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九頭龍(…我慢できねえ)日向(…ん?)

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  1. 1 : : 2016/07/10(日) 23:40:29

    ※これは健全なssです(重要)
    ※ノーマルです(これも重要)
    ※後味悪い話が苦手な方はブラウザバック推奨
    ※それでも見る方は自己責任
    ※設定は捏造なので細かい部分は気にしないで下さいませ
    ※キャラ崩壊注意報
    ※お酒は20歳になってから
    ※あと絶望編未来編希望編アニメ化おめでとう
    ※辺古山さんほんと好き


    ー座談会


    日向「このメンツで集まるのは久々だなー」


    左右田「ああ…アニメのソニアさん美しい」


    日向「七海…七海?七海ー!!」


    九頭龍「そーだな…」


    日向「七…九頭龍どうした?」


    九頭龍「いや、何でもねーよ」


    日向「そうか、何かあったら言えよ」


    九頭龍「…おう」


    左右田(…)
  2. 2 : : 2016/07/10(日) 23:41:37

    左右田「日向、早速一言いいか?」


    日向「ああ(左右田に言った訳じゃない」


    左右田「どうしてここにソニアさんが居ないんだああ!」


    日向「それは左右田の宿命だ」


    九頭龍「…あきらめろ」


    左右田「酷えなお前ら!もっと気の利いたこと言えねーのかよ!!」


    日向「ない」キッパリ


    九頭龍「気の利いたことなあ…」


    左右田「九頭龍あんのか!?」


    九頭龍「オメーはいいよなあ…希望があるからよお」フッ


    日向「報われはしないけどな」


    九頭龍「ペコ…」


    日向「七海…」


    左右田「お前ら…」

  3. 3 : : 2016/07/11(月) 23:46:27


    チビ弐大「クソじゃあああ!」


    左右田「だあああ!こいつうっせ!」


    日向「おい左右田…作ったのはお前だからな」


    九頭龍「…はあ」


    左右田「何溜息ついてんだよおい」


    九頭龍「あん?」


    左右田「いや、何でもないです」


    日向「そういえば何で俺達だけなんだろうな?」


    九頭龍「何か悪意を感じるな…」


    左右田「何が悲しくて野郎だけで集まんなきゃなんねーんだ?」


    日向「座談会っても何話せばいいんだろうな?」


    ?「何話せばいいって?」

  4. 4 : : 2016/07/11(月) 23:47:04


    左右田「おい、何かオレ達以外の声しなかったか?」


    九頭龍「一々反応すんな左右田」


    日向「何でそんなに冷静なんだよ」


    ぼよよ~ん


    モノクマ「そんなのダンガンロンパのこと話せばいいでしょ!」


    3人「モノクマ!?」

  5. 5 : : 2016/07/12(火) 22:03:50


    左右田「ていうかこいつ声変わりでもしたのか?前より声が高い気が」


    モノクマ「あのねえ左右田クン、熊にだって声変わりはあるのです」


    左右田「ないだろ」


    日向「声戻った」


    九頭龍「モノクマ、何企んでやがる」


    モノクマ「企んでないよボクはここにお呼ばれされただけだからね」


    日向「主催者誰だよ」


    左右田「止めよーぜオレらにはわかんねーし」


    モノクマ「絶望編楽しみだねー」


    日向「七海が出る時点で既に絶望だな…」


    九頭龍「机に脚乗っけたらペコに怒られた」


    左右田「妄想乙」プッ


    九頭龍「」ギロリ


    左右田「ヘヘ、怖くねーし」


    辺古山「」竹刀


    左右田「さーせんっしたー!」ドゲザッ


    日向「あれ?今辺古山居なかったか?」


    九頭龍「気のせいだろ」


    左右田「いや絶対居ただろ!」

  6. 6 : : 2016/07/12(火) 22:04:34


    モノクマ「左右田クンは現実と妄想の区別が付かなくなったのかな?」


    左右田「オレは正常だっつーの!」


    日向「おいおい左右田大丈夫かよ」ススス


    左右田「とか言いながら引かないでくれよ日向ァ…」


    日向「いや、これは椅子が勝手に…」


    左右田「そんな機能ねーよ!」


    九頭龍「つーかよ、そろそろツッコんでいいか?」


    日向「え、九頭龍…お前ツッコんじゃうのか?」


    左右田「オレですらまだツッコんでねーのに」


    モノクマ「蜂蜜うめえ……」ドロドロ


    九頭龍「いいや、オレは言うぜ…何で呑み屋に居んだよ」


    左右田「本当にツッコみやがった」


    日向「まあ気になってたしな…」


    モノクマ「それは主催者がねー」


    日向「じゃなきゃ来ないよな」

  7. 7 : : 2016/07/13(水) 22:13:52


    左右田「はっ!まさかモノクマ…お前が飲んでるのは蜂蜜じゃなくて蜂蜜酒」


    モノクマ「ご名答!やっぱり熊は蜂蜜酒、これは外せないよねー」プハァ


    日向「俺も何か飲もうかな?」


    左右田「いやあオレら仮にも絶望編では未成年だから飲めねーじゃん?ジュースでよくね?」


    日向「じゃあリンゴジュースで」


    左右田「オレはコーラ」


    九頭龍「オレは…」


    モノクマ「九頭龍クンは黒糖ジュースでいいよね?」


    九頭龍「」ショボン


    左右田「良かったな九頭龍」


    九頭龍「…良くねーよ」ボソ


    日向「左右田」ガシッ


    左右田「うわっ!?何だよ日向…」


    日向「九頭龍が好きなのはかりんとうであって黒糖ではない」


    左右田「いや、似たようなもんだろ」


    日向「似てないな、かりんとう=黒糖という訳じゃないしな」


    左右田「何だってんだよ」


    日向「今頼んだ黒糖ジュースは黒糖100%で甘過ぎなんだぞ!俺なら飲みきれない」


    左右田「日向は何が言いたい」


    日向「あれはモノクマの嫌がらせってことだよ」


    左右田「そーか、つー事はオレたちにも嫌がらせがくるってことか?」


    日向「否定出来ない」


    左右田「なるほど」

  8. 8 : : 2016/07/13(水) 22:15:20


    モノクマ「さっきから2人で何コソコソしてるのさ?つまんないから戻ってよ」


    九頭龍「」(´・ω・ `)


    日向「わかったって」


    左右田「今戻る」


    モノクマ「さっきから九頭龍クンこの調子でさーからかい甲斐なくてつまんないんだよねー」


    九頭龍「」ジーッ


    日向「そりゃ悪かったな」ゴクゴク


    左右田「?」


    日向「どうした左右田?」


    左右田「」ゴクゴク


    左右田「これ、コーラだけど何かアルコール入ってね?」


    日向「気のせいだろ?気にし過ぎだって」


    左右田「そうか?けどなーいつもより味が違う気がすんだよなー」ゴクリ


    モノクマ(そりゃコーラとお酒のスポドリ割してるからね…うぷぷ)


    九頭龍「…」


    九頭龍「」ゴクゴク


    九頭龍「!」


    九頭龍「」プルプル


    日向「あ、飲んだ」


    左右田「何か震えてね?」


    モノクマ「嬉しさの余り震えてるんだよ」


    日向(…そうか?)


  9. 9 : : 2016/07/15(金) 01:27:40


    九頭龍「」ガタッ


    左右田「あいついきなり立って何を…」


    九頭龍「」コポコポ


    モノクマ「ぎゃあああ!」


    日向「蜂蜜酒に黒糖ジュースを混ぜた!?」


    モノクマ「やるな人間!」


    左右田「モノクマのキャラがブレてるぜ」ケケッ


    モノクマ「キャラのブレがボクの個性っていうかね」


    九頭龍「」ゴクゴク


    日向「しかも混ぜた上で呑んだ」


    モノクマ「絶望的!」


    日向「おい、九頭龍?大丈夫か?」


    九頭龍(…我慢できねえ)


    日向(…ん?)


    九頭龍「黒糖蜂蜜酒うまいぜ」ババーン


    モノクマ「うわあああん!九頭龍クンあんまりだああああぁぁあああ!!」


    左右田「うっせーよモノクマ!今すぐその煩い口にコーラを流し込んでやる!」ヒック


    モノクマ「それだけはー」ゴクゴク


    日向「おい、よせってお前ら…他の人達に迷惑だろ!」


    モノクマB「安心しなよ!ここは貸し切りだからね!」


    モノクマC「そうそう!だからYou達思いっきり楽しんじゃいなYoh!」


    日向(確かに…いつの間にか貸し切り状態)


    九頭龍「日向」ユラァ


    日向「九頭龍…ってお前その手に持ってるのって…」


    九頭龍「いっぱい呑もうぜ?」



    そこから記憶にない

  10. 10 : : 2016/07/16(土) 16:28:19


    ー後日


    日向「このメンツで集まるのは久々だなー」


    左右田「ああ…アニメのソニアさん美しい」


    日向「七海…七海?七海ー!!」


    九頭龍「そーだな…」


    日向「七…九頭龍どうした?」


    九頭龍「いや、何でもねーよ」


    九頭龍(何かこの会話前もしたような気が…頭痛え)ズキズキ


    日向「本当にどうした?」


    九頭龍「だから何でもねーって」


    九頭龍(前も全く同じやり取りしたって言ったら頭オカシイ扱いされるだけだしな…)


    日向「そうか、何かあったら言えよ」


    九頭龍「…おう」


    九頭龍(言えねーよ)


    左右田(…)

  11. 11 : : 2016/07/19(火) 00:41:05


    左右田「日向、早速一言いいか?」


    日向「ああ(左右田に言った訳じゃない」


    左右田「どうしてここにソニアさんが居ないんだああ!」


    日向「それは左右田の宿命だ」


    九頭龍「…あきらめろ」


    九頭龍(さっきから頭痛え…まるで二日酔いのような…)


    左右田「酷えなお前ら!もっと気の利いたこと言えねーのかよ!!」


    日向「ない」キッパリ


    九頭龍「気の利いたことなあ…」


    左右田「九頭龍あんのか!?」


    九頭龍「オメーはいいよなあ…希望があるからよお」フッ


    九頭龍(ペコはもう二度と…)


    日向「報われはしないけどな」


    九頭龍「ペコ…」


    日向「七海…」


    左右田「お前ら…」

  12. 12 : : 2016/07/19(火) 01:37:44
    ??「こうして世界はループしていくんだね!」
  13. 13 : : 2016/07/20(水) 00:48:49


    チビ弐大「クソじゃあああ!」


    左右田「だあああ!こいつうっせ!」


    日向「おい左右田…作ったのはお前だからな」


    九頭龍「…はあ」


    九頭龍(DVDを繰り返し観てるような気分だぜ…)ズキズキ


    左右田「何溜息ついてんだよおい」


    九頭龍「あん?」


    九頭龍(そりゃ全く同じやり取りを見せられたら溜息もつきたくなるだろ)


    左右田「いや、何でもないです」


    日向「そういえば何で俺達だけなんだろうな?」


    九頭龍「何か悪意を感じるな…」


    九頭龍(この繰り返しにも…)


    左右田「何が悲しくて野郎だけで集まんなきゃなんねーんだ?」


    日向「座談会っても何話せばいいんだろうな?」


    九頭龍(そろそろ来るか…?)


    ?「何話せばいいって?」





  14. 14 : : 2016/07/21(木) 01:01:25



    左右田「おい、何かオレ達以外の声しなかったか?」


    九頭龍「一々反応すんな左右田」


    九頭龍(来るのは分かってんだよ)


    日向「何でそんなに冷静なんだよ」


    九頭龍(そりゃ周回してるしな)


    ぼよよ~ん


    モノクマ「そんなのダンガンロンパのこと話せばいいでしょ!」


    3人「モノクマ!?」

  15. 15 : : 2016/07/21(木) 01:02:29


    九頭龍(こう言っときゃいいか)


    左右田「ていうかこいつ声変わりでもしたのか?前より声が高い気が」


    モノクマ「あのねえ左右田クン、熊にだって声変わりはあるのです」


    左右田「ないだろ」


    日向「声戻った」


    九頭龍「モノクマ、何企んでやがる」


    九頭龍(大体こいつが原因何だよな…)


    モノクマ「企んでないよボクはここにお呼ばれされただけだからね」


    日向「主催者誰だよ」


    左右田「止めよーぜオレらにはわかんねーし」


    モノクマ「絶望編楽しみだねー」


    日向「七海が出る時点で既に絶望だな…」


    九頭龍(何が絶望って…結末が絶望ってわかってるから絶望なんだよ)


    九頭龍「机に脚乗っけたらペコに怒られた」


    左右田「妄想乙」プッ


    九頭龍「」ギロリ


    九頭龍(左右田…調子に乗りやがって!!)カッ


    左右田「ヘヘ、怖くねーし」


    辺古山「」竹刀


    左右田「さーせんっしたー!」ドゲザッ


    辺古山「」ササッ


    日向「あれ?今辺古山居なかったか?」


    九頭龍「気のせいだろ」


    九頭龍(よく憶えてねーけど)


    左右田「いや絶対居ただろ!」


  16. 16 : : 2016/07/22(金) 22:41:58


    モノクマ「左右田クンは現実と妄想の区別が付かなくなったのかな?」


    左右田「オレは正常だっつーの!」


    九頭龍(オレの方が異常かもしんねーな)アタマカカエ


    日向「おいおい左右田大丈夫かよ」ススス


    左右田「とか言いながら引かないでくれよ日向ァ…」


    日向「いや、これは椅子が勝手に…」


    左右田「そんな機能ねーよ!」


    九頭龍「つーかよ、そろそろツッコんでいいか?」


    日向「え、九頭龍…お前ツッコんじゃうのか?」


    左右田「オレですらまだツッコんでねーのに」


    モノクマ「蜂蜜うめえ…」ドロドロ


    九頭龍(言わねーと話進まねーだろうが)


    九頭龍「いいや、オレは言うぜ…何で飲み屋に居んだよ」


    左右田「本当にツッコみやがった」


    日向「まあ気になってたしな…」


    モノクマ「それは主催者がねー」


    日向「じゃなきゃ来ないよな」

  17. 17 : : 2016/07/23(土) 23:32:44


    左右田「はっ!まさかモノクマ…お前が飲んでるのは蜂蜜じゃなくて蜂蜜酒」


    モノクマ「ご名答!やっぱり熊は蜂蜜酒、これは外せないよねー」プハァ


    九頭龍(またこの流れかよ…)


    日向「俺も何か飲もうかな?」


    左右田「いやあオレら仮にも絶望編では未成年だから飲めねーじゃん?ジュースでよくね?」


    日向「じゃあリンゴジュースで」


    左右田「オレはコーラ」


    九頭龍「オレは…」


    モノクマ「九頭龍クンは黒糖ジュースでいいよね?」


    九頭龍「」ショボン


    九頭龍(ジャンジーエール…クルピス…さらば)


    左右田「良かったな九頭龍」


    九頭龍「…良くねーよ」ボソ


    九頭龍(これでまた前回と同じになっちまった…どうすりゃこのループから抜けだせるんだ?)


    モノクマ「ねえ九頭龍クン」


    九頭龍「…何だよ」


    モノクマ「無  限  ル  ー  プ  っ  て  絶  望  的  だ  よ  ね」


    九頭龍(な…に…?)


    モノクマ「まあこれでも呑んどきなよ」


    ……………………………

    ………………………

    …………………

    ……………

    ………



    .

  18. 18 : : 2016/07/25(月) 23:42:32




    ここは何処だ…?


    オレは一体…?


    ダメだ……


    何も考えられねえ…


    もうこのまま…………




    ――――ん




    …ん?


    今何か声が……


    ………


    気のせいか…


    うえ―――ん――


    誰か泣いてる…?


    ―うええぇぇえええん


    まさか…オレの声?





    ぼっちゃん!



  19. 19 : : 2016/07/25(月) 23:43:12



    ぺこやま「なかないでください そんなになかれると こちらまでかなしくなってしまいます」


    これは…昔の記憶か…?


    くずりゅう「やだよ おちてケガしたら イタいだろ?」


    くずりゅう「それに、ペコまでケガさせたくない」


    それとも現実?夢?


    ぺこやま「そのきもちは うれしいですけど…わたしは ぼっちゃんのかっこいいところがみたいので」


    くずりゅう「けど いたそうだしムリだよ」


    ぺこやま「でしたら わたしが したから みまもっています」


    このままこの空間に―


    くずりゅう「ほんとに?どこかにいったりしない?」


    ぺこやま「どこにもいったりしませんよ」


    とどまっちゃだめかな――?


    ぺこやま「ぼっちゃんがわたしをおもいつづけるかぎり どこにもいきません はなれていてもわたしは あなたのそばにずっといます」


    辺古山「ですから―ぼっちゃんは前を向いてあなたの思う道へ進んで下さい」


    "いつまでも夢の中で立ち止まらないで"


    "あなたの居るべきところはここではないのですから――――"



    ペコ―


    わかった


    いつまでも立ち止まってちゃいけねーよな


    オレは行くぜ…


    ありがとうな…
  20. 20 : : 2016/07/31(日) 20:19:08
    ……



    .



    ?「さ…クン……で…………ねー」


    ん?何か…急に景色が………


    ?「そ……たな」ゴクゴク


    ?「?」


    あれは日向と左右田か?


    ということは…


    日向「どうした左右田?」


    左右田「」ゴクゴク


    左右田「これ、コーラだけど何かアルコール入ってね?


    九頭龍「…」


    九頭龍(これは…何で黒糖ジュースが?)


    九頭龍(確かに黒糖ジュース飲めなくはないが…うーん)


    左右田「おい、黒糖ジュース飲むの躊躇してんぞ」


    日向「やっぱり苦手なのか…?」

  21. 21 : : 2016/08/06(土) 18:11:23


    九頭龍(今までの周回ならここで一口飲んでいたがここから先の記憶がないということは…)


    九頭龍「」ガタッ


    日向「九頭龍の奴席立ったな」


    左右田「あいついきなり立って何を…」


    九頭龍「」コポコポ


    モノクマ「ぎゃあああ!」


    日向「蜂蜜酒に黒糖ジュースを混ぜた!?」


    モノクマ「やるな人間!」


    左右田「モノクマのキャラがブレてるぜ」ケケッ


    モノクマ「キャラのブレがボクの個性っていうかね」


    九頭龍「」グイッ


    モノクマ「」ゴクゴク


    日向「しかも混ぜた上で呑ませた!」


    モノクマ「絶望的!」


    日向「おい、九頭龍?大丈夫か?」


    九頭龍(…我慢できねえ)


    日向(…ん?)


    九頭龍「黒糖蜂蜜酒もっと喰らえ!」ババーン


    モノクマ「うわあああん!九頭龍クンあんまりだああああぁぁあああ!!」ヨヨヨ


    左右田「うっせーよモノクマ!今すぐその煩い口にコーラを流し込んでやる!」ヒック


    モノクマ「それだけはー」ゴクゴク


    日向「おい、よせってお前ら…他の人達に迷惑だろ!」


    モノクマB「安心しなよ!ここは貸し切りだからね!」


    モノクマC「そうそう!だからYou達思いっきり楽しんじゃいなYoh!」


    日向(確かに…いやあれ?最初から店内に人居たっけ――――?)


    九頭龍「日向」ユラァ


    日向「九頭龍…ってお前その手に持ってるのって…」


    九頭龍「いっぱい呑めよ?」

  22. 22 : : 2016/08/12(金) 00:02:31


    今回はあのループから抜けだせた


    まあ何が前回までと違うかと云えば…


    オレ以外は意識がないことくらいか


    左右田「」チーン


    日向「」チーン


    モノクマABC「」チーン


    オレは妙にスッキリした頭で店から出た…


    何か忘れてる気がしたが


    気にしないようにして―


  23. 23 : : 2016/08/21(日) 17:09:30


    辺古山「」スタッ


    辺古山?「」ヌギッ


    戦刃「」サッ


    〈座談会企画自体がドッキリでしたー!〉


    江ノ島「おせーよ残姉」


    戦刃「盾子ちゃん…」シクシク


    左右田「何だドッキリかよ」


    日向「うーん…?」


    日向(にしては何100年もやったような感覚が…………気のせいか?)


    左右田「なあ、日向……」


    日向「どうしたんだよ左右田?」


    左右田「ここって日本だよな…?」


    日向「当たり前だろ?何言ってんだよ左右田!」


    左右田「だ、だよな…はははっ!」


    左右田「ならよォ日向、オメーの目で確認してみろよこの目の前の風景をな…」


    日向(左右田にそう言われ、俺は恐る恐る目の前の風景を目にいれた)


    日向(そこには見慣れた車や自転車、猫や散歩している年配の方の姿が
    目の前に広がるはず、だった―)


    日向(そこには荒れ果てた土地や建物が点々と遺っているだけだった―)

    ジッ

    なかった


    そう、俺達の知っている景色はもうなかったのだ―


    この世界のどこにも―

    ジジッ

    嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だこれは夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ幻だ妄想だ妄想だ妄想だ妄想だ妄想だ妄左右だ妄想だ妄想だ■望だ■望だ■望だ■望だ■望だ■望だ絶望だ


    誰か―■■―誰でもいいから否定してくれ

    ジジッ


    この嘘に塗れた世界を幻を妄想を―そして絶望を――――絶望?

  24. 24 : : 2016/08/31(水) 20:18:53


    江ノ島「うぷぷ」


    江ノ島「うぷぷぷぷ…」


    江ノ島「まさか、繰り返し続けている間に絶望的な年数が経っていたなんて…」クルッ


    江ノ島「座談会はドッキリ企画だけど時間経過はマジもんさ、先輩たちびっくりしたかな〜」


    江ノ島「え?肉体が腐ってる?何それ?希望ヶ峰学園の才能さえあればそんな肉体にはなりませんよ」


    江ノ島「びっくりして絶望してドン底に堕ちてくれたら嬉しーなーなんて…まあ、どちらにしても…既に飽きかけてますが」


    戦刃「レーション売ってないよ…盾子ちゃん」


    江ノ島「あるわけねーだろがああ!!」


    戦刃「」(´・ω・ `)


  25. 25 : : 2016/08/31(水) 20:20:03



    九頭龍「…………………は?」


    九頭龍「何だよこれ……」


    九頭龍「これ以上どう進めばいいんだよ…ペコ」

  26. 26 : : 2016/08/31(水) 20:21:12




    世界は時が経ち過ぎた


    彼等はこの世界に取り残された


    ループからは逃れても世界からはのがれられない


    それが彼らの宿命なのだろう






                  終わり

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著者情報
mimu1436

もこもこ◎ひつじ(真夏仕様)

@mimu1436

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