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クリスタ「あなたはなんなの?」

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  1. 1 : : 2016/04/28(木) 22:03:09
    エレクリの転生パロです。
    前に書いた転生パロとは少し違います。
    こちらもとりあえず前ぐらい書いて続編はどちらかにしようと思います。
  2. 2 : : 2016/04/28(木) 22:04:50
    サシャ「本当に謎ですよね」

    ユミル「ああ、確かに謎だな」

    クリスタ「何が?」

    サシャ「エレンですよ、エレン」

    クリスタ「エレン君がどうかしたの?」

    ユミル「はあ〜しゃあーねーな、要するに誰もあいつのこと知らないだろ?」

    クリスタ「え?そんなことないよ」

    サシャ「そうなんですか?じゃあ好きな食べ物は?」

    ユミル「誕生日は?」

    クリスタ「えーと‥‥」

    ユミル「な?何も知らないだろ?」

    クリスタ「‥‥」

    この時クリスタは確かにそうだと思った。
    エレン・イェーガー、2ーA組でいつも1人
    お弁当だって1人で食べてるし授業中も窓の外を見ている。でも勉強は出来ないことはない
    なぜならこの学校は進学校で特に2ーAは頭がいい人が集まっている。
    話を戻そう、そのエレン・イェーガーはクリスタが思うに人見知りではないと思う。
    グループ学習の時は普通に最低限のことを話している。それに男子が言うには体育の授業でも普通にこなしているらしい。

    おそらくこんなことを知っているのもクリスタだけだろう。その理由はたまたまクリスタはエレンと2年間同じクラスなのだ。


    サシャ「顔はカッコイイんだからもっと話せばモテると思いますけどね」


    ユミル「まあそうだなぁ、既に一部の女子からは人気だし」

    クリスタ「‥‥‥」

    ユミル「クリスタ?」

    クリスタ「ん?、うんそだね」

    サシャ「とにかく今日はもう帰りましょう、もう遅いですし」

    ユミル「ってテメーが追試受けたの待っててやったんだろうが」

    ーー次の日ーー
    1時間目の授業は英語で毎週この日は単語テストがある。(50問)だから大抵の生徒は早めに学校に着けばそのテストに向けて勉強している。クリスタもその1人で昨日覚えた単語を復習していた。その時クリスタは隣の席のエレンをチラッと見た。するといつも通り窓の外を見ている。それを見たクリスタは英語のテストなんてエレンにとってはどうでもいいのかと思っていた。でも‥‥
  3. 3 : : 2016/04/29(金) 17:35:25
    先生「よし手を止めて〜、隣の人と交換して」
    クリスタはエレンと交換した
    エレンの解答を見て少し驚いた
    クリスタ「(全部埋まってる)」
    そして先生が答えを言っていった
    先生「はい、丸つけ終わったら点数書いて返してあげて」

    クリスタ「満点‥‥」
    エレンから返されたクリスタも48点だったものの満点を取っても顔色一つ変えないエレンになんだんだろうこの人はと疑問が浮かんだ。


    ーー昼休みーー
    ユミル「はあ〜だるい、まだ後2時間もある」

    サシャ「そうですね、でも今はとりあえず
    お弁当食べましょう」

    ユミル「はいはい」

    クリスタ「ねぇユミル、サシャ、エレンは頭いいの?」

    ユミル「そんなことないだろ、たかがしれてるぜ」

    サシャ「エレンは頭良いですよ、知らなかったんですか?」

    ユミル「なんでお前がそんなこと知ってんだよ」

    サシャ「前のテスト返しの時、エレンの英語のテストがチラッと見えたんですけど100点でしたから」

    ユミル「マジかよ、あのテストむずくて平均もだいぶ低かったはずだよな」

    クリスタ「いつ勉強とかしてるんだろうね」

    ーーその後の二時間の授業も終わり放課後ーー

    ユミル「クリスタ〜早く帰るぞ〜」

    クリスタ「ごめん、ユミル今日提出の数学の課題するの忘れてたから今日はサシャと2人で帰って」

    ユミル「マジかよ、しゃーねーな」

    放課後の教室にはクリスタと同じような理由でいる人が数人となぜかエレンがいた。
    課題をするわけでもなくずっと窓の外を見ている。
    不思議に思ったのでクリスタは
    クリスタ「エレン君も課題し忘れたの?」と聞いてみたが

    エレン「いや、別に」
    返ってきた答えはそれだけだった。
  4. 4 : : 2016/05/01(日) 13:47:05
    数十分後とうとう教室にはエレンとクリスタしかいなくなっていた。
    それでも何か話すわけでもなく、クリスタもそろそろ課題が終わるので帰ろうかなと思った時、エレンが
    「クリスタは将来何がしたい?」
    急に話しかけてきた。
    びっくりしてエレンを見るといつもの様に窓の外じゃなくクリスタの方に体の向きを変えていた。
    クリスタ「えーと、まだ考え中かな‥‥」

    エレン「そっか、まあクリスタならなんとかなるよ絶対」
    こんなに会話をするエレンは初めてで
    この機会を逃したらダメだと思って
    クリスタは質問してみた。

    クリスタ「エレンは?」
    そうするとエレンはすこし笑って
    「外に行く」
    クリスタ「え?」

    エレン「だから、外だよ」

    クリスタ「外国ってこと?」

    エレン「まあそうかなぁ、日本は狭くて息苦しい」
    クリスタはその時エレンがいつも空を見ている理由が分かった気がした。
    クリスタ「だからいつもエレンは空を見てるんだね、嫌なんでしょ?この空」

    エレン「ああ、俺は本物の空を見たいし本物の空気を吸いたい」

    クリスタ「じゃあエレンは高校生を卒業したら、すぐに海外に?」

    エレン「それはまだ考え中かな、英語はできる方だと思うけど、お金もそんなにないしな
    だから東京の大学に行くつもりだよ」

    クリスタ「そっか、また遠くに行っちゃうんだね」
    それは自然に出た言葉だった。

    エレン「クリスタも来るか?」

    クリスタ「え?」

    エレン「冗談だよ、クリスタはやりたいことちゃんと見つけてそれ、 クリスタ「行きたい!、私も行く!」
    エレン「クリスタ?本気で言ってんのか?」

    クリスタ「うん、なんだか分からないけど私も本当の空を見たい!」

    エレン「分かった、なら一緒に行こう約束だ」

    クリスタ「うん、ほら今日はもう帰ろ?」
    エレン「ああ」
  5. 5 : : 2016/05/01(日) 22:25:17
    期待
  6. 6 : : 2016/05/02(月) 06:26:53
    期待ありがとうございます。
  7. 7 : : 2016/05/02(月) 06:28:25
    ーー帰り道ーー
    エレンと二人きりで帰ることなんてない思っていたクリスタは嬉しいながら緊張もしていた。
    クリスタ「エレン今日の英語の小テスト満点だったね、いつ勉強してるの?」

    エレン「満点っても小テストだしな、それに勉強してるっても毎日2時間ぐらいだぜ」

    クリスタ「へ〜でもサシャが言ってたよ
    前の定期テストも100点だったって」

    エレン「英語はな、他はそうでもねーよ、クリスタも頭いいだろ?今日は48点だったっけ?」

    クリスタ「満点の人に言われても嬉しくありません〜」

    エレン「悪りぃな」ニコッ

    クリスタ「初めて笑った‥」

    エレン「え?」

    クリスタ「エレン全然学校でも笑わないでしょ、笑った方がいいよ」ニコッ

    エレン「そうか?、まあ学校はな」

    クリスタ「なんで、学校じゃみんなと話さないの?」

    エレン「別に大した理由もないけどな、ただ群れんのが好きじゃないだけだ」

    クリスタ「そっか」
    クリスタはエレンがみんなと話さないのは何か特別の理由があるものだと思っていたので少し安心した。それと同時にエレンといることに緊張なんてなくなっていて楽しいなと思っていた。

    クリスタ「エレンの家はどこ?」

    エレン「ああもうちょい行ったところだよ」

    クリスタ「ふーん、兄弟はいるの?」

    エレン「いや、いねーよ」

    クリスタ「じゃあ3人で住んでるんだね」

    エレン「いや、1人だよ、色々あって親はいないんだ」

    クリスタ「アッ、ごめんね私エレンのこと全然知らなくて質問ばっかり」

    エレン「全然気にしてねーよ、じゃあ俺こっちだから、また明日な」ニコッ

    クリスタ「うん//」
    この時のエレンの笑顔がかっこよくて、なおかつまた明日なと言われたのが凄く嬉しかった。

  8. 8 : : 2016/05/03(火) 07:15:54
    ーー次の日ーー
    学校へはいつものメンバーで向かう。
    クリスタ「フフーン♫、おはよう、ユミル、サシャ」

    サシャ「おはようございます。」

    ユミル「ああ、おはよう私の天使」

    クリスタ「ほら、早く学校行こ♪」

    ユミル「えっああてかなんで今日そんなにテンション高いんだ?」

    サシャ「さあ、何故でしょう?」

    クリスタ「ちょっとね〜♪」

    ーー学校ーー
    おはよーう、おはよー
    クリスタ達が教室に入ると既にエレンがいた。
    クリスタ「(昨日あんな事があったけど、みんながいるときは喋ってくれないのかな?)
    エレンおはよー」
    恐る恐る声をかけたが

    エレン「おお、クリスタおはよう」ニコッ

    その瞬間教室全体が驚いた、当然だあのエレンが笑顔で挨拶をしたのだから。

    ユミル「ちょっとクリスタこっち来い」

    クリスタ「何?ユミル」

    ユミル「何?じゃねー何があったんだよ」

    クリスタ「ちょっとね〜ユミルには内緒」
    そう言うとさっさとエレンの所に戻ってしまった。

    ユミル「な、」

    クリスタ「エレン知ってる?今日の6限は体育祭の出場競技を決めるんだって」

    エレン「ふーん、興味ねーな」

    クリスタ「駄目だよ、興味無くてもちゃんと決めなくちゃ」
    こんな風に昨日と変わらずに話してくれるエレンに安心して、そして楽しかった。

    1〜4限が終わり
    ーー昼休みーー
    サシャ「さあ早くご飯食べましょう」

    ユミル「お前は毎時間休み時間になんか食ってんだろうが、クリスター飯食うぞ〜」

    クリスタ「うん、エレンも一緒に食べようよ」

    エレン「いや、俺は一人で食うよ、誘ってくれてありがとな」ニコッ

    クリスタ「うん//」
    その光景を見ていたユミルな気づいた

    クリスタ「ごめん、ユミル、サシャ待たせちゃったね」

    サシャ「本当ですよ、もう腹ペコです」

    ユミル「それはいいが、その前に一ついいか?」
    クリスタ「何?ユミル」

    ユミル「お前エレンに惚れてるだろ?」

    クリスタ「な//そんな//こと//」

    ユミル「顔真っ赤だぞ、まあ確かに笑顔はカッコイイな」

    クリスタ「惚れてるのか分からないけど、もっと知りたいし、一緒に居たいの」

    ユミル「そー言うのを惚れてるっーんだよ、まあ頑張れよ(ライバルは多いと思うけどな)」

    クリスタ「うん//」

    昼休みが終わり6限はHR
    先生「えーと分かってると思うがもう少しで中間テストだ、そしてそれが終われば体育祭その体育祭の出場種目を決めるわけだがその前にもう一つ決めないといけないことがある」

    ライナー「ここからは先生に代わって体育委員の俺とアニが説明する。今回の体育祭で初めての試みとなるフォークダンスをする事になった。」

    エレン「なんでだよ」ボソ

    ライナー「しかも原則男女ペアだ、別に他クラスだろうが他学年でもいいとのことだ、この学校は女子のほうが多いので女子同士のペアは認める場合はあるかもしれんが基本的には今言った通りだ」

    アニ「今からプリントを配りますのでペアが決まったところからおたがいの名前を書いて提出してください。期限は体育祭が始まる1週間前までです。」

    体育委員の説明があってから教室中は妙に静かにになった。何しろ男女ペアで男は必ず女子と組まなければいけないのだ。
    クリスタはエレンの方を見た。
    エレンは配られたプリントを見て面倒くさそうにしている。

    クリスタは思いきって声をかけてみた。
    クリスタ「エレンはどうするの?」

    エレン「どうするってもな、他学年に知り合いがいるからその人に頼んでみるかな」

    クリスタ「そうなんだ‥」
    その後6限目は自分の出場種目を決めた。

    ーー6限終了後ーー
  9. 9 : : 2016/05/03(火) 11:32:59
    期待してます
  10. 10 : : 2016/05/04(水) 21:47:05
    期待ありがとうございます。
    今日は少しだけになりますが
  11. 11 : : 2016/05/04(水) 21:48:39
    ユミル「クリスター帰るぞー」

    クリスタ「うん、ちょっと待ってユミル」
    「ねえ?エレンも一緒に帰らない?」

    エレン「いやいいけど、逆にいいのか?」

    クリスタ「全然いいよ、いいよねユミル?」

    ユミル「ちっしゃーねーな早くしろよ」
    こうして今日は3人で帰る事になった。

    ーー帰り道ーー
    エレン「いいのか?サシャ待たなくて」

    ユミル「いいんだよね、毎日待ってられっか、それよりお前はダンスのペアどうすんだ?」

    エレン「ああ、とりあえず知り合いに頼んでみる」

    ユミル「誰なんだけど?その知り合いっての」
    クリスタ「(私も気になる‥)」

    エレン「3ーBのペトラって人だよ」
    クリスタ「えーペトラさん?」

    エレン「知ってるのか?」

    クリスタ「うん、部活の先輩だよ、ね?ユミル」

    ユミル「ああ、まさかあのペトラ先輩と」

    クリスタ「どういう知り合いなの?」

    エレン「まあなんつーか姉ちゃん見たいな感じかな、たまにご飯も作りに来てくれるし、家も隣だしな」

    ユミル「(いいこと思いついた)なあ今からエレンの家行っていいか?」

    エレン「今からか?」

    クリスタ「何言ってるのユミル、そんなの迷惑に決まってるじゃない」

    エレン「別に迷惑じゃないけどよ、何も無いぞ?」

    クリスタ「本当にいいの?」

    エレン「ああ」

    やったーエレンの家だ///
    ありがとユミル

    ーーエレンの家ーー
    エレン「ここが俺の家だよ、あれ?鍵開いててんな、ってことは」

    「あ、おかえりエレン」

    エレン「やっぱり、来てたんですねペトラさん」

    ペトラ「うん、今日は部活休みだったからね、晩御飯作ってあげようと思って、あれ?
    クリスタちゃんとユミルさんじゃない」

    ユミル「どもっす」

    エレン「ああ、一緒に帰ってたんだけど家来たいって言うから」

    ペトラ「だから連れてきたの?」

    エレン「そうですが?」

    ペトラ「駄目だよエレンそんな簡単に家に女の子を家に連れてきたら」

    クリスタ「いや行きたいって言ったのは私達の方なので、でも驚きましたエレンとペトラ先輩が知り合いだったなんて」

    ペトラ「まあね〜私がいないとエレンは何もできないから」
    ペトラは自慢げに言った
    エレン「別にそんな事も無いですけど」ボソ

    ペトラ「何か言った〜エレン?」

    大きくはなかったがその声には明らかに迫力があった。

    エレン「いえ、何も」
    どうやらあのエレンもペトラにだけは逆らえないらしい。
  12. 12 : : 2019/09/19(木) 17:49:49
    期待 続きはよ見たい

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著者情報
detective

エレン【人類の希望】

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