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  1. 1 : : 2016/02/15(月) 19:17:39
    ____ねえ、カネキ

    なに?恵美どうしたの?

    ____死なないで、生きてね

    急にどうしたの?

    ____カネキが死ぬ夢みたの・・・

    正夢ならないって・・・怖いなら、一緒に寝る?

    ____うん・・・ねえ、死なないでね。約束。

    ・・・うん。死なないよ、僕は。

    あの日貴方と約束した。絶対に死なないと。でも、神様はそれを許さない
  2. 2 : : 2016/02/15(月) 19:26:14
    ごめん、恵美・・・行かなくちゃ

    _____やだ、いかないで。一人にしないで。

    みんなのためなんだ・・・

    _____生きて戻ってきてね

    うん・・・約束する。

    そう約束したはずなのに・・・

    カネキ「うああああああ!あああ・・・」

    有馬「新しいクインケが、いる」

    私はみてしまった。死神がカネキを殺したのを・・・

    「あ、うあ・・・」

    私は足が震えてしまった。

    有馬「喰種・・・」

    死ぬの?入身さんも死んだ・・・みんな助けてくれない・・・

    有馬「じゃあね」

    クインケで殺されかけた瞬間だ

    入身「恵美さん・・・逃げて・・・」

    死んだはずの入身さんが、命を振り縛って助けた

    有馬「黒犬・・・まだ生きてたか」

    「入身・・・さ・・・」

    入身「逃げて!」

    私は入身さんの言う通り、逃げた。後ろを振り向き。

    入身「・・・恵美、ありがとう。さようなら・・・」

    有馬「貴方もさようなら」

    後ろで切られた音。入身さんは死んだ

    「ああ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・っ!」

    走る。どこに足が向かってるか不規則。それでも走る。

    「・・・」

    有馬「・・・恵美、か」

    死神は彼女が落とした学生証をみて、そう呟く
  3. 3 : : 2016/02/15(月) 19:28:04
    作者です!reの漫画買ったから、reのss書くことにしました!
    登場一覧に書ききれなかったけど、いろいろなキャラ出しますよ!
  4. 4 : : 2016/02/15(月) 19:38:22
    「うう・・・カネキ・・・入身さん・・・古間さん・・・芳村さん・・・」

    一人逃げ切った。仲間を見捨てて。寂しい。

    「なんて未熟なんだろ・・・」

    そうつぶやき、自分の鱗赫をだす。

    「今すぐいきます・・・」

    死のうとした瞬間だった。後ろから誰かにRc細胞を注射された。

    「っ・・・!?」

    気絶せずにすんだが、赫子がだせない。

    ?「なんで死のうとするの?なんなら俺に殺されたほうがいいじゃん。恵美さん」

    「だ・・・れ・・・」

    ?「振り向けばわかるよ」

    私はうしろを振り向いた。そこには・・・

    「あ・・・おまえ・・・っ!」

    死神だった。三人を殺した・・・

    有馬「あの三人、仲間だったの?」

    「うるさ・・・い・・・お前の・・・せい・・・でっ・・・!」

    うまく喋れない。

    有馬「・・・死にたい?」

    「は・・・?」

    有馬「仲間が命を捨ててまで守った命を無駄に?」

    「なにを・・・いって・・・」

    なにを言ってるのだろう。この男は。

    有馬「ほら、白鳩来る前に答えなよ。」

    ___君はどうしたいの?

    「わたし・・・は・・・」

    有馬「さん・・・」

    「みんなの・・・分まで・・・」

    有馬「に・・・」

    「せいいっ・・・ぱい・・・」

    有馬「いち・・・」

    そう、私の願いは・・・

    「生きたい」

    有馬「・・・そっか」

    遠くから捜査官の声が聞こえてくる。もはや手遅れ。

    有馬「・・・逃げよっか」

    「え・・・?」

    有馬「手、つないで」

    死神は手を差し出す。喰種の私に。

    有馬「生きたいんでしょ?」

    「う・・・ん・・・」

    私は、彼の手を取る。

    有馬「走って。逃げよう。」

    捜査官の彼・・・死神は、私とともに逃げた。
  5. 5 : : 2016/02/15(月) 19:43:08
    同時刻 23区~屋上ビル~
    月山「カネキくん・・・恵美さん・・・」

    一人の男は、倒れ泣いている。その隣にたつ少女。

    堀「月山くん・・・」

    月山「堀よ・・・美食とは一体・・・なんだ・・・?」

    彼は堀に問う。カメラをおろし、堀はこう返す。

    堀「月山くん、君は食材のために死ねた?」

    同時刻 23区~雪道~
    トーカ「カネキ・・・うあっ・・・」

    四方「・・・」

    トーカ「四方さんはなにも思わないんですか!仲間が死ぬのをみて!」

    四方「・・・」

    彼女は四方に問うが、なにも答えない。

    トーカ「入身さん・・・古間さん・・・芳村さん・・・!」

    四方は呟く

    四方「俺たちは失いながら生きていくしかない」

    そう呟き、悲しそうな顔をする・・・
  6. 6 : : 2016/02/15(月) 19:58:30
    二年後
    有馬「ただいま、恵美さん」

    「こんにちは、有馬さん」

    二年後、平凡な生活をしてる。

    有馬「今日は平子がね・・・」

    彼はいろいろな話をしてくれる。私の手を握り。

    「ふふっ・・・、また宇井さんに怒られたんですね」

    なにもない。すべてが普通。私の手足に特別な鎖がついている以外は・・・

    有馬「お風呂いってくるよ。逃げないでね。」

    そう、私たちは二年前、ある約束をした。

    _____カネキが生き返る・・・?

    そうだよ。君がある約束をしてくれればね。

    _____カネキが生き返るなら、命だって・・・

    俺と暮らそう。鎖つきでね。

    _____どうして?

    気に入った。条件はこれだけ。さあ、どうする?

    _____・・・カネキが生き返るなら。

    わかった。恵美さん、よろしくね・・・

    未だになぜこれが条件なのかがわからない。なぜ?どうして?
    ・・・カネキは生き返ったのかな。
    あ・・・あんていくの皆は生きてるの?
    拘束された日から、いろいろなことが頭に浮かぶ。

    「・・・カネキ、会いたいよ」

    同時刻 ?区~有馬家 風呂~
    有馬「・・・潮時かな」

    有馬はぽつりと呟く。

    有馬「ヤンデレみたいで怖いな・・・」

    そういったとたん、捜査官から電話が。

    有馬「あ、もしもし。ハイセ?」

    ___あ、有馬さん!テレビみてたら、僕運がいいみたいなんです!

    有馬「へえ、どんな内容だった?」

    ___実は・・・もうすぐで大事だった人に会えるみたいなんです!
  7. 7 : : 2016/02/15(月) 20:00:12
    有馬がヤンデレや
  8. 8 : : 2016/02/15(月) 21:04:00
    >>7
    作者「だよな。うん。キャラ崩壊してるけどあたたかあい目で!見守ってね。」
  9. 9 : : 2016/02/15(月) 21:23:07
    「・・・暇。」

    有馬がお風呂に入ったので、暇だ。私はただ、テレビをみるだけ。

    「ん・・・占い?」

    {十二月生まれと四月生まれのあなた!ラッキーです!}

    十二月・・・私だ。

    {あなたはじきに!運命の人に会えるでしょう!同じ月の人・・・もしくは!十二月は四月と、四月は十二月と結ばれるかもしれません!相手が覚えててくれてるかも!?}

    「・・・くだらないなあ」

    そういい、テレビの電源を切る

    「カネキ・・・会いたいよ」

    一粒の涙を流し、私はそう言う。

    同時刻 一区~CCG本部~
    暁「会議はこれでおしまいだ。みんな持ち場に戻れ。」

    暁の声が部屋に響き渡り、男は一人残る

    ?「書類終わらないな・・・」

    暁「ハイセ、先にいっとくな」

    ハイセ「はい!わかりました!」

    彼の名はハイセ。クインクスの指導者。

    ハイセ「はあ・・・あの占い、当たるかな・・・」

    考え事をしてたときだった。頭痛がハイセを襲う

    ハイセ「っ!?また・・・」

    ~ハイセの精神世界~
    ?「ハイセ・・・ねえ、僕を見てよ」

    まただ、またこれだ。

    ?「はやく返してよ・・・」

    僕は君に呑まれない。

    ?「そっか・・・じゃあ忠告。」

    忠告・・・?

    「今ね、死神の家に一人の少女がいるんだ。少ししたら、危険に合うかもね」

    なにいって・・・

    「ほら、見てよ」

    なにを・・・っ!?

    「ね、いるでしょ?行ってあげなよ・・・ね?」

    違う・・・これは幻覚・・・

    「一人殺すんだね。ダメだね。」

    違う、僕は・・・僕は・・・

    ハイセ「っ!?」

    目を覚ました。僕はまだ会議室で寝てた。もう夜だ。

    ハイセ「・・・帰らなきゃ、な」
  10. 10 : : 2016/02/16(火) 21:25:13
    「っ・・・ん?もう夜・・・」

    私はあの占いをみたあと、すぐに寝てた。そこに、有馬がやってきた。

    有馬「恵美さん」

    「・・・」

    有馬の手には、クインケがあった

    数時間前 ?区~有馬家 風呂~
    あの子を生かしてよいのだろうか。俺はまだ迷ってた。

    有馬「CCGは喰種を駆逐する・・・生かしてはならない・・・」

    わかってるはず。喰種は人間の敵。喰種は人間を喰う。

    有馬「なのに・・・どうしてなんだろうな」

    {あのとき会ったのは、運命なのか?}

    それとも・・・

    {ただの偶然?}

    もう一つ・・・

    {殺すために出会った?}

    考えてたとき、平子から通話がきた。

    有馬「・・・もしもし、平子?」

    ___有馬特等、なにしてるのですか?

    有馬「ああ、書類をまとめてる。」

    もちろん嘘。

    ___ならよかったです。丸手さんに怒られますからね。

    有馬「はは、確かにそうだね」

    とにかく平常心・・・

    ___そういえば有馬特等、ハイセが今からそちらに向かうようです

    有馬「へえ、そうなの・・・え?なんで?」

    ___お話しがあるようで・・・

    有馬「あ、ああ。いいよ。わかったって伝えといて。」

    ___わかりました。では・・・

    通話はそこで終わり。

    有馬「・・・さて、どうする・・・か。」

    今近くに、恵美がいる。もちろん喰種だ。喰種がいることを知れば、きっとハイセは彼女を駆逐するかもしれない。

    有馬「どうすれば・・・」

    彼女を生きて逃がすことは不可能。じゃあ、どうすればいい?考えてるうちに、答えがまとまった。

    有馬「・・・あのとき会ったのは、きっと今日殺すため・・・」

    話してて楽しかった。しかし、人間と喰種の仲を、神様は許さない。

    有馬「辛いが・・・」

    {殺すしかない}
  11. 11 : : 2016/02/17(水) 18:47:54
    有馬「・・・」

    「なんで・・・」

    有馬「じきにハイセがやってくる。ばれたらすぐ始末される。」

    「な、なら逃がしてよ・・・」

    有馬「逃がしても外は危険だ。」

    「私は死なない!」

    そうだ、私は死なない。カネキに会うまで・・・

    有馬「残念ながら、ここで死ぬ」

    有馬はIGZを恵美に向ける。

    「や・・・だ・・・」

    あのクインケは・・・

    ‘うあああああああ!あああ・・・‘

    ‘新しいクインケが、いる‘

    そう、カネキを殺したときに使ったもの。

    「やだ、死にたくない!逃がしてよ!カネキに会わせて!」

    大声で止める。

    有馬「少し黙って。」

    彼にRC細胞を注射される。そのせいで私はうまく喋れなくなってしまった。

    「や・・・めて・・・」

    有馬「大丈夫。君もあとで‘クインクス‘のメンバーにしてあげるよ。それまでさようなら。」

    有馬が私を殺そうとしたときだった。

    ?「すまねえが、それはできねえな。CCGの死神さんよ」

    誰かが有馬のクインケを弾く。

    有馬「・・・オロチか。」

    「あ・・・」

    私は匂いで誰なのかわかった。

    ?「恵美、帰ろうぜ。」

    {西尾さん}

    有馬「・・・この子、知ってるの?」

    錦「知り合いだからな。さっさと恵美をよこせ。」

    「なんで・・・ここに・・・」

    なぜここに西尾さんがきたのだろう。どの道にせよ、とりあえず助かった。

    有馬「知り合いなら・・・余計に殺したくないな。」

    そういい、私の鎖をほどき、背中にかつぐ。

    錦「はあ?さっき殺そうとしたじゃねえか」

    有馬「やっぱ殺さない。そこ、どいて。」

    同時刻 ?区~有馬の家 玄関~
    ハイセ「うっ・・・特等の家・・・アパート・・・」

    驚きだ。こんなにもボ・・・

    ハイセ「心の中で思っちゃだめだ!フラグがっ!」

    勇気だして入ろうとした瞬間、また頭痛が襲う。

    ~ハイセの精神世界~
    ?「恵美・・・西尾先輩・・・」

    またか・・・

    ?「おねがい、恵美・・・逃げて・・・」

    なんのことなの?

    ?「恵美が・・・死神に・・・」

    死神・・・有馬さん?なにがおきてるの?

    ?「こ・・・さ・・・」

    待って、いかないでよ!

    ?「ああ、時間だ・・・今日はこの辺で・・・」

    待ってくれ!話したいこと・・・

    ?「・・・サン、サッサン!」

    ハイセ「はっ・・・あれ、シラズくん?」

    不知「ぼーっとしてたから、来たんだよ!」

    ハイセ「あ、ごめんね・・・あ!そうだ!」

    僕はさっきの言葉に不安を抱き、すぐさま有馬さんの家のドアをあける。幸いにも、鍵はあいていた。

    不知「ちょ・・・サッサン!?」

    ハイセ「恵美・・・!」

    僕はいつのまにか、見ず知らずの誰かの名前を叫んでた。僕は中に入り、急いで先の部屋に向かう。

    不知「サッサン待ってくれ!俺もいく!」
  12. 12 : : 2016/02/17(水) 19:02:41
    有馬「あれ・・・そろそろハイセがくるみたい。どうする?」

    錦「ちいっ・・・恵美!また必ず来るから生きてろよ!」

    錦はそのまま逃げる。

    「う・・・ん・・・」

    私の声は西尾さんに届いたのか。未だに声はかすれてる。

    有馬「・・・中、入ってて」

    私は有馬にお風呂場へと投げられる。鎖とともに。

    「いた・・・っ!」

    有馬「今回は殺さないことにした。そこで静かに待ってて。」

    「え・・・まっ・・・」

    ハイセ「とりゃあああああ!」

    「うるさ・・・っ!」

    誰かがリビングのドアを丁寧に開けて、入ってから閉めて突入してきた。一体なにがおきたのか・・・そしてもう一人、リビングのドアを破って突入したバカがきた

    不知「なにがおきたああああああああああ!」

    有馬「俺のリビングのドアああああああ!」

    不知「ここボロいし大丈夫・・・て、有馬さあああん!?」

    「・・・」

    なにをどう説明すればいいの・・・なんかのアニメに似てきた気がする。

    ハイセ「ごごご、ごめんなさい!有馬さん!」

    有馬「・・・弁償、してね」

    さっきまで殺気が漂ってた。そのはずなのに、今は和むふいんきとなってた。
  13. 13 : : 2016/02/17(水) 19:08:05
    有馬ああああ
  14. 14 : : 2016/02/18(木) 17:38:34
    ハイセ、めっちゃ礼儀正しいww期待です!
  15. 15 : : 2016/02/20(土) 01:18:25
    期待どす
  16. 16 : : 2016/02/23(火) 10:43:53
    あれから数時間後・・・

    ハイセ「べ、弁償額は・・・」

    不知(震えてるぞサッサン)

    有馬「1500万ね」

    ハイセ「た、高いですよ有馬さん!」

    有馬「不知二等」

    不知「は、はい!」

    有馬「弁償、してね?」

    不知吟士は、大量の額を負わされた。なんて悲惨なんだ。

    「はあ、どうしよ・・・早くしてよ・・・」

    ハイセ「あ、有馬さん。洗面所借りますね」

    「!?」

    有馬「あ、まっ・・・」

    実はお風呂と洗面所は繋がっており、お風呂のドアが開いている。有馬が止めようとしたがもう遅い

    ハイセ「・・・女の人?」

    「あ・・・れ・・・?」

    ハイセ「・・・見覚え・・・ある・・・じゃない!」

    ・・・バレてしまった

    同時刻 ?区~アオギリ~
    ?「ぼ、僕はこれでいいのかな・・・・」

    一人そう呟く喰種。

    ?「おい、トルソー」

    トルソー「あ!えーと、確か・・・」

    ?「アヤトだ。」

    トルソー「そうだ、アヤトくん・・・」

    アオギリ所属、元タクシー運転手{トルソー}
    彼は傷のある女性を好み、胴体以外切っては、その胴体を{恋人代わり}にしてた。
    そのうちの一人が{捜査官}で、そのせいで社会の立場が悪くなってしまったたま、現在はアオギリに所属してる。

    アヤト「一つ質問いいか?」

    アオギリ所属、{ラビット}
    20区に住んでた喰種であり、過去では大量の捜査官殺しをやっている。

    アヤト「お前が対面したクインクスってやつの中に・・・‘佐々木‘ってやつ見かけたか?」

    同時刻 ?区~有馬の家~
    ハイセ「これはどういうことですかねぇ・・・」

    有馬「二年前。隻眼。戦闘。会う。回収。わかるかな」

    ハイセ「ざっくりすぎです!」

    「うるさい・・・」

    私はようやく鎖から解放され、外にいる。だが・・・

    不知「なあ、恵美だっけ・・・?サッサンと特等うるさいな・・・」

    「同感。外では静かにしてもらいたいです。」

    未だにハイセの説教が続く。

    ハイセ「もういいです!不知くん、次の捜査ってなんだっけ?この子にも協力してもらう。」

    「ストップ。」

    待って、唐突はもういれないでほしい

    有馬「俺が提案したよ」

    「今度殺していいですか?」

    有馬「殺せないよ」

    ハイセ「あ、次の捜査ナッツクラッカーだったね」

    ん?‘ナッツクラッカー‘?

    不知「男のアレ破壊すんだよな・・・痛そうだぜ」

    ハイセ「だよね・・・ナッツクラッカーの顔はもう既に割れてるけど、まだ様子見だとか。」

    ナッツクラッカー・・・ナッツ・・・ダメだ、思い出せない

    有馬「あ、みて。いい店あるよ」

    ハイセ「あ、本当ですね!いってみますか?」

    有馬・不知「今から本部帰らなきゃだから二人で」

    ハイセ「ええ・・・そっかあ。じゃあ二人とも頑張ってください!」

    二人はお仕事があるようで、ハイセと二人きりになった。

    「・・・」

    ハイセ「あ、あの?入ります・・・か?」

    「あ、うん。はいるよ」

    私はそういい、先に店のドアに手をかける

    「こんにちは・・・あ」

    ?「・・・」

    入ると見覚えのある男性が一人

    ハイセ(そ、存在が・・・)

    そして、奥から・・・

    ?「ちょっと兄さん!お客さんがきたら挨拶してって・・・何度・・・も・・・?」

    「あ・・・トー、カ?」

    トーカ「恵美に・・・後ろの人・・・」

    お店の名は{;re}。ここで久しぶりの再会を果たす。
  17. 17 : : 2016/02/24(水) 19:45:59
    ハイセ「知り合いですか?」

    「あ・・・うん。昔の。」

    トーカ「おい、話あるからこい」

    トーカはそう言い、私の手を引っ張る

    ~re喫茶店(裏)~
    トーカ「あんた、CCGの情報、聞かなかった?」

    「へ?あ・・・聞いたは聞いたけど・・・」

    トーカ「そんなかに‘ナッツクラッカー‘って名前なかった?」

    「あ・・・」

    {次の標的はナッツクラッカー}

    「うん・・・あったよ」

    四方「聞き覚えは?」

    そう、私は名を聞いたとき、なにかを感じた。まるで・・・

    一度どこかで会ったはずのような。

    トーカ「あんたの姉も行方不明だよな・・・」

    「うん・・・」

    恵美の記憶
    7区 ~喰い場~
    ?「ねえ恵美!健康になる方法のってあった!」

    「あ、あった!さすがお姉ちゃん!」

    ?「といっても、そいつ殺して奪ったけどね・・・」

    「でもすごいよ!お姉ちゃん尊敬する!」

    ?「ふふ、ありがと!あ・・・今日用事あるから、先に帰ってていいよ」

    「へ?用事?」

    ?「うん。とーっても、大事な用事!大丈夫、ちゃんと帰ってくるから!」

    「うん!帰ったら一緒にあそぼ!」

    ?「はいはい!」

    その約束をしたはずなのに。姉は帰ってこなかった。

    「お姉ちゃんー!一緒にかえろー!」

    私は喰い場に戻った。しかし、そこにあったのは・・・

    「・・・おねえ、ちゃん?」

    姉が持ってきてくれた本と、何者かの血しかなかった。
  18. 18 : : 2016/02/24(水) 19:55:18
    同時刻 ~re喫茶店~
    ハイセ「遅いな・・・ん?」

    僕は恵美さんの帰りを待ってた。そのとき、誰かから電話が来た。

    ハイセ「もしもし」

    ___あ、先生!ナッツクラッカーの足取りがつかめました!オークションです!

    ハイセ「む、六月くん!?まさか一人で・・・でも、よくやった」

    ___はい!それと、今すぐ本部に来てください!明日がオークションなんです!では!

    電話はそこで途切れた

    ハイセ「明日・・・早いな。」

    僕は恵美さんが消えた方向をみる

    ハイセ「・・・まあいいか」

    同時刻 ?区~?~
    ?「はい、マダム。なんでしょう。・・・はい、はい。わかりました。では明日。いい商品をお楽しみに。終わったらお金くれますね?はい、はい・・・では。」

    謎の人物は、通話を切る。終わった後に首元に飾ってあるネックレスを握りしめ、こうつぶやく。

    ?「恵美、あと少しだよ・・・」

    同時刻 20区~re喫茶店~
    トーカ「白鳩はいったな・・・」

    窓から外をみつめるトーカ。

    トーカ「・・・恵美、姉の足取りがつかめた。さっき四方さんが教えてくれたんだ。」

    「えっ・・・本当!?」

    本当なのだろうか。私はとても嬉しかった。

    {おねえ、ちゃん?}

    あのとき血をみた私は、姉は死んだのかもしれないとも思ってしまった。けど、姉は生きてる。生きてたのだ。

    トーカ「場所は・・・」

    ‘オークション‘
  19. 19 : : 2016/02/24(水) 20:06:54
    次の日
    「えっと、この格好・・・ドレス?」

    トーカ「おう!今から四方さんが目的地の途中まで連れてってくれる。」

    四方「時間がない。しゃべるのはあとだ。いくぞ。」

    私とトーカが話してるときに、四方はそういう。

    「うん・・・わかった」

    私は支度を整え、出発した。後ろからトーカは見送る。

    1区 ~白鳩本部~
    六月「先生・・・大丈夫でしょうか?」

    ハイセ「大丈夫。あの人もいるから。」

    六月「はい・・・頑張ります!」

    ハイセ「よし・・・皆準備はいいね?」

    ‘生きて帰ろう。‘

    同時刻 ?区~オークション場近く~
    「もう少し・・・」

    私は四方さんと別れた後、自力でオークションに向かってた。

    「あとちょっとで姉に・・・」

    もう少しかと思ったときだ。

    ?「おいしそう」

    「えっ・・・」

    うしろを見ようとした時には遅い。ハンカチで口を覆われ、私はすぐに意識を失う。

    「ねえ・・・さ・・・」

    ここで死ぬの・・・?

    ?「大丈夫、死なないよ」

    謎の人物はそう言う。そのときには恵美は意識を失ってた

    数時間後 ~?~
    「・・・ん?」

    私は目を覚ました。見知らぬ箱の中。寒い。

    「なに、ここ・・・」

    私が考えてた時、カツンと足音が鳴り響く。

    ?「運、べ」
  20. 20 : : 2016/02/26(金) 08:37:35
    http://www.ssnote.net/archives/43772

    オークション戦

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