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苗木「希望ヶ峰学園七不思議?」<安価あり>

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  1. 1 : : 2016/07/14(木) 18:20:02
    ・このssは安価ありです

    ・過度のエログロ等は再安価の場合があります

    ・割と無計画です

    ・作者はss執筆は初心者ですので暖かい目で見てやってください

    ・以上の上でよろしければぜひお読みください
  2. 2 : : 2016/07/14(木) 18:24:25
    霧切「ええ、それを調べるのよ」

    苗木「僕もいくつかは聞いたことはあるけど・・・全部は知らないよ?」

    霧切「そこは大丈夫。私も色々調べたから、七つとも全部知っているわ」

    苗木「でもなんで突然そんなことをしようと思ったの?」

    霧切「作者が見た限りではダンロンssにありそうで無かったかららしいわ」

    苗木「いや、そういうメタな話じゃなくて・・・」

    霧切「いい、苗木君。ssに理由なんて求めちゃダメなの」

    苗木「・・・もういいよ。じゃあ、まずは僕の知ってる>>3の話から調べる?」

    >>3は場所だけ指定してください
  3. 3 : : 2016/07/14(木) 18:27:12
    書き忘れてましたが、人類史上(ryは起こっていない世界です。

    安価は改めて>>4にお願いします
  4. 4 : : 2016/07/14(木) 18:36:12
    植物園
  5. 5 : : 2016/07/14(木) 18:55:06
    霧切「植物園ね・・・ここの話は・・・」

    苗木「うん、僕から言うよ。」


    <植物たちの宴>

    昼間はおとなしくしている植物。

    しかし、夜にはその反動のように、植物たちが騒がしく宴を開くという。

    植物たちは踊り、歌い、騒ぐと言われている。

    しかし、夜にそこを覗いても、昼間と同様おとなしくしている植物しかいないという証言ばかりである。


    苗木「・・・とまあ、こんな感じの話だよね?」

    霧切「ええ、そうよ。でも噂には・・・」

    苗木「目撃者の脳に記憶を操作する植物が寄生して、何も無かったかのように思わせる・・・という話もあるよね?」

    霧切「ええ。さらには、電子機器などでも記録を書き換えられるという話もあるらしいわね」
  6. 6 : : 2016/07/14(木) 19:06:20
    苗木「・・・でもまあ、七不思議なんて、たいていなんてことないものに尾鰭がついたとか、そんなものだよ」

    霧切「どうかしらね?仮に元は現実的な話でも、事実は小説よりも寄なりともいうわ?」

    苗木「いや、でもさあ、現に植物園の前で今は夜だけど何の音も・・・」

    ・・・ワー

    苗木「・・・え!?」

    ・・・ワーワーワー

    霧切「・・・植物たちの宴かしら?」

    苗木「ちょ、ちょっとやめてよ・・・寄宿舎で誰かが騒いでる音が聞こえてるとか・・・」

    霧切「距離からいって、寄宿舎の音はここでは聞こえないし、そもそも音は間違いなく植物園の中から聞こえるわね」
  7. 7 : : 2016/07/14(木) 22:23:22
    苗木「・・・ということは!?」

    霧切「ここを覗けは植物たちの宴が見れる・・・というわけね?」

    苗木「で、でも、もしも本当で植物に洗脳されたら・・・」

    霧切「あら?なんてことないものに尾鰭が付いただけって言ったのはだれ?」

    苗木「いや、そう言ったけど今は音が聞こえてるし・・・」

    霧切「苗木君。逃げてもこのssがつまらなくなるだけよ?」

    苗木「うう・・・わかったよ・・・」

    ガチャッ

    苗木「・・・何もおこってないね?」

    苗木「・・・音もやんだようだし・・・」

    霧切「ね?なんてことないでしょ?」

    苗木「いや、それ元は僕のセリフだからね?」
  8. 8 : : 2016/07/14(木) 22:31:25
    ガサッ

    苗木「全く、霧切さん・・・そんな音をたてても僕は驚かないよ?」

    霧切「え?なんのこと?」

    苗木「そんなわざとらしく葉音を立てても・・・」

    ガサガサッ

    苗木&霧切「!!」

    苗木「・・・そういえば、霧切さんのその位置じゃ植物には手が届かない・・・」

    霧切「苗木君も同様・・・つまり、私たち以外にも誰かいるのね?」

    ガサガサガサ

    苗木「ま、また聞こえた!」

    霧切「誰なの!?出てきなさい!」カッ!
  9. 9 : : 2016/07/14(木) 23:03:45
    澪田「とほほ・・・見つかっちゃったす・・・」

    苗木「あれ?澪田先輩?」

    霧切「こんなところで何を?」

    澪田「・・・見つかっちゃったし、白状するっす・・・」

    澪田「実は唯吹は新曲の練習をしてたんすよ!」

    苗木「え?だったらなんでこんな夜中、しかも植物園でやってるの?」

    澪田「新曲といっても、未完成なんっすよねー。だから秘密にしたかったんっす!」

    澪田「その為に、和一ちゃんにセンサーをそこの扉に仕込んでもらったんすよ!」

    澪田「誰か来たら練習用の音楽がとまる仕掛けっす!」

    苗木「じゃあ、あの声は・・・」

    澪田「声?ああ、気分盛り上げ用歓声入りのラジカセっす!」

    澪田「こっちもセンサーに連動してるっす!」

    霧切「なるほど・・・しかし、よく左右田先輩が協力してくれたわね?」

    澪田「そこは大変だったんすよ!頼み込んでも承知してくれなかったし!」

    澪田「まあ、最終的には歌を披露してあげたらOKしてくれたっす!」

    苗木「ハハハハハ・・・」(可哀左右田・・・)
  10. 10 : : 2016/07/14(木) 23:21:56
    澪田「しかし、そっちこそどうしたんすか?夜中に二人きりってことはデートっすか?」

    霧切「ち、違うわ///学園の七不思議の調査に来たのよ」

    澪田「そうなんすか・・・まあ、ここには何もないっすよ?あったら唯吹が気づいてるっす!」

    苗木(自分がなっちゃてることには気づいてないんだね・・・)

    霧切「・・・そうみたいね。じゃあ、次の場所に向かいましょうか?」

    澪田「あ!そういえば唯吹も一つだけ聞いたことがあるっす!」

    澪田「確か音楽室で・・・>>11らしいっすね!」

    苗木「そうなんだ。知らなかったなあ・・・」

    澪田「でも、今は歌がいい調子だから唯吹はここで練習を続けるっす!」

    苗木「あ、あんまり遅くならないようにね・・・」

    霧切「じゃあ、次は音楽室の>>11の噂を調べましょう」

    >>11は七不思議の内容を書いてください
    タイトル的なのだけでもokです
  11. 11 : : 2016/07/14(木) 23:33:08
    聞きほれるような素晴らしいピアノの音楽が聞こえてきて音楽室から出たくなくなりそのまま死んでしまう
  12. 12 : : 2016/07/15(金) 16:18:12
    霧切「というわけで、音楽室に来たけれど・・・」

    苗木「やっぱり何も聞こえないね」

    霧切「噂では悪魔が弾いていて、魂を集めているとの話もあるらしいわね」

    苗木「まあ、今回も植物園みたいに誰かが弾いてるだけとかそういう話じゃない?」

    霧切「その場合は誰が弾いているのかが問題だけれどね」

    パロポロピロン

    苗木&霧切「!!」

    苗木「・・・ピアノの音だよね?」

    霧切「ええ・・・澪田先輩が来てくれてたら生か録音かわかるけれど・・・」

    苗木「まあ、それはさておき・・・いい音だね・・・」

    霧切「ええ、いつまでも聞いていたいくらい・・・ハッ!まずいわこれは!」

    霧切「苗木君!しっかり!」

    苗木「うるさいなあ・・・静かにしてよ。」

    苗木「この素晴らしい演奏を聴こうとしないなんて、君の耳は壊れてるんじゃないの?」ネットリ

    霧切(狛枝先輩みたいになってる・・・これは重症ね)
  13. 13 : : 2016/07/15(金) 16:31:22
    霧切「・・・うん、演奏はこの中から聞こえるわ!」

    霧切「誰なの!出てきなさい!」

    ガラッ!

    ???「ひいいいい!すみませええええん!」

    霧切「あれ・・・罪木先輩・・・?」

    罪木「え!?霧切さんと苗木さん!?」

    苗木「素晴らしいよ罪木さん!君の演奏をぜひ聞きたいから手を止めないでくれるかな?」

    罪木「え!?苗木さんどうしちゃったんですか!?」

    苗木「僕みたいなゴミクズなんか心配してくれるのかい?うれしいなあ!」

    苗木「でもだからこそ・・・」

    霧切「はい、そこまで」首トン

    苗木「」ガクッ

    罪木「な、苗木さん!?」

    霧切「大丈夫。彼は気絶してるだけよ」

    霧切「ところで罪木先輩、この部屋なにか変な臭いがするけど」

    罪木「ひいいいい!すみません!きっと私の・・・」

    霧切「い、いえ、そういうつもりじゃ・・・」

    罪木「違いますうう!きっとこのお香のせいですううう!」

    霧切「・・・お香?」
  14. 14 : : 2016/07/15(金) 16:54:12
    罪木「はい、これです・・・」

    霧切「・・・なるほど、これの臭いね・・・」

    霧切「でもこんな臭い嗅いだことないけれど・・・」

    罪木「ええと・・・これ私が調合したんです・・・」

    霧切「なるほど・・・でもなんでお香なんか焚いてたの?」

    罪木「ピアノの練習に集中したくて、集中できる成分を入れたんです・・・」

    霧切「なるほど・・・ちなみにどうしてピアノの練習を、しかも夜にしてたの?」

    罪木「えっと、新しい趣味を持ちたいとおもって、澪田さんに相談したら・・・」

    澪田『そうっすねー・・・鍵盤楽器なんてどうすか?』

    澪田『罪木ちゃんが弾いてくれたらバンドができるっす!』

    罪木「・・・って言われたんです・・・」

    罪木「でも、下手な演奏を人に聞かれたくないから夜にやることにしたんです・・・」

    霧切「なるほど・・・そういえば、そのお香の成分って、どんなのが入ってるの?」

    罪木「ええと・・・」カクカクシカジカ

    霧切「・・・確かにその調合なら一つのことに集中できるようになるけれど・・・」

    霧切「音楽室の外で嗅いだら、演奏を聴くことに集中してしまう作用が現れるわね」

    罪木「ええ!?苗木さんはそれにやられちゃったんですか!?」

    霧切「ええ・・・きっとそうね・・・」

    罪木「あ、でも嗅ぐのをやめるとそれほど集中しなくなりました・・・」

    霧切「・・・嗅ぐのをやめれば作用は消えるのね?」

    罪木「きっとそうです・・・」

    霧切「よかった・・・きっと、目覚めるころには元通りね・・・」
  15. 15 : : 2016/07/15(金) 17:00:50
    罪木「お二人はもしかして、私の演奏に耐えれず文句を言いに・・・?」

    霧切「違うわ、学園の七不思議を調べに来たのよ」

    罪木「ここの七不思議は・・・私のせいだったんですね!すみませええええん!」

    霧切「いいのよ・・・それよりもそのお香はもう使わないでちょうだい」

    罪木「わ、わかりました・・・」

    罪木「ところで、七不思議の調査ということは・・・>>16はもう調べたんですか?」

    霧切「いいえ。まだここだって二カ所目よ」

    霧切「・・・まあ、>>16の調査に行きましょう」

    >>16は場所か七不思議の内容、あるいは両方の内、好きなのを入れてください
  16. 16 : : 2016/07/15(金) 18:39:37
    雪染先生の秘密
  17. 17 : : 2016/07/15(金) 20:13:21
    霧切「・・・個人的には一番調べるのが憚られる七不思議だけれど・・・」

    霧切「まさか本人に聞いてわかるような内容なら七不思議にはならないだろうし・・・」

    霧切「苗木君はまだ起きてないし・・・取り敢えず内容を確認しましょう」


    <雪染ちさの秘密>

    雪染ちさは77期生担当の教員にして、74期生の元超高校級の家政婦

    家政婦である彼女は掃除、料理、けがの手当てなど多芸をこなす

    求められればそれらの道具を取り出し、対応するが・・・


    霧切「・・・それらの道具をしまっておくスペースがあのエプロンを付けた程度では稼げない」

    霧切「これが七不思議の詳細ね。彼女が生徒としてスカウトされる前からこの話は出ていたらしいわね」

    霧切「・・・話の一つには彼女は実は未来人で四次元の収納場所にしまっているなんてのもあるわね」

    霧切「この説では更に、彼女のハイスペックぶりは未来の道具のお陰と続くのだけれど・・・」

    霧切「今となってはそのネタはわかりにくいとか、古いとか言われてるわね」

    霧切「・・・なにを言ってるのかしら私は?」
  18. 18 : : 2016/07/15(金) 20:29:04
    霧切「さて、まずは職員室の彼女の机から調べてみようかしら?」

    雪染「でも引き出しの中はただの3次元のポケットだし、タイムマシンもないわよ?」

    霧切「私もそんなものを期待してはいないわ・・・」

    霧切「・・・雪染先生!?」

    雪染「こんばんは、苗木君と霧切さん♪」

    雪染「あれ?でも苗木君はもうお休みかな?」

    霧切(こんなところで本人が!?)

    霧切(こんな時は>>19するしかないわね)
  19. 19 : : 2016/07/15(金) 20:55:02
    罪木からもらったお香で催眠術
  20. 20 : : 2016/07/15(金) 20:55:34
    シャンデリアを落下させ雪染ちさを下敷きにする。(流石にやりすぎかな…?)
  21. 21 : : 2016/07/15(金) 22:46:28
    >>20さんも安価ありがとうございます!

    過度のグロになってしまうし、>>19さんが先でしたので今回は>>19を採用させていただきます!

    またの機会をお楽しみに!(過度のエログロなどは再安価ですが・・・)

    雪染「あと私はシャンデリアの上ですからね?」



    霧切(さっき見せてもらった時に持ってきちゃったこのお香で・・・)

    雪染「あら?それはお香?」

    霧切「ええ、いい香りですよ。嗅いでみます?」

    雪染「うーん、いい香り・・・」

    霧切(今ね!)

    霧切「ところで雪染先生。あなたにいくつか聞いてみたいことがあるの」

    雪染「うん、後輩の願いも生徒の願いも聞いてあげましょう」

    霧切(よし!かかった!)
  22. 22 : : 2016/07/15(金) 22:50:25
    苗木「う、うーん・・・」

    霧切「苗木君!やっと目覚めたのね!」

    苗木「う、うん・・・あれ、霧切さんに雪染先生?僕は音楽室に行って・・・」

    苗木「・・・どうなったんだっけ?」

    霧切「えーと、どこから説明すればいいのかしら・・・」

    苗木「まあ、雪染先生もいるし、丁度いいや」

    苗木「雪染先生!タイムテレビ貸してくれませんか?」

    霧切「あなたはその話を信じてたのね」
  23. 23 : : 2016/07/15(金) 23:12:42
    雪染「ごめんなさいね。タイムテレビは持ってないんです」

    苗木「まあ、持っててもそう簡単には見せないか・・・」

    霧切「・・・苗木君。今の状況は・・・」カクカクシカジカ

    苗木「マルマルウマウマってわけか。この説はガセだったんだね・・・」

    霧切「中の人的にも名無しで出た程度じゃ厳しいわ」

    苗木「なんだ、そうなのかあ・・・」

    霧切「話を戻しましょう。雪染先生、あなたは色々な道具をどこに入れてるの?」

    雪染「このエプロンの内側にたくさんポケットがあるんですよ。」

    雪染「くどいようですが、全部三次元ポケットでーす♡」

    苗木「どれどれ・・・確かに多いとは思うけど全然足りないと思うなあ・・・」

    霧切「このポケットの中を見ても?」

    雪染「いいですよー♪」
  24. 24 : : 2016/07/15(金) 23:28:54
    霧切「この鉄の塊は一体・・・」

    雪染「あ、それはですねえ・・・こうやってさすると・・・」サスサス

    塊「」グググググ

    霧切「・・・塵取りになった!?」

    雪染「ええ。形状記憶合金になってまーす♪」

    苗木「この棒は授業でも使ってるさし棒?」

    雪染「でもあるんですが、伸ばして先端につけるものによっては・・・」

    苗木「箒、布団たたき、はたき・・・なんにでもなるんだ!」

    雪染「ええ!宗方君達同級生や、先輩、時には後輩達からのアイデアがベースになってるのよ♪」

    雪染「先生としても生徒としても自慢の学園ですわ♡」

    苗木「アハハハハ!素晴らしいよ!」

    苗木「雪染先生の家政婦の才能は希望ヶ峰学園が集めた才能の集大成でもあったわけだね!」

    霧切「・・・お香をまた嗅いだせいで再発してしまったようね」
  25. 25 : : 2016/07/15(金) 23:37:02
    霧切「じゃあ、最後に・・・あなたは何も覚えていない、憶えていない・・・」

    霧切「雪染先生。今日の夜、生徒に会ったりした?」

    雪染「いいえ、誰にもあってませんわ」

    霧切「・・・大丈夫そうね。一応秘密にしておきましょう。狛枝先輩が知ったら面倒なことになりそうだし」

    苗木「・・・雪染先生のことは秘密。雪染先生のことは秘密・・・」

    霧切「・・・あなたも催眠術にかかってしまったようね・・・」



    <数分後>

    苗木「ふうー、やっと完全に解けたよ」

    霧切「中々リスキーね。このお香は・・・」

    苗木「ここで4つ目・・・折り返し地点ってとこかな?」

    霧切「次は・・・トイレの話ね」

    苗木「ト、トイレっていったら、まさか>>26の話を調べに!?」

    霧切「ええ、そうよ」

    >>10(>>11)と同様でお願いします
  26. 26 : : 2016/07/16(土) 00:02:29
    夜中になると女子トイレの個室が1つ増えて、うっかりその個室に入るとその個室から永遠に出れなくなる
  27. 27 : : 2016/07/16(土) 16:54:34
    苗木「・・・って霧切さん、僕が女子トイレに入っていいの?」

    霧切「大丈夫よ。今は誰もいないことは確認してるし、だれか来ても私が証言するわ」

    霧切「最も、変な真似をしない限りは・・・だけどね」

    苗木「し、しないよ!」

    霧切「冗談よ、苗木君にそんな度胸があるとは思えないし」

    苗木「それはそれで傷つくなあ・・・」

    霧切「まあ、とにかくトイレを調べましょう」


    <女子トイレ>

    苗木「でも僕は普段ここには入らないし・・・霧切さんが主に調べることになるかな?」

    霧切「まあ、あなたは普段の女子トイレは知らな・・・!!」

    霧切「・・・個室が一つ増えてる・・・」

    苗木「え!?」

    霧切「・・・増えた個室はここね」

    苗木「どうするの!?」

    霧切「そうね・・・>>28さん、次の中から選んでくれる?」

    1 苗木だけ入る
    2 霧切だけ入る
    3 二人一緒に入る
    4 個室には入らずに女子トイレを調べる
  28. 28 : : 2016/07/16(土) 18:03:05
    すみません、>>27の選択肢に

    5 その他(読者が書く)

    を追加します

    安価は改めて>>29にお願いします
  29. 29 : : 2016/07/16(土) 19:51:42
    3で
  30. 30 : : 2016/07/16(土) 21:30:08
    霧切「いい?覚悟はできた?」

    苗木「わかったよ・・・開けるよ!」ガチャッ

    苗木「・・・見た感じは普通のトイレっぽいけど・・・」

    霧切「・・・見ただけではわからないこともあるでしょうし、入るわよ」

    苗木「うーん、女子のトイレがどんな感じかは知らないけど・・・普通だね?」

    霧切「・・・ないわ」

    苗木「え?」

    霧切「・・・女の子に必要になることもある備品が無いわ」

    苗木「なんだ、そんなことか」

    霧切「いえ、この学園のトイレで全く見当たらないのは変なのよ・・・」

    苗木「えーと、そもそもその女の子に必要な用品ってのがよくわか

    霧切「あなたはそれを知らなくていいの、わかる?」ギリッ

    苗木「わ、わかったよ・・・」

    霧切「・・・なにも起こっていないし、一度出ま・・・」

    ガタン!
  31. 31 : : 2016/07/16(土) 21:52:14
    霧切「え!?」

    苗木「うわっ!?」

    ドーーーーーーン!

    苗木「あいててて・・・暗くてよく見えないなあ・・・」

    霧切「なんだか回された感じね・・・」

    苗木「ま、まさか、出れなくなった人と同じ末路に!?」

    霧切「!!な、苗木君、あなた・・・」

    苗木「え?どうしたの霧切さん?」

    ???「あれ? なにか、この中から声が聞こえるよお?」

    ???「声?この中からは聞こえねーはずだが・・・変だな?」

    苗木「だ、誰!?」

    ???「この声は苗木か!?・・・おい、開けるぞ!」ガチャッ

    苗木「え!?大和田君と不二咲君!?」

    大和田「苗木じゃねえか。どうした・・・!!」

    不二咲「どうしたの大和田君。あ、霧切さんも・・・!!」

    苗木「どうして二人がここに?」

    大和田「それはこっちが聞きてえとこだけどよお・・・」

    不二咲「まず、苗木君は自分の状況を把握した方がいいと思うよ?」

    苗木「え?」


    そう言われた僕は周囲を見渡した次に自分の下を見た

    そこには仰向けに倒れた霧切さんがいた

    そして、僕は四つん這いになっていたが・・・

    右手を霧切さんの胸についた状態になっていた


    霧切「~~~~~~~~~!!///」

    苗木「き、霧切さん!これは事故だよ!不可抗力だよ!」

    パシン!

  32. 32 : : 2016/07/16(土) 22:23:14
    大和田「なるほど、七不思議を調べに来てたわけか」

    不二咲「苗木君とはそういう話ではなかったんだね?」

    苗木「うん。よくわかんないけど、ああなったのはあくまで事故だからね?」ヒリヒリ

    霧切「・・・じゃあ、話を戻すけど女子トイレにいたはずの私たちがなぜ男子トイレにいるの?」

    霧切「それと、あなた達はこんな時間に男子トイレで何をしているの?」

    大和田「えーと・・・どこから話したらいいか・・・」

    不二咲「大和田君に僕の性別の事を相談したとこからかな?」

    苗木「そういえば、入学したばかりの頃は性別を偽ってたっけ・・・」

    不二咲「まあ、今では多くの人に知られてるけど・・・その頃は二人の秘密だったんだ」

    大和田「でまあ、トイレの話になったんだが・・・」


    <回想>

    大和田「まあ、男女共用のとこはともかく、男女別のとこはヤバイよな・・・」

    不二咲「出入りがきっかけで知られるかもしれないよね・・・」

    大和田「そういえば・・・ちょっと学園を漁ってみたらこんなのが出て来たんだ」

    不二咲「これは・・・設計図?」

    不二咲「・・・え!?男女それぞれのトイレを移動する仕掛け!?」

    大和田「ああ。なんでも卒業生の中に、性別をごまかしてたのが居たみたいだが・・・」

    不二咲「当時のクラスメイトが協力して作ろうとしたんだね?」

    大和田「ああ・・・けど、完成する前に卒業したせいで作りかけのまま残ってるらしい」

    大和田「で、そいつを俺たちで完成させればお前の問題が解決するかもな!」
  33. 33 : : 2016/07/16(土) 22:47:45
    大和田「・・・とまあ、そんなわけでその仕掛けを作ってたんだ」

    不二咲「みんなに知られたくないから夜にやってたんだあ・・・」

    苗木「そんなものが残ってたのかあ・・・」

    霧切「でも、もう性別を明らかにしてる今は必要ないんじゃないの?」

    大和田「まあ、そうなんだが・・・作ってること自体が楽しくなってきてな」

    不二咲「それに折角先輩たちが作ったものだし完成させてあげたくなったんだよねえ・・・」

    霧切「ただ大和田君・・・この仕掛けはどうにもならなかったの?」

    苗木「えーと、移動する方法は・・・」

    苗木「床や壁ごと回転して移動するって、大げさすぎるよね!?」

    ※下図参照

    女子トイレ側 壁 男子トイレ側
           |       
       →   |    ↓
           |
    ____________|_____________
    ↑床      |       
       ↑    |    ←
           |        
  34. 34 : : 2016/07/16(土) 23:02:44
    大和田「俺もそれは思ったんだが・・・」

    大和田「その先輩たちは移動の仕掛けと一角におく個室だけは完成させててな・・・」

    不二咲「ちゃんとそこの便器も床に移動する仕掛け付で完成してたんだよねえ・・・」

    霧切「まあ、こんな大げさな移動装置を3年以内に完成させたのはすごいわね・・・」

    苗木「一角だけの個室が女子トイレに現れたのが七不思議の真相だったのか・・・」

    霧切「でもこんな移動装置、他の人がいる時に使ったら・・・」

    苗木「うん、簡単にバレるね」

    大和田「・・・やっぱりそう思うか・・・」

    不二咲「・・・なんだかもったいないけど、やっぱりやめるべきだね・・・」

    霧切「・・・まあ、この個室を床の下に回したらこの仕掛けは封印しましょうか」
  35. 35 : : 2016/07/16(土) 23:13:38
    大和田「すまなかったな二人とも」

    不二咲「ごめんねえ・・・」

    霧切「いいのよ、気にしないで」

    霧切(生理用品が無かったのは彼ら男子だけが作ってたからだったのね・・・)

    苗木「えーと、これで4つの謎が解けたわけだね」

    大和田「ああ、そういえば七不思議とは別にこの学園の怪異が有る事を知ってるか?」

    苗木「何それ?」

    不二咲「うん・・・僕らが感じる時間は短くても・・・」

    大和田「或るやつからすれば長いこと経ったような気がする現象が時々おこるらしいんだ・・・」

    霧切「その怪異は『作者の睡眠』というタイトルかしら?」

    大和田&不二咲「!!」

    苗木「うん、素直にそういえばいいよ?」

    大和田「・・・まあ、次の七不思議は完全に作者が考えた物だそうだ」

    不二咲「というわけで、読者の皆さんはまた明日ねー」
  36. 36 : : 2016/07/17(日) 11:46:23
    霧切「それじゃあ、5つ目の不思議を調べましょう」

    不二咲「僕たちのを含めて4つも調べたんだ・・・」

    大和田「じゃあ、「異世界の鏡」はもう見つけたのか?」

    苗木「うーん、僕はその話は知らないけど、鏡絡みの不思議はまだないよ?」

    霧切「まあ、話の流れから言って次に会うのはこれね」

    苗木「またメタっぽい話だなあ・・・」

    大和田「えーと、この話はだなあ・・・」



    <異世界の鏡>

    学園の中に、時折謎の鏡が現れることがある

    その鏡はどこに現れるかはわからないが、夜にしか現れないのは確かである

    その鏡の中を覗くと、平行世界の自分の姿が映っているという


    大和田「・・・てな話らしい」

    苗木「ちなみに、平行世界って、どんな世界なの?」

    不二咲「それは人や見るときによって変わるみたいでね・・・」

    大和田「その詳細はわかってないんだよな・・・」

    霧切「・・・まあ、見てみればわかるかもしれないわね」

    不二咲「あふう・・・僕は作業で眠くなっちゃったし、自分の部屋に戻るよ・・・」

    大和田「ついて行きてえとこだけど・・・俺も作者が>>35を書いてた時くらい眠くなっちまったよ・・・」

    霧切「それは重症ね・・・二人とも無理はしない方がいいわね」

    苗木「じゃあ、二人ともお休み」

    大和田「おう、じゃあな・・・」

    不二咲「二人も遅くならないようにね・・・」
  37. 37 : : 2016/07/17(日) 14:08:45
    <廊下>

    苗木「それにしても、どこに現れるかわからないとなると探すのは大変だね」

    霧切「そうね・・・ここは苗木君の幸運に頼ろうかしら?」

    苗木「いや、幸運と言われても僕は・・・」

    霧切「さっきのトイレでの一件であなたの幸運っぷりは見せてもらったわ」

    苗木「い、いや、あれはその・・・」

    霧切「・・・!!苗木君、ちょっと待って!」

    苗木「え!?」

    霧切「・・・こんなところに鏡なんてないわよね?」

    苗木「まあ、廊下のど真ん中に邪魔になる場所だし・・・!!」

    霧切「・・・苗木君、ちょっと覗いてみてくれない?」

    苗木「わかったよ・・・」

    鏡の中を覗くと・・・>>38な苗木の姿があった
  38. 38 : : 2016/07/17(日) 16:16:43
    カムクラ化した苗木の姿
  39. 39 : : 2016/07/17(日) 21:57:47
    苗木「」ミギテアゲ

    鏡 ヒダリテアゲ

    苗木「」ヒダリテグー

    鏡 ミギテグー

    苗木「・・・誰なんだこの人は!?」

    霧切「・・・わからないけど、おそらく平行世界の苗木君でしょうね」

    苗木「でもだいぶ印象が違うよ?背も高いし、髪の毛も真っ黒でだいぶ伸びてるし・・・」

    霧切「苗木君。じゃあ、このアンテナは他に誰がいるの?」

    苗木「僕の他といったら、妹か日向先輩ぐらいしか・・・」

    鏡『ツマラナイ・・・』

    苗木&霧切「!!」

    霧切「・・・この声、完全に苗木君の声ね・・・」

    苗木「あれ?でもちょっと待って?」

    霧切「なに?苗木君?」

    霧切「・・・霧切さんが映ってないよ?位置からして映った姿が見えるはずなのに・・・」

    鏡『!!』

    霧切(今、鏡の中の苗木君が動揺した・・・?)

    霧切(・・・そういえばこの鏡、妙に奥に長い・・・)

    霧切「・・・苗木君。自分のほっぺを引っ張ってくれる?」

    苗木「え?夢か確かめるには自分でやらなきゃ意味が・・・」

    霧切「いいから!」

    苗木「わ、わかったよ!」グイー

    鏡 グイー

    苗木「いてててて・・・こんなことに何の意味があるの?」

    霧切「・・・そろそろね。手を放して」

    苗木「」パッ

    鏡 パッ

    苗木「・・・あれ!?鏡の中の僕、ほっぺがたるんでるぞ!?」

    苗木「そうかわかったぞ!!」
  40. 40 : : 2016/07/17(日) 22:22:57
    苗木「豚神先輩!なんのつもりです!」

    鏡『!!!!!!!』

    霧切「・・・ここから出入りするのね?出てきて」

    鏡『・・・』

    ガチャッ

    「ああ、ばれちゃったか・・・」

    そこから現れた詐欺師はご存知の十神風の姿になっていた

    苗木「豚神先輩・・・なんでこんなことを?」

    豚神「・・・変装の練習中だったんだよ・・・」

    苗木「変装?ならどうしてあんな姿に?」

    豚神「うん、痩せた体型が必要な時に備えてね・・・」

    霧切「・・・その体型はこれで再現してたのね」

    苗木「なにその出っ張り?」

    豚神「これで僕のぜい肉を引っ張って体型をごまかしてたんだ・・・」

    苗木「いやそれよりも、僕の原型ほとんど留めてなかったじゃないか!!」

    豚神「いや、それは・・・徐々にステップアップさせてくつもりだったんだよ・・・」

    苗木「ステップアップ?」

    豚神「うん。いきなりそっくりにしようとするとボロが出ると思って・・・」

    苗木「それで平行世界扱いされるような姿にね・・・」

    豚神「でも七不思議扱いされたら、バリエーション作るのが楽しくなっちゃって・・・」

    霧切「全く・・・不安がる人もいることに注意してほしいものね・・・」

    豚神「ごめんよ・・・」
  41. 41 : : 2016/07/17(日) 22:48:16
    霧切「まあ、私たちはその七不思議の調査に来てたんだけどね」

    豚神「そうだったんだ・・・こんな事になるまで調子に乗っててごめんよ・・・」

    苗木「もういいよ。もう遅いし豚神先輩も気を付けて」

    豚神「うん、お休み・・・」ドスドスドスドス

    苗木「まあ、一件落着かな?」

    霧切「残りは2つね・・・次は>>42へ向かいましょう」

    苗木「・・・狙ったように不吉な番号だなあ・・・」

    >>42は場所だけ指定してください
  42. 42 : : 2016/07/17(日) 23:25:54
    トラッシュルーム
  43. 43 : : 2016/07/18(月) 16:45:23
    霧切「さて、トラッシュルームに来たわね」

    苗木「安価が>>42だったからちょっと怖いなあ・・・」

    苗木「ここにはどんな話があるの?」

    霧切「このトラッシュルームにはね・・・亡霊が出ると言われているの」

    苗木「ぼ、亡霊!?」

    霧切「ええ・・・なんでも誤って焼却炉に落ちた人の亡霊らしいわ」

    霧切「夜中に行って、勝手に焼却炉が動いていたら要注意よ。炎の中に紛れた亡霊が仲間を求めて・・・」

    苗木「人を引きずり込もうとしてるってわけか・・・」

    霧切「・・・噂ではその亡霊はいじめを苦に自殺した人とも言われているわ」

    苗木「どっちにしても穏やかじゃないな・・・」
  44. 44 : : 2016/07/18(月) 21:12:07
    霧切「七不思議にありがちな亡霊の話がやっと出て来たわね」

    苗木「まあ、ストレートに殺しにかかるような七不思議もこれが初かな?」

    霧切「音楽室の話も割と殺しにかかってたけどね」

    苗木「ハハハハハ・・・そっちは話だけだったけどね」

    霧切「そういえば、亡霊が現れる時は肉が焦げるようなにおいがするらしいわ」

    苗木「へえ・・・その人の亡骸かな?」

    霧切「・・・なにか臭わないかしら?」

    苗木「そういえばそうだね・・・!!」

    メラメラメラ

    苗木「・・・誰かが消し忘れたとか?」

    霧切「・・・いいえ、今日の掃除当番は私だけど、消灯直前に消えてるのを確認したわ」

    苗木「・・・霧切さんがそういうなら、間違いないのだろうね・・・」

    霧切「・・・この臭いも肉が焦げるといっていいかもしれないわ」

    苗木「じゃ、じゃあ・・・もしや・・・」

    シャプシャプジュプッ

    苗木「・・・こ、これは何の音だ?」

    霧切「・・・おかしいわね。予兆は臭いと動いてる焼却炉だけのはずよ?」

    グチャッグチャッ
  45. 45 : : 2016/07/18(月) 22:30:46
    苗木「そこに誰かいるぞ!!」

    霧切「誰なの!?」カッ

    終里「ふぁふぇえ!ふぃふぁふぇふぁ!」(やべえ!見られた!)

    苗木「お、終里先輩・・・?」

    霧切「終里先輩。あなたはどうして肉なんか持ってるの?」

    終里「ちょっと待てよ・・・よし、焼けたな」

    苗木「それは・・・焼き芋?」

    霧切「焼却炉の中で焼いてたの?」

    終里「おう!夜食用にな!」

    苗木「いや、夜食なら家庭科室が生徒に開放されてるじゃないか!」

    終里「それがだなあ・・・俺が使うと後片付けが汚いって花村や雪染の奴に文句を言われちまうからなあ・・・」

    終里「他に火を使える場所でここをひらめいたんだ!」

    終里「しかもここなら汚くしても文句を言われない!どうだ!俺賢いだろ!」

    苗木(焼却炉の炎で焼いた食事をよく食べれるね・・・)

    霧切「さっきの音は終里先輩が肉を食べてた音だったのね・・・」
  46. 46 : : 2016/07/18(月) 22:46:43
    苗木「七不思議の正体は・・・」

    霧切「終里先輩がここで夜食を焼いてたわけね・・・」

    終里「七不思議って何のことだ?これといった異常は見当たらないぞ?」

    苗木(気づかないボケは澪田先輩とかぶるぞ!)

    霧切「・・・まあ、ガセといえばガセね」

    苗木「そうだね・・・終里先輩、そこで焼くとマズイしいからもうやめた方がいいよ?」

    終里「本当か!?まあ、ここはお前らに知られちまったし、他の場所を探すとするか・・・」

    苗木(焼くような夜食をやめるという発想は無いようだね・・・)

    霧切「これで、いよいよ最後の一つね・・・」

    苗木「やっと終わりが見えて来たね・・・」



    ※苗木達はこういってますが、作者はダンロンアニメに備えるため続きはまた明日!

    それとお気に入り登録ありがとうございます!
  47. 47 : : 2016/07/19(火) 17:18:47
    苗木「よし、じゃあ最後の場所に向かうよ!」

    霧切「ええ。・・・最後の場所?」

    苗木「うん、こっちだよ!」

    霧切(おかしいわ・・・最後の話に場所は関係ないはず・・・)

    苗木「霧切さん?早く来なよ」

    霧切「え、ええ・・・」



    霧切「・・・ここは校舎裏?」

    苗木「うん、最後の一つといえばここだよね?」

    霧切「ま、待って苗木君!」

    苗木「え?」

    霧切「私が知ってるものと違う・・・」

    苗木「え、そうなの?霧切さんが知ってる話はどんな話なの?」

    霧切「私の話は『封じられた七つ目』よ」

    霧切「実は七不思議は全て知ってしまった人は消えると言われているの」

    霧切「それに気づいた人によって、決して全てを知ってしまう人が出ないように、本来あった七つ目はきつく封印された・・・」

    霧切「それが封じられた七つ目の詳細よ」

    苗木「へえ・・・でもそんな構えなくてもいいんじゃないの?」

    苗木「だって、今までの七不思議って、全部卒業生を含めた生徒の仕業だったじゃないか」

    苗木「どっちが本当の話でも今度もきっとそういった話だよ」

    霧切「・・・それならともかく、危険なのは両方の話が本物だった時よ」

    苗木「両方が本物?・・・!!」

    霧切「気づいたようね。苗木君が知っている話がどんな話かは知らないけど・・・」

    霧切「両方が本物の場合、苗木君の話は決して知られないように封印された七つ目の話だった・・・ということもありえるわ」

    霧切「私が教えたりした結果、苗木君は全ての七不思議を知っていることになるわね」

    苗木「そ、そんな・・・」

    霧切「苗木君。あなたが知っている話を教えてちょうだい」

    苗木「ええ!?そんなことしたら霧切さんも全部知っちゃうよ!」

    霧切「大丈夫よ。苗木君は全部知ったのはトラッシュルームの亡霊の話を私が教えた時・・・」

    霧切「なのにあなたはまだ消えていない」

    霧切「・・・つまり最悪でも時間はあるということよ」

    苗木「・・・わかった。じゃあ、話すよ」
  48. 48 : : 2016/07/19(火) 18:32:50
    <モノクロエイリアン>

    校舎の裏で右半身が白、左半身が黒の人物を見かけても話しかけてはいけない

    なぜならばその人物は宇宙人だからだ

    彼と会話をしたが最後、洗脳されてしもべにさせられて連れ去られるという



    苗木「・・・これが僕が最後の七不思議として知っている内容だよ」

    霧切「宇宙人・・・確かに封印されてもおかしくない内容ね」

    苗木「七つ全部だけじゃなくて、この話だけでも十分消されそうだけどね・・・」

    霧切「・・・どっちの話も生徒の仕業であればいいのだけれど・・・」

    苗木「あ、そうだ!その宇宙人を見かけちゃった場合だけど・・・」

    苗木「『希望は前に進むんだ』って3回いうと逃げるみたいだよ!」

    霧切「・・・それが本当ならまだいいわね。私の話だけに専念できるもの」
  49. 49 : : 2016/07/19(火) 19:48:38
    どこぞの絶望さんですかww
  50. 50 : : 2016/07/19(火) 22:06:21
    >>49 まあ、白黒のあいつをイメージしていただければwww


    苗木「本当は教えてもらった時に、絶対に誰にも言ってはいけないとか言われてたけどね・・・」

    霧切「本当は広めて欲しかったんじゃないかしら?そう言った方が話は広まりやすいもの」

    苗木「ハハハハハ・・・」

    霧切「!!・・・誰かいる!!」

    苗木「え?・・・本当だ!しかも、話題に出たのと同じ配色・・・」

    霧切「でも、宇宙人というよりはマスコットっぽいけど・・・」

    ???「」コッコッコ

    苗木「えーと、そうだ!『希望は前に進むんだ!』」

    苗木「『希望は前に進むんだ!』」

    苗木「『希望は前に進むんだ!』」

    ???「」コッコッコ

    霧切「・・・止まらない!?」

    苗木「そ、そんな!!どうして!?」

    ???「バアッ!」

    苗木「うわああああ!」
  51. 51 : : 2016/07/19(火) 22:44:57
    ???「」カポッ

    江ノ島「なーんてね!!」

    苗木「え、江ノ島さん?君も七不思議を調べに?」

    江ノ島「七不思議?なんのこと?」

    霧切「苗木君。誰にも言ってはいけないと言われてたんじゃなかったの?」

    苗木「もういいよ。霧切さんの話を聞いたらそういうつもりだとわかったんだよ」

    苗木「ね?江ノ島さん?」

    霧切「え?宇宙人の話は江ノ島さんから聞いた話だったの?」

    江ノ島「霧切の質問にはyesだが、苗木の質問にはNOだー!」

    苗木「え?」

    江ノ島「お前にああ言っとけば、生真面目に黙ると思ってたんだよ~!!」

    江ノ島「あんたや石丸辺りなら『絶対に言ってはいけない』と言われたら黙るのだろうけどさ・・・」

    江ノ島「他の奴らに同じこと言ったら広まるっつー計算だったわけよ!」

    江ノ島「ただし、内容は変えました。苗木君には宇宙人の話を、他の人には封じられた話をしました」

    江ノ島「つまり、霧切さんは私に直接言われることも無く、封じられた七つ目を信じることになったのです」

    江ノ島「ウププププ・・・こうすれば、万が一両者の間で情報が交錯しても、霧切のように判断すると思ったんだよ」

    苗木「なんだって!?結局どっちが本当の話なんだ!?」

    江ノ島「そもそも七不思議とは、雪染の奴の話を広めた以外は全部わらわの捏造だったのじゃ!!」

    苗木&霧切「「な、なんだってー!?」」
  52. 52 : : 2016/07/19(火) 23:02:21
    苗木「なんだってそんな話を作ったんだよ!!」

    江ノ島「ウププププ・・・決まってんじゃん!君の絶望する顔を見たかったからだよ!」

    苗木「ぼ、僕の?」

    江ノ島「ええ。嘘の追い払い方も伝えた甲斐がありました」

    江ノ島「ただ、噂一つでは感づかれるかもしれないと思って、この学園になかった七不思議を付け加えさせたのです」

    苗木「え?他の七不思議はそのためだけに作ったの?」

    江ノ島「ええ。そうです。あなたに解明させて油断させるのが目的だったわけです」

    苗木「全く人騒がせな・・・」

    江ノ島「色々苦労しましたよ。広めるのにね」

    江ノ島「そのために、とある設計図をとあるモロコシに見つけやすい場所に置いたり、ね」

    霧切「それらもあなたの仕業だったのね・・・」

    江ノ島「ウププププ・・・だいせいかーい!」

    苗木「大正解もなにも今君が言ったんじゃん・・・」




    <宇宙船>

    白黒宇宙人1「なんだって?それは本当か?」

    白黒宇宙人2「ああ、あいつは確かに『希望は前に進むんだ!』だなんて3回も言ってたぞ!」

    白黒宇宙人3「ううう・・・我々の苦手なその言葉を吐くとは・・・」

    白黒宇宙人1「この星は危険だ!!早く逃げよう!!」

    こうして、人知れず絶望と希望によって地球の危機は回避されたのだった・・・

  53. 53 : : 2016/07/19(火) 23:04:30
    というわけで、オチがちょっと弱い感じですが、

    読んでいただきありがとうございます!

    ここから先は明日から一部の七不思議の前日・後日談を書きますので、そちらもよろしければどうぞ!
  54. 54 : : 2016/07/20(水) 20:44:43
    というわけで、前日・後日談スタート!

    <植物の宴・前日談>

    <音楽室>

    澪田「・・・これも違うっす・・・」

    江ノ島「どうーしたんだ先輩!!」

    澪田「あれ?盾子ちゃんじゃないっすか!いやー、実は・・・」

    説明中

    江ノ島「なるほどなあ・・・場所を変えて作るってのはどうだ!?例えば・・・植物園とか!」

    澪田「草木に囲まれた中で作曲・・・むはー!いい曲作れそうっす!」

    江ノ島「でもまあ、完成までは秘密に進めた方がいいんじゃない?こんな装置を作ってさ・・・」

    澪田「なるほど・・・和一ちゃんに協力してもらうっす!」


    <機械室>

    左右田「やだよ、そんなん作るのめんどくせーよ!」

    澪田「聞いてくれないって言うのなら・・・最後の手段っす!」

    左右田「あ?最後の手段?」

    左右田(まあ、ソニアさんに協力でもさせるつもりならそれはそれで・・・)

    澪田「歌うっすよー!」

    左右田「あわわわわ!逃げるぞー!」

    左右田「・・・ってなんでこのドア開かないんだよ!」

    江ノ島(ウププププ・・・あのモブにはこのつっかえ棒程度で十分逃走を防げるね・・・)




    演奏中



    左右田「ぎにゃああああ!の・ろ・わ・れ・るーーーー!!」

    左右田「わ、わかった!わかったから!!作るからやめろって!」

    澪田「作ってくれるんすか!?」

    左右田「作る作る!作るから!!」

    左右田(まあ、適当に少しずつ作業を進めていくか・・・)

    澪田「んじゃ、さっそく作るっすー!」

    左右田「今からやれってのか!?」

    澪田「大丈夫っす!機材は盾子ちゃんが用意してくれたし!」

    澪田「作ってる間も唯吹の歌をBGMとして演奏するっすー!」

    左右田「ぎにゃああああああああああああああ!!!」



    この時、実は左右田の機械製造最短記録が更新されていたが、

    本人を含め、その事実に気付けた者は一人もいなかったという・・・
  55. 55 : : 2016/07/22(金) 00:28:44
    またしてもお気に入り登録ありがとうございます!


    <音楽室の怪・後日談>

    罪木(ふゆう・・・練習して自信がついてきましたけど・・・)

    日向「練習のために、俺に音声パートをやってほしい?」

    罪木「はい、こんな事頼めるの日向さんしか浮かばなくて・・・」

    日向「いや、それなら澪田の方がいいんじゃねーのか?」

    罪木「いえ、澪田さんと合わせる前に練習しておきたいんです・・・」

    罪木「澪田さん以外だと、日向さんにしか相談できなくて・・・」

    日向「・・・まあ、超高校級の相談窓口である俺に聞くのはわかるけどな・・・」
    ※このssではそういう立ち位置です

    日向「わかった、俺でいいなら手伝うよ」

    罪木「あ、ありがとうございます!」

    日向「でもその前に一回弾いてみてくれないか?」

    罪木「あっ、はい!わかりました!」


    演奏中・・・


    日向「あれ?罪木、そこはシャープじゃないのか?」

    罪木「え?あ、本当です!でもよくわかりましたね」

    日向「まあ、なんとなくだけどな・・・まあ、他は大丈夫だったし、取り敢えずやってみるか!」

    罪木「は、はい!」

    罪木(よかった・・・日向さん、音楽の才能も結構あるようですし・・・)

    罪木「」(ピアノ演奏中)

    日向「」キーン(音程大外れ)

    罪木(な、なんでシャープの間違いに気づけるくらい耳がいいのに、音痴なんですか!?)

    日向「えーと、どうだった?罪木?」

    罪木「・・・あの、もっと練習してからの方がいいかもしれません・・・」

    日向「え?別になんの問題もないように思えたけど・・・」

    日向「まあ、お前がそう思うなら自信をもって弾けるようになってからの方がいいかもな!」

    罪木(問題はそっちにあるんですよおおおおおお!!)
  56. 56 : : 2016/07/26(火) 09:16:09
    <増える女子トイレ・後日談>

    苗木「そういえばさあ、卒業生で性別を偽ってた人って、どんな人なの?」

    霧切「そういえば、その協力者も名前とかは出てなかったわね」

    大和田「えーと、それはだなあ・・・」

    不二咲「特に作者は考えてないみたいだよ」

    苗木「え!?」

    大和田「まあ、本来ならそういった人物を出すべきなんだろうが・・・」

    不二咲「ssの注釈にオリキャラの方は出してなかったからねえ・・・」

    大和田「作者が安価から七不思議を考えたらあんな形の真相になったらしいぜ」

    苗木「そういえば、エログロの注釈も付けてなかったけど大丈夫だったかな?」

    霧切「オリキャラにせよ、エログロにせよ、そういった判断は作者が各々の基準でやるものよ」

    霧切「だから、どこからを注釈をつけるレベルにするか等は人によってバラつきが出てしまうものだと思った方がいいわね・・・」

    霧切「例えば、花村先輩を通常運転させるだけでも出す人もいるでしょうし、ね」

    大和田「いや、花村先輩に関してはそれで丁度いいと思うぞ」

    花村「まあ、そうしてくれた方が僕としても気が楽だけどね」

    大和田「ほらな、本人もこう言ってるし」

    不二咲「・・・って、花村先輩!?」

    花村「ンフフフフ!トイレの移動装置の話を聞いてマッハ20で駆け付けたよ!」

    苗木「変態だ!!いや、大変だ!!」

    霧切「大丈夫よ苗木君。花村先輩は大変な変態だからどっちでも間違ってないわ」

    大和田「そうだな、まあ大丈夫だな・・・って大丈夫なわけあるかよ!!」

    花村「みんな言い分がひどいなあ・・・まあ、否定しないのが僕だけどね!」

    不二咲「そこは嘘でも否定すべきところだよお!」

    大和田「おい!エログロの注釈は用意してないから、変なこと言う前に締め出すぞ!」ドタドタドタ



    チョーマタンネー!マダボカアヒトコトモハナシトランバーイ!

    ドタバタドタバタ
  57. 57 : : 2016/08/24(水) 16:41:39
    とまあ、一か月くらい経ちましたが、ネタが出ないので

    前日・後日談もこれで終わりにします。

    待っていた方ごめんなさい&読んでくれてありがとうございました!

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