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東京喰種:floppy

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  1. 1 : : 2016/06/30(木) 23:34:51
    目が開いた瞬間、手術室のような場所にいた。
    なんでこんな所に…。
    目の前にミイラのような子供が現れた。
    「起きたみたいだよ。君は、今のところ安定してるね。」
    「安定…?」
    状況がつかめない。頭が割れそうに痛い…!
    そうだ、俺は喰種捜査官だ。名前は…武林 優。
    ここになんで俺はいる?そもそも、手足の感覚が…。
    その時、奥の暗闇から奇声が聞こえた。
    「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!ぉぁおおおおあ?おぇ!うぎゃぁぁぁぁぁぁ!」
    「また、滝澤君か。躾に行かないと。じゃあね。」
    「滝澤…。滝澤さん!滝澤もここに捕まっているのか?滝澤さん!今行きま…あれ?手と足が動かな……あれ?ない?なんで?足、手、どこどこどこ痛い痛い痛いぃぃぃぃあぁぁぃたぁィぃぃぃぃぃぃぃ!」
    そこで意識が途切れた。
    目が覚めると広いドームのような所にいた。ところどころ雨漏りしていて水たまりが見える。そこで気づいた。手と足がある。何故、ある。これは、俺の手足なのか?俺は人間だぞ…。嫌な予感がした。水たまりに、近づく。水たまりに恐る恐る覗いて分かった。すべてを思い出した。左目が赫眼になっていた。俺は、喰種になっていた。
    「たけ…ばゃしぃ?」目の前には白髪の黒いマントを着た隻眼の喰種がいた。
    「お前は…!あなたは、滝澤…さん?」
    「たけばゃしぃ、お腹空いて空いて。腹一杯に喰いたいなぁ。いただきまぁす!」
    滝澤から、赫子がでる。
    「滝澤さん!やめ…!」腹に赫子が突き刺さる。クソッ。痛い!血が、力が出ない…!
    「たけばゃしぃ!いただきまぁぁぁぁすぅ!」
    赫子が腹から引き抜かれる!引き抜かれたら、恐らく死ぬだろう。ここまでか、クインケもないし…。クインケ?いや、俺は喰種になったんだ。俺にも赫子があるはず。滝澤の赫子を手で掴む。
    「出ろ、赫子!クソッ!どうやりゃでるんだ!」
    「たけばゃしぃ、血がたくさん!たくさん!うまそうだぁ!」
    その時、武林の背中から羽のような赫子がでる。そして、腰から赫子がでる。
    「羽赫と鱗赫?」
    「なんだそりゃ?ぁ?ぁぁぁぁぁ!」滝澤が腹から勢いよく赫子を引き抜く。
    「グハァッ!腹がぁ!」
    血が止まらない。
    「はい。そこまでぇ!」上から隻眼の梟が勢いよく降りて風で滝澤と武林は別々の方向の壁にあたる。
    「武林君は、成功したみたいだね。滝澤君は、再調整かな?」
    梟の足に鷲掴みにされて、全身の骨が折れる。
    意識が遠のく中、滝澤さんの口から一つの言葉が聞こえた。「ま…ど…」そこで、意識が完全に途切れた…。



    毎日投稿するつもりです!感想とか、質問とかじゃんじゃんしてください!
  2. 2 : : 2016/07/02(土) 13:49:44
    「んん~~~~」

    「ボオオオオオオオオオイイイッッ!!!」

    彼は叫んだ。それも唐突に。

    みたいに台詞の間に空白があったほうが読みやすいと思いますよ!頑張って書いてくださいね!!
  3. 3 : : 2016/07/03(日) 00:24:18
    とても面白いですね

    自分のがしょぼく見えます(笑)
  4. 4 : : 2016/07/03(日) 10:31:37
    ありがとうございます!
    今日中には続き出します!
  5. 5 : : 2016/07/03(日) 11:38:23

    今回は過去編です!


    俺は武林 優。階級は一等捜査官だ。

    上司の加藤 紗凪(かとう さな)上等捜査官と組んでいた。
    順調に仕事をこなしていた俺達にもついに上から声がかかった…。20区梟討伐作戦…。

    梟討伐作戦会議

    「武林、起きろ!」
    加藤さんが寝ていた俺の横腹に膝蹴りをいれてきた。
    「ぐぼぁ!ちょっ…加藤さん!痛いっすよ!」

    「貴様ぁ。会議中に寝るとはいい度胸だなぁ。
    丸手さんにバレたら死んでいたぞ!」

    俺は欠伸をしながら
    「はぁ。すいませんした。」

    「ところで、武林…。今回の作戦、私達には出番は回ってこない。」

    「マジすか⁉︎」

    「だが、気を抜くな…。今回の作戦…やな予感がする…。」

    その時の俺はうかれていた。だが、現実は違った。

    梟討伐作戦当日

    「梟討伐完了だぁぁぁぁ!」
    まわりは歓喜に包まれた。
    その直後、夜空に希望を壊すように一つの流れ星が現れた…。
    そして、ビルから降ってくる大量の喰種…。
    衝撃、怯え、混乱、様々な負の感情がまわりを塗り替える。
    「あ、アオギリだ!全員、迎撃開始!」
    俺は、クインケを捨てて無我夢中で逃げた!

    「ヤダヤダヤダヤダヤダシニタクナイシニタクナイ!」
    走り続けた先で沢山の悲鳴と死を見ながらもただ走り続けた。
    「武林さん!助けグボァァァァア」アカデミーの同級生だ。
    しかし、武林は聞こえないフリをして走る。
    そして、雑居ビルの裏道に入ると一つの影がうっすら見えた。
    月明かりに照らされた顔は赤いマント、白いマスクに口だけ描かれている。
    「ヤダ…ヤダァァァァァァ!」

    後ろから足音が近づいてくる。
    そして、さっき捨てたクインケケースが武林の足元に置かれる。

    「武林。死ぬのは怖いか?」

    それは、加藤さんだった。

    「加藤さん…死に…たくない。俺はまだ…」

    「私もだ…。だが、最後まで戦え…それが喰種捜査官だ!」

    次の瞬間、大きい赫子に加藤さんは叩きつけられて残ったのは血だけだった。

    「うわぁぁぁぁぁぁ!」俺は、加藤さんだった血に走り手を伸ばすがその手は

    届かなかった…

    俺は赫子に弾きとばされて意識を失った…。

    今日の夜!続きを出します!

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ayumustar20001

三浦上等捜査官@UR難民

@ayumustar20001

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