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赤色の悪夢

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  1. 1 : : 2016/05/04(水) 12:28:57
    ー注意ー

    更新が超遅い

    暴力的な表現や、グロテスクな表現を含みます

    長男が怯えきってます。強い長男が好きな方は逃げて下さい

    作者は設定ブレイカーなので追加や変更が多々あるかと思います

    最後まで執筆できずに消すかもしれません


    ok?
  2. 2 : : 2016/05/04(水) 13:22:12
    ーとある病院の病室ー

    …真っ白なベッドの中、俺の兄は眠っている
    いや、眠らされていると言うのが正しいか
    兄さんが突然発狂したのは三日前の事だ
    必死になにか喚き散らしていた
    今は鎮静剤のおかげで落ち着いている
    ただ、俺達と顔を合わせるのを凄く嫌がっていた
    本人曰く「思い出してしまう」んだそうだ
    何を思い出すのか聞いても「言いたくない」の一点張り。
    その代わりにメモを渡された

    "勉強机のカギ付きの引き出しの一番奥にある日記に全部書いてある
    カギは開けておいた筈だからお前らだけで読んでくれ
    絶対に父さんと母さんには言うな"

    正直おそ松が日記を書き続けるなんて信じられないが、今はそんな事を言ってる場合じゃないだろう
    …ああ、もうすぐ目を覚ましそうだな
    家に帰ったら、皆で日記を読もう
    …おそ松、兄さん
    また、いつもみたいに笑ってくれるよな?
  3. 3 : : 2016/05/11(水) 08:57:06
    風邪ひいた


    カラ松「ただいま」

    チョロ松「あ、おかえり。…おそ松兄さん、どうだった?」

    カラ松「よく眠っていたぞ」

    チョロ松「そっか…」

    カラ松「…心配することなんて無いさ、またいつもみたいに笑ってくれる」

    チョロ松「うん…そう、だよね」

    …暫くは、俺が長男を務めないといけない
    皆のことを把握するのがこんなに大変だったとはな
    もしかしたら、演技はおそ松の方が上手いかもな
    いや、実際何かを隠し通したようだし、おそ松は「行き当たりばったりのダメ長男」を演じていた
    誰も気づく事は無かった

    カラ松「…ああ、そうだ。他のブラザー達は?」

    チョロ松「皆居間にいるけど…どうかしたの」

    カラ松「おそ松からメモを貰ったんだ。直接会えない代わりにってな」ピラ

    チョロ松「勉強机…日記…?」

    カラ松「今はブラザー達は全員いるようだし、父さんと母さんは病院だろう?夕方まで帰って来ないらしいから今のうちに読んでしまわないか?」

    チョロ松「うん、じゃあそうしよう」

    ー居間ー

    カラ松「今帰ったぞ」

    十四松「あ!お帰り兄さん!」

    一松「…」

    トド松「お帰り。…なにそれ?」メモヲユビサス

    カラ松「話は後だ。皆、二階に来てくれ」

    十四松「二階!何で?」

    チョロ松「おそ松兄さん、勉強机に日記を隠してたんだって」

    一松「…今、勉強机って」

    トド松「押入れに押し込んでなかったっけ…?」

    カラ松「だからそこを選んだんだろう。誰も見ないような所に日記は置くものだろ?」

    トド松「まあ、確かに」

    チョロ松「うわ…これは大変そうだな。」

    十四松「俺やるー!」

    一松「十四松!?」

    十四松「そぉーい!」グイ

    バキッ ドシャァ

    トド松「……障子取れちゃった…」

    チョロ松「十四松何やってんだよ!?」

    十四松「えー!でも取れたよ!」

    カラ松「障子は後で直しておこう。っと、確か…」

    チョロ松「あっ」

    一松「日記…「夢日記」?」

    トド松「え、夢日記って結構危険なやつじゃ…」

    カラ松「とにかく、読むぞ」

    俺は、日記の表紙を捲った

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