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君の瞳の先にある歪んだ世界

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  1. 1 : : 2016/03/31(木) 22:56:10
    どーもリル(ry

    今回は進撃の世界で喰種を書きます!
    亀更新(重要)
    (文才は)ないです。
    長編になると思いますので、見ると決めた人は頑張って見て下さいね!
    ではいきまーす!
  2. 2 : : 2016/03/31(木) 23:06:01
    早速期待!
  3. 3 : : 2016/03/31(木) 23:09:30
    >>2 期待ありがたやーありがたやーm(._.)m
  4. 4 : : 2016/03/31(木) 23:21:51
    エレン「クソッ…ふんっ!」


    巨人「ガァァァァ…」シュー


    エレン「よしっ!」


    アルミン「やるねエレン!早速一体討伐だよ!」


    エレン「へへっ、そうか?よし、残りも蹴散らすぞ!」


    アルミン「うん!」





    あと15秒。






    アルミン「エレン!そっちに行ったから頼むよ!」


    エレン「おう!任せとけ!」







    10秒。








    パシュッ


    カンッ


    ギュィィィィン


    エレン「(よし、もらった!!)」











    5











    プシュゥゥゥ











    4











    エレン「(いける!!!)」











    3











    エレン「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」











    2











    アルミン「!?エレン!!!マズい!!!!」











    1











    アルミン「避けろ!!!!!」











    0











    エレン「!!!?」











    グギッ



    グチャ



    ベリベリ








    その戦場に日常茶飯事の様に流れている痛々しい音は









    今はやけに近く聞こえた。











    仲間の声と混ざり、ノイズとなる。











    ここは地獄。今日もこうして民衆を守るべく、生死を彷徨う勇敢な若人達が、戦場へと駆り出され、戦っている。











    残されるのは、溢れんばかりの"死"


  5. 5 : : 2016/04/02(土) 00:01:01
    エレン「(ここは……?)」


    「マズい!__に負傷!こ_は治_ん!あの__を持っ_こい!」






    もし俺が、この世界で戦い続けるならば、それは








    "悲劇"の連鎖だろう。










    ーーーーーーーーーーーーーーー


    エレン「う…ん?ここは…?」


    ミカサ「エレン?大丈夫?」


    エレン「ミカサ…?」


    アルミン「よかった…生きてて…」


    エレン「アルミンも…」


    ジャン「お前、3日も寝たきりだったんだぞ」


    エレン「3日も!?……迷惑かけたな」


    ミカサ「いいえ、エレンが大丈夫ならそれでいい」


    アルミン「一時はどうなるかと思ったよ…」


    ミカサ「エレン?怪我した部分はどう?」


    エレン「?何ともないぞ?」


    アルミン「3日しか経ってないのに?おかしいな…」


    ミカサ「あ、エレン。何も食べてなかったから、パンとスープを持ってきた。食べて?」


    エレン「!!?」


    エレン「(何だこの吐き気は?どうしたっていうんだ…?)」


    アルミン「エレン?顔色悪いよ?」


    エレン「そ、そうか?ミカサ、悪いが、今日はいらないよ」


    ミカサ「いいえ、食べなきゃダメよ」


    エレン「今日は無理なんだ」


    ミカサ「パンでも何でも、口に入れなきゃダメ。ちゃんと食べて」


    エレン「……分かったよ」


    エレン「あーむ…」


    エレン「(何だこの味!?パンがスポンジのような感触だ!)」


    エレン「オエエエ!!」


    アルミン「エレン!」


    ジャン「おいおい、どうしたってんだ?」


    エレン「(クソッ…何でだ!)」


    エレン「(そうだ、スープ。スープなら…)」


    エレン「オエエエ!!」


    エレン「(クソッ!馬の糞を飲んでるみてぇだ!)」
  6. 6 : : 2016/04/03(日) 23:29:33
    エレン「ミカサ!何だこれ!?クソ不味いぞ!」


    ミカサ「そんなことは…」


    アルミン「エレン、ちょっと貸して」


    エレン「アルミン、食ってみろよ。不味いぜ?」


    アルミン「あむ……」


    エレン「アルミン、不味いだろ?」


    アルミン「いや、普通に美味しい」


    エレン「はぁ!?何でだ!」


    ジャン「アルミン、俺も食う」


    エレン「ジャン!お前まで美味いって言うなよ!?」


    ジャン「エレン、美味いぞ?」


    エレン「何でだよ!何で俺だけ…」


    エレン「前は食べれたのに…」


    アルミン「あっ!」


    ジャン「ん?どうしたアルミン」


    アルミン「もしかしたら、あの手術のせいかもしれない」


    ミカサ「アルミン、それは本当?」


    アルミン「もしかしたらの話だ。エレン、臓器移植はしたよね?」


    エレン「ああ、傷が残ってる」


    アルミン「多分、その臓器が原因だ。先生に聞いてこよう」


    ジャン「あぁ、そうだな」


  7. 7 : : 2016/04/08(金) 01:04:24
    すみません、アニメ見てたら更新できてませんでしたw
  8. 8 : : 2016/04/08(金) 01:16:50
    コンコン


    「どうぞ」


    アルミン「失礼します」


    ジャン「先生、エレ…ゲフン……イェーガーの事で伺いたい事がありまして」


    先生「ほう、何ですかな?」


    アルミン「イェーガーは先程支給された朝食を摂っていました。ですが、口に含んだ瞬間に吐き気などの症状により、嘔吐してしまいました」


    ジャン「エレン曰く、事故前は食べれたのに、との事でしたので、先生に関係があると思いまして」


    先生「そうか、イェーガー君がそんな事を…」


    アルミン「はい、先生、何か知っていますか?」


    先生「(今この場で公表してしまっては計画が…、まぁいいだろう。話すか)」


    先生「彼には私事なのだが、研究に付き合ってもらった。自分勝手なのは分かっている」


    アルミン「何故そのような事を?」


    先生「私は幼い頃に読んだ本に記されていた事を叶えて見たかったのだ。"喰種"と呼ばれる生命体の生成をな」


    ジャン「グー……ル…?」


    先生「喰種とは、いわば人の形をした怪物、そんな感じかな」


    アルミン「!?」


    先生「喰種は人肉を食さないと生きていけない。無論、人の食す物は口に合わず、吐き出してしまう」


    先生「彼はこの世界で最初の喰種だ。特別なんだ」
  9. 9 : : 2016/04/09(土) 00:35:43
    期待してます‼️頑張ってください。(・ω・)ノ
  10. 10 : : 2016/04/09(土) 01:47:40
    >>9 期待に応えられるように頑張ります!
  11. 11 : : 2016/04/09(土) 22:08:19
    超期待!!
  12. 12 : : 2016/04/10(日) 02:32:37
    >>11 あざっす!超あざっす!
  13. 13 : : 2016/04/10(日) 03:00:08
    ジャン「何が特別だ!何でエレンなんだ!答えろよ!」


    先生「落ち着きたまえジャン君。冷静さを欠いては、戦場では死を招くぞ」


    アルミン「言う通りだ。落ち着こう、ジャン」


    ジャン「チッ……」


    アルミン「先生、どういう事ですか?」


    先生「あぁ、簡潔に言うとだな…」













    先生「彼には、この世界をもっと美しくしてもらいたいのだよ」











    アルミン「今、何て……?」


    先生「彼には、この残酷な世界を、もっと醜くして欲しいんだよ!」


    ジャン「狂ってやがる…!」


    先生「狂ってる?心外だなぁ。これでも、君たちのことを思ってやってるんだよ?」


    アルミン「僕たちの…事を?」


    先生「あぁそうさ。だが、これ以上行ってしまうとつまらない。またの機会で」


    ジャン「またの機会があるとでも?」


    先生「……彼の状況によるかな」


    アルミン「とにかく、僕たちは貴方を許したわけではありません。潰す時は、本気でいきますから」


    先生「そうか、それは楽しみだな」


    そうやって先生は僕たちを嘲笑った。


  14. 14 : : 2016/04/11(月) 23:50:51
    エレン「……アルミン、どうだった?」


    アルミン「エレン、君がもし今から告げる事によって取り乱すなら、言わないようにする」


    固唾を飲んで口を開く


    エレン「あぁ、構わない。続けてくれ」


    アルミン「エレン、君は"喰種"と呼ばれる生命体となってしまったんだ」


    エレン「!!!?」


    エレン「(聞いたことがあるぞ…、何でも、人を喰う化け物だとか…)」


    ジャン「エレン、何やら物知り顔だな?」


    エレン「あぁ、聞いたことがある。昔、親父が見せてくれた本に載ってたんだ」


    アルミン「!!?」


    アルミン「エレン、じゃあまさか、エレンのお父さんが関わっていると言うのかい!?」


    エレン「分からない。だけど、少なからずとも、可能性はあるぞ」


    ミカサ「ごめんアルミン、話が見えないのだけれど」


    アルミン「あぁ…ミカサは知らなかったね」


    アルミン「喰種というのは、簡単に言ってしまえば、人を喰う化け物だ」


    ミカサ「!!?」


    アルミン「そして、運動能力は人とかけ離れていて、何と、ジャンプすれば5mは飛ぶらしい。本気を出したら、それこそ化け物だ」」


    ミカサ「エレンはそんな化け物に!!?」


    エレン「あぁ、すまないなミカサ」


    ミカサ「いえ、エレンが謝ることじゃない」


    ジャン「そうだ。悪いのはこの世界だ。こんな物を生み出しちまった…な」
  15. 15 : : 2016/04/13(水) 18:30:28
    期待‼️頑張ってください‼️( ´ ▽ ` )ノ
  16. 16 : : 2016/04/18(月) 00:33:38
    >>15 はい!!頑張ります!
  17. 17 : : 2016/04/18(月) 00:39:36
    ミカサ「(エレンだけが化け物なんて…)」


    エレン「なあミカサ。お前の事だからきっと、私も化け物になるとか言うんだろ?」


    ミカサ「ッ……!!」


    エレン「それはやめてくれ。化け物役は、俺一人で十分だ」


    ミカサ「で、でもっ…」


    エレン「ミカサ、今は分かってくれ」


    ミカサ「……」


    アルミン「エレン、僕たちは君を裏切らないつもりだ」


    ジャン「お前はどうなんだ?」


    エレン「俺もお前達を信じるよ。でも、絶対とは限らない」


    アルミン「それは、もしかしたら暴走するかもって事?」


    エレン「…そうだ。暴走したら誰が誰だか分からなくなっちまうからな」


    ミカサ「もしエレンが暴走したら、私達が全力で止める。何としてでも」


    ジャン「おう。だから信じてくれよな」


    エレン「分かったよ…」
  18. 18 : : 2016/04/24(日) 01:21:11
    アルミン「じゃあ僕たちは戻るね」


    エレン「おう、今日は色々とありがとな」


    ミカサ「困ったら何でも言ってね?」


    エレン「はいはい、頼りますよ」


    ジャン「お前がバケモンって知って驚いたが…、お前元々バケモンだもんな?巨人っていう」


    エレン「ははっ、そうだったな」


    アルミン「じゃ、また明日」


    エレン「おう、じゃあな」




    3人は帰った。


    そしてエレンは、自分の力を試そうと外へ。






    エレン「んー、どんな感じなんだろ」


    エレン「こうか?」


    ピキピキィ…


    エレン「ん?今なんか…」


    先生「お、早速やってるね」


    先生「!?」


    先生「(ここまで発達しているとは…、誤算だな)」


    エレン「先生、俺なんか変わりました?」


    先生「あぁ、目が紅く…」


    エレン「!?」
  19. 19 : : 2016/10/12(水) 22:27:06
    先生「(ここまで発達しているとはな…Rc値が著しく上がったのか?)」


    エレン「あの、目が紅いって…?」


    先生「あぁ、まだ言ってなかったね。それは喰種である事を証明するものだと思ってくれていいよ」


    エレン「そ、そうですか…」


    先生「(エレン君は臓器移植だから赫眼は片方のみ…隻眼……ねぇ…)」


    エレン「先生、ちょっと自分で見てみたいんですがいいですか?」


    先生「ん?あぁ、構わないよ」


    エレン「じゃ、鏡見てきますね」













    鏡に映るのは今までの自分とはかけ離れた、威圧感、存在感、強さ、哀しさがあった。


    悲劇の象徴とでも表そうか。悲劇の始まりは突然だったのだ。


    何気ない日常。巨人との戦闘を主とした、本当に何気ない日常。内地で暮らす人々や、憲兵団の奴らから見たら、それはとても非日常に見えるだろう。


    非日常…悲劇……


    なんていい響きなんだっ!!!


    あぁ…もっと…もっとだぁ!!


    もっと刺激を!!!


    王の寵愛をっ!!!


    世界に慈悲を!!!!


    この醜く残酷な世界に慈悲となる光を!!!




    あひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!










    どこかで聞いたことのある嘲笑い声が聞こえた。





    そう……それは遠く昔の……





    死ぬ程憎んだ"奴"の声。





    だが俺はそんな奴は知らない。
















    は?








    死ぬ程憎んだ奴?










    誰だよ!!!!




    俺はそんな奴知らない!!!



    俺の中にいるのは誰だ!!!




    おりぇはエリェンイェーギャァだぁぁぁぁぁ!!!



















    なあ、"こっち側"に来ないか?


    お前ならその力を使いこなせる。


    お前しかいないんだ。














    誰だ?



    誰だ、俺に話しかけるのは














    俺自身だ。









    俺??おれがどうした????

    おれのなかにいるのはだれだ???


    おれ??だれ??

















    俺はお前の___だ。















    ___次に目が覚めたのは、二日後の夜だった。



    ミカサ曰く、酷い熱と汗が出ていたらしい。悪夢に魘され、無意識のうちに暴れ出したりしたらしい。





    俺はあの時の記憶がない。


    型抜きできっちりくり抜いたみたいに、すっぽりと抜けている。


    ただ1つ、分かることがある。












    俺が俺じゃなくなった。
  20. 20 : : 2016/10/12(水) 22:48:18
    それから時々、聞こえてくる。


    俺じゃない俺の声が。


    突然現れ、突然消える。


    そいつはいつもこう言い残していく。





    俺はお前の___だ、と。




    聞き取れない。


    一部分だけ抜け落ちている。




    そいつはこう言った。


    お前の成長が楽しみだ、と。




    単純に考えるが、成長することで抜け落ちている部分が分かるということだろうか。





    そして、何故かあの日から、俺は著しい成長を遂げた。




    暫定主席の座を取り、尋常ではない戦闘力を誇る身体能力を駆使し、実戦にも繰り出された。



    結果は、1時間あたりおよそ60体。


    1分に1体のペースだ。


    これは人間では不可能に等しい数値である。


    だが彼は人間ではない。


    "喰種"として、やるべき事を見つけたのだ。


    人より数倍の身体能力をもつのなら、その分の実績を挙げる事が使命だと思った。

















    それは、いつもと同じ、壁への移動中。



    耳鳴りは突然だった。













    お前は充分強い。



    お前に力を託して正解だったな。















    なんの力だ?


    何故俺を選んだ?














    簡単に言うと、"王"の力だな。


    お前は素質がある。


    お前に備わっている"座標"の力も、この"王"の力に似ているな。













    座標?何だよそれ。


    つまり俺に王座に着いて欲しいと?














    着いて欲しいではない。





    着け。














    俺はお前のぜ__だ。





    俺の全てはお前に託した。












    エレン「(俺はお前のぜ…?)」


    『ぜ』から始まる言葉は、俺の決して良いとは言えない頭の中で数ある引き出しの中から探し出された。





    全部?前世?全体?












    前世?










    前世ならば、俺は前世でも喰種ということになる。



    前世の俺は、喰種の王だったのか。





    死ぬ程憎んだ奴というのはきっと、前世の俺を殺した奴だろう。


















    頑張ろう。前世の俺に託されたのなら。俺をよく知る俺に、負けたくない。
  21. 21 : : 2020/10/01(木) 13:45:47
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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AsapyMaruyama

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