木(……後日、“元・超高校級”が十数名集まったコンサートとしてニュースにまでなったのは別の話)
  19. 19 : : 2016/10/22(土) 18:25:20
    という感じで、以降苗木たちのクラスメイトを題材にした問題を出して行きます。

    次の問題は現在制作中のため少々お待ちを……。
  20. 20 : : 2016/10/22(土) 18:26:25
    おお、なるほど
    これは楽しみ
  21. 21 : : 2016/10/22(土) 18:55:17
    #CASE2


    苗木(霧切探偵事務所にて)

    苗木「…………」

    霧切「…………」

    苗木(今日も平和で、コーヒーがおいしい)

    苗木「…………」

    霧切「…………」

    苗木(ごくり、ごくりと手元のコーヒーを飲み干し、次の一杯を淹れる)

    苗木「…………」

    霧切「…………」

    苗木(……うん、コーヒーおいしい)

    苗木「…………」

    霧切「……ねえ」

    苗木(と、霧切さんが読んでいた新聞から顔を上げ、話を振ってくる)

    苗木「うん? 何か面白い記事でもあった?」

    霧切「今日の四コマはクソつまらなかったわ……ってそうじゃなくて」

    苗木(実は新聞、四コマしか読んでないんじゃないのこのヒト)

    霧切「暇よ」

    苗木「ボクも」

    霧切「じゃあアレしましょ」

    苗木「アレ? っていうと……」

    霧切「そう」

    苗木(そこで一呼吸おいて、言葉を続ける)

    霧切「探偵っぽいスープよ」

    苗木「なにそれ」

    苗木(いやウミガメなんだろうけど)

    霧切「じゃあ問題出すわね」

    苗木「聞いてよ」
  22. 22 : : 2016/10/22(土) 18:55:51
    【問題 2】

    彼が投げたボールは、グローブに収まった。
    けれど、男は浮かない表情。
    いったい何故?


    霧切「というわけで、少し前回から難易度を上げてみたわ」

    苗木「そ、そっか」

    苗木(霧切さんの言う“難易度を上げた”って……なんかイジワルな事やってそうだなあ)

    霧切「さ、質問どんと来いよ」

    苗木「うーん、じゃあまず」

    霧切「何?」

    苗木「一回トイレ行って来ていい? コーヒー飲みすぎちゃった」

    霧切「……YESよ。というかさっさと行きなさい」


    ◆◆◆

    というわけで、質問をどうぞ!


    (追記):問題文に少々問題があったようなので、「ミット→グローブ」と変更致しました。
  23. 23 : : 2016/10/22(土) 18:58:11
    投げた男と浮かない顔をしている人は同一人物ですか?
    それは野球の試合中ですか?
    ミットに収まったことで何か不都合がありましたか?
  24. 24 : : 2016/10/22(土) 19:03:23
    苗木「ただいま」

    霧切「おかえり。さ、再開するわよ」

    苗木「うん」


    苗木「じゃあ……まずはここからハッキリさせとこうかな。ボールを投げた人物と、浮かない顔をしているのは同一人物と考えていいの?」

    霧切「あら、いいところ突くわね。NOよ。別人ね」

    苗木「ふむ。じゃあ野球の試合中だった、っていう認識は合ってる?」

    霧切「ええ。それはYES。試合中の事よ」

    苗木「じゃあボールがミットに収まった事で何か不都合があった?」

    霧切「そりゃあ、バッターにとっては不都合でしょうけけど」

    苗木「いやそうじゃなくて」

    霧切「ふふ、分かってるわ。そうね……難しい所だけれど、不都合となると、NOかしら?」
  25. 25 : : 2016/10/22(土) 19:13:21
    男が浮かない表情をしたのは、ボールを投げた彼が原因?
  26. 26 : : 2016/10/22(土) 19:15:11
    投げた男と浮かない顔をした男は同じチーム?
    二人のポジションは同じ?
    浮かない顔をした男は出番を減らされた?
  27. 27 : : 2016/10/22(土) 19:19:17
    苗木「えっと、男が浮かない表情をした、っていうのはボールを投げた彼に原因があるの?」

    霧切「NOね。ボールを投げた彼には何の落ち度もないわ」

    苗木「じゃあ、ボールを投げた彼と、浮かない顔をしていた男は同じチーム?」

    霧切「それはYESよ。二人とも同じチームのメンバーね」

    苗木「えっと、同じポジションとか?」

    霧切「NOよ。それぞれ別のポジションね」

    苗木「浮かない顔をしていた男は出番を減らされたりした?」

    霧切「そうね……たぶんNOだと思うけれど、どちらかというと関係ないかしら」
  28. 28 : : 2016/10/22(土) 19:34:09
    男は彼がボールを投げる前から浮かない顔をしていた?
  29. 29 : : 2016/10/22(土) 19:55:13
    苗木「男は彼がボールを投げる前から浮かない顔をしてたり……した?」

    霧切「そうね……YESよ。案外これも重要なところかもしれないわね」
  30. 30 : : 2016/10/22(土) 20:22:45
    ボールを投げた彼の後ろに何かがあった?


    野球の試合をしていた場所は関係ありますか?
  31. 31 : : 2016/10/22(土) 20:25:21
    ミットに収まったことで試合が終わった?
  32. 32 : : 2016/10/22(土) 20:29:28
    苗木「ボールを投げた彼の後ろには何かあった?」

    霧切「後ろ? ……いえ、関係ないわね」

    苗木「じゃあ、野球をしていた場所は関係する?」

    霧切「それも特には関係ないわね」

    苗木「じゃあ、ミットに収まった事で試合は終わった?」

    霧切「それは、エピソードとしてはNOね。けれど解答を導き出すだけなら考慮する必要はないわ」
  33. 33 : : 2016/10/22(土) 20:37:01
    男が浮かない顔をしていたことと試合は関係ない?
  34. 34 : : 2016/10/22(土) 20:39:42
    投げた男はピッチャー?
  35. 35 : : 2016/10/22(土) 20:45:25
    苗木「男が浮かない顔をしていた理由は試合とは関係なかったりする?」

    霧切「う、ううん。YESともNOとも言えるわね。チームとしての結果で言うなら、YES……でいいのかしら」

    苗木「じゃあ……ボールを投げた彼、って人はピッチャーでいいの?」

    霧切「それはNOよ。ピッチャーではないわ」
  36. 36 : : 2016/10/22(土) 20:51:45
    彼がボールを投げたのは、相手に打たれてバックホームしたから?
  37. 37 : : 2016/10/22(土) 21:00:58
    苗木「彼がボールを投げた理由は、打たれた球をバックホームしたから?」

    霧切「バックホーム、とまではいかないけれど。打たれて送球した、という部分についてはYESよ」
  38. 38 : : 2016/10/22(土) 21:06:27
    ボールを捕った男と、浮かない顔をしていた男は別人?
  39. 39 : : 2016/10/22(土) 21:07:30
    あっ、あともう1つ

    浮かない顔をしていた男がいた場所は何か関係がある?
  40. 40 : : 2016/10/22(土) 21:18:38
    苗木「投げた、って事はボールをキャッチした人がいたんだよね……これは浮かない顔をしていた人とは別人でいいの?」

    霧切「そうね……実は野球のルール、そこまで詳しく知らないから間違っているかもしれないけど、YESでもNOでもどちらでも通じると思うわ。YESという事にしておけば確実かしら」

    苗木「んっと、じゃあ浮かない顔をしていた男がいた場所は関係する?」

    霧切「YESね。浮かない顔をしていた男のいる場所はそこしかありえない程度には、だけど」
  41. 41 : : 2016/10/22(土) 21:23:37
    浮かない顔をしていた男は、試合会場にいた?
  42. 42 : : 2016/10/22(土) 21:26:30
    苗木「浮かない顔をしていた男は試合会場にはいたって事でいいの?」

    霧切「ええ、YESよ。ちゃんと試合にも参加してるわ」
  43. 43 : : 2016/10/22(土) 21:29:46
    浮かない顔をしていた男はピッチャー?
  44. 44 : : 2016/10/22(土) 21:35:01
    苗木「浮かない顔をしていた男はピッチャーだったのかな?」

    霧切「ええ、YESよ。男はピッチャーね」
  45. 45 : : 2016/10/22(土) 21:36:18
    彼が浮かない顔をしていたのは、自分が投げたボールが打たれたから?
  46. 46 : : 2016/10/22(土) 21:38:19
    大記録に挑戦中だった?
  47. 47 : : 2016/10/22(土) 21:41:28
    苗木「浮かない顔の理由は、自分が投げたボールが打たれたからだった?」

    霧切「YESよ。打たれてしまったわ」

    苗木「という事は……何か大きな記録に挑戦中だったとか?」

    霧切「それはNOね。そこまで大きな話ではないわ」


    霧切「ここまで来ると、だいぶ答えに近付いているかしらね……?」
  48. 48 : : 2016/10/22(土) 21:46:27
    ピッチャーである彼は、最近スランプに陥ってしまい、よくボールを打たれるようになってしまった(彼基準の可能性ありだが)、浮かない顔をしていたのはそれが原因?
  49. 49 : : 2016/10/22(土) 21:49:05
    苗木「ピッチャーの男は最近スランプで……よく打たれるようになってたのが浮かない顔の原因?」

    霧切「NOね。スランプというわけではないわね。けれど打たれた事と浮かない顔の原因は直結してはいるわ」
  50. 50 : : 2016/10/22(土) 21:55:19
    その試合は、彼にとってとくに重要だった?
  51. 51 : : 2016/10/22(土) 22:01:04
    苗木「その試合が彼にとって重要だったとか?」

    霧切「NOね。試合の重要度は彼にとって普段と変わらない、いつもの試合よ」
  52. 52 : : 2016/10/22(土) 22:01:52
    絶対に打たせないという自信があったから?
  53. 53 : : 2016/10/22(土) 22:03:26
    野球が好きじゃないから?
  54. 54 : : 2016/10/22(土) 22:05:36
    苗木「じゃあ、絶対に打たせない自信があったとか?」

    霧切「自信、となるとNOかしら。けれど、その気持ちは強かったでしょうね」

    苗木「じゃあホントは野球が好きってわけでもないのにやらされてるから……とか」

    霧切「……いや、アレはかなり野球、好きでしょう」

    苗木(誰の事言ってるかはなんとなく察せるな……)

    霧切「まあ、問題には関係ないわね」
  55. 55 : : 2016/10/22(土) 22:07:42
    打たれたのを誰か特別な人に見られてしまったから?
  56. 56 : : 2016/10/22(土) 22:09:57
    苗木「特定の誰か……たとえば特別な人とかに打たれるところを見られてしまったとか?」

    霧切「それも特には関係ないわね。特別な人がいたとして、直接観戦に来ているかどうかはともかく、テレビで見ているくらいはしてるかもしれないけれど」
  57. 57 : : 2016/10/22(土) 22:10:22
    彼が浮かない顔をしていたのは、自分の投げるボールが打たれるだなんて考えたことがなかったのに打たれてしまったから?
  58. 58 : : 2016/10/22(土) 22:12:42
    苗木「じゃあ、打たれるなんて考えたことも無かったのに打たれたからとか」

    霧切「十割打たれない投手とか超人っぷりが凄まじいわね……NOよ、さすがに」
  59. 59 : : 2016/10/22(土) 22:21:42
    誰かが怪我をしてしまったから?
  60. 60 : : 2016/10/22(土) 22:23:49
    彼の出番が終わったから?
  61. 61 : : 2016/10/22(土) 22:27:14
    苗木「じゃあ、誰かが怪我をしたとか」

    霧切「特に怪我は関係ないわね」

    苗木「じゃあ、その投球で出番が終わって交代になったとか?」

    霧切「それは、エピソードとしてはNOね。けれど解答には関係しないから考慮の必要はないわ」
  62. 62 : : 2016/10/22(土) 22:30:28
    浮かない表情をしていたのは試合の終盤戦?
  63. 63 : : 2016/10/22(土) 22:33:18
    苗木「じゃあ、それは試合の終盤でのできごとだった?」

    霧切「それも特には関係ないわね。序盤でも中盤でも終盤でも起こり得る事だと思うわ」
  64. 64 : : 2016/10/22(土) 22:40:35
    引退試合だった?
  65. 65 : : 2016/10/22(土) 22:42:35
    浮かばない顔をするのは浮かばない顔をした男以外でもあり得る?
    ミットに収まったタイミングは重要?
  66. 66 : : 2016/10/22(土) 22:47:07
    苗木「えっと、引退試合だったとか」

    霧切「NOね。引退はまだまだ先じゃない?」

    苗木(これ絶対“彼”の事なんだろうなあ)

    霧切「まあ、問題には関係ないわ」

    苗木「じゃあ、その男以外でも同じ理由で浮かない顔をするって事はあり得るのかな?」

    霧切「そうね……まあ、YESかしら。スポ根なんかだとよくある話なんじゃないかしら? 私はその立場に立ったことが無いから絶対にそうだとは言わないけれど」

    苗木「んー、ミットに収まったタイミングとかは重要?」

    霧切「まあ、打たれた後のタイミングだった、という意味ではYESかしら」


    霧切「なんというか、答えが出そうで出ない感じね……。もう少し、小さなスケールで考えてみてもいいかもしれないわよ?」
  67. 67 : : 2016/10/22(土) 22:51:56
    打たれたときにランナーはいましたか?
  68. 68 : : 2016/10/22(土) 22:54:26
    投げた男はキャッチャー?
    審判は不正をしていた?
  69. 69 : : 2016/10/22(土) 22:56:07
    やらせ試合だった?
  70. 70 : : 2016/10/22(土) 22:56:07
    苗木「んっと、打たれた時にランナーはいた?」

    霧切「そうね……それは関係ないわ。これが関係しない、という情報は結構重要かしら?」

    苗木「うーん……あ、ボールを投げた彼はキャッチャー?」

    霧切「NOじゃないかしら? でもボールを投げた彼のポジションは特に関係ないわ」

    苗木「審判に不正があったとか……」

    霧切「それもNOね。審判は正しい判断を下していたと考えて問題ないわ」
  71. 71 : : 2016/10/22(土) 22:56:54
    苗木「えっと、じゃあ八百長だったとか……」

    霧切「そういったスポーツマンシップに反するような事も特には無いわね。NOよ」
  72. 72 : : 2016/10/22(土) 22:59:09
    ランナーがいてもいなくても浮かない表情はしていたのか?
  73. 73 : : 2016/10/22(土) 23:01:00
    苗木「えっと、ちょっとだけ話は戻るけど、ランナーの存在は関係ないんだよね」

    霧切「ええ」

    苗木「って事は、ランナーはいてもいなくても、その状況で浮かない表情になった、って事でいいんだよね?」

    霧切「YESよ。この状況が訪れればランナーの有無は関係なくこういう顔になったでしょう」
  74. 74 : : 2016/10/22(土) 23:05:56
    追い込んだのに打たれた?
  75. 75 : : 2016/10/22(土) 23:08:29
    送球した場所は合っていましたか?
  76. 76 : : 2016/10/22(土) 23:11:34
    >>74
    すみません、追い込んだ、というのはツーストライクまではいったのに、という解釈でいいんでしょうか……?
    一応その解釈でやります。

    ◆◆◆


    苗木「えっと、あとストライク一つ、ってところまで行って打たれたとか?」

    霧切「そうね……それは関係は特にないかしら。もしそれがYESだった場合、余計にダメージは大きかったかもしれないけれど」

    苗木「えーと、じゃあボールを投げた彼の送球先は正しかった?」

    霧切「それはYESね。正しいものだったわ」
  77. 77 : : 2016/10/22(土) 23:21:16
    デッドボールは関係してる?
  78. 78 : : 2016/10/22(土) 23:22:34
    苗木「デッドボールは関係するかな?」

    霧切「いいえ、関係ないわ。ちゃんと投げて、ちゃんと……というとアレだけれど、打たれてるって状況ね」
  79. 79 : : 2016/10/22(土) 23:23:52
    バッターはアウトになりましたか?
  80. 80 : : 2016/10/22(土) 23:28:37
    苗木「そのバッターはアウトになってる?」

    霧切「そうね、YESよ」

    苗木「……珍しく返答だけなんだね?」

    霧切「これについて他に一言いうと、それだけで答えになりそうなんだもの」

    苗木「そっか……」
  81. 81 : : 2016/10/22(土) 23:29:14
    チェンジした?
  82. 82 : : 2016/10/22(土) 23:33:08
    試合が行われていた季節は関係ある?
  83. 83 : : 2016/10/22(土) 23:33:49
    ミットってことはキャッチャーだよね?
  84. 84 : : 2016/10/22(土) 23:36:53
    苗木「そのアウトでチェンジになった?」

    霧切「エピソード的にはNOと言えるかしら……? けど、問題としては特に関係ないわね」

    苗木「じゃあ、その試合の季節は関係する?」

    霧切「関係ないわね。どの季節でも、同じ状況ならそうなると思うわ」


    ◆◆◆

    >>83
    そうなんですか!?
    それは単なる知識不足です、すみません。
    なんか某恐竜島でミットさんとかいたから別名程度なのかなーと思ってました……グローブと変更してきます。
  85. 85 : : 2016/10/22(土) 23:39:34
    浮かない表情は試合を見ていたファンはしていた?
  86. 86 : : 2016/10/22(土) 23:42:28
    苗木「ファンも一緒に浮かない表情をしていた?」

    霧切「そうね……残念がるという意味ではYESと言えるかもしれないわ」
  87. 87 : : 2016/10/22(土) 23:45:03
    もう単純に、ピッチャーの彼は打たれたことが悔しくて浮かない顔をしていた?
  88. 88 : : 2016/10/22(土) 23:46:42
    点が入ってしまったから?
  89. 89 : : 2016/10/22(土) 23:51:14
    先に>>88からいきます。

    ◆◆◆


    苗木「点が入っちゃったから、とか」

    霧切「NOよ。というか、前にも言ったけれどこの打者はアウトになったわ」

    苗木「うー……ん。じゃあもう、いっそ単純に打たれた事自体が悔しかったとか」

    霧切「……そうね。ほとんど正解と言っていいかしら。あるのは表現の差くらい……と言えるし」

    苗木「え、じゃあこれでいいの?」

    霧切「どうするかしら? 正確に当てたいならもう少し続ける? このまま解答でもいいけれど」



    ってわけで、解答行っちゃいますか?
    続けますか?
  90. 90 : : 2016/10/22(土) 23:55:01
    んー…

    完全試合達成寸前だったのが、打たれてしまってすごく悔しかったから?
  91. 91 : : 2016/10/22(土) 23:56:55
    初めて打たれたから?
  92. 92 : : 2016/10/23(日) 00:00:35
    苗木「もうちょっと続けるよ」

    霧切「分かったわ」


    苗木「えっと、完全試合達成寸前だったから悔しかった?」

    霧切「NOね。さっきも言ったけれど、序盤中盤終盤、どのタイミングでも起こり得た事よ」

    苗木「それじゃあ初めて打たれたとか」

    霧切「NOね……けどある意味重要な質問かもしれないわ。“初めて打たれたわけではない”の」

    霧切「あと、さっきの単純に打たれて悔しかった、というのが半分以上正解というのも念頭に置いておくといいかしれないわ」
  93. 93 : : 2016/10/23(日) 00:04:54
    長い間打たれてなくて、久しぶりに打たれたから?
  94. 94 : : 2016/10/23(日) 00:10:21
    苗木「じゃあ、長期間打たれてはいなかったのに、久しぶりに打たれたとか」

    霧切「いいえ、NOね。何度も同じ状況が訪れている、と考えても問題ない程度には」
  95. 95 : : 2016/10/23(日) 00:22:29
    難しい!敬遠してたのに打たれちゃった、とかかな、、、。
  96. 96 : : 2016/10/23(日) 00:37:28
    わからない
  97. 97 : : 2016/10/23(日) 00:39:47
    自信のあるボールを打たれたから?
  98. 98 : : 2016/10/23(日) 00:42:15
    苗木「敬遠してたけど打たれた、とか」

    霧切「NOね。……まあ、監督としては敬遠の指示を出したかったかもしれないけれど。ちゃんと勝負した上で打たれてるわ」

    苗木「それじゃあ、自信のあるボールだったとか?」

    霧切「まあ、いつも自分の投球に自信を持っている、という意味ではYESかしらね」
  99. 99 : : 2016/10/23(日) 00:47:41
    投げた人と打った人はライバル?
  100. 100 : : 2016/10/23(日) 01:00:51
    同じチームの人が守備でエラーした。

    打たれて点を入れられた。
  101. 101 : : 2016/10/23(日) 09:15:49
    試合前に某アイドルに対してかっこいいことを言っておきながら打たれた?
  102. 102 : : 2016/10/23(日) 09:20:17
    ↑だからそれが悔しかった?
  103. 103 : : 2016/10/23(日) 10:33:06
    >>83
    別にミットは誰が使っても問題ないぞ

    ついでに言うとファーストの人はほとんどがミット使ってる
  104. 104 : : 2016/10/23(日) 16:17:11
    苗木「投手と打者はライバル関係だったりした?」

    霧切「YESよ! 少なくとも、投手は打者をライバル視しているわ」

    苗木「守備でエラーが発生した、って事はある?」

    霧切「NOよ。ゲーム全体を見るとあったかもしれないけれど、この切り抜かれた状況の中だけを見るならそういう事はないわ」

    苗木「あれだ……彼の事言ってるなら、もうさ。例の“アイドル”にカッコつけた事でも言ってたから余計に悔しかったとか」

    霧切「関係ないわね。言ってたかもしれないけど、それが理由に直結することは無いわ」


    ◆◆◆

    >>100
    点を入れられたか、という部分については以前に同じ質問があったため反映しておりません、すみません。
    一応返答しておくと、アウトになっているため点は入っていません。

    >>103
    そうなんですか?
    中途半端な知識で問題作るもんじゃないですね……。
    とりあえず解答には知識的なものが入る余地は無いはずなので大丈夫ですが……。
  105. 105 : : 2016/10/23(日) 16:21:51
    ライバルに打たれた!悔しい!

    かな?
  106. 106 : : 2016/10/23(日) 16:45:02
    苗木「ライバルに打たれた、って事が単純に悔しかったとか?」

    霧切「……95%ほど合ってるのよね」

    苗木「凄い近いね!?」

    霧切「そうね……これで正解でいいかしら。ほんとに、ここまで来るとほんの少しの表現の差くらいだし」

    苗木「そうなんだ?」

    霧切「というわけで、解答いっちゃうわ!」
  107. 107 : : 2016/10/23(日) 16:46:50
    【解答 2】

    “ピッチャーの男”にとって、今回の打者はライバルとも言える存在だった。
    どんな球を投げても、ほとんど打たれてしまう。
    だけど今度こそ、三振をもぎ取ってやる……気合十分、ボールを投げる。
    だが、やはり今回も打たれてしまった。
    幸いにして、“チームメイトの彼”のおかげで辛うじてアウトにはしたものの、ピッチャーの男にとっては少々複雑なものが残る。
    ピッチャーはボールを握り、これではいけないと思い直す。
    この思いを払拭するためにも次こそは絶対に打たせない、そう決意を新たに、ピッチャーは投球するのだった。


    霧切「……って感じね」

    苗木「なるほど。表現の差、っていうのは“打たれた”と“三振を取りたかった”の差って事か……」

    霧切「さて。それじゃあそろそろしゃんとしなさい」

    苗木「へ?」

    霧切「そろそろ依頼人が来る頃よ」

    苗木「え、ええ!? 依頼人!? 聞いてないよ!?」

    霧切「……そうだったかしら」

    苗木「そうだったよ!」

    苗木(マグカップとか新聞とか片付けないと……いや、それもだけど来客用のお茶とお茶菓子も用意しなきゃ!)

    苗木(……なんて、焦っていろいろ用意したものの、やってきた“依頼人”はボクらのかつての同級生、“元・超高校級の野球選手”桑田怜恩クンで)

    苗木(依頼とは名ばかりの、「なかなか打ち取れない打者への対策を一緒に考えてくれ」なんていう半分愚痴みたいな事を言いに来ただけという)

    苗木(……まあ、相変わらずみたいで何よりだけどさ)

    苗木(後日……)

    苗木(その時のアイディアから、桑田クンの応援に試合にかつてのクラスメイトみんなで駆けつけ、元超高校級が観戦に集まった試合としてニュースに……って、もうこれはいいか)
  108. 108 : : 2016/10/23(日) 16:49:56
    #CASE3


    苗木(相も変わらず、依頼人のいない平和な霧切探偵事務所)

    苗木「…………」

    霧切「…………」

    苗木(うーん、コーヒーを飲みながらの読書、実に優雅なひととき)

    苗木「…………」

    霧切「…………あっ」

    苗木「…………」

    霧切「…………よし」

    苗木(……霧切さんもここ最近、数日前に買ってきたゲームしてるし、暇だから本読んでるくらいしかする事無いや)

    霧切「……っふぅー……」

    苗木(と、霧切さんが大きく息を吐いて手にしていた携帯ゲーム機を机に置いた)

    苗木「休憩?」

    霧切「いえ、クリアしたわ」

    苗木「ああ、おめでとう。どうだった?」

    霧切「なかなか楽しめたわ。さすがといったところかしら」

    苗木(さすがって、何がさすがなんだろう……?)

    苗木「けど、霧切さんがわざわざゲーム買ってくるっていうのも珍しいね? それも本体ごとなんて」

    霧切「……? 苗木君、このゲーム知らないの?」

    苗木「いや、そもそも霧切さんが何買って来たのかも知らないよ……」

    霧切「あら、そうだったかしら」

    苗木「うん。タイトル何?」

    霧切「タイトルは……ああ、いえ。こうしましょう」

    苗木「こうするって、何が?」

    霧切「アレしましょ、アレ。正解出たら本体ごと貸したげるわ」

    苗木「いや、本体は持ってるからいいけど。で、アレって……またアレ?」

    霧切「ええ」

    苗木(そうして一呼吸)

    霧切「探偵っぽいウミガメよ」

    苗木「もはや何が何だかわかんない」

    霧切「じゃあ出題するわね」

    苗木「待って、だから聞いて」
  109. 109 : : 2016/10/23(日) 16:50:34
    【問題 3】

    彼には悩みがあった。
    けれどそれが解決されたおかげで、新たな悩みを抱える事になってしまった。
    何故だろう?


    霧切「前回が少し長引いたから、今回は割と易しめにしてみたわ」

    苗木「それ霧切さんの感覚でだよね……」

    霧切「だって正直、問題の難易度の客観的判断とかその方が難易度高いもの」

    苗木(うわあ)

    苗木「……と、とりあえず」

    霧切「…………」

    苗木(なんか睨まれてる……)

    苗木「えっと、な、何?」

    霧切「いえ。……今度はコーヒー? トイレ?」

    苗木「いや……質問してもいい?」

    霧切「…………YESよ。身構えちゃったじゃない」

    苗木「はは……」


    ◆◆◆

    というわけで三問目です!
    質問どうぞ!
  110. 110 : : 2016/10/23(日) 17:04:24
    新たな悩みは彼にとって喜ばしいものですか?
  111. 111 : : 2016/10/23(日) 17:12:09
    苗木「その新たな悩み、っていうのは彼にとって喜ばしいもの?」

    霧切「喜ばしいか……となると、難しい所ね。以前の悩み程の深刻さはない、という意味ならYESと言えるかしら? 尤も、これはこれである種の深刻さがあるのだけど」
  112. 112 : : 2016/10/23(日) 17:32:26
    女装をしていたことを隠していた悩みから解放されたら、今度は男っぽい洋服がわからなくて悩んでる?
  113. 113 : : 2016/10/23(日) 17:41:32
    苗木(これまでの問題の流れからするとクラスメイトがモデルっぽいな……)

    苗木(そうだ)

    苗木「最初の悩みが女装をしていた事で……今度は男の服装が分からないとか?」

    霧切「三問目ともなると、まあモデルは分かるわよね……」

    霧切「けど、残念ながらNOよ。女装をしていたのが最初の悩み、という部分についてはまあ、少し惜しいながらYESと言っていいと思うけれど」
  114. 114 : : 2016/10/23(日) 17:43:21
    最初の悩みを誰かに相談した?
  115. 115 : : 2016/10/23(日) 17:45:12
    苗木「最初の悩み、っていうのは誰かに相談はした?」

    霧切「……大和田君辺りじゃない?」

    苗木「いや、そうだろうけど」

    霧切「ふふ、まあ相談の有無は問題には関係ないわ」
  116. 116 : : 2016/10/23(日) 17:49:18
    問題を解決したタイミングと方法は関係ある?
  117. 117 : : 2016/10/23(日) 18:04:16
    苗木「最初の悩みが解決したタイミングとか、解決法とか……そういうのは関係ある?」

    霧切「どちらも関係しないわ。……ああ、いえ。タイミングについては……そうね。絶対に関係しないとも言い切れないわね」

    霧切「一応、タイミングについてはYES、解決法については関係しないとしておこうかしら」
  118. 118 : : 2016/10/23(日) 18:13:13

    その新しい悩みは自分の?それとも他人の?
  119. 119 : : 2016/10/23(日) 18:15:12
    苗木「新しく出来た悩みは自分の物かな?」

    霧切「YESよ。彼自身の悩みね。誰か別の人の事で悩んでいる、という事は無いわ」
  120. 120 : : 2016/10/23(日) 20:33:34
    その悩みは金銭的なことについての悩みですか?
  121. 121 : : 2016/10/23(日) 20:39:32
    苗木「新たに出来た悩みは金銭的な事?」

    霧切「そうね……金銭的なものに置き換える事は可能だと思うけれど……。直接的には、NOかしら」
  122. 122 : : 2016/10/23(日) 20:46:27
    その悩みは人間関係についての悩みですか?
  123. 123 : : 2016/10/23(日) 20:50:25
    苗木「新たな悩みは人間関係についてのもの?」

    霧切「NOね。人間関係は別にこじれたりしていないもの」
  124. 124 : : 2016/10/23(日) 21:00:07
    その新たな悩みは彼じゃなくても抱えるような悩みですか?
  125. 125 : : 2016/10/23(日) 21:02:08
    苗木「新たな悩みは彼じゃなくても抱えるような悩み?」

    霧切「そうね……最初の悩みやそれに近いものを持っていて、かつ解決されたなら抱く事はあると思うわ。だからYESかしらね」
  126. 126 : : 2016/10/23(日) 21:08:33
    その悩みは誰かに相談はできるレベルの悩みですか?
  127. 127 : : 2016/10/23(日) 21:31:37
    苗木「その悩みは誰かに相談は出来るようなもの?」

    霧切「最初の悩みを乗り越えた以上、出来るといえば出来るでしょう。YESよ」
  128. 128 : : 2016/10/24(月) 16:01:37
    新しい悩みは性別に関すること?
    好きな人が出来た?
  129. 129 : : 2016/10/24(月) 18:26:00
    苗木「その新たな悩みは性別に関する事でいいの?」

    霧切「そうね。YES……でいいと思うわ」

    苗木「んっと……好きな人が出来たとか」

    霧切「それは関係ないわ。この問題に恋愛感情は関わってこないわね」
  130. 130 : : 2016/10/24(月) 20:14:58
    その新たな悩みは、未だに"男らしさ"がよくわからないこと?
  131. 131 : : 2016/10/24(月) 20:38:22
    苗木「えっと、性別をカミングアウト出来たはいいけど、男らしさっていうものがよく分からないのが新たな悩み……とか?」

    霧切「NOね。男らしさ、というものも特には関係しないわ」
  132. 132 : : 2016/10/24(月) 21:27:42
    女子の洋服ばかりで男子のものが少ない?
    女子から告白された?
    トイレに入るとき声をかけられる?
  133. 133 : : 2016/10/24(月) 23:12:43
    苗木「えっと、女性の服ばかりで男物の服の所有してる数が少ない、とか?」

    霧切「そうね、YESよ。けれどそれそのものが新たな悩みというわけではないわ」

    苗木「女性から告白を受けた、とかはある?」

    霧切「まあ、人気はありそうよね」

    苗木「ありそうだけど」

    霧切「けれど問題には関係ないわ」

    苗木「そっか。それじゃあ……うーん。トイレとか、性別で別れるような所に入る際に声をかけられたりとかはある?」

    霧切「そこまでは分からないわね……」

    苗木「いや分からないとかじゃなくて」

    霧切「そうね。問題には関係しないわ」
  134. 134 : : 2016/10/24(月) 23:26:14
    自分のサイズの男物の服が売っていない?
  135. 135 : : 2016/10/25(火) 07:55:50
    女子だと間違えられる
  136. 136 : : 2016/10/25(火) 10:58:43
    ナンパされやすい?
  137. 137 : : 2016/10/25(火) 18:55:26
    苗木「男物となると自分のサイズの服が売ってなくて難儀してるとか」

    霧切「売ってるんじゃないかしら? 売ってなくても最悪オーダーメイドという手もあるし。まあ、問題には関係ないわ」

    苗木「じゃあ、最初の悩みを解消した後も女性に間違えられる事が多いとか?」

    霧切「無いとは言い切れないけれど……まあ問題には関係しないわ」

    >>136については>>135が関係ないので必然的に関係なし、という事でお願いします。すみません)
  138. 138 : : 2016/10/25(火) 19:05:00
    特技がある?
    睡眠時間は短い?
    外に出るときは男物の服を着てる?
  139. 139 : : 2016/10/25(火) 19:11:50
    苗木「彼には何か特技はある?」

    霧切「特技は問題に関係しないわね」

    苗木「睡眠時間が短いとか」

    霧切「睡眠時間も問題には関係しないわ」

    苗木「外出時には男物の服を来て外出する?」

    霧切「そうね。一着も無い、ってわけじゃないでしょうしそうだと思うわ。けれどどっちにせよ、問題には関係しないわね」
  140. 140 : : 2016/10/25(火) 19:13:11
    女ものの服の処分に困ってる?
  141. 141 : : 2020/10/27(火) 14:21:42
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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