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リヴァイ「悔いなき選択」

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  1. 1 : : 2013/12/05(木) 21:21:47
    今回はシリアスです


    ※捏造世界

    ※更新遅め


    では
  2. 4 : : 2013/12/05(木) 21:26:05
    女型の巨人と対峙後…


    リヴァイ(随分と少なくなったな…)


    エレン(俺のせいだ…俺のせいで先輩達は…)
  3. 5 : : 2013/12/05(木) 21:30:26
    ハンジ「リヴァイ!」


    リヴァイ「…何だ、クソメガネ」


    ハンジ「もしかしたらあの4人が生き返るかもしれないんだ!」


    リヴァイ「…?」


    エレン「どういうことですか!?」
  4. 6 : : 2013/12/05(木) 21:34:11
    ハンジ「実はエレン達の巨人化能力を研究しているうちに…」


    ハンジ「それを人体に応用できることを見つけたんだ」


    ハンジ「それを死んだ魚に応用したらどうなったと思う?」


    エレン「…?」


    リヴァイ「…」


    ハンジ「その魚が生き返ったんだ!」
  5. 9 : : 2013/12/05(木) 21:38:23
    ハンジ「つまり…」


    リヴァイ「死んだ人間が生き返るかもしれない…か、バカバカしい」


    ハンジ「そこ言いたかったのにー! …でも可能性は十分にあると思う」


    リヴァイ「第一…そんなもの倫理に反するだろうが、人間死ぬと
    きゃ死ぬんだ」


    エレン「リヴァイ兵長…」
  6. 10 : : 2013/12/05(木) 21:45:11
    ハンジ「でもあの4人は相当な戦力だったし、1回だけなら許可が下りるかもね」


    リヴァイ「…何だ、その言い回しは」


    ハンジ「蘇生させるかさせないかを決めるのはリヴァイだからね」


    ハンジ「…」


    リヴァイ「…」


    ハンジ「…一番あの4人の事に詳しいだろ?」
  7. 11 : : 2013/12/05(木) 21:51:51
    リヴァイ「…」


    ハンジ「私はリヴァイの決めた事なら全て従うつもりだよ」


    リヴァイ「…ああ」


    エレン「…」
  8. 16 : : 2013/12/05(木) 22:37:03
    ーーーーーーーーー


    リヴァイ(分かってるんだ…蘇生なんて馬鹿げたものに期待なんてしちゃいけねぇって事くらい)


    リヴァイ(そして私情もはさんじゃいけねぇって事もな…)


    リヴァイ(なあ…お前ら)


    リヴァイ(お前らは本当に生き返ることを望むのか…?)
  9. 24 : : 2013/12/06(金) 13:55:56
    リヴァイ(俺には分からねぇよ…)


    リヴァイ「…」


    エレン(リヴァイ兵長はどうするんだろう…)
  10. 28 : : 2013/12/06(金) 21:48:59
    ーーーーーーーーーー


    リヴァイ「…ハンジ」


    ハンジ「…決まったんだね」


    リヴァイ「俺は…」
  11. 29 : : 2013/12/06(金) 21:50:44
    リヴァイ「あいつらを蘇生させる」


    エレン「!」


    ハンジ「…」


    リヴァイ「勘違いするな、俺の私情じゃない」


    リヴァイ「兵団にとって有益になると思っただけだ」


    エレン「リヴァイ兵長…」


    ハンジ(それでごまかせてるとでも思ってるのかな?)
  12. 30 : : 2013/12/06(金) 21:54:03
    ハンジ「言っておくけど成功するかどうかは分からないからね」


    リヴァイ「…その位分かってる」


    エレン「ハンジさん!お願いします!」


    ハンジ「…頑張るよ」
  13. 31 : : 2013/12/06(金) 21:57:34
    リヴァイ「…」


    リヴァイ(そうだ、これは私情を挟んでいるわけじゃない)


    リヴァイ(兵団の利益のためだ…)


    リヴァイ(俺の私情は一切関係ない)


    リヴァイ(筈なんだが…)


    リヴァイ(あいつらにもう一度会えるのかと思うと…)


    リヴァイ(…俺らしくもないな)
  14. 32 : : 2013/12/06(金) 22:03:15
    エレン(先輩の皆さん…)


    エレン(俺は必ず会えるって信じてます)


    エレン(そして…一緒にまた生きましょう)


    エレン(ハンジさん…必ず成功させてください…!)
  15. 34 : : 2013/12/07(土) 12:25:38
    ハンジ「…」


    リヴァイ「…」


    エレン「ハンジさん!」


    リヴァイ「…早く結果を言え」




    ハンジ「成功だよ!」



    エレン「!」


    リヴァイ「…!」
  16. 35 : : 2013/12/07(土) 12:31:26
    エレン「皆さんはどこに!!」


    ハンジ「まぁまぁ落ち着いてよエレン」


    エレン「落ち着いてなんかいられませんよ!」




    リヴァイ(また会えるのか…あいつらに…)


    リヴァイ(…行くか)
  17. 38 : : 2013/12/07(土) 19:52:19
    ーーーーーーーーーー


    ペトラ「アレ?私達って」


    オルオ「死んだはず…だよな…?」


    エルド「どうなってんだ?」


    グンタ「生き返ったのか…?そんな馬鹿な…」



    エレン「皆さん!」



    ペトラ「エレン!」


    オルオ「という事は…」


    エルド「マジかよ…」


    グンタ「本当に生き返ったのか…?」
  18. 39 : : 2013/12/07(土) 20:09:24
    リヴァイ「…」


    4人「兵長!」


    リヴァイ「…お前ら」


    4人「また兵長に会えて嬉しいです!!」


    リヴァイ「そうか…」


    リヴァイ「…兵士としての仕事も忘れるな」


    4人「はい!!!」
  19. 44 : : 2013/12/09(月) 19:47:56
    リヴァイ「…」


    リヴァイ(…足りなかったものが埋まった感じ…だな)


    リヴァイ(こんな事を感じたのは何年ぶりか…)


    ーーーーーーーーーー


    エレン「本当に嬉しいです…」ポロポロ


    オルオ「何も泣くことは無いだろう?」


    エレン「だって、あの時…」


    ペトラ「…」


    グンタ「今俺達がここにいる、それだけで十分だろ?」


    エルド「俺達もまだ信じられねぇしな」



    ハンジ「ねぇねぇ!生き返るのってどんな気分!?」キラキラ


    オルオ「個人的には…眠りから覚めた感じですかね」


    ペトラ「私は…どうだったんだろう…?」


    グンタ「誰かに呼ばれたような…?」


    エルド「俺もグンタと同じ感じだったな」


    ハンジ「人によって違うのか…!」キラキラ


    ハンジ「もっと研究したーい!」


    リヴァイ「うるせぇぞ、クソメガネ」


    リヴァイ「…今はこいつらを祝ってやれ」
  20. 45 : : 2013/12/09(月) 19:56:26
    4人「兵長…!」


    リヴァイ「お前らもそう固くなるな」


    4人「はい!」


    エレン「フフッ」


    オルオ「何がおかしいんだ…?エレン…」ゴゴゴ


    エレン「皆さんは本当に兵長を尊敬してるんだなぁ…と思って」


    オルオ「そんなのは当たり前だ」


    ペトラ「そうね」


    エルド「もう結婚したらどうだお前ら」


    ペトラ「ちょっ…エルド!」


    グンタ「まぁまぁ…それより俺達が死んだ…っていうのもおかしいけど…その後の話も聞かせて下さい」


    リヴァイ「ああ…」


    エレン「俺も覚えてないんですよね…巨人化した後の事…」
  21. 46 : : 2013/12/09(月) 21:31:25
    リヴァイ「まず、エレン」


    エレン「はい」


    リヴァイ「お前は女型に連れ去られそうになったことは知ってるな?」


    エレン「…はい」


    4人「!?」


    4人「エレン、もしかしてあの後逃げずに…?」


    エレン「…巨人化して戦いました」


    オルオ「確かにな…エレンならやりかねない」


    リヴァイ「その後だ、俺は女型を追いかけた時…」


    ハンジ(4人の遺体の事は言わないんだね…)


    リヴァイ「先にミカサ…だったか…が女型と戦闘中だった」


    エレン「!!」


    オルオ「あの時話してた奴らの中にいるのか?」


    エレン「はい」


    3人「?」


    エレン「えっと、ミカサっていうのは俺の幼馴染で104期訓練兵を首席で卒業した奴です」


    ペトラ「兵長を睨み付けてた子?」ヒソヒソ


    エレン「…そうです」


    エルド「しかし何で先に?」


    リヴァイ「巨人化したエレンの声を聞いたから、だそうだ」


    グンタ「それでそこに行くっていうのも中々凄いな」


    リヴァイ「エレンの事になると周りが見えなくなる…そんな印象だったな」


    エレン「あいつは俺の事になるとしつこいんですよ」
  22. 47 : : 2013/12/09(月) 21:41:54
    リヴァイ「そして2人で女型からエレンを奪還した」


    4人「さすが兵長!」


    リヴァイ「…そろえて言うな」


    4人「すいません、兵長!」


    リヴァイ「…フフッ」


    ペトラ「今、笑いましたよね!」


    リヴァイ「…」


    エルド「確かに見ましたよ!」


    リヴァイ「…笑ってねぇ、今の事についてこれ以上の言及は禁止だ」


    グンタ「そ、そんな…」


    オルオ「そうだぞ、お前ら」


    ペトラ「何を偉そうに」


    エレン「やっぱり皆さんがいないとつまらないです」グスッ


    ペトラ「男が泣いてちゃモテないよ?」フフ


    エレン「はい…! すみません!!」ニッ


    リヴァイ「…」
  23. 49 : : 2013/12/10(火) 20:14:49
    リヴァイ「…エレン」


    エレン「?」


    リヴァイ「お前の力は人類の希望だ」


    リヴァイ「こいつらはそれを命がけで守った」


    エレン「…」


    リヴァイ「たとえ生きていてもその時に遺した意志は無くならない」


    リヴァイ「必ず巨人を絶滅させるぞ」


    エレン「…はい!!」
  24. 50 : : 2013/12/10(火) 22:24:32
    そして数日後…



    エレン「ペトラさん!」


    ペトラ「エレン、どうしたの?」


    エレン「いや、呼んでみただけです」


    ペトラ「何よそれ」フフフ





    オルオ「畜生…エレン…」ゴゴゴゴゴ


    エルド(我関せずだな)


    グンタ(エレン…お前って奴は…)
  25. 51 : : 2013/12/10(火) 22:29:56


    オルオ「おいエレン…」ゴゴゴゴゴ


    エレン「オルオさん!」


    オルオ「てめぇペトラと何軽々しく喋ってんだ…」


    エレン「え!?ダメだったんですか!?」


    オルオ「お前みたいな新兵が俺達と対等に話すなn」ガシッ



    ブシャァァァァァァ…



    エレン「…」


    エルド(自業自得だな)


    グンタ(同じ班なのが恥ずかしい…)
  26. 52 : : 2013/12/12(木) 16:49:55
    リヴァイ(…こういう光景ももう見ることは無いと思っていたが…)


    リヴァイ(また見ることができるなんてな…)



    ハンジ「リーヴァイ!」


    リヴァイ「…何だ」


    ハンジ「そろそろあの4人に話聞いてもいいよね?ね?ね?」キラキラ


    リヴァイ「ああ…」


    ハンジ「じゃあ行ってくるねー!!」ダダダ



    リヴァイ(…こいつも相変わらずだな)


    リヴァイ(あいつらが上手く逃げてるといいが)
  27. 53 : : 2013/12/13(金) 19:49:11
    ネェーネェーハナシヲ…
    スイマセンヨウジガアルノデ…


    オルオハナシヲ…
    ソウジシナキャイケナイノデ…


    グンタ!
    スイマセンショクジヲツクラナキャイケナイノデ…


    エルドー!
    ウマノセワヲシナイトイケナイノデ…








    リヴァイ(上手く逃げられてるみたいだな…)

    リヴァイ「…」
  28. 56 : : 2013/12/14(土) 19:15:38
    さらに数日後…




    エレン「オルオさん、今日の食事の当番はだれでしたっけ?


    オルオ「…」


    エレン「オルオさん?」


    オルオ「今日の当番はペトラだと思うが」


    エレン「…?」








    ハンジ「…」
  29. 57 : : 2013/12/14(土) 19:19:29
    エレン(考え事でもしてたのかな?)


    オルオ「じゃあ俺は行くぞ」


    エレン「は、はい…」


    エレン(他の人にも聞いてみようかな…)













    ハンジ(まさか…)
  30. 62 : : 2013/12/15(日) 13:57:45
    エレン「ペトラさん!」


    ペトラ「…」


    ペトラ「何?エレン?」


    エレン「…今日はペトラさんが食事の当番ですよね?」


    ペトラ「…」


    ペトラ「そうだけど…どうかしたの?」


    エレン「いや、気になっただけなんですけど…」





    ーーーーーーーーーー


    エレン(少し反応が遅いような…)


    エレン(…ハンジさんに言ってみようかな)
  31. 63 : : 2013/12/15(日) 14:30:36
    エレン「ハンジさん!」


    ハンジ「何だい?エレン?」


    エレン「実は先輩たちの事なんですけど…」


    ハンジ「…あの4人がどうかしたの?」


    エレン「喋りかけても反応が遅いんです」


    エレン「必ず少し間があるっていうか…」


    ハンジ「…」


    ハンジ(今言うべきか…?)


    ハンジ(でも確証はないし…)


    ハンジ(もし違ったら余計な不安を与えるだけ…か)


    ハンジ「…」


    ハンジ「やっぱり蘇生なんて普通の人間じゃ経験できないからねぇ」


    ハンジ「それについて考えてるのかもよ?」


    エレン「そうですか…」




    ーーーーーーーーーー


    ハンジ(今回はエレンだったから良かったけど…これがリヴァイだったらそうはいかない)


    ハンジ(やっぱり確認しないとダメか…)
  32. 67 : : 2013/12/17(火) 19:32:12
    ハンジ(とりあえず…)


    グンタ「…」スタスタ


    ハンジ「グンター!!」


    グンタ「…」


    グンタ「何ですか、ハンジさん」


    ハンジ「蘇生の事について聞いてもいいよね?ね?」


    グンタ「…」


    グンタ「ちょっと当番があるn」


    ハンジ「今日当番ないよね?」


    グンタ「…」


    ハンジ「まぁ…いいや、今度一度にやるから!じゃーねー!!」















    リヴァイ「何をしてるんだあいつは…?」
  33. 68 : : 2013/12/17(火) 19:36:36
    ーーーーーーーーーー



    ハンジ「…」


    ハンジ(間違いない…ね)


    ハンジ(リヴァイには…何て言おう)


    ハンジ(でも言わない方がもっと酷だ)


    ハンジ(明日…全部言おう)


    ハンジ(言って、リヴァイに選んでもらうんだ…!)
  34. 70 : : 2013/12/18(水) 19:28:59
    翌日…




    ハンジ「2人とも!」


    リヴァイ「どうしたクソメガネ」


    エレン「どうしたんですか?ハンジさん?」


    ハンジ「…話があるんだ」




    リヴァイ「…」


    エレン「?」
  35. 73 : : 2013/12/19(木) 19:27:07
    ハンジ「実は…あの4人の事なんだけど…」


    リヴァイ「…早く言え」


    ハンジ「少しづつだけど自我が無くなっていってるようなんだ」


    エレン「どういうことですか!? この前大丈夫って…」


    ハンジ「…確証がなかったから言わなかったんだ」


    リヴァイ「自我が無くなったら具体的にどうなるんだ」


    ハンジ「…分からない」
  36. 74 : : 2013/12/19(木) 19:28:27

    ハンジ「蘇生なんて前例がない事位分かるでしょ…?」


    リヴァイ「…チッ」


    エレン「っていう事は反応が遅かったのも…」


    ハンジ「…そのせいだと思う」
  37. 75 : : 2013/12/20(金) 21:54:10
    ハンジ「私は最善を尽くすよ」


    ハンジ「…」


    ハンジ「リヴァイたちは…」


    ハンジ「ううん、何でもない」


    ハンジ「じゃあね」




    ーーーーーーーーーー




    リヴァイ(バレバレだな…)


    リヴァイ「エレン」


    エレン「…はい」


    リヴァイ「ハンジの言った言葉の意味…分かるな?」


    エレン「皆さんは…もう…」ポロポロ


    リヴァイ「泣くんじゃねぇ 一度死んでるだろうが」


    エレン「でも…」ポロポロ
  38. 78 : : 2013/12/20(金) 22:30:34
    リヴァイ「とにかく…エレン」


    リヴァイ「この事は絶対に口外するな」


    リヴァイ「そして…悔いは残すなよ」


    エレン「…はい」



    ーーーーーーーーーー



    リヴァイ(行ったか…)
  39. 81 : : 2013/12/21(土) 11:18:49
    ーーーーーーーーーー



    エレン「皆さん!」





    オルオ「急にどうした エレン」


    エレン「みんなで出かけませんか?」




    グンタ「別に俺たちは生き返ったんだしいつでも出かけられるだろ」


    エルド「…女型との戦いも控えてるしな」


    ペトラ「その後に皆で行けばいいんじゃない?」


    エレン「…そうですよね」


    エレン「すいませんでした 急にこんなことを言って」





    ペトラ「気にする事なんてないわ」


    ペトラ「これからも…絶対に生き残ろうね」


    エレン「…はい!」



  40. 82 : : 2013/12/21(土) 11:21:42
    補足

    エレンが王都に召集されてないのは
    4人の蘇生が成功したため、その事が評価されたのと再びエレンの抑止が出来るようになったから

    時間は女型の巨人捕獲作戦前

    勿論4人も参加する予定
  41. 83 : : 2013/12/21(土) 11:39:19
    ーーーーーーーーーー

    女型の巨人捕獲作戦前日…




    リヴァイ「…作戦は分かってるな」




    4人「はい!」


    リヴァイ「すでに憲兵団の上層部とかけあいエレンが王都に召集されるという設定を作ってある」


    リヴァイ「そして女型の巨人と思われるアニ・レオンハートを何としてでも捕える…最悪殺しても構わない」


    エレン「…」


    エレン「とても憲兵団が協力するとは思えない作戦ですが…どうやって協力させたんですか?」


    リヴァイ「ダリスにエルヴィンが掛け合ったんだ」


    リヴァイ「そしてダリスは女型の巨人を捕える方を得と見た…という訳だ」


    エレン「なるほど…」


    リヴァイ「この作戦は特にエレン…お前が要だ」


    エレン「分かってます」


    リヴァイ「当日巨人化出来ないなんて事には絶対になるな」


    エレン「…はいっ!」


    リヴァイ「以上だ」
  42. 91 : : 2013/12/22(日) 21:10:41
    ーーーーーーーーーー

    リヴァイの部屋


    リヴァイ(…あいつらは反応が鈍くなっている)


    リヴァイ(そんな状態で巨人に挑むのは…正直言って自殺行為だ)


    リヴァイ(だが俺はほんの少しの可能性に賭けよう)


    リヴァイ(あいつらが死なない可能性に…)



    コンコン



    リヴァイ「…入れ」



    ガチャ



    ハンジ「…」


    リヴァイ「どうしたクソメガネ」


    ハンジ「あの4人…本当に連れていくの?」


    リヴァイ「当たり前だろうが 仮にも精鋭だぞ」


    ハンジ「…分かってるんでしょ?」


    ハンジ「あの状態で巨人に突っ込むのは自殺行為」


    ハンジ「…今は私情をはさむ時では無いはずだ」


    リヴァイ「…その私情をはさむ元々の原因を作ったのは誰だ」


    ハンジ「…何も言い返せないね ハハハ…」


    リヴァイ「明日…4人を作戦から外す気はない」


    ハンジ「…分かったよ」


    ハンジ「じゃあ…明日」


    リヴァイ「ああ」



    バタン



    リヴァイ「…」

  43. 92 : : 2013/12/22(日) 21:16:05
    リヴァイ(分かってる…)


    リヴァイ(あいつらは恐らく明日死ぬ)


    リヴァイ(本当はもう一度死ぬ姿なんて見たくない)


    リヴァイ(だがここであいつらを外せば絶対に俺は後悔する)


    リヴァイ(今のこの状態も所詮はまやかしだ)


    リヴァイ(俺の我が儘を許してくれ…お前ら)


    リヴァイ(そして一度だけでも聞きたい…)


    リヴァイ(お前らは本当に生き返って幸せだったか?)


    リヴァイ(こんな一瞬で満足したか?)


    リヴァイ(俺は…)
  44. 94 : : 2013/12/22(日) 23:27:21
    ーーーーーーーーーー



    エレン(先輩方は多分明日…)


    エレン(あの状態ではまともに戦えない…)


    エレン(でも…リヴァイ兵長が決めたことなら…)


    エレン(俺は…ハンジさんが言う通り悔いが残らない方を選びます)


    エレン(前日になって考える事じゃないかもしれないけど…)


    エレン(アニ…お前は…巨人なのか?)


    エレン(俺にはまだ信じられない)


    エレン(アニが人間だって確証が出てこの作戦が中止になれば…)


    エレン(…そんな事起こるわけないか)


    エレン(この世界は残酷だから)


    エレン(それでも俺は前に進まなきゃならないんだ)
  45. 97 : : 2013/12/23(月) 14:56:38
    ーーーーーーーーーー

    リヴァイの部屋


    コンコン



    リヴァイ(またか…)


    リヴァイ「入れ」



    ガチャ



    ハンジ「何度もごめん…リヴァイ」


    リヴァイ「で 用件は何だ」


    ハンジ「リヴァイ 足怪我してるよね?」


    リヴァイ「…だからどうした」


    ハンジ「いくら今回の作戦に同行したいからって足を怪我するのを隠すのはどうかと思うけど…?」


    リヴァイ「何だ?お前は俺を罵倒するためだけに来たのか?」


    ハンジ「いいや…」


    リヴァイ「…」


    ハンジ「足の怪我を治してあげようかと思ってね」


    リヴァイ「そんな事が出来るのか」


    ハンジ「あの技術を応用すれば…ね」


    リヴァイ「…」


    ハンジ「そんな状態で立体機動が出来るなんて思わない方がいいよ」


    ハンジ「間違いなくリヴァイも死ぬ」


    リヴァイ「俺「も」…か」


    ハンジ「そう…リヴァイも…ね」


    リヴァイ「…明日までに間に合うのか?」


    ハンジ「もちろん」


    リヴァイ「…足の怪我のことは誰から聞いた?」


    ハンジ「…どういうことかな?」


    リヴァイ「とぼけるな…バレバレだ」


    ハンジ「…リヴァイ班って言えばいいかな?」


    リヴァイ「そうか…」


    ハンジ「じゃあ早めに始めようか」


    リヴァイ「…分かった」
  46. 103 : : 2013/12/26(木) 09:42:37
    翌日…



    リヴァイ「エレン…必ず成功させろ」


    エレン「…はい」


    リヴァイ「この作戦は昨日も言ったがお前が要だ」


    リヴァイ「失敗は許されない」


    エレン「…分かっています」


    リヴァイ「…ならいい」
  47. 104 : : 2013/12/26(木) 09:54:40
    ーーーーーーーーーー

    数時間後…ストヘス区にて



    マルロ「長話しすぎたな…行くぞ!」


    エー ヘーイ ゾロゾロ



    アニ「…」


    「アニ」


    アニ「…?」


    アニ「アルミン…!?」


    アルミン「やぁ…もう…すっかり憲兵団だね」


    アニ「どうしたのその恰好は?」


    アルミン「荷運び人さ 立体機動装置を雨具で見えないようにしてるんだ」


    アルミン「ほら」サッ


    アニ「…!?」


    アニ「一体どういう事?」


    アルミン(…落ち着け 悟られてはいけない)ドクンドクン


    アルミン「エレンを逃がすことに協力してくれないかな…」


    アニ(…そういうことか)


    アニ「…逃がすって?」
  48. 111 : : 2013/12/26(木) 17:53:34
    アニ「どこに?」


    アニ「王政の命令に逆らって…この壁の中のどこに逃げるって言うの?」


    アルミン「一時的に身を隠すだけさ 王政に真っ向から反発するつもりじゃない」


    アルミン「調査兵団の一部による反抗行為って体だけど…時間を作ってその間に審議会勢力をひっくり返すだけの材料を揃える」


    アルミン「必ず!」


    アニ「ひっくり返す材料…?」


    アニ「そんなに都合のいい何かがあるの…? 根拠は?」


    アルミン「…ごめん」


    アルミン「それは言えない…」


    アニ「…」


    アニ「悪いけど…話にならないよ…」
  49. 113 : : 2013/12/26(木) 17:59:00
    アニ「黙っといてやるから勝手に頑張んな」ザッ


    アルミン「アニ!」


    アニ「…」


    アルミン「お願いだ…このままじゃエレンは殺される」


    アニ「…」


    アルミン「何にも分かってない連中が自分の保身のためだけに…」


    アルミン「そうとは知らずに人類破滅への道を進もうとしている」


    アニ「…」


    アルミン「説得力が無いことは分かってる…」


    アルミン「でも…」


    アルミン「それでも…もう大きな賭けをするしか…無いんだ」


    アニ「…」


    アルミン「もちろん迷惑が掛からないように努める…」


    アルミン「けどウォールシーナ内の検問を潜り抜けるにはどうしても憲兵団の力が必要なんだ」


    アニ「…」


    アルミン「もう…これしか無い」
  50. 115 : : 2013/12/26(木) 18:04:44
    アルミン「…」


    アニ「…」


    アニ「あんたさ…私がそんな良い人に見えるの?」


    アルミン「…」


    アルミン「良い人か…それは…その言い方はあまり好きじゃないんだ」


    アルミン「だってそれって…自分にとって都合の良い人の事をそう呼んでいるだけのような気がするから」


    アニ「…」


    アルミン「全ての人にとって都合の良い人なんていないと思う」


    アルミン「誰かの役に立っても…他の誰かにとっては悪い人になっているかも知れないし…」


    アルミン「…」


    アルミン「だから…」


    アルミン「アニがこの話に乗ってくれなかったら…」


    アルミン「アニは僕にとって悪い人になるね…」


    アニ「…」


    アニ「…」フッ


    アニ「いいよ」


    アニ「…乗った」
  51. 116 : : 2013/12/26(木) 18:08:02
    ーーーーーーーーーー


    アニ「…」


    アルミン「…」


    エレン「…」


    ミカサ「…」




    エレン「案外…楽に抜けられたな」


    エレン「ずっと馬車の中にいたが全く確認もされなかった…」


    エレン「さすが憲兵団様だ…日頃の仕事具合が窺える」
  52. 117 : : 2013/12/26(木) 18:18:42

    エレン「後は影武者のジャンがバレなきゃいいが…」


    エレン「ありゃあそう長くはもたねぇな…」


    エレン「アイツとオレ全然似てねぇから…」


    アルミン「大丈夫だって…2人は体型が近いし目つきが凶悪で…似たような悪人面だから」


    エレン「…オレはあんな馬面じゃねぇよ」



    エレン(まだ悟られてはいないはずだ…)


    エレン(アニが巨人な訳がない…)


    エレン(…殺されれば少なくともその事だけは証明できる)


    エレン(アニ…俺は…)



    アニ「ねぇ…」


    アルミン「…何かな? アニ?」


    アニ「私が協力しなかったらどうやって壁を越えるつもりだったの?」


    アルミン「…立体機動で突破するつもりだったんだ」


    アニ「…無茶じゃない?」


    アニ「そもそもストヘス区に入る前に逃げた方がこんな面倒も掛からなくて済んだはずでしょ?」


    アニ「何で今ここでなの?」


    アルミン(もしかしてアニは…)


    アルミン(それでも…やるしかない)


    アルミン「ここの入り組んだ街の地形を利用しなければ替え玉作戦が成功しないと思ったからさ」


    アルミン「真っ向から逆らって逃げるよりある程度従順に振る舞って警戒心を解いてからの方が逃走の時間を稼げるからね」


    アニ「…そう」


    アニ「納得したよ」
  53. 118 : : 2013/12/26(木) 18:23:41
    アニ「…」


    アルミン「あ!」


    アニ「…?」


    アルミン「あった…ここだ!」


    アニ「ここ?」


    アルミン「うん…ここを通る」


    アルミン「昔計画された地下都市の廃墟が残っているんだ」


    アルミン「この通路を通れば外扉の近くまで安全に移動できる」


    エレン「本当か…すげぇな」
  54. 122 : : 2013/12/26(木) 20:19:05
    アニ「…」


    アルミン「アニ?どうしたの?」ドクンドクン


    エレン「何だお前…まさか暗くて狭いところが怖いとかいうなよ?」


    エレン(なぁ…嘘だよな…?アニ…)


    アニ「そうさ…怖いんだ」


    アニ「あんたたちみたいな…勇敢な死に急ぎ野郎には…」


    アニ「きっと…か弱い乙女の気持ちなんて」チラッ


    アルミン「!?」ドクンドクン


    アニ「分からないだろうさ」


    エレン「…大男を空中で一回転させるような乙女はか弱くねぇよ」


    エレン「バカ言ってないで急ぐぞ!」ドクンドクン


    エレン(嘘だ…アニが…)


    アニ「いいや…私は行かない」


    アニ「そっちは怖い…地上を行かないんなら協力しない」


    エレン「な…」


    エレン(…そんなハズは)


    エレン「何言ってんだてめぇは!?」


    エレン「さっさとこっちに来いよ!」


    エレン「ふざけてんじゃねえ!!」


    ミカサ「…エレン!叫ばないで」


    アニ「もういいよ…ミカサ」


    ミカサ「…」


    アニ「さっきからこの辺には…何故か全く人がいないから」



    ーーーーーーーーーー

    リヴァイ「…」


    ペトラ「…」


    オルオ「…」


    グンタ「…」


    エルド「…」
  55. 123 : : 2013/12/26(木) 20:30:31
    アニ「まったく…傷つくよ…」


    アニ「一体いつから…アルミン…あんたは私を…そんな目で見るようになったの?」


    アルミン「!」ドクンドクン


    アルミン「…」


    アルミン「アニ…何で…」


    アルミン「何でマルコの立体機動装置を持ってたの?」ドクンドクン


    エレン(違う…アニは…絶対に違う…)ドクンドクン


    ミカサ「…」


    アニ「…」


    アルミン「わずかなキズやヘコみだって…一緒に整備した思い出だから…僕には分かった」


    アニ「そう…」


    アニ「あれは…」


    アニ「拾ったの」


    アルミン「…!!」ドクンドクン


    アルミン(何でだ…アニ…!)ドクンドクン


    アルミン「じゃあ…」


    アルミン「生け捕りにした2体の巨人は…アニが殺したの?」
  56. 124 : : 2013/12/26(木) 20:37:53
    アニ「さぁね…」


    ミカサ(覚悟はできてる…エレンを守るため…)ドクンドクン


    アニ「でも…1か月前にそう思っていたんなら…」


    アニ「何でその時に行動しなかったの?」


    アニ(もう…戻れない)ドクンドクン


    アルミン(僕だって…)


    アルミン「…今も信じられないよ」


    アルミン「きっと何かの見間違いだって…ただの勘違いだって…そう思いたくて…」ドクンドクン


    アルミン「そのせいで…」


    アルミン「…」ドクンドクン


    アルミン「…でも」


    アルミン「アニだってあの時…僕を殺さなかったから…」


    アルミン「今…こんな事になっているんじゃないか…!」ドクンドクン


    アニ「…」
  57. 126 : : 2013/12/26(木) 20:50:26
    アニ(ホントだね…)


    アニ「あぁ…心底そう思うよ」


    アニ「まさかあんたにここまで追い詰められるなんてね」ドクンドクン


    アニ「あの時…」


    アニ「何で…だろうね」


    アニ「助けて…もらいたかったのかも知れないね」ドクンドクン


    エレン(違う…アニはオレの仲間だ…絶対に違う…)ドクンドクン


    エレン「オイ…!」


    エレン「アニ…お前が…間の悪いバカで…」


    エレン「クソつまんない冗談で適当に話を合わせてる可能性が…まだ…あるから…!」


    エレン「とにかく!!こっちに来い!!」


    エレン「この地下に入るだけで証明できる事があんだよ!!」


    エレン「こっちに来て証明しろ!!」ドクンドクン


    エレン「…頼む」


    アニ「ごめんね…」


    アニ「…そっちには行けない」


    アニ「私は…戦士に成り損ねた」


    アニ(そして…人間にも成り損ねた)


    アニ(もう…私は…)


    エレン「だから…!!つまんねぇって言ってるだろうが!!」


    アルミン(…!)グググ


    アルミン「話してよ…アニ!!」


    アルミン「僕たちはまだ!話し合うことが出来るはずだ!!」ドクンドクン


    ミカサ「…もういい」バサッ


    アニ「…」


    アニ(あんたたちは…本当に不思議だね)


    アニ(私たちを止めるために生まれてきたみたいだ…)


    アニ(それでも…私はやらなきゃいけない)


    アニ(自分が何なのかも…分かってないクセしてね)
  58. 128 : : 2013/12/26(木) 21:07:58
    ミカサ(エレンを…守るため)


    アニ「…」


    ミカサ「これ以上聞いてられない…」


    ミカサ「不毛…」シャッ


    ミカサ「もう一度ズタズタに削いでやる」


    ミカサ「女型の巨人」


    アニ「…」


    アニ「…」フッ


    アニ「アーッハハハハ!」


    ミカサ「!?」


    アニ「アッハッハッハ!」フラフラ


    アニ「アハハハ…ハハ」フラフラ


    エレン「…!?」ドクンドクン


    アニ「アルミン…」


    アニ「私があんたの…良い人で良かったね」フッ


    アニ「ひとまずあんたは賭けに勝った…」


    アニ「…でも」


    アルミン「…」ドクンドクン


    アニ「私が賭けたのは…ここからだから」スッ


    アルミン「!」パァン!


    兵士「捕えろ!!」ダダダダ



    ドンッ!



    アニ「…!」


    兵士「はっ!」グイッ


    アニ「…」ギロッ


    アニ(残念だったね…)


    アニ(私には…何もない)


    アニ(けど…約束は残ってるんだ)パチン


    ミカサ(マズい!)ガッ


    アルミン「!?」グイ


    エレン「!?」グイ


    ミカサ「一歩… 遅かった…」


    アニ(私は必ず故郷に帰る…!)ピッ…



    ドォォォォォォォォォン!!!!
  59. 131 : : 2013/12/26(木) 21:24:49
    ミカサ「…!」


    兵士「」



    ゴォォォォォォォォォォ…



    エレン「な…」


    ミカサ「二人とも怪我は!?」


    アルミン「しまった…」


    ミカサ「立てるなら走って!!」


    ゴォォォォォォォォォォ!!!!


    ミカサ「!」グイッ


    ミカサ「手を使って…」ダダダ


    ガリガリ…


    エレン「危ねぇところだった…」ダダダ


    アルミン「とりあえず地上に出て二次作戦に移行しないと…!」


    アルミン「アニと…女型の巨人と戦わなきゃ!」


    アルミン「エレンも巨人になって…アニと戦ってもらう」


    アルミン「いいよね?」


    エレン「あぁ!」

  60. 132 : : 2013/12/26(木) 21:28:01
    兵士「お前ら!!」


    兵士「何だ!?一次捕獲は失敗したのか!?」


    アルミン「失敗しました!」


    アルミン「直ぐに二次の作戦に移行してくださ…」


    ドガン!!!


    エレン「!!?」



    ゴォォォォォォォォ…



    兵士「」



    アルミン「なっ…!?」


    アルミン「踏み抜いた!?」


    エレン「助けないと!」


    ミカサ「エレン!下がって!!」


    ミカサ「あいつは!?エレンが死んでもいいって言うの!?」
  61. 135 : : 2013/12/26(木) 21:40:31
    ーーーーーーーーーー

    時は少し遡り…女型の巨人出現直後…




    女型「…」




    ーーーーー
    リヴァイ「お前ら…分かってるな?」




    4人「はい!」


    リヴァイ「…チッ」


    リヴァイ「エレンはまだ巨人化しねぇの…」

    ーーーーー



    女型「…」ドガン!!



    ーーーーー
    リヴァイ「…踏み抜きやがったか」


    リヴァイ「…俺たちはあくまで時間稼ぎだ」


    リヴァイ「エレンが巨人化できるまで粘るんだ!」パシュッ




    4人「はい!」
    ーーーーー


    女型「…」


    オルオ「おい女型ァ!」シュゥゥ


    グンタ「俺たちを覚えてるか!」シュゥゥ


    女型「…!?」


    アニ(この4人は確かに殺したはず……何故?)


    エルド「ここでお前を必ず捕獲する!」シュゥゥ


    ペトラ「それが私たちの使命よ!」シュゥゥ


    4人「人類の力を…思い知れッ!!」
  62. 136 : : 2013/12/26(木) 21:50:04
    エルド「はぁぁぁ!」ザシュッ


    オルオ「ふん!」ザシュッ


    グンタ「喰らえ!」ザシュッ


    ペトラ「はっ!」ザシュッ



    ハンジ「…流石は元精鋭だ」シュゥゥ


    ハンジ「でも…」



    エルド「うっ!」ズキン





    オルオ「どうした!エル…」ズキン


    オルオ「うっ!」シュゥゥ





    ペトラ「2人とも!」


    アニ(何か分からないけど…)


    女型「…」ニヤッ


    女型「…」ガシッ


    ペトラ「うっ!」


    グンタ「その手を放せぇぇぇぇ!!」ザシュッ


    女型「!!」ボトッ





    ペトラ「ありがとう…助かった」





    グンタ「一旦戻るぞ!」シュゥゥ





    女型「…」グググ


    リヴァイ「…」


    リヴァイ(頭では分かってはいた…こうなると)


    リヴァイ(僅かな可能性なんて…起こらないんだな)


    リヴァイ「…」


    女型「アァァァ!」ブン


    ハンジ「リヴァイ!」


    リヴァイ「!」


    兵士「リヴァイ兵長!!」ギュィィィ



    ドンッ



    リヴァイ「!!」


    兵士「人類の勝利を信じ…」


    女型「…」グチャッ!


    兵士「」
  63. 140 : : 2013/12/26(木) 22:00:03
    リヴァイ「…ふっ!」シュゥゥゥ


    リヴァイ「はぁぁぁぁぁぁ!!」ザシュザシュッ!!


    女型「…」ズシン


    リヴァイ「一旦退いて態勢を立て直せ!!」


    ーーーーー


    エルド「う…うぅ…!」ズキン


    オルオ「あ…頭が…!」ズキン






    ペトラ「これは一体どういう事…?」


    グンタ「急な頭痛…か」



    ペトラ「うっ!私も…!?」ズキン





    グンタ「俺も…!?」ズキン






    ペトラ「…」ドサッ

    グンタ「…」ドサッ



    ーーーーーーー
    リヴァイ「!」


    リヴァイ「誰かあいつらの介抱に向かえ!!」


    兵士「ハッ!」シュゥゥ


    リヴァイ「何が起こってるんだ…」


    リヴァイ「分かるか…?ハンジ」


    ハンジ「イヤ…私にも分からない」


    リヴァイ「…そうか」

  64. 143 : : 2013/12/26(木) 22:12:56
    ーーーーーーーーーー
    地下通路


    アルミン「エレン!」


    エレン「分かってる!」ガシ


    エレン「けどよ…」ガシ


    エレン「クソォォ!痛ぇぇぇぇぇ!」


    ミカサ「あなたは…目の前で女型の巨人の正体を見た…違う?」


    ミカサ「それなのに何故巨人化出来ないの?」


    エレン「うるせぇ!そんな事は分かってるんだよ!」ガシ
  65. 159 : : 2014/01/06(月) 20:20:13
    ミカサ「エレン」


    ミカサ「もう分かってる筈…」


    ミカサ「アニはあなたを殺しにかかってる」


    ミカサ「アニを何とかしないとあなたも殺される…」


    ミカサ「もう私は家族を失いたくない…」


    エレン「…」



    アルミン「…」


    アルミン「作戦を考えた」


    エレン「…!?」


    アルミン「僕とミカサがアニが開けた穴と元の入り口から同時に出る」


    アルミン「そうすればアニは必ずどちらかに対応する」
  66. 161 : : 2014/01/06(月) 20:24:53
    アルミン「その隙にエレンはアニがいない方から逃げて!」


    アルミン「生身で戦闘に加わってはダメだ」


    アルミン「女型の巨人は先輩たちが何とかしてくれる!」


    アルミン「いくよ! ミカサ!」ダダダ


    エレン「は…? 待てよアルミン!」


    エレン「それじゃあお前らのどっちかが死んじまうだろうが!」


    アルミン「…」ピタッ


    アルミン「ここにいたって3人共死ぬよ」


    アルミン「…ミカサ」


    ミカサ「分かった」ダッ


    エレン「ミカサ!」


    ミカサ「…」ダダダ
  67. 162 : : 2014/01/06(月) 20:29:39
    エレン「な…何で…?」


    エレン「何でお前らは…」




    エレン「戦えるんだよ」




    ミカサ「…」ダダダ



    ミカサ「…」クルッ



    ミカサ「仕方ないでしょ?」





    ミカサ「世界は」

























    ミカサ「残酷なんだから」


    エレン「…!」

    エレン「~~~ッッ!」



    ミカサ「…」ダダダ



    ミカサ「…」




    アルミン「…」




    ミカサ「…」


    アルミン「…」




    エレン「…」ハァ





















    エレン「だよな」ガリッ


    ドォォォォォォォォォン!!!!
  68. 163 : : 2014/01/06(月) 20:34:20


    エレン巨人「ウォォォォォォォォォォォォ!!!」ゴォォォ



    女型の巨人「!?」バキィ!


    女型の巨人「…」ズゥゥン


    アニ(来たね…エレン)





    リヴァイ「やっと来たか…」


    リヴァイ「オイ! あいつらの様子はどうなってる!」


    兵士「まだ…意識が戻っていません!」


    リヴァイ「…分かった」
  69. 164 : : 2014/01/06(月) 20:42:33
    リヴァイ「…俺はエレンの援護に向かう」


    ハンジ「ちょっと待ってよ! いくらリヴァイでもあの二人が戦ってる中に入るなんて無茶だ!」


    リヴァイ「それがどうした」


    ハンジ「…!?」


    リヴァイ「俺は今まで死んでいった兵士の意思を背負ってる…」


    リヴァイ「こんなところで尻尾巻いて逃げる訳にはいかねぇだろうが」


    ハンジ「…」


    リヴァイ「話は終わったか? 俺は行く」パシュッ シュゥゥ


    ハンジ「…」
  70. 166 : : 2014/01/06(月) 20:47:26

    女型の巨人「…」ムクッ


    女型の巨人「…」ズシンズシン





    兵士「オイ! 逃げるぞ!」


    リヴァイ「女型の巨人を逃がすな!」



    兵士たち「はい!」








  71. 168 : : 2014/01/06(月) 20:57:40
    ーーーーーーーーーー


    ニック「祈りましょう…」


    ニック「マリア…ローゼ…シーナ」


    ニック「3つの女神の健在を…我々の安泰を…」


    ニック「神聖なる壁を疑ってはなりません」


    ニック「神の手より生まれし3つの壁は我々の信仰心を捧げることでより強固になるのです」


    ニック「神を信じる無垢な心こそが」


    …ズシン


    ニック「巨人から我々を守る術であり」


    ズシンズシンズシン


    ニック「唯一巨人を退けられる力で…」


    ズシンズシン!


    ドガン!


    女型の巨人「…」ズゥゥゥン!!




    司祭たち「うわぁぁ!」

    ニック「くっ…!」ガッ




    女型の巨人「…」ゴォォォォォォォォ




    信者「」


    女型の巨人「…」


    女型の巨人「…」グチャ


    女型の巨人「…」ズシンズシン
  72. 169 : : 2014/01/06(月) 20:59:35

    兵士「追え!」ギュィィィィ




    ニック「…!?」


    ニック「巨人…?」


    ニック「な…ならん」ヨロ


    ニック「壁に近付くでない…」






    ズシンズシン…
  73. 170 : : 2014/01/06(月) 21:14:50

    兵士1「ヤツは壁を越える気だぞ!」


    兵士2「ここを逃せば人類の敗北だ!!」


    兵士1「動きを止めろ! 足を狙え!」ギュィィィィ




    女型の巨人「…」バゴォン!


    ヒュンヒュンヒュンッ!!




    兵士1「ッ!」


    兵士達「うおっ!!」バッ


    兵士「やはり知能があるのは厄介だな…!」





    女型の巨人「…」ズシンズシン



    ギュィィィィィィィ!!!



    ザクッ!


    女型の巨人「…」シュウウ


    アニ(ミカサ…あんたは…)




    ミカサ「…」バッ


    兵士3「いいぞミカサ!」


    兵士「次は視界の外から狙え!」


    ミカサ「はい!」


    ミカサ(どうやったのかは知らないけどあのチビのケガが治っている…)


    ミカサ(でも…もしかしたら私の失態のせいで…チビは本作戦に参加できなかったかも知れない)


    ミカサ(…必ず仕留める!)

  74. 185 : : 2014/01/09(木) 17:43:28

    ミカサ(あれは…!)


    兵士1「マズい! 平地だ!」




    女型の巨人「…」ズシンズシン




    兵士2「ダメだ…アンカーを刺す建物がねぇ…」


    兵士3「回り込むしか…」


    兵士1「遠回りしてたら逃げられちまうよ!」




    エレン巨人「…」ズシンズシン




    ミカサ「!」



    ミカサ「エレン…!」
  75. 189 : : 2014/01/09(木) 17:55:16
    エレン巨人「…」ズシンズシン


    女型の巨人「…!」チラッ ズシンズシン


    アルミン「エレン…今回は大丈夫みたいだね」


    ミカサ「アルミン…ハンジ分隊長は?」


    アルミン「あれ…? そういえばいないね…」



    ミカサ「…?」



    リヴァイ「二手に分かれろ!」


    リヴァイ「何としてでも女型を!」


    兵士たち「はい!」パシュッ シュゥゥゥ
  76. 190 : : 2014/01/09(木) 17:59:46
    アルミン(まさか…早々にエレンを諦めて逃げだすとは…)


    アルミン(けど今はエレンと1対1だ…!)


    アルミン(アニにとってはエレンを攫う最後のチャンスの筈)



    ギュィィィ

    ギュィィィ



    アルミン「?」クルッ


    アルミン「アレ…?」


    アルミン「今通ったの…誰だろう…? 後ろにいた班の人たちかな?」

  77. 203 : : 2014/02/09(日) 20:51:32
    女型の巨人「…」ズザザザザザザザ


    女型の巨人「…」ガガガガガ


    女型の巨人「…」キッ




    エレン巨人「アァァァァァァァ!!」ドォ




    エレン(アニ…お前はいつも…周りがバカに見えて仕方がないって顔してたな…)


    エレン(いつも…つまらなさそうにしていた)
  78. 204 : : 2014/02/09(日) 20:57:29
    女型の巨人「…」ググ


    女型の巨人「…」スッ ビキビキ


    エレン巨人「…」


    エレン(そんなお前が生き生きしてる時がある)


    エレン(その格闘術を披露する時だ…)


    エレン(父親に強いられた下らない遊び事だとか言ってたけど…)


    エレン(俺にはお前がそう思っているようには見えなかった…)


    エレン巨人「…」ギロ


    エレン(お前は…嘘をつくのがヘタな奴だと…俺はそう思っていた…)
  79. 205 : : 2014/02/09(日) 21:00:37
    エレン巨人「…」


    女型の巨人「…」



    エレン巨人「…」ググ


    エレン(なぁ…アニ)




    女型の巨人「…」ヒュッ




    ズバァッ!




    エレン巨人「…!」ゴォォォ


    エレン(お前…)












    エレン(何のために戦ってんだ)
  80. 206 : : 2014/02/09(日) 21:03:24
    エレン巨人「…」ダンッ!


    アニ(…!?)


    アニ(飛んだ…!?)



    エレン(どんな大義があって)ゴォォッ!!




    女型の巨人「!」サッ


    エレン巨人「…」バキィッ!!




    エレン(人を殺せた)
  81. 207 : : 2014/02/09(日) 21:07:21
    女型の巨人「…!!!」ミシ


    女型の巨人「…」ドザァァァァ




    エレン巨人「…」ドォン!


    エレン巨人「ガァァッ!!」




    アニ(…なら!)ズザザ




    女型の巨人「…」ビュッ!!


    バゴォン!


    アニ(これで時間を…)


    女型の巨人「…」グ


    アニ(!?)



    エレン巨人「…」ガジ ミシミシ



    アニ(くっ!)
  82. 208 : : 2014/02/09(日) 21:13:46
    兵士「今の内だ!」


    リヴァイ「回り込め!」ギュィィィィ




    アニ(放せ!)ガッガッガッ


    女型の巨人「アァッ!」ガッガッ




    エレン巨人「」シュー シュー




    アニ(このままじゃ…!)
  83. 209 : : 2014/02/09(日) 21:22:34
    アニ(間に合わない…ね)


    女型の巨人「…」ドシンドシン


    女型の巨人「…」ビキビキビキ


    女型の巨人「…」ダンッ!


    女型の巨人「…」ビシ





    兵士「な…!? あいつ…」


    兵士「巨人の姿のまま壁を登るぞ!」





    アニ(私は…必ず故郷に…!)ビシッビシッ


    アルミン「速い…このままじゃ…!」
  84. 210 : : 2014/02/09(日) 21:33:50
    アルミン「追いつけない…!」


    ハンジ「くそ!」シュゥゥゥ


    ハンジ(馬は外に用意してあるけど…平地戦はあまりにも不利だ…)


    ハンジ(どうすれば…)


    ミカサ「行かせない!」ギュィィ


    アルミン「ミカサ! 待って!」


    ミカサ「!?」




    ???「行かせるかよ!」ギュィィィ

    ???「そのまま逃げようなんて認めないわよ!」ギュィィィ




    ハンジ「……!!!」



    オルオ「はぁぁぁぁぁぁっ!!!」ザシュ



    女型の巨人「!!?」ブラン



    アルミン「届いた…?」



    ペトラ「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ズバァッ





    女型の巨人「!!!」
  85. 211 : : 2014/02/09(日) 21:58:37


    オルオ「落ちやがれ…クソ女型」


    ペトラ「あなたの負けよ」




    女型の巨人「…」ヒュゥゥゥ

    アニ(…)
  86. 212 : : 2014/02/09(日) 22:10:55
    エレン巨人「…」ガシ


    女型の巨人「…」




    ーーーーーーーーーー

    アニ父「アニ…俺が間違っていた…」

    アニ父「今更俺を許してくれとは言わない…」

    アニ父「けど…一つだけ…一つだけでいい…頼みがある…」

    ーーーーーーーーーー




    グンタ「クソ!」ガギィ

    エルド「あと少しだ!割れ!」ブチブチ




    ーーーーーーーーーー

    アニ父「この世のすべてを敵に回したっていい」

    アニ父「この世の全てからお前が恨まれることになっても…」

    アニ父「父さんだけは…父さんだけはお前の味方だ」

    アニ父「…だから約束してくれ」























    アニ父「帰ってくるって…!」

    ーーーーーーーーーー





    アニ「…!!」ポロポロ


    シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ





    エレン巨人「!?」
  87. 214 : : 2014/02/09(日) 22:19:23
    ハンジ「!?」


    ハンジ「な…」




    水晶体「」


    アニ「…」




    ーーーーーーーーーー



    オルオ「…!?」


    ペトラ「今のは…」




    ビキビキ…ガラガラ




    オルオ「おっと…」


    オルオ「ったく…あの女型のせいで壁が…」チラ





    オルオ「!!!!!」





    ペトラ「オルオ?」チラ





    ペトラ「!!???」





    巨人「…」
  88. 215 : : 2014/02/09(日) 22:29:03
    ーーーーーーーーーー



















    エレン「…」パチ


    エレン「…」


    アルミン「…」ズズズ


    エレン「…アルミン」


    エレン「アニは…どう…なった?」


    アルミン「エレン…」


    アルミン「多分今は…誰にも分からない…」
  89. 224 : : 2014/03/29(土) 17:54:55
    エレン「…?」チラ




    ペトラ「くっ!」ガキン


    オルオ「クソッ!」キィン




    ペトラ「傷一つ…つかない」

    ペトラ「どうなってるの…?」



    アニ「…」



    オルオ「この卑怯者がぁ!!」ガン



    グンタ「よせオルオ!」




    オルオ「出てこい!!」

    オルオ「出てきてこの落とし前をつけろ!!」ガン




    ハンジ「オルオ! 今はそんな事してる場合じゃない!!」バッ


    オルオ「…!」


    ハンジ「ワイヤーでネットを作ってこれを縛る!」


    ハンジ「早く!!」


    ハンジ「いつ目を覚ますか分からないこの子を地下に運ぶ!」


    ハンジ「それだけを考えて!!」









    オルオ「……了解」
  90. 226 : : 2014/03/29(土) 17:59:10
    エルド(ようやくアニを追い詰めたと思ったら…)


    ペトラ(この水晶体で身を覆われてしまった…)


    オルオ(少なくとも鉄以上の硬度…)


    グンタ(おまけに生きているのかさえ分からない…)



    ハンジ(もし…このままアニから何の情報も引き出せなかったら何が残る…?)



    ハンジ(多くの死者を出しその人生を奪い…)


    ハンジ(謎ばかりを残して……それで何が?)
  91. 227 : : 2014/03/29(土) 18:07:45
    ハンジ「…」


    ハンジ「馬の手配はまだ!? 急いで!!」




    ガララ…




    オルオ「ハンジさん!」


    ハンジ「何?」


    オルオ「まだ…俺も信じられないんですけど…」


    ハンジ「?」


    オルオ「さっき壁が少し壊れた時…」


    ハンジ「早く用件を言いなさ…」


    オルオ「そこから…巨人の顔が…!!」



    ハンジ「え!?」バッ



    巨人「…」ヴヴヴ



    ハンジ「は…?」


    ハンジ(何で…壁の中に…)


    ハンジ「何故もっと早くこの事を言わなかったの!?」


    オルオ「お…俺達も信じられなかったんです! その後女型の為に地上に降りた後は結晶化の煙で遮られていましたし…」
  92. 228 : : 2014/03/29(土) 18:12:26
    エルド「オイ…ア…アレ…」


    ペトラ「見間違いなんかじゃなかった…」


    グンタ「巨人…だよな……何で…壁の中に…?」




    巨人「…」ギョロッ




    兵士「う…動いてる…!」


    兵士2「分隊長! 指示を!!」




    ハンジ(どういう事…?)


    ハンジ(アレはたまたまあそこだけにいたの…?)


    ハンジ(そうじゃなきゃ…壁の中全てに巨人がぎっしり…?)


    ハンジ(壁の中全てに…巨人が…!?)
  93. 230 : : 2014/07/29(火) 15:35:42

    ハンジ「とにかくアレをどうにかしないと…!」



    ズシィィィィン…


    ズシィィィィン…



    兵士「オイ…何の音だこりゃ?」


    兵士2「そこいらの巨人の比じゃない足音だが…?」
  94. 231 : : 2014/07/29(火) 16:34:34
    ドォォォォン!!!

    ガラガラ…









    大型巨人「…」









    兵士「あ……?」


    ハンジ「壁…が…」


    オルオ「壊された…? 何で…?」


    リヴァイ「しかもでけぇなこの巨人…」


    リヴァイ「壁と同じ…50mってとこか?」


    リヴァイ(そもそもここは内地…ウォールマリアは…突破されちまったのか?)
  95. 232 : : 2014/07/29(火) 17:31:41

    ヌッ




    獣の巨人「さっさとエレン連れて来いって言ったよね?」


    獣の巨人「最近は報告すら滞ってるじゃないか…」







    ハンジ「何だ…あの巨人は…?」


    ハンジ(体長は17メートル位…そして全身に体毛…)


    ハンジ(まるで獣…!)
  96. 233 : : 2014/07/29(火) 17:33:14


    獣の巨人「ん…?」チラッ



    アニ「…」



    獣の巨人「アニは失敗したんだね」





    オルオ(新しい…巨人化能力者…!!?)


    ペトラ「早く壁を!!」


    ハンジ「そうだ! 巨人が!!」
  97. 234 : : 2014/07/29(火) 17:35:21
    獣の巨人「無理無理…君達の文明じゃアレを修復するのは不可能だろ?」


    獣の巨人「ていうか…あの二人いないのか…?」キョロキョロ


    ハンジ「さっきから何を言ってるんだ…?」


    リヴァイ「単純に考えれば…後二人同じような奴がいるって事だろうな」




    獣の巨人「まぁ壁は壊したし…人類は終わりかな」


    獣の巨人「大体待ってるのは性に合わないんだよね…」















    兵士「はぁぁぁぁっ!!」ギュィィィ!!
  98. 235 : : 2014/07/29(火) 18:07:05

    獣の巨人「おお…何か面白いねソレ」ガシッ


    兵士「ウッ!!」バタバタ


    獣の巨人「この装置もらうよ」スッ


    兵士「放せ!!」




    獣の巨人「まぁいいけど…?」パッ







    兵士「うわぁ!?」ヒュゥゥゥゥ


    獣の巨人「だから言ったのに…」




    グンタ「急げ! 落ちるぞ!!」



    ーーーーー

    ペトラ「はぁっ!!」ギュィィィ


    ガシィッ


    兵士「ハァ…ハァ…助かった…」

    ーーーーー


    グンタ「間に合ったか…」
  99. 236 : : 2014/07/29(火) 18:10:34
    獣の巨人「そもそも僕はエレンって子がいると報告を受けた時点でここに連れて来いって言ったのにさぁ…」


    獣の巨人「遅すぎるよ」


    獣の巨人「まぁ元から期待してなかったし…」







    獣の巨人「まあそれは置いといて…ここに来たのは君達と一つ取引をしたかったからなんだよね」




    リヴァイ「取引…だと?」


    獣の巨人「詳しくは知らないけどエレンって子…いるでしょ?」


    獣の巨人「巨人になれるらしいじゃないか」


    獣の巨人「だからさ…その子を渡してくれない?」


    エルド「そんな事出来る訳が無いだろ!!」
  100. 237 : : 2014/07/29(火) 18:26:57
    リヴァイ「取引って言うからには…それなりの対価はあるんだろうな?」


    オルオ「リヴァイ兵長!?」


    獣の巨人「勿論…」


    獣の巨人「仮に壁がこのままなら理由はどうにせよ確実に人類は滅びる」


    獣の巨人「それをこのデカブツを使って塞いであげるよ」


    獣の巨人「というかエレンって子さえいれば人類を絶滅させる必要もないんだよね」


    獣の巨人「だから…巨人を寄せ付けないのは無理にしても二度と壁が壊されることは無いし…人類滅亡も逃れられる…ってところが君達にとってのメリットかな」


    獣の巨人「拒否するなら取り敢えずの形で壁を塞がせてるあのデカブツをどかすだけだよ」
  101. 238 : : 2014/07/29(火) 18:30:52

    リヴァイ「…」


    リヴァイ「信用できないな…」


    リヴァイ「第一お前が巨人化能力者どもやあのでかいのを操っているのなら好きな時に壁を壊せる筈だ」


    獣の巨人「まぁ…そうだね」


    リヴァイ「俺達には人類の希望であるエレンを失うというデメリットしかない」
  102. 239 : : 2014/07/29(火) 18:35:23

    獣の巨人「じゃあ何? ここで僕と戦うの?」


    リヴァイ「やれるよな…お前ら」


    オルオ「もちろんです!」


    ペトラ「はいっ!」


    エルド「やるしかないですしね!!」


    グンタ「行きましょう!!」


    獣の巨人「へぇ…じゃあいいや…君はどいていいよ」
  103. 240 : : 2014/07/29(火) 18:38:26
    大型巨人「…」ズシィィィィン…


    リヴァイ「あそこから巨人が入ってくる前に仕留める」


    獣の巨人「残念だけど…それは無理かな」




    バリィン!!



    リヴァイ「何だ!」クルッ



    ドォォォォォォォォォン!!!!



    女型の巨人「…」ダンッ!!


    女型の巨人「…」ズザザザザザザァッ


    獣の巨人「僕には警護がいるんだよね」
  104. 241 : : 2014/07/29(火) 18:40:13


    ーーーーー

    エレン「あ…れは…」


    アルミン「まだ動いちゃダメだ…」


    アルミン(万一エレンとバレたら…成す術が無い…!)


    エレン「チ…クショー…身体が…」


    アルミン「当たり前だよ…あれだけ肉体を酷使したんだから」
  105. 242 : : 2014/07/29(火) 18:43:22
    ーーーーー


    女型の巨人「フーッ…フーッ…」グッ


    獣の巨人「折角だからここで見物してるとするよ」


    獣の巨人「間もなくここは地獄絵図になるだろうからね…アッハッハ!!」




    ーーーーー

    ハンジ「なんてことだ…!!」


    ハンジ(あの巨人…アニを操っている!!)


    ハンジ「まさか巨人化まで操作できるなんて…」


    ハンジ(私に…私に出来る事は…!)

    ーーーーー
  106. 248 : : 2014/07/30(水) 21:21:05


    リヴァイ「女型が…」


    オルオ「操られてるのかありゃあ…?」


    グンタ「硬化さえどうにかできればな…」


    ペトラ「喋ってないで行くわよ!」パシュッ


    エルド「勿論だ!」パシュッ




    女型の巨人「キイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」



    リヴァイ(あの声は…!)


    リヴァイ「…」ギラ


    ザシュッ!!


    リヴァイ(まだだ!)タンッ!


    ザシュッ!!




    女型の巨人「アァァァ!!!」ブン






    リヴァイ「遅い!」パシュッ


    リヴァイ「はぁっ!!」ジャキ


    ドスッ!!!
  107. 249 : : 2014/07/30(水) 21:32:04


    女型の巨人「…」ドサァッ!!!



    シュー シュー







    ペトラ「一瞬で女型を…!」


    エルド「行くぞ!」


    グンタ「おう!!」




    エルド(腕の筋肉を削ぎ落とせ!!)チョンチョン


    グンタ「…」コク


    ペトラ「…」コク





    女型の巨人「…」シュー









    グンタ(はぁっ!!)ザシュッ!!


    ペトラ(はっ!)ザシュッ!!


    エルド(オルオはどうした?)チラッ





    オルオ(あいつは約20秒で視界が戻る……)




    エルド(…なるほどな)






    女型の巨人「…」ギョロ











    オルオ(その瞬間を叩けばいい!!)ギュィィィ!!!
  108. 250 : : 2014/07/30(水) 21:43:50
    オルオ(もう一回寝てやがれ!)


    ドスッ!!


    女型の巨人「!!!」















    獣の巨人「役立たずめ…」


    獣の巨人「でも…こっちの方が先みたいだね」














    巨人「アアア!!!」ドシンドシン







    兵士「巨人が接近してきます!! 10m級かと!!!」




    リヴァイ「チッ…!」ザシュッ!!


    リヴァイ(ウォールシーナに巨人…それだけでも緊急事態だってのに…!)




    ザシュッ…


    ザシュッ…


    ザシュッ!!!





    ペトラ(はぁっ!!)ザシュッ!






    女型の巨人「…」ダラン
  109. 251 : : 2014/07/30(水) 21:47:51

    エルド(後は首周りの筋肉だが…巨人がいる以上厳しいか…?)


    ペトラ(行くしかないわね!)シュゥゥゥ


    エルド(そんな訳ない…か!!)ギュィィィ









    巨人「アアア!!」ドシンドシン






    リヴァイ「…」ギラッ







    ???「撃て!!!」




    ドォン!!

    ヒュンヒュンヒュンッ!!




    ドスッ!!


    巨人「?」ドザァッ!
  110. 252 : : 2014/07/30(水) 21:57:54


    リヴァイ「…!!」



    ハンジ「間に合ったみたいだね…!」


    ハンジ「時間稼ぎにしかならないかも知れないけど…早くあいつを!!」


    ハンジ「私達が可能な限り巨人の足を止めるから…出来るだけ素早く周りの巨人を倒して!!」




    兵士達「はいっ!!」












    獣の巨人「な…!!」





    ズバァッ!!!



    女型の巨人「…」ガクン



    オルオ(ついに…この時が来たんだな…!!)


    ペトラ(あの時の決着をここで…!!)


    グンタ(死にやがれ女型!!)


    エルド(行くぞ!!)
  111. 253 : : 2014/07/30(水) 23:36:10

    オルオ「はぁぁぁぁっ!!!!」





    女型の巨人「アァァ!!」ブン



    オルオ「無駄だ…!」ギュィィィィィィ!!!






    女型の巨人「アァァ!!」ゴオッ!









    オルオ「な…!!」







    ペトラ「目は潰れてる筈なのに…!!」


    グンタ「噛みついてくる…だと!?」


    エルド「オルオ!!」
  112. 254 : : 2014/07/31(木) 10:38:05



    リヴァイ「くそっ!!」




    オルオ「リヴァイ兵長…?」




    リヴァイ(少しの間だったが…ありがとな)







    女型の巨人「アァァ!!」バクン!!









    ハンジ「リ…ヴァイ?」








    腕「」ボトッ







    ハンジ「嘘…だろ?」
  113. 255 : : 2014/07/31(木) 12:54:30



    ーーーーー

    エレン「あ…!!」


    アルミン「リヴァイ兵長…!!!」

    ーーーーー



















    獣の巨人(まさか部下を庇って死ぬとは…)


    獣の巨人(報告と違うじゃないか…)


    獣の巨人「まぁ…嬉しい誤算かな?」







    ペトラ「兵…長」


    グンタ「そんな…」


    エルド「お前ら! 今は女型に集中しろ!!」


    オルオ「そうだな…!」ギュィィィ!!





    女型の巨人「…」シュー シュー









    エルド「はぁっ!!」



    ガギィィン!


    エルド「クソ…! 硬化か!」









    「今すぐ女型から離れるんだ」






    エルド「!」ハッ


    エルド「エルヴィン団長!」





    エルヴィン「中身ごと吹き飛ばしてしまうが…しょうがない」


    エルヴィン「撃て!!」バッ



    ドォン!!
  114. 256 : : 2014/07/31(木) 13:08:20

    ボゴォォォォン!!!




    女型の巨人「」ドチャッ




    シュー シュー…




    女型の巨人「」シュー…








    エルヴィン「…遅れてすまない」






    ペトラ「団長…」




    グンタ「後は…!」ギリッ






    獣の巨人「…まさかここまで追い詰められるとはね」


    獣の巨人「…」
  115. 257 : : 2014/07/31(木) 15:53:44
    獣の巨人「ここまで追い詰められるとは思ってなかったよ…」


    獣の巨人「せっかく作った巨人も足止めされてるしさぁ…」


    獣の巨人「…」ギリッ


    獣の巨人「先に君達を殺せば…まだ勝機はあるのかな?」ゴオッ!



    ドォォン!!



    エルド「その前に削いでやるよ!」ギュィィィ!!



    獣の巨人「…」グルンッ!


    エルド「うおっ!」


    エルド「体勢を…!」パシュッ






    獣の巨人「遅いね」ドゴン!!




    エルド「」メシャッ




    グンタ「エルド! クソッ!」パシュッ


    グンタ「3人で攻めるぞ!」



    ペトラ「はぁっ!!」ギュィィィ


    オルオ「死ね!」ギュィィィ





    獣の巨人「ここまで…かな?」


    獣の巨人「まぁ次に託すとしよう…」




    ズバアッ!!



    獣の巨人「」ドサァッ
  116. 258 : : 2014/07/31(木) 17:23:55



    ハンジ(まだだ…まだ何も解決してない!)


    ハンジ(いまここに巨人が迫っているという事は…アレ以外にも巨人がいる可能性がある)


    ハンジ「もし他の巨人がいたら…被害はストヘス区どころじゃすまない!!」


    ハンジ「食い止めないと…!!」



    ペトラ「私達が行きます!」


    オルオ「これ以上被害を拡大なんかさせません!」


    グンタ「俺達が兵長とエルドの意思を継ぐんです!」



    ハンジ「…そう」


    ハンジ「任せたよ!!」






    ーーーーーーー


    アルミン「そ…そうだ…! まだ巨人が…!」


    エレン「兵長と…エルドさん…が…!!」ポロポロ


    アルミン「エレン…」


    エレン「クソ…視界…が…」


    ーーーーーーー


  117. 259 : : 2014/08/02(土) 12:23:57
    ーーーーー
    ーーーー
    ーーー
    ーー



    エレン「…」


    エレン「ここは…?」


    ミカサ「エレン…!」ギュッ


    エレン「どうなってんだ…?」


    アルミン「良かった…目覚めたんだね」


    アルミン「エレンは5日間寝てたんだよ」


    エレン「5日間も…?」


    アルミン「あの後…オルオさん、ペトラさん、グンタさんの協力で壁内の巨人は完全に討伐した」


    エレン「そうか…良かった」


    アルミン「でも…死んじゃった…が正しいのかな?」


    エレン「まさか…」


    アルミン「巨人を討伐した少し後…昨日だね」


    アルミン「魂が抜けたように動かなくなったきり…」
  118. 260 : : 2014/08/02(土) 12:34:18


    エレン「そんな…!」



    アルミン「…」


    ミカサ「エレン」


    エレン「…なんだよ」


    ミカサ「まだ…人類は負けてない」


    ミカサ「確かにリヴァイ兵長は強い」


    ミカサ「でも…エレンの方が絶対に強い」


    ミカサ「だから…その」


    エレン「あー分かったよ…」


    アルミン「相変わらずでしょ僕達?」


    エレン「そうだな…安心したよ」
  119. 261 : : 2014/08/02(土) 12:43:45

    ハンジ「私はお邪魔かな?」


    エレン「ハンジさん!」


    ハンジ「何ていうか…ごめん」


    エレン「…」


    ハンジ「時々思うんだ…あの子たちを生き返らせることが本当に良かったのかって」


    ハンジ「勝手に生き返らせて…本当に幸せだったのかなって」


    エレン「…きっと幸せだったと思いますよ」


    ハンジ「どうして…?」


    エレン「リヴァイ兵長の顔を見た時…皆本当に嬉しそうでしたから」


    ハンジ「…だといいけどね」



    ハンジ「それと…まだ問題は終わってないんだ」


    ハンジ「獣の巨人…あぁ、あの巨人の名前ね…の言葉から女型の巨人の他に二名…」


    ハンジ「恐らく超大型巨人と鎧の巨人が今回隔離した訓練兵の中にいるという結論に至った」


    エレン「…」


    ハンジ「アニとの戦いでも迷いがあったそうだけど…もしもの事があったら戦えるのかい?」


    エレン「もちろんです」


    エレン「母さんの敵でもありますし…何よりリヴァイ班の意思は俺が継いでるんですから…」


    エレン「必ず巨人を絶滅させないと…!」


    ハンジ「そう…だね」


    ハンジ「兵士は誰でも死ぬって事は分かってたんだけど…まさかリヴァイがね…」


    ハンジ「オルオを庇って死んで…そのオルオも昨日…」


    ハンジ「でも不思議だよ…」


    ハンジ「こうやって君を見てるとさ…エレン」


    ハンジ「どこかリヴァイに似たものを感じるんだ」


    エレン「俺が…?」


    ハンジ「何だろうね…本当に不思議だよ」
  120. 262 : : 2014/08/02(土) 12:49:04

    ハンジ「それはそうと…君には訓練兵が隔離されてる場所に向かい…もしもの時の為に待機してて欲しい」


    エレン「はい」


    ハンジ「起きたばかりの君には重大過ぎるかも知れないけどね」フッ


    エレン「本当ですよ」フッ


    ハンジ「準備は出来るだけ早くしてもらいたいけど…多分向こうも下手に巨人化はしないだろうから」スッ


    エレン「分かりました」


    ギィィ…


    エレン(俺が…散っていった皆の意思を継ぐんだ…!)


    エレン(巨人を…必ず絶滅させる!!)










    end
  121. 263 : : 2014/08/02(土) 12:51:02
    正直ここまで長くなるとは思ってませんでした


    途中やや放置気味でしたが…無事終えることが出来ました


    読んで下さった方々本当にありがとうございます
  122. 272 : : 2019/04/06(土) 19:10:10
    へいちょおおおおお!

    面白かった!けど…へいちょおお…

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