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ミーナ「この後の予定は?」ニヤニヤ アニ「・・・さぁね」

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  1. 1 : : 2016/01/21(木) 23:48:01


    エレン←アニ的視点なのかな

    ※キャラ崩壊あるかもしれません
  2. 2 : : 2016/01/21(木) 23:53:58

    ――――食堂――――


    ミーナ「ねぇねぇアニ、この後抜け出してお散歩にでも行かない?今日は月が綺麗だよ~?」


    アニ「一人で行きなよ」モグモグ


    ミーナ「えー!言っとくけど私だって女の子なんだからね!夜暗い中は危険がいっぱいだよ?いいの?」ジー


    アニ「知らない、てか既に私眠いんだけど」モグモグ


    ミーナ「大丈夫!きっと目が覚めるよ!」チラ


    ミーナ「よし!じゃあ食べ終わったみたいだし片付けて行こう!」ガタ


    アニ「いやまだ・・・」


    ミーナ「行くよー!!」


    アニ「ちょ・・・急になんなのさ・・・」ヤレヤレ

  3. 3 : : 2016/01/22(金) 00:00:47

    ――――夕食後――――


    アニ「一応言っとくけど私まだ食べ終わってなかったんだけど・・・」スタスタ


    ミーナ「あれー?そうだったっけ?とにかく早く行こうよ!」スタスタ


    アニ「・・・・・・ハァ」スタスタ


    ミーナ「・・・ぁ、いっけない!当番のゴミ捨て忘れてた!すぐ戻れると思うから先に行っててー!」タッタッタッピュー


    アニ「ちょ、ミー・・・」ポツン


    アニ「夜暗い中の話は何だったの・・・」ハァ


    アニ「・・・仕方ないね」スタスタ
  4. 4 : : 2016/01/22(金) 00:53:03

    ――――訓練場入口――――


    アニ「(門の近くに灯りが、あの辺だと暗くないね・・・ん?)」


    アニ「(誰かいる、ミーナ?・・・いやまさかね)」スタスタ


    エレン「・・・・・・どうすればいいんだ」ブツブツ


    アニ「!」


    アニ「・・・・・・あんた、今日は一人なの?」キョロキョロ


    エレン「ん?ようアニ、あぁ・・・ちょっとな」


    アニ「そう・・・・・・(悩んでる?)」


    エレン「・・・・・・」


    アニ「・・・・・・(何だこの空気)」


    エレン「・・・・・・」


    アニ「・・・・・・(仕方ないね)」チラ

    エレンアニ「あのさ」
    アニ「何?」


    エレン「反応早ッ!?あ、いやアニの方こそなんだ?」


    アニ「別に気にしなくていいよ・・・それより何?」


    エレン「ん?あぁ・・・実は俺、対人格闘の成績を上げたくて、その事を悩んでたんだ」


    アニ「・・・ミカサがいるでしょ?一緒に組んで教えて貰うってのはどう?」


    エレン「それじゃいつまで経っても追い越せねぇままだろ、それに俺、最近自主練も始めたんだが・・・、一人じゃどうも上達してる実感が無くてな・・・」


    アニ「それでこんな時間にこんな所にいたって訳かい」


    エレン「あぁ・・・まぁな、それよりお前こっちに来いよ」


    アニ「あんたがこっちに来なよ、か弱い乙女は夜暗い中は怖いんだ・・・」


    エレン「何つまんねー冗談言ってんだよ」ハハハ


    アニ「いいから来な」イラ
    エレン「はい」


    エレン「そういやアニは何でこんな所にいるんだ?お前も自主練か?」


    アニ「え?あ・・・あー、今日は月が綺麗だったからね、何となく見に来ただけさ」ホラ


    エレン「ん?あー、確かに今日は月がよく見える綺麗な夜空だな、にしても星ってあんなに沢山あったんだなー」


    アニ「・・・・・・ねぇ、その」


    アニ「自主練の事だけど・・・、私で良ければ付き合ってやってもいいけど?」


    エレン「え?」
    アニ「嫌なら別にいいけど・・・」


    エレン「いや、そんな事ねえよ!そうだ!対人格闘訓練の時もお前に挑んでいいか?」


    アニ「構わないよ」


    エレン「助かるよ!ありがとな、アニ!」


    アニ「別に・・・ただあんたが柄にもなく悩んでるみたいだったから珍しいと思ってね」


    エレン「ハハ、俺にだって悩みの一つや二つ位あるに決まってるだろ」


    アニ「そうゆうことにしといてあげるよ」


    エレン「何だよそれ、まぁとにかく宜しくなアニ!」


    アニ「こちらこそ(それにしてもミーナ遅いね)」


    アニ「じゃあ私はこれで・・・」


    エレン「あ、待てよ、俺も戻るから途中まで一緒に行こうぜ」


    アニ「・・・」スタスタ


    エレン「お、おい待てって!」タッタッタ


    ――――部屋――――


    ガチャ…スタスタ


    アニ「・・・・・・(寝よ)」バフッ


    …ガチャ


    ミーナ「あ!ごめーんアニ!結局ゴミ捨ての後掃除手伝ってたら時間かかっちゃって・・・」


    アニ「別にいいよ、月も綺麗だったし・・・」


    ミーナ「それでそれで?どうだったどうだった?」ニヤニヤ


    アニ「・・・何の事?・・・・・・アンタまさか知ってたの?」


    ミーナ「し、知らないよ!何の事かなー?」アセアセ


    ミーナ「え?ちょ、アニ?・・・痛たたたたああっ」バタバタ
  5. 5 : : 2016/01/22(金) 01:13:05

    月日は流れ

    ――――訓練場入口・夜――――

    アニ「っく!」ザザ

    エレン「そろそろ時間だな・・・」

    エレン「悪いな今日も付き合わしちゃって」ホレ

    アニ「別にいいよ、調度いい運動になるから」グイ

    エレン「まぁ最後は俺が勝ったけどな」ハハ

    アニ「それまでは全部私が勝ってた訳だけど?」

    エレン「安心しろ、いつか勝ち越してみせるさ」

    アニ「どうだか・・・・・・にしても今日は寒いね」

    エレン「そうか?まぁ寒い季節だしな・・・・・・じゃあそろそろ戻るか」スタスタ

    エレン「アニって何であんなに攻撃をかわせるんだ?」スタスタ

    アニ「あんた狙いがバレバレなんだよ」スタスタ

    ジャア...トカ...トカ...
    イヤソコハ...タリ...スルト...

    エレン「じゃあまたなアニ」タッタッタ

    アニ「・・・それじゃ」クル...スタスタ


    ――――部屋――――

    ガチャ

    アニ「・・・(ふぅ、今日の自主練も楽しかったな・・・でも何か疲れた)」スタスタ

    クリスタ「おかえりアニ!今日も自主練に付き合ってきたの?」ニコニコ

    ユミル「毎日毎日おアツイ事ですなー」

    アニ「・・・は?訓練してただけだけど?」ギロ

    ユミル「へいへーい」スタスタ

    クリスタ「もう!ユミルったらぁっ」プクー

    フロイクゾクリスタ-
    ア、マッテー

    ミーナ「ふむふむ・・・・・・」ペラッ

    ミーナ「・・・・・・おぉー」ペラッ

    アニ「・・・それでミーナは何読んでるのあれ」チラ

    ミカサ「恋愛のパワースポット特集2月号、私が愛読している本を見せて欲しいと頼まれたのでミーナに貸している」155...156...157...

    アニ「・・・・・・ミカサ、あんたも乙女なんだね」

    ミカサ「当然、今度実践してみようと思う」158...159...160...

    アニ「健闘を祈るよ」

    アニ「(相変わらず腹筋凄いね)」

    ミーナ「へぇ・・・・・・」ペラッ

    ミーナ「・・・・・・まぢか」ペラッ

    アニ「・・・(ちょっと気になるね)」チラ

    ミーナ「・・・あ!おかえりアニ!良かったら一緒にみない?ホラ!相思相愛のパワースポット!!」ジャーン

    アニ「・・・興味ないよ」フイ

    ミーナ「えー!一緒に恋愛について学ぼうよー!」ニヤニヤ

    アニ「悪いけど他あたってくれる?」スタスタ

    アニ「それじゃ私もお風呂入ってくるから」ギィ...バタン

    ミーナ「ちぇー・・・・・・」ムスー
  6. 6 : : 2016/01/22(金) 10:31:14

    ――――女子風呂――――

    カポーン

    ガラガラ

    ヤメテヨユミルー...チャプチャプ
    ヨイデハナイカヨイデハナイカ-...バシャバシャ

    アニ「(あいつらも暇だね・・・)」ゴシゴシ

    アニ「(やっぱなんか寒いね・・・)」ブル

    アニ「(早くお風呂・・・お風呂に入らねば)」バシャー...スタスタ

    チャプン

    アニ「(あったかい・・・)」

    クリスタ「ねぇアニ」

    アニ「・・・何?」

    クリスタ「アニはもう読んだの?恋愛のパワースポット特集2月号」ブイブイ

    アニ「読んでないよ、大して興味ないしね」

    ユミル「それ少しは興味があるってことだよな」シシシ

    アニ「」ギロ

    クリスタ「もぅ!茶化さないでよっ!」

    ユミル「まぁアニさんも乙女ってことだろー」ニヤニヤ

    アニ「あんた蹴られたいならそう言いなよ」(pσ_σ)q

    ユミル「おっと、そろそろ戻りますかなー」

    クリスタ「あ、待ってよユミル」

    クリスタ「先に戻るねアニ」ニコニコ

    アニ「ハイハイ」

    ――しばらくして――

    アニ「(そろそろ戻るか)」ザパァ…スタスタ…ガラガラ

    アニ「(やっぱ寒いね)」フキフキ…フキフキ…

    アニ「(部屋着あったかい・・・)」ポカポカ

    ガチャ…バタン

    スタスタ…

    アニ「(今日も星空が綺麗だね・・・)」

    スタスタ…

    アニ「(今日は・・・満月か・・・)」ポー

    アニ「・・・・・・寒っ」ブルブル

    アニ「ッックシュン」

    エレン「・・・よおアニ、風邪でも引いたか?」

    アニ「わ!?(しまった思わず声が・・・)」

    アニ「・・・・・・少しのぼせただけだけど?」

  7. 7 : : 2016/01/22(金) 10:52:36

    ――――廊下にて――――

    アニ「それにしても何であんたがここにいるの?」

    エレン「え?あ、今日は月が綺麗だったからな、何となく見に来たんだ・・・」ホラ

    アニ「1人で?」

    エレン「ん?あぁ・・・」

    アニ「・・・そう(どっかで聞いた様な・・・)」

    アニ「じゃあ私は部屋に戻るから、あんたも風邪ひかないうちに戻りな・・・」クル

    エレン「・・・なぁアニ」

    アニ「何?」

    エレン「お前、街の中心にあるケーキ屋さんって行った事あるか?」

    アニ「・・・無いけど、・・・何で?」

    エレン『お世話になってる人には感謝の気持ちを忘れずに』

    エレン「いつも母さんがそう言ってたからな・・・」

    アニ「・・・そう」

    アニ「・・・それで?」

    エレン「それで・・・、アニにはいつも自主練に付き合わせちゃってるし、一緒に旨いもんでも食いに行こうかなって思ってな、もちろん俺の奢りで」

    アニ「・・・あんたそれ・・・デートの誘いって事でいいのかい?」

    エレン「ん?あぁ、そう・・・なるのか?分かんねぇけど・・・」

    エレン「まぁ無理にとは言わないけどさ」
    アニ「行くよ」

    エレン「お、おう・・・アニって甘いもの嫌いだったか?」

    アニ「まさか」

    エレン「じゃあ明日の休暇日、朝ご飯食ったら門の所で待ち合わせして一緒に行こうぜ」

    アニ「あんた急だね・・・まぁいいけど・・・、じゃあ私は部屋に戻って寝るとするよ」

    エレン「あぁ!じゃあまたな!」タッタッタ

    アニ「(寒・・・、これは早く寝た方がいいね)」
  8. 8 : : 2016/01/22(金) 20:27:53

    ――――布団の中――――

    チュンチュン…、チュンチュン…、


    アニ「・・・・・・・・・」スー……スー……

    クリスタ「アニ、起きてアニ!朝食の時間終わっちゃうよ!」

    ユミル「ほっといて行っちまおうぜクリスタ、どうせいい夢みてんだろうからよー」

    クリスタ「ほっとくなんて・・・、このまま朝ご飯食べられなかったら可哀想だよ!」

    ユミル「お前またいい事しようとしてるだろ・・・、好きだねー」

    クリスタ「私はそんな・・・」

    アニ「・・・・・・・・・!!」ガバッ

    クリスタ「!」

    ユミル「お!起きたか眠り姫」

    アニ「(寝過ごした・・・頭が重い・・・、昨日のアレは夢・・・じゃないよね・・・?)」ゴシゴシ

    クリスタ「おはようアニ!」

    アニ「あ・・・、・・・おはよう」ボー

    クリスタ「アニ、早くしないと朝食の時間終わっちゃうよ?良かったら私とユミルも今から行くけど、どうかなぁって・・・」

    アニ「(こんな時間か・・・何か頭痛いし・・・てかもうアイツ待ってたりしてんのかな・・・早く支度をすませて行かないと・・・」ブツブツ

    ユミル「ほー」ニヤリ

    クリスタ「ア、アニ?その、大丈夫?」

    アニ「え?あ・・・ちょっと今日は用事があって・・・悪いね・・・」

    クリスタ「ううん!先着がいたみたいだしまた今度ね!」ニコ

    アニ「・・・え?」

    クリスタ「え、違うの?とにかくその・・・頑張ってね!」グッ

    ユミル「感想聞かせろよ~?」

    アニ「うるさいよ」

    ユミル「おっと、それじゃーあたしはクリスタと2人っきりの時間を楽しむとするかな」ニヤニヤ

    クリスタ「またねアニ!」ニコッ

    バタン…

    アニ「何だったの・・・」

    アニ「とにかく急がないとね・・・・・・」
  9. 13 : : 2016/01/22(金) 23:44:01

    ――――【とある日記編】――――

    今日俺は街に行く、理由はひとつ、少しでも振り向かせたい奴がいるからだ.....カキカキ

    割とアプローチしてるつもりなんだが・・・正直、手応えを感じねぇ.....カキカキ

    だが今日俺は街に行って、アイツと釣り会える男になってやるさ.....カキカキ

    こうしちゃいられねぇ・・・続きは帰って来てから書くか.....カキカキ



    ――――――――――――――――――――
  10. 14 : : 2016/01/22(金) 23:51:38

    ――――待ち合わせ場所――――

    アニ「(門で待ち合わせだったよね・・・)」ハァ…ハァ…キョロキョロ

    アニ「(まだ来てない・・・か)」

    アニ「(街行きの馬車はまだ出発してない・・・)」チラ

    アニ「(ちょっとここのベンチで座って休もうか・・・)」チョコン

    アニ「(それにしても・・・今日に限って・・・・・・体調崩すなんて・・・ついてないね・・・)」ウトウト

    アニ「(せっ・・・かく・・・誘っ・・・・・・て・・・もら・・・)」スー……スー……


    ...ゴトン.....ゴトンゴトン.....

    .....ゴトン.....ゴトン...ゴトン...


    添乗員「もうすぐ街の中央広場に到着ですよー」

    アニ「・・・・・・ん」ゴシゴシ

    アニ「(ここは・・・?)」バッ

    エレン「ようアニ、起きたか」

    アニ「!」ビク

    アニ「どういう・・・こと?」

    エレン「あぁ、俺が待ち合わせ場所に来た時、お前ベンチで眠ってたからさ」

    エレン「担いで荷台に乗っけさせてもらったぞ」

    フランツ「お姫様抱っこでね」(キリッ

    ハンナ「エレンったら大胆っ」キャー

    アニ「(お姫様・・・抱っこ・・・?)」

    アニ「(最悪だ・・・今すぐ消えてなくなりたい)」

    アニ「あんた何してくれてんの・・・?」

    エレン「ごめん・・・嫌だったよな・・・」

    アニ「・・・・・・別に」

    フランツ「おやおやあの2人、何だか微笑ましいねハンナ」イチャイチャ

    ハンナ「そうねフランツ」キャピキャピ

    エレン「あいつら何かイラッとすんな」
    アニ「確かに」
  11. 15 : : 2016/01/23(土) 00:07:52

    ――――街の中央広場――――


    添乗員「中央広場に着きましたよー」

    エレン「お、着いたみたいだな」

    アニ「以外と早いね」

    エレン「まぁ誰かさんは寝てたからな」

    アニ「起こしてくれても良かったんじゃない?」

    エレン「声は掛けたんだけど起きなかったんだよなー誰かさんは」ハハ

    アニ「・・・誰のことだろうね」シランプリ

    フランツ「・・・それじゃエレン、頑張れよ」グッ

    ハンナ「アニも応援してるからね!」フフ

    アニ「・・・」(pσ_σ)q

    エレン「お、お前ら先に行った方が良さそうだぞ・・・」

    フランツ「ハハハ、じゃあ行こうかハンナ!」

    ハンナ「そうねフランツ!」

    ネーフランツー…ッテネ…ナノヨ...キャピキャピ
    ハハハ…モ...ダネ-…イチャイチャ

    アニ「・・・」

    エレン「気にすんな、俺達も行こうぜ・・・」

    アニ「そうするよ・・・」

    エレン「何かお前元気ねぇな、来る時もずっと寝てたし・・・体調でも悪いんじゃないのか?」

    アニ「・・・さぁね(お陰でだいぶ楽になったけど)」

    エレン「んー・・・とりあえず行くか」

    アニ「私街の事よく知らないからあんたに着いて行くよ」

    エレン「あ、そういや俺、ケーキ屋さんまでの行き方知らねえんだよなー」

    アニ「え?」

    エレン「壁内調査って事で!行こうぜアニ!」

    アニ「ハァ・・・仕方ないね・・・」
  12. 16 : : 2016/01/23(土) 02:10:14
    ガヤガヤ...
    ガヤガヤ...


    エレン「まぁ、なんだかんだでケーキ屋さんに着いちゃった訳だが」

    アニ「混んでるね・・・・・・」

    エレン「しかも結構並んでるなぁー・・・」

    エレン「どうすっかな」

    アニ「他のお店にする?」

    エレン「折角来たんだし並んでみようぜ」

    アニ「あんたに任せるよ」

    ――――しばらくして――――

    エレン「・・・なぁ」

    アニ「・・・何?」

    エレン「あんま進まねぇな」

    アニ「・・・そうだね」

    ――――しばらくして――――

    アニ「・・・ねぇ」

    エレン「ん?」

    アニ「あとどのくらい?」

    エレン「そうだな・・・」ヒョコ

    エレン「もうすぐみたいだぞ」

    アニ「そう・・・」

    ――――しばらくして――――

    エレン「やっと買えたなー!」

    エレン「おっ!あそこのテーブルで食おうぜ!」タッタッタ

    アニ「あんた、はしゃぎ過ぎだよ・・・」スタスタ

    エレン「いいじゃねえか、ここのケーキ美味いってみんなが言ってるんだぜ」パカッ

    アニ「そう・・・」ジーッ

    エレン「何だかんだアニだって楽しみなんじゃねえか?」

    アニ「私はあんたみたいに子供じゃないからイチイチはしゃいだりはしないのさ」

    エレン「わかったわかった、コッチ、お前のな」

    アニ「あ、うん・・・」

    エレン「じゃ、食べようぜ!」パクパク

    アニ「頂きます・・・」パクッ

    アニ「・・・!(美味し過ぎるよコレ)」

    エレン「そういやさ・・・」

    アニ「・・・」パクパクパク

    エレン「このあとどっか行くか?」

    エレン「折角街に来たんだし、お前どっか行きたいところとか無いのか?」

    アニ「・・・」パクパクパク

    エレン「おーいアニ・・・」チョンチョン

    アニ「・・・何?」パクパク...ゴクン

    エレン「いやケーキ・・・早、・・・美味かったか?」パク

    アニ「・・・まぁ、ね(食べる事に集中し過ぎた・・・)」

    エレン「まぁ美味かったならいいんだけどよ、もう少し人の話を・・・」パクパ...
    アニ「・・・」ジー…

    エレン「・・・一口食うか?」

    アニ「え」

    エレン「え、いや食いてぇのかなって」パク

    アニ「乙女は少しで満足なのさ」

    エレン「・・・そういうもんなのか?」パク

    アニ「そういうもんさ・・・」ジー

    エレン「ならあんま見んなよ・・・食べにくいだろ」パク

    アニ「・・・そういうもん?」ジー

    エレン「そういうもんだ・・・」パクパク...カチャ

    エレン「で、アニはこのあと行きたいところとか無いのか?」

    アニ「特に・・・、ないね・・・」

    エレン「んー、じゃあ歩きながら探すか!壁内調査、再開だな!」ガタ

    アニ「・・・・・・ねぇ」ガタ

    エレン「ん?」

    アニ「あんたその壁内調査って言うのやめたらどうだい何か恥ずかしいから・・・」

    エレン「そうか?いいじゃねえか壁内調査!そんな事より行こうぜ!」スタスタ

    アニ「・・・ハァ」スタスタ
  13. 17 : : 2016/01/23(土) 02:32:09

    ガヤガヤ…
    ガヤガヤ...

    エレン「んでさっきから歩いてる訳だけどさアニ」スタスタ

    アニ「・・・」スタスタ

    エレン「どこに向かってんだこれ・・・結構歩き回ったよな」スタスタ

    アニ「・・・(ちょっと迷った)」スタスタ

    エレン「迷ったのか?」
    アニ「まさか(・・・ん?)」

    アニ「・・・着いた訳だけど」スタスタ...ピタ

    エレン「雑貨屋じゃねーか」

    アニ「髪留めになるようなものが欲しくってね」

    エレン「そうなのか」

    アニ「そうさ」

    エレン「ミカサに何か買ってってやろうかな」

    アニ「・・・」ピク

    アニ「あんた言葉には気をつけな」(ゲシ

    エレン「わ、悪い悪い」イテテテ

    アニ「乙女の扱いがなってないよ・・・まったく」ハァ

    エレン「ん?俺そんなに怒らす様なこと言ったか?」

    アニ「・・・もういい、あんたはここで待ってな・・・すぐ戻るから」スタスタ

    エレン「あ、おい、ちょっ・・・行っちまった・・・」

    ――――店内――――

    アニ「(他の女の名前出すとか何なのアイツ)」

    アニ「(私何怒ってんだろうね・・・)」

    アニ「(あぁ、そうだ髪留めになる紐とかゴムとかが欲しいんだった・・・)」キョロキョロ

    アニ「(あった・・・コレと・・・コレ、色は・・・別に何でもいいね・・・)」

    アニ「(・・・ん?・・・この髪留めは・・・!)」ジーッ…

    アニ「(いやいや高いね、それにほら私はこういうの付けるキャラじゃないし・・・必要ないね)」スタスタ

    アニ「あの・・・」

    店員さん「2点でよろしいですか?」
    エレン「あとこれも」

    アニ「なっ・・・あんたソレ、いつの間に・・・!」

    エレン「アニが欲しそうに見てたから」

    アニ「あんたねぇ・・・」
    店員さん「ありがとうございましたー」

    アニ「って何であんたが支払いしてんの・・・?」

    エレン「気にすんなよ、コレでさっきの事はチャラって事でいいか?」

    アニ「・・・あんたこそ別に気にしなくてもいいよ、でも・・・・・・アリガト」ボソッ…スタスタ

    エレン「え?最後ちょっと聞こえなかっ・・・ておい、待てよアニ!」アニー!!...タッタッタ

  14. 18 : : 2016/01/23(土) 17:58:02
    【ミーナ編】

    ――――1日時は遡る――――

    ミーナ「えへへ、ミカサに借りちゃった」

    【恋愛のパワースポット特集2月号】


    ミーナ「(楽しみであります!)」ペラッ


    前回のケーキ屋に引き続き今月もカップルにオススメのスポットを紹介します!!

    ミーナ「ふむふむ・・・・・・」ペラッ

    今回は編集者が街に行って若者の声をもとにランキング形式でご紹介したいと思います!

    ミーナ「・・・・・・おぉー」ペラッ


    ワイワイガヤガヤ


    ・・・・・・以上この冬オススメランキングでした!

    ミーナ「へぇ・・・・・・」ペラッ

    さらに今回は噂を1つ紹介します!ある場所である事をすると両思いになれると言われる相思相愛のパワースポットがある!らしい・・・

    ミーナ「・・・・・・まぢか」ペラッ

    スタスタスタ...
    アニ「・・・・・・」チラ

    ミーナ「・・・あ!おかえりアニ!良かったら一緒にみない?ホラ!相思相愛のパワースポット!!」ジャーン

    アニ「・・・興味ないよ」フイ

    ミーナ「(ふふふ・・・気になるくせにぃ)」

    ミーナ「えー!一緒に恋愛について学ぼうよー!」ニヤニヤ

    アニ「悪いけど他あたってくれる?」スタスタ

    アニ「それじゃ私もお風呂入ってくるから」ギィバタン

    ミーナ「ちぇー(もぅ、素直じゃないなぁ)」ムスー

    ミーナ「(それでそれで、一体どこで何をしたら両思いになれるのかなぁ?)」ワクワク...ペラッ

    場所は街の中央広場から少し外れた噴水広場!ここで雪の降る夜にお互いのおでこをくっつけて相手の事を願うと・・・その2人は両思いになれると言われています!真実かどうかを確かめに行ってはどうでしょう?

    ミーナ「(なんだってー!!そんな場所があるんだ・・・)」

    ミーナ「(明日下見に街に行ってみよっかな・・・)」

    ミーナ「(とりあえず最初からもう1回読み返しちゃおっかな)」ペラペラ

    ――――しばらくして――――

    ガチャ...スタスタ

    ミーナ「あ、アニおかえりー!」

    アニ「・・・あんたまだそれ読んでたの?」

    ミーナ「えへへ・・・ねぇねぇアニ、明日空いてる?」

    アニ「・・・明日は用事があってね、おやすみ」

    ミーナ「そ、そっかぁ・・・残念」

    アニ「」zzz

    ミーナ「(もう寝てる、・・・私も寝よーかな)」

    ミーナ「おやすみアニ」...zzz




  15. 19 : : 2016/01/23(土) 19:55:03
    【ミーナ編2】

    ――――布団の中――――

    チュンチュン…、チュンチュン…、

    ミーナ「・・・・・・・・・」スピー…...スピー…...

    クリスタ「ミーナ、起きてミーナ!朝食の時間終わっちゃうよ!」ユサユサ

    ユミル「こんな豚小屋出身家畜以下ほっといて行っちまおうぜクリスタ、どうせ糞みてぇな夢みてんだからよー」ケケケ

    クリスタ「ほっとくなんて・・・、このまま朝ご飯食べられなかったら可哀想だよ!」

    ユミル「なら起こしてみるか・・・?ホレホレ」ゲシゲシ

    クリスタ「ちょ、ちょっとユミル!そんな起こし方したら・・・」

    ミーナ「ふぐッ・・・・・・んぁ?」ムクッ

    ユミル「お、起きたじゃん」

    クリスタ「おはよう!ごめんねミーナ・・・大丈夫だった?」

    ミーナ「え?うん、大丈夫だよ?何故かちょっとお尻が痛いけど・・・」イテテ

    ユミル「夢で調教でもされてたんじゃねーの?」シシシ

    クリスタ「もぅっ、ユミルったら」ムス

    クリスタ「それでねミーナ、良かったら私達と食堂に行かない?」ニコ

    ミーナ「うん、行くよ!あ、でもちょっとシャワー浴びてからでもいいかなぁ?」

    クリスタ「うん!いいよ!」ニコ

    ミーナ「ありがとー!すぐ食堂に行くから先に行って待ってて!」

    ユミル「あたしら2人っきりの時間の為にゆっくりして来いよー」

    クリスタ「またねミーナ」ニコッ

    ミーナ「ちょっと行って来るであります!」タタタッ


    バタン…

    アニモマダネテルネー...
    ハヤクイコーゼクリスター...

    ――――食堂――――

    ミーナ「お、お待たせー!」タッタッタ

    ユミル「遅えなー、食い終わっちまうよ・・・」モグモグ

    ミーナ「ごめんー」エヘヘ

    クリスタ「全然大丈夫だよっ」

    クリスタ「ねぇねぇミーナ、恋愛のパワースポット特集2月号って雑誌知ってる?」パクパク

    ミーナ「あ!それ知ってるー!ミカサに借りて熟読しちゃったよー!」モグモグ

    クリスタ「へー!そうなんだぁ!」キラキラ

    ミーナ「うんうん!」

    クリスタ「じゃあミカサも交ぜて話しがしたいねぇーッ」ニコッ

    ダネー...ア、ミカサー
    ...ドウカシタノ?
    チョットイイカナァ...ニコニコ

    キャピキャピ...キャピキャピ...

    ユミル「(可愛い)」

    アルミン「(女神)」

    ライナー「結婚したい」


    ――――部屋――――

    ミーナ「(結局食堂に長居しちゃったよー・・・もうすぐお昼じゃん・・・、でも話盛り上がったなぁ・・・)」

    ミーナ「(んーッ!街に行きたくなっちゃった・・・!)」

    ミーナ「(でも今から支度して出発してもきっとすぐに夕方になっちゃうよねぇ・・・)」

    ミーナ「(・・・・・・よし!)」

    ミーナ「(・・・お昼食べたら行こっ)」





  16. 20 : : 2016/01/23(土) 23:03:34

    ――――街の中央広場――――

    スタスタ...

    スタスタ...

    エレン「お、帰りの馬車の時間まではまだ結構時間があるみたいだな」

    アニ「あんたはどっか行きたいところとかないの?」

    エレン「俺はいいよ、アニがケーキ美味そうに食ってくれたからそれで満足したしな」

    アニ「・・・そうかい」

    エレン「・・・・・・」

    アニ「(見られてたんだ・・・)」

    エレン「なぁアニ」

    アニ「・・・何?」

    エレン「もうすぐ夕方だな」

    アニ「・・・そうだね」

    エレン「暗くなってきたしな・・・」

    アニ「・・・そうだね」

    エレン「何か・・・あっという間だったな今日は」ハハ

    アニ「・・・そうだね」

    エレン「・・・何だよアニお前、愛想ねぇな・・・もしかして今日つまんなかったか?」
    アニ「楽しかったよ・・・」ボソッ

    エレン「ん?」

    アニ「別に・・・、ただ・・・あんたと同じ事考えてたみたいだったから」

    エレン「同じ?」

    アニ「・・・そう」

    エレン「何だよ・・・お前も考えてることがあんなら言ってくれりゃいいのに・・・」

    アニ「・・・誰もがあんたみたいに言葉に出せるとは限らないのさ」

    エレン「んー・・・俺はアニの考えてる事、もっと知りたいんだけどな」ニッ

    アニ「ハァ・・・・・・あんたそれ・・・口説いてるつもり?」

    エレン「・・・何でそーなるんだ?」ポリポリ

    アニ「もし・・・もしこれで私があんたの事惚れでもしたら・・・どう責任とってくれる訳?」

    エレン「つまんねぇ冗談言ってんじゃねーよ」ハハハ

    アニ「・・・・・・」

    アニ「・・・本気だったら?」

    エレン「はぁ?んー・・・そうだな、そん時は・・・」
    アニ「今の忘れて冗談だから・・・」

    エレン「まぁ仮にそうなったとして・・・」
    アニ「冗談だから」(pσ_σ)q

    エレン「ったく・・・なんなんだよ・・・」

    エレン「それよりさアニ、こんな所で立ち話もなんだし、あっちの方で話そうぜ」スタスタ...

    アニ「そうだね、確かあっちには噴水広場があったと思うから・・・」スタスタ...



    ――――噴水広場――――


    アニ「この辺で・・・いいかい?」チョコン

    エレン「あぁいいぜ」ヨッコイショ

    エレン「にしてもさアニ・・・気付いたか?」ヒソヒソ

    アニ「・・・何を?」

    エレン「周りをよく見てみろよ・・・カップルだらけだぞ・・・」ヒソヒソ

    アニ「!」バッ...

    アニ「(とんでもない所に来てしまった様だね・・・)」

    アニ「・・・どうする?場所変える?」ヒソヒソ

    エレン「え?何か問題でもあんのか?」ヒソヒソ

    アニ「・・・いや別にないけど」ヒソヒソ

    エレン「ってか見ろよアニ!雪降って来たぞ!」

    アニ「雪・・・・・・」

    エレン「久しぶりに見たな雪」

    アニ「・・・寒ッ」ブル

    エレン「ん?大丈夫かアニ・・・・・・コレ使えよ」グルグル

    アニ「ちょ・・・あんたこそ平気なの?」

    エレン「あぁ・・・暖かいだろソレ」ニッ

    アニ「・・・・・・うん」

    アニ「(う・・・頭痛くなってきた)」

    アニ「(すっかり忘れてたけど少し体調が悪いんだったね・・・)」

    エレン「俺達も恋人同士に見えたりしてな」ハハハ

    アニ「あんたこそ・・・何冗談言ってんの・・・」

    エレン「お互い様だろ」ハハ

    アニ「何の事だか・・・」クラ

    エレン「お前本当に大丈夫か?」オイオイ...

    アニ「別に・・・大丈夫だから」

    エレン「いやいや、そんな事言ってお前熱でもあんじゃねーだろーな・・・」サッ...




    オデココツン


    「ああああああああッ」

    アニ「」ビクッ
    エレン「」ビクッ







  17. 21 : : 2016/01/24(日) 00:07:46

    ほんの少し前

    ――――街の中央広場――――

    ミーナ「つ、着いたぁー」

    ミーナ「長かったぁー」

    ミーナ「結局もう夕暮れかぁ・・・」

    「よお、お前ミーナじゃねーか」

    ミーナ「ひゃッ!?」ビクッ

    ミーナ「ってジャン?何でここに?」

    ジャン「散髪だ・・・マルコに教えてもらった美容室がこの近くにあってよぉ・・・」サラァッ...

    ミーナ「へ、へー」

    ジャン「どうだ?決まっっっってるだろ?」キラン

    ミーナ「そ、そうだねぇ」アハハ…

    ジャン「んでお前は何しに街に来たんだよ」

    ミーナ「え?えーと・・・そうだ!丁度よかった!付き合ってよ!」グイグイ

    ジャン「なっ、俺にはミカサがいるんだ・・・でもお前がどーしてもって言うんならぁ・・・」
    ミーナ「そーいう意味じゃないってば!」

    ジャン「あ?じゃあ何だってんだよ」

    ミーナ「ちょっと見たいところがあるの!」

    ジャン「何でわざわざ俺が」

    ミーナ「言っとくけど私だって女の子何だよ?このあと夜暗い中は危険がいっぱいなんだからね!」

    ジャン「だから何で俺が」

    ミーナ「もー・・・そんな事じゃミカサに振り向いてもらえないぞー」

    ジャン「っち、・・・仕方ねぇな!」

    ジャン「で、どこに行くんだよ」

    ミーナ「相思相愛のパワースポット!」ドーン

    ジャン「はぁ?」

    ミーナ「あっちの方にある噴水広場がそうなの!行ってみたいの!ほら行くよー」スタスタ

    ジャン「やれやれ・・・」スタスタ


    ――――噴水広場――――


    ミーナ「ここだぁ・・・!そして雪だぁ・・・!」キラキラ

    ジャン「カップルばっかりじゃねーか羨ましいッ」イラ

    ミーナ「ここで雪の降る夜にオデコとオデコをくっつけると両思いになるんだってさ!」

    ジャン「なんだとッ!?」ナラミカサトモ...?

    ミーナ「ん?ねぇジャンあそこ・・・」

    ジャン「ん?あれは、エレンと・・・アニ・・・か?何してんだアイツら・・・」

    ミーナ「もうちょっと近づいてみよっ?」タッタッタ

    ジャン「お、おいッ」タッタッタ



    アニ・エレン オデココツン


    ジャン・ミーナ「ああああああああッ」

    アニ「」ビクッ
    エレン「」ビクッ




  18. 22 : : 2016/01/24(日) 01:20:01

    ――――噴水広場――――



    エレン「とりあえず熱はないみたいだな」ポンポン

    アニ「(なっ、な・・・ってか見られたあああッ)」

    エレン「にしても何だよお前ら急に現れて・・・珍しい組み合わせだな」

    ジャン「それはコッチの台詞だぜエレン、まさかアニとなぁ・・・」ニヤニヤ

    ミーナ「アニ!ねぇアニ!色々と気になる事が山積みで・・・何から聞いたらいいの?」

    アニ「(あーヤバイこれ・・・色々とヤバイね・・・)」

    ジャン「エレン、お前つまりこれは・・・ミカサは俺が頂いていいということだな?」

    エレン「は?何でミカサが出てくるんだよ・・・お前の思うようにやってみたらいいじゃねーか」

    ジャン「ははは!恨みっこ無しだからなエレン!」

    エレン「何なんだよお前・・・」

    ハハハ...イヤーハナシガワカルヒトダネキミハ...
    ナンダヨキモチワリーナ...

    アニ「・・・」ボー...

    ミーナ「アニ!アニってば!」

    アニ「・・・何?」

    ミーナ「恋愛のパワースポット特集2月号の内容知ってたの?」

    アニ「知らないよ・・・」

    ミーナ「おかしい、それにしても条件が整い過ぎている・・・こやつもしや・・・」

    アニ「だから・・・本当に知らないって」ハァ...

    ミーナ「じゃあどーしてここに・・・」

    アニ「ちょっと休んでただけさ」

    ミーナ「エレンと?」

    アニ「そうさ・・・街に用事があってね・・・」

    ミーナ「むー、用事があるって・・・エレンとだったんだねー」

    アニ「・・・まぁね」

    エレン「そういやさ・・・お前らは腹減ってねぇか?俺達はケーキしか食ってなかったんだよな」

    ジャン「ケーキを一緒に・・・」
    ミーナ「食べたんだあ・・・」ニヤニヤ

    アニ「ハァ・・・でどうなの?」

    ジャン「2人の邪魔しちゃ悪いよなぁミーナ」ニヤ

    ミーナ「そうだよね~」ニヤ

    アニ「あんた達蹴られたいならそう言いなよ」(pσ_σ)q

    エレン「お、落ち着けってアニ・・・折角だし4人で飯でも行こうぜ!」

    アニ「・・・仕方ないね」フゥ...

    ジャン「まぁ2人がそう言うなら」

    ミーナ「折角だしね~」


    スタスタ...
    スタスタ...


  19. 23 : : 2016/01/24(日) 01:21:44

    ――――【とある日記編2】――――



    今日は街で色々な奴にあったな.....カキカキ


    結局あのあとは俺とアニとミーナとあの野郎の4人で飯を食って帰って来た訳なんだが.....カキカキ


    果たして俺はアイツに釣り会える男になって帰って来れたのか・・・?それは分からねぇ.....カキカキ


    それにしても面白い組み合わせだったな.....カキカキ


    俺にもチャンス到来なのか・・・?.....カキカキ


    明日こそは振り向かせてやるぜミカサ.....カキカキ


    〇月×日、ジャン=キルシュタイン.....カキカキ

    ――――――――――――――――――――


  20. 24 : : 2016/01/24(日) 01:57:19




    ――――街での夕食後――――



    エレン「ふー、なんだかお腹いっぱいになっちゃったな!」

    アニ「あんた急いで食べすぎなんだよ・・・」

    エレン「もう帰るの面倒だよなぁ・・・」

    ジャン「ッは・・・だぁらしねーなぁ!」

    エレン「いいじゃねーか・・・明日からまた訓練なんだし、今日くらいゆっくりしてーよ・・・」

    アニ「それもそうだね・・・」

    ミーナ「・・・ジャン私達は帰ろう」ヒソヒソ

    ジャン「は?何で・・・」
    ミーナ「いいからー」シーッ

    ミーナ「それじゃあジャンと私は先に帰るね!エレンはゆっくりして来なよ!あとアニも!」

    エレン「え?ちょっと待てよ」
    ミーナ「最終便には間に合う様にね!」グッ

    エレン「ジャンも帰るのか?」

    ジャン「あ、あぁ・・・先に帰るぜ」スタスタ…

    エレン「そっか・・・この後どうするよアニ」

    アニ「この後ね・・・」ンー...想像中

    エレン「まぁいいや、お前ら気を付けてな」

    ミーナ「うん、それじゃね!」フリフリ...スタスタ...

    ミーナ「あ、そうだ」タッタッタ...

    ミーナ「ねぇねぇアニ」チョンチョン

    アニ「何?」

    ミーナ「この後の予定は?」ニヤニヤ

    アニ「・・・さぁね」



    ――――おしまい――――

  21. 26 : : 2016/01/24(日) 23:10:47


    最後まで閲覧してくれてありがとうございます


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