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【ヒナミ生誕記念】フエグチ

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  1. 1 : : 2016/05/04(水) 19:09:00
    ヒナミ生誕企画のssです!

    http://www.ssnote.net/groups/2079

    このssは、ヒナミちゃんコクリアにいる頃、アキラさんとお話するだけのssです

    くだらないかもしれませんが、よければお気に入り、コメントよろしくお願いします!

    ついでにですが、上の企画参加者を募集してます。
    まだヒナミちゃんの誕生日まで17日程ありますが、よければご参加くださいm(_ _)m
  2. 2 : : 2016/05/04(水) 19:09:57
    きたい
  3. 3 : : 2016/05/04(水) 19:11:59
    まがーりんさん
    ありがとうございます!
  4. 4 : : 2016/05/04(水) 19:32:21
    コツ、コツ………、ダッ、ダッ、ダッ


    捜査官の足音をBGMにし、お兄ちゃん………佐々木琲世から貰った本を読む笛口雛実。


    その中から、1つ、音がだんだんと大きくなるのに気付く。


    ヒナミ「お兄ちゃん………。」


    しかし、目の前に現れたのは、佐々木琲世ではなく、真戸暁准特等。


    アキラ「残念だったなフエグチ。琲世は今捜査中だ。」


    ヒナミ「そうですか………。」


    アキラ「本日の聞き取りは私が行うわけだが………、その前に1つ、私個人の質問をしても良いか?」


    ヒナミ「え、えぇ。」


    その質問に、ヒナミは思い当たる節があった。


    それは、真戸呉緒の件。


    ヒナミの父、母を葬った真戸呉緒という捜査官を、霧嶋董香と一緒に倒した時のこと。


    殺したのはトーカだが、実際に重傷を与えたのは彼女だ。


    彼女も共犯者、アキラの怒りはごもっともだ。
  5. 5 : : 2016/05/04(水) 21:47:45
    アキラ「話したい内容はわかるよな?我が父、真戸呉緒のことだ。」


    アキラ「単刀直入に言おう。貴様が殺ったのか?」


    ヒナミ「私は、殺してません。」


    アキラ「では、殺しの協力はしたか?」


    ヒナミ「はい。」


    アキラ「~~~~~ッッ!!!」


    その言葉をきくと、歯をギシギシと鳴らし、怒りの表情をみせた。


    アキラ「………取り乱してすまないな。ということは、殺ったのは“ラビット”か?」


    ヒナミ「はい。」


    アキラ「そうか。………ありがとう、また明日来る。」


    ヒナミ「お兄ちゃんは……」


    ヒナミの言葉をかき消すように、バタンと戸を閉めた。


    また、ドタバタと響く捜査官の足音をききながら、本を読め始める。
  6. 6 : : 2016/05/06(金) 21:03:40
    期待
  7. 7 : : 2016/05/06(金) 21:04:03
    JYGPさん
    ありがとうございます!
  8. 8 : : 2016/05/06(金) 23:44:44
    アキラ「フエグチ、今日も質問させて貰って良いか?」


    ヒナミ「はい。」


    准特等にでもなれば、すぐにヒナミを処分を決定するのも容易いはず。しかし、それでもヒナミを処分しないことを考えると、ハイセが何かをしているのかもしれない。


    そう思うと、なんだか複雑な気分になる。


    アキラ「なぜ私の父を殺した?」


    ヒナミ「生きるためです。」


    アキラ「貴様が生きるために我が父が犠牲になる必要があるか?」


    言い返す言葉がなかった。


    この人にも“家族”がいた。それを私が殺した。


    ―――――私の両親を殺したのはこの人の父親、だけどその父親を殺したのは私。


    なんで、喰種とヒトは分かり合えないのかな。―――――

  9. 9 : : 2016/05/06(金) 23:45:01
    応援していますよ!(๑>؂<๑)۶
  10. 10 : : 2016/05/06(金) 23:45:43
    開闢の喰種さん
    ありがとうございます!
  11. 11 : : 2016/05/08(日) 21:22:17
    アキラ「人には家族っていうのがいてな、それは自分の命の次……いや、命以上に大切なものなんだ。」


    アキラ「人は脆い。周りの人間が死ぬのは、普通の事だ。」


    アキラ「だが、それでも人の殆どは、死んだこと一回一回を悲しむし、殺した奴を恨むだろう。」


    ヒナミ「私も……」


    喰種に助けられてきた分、ヒトに思いを伝えるのは初めてだろうか。


    勇気を振り絞って、自分の思いを伝える。


    ヒナミ「私も!!あなたの父に両親を殺されたッッ!!ヒトと喰種は同じだからッッ!!私だって悲しいよッッ!!」


    ヒナミ「お母さん達を無駄死にさせたくないもん………、生きたいよ………。」


    アキラ「…………それで、私の父を殺したのか。」


    アキラ「…………そろそろハイセの捜査が終わるだろう。私が訊きたいことはもうない。」


    そう言うと、何にも話さずに立ち去った。


    その悲しい後姿は、トーカに似てるように感じた。
  12. 12 : : 2016/05/08(日) 21:32:55
    最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。

    なんか、もう、あれですね、ヒナミちゃんにssを書くやる気をいただきたい。

    とか言ったら図々しいとバッシング受ける気がするので自力で頑張ります。ハイ
  13. 13 : : 2016/05/17(火) 10:48:08
    ヒナミ「これからも頑張ってね?フィンさん」ニコ

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ACAOT7126

ふぃん

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