ssnote

• 東方Project
• 953
• 14
• • 博麗霊夢
  • 霧雨魔理沙
  • 綿月依姫

• • Good
  • 0
• • Tweet
  • 0

をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

1. 1 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/04(木) 17:11:20

   このスレッドは東方再復讐鬼の続編です
   オリキャラを含みます
   始めます

2. 2 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/04(木) 19:29:44

   翌日
   
   霊夢「はあ…片付けが大変だわ…」
   
   魔理沙「だから私達も手伝いに来たんだろうが」
   
   アリス「そうよ」
   
   霊夢「アイス食べてるクセによく言うわ…そもそもアリスに関しては靈影と戦って無いじゃない!!どんだけ犠牲者出したと思ってるの⁉︎」
   
   アリス「まあいいじゃない。猶斗が遺したスペルカードでみんな生き返れたんだし」
   
   霊夢「結局あんたは何もしてないじゃない!!」
   
   魔理沙「そろそろ日が暮れるぜ？」
   
   霊夢「っ…もう…」

3. 3 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/05(金) 00:19:56

   霊夢「そもそもなんで右腕折れてる私が宴会の片付けしなきゃ…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
   
   魔理沙「…なぁ、なんで靈影はあんなにしつこいんだろな」
   
   アリス「元々は河童に作られたバイオ人造人間って聞いたけど」
   
   霊夢「いつぞやに魔理沙に太陽まで飛ばされたのが気に食わないんじゃないの？」
   
   アリス「私はアレとは初対峙だったし、分からないけど」
   
   霊夢「今回だってみんながアイツの体力を奪ってくれて無かったら、負けてたと思うし…」

4. 4 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/05(金) 16:44:11

   コンコン ガラッ
   
   依姫「霊夢、薪焚べ終わりました」
   
   霊夢「ありがとう依姫。じゃ、ちゃっちゃとご飯食べてお風呂入って寝る仕度して寝ましょうか」
   
   魔理沙(お泊り会か。久しぶりだな)
   
   アリス「みんなの分の布団敷いてあげるわよ？」
   
   霊夢「泊まらせてもらう身が何を…」ﾊｧ
   
   魔理沙「食べよーぜ!!」
   
   依姫「では、失礼します」
   
   －深夜
   
   ??「ついに見つけたよ…」
   
   ??「猶斗はここにいるのだな？」
   
   ??「事前の情報ではね…」
   
   ??「すぐ終わると良いわね…」

5. 5 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/06(土) 02:02:34

   －早朝(朝5時頃)
   
   一同「zzz」
   
   寝静まっている一同。その静かな空間にそれは轟いた
   
   ドォーーーーン
   
   スペルカード発動時の音が鳴り響いた刹那、障子ごと寝ていた一同が吹き飛ばされる
   
   霊夢「な、何事⁉︎」
   
   依姫「…」
   
   魔理沙「お、おい依姫…依姫？」
   
   依姫「あなた達は…誰ですか」
   
   依姫がじっと見つめている先を見る一同
   
   ??「どうも、おはよう」
   
   そこには若い男に老けた武士、美しい女性がいた
   
   ??「そうか、まずは自己紹介か」
   
   霊夢「…空時？」
   
   ??「…何故僕の名を？」
   
   霊夢「…」
   
   空時「まあいいや」
   
   ??「儂の名は幽蠍件」
   
   ??「私の名は幽蠍轆轤」
   
   アリス「猶斗の身内だったかしら?」
   
   空時「That's right!!」

6. 6 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/06(土) 02:07:51

   幽蠍空時
   時空を操る程度の能力
   幽蠍猶斗の実の弟。転生前の世界では、異変を起こし、猶斗の手によって死亡した
   
   幽蠍件
   影を操る程度の能力
   幽蠍猶斗の実の父。転生前の世界では、地霊殿を襲撃、殺戮を繰り広げるも、怒り狂った猶斗によってミンチにされた
   
   幽蠍轆轤
   正気を操る程度の能力
   幽蠍猶斗の実の母。転生前の世界では、霊夢達を襲撃し、善戦するも下半身を切断された後、縦に真っ二つに斬られ、死亡した

7. 7 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/08(月) 19:49:23

   轆轤「ふっ!!」
   
   いきなり走りだし、魔理沙に攻撃を仕掛ける轆轤
   
   魔理沙「⁉︎。マスタースパーク!!」
   
   恋符「マスタースパーク」発動
   
   轆轤「ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛」
   
   吹き飛ばされ、消し炭になる轆轤。
   
   幽蠍轆轤、出オチの如く死亡…
   
   空時「あーあ、母さんったら」
   
   霊夢(本当にこいつ、空時なの？転生前はこんな残忍じゃなかったのに…)

8. 8 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/09(火) 16:16:28

   霊夢(ここはバレないように夢想封印でさっさと決めた方が良さそうね… )
   
   空時「そういえば－
   
   霊夢(いまだ!!)
   
   空時が件の方を振り向いた刹那、霊夢は夢想封印を撃ち込む…はずだった
   
   霊夢「いっ⁉︎」
   
   靈影との戦いで骨折した右腕に激痛が走る
   
   空時「…何をしようとした？」
   
   霊夢「こ、これは…」
   
   霊夢の鳩尾を蹴り上げる空時。狂い悶え、のたうち回る霊夢
   
   魔理沙「霊夢⁉︎」
   
   アリス「このクズ野郎…!!」
   
   空時「ふう…じゃ、父さん宜しく。多分こいつらは父さんだけで片付くよ」
   
   件「わかった。こいつらを血祭りに上げてやろう…」

9. 9 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/09(火) 16:24:18

   依姫「ここは私が…!!」
   
   先程までポカンと突っ立っていただけの依姫が突然口を開いた
   
   アリス「…わかったわ。頼んだわよ」
   
   空時(…ヤバい。確実に向こうの方が上だ…。父さん、死んだな…)
   
   依姫「たァッ!!」
   
   件「!!」
   
   攻撃を仕掛ける依姫。それを防ぐ件。戦闘が始まった
   
   依姫「うぅぅ…」
   
   件「ぐぎぃ…」
   
   激しい鍔迫り合いを魅せる依姫と件
   
   依姫「やあっ!!」
   
   依姫が件の刀の先端ごと彼の右腕を切り飛ばす
   
   件「⁉︎」
   
   依姫「師匠に鍛えられたこの剣術、舐めないで下さい!!」

10. 10 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/09(火) 16:31:02

    依姫「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーッ!!」
    
    猶斗譲りの無駄無駄ラッシュで件を切り刻んでいく依姫
    
    －歴史「烈・渾楔颯」発動
    
    刀を高速で回転させて件の肉体を更に切り刻む依姫。そして－
    
    依姫「終わりよ!!」
    
    レーザー状の弾幕を撃ち、件を消し飛ばす依姫
    
    幽蠍件 死亡…
    
    空時(あーあ…まあいっか)

11. 11 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/13(土) 05:23:41

    霊夢「やった…!!」
    
    アリス「ようやくね…で、いつからそこに?」
    
    アリスが声をかけた先には…にとりがいた
    
    にとり「アハハ…バレてたか…」
    
    魔理沙「何しに来たんだよ」
    
    空時(なんだこのチマイのは…)
    
    にとり「いやー、私の機関銃の弾を新調したからさー、試し撃ちしたくてさ。で、敵襲だって聞いて」
    
    霊夢「ふーん…好きになさい」
    
    にとり「あんがと♪」
    
    機関銃を空時に向けるにとり。尚も腕を組み、棒立ちの空時
    
    にとり「fire!!」
    
    ドドドドド
    
    辺り一面硝煙に包まれる
    
    にとり「ハッハッハー!!河童の科学は世界一ィィィィィイイイイ!!!!妖怪の細胞すら壊死させる火薬なのだー!!」
    
    煙が晴れる。すると
    
    空時「悪いが、俺は妖怪じゃなく、亡霊なんでね」
    
    服以外無傷の空時がそこにはいた
    
    依姫「く…」

12. 12 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/14(日) 01:30:46

    にとり「あ、アハハー…用事思い出したから帰るわー。(棒)」
    
    魔理沙「ちょ、ま…いない…」
    
    霊夢「逃げた…」
    
    空時「無駄無駄無駄無駄ァ!!チョイとでも僕に傷をつけられるとでも思ったか⁉︎」
    
    霊夢(こいつは時空を巻き戻して傷を治す…つまり一撃で仕留めなきゃいけない…)
    
    霊夢「空時、一騎打ちしましょう」
    
    空時「…べつにいいぜ」
    
    かなり上空まで飛んでいく空時
    
    依姫(一騎打ち⁉︎霊夢、一体何を…)

13. 13 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/15(月) 22:42:55

    空時「僕が勝ったら兄さんを出して貰おうか!!」
    
    霊夢「…まだ言うの⁉︎」
    
    空時「当たり前だ!!」
    
    霊夢「言っておくけどここにはもう猶斗はいないわ!!」
    
    空時「…はぁ?」
    
    霊夢「夢想封印!!」
    
    －霊符「夢想封印」発動
    
    空時「⁉︎いきなりか!!」
    
    巨大な陰陽玉型の弾幕を手で受け止める空時
    
    空時「ぐ…」
    
    博麗大結界の上空部分にあたり、弾幕と挟まれる空時
    
    霊夢(け、結構…辛い…)
    
    なんとか押し切り、霊夢に弾幕を跳ね返す空時
    
    霊夢「な⁉︎」
    
    空時「さあ兄さんを返して貰おうか⁉︎」
    
    霊夢「…あんたの兄貴はね…」
    
    空時「⁉︎」
    
    霊夢「猶斗はね…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
    
    依姫(霊夢…)
    
    霊夢「靈影と戦って死んだのよ!!」
    
    大粒の涙を流しながら更に弾幕を跳ね返す霊夢
    
    空時「………そんな……兄さん…が…」
    
    ドォッ
    
    空時の目の前に迫る弾幕
    
    空時(僕も…そっちに逝けば、会えるかな…兄さん…)
    
    身体が砕け散りながら消滅する空時
    
    幽蠍空時 死亡…

14. 14 : 幽蠍猶斗 : 2016/08/15(月) 22:48:56

    －後日
    
    霊夢「はぁ…」
    
    紫「どうしたの、溜息なんかついちゃって」
    
    魔理沙「風邪でもひいたか?」
    
    霊夢「いや、どうやってたら私達は猶斗を殺さないで済んだんだろ。って…」
    
    魔理沙「そうだな…まだ私も割り切れてないよ…」
    
    ニヤリと笑う紫
    
    紫「ねぇ2人とも」
    
    霊夢&魔理沙「??」
    
    紫「提案があるんだけど」
    
    －続く…

▲一番上へ