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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

愛した、

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  1. 1 : : 2016/01/14(木) 22:11:46
    初めましてだなあ・・・前回は断念したので今回こそ
    noteでやっていきたいと思ってます()
    誰も見てない前提なのでペースかなり亀です。
    終わりのセラフ、クロフェリにしたいとおもってます。
    現パロです。不快な方は注意して下さい。
    うっかり間違ってきちゃった!と言う人は回れ右、お願い致します。
  2. 2 : : 2016/01/14(木) 22:37:43
     思えば僕の周りは子供の頃から少しおかしかった。
    男として生まれて、その通り成長して。身長もそこそこ。
    決して女の子に間違われることがあったわけじゃない。
    でも、僕は他の男の人に狙われることが多かった。

     例えば、同級生。着がえるときの奇異な視線。
    纏わり付く、という表現がぴたりとはまるような、そんな視線。
    勿論僕の体が変だった訳じゃない。同じような体つきの人も何人かいた。
    でも、好奇な視線にさらされるのはいつもいつもぼくだった。

     例えば、中年男性。高校に通う際利用していた電車。
    満員状態でいつもぎゅうぎゅう。人の鞄が体に当たるなんてしょっちゅうのこと。
    だけど、それに紛れて明らかに体に触れてくる手。
    ひどい嫌悪感を覚えたのを記憶している。
  3. 3 : : 2016/01/14(木) 22:58:57
     なんで、僕ばっかり・・・。
    子供の頃の僕は男なのに狙われると言う事実にひどく傷付いた。
    誰も信じられない。信じられるのは唯一の肉親の母と自分自身だけ。
    そんな風にまで思っていた。

     けど、それでもまだ回っていたうちはよかった。
    母の交友関係が広かったから、不便はなかったし、
    僕も不信症なだけだったから、多少我慢すれば人付き合いはできた。

     そう、平和だった。
    あれに遭遇するまでは。
  4. 4 : : 2016/01/14(木) 23:03:44
    あ''っ…あああ…Twitterの方が…!

    期待です!
  5. 5 : : 2016/01/14(木) 23:09:14
    あああみてくれてたんですねありがとうございます!
    期待ありがとうございます!じわりじわりと増やしていきますので
    気の長いお付き合いをヽ(;▽;)ノ
  6. 6 : : 2016/01/16(土) 01:59:19
     授業を終え、いつも通り家に帰った。

    門が閉じていたから一応チャイム鳴らす。・・・反応はない。
    出かけてるのかとおもって上を見上げると部屋に電気がついている。

    家にはいるらしい。寝ているのかと考え、門に手をかけるとスッと開く。
    鍵はかけていないようだ。庭を突っ切って玄関へ。

     玄関はいつも閉まっている。母が家に居ようとも何があるかわからないと
    鍵を閉めるようにしているからだ。

    ・・・でも違った。玄関も開いていた。
    何故だかひどく胸騒ぎがした。

    扉を開けて中にはいる。すると。
    むわり。僕を包み込むように拘束したのは
    美味しそうな料理のにおいじゃなくて、
    母が試している香水の香りでもない。

    「・・・血の、ニオイ・・・?」

    ぼんやりと理解しても頭は追いつかない。
    なんでうちの家でこんなにおいがするのか・・・と不思議に思って、
    そして、ソレが血のにおいだと、感情までたどり着いた瞬間。
    全身が総毛立った。
  7. 7 : : 2016/01/16(土) 02:38:31
    「母さん・・・ッ」

    そうだ。母はどうなっているのだろう。
    こんな血のにおいのするなか、無事だろうか。
    ひどく嫌な予感が体中を駆け巡り、
    早足でリビングの扉を開ける。
    すると、そこには・・・。

     ち。血。血液。赤い。赤黒い。あたりいちめん。ぜんぶ。
    視界いっぱいに気分の悪くなるあか。

    その中心には・・・白い腕。
    いつか僕が綺麗だと褒めたことのある、見慣れた腕。

    でも、腕、だけ。
    本来ソレが付いているべきところは何処にも見当たらなくて。

     自分の鼓動がかつて無いほど速くなっている。
    まさか、まさか・・・
    否定したかった。認めたくなかった。
    ソレの持ち主が、

    「かあ、さん・・・?」

    母だなんて。
  8. 8 : : 2016/01/16(土) 14:55:43
    ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
    (バタッ
    お気に入り登録&期待
  9. 9 : : 2016/01/16(土) 15:27:55
    わあああああああ
    ありがとうございます!
    頑張ってい進めます()
  10. 10 : : 2016/01/16(土) 17:18:55
    よろよろと2,3歩後ずさる。とん、と棚に背が当たる。
    棚が揺れる。バラバラと置いていたものが落ちてきて、そして、

          ゴトン

    前に

               落ちてきた

       何か

            目が合った

    それは見慣れたカオ、今朝僕を送り出した、
    母の・・・首。

    「っぅ・・・ぅ、うわああああああああああッ!!」

     腕に続いて首。首から上。
    続きを想像するのは容易だった。母が、どうなっているのかも。

    身体が冷え切っていくのを感じた。感覚が消えていく。
    視界が暗くなる。痛いほどの静寂。

    ・・・何処かでぴちょん、と液体の跳ねるような音がした。

    その音に僕は誘われて浴室に足を踏み入れる。
    見なければよかったのに。ひどく愚かな選択。
  11. 11 : : 2016/01/16(土) 17:36:33
     知らない後ろ姿。スーツをきた、
    僕より小さな・・・ソレがゆっくりと振り向く。
    彼の目が僕をとらえて、ゆっくりと弧を描いた。

    「君も、かい?」

    意味を理解できなくて怪訝に思うと、彼が立っていた浴槽の前から動く。
    その手には、脚。すらりと伸びる、脚。

     彼の瞳の狂気に気づいて、背筋が凍り付いた。
    そして、構わず続けられた言葉に戦慄した。

    「君も、この女みたいに、バラバラに、なりたい?」

    血を流している唇の端が吊り上がる。舌が覗く。
    いや、違う、彼の口から覗いているのは、舌じゃなくて・・・

     その意味に気づいた瞬間。
    彼は抱えていた脚を  バキン  と折った。

    脚が投げ捨てられる。
    彼の手がこちらに伸ばされる。
    その手が僕の体に触れる。
  12. 12 : : 2016/01/16(土) 17:54:41

     刹那、僕は弾かれたように走り出していた。
    無我夢中で、右も左も、前も後ろも理解しないまま、
    ただひたすらに、走った。

    走って、走って、もうこれ以上は体力的に無理だと
    崩れるように立ち止まる。

    忙しく肩で息をつく。苦しくてたまらなかった。
    息切れのせいでもなく、それは。
    腰を地面につけて座り込む。


     そのとき後ろから声を掛けられた。

    「君、こんな時間にこんなところでなにしてるのかな?
    お家は?ご両親は?」

    どうやら警察官らしい。
    なにを言えばいいのか分からず黙り込むと
    警察官はどうやら何かを悟ったのか、

    「署にきてもらってもいいかい?」と厳しい顔で僕の腕を引いた。
    抵抗せずについて行く。たとえ付いていかなかったとして、
    僕に帰る場所なんて無いのだから。

    もう、なにも考えたくなかった。
  13. 13 : : 2016/01/16(土) 23:16:31
    警察官に連れられ近くの警察署。
    僕は机を挟んで警察官2人とむかいあって座らされていた。

    「君の名前は?」
    「・・・フェリド・バートリー、です」

    「じゃあフェリドくん。・・・どうして君はこんな時間に外に出てたの?」
    「・・・・・・っ」

     いきなり切り込まれて息が詰まった。
    言えなかった。さっき自分自身の目で見てきたことを、言葉にできなかった。
    否、口にしたくなかった。思い出したくもなかった。

    その全部を自らで体験したはずの自分でさえまだ理解できていないのだ。
    その体験を人に話すなんて論外だった。

     唇を噛み締め、押し黙る。
    きつく目を閉じる。そうしていないと涙が零れてしまいそうだった。

    押し黙った僕を見て話す気が無いと理解したのか、
    その警察官は嘆息して

    「・・・今日のところは一度署で休んで貰おうか。
    詳しいことは明日改めて聞けばいい。」

    そういって立ち上がって僕を促したのだった。
  14. 14 : : 2016/01/16(土) 23:40:42
     次の日の朝。仮眠用のベッドから身体を起こした僕は、
    今日こそ問いただされるんだろう、とひどく重い気分だった。
    部屋が コンコン、 ノックされ扉が開く。
    昨日の警察官が顔を出した。

    「ああ、よかった目覚めてたね。
    ・・・聞いたよ、お母さんと喧嘩して家を飛び出したんだって?
    多感なのはわかるけど、もう家出しちゃいけないよ」

    意味が分からなかった。何故、そんなことになっているのか、
    この警察官にデタラメを教え込んだのは誰なのか、
    理解が追いつかず聞き返すと

    「君の親御さんが来てるよ」

    そう、言われた。
    親御。確かにこの警察官はそういった。
    おかしい。僕の父は病死していて、母は昨日僕が帰ったときにはもう・・・。
    祖父母も既に生を終えている。僕は一人っ子だ。
    そして、うちの父母には兄弟も、従兄弟も、いない。
    だから、親はおろか親戚さえいないはずなのに。
  15. 15 : : 2016/01/16(土) 23:56:35
     ひどく胸騒ぎがする。昨日玄関の前で、あの事件に遭遇する前に感じたのと同じ類。
    とりあえずは“親御さん”が誰なのかを確かめなくてはならない。
    踵を返した警察官に倣って僕も歩き出した。


     “親御さん”が待っているらしい入り口にたどり着く。
    警察官が呼びかけて何やら話している気配がして、やがて僕が呼ばれる。
    ゆっくりと足を踏み入れると、そこにいたのは、

    「やあ、ダメじゃないかフェリドくん、家出なんかしちゃ。
    お母さんも心配してるよ?早く帰ろう?“僕たちの家”に」

    そこにいたのは、あの男。
    昨日とは違うスーツを身にまとってはいるが間違いなく、あの男。
    昨日浴室で母の「脚」を折った、あの、男。
    母を殺して、文字通りバラバラにした、あの狂った男がそこで柔らかに微笑んでいた。
  16. 16 : : 2016/01/17(日) 00:16:45
     僕は昨日と同じように凍り付いて、それで、
    脇目も振らずにからげるようにその空間から逃げ出した。

    捕まっちゃいけない。昨日あの男がいった言葉。

    ー君も、この女みたいに、バラバラに、なりたい?

    捕まったらきっと殺される。そして母と同じように、僕も・・・
    想像して戦慄した。それだけは絶対に嫌だ。
    どうか、捕まりませんように。そう願って僕はさらに走るスピードを上げた。

     しばらくそんな命がけの鬼ごっこが続いて、それで。
    かなり遠くまで来た。途中まであった追ってくる気配は既にない。
    恐る恐る振り返って、あの男が視界の何処にもいないことを確認して。
    ようやく僕は詰めていた息を吐き出すことができたのだった。

     とりあえずあの男から逃げることには成功したようだが、
    これからどうするかは何一つ浮かばなかった。
    家には帰れないだろう。あの男が再度やってくる可能性が高いし、
    最悪の場合鉢合わせするかもしれない。

    でも、僕の家はあそこだけ。さて、どうするか・・・
    そんなことを考えていると、脇の細い路地の奥。
    日の光で完全に闇と化している。そんなところから、声が聞こえた。

    「みぃーつけた」

    全身が総毛立った。信じられない思いでぎこちなくそちらを見やると、
    やはりあの男だった。そうしてあの男は、
    如何にも愉しげな顔をして、僕を路地裏に連れ込んだ。
  17. 17 : : 2016/01/17(日) 01:31:46
    容赦なく壁に叩きつけられる。
    後頭部と背中をしたたか打ちつけられ、痛みに顔を歪めると、
    あの男は尚のこと愉しげに口角を吊り上げた。

    「昨日から思ってたけど、君、イイカオするね
    ますます、バラしたくなったよ」

    そういってスーツの内ポケットからナイフを取り出し、
    僕の喉笛にピタリと当てる。流れるような、隙の無い動作。

    「ひっ・・・」

    恐怖で声を詰まらせる僕を嘲笑うようにナイフの先を滑らせる。
    喉にチリッとした痛みがあって何かが流れ出す感覚。
    視線だけを下にずらすと、ナイフの先から垂れているのは、血。
    昨日見たままの、真っ赤な、

    同時に昨日の光景が総て脳裏に蘇ってくる。
    酔いそうなほどに濃い血液のニオイも鼻腔に蘇ってきて反射的にえずいた。
    吐き気が上がってきて、恐怖心と相まって生理的な涙がでる。
    視界が滲んで、なにも見えなくなった。

    けれどもあの男が嗤う気配だけは肌で感じて、
    ああ、ここで殺されるのだろうと。
    自分も母のように身体を切断されて弄ばれるのだろうと。
    あきらめにも似たその感情が僕を支配しかけた、そのとき。
  18. 18 : : 2016/01/17(日) 12:18:25
    俺「skmdd!」ゴキッ
    アシクビヲクジキマシター
    てかホラー・・テラホラー・・
    怖い怖い怖いいやァァァァァぁぁぁぁァァァァァ!
  19. 19 : : 2016/01/17(日) 12:50:51
    (笑)
    迷走してますね・・・ちゃんと最後はハッピーエンドに・・・なる・・・ハズ・・・()
    足首!痛い・・・ッ
    お大事に・・・⬅原因
  20. 20 : : 2016/01/17(日) 13:41:50
         ドガッ

    鈍い音がしてあの男が仰け反った。

    「がっ・・・はっ・・・!?」

    くぐもった悲鳴をあげ、踞った。

    「君、大丈夫!?」
    「・・・え・・・?」

    知らない声が聞こえて、閉じていた瞳を開いて
    溜まっていた涙を指で擦って声の方向を見やると、

    一人の青年が
    心配そうにこちらをのぞき込んでいた。

     年は同じくらいだろうが、格闘技でもやっているのか、
    体つきは僕よりかなりがっしりしている。

    上半分だけが朱い髪に僕とおんなじ色の目。
    すっと鼻筋が通っていて、綺麗な形の眉をしている。

    男でもかなり端整な顔立ちの部類に入るであろう、
    文字通り男前を体現したような青年だった。

    そのときの僕はぽかんと間抜けな顔をしていたと思う。
    でも青年は返事をしない僕を怪我か何かと勘違いしたのかひどく慌てている。

    「本当に大丈夫?何処か痛めてるんじゃ・・・
     ・・・!」

    言いかけて僕の首の傷に気づいたらしい。
    瞠目して、やがてまるで自分が痛いかのように顔を歪めた。

    「怪我、してるね」

    ゆっくりと患部を節くれ立った指先がなぞる。
    首の傷は痛みこそないものの血が止まらず、
    着ていた制服のワイシャツ襟は既に赤に染まっていた。
  21. 21 : : 2016/01/17(日) 14:17:48
     放っておけば痛くない傷でも、触ればさすがに少しは痛む。
    チリッとした痛みが首から伝わって思わず眉をひそめると、
    青年は慌てて指を離した。

    「とりあえず怪我の手当てをしないと、
    家まで送るよ」

    青年のその言葉にどう答えようかと目を泳がせていると、

    「・・・・・ククッ・・・ハハハッ!!
    やってくれたね・・・っ」

    あの男が体を起こしてこちらに向き直っていた。
    よほど強く殴られたのか唇の端から血をながしている。

    再び恐怖に身を凍らせる僕を安心させるように青年は微笑むと、
    あの男と向き合った。

    しばし無言のにらみ合いが続いて、

    ・・・先に動いたのは、あの男だった。
    飛ばされたものとは別のナイフを取り出して青年に襲い掛かる。

    「危ないっ!!」

    思わず足を踏み出しかけた、が。

    「・・・!?」

    青年はひらりと攻撃をかわすと、ナイフを持つ手をねじり上げてナイフを奪い、
    足を掛けて転倒させると、あの男の首の後ろに手刀を叩き込んだ。

    ストン、小気味いい音がした。
    あの男の瞳の焦点がずれて、どうやら気絶したらしい、
    地面に崩れ落ちた。
  22. 22 : : 2016/01/17(日) 14:36:11
    「これは・・・やっぱり警察に突き出した方がいいかな・・・っと」

     青年があの男を抱え上げる。
    僕は早すぎる展開について行けずに呆然とするしかない。
    そんな僕の視線には気付かない青年は

    「重っ・・・」

    と、顔を顰めてあの男を地面に落とした。酷い。
    青年はしゃがみ込んであの男のスーツを脱がせて瞠目した。

    「なに・・・これ」

    何かあったのか、不思議に思って僕が覗き込むと、
    青年は急いで僕の瞳を掌で塞いだ。
    視界が黒一色に染まるが、それ以上に僕はショックで動けなかった。
    青年の掌が僕の目を塞ぐ瞬間、見えてしまったから。

    スーツの内側、元来布地であるはずのそこに、
    “人の肌が縫い付けられていたこと”。

    もしかしたら、母の皮膚もあったかもしれない。
    でも、尋常じゃない量。軽く十人分はあるだろういろいろな皮膚。

    ショックから立ち直ってつぎにきたのは、
    やっぱりか、という感情。
    母の件で残虐さは十分理解していた。
    ・・・つもりだったが、やはりショックは受けずにはいられないもので。
  23. 23 : : 2016/01/17(日) 14:46:42
    ゆっくりと息を吐き出して青年に

    「ごめん、見ちゃった」

    そう伝えると青年は息をのんで掌を離し、
    僕の顔を覗き込んだ。

    「大丈夫・・・?・・・じゃないか」
    「ううん、大丈夫。警察に行こう。
    多分精神異常者だろうから。」

    青年の目を見て伝えると、青年も神妙な顔で頷いた。


    しばらくふたり、無言で歩いて昨日のお世話になった警察署。

    あの警察官が僕を見てびっくりしたような顔をして、
    そして青年と青年に抱えられているあの男を交互に見やる。

    「・・・一体何が・・・」

    混乱している警察官に頭を下げ、
    とりあえず事情を聞いて貰おう、と
    今回の件を話すべく、口を開いた。
  24. 24 : : 2016/01/17(日) 17:18:23
     「・・・なるほど、そういうことか・・・」

    話し終えると警察官は納得したように頷いた。
    それから、僕に向き直って話すのを躊躇うように何度か口を開閉した。
    しかし、やがて決心したように切り出した。

    「フェリドくん、君のお家で何があったか、君は知っているのかな?」

    ・・・きた、そう思った。
    本来ならもう無理矢理聞き出そうとしだしてもおかしくないのに、
    ここまでもったことこそが驚きだ。
    僕は、深く息を吐き出し、そして再度息を吸い込んだ。

    「実はーーー、」

    話さなくちゃならない。全部、全部。
    玄関に入ってから、僕が見たこと、総てを。
    昨日はひどく動揺していて話すことがかなわなかったが、
    今日はありがたいことに落ち着いてはいる。
    まだ、ショックは抜けない。
    話すのにもかなり抵抗がある。・・・それでも。
  25. 25 : : 2016/01/18(月) 19:53:45
     「・・・と、いうことが、あったんです」
    総て話し終えて口を閉ざす。
    誰も言葉を発しなかった。
    僕も、何も話さなかった。


    しばらくの沈黙。口を開いたのは、青年。

    「・・・とりあえずさ、怪我の手当て・・・した方がいいよね
    君の話は分かったし、たぶん本当なんだと思う。でも・・・
    まず手当てしないことにははじまらないし」

    青年の言葉で僕は自分が怪我していることに気づいて、
    警察官は顔面蒼白になって今更慌て出す。

    「取りあえず、家・・・は無理だよね、
    病院行った方がいいかな」

    いいですよね?青年が僕の腕を掴みながら警察官に問う。
    いかにも好青年然とした優しげな見た目とは裏腹になかなか強引な性格なところもあるらしい。

    警察官に戻ってきて事件について詳しく話すと約束した後、
    僕は青年に腕を掴まれたまま病院に行ったのだった。
  26. 26 : : 2016/01/18(月) 20:12:45
     幸いと言うべきか怪我はたいしたことは無く、
    出血が酷いだけなので軽い手当をしてもらい病院を後にした。

    再び警察署へ戻ると、あの警察官の怒鳴り声が聞こえてきた。
    ついで バンバンッ と2発の銃声。
    署内からは婦警さんだろうか、女性の悲鳴も聞こえる。

    思わず身を縮こまらせて青年と顔を見合わせると、
    中から見慣れた警察官が転げ出てきた。

    「ぐ・・・っ、うあっ・・・」

    肩を抑えていて顔色は蒼白を通り越して土気色だった。
    さっきの銃声はもしかして、と駆け寄ると予想通り肩に2発、
    銃弾が打ち込まれていた。

    「署内で何が?」
    「・・・あのっ・・・男が・・・・・・うぐっ・・・急に暴れ、て・・・っ」

     またあの男だった。どうやって拳銃を手に入れたかは知らないが、
    人に向けて発砲するなんて・・・いかにも頭のおかしいあの男がやりそうなことだった。

    どうすればいいかと考えを巡らせていると、
    青年の姿が消えていることに気付いた。
    まさか・・・と思って署内を覗くと案の定青年の後ろ姿。

    どうやら拳銃相手に素手でどうにかするつもりらしい。
    驚きを通り越してもはや呆れるレベル。

    止めた方がいいんだろうけど、でも、
    それよりも先決はこの警察官を病院に連れて行くことだ。
    普通あの状態の青年を放って離れるのは大変よろしくないだろうけど、何故だろう。
    なぜか青年なら大丈夫だという謎の信頼があったから。

    僕は警察官に肩を貸して病院に向かうためその場を急ぎ足で後にした。
  27. 27 : : 2016/01/19(火) 22:42:04
    警察官を病院に送り届ける。
    無理やり診察室に押し込んだ後、僕はまた警察署への道を全力で駆け戻っていた。

    さっきは謎の自信に任せてあの青年をほおっておいたけれどだんだん不安になってきた。
    いくら青年が強いといえど、相手は拳銃。
    怪我なしで乗り切れるとは限らない。
    最悪銃弾を撃ち込まれれば・・・。

    その可能性を想像してぶるりと肩を震わせる。
    頭を左右に軽く振ってイヤなイメージを脳内から追い出し、
    僕は更にスピードを上げて走っていった。


    警察署に到着して、ドアを蹴破る勢いで中に入る。
    すると、そこには。

    「・・・え?」

    あの男が手錠を掛けられて縛り上げられている姿と、
    それを見下ろすように立っている青年と、応援にきたのだろうか、複数の警察官の姿。
  28. 28 : : 2016/01/21(木) 18:40:30
    警察官の姿。

    俺「俺なんかしました?」

    警察「前のコメントで足首を挫いた罪だ。連行する」

    俺「にぃっげるんだよおおおおおおお!」




    筆者さん!頑張ってね!
  29. 29 : : 2016/01/21(木) 21:43:48
    わあ((

    ありがとうございます!がんばります!
  30. 30 : : 2016/01/23(土) 17:36:57
    あっけにとられて立ち尽くすと、
    青年がこっちに向かって歩いてきた。

    「あの警察官、大丈夫だった?」
    「え、っと、診察室に押し込んで、そのまま・・・」

    ナチュラルに聞かれて反射で答えると青年はさも愉快そうに笑った。

    「病人の付き添い放棄してこっちに来るなんて変わってるね!
    もしかして心配してくれた?」

    核心をついた言葉と下から覗き込む綺麗な瞳に、
    僕はいたたまれなくなって目を逸らした。

    「別に・・・そういうわけじゃ、ないけど」

    素っ気ない声が出る。そんな僕のつれない言葉にも
    気分を害したふうもなく、青年はニコッと笑って
    僕の頭を掌で軽くポン、と一度。

    (・・・変なの)

    今まで僕にとって男は、気持ち悪い嫌悪の対象だった。
    いや、今もそれは変わっていない。
    ・・・でも、この青年にはそういう感情を抱いてないことに気付いた。
    頭に手を置かれるなんて今までの僕だったら吐き気しかしないはずなのに、

    (・・・熱い)

    顔がひどく熱かった。
    それはきっと図星をつかれて恥ずかしいだけだ。
    それ以上でもそれ以下でもない。
    それを振り払うように僕は頭を左右に振った。
  31. 31 : : 2016/01/24(日) 07:01:04
     「クローリーくん」

    耳慣れない名前が呼ばれると、青年が返事をした。
    どうやら彼の名前はクローリーというらしい。
    今の今までそれを知らなかったことに唖然とした。
    そして同時に僕の名前もおしえていないこと。

     警察官が近づいてくる。

    「取り敢えず私たちに任せて君たちは避難したまえ」

    そう言われるが如何せん僕の家は到底戻れる状態じゃない。
    困って黙り込むと、僕の肩に手を置いて青年が代わりに応えた。

    「うちの寮にきて貰ったらどうでしょう?」
    「寮、かい?」

    青年が頷く。聞く話によると、青年は僕より二つ年下の大学1回生で、
    ここらでは珍しい寮通いの学生らしい。

    「構わないのかい?」
    「はい。寮母さんは優しいので大丈夫ですよ」

    ニコリと毒気のない微笑みを零し、青年が答える。
    それに納得したのかはわからないが、警察官はひとつふたつ頷くと

    「じゃあ、それで構わないかな?フェリドくん」

    そう聞いてきた。もとより異論があるはずもない僕が頷いて肯定の意を示すと、
    警察官が目で促し青年が僕の腕を引いて歩き出した。
  32. 32 : : 2016/01/24(日) 14:00:05
    クローリーくん強くて優しいとかそりゃフェリドくんも((((殴

    期待です!
  33. 33 : : 2016/01/24(日) 16:13:27
    ふふふ()惚れざるおえないでしょう

    期待ありがとうございます!
  34. 34 : : 2016/01/24(日) 19:14:39
     「クローリーくん」

    確認の意味も込めて名前を呼ぶと、彼の動きが停止した。

    「・・・?」

    不思議に思って彼の前に回ると、目を丸くして固まっていた。
    顔の前で手を振ると、我に返ったのか肩を跳ねさせた。

    「・・・参ったなあ・・・」

    そして顔を掌で覆うと、深く溜息をひとつ。
    意味が分からず首をかしげる僕に、眉尻を下げた情けない顔で話しかけてきた。
    ・・・おっきな犬みたいだ。

    「フェリドくんって、僕の名前知ってたんだ?」
    「君こそ僕の名前知ってるじゃないか」

    言い返すとまた困ったように笑う。
    母さんとは違うタイプ。素で接することなんてほぼないから、
    いまどうしていいか分からなくて探り探り言葉を口にしているのは僕だけの秘密。

    「・・・さっさといこう。僕もう疲れたよ」
    「・・・フェリドくんって見かけによらず我が儘」
    「なにか言った?」
    「いやなにも?」

    貶す言葉が聞こえて笑顔で聞き返すと彼は顔を引きつらせて両手を上げた。
    意外と楽しんでいる自分がいる。まだまだ他の人には同じように接するのは無理だけど。
    ちょっとづつなら、悪くないかな。なんて思った。
  35. 35 : : 2016/01/24(日) 19:30:42
     くだらない会話で笑いながら、しばらく歩いて、彼の生活している寮。
    すれ違う人が僕の血に染まったシャツを見て目を剥くけど、
    クローリーくんと話してると気にならない不思議。

    「ただいま戻りましたー」

    彼が扉を開けると、中から大きな怒鳴り声。

    「遅いぞクローリー!!何処行ってた!」

    玄関に仁王立ちになって目をつり上げているのは、
    ピンク色の髪をした小柄な女の子。

    「ごめん、クルル。色々あってさ」
    「ごめんですんだら警察は要らない!!色々って何だ!!くわしk・・・!」

    マシンガンのごとくまくし立てていた彼女は、
    ふと立ちすくんだ僕に気付いて目を丸くした。

    「お前・・・」

    彼女の視線が僕の顔から下に下がって首の傷で止まる。
    それでなにかを察したのか、舌打ちをし、

    「クローリーめ・・・また面倒ごとを連れてきたのか・・・」

    ブツブツ呟きながら歩き出そうとし、
    なお困惑している僕を見てぶっきらぼうに

    「おい。手当てするから付いてこい」

    そういって再度きびすを返したのだった。
  36. 36 : : 2016/01/25(月) 17:49:05
     大人しく靴を脱いであがり、彼女に付いていくと、医務室らしき所に通された。
    彼女は面倒くさそうに器具を棚から引っぱり出すと、僕の手当てに取りかかった。
    結構手荒く傷口を洗われ、ジクジクと込み上げる痛みに涙ぐむと、
    彼女は

    「男なのに泣くな!根性なしかお前」

    と、嫌そうに眉をひそめたが、治療の手を心なしか丁寧にしてくれたので
    きっと根は優しいんだろう。
    しばらくは彼女のいうとおりに涙をこらえていたが、
    消毒で僕を襲った恐ろしい痛みにとうとうガマンの限界がきて、

    「・・・っ」

    ほろり、瞼から雫が落ちたのを見て、
    彼女は眉根を寄せたものの、とくになにも言わずに手当てを続け、
    クローリーくんはちょっと微笑んで僕の頭をぽん、ぽんと一定のリズムであやすようにたたいた。

     傷口の治療が終わって包帯を巻かれる。
    最中僕を苛んでいた痛みはずいぶんましになっていて、

    「終わったぞ」
    「あ、ありがとうございました」

    相も変わらず不機嫌そうな彼女にお礼をいうと
    ふんっと鼻を鳴らしてそっぽを向かれた。

    「怪我人を放っておくほど非常じゃない」

    ・・・うん。やっぱり優しい人みたいだ。
  37. 37 : : 2016/01/26(火) 22:39:05
     僕の手当てが終了すると、彼女(確かクローリーくんにクルルと呼ばれていた)は、
    クローリーくんに向き直ってドスのきいた声でひとつ、質問した。

    「怪我人の治療も終わったことだし、クローリー?
    ・・・全部聞かせてもらおうか・・・?」

    怒りに顔を引き攣らせて、今にもクローリーくんに飛びかかりそうな彼女を見て、
    来てはまずかっただろうか・・・と今更ながら不安になる。
    元はといえばクローリーくんはこの事件には何一つ関係ないはずで。
    本当は僕が一人でどうにかしなきゃいけない問題なのに。

    「・・・・・・。」

    考えれば考えるほど、クローリーくんは巻き込まれているだけ。
    なのに僕は彼にお世話になろうとしている。
    そんな自分に吐き気がした。なんてずうずうしい。

    「・・・あの、僕、やっぱり出てきます!」

    彼に対する罪悪感と、自分に対する嫌悪感とがごちゃ混ぜになってなにも考えられなくなる。
    ・・・気づけば僕は、その空間から逃げ出していて。
  38. 38 : : 2016/01/30(土) 13:12:03
     かなり走って、すごく遠くまで。
    辺りを見回す。知らない景色。
    僕はあの空間から逃げ出す代わり迷ったらしい。
    溜息をついて歩き出す。後先考えずに飛び出してきてしまったけど、
    これからどうするか・・・。

    「はあ・・・」

    無意識に溜息が出る。
    多少罪悪感を抑えて無理にでもお世話になればよかった
    なんて恐ろしい考えが自分を支配し始める。
    また溜息をもらす。ホントにどうすればいいんだろう。

     辺りは夕日が沈みかけ、暗くなりそうな予感。
    なんだかいろんなコトを思い出しそうで嫌だなあ、なんて思った。

    当てもなくふらふら歩いていると、いきなり腕を掴まれて路地裏に引き込まれる。
    あ、これデジャヴ・・・と頭では思い、身体は恐怖に固まった。

    僕を引きずり込んだのは、・・・知らない中年の男。

    (・・・また・・・?)

    そう、また。僕は小さい頃から割と頻繁にこういうことに遭遇していて。
    初めてやられたときは恐怖で母に助けられてもずっと泣きじゃくっていたけど、
    幾度となく遭っている今は嫌悪を感じるくらいで。

    (・・・うーん、とりあえず抜けなきゃ)

    僕は仮にももう大学生だからそれなりに力もあって、
    同級生の間ではまあひ弱な方だといえ、中年のおっさんに
    力で負けるなんてことはまあ無いだろうし。
    体に力を込めた。
  39. 39 : : 2016/01/30(土) 13:35:52
    そして、驚いた。

    (抜けれない・・・?)

    ぎりぎりと締め付けられる。痛い。
    物凄い力。骨が軋むような。

    「君、いいね・・・可愛い顔してるね」

    耳元で囁かれ肌が粟立った。気持ち悪い・・・!!
    なんとか身をよじろうとすると
    さらに力を込められ、抑え込まれる。

    「男は専門外だけど・・・いけるかもしれないね」

    服の中に手が入り込んでくる。ワイシャツはいまだに血だらけなのに気にしないようにボタンを引きちぎる。
    ひとつ、ふたつ、みっつボタンが飛んだ。
    幼い頃からでもここまでされたことなんて無い。
    嫌悪と恐怖と。混じり合って僕の思考をぐちゃぐちゃにする。
    なにも考えられなくて、でも逃げたくて。
    必死に暴れても実際は相手にとって身じろぎ程度にしか思われてないぐらい。

    「や、やだっ・・・やだやだやだっ!!誰か・・・っ・・・クローリーくんっ!!!」

    知らずに声が出る。いるはずもない彼のことを呼んでしまう。
    くるはずもない彼のこと。
    泣きたくなって、
    でも相手の前では泣き顔なんて見せたくなくて、
    唇を噛み締める。もう、・・・厭だ

     諦めかけて。目を閉じて。
    相手が勝ち誇ったようにワイシャツを脱がそうと肩に手をかけ、
        

     それで。
  40. 40 : : 2016/01/30(土) 13:58:15
    「何してる!!!!」

    怒鳴り声。相手から引き離されて引っ張られる。強い力。
    引き寄せられて、力強い腕に抱きしめられる。
    唖然とする相手に、たたみかけるように怒鳴り声。

    「何してるかって聞いてるんだ!!」

    片手で僕を抱きしめて、反対の手で相手の胸ぐらを掴みあげる。
    怯んだ相手を睨みつける。みたことない瞳。怒りに燃える瞳。

    顔面蒼白になる相手をまたひと睨みして、

    「二度とフェリドくんに触るな」

    低い声で言い捨てる。
    彼は・・・

    「クローリー、くん・・・」

     からげるように相手が逃げていくのが見えた。
    でも僕はそれ以上に動揺していて。
    来るなんて、思ってなかった。
    助けてくれるなんて、思ってなかった。
    僕のためにこんなに怒ってくれるなんて、思ってなかった。

    「クローリーくん・・・っ」

    いろいろごちゃ混ぜで。言葉にならなくて。
    ただ彼にしがみついた。

    「なにも、されてない?」
    「・・・うん・・・」

    頷くと、彼は深い溜息をついて。
    抱きしめられた。強く、強く。

    「・・・無事で、良かった・・・」

    絞り出すような声が聞こえて。
    きゅううっと心臓が締め付けられた。

    「ごめん・・・心配、かけたね・・・」
  41. 41 : : 2016/01/30(土) 14:03:30
    慣れなくてぎこちなく頭を撫でると、

    「ホントだよ・・・心臓止まるかと思った」

    びっくりして慌てて脈拍を測ろうとする僕に笑って、
    クローリーくんはさらにぎゅうっと力を込める。
    すこし苦しい。けどなんだかあったかい心地よさ。

    「帰ろうか」

    声をかけられて。

    「いい、の?」

    勝手なことばっかりして、さんざん振り回した僕なのに。
  42. 42 : : 2016/01/30(土) 16:27:42
    「もちろん」

    目を瞬かせたあとニッコリと微笑むからちょっと泣きそうになったのは僕だけの秘密。

    「そっか・・・ありがとう」

    離れて差し出された手を取って。
    指を絡めて握り返されたから柄にもなく赤くなったりして。


    僕が今抱いてるのはそういうものなのかどうかはまだわからないけど、
    クローリーくんが隣に居場所を作ってくれたから、それでいいやって思う。

    短い間にいろいろあったからまだやっぱり疲れてるけど。
    ・・・まあひとまずはピンク色の彼女に謝りに行こうかな。

    「フェリドくん?」

    不思議そうに振り返ったクローリーくんにニッコリ微笑んで歩き出した。
  43. 43 : : 2016/01/30(土) 16:33:31
     今までのことは、もしかしたら神様が
    僕とクローリーくんを出会わせてくれるためにしたことかも

    ・・・なんて、柄じゃないって母さんに笑われるかな








    ーーーそれから暫くしてまたもや周りを巻き込んでクローリーくんと僕にはいろいろあるんだけど、
    それはまた、別の話・・・・。
  44. 44 : : 2016/01/30(土) 16:35:42
    すみません・・・。・・・いや、すみません((
    あれ・・・こんな予定じゃなかったハズなんだけどなあ(滝汗)
    あの、全国のクロフェリ好きの方ホントにごめんなさい・・・
    無理矢理感・・・ありまくりですね違和感半端じゃないですね
    続く、かなどうしよう・・・
  45. 45 : : 2016/01/30(土) 17:58:12
    なんかもう、クロフェリ満載で幸せになれます…()

    お疲れさまでした!
  46. 46 : : 2016/01/30(土) 18:04:30
    逢佳さん〉

    おつありです!

    クロフェリは癒やしですから・・・((

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