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この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

アルミン「妹を愛し愛でるエレン」

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  1. 1 : : 2016/01/05(火) 01:20:46
    この話はもしエレンに妹が居たらと言う話でやります。
  2. 2 : : 2016/01/05(火) 01:22:25
    http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=51652270

    すみません妹の方はこちらを想像していただければ助かります...
  3. 3 : : 2016/01/05(火) 01:23:21
    む?あれページ開きませんね...すみません
  4. 4 : : 2016/01/05(火) 01:31:13
    シガンシナ区

    タッタッタッタ!

    エレン「おーいエレナ!」

    エレナ「!エレン?」

    エレン「母さんに頼まれてな!薪を持つの手伝えって言われてな!」

    エレナ「そうなんだ」

    エレン「あぁ!だから!ほら」

    エレナ「わっ、ありがとエレン」

    エレン「おう!っとほら帰ろうぜ!」

    エレナ「うん、そうだね!」

    エレンはエレナの手を取り帰った。

    と一方でここを見ていた者は...

    アルミン「ほんとだエレナの手伝いしてる」

    ミカサ「でしょ、さっきカルラおばさんはあんな手伝えなんて言ってない...」

    アルミン「へぇー、でもエレンって昔からエレナと一緒に居ない?」

    ミカサ「・・・確かに」

    アルミン「だよね」

    とエレンの後をついて行っていた

  5. 5 : : 2016/01/05(火) 15:26:25
    後少ししたらやりたいと思います
  6. 6 : : 2016/01/05(火) 16:47:11
    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「~~~~」

    エレナ「ねぇ、エレン」

    エレン「ん?なんだ?」

    エレナ「…今まで聞いてこなかったんだけどさ」

    エレン「?あぁ」

    エレナ「エレンってお母さんに頼み事されて素直に受け入れた事あったっけ?」

    エレン「っえ、な、なんだよ?いきなり」

    エレンはいきなりそんな事言われて驚いた

    エレナ「あ、うんえっとね家に居る時とかにエレンとお母さんが話してる所よく見るんだけどいつも何か反抗してない?頼み事されてる時」

    エレン「?してるか?俺」

    エレナ「私からしたらそう見えるんだけど…、違ったらごめん」

    エレン「!あ、謝んなよ」

    エレナ「でも…、もし違ったらって思うと…」

    エレナは少し落ち込みながら言った

    エレン「別にそんなのお前から見た話だろ?もしかしたらそうかもしれないしそうじゃないかもしれない、これだけの話だろ?」

    エレナ「!エレン…!」

    エレン「おっ、明るくなったな」

    エレナ「!う、うんありがとう」

    エレン「!ははは」

    エレナ「?どうしたの?いきなり笑って」

    エレン「ん?あぁ、いや小さい頃からコロコロ表情変わるなぁって」

    エレナ「…そんな事言ったらエレンだって耳赤くなるじゃん」

    エレン「…そう、だっけ?」

    エレナ「そうだよ」

    小さい頃と言っても5歳頃の話だった。

    エレン「あぁ~、そっか」

    エレナ「うん、ってそれよりさっきの話」

    エレン「?」

    エレナ「エレンお母さんに頼まれて私の手伝いしに来たって言ってたけど何で今日はすんなり受け入れたの??」

    エレン「…色々あるんだよ」

    エレナ「…エレンに色々?」

    エレン「あぁ、お兄ちゃん色々あるんだよ」

    エレナ「・・・」

    エレン「…わかった教えるからその目をやめろ」

    エレナ「!うん、わかった」

    エレン「ふぅ、理由はただエレナと居たいから来ただけだよ」

    エレナ「?それだったら普通にお母さんに頼んで一緒に来ればよかったのに」

    エレン「はぁ?嫌だよ母さんにそんな事言ったら絶対お前に頼み事する前に俺にこきつかうだろ!」

    エレナ「そんな事しないと思うけど」

    エレン「絶対母さんならするぞ、妹にやらせないで兄であるあんたがやりなさいって」

    エレナ「…確かになんかやりそう」

    エレン「だろ?だから言ったんだよ」

    エレナ「?でもそれだったら何でミカサの時は手伝わないの?」

    エレン「あ?ミカサ?」

    エレナ「うん」

    エレン「ミカサは色々と毎回めんどくさい事になるから嫌なんだよ」

    エレナ「?めんどくさい事??」

    エレン「あぁ、俺が薪を持とうとするといつも邪魔してくるし勝手に持っていくし投げ飛ばされるし」

    エレナ「投げ飛ばされるのはエレンが調査兵団に行きたいって毎回言うからだと思うけど」

    エレなはそう言いながら笑っている

    エレン「!良いじゃねえかよ(可愛い)エレナも反対なのかよ??」

    エレナ「ん?ううん、私は反対じゃないよ」

    エレン「!!ほ、本当か!?」

    エレナ「!う、うんだって妹である私がお兄ちゃんの反対するわけにもいかないしエレンの夢を叶えるために必要なものなんでしょ?」

    エレン「!あぁ!そうだぞ!って何でエレナわかってくれるのかぁ!」

  7. 7 : : 2016/01/05(火) 16:47:16
    エレンはそう言うと満面な笑みで抱き付いた

    エレナ「!わわっ!エレン薪落ちちゃうよ?」

    エレン「ははは!そっかエレナは俺の夢に賛成か!」

    エレナ「う、うんまぁね」

    エレン「そっか、そっか!嬉しいぞ兄として!」

    エレナ「!私も妹として嬉しいよ喜んでくれてお兄ちゃん」

    エレナもそう言い優しい笑みでエレンに抱き付いた

    エレン「!お、おう!///」

    エレナ「ふふっ、エレン照れてる」

    エレン「!照れてねえよ」

    エレナ「嘘ついても無駄だよ?耳赤いし」

    エレン「うっ…」

    エレナ「ふふふ、エレン可愛い」

    エレン「!俺は可愛くねえよ!そんな事言ったらお前の方が可愛いぞ」

    エレナ「えぇ?そうかな」

    エレン「当たり前だろ、第一俺は男だ!」

    エレナ「でもよくミカサに可愛いって言われてるよね?」

    エレン「あいつはおかしいんだよ」

    エレナ「可哀想だからそんな事言っちゃだめだよエレン…」

    エレン「!わ、悪い…」

    エレナが悲しそうな表情をした事に気づきエレンはすぐに謝った

    エレナ「!ううん、大丈夫ただあんまりそんな事思ってほしくないなって、思っただけ」

    エレン「…そっか」

    エレナ「うん」

    エレン「…優しいなエレナは」

    エレンはそう言い撫でた

    エレナ「んっ、エレンも優しいよ」

    エレン「おっ、嬉しい事言ってくれるな」

    エレナ「へへへ」

    など周りから見たら微笑ましい兄妹に見えていたが…


    ミカサ「…エレナばかりずるい」

    アルミン「あはは…、ミカサも混じれば良いんじゃないの?」

    ミカサ「…無理」

    アルミン「えぇ?なんで?」

    ミカサ「エレンは昔から全然私の相手してくれない、相手してくれるけどいつもエレンを怪我させちゃう…」

    アルミン「そ、そうなんだ」

    ミカサ「うん…」

    アルミン「じゃ、じゃあとりあえずその怪我させちゃうってのやめれば良いんじゃない?」

    ミカサ「…!なるほど」

    アルミン「うん、それをやめればエレンもミカサと遊んだりしてくれると思うよ!」

    ミカサ「…なるほど、流石アルミン頭が良い」

    アルミン「!あ、あはは///照れるなぁ」

    ミカサ「うん、じゃあ夜から早速やりたいと思う」

    アルミン「!うん、それが良いと思うよ」

    ミカサ「うん、ありがとうアルミン」

    アルミン「!うん」

    こっちはそう話していた
  8. 8 : : 2016/01/05(火) 16:48:24
    ちなみにエレン達の年ですが

    エレン 10歳

    エレナ 9歳

    ミカサ 10歳

    アルミン10歳

    こう言う事になっております
  9. 9 : : 2016/01/05(火) 18:06:04
    ガチャ

    エレン「ただいま母さん~」

    エレナ「ただいま~」

    カルラ「あら、おかえりって、あれ?何でエレン貴方エレナの手伝いしてるのよ?」

    エレン「!」

    エレナ「エレンが私と居たいからって手伝ってくれたんだ」

    エレン「っ!?(何言ってんだよお前~!?)」

    カルラ「あら?そうなの?エレン」

    カルラは何故かニヤニヤとしながら言ってきた

    エレン「な、なんだよ悪いかよ?」

    カルラ「いいえ、別に悪いなんて思ってないわよ?ただ昔からエレナには凄く優しいのねって」

    エレン「っはぁ!?」

    エレナ「??そうなの?」

    カルラ「えぇ、ってエレナ貴方気づかなかったの?」

    エレナ「え、う、うん」

    カルラ「へぇ~、兄妹揃って鈍いのね」

    カルラはそう言いながら口に手を当ててクスクスと笑った

    エレン「え、エレナは俺の妹だろ、良いだろ優しくたって…」

    カルラ「えぇ、別に良いわよと言うか妹には優しくしなきゃだめよ普通」

    エレン「…そうなのか?」

    カルラ「えぇ、だからエレナ何か困った事があったらエレンに頼りなさい」

    エレナ「!うん、わかったエレンお願いね」

    エレン「!お、おう!///」

    カルラ「ふふふ、っとそうだ、エレナミカサ知らない?」

    エレナ「?見てないけど」

    カルラ「あら、そうエレン貴方は?」

    エレン「知らない、ってミカサがどうかしたのか?」

    カルラ「ちょっとミカサに頼もうとしてtミカサ「何?おばさん」

    エレエナ「「!」」

    カルラ「!びっくりしたあ、ミカサ貴方今日何食べたい?」

    ミカサ「!おばさんが作る物ならなんでも」

    カルラ「!嬉しい事言ってくれるじゃない、流石ミカサね」

    ミカサ「んっ…///」

    ミカサはカルラに撫でられ照れた

    エレナ「い、いつの間に居たんだねミカサ」

    ミカサ「おばさんの困った声が聞こえたから」

    エレン「困った声ってどんな声だよ…」

    と話していると

    アルミン「はぁはぁ!待ってよ!ミカサ!」

    エレン「!アルミンお前どうした!?そんな汗だくになって!」

    アルミン「み、ミカサがいきなり物凄い早く走り出して消えちゃって、はぁはぁ」

    エレナ「い、一旦休憩しよアルミン」

    アルミン「!はぁはぁ、ありがとう」

    エレナはそう言いアルミンを連れて行こうとしたが

    エレン「エレナ、俺がアルミン座らせておくからお前は水持ってきてくれ」

    エレナ「!そうだ、お水!」

    エレナは慌ただしく水を取りに行った

    エレン「ふぅ」

    アルミン「エレン先に座ってるし…」

    エレン「ん?気にすんな」

    アルミン「いや気にすんなってエレンお兄さんなんだからエレナに取りに行かすのやめなよ?」

    エレン「…!そうだった!」

    アルミン「あはは(まぁ多分エレンの事だから嫉妬か何かだろうけど)」

    エレナ「アルミン!お水だよ」

    アルミン「あ、ありがとう」

    アルミンはエレナから水を貰い飲んだ

    アルミン「ふぅ~…」

    エレン「アルミン」

    アルミン「?なに?」

    エレン「飲み終わったら話聞かせてくれよ!外の!」

    アルミン「ん、うんいいよ」

    エレナ「!私も聞かせて」

    アルミン「うん、ミカサは?」

    ミカサ「聞く」

    カルラ「時間になったら帰って来なさいね」

    エレン「わかった、んじゃ行こうぜアルミン!」

    アルミン「うん、そうだね」

    そう言いエレン達は外の川付近へ行った、この時エレンはカルラを外に出しておけば良かったと思う事になる


    ポチャン

    アルミン「それじゃあ何の話しようか」

    エレン「調査兵団の話しようぜ!」

    アルミン「えっ、調査兵団の事話すの?」

    ミカサ「!エレン、まさか…!」

    エレン「な、なんだよ」

    ミカサ「エレンまだ調査兵団に興味持っているの?」

    エレン「!い、良いだろ別にそれに外に行くには調査兵団に入らないといけないんだ!」

    アルミン「あはは…でもエレンこの前おばさんに言われたんでしょ?だめだって」

  10. 10 : : 2016/01/05(火) 18:06:10
    エレン「そ、そうだけど・・・エレナは反対じゃないよな??」

    エレナ「え、うん私はミカサ「エレナは反対」

    エレン「!ミカサには聞いてねえよ!」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「あ、あはは…落ち着いてよエレン」

    エレン「!わかってるよ」

    アルミン「(流石エレナ)」

    エレナ「私はお兄ちゃんの話には反対しないよ」

    ミカサ「!?」

    エレン「!だよな!!」

    エレナ「妹である私がお兄ちゃんの邪魔をするわけにもいかないし、それにそれはエレンの意思でやってる事、でも…」

    エレン「?なんだよ?」

    エレナ「…あまり行ってほしくないな」

    エレン「!」

    ミカサ「!エレン、エレナもこう言ってる」

    エレン「…なんでだよ」

    エレナ「調査兵団に行っちゃったらエレンが死んじゃうかもしれないし…だから、嫌だ…」

    エレナは目に涙を浮かべ泣きそうになっている

    アルミン「あらら・・・(エレナ天使!)」

    エレン「な、泣くなよ・・・」

    ミカサ「エレン妹を泣かすのはどうかと思う」

    エレン「っ、わ、悪かったよエレナ」

    エレンはそう言い撫でた

    エレナ「!うん」

    エレン「(可愛い…)」

    ミカサ「・・・」

    と話していた時だった・・・

    ドッカ~ン!!!!

    四人「!!?」

    地響きによりエレン達は地面に倒れた

    エレン「な、なんだ??」

    アルミン「!」

    ミカサ「!アルミン!」

    エレナ「な、なんだろ?」

    エレン「わ、わかんねえってほら行くぞ!」

    エレナ「う、うん」

    タッタッタッタ!!!

    人が集まっている場所へ行った

    アルミン「・・・」

    ミカサ「っ・・・」

    エレン「お前らどうしたんだよ・・・っ!!?」

    エレナ「っ・・・!!!」

    爆発した付近に来てみると壁から顔を出した超大型巨人が居た、壁を握りつぶすかのように握りバキバキと音を立てて

    エレン「巨人だ・・・!!!」

    そう思っていた次の瞬間

    ドッカ~ン!!!!!!!!

    エレン「っうぁ!?」

    ミカサ「うっ!!?」

    アルミン「あ・・・ぁ・・・!」

    エレナ「きゃぁ!!」

    壁を蹴り壊された事によって壁の破片が飛んできた、そしてエレン達はその爆風を受け吹っ飛んだ

    きゃあああああああああああああああああ

    壁が壊されたぞ~~~~~!!!!!

    逃げろォォォォォぉぉぉぉぉぉ!!

    そこら中皆パニックになり人が人を突き飛ばし合い逃げていた

    エレン「っ・・・!!ぁ、ぁっちは俺の・・・!!母さん!!!」

    ミカサ「!!?エレン!!待って!!」

    エレナ「っま、待ってよ!」

    エレンの後を追う様にミカサとエレナは走った

    アルミン「か、壁が・・・!!も、もう、だめだ…!!」

    アルミンは絶望のあまりその場所から動けなくなっていた

    タッタッタッタッタッタ!!

    エレン「(この角を曲がれば家が・・・!!)母さん!!」

    ミカサ「!!」

    エレナ「っ!!お母さん!!!」

    角を曲がると丁度と言って良いほどにエレンの家に直撃していた
  11. 11 : : 2016/01/05(火) 18:07:31
    修正です

    エレン「い、いつの間に居たんだねミカサ」
             ↓

    アルミン「い、いつの間に居たんだねミカサ」

    ですね
  12. 12 : : 2016/01/05(火) 18:44:36
    タッタッタッタッタ!!

    エレン「母さん!!」

    カルラ「!!エレン!!?」

    ミカサ「!!」

    エレナ「お母さん!!」

    カルラ「!?逃げなさい!!三人共!!」

    エレン「嫌だよ!!ミカサエレナ持ち上げてくれ!!」

    ミカエレ「「うん!!」」

    そう言い持ち上げようとしたが力が足りずできなかった

    カルラ「だめ・・・私の足は瓦礫に潰されてしまって動けない」

    エレン「!!俺が担いで逃げるよ!!!」

    カルラ「!!どうしていつもお母さんの言う事が聞けないの!!?」

    ミカサ「っ!!」

    エレナ「!!お母さん・・・!!」

    エレナはもうだめだとわかり泣きながらやっていた時だった

    どしん、どしん

    エレン「!?」

    カルラ「!?この足音、巨人が来てるんだね!?」

    ミカサ「っ!!!!」

    エレナ「!!!」

    巨人が来ている事に気づき一生懸命持ち上げようとしたが無駄だった

    エレン「!!二人共!もっtカルラ「良いから早く逃げなさい!!!」

    エレン「っ!!」

    一向に逃げようとしないエレン達にカルラが怒った、そこへ

    タッタッタ!!!

    カルラ「!!ハンネス!!子供達を連れて逃げて!!」

    ハンネス「!っは見くびってもらっちゃぁ困るぜカルラ、ちゃんと子供達もお前も助けて生き残るんだ!」

    カルラ「!!!ハンネス!巨人と戦っては駄目!!」

    そう言いハンネスは巨人を倒そうとしたが巨人のあまりのでかさ、そして恐怖により戦う事をやめ

    ガシッ

    エレン「!!?な、何してんだよ!!?」

    ミカサ「!?」

    エレナ「!?」

    カルラ「…ありがとう」

    カルラを見捨ててエレン達を助ける事にした

    エレン「何してんだよ!!!まだ母さんが母さんが!!!」

    ハンネス「!!エレン!お前見るんじゃねえ!!」

    ミカサ「!!」

    エレナ「ぁ…ぁ…!!お母、さん・・・!?」

    ハンネス「!?エレナも見るんじゃねえ!!!」

    見せないようにとハンネスはしたが

    エレン「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

    ミカサ「・・・!!」

    エレナ「・・・」

    グチャァ!!

    ミカサとエレナは見ていなかった、だがエレンだけは見てしまっていた

    エレン「ぁ…ぁぁぁぁぁ…!!」

    巨人「ゴクッ」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「っ・・・(お母、さん・・・)」



    船の中???

    エレン「・・・」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「…エレン…」

    エレナ「ぅっ…ヒック…」

    唯一エレナだけは泣いていた、だがエレンとミカサは放心状態になっていた、そしてエレンの頭の中ではカルラが巨人に食べられている事路が何度も何度もリピートされていた

    ドン!!!

    エレン「・・・っ!!!!!」

    アルミン「!え、エレン?」

    ミカサ「・・・!?」

    エレナ「ゥゥ…」

    エレンが突然立ったかと思いきや船の先端の部分に拳を叩きつけた事にアルミン達はつい見てしまった、その時のエレンの目はとても人間がしていい目ではなかったとアルミン達は思った

    エレン「駆逐してやる!!この世から一匹残らず!!!!」

    ミカサ「っ!!?」

    アルミン「・・・(っ何て、目だ…)」

    エレナ「お兄、ちゃん…?」


    ーーーーーー
    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーー
    850年

    本日を以って訓練兵を卒業する諸君らには3つの選択肢がある

    壁の強化に務め各町を守る「駐屯兵団」

    犠牲を覚悟して巨人の領域に挑む「調査兵団」

    王の元で民を統制し秩序を守る「憲兵団」

    無論新兵から憲兵団に入団できるのは

    成績上位10名だけだ

    後日配属兵科を問う

    本日はこれにて第104期「訓練兵団」解散式を終える

    以上!!

    皆「はっ!!」




  13. 13 : : 2016/01/05(火) 18:58:22
    食堂・・・

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「エレナここ座ろうぜ!」

    エレナ「うんいいよ」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「ふぅ」

    空いていた4人分の席を見つけエレン達は座った

    エレン「よいしょっと」

    エレナ「ふう」

    ミカサ「んっ」

    アルミン「あぁ~疲れたね」

    あの日から5年経った今、エレンは変わってしまった、いや少しだけ変わってしまったのかもしれない

    エレン「エレナお前髪の毛結べよ危ないから」

    エレナ「んっ、うんそうだねありがとう」

    ミカサ「・・・(羨ましい)」

    アルミン「あはは」

    エレンはカルラを失ってから妙にエレナに執着しはじめていた、ほぼずっと一緒に居ると言ってもいいくらい一緒に居る、たまにミカサとアルミンの存在を忘れては一緒に訓練したりしている所をアルミン達はわかっていた

    アルミン「二人共おめでとう10位以内に入れたね!」

    エレン「ん?あぁ!これでやっと巨人を駆逐できる!」

    ミカサ「ありがとうアルミン」

    エレナ「あ、そうだったねおめでとうエレンミカサ」

    ミカサ「うん」

    エレン「!あ、そっかエレナは10位以内じゃないのか…」

    エレナ「!だ、大丈夫だよ気にしてないからさ」

    そうエレナはエレンと毎日頑張って訓練していた人一倍頑張っていた、でも格闘が全くだめだったのである、多分だが訓練兵の中でも一番弱いと思って良い程だった、おかげでギリギリなれなかったのである

    ミカサ「エレナ凄い頑張っていた…」

    アルミン「そうだよねぇ(はぁ~…話さなければよかったかな…)」

    アルミンはエレンを見て思った

    エレン「あのクソ教官共エレナの事わざと落としやがったんだ…ッチエレナ待ってろ今教官に!!エレナ「っちょ!エレン大丈夫だから!平気だから!落ち着いて!」

    エレン「!え、エレナがそう言うなら・・・」

    エレナ「…ふぅ」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「あはは…」

    エレンはエレナの事に関するとすぐに取り乱して暴れようとする、他人から見たら極度のシスコンだろう、だがエレンは違ったエレナの事を大切にしすぎてしまっているのである

    エレナ「っくしゅ!」

    エレン「!エレナこれ貸すぞ」

    エレナ「!で、でもエレン」

    エレン「大丈夫だよ、ほら」

    エレンはそう言いエレナに上着を貸した

    エレナ「!ありがとう…///」

    エレン「おう!」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「…(怖いミカサ怖い)」
  14. 14 : : 2016/01/05(火) 20:23:13
    ミカサ怖いミカサ怖い

    エレナ可愛いエレナ可愛い

    期待する期待する
  15. 15 : : 2016/01/06(水) 01:28:29
    あ、ちなみにエレン達の今の年は

    エレン 15歳

    エレナ 14歳

    ミカサ 15歳

    アルミン15歳

    となっています
  16. 16 : : 2016/01/06(水) 01:40:20
    後エレナの基本的な髪型なんですが
    公式と同じ髪は長く後頭部に団子状?ですね
    わからない人は公式で見てくれればいいかなと思います
  17. 17 : : 2016/01/06(水) 01:43:26
    http://dic.pixiv.net/a/女エレン
    これで多分見れると思うんですが...
  18. 18 : : 2016/01/06(水) 01:44:10
    見えないですね、申し訳ないです
  19. 19 : : 2016/01/06(水) 02:25:11
    https://pbs.twimg.com/media/BWBF_uBCAAAJmUz.jpg

    これで見れたと思います
  20. 20 : : 2016/01/06(水) 03:07:35
    あ、と言うかすみませんww

    エレンとエレナ間違いましたね

    アルミン「い、いつの間に居たんだねミカサ」

    ↑間違いですww

    エレナ「い、いつの間に居たんだねミカサ」

    これですねすみません。本文の方は間違ってないので大変申し訳ないです
  21. 21 : : 2016/01/06(水) 03:10:18
    コペルニクスさんありがとうございます!
    と言ってもエレナはエレンの様に悪人面ってわけではないので...(エレンって悪人面なの、か?...)
  22. 22 : : 2016/01/06(水) 16:33:32
    ミカサ「エレン、貴方の服はでかい、ので私のをエレナは着るべき」

    エレナ「えっ、えっ?」

    エレン「あ?なんだよミカサ」

    アルミン「っちょ(何でミカサそんな事言うんだよ!?」

    ミカサ「?アルミン?」

    アルミン「っ(しまった!?口に出てた!?)」

    アルミンはつい心の声を表に出していた

    エレン「別に俺の着せても良いだろ、と言うかミカサお前の上着も俺のと変わらねえよ」

    エレナ「っちょ、え、エレン?」

    ミカサ「そんな事はない私が0.00001mm小さい」

    アルミン「・・・(何言ってんのミカサもはやそれ何にもエレンの上着と変わってない以前の問題でそれギャグだよね?わざとだよね?)」

    エレン「はぁ??何言ってんだお前冗談にしては笑えねえぞ??」

    エレナ「え、エレンミカサ喧嘩しちゃ…」

    エレナはエレンとミカサが喧嘩しそうになっているところをアワアワと慌てている

    ミカサ「??何が冗談なのかわからない0.00001mmも変わったらかなり変わってしまう、筈(しまった私とした事が意味のわからない事を言ってしまった!?)」

    アルミン「何言ってんの…(今更何汗流してんの)」

    エレン「お前俺にエレナ取られたからってカリカリすんなよそれに俺が先に貸したんだ早い者勝ちだろ」

    エレナ「え、エレン落ち着いてよ…」

    アルミン「(いやいや何言ってんの!?)」

    ミカサ「なっ、私は」

    などと話していた時に

    ???「その女が風邪引いたのは日頃の生活が悪いからじぇねえのか??」

    突然男が話しかけてきたかと思いきやニヤニヤと小馬鹿にしたかのような言い方をしてきた事にエレンが一番に反応した

    エレン「あ?」

    アルミン「もう誰だよ出てくんなよ…(え、誰?)」

    エレナ「アルミン…心の声と真逆だよ…」

    ミカサ「・・・」

    ジャン「ん?聞こえなかったそうかそうか!もう一度言ってやるよ、そこの女が風邪を引いた理由は日頃の生活が不十分だったからって言ってやったんだよ!」

    エレン「ぁ?なんだと!?」

    エレナ「!ちょ、エレン!」

    アルミン「…(はぁ~~…)」

    ミカサ「…(なんだこの馬面)」

    エレンはエレナがバカにされている事に気づき立ち上がりキレた、その事に気づいたエレナは止めようとした

    ジャン「あ?なんだよ」

    エレン「あ?なんだよはこっちの台詞だぞ、何だ?お前何エレナの事バカにしてんだよ?」

    エレナ「え、エレン…」

    とエレンがジャンの前に立ち睨みあっている所を

    お?なんだ?

    喧嘩か?

    うわぁ、あの二人やばいぞ

    あの二人って確か成績上位の二人だよね??

    アルミン「!っちょ、エレン!」

    ミカサ「…エレン暴れてはだめ教官に見つかる」

    エレン「あ?知るかよ、それよりこの馬面を黙らせないとな…」

    ジャン「!?俺は馬面じゃねえよ!?ジャン・キルシュタインって名前があんだよ死に急ぎ野郎が!」

    エレン「あぁ!?誰が死に急ぎ野郎だって!?」

    エレナ「エレンやめてよ!」

    エレン「!」

    エレナは暴れそうになるエレンを止めようと腕を掴んだ

    エレン「あ、わ、悪い…エレナ…」

    ジャン「っは?何だよ弱虫ちゃんよ?」

    エレン「あ?」

    ジャン「女に止められるとかお前とんだ甘ちゃんだな?」

    ミカサ「・・・」

    エレン「…何が言いてえんだお前」

    ジャン「成績上位にもなれなかった落ちこぼれ女何かに止められるお前は何なんだよって話だよ!」

    ジャンはそう言いながら腹を抱えて笑っている

    エレン「!!!」

    エレナ「!?エレン駄目だよ!ここで暴れたら開拓地行きになっちゃうよ!」

    エレン「っ!でも!!」

    エレナ「いいの!私は本当に成績上位以内に入れなかったのは事実だから!」

    エレナはそう言いながら目に涙を浮かべている

    エレン「!!」

    ジャン「っぷ、あはははは!ほらそこの女も言ってるぞ死に急ぎ野っブ!!?」

    エレン「・・・」

    エレナ「っ!!」

    アルミン「はぁ…(今回のは君が悪いねジャン・あれ?なんだっけ?)」

    ミカサ「っぷ」

    お~~

    やっちゃえやっちゃえ!!

    うわぁ…こっちまで気持ち悪くなってきたよ

    今何が起きたかと言うとジャンが笑っている最中にエレンが無言で思いっきりジャンの腹を殴ったのである、ちなみにエレンは対人格闘術今期トップである、と言ってもミカサの次だが

    ジャン「て、てめえ!!何しやがガシッ!うっ!」

    エレンはジャンの胸倉を掴み引き寄せ言った

    エレン「お前エレナの事次悪く言ったら開拓地行きだと思えよ…エレナ行くぞ」
  23. 23 : : 2016/01/06(水) 16:34:13
    ジャン「ッ!!」

    エレナ「!ま、待ってよ!」

    エレンはエレナを連れ出し外へ行った

    アルミン「…はぁ~ぁめんどくさい事してくれるよ…」

    ジャン「っ・・・」

    ミカサ「・・・」

    アルミンとミカサはエレンとエレナが出て行った方へ向かった

    ジャン「ッチ、何なんだよ…」

    マルコ「ジャン…もうちょっとやり方があるでしょ…」

    ジャン「…うっせ(あぁ~!!何してんだ俺~!!?)」

    ジャンはエレナに話しかけようとした結果が何故かこうなっていた

    コニー「あいつバカだな」

    サシャ「コニーだけには言われたくないと思いますよ??モグモグ」

    アニ「…はぁ~、バカばっか」

    ミーナ「アニそんな事言わないの!」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「ライナー?」

    ライナー「・・・なんでもない(…エレナ天使)」

    ベルトルト「・・・(とか思ってるんだろうなぁ)」

    クリスタ「さ、さっきの酷いよねユミル…」

    ユミル「ん??私は乱闘が見れてよかったけどな!」

    ユミルはニヤニヤとしながら言った

    クリスタ「もう!!(…死に急ぎ野郎、か…)」

    ユミル「ふくれっつらのクリスタも可愛いなぁおい!」

    クリスタ「っちょ、や、やめてよ!ユミル!///」

    などと話していた時に

    ガチャァ…

    皆「!!!」

    キース「…今しがた大きな音がしたのだが誰か説明してもらおうか…」

    ジャン「っ・・・」

    マルコ「(やばいやばい!!)」

    アニ「…サシャが放屁した音です」

    サシャ「ッ!!?!」

    ライナー「ッブ!!」

    ベルトルト「!?うわぁ!?」

    そう言った瞬間クスクスと周りは笑い始めた

    キース「また貴様か…少しは慎みを覚えろ…、ん?」

    皆「!」

    キースはエレン達の所が空いて居る事に気づき

    キース「…ここに座っていた者達はどこへ行った」

    ジャン「・・・」

    マルコ「・・・っ」

    ユミル「あ、それならそこのジャン・キルシュタインがエレナ・イェーガーを泣かしましたww」

    ジャン「!!?」

    クリスタ「っちょ…」

    アニ「・・・」

    キース「…本当か?キルシュタイン」

    ジャン「…ッ本当です」

    キース「…そうか、なら貴様には皆の使った皿洗いをしてもらおうか」

    ジャン「 」

    ユミル「っ・・・っ・・・」

    クリスタ「・・・」

    アニ「ッフ…」

    ライナー「(自業自得だな、エレナを泣かした罪だ)」

    ベルトルト「(ライナーが真面目な事思ってそう…)」

    食堂ではこうなっていた一方で出て行ったエレン達は

    スタスタスタスタスタ

    エレナ「ま、待ってよエレン…」

    エレン「・・・」

    人に見つからなさそうな場所へエレンはエレナを連れだしていた

    エレナ「エレンさっきのは駄目だよ…いくらなんでも…エレン?」

    振り向かないエレンを見ようとした時に

    ガシッ

    エレナ「!」

    エレン「・・・」

    腕を掴まれ抱きしめられた

    エレナ「え、エレン…?」

    エレン「…俺は思ってないからな」

    エレナ「え?」

    エレン「俺はお前が落ちこぼれなんて思ってないからな…」

    エレナ「!そのくらい知ってるよ」

    エレナはある事を思い抱きしめ返した

    エレン「!え?」

    エレナ「エレンが何より私の事心配して私の事優先にして私を成績上位に入れてくれようと頑張ってきてくれたことは私が何よりも知ってるよ?」

    エレン「!!」

    エレナは泣きながら言っているエレンを慰めようと言った

    エレナ「…お兄ちゃんのせいじゃないよ、私の訓練の仕方と訓練の足りなさからこうなったんだし、それにさっきあの人が言ってた通り私が風邪を引いてるのも私の普段の生活が悪かったのかもしれないし…私が駄目だっただけだよ…っ」

    エレン「…エレナ…」

    エレナ「…でも、それでも、やっぱ…成績上位になりたかったよぉ…」

    エレナは泣きながらエレンの胸に顔を埋めた

    エレン「…エレナのせいじゃねえよ」

    エレナ「…ぇ?」

    エレン「エレナのせいでも俺のせいでも何でもない、こんな事言って終わりにするのもなんだけどよ…ただ単に運が悪かったんだよ」

    エレナ「運…?」

    エレン「あぁ、運が悪かった、本当はこんな事言いたくねえけど今回は運が悪かった、エレナは一生懸命俺と一緒に訓練やったし誰にも負けないよう一番頑張った、でも成績上位に選ばれなかった、これはただ運が悪かった、それしか言いようがねえよ…」

    エレナ「…そう、かな?…」

    エレン「あぁ、今回は運が悪すぎただけだ、エレナは一生懸命頑張った一生懸命やりすぎて体調崩したんだよエレナは」

    エレナ「!そう、なのかなぁ…」

    エレン「あぁ、頑張りすぎて崩れたんだ、エレナは駄目な子なんかじゃねえよ、優しくて強くて良い子で頑張り屋な俺の妹エレナだ」

  24. 24 : : 2016/01/06(水) 17:23:55
    エレナ「っ!!ぅっぁぁぁぁぁぁあぁぁ!!」

    そこでこらえていた思いを吐き出すようにエレナは泣き始めた

    エレン「よく頑張ったなエレナ、俺からしたらお前はもう成績上位以内だ!」

    エレンは優しく優しくエレナを背中、頭と撫で慰めた

    とここを見ていたアルミンとミカサは

    アルミン「良かった、エレナ我慢してたんだね」

    ミカサ「うん、流石エレン凄いお兄ちゃんって感じが出てる!ち(良いなぁエレナ変われエレンエレンエレン!」

    アルミン「・・・(僕とミカサって心の声が出やすいのかな)」

    など思っていた二人だった


    エレン「よしよし」

    エレナ「・・・ふふっ」

    エレン「おっ、平気か?」

    エレナ「!う、うんもう平気…///」

    エレナは満面な笑みで言った

    エレン「そっか(可愛い」

    エレナ「え?」

    エレン「!い、いや可愛いなぁって(何言ってんだ俺)」

    エレナ「えっ、えっ?ど、どうしたの?いきなり///」

    エレン「い、いやなんとなく」

    エレナ「!そ、そっか…へへへ嬉しい///(顔熱いよ…)」

    エレン「!そ、そっか、ってほらまだ食べてないし戻ろうぜ!」

    エレナ「!うん、そうだね」

    エレンとエレナはそう言い手、を繋ぎ食堂へ戻って行った


    アルミン「…あの二人って兄妹だよね?」

    ミカサ「…その筈」

    アルミン「・・・(ミカサ顔怖いよ)」

    ミカサ「アルミン早く戻ろうエレンが取られる」

    アルミン「取られるって何!!?」

    ミカサ「??エレンがエレナに取られてしまう」

    アルミン「いやあの二人兄妹だからね!?(あそこまで仲が良いのかはわからないけどさ!)」

    ミカサ「あの二人兄妹関係なくイチャイチャしている引き裂かないと危ない」

    アルミン「…なるほど確かに色んな意味でってミカサ待ってよ!?」

    ミカサはエレンの後を走って行った

    食堂


    エレン「…で、なんなんだよこれ??」

    ミカサ「特に問題ない」

    エレナ「あ、あはは…」

    アルミン「(胃が痛ぃ…)」

    ミカサは速足で戻ってきたかと思いきやエレンの隣に強引に座った、に対してエレナは唖然としたままアルミンの横に座った

    エレン「いや問題ありすぎだろエレナが俺の横に座ろうとしたのをお前が横取りしたんだろ…」

    ミカサ「???そうかしら?」

    エレナ「よ、よくわからないけどもう喧嘩しないで??」

    エレン「!わかってるよ…」

    ミカサ「しない」

    アルミン「・・・(今の三人の思いの構図からするとこうなってるよね??)」

    そう思いアルミンは浮かんだ

    ミカサ→エレン→←エレナ??そ、それよりほら早く食べよう?サシャとかに取られるのもなんだし」

    エレン「あ?そう言えばそうだな」

    エレナ「あははそうだね」

    ミカサ「同意」

    などと話していると

    サシャ「呼びましたか!?」

    アルミン「ッブ!?」

    ミカサ「・・・っ」

    エレン「(ナイスだサシャ、アルミン)良かったなエレナ」

    エレナ「え??何が??ってミカサ顔拭かなきゃ!!」

    アルミン「あわわわわ・・・」

    サシャ「何してるんですかアルミン・・・」

    エレナはそう言いミカサにハンカチを貸そうとした

    ミカサ「大丈夫、持ってるから」

    エレナ「え、あ、うん…」

    エレン「…アルミン俺にも拭いてくれ」

    アルミン「は?」

    エレン「良いから!!」

    アルミン「いやわけわからないよ」

    エレン「ッチ」

    アルミン「(今舌打ちしたよね!?)」

    エレン「サシャ」

    サシャ「?何ですか?エレン」

    エレン「このパンやるからこの水俺に掛けてくれ」

    サシャ「!!本当ですか!!?」

    エレン「あぁ、ほら」

    アルミン「っちょ、何しようとしてるの!?」

    エレナ「え??え??」

    エレナは何が起こっているのかわからない状況

    ミカサ「エレン食べ物を無駄にしてはいけない」

    エレン「あ?うるせぇよ」

    などと言っている間にサシャは

    サシャ「ほらっ!」

    ビシャ!

    エレン「ッブ!」

    エレナ「!?な、何してるの!?サシャ!?」

    サシャ「え、だってエレンにかけてほしいって言われましたので」

    エレナ「何言ってるの!?エレンほら!顔!」

    エレナはそう言いながらエレンの顔を拭こうとした

    ミカサ「!エレン貴方ハンカチ持ってるでしょ」

    エレン「あ?ハンカチそれなら地面にさっき落としちまったよ」

    アルミン「(落としちまったよじゃなくて落としたの間違いだよね)」

    エレンがさっきさりげなく落としてたのをアルミンは見ていた


  25. 25 : : 2016/01/06(水) 17:24:06
    ミカサ「なっ、それはおかしいさっきエレン貴方自分かrエレナ「じっとしててねエレン…」

    エレン「!おう!(っへ、ざまぁみろミカサ)」

    ミカサ「ッチ…」

    アルミン「…(何やってんだよこの二人…エレナもだけど)」

    エレナ「…ふぅ、これで平気だね」

    エレン「ありがとうなエレナ(エレナ天使)」

    エレナ「うん、良かった」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「!(睨まないでよミカサ…)」

    サシャ「??」

    エレン「サシャありがとうな戻っていいぞ」

    サシャ「??はい!わかりました!」

    サシャはそう言い戻って行った

    エレン「さて、んじゃ食おうぜ!」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「そう、だね」

    エレナ「うん!」

    そう言い食べ始めた、だが

    エレン「・・・なぁエレナ」

    エレナ「ん?なに??モグモグ」

    エレン「悪いんだけどよこの人参食ってくれねえか?」

    ミカサ「!?」

    アルミン「・・・」

    エレナ「えぇ、エレン食べないと駄目だよ栄養ただでさえ少ないのに…」

    エレン「うっ・・・た、確かにそう、だな(ッチ、エレナに言われたら食べなきゃな…)」

    エレナ「うん」

    エレンはそう思い食べようとした

    ミカサ「エレン食べさして上げる」

    エレン「は?」

    アルミン「(僕はもう何もツッコまない見て見ぬふりだな)」

    エレナ「ふふふ、ミカサエレンはもう大人に近いんだからそんな事しなくて大丈夫だよ?」

    アルミン「(まったく気づいてないエレナもエレナで天使だよ…)」

    エレン「!エレナもそう言ってるぞ」

    ミカサ「駄目、エレンはそうしないと食べないから」

    ミカサはそう言うとエレンからホークを奪い取り人参に指した

    エレン「あっ!おい!」

    ミカサ「エレン口開けて」

    エレナ「あ、あはは…(ミカサお兄ちゃんの事大好きだなぁ)」

    アルミン「(何回目だろ、これ見るの…)」

    エレン「っ、俺が食べさせられないと食べないんだったら」

    ミカサ「あっ!!」

    エレンはミカサから奪い取り

    エレン「エレナ、俺に食べさせてくれ」

    エレナ「!モグモグ、えぇ?」

    ミカサ「!!それはだmエレン「駄目じゃないだろ」

    ミカサ「ッチ・・・」

    エレナ「!!え、エレンミカサに食べさせてもらいなよ!(ミカサ怖いよぉ…)」

    アルミン「(可哀想にエレナ…)」

    エレン「あ?嫌だよと言うかミカサお前エレナ怯えてんじゃねえかよ睨むなよ」

    ミカサ「!睨んでない」

    エレン「お前の睨んでないは睨んでるんだよ…、仕方ねえなエレナ」

    エレナ「ん、ん??」

    エレン「口開けろ」

    エレナ「えっ??ムグッ!?」

    ミカサ「!!?」

    アルミン「!!?」

    エレンはエレナが口を開けた瞬間に人参を入れた

    エレン「栄養だったらエレナ方がちゃんと取らないとな背小さいんだからよ(…エレナの口に突っ込んだホーク…)」

    アルミン「(絶対危ない事考えてる顔だよあれ…)」

    エレナ「モグモグ、ゴクッ、うぅ…確かに…」

    アルミン「(頷いちゃうんだ、流石心の汚れのない女神)」

    エレン「(可愛い~)まぁ、でも俺はそんなエレナが好きだけどな!」

    エレナ「!ほ、本当!?」

    エレン「おう!」

    エレナ「!そ、そっか!」

    エレン「あぁ!(可愛いなぁ…)あ?何しようとしてんだよミカサ」

    ミカサ「そのホークは今エレナの口に突っ込んでしまった、つまり唾液がついてしまった、ので私のと交換すべき」

    アルミン「ッブ!!(普通に変態発言したよ!?)」

    エレナ「!だ、大丈夫?アルミン?」

    アルミン「う、うん大丈夫だよ…(何にも気づかないエレナ女神すぎるよ…)」

    エレン「あ?いくらエレナの事好きでもそれは引くぞ」

    ミカサ「!そんな事はない、私は女と言うかそれ以前の問題で私はエレン「とりあえず交換何てしねえよ何で他人の何て使わなきゃいけないんだよ(これは俺のだ)」
  26. 26 : : 2016/01/06(水) 17:51:45
    と喧嘩??していた時に

    ライナー「エレンここいいか?」

    エレン「!ライナーか」

    ベルトルト「僕も良いかな?」

    ミカサ「・・・」

    エレン「あぁ、まぁ別に良いが」

    エレナ「あ、ライナー」

    ライナー「よっ、エレナ(天使)」

    エレン「…(何が天使だがクソが)」

    ライナー「!?」

    ベルトルト「?ライナー?」

    ライナー「い、いやなんでもない」

    アルミン「(きっとエレンだね…)二人共どうしたの?いきなり」

    ライナー「あ?あぁ、さっきジャンのヤツがエレン達に喧嘩売ってたなぁって思ってな(エレナの事見に来ただけなんだが…)」

    エレン「あぁ、あいつか本当ムカつくよなあの馬面」

    ミカサ「その事については私も同意」

    アルミン「あ、あはは僕、もかな?」

    エレナ「み、みんな大声であまり言っちゃだめだよ…」

    アルミン「(あまり大声で言っちゃだめって事は小声で言っていいのか…凄い心に来るものがあるよ…)」

    ベルトルト「さっきのはいくらなんでも酷いよね」

    エレン「!そう思うよな」

    などと話している一方で


    ジャン「すっげえ心がズタズタにされてる気分だ…」

    マルコ「あれはジャンが悪いからね…」

    などと色々と話して食事が終わった


    スタ、スタ、スタ、スタ

    アルミン「それじゃあ僕は先行ってるねエレン」

    エレン「あぁ、わかった」

    ミカサ「!エレンこrエレン「エレナ向こう行こうぜ」

    エレナ「え、あ、うんいいよ」

    ミカサ「・・・」

    アルミンは部屋、エレンはエレナを連れてどこかへ、そしてミカサは一人取り残された

    ジャン「っくそ!!エレナはどこに行ったんだ!」

    マルコ「ジャンあまり大声で言わないでよ!恥ずかしい!(正直気持ち悪いよジャン…)」

    ミカサ「・・・?さっきの馬」

    ジャン「あ?って、さっきの!」

    マルコ「(確かミカサ・アッカーマンだったよね?上位一位の)」

    ミカサ「・・・」

    ジャン「なぁ、あんたエレナ知らねえか??」

    マルコ「(呼び捨てで言った~!?)」

    ミカサ「…エレナならエレンとどこへ行った」

    ジャン「!!どっち行ったかわかるか!?」

    ミカサ「あっち」

    ジャン「!!そうか!ありがとうな!」

    ジャンはそう言い行こうとしたが

    ズルッ!

    ジャン「え?」

    マルコ「!?」

    ドサッ!

    行こうとしたジャンに足を引っかけミカサは転ばした

    ミカサ「次エレナの悪口言ったら馬、お前の睾丸潰してやる」

    ジャン「  」

    マルコ「(…怖すぎ)」

    ミカサ「それと気安くエレナ何て呼ぶな馬面、後エレナを今追いかけても無駄、エレナは常にエレンと一緒に居る、ので無理エレンに殺される、ので行かない方が良いムカつくが」

    ジャン「は、はぁ??」

    マルコ「あっ、そう言えばそうだよジャン」

    ジャン「な、なにがだよ?」

    マルコ「エレナってあの子ずっとエレンと一緒に居るよ!」

    ジャン「だ、だからなんだよ??」

    マルコ「確かこの前エレナを呼び出して告白する前にエレンに潰されたんだよその呼んだ人」

    ジャン「   」

    ミカサ「そうそこのそばかす男が言ってる通りエレナに近づく男はすべてエレンが始末するので、近づかない方が良い、特に馬面をした男は」

    ジャン「お前さっきから俺の事ボロクソに言いすぎだろ…」

    マルコ「さりげなく僕の事も酷く言ってるよね…」

    ミカサ「それはきっと貴方達の空耳だと思う」

    ジャンマル「「絶対空耳じゃない…」」

    ミカサ「では私は行く」

    ジャン「!どこ行くんだよ?」

    ミカサ「エレンの所」

    マルコ「!え、でもさっきエレナに近づく男はって…」

    ミカサ「・・・」

    ジャン「!お、おい!マルコ!!」

    マルコ「!!あ、そうだった!君は女の子だったね!!ご、ごめん!!」

    ミカサ「…大丈夫、つまり私は男並に強いと言う事」

    ジャン「(こいつ無理やり解釈しやがった・・・)」

    マルコ「た、確かに君は上位一位」

    ミカサ「それに私はエレンに勝てるから問題ない」

    ジャン「(そう言う問題じゃねえだろ…)」

    マルコ「あ、エレン5位か」

    ミカサ「うん、では私はこれで」

    ミカサはそう言い走って行こうとしたが

    ジャン「!ちょ、ちょっと待った!」

    ミカサ「?なに?」

    ジャン「!あ、あんた名前は?」

    マルコ「…え、ジャン知らないの?」

    ジャン「あ、あぁ」

    ミカサ「…ミカサ・アッカーマン」

    ジャン「!み、ミカサか!」

    ミカサ「・・・えぇ、では」

    ミカサはそう言い消えた

    ジャン「…ミカサか」

    マルコ「…どうしたの?」

    ジャン「あ、あいつ可愛いな!」

    マルコ「…(どこを見てそう思ったの…怖いよ…)」

    と話していた








  27. 27 : : 2016/01/06(水) 18:06:02
    ジャンはただの面食いですか…………
  28. 28 : : 2016/01/06(水) 18:48:00
    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「エレナ寒くないか?」

    エレナ「ん?うん、寒くないよ。エレンは寒くないの?」

    エレン「あぁ、俺は特に」

    とエレンはそう言っているが足がプルプルと震えている

    エレナ「…嘘ついちゃだめだよ?エレン」

    エレン「え?なにギュッ!エレナ?」

    エレナは後ろから抱き付いた

    エレナ「エレン足震えてるよ?」

    エレン「…ばれてたか」

    エレナ「うん!何年一緒に居ると思ってるの?」

    エレン「…14だな」

    エレナ「正解!」

    エレン「!ははは(天使)」

    エレナ「?どうしたの?」

    エレン「ん?いや、なんかテンション高いなって思ってな」

    エレナ「あ、うん…、やっと訓練終わったんだなぁ、って」

    エレン「あぁ、そういう事か」

    エレナ「うん、訓練やってた時はえ、えっとお兄ちゃんとあまり話せなかったし…///」

    エレナはアハハと苦笑いしながら照れている

    エレン「!そっか、俺もそうおもうよっ!」

    エレナ「!え、エレン!?///」

    エレンはエレナを持ち上げた

    エレン「ははは、お前体重も軽いのな」

    エレナ「うっ…、エレン失礼だよぉ…」

    エレン「ん?あぁ、悪い悪い!」

    エレナ「絶対悪いって思ってないよね…」

    ちなみにエレンは身長170に対してエレナは身長160だったと言ってもアルミン達とあまり変わらないが

    エレン「思ってるよ(ふくれっつらのエレナ可愛いなぁ)」

    エレナ「?エレン?」

    エレンはエレナを降ろすと抱きしめ頬をすりつけた

    エレン「温かくて気持ちいいな…」

    エレナ「んっ、エレン温かいよ?」

    エレン「?そうか?」

    エレナ「うん」

    エレン「…そっか(いい匂いする)」

    エレンはエレナの首筋に鼻を当てた

    エレナ「んっ、え、エレンなにしてるの?」

    エレン「ん?エレナの匂い嗅いでる」

    エレナ「か、嗅がないでよ今日訓練して汗掻いてるんだから…///」

    エレン「俺は別に気にしないぞ?」

    エレナ「わ、私が気にするよ!」

    エレン「ん、そっかじゃあやめる」

    エレナ「う、うん」

    エレン「(よしたっぷりエレナの匂い執着したな?)」

    エレナ「?なにしてるの?」

    エレン「ん、いや何でも(これでゆっくり寝れるな!)」

    エレナ「??」

    今更だがエレンは超が付くほどの変態だった、ミカサの次と言って良い程の変態である

    エレン「ありがとうなエレナ」

    エレナ「!え?え?私何かした??」

    エレン「あぁ、してくれたよ」

    エレナ「んっ、そ、そっか」

    エレン「おう!」

    エレンはエレナの頭に手を置き撫でた、後頭部の団子が丁度よく止めてくれるという

    エレン「・・・よし、そろそろ時間だ送るよ」

    エレナ「んっ、あ、そっかそろそろ時間グイッ!え?」

    エレンはエレナを引っ張り

    チュッ

    エレナ「!え、エレン?」

    エレン「んっ、おやすみのキスだな!」

    エレナ「お休みのキスって…お兄ちゃん好きな人にしなよ…」

    エレン「あ?俺に好きな人なんか居ねえよ(ただしエレナは好きだが)」

    エレナ「えぇ…居ないの?」

    エレン「ん?あぁって、お、お前まさかいるのか!!?」

    エレナ「わっ!い、いないよ」

    エレン「!!本当だろうな?」

    エレナ「ほ、本当だって!」

    ちなみにエレンはエレナの額にキスをしました

    エレン「そっかそっか、良かった」

    エレナ「??お兄ちゃんミカサの事とか好きじゃないの??」

    エレン「何でミカサなんだよ…」
  29. 29 : : 2016/01/06(水) 18:48:05
    エレナ「え、だってエレンとミカサよく仲良くしてるし」

    エレン「あれで仲が良いなんて言わないぞ…」

    エレナ「えっ、そうなの?」

    エレン「あぁ、仲が良いって言うのは俺とエレナ、お前みたいな事言うんだよ」

    エレナ「へぇ~、そうなんだ」

    エレン「あぁ(さりげなく好きって言えて俺は幸せだ、気づいてくれないが…)」

    エレナ「そっか(ミカサも苦労するなぁ…)あ、じゃあ私もエレンに」

    エレン「ん?」

    エレナはそう言いうとエレンを引っ張っり

    チュッ

    エレン「!!?///」

    エレナ「お返しだよエレン」

    エレン「そ、そうか!(絶対洗わねえ!!)」

    エレナ「それじゃあ帰ろうか」

    エレン「ん、あぁ、そうだnちょっと待て!」

    エレナ「え?ってっわ!」

    エレンは物陰にエレナを引っ張り隠れた

    エレナ「え、エレムグッ…」

    エレン「シッ」

    エレナ「?」

    そう思っていた時だった



    タッタッタッタッタ!

    ミカサ「はぁはぁ、ん?あれ、居ない…」


    エレナ「?(ミカサ?)」

    エレン「・・・(やっぱミカサか)」


    ミカサ「・・・」


    エレナ「ミカムグッ!?」

    エレン「シッ!」

    エレナ「??」

    エレン「あいつ俺達の事探してる」

    エレナ「?話しかければ良いんじゃないの…?」

    エレン「いや、話しかけるとめんどくさい事になる、だから無理だ」

    エレナ「・・・うん?」

    と思ってる内にミカサは走って行った

    エレナ「…どうしたんだろ?ミカサ」

    エレン「さぁな(…ハンカチで拭いて取っておくか)」

    手に着いた唾をハンカチで拭いた

    エレナ「!あ、ごめんねエレン私の唾付いちゃったよね?」

    エレン「ん?あぁ、いや別に平気だぞと言うか妹のだし」

    エレナ「!そっか」

    エレン「あぁ(むしろもっとくれても大歓迎だ)よし、帰るか」

    エレナ「うん!」

    エレンはそう言いエレナの手を取り女子寮の前まで送った

    女子寮前

    エレナ「じゃあおやすみお兄ちゃん」

    エレン「あぁ、おやすみエレナ」

    エレナはそう言い女子寮に入って行った

    スタ、スタ、スタ、スタ

    アニ「・・・」

    エレン「ん?アニか」

    アニ「あんた妹送るんだ」

    エレン「あ?あぁ送るぞどこにあいつを襲う輩が居るかわからねえからな」

    アニ「…あんたが襲いそうだけどね」

    エレン「あ?俺は襲わねえよ」

    アニ「どうだか?、にしてもあんた鈍い癖に妹エスコートするんだ」

    エレン「??鈍い??」

    アニ「…聞いた私がバカだったよ」

    エレン「はぁ???」

    アニはそう言いながら女子寮へ入って行った

    エレン「…俺も戻るか」

    アニ「…(バカが…)」
  30. 30 : : 2016/01/06(水) 18:49:56
    ssだから仕方ないけどエレンのキャラ破損がやばいですね…

    まぁ、気にしないでください!
  31. 31 : : 2016/01/06(水) 23:02:42
    今日初めてこのSSみたけど面白い。
    やっぱり親とかがいなくなったら残っている家族がいなくなんないようにするよね。
    期待してます。
  32. 32 : : 2016/01/06(水) 23:17:22
    シスコンのエレン‥‥変態っぷりがハンパないwww
  33. 33 : : 2016/01/06(水) 23:31:04
    初めましてこれからよろしくお願いします!
    いいお話ですよ!
    期待です!(^-^)
  34. 34 : : 2016/01/07(木) 01:07:03
    めっちゃエレナ可愛い!!後エレンの変態っぷりがやばすぎwww
  35. 35 : : 2016/01/07(木) 01:26:04
    確かに、めっちゃエレナ可愛い!
  36. 36 : : 2016/01/07(木) 01:29:06
    http://www.ssnote.net/archives/42418

    コメントありがとうございます!

    こちらも同時に書いていきたいと思います!
  37. 37 : : 2016/01/07(木) 13:24:00
    女子寮

    ガチャ

    ユミル「ん?」

    クリスタ「ん?」

    エレナ「あ、えっと今日からお世話になります!エレナ・イェーガーでお願いしますね!」

    クリスタ「あっ!さっきの!」

    ユミル「あん?ってあぁ、さっきのか」

    エレナ「え、えっとよろしくね!」

    クリスタ「!うん!よろしく、えっとエレナ!」

    エレナ「!うん!」

    ユミル「・・・」

    エレナ「え、えっと」

    クリスタ「ほら!ユミルも!」

    そう言いクリスタはユミルの背中を叩いた

    ユミル「痛っ!ったく、わかったよ、私はユミルだ」

    エレナ「うん!よろしく!ユミル!」

    エレナは満面な笑みで言った

    ユミル「!お、おう(…クッソ可愛いなこいつ、・・・にしても流石兄妹って所か嘘偽りのない笑顔だな、こいつと違って)」

    ユミルはそう思いながらクリスタを見た

    クリスタ「??ん?」

    ユミル「いや、なんでも、にしてもお前死に急ぎ野郎と全然性格似てねえなww」

    クリスタ「こらっ!ユミルそんな事言っちゃダメでしょ!」

    エレナ「?死に急ぎ野郎…?(そう言えばさっきジャンって言った人も・・・)」

    ユミル「ん?あぁ、あいつ訓練してた時いつも巨人を駆逐する~っつって立体起動の時とかいつも急いでやってただろ?」

    エレナ「う、うん…」

    ユミル「だから皆から死に急ぎ野郎って言われてんだよww」

    クリスタ「!ユミル!そんな言い方はないよ!!」

    ユミルがゲスな笑い方しながら言った事に対してクリスタは怒った、その時だった

    エレナ「・・・さい」

    ユミル「良いんだよ、本当に死に急いでるんだからよww」

    クリスタ「妹さんの目の前で言う事じゃnエレナ「お兄ちゃんの事そんな言い方しないでください!!!」

    ユミクリ「「っ!!」」

    エレナ「エレンは私の事巨人から守ろうといつも頑張っていたんです!!私を成績上位に入れる為に頑張って手伝ってくれたんです!!!」

    エレナは俯きながらプルプルと体を震わしながら言い続ける

    エレナ「確かにエレンは巨人を駆逐する為に死に急いでるかもしれないけど私の事考えて、守ってくれて頑張ってくれてるんです!!何も知らないくせに勝手な事言わないでください!!」

    エレナは物凄い怒声を聞かせながら言った、それに対して唖然としていたユミルとクリスタは

    ユミル「!!わ、悪かった!私が悪かった!悪い!!」

    クリスタ「ご、ごめんなさい!私全然知らなくて!」

    ユミル「!何でお前が謝ってんだよ!」

    クリスタ「だ、だって…エレナ「!あ、い、いぇ…、その、ごめんなさい…大きな声、出してしまって…」

    ユミル「!あ、謝んなよ私達がそう言ってきたんだ、私達が悪い」

    クリスタ「そ、そうだよ顔上げてよ!」

    エレナ「…はい、えっと、その…もう寝ますね…」

    ユミクリ「「あ…」」

    エレナはそう言うとベットに入って寝てしまった

    ユミル「(寝るの早!?)ど、どうするクリスタ…」

    クリスタ「わ、わからない…でも、凄い悪い事した…」

    エレナ「・・・(ど、どうしよぉ私何で怒鳴っちゃってるの!?あぁ…やっちゃったなぁ…)」

    と思っている時に

    ガチャ

    ユミクリ「「ん…?」」

    その入ってきた者は

    ミカサ「・・・」

    ユミクリ「「(!?)」」
  38. 38 : : 2016/01/07(木) 13:24:05
    そうよりにもよってあのミカサだった、もし先程の事がミカサに知れ渡りエレンになど渡ったらと思うと二人は寒気した

    ミカサ「…?どうしたの?」

    ユミル「!!い、いや何でもないよな?!」

    クリスタ「う、うん!!」

    ミカサ「…?もう一人居ないようだけ、ん?」

    ユミクリ「「  」」

    ミカサはもう一人はと思い探し、寝込んでる事に気づいた

    ミカサ「…?エレナ??」

    ユミル「(おわた・・・)」

    クリスタ「(あぁぁぁぁ~!!)」

    ミカサ「エレナ?起きてる??」

    ユミクリ「「(起こさないで~!!)」」

    エレナ「!あ、あれ?ミカサ?」

    ミカサ「うん、私、貴方何で寝てるの?それに何で泣いてるの?」

    ユミル「(死んだ・・・)」

    クリスタ「(・・・)」

    エレナ「!!え、えっと、これは…」

    ミカサ「…!!貴方達?」

    ユミクリ「「!!」」

    エレナ「っ!!み、ミカサ!」

    ミカサ「大丈夫よエレナ、二人合わせて一リットルの流血がああるだけ・・・」

    ユミクリ「「!!?」」

    エレナ「ぜ、全然大丈夫じゃないよ!死んじゃうよ!」

    ミカサ「止めないでエレナ私の血管が振り切る前に」

    ユミクリ「「(な、何言ってんの!?)」」

    エレナ「意味わからないから!私の話を聞いて!」

    ミカサ「!わかった」

    ユミクリ「!!」

    エレナ「っふう、良かったぁ」

    ユミル「(天使・・・)」

    クリスタ「(可愛い…)」

    ミカサ「早く説明してエレナ」

    エレナ「う、うんわかった」

    説明中・・・

    ミカサ「…なるほど」

    エレナ「う、うん」

    ユミル「・・・」

    クリスタ「・・・」

    ミカサ「…今回のこの話は間違いなく何の遠慮もなしにバカげた顔をしながら言ったユミルが悪い」

    ユミル「うっ・・・」

    ミカサ「クリスタは…よくわからない」

    クリスタ「えっ・・・」

    ミカサ「…とりあえずエレナ、貴方はどうしたい?」

    エレナ「えっ?」

    ミカサ「この二人を許すかどうか」

    ユミクリ「「!」」

    エレナ「え、そ、それは勿論許すよ?知らなかったんだし二人共」

    ユミクリ「「ほっ…」」

    ミカサ「…そう、それならいい、ただし」

    ユミクリ「「?」」

    ミカサ「私のエレン、を侮辱した罪はまた別」

    エレナ「!?み、ミカサ!!?」

    ユミクリ「「(私のエレン!!?)」」

    ミカサ「覚悟!!」

    ユミクリ「「ひぃ!!?」」

    エレナ「!?ミカサやめてよぉぉぉぉぉぉ!?」

    女子寮ではエレナの声が響き渡ったらしい
  39. 39 : : 2016/01/07(木) 14:05:06
    男子寮

    エレン「!」

    アルミン「?どうしたの?エレン」

    エレン「え、あ、いや何かエレナの声がした気がした・・・!」

    アルミン「空耳だよエレン(はぁ…ここまでくるとエレン重症だよ…)」

    ライナー「重症だなエレンお前…」

    エレン「あ?なんだよ?」

    ライナー「いや、なんでも」

    エレン「??」

    ベルトルト「ははは…」

    アルミン「(ぁ…そうだ、説明しておかないと…)ライナー、ベルトルトちょっと話があるんだけど」

    ライベル「「ん?」」

    エレン「?何の話してんだ?アルミン」

    アルミン「!あ、ちょっとエレンは入らないでくれるかな?二人だけに話したいから」

    エレン「?そうか、なら仕方ねえな」

    アルミン「(何が仕方ないんだい)じゃあ話すよ二人共」

    ライナー「あ、あぁ?」

    ベルトルト「う、うん」

    説明中

    ライナー「…そんな事が本当にあるのか…?」

    ベルトルト「…聞かなきゃ良かったかな…」

    アルミン「いや、二人はいずれ知る事になるから早めに知ってほしかったんだよね」

    アルミンが二人に説明した事とはエレンの寝言だった、普通寝言なんて滅多に聞くことがない以前の問題で寝事を言うのは結構危ないのだがエレンは毎日毎日言うのである、しかもかなり危ない発言を連発すると言う、そしてその夢の内容は決まっている、エレナの事だった

    アルミン「だから、二人が寝れるのは結構経った日かもしれない、慣れるまで…」

    ベルトルト「はぁ~…僕寝れるかなぁ…」

    アルミン「わ、わからない…」

    ライナー「ま、まぁ俺はエレナの事普通に好きだから普通に聞けると思うけどな」

    アルミン「!?だ、駄目だ!ライナー!エレナって名前は!」

    ライナー「ん?なんだエレン「なぁ、ライナー今お前エレナって言わなかったか?」

    ライナー「!!?」

    ベルトルト「!?(あ、あんな小声だったのに聞こえたの!!?)」

    アルミン「・・・(はぁ~、これだからエレナの名前は出したくないんだ…)」

    ライナー「い、いやエレナ何て一言も言ってねえぞ?」

    エレン「あれ?そうか??悪いいきなり話に入っちまって」

    エレンはそう言いながら戻って行った

    ライナー「…ふぅ…おい、アルミンあれもう禁断症状だろ…」

    アルミン「あれはもう中毒と言った方が早いかな…」

    ベルトルト「禁断症状と言うか中毒と言うか病気だよ…見て見なよあれ・・・」

    アルライ「「え?」」

    ベルトルトがエレンを見た、そして二人も見た

    エレン「あぁ、可愛いなぁ子供の頃のエレナ…、あ、こっちのエレナも可愛いなぁ…あ、大人のエレナも…」

    エレンは首飾りのロケットペンダントを開け見てはニヤニヤしている


    ライナー「・・・」

    アルミン「あ、あれは…まぁ、仕方ないね、うん」

    ベルトルト「何が仕方ないのかわからいけどあれは異常でしょ…」

    アルミン「…まぁ、仕方ないよ…」

    ライベル「「え?」」

    アルミン「…あまり話したくないけどエレンは5年前お母さんをお亡くしてるんだ」

    ライベル「「!」」

    アルミン「5年前超大型巨人が突如出現して壁を壊してその破片がエレンの家に当たってお母さんは…」

    ベルトルト「っ!!」

    ライナー「っそ、そう、だったの、か…」

    アルミン「…うん、で多分あぁなっちゃったんだと思う・・・」

    ライナー「そう言う事だったのか…」

    アルミン「…って言っても」

    ライベル「「?」」

    アルミン「エレンは昔からエレナの事が大好きだったんだけどね」」

    ライナー「そ、そうだったのkエレン「アルミン!」

    ベルトルト「(本当に来た…)」

    アルミン「あ、丁度良かった今エレナの話してたんだよ」

    エレン「!どんな話だ?」

    アルミン「エレナの良い所の話だよ」

    エレン「!!へぇ~、そうなのか」

    ライナー「(すっげえ)」

    ベルトルト「(嬉しそうな顔…)」

    アルミン「あ、そうだエレンエレナの良い所の話してよ!」

    エレン「!!おぉ!良いぞ!!」

    この時調子に乗ってエレンに話させなければ良かったと三人は思う
  40. 40 : : 2016/01/07(木) 14:05:11
    3時間後

    エレン「~ってところだな」

    アルミン「・・・」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「?どうした??」

    アルミン「い、いや大変素晴らしかったよエレン…(これはもう病気どころか危ないよ…)」

    ライナー「え、エレナの事好きなんだなお前」

    エレン「!あぁ!超大好きだな、愛してるまで言える!」

    ライナー「  」

    ベルトルト「ライナー、エレンの愛してるって違うから」

    エレン「あぁ、俺の愛してるは違うぞライナー?」

    アルミン「(どっちの方向で違うのか僕は心配だよ…)」

    と話していた時に

    ガチャ

    四人「!」

    キース「消灯時間だ、早く寝ろ・・・」

    四人「はっ!」

    ガチャ

    エレン「…びっくりしたぁ」

    アルミン「ふぅ・・・」

    ライナー「心臓に悪いな・・・」

    ベルトルト「そ、それより早く寝ない?」

    アルミン「あ、そうだね」

    エレン「だな」

    そう言い四人は寝る事にしたわけだが…


    エレン「ははは、エレナそこは駄目だぞ、あ、でもここはいいけど、へへへ…エレナは可愛いなぁ…エレナは俺の物だぞぉ…へへへへ…エレナの涎ェ…」

    ライナー「(…これは酷い)」

    ベルトルト「(うるさすぎて寝れないよぉ…)」

    アルミン「zzzzzzz」

    ライナー「(何でこいつは寝れるんだよ…)」

    ベルトルト「(叩き起こしてやろうか…)」

    エレン「スゥ~…スゥ~…、ふふふエレナの匂いだぁ…ふふふ、ふへへへ…エレナァ、キスしようぜ…」

    ライナー「…はぁ、俺達がやってしまった事については反省してるが…」

    ベルトルト「これ、もう他の何かも混じってるよね…」

    エレン「エレナァ…ずっと一緒だ…」

    アルミン「僕はもう慣れたけどね」

    ライベル「「わぁ!?」」

    アルミン「シッ!!静かに!教官に追い出されるよ?」

    ライナー「び、びっくりさせんなよアルミン…」

    ベルトルト「起きてたんだ…」

    アルミン「うん、エレンのおかげでいつでも起きれるようになったんだ!」

    ライナー「す、すげえなそれ」

    ベルトルト「(…僕達にとってかなり損害なんだけどそれ…って)」

    ライベル「「!?い、今の会話聞いてたのか!?」」

    アルミン「聞いてたけど意味が全然わからなかったから」

    ライナー「!そ、そうか」

    ベルトルト「そ、そっか」

    アルミン「??うん」

    ライナー「に、にしてもエレンのヤツこれそのお母さんが死んじゃって件もあるけどよ、その…」

    ベルトルト「他の事も混じってるよね…?」

    アルミン「…う、うん、た、多分・・・!?」

    ライベル「(凄い焦ってる…)」

    アルミン「と、とりあえず早く寝よう?明日も早いんだし」

    ライナー「…そうだな」

    ベルトルト「寝れると言いね…」

    そう思いながら寝たのだった
  41. 41 : : 2016/01/07(木) 15:22:48
    次の日・・・

    エレン「っくぅ~!!あぁ~良い夢見たわ!」

    アルミン「そっか、良かったね」

    ライナー「…良かったな…」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「あ?どうした二人共」

    アルミン「さぁ?わからない昨日寝れなかったみたいだよ?」

    エレン「へぇ~、俺はすっげえ寝れたけどな!」

    ライベル「「(これは何かの罰か?))」

    エレン「よし早く行こうぜアルミン!エレナが待ってる!」

    アルミン「っちょ!?待ってよエレン~!?」

    ライナー「…一睡もできなかったな」

    ベルトルト「…うん、瞼が重いよ…」

    ライベル「「はぁ~…」」

    と一方で走って行ったエレンとアルミンは

    食堂・・・

    エレン「お~い!エレナ!」

    アルミン「待ってよ!エレン!(ミカサは呼ばないんだね…)」

    食堂の前で待っていたエレナとミカサにエレンは話しかけた

    エレナ「!あっエレン、アルミンおはよう」

    エレン「おう!おはようエレナ!(今日も可愛いな)」

    アルミン「お、おはよう」

    ミカサ「・・・おはようエレン、アルミン」

    アルミン「ふぅ、やっと座れる(ミカサ怖いよ…)」

    エレナ「あはは…、そうだね座ろう」

    そう言いエレン達は座った

    ミカサ「アルミン、私エレンの隣gエレン「エレナ隣座るぜ」

    エレナ「うんいいよ」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「あ、あはは…」

    エレナ「あ、エレン」

    エレン「ん?なんだ?」

    エレナ「これ返すね」

    エレン「ん、良いのか?」

    エレナ「うん、もう大丈夫dエレン「ほんとか?」

    エレンはそう言いうとエレナの額に額をくっつけた

    エレナ「んっ、うん」

    エレン「…確かに熱はねえな(顔近い近い!///)」

    ミカサ「…ッチ」

    アルミン「…はぁ(きっとエレンは顔が近いだとか何か思ってんだろうなぁ・・・)」

    と話していた時に

    クリスタ「え、エレン隣良いかな?」

    ユミル「よっ」

    エレン「??誰??」

    エレナ「あっ、クリスタにユミル!」

    ミカサ「おはよう二人共」

    クリスタ「うん!おはよう二人共」

    アルミン「え、ど、どうしたの??いきなり」

    ユミル「クリスタがエレン達と仲良くなりたいんだとよ、特にエレンとな」

    アルミン「えっ…(…っちょ!ちょっと待ってそんな事したらミカサが・・・)」

    ユミルはボソボソとアルミンに言った、だからミカサ達には聞こえていなかった

    ミカサ「??」

    アルミン「(僕の胃が破裂するかもしれない…)」

    ユミル「っと、邪魔するよ」

    アルミン「あ、う、うん」

    クリスタ「と、隣良い?エレン」

    エレン「え、あ、あぁ別にいいが」

    ミカサ「・・・」

    何故ミカサがエレンの隣に行かないかと言うと理由があった、エレンの隣他の女が座ってる状態だと自分の話を聞いてくれない場合があるためと言う理由だった

    クリスタ「ありがとうね」

    エレン「え、あ、あぁってエレナ、こいつ誰だ?」

    エレナ「っえ、エレン知らないの?」

    エレン「あ、あぁ(こんなヤツ居たっけ?)」

    クリスタ「クリスタ・レンズだよ、よろしくね?エレン」

    エレン「あ?あぁって何で俺の名前知ってんだ?」

    クリスタ「?エレンの事知らない人居ないと思うけど」

    エレン「へぇ~…」

    ユミル「と言うかそれ以前にクリスタの事知らないお前もお前で不思議だけどな」

    エレン「えっ、お前有名なのか?」

    クリスタ「!わ、私はよく知らないけどユミルがそう言ってた」

    エレン「へぇ~、お前強いのか」

    クリスタ「え?」

    ユミル「いやいや違げえよ」

    エレン「??」

    ユミル「クリスタは皆から女神やら何やら言われてんだよ」

    エレン「え、女神?」

    クリスタ「え…わ、私そんなふうに言われてたの!?///」

    エレナ「うん、そうだね」

    アルミン「あぁ、そう言えばよくライナーとか言ってたね」

    クリスタ「へ、へぇ~そうなんだ…///」

    ミカサ「…確かにクリスタは女神みたいな可愛い感じ」

    クリスタ「!も、もうやめてよ!皆!///」

    エレン「・・・(俺の女神はエレナだけ)」

    エレナ「??ん?なに?エレン?」

    エレン「…いや、何でもないってエレナ口についてるぞ」

    エレナ「んっ、あっ、ごめんエレン…ハンカチ」

    エレン「気にすんな洗うから(嘘だけどなこのハンカチも保存しておこう)」

    アルミン「・・・(まぁエレンにとっての女神はエレナだけだろうなぁ…)」

    クリスタ「な、仲良いんだねエレンとエレナ」

    エレン「ん?あぁ、かなり良いぞ!」

    エレナ「うん、そうだよ!」
  42. 42 : : 2016/01/07(木) 15:22:54
    アルミン「(何のためらいもなく言ったよこの二人…流石兄妹鈍い…)」

    ユミル「いつもこんな事してんのか??こいつら」

    アルミン「!うん、まぁね」

    ユミル「ふ~ん、エレンはシスコンか」

    アルミン「…うん、多分・・・」

    ユミル「あれでシスコンじゃない方がおかしいぞ…」

    クリスタ「な、何か二人共兄妹じゃなくて恋人同士に見えるね」

    アルミン「ッブ!?!」

    ミカサ「!!?」

    ユミル「え、な、なんだよこの二人」

    エレン「!!ほ、本当にそう見えるか!?」

    クリスタ「え、え、うん(…え、何この反応)」

    エレナ「エレンはただ仲が良いお兄ちゃんだよ?クリスタ?」

    エレナは苦笑いしながら言った

    エレン「ッブハッ!?」

    エレナ「!!?え、エレン!?」

    クリスタ「え、エレン!?」

    ユミル「え、なんだよさっきから!?」

    アルミン「(血吐きやがった…)」

    ミカサ「(今の言葉はエレンにとって致命的な一撃、エレンには悪いけれどナイスエレナ、もっと言え、そして嫌われろ)」

    アルミン「(ミカサはミカサは変な事絶対考えてるし・・・)」

    ミカサの表情を見てアルミンはそう思った

    エレナ「エレン大丈夫!!?」

    エレン「あ、あぁ大丈夫だ(涙目エレナまじ天使)」

    クリスタ「大丈夫!?」

    エレン「あぁ大丈夫(…クリスタは特にないな)」

    ユミル「天使二人からの心配とか死ねよ(クリスタの時と全然態度違うな…)」

    アルミン「ユミル、心の声と逆だよ」

    ユミル「っは!」

    ミカサ「・・・確かに女神、と言うか天使二人」

    エレン「よいしょっと、エレナ」

    エレナ「な、なに!?」

    エレン「俺が今から言う事を聞いてくれたら俺は治る」

    エレナ「!!本当!?」

    ミカクリユミ「「「え」」」

    アルミン「(エレナが純粋すぎて罪悪感がぁ…)」

    エレン「あぁ、まず最初に俺に抱き付け」

    エレナ「!うん!!」

    ギュウ

    エレン「そして次に頬にキスしてくれ」

    エレナ「わ、わかった!」

    チュッ

    エレン「!!!(きたぁぁぁぁ!)」

    エレナ「ど、どう??」

    エレン「うん、完璧治ったぞ!」

    エレナ「!良かったぁ」

    アルミン「(何だこれ…)」

    クリスタ「(エレナ可愛すぎ…)」

    ユミル「なぁ、これわざとじゃ、ねえよな?」

    ミカサ「うん…残念な事にこれはまぎれもない本性、天然…」

    ユミル「まじか…(エレンの野郎自分の妹に何してんだ…)」

    エレン「よし、それじゃあお返しに特別に小さい頃の様に俺が食べさせてやろうエレナ」

    エレナ「!?え、えぇ?いいよ恥ずかしいし…///」

    エレン「良いから良いからほら、あ~ん」

    エレナ「あ、あ~ん///モグモグ」

    エレン「美味いか?」

    エレナ「う、うん///」

    ミカサ「・・・(死ね、くたばれ)」

    クリスタ「ほ、本当に兄妹なの??この二人??」

    ユミル「知らね・・・」

    アルミン「うん…兄妹なんだよ…」


    ジャン「っくそ!!エレンの野郎羨ましい!!」

    マルコ「落ち着きなよジャン…」


    ライナー「良いなぁ…、エレン…」

    ベルトルト「僕はもうお腹いっぱいだよ…(何回エレナエレナって聞かされたか…あぁ、耳の中に…)」


    アニ「・・・」

    ミーナ「あの二人兄妹なのに凄い何かラブラブに見えるよね、アニ??」

    アニ「!な、なに?」

    ミーナ「ん?いやあの二人兄妹なのに凄いラブラブだよねって」

    アニ「…ただ、単にエレンのヤツがシスコンなんだろ」

    ミーナ「へぇ~、あれでシスコンなんだ」


    サシャ「コニー!!パンください!!」

    コニー「はぁ!?お前自分の!!おい!!」


    など会話していた
  43. 43 : : 2016/01/07(木) 17:18:25
    エレン「モグモグ、よし、ごちそうさまでした」

    エレナ「ごちそうさまでした」

    アルミン「ごちそうさま」

    ミカサ「ごちそうさまでした」

    クリスタ「ごちそうさまでした」

    ユミル「ん、ごちそうさま」

    あれから約20分間喋り食べ終わった

    エレン「ふぅ、食べる事より話す方が優先になってたな…」

    アルミン「確かにそうだね(喋ると言うよりエレンは食べさせるの間違いだよね)」

    ミカサ「いつも通り」

    エレナ「確かに、そうだねでも今日結構話さなかった??」

    アルミン「まぁ、うんそうだね」

    ユミル「おまえらこんな話してんのかいつも」

    ミカサ「うん、大体このくらい」

    クリスタ「そうなんだ、普段は私とユミルだけだからあまり話さないんだよね」

    クリスタは苦笑いしながら言っている

    アルミン「あはは…、話すと言うよりユミルがクリスタにちょっかい出してるよね…」

    クリスタ「う、うん」

    ユミル「あ?なんだアルミンお前クリスタの事見てんのか?」

    アルミン「え」

    クリスタ「ちょ、ちょっとユミル!」

    ミカサ「そうなの?アルミン」

    アルミン「いや、ちょっ」

    エレナ「み、みんな勝手に話進めすぎだよ…」

    アルミン「!!(流石女神さま止めてくれる!!)」

    エレン「そうだぞユミル、アルミンはいつも俺達と居るんだ、クリスタがどこに居るのかわからないのにそれはねえだろ」

    ユミル「うっ、そうなのか?アルミン」

    アルミン「え、う、うんただ何か僕の印象からするとガチャ!!

    皆「!!」

    キース「貴様らいつまで食べている!!!集合時間だ!!!」

    皆「はっ!」

    ざわざわざわざわ

    エレン「びっくりした…」

    アルミン「そう言えばもうこんな時間なんだ…」

    ミカサ「確かに」

    エレナ「そ、そうだね」

    クリスタ「ふぅ…」

    ユミル「あのハゲ教官いつも驚くからやめてほしいもんだ…」

    など皆色々と文句を言いながら食器を片付けた



    外…

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「…そう言えばよ」

    エレナ「?」

    アルミン「どうしたの?」

    ミカサ「ん?」



  44. 44 : : 2016/01/07(木) 17:18:31
    エレン「お前ら所属する兵団、どこか決めたか?」

    エレナ「!!」

    アルミン「あ、うん僕は昔から調査兵団に入るって決めてたから」

    ミカサ「私はエレンについていくまで」

    エレン「へぇ、そうなのかってミカサ自分の意思で決めろよ…、じゃなくてエレナは?」

    エレナ「…わ、私も調査兵団にする!」

    エレン「!!」

    アルミン「えっ、ちょ…」

    ミカサ「・・・」

    そうエレナが言った瞬間空気が変わった気がした

    エレン「…理由はあるのか?」

    エレナ「…理由は、私は皆と居たい、私だけ違う兵団に所属してもし、皆が壁外に出て死んじゃったらって思って…」

    エレナはそう言いながら手を震わせている

    エレン「・・・」

    アルミン「…つまり、一人だけは嫌だ、って事かな?」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「…うん、一人だけ生き残るなんて嫌だよ…」

    エレン「…そっか」

    エレナ「!エレン、怒らないの…?」

    エレン「?なんでだよ」

    エレナ「だ、だって…エレン…」

    エレン「確かに最初は調査兵団なんてところにお前を行かせたくなかった」

    アルミカ「「!?」」

    エレン「でも、エレナ、お前は俺が調査兵団に行くって言うのを止めなかった、妹として」

    エレナ「う、うん…」

    エレン「…なら兄としてお前を止める筋合いもないだろ?」

    エレナ「!エレン…!」

    アルミン「…確かに、そうだね」

    ミカサ「確かに、と言うよりエレナ一人にして死ぬのは嫌だ」

    エレナ「!!二人共…!」

    エレン「それに」

    エレナ「んっ??」

    エレンはエレナの頭に手を置き

    エレン「お前一人じゃ心配だしな、傍に居てほしい、いや違うな…傍に居たい!だから賛成した、これでどうだ?」

    エレナ「!うん!そっちの方が良い!」

    アルミン「ははは…(遠まわしな告白ありがとうございましたー)」

    ミカサ「(さりげなく告白みたいな事してるのに全く気づいていないエレナ鈍すぎる、そして羨ましいくたばれ)」

    エレン「おう!もしお前が死にそうになっても俺が守ってやるよ!エレナ!」

    エレナ「えぇ…縁起悪いよエレン…」

    エレン「ははは、そうだな」

    エレナ「…うん」

    エレンは冗談で言ったがエレナは結構真面目に受け取ってしまったらしく落ち込んでいる様子

    エレン「…母さんとの約束もあるしそんな簡単に死なねえよ」

    ミカサ「?おばさんとの約束??」

    エレン「ん、おう!」

    エレナ「??」

    アルミン「いつの間にそんな約束してたんだ」

    エレン「あぁ(エレナとの思い出は一つも忘れていない、断言できるな)」

    そう言いながら各自班であつまり固定砲台の準備に取り掛かりに行った、まさかこの後悲劇が起こるとは思いもしなかった
  45. 45 : : 2016/01/07(木) 18:30:16
    固定砲弾準備中

    エレン「はぁ!?調査兵団にするのか!?」

    コニー「あ、あぁ憲兵団にはあいつが居るしな」

    エレン「?あいつ?」

    コニー「ジャンだよ、ジャン…」

    エレン「…あぁ、馬か」

    コニー「あぁ、馬だよ馬…」

    エレン「…ん?全然説明になっていぞそれ」

    コニー「だ、だから!俺はあいつが居るから嫌なんだよ!」

    エレン「…は??」

    トーマス「そう照れるなよコニー」

    コニー「はぁ!?照れてねえよ!」

    トーマス「いや照れてるだろ、あ、ちなみにお前だけじゃ」

    あのぅ、みなさん

    皆「?」

    サシャ「上官の食糧庫からお肉、取って来ました」

    皆「っ!?」

    エレン「さ、サシャお前独房にぶち込まれたいのか…?」

    コニー「お前…ほんとうにバカなんだな」

    ???「バカって怖えぇ…」

    サシャ「後で…みなさんで分けましょうスライスしてパンに挟んで…むふふ…」

    コニー「戻してこい…」

    ミーナ「そーだよ土地が減ってから肉なんてすごい貴重になったんだから」

    サシャ「…大丈夫ですよ、また土地を奪還すれば牛も羊も飼えますから」

    エレン「え?」

    トーマス「あぁ、なるほど」

    トーマス「ウォールマリアを奪還する前祝いに頂こうってわけか、食ったからには腹括るしか無いもんな!!」

    コニー「??」

    エレン「・・・・・・」

    サムエル「トーマス…俺もその肉食う!!」

    ミーナ「!私も食べるから取っといてよ!」

    ポン

    サムエル「何つっ立ってんだエレン作業に戻んねえとバレちまうぞ!」

    ミーナ「お昼はまだ先だよエレン」

    エレン「・・・!(あれから5年経った人類は尊厳を取り戻しつつある、勝てる…!人類の反撃はここからだ!!!)」

    そう思っていた時だった…

    シュ~!!!!

    エレン「っ?」

    後ろから物凄くでかい影ができたと思いエレン達は後ろを振り返った、そこには、超大型巨人が出現した

    エレン「っ!!!?」

    エレンは何かを言おうとしたが…

    プシュ~!!!!

    エレン「っ!?熱っ!!?」

    コニー「!!?」

    ミーナ「!!」

    サシャ「っ!!」

    エレン「み、皆無事・・・!?サムエル!!!」

    皆「!?」

    エレン「サシャ!!」

    サシャ「っ!!!」

    エレンの呼びかけと共にサシャはアンカーを外し急いで下に掛けていきアンカーをサムエルの足に刺した

    サムエル「ぁ…ぁ…」

    サシャ「サムエル!動いちゃだめですよ!!」

    エレン「あ、危なかった…」

    そう思っていた次の瞬間

    ドォォォォォォォ!!!

    エレン「!?(何の音だ!!?)」

    ドッカ~ン!!!

    エレン「!!?」

    トーマス「壁が壊された…」

    コニー「まただ…また…巨人が入ってくる…、ちくしょう…やっぱ人類は巨人に…」

    エレン「サシャ!!サムエルを任せた!!固定砲整備4班!戦闘準備!!目標目の前!!超大型巨人!!これはチャンスだ!!絶対逃がすな!!」

    エレンはそう言い壁を駆け上がった

    エレン「壁を壊せるのは超大型だけだ!!こいつさえ仕留めれば!!」

    スタッ!

    エレン「…よう、5年ぶりだな!!!」

    超大型巨人「・・・」

    エレン「(こいつさえ…こいつさえ居なきゃ母さんは…!!)」

    そう思っている時

    ズダダダダダダダダ!!

    エレン「っ!!?」

    超大型は固定砲を薙ぎ払うかのように怖した

    エレン「っ!!(固定砲を狙ったのか!!?)」

    そう思いながら巨人の腕にアンカーをぶっ刺し走って行く

    タッタッタッタ!!

    エレン「(こいつさえ仕留めれば平和がやってくる!!こいつは母さんの敵だ!!!そしてエレナを守るための第一歩!!)」

    アンカーをうなじ付近にぶっ刺し

    エレン「いける!!!!」

    シュッ!!

    エレン「(!!よし!!)」

    そう思った時だった

    プシュー!!!

    エレン「っく!!!熱っ!!(何だこの蒸気!!?いや、そんな事考えてる暇じゃない!!)うぉぉぉ!!」

    エレンは決死な思い出削いだ、筈だった

    スカッ!!

    エレン「!!!?消えた!?っ!!」

    落ちそうになりそうな所を壁にアンカーを刺し壁を上った

    そしてそれから超大型巨人の報告をし各自持ち場に行った

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「・・・」

    エレナ「!!エレン!!」

    エレン「!!え、エレナ!?(可愛い)」

    エレナはエレンを見つけた途端に走って抱き付いた

  46. 46 : : 2016/01/07(木) 18:30:22
    ミカサ「!!エレン!?」

    アルミン「!エレン」

    エレナ「良かった、良かったよぉ…」

    エレン「ど、どうしたんだ?」

    ミカサ「エレン、貴方の班が丁度襲われたって…」

    アルミン「心配したよ…」

    アルミンはそう言いながらボンベにガスを入れている

    エレン「あ、あぁそう、だな」

    エレナ「良かったぁ…」

    エレン「…悪い心配かけたな」

    エレナ「ぅん…」

    エレンはそう言いながらエレナを抱きしめ撫でた

    ミカサ「今すぐに変わってほしい所だが今回は我慢しよう…」

    アルミン「何言ってんの…そ、それよりや、やらなきゃ…!!」

    エレン「?大丈夫かアルミン…?」

    アルミン「だ、だだだ大丈夫ななななわけないよ…」

    エレナ「!大丈夫アルミン!?」

    ギュ

    アルミン「あ」

    エレン「・・・」

    エレナ「?アルミン?」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「な、なんでもないそれより早く離してくれる、かな…」

    エレナ「あっ、ごめん…」

    エレン「…エレナ」

    エレナ「?なnエレン「これで拭いとけ」

    エレナ「え?」

    エレン「いいから」

    エレンはそう言いながらエレナの手をゴシゴシと拭いた

    エレナ「??」

    エレン「…よし、そして」

    ギュ

    エレナ「へ??」

    エレン「これでおk」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「(何がおkなんだ…)」

    エレン「あ、後アルミン」

    アルミン「な、なに??」

    エレン「お前もこれで拭いとけ」

    アルミン「えっ(と言うか何枚持ってるの!?)」

    エレン「いいから、…よし」

    アルミン「(何がしたかったんだ…大体わかるけど…)」

    エレン「ミカサ」

    ミカサ「!なに?エレン」

    エレン「お前にこれやるよ」

    ファサ

    ミカサ「!!ありがとう…!!」

    エレン「おう!(これで解決)」

    アルミン「…(アホすぎて震え止まった…)」

    エレナ「??」

    それから外に集合し前衛部、中英部、後衛部と分けた


    エレナ「エレン…!!」

    エレン「・・・(すっげえ心配されて嬉しい)」

    アルミン「(とか思ってんだろうなぁ…)」

    ミカサ「エレン」

    エレン「あ?なんだよ」

    ミカサ「戦闘が混乱してきたら私のところに来て」

    エレン「は??、…何言ってんだ!?俺とお前は別の班だろ!?

    ミカサ「戦闘が混乱してきたら筋書き通りになんて行かない、なので私はあなたを守る」

    エレン「・・・お前さっきから何をギュウ

    エレン「ん?」

    エレナ「エレン…、死なないでね…?」

    エレン「…死なねえよお前の事残してなんてな」

    エレナ「!!エレン…!」

    アルミン「(何この恋愛…兄妹の癖に…)」

    エレン「…よし、それじゃあ行くか」

    アルミン「!うん」

    エレナ「…死なないでねお兄ちゃん」

    エレン「!おう!(涙目エレナ可愛い…)」

    エレナ「アルミンも死なないでね…」

    アルミン「え、あ、うん(後ろの人が目死んでるからあまりそう言う事言ってほしくないい…)」

    エレン「・・・アルミン」

    アルミン「!な、なに」

    エレン「絶対生き残るぞ」

    アルミン「!うん、そうだね」

    エレン「(生き残らないと、もしエレナだけが生き残っちまったら絶対薄汚い輩が来る、何としてでも阻止するゴリラとか腰ぎんちゃくとか馬とか…)」

    アルミン「(絶対生き残る源を碌な事にしてないよね…)」

    エレン「よし、じゃあ行くぞ」

    アルミン「うん!」

    エレン「…ふぅ、って、エレナ離してくれ行けない…」

    エレナ「いやだ」

    エレン「!?」

    アルミン「…?何してるの早く行くよ?」

    エレン「…エレナ」

    エレナ「…ん?」

    エレン「これ、預けとく」

    エレナ「?これは…」

    エレンはロケットペンダントを外しエレナの手に置いた

    エレン「俺にとって大事な物だ」

    エレンはニコッとしながら言った

    エレナ「!うん、わかった戻ってきてね…?」

    エレン「おう!」

    アルミン「・・・(流石兄妹だ、通じ合ってる)」

    エレン「(俺の思いを死んでもわかってるもらう為に!)」

    エレナ「(生き残る為、に渡して来たのかな…?)」

    全然通じあってなかった
  47. 47 : : 2016/01/07(木) 18:44:10
    エレンが過保護すぎてるようにみえる
  48. 48 : : 2016/01/07(木) 18:57:52
    エレン「よし!行くぞ!」

    アルミン「うん!!」

    そう言いエレンとアルミンは持ち場へ向かった

    ミカサ「…ックソあのカツラ野郎…」

    カツラ野郎とはイアンの事です

    ミカサ「…エレン、私と、あ、あれ?」

    エレナ「!あ、ミカサ」

    ミカサ「…エレンとアルミンは?」

    エレナ「もう行っちゃったよ?」

    ミカサ「…そうか、なら私達も行こう…」

    エレナ「?うん」

    ミカサ「(…この世界は残酷だ…)」

    エレナ「…(お兄ちゃん…死なないよね…?)」

    ミカサ「…?エレナ?」

    エレナ「…」

    ミカサ「…大丈夫」

    エレナ「!え?」

    ミカサ「エレンもアルミンも絶対死なない、死なせない」

    エレナ「!!ミカサ…!」

    ミカサ「エレナ、貴方も絶対に死なせない、なので安心して?」

    エレナ「!うん!」

    ミカサ「…うん(流石エレンが言うだけある、エレナ天使)」

    エレナ「??」

    ミカサ「何でもない、それより早く行こう」

    エレナ「うん!」

    だがこの後あんな事が起こるとは思いもしなかった



    ヒュ~!!

    エレン「・・・なぁ、アルミン」

    アルミン「・・・なに」

    エレン「・・・ミカサにあんな事言っちまったけど、もし、危なくなったら逃げるぞ」

    アルミン「!?」

    エレン「これ以上もうあいつを悲しませたくない、わかってる俺が勝手に言ってる事ぐらい…」

    アルミン「…うん、そうだね」

    ミーナ「??何の話してるの?」

    エレン「…いや、何でもない…よし!!」

    そこでエレンは意を決し

    エレン「34班前進!!行くぞ!!」

    皆「おぉぉぉぉ!!」

    そう言いエレン達は巨人達を倒そうと向かった

    ヒュ~!!

    エレン「(倒せる、いや倒すんだ俺はこの世界の事を何も知らない外にも出れてないんだ!!)っ!!」

    そう思っていた直後に

    奇行種「・・・」

    エレン「!!奇行種だ!!避けろ!!」

    そう言いエレン達は全員避けたと思った、だが…

    トーマス「うわぁ…クッ…クソッ!!」

    エレン「・・・!!ト…トーマス!!!」

    そう叫んだ瞬間と同時にトーマスは巨人に丸飲みされた

    アルミン「そ、そんな…!!」

    ミーナ「と、トーマス…!!」

    エレン「・・・っ!!ま、待ちやがれ!!!」

    アルミン「!!?エレン!?!下にも一体!!」

    エレン「!!?」

    トーマスを食った巨人を追うとしたが下に居た巨人に足を食いちぎられ

    ドサッドサッ!!ドサァ!!

    エレン「・・・」

    ミーナ「え、エレン!!」

    アルミン「   」

    ???「足が…」

    ????「お、おい!!やばいぞ!!止まってる場合か!!」

    とボーっとしていた間に

    巨人「・・・」

    ????「来るぞ!!かかれッッ!!」

    巨人一体を仕留めようとしたがワイヤーに巨人の手が辺り

    ドンッ!!

    ミーナ「 」

    ????「きゃあああああああああああ!!!」

    ???「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    アルミン「(…なんで、僕は…仲間が食われてる光景を見ているんだ…僕の体は動かないんだ…」

    そう思っているうちに

    ガシッ

    ヒュン

    アルミン「!!?うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


    エレン「ア…アル…ミン…」


  49. 49 : : 2016/01/07(木) 19:04:34
    今日だけでかなりがんばった、そんな気がする.
    ..
  50. 50 : : 2016/01/07(木) 19:43:10
    さらっと死亡フラグをたてるエレン…………
  51. 51 : : 2016/01/08(金) 00:59:14
    期待だ!!エレナ可愛い!
  52. 52 : : 2016/01/08(金) 16:45:37
    回想シーン??

    アルミン『ねえエレン!!』

    エレン『ん?なんだよアルミン』

    アルミン『海って知ってる!?』

    エレン『?海?』

    アルミン『うん!この壁の外にあるものなんだ!!凄くでかい塩の塊なんだ!この壁の中なんて目じゃないくらいでかいんだ!』

    エレン『はぁ??そんなのあるわけねえだろ』

    アルミン『それがあるんだよ!この本にそう書いてあるんだ!』

    エレン『その本って確か禁書なんじゃ』

    アルミン『うん、そうなんだけどね隙を作って見てるんだ』

    エレン『へぇ~、で続きは?』

    アルミン『あ、うん!!でねその塩ってのがね取り尽くせないくらいあるんだ!!』

    エレン『!そんなバカな、それにそんなのが存在するんなら今頃憲兵団に取り切られてるだろ??』

    アルミン『ううん!本当に凄くでかいんだ!!人が一生をかけてもとれないぐらいの量なんだ!』

    エレン『!ほ、本当にあるのか!?そんなの!』

    アルミン『うん!これの他にも炎の水、氷の大地、砂の雪原ってのがあるらしいんだ!!』

    エレン『!!す、すげえじゃねえか!!その本!!』

    アルミン『うん!!見て見る?』

    エレン『あぁ!!』


    エレン『すっげえ!本当にあるんだなこれ!!』

    アルミン『うん!!でさ』

    エレン『?』

    アルミン『いつか壁の外に出て見て見たいよね!』

    エレン『!!』

    アルミン『いつか、きっと…!』


    カルラ『エレン!!』

    エレン『!な、なんだよ母さん』

    カルラ『エレナが怪我したわ!!』

    エレン『えっ!!』

    タッタッタ!!

    エレナ『ぅぅ…』

    エレン『!!大丈夫かエレナ!』

    カルラ『!エレン!悪いけど水と包帯持ってきて!』

    エレン『!わかった!』

    タッタッタッタッタッタ!!

    エレン『はぁはぁ持ってきた!』

    カルラ『ありがとう、ちょっとしみるけど我慢してねエレナ』

    ッスッス

    エレナ『っ!!痛っ!!』

    エレン『!!』

    カルラ『・・・よし、よく我慢したわねエレナ』

    エレナ『んっ…』

    カルラはそう言い包帯を巻いた、ちなみに怪我をした部分は膝だった、どうやら走っていて転んだらしい

    カルラ『ふぅ…』

    エレン『だ、大丈夫なのか?エレナは』

    カルラ『えぇ、特に問題はないわ、ふふっ、エレン貴方心配してるの?』

    エレン『!当たり前だろ!俺の大事な妹だぞ!』

    カルラ『!あら、エレン言うようになったわね』

    カルラはそう言い撫でた

    エレン『!は、はぁ!?///』

    カルラ『ふふふ、良かったわねエレナ、お兄ちゃんが心配してくれてるわよ?』

    エレナ『んっ…、ほ、ほんとう?』

    エレン『!!あ、あぁ…///』

    カルラ『ふふふ、あエレン』

    エレン『?なんだよ…』

    カルラ『エレナはよく怪我する子だから』

    エレン『?』

    カルラ『ちゃんと守ってあげなさい?お兄ちゃんとして』

    カルラはそう言い額をこついてきた小突いた

    エレン『!!うん!』

    カルラ『よし、約束よ?私との』

    エレン『あぁ!』

    回想シーン終了


    エレン「…!!!」


    アルミン「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    ガシッ!!

    アルミン「っ!!?(え、エレン!!?)」

    エレン「っ!!っくぁぁぁぁぁぁ!!!」

    ホォン!!

    アルミン「うっ!!!」

    巨人に飲み込まれそうになった瞬間にエレンは急いで巨人の口の中に移動しアルミンを掴み外に投げ飛ばした

    アルミン「!!エレン!!!」

    エレン「っく…アル、ミン…!!」

    エレンは巨人の口を無理やりこじ開け保っていた

    アルミン「!!(え、エレン…!!)」

    エレン「これが…最後の頼み、だ…(母さん…ごめん、守れなかったよ…)」

    アルミン「!!?」

    エレン「よく、聞けよ…、壁の外へ、エレナを連れて行ってやってくれ…(あぁ…行きたかった…壁の、外へ…)」

    アルミン「っ!!?な、何言ってんだよ!!?エレン!!」

    エレン「後、だエレナを…守ってやってくれ…(エレナ…今までありがとう…、愛してる…)」

    アルミン「!!!!エレン!!!早く!!!(このままじゃ!!!)」

    そう思った直後の事だった

    アムッ

    ブチッ!!

    アルミン「…!!!っ!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

    エレンを助けようと手を伸ばしたと同時に巨人はエレンの手を噛み斬ったのだった、その噛み斬った腕はアルミンの方へ宙を舞い飛んで行った
  53. 53 : : 2016/01/08(金) 16:45:44
    アルミン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


    コ~ン、コ~ン、コ~ン

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ミカサ「!!」

    エレナ「?ミカサ?」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「??」

    ミカサ「…何でもない」

    エレナ「そ、そっか!」

    ミカサ「?どうしたの?」

    エレナ「な、なんかいきなり、心配になっちゃって、さ…」

    ミカサ「…本当の事を言うと…」

    エレナ「?」

    ミカサ「…っ、嫌な予感する…」

    エレナ「!!い、嫌だなぁミカサ冗談だよ気にしないで?ごめんねいきなり私こんな事言っちゃって…」

    ミカサ「!ううん、大丈夫、私こそごめんなさい…」

    エレナ「へ、平気だよミカサ、ははは」

    ミカサ「…(…無理してる…)」

    ミカサにはわかったエレナが無理して笑っていると言う事に、多分誰でも気づくくらいだった、顔は青ざめ顔からは汗が吹き出し息も荒い

    エレナ「?ど、どうしたの?ミカサ」

    ミカサ「!いや、なんでもない早く行こう」

    エレナ「うん!そうだね!」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ミカサ「・・・」

    エレナ「・・・っ(…大丈夫、だよね…?何も、ないよね…?っ、だめ…心配で心配で泣きそう…)っ…」

    ポタ、ポタポタポタ

    ミカサ「!!」

    エレナ「っ!!ぁ…っ!(や、やばぃ!)」

    エレナは後ろを向きゴシゴシと目を拭いた

    ミカサ「…エレナ」

    エレナ「!!な、なに?ミカサ?」

    ミカサ「っ、いや…なんでもない」

    エレナ「!う、うん…?(ミカサも辛いはず…泣いてられないよ…)」

    ミカサ「・・・(泣いてた…目が充血してる…それに擦った跡もあった…)」

    エレナ「・・・(お兄ちゃん…)」



    アルミン「・・・」

    ス~ッ!!

    スタッ!

    コニー「おい!!アルミン!!」

    アルミン「・・・」

    コニー「おい!!!!」

    コニーはぼーっとしているアルミンの肩を無茶苦茶に揺すった

    アルミン「・・・!!」

    コニー「おい!!って、あ?なんだこれ、何かお前ベトベトしてんな…??」

    アルミン「…!!!コニー…」

    コニー「!!怪我は無ぇのか!?おい!?お前のは班は!?」

    アルミン「班・・・?」

    コニー「!!おいおい!しっかりしろよ!!他の班員はどうしたんだ!?何でお前一人だけなんだ!?」

    アルミン「・・・あっ…」

    その時頭の中に先程の残酷な班員の皆の死がフラッシュバックした

    アルミン「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

    コニー「!?あ、アルミン!?」

    アルミン「・・・!!この…!!役立たず死んじまえ!!」

    コニー「おい…落ち着けアルミン!みんなは・・・」

    ユミル「もういいだろ!コニー!全滅したんだよ!!こいつ以外!!」

    クリスタ「っ!!?」

    コニー「うるせぇな!アルミンは何も言ってねえだろ!?」

    ユミル「周りを見りゃ分かるよバカ!!これ以上そいつに構ってる時間はねぇんだ!!(ックソ、まじかよ…!!)」

    ユミルはクリスタを見て思った

    クリスタ「そんな・・・じゃ、じゃあ、エレンも…!!」

    ユミル「(おいおいおいおい、まじかよ…、おいどうするんだよエレン…お前…)」

    アルミン「・・・」

    コニー「!!お、おいまじ、かよアルミン…」

    アルミン「…ごめん、迷惑掛けた他と合流する…」

    コニー「!!?アルミン!?」

    ライナー「コニー行くぞ俺達は前進の命令だ…(…まじで言ってんのか…おぃエレン…)」

    皆が皆思ったていた、エレンの事を

    スゥ~!

    アルミン「・・・(駄目だ…僕なんかが耐えられるわけがない…こんな地獄なでは…)」

    アルミン「(…いや、違う元からこの世界は地獄だ…、強い者が勝ち、弱い者が負ける…親切なくらいわかりやすい世界だ…)」

    スゥ~!

    アルミン「(…なんで僕生きてるんだrドン!!

    アルミンは考え事をしながら飛んでいた、その為壁にぶつかり落ちた

    アルミン「っ!!(…何で僕が生きてるんだろう…ねぇ、エレン何で死んじゃったの…?君には大切な妹が居た筈だろ…?何してんだよ…)ははっ、こんな事考えてる僕は最低だ…」

    そう思いながら屋根の上へ上った

    スタッ

    アルミン「っ!!!!」

    そこには生き残った兵士達が居た、しかも今、この状況で最も会いたくない者が居た

    ミカサ「・・・!!アルミン!!」

    エレナ「ぇっ!!」

    アルミン「!!(やめろ…やめてくれ…その目…やめて…)」

    二人の目には期待の込められた目をしていた、自分とエレンが帰ってきた、そういう目を、だが何故かこの時は自分だけが映っていない、そんな気がした
  54. 54 : : 2016/01/08(金) 17:53:54
    タッタッタッタ!!

    アルミン「・・・」

    ミカサ「アルミン大丈夫!!?」

    エレナ「良かった!生き残ったんだね!」

    アルミン「・・・」

    ミカサ「…?アルミエレナ「あれ…エレンは…?」

    アルミン「!!!!」

    ミカサ「!!!」

    エレナ「ね、ねぇアルミン…、エレン知らない?」

    ミカサ「っ!!エレアルミン「僕達…訓練兵…34班…」

    トーマス・ワグナー

    ナック・ティアス

    ミリウス・ゼルムスキー

    ミーナ・カロライナ

    エレン・イェーガー

    アルミン「以上5名は自分の使命を全うし…壮絶な戦死を遂げました…」

    その時、明らかに空気が変わった事がわかった

    ミカサ「っ・・・」

    エレナ「・・・う、そ…」

    アルミン「・・・っ(…ごめん…エレン…)」

    ミカサ「え、エレエレナ「ぅ、ぅそだよ…そんなの…は、ははは!アルミンつまらないよそんな嘘!」

    アルミン「!!」

    ミカサ「!!エrエレナ「あはは、嘘だってわかるよ?アルミン、えっと、私探してくるね!」

    エレナはそう言い飛んで行ってしまった

    ミカサ「!!?待って!!エレnガシッ!!

    ミカサ「!!?アルミン!!?」

    アルミン「…ごめん…今の僕には…これしかできない…」

    ミカサ「!!でも!!」

    アルミン「…今、ミカサが追いかけてもエレナは止められない…」

    ミカサ「!!何を言っているの!?アルミン!!今あの子を今捕まえなかったらあの子死ぬわよ!!?」

    アルミン「っ!!」

    ミカサ「私は先に行く!!アrガシッ!!

    ミカサ「!?アルミン「エレンに言われたんだ…」

    ミカサ「!っえ…?」

    アルミン「…エレナを守ってくれって…っぅ、僕は…今、何を…!!」

    ミカサ「!!アルミン!泣いてる今は泣いてる暇じゃない!」

    アルミン「!!ミカサ…!」

    ミカサ「あの子まで死んだらエレンは…無駄死になる!!」

    アルミン「!!」

    ミカサ「私は行く!!アルミンは!?」

    アルミン「!!っ僕も行くよ!!」

    ミカサ「!!行くよ!」

    アルミン「!うん!」

    ジャン「!!?おまえらどこ行くんだ!?」

    アルミン「エレナを追いかける!!」

    ジャン「!?はぁ!?っておい!?」

    そう言いながらアルミンとミカサは言行ってしまった


    スゥ~!!!

    ミカサ「エレナ…!!どこ!!」

    アルミン「・・・(…エレン、やっぱり君は死んじゃだめだったよ…、見て見なよ今のこのありさまを…、僕じゃエレナは守れない…兄である君が傍に居るべきだったんだよ…?)」

    ミカサ「っく!!どこ・・・!!」




    エレナ「っぅ、っく…!ぅ、ぅっ!」

    エレナは適当に飛び建物の傍に座っていた

    エレナ~

    大丈夫か!?エレナ!?

    ほら、これやるよ!

    おぉ!すげえじゃねえか!エレナ!

    おい!!おまえらエレナに何してんだ!!

    エレナこれやるよ

    エレナお前背伸びたか?

    ははは!母さん見て見ろよエレナ可愛いぞ!

    エレナパンのかすついてるぞ?

    よしよし、良い子だなエレナは

    エレナ「っ!!ぅっ、ぅぁ…お兄ちゃん…!!会いたいよぉ…どこ行っちゃったのぉ…」

    この時エレナは生きてる心地がしなかった、広い広い世界の中に一人孤独に落とされた、そんな気分だった。エレンが死んだ事によってエレナの家族はもうこの世には誰一人と居なかった、居たとしてもそれは仮の家族、本当の家族はもう居ない

    エレナ「(何で…お兄ちゃん…何で死んじゃったの…、っ一人は…いやだよぉ…!!)会いたいよぉ…お兄ちゃん…一人に…しないでよぉ…」

    大丈夫だ、エレナ一生俺が守ってやるから!

    エレナ「っ!!っ、お兄ちゃん…会いたいよぉ…っ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」










  55. 55 : : 2016/01/08(金) 17:54:00
    ここでプツンとエレナの中で泣かないようにと無意識の内にとめていた物がはがれ思いっきり泣いた

    エレナ「うわぁぁぁぁぁぁ!(お兄ちゃん…何で…死んじゃったの…会いたい…会いたい…)」

    そう思いながら自分で自分を抱きしめた、だがエレンのぬくもりとは違い何とも思わないぬくもりだった

    エレナ「・・・(全然違う…、お兄ちゃんのじゃない…ぁ…、そうだ…)」

    エレナはエレンから預かっているペンダントを取り出し開いた

    エレナ「っ!!」

    そこにはエレナとエレンが小さい頃一緒に取った写真だった、エレナがエレンに抱き付きエレンがそれを受け止めていてキスをしている写真だった

    そしてそれを見たエレナは

    エレナ「っ、ぅ…」

    ポタポタ、と涙をペンダントの上に垂らした

    エレナ「っ、もう、会えないんだね…お兄ちゃん…」

    そう思っている内にどしん、どしん、と巨人の足音が近づいてきた

    エレナ「…ここで…おしまい、かな…(…お兄ちゃん、後少しでそっちに行けるよ…会いたい…)」

    どしん、どしん

    エレナ「(ぁ…そうだ…お兄ちゃん、見ててね私頑張ったんだ、たくさんお兄ちゃんと訓練して強くなったんだ、見ててね今、目の前の巨人を倒してみせるから、ぁ、でも私立体起動苦手なんだった…)」

    エレナは昔から身体能力がとても低かった、多分アルミンよりも低い、そう思った。昔からよく転んではエレンに手当てをしてもらっていた

    エレナ「…ごめんね、お兄ちゃん…体術だけじゃなくて立体起動もだったね…(でも…お兄ちゃん手伝ってくれたんだ…無駄にしたくない…)」

    エレナはそう思いながらブレードを取り出し装着させ

    エレナ「・・・勝てないと思うけど…、見ててねエレン…」

    意を決し壁にアンカーをさし

    エレナ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    エレンに負けないぐらいの怒声を吐きながら巨人に向かい

    フォン!!

    エレナ「ぁっ・・・」

    削げたは削げたが手だった、うなじではなく、そして

    フォン!

    エレナ「っ!!きゃぁ!!」

    巨人に捕まれそうになり飛んだ、そこまでは良かったが残りのブレードがすべて巨人の方へ飛んで行ってしまったのだ

    エレナ「ぁ…(もう…ブレードが…)」

    先程の一振りでブレードは使い物にならなくなっていた

    エレナ「…(お兄ちゃん…私頑張ったよ…)」

    死を覚悟しブレードを捨てた

    エレナ「…(でも…私昔から弱虫で泣き虫だから…)」

    死を覚悟したがエレナは体の震えが止まらなかった

    エレナ「ぃゃだ…ぃゃだよぉ…死にたくないよぉ…」

    そう思いながらも巨人はだんだんと近づいてきた

    どしん、どしん、どしん

    巨人「・・・」

    エレナ「…!!たすけてぇ…」

    巨人との距離が残り10mになった所だった、わけがわからなかった、背後に居た巨人が目の前に居た巨人を殴り飛ばしていたのだ

    ドッカ~ン!!

    エレナ「!!?えっ…!」

    黒髪巨人「ウゥ~…!!」
  56. 56 : : 2016/01/08(金) 18:22:51
    エレナ「っ!!おにい、ちゃん…?」

    黒髪巨人「ウワァァァァァァ!!!!」

    黒髪巨人は叫びながら走り目の前に居た巨人のうなじを何回も何回も踏みつぶし再起不能にさせた

    エレナ「す、すごガシッ!!えっ!?」

    ミカサ「ふっ!!」

    ドサッ!

    エレナ「!!み、ミカ、サ…!?」

    ミカサ「エレナ!!あれはなに!?」

    エレナ「!え、えっと…」

    アルミン「お、落ち着いてエレナ、あの巨人は何なの?さっきなんか巨人を殺してたけど」

    エレナ「!わ、わからないよ…!た、ただ私の事助けてくれた…!」

    ミカサ「!?」

    アルミン「きょ、巨人が人間を助けた…!?」

    エレナ「う、うん…え、えっと…私思ったんだけど…」

    ミカアル「「?」」

    エレナ「…あの巨人、お兄ちゃんだと、思う…」

    ミカサ「えっ・・・」

    アルミン「ど、どう言う事!?エレンは!!」

    エレナ「わ、わからないけど!…お兄ちゃん、だと、思うの…」

    アルミン「そ、そんnミカサ「…とりあえずあの巨人を追ってみよう」

    アルミン「え!?」

    エレナ「!!う、うん!!」

    そう言うとミカサとエレナは巨人を追った

    アルミン「!?ま、まってよ!?」

    ミカサ達は黒髪の巨人を追いかけた、そこには

    黒髪「アアアアアアアアアアアア!!!」

    ミカサ「!?」

    エレナ「!エレン!!!!」

    アルミン「!?(巨人が巨人を食べてる…!?)」

    ライナー「!!ミカサ達じゃねえか!?」

    アルミン「!?皆!?」

    アニ「あんた達生きてたんだね…」

    ベルトルト「アルミン…」

    ジャン「おいおいお前らどこに行ってたんだよ!?」

    ジャンはそう言いつっかかろうとしたが

    ガシッ!

    ジャン「!?」

    ライナー「今はもめてる暇じゃないだろ…」

    ジャン「ッチ…」

    アルミン「あ、ありがとうライナー…」

    ライナー「いや、それより…あの巨人…」

    アルミン「…うん、エレナの事を助けたんだ、あの巨人」

    ライナー「!?えっ」

    ベルトルト「!?」

    アニ「・・・」

    アルミン「…?どうしたの?」

    ライナー「!い、いやなんドッカ~ン!!!!

    皆「!?」

    物凄い音が聞こえたかと思いきや黒髪の巨人が巨人の首を噛み他の巨人を投げ飛ばしていたのだ

    ジャン「お、おぃおぃ全然倒れる気配も何もねえじゃねえか…!あの巨人!」

    そう思っていた時にその黒髪の巨人は倒れた

    エレナ「エレン…!!(お兄ちゃん…)」

    ミカサ「・・・!!」

    アルミン「!?」

    エレナ「っえ…」

    巨人は倒れたかと思いきや体から蒸気を出し何かがうなじから出てきていた

    ミカサ「!!あれtエレナ「っ!!!」

    ミカサ「!?エレナ!?」

    アルミン「!?エレナ!?」

    ライナー「あっ、おい!?」

    ベルトルト「・・・」

    アニ「・・・(あれは…)」

    ジャン「なんだよ、これ…」

    ス~!!!

    スタッ!

    タッタッタッタ!!!

    エレナ「はぁはぁはぁ…っ!!」

    蒸気が消え、うなじの中から出てきていたものは

    エレン「・・・」

    エレナ「…ちゃん…、お兄ちゃん!!!」

    エレナは熱い蒸気を構わずエレンに抱き付いた

    エレナ「・・・!!」

    胸に耳を当てわかった、心臓が動いていた

    エレナ「っ…ぅ、っ…!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!(お兄ちゃん…お兄ちゃんだ…!!エレン…だ…)」

    タッタッタッタ!!

    ミカサ「!?こ、これは…!!」

    アルミン「…手、だ…(あの時失った筈の手が…!!)」











  57. 57 : : 2016/01/08(金) 18:57:59
    ーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    チクショウ、チクショウ

    ベチャ!!

    エレン「…?っああああ…!?」

    目を覚ましたら巨人の胃の中だった

    エレン「クッソ!!こんな、こんな筈じゃ…!!そうだ…エレナ!!エレナは!!!っ!!」

    エレンは先程の出来事を思い出した

    エレン「っくそ!!この野郎!!出しやがれ!!このクズ野郎!!(よくよく考えてみればエレナを他人に任すなんて、そんな事できるわけねえじゃねえか!)おい!!出せ!!この糞が!!!」

    エレンはそう怒鳴りながら左手で殴った

    エレン「っくそ!こんなんじゃだめか!(エレナは俺が守るんだ!!他人になんか任せられるか!!しかも男だぞ!?)他の男なんかに任せてみろ!!エレナがどんだめにあうか!!ぁ、絶対碌な事にならねえ!!っ!!」

    そう思っている最中に体は溶かされていく

    エレン「っくそが!!!絶対におまえら許さねえ!!駆逐してやる!!一匹残らず!!エレナに危害加える奴ら皆、駆逐してやる!!!」

    そして次の瞬間だった

    ゴオッ!!

    巨人「っ!!」

    ドシン!!

    腹の中から巨人が現れた、いやエレンが巨人になり巨人の腹から出てきたのである

    黒髪巨人「(…あれ…オレは…そうだ…エレナに危害をくわえる奴ら、皆、皆殺しだ…!!)」

    そこでエレンの意識は途絶えた


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    エレン「エレナ・・・マッテロ・・・」

    エレナ「!!エレン!!」

    エレン「・・・!え、エレナ…!?」

    エレナはエレンが起きた事に気づき抱き付いた

    エレナ「お兄ちゃん…お兄ちゃん…!」

    エレン「・・・(良い匂い…)エレナ…」

    ギュッ

    エレナ「お兄ちゃん…」

    エレン「エレナ…」

    アルミン「二人共、イチャイチャしてる暇は今はないんだ」

    ミカサ「アルミンイチャイチャ何て言ってはだめ、私の耳が腐る」

    アルミン「…君達少しは今のこの状況を把握してくれ」

    エレン「エレナ…大丈夫だったか?」

    エレナ「!うんうん!!大丈夫だよ!!それよりお兄ちゃん大丈夫!?」

    エレン「!あ、あぁ大丈夫だ…///(下半身を触られた…///)」

    エレナ「!!良かったぁ…良かったよぉ…」

    エレン「!あぁ…俺もエレナになにもなくて良かった…(…今のこの雰囲気良くないか?皆見てるんだぞ)」

    エレナ「っぅ、うん…」

    エレン「ん、鼻水出てるぞ」

    エレナ「ぁっ・・・鼻水付いちゃってるよ・・・」

    エレン「気にすんな、妹のだし気にしねえよ」

    エレナ「!ぅ、ぅん…」

    エレン「…それより会いたかった、エレナ…」

    エレナ「!!私もだよぉ…!!」

    エレン「!!(顔!顔めっちゃ近い!!…そうだ、この雰囲気だ、キスしても問題な)」

    小鹿「おい!!話を無視するな!!!」

    エレン「!!何だよこの野郎!!今エレナと良い雰囲気だったんだぞ!!邪魔すんなよ!!クソジジイ!!殺すぞ!!」

    アルミン「  」

    ミカサ「   」

    エレナ「…へっ?」

    小鹿「  」

    他の者「・・・え」

    エレン「・・・ぁ」

    エレナ「え、エレン…確かに良い雰囲気だったけど…だめだよ殺すなんて…」

    エレン「え、あっ、ごめんな?」

    エレナ「ううん、平気だよ」

    エレナはそう言いニコッとした

    エレン「(天使だわ…)」

    アルミン「(・・・絶対エレンとエレナの良い雰囲気違う解釈してる・・・)」

    ミカサ「(・・・はぁ、なにこれ・・・)」

    小鹿「・・・」

    他の者「え、えっと・・・(え、あれ兄妹、だよな??)」



  58. 58 : : 2016/01/08(金) 20:53:33
    エレナがミカサの立場を奪っていくスタイル
  59. 59 : : 2016/01/08(金) 22:01:05
    期待です!面白いですね!にしても最後の最後でエレンww期待!
  60. 60 : : 2016/01/09(土) 15:37:30
    エレン「!あ、エレナ!」

    エレナ「!な、なに?エレン」

    エレン「後でな」

    エレナ「?えっ、ど、どう言う事?」

    エレン「今はこの状況だろ?」

    エレナ「…!あっ、そうだ!」

    エレンとエレナはそう言い立ち上がりアルミンの傍へ

    エレン「アルミン、この状況はなんだ?」

    アルミン「いや、この状況も何も空気かt小鹿「も、もう一度聞くぞ!!!」

    エレン「!!」

    アルミン「!」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「っ・・・」

    小鹿「貴様の正体は何者だ!!」

    エレン「…悪い、アルミン」

    アルミン「!な、なに?」

    エレン「…誰に言ってんだ」

    アルミン「  」

    ミカサ「エレン、貴方に問われてるの…」

    エレン「…え、ど、どう言う事だよ?」

    エレナ「え、エレンはさっきまで巨人になって戦ってたの…」

    エレン「…は?ど、どういう、意味だ、それ…!」

    小鹿「おい!!き、聞いているのか!?」

    エレン「!!は、はい!」

    小鹿「!もう一度、問う!!貴様の正体は何者だ!?人間か!?、巨人か!?」

    エレン「っ・・・(な、なんだよそれ…!)し、質問の意味がわかりません!!」

    小鹿「っ!!シラを切る気か!?化け物め!!もう一度やってみろ!!貴様を粉々にしてやる!!一瞬だ!!正体を現すヒマなど与えん!!」

    エレン「!?(な、何言ってんだ・・・このジジイ…)」

    小鹿「大勢の者が見たんだ!!お前が巨人の体内から姿を現した瞬間をな!!、我々甚るはお前のような得体の知れない者をウォール・ローゼ内に進入させてしまっているのだ!!たとえ貴様らがお寄り授けられし訓練兵の一人であってもリスクの早期排除は妥当だ!!私は間違っていない!!」

    小鹿「今にもウォール・マリアを破壊したあの「鎧の巨人」が姿を現すかもしれない!!!今、我々は人類滅亡の危機にいるのだ!!わかったか!?これ以上貴様相手に兵力も時間も割くわけにもいかん!!私は貴様らに躊躇なく榴弾をぶちこむ1!」

    リコ「彼らは反抗的な態度は明らかです有益な情報も引き出せそうにない…おっしゃる通り兵と時間の無駄です」

    今なら簡単です!!

    奴が人に化けてる内にバラしちまえば!!

    エレン「・・・お、俺は…本当に、巨人に、なったのか…?」

    アルミン「・・・うん」

    エレン「・・・(嘘、だろ…)」

    ミカサ「私達がちゃんとこの目でみたエレンが巨人になって巨人を殺しているのを」

    エレン「そ、そんなの…(信じられるわけ…)」

    エレナ「本当だよ…エレン…でも、ちゃんとお兄ちゃんは人間だよ?安心して?」

    エレナはニコッと笑いながら言った

    エレン「そうだな安心した(俺は巨人になったんだ)」

    アルミン「・・・(さっきまでの僕達を疑っていた目じゃなくなってるし…はぁ、何て言うか…僕達…)」

    ミカサ「・・・(信じられてない気がする…)」

    アルミカ「「(…エレナだとすぐに信じるんだな…)」」

    小鹿「っ!!いつまでしらを切る気だ!!もういい!!悪く思うなよ!!」

    エレン「!?」

    ミカサ「っな…!!」

    アルミン「ま、まだ何も言ってないのに…!(…!そうか恐怖だけが伝染してるんだ…!!)ま、まだ!!話合えば!!」

    小鹿「そんなものはもうどうでもいい!!」

    小鹿はそう言いながら手をあげ合図を出した

    エレナ「っ!!そんな・・・!!」

    エレン「・・・(何で…何でこうなる…何で同じ人間に殺されるんだ…?俺が何かしたか?…だめだ、全然思い出せねガシッ!

    エレン「!!?お、おい!ミカサ何してんだよ!?」

    ミカサ「上に飛んで逃げる!!」

    ミカサはそう言いながらエレン、アルミンと担ぎ

    ミカサ「エレナ!!急いで!!」

    エレナ「え、えそんな!無理だよ!三人も!」

    ミカサ「無理じゃない!」

    ミカサはそう言いながらエレナも担ごうとした

    その時だった

    チャリン

    エレン「・・・!?」

    エレン

    帰ったら・・・ずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう

    ズキッ!!

    エレン「・・・!!」

    エレン…この鍵を…ずっと肌身離さずに持っているんだ…

    ズキッ!!

    そしてこの鍵を見るだびに思い出せ…

    お前が地下室に行かなくてはならないことを…

    この注射のnせいで今からお前に記憶障害が起こる…

    ズキッズキッ!!

    だから今説明してもダメなんだ…

    だがいつか地下室に行けば真実が分かる…

    辛く厳しい道のりだが

    お前はウォール・マリアを奪還して地下室に辿りつかなければならない…

    この「力は」その時役に立つはずだ

    ズキッ!!

    使い方は彼らの記憶が教えてくれるだろう…

    エレン「・・・!!」

    エレナやミカサやアルミン…

    みんなを救いたいのなら

    お前はこの力を

    ミカサ「・・・!?(エレン?!)
  61. 61 : : 2016/01/09(土) 15:37:37
    エレナ「っ!?エレン…!?」

    アルミン「っ!!!!」

    ドオンッ!!!!!

    支配しなくてはならない!!

    ガリッ!!!

    エレン「・・・!!!」

    ピカッ!!

    エレンが手を噛んだ瞬間だった当たり全体に蒸気を撒き散らしエレン達の周辺に巨人の体が形成されていく瞬間だった

    ドオォォォォォォォン!!!

    ヒュ~~~~~~~~~

    蒸気が四方方面に撒き散らされ蒸気の中から現れた者は

    !!?うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?

    巨人「・・・」

    不完全なほぼ骨だけの巨人だった、下半身はなく上半身だけがそこにはあった




    コニー「・・・」

    訓練兵!!装備を万全にして次の命令まで待機だ!!

    クリスタ「み、みんな大丈夫、かな・・・」

    ユミル「…さぁな私達は何も知らないただガスの補給をしてただけだだからな」

    コニー「・・・生きてたんだ」

    クリスタ「?え?」

    ユミル「?」

    ジャン「おい!!コニー!!」

    コニー「!!あ、あぁ悪い守秘義務、だったな・・・」

    クリスタ「守秘義務…?」

    ユミル「なんだそりゃ?」

    ジャン「・・・隠し通せるような話じゃねえよ…すぐに人類全体に知れ渡るだろうな…」

    クリスタ「?な、なにそれ??」

    ジャン「ッゴクッ…守秘義務なんだから話すわけねえだろ…」

    クリスタ「!!そ、そうだった、ね…(…エレン…)」

    ユミル「…なぁ思ったんだけどよ」

    ジャン「・・・?なんだよ」

    ユミル「守秘義務守秘義務言うけどよ今さっきお前すぐに全人類に知れ渡るって言ったよな?」

    ジャン「あ?あ、あぁ」

    ユミル「全人類に知れ渡るものが守秘義務ってなんだ??意味がわかんねえぞ」

    ジャン「っ、知らねえよんなの」

    コニー「…確かにそうだな」

    ジャン「あ?」

    コニー「へへっ、いいぜ俺バカだから教えてやるよ…」

    ジャン「!!?何言ってんだコニー!!守秘gユミル「さっきから守秘義務守秘義務うるせんだよ、私とクリスタだけ聞く」

    ジャン「・・・ッチ絶対他の者に言うんじゃねえよ」

    ユミル「ん、あぁ、わかってるさ、ほら教えろよコニー」

    クリスタ「ユミルそんな言い方ないよ…」

    コニー「あぁ、いいぜ言った方が俺も楽だ…」

    ユミル「早く話せよ」

    クリスタ「ユミル!」

    ユミル「っ、わかってるっての」

    コニー「…簡単に言うとだな、生きてたんだよあいつ」

    ユミル「誰だよ?」

    クリスタ「だ、誰が?」

    コニー「…エレンだよ」

    ユミクリ「「!?」」

    クリスタ「え、で、でも!!アルミンが!!」

    ユミル「まじ、かよ…(なんなんだよ…でも、もしそれが本当だとしたらエレナのヤツ…)」

    コニー「あぁ、俺も最初は訳がわからなかったけどな、アルミンが嘘をついてたってわけでもなかったし…、それに俺は決定的な場面を見ちまった…」

    ユミル「…なんだ、それは」

    クリスタ「・・・(え、エレンが生きてる・・・!!)っ…」

    ユミル「!泣くなよ」

    クリスタ「だ、だって…っ、うっ…」

    コニー「こんなのじゃまだ序の口だぞ驚くの…」

    ユミクリ「「?」」

    コニー「…エレンのヤツ、巨人のうなじから出てきたんだよ」

    ユミル「っ!!!?」

    クリスタ「え、そ、それどう言う事なの!?」

    コニー「…そぁな、よく知らねえがエレンのヤツが巨人になって、巨人をぶっ殺してたみたいだぜ…20体、だったはず」

    ユミル「・・・(…あいつ巨人、になれるのかっ…)」

    クリスタ「えっ、に、人間は襲わないの?」

    コニー「あぁ、人間は誰一人と襲ってねえよ、巨人だけをぶっ殺してたぜ、おかげで俺達助かったけどな」

    クリスタ「!!(エレン…凄い…!)良かった…」

    ユミル「…にしてもクリスタ」

    クリスタ「!ん?な、なに?」

    ユミル「お前今更だけどよ何でエレンにそんな執着してるんだ?」

    クリスタ「っ!!え、な、何の事??」

    ユミル「…ばればれだぞお前」

    クリスタ「!?」

    コニー「あ?何の話してんだ??」

    ユミル「あ?あぁ、それはなxクリスタ「だ、駄目!!ユミル!!///」

    ユミル「・・・なんだよ」

    クリスタ「い、言っちゃだめ!!///」

    コニー「??」

    クリスタ「・・・(生きて、るんだ、エレン…///)」

    ユミル「・・・(クリスタがいつエレンのやつに落ちたのか全くわからねえんだが)」

    と思っていた
  62. 62 : : 2016/01/09(土) 16:57:32
    アルミン「なっ・・・」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「こ、これって、巨人、の中…?!!エレン!エレンは!?」

    ミカサ「!エレナ!落ち着いて!今動いてはいけない!」

    エレナ「で、でも!!エレンが!!」

    ミカサ「っ!!(さっきのせいか…)」

    この時のエレナは情緒不安定だった、理由は先程の事が原因だった、それはエレンの死、それが原因で少々トラウマになりエレンがどこかへ消えてしまう、そう思いこみ慌てているらしい

    ミカサ「エレナ!!大丈夫!!エレンは多分だけどうなじの中に居るだけ!!」

    エレナ「!!ご、ごめんね…ミカサ…私…」

    ミカサ「大丈夫、仕方がない(…家族を失った苦しみは私もわかるから…)」


    ん…

    エレン「…ん…?…!!?(な、なんだこれ!?)」

    エレンは目を覚ますと巨人の中に居た、そして巨人に腕を引っ張られていた

    エレン「っ!!っ!!うわぁぁぁぁぁ!!」

    ブチブチ!!

    エレン「!(抜ける!!)」

    エレンは腕を思いっきり引っ張り抜ける事がわかり思いっきり引っ張った

    エレン「はぁはぁはぁ(後少し!!)」

    手の甲にへばりついている肉片を引きちぎった

    エレン「はぁはぁ、あ、熱い…何なんだこりゃ・・・」


    アルミン「砲声が聞こえたところまで覚えてる…その後は凄まじい音と衝撃と…熱・・・!!今・・・僕達は巨大な骨格の内側に!?」

    ミカサ「エレンが…私達を守った…今はそれだけ理解できればいい」

    エレナ「巨人、になった筈なのに…骨、だkエレナ!!!

    ダキッ!!

    エレナ「っ!!エレン!!」

    エレン「エレナ~!!」

    アルミン「!!エレン!」

    ミカサ「・・・(ずるい)」

    エレンは巨人から抜け出し、三人の元へ走ったかと思いきやまずエレナに抱き付くという何とも二人からしたらとても残念な状況である

    エレン「良かった!!無事か!?怪我してるところはねえか!?」

    エレンはそう言いながらエレナの顔、体と触りまくり確かめた

    エレナ「う、うん!!エレンは!?」

    エレン「ん?あぁ!俺も怪我してねえよ!それより良かった!無事で!」

    エレナ「んっ、私もエレンが無事で良かったよぉ…」

    エレンとエレナは互いに抱きしめあっているこの時のエレンは下心や他何もなく本当に心配している様子だった

    エレン「よしよし…(…ん?今この様子ならできるんじゃ…?)エレナ…」

    エレナ「ん…?っえ、エレン…?」

    エレンは抱きしめていた両手をエレナの顔に持っていき両手で優しく包み込んだ

    エレン「エレナ、キスしよう」

    エレナ「…へ?・・・!?///え、エレン?///」

    流石に兄妹といえどいきなりキスをしようなどと言われたエレナも恥ずかしくなった

    エレン「大丈夫、優しくするから…」

    エレナ「えっ…えっ…///」

    だんだんと顔を近づけて行ったところで

    ミカサ「何をしているの!!エレン!!!」

    エレン「あ?っぶぅ!!?」

    エレナ「きゃっ!?」

    ミカサが突然走ってきたかと思いきやおもいっきりエレンにタックルをかました

    エレン「・・・」

    エレナ「っ!!え、エレン…!?」

    完全にのびてしまっているエレンをエレナは駆け寄った

    ミカサ「はぁはぁ、危ないところだった」

    アルミン「い、いや危ない所だったって…(い、いや兄妹でキスなんて絶対だめだけど流石にあれは…)」

    気絶しているエレンを見て流石にやりすぎそうアルミンは思った、こんな状況でキスをしようなどと言うエレンもエレンであほだが

    ミカサ「エレンのファーストキスは私、エレナ貴方には渡さない」

    アルミン「・・・は?(え、そこ、なの…と言うか兄妹でキスをしようとしてる事は…)」

    エレナ「エレン!エレン!嫌だ死なないでぇ!」

    エレン「…っは!(…女神の涙が俺の顔に…)いや、死なねえよこんくらいで…」

    エレナ「!ほ、ほんとう…?」

    エレン「本当だって、それに今俺と話してるだろ?」

    エレナ「!!うん!」

    ギュッ!

    エレン「!甘えんぼだなエレナは」

    エレナ「んぅ…気持ち良い…///」

    エレン「おっ、そうか?俺撫でるのうまくなったか??」

    エレナ「う、うん」

    エレン「!そっか(女神の微笑み可愛い…後涙も美味い)」

    ミカサ「…ッチ」
  63. 63 : : 2016/01/09(土) 16:58:03
    アルミン「ッチって…!!三人共!!早く此処から離れるんだ!!」

    三人「!?」

    とこんなイチャイチャしている間にも巨人は崩れそうになっていた、このままだと下敷きにされ死ぬ

    エレン「!急ぐぞ!」

    エレナ「!う、うん」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「うん!」

    エレン達はそう良い、巨人の下から抜けた。みまだに晴れない蒸気のおかげか隠れられている


    エレン「!あいつらまだ見えてないのか…」

    エレナ「う、うん多分…」

    アルミン「この蒸気のおかげで見えてないんだろうね…」

    ミカサ「・・・」

    エレン「今はこの蒸気のおかげで攻撃してこないだろうが晴れたら攻撃を続行するだろう…こんなもん見せた後で会話できる自信は俺にはない、ただ…一つだけ思い出した…」

    ミカアル「!!」

    エレナ「!え、エレンそれって…あの時の、お父さんの鍵…!」

    エレン「!あぁ、親父から預かってる物だ…、でだ地下室なんだ、オレん家の地下室!!そこに行けばすべてわかるって親父がそう言ったんだ…」

    エレナ「そう、なんだ…(お父さん…地下室なんて私知らないよ…初めて聞いた…)」

    エレン「・・・俺がこうなっちまった原因親も父だ…地下に行けばおそらく巨人の正体もわかるんだ…クソッ!」

    バキッ!!

    エレナ「え、エレン!やめて!怪我しちゃう!」

    エレナはエレンが拳を叩きつけた事に気づき慌てて駆け寄った

    エレン「!わ、悪い取り乱した…」

    エレナ「し、仕方ないよ驚くことばかり続くんだもん…ぁ、エレン安心してね??私はずっとエレンの味方だよ?」

    エレン「!!あぁ、わかってるありがとう(…もうこれエレナ俺の奥さんじゃないか…?うん、そうだ」

    エレナ「え、エレン大丈夫…?私は奥さんじゃないよ??」

    エレン「…あぁ、大丈夫だ…(…否定された…)」

    ミカサ「・・・フッ」

    アルミン「・・・(凄く真顔で言われたねエレン…気持ち悪いと言われないだけましだと思うよ…エレナはそんな事言わないだろうけど…)」

    エレン「つい取り乱したが…、俺はここを離れる」

    エレナ「!?」

    ミカサ「!?」

    アルミン「えっ…、どこに?どうやって?」

    エレン「とりあえずどこでもいいそこから壁を飛び越えて地下室を目指すもう一度巨人になってからな…」

    アルミン「!?そんなことができるのか!?」

    エレン「自分でどうやってるのかもわからん…でも、できると思うんだどうやって自分の腕を動かしてるか説明できないようにな…、さっき無意識に俺達を砲弾から防ぐことだけを考えていた…だからそれ以上の機能も持続力もなく朽ちたんだ…」

    エレナ「っ…エレン、大丈夫…?顔色悪いよ…?」

    エレン「…あぁ、大丈夫だ、って言っても少しきついが…、それよりも今度はもっと強力なものを出してやる巨人共を蹴散らした15m級になって…」

    エレナ「!!エレン!鼻血が…!」

    エレン「!わ、悪いエレナ…」

    エレナ「ううん、そんな事よりエレンが心配だよ…」

    エレナはそう言いながらハンカチで拭いた

    エレン「・・・(ハンカチ…いい匂いだな…落ち着く…そうだ)俺には考えが二つある」

    アルミカ「「?」」

    エレン「俺を庇ったりなんかしなければ…お前らは命まで奪われないもう既に迷惑かけちまったが俺はここから単独で動こうと思う」

    アルミン「!?そんな!!」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「!!そんなの駄目だよ!!」

    アルミカ「!!」

    エレン「!俺はお前を死なせたくない、だから無理だ」

    エレナ「!嫌だ!!また一人になっちゃう!エレンの事一人で行かせたらまた死んじゃう!!」

    エレナはエレンに一生懸命行かせまいと抱き付いて居る

    エレン「!おまえは一人じゃないだろ?ミカサとアルミンが居る」

    エレナ「!エレンが死んだら一人って事と何も変わらないよ!嫌だ!エレン行かないで!一人は嫌!私と一緒に居てよ!?」

    エレン「っ…(…すっげえ嬉しい告白なんだがすっげえ困る…)」

    アルミン「!…エレン、君に言っておきたかった事があるんだ」

    エレン「!な、なんだよアルミンこんな時に」

    アルミン「…君がさっき巨人に喰われる前に僕に言ったよね?エレナの事、任せたって」

    エレン「!あ、あぁ言ったな(…言わなければ良かった…)」

    ミカサ「!?(・・・今更だけど任せたって事は=アルミンとエレナはつながるって事…勝ち目ある、いやはじめから私の勝ちか)」

    アルミン「もし、君が今行ってしまったらエレナは僕と一緒に居る事になってしまうんだよ?それでいいの?(…エレン、君ならわかるよね、エレナの事任せたって事は親公認みたいなものなんだよ…)」

    エレン「!!それは駄目だ!!エレナは俺のだ!!」

    エレナ「…え?」

    ミカサ「…(ッチ)」

  64. 64 : : 2016/01/09(土) 17:34:32
    アルミン「…ならわかったよね、ちなみに僕はエレナを守れるほど強くないよ?」

    エレン「あぁ、アルミン、いや他の男になんて任せられねえ、どうせそういう汚い方面でエレナの事見てんだろ?なおさら駄目だな」

    エレナ「え?え?どういう事??」

    アルミン「いや、そんな目で見てないし…、と言うかそれ以前の問題で僕エレナの事そういう感情で見てないから…、思った事もないから…」

    エレン「!?はぁ!?エレナの可愛さ美しさお前わかんねえのか!?」

    エレナ「…え、ど、どう言う事なの??ミカサ」

    ミカサ「…エレナは知らなくて結構、いや、しらなくていい」

    エレナ「えっ、う、うん?」

    ミカサ「ちなみに簡単に説明するとエレンは一人ではいけなくなった、これだけ」

    エレナ「!そ、そうなの!?エレン!」

    エレン「!どうした?」

    エレナ「エレン一人で行かないんだね!?」

    エレン「!あぁ、お前はずっと俺と一緒な!」

    エレナ「!うん!!」

    アルミン「…ふぅ、それで、エレン」

    エレン「ん?どうした?」

    アルミン「さっき言ってたエレンの考えって…」

    エレン「!あぁ、それはな」

    説明中

    アルミン「…わかった、やってみるよ…」

    エレン「あぁ…任せたぞ…アルミン」

    アルミン「…うん」

    エレナ「が、頑張って?アルミン」

    アルミン「!う、うん…///(口ではあぁ言っちゃったけどやっぱエレナって可愛い…ん?)」

    エレン「・・・」

    アルミン「!(す、凄い睨まれてる!!)え、エレナ、エレンにも言ってあげな?これで駄目だったらエレン行かなくちゃいけなくなるから…(凄く苦しい言い訳です…)」

    エレナ「!え、エレン行っちゃうの…?」

    エレン「!大丈夫だ、お前を残して行きはしねえよ」

    エレナ「!う、うん!良かった!」

    エレン「おう!(流石俺のエレナ)」

    アルミン「(何て考えてるんだろうなぁ…)」

    ミカサ「・・・アルミン、それより早くして、いや早く説明しろ…」

    アルミン「!!わ、わかったから!(何で僕ばかりとばっちり!・・・!!)」

    そう話していた時に丁度蒸気が晴れた

    アルミン「(今、行くしかない!!)必ず説得してみせるよ!」

    エレン「!あぁ、任せたぞ」

    エレナ「が、頑張って!」

    ミカサ「・・・」



  65. 65 : : 2016/01/09(土) 17:34:39
    スタ、スタ、スタ、スタ

    小鹿「・・・!!(やっと晴れた・・・!!)ん?おい!貴様止まれ!!」

    アルミン「!(まだ考えがまとまってないけど…やってやる!)彼は人類の敵ではありません!!私達は知りえた情報を開示する意思があります!!」

    小鹿「命乞いに貸す耳はない!目の前で正体を現しておいて今更なにを言う!!」

    小鹿「ヤツが巨人じではないと言うのなら証拠を出せ!!それができなければ危険を排除するまでだ!!」

    アルミン「証拠は必要ありません!!(そうだ…必要ない!!)そもそも我々が彼をどう認識するかは問題ではないのです!!」

    小鹿「何だと!!?」

    アルミン「大勢の者が見たと聞きました!ならば彼と巨人が戦う姿を見たはずです!!周囲の巨人が彼に群がっている姿も!!」

    っ!!

    アルミン「つまり巨人は彼のことを我々人類と同じ捕食対象として認識しました!!我々がいくら知恵を絞ろうともこの事実だけは動きません!!」

    エレン「・・・(流石アルミンだ行ってる事がすげえ…多分)」

    エレナ「・・・(お願い…うまくいって…)」

    エレン「・・・(…願い事してるエレナもまた可愛い…)」

    ミカサ「などとこんな状況で考えているエレン、貴方を後でつきとばす」

    エレン「えっ・・・」

    小鹿「・・・!!」

    確かにそうだ…ヤツは味方かもしれないぞ・・・

    小鹿「!!迎撃態勢をとれ!!ヤツらの巧妙な罠に惑わされるな!!ヤツらの行動は常に我々の理解を超える!!人間に化けることも可能というわけだ!!これ以上ヤツらの好きにさせてはならん!!」

    エレン「!!?なっ・・・」

    エレナ「そんな…!!」

    ミカサ「・・・っ」

    アルミン「(ダメだ…考える事を放棄してる…考える事が怖いんだ…!!)エレン…エレナ…ミカサ…」

    エレン「・・・(俺はお前を信じる…アルミン…)」

    エレナ「・・・(信じるよアルミン・・・)」

    ミカサ「・・・(信じるわ・・・)」

    アルミン「・・・!!私はとうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!!その信念に従った末に命が果てるのなら本望!!彼の持つ「巨人の力」と残存する兵力が組み合わされば!!この町の奪還も不可能ではありません!!人類の栄光を願い!!これから死に行くせめてもの間に!!彼の戦術価値を説きます!!」

    小鹿「・・・(どう命乞いしようと私は規則に従うまで・・・規則に反する者は排除する)ガシッ!、!?」

    ピクシス「よさんか相変わらず図体の割には小鹿のように繊細な男じゃお前にはあの者の見事な敬礼が見えんのか」

    小鹿「ピクシス指令…!!」

    ピクシス「今着いたところだが状況は早馬で伝わっておるお前は増援の指揮に就け、ワシはあの者らの話を聞いたほうがいい気がするのう…」
  66. 66 : : 2016/01/09(土) 17:58:08
    そしてあれからピクシス指令に説明をした、ちなみにピクシス指令とは、ドット・ピクシス、トロスト区を含む南側領土を束ねる最高責任者であり、人類の最重要区防衛の全権を託された人物

     そして、ミカサ、エレンと同じく生来の変人と呼ばれている(見エレンとミカサはそんな事言われていないが)

    壁の上

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ピクシス「・・・やはり見当たらんか、超絶美女の巨人になら食われてもいいんじゃが」

    エレン「・・・超絶美女の人間ならここに居ますよ、指令」

    ミカサ「!?」

    アルミン「っえ、エレン?」

    エレナ「??どこに居るの?エレン」

    ピクシス「!ん??どこじゃ??」

    ミカサ「(も、もしかして…)エレン、わたsエレン「俺の妹、エレナです!」

    エレナ「…へっ?///」

    アルミン「・・・(…最近思うんだけど、前よりエレンのシスコンが酷くなってる気がする…)」

    ピクシス「…っはっはっは!!」

    エレン「!な、何かおかしな所でも…?」

    アルミン「(・・・流石エレン本気で言ってるんだね…、確かにエレナは美少女だけど…)」

    ピクシス「っ、い、いや、まさか自分の妹さんを美少女なんていう者が居たのは初めてでな」

    エレン「…本当の事ですから…」

    エレナ「!!///え、エレン!恥ずかしいよぉ!///」

    エレン「!大丈夫だ、自信を持てエレナ、お前は美人だから!」

    エレナ「・・・///」

    ピクシス「ほほぉ、確かに美少女ではあるな、・・・ん?、さてはお主、あのシスコンで有名な訓練兵、エレン・イェーガーか?」

    アルミン「ッブ!!」

    ミカサ「・・・っ(…ごめんなさいエレン、流石にこれは・・・っ)」

    エレナ「…?シスコン???」

    エレン「…俺は、シスコンじゃないです」

    ピクシス「ん?違うのか?」

    アルミン「!(あれ、エレンが真面目顔…)」

    ミカサ「・・・」

    エレン「…俺はただ最後たった一人残ったエレナの事が大事で大事で大好きで可愛くて愛しくて頭から離れなくて一緒に居たいだけです」

    ピクシス「  」

    エレナ「も、もうエレンそんなに褒めないでよ…///恥ずかしいよぉ…///」

    エレン「・・・と、本人は全然気づいてないようですが…」

    アルミン「・・・(真面目かと思った瞬間にこれだよ…)」

    ミカサ「・・・はぁ、エレン」

    エレン「?なんだよ」

    ミカサ「それをシスコンって言うのよ・・・、ちなみに私もエレンの事そう思ってるから」

    エレン「…え、俺女じゃねえぞ」

    アルミン「・・・」

    ピクシス「・・・っぷ、わはははは!!!」

    四人「!?」

    ピクシス「お、お主らの会話、す、凄くおも、しろいのう…、はぁ、そうかエレン・イェーガー君は極度のシスコンか」

    エレン「・・・らしいですね」

    アルミン「らしいんじゃなくてそうなんだよ・・・」

    エレナ「ねえミカサ」

    ミカサ「・・・なに」

    エレナ「っひ!!な、なんでもない…」

    エレン「!!おい!ミカサ!お前の目怖いんだからやめろよ!エレナ怖がってんだろ!」

    ミカサ「っな!!そ、そんなつもりじゃ!!!」

    アルミン「・・・(確かにこんな会話久しぶりな気分だ…)」

    ピクシス「本当お主らの会話は面白いのう(ここまでの変人シスコンは初めてじゃ、あ、ワシも言えないくらい変人か)」

    エレン「で、どうしたんだ?エレナ」

    エレナ「あ、う、うん、シスコンってなにかなって…」

    エレン「あぁ、シスコンか、それはお前が俺の事大好きって事だぞ」

    エレナ「え、そうなの?」

    エレン「あぁ」

    アルミン「・・・(意味全然違うし、と言うか反対だよ!!)」

    ミカサ「・・・」




  67. 67 : : 2016/01/09(土) 22:05:54
    このエレンは妹が上目遣いで「巨人駆逐して?」ってお願いしたらリヴァイより早く巨人共を滅殺できる
  68. 68 : : 2016/01/09(土) 23:37:17
    >>67 それ思いました笑笑なんかもうやばそう笑笑

    期待です!
  69. 69 : : 2016/01/10(日) 13:52:39
    ピクシス「いや、違うじゃろイェーガー訓練兵」

    エレン「?何がですか?」

    ピクシス「シスコンと言う意味は兄であるエレン・イェーガーがエレナ・イェーガーの事が大好きという意味じゃろ??」

    エレン「・・・」

    エレナ「えっ、ど、どっちなの??」

    アルミン「・・・(ギャグで終わらなかった…)」

    ミカサ「・・・(この人、この空気がわからないのか…)」

    ピクシスは何故かこの時だけ真面目に言った

    に対して

    エレン「…そうですね、俺はエレナが大好きです、だからシスコンですね」

    エレナ「!う、嬉しいよエレン///」

    エレン「!おう!俺もだ(照れた顔もまた可愛いな、おい)」

    ピクシス「うんうん」

    アルミン「何がうんうんなんですか…(エレンもエレンで開き直ったみたいな言い方してるし…)」

    ミカサ「・・・」

    ピクシス「あ、ちなみにじゃがブラコンと言うものもあるぞ」

    エレナ「?ブラコン??」

    エレン「!」

    アルミン「(…今更だけど今って非常事態、だよね…何このまったりした会話…)」

    ミカサ「・・・(ブラコン…、私はブラコンなのかもしれない!)」

    ピクシス「あぁ、ブラコンと言うものはシスコンの反対の意味でな兄の事が、大好き、な妹というわけじゃ」

    エレナ「!私エレン大好きだよ!」

    エレン「!!う、嬉しい事言ってくれるな!///(満面な笑みで言うとか反則級…)」

    エレンはそう言いながら思いっきり正面から抱きしめた

    エレナ「んっ、えへへ///」

    エレン「っ///(ぁ、まずい…)」

    エレンはある場所を触り直した

    アルミン「・・・(エレン…、流石にそれはまずいって…)」

    ミカサ「!!?エレン!!貴方犯罪に走ってはいけない!!」

    エレン「!?」

    エレナ「え?」

    ピクシス「ほぉ…中々いない逸材じゃぞイェーガー訓練兵…」

    エレン「!な、なんの事ですか…!(ばれた・・・!?)」

    ピクシス「まさか妹に抱き付かれてぼkミカサ「ふん!!」

    ボコッ

    ピクシス「・・・」

    ミカサ「!?なに!?」

    ミカサはピクシスに思いっきり拳を振り落したがまさかの片手で受け止められたという

    アルミン「っちょ!!なにしてるの!?ミカサ!?」

    エレン「・・・ふぅ…(あぶねえあぶねえ…)」

    エレナ「え、えぇ!?なにしてるの!?ミカサ!?」

    ミカサ「…今、このジジイが不快な発言をしようとした…(妹なんかで勃○なんてするはずがない…!!)」

    アルミン「いや、そう言う問題じゃないから…(最高司令官殴るとか何してるの!?、ん?)エレン、何してるの…」

    エレン「!!み、見るなよ!!///」

    アルミン「・・・え?」

    エレンはそっぽ向いてるかと思いきや話しかけると何故か見てくるなと

    アルミン「いや見るなよも何も何でそっち向いてるの?」

    エレン「!!い、いや何でもない、悪い気にしないでくれ」

    アルミン「う、うん??(…まぁ、大体予想できるけど)」

    エレナ「み、ミカサ失礼だよ!」

    ミカサ「!!ぁ!し、失礼しました!司令官!」

    ピクシス「いやいや私も間違えてつい言ってしまったのでなこれは失礼したよ、ははは!にしても逸材な訓練兵が二人も居たか」

    ミカサ「!!」

    ピクシス「変態シスコン訓練兵と腕力馬鹿力訓練兵か、うん実に逸材だな」

    ミカサ「・・・(…何故か今とても不快なものを感じたが気のせいだろうか…」

    アルミン「・・・(気のせいじゃないよ…)」

    エレン「…ピクシス指令俺は変態じゃないです、少しだけ下心があるシスコンです、なぁエレナ」

    エレンはそう言いながら後ろから抱き付いた

    ギュッ

    エレナ「!う、うん??下心は危ないと思うけど…」

    エレン「!あ、じゃあ妹が大好きなシスコンです」

    エレナ「うん!それならいいと思うよ!」

    アルミン「(どこがいいと思うんだ…と言うより下心ありまくりじゃないか君はいつも…)」

    ミカサ「・・・(そろそろエレンが危ない気がする…)」

    エレン「おっ、そうか?」

    エレナ「うん!」

    エレン「(女神からの笑み、良いな)」

    ピクシス「…そう言えばイェーガー訓練兵」

    エレン「!あ、はい」

    ピクシス「お主訓練兵入団の時にキースを思いっきり頭突きしたらしいが本当か?」

    エレン「!あ、はい本当です」

    ピクシス「!!その話聞かせてもらえないだろうか?」

    エレン「!良いですよ、えっと…あれは」

    アルミン「あの時はヒヤッとしたよ…」

    ミカサ「あれは流石の私も肝が冷えた」

    エレナ「あ、あれか…うん…(思い出したくないよぉ…)」

    ピクシス「??」



    回想シーン

    訓練兵入団式

    スタ、スタ、スタ



  70. 70 : : 2016/01/10(日) 13:52:44
    キース「…!!私が運悪く貴様らを監督する事になったキース・シャーディスだ!!」

    キース「貴様らを歓迎する気は毛頭ない!!」

    キース「今の貴様等はせいぜい巨人の餌になるくらいしかない、ただの家畜!家畜以下の存在だ!!」

    キース「三年後!貴様らは巨人の前に立った時!ただの餌となるか!?」

    キース「あるいわ!王を守る名誉ある壁となるか!または巨人を駆逐する栄光ある人類の兵士か!?」

    キース「貴様等が決めろ!!!」


    エレン「・・・ん?」

    エレナ「っ・・・っ・・・」

    エレン「(涙目エレナ可愛い…じゃなくて…)おぃ、どうした?」

    エレナ「!ぇ、エレン…」

    エレナは体をプルプルと震わせながら涙目で見てきた

    エレン「(可愛すぎ…撫でてぇ…)何で泣いてるんだ?大丈夫か?」

    エレナ「ぅ、ぅん…、で、でもあの人、怖くて…」

    エレン「…大丈夫だ、エレナお前は俺の妹だ、ちゃんとできるよ」

    エレナ「!そ、そうかな…?」

    エレン「あぁ、ほら見て見ろよ次、アルミンの番だぞ」

    エレナ「ぅ、ぅん…」


    キース「貴様は何者だ!?」

    アルミン「!!シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!!」

    キース「そうか!!バカみてぇな名前だな!何しにここへ来た!?」


    エレン「な?ただの通過儀礼だよ」

    エレナ「っ・・・っ・・・」

    エレン「!お、おい?エレナ?」

    エレナ「む、無理だよぉ…あのおじさん怖すぎるよぉ…」

    ポロポロと涙を垂らしながら震え言っている

    エレン「っ、(ッチ、あのクソじじい…)エレナ大丈夫だ、お前の真後ろのヤツ見て見ろ」

    エレナ「ぇ…?」

    そう言い見た

    サシャ「アムアム、モグモグ!」

    お、おいあいつ何か食ってるぞ…

    あいつ死んだな…

    うわぁ、あの子やばいよ…

    エレナ「うぅ…あんな子規格外だよぉ…」

    エレン「(き、規格外…そう言えばそうだな…)仕方ねえ、俺が手握っててやるから、ほら」

    エレンはそう言いエレナの手を握った

    エレナ「!ぅ、ぅん…ありがとう…お兄ちゃん…」

    エレン「!!あぁ(お兄ちゃん…良い響きだな、しかも手にエレナの涙付いてるし…ラッキーだな)ぁ、エレナ来たぞ」

    エレナ「!!っ…!!」

    ダキッ!!

    エレン「!?お、おい!?エレナ!?(そ、それはまずいっていくらなんでも!!)」

    エレナ「怖いよぉ…やっぱダメだよぉ…」

    エレン「えぇ…」

    おい、あいつ何してんだよ…

    あいつらやばくね?

    開拓地行きだろ…

    エレン「!(やばいバレる)エレナ、このままだと俺もお前も脱落する、だからお願いだどいてくれ…」

    エレナ「!!ご、ごめんね…私…」

    エレン「いや、エレナは悪くねえよ…(胸が痛ぇ…ズタズタにされた気分だ…)なっ?」

    ナデナデ

    エレナ「!う、うん…」

    エレン「・・・キース「おい!!そこの貴様何をしている!!!」

    エレエナ「「!!」」

    うわぁきたぁ…

    あいつ死んだな

    あの二人って、兄妹、か?

    二人共脱落か、まぁ仕方ないなあれは…

    キースはエレン達の行動に気づきドスドスと歩いてきた

    キース「おい!!貴様!!今何をしていた!!!」

    エレン「っ!エレナが泣いていましたので撫でていました!!」

    キース「!?」

    っ・・・

    エレナ「っひ!!っ・・・」

    キース「!!おい!!貴様!!何故泣いている!!それと顔をあげろ!!!」

    キースはそう言いながらエレナの胸倉を掴んだ

    エレン「!!!!」

    キース「おい!!貴様は何者だ!!ここで今何をしていた!!!!」

    エレナ「っひ!!怖ぃよぉ…」

    キース「っ!!貴様!!こんなこtエレン「ふん!!!!」

    ドカッ!!!

    キース「ッブ!!?」

    周り「っ!!!?」

    エレンはキースの顔面に思いっきり頭突きを食らわした

    エレン「このハゲジジイ!!!何エレナ泣かせてんだよ!!怖がってんじゃねえか!!」

    エレナ「ひっく…うぇ…うぅ…」

    キース「っ、き、貴様!!!こんな事していいと思っているのか!!!?」

    周り「  」

    エレン「っ!!こんな恐喝なやり方でしかない貴方のやり方に問題があると思います!!」

    キース「っ!!貴様!!どの口でそんな事を言っている!!」

    キースはそう言いエレンの胸倉を思いっきり掴み持ち上げた

    エレン「っぐ!?」

    キース「聞いているのか!!」

    エレナ「っ!!や、やめて!お兄ちゃんを殴らないで!!」

    キース「!!(か、可愛い、だと…!?)」

    周り「(天使だ…)」

    エレン「っぐ!(涙目で怒るエレナって見た事ねぇな…良い思い出になりそうだ…)」
  71. 71 : : 2016/01/10(日) 14:54:28
    キース「ッチ」

    ドサッ

    エレン「っがは!ごほごほ!」

    エレナ「大丈夫!?エレン!」

    エレン「あぁ…大丈夫だ…」

    エレナ「!良かったぁ…」

    キース「(ッチ、私が悪いみたいな反応じゃないか…)おい、貴様」

    エレン「!なんだよ…」

    キース「私のやり方に問題があると言うのならやってみろ」

    エレン「!」

    おい、まじかよ

    こんな事今までなかっただよな

    うん・・・

    キース「貴様等は黙ってろ!!!!」

    皆「っ!」

    エレン「…いいぜ、やってやる!!」

    キース「ほぉ、やってみろ」

    エレン「!エレナ」

    エレナ「!な、なに?」

    エレンは立ち上がりエレナの前に立ち、頭に手を乗せ言った

    エレン「お前の名前はなんだ?」

    エレナ「!え、えっと」

    エレン「ゆっくりでいいぞ」

    キース「!?(な、なんだこいつ!!先程の私に対しての態度とまったく逆!?)」

    エレナ「あ、うん…えっと、シガンシナ区出身!エレナ・イェーガーです!」

    エレン「そっか、良い名前だな。じゃあここに何しに来たんだ?」

    エレナ「!家族を守りたいと思い来ました!」

    エレン「!流石エレナ、良い子だ」

    ギュウ

    エレナ「んっ、ありがとう!」

    エレン「おう!(可愛い)、これでどうですか?」

    キース「   」

    皆「  」

    エレン「…これでも駄目ですか?」

    キース「・・・いや、もういい、貴様の名前は?」

    エレン「!エレン・イェーガーです!」

    キース「!!(グリシャの息子か…、ならこっちはグリシャの娘か)」

    エレナ「!!え、えっと…」

    エレン「!エレナを脅すのやめてください教官…」

    キース「(脅してねえよ…)はぁ、もう良い前を向け」

    エレン「!!はっ!ほら、エレナ」

    エレナ「ぁ、うん!」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    キース「…(はぁ、疲れる…、グリシャ、お前の息子シスコンになったぞ…)」

    エレン「ふぅ、良かったなエレナ」

    エレナ「うん!ありがとう!エレン!」

    ダキッ

    エレン「おっと、おう!兄としてやったまでだ!」

    エレナ「ふふふ、かっこいいよ?エレン」

    エレン「!お、おう!///」

    周り「(あいつシスコンか…)」

    とそれから通過儀礼が終え、皆は食堂へ

    食堂

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「えっと、どこら辺にするかな」

    エレナ「どこでもいいと思うよ?」

    エレン「ん、そっか、じゃああそこにするか?」

    エレナ「うん!」

    おい、見ろよあいつ教官に頭突きしたやつだぞ

    うわぁ、あんまり近寄らない方がいいよな

    だよね~

    エレナ「…ごめんね、エレン…」

    エレン「ん?どうした?」

    エレナ「…私が通過儀礼に時に泣いちゃって…そのせいで周りから…」

    エレン「…ばーか」

    エレナ「えっ?」

    エレン「妹が泣いてんだぞ?励ますのが兄ってもんだろ?」

    エレナ「!!う、うん!」

    エレン「よし!良い顔だ!」

    エレナ「!ふえへへ///」

    エレン「(可愛い)」

    エレンはエレナの頬を掴みグニグニと引っ張った



  72. 72 : : 2016/01/10(日) 14:54:41
    すみませんちょっと散髪行ってきます
  73. 73 : : 2016/01/10(日) 14:59:21
    >>72
    散発で何故か草生えたwww
  74. 74 : : 2016/01/10(日) 15:34:25
    戻ってきました!ではやりたいと思います!

  75. 75 : : 2016/01/10(日) 15:34:44
    あ、74自分です!w
  76. 76 : : 2016/01/10(日) 16:17:37
    エレン「んじゃ、座ろうぜ」

    エレナ「ん、うん!」

    とエレンはエレナと一緒に二人で、食べようとしたが

    スタ、スタ、スタ、スタ

    アルミン「エレ~ン」

    エレン「!あ、アルミン…」

    ミカサ「・・・」

    エレン「…それとミカサ…」

    エレナ「あっ!二人共!」

    と向かい側に座ってきた

    ミカサ「エレン、貴方色々と危ないからやめて…」

    エレン「あ?」

    アルミン「あ、そういえばそうだよ…エレン、今日すごいヒヤっときたよ?通過儀礼の時…」

    エレン「…あぁ~」

    エレナ「!あ、あれは私がエレンに…」

    ミカサ「それでも流石にあれはない」

    アルミン「うん、ミカサの言う通りだよ、いくらエレナが泣いててできないにしても頭突きは…」

    エレン「うるせぇな…、確かにあれは危なかったけどよ…エレナ泣かしたんだからあのくらいのアルミン「いやいや!だめでしょ!」

    エレナ「あ、あはは、本当ごめんねエレン…私迷惑かけちゃって…」

    エレン「!だからそんな事ねえって!俺の妹なんだから許すに決まってんだろ?第一あの教官があんな変な言い方するのが悪いんだよ」

    ダキッ

    エレナ「エレン…」

    アルミン「ははは…確かにあの教官すごい怖いよね…僕も胃にかなり負担かかったよ」

    ミカサ「あのハゲ教官は確かに私も好きになれない(…羨ましい)」

    などと話乍ら食べている時に

    ???「な、なぁあんな何て名前なんだ??」

    エレナ「え?」

    後ろから呼ばれたと思い振り返った

    ジャン「あ、いや、あ、あんたきrあ?何だよお前その顔…」

    エレン「・・・お前エレナの事ナンパしてんのか?」

    アルミン「っちょ…(初日から喧嘩とかやめて~!!)」

    ミカサ「・・・(何だこの馬面…)」

    エレナ「!え、エレン・・・!」

    エレン「生憎エレナに声かけようとする男は全員ばっさりと切ろうと思ってんだよな」

    ジャン「あ?何言ってんだお前??、と言うか!お前こいつの兄だろ!?引っ込んでろよ!」

    エレン「あぁ!?こいつじゃねえよ!!エレナだよ!!」

    ジャン「はぁ!?そんな事どうでも良いんだよ!?」

    エレナ「えっ…」

    アルミン「・・・(やってしまったなジャン…)」

    ミカサ「どうでも良い子に話しかけてくる馬面は早くくたばれ」

    ジャン「  」

    エレン「…どうでも、良い…!?」

    エレナ「!!エレン!だめだよ!暴れちゃ!」

    あ?なんだ、喧嘩か?

    あのシスコンの妹にナンパとかあいつ頭おかしいだろ

    馬面のくせしてナンパとかww

    おい、止めなくていいのか?

    止められる状況かよ?

    エレナは過去に同じ事が起こり、その時にエレンが暴れた事を思い出し止めようとしたが

    エレン「エレナがどうでもいい!?ふざけんな!!この馬面!!!!くたばれ!!!」

    ブンッ!!

    ジャン「ブッ!?!」

    ドサッ!

    エレナ「あぁ!エレン!だめだよ!!」

    エレン「はぁはぁ、あっ、わ、悪い…(嫌われた…)アルミン…部屋戻ろるよ…」

    アルミン「!?えぇ?!っちょ!!待ってよ!?」

    エレナ「え、えっ~っと!!どうしよう…!」

    ミカサ「エレナ、こんな馬面放っておいて平気、それより今はエレンが心配」

    エレナ「えっ、えぇ!?で、でもこの人倒れたまま・・・!」

    ミカサ「それは問題ない、おいそこの金髪ゴリラ」

    ライナー「ッブ!?お、俺か!?」

    ミカサ「そう、そこの貴方、これ、片づけておいて」

    ライナー「!!お、おい!俺を巻き込むなミカサ「…やれ」

    ライナー「・・・わかったよ」

    ミカサ「よろしい、行こう、エレナ」

    エレナ「う、うん」

    ミカサはそう言いエレナを連れてエレン達の元へ向かった

    ライナー「はぁ…」

    ベルトルト「ら、ライナー大丈夫?」

    ライナー「…大丈夫なわけねえだろ、どうすんだよこれ…」

    ベルトルト「と、とりあえず医務室に運ぼうか」

    ライナー「!そ、そうだな」

    アニ「・・・」


    男子寮

    エレン「・・・(嫌われた嫌われた嫌われた嫌われた嫌われた」

    アルミン「あ、あのさエレン、声に出てるよ…」

    エレン「!!あ、アルミン!!どうしよう!!俺エレナに来割られた!!」
  77. 77 : : 2016/01/10(日) 16:17:42
    アルミン「っちょ!!お、落ち着いてよ!何言ってるかわからないよ!それと鼻水!!」

    エレン「!!ど、どうしよう…俺、エレナに…」

    アルミン「と、とりあえずほら、ティッシュ」

    エレン「!あ、あぁ悪い…」

    アルミン「…はぁ、とりあえずあんな事でエレンの事嫌いにならないと思うよ?」

    エレン「!そ、そうかな…」

    アルミン「そうだよ…(はっきり言って君達が喧嘩してる所なんて見た事もないしエレナがエレンの事嫌うなんてありえないし、はっきり言って君達仲良すぎだからね」

    エレン「!!そ、そうか!?」

    アルミン「あ、口に出てた!!?」

    エレン「そ、そうだよな!!ははは!じゃ、じゃあちょっとエレナところに行ってくる!」

    アルミン「え、あ、うん」

    エレンはそう言うと男子寮を飛び出して行こうとしたが…

    ガチャ

    ミカサ「エレン、アルミンいrエレン「あ?何だどうした?ミカサ」

    ミカサ「・・・!!?///(か、かかかか顔近い!!!///)」

    エレン「あ?な、なんだ??」

    アルミン「あ、ミカサ」

    エレナ「お、お邪魔します。え、えっとエレンいrエレン「!!エレナァァァァァァ!!」

    エレナ「わわっ!!ど、どうしたの?」

    エレン「おkろいおてえおじぇおいい(お、俺嫌われたかと思って)」

    エレナ「な、何言ってるかわからないよエレン…」

    アルミン「…泣きすぎだよ…」

    ミカサ「ッチ、羨ましい…」

    アルミン「舌打ちした…(怖い…)」

    数分後

    エレナ「き、嫌ってないよ??エレン??」

    エレン「んっ…そ、そうが…?」

    エレナ「う、うんだから安心して?ね?」

    エレン「…うん」

    アルミン「…どっちが兄か妹かわからないよ…」

    ミカサ「(泣いてるエレン可愛い…)」

    エレン「…良かった」

    エレナ「う、うん。それにエレン私の為にやってくれたんでしょ…?」

    エレン「!あぁ、お前の事バカにされたんだぞ怒るに決まってんだろ」

    エレナ「!う、うん。う、嬉しいな///」

    エレン「!あ、あぁ(照れてる…可愛い…)」

    エレンはそう思いながら撫でた

    エレナ「んっ、えへへ///」

    エレン「!(可愛い~)」

    アルミン「え、えっととりあえずこれで仲直りしたんだよね??」

    エレン「!あぁ!これでより一層エレナの事が大事になったぞ!」

    アルミン「あはは…(君は昔からエレナの事大事にしすぎてるからね)」

    ミカサ「・・・エレン、私は?」

    エレン「?なにが」

    ミカサ「…私もエレナと同じくらい大事にして?」

    エレン「え、嫌だよエレナは俺の妹だぞ?大事にして当たり前だろ」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「え、エレンミカサも大事にしてあげて?」

    エレン「…エレナが言うなら」

    ミカサ「!!」

    アルミン「(ははは…)」

    回想終了

    エレン「って、こんなところですかね」

    ピクシス「そうか(かなりいらない話も混ざってた気がするが)」

    アルミン「エレン話長すぎるよ」

    ミカサ「確かにエレン話長い、そしてエレナの事話しすぎ」

    エレナ「え、エレン恥ずかしいからもっと短くしてね?」

    エレン「ん?あぁ」

    など話している間に

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ピクシス「…よし、穴を塞ぐんじゃったな」

    エレン「!はい」

    ピクシス「どうやって穴を塞ぐつもりなんじゃ?ただ穴を塞ぐとかしか聞いてないのだが」

    アルミン「あ、はい!僕が説明します!」

    説明中
  78. 78 : : 2016/01/10(日) 17:22:37
    ピクシス「・・・そうか、その地下室に行けばすべてがわかると…」

    エレン「・・・はい」

    ピクシス「・・・」

    エレン「…信じてもらえますか?」

    ピクシス「お主自身が確証を得られん以上はとりあえず頭に入れておくといったところかの・・・」

    ピクシス「しかし物事の真意を見極める程度のことはできるつもりじゃお主らの命はワシが保証しよう」

    エレン「・・・」

    アルミン「・・・」

    エレナ「・・・っ」

    ミカサ「・・・」

    ピクシス「アルミン訓練兵・・・じゃったかの?」

    アルミン「ハッ!!」

    ピクシス「お主は先程「巨人の力」とやらを使えばこの街の奪還も可能だと申したな、あれは本当にそう思ったのか?、それとも苦し紛れの命乞いか?」

    アルミン「それは…両方です」

    アルミン「あの時僕が言おうとしたことは巨人になったエレンが破壊された扉まであの大岩を運んで扉を塞ぐということでした」

    エレン「っ・・・」

    エレナ「・・・っ」

    ピクシス「!・・・」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「ただ単純に思いついただけですが…せめてエレンの持った力の現状を打開できる可能性を感じ貰えないかと…勿論助かりたい一心ですが・・・」

    ッス

    アルミン「!」

    ピクシス「エレン訓練兵よ・・・」

    エレン「!」

    ピクシス「穴を塞ぐ事が本当にできるのか?」

    エレン「・・・・・・!!塞いでみせます!何があっても…!!」

    ピクシス「・・・エレナ訓練兵を犠牲にしても?」

    エレン「あ、それは無理です」

    エレナ「っ(え、エレン…)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「・・・」

    ピクシス「はははは!!」

    四人「!」

    ピクシス「本当お主は面白い人材じゃよし!!参謀を呼ぼう!!作戦を立てようぞ!!」

    アルミン「!え…!?そんな…いくらなんでも…!、皮算用ですらない思いつきなのに…いきなり実用するなんて…」

    エレン「俺もそう思ったが多分作戦を実行する以前に根本的な問題があるんだ…ピクシス指令はその現状を正しく認識している、敵は巨人だけじゃない」

    アルミン「え・・・」

    エレナ「ど、どう言う事なの??」

    エレン「ん、それは今から多分説明、みたいな事するから待ってろよエレナ」

    エレナ「!う、うん」

    と話している内に

    ザッ

    エレン「!」

    アルミン「!」

    ピクシス「時は一刻を争う、活躍してもらうぞ若き兵士達よ」


    トロスト区奪還作戦だと!?

    これからか!?

    嘘だろ!?扉に空いた穴を塞ぐ技術なんか無いのに…!?

    上は何を考えているんだ!?もうトロスト区に入ったって無駄死にだろ!?

    穴を塞げない以上・・・ウォールローゼの扉を死守するしかないのに…

    チクショウ…そんなに手柄が欲しいのかよ…

    とかなり不満を持った者達が騒いでいた


    ピクシス「巨人に地上を支配される前人類は種族や理の違う者同士で果てのない殺し合いがあったそうだ」

    ピクシス「その時に誰かが言ったそうだ、もし…人類以外の強大な敵が現れたら人類は一丸となり争い事をやめるだろうと…お主はどう思うかの?」

    エレン「そんな言い伝えがあるのですか…それは随分と呑気ですね、欠伸出ますよ…なぁ、エレナ」

    エレナ「え、えっと私は…ごめん、よくわからないや…」

    エレン「…そっか、ごめんな」

    エレナ「!ううん!エレンが悪いんじゃないよ、気にしないで!」

    エレン「…あぁ」

    ピクシス「…ところで、何故エレナ訓練兵がここにおるのじゃ?」

    エレナ「!え、えっと!」

    エレン「それは俺が一緒に傍に居てくれと頼んだからです」

    ピクシス「・・・ほぉ、そうか」

    エレナ「え、えっと!は、はい!(うぅ…緊張して話せない…)」

    ピクシス「そうか、にしてもお主もワシと同じで品性がひん曲がっておる」

    エレン「…その強大な敵ここまで追い詰められた今でも一つになったとは言い難い状況なので…」

    ピクシス「…確かにそうじゃな、まぁ仕方がないのかもしれんが」

    エレン「…え?」

    ピクシス「いやなんでもない、確かにそろそろ一つにならないと危ない状況じゃな」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ハンネス「・・・!」

    エレン「!ぁ、エレナ、ハンネスさんだぞ」

    エレナ「!ほんとだ!」

    エレナはそう言いながら手を振った

    ハンネス「!(エレンにエレナ!?と言うか可愛いな…)」

    エレン「!エレナ、手振っちゃだめだ」

    エレナ「えっ、なんで??」


  79. 79 : : 2016/01/10(日) 17:22:45
    エレン「いいから」

    エレナ「?うん」

    ハンネス「!?(な、何故振らなくなった!?…にしても無事だったか、ん…?任務に集中しろだと!?、あいつめ…上官に向かって何っつー態度だ…、だとするとミカサとアルミンも無事か)」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ピクシス「エレン訓練兵、ワシの横に立ってくれ」

    エレン「!あ、はい」

    ピクシス「エレナ訓練兵は下がっておれ」

    エレナ「!はエレン「いや、お前は俺の横に居てくれ」

    エレナ「え?」

    ピクシス「ん?どうしたんじゃ?」

    エレン「いえ、後ろに変態が居ますので危ないので、ほらエレナ」

    エレナ「え、あ、うん」

    ピクシス「??変態??」

    エレン「…気にしないでください」

    ピクシス「?わかった」

    ハンネス「(…今物凄い不快な言葉が飛んできた気がしたんだが…気のせいだよな…?・・・ん?なぜエレンが司令の横に!?)」

    ピクシス「…んんっ…」

    エレン「?」

    エレナ「?」

    ピクシス「ふぅ…、っ!注もおおおおおおおおおおく!!!!」

    皆「!!」

    ピクシス「これよりトロスト区奪還作戦について説明する!!、この作戦の成功目標は破壊された扉の穴を塞ぐ!!ことである!!」

    ・・・

    え・・・!

    ふ、塞ぐって・・・一体・・・

    どうやって・・・

    クリスタ「!!ユミル!エレン、エレンだよ!!」

    ユミル「それぐらい私もわかってるっての(…ふぅ、良かったなエレナ、ん?)なぁ、何でエレナが横に居るんだ?」

    クリスタ「えっ、あ、ほんとだ…(…良いなぁ、エレンの横…)」

    コニー「おっ、エレンだ」

    ピクシス「穴を塞ぐ手段じゃがまず彼から紹介しよう、訓練兵所属エレン・イェーガーじゃ!!」

    エレン「・・・恥ずかしいな、これ」

    エレナ「う、うんそうだね、私もこうやって皆の前に立つの久しぶりだから恥ずかしいよ・・・」

    エレン「・・・ごめんな俺の我が儘でこんな横に立たせて」

    エレナ「!ううん、いいよお兄ちゃんの頼みだもん」

    エレン「!!エレナ…!(流石俺のエレナだ)」

    ちなみに二人はボソボソと話しています

    ピクシス「彼は我々が極秘に研究してきた巨人化生体実験の成功者である!!、彼は巨人の体を精製し意のままに操る事が可能である!!」

    エレン「・・・はっきり言っちまうと意のままに操る、なんて事は絶対に無理なんだけどな…」

    エレナ「!そ、そうなの?」

    エレン「あぁ、巨人化してる時って物凄い勢いで体力が奪われるんだよな、立ってられるのも大変なぐらいな」

    エレナ「!そ、それ言った方が…」

    エレン「…いや、今更言っても遅いし、それに」

    エレナ「?」

    エレン「絶対に壁を塞がないといけないんだ、お前を守るためにもな」

    エレナ「!エレン…」

    エレン「もうこれ以上絶対に家族を失いたくねえからな、特にエレナ、お前だけは絶対に失いたくない、死んでも失いたくない」

    エレナ「!ふふ、私もだよエレン、ううんお兄ちゃん」

    エレン「!あぁ、そうだな」


    ユミル「肝心な話してる時にあいつらよくあんなイチャイチャできるよな・・・」

    クリスタ「・・・良いなぁ…」

    ユミル「あ?」

    クリスタ「!な、なんでもないよ!」

    ユミル「(思いっきり口に出てたぞ)」

    コニー「??イチャイチャってあいつら兄妹だろ?」

    ユミル「…当たり前だろ、あんな顔似てるんだぞ?と言ってもエレンの方は悪人面でエレナの方は可愛いがな」

    クリスタ「確かに悪人面だけど、エレンかっこいいよ?ユミル」

    ユミル「ふ~ん、かっこいい、ねぇ?」

    クリスタ「!!///」

    ユミル「(真っ赤なクリスタ可愛い)」
  80. 80 : : 2016/01/10(日) 17:31:04
    あくまで外見のはなしですが、
    以前言ってた画像ってこんな感じのでいいですか?
    http://matome.naver.jp/m/odai/2136958156785510101/2142512381548311903

    もしくはこっちですか?
    http://matome.naver.jp/m/odai/2136958156785510101/2136975042337899803
  81. 81 : : 2016/01/10(日) 17:45:29
    下の方がわかったんですけど上の方がわからないですね…

    上の方は何か凍結してるみたいでして・・・

    多分、下なんじゃないのかなと思います。

    上は教えてくれればいいかと思うんですけど…
  82. 82 : : 2016/01/10(日) 17:51:25
    直接画像貼ってもいいですか?
  83. 83 : : 2016/01/10(日) 17:52:15
    あ、はい
  84. 84 : : 2016/01/10(日) 17:58:15
    あ、なんかダメでした…………ってことで別の貼ります

    http://matome.naver.jp/m/odai/2136958156785510101/2138704410540397103
  85. 85 : : 2016/01/10(日) 18:11:03
    なるほど、この場合だと先程の下のやつですね

    http://matome.naver.jp/m/odai/2136958156785510101/2136975042337899803
  86. 86 : : 2016/01/11(月) 06:32:57
    来たーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

    こんな感じのオリキャラ妹ss待ってたーーーーーーー!!!!

    マジ神!!、期待しかない!!!!
  87. 87 : : 2016/01/11(月) 15:37:00
    ピクシス「巨人と化した彼は前門付近にある例の大岩を持ち上げ破壊された扉まで運び穴を塞ぐ!!、諸君らの任務は彼が岩を運ぶまでの間彼を他の巨人から守る事である!」

    エレン「・・・」

    エレナ「…エレン、私がついてるよ」

    ギュ

    エレン「!!エレナ…」

    エレナ「えへへ…///私は何の力もなければアルミン達みたいに良い頭脳を持ってるわけでもない、でも、エレンの妹としてエレンの応援、エレンの味方であることはできるよ?」

    エレナはエレンが不安そうにしていた為手を握り、そう言った

    エレン「!!あぁ、ありがとうな。後お前は俺に勇気をくれるってのがあるぞ?」

    エレナ「!ありがとう、エレン」

    エレナはそう言いながらニコッと笑った

    エレン「!お、おう///(…やっぱお前には力があるよ、俺を勇気付けるその笑顔、本当可愛いな)」

    そう、エレナ自身が言っている通りエレナは他の怪物達(ミカサ)達と違い他の訓練兵と同じく特別何か良いと言えるものがなかった、いやもしかしたら他の訓練兵より劣っていた場合もあった。まず、身体能力は普通以下、頭脳は天然な所を除いても普通以下、ただし顔立ちは訓練兵の中でもクリスタの次に凄いと言われている(ただしエレンにとってはエレナが一番だが)


    クリスタ「…何か私心配になってきたな…」

    ユミル「あ?なにがだよ」

    クリスタ「…だって、あの二人今もそうだけど凄く仲良さそうにしてるし…」

    ユミル「あ?」

    ユミルはそう言われエレン達を見た

    ユミル「…確かに仲良さそうに話してるがそこまでか?(…と言ってもエレンとエレナの関係の場合は他の兄妹と全く違うが)」

    クリスタ「う、うん…そうなんだけど、気のせいかな…」

    ユミル「気のせいだろ…、第一あいつら兄妹だぜ??(と言いたい所だがこんな世界だ兄妹結婚とかありそう…だけどな)」

    クリスタ「…うん、うん!そうだよね!」

    ユミル「あぁ!(…心が痛い)」

    コニー「バカな俺が言うのもなんだけどよ」

    ユミル「あ?なんだよ(お前話に入ってくんなよ)」

    コニー「エレンのヤツがエレナの事そう言う目でも見てたとしてもエレナはエレンの事そう言う目で見て無いだろ?」

    ユミル「あぁ?何でお前にそんな事がわかるんだよバカのくせに」

    クリスタ「ちょっとユミルそんな言い方ないよ!」

    コニー「バカでもわかるぞ??普通!」

    コニーはそう言いながらドヤ顔で言った

    クリスタ「うん、そうだよね!兄妹で恋愛なんてそんな事ないよね!(…ないよね?エレン…)」

    そう思いながらエレンを見たが

    クリスタ「…やっぱ無理かも…」

    ユミル「…はぁ~(…あんな奴のどこか良いんだか…)」

    そう思いながら見ていた。

    エレン「・・・(絶対に成功させないといけない、エレナだけは絶対に守らないといけない…)」

    エレナ「?ん?」

    エレン「・・・いや、なんでもないよ」

    と話している一方で


    ???「巨人と戦う必要が無い?」

    ミカサ「・・・(何故エレナがエレンの横に…)」

    アルミン「す・・・すいません一介の訓練兵が口を挟んで…」

    ???「構わん話を続けたまえ」

    アルミン「巨人は通常より多数の人間に反応して追ってくるのでそれを利用して大勢でおびき寄せて壁際に集める事ができれば大部分は巨人と接触せずにエレンから遠ざけることができると思います倒すのは後で大砲を利用して損害を出さずにできると思いますし」

    アルミン「ただしエレンを無防備にするわけにもいかないので少数精鋭の班で彼を守るべきだと思います、それに穴から入ってきる巨人との戦闘も避けられません…そこは精鋭班の技量に懸かっています」

    ミカサ「・・・(凄い騒いでる…エレンの悪口を言っているやつが居たら削いでやる…)」

    アルミン「・・・ミカサ、話聞いてる?」

    ミカサ「…聞いてる」

    アルミン「そ、そう」

  88. 88 : : 2016/01/11(月) 15:37:05
    ???「…よしわかった…そこを踏まえて練り直そう、ただ…この作戦はエレんが確実に岩を運んで穴を塞ぐことが前提です、その確証が乏しいママこの作戦をやることに疑問を感じるのですが」

    ???「確かに根幹の部分が不確かなまま大勢を死地に向かわせることに何も感じないわけではないがピクシス司令の考えも理解できる、一つは時間の問題、今現在も巨人が街に入り続けている」

    ???「街に巨人が充満するほど奪還作戦の成功確率は絶望的になる、それに加えウォール・ローゼが突破される確率も高くなっていくしな」

    ???「そしてもう一つ人が恐怖を原動力にして進むには限界がある」


    あの巨大な岩を持ち上げる…そんなことが…

    甚るあついに巨人を支配したのか!?

    嘘だ!!

    そんなわけのわからない理由で命を預けてたまるか!!俺達を何だと思っているんだ!?俺達は…

    使い捨ての刃じゃないぞ!!

    人間へ行きだとよ

    そんんあまやかし真に受けるヤツが何割いるって見積もっているんだろうな・・・

    ジャン「・・・(やっぱこうなるよな…、っへ信じる方がおかしいぜ、って言っても…俺は目の前で見ちまってるから信じるも信じないも糞もねえけどな…)」


    エレン「…やっぱダメだよな…」

    エレナ「…うん、人間が巨人になれるなんて今まで聞いた事ないからね…、それに皆巨人が怖いから尚更、信じられないよ…」

    エレン「・・・(どうするんだ、司令…)」

    ピクシス「・・・」

    今回のこの話はエレンが巨人化し岩を運び終えるまでの間巨人を食い止める、と言う話なのだが皆は巨人の恐怖にひれ伏し文句を言っていた、やめようとする者まできた、それに対しやめる者は反逆者という罪で殺されるわけだが…

    ピクシス「っ!!ワシが命ずる!!今この場から去る者の罪を免除する!!」

    なっ!?

    エレン「!?司令、何を…」

    ピクシス「一度巨人の恐怖をし屈した者は二度と巨人に立ち向かえん!巨人の恐ろしさを知った者はここから去るがいい!」

    っ・・・

    ピクシス「そして!!」

    ピクシス「その巨人の恐ろしさを自分の親や兄弟愛する者にも味わせたい者も!!ここから去るがいい!!」

    エレン「!?」

    エレナ「っ・・・」

    ・・・っ

    それだけはダメだ…

    それだけは…させない

    娘は私の最後の…希望なのだから

    エレン「・・・酷な話だよな…」

    エレナ「…うん、そうだね。でも…今一番の責任を背負ってるのはエレンだよ…、緊急事態だもん…気にしちゃだめとは言わないけどあまり気にしちゃだめだよ?」

    エレン「!あ、あぁそうだな(…ックソ、エレナに心配かけてどうするんだよ…、あの大岩を持ち上げられるかどうかわわからない…でも持ち上げないといけないんだ、みんなの希望のため、いやエレナの為に!!)ありがとうな、エレナ。軽くなったよ」

    エレナ「!うん!良かった!」

    エレン「!あぁ!(絶対に成功させる!!)」

    それからと言うものピクシスが四年前の話をした、そしてどうせ死ぬのなら奥の壁でなく、どうかこの壁内で死んでくれ、そう言った
  89. 89 : : 2016/01/11(月) 16:51:39
    タッタッタッタ!!

    エレン「・・・」

    ミカサ「・・・」

    イアン「っ・・・」

    リコ「・・・」

    エレン達は今岩がある場所まで走っていた、エレナは危ないと言う事で先程離された

    数分前

    エレン「…よし、いくか」

    エレナ「うん!」

    ミカサ「エレナ、ちょっと待って」

    ミカサはそう言いエレナが行こうとしたところを止めた

    エレナ「っえ、な、なんで?」

    エレン「?」

    ミカサ「もし、もしエレンが巨人化して暴走でも起こしてしまったら大変、だから行かないで」

    エレナ「!暴走しエレン「…いや、今回の事に関してはミカサに賛成だな」

    エレナ「!な、なんで…」

    エレン「今ミカサが言った通り、いやさっき言った通り巨人を意のままに操れるかどおかわからないんだ、もし俺がそれで暴走でもしてエレナの事を襲った、なんて言ったら後で俺は…」

    エレナ「エレン…」

    ミカサ「お願いエレナ、貴方は遠くから祈っていて、エレンも言っている通りに」

    エレナ「…うん、わかった、頑張ってね?エレン」

    エレン「!あぁ!…ごめんな」

    エレナ「!ううん、私の事心配して言ってくれてるんだからそうしないとエレンに悪いよ、私は遠くから祈ってるね?」

    エレン「!おう!(母さん、こんな最高な妹生んでくれてありがとうな…、そして絶対に死なせない…)」

    ミカサ「・・・(…こんな時に思うのもなんだけど凄く羨ましい私も混ぜてほしい…)」

    とこんな事があった

    タッタッタッタ!!

    ミカサ「エレン…体は大丈夫?」

    エレン「!あぁ…囲まれてた時よりだいぶマシだ…」

    イアン「極秘人間平気とか言ってたが…穴を塞げるのなら何でもいい…お前を最優先で守る、頼んだぞ!」

    エレン「!は、はい!」

    タッタッタッタ!!

    イアン「もうすぐで岩までの最短ルートだ、今見える限りでは巨人はいない、皆が上手く囮をやっているんだろう」

    今更だが遠くから応援していると言っていたが、エレナもエレナで囮をやっていた

    エレン「・・・」

    巨人が出現して以来、甚るがきぉじんに勝ったことは一度もない

    巨人が進んだ分だけ人類は後退を繰り返し領土を奪われ続けてきた

    しかいこの作戦が成功した時

    甚るいは初めて巨人から領土を奪い返すことに成功する

    タッタッタッタ!!

    イアン「!!ここだ!!行くぞ!!」

    その時が

    人類が初めて

    巨人に勝利するであろう…

    ビュン!!ビュン!!ビュン!!

    兵士達は次々と立体起動を使い飛び始めた

    それは人類が奪われてきたモノに比べれば

    小さなモノかもしれん

    しかしその一歩は我々人類にとっての

    大きな進撃となる

    ガリッ!!!

    エレン「!!!!(エレナ達を守るために!!!)」

    空へ羽ばたいたと同時に手を噛み切った次の瞬間とてもあつい蒸気を四方に撒き散らせながら巨人がその中から現れた

    黒髪巨人「・・・!!」

    ドォォォォォォォン!!!!

    黒髪巨人「アアアアアアアアア!!!」

    ズシン、ズシン、ズシン、ズシン

    人間の比率で考えれば

    あの岩を持ち上げられるとは思えないけど…

    きっとエレンには

    私達を導く強い力がある

    ミカサ「…?エレン?」

    大岩に向かっていた筈のエレンは後ろを向きミカサを見た次の瞬間

    ドッカ~~~~~ン!!!

    エレンはミカサに向けて思いっきり拳を振り落した

    イアン「!!?」

    リコ「っ!!?」

    兵士「・・・っ!!?」

    イアン「!!!ミカサ!!」

    イアンはボーっとしているミカサに逃げろ、と叫んだ

    そこで次のもう一振りを飛んで避けた

    イアン「!!おい!?、ミカサ!そいつから離れろ!!」

    ミカサはエレンの顔に乗っかり呼んだ

    ミカサ「エレン!!私がわからないの!?私はミカサ!あなたの家族!あなたはこの岩で穴を塞がなくてはならない!!」

    リコ「っ、作戦失敗だ、分かってたよ、秘密兵器なんか存在しないって…」

    ミカサ「エレン!!貴方はエレナの元へ帰るんでしょ!!?あなたはこの岩を塞いで!!あなたはイアン「避けろ!!ミカサ!!」

    ミカサ「!!」

    エレンはミカサに向かって拳を振り落したが自分の顔面に拳を叩きつけ顔が吹き飛び倒れた

  90. 90 : : 2016/01/11(月) 16:51:44
    なんだこいつ・・・

    頭の悪い普通の巨人と一緒じゃねえか

    ミカサ「エレン!!」

    イアン班長!!

    前扉から二体接近です!!

    後方からも一体!

    イアン撤退するぞ!!

    あのガキ、扉塞ぐどころじゃねーよ!

    リコ「あぁ・・・仕方ないがここに置いていこう」

    ミカサ「!?」

    イアン「・・・っ」

    精鋭班から赤い煙弾を確認・・・

    封鎖作戦に深刻な問題が発生したようです

    とそこでもう無駄だと思い精鋭班に撤退命令、扉の防衛形態に戻すべき、そう言ったが

    ピクシス「いらん」

    ピクシスはそう言い引き続きやれ、そう言った、死んだ兵達を無駄死にに何てしたくない、エレンと同じ理由で


    アルミン「あ、赤い煙弾…!!」

    マルコ「失敗、したのか…?」

    エレナ「!!(エレン…!!)アルミン!行くよ!」

    アルミン「っえ!?ちょ!!待って!!」

    マルコ「!?お、おい!!エレナ!アルミン!!」

    おい!?何迷ってんだ!?指揮してくれよ!?

    イアン!?お前のせいじゃない!!

    ハナっから根拠の希薄な作戦だったんだ!!

    みんなわかってる!

    イアン「・・・」

    試す価値は確かにもう十分試し終えた!!

    いいか!?俺達の班は壁を登るぞ!?

    ミカサ「ッフー…!!」

    イアン「!!待て!待て、落ち着け…ミカサ…」

    イアン「リコ班!!12m級をやれ!ミタビ班と俺の班で前の二体をやる!」

    リコ「!?何だって!?」

    イアン「指揮権を託されたのは俺だ!黙って俺の指示に従え!エレンを無防備な状態のまま置いていけない!」

    ミカサ「!!」

    イアン「作戦を変えるエレンを回収するまで彼を巨人から守る、下手に近づけない以上エレンが自力で出てくるのを待つしかないが…彼は人類にとって貴重な可能性だ、簡単に放棄できるものではない」

    イアン「俺らとちがって彼の代役は存在しないからな…」

    リコ「!この出来損ないの人間平気様の為に命を捨てろと!?今回だけで数百人は死んだだろうに…、こいつを回収してまたにたような事を繰り返すっての?」

    イアン「そうだ、何人死のうと何度だって挑戦する」

    そう聞いた瞬間二人は唖然とした

    リコ「イアン!正気なの!?」

    イアン「!では!どうやって!人類は巨人に勝つのだ!?リコ教えてくれ!他にどうやったらこの状況を打開できるのか!?」

    リコ「・・・!!」

    イアン「人間性を保ったまま人を死なせず巨人の圧倒的な力に勝つにはどうすればいい!?」

    リコ「巨人に勝つ方法なんて私が知ってる筈がない・・・」

    と言う事にたいしてイアンは命を捨ててでもエレンを援護、それだけをしろ、そう言った

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ミカサ「…あの、ありがとうございますイアン班長…」

    イアン「ミカサ…礼にはおよばない、お前が一体何をしでかすかわからないからな肝が冷えたが、当初の作戦通りに自由に動くんだ、その方がお前の力が発揮されるだろ」

    ミカサ「!はい!」

    イアン「恋人を守るためだからな」

    ミカサ「!か、家族です…///それに今はエレナに負けていますので…」

    イアン「エレナってさっきのエレンの妹か?」

    ミカサ「はい」

    イアン「??妹は妹だろ?」

    ミカサ「…エレンは違います、エレンは妹を愛しています」

    イアン「・・・そ、そうなのか」

    ミカサ「…何ですかその顔、確かに妹を愛しているなんて引きますが…(そう私だけを愛せばいい」

    イアン「い、いや愛してるって家族の意味じゃ…、と言うかミカサ、お前口に出てるぞ…」

    ミカサ「!!///」
  91. 91 : : 2016/01/11(月) 18:02:06
    期待
  92. 92 : : 2016/01/11(月) 18:13:11
    スタ、スタ、スタ、スタ

    ミカサ「え・・・?」

    ミカサ「(破損した部分が修復されてない…!?、以前の損傷が原因?エレンへの影響は…!?そもそもエレンが再び元の姿に戻れる保証は…!?、…いや止そう…私が考えた所でわかるわけがない今は私にできることやる…)」

    ドクン、ドクン、ドクン、ドクン

    エレン「…(あれ…俺は…)」

    今、何をしているんだ?

    座っているのか・・・?

    何も見えないな・・・

    今日は何日だ?

    ここは?

    エレン「…ん?」

    エレナ「~!~!」

    エレン「…何だ、家か…(後エレナ可愛い…)」

    エレン「ふぁ~ぁ…眠い…寝よ…」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

    アルミン「はぁはぁ、エレン…何をしているんだ!?」

    エレナ「エレン…(エレン…どうして…)」


    イアン「!マズイぞ!!後ろだ!!」

    ミカサ「!」

    イアン「13m級1体!建物を横断しエレンに向かって接近しています!!」

    ミカサ「ッ!!」

    扉から新たに巨人が入ってきます!!

    ミカサは巨人にアンカーを刺し削いだ

    ミカサ「!!なぜ巨人がこっちにこんなに!?(人間の数は少ないのに!?…まさか!?エレンに引き寄せられてる!?)」

    アルミン「ミカサ!!」

    エレナ「ミカサ!」

    ミカサ「!?アルミン!?エレナ!?」

    アルミン「作戦はどうなった!?」

    アルミン「エレンはどうなっているんだ!?」

    ミカサ「危険だから離れて!!」

    アルミン「!?」

    エレナ「えっ、ど、どう言う事なの!?」

    ミカサ「!その巨人にはエレンの意思がない!反映されてない!私が話しかけても反応がなかった!もう誰がやっても意味がない!」」

    アルミン「!作戦は!?」

    ミカサ「失敗した!!エレンを置いていけないから皆戦ってる!!そしてこのままじゃ!!いぅお人が多くて全滅してしまう!!」

    アルミン「!!」

    エレナ「っ!!そんなっ!!エレン!!起きて!!!エレナだよ!!起きて!!!」

    アルミン「!!?エレナ!?」

    エレナは思いっきりうなじの部分を叩き始めた

    アルミン「!!(そうかうなじから出せばいいのか!!)縦1m横10cm」

    アルミンはそう言いながらブレードを取り出した

    エレナ「エレン!!エレン!!」

    アルミン「エレナそこをどいて!!」

    エレナ「っ!!?アルミン!何してるの!?」

    ミカサ「!?アルミン!?」

    アルミン「僕がエレンをここから出す!!ミカサはここを巨人から守ってくれ!!」

    ミカサ「えっ・・・、何を・・・」

    アルミン「巨人の弱点部分からエレンは出てきた…これは…巨人の本質的な謎と恐らく無関係じゃない」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「!!待って!アルミン!そんな事したら!」

    アルミン「エレナ!時間がないんだ!!真ん中さえ刺さなければ平気だ!!」

    エレナ「っ!!」

    アルミン「そう、真ん中さえ刺さなければ…痛いだけだ!!!!」

    ミカサ「!!?アルミン!!?」

    ブスッ!!

    と次の瞬間

    ボオオオオオオオオ!!!

    ミカサ「っ!!!」

    エレナ「っ!!え、エレン…!!(お願いエレン…!!出てきて!!目を覚まして!!)」

    アルミン「っく!!!」

    ミカサ「!!アルミン!無茶はやめて!!」

    アルミン「ミカサ!!今は自分にできることをやるんだ!!ミカサが行けば助かる命があるだろ!?、エレンは僕とエレナに任せて早く行くんだ!!」

    ミカサ「っ・・・!!!」

    ミカサはそれを聞くと走って行った

    アルミン「!!エレン!!聞こえるか!!?しっかしろ!!ここから出ないと僕ら皆死ぬぞ!?」

    エレン「(…ん…?)」

    アルミン「巨人の体なんかに負けるな!!とにかく早く!!この肉の魂から出てくるんだ!!」

    エレン「(ここから出るだって…?何で…?俺は今眠いんだ…」

    アルミン「っ!!お母さんの仇はどうした!?巨人を駆逐してやるんだろ!?お母さんを殺した奴憎いんだろ!?」

    ガンガンガンガン!!

    エレン「・・・?何言ってんだアルミン?母さんならここに居るぞ?」

    アルミン「エレンエレン!!」

    アルミン「起きてくれよエレン!?ここにいるんだろ!?エレン!?」

    エレナ「・・・っ(エレン…っ、出てよ…)」

    エレナはこんなに呼んでも無反応なエレンに唖然としていた、もうダメなんだと

  93. 93 : : 2016/01/11(月) 18:13:32
    アルミン「このままここにいたら巨人に殺される!!ここで終わってしまう!!」

    エレン「・・・だから何言ってるかわからねえよアルミン…何で外に出なきゃいけないんだ…」

    エレン「そうだよどうして外なんかに調査兵団になんかに…」

    アルミン「ハァハァハァハァエレン…(どうしよ…もう…打つ手が…)」

    そう思っていた時に

    エレナ「エレン!!起きてよぉ!!ねぇ!!エレン!!」

    アルミン「!!エレナ…」

    エレナ「これからもずっと一緒に居ようって言ったじゃん!!私の事守ってくれるって言ったじゃん!!エレン!!忘れたの!?私との約束忘れたの!?」

    アルミン「(や、約束、してたの…?)」

    エレナ「エレン!!お願い起きてよ!!私を一人にしないでよ!!私にとっての本当の家族はエレンだけなの!!一人にしないでよ!!」

    エレン「(…ん?何でエレナが窓の外に・・・?こっちのエレナは…?)」

    エレナ「うっ…ねぇ!!起きてよぉ!!これからもずっと一緒に居ようよぉ!!嫌だよ!!こんな別れ方なんて!?私はもっとずっと一緒にエレンと一緒に居たい!!エレンともっとずっと一緒に話したい!!お願いだよ!エレン!!目覚ましてよぉ…!!」

    エレン「(…!!ずっと一緒に…居る!?…!!そうだ!!俺はずっと一緒にお前と居るって約束したんだ!!そうだ!!エレナを守るって約束したじゃねえか!!)」

    アルミン「・・・エレナ…(…なんか本当に起きそうな予感するよ…もしこれで本当に起きたら僕のさっきまで言ったやつ丸潰れだよ…)」

    エレン「(そうだ…そうだよ!!エレナと約束したんだ!!帰るって!!一緒に居ようって!!)」

    エレン「そうだよ!!エレナ俺と結婚しよう!!」

    ※そんな約束してないです

    黒髪の巨人「!!!!」

    エレナ「っ!!え、エレン!!!やった!!やったぁ!!」

    アルミン「お、起きた!!!(本当に起きたよ…)」

    黒髪の巨人「グオオオオオオオ!!!(よっしゃあ!!エレナと結婚結婚結婚!!)」

    エレンは立ち上がり目の前にある大岩を持ち上げた

    黒髪の巨人「グオオオオオ(エレナ、アルミン、どいてくれ)」

    アルミン「!!エレナ!上行くよ!」

    エレナ「!!うん!エレン!頑張って!」

    黒髪の巨人「!!グオオオオオ!(よし!!早く壁を塞いでエレナの元へ行くぞ!!)」

    と今までのシリアスをすべてぶち壊すかの如くエレナの元へ帰る為にと岩を運ぼうとした

    ズシン、ズシン、ズシン、ズシン

    巨人5体扉から来ます!!

    イアン「一旦下がるぞ!!エレンの状況に応じて判断する!!」

    ズシン、ズシン、ズシン、ズシン

    ミカサ「?・・・!!!」

    イアン「!!!」

    ミカサ「!!エレン・・・」

    後方から巨人多数接近!!

    タッタッタッタ!!

    ミカサ「!!アルミン!!エレナ!!」

    エレナ「やったよ!!ミカサ!!」

    ミカサ「わっ!」

    エレナは嬉しさのあまりミカサに抱き付いた

    アルミン「エレンが勝ったんだ!!今自分の責任を果たそうとして!!(…多分エレナの事も入っているんだろうけど…)」

    アルミン「エレンを扉まで援護すれば!!僕らの勝ちだ!!」

    イアン「!!死守せよ!!」

    イアン「我々の命と引き換えにしてでもエレンを扉まで守れ!!、お前達三人はエレンの元へ向かえ!!」

    ミカサ「!?」

    エレナ「えっ!」

    アルミン「え!?」

    イアン「これは命令だ!!わかったか!?」

    三人「!了解!」

    イアン「!!?ミタビ班…!?何を…!?」

    巨人共が俺らに食いつかないんだ!!食いつかれるまで接近するしかない!!

    こっち向けコラッ!!

    こっち向かねえとそのくせぇケツに刃ぶち込んで殺すぞ!?

    来た!!二体かかった!!

    走れ!!建物まで走れ!!

    アルミン「そんな…!!地上に降りるなんて自殺行為だ!!?馬も建物もないんじゃ戦えない!!」

    イアン「イヤ…もう…あれしかない」

    ドクン、ドクン、ドクン

    見ている者達の心臓の鼓動はかなり早くなっていた

    イアン「ミタビ班に続け!!無理矢理接近してでも目標を俺達に引きつけろ!!」

    どしん、どしん、どしん

    黒髪巨人「(ックソ、体が・・・グチャグチャに潰れそうだ・・・!?ミカサ、アルミン、エレナ!?何してんだ・・・そんな所歩いてたら巨人の餌食に・・・!!!エレナ!!!)」

    皆が気づいていない間にエレナの背後に巨人が来てる事に気づいた、そして

    黒髪巨人「グオオオオオオ!!」

    黒髪巨人は小走りした


  94. 94 : : 2016/01/11(月) 18:46:55
    アルミン「!?え?!」

    ミカサ「!?エレン!!?」

    エレナ「!!?え、エレン!?(な、何でこっちに走ってきて・・・!)」

    とそこでエレナの傍に止まったかと思いきやエレナのすぐ後ろに居た小さな巨人を蹴り飛ばした

    ボコッ!!

    エレナ「!!?(う、後ろに巨人居たの…!?)」

    アルミン「!!いつの間に!!」

    ミカサ「あ、危なかった・・・!!」

    黒髪巨人「グオオオオ!!(よし!!後はこれで防ぐだけだ!!)」

    ズシン、ズシン、ズシン

    イアン「エレナ危なかったな…、っ!!ぐぁ!!」

    エレナ「あぁっ…!!!」

    アルミン「!!イアン班長!?」

    ミカサ「!!」

    イアン「か、構うな!!急げ!!」

    アルミン「っ!!」

    ミカサ「!!エレナ!!」

    エレナ「っ!!ごめんなさい!!」

    イアン「!(こんな状況でも謝るか…、ッフ、良い妹だなエレン…)」

    ブチッブチッ!!

    イアン「  」

    エレナ「っ・・・」

    ミカサ「はぁはぁ!!」

    アルミン「っ・・・(班長…)」

    黒髪の巨人「!!(イアン班長…!!ックソ、そうだエレナの事だけじゃない…外の世界の事もそうだ…!!俺達は皆生まれた時から自由だ…それを拒むものどれだけ強くても関係ない)」

    黒髪の巨人「(炎の水でも氷の大地でも何でもいい、それを見たものはこの世界で一番の自由者だ、そして俺にとっての自由でありまた幸せなのはエレナの笑顔だ…!!戦え!!そのためなら命なんか惜しくない!!どれだけ世界が恐ろしくても関係ない、どれだけ世界が残光でも関係ない!!)」

    巨人「・・・」

    アルミン「!!」

    ミカサ「っ!!」

    エレナ「!!ぁ…ぁ…」

    すぐ傍に居た巨人に気づかれ捕まりそうになるが

    リコ「そこをどけぇぇぇぇ!!!」

    アルミン「!!?」

    ミカサ「!!」

    エレナ「あっ!!」

    リコは巨人の両目を思いっきり削いだ、そしてそこであらわになったているうなじを

    ミカサ「うわぁぁぁぁぁあぁ!!!」

    ザクッ!!

    ミカサが削いだ

    黒髪の巨人「・・・(後、少し!!)」

    アルミン「っ!!い…」

    アルミン「いっけぇぇぇぇ!!エレン!!!」

    黒髪の巨人「(戦え!!!!)」

    それと同時に大岩を思いっきり扉に叩きつけた

    ドオオオオオオオオオン!!!!

    アルミン「!!!」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「!!や、やったぁ!!」

    リコ「・・・っ、皆・・・死んだ甲斐があったな…(イアン…今日、初めて人類が勝ったよ…)」

    黄色の煙弾確認…

    作戦が…

    成功したようです!!

    ピクシス「!!直ちに増援を遅れ!!精鋭班を救出せよ!!」

    リコ「!!残った巨人が壁を登るぞ!!」

    ミカサ「エレンを回収した後離脱します!!」

    アルミン「っ!!熱っ!!」

    エレナ「す、凄い熱っ!!」

    ミカサ「アルミン!エレンは!?」

    アルミン「信じられないくらい高熱だ!!急いで壁をのぼらないと…!!」

    アルミン「クッ!!体の一部が一体化しかけてる!!」

    アルミン「引っ張っても取れない!!」

    リコ「!!切るしかない!!」

    ミカサ「!?ま、待ってください!!」

    エレナ「待って!!」

    と言う前にリコは振り下ろした

    ブチッ!!

    アルミン「うわ!!?」

    エレナ「!!アルミン!エレン!!」

    エレナは急いでアルミンとエレンに駆け寄った

    巨人「・・・」

    巨人2「・・・」

    アルミン「あ・・・」

    エレナ「!!エレン!!起きて!」

    エレナはペチペチと頬を叩いた

    エレン「…んぁ…?」

    エレナ「!!エレン!!」

    アルミン「あっ!!エレン!」

    ミカサ「!!エレンアルミンエレナ!!」

    エレン「・・・!!エレナ!!アルミン!!」

    エレナ「わっ!?」

    アルミン「うっ!!」

    リコ「!!」

    とエレンはエレナとアルミンを後ろに退かした、そして巨人の手がエレンを捕らえようとした時だった

    グシャ!!グシャ!!

    エレン「!!?」

    ズシンッ!!

    アルミン「!?ミカサ!?」

    スタッ

    アルミン「え?」

    ミカサ「あれは・・・!」

    エレナ「!!」

    エレン「自由の・・・翼・・・」

    リヴァイ「・・・オイ…ガキ共…これは…どういう状況、ん?」

    エレナ「!!ッヒ…(怖い…!)」

    エレン「!」

    リヴァイ「??(…何故このガキは俺を睨んだんだ…?)」

    エレンはとっさにエレナを隠すようにエレナの前に座り、睨んだ

    エレン「・・・(今エレナの事エロイ目で見やがった…!!)」

    とエレンは言っているが本当はリヴァイは睨んでいません、ただ見ただけです。理由はエレンとエレナの顔が似ていたからです





  95. 95 : : 2016/01/11(月) 18:58:00
    その後、急遽駆けつけた調査兵団と駐屯兵団工兵部の活躍によりウォール・ローゼは巨人の侵入を阻んだ

    人類が初めて巨人の侵攻を阻止した快挙であったが

    それに歓喜するには失った人々の数があまりも多すぎた

    それからと言うものトロスト区内に閉じ込めた巨人の掃討戦には丸井日が費やされた、その際巨人2体の生け捕りに成功した

    地下牢

    エルヴィン「君が昏睡状態だった三日間に起きた事についてはこのくらいか、エレン何か質問あるか?」

    エレン「…あります」

    エルヴィン「…言ってみな」

    エレン「!エレナはどこですか?」

    エルヴィン「?エレナ?」

    リヴァイ「こいつと似てる女だろ」

    エレン「!!どこですか!?今どこにいますか!?」
  96. 96 : : 2016/01/12(火) 17:32:44
    リヴァイ「あの女なら今お前の恋人だとか騒いでいるミカサとか言ったやつらと一緒にいるぞ」

    エレン「!!そう、ですか…」

    エルヴィン「・・・ほう、君は恋人が居るのか、心配させてるかな?」

    エルヴィンはそう言いながらフフッと笑っている

    エレン「えっ、恋人何て俺に居ませんよ…」

    リヴァイ「・・・なに?じゃああれは何だミカサとやらはお前の事彼氏だとか騒いでたぞ」

    エレン「いや俺誰とも付き合ってない以前の問題でそいつ俺のただの家族なんですか、それに俺あいつの事好きじゃないんですが」

    リヴァイ「ほう、そうなのか」

    エルヴィン「それは悪い事をした、にしても家族同士で恋人なdありえないか普通」

    エレン「え、俺エレナ好きなんですけど」

    エルヴィン「・・・」

    リヴァイ「…変わったやつだな、ん?そう言いえばそのエレナってやつも騒いでたな」

    エレン「!!な、なんて言ってたんですか!!?」

    エレンは勢いよく立ち上がろうとしたが

    ガシャッ!!

    エレン「!!鎖…?」

    エルヴィン「ん、あぁ今君の身柄は憲兵団が受け持っている」

    エレン「そんな事はどうでも良いんですがエレナは何て行ってたんですか!?」

    リヴァイ「…エレンをどこに連れて行くんですか、と怒声をあげながら言ってたな。心配でもしてたんだろ(…少し試すか、こいつがどれだけの価値があるのか)」

    ともし家族に手を出されたらどんな反応をするのかと気になっていた

    エレン「!そ、そうですか(お、俺の事心配してるのか…!?いや、絶対そうだエレナの事だすっげえ心配してるんだろうな…あぁ、早く会いてえよ…)」

    リヴァイ「ちなみにだが」

    エレン「?はい」

    リヴァイ「そいつがあまりにも騒ぐんでな、悪い蹴っちまったよ思いっきり」

    エレン「・・・は?」

    この時リヴァイはエレンの家族愛、と言うよりエレナの事に対してのシスコンっぷりを全く知っていなかったどれだけエレンがエレナの事を愛しているのか

    リヴァイ「?聞こえなかったかグズ野郎、もう一度言う蹴っちエレン「オイ…チビ…」

    リヴァイ「!あ?」

    エレン「テメエ…ナニオレノエレナ二テダシテンダ…!!!!」

    憲兵団「ッヒッ…!!」

    リヴァイ「!!」

    エルヴィン「っ(…なんだこいつ…)」

    エレンはとんでもない化け物の様な目でリヴァイを睨みとてつもない異常な殺気を出しながら立ち上がった、ベットにくくりつけていた鎖は引きちぎれはしないがミシミシと異様な音を立てた、流石のリヴァイとエルヴィンも驚愕した。傍に居た憲兵団の者など腰を抜かしていた

    リヴァイ「そんなにあの女が大事か?お前は」

    エレン「!!当たり前だ!!あいつは俺にとって命よりもかけがえのない大切な存在なんだよ!!!!てめえ!!おい!!チビオヤジ!!テメエ本当に手出してたらいつか絶対コロシテヤルからなぁ!!!!!」

    リヴァイ「・・・てめえ誰に向かってそんな口聞いてんだ(命よりも大切な存在…)」

    エレン「てめえだよチビ、騒ぐから蹴った…?ふざけんなよチビてめえ今ここで俺が巨人になって殺してやろうか?」

    リヴァイ「!そんエルヴィン「おいリヴァイ、そこまでだ」

    リヴァイ「!ッチ」

    エレン「!!おい!!てめえ!!まだ話は!!エルヴィン「悪いな、今の話はすべてリヴァイが作った話なんだ」

    エレン「・・・は?」

    エルヴィン「な、リヴァイ」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    リヴァイ「あぁ、お前がどれくらい家族を大切にしているのかということを聞きたくてな、悪いな」

  97. 97 : : 2016/01/12(火) 17:32:48
    エレン「!!そ、そうなんですか。ははは…訓練兵になってからエレナの事に関して何かされたり言われたりしてしまうとすぐキレてしまうんですよね少しなんですけど…(ここを出てからエレナに聞いてもし本当に蹴られてたらこのチビ殺すか…、いやリヴァイ兵長だ、無理だな)」

    エルヴィン「・・・そうか、悪い事をしたな(…この子、過去に何があったんだ…?)」

    リヴァイ「悪いな(…あれで少しとかこいつ嘘だろ?凄い殺気ムンムンだったぞ…それにこの笑顔はなんだ…ッチ、化け物め…)」

    と二人は流石にドン引きしていた

    エレン「!あ、ところで俺と一緒に居た訓練兵の奴らは今どうしてるんですか!?」

    エルヴィン「あぁ、その事なら今話しを聞いている、あの三人以外にも君の過去を知る者すべてにね」

    エルヴィン「あとこれから我々がすることはあまり今までと変わらないな」

    エレン「!あっ、その鍵は・・・」

    エルヴィン「あぁ、君の持ち物だ、後で返すよ。君の生家シガンシナ区にあるイェーガー医師の家の地下室そこに巨人の謎がある、そうだね?」

    エレン「はい…おそらく…父がそう言っていました」

    リヴァイ「お前は記憶喪失で親父は行方知れずか…随分と都合のいい話だな…」

    エルヴィン「リヴァイ…彼が嘘をつく理由はないとの結論に至った筈だ」

    エルヴィン「まだわからないことだらけだが…今すべきことは君の意思を聞くことだと思う」

    エレン「!俺の意思ですか?」

    エルヴィン「君の生家を調べるためにはシガンシナ区ウォール・マリアの奪還が必要となる。破壊されたあの扉を速やかに塞ぐには飛躍的手段…君の「巨人の力」が必要となる。やはり我々の命運を左右するのは巨人だ「超大型巨人」も「鎧の巨人」もおそらくは君と同じ原理だろう…」

    エルヴィン「君の意思が「鍵だ」この絶望から人類を救い出す「鍵は」なんだ」

    リヴァイ「おい…さっさと答えろグズ野郎お前がしたい事はなんだ?(…あまり聞きたくないんだが)」

    そう言った次の瞬間

    エレン「調査兵団に入ってとにかく巨人をぶっ殺し、エレナに寄りつく者をすべて排除したいと思っています…!!!!」

    リヴァイ「…ほう、悪くない(…何故エレナ?)」

    エルヴィン「…一つ目の事には特にはないが二つ目の事はなんだ??寄り付く者すべてとは」

    エレン「!エレナに近づく男はすべて俺が排除したいと思っています人間であろうと巨人であろうと皆エレナに近づく男は排除したいと思っています…!!」

    エルヴィン「…排除するとは殺すと言う事か?」

    エレン「…いえ、排除するとはもう二度とエレナに近づけないようにトラウマを埋め付けるんですよ…」

    エルヴィン「…そうかなら良い人間を殺されてはこちらも色々と面倒なんでな」

    リヴァイ「…ところでだがお前」

    エレン「?何ですか?」

    リヴァイ「…何故そこまで自分の妹に密着する??はっきり言ってお前は異常だぞ」

    エレン「…確かに異常なシスコンかもしれませんが俺にとってはエレナは一番この世で大切なんです(エレナ早く会いてぇ…)」

    リヴァイ「…そうか」

    エレン「!はい!」

    コト、コト、コト

    リヴァイ「エルヴィン、こいつの世話は俺が責任を持つ、上にはそう言っておけ…、俺はコイツを信用したわけじゃないコイツが裏切ったり暴れたりすればすぐに俺が殺す、上も文句は言えんハズだ、俺以外に適役がいないからな…認めてやるよお前の調査兵んだ入団を・・・
  98. 98 : : 2016/01/12(火) 18:36:46
    エレン「!!はい!(よし!!これでやっと巨人を殺せる!!ははは!やっとだ、やっと!!エレナ!!)」

    コト、コト、コト

    リヴァイ「おい、エルヴィン」

    エルヴィン「ん、なんだ?」

    リヴァイ「あいつには気を付けろ」

    エルヴィン「?なんだ、どうした?お前らしくもない」

    リヴァイ「…あいつをあまり甘く見ない方が良い、あいつの化け物っぷりは異常だ、あれはシスコン何て生ぬるいもんじゃねえ」

    エルヴィン「・・・そうか、お前がそこまで言うとはな(…確かにあの子のあの目は異常だ…)」

    リヴァイ「あのガキ、中に何か飼ってるぞ」

    エルヴィン「?は?」

    リヴァイ「…いや、気にするな」

    エルヴィン「・・・」

    と話していた、あれから数日経った日だった

    壁の中央は5年前のように混乱していた、その内容は黒髪の巨人こと、エレンが岩でトロスト区を塞いだことが新聞になりそこら中に回っていた、これに対し嘘だ、インチキだと皆は思っていた


    エレン「・・・はぁはぁ…(気分悪りぃ…)すいません、便所に」

    見張り「さっき行ったばかりだ」

    エレン「・・・水をください」

    見張り2「おい、立場をわきまえろ…変態シスコン化け物め…」

    エレン「・・・(シスコンか…確かにそれは間違いじゃない、でも…変態は違うだろ…ただ好きなだけだエレナが…化け物…確かにそうかもな…)」

    エレン「(ここまで拘束するほど怖いのか…オレが…)」

    見張り「おい2あまり刺激すんなよシスコンが暴れるぞ…」

    見張り2「!あ、あぁ悪い…」

    エレン「(まぁ無理もないか…俺にも訳がわからないんだから、殺されていないだけマシなのかもしれない…そういえば…あつらは…一切俺を怖がったりしなかったな)」

    エレン「(今・・・何してる…他のやつらはどうなった…こうなった俺を見てどう思うんだろうか)」

    エレン「(あれから何日経った…?外はどうなっているんだ…?ぁ、それよりエレナはどうなってるんだ…!!エレナは…ックソ、心配だ…まさか一生このままなんて…)」

    コト、コト、コト、コト

    エレン「!!」

    ハンジ「ごめんね?エレン待たせてしまって、でもやっとここから出られそうなんだ」

    エレン「っ!!(や、やった!!)」

    見張り「!ふぅ、やっとシスコンが消える…」

    見張り2「あぁ、だn!!」

    エレン「・・・」

    見張り「「・・・」」

    エレンは見張りを睨んだ

    コト、コト、コト、コト

    ハンジ「私は調査兵団で分隊長をやってるハンジ・ゾエ、そっちの彼は」

    エレン「あ、あの…!!(気持ち悪いんだよこいつ…エレナ助けてぇ…)」

    ハンジ「…彼も同じ分隊長のミケ・ザカリアス、そうやって初対面の人の匂いを嗅いでは」

    ミケ「・・・」

    エレン「!?(なんだこいつ…)」

    ミケ「ッフ」

    ハンジ「鼻で笑うクセがある、多分不快意味はないと思うねまぁこんなのでも分隊長を務めるほどの実力者であるんだ」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ハンジ「あ!」

    エレン「?」

    ハンジ「ごめん無駄話しすぎた、もう着いちゃったけど、大丈夫!、むしろ説明なんか無い方がいい」

    エレン「え?」

    ハンジ「エレンが思っていることをそのまま言えば良いよ」

    ハンジは冷や汗を掻きながら言っている

    ハンジ「私の勝手だけど私達は…君は盲信するしかないんだ…」

    エレン「・・・っ」

    ガチャア

    エレン「・・・(審議所!?、俺は審議所の地下牢にずっといたのか・・・)」

    ???「そのままゆっくり進め」

    エレン「!・・・」

    ハンジ「(頑張って!)」

    エレン「・・・」

    スタ、スタ、スタ、スタ



  99. 99 : : 2016/01/12(火) 18:36:51
    ???「そこにひざまづけ」

    ガチャン!

    エレン「・・・」

    チラッ

    憲兵団のトップ…ピクシス指令に…エルヴィン団長…リヴァイ兵長・・・ん!?

    エレン「!!(エレナ!!)」

    エレナ「!!(エレン!!)」

    アルミン「・・・(エレン…)」

    ミカサ「・・・」

    ガタッ

    ダリス「さぁ、始めようか」

    エレン「!(あの人は確か…3つの兵団のトップ…ダリス・ザックレー総統)」

    ダリス「エレン・イェーガー君だね?君は公のために居落ちを捧げると誓った兵士である…違わないかい?」

    エレン「!はい…(そういえばこれは一体何を裁くんだ?)」

    だリス「君の生死も…今一度改めてさせていただく…異論はあるかね?」

    エレン「…ありません!」

    ダリス「察しが良くて助かるなこの事態は異例を極め相反する感情論がこの壁の中ひしめておる、ある者は君を破滅に導く悪魔と呼び、またある者は希望へと導く救世主と呼ぶ」

    ダリス「やはり民衆に君の存在を隠す事は不可能だった、君の存在をいずれかの形で公表せねば巨人とは別の脅威が発生しかねない」

    ダリス「今回決めるのは君の動向をどちらの兵団に委ねるかだその兵団しだいで君の処遇も決定する、憲兵団か調査兵団か」

    ダリス「では憲兵団より案を聞かせてくれ」

    と言ったそれに対しナイル・ドークはエレンの体を隅から隅まで調べ上げた後速やかに処分すべき、そう言った

    次は宗教のやつらだった神の英知である壁を欺き侵入した害虫だと意味のよくわからない事を言った

    次は調査兵団、調査兵団はエレンを正式に調査兵に入団させ巨人の力を利用しウォールマリアを奪還すると言った

    また次は保守派、保守派は壊される扉を頑丈に作れば良い、そう言ったが

    リヴァイ「よく喋るな豚野郎…扉を埋め固めてる間に巨人が待ってくれる保証がどこにある?、てめぇらの我々ってのはてめぇらが肥えるために守ってる友達の話だろ?土地が足りずに食うのに困ってる人間はてめぇら豚共の視界に入らねえと?」

    と色々と自分の利益が一番心配なやつらにエレンは不思議に思ったこっちは命を懸ける、そう言っているのに信じないやつらに

    また次にダリスはエレンに巨人の力を行使できるのか?と問いた、それに対してエレンははい、そう答えたが

    ダリス「ほう・・・!今回の奪還作戦の報告書にはこう書いてある巨人化の直後ミカさ・アッカーマンをめがけて三度拳を振りぬいたと」

    エレン「!!?」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「っ・・・」

    エレナ「!!(エレン…覚えてない…?)」

    アルミン「(やっぱり制御できなかった時の事覚えてないんだ…)」

    ミカサ「ッチ…」

    リコ「(報告書にウソを書けってのか?この事実を隠す事は人類の為にならないんだよ…)」

    ダリス「ミカサ・アッカーマンは?」

    ミカサ「!はい、私です」

    ダリス「君がミカサか、エレンが襲いかかったのは事実か?」

    ミカサ「っ・・・」

    リコ「ごまかさずに答えないとエレンの為にならないぞ」

    ミカサ「っ・・・はい、事実です・・・」

    エレナ「!!(っ・・・)」

    おぉ、なんということだ・・・

    エレン「(おれが・・・ミカさを殺そうとした?おれがか!?)」

    ミカサ「・・・しかし」

    エレン「!」

    ミカサ「それ以前に私は二度巨人化したエレンに命を救われています、一度目はまさに私が巨人に殺される寸前に巨人に立ちはだかり私を守ってくれました、二度目は私とアルミンを榴弾から守ってくれました」

    ミカサ「これらの事実も考慮していきたいと思います」

    とそれから色々と議論になった。


    ???「あつもだ!人間かどうか怪しいぞ!」

    ???はミカサにめがけて指さした

    エレナ「!!(ミカサ・・・!)」

    そうだ!

    念の為解剖でもした方が

    エレン「!!違う!!、あ、いや違います…俺は化け物かもしれませんがミカサは無関係です・・・、それにそうやって自分に都合のいい憶測ばかりで話を進めたって現実と乖離するだけでろくなことにならない(あ、まずい?)大体あなた方は巨人を見た事もないくせに何がそんなに怖いんですか?(これ以上は・・・、いや言ってやる!!思ってること全部!!)」
  100. 100 : : 2016/01/12(火) 18:56:34
    エレン「力を持ってる人が戦わなくてどうするんですか生きるために戦うのが怖いって言うなら力を貸してくださいよ(この腰抜け共が・・・)この腰抜け共が…」

    エレナ「!!(エレンそれは!!)」

    ガチャ!!!

    エレン「いいからだまって俺に全部投資しろ!!」

    ひ・・・

    エレン「(あ・・・)」

    構えろ!

    はっ!

    エレン「(やっちまった、まずい・・・)」

    と思っていたつぎの瞬間だった

    リヴァイ「っ!!」

    ボコッ!!!!!!!!

    カッ!!

    エレン「(・・・?何か飛んだ?あれ、はオレの歯?)」

    エレナ「っ!!!ゃ、やめて!!!!」

    アルミン「!!?ちょ!!?」

    ミカサ「!!?」

    リヴァイ「!?(なっ・・・!)」

    エレナはエレンが蹴られた事に驚きエレンの元へ走ってしまった

    タッタッタ!!

    !!ヤツを取り押さえろ!!

    !!!っは、っは!!

    そう言うと憲兵団の者二人がエレナの元へ走ってくるとエレナを取り押さえた

    エレン「!!!!!」

    エレナ「ぅぁ!」

    憲兵団「おい!!じっとしろ!!」

    憲兵団「動くな!!」

    ミカサ「!!ガシッ!アルミン「ミカサだめだって!!」

    ミカサ「ッチ…」

    リヴァイ「!!おい!今すぐそいつを離sエレン「オイ!!!テメエ!!!!!!」

    皆「!!」

    エレン「今すぐにエレナから手、離せ!!!!殺すぞ!!!!」

    ギロッ!!

    憲兵団「!!お、おい!!」」

    憲兵団「わ、わかってるって!!!!」

    そう言いながら憲兵団二人は尻もちつきながら離した

    アルミン「っ!!(なっ・・・)」

    ミカサ「っ・・・(…怖い…)」

    エレナ「うぅ…」

    エレン「今すぐ戻れ憲兵…!!!!」

    憲兵「「!!」」

    二人はそそくさと戻って行った

    エレン「はぁはぁ…エレナ、怪我ねぇか?」

    エレナ「!!そ、そうだけどエレnエレン「俺は大丈夫だ…、戻ってな…」

    エレナ「で、でmアルミン「戻るよ!」

    エレナ「えっ、あ、アル(エレン…)」

    リヴァイ「・・・ッチ、フンッ!!」

    ボコッ!!ボコッ!!

    エレナ「っ!!」

    エレナは見ていられないと思い後ろを向いた

    アルミン「・・・」

    ミカサ「フゥ~…フゥ~…」

    アルミン「・・・(…さっきのエレンの目…あれは何だ…?)」

    とそれからエレンはボコボコにされ、何とかリヴァイが説得をし無事終わり部屋で手当てをした





  101. 101 : : 2016/01/13(水) 00:02:04
    誰かコメントくれると嬉しいです

    お願いします!
  102. 102 : : 2016/01/13(水) 13:07:55
    見てるよー

    完結するまで見てるよー
  103. 103 : : 2016/01/13(水) 17:43:15
    とエレンの手当てをする前に

    ダリス「エレン・イェーガーは調査兵団に託す、しかし、次の成果次第では再びここに戻る事になる」

    リヴァイ「あぁ、わかった。おいハンジ」

    ハンジ「!!な、なに?リヴァイ」

    リヴァイ「こいつを連れて行くぞ」

    ハンジ「!!わ、わかった!えっと憲兵!」

    憲兵「「!は、っは!」」

    そう言い憲兵はエレンの手錠を外した

    リヴァイ「よし、おい立てガキ」

    エレン「っ・・・」

    そう言われエレンは立った


    ミカサ「私は今すぐにでもあのチビを殴りたい…」

    アルミン「ちょ、だめだって!ミカサ!」

    エレナ「っ・・・(エレン…)」

    とエレンを見て心配していたところで

    リヴァイ「おい、そこの女」

    な、なんだ?

    誰に言ってんだ?

    リヴァイ「そこの女だ、こいつとよく似た顔の女だ、さっき出てきただろ」

    エレナ「!!は、はい!」

    アルミン「!エレナ!?」

    ミカサ「あの男次はエレナに…!!」

    アルミン「!だからだめだって!」

    ミカサが行こうとするのを止めた

    リヴァイ「お前付いて来い」

    エレナ「!は、はい!(や、やった!これでエレンと話せる!)」

    エレナはそう言われリヴァイの元へ

    タッタッタッタッタ

    リヴァイ「お前、こいつ運べ」

    エレナ「!あ、はい!、エレン大丈夫…?」

    エレン「…あぁ、クラクラするが…」

    一応念の為小言で呼びかけた

    エレナ「ちょっと待ってね…んしょっと」

    エレナはエレンを担いた

    エレン「…悪いエレナ」

    エレナ「!ううん大丈夫だよ…(…酷いよ…ここまでしなくたって…っ)」

    と言うほどエレンの顔は酷い状態になっていた顔面血まみれで口を切り頬も痣まみれ

    リヴァイ「よし、行くぞ」

    ミカサ「!!ちょ、ちょっと待ってください!」

    リヴァイ「あ?」

    アルミン「ちょミカサ!」

    ミカサ「家族である私も連れて行くべきkリヴァイ「俺はこの女だけに用があると行ったんだお前は言ってないぞ」

    ミカサ「・・・ッチ(エレナだけ…ずるい)」

    アルミン「み、ミカサ…(はぁ、人類最強の男に何て口をきいてるんだ…)」

    リヴァイ「じゃあ行くぞ」

    そう言い調査兵団は部屋へ向かった

    ーーーーー
    ーーーーーーーーーーーー

    ドサッ

    エレン「っ・・・」

    エレナ「!ご、ごめんエレン痛かった…?」

    エレン「…いや大丈夫だ(あぁ…やっとエレナとまともに話せた…)」

    ハンジ「えっとエレナだっけ?」

    エレナ「!は、はい」

    ハンジ「これ、エレンの傷口に」

    エレナ「は、はい」

    エレナはハンジから濡れタオルを受け取り

    エレナ「え、エレンしみるけど…」

    エレン「!あ、あぁ…///(顔ちけぇ…抱きしめたい!)」

    エレナはエレンの顔にタオルをつけ血を拭きとった

    エレナ「…これで大体は血、取れたけど、痛くない?エレン」

    エレン「!あ、あぁさっきよりだいぶましになった、ありがとうなエレナ(あぶねぇ…後少しで抱きしめてるところだった…)」

    エレナ「んっ、うん!(良かった!大丈夫だ!)

    と仲良さげに話しているところに

    エルヴィン「良い雰囲気の所悪いんだが、先程はすまなかったな」

    エレン「!あ、はい///(い、良い雰囲気だったのか…悪くない!)」

    エレナ「!(調査兵団団長…)」

    エルヴィン「しかし君の偽りのない本心を相当や有力者に伝えられることができた」

    エレン「…はい」

    エルヴィン「効果的なタイミングで用意したカードっを切れたのもその痛みの甲斐があってものだ」



  104. 104 : : 2016/01/13(水) 17:43:58
    エレン「・・・」

    エレナ「っ・・・(…痛みの甲斐があるって言ってもあれはやりすぎだよ…」

    エレン「!エレナ…(…すっげえ嬉しい…感動した…)」

    エレナ「!!あ、い、いえ!す、すみません!!(あぁ…!口に出てたよぉ…!)」

    エルヴィン「いやそれに関しては私も流石にやりすぎた、そう思う。だから君に敬意を…」

    ッス

    エルヴィン「エレン、これからもよろしくな」

    エレン「!あ、はい。よろしくお願いします」

    とそこへ

    ドサッ

    リヴァイ「なぁ、エレン」

    エレン「っ!」

    エレナ「!!(や、やばぃ!)」

    エレナは先程の失態でエレンがやられてしまうと何故かそう思い

    ギュッ!

    エレン「え?」

    エレナ「お、お兄ちゃんにもう酷い事しないでください!」

    エレナは胸に押し付けるようにエレンを抱きしめた

    エレン「!!!!(っむ、胸!!///)」

    リヴァイ「?何の事だ…?」

    ハンジ「仕方ないよリヴァイ、さっきあんな妹さんの目の前でボコボコにしたんだから…」

    リヴァイ「…そうか、悪いなエレン」

    エレン「・・・///」

    リヴァイ「…?おい聞いてんのか?エレン」

    エレン「っ!!は、はい!」

    リヴァイ「…その鼻血に関しては俺のせいじゃねえぞ」

    エレン「っ!!(ぁ、やべ)」

    エレナ「!ご、ごめんエレン!怪我してるのに顔押さえつけちゃって!」

    エレン「いや、問題ないぞエレナ」

    エレナ「!う、うん本当ごめんねエレン痛かったでしょ?」

    エレン「いや全く、逆にもっとやってほしかった…」

    エレナ「!こ、こう?」

    エレン「!あ、あぁ///」

    エレナはそう言いながらまたエレンを抱きしめた

    リヴァイ「…おいハンジ」

    ハンジ「…うん、怪我を良いことにやってるね…」

    リヴァハン「「(この変態シスコンが…)」」

    エレナ「ど、どう?エレン何かよくなった?」

    エレン「!あぁ心に落ち着きが出てきた…(胸柔らかい…)」

    エレナ「!そ、そっか良かった!」

    エレン「!あぁありがとうな」

    ギュ

    エレナ「んっ、えへへ///(やっぱりエレンは暖かいな…)」

    エレン「(可愛い…そして良い匂い…)」

    リヴァイ「…おいエレン」

    エレン「!は、はい(忘れてた…)」

    リヴァイ「俺を憎んでいるか?」

    エレン「!い、いえ必要な演出として理解しています…あ、そう言えばエレナ」

    エレナ「!ん?」

    エレン「お前この人に何かされたか?」

    リヴァイ「!」

    エレナ「?ううん、何もされてないよ?どうしたの?」

    エレン「!そっか、それなら良いんだが(…もし本当に手出してたら巨人化してる所だった…)」

    リヴァイ「(こいつこの前の事根に持ってんのか…)」

    エレナ「??何かあったの…?」

    エレン「!いや何でもない、心配かけて悪かったな」

    エレナ「!ううん、エレンが無事に帰ってきて良かったよ!」

    エレン「あぁ、俺もエレナに何もなくて良かったよ俺ずっと地下牢に居たからお前の事全然わかならなかったし」

    エレナ「!そうだったんだ」

    エレン「あぁ」

    と話してるところに

    エルヴィン「そう言えばエレンの妹、エレナと言ったかな?」

    エレナ「!は、はい」

    エルヴィン「君の志願予定である兵団はどこなんだ?」

    エレナ「!それはエレン「この前は俺が勝手に言っちまったけど変えても良いんだぞ?エレナ」

    エレナ「!ううん、変えないよエレン。私もエレンと居たいから調査兵団にするよ」

    リヴァイ「!」

    エルヴィン「…ほう、そうなのか。だが調査兵団は死ぬ確率が高いぞ?それでも?」

    エレナ「!っ…はい!た、確かに死ぬのは嫌ですけど、でも!エレンと一緒に居たいので…その…(…だめだ、エレンみたいに入団の意思がちゃんとしてないよぉ…)」

    エレン「ちゃんと兄としてお前の事守るよ絶対に」

    エレナ「!エレン…」

    エルヴィン「…そうか、ならエレナ、君の調査兵団への入団を許可しよう」

    エレナ「!は、はい!」

    エレン「良かったな、エレナ」

    リヴァイ「!?そんな簡単に良いのか?エルヴィン」

    エルヴィン「あぁ、今は調査兵に入団しているのが少ないからな、できるだけほしいんだ」

    とエレンとエレナは調査兵団に入団した

    ハンジ「君達そんな話してるけどちょっとエレンいいかな?」

    エレン「!あ、は、はいエレナちょっとどいてくれ」

    エレナ「!あ、うん」

    エレナはそう言い離れた

    ハンジ「いやぁさっきは本当ごめんねエレン、リヴァイ君強く蹴りすぎだよさっき見たけどエレン歯取れちゃってたよ?」

  105. 105 : : 2016/01/13(水) 18:56:20
    エレン「…あぁ、さっきの」

    エレナ「!え、だ、大丈夫なんですか!?」

    ハンジ「ちょっと待ってね…っえ」

    リヴァイ「…どうした?」

    ハンジ「…歯が生えてる」

    エレン「えっ…」

    エレナ「!」

    と話していた、それからは少しの間休憩と言うことでリヴァイ達は出て行った、だから今はエレンとエレナの二人きりの時間、とても久しぶりに感じた。

    ハンジ「じゃあ二人は休憩しててね~」

    ガチャ

    エレン「あ、はいわかりました」

    エレナ「は、はい!」

    エレン「(・・・よっしゃぁ!)エレナ」

    エレナ「ん?なnギュウ!!

    エレナ「!エレン?」

    エレン「…久しぶりだな二人っきりなの」

    エレナ「!うん、そうだね凄く久しぶりに感じるよ」

    エレン「あぁ(!これ…)」

    ッス

    エレナ「!え、エレン??」

    エレンはエレナの首元のロケットペンダントを見た

    エレン「お前、これ預かっててくれたのか?」

    エレナ「!うん、だってエレン凄く大切にしてた顔してたから」

    エレン「…そっか!ありがとうなエレナ(流石エレナ良い子すぎる)」

    チュッ

    エレナ「んっ、エレンキスは好きな人にやりなよ、前にも言ったけど…」

    キスとは言っても頬です

    エレン「えぇ…俺に好きなやつなんて居ねえよ…(俺はエレナだけで十分)」

    エレナ「じゃあ私にキスするのやめなよ、皆に誤解されちゃうし」

    エレン「!そ、そんなにい、嫌だったか…?(あ、あれおかしいな何か目が熱い…)」

    ポロポロ

    エレナ「!そ、そんな事ないよ!?も、勿論嬉しいよ!?」

    エレン「!そ、そうか!?」

    エレナ「!う、うんで、でもあまりしてほしくない、かな」

    エレン「!?(…明日死のうかな)」

    エレナ「恥ずかしいし///」

    エレン「っ!!///そ、そっか!ご、ごめんな?///(やっぱりエレナは天使だな)」

    エレナ「!ううん、大丈夫だよだからあまり人前ではしないでね?今みたいに私とエレンの二人きりだったらいいけど」

    エレン「!!そ、そっかわかった!(そんな事言われたらしたくなる…、いやでも口はもっと仲良くなってから…!)」

    エレナ「?エレン?」

    エレン「!いや何でもない(…あぁ~やばいエレナ可愛すぎる…)」

    エレンは今すぐにでもキスをしたい衝動に駆られるがそれはダメだと頭を抱え込んだ

    エレナ「!え、エレン大丈夫?」

    エレン「!ちょ、ちょっと胸貸してくれ」


















  106. 106 : : 2016/01/13(水) 18:56:25
    エレナ「えっ、ど、どういうギュウ

    エレン「…悪い、ちょっと今混乱してる」

    エレナ「!うん、わかったいいよ(…お母さんのこと思い出したのかな…?)」

    エレン「・・・(…思ったんだが胸に抱き付いたらもっと興奮するんじゃ…?)」

    と互いに全く違うことを考えていた

    エレナ「!あ、エレンこれ、返すね」

    エレン「んっ!あぁありがとうな持っててくれて」

    エレナ「ううん、エレンの大事な物なんだしなくさないよ」

    エレン「そっか、・・・ところでエレナ」

    エレナ「?ん?」

    エレン「お前この中身見たか?」

    エレナ「!あ、うんごめんね?エレン勝手に見ちゃった」

    エレン「!!そ、そうか。いや良いんだ///」

    エレナ「?うん!」

    エレン「(恥ずかしい…///でも嫌がってなさそうだし別に平気か…?まぁ平気だよな)」

    と話していた時に

    ガチャ

    ハンジ「ごめんエレン、エレナちょっとエルヴィンが呼んでるんだ、ってあれ、お邪魔だった?」

    エレナ「!い、いえ平気です(びっくりしたぁ…)」

    エレン「大丈夫です…(あぁ…エレナとの二人の大切な時間
    が…)」

    エレナに抱き付いていたエレンを見てそう言った

    ハンジ「!え、エレン顔大丈夫?怖いよ?」

    エレン「!あ、は、はい」

    エレナ「!あ、エレン怪我」

    とエレンとエレナはエルヴィンの元へ向かった

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「だ、団長用とは…」

    エレナ「・・・(緊張する…)」

    エルヴィン「ん、来たか早速悪いんだが説明をさせてもらうぞ」

    エルヴィンはそう言い説明をした、それは明日朝早く旧調査兵団本部に行くということだったどうやらエレンを隠しておくらしい

    エルヴィン「ではこれだけだ、今日はゆっくり休むと良い」

    エレン「あ、は、はい」

    エレナ「わ、わかりました!」

    そう言いエレンとエレナはエルヴィンの元を去った

    スタ、スタ、スタ、スタ、スタ

    エレナ「け、結構いきなり本格的になってきたね…」

    エレン「!あぁ、そうだな、本当いきなりだよな」

    エレナ「…大丈夫かな」

    エレン「…大丈夫だエレナ」

    ッス

    ナデナデ

    エレナ「んっ、え?」

    エレン「ちゃんと俺が守ってやるから心配すんな」

    エレナ「!うん…ごめんねエレン、私ただエレンと居たくて調査兵団に入って…」

    エレン「!気にすんなよエレナ、俺だってお前と一緒に居れて嬉しいしそれにお前が他の兵団に行かなくてよかった」

    エレナ「え?な、なんで?」

    エレン「今回のことで多分お前が他の兵団に入ってたら迷惑かけてただろうし絶対お前に危害をくわえてくるヤツが居るだろ?だからお前が俺の所に来てくれてすっげえ俺は嬉しいよ」

    エレンはそう言い手を握った

    エレナ「!そっか嬉しいよエレン私も皆なんかよりずっと劣るけど頑張ってエレンのこと守るね!」

    エレン「!あぁ、ありがとうな、それとお前は劣っってなんかねえよ(俺のために頑張ってくれるエレナまじ女神)」

    エレナ「!…うん!(お兄ちゃんありがとう)」

    この時エレナは心配だった他の皆より劣っている自分がエレンの助けになれるのだろうか、とただ一緒に居たくて調査兵団に入った自分をエレンはどう思っているのか、それが心配だった、でも思っていたことと違って嬉しかった、エレナはそう思った
  107. 107 : : 2016/01/13(水) 18:57:01
    寝ぼけながらやっていたせいで何書いてるかわかりませんね…ちゃんと文章になっていたか心配です…
  108. 108 : : 2016/01/13(水) 19:54:01
    ちゃんと書けてますよ!
    ほんと面白い!
    期待です
  109. 109 : : 2016/01/13(水) 20:00:10
    オリキャラ最高!
  110. 110 : : 2016/01/14(木) 13:40:42
    とても良いですね
  111. 111 : : 2016/01/14(木) 18:26:09
    スタ、スタ、スタ、スタ

    ガチャ

    ドサッ

    エレン「ふぅ、疲れたな…」

    エレナ「うん、そうだね、特にエレンは疲れてるから寝ていいよ?」

    エレン「…ん、じゃあ寝るな」

    エレナ「うん」

    エレンはそう言うとソファに寝転び寝ようとした所で

    エレン「(…ん?ちょっと待てよ、今ここには俺とエレナしか居ないんだよな…)」

    チラッ

    エレナ「?ん?」

    エレン「(疑問に感じてるエレナも可愛いな…)なぁエレナ」

    エレナ「?なに?」

    エレン「ちょっと悪いんだが膝枕してくれないか?このソファ硬くてよ…」

    エレナ「!うん、そうだねいいよ?」

    エレン「(来たァァァァ)そ、そうか悪いなじゃあちょっとここに座ってくれないか?」

    エレナ「うん」

    エレナはそう言うとエレンの横に座った

    エレナ「んしょっと、えっと、じゃあいいよ?」

    エレン「!あぁ、ありがとうな」

    エレナ「うん」

    エレンはそう言うとエレナの太もも?の上に頭を置いた

    フ二ッ

    エレン「(!や、柔らけぇ…!)へ、平気か?」

    エレナ「う、うんちょっと恥ずかしいけど特には///」

    エレナはそう言いながらニコッと笑った

    エレン「(下から見たエレナの笑顔もまた可愛いな…しかも照れてる…)そっか、なら良かった、んじゃあちょっと寝かせてもらうぞ」

    エレナ「うんわかった」

    そう言いエレンは目を瞑った




    エレン「・・・(と言ったがこんな嬉しい状況で寝れるわけねえだろ)」

    あれから大体5分経ったがエレンは嬉しさのあまり寝ると言うより感触を味わっていた、実に変態極まりない

    と思っていた時に

    ッス

    エレナ「髪柔らかいなぁ…ぁ!さ、触っちゃだめだよね!あっ、く、口に出しちゃった…///」

    エレン「っ(…やべえ一人で話して一人で照れて顔隠してる…すっげえ可愛い…まずい顔がニヤけちまう…)」

    エレナ「お、起きてない、よね…?」

    エレン「・・・(起きてるぞ)」

    エレナ「…ふぅ、良かった起きてない…、でも本当、髪の毛柔らかいなぁ、お母さんに似てる感じ、かな」

    エレナはそう言いながらサワッサワッ、と優しく撫でるように触った

    エレン「・・・///(…気のせいかもしれねえけど何か母さんの触り方と似てるなエレナ、気持ち良いと言うか何というか…)」

    エレナ「あっ、睫毛も長い…!私と同じぐらいかな?…ふふっ、女の子みたい///」

    エレン「・・・(…嬉しいような嬉しくないようなそんな感じだな)」

    エレナ「…っ、い、今なら平気、だよね…」

    エレン「っ!?(な、何が平気なんだ…!?)」

    と思っている内に

    フニッ

    エレン「!?(な、なんだ柔らかい物が!?)」

    エレナ「お兄ちゃんの頬っぺた柔らかくて気持ちいい…///」

    エレン「///(こ、声が耳元付近にあるってことはつまり今頬を付けられてるのか…っ!!今なら平気だよねってことはもしかしてこれ以上にも何かあるんじゃねえか!?例えばキスとかキスとかキスとか!?)」

    エレナ「…ふぅ、え、えっと次は・・・」

    エレン「(きたぁぁぁぁぁ!!)」

    とエレンは勘違いをし目を開けてしまった、そこで

    エレナ「っ!!え、エレン?!///」

    エレン「…えっ(…あ、あれキスじゃないのか…?)」

    エレナ「!ち、違うの!///え、えっと!!い、、今のはぁ!///っ・・・///」

    エレナは頬を離したと同時にエレンが起きていたと誤解し、戸惑いわけのわからない事を言って俯いてしまった

    エレン「(っエレナってこんなに可愛かったのか!?やばい…もっと好きになりそう…あ、あ~、えっと…」

    エレナ「!ほ、本当にごめんねエレン!?そ、その起こすつもりでやったんじゃ…///」

    エレン「い、いや別に良いんだけどよ///(むしろもっと深い何かをやってほしかったわけなんだが…例えばキスとかキスとかキスとか…)」

    エレナ「!お、怒ってないの…?」

    エレン「!あぁ、だって別に兄妹だろ?別に何とも思わねえよ、それにこの前だって俺から普通にやってただろ?」

    エレナ「!う、うんそう、だけど、でもあの時は私に一応許可とか取ってたし…」

    エレン「別にいいよ許可何て取らなくていつでも(寧ろ許可なく人前でもどこでもいいからもっと)」

    エレナ「!う、うんありがとう///で、でも流石にいつでもは無理かな、恥ずかしいし///」


  112. 112 : : 2016/01/14(木) 18:26:15
    エレン「…そっか(…だよな)んじゃまた寝るわ」

    エレナ「!う、うんごめんねエレン起こしちゃって」

    エレン「んっ、平気だよんじゃおやすみ(…この後何かあるかな…)」

    エレナ「!うんおやすみエレン!」

    と思っていたがこの後は特に何もなかった





    ガチャ

    スタ、スタ、スタ

    リヴァイ「入るぞ」

    ハンジ「入るぞって入ってから言ってんじゃんリヴァイ」

    リヴァイ「・・・ん?」

    ハンジ「ん?って、あらら寝てるね」

    あれから数時間後エレナも途中で眠くなり膝枕をしたまんま寝てしまった

    リヴァイ「…はぁ、普通膝枕をするヤツは彼女の間違いじゃないのか?」

    ハンジ「ははは!確かに!でも、まぁエレンにとっての彼女がエレナなんでしょ?多分」

    リヴァイ「…だろうなこいつのシスコンっぷりは真面目に引くほどだからな」

    ハンジ「ははは、確かにエレンはシスコンすぎるよね、っとそれよりもう夕飯だし起こそうか」

    リヴァイ「あぁ、おい、起きろガキ」

    リヴァイはそう言いながらソファを蹴った

    ハンジ「っちょ!リヴァイ起こし方!?」

    エレナ「っん…?」

    リヴァイ「おい起きろ」

    エレナ「…!!は、はい!」

    エレナは驚き急いで立ち上がった、その結果

    ドサッ!

    エレン「ッゴハッ!?」

    エレナ「!!あぁ…!エレン!ごめん!」

    リヴァイ「・・・」

    ハンジ「ップ!あはははは!腹痛いよ!///」

    エレン「…んっ、エレナ?」

    エレナ「!ご、ごめんお兄ちゃん今落としちゃって…、へ、平気?」

    エレン「…ん、あぁ別に何ともないぞ」

    エレナ「!そ、そっかごめんねエレンが乗ってる事忘れてて…」

    エレン「気にすんな(エレナからの蹴り、か…嫌いな奴だったらぶっ飛ばしてる所だったがエレナだったら褒美だな)」

    ナデナデ

    エレナ「んっ、うん///」

    エレン「(それに可愛い、許す)」

    リヴァイ「…おい」

    エレエナ「「!」」

    リヴァイ「飯の時間だ、行くぞ」

    エレン「!あ、はい、行くぞ」

    エレナ「!う、うん」


    リヴァイ「…で、これはなんだ?」

    ハンジ「ははは、何だろうね」

    オルオ「ッチ、新入りのくせにこれはなnブッ!?」

    ぺトラ「食べながら話してたらそうなるに決まってるでしょ…」

    エルド「スゥ~、美味い」

    グンタ「いや、今それどころじゃないだろエルド…」

    と皆が言う原因は

    エレン「ここの料理美味しいなエレナ、あ~ん」

    エレナ「あ、あ~んモグモグ、そうだね!」

    とまさか初対面の人、しかも先輩の目の前でやっているという

    エレン「あ、頬についてるぞ」

    ッス

    エレナ「あっ、ありがとうエレン///」

    エレン「おう!ほら、あ~ん」

    エレナ「!う、うんアムッモグモグ、美味しい!」

    エレン「んっ、モグモグ、だな!」

    ぺトラ「え、えっと兵長この二人って兄妹、なんですよね?」

    リヴァイ「あぁ、正真正銘の兄妹だろ、じゃなきゃこんな顔は似ていない筈だ」

    ハンジ「はははやっぱ皆驚くよね~」

    オルオ「あぁ、俺は今とても驚いている初対面の相手、しかも先輩方の目の前でこんなイチャイチャしてよぉぉxブッ!?」

    エルド「オルオお前噛みすぎだ…、にしてもそうだぞエレン」

    エレン「!あ、はい、なんですか?」

    グンタ「なんですかって…」

    エレナ「!え、エレン!今更すぎるけど失礼だよこんな先輩方の目の前でいきなりこんな普通に食べて!」

    エレン「んっあ、そうか…、すみません!」

    ぺトラ「ううんいいのよ別に(…食べ方については何も言わないんだ…)」

    オルオ「やっとわかったか!ったくこれだから最近の餓鬼は!」

    エルド「おっ、今回は噛まなかったな」

    オルオ「当たり前だ!こんぐらい出来なきゃ兵長の部下なんか務まらねえよ!」

    ハンジ「ははは舌を噛むことは関係ないんじゃないかな…」

    コトッ

    リヴァイ「…まぁ、なんだ」

    皆「!」

    リヴァイ「おまえらに言っておくが、こいつ、エレンは気持ち悪りぃ程のシスコンだ」

    ぺトラ「!き、気持ち悪いってへ、兵長い、いくらなんでも食べさせあってるぐらいでそんな・・・!」

    リヴァイ「いいや、こいつのシスコンは異常だ」

    エレン「えっ、そ、そんな異常じゃないですよ俺はただエレナが愛しくて愛しいだけですよ」

    オルオ「ツブ!!?」

    エルド「!?な、なにすんだ!オルオ!」

    グンダ「ふ、普通何語ともなかったように言いやがった…」

    エレナ「え、エレン恥ずかしいよ!///」

    ぺトラ「え…(今のって恥ずかしいで済むことなの…!?)」

    ハンジ「はははは!面白いわぁ!本当この二人鈍すぎてね!あははははははは!」

    リヴァイ「ッチうるせぇぞハンジ」
  113. 113 : : 2016/01/14(木) 18:57:54
    エレン「あっ、悪いエレナこれ食ってくれ」

    エレナ「えぇ…ブロッコリー何て滅多に食べれないんだからエレン食べなよ」

    エレン「えぇ…俺食べれないんだが…(そしてそのままこの俺のフォークで食べてくれ)」

    エレナ「うっ…そ、それでもエレン食べなきゃだめだよ、せっかくぺトラさんが作ってくれたんだから…」

    エレン「…はぁ、仕方ねえな」

    エレナ「!うん!」

    ぺトラ「い、今までこんな兄妹見たことないわ・・・」

    ハンジ「ははは、そうだろうね」

    オルオ「っけ、ブロッコリーも食べられないガキか、まるでぺトラだな」

    ぺトラ「!?は、はぁ!?」

    エルド「ははは、まぁ微笑ましい兄妹じゃないか」

    グンタ「確かにそうだな!」

    エレン「(んじゃ、やるか)なぁ、エレナ」

    エレナ「モグモグ、ん?なnムグッ!?」

    エレン「(よし!)」

    エレナ「モグモグ、え、エレン酷いよぉ食べるって言ったじゃん…」

    エレン「ん?いや、食べるとは言ってないぞ?」

    エレナ「うっ、う、うん…」

    エレン「(あっ、ちょっとやりすぎたな)あ、あ~ご、ごめんな?エレナやりすぎた」

    エレナ「!うん!、今度からはちゃんと食べてね?エレン」

    エレン「!あぁ!(正直落ち込んでるエレナも可愛いな)」

    ぺトラ「な、なんというか本当に兄妹なのって疑うんだけど…」

    オルオ「…兄妹でして良いことじゃなねえな」

    エルド「ま、まぁ仲の良い兄妹じゃないか!」

    グンタ「兄妹の範囲を超えてる気が…」

    リヴァイ「モグモグ(こいつさりげなく自分のスプーンで食べさせやがったな)」

    リヴァイはエレンの行動を見ていてわかった

    エレン「・・・っゴクッ(エレナの口につっこんだスプーン、いただきます!!)アmリヴァイ「おい」

    エレナ「っ?(び、びっくりしたぁ)」

    エレン「っ!!」

    エレンは自分の方を向いて呼びかけてきた事に気づき驚いた

    ぺトラ「?兵長?」

    オルオ「!おい!ガキてめえ次は何をしたんダディ!?」

    エルド「…噛みすぎだろ…」

    グンタ「…だな」

    エレン「な、なんですか?リヴァイ兵長」

    リヴァイ「・・・お前、スープもなにも注いでないスプーンを何で口に入れようとした?」

    エレン「っ!!(っ!?ば、ばれた!?)」

    ぺトラ「・・・そう言えばそうだね、エレンどうしたの?」

    エレン「っ!い、いや!(ッチ、このチビ…!!)」

    エレナ「モグモグ、っ、ど、どうしたの?エレン、もしかして足りない??足りなかったら私のあげるけdエレン「!い、いや!違げえよ!」

    エレナ「そ、そう…?」

    エレン「あぁ、大丈夫だ、だからお前は食べてろ」

    エレナ「?う、うん」

    リヴァイ「…で、何でお前は何もスープも注いでいないスプーンを口に入れようとした?」

    エレン「さ、さぁ何ででしょうか(さりげなくやるか)」

    ぺトラ「??」

    リヴァイ「おい、何でスプーンを口にもってっている」

    エレン「っ…(な、何なんだよ見すぎだろ、仕方ねえ…)?何言ってるんですか?リヴァイ兵長」

    リヴァイ「?」

    エレン「俺はただスプーンを舐めたくなっただけですよ?」

    リヴァイ「…お前嘘ついてるだろ」

    ハンジ「??さっきからどうしたの?リヴァイ」

    リヴァイ「…いや、なんでもない」

    エレン「??(よし!)」

    リヴァイ「ッチ(この変態シスコンが…)」

    リヴァイが何故ここまで止めたかと言うとただ、何となくというリヴァイにしては珍しい理由で止めていた

    エレン「…よし!」

    エレナ「?どうしたの?」

    エレン「ん?いや、何でもないアムッ(…知ってた事だが何も味しねえな、ただ硬いだけ…)」

    エレナ「モグモグ??」

    エレン「…(…いや、違う味覚を研ぎ澄ませろ…うん、少し何か違う気がする、うん…多分これがエレナの味だな)」

    リヴァイ「・・・(こいつ絶対変な事考えてるな・・・)」

    ハンジ「??(スプーンに何かあるのか??)」

    エレン「うん、ありがとうなエレナ」

    エレナ「へ??」











  114. 114 : : 2016/01/14(木) 19:01:04
    コメントありがとうございます!

    今日はあまり進められませんでしたね(オリジナルの話結構難しい)
  115. 115 : : 2016/01/15(金) 17:41:28
    エレン「いや、やっぱ何でもない」

    エレナ「??モグモグ」

    エレン「(…うん、可愛い)」

    リヴァイ「・・・」

    ぺトラ「??」

    オルオ「モグモグ(ッチぺトラの奴このガキばっか見やがって…!)モグモグ、ブッ!?」

    エレナ「!だ、大丈夫ですか?オルオ、さん?」

    オルオ「あ?何だ新米のくせして先輩の心配か?」

    エレナ「!い、いえ…すみません…」

    エレン「モグモグ…(エレナが心配してやったのに何だこの態度は…)」

    ぺトラ「はぁ、まったく年下の子に心配されてどうするのよ!、あっ、エレナちゃん心配しないで?こいつ毎日ずっと噛んでるから」

    エレナ「!そ、そうなんですか(それかなりやばいんじゃないかな…)」

    グンタ「オルオは噛みすぎだな」

    エルド「だな(…にしても)」

    チラッ

    エレナ「モグモグ、っゴクッ、?」

    エルド「(…可愛いな)」

    エレナ「??」

    エレン「・・・」

    エルド「っ!!」

    グンタ「?どうした?エルド」

    エルド「い、いや何か今どっかからか殺気の様な視線g(…!?こ、この子の視線か!?)」

    エレン「モグモグ…(先輩…貴方の目は女を見る目だ…ぜってえに近寄らせねえよ…)」

    グンタ「?エルド?」

    エルド「!い、いや何でもないぞ(…この様子からすると俺がこの子をそう言う目で見てたと言う事がわかったのか、なるほど、…よし、そう言う目で見るのをやめよう、殺されるかもしれない)」

    エレナ「??(どうしたんだろ、こっち見て)」

    ガシッ

    エレン「っ、エレナ目に毒だ見るな」

    エレナ「え??ど、毒??」

    エレンはエレナの肩を掴みこちらに向かせた

    エルド「ッ!?(ど、毒!?)」

    グンタ「??(さっきからどうしたんだ??)」

    エルドはエレンの言葉を聞き落ち込んだ

    エレン「あぁ、毒だ、だから見るな」

    エレナ「??な、何が毒なの??どこにmエレン「とりあえずエレナ、食事中は俺だけを見てろ」

    エレナ「???う、うん(先輩達が怖いからそう言ってるのかな?)」

    エレン「よし(これでエレナの視界から汚物は消えた、先輩には悪いがそうさせてもらう)」

    エルド「・・・(毒…毒…毒…)」

    グンタ「え、エルド??」

    リヴァイ「…はぁ」

    ハンジ「モグモグ(いやぁ、面白いね目に毒ってww)」

    ぺトラ「へ、兵長どうしました?」

    リヴァイ「…いや、何でもないモグモグ」

    エレナ「モグモグ、あ、エレンこれいる?」

    エレン「モグモグ、ん?」

    エレナはそう言いながらピーマンをスプーンに乗せ言ってきた

    エレン「!あ、そうかエレナお前ピーマン食えないんだっけ?」

    エレナ「!う、うん」

    エレン「・・・仕方ねえな」

    エレナ「!うん!」

    エレナは笑顔でそう言うとピーマンをスプーンに乗せてこうようとした

    エレン「!?ま、待てエレナ」

    エレナ「?え?」

    エレン「さっきは俺がお前にあ~んしたから次はお前が俺にしてくれ」

    エレナ「え、う、うん?いいよ、はい、あ~ん」

    エレン「!!あ、あ~ん///(に、二度目の間接キス?って言うんだっけか??)モグモグ、うまいな」

    エレナ「エレン昔から何でも好きだしね」

    エレン「モグモグ、ゴクッあぁ(しかも食べさせてくれてよけい美味しいな)」

    ぺトラ「ふふっ、ここまで仲が良い兄妹初めて見たわ」

    グンタ「確かにそうだな、ってエルドお前どうしたんだよ?さっきから」

    エルド「  」

    リヴァイ「モグモグ、ふぅ、おいお前等」

    皆「!」

    リヴァイ「そろそろ片付けるぞ」

    皆「はい!」

    エレン「ふぅ、ごちそうさまでした」

    エレナ「!ぺトラさん!」

    ぺトラ「!ん?なに?」

    エレナ「ごちそうさまでした!美味しかったです!」

    ぺトラ「!ありがとう!作った甲斐があるわ!」

    エレナ「!はい!」

    エレナはそう言うと食器を洗いに行った

    そこで傍に居たエレンに

    ぺトラ「(ふふっ、可愛い子///)ねぇエレン」

    エレン「!はい?」

    ぺトラ「貴方の妹さん、凄く可愛いわね!」

    エレン「!!わかりますか!?」

    ぺトラ「っえ?(…あ、そう言えばエレンってシスコンだったんだわね)」

    エレン「ぺトラさん、エレナの可愛さわかったんですね!?」

    ぺトラ「う、うん礼儀正しくていい子だし優しそうでどこか穏やかそうでかなり可愛くて」

    エレン「!!ですよね!」

    ぺトラ「う、うん(すっごい目キラキラしてる…!)そうだ、エレン」



  116. 116 : : 2016/01/15(金) 17:41:45
    エレン「!は、はい?」

    ぺトラ「よかったらエレナちゃんの事教えてくれないかな?これから一緒に活動していく仲間だから知っておきたいなって」

    エレン「!!わかりました!えっとですね!」

    ぺトラ「(よし、大体の事はこれでわかるかな、これからあまり話す機会とかなさそうだし)」

    と思いながらぺトラは早く話しは終るだろ、そう思っていたが…

    一時間後

    エレン「でしてね!エレナは」

    ぺトラ「う、うん(…えっ、な、長くない?)」

    2時間後

    エレン「と言う事がありましてね、本当」

    ぺトラ「…うん(…あ、あれ自己紹介ってこんなに長いっけ…?)」

    3時間後

    エレン「えっとですねあれはたしか」

    ぺトラ「・・・(…いやエレナちゃんの事教えてって言ったけどここまで長くしろとは…)」

    4時間後

    エレン「でしてね!、?ぺトラさん?」

    ぺトラ「!あ、ご、ごめん!」

    エレン「??あ、大体話は終わりです」

    ぺトラ「!そ、そう、わかったわ(…だめだ、全然わからなかった、と言うか途中から惚気話みたいになってた気がするような…)」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレナ「エレン~、終わったよ?」

    エレン「!あっ、悪い!ぺトラさんと話してた!」

    エレナ「あ、ううん!平気だよ、お兄ちゃん今日はかなり疲れてただろうし」

    エレン「!そ、そっかごめんな?明日は俺がやるから」

    エレナ「ううん!私も手伝うよ!」

    エレン「!ありがとうな(…改めて思う、エレナ天使だ…)」

    エレンはそう言いながら抱きしめ撫でた

    エレナ「んっ、うん!」

    ぺトラ「ふふっ(…確かにこんなに優しくて可愛い妹だったらわからなくもないかも)」

    そう思いながらエレンを見た

    エレン「なぁ、エレナ」

    エレナ「ん?」

    エレン「結婚しよう」

    エレナ「え??」

    ぺトラ「・・・(…そうでもないかも)」

    エレン「ん、いやエレナみたいな人が奥さんだったら良いよなって」

    エレナ「あっ!そうなんだ、びっくりしたぁエレンって偶にいきなり今みたいな事言ってくるか驚いちゃうよ」

    エレン「んっ、そっかごめんな(さりげなくだが言えて俺は幸せだ、うん)」

    エレナ「ううん!大丈夫!」

    ぺトラ「・・・(絶対今のエレナに向かって言ってたわよね…、と言うかあれに気づかないエレナもエレナだけど…)」

    エレン「よし、んじゃ行くか」

    エレナ「!うん!」

    そう言いながら寝床に行こうとしたところで

    エレナ「!ぺトラさん!」

    ぺトラ「・・・!ん?なに?」

    エレナ「おやすみなさい!」

    ぺトラ「!うん!おやすみエレナちゃん!」

    エレナ「はい!」

    と笑顔で言った

    ぺトラ「(…うん、やっぱエレナちゃん可愛いな)エレンもおやすみ!」

    エレン「!あ、はい!おやすみなさいぺトラさん」

    そう言いエレンとエレナは部屋に向かった

    とその時に

    コトッ、コトッ、コトッ

    リヴァイ「おいぺトラ」

    ぺトラ「!へ、兵長!」

    後ろから突然話しかけられ驚いた

    リヴァイ「わかったか?あいつの事」

    ぺトラ「?あいつ?…!エレンですか?」

    リヴァイ「あぁ」

    ぺトラ「…はい、わかりました、エレナの事もですが」

    リヴァイ「…そうか、なら言ってみろ」

    ぺトラ「…はい、今回わかった事は、エレンはかなりのド変態のシスコンって事ですね」

    リヴァイ「あぁ、そういう事だ」

    ぺトラ「あ、後多分なんですが」

    リヴァイ「?」

    ぺトラ「…エレナの方も多分ブラコンですね!」

    リヴァイ「…そうか?」

    ぺトラ「!はい多分なんですけど」

    リヴァイ「…エレンの奴が異常すぎてるんだかわからないんだが、妹の方がブラコンなのか俺には不明だ」

    ぺトラ「!で、ですよね(…本当エレンのシスコンはあれは危ない、はっきり言って…)…でも、仕方ないですよね」

    リヴァイ「?なにがだ?」

    ぺトラ「…こんな腐りきった世界です、エレンがシスコンになってしまった理由は多分あるんだと思います!」

    リヴァイ「…だろうな、だが」

    ぺトラ「・・・だが?」

    リヴァイ「あいつの妹の見方はそれ以前の問題で異常だ」

    ぺトラ「…ですよね(…うん、いくら何でも妹に結婚しようだなんて言わないよね…)」

    と話していた
  117. 117 : : 2016/01/15(金) 18:57:51
    寝床

    スタ、スタ、スタ

    ガチャ

    エレン「…ここ、だよな?」

    エレナ「う、うん多分、うん!ここだよ!」

    一応部屋の確認をし入った

    エレン「おぉ…、すっげえ綺麗だな」

    エレナ「そうだね、埃一つないよ」

    そう思いながら先程ハンジに貰った部屋の鍵を使い閉めた

    ガチャ

    エレナ「?エレン何で閉めるの?」

    エレン「ん、何でっていきなり入ってこられても嫌だろ?」

    エレナ「あ、うん!そうだね!」

    エレン「あぁ」

    ドサッ

    エレナ「ふぅ…、今日は疲れたね…」

    エレナはそう言いながらベットに横たわった

    エレン「ん、大丈夫か?エレナ」

    エレナ「…うん、大丈夫ちょっと疲れただけだよ」

    エレン「…そっか(…ん?)」

    と、そこである事に気づいた

    エレン「…(ベット、ひ、一つ!!?)」

    エレナ「…ん?エレン、どうしたの…?」

    いきなり静になった事に気づき聞いた

    エレン「ん、あぁ、いやこの部屋ベット一つしかないんだなって」

    エレナ「…あ!そう言えば!え、エレン寝て良いよ?私は床で寝るかrギュッ!

    エレナ「!エレン?」

    ベットから出ようとした所を引っ張り抱きしめた

    エレン「大丈夫だ、今日は一緒に寝よう」

    エレナ「!え、えぇ!?だ、だめだよエレン!///いくら兄妹でももう年も年だエレン「別に特に何にもねえよ(襲わない自信は多分、ある)」

    そう言いながらエレンはエレナを押し倒すかのようにベットに寝かせた

    エレナ「わっ!、お、お兄ちゃん?」

    エレン「今日は一緒に寝ような(…やばい俺今エレナの事押し倒してる…、まぁ大丈夫だろ、多分)」

    エレナ「え、えぇ///」

    エレンはそう言いながらベットに入った

    エレン「んっ、エレナ温かいな」

    エレナ「え、エレン恥ずかしぃよぉ…///」

    エレン「大丈夫だエレナ、仮にも兄妹だ(…これ本当に大丈夫か俺…)」

    エレナ「で、でも///」

    エレン「…んじゃあ俺が床で寝るか」

    エレナ「!そ、それはだめだよ!」

    エレナはそう言い抱き付いてきた

    エレン「えっ、何で(…エレナの匂い落ち着くな)」

    エレナ「!だ、だってお兄ちゃん只でさえ疲れてるのに床で何て寝たら風邪引いちゃうよ…」

    エレン「!そっか、それだったら尚更」

    エレナ「え、エレン?」

    エレン「尚更こうやって温めあった方が良いだろ?風邪引かねえし」

    エレナ「!う、うん…///そうだね!」

    エレン「!あぁ!(よし、エレナと寝れる!すっげえ久しぶりに一緒に寝れる!///)」

    エレナ「…あ、そう言えばねお兄ちゃん」

    エレン「!ん?どうした?」

    エレナ「この前ね、お兄ちゃんが調査兵団の人達に連れて行かれた時にね」

    エレン「?あぁ」

    エレナ「クリスタとユミル来たんだよ!」

    エレン「…え、なんであいつらが?」

    エレナ「えっとね、エレンが心配だったみたいらしくてね凄い疲れ乍ら来てたよ?」

    エレン「??その時の事教えてくれるか?」

    エレナ「!うん!えっとね」

    回想

    エレン「・・・」

    リヴァイ「…おい、ガキてめえ何睨んでやがドサッ!

    エレナ「!!エレン!!」

    エレン「  」

    アルミン「!?エレン!?」

    ミカサ「!!」

    エレンはリヴァイを睨んでいたかと思いきやエレン本人も気づかないうちに気絶をした

    アルミン「…だめだ、気絶してるよ…」

    エレナ「!!い、生きてるよね!?」

    アルミン「!!う、うん勿論」

    ミカサ「・・・貴方は」

    リヴァイ「…後少しで調査兵が来る、説明してもらうぞおまえら」



  118. 118 : : 2016/01/16(土) 15:48:35
    修正・・・

    エレナ「!!生きてるよね!?」

    アルミン「!!う、うん勿論」

    アルミンは倒れたエレンの腕を掴み脈を図った、動いてはいるが脈の鼓動が少し遅い事がわかった、そこでエレナは慌ててアルミンの肩を掴みそう言った

    そしてそこを見て安心したミカサはリヴァイを見て

    ミカサ「・・・貴方は」

    リヴァイ「…後少しで俺の部下が来る、説明してもらうぞ」

    ミカサ「・・・はい(…エレン…)」

    と話していた時に

    ツ~ッ!ツ~ッ!!

    ミカサ「!」

    調査兵「兵長!」

    リヴァイ「来たか」

    ツッ~!

    スタッ

    ハンジ「ふぅ、リヴァイ早いよ」

    リヴァイ「ッチ、遅せぇぞハンジ」

    ハンジ「ははは!ごめんごめん!」

    アルミン「・・・(調査兵団…!?)」

    エレナ「(エレン…)」

    ミカサ「・・・」

    ハンジ「で、今のこの状況は?」

    リヴァイ「…あぁ、今からおまえらの説明してもらところだ、壁の上に登ってからな」

    ミカサ「っ・・・」

    ミカサは無言でアルミンを見た

    アルミン「…とりあえず今は壁の上に登る事が最優先だよ」

    リコ「…そうだな、おいエレンを上に運ぶぞ」

    そう言いミカサ達は壁の上にエレンを運んだ

    壁の上

    リヴァイ「とりあえずお前等はあの巨人達をやってこい、俺はこいつらの話を聞いておく」

    ハンジ「あぁ、わかった、よし!行くぞ~!」

    調査兵「おぉ~!!」

    そう言いハンジと調査兵は残りの巨人の殲滅に向かった

    リヴァイ「…で、話をしてもらおうか」

    アルミン「・・・っ(…どうしよう、エレンの事…)」

    エレナ「…(どうしよう…うまく説明できないよ…)」

    アルミンとエレナは疲労なのか困難でもしているのか頭の中がグチャグチャになっており説明ができそうになかった、そこで

    ミカサ「…私が説明します」

    アルミン「!ミカサ」

    エレナ「っ!ミカサ…」

    ミカサ「大丈夫、私は冷静、なのでうまく説明ができる今この中で一番」

    リヴァイ「…ほう、なら説明しろ」

    ミカサ「…まず」

    そう言い数十分間説明をした

    リヴァイ「…なるほどな、っおい!!ハンジ!!」

    ハンジ「!!ん~!?なに~!?リヴァイ!」

    リヴァイは下で巨人を殺しているハンジに大声で声をかけた

    リヴァイ「今すぐここに来い!!」

    ハンジ「!わかった!!」

    ミカサ「・・・?」

    アルミン「?(何をするつもりなんだ…?)」

    エレナ「…(エレン…大丈夫、だよね…?)」

    気絶しているエレンの胸に耳を当てた

    ドクッ、ドクッ、ドクッ

    エレナ「…(良かった…生きてる…)」

    シ~ッ!

    スタッ

    ハンジ「ふぅ、でなんだ?リヴァイ」

    リヴァイ「あぁ、こいつに今説明をしてもらったところだ、でだ、こいつを連れて行くぞ」

    ミカサ「!!?」

    アルミン「えっ!?」

    エレナ「っ!?」

    ハンジ「…どういう事か説明してもらえるか?リヴァイ」

    リヴァイ「あぁ」

    説明中

    ハンジ「…なるほどな、確かにこれは連れて行かないと、この子、エレンが危ないな」

    ミカサ「っ!!それはどう言う事ですか?」

    ハンジ「ん、あぁ聞いた所によるとエレンはトロスト区に開けられた穴を巨人化して塞いだ、そう聞いた、そこまで良かったんだが…(まぁ巨人化したと言う事については本心凄い驚いているんだが…)」

    ミカサ「・・・良かったが?」

    ハンジ「一方で沢山の犠牲者が出てしまった、とてもじゃないけど今回のこの作戦の事について喜ぶ者も居るけど一方でエレンを喜ばない者も現れる、わかるか?」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「…つまり、エレンを批判する者が現れると…」

    エレナ「っ…!つ、つまり!エレンは!」

    ハンジ「…あぁ、このまま無かったとに何てできないだけじゃなくエレンの命の危機にも直面することになる、だから連れて行ってこっちで保護するしかない」

    ミカサ「…っ、貴方達に任せて大丈夫と言う保証は…?」

    リヴァイ「…そんなものあるわけねえだろ」

    ミカサ「っ1!」

    アルミン「!!ミカサ!落ち着いて!!」

    エレナ「そんな…!(お兄ちゃん…!!)」

    ハンジ「…そうだね、君達には悪いけど絶対大丈夫何て保障はどこにもない、でもだからといってこのまま放置するのも絶対だめだ、他の者達が絶対に上に報告するからね」

    ミカサ「・・・」

    リヴァイ「と言う事だ、ハンジ、連れて行くぞこいつを」

    エレナ「っ!!」

    エレンに近づこうとするリヴァイの前にエレナはエレンを抱き寄せ渡さない、そう意地するかの様な態度を出した

  119. 119 : : 2016/01/16(土) 15:48:50
    リヴァイ「…?おい何してんだお前、退け」

    エレナ「っ!」

    ハンジ「えっと、悪いんだけどエレンを離してくれるかな、?さっきも言ったけどこのままだと危ないんだよエレンが」

    エレナ「っ…」

    アルミン「…エレナ、今は…」

    ミカサ「…心配なのはわかる、でも今は保護してもらうしかエレンの生きる道がない…」

    エレナ「っ!…ぅん…ごめんね二人共…(…エレンごめんね…私達、ううん私に力がないばかりに…)」

    アルミン「ううん、仕方ないよ」

    ミカサ「アルミンに同じく」

    と何故かエレナは自分を責めていた

    ハンジ「…えっと、君はエレンの、家族、だよね?」

    エレナ「!!はい、エレンの妹です」

    ハンジ「…そっか、悪いね」

    エレナ「…いえ」

    リヴァイ「おい、ハンジ時間がねえ」

    ハンジ「!あ、あぁ、そうだな」

    そう言いハンジは調査兵に集まってもらう事にし、信号弾を発射した。それからは調査兵がやってきてエレンを連れて行った

    エレナ「…エレン、大丈夫だよ、絶対助けるからね」

    エレン「・・・」

    アルミン「…そうだね、絶対助けるよエレン」

    ミカサ「…うん」

    三人はエレンの手をギュッと握りそう誓った

    ハンジ「・・・、よし、行くぞ」

    調査兵「はっ!」

    リヴァイ「あぁ」

    シュッ~!!シュッ~!!

    エレナ「…」

    アルミン「…大丈夫、とは言えないけどきっと大丈夫だよエレナ」

    エレナ「・・・うん、そうだね」

    ミカサ「・・・ん?」

    と話していた時に走ってくる足音が聞こえミカサは振り向いた

    タッタッタッタッタッタ!!

    クリスタ「お~い!!」

    ユミル「・・・」

    ミカサ「!クリスタ、ユミル!」

    エレナ「!!クリスタ!」

    アルミン「えっ、何で二人が」

    タッタッタッタ

    スタッ

    クリスタ「はぁはぁはぁ…」

    ユミル「ふぅ」

    エレナ「ど、どうしたの?二人共そんな疲れて?」

    クリスタ「!そうだ!エレンは!?」

    ミカサ「!エレンは…」

    ユミル「…そういえばエレンの奴はどこに居るんだ?」

    エレナ「!」

    アルミン「…エレンはさっき調査兵団に連れて行かれたよ」

    クリスタ「っえ・・・」

    ユミル「…どう言う事なんだ?それ」

    ミカサ「…私から説明する」

    説明中

    クリスタ「…そんなっ、じゃ、じゃあエレンは!」

    ユミル「…下手したら殺されちまうって事か」

    ミカサ「…うん」

    エレナ「・・・」

    アルミン「!皆心配することもあるけど、エレナが…」

    クリスタ「!ご、ごめんね!エレナ!」

    ユミル「…悪いなエレナ(…ッチ、やっと安心したかと思ったら次は人間からの仕打ちかよ、ったくこれだから壁の中の人間は…いや、違うか)」

    エレナ「…ううん、だ、大丈夫だよきっとあの時みたいに元気に帰ってきてくれるよ!」

    アルミン「・・・」

    ミカサ「…(無理した笑顔…本当わかりやすい)」

    クリスタ「…っ、そう、だね…(…ごめんねエレナ…)」

    ユミル「…(わかりやすい笑顔だな…はぁ…)」

    と皆エレナの無理した笑顔に落ち込んでいる時に

    エレナ「…そういえばクリスタとユミル何でそんなに急いで来たの?」

    クリスタ「!あ、えっと!…ぅん…///」

    ユミル「!ップ、こいつエレンに早く会いたいってここまで走って来たんだぜ?ww」

    ユミルはできるだけ雰囲気を明るくしようと言った、また話を変えようと

    エレナ「!えっ!それって!」

    ミカサ「…ッチ」

    アルミン「っ!?(舌打ちした!?と言うかクリスタエレンの事好きなんだ…)」

    ユミル「あぁ、すっげえ残念な事にこいつエレンの奴を好きになっちまったんだとよww」

    ナデナデ

    クリスタ「!ちょ、ちょっと!ユミル!///恥ずかしいからやめてよ!///」

    エレナ「へぇ~!初めてしったよ!クリスタエレンの事好きなんだ!」

    クリスタ「!え、えっと、うん…///」

    ミカサ「…敵が増えた」

    アルミン「(敵って何…!?…ぇ、もしかしてエレナの事も入れてるの!?)」

    エレナ「!アルミン?」

    アルミン「…いやなんでもない(…絶対入れてるよね)」

    エレナ「あ、ねえ!クリスタ!」

    クリスタ「!な、なに?」

    エレナ「クリスタがエレンの事好きになった理由教えてよ!」

    クリスタ「!う、うん、いいよ///」

    と二人が話し始めた最中に

    ユミル「…はぁ~」

    アルミン「!どうしたの?」

    ユミル「…いや、クリスタの奴がエレンを好きになった理由がわからなくてな、いつ好きになったのかもわからねえし」

    ミカサ「…確かに、まずそれ以前の問題でクリスタとエレンが話してる所なんて見た事ない」
  120. 120 : : 2016/01/16(土) 16:40:13
    アルミン「…そう言えばそうだね、確かに何でエレンの事好きになったんだろ?(…それにクリスタがエレンの事好きでもエレンは…)」

    ユミル「…それに」

    ミカサ「?」

    ユミル「…クリスタには悪いがエレンの奴、あいつエレナの事しか見てねえだろ…」

    ミカサ「…それについては物凄く悔しいが同意、エレンの頭の中身はエレナの事しか詰まってない、後はおばさんの事しかないと思う」

    アルミン「…確かにそうだね(…僕とミカサの事どう思ってんだろエレンって…)」

    ユミル「・・・」

    ミカサ「…でも」

    アルミン「?」

    ユミル「ん?」

    ミカサ「…わからない、確かにエレンはエレナの事が大好き、でもそっちの方向で見ているかわからない」

    アルミン「いや、見てればわかるでしょエレンは」

    ユミル「あぁ、完全にあいつエレナの事そう見てるだろ」

    ミカサ「…わからない、確かにそっちで見てるかもしれない、でもエレンはおばさんを失ってからエレナに対する態度が明らかに変わった」

    アルミン「!」

    ユミル「…変わるとしたら過保護とかになるって事か?」

    ミカサ「…うん、そして知らず知らずの内に勝手に恋愛とかそっちの方に間違って行ってしまった、私はそう言いたい」

    ユミル「…確かにそうだな」

    アルミン「…う~ん、どうだろ」

    ミカサ「?何か違う?」

    アルミン「…いや、違うとか違わないじゃなくて、エレンってお母さんが死ぬ前からエレナの事好きだった、と言うかずっと一緒に居たというか…(…もうわけわからなくなってきたよ…)」

    ユミル「…どんだけシスコンなんだよ」

    ミカサ「…私的には微笑ましく思う一方でぶっ飛ばしてやりたくなる感情がある、でも確かにエレナは可愛すぎる、なので守りたくなる、だからシスコンになってもおかしくない」

    ユミル「説明なげえよ」

    アルミン「…まぁ、とりあえずクリスタの事だね」

    ユミル「!あぁ、そうだな」

    ミカサ「…うん」

    と話終わったと同時に

    エレナ「そっか!本当にエレンの事好きなんだね!」

    クリスタ「う、うん///・・・でも」

    エレナ「?でも?」

    クリスタ「…無理かなって思っちゃうよ」

    エレナ「え、どうして?」

    クリスタ「…だって、エレンは…」

    エレナ「?エレン、は?」

    クリスタ「…ううん!やっぱなんでもない!」

    エレナ「!えぇ?教えてよ~クリスタ~!」

    ダキッ

    クリスタ「わっ!え、エレナ抱き付かないでよ!///」

    エレナ「だって知りたいもん!」

    エレナはそう言う恋愛系の話は好きだった、この世界の中では結構上にいくほどの乙女心を持った女の子と言った方が良い、だがエレンと同じく鈍い


    アルミン「・・・」

    ユミル「…女神が二人…」

    ミカサ「…逆に思うけど」

    アルミン「え?」

    ユミル「あ?」

    ミカサ「…エレンがエレナの事を好きでもエレナは違う気がする」

    アルミン「…あぁ、そう言えばそうだね」

    ユミル「ん?違うのか??」

    ミカサ「…うん、エレナにとってエレンは大切な人、でもそっちの意味じゃなくて大切な家族、お兄ちゃんそんな感じ」

    ユミル「…私が思ってたのと違うな」

    アルミン「えっ、つまりユミルからみるとエレンとエレナは相思相愛って事?」

    ユミル「あ、あぁ、まぁ私から見た場合なんだがな」

    ミカサ「…それとは違う気がする」

    ユミル「ん。そっか、お~い!クリスタ!」

    ユミルはそう言いクリスタに抱き付いた

    クリスタ「わっ!い、いきなり抱き付かないでよ!?」

    ユミル「ははは!悪い悪い!ってそれよりクリスタお前もしかしたら勝てるかもしれねえぞ?」

    クリスタ「えっ、なにが?」

    ユミル「エレンの事だよ」

    クリスタ「!?///」

    エレナ「??(勝てる??)」

    エレナは先程までクリスタに話を聞いていたが、今ユミルが言った事に対してはわからなかった、勝てる、この言葉に

    ミカサ「…負けてられない」

    アルミン「ははは…(…まぁ、残酷な事を思ってしまうけどそれまでに生きてられる確証何てどこにもこの世界にはないんだけどね…)」

    クリスタ「え、な、何でユミルそんな事知ってるの!?///」

    ユミル「あ?そんな事っておまえとエレナが話してる時にあいつらに聞いたんだよ」

    クリスタ「!!そ、そうなんだ///」

    エレナ「??何の話してるの??クリスタ」

    クリスタ「あっ、えっと…///」

    ユミル「クリスタがエレナに勝てるかもしれねえって話だよ!ww」

    クリスタ「っ!!?///ちょ、ちょっと!!ユミル!///」

  121. 121 : : 2016/01/16(土) 16:40:19
    ユミル「ははは!悪いなクリスタ!口が緩いんだ!(ははは!言っちまった!でもこれでわかるだろエレナの奴も)」

    エレナ「???(私に勝てる????)」

    ユミル「…そうでもないかもな」

    クリスタ「!えっ…そうなの?」

    ユミル「!いや、違うぞ!?」

    クリスタ「へ??」

    エレナ「??」

    とそこからペチャクチャと話をした

    回想終了

    エレン「ふ~ん、そうなのか」

    エレナ「うん!」

    ちなみにだがクリスタがエレンの事をそういう恋愛の方で見ているとは話をしていない、それはクリスタ自身に言ってほしいとエレナはそう思っていたから

    エレン「そっか、心配かけたなエレナ」

    エレナ「んっ、うん…、でもエレンが無事でよかったよ!」

    ギュウ

    エレン「!あぁ、エレナにも特に何もなくて安心したよ、本当」

    ギュウ

    エレナ「ん、うん!」

    と言いながら互いに抱きしめあった

    エレン「…ふぁ~ぁ、そろそろ寝るか」

    エレナ「うん、そうだねあ、ランプ消すね」

    エレン「おう!」

    エレナはベットから出て、ランプを消した、おかげで部屋の中は真っ暗な状態

    エレナ「ぁっ…え、エレンごめん、私見えなくなっちゃった…」

    エレン「ん、あぁ、そっか、こっちだ」

    エレンはエレナの手を引っ張り引き寄せた

    エレナ「!わわっ!」

    ドサッ

    エレン「おっと、悪いエレナ」

    エレナ「う、うんありがとうエレン」

    エレン「あぁ(…暗くてよくわからねえが何か興奮するな)何か暗くて何も見えないのって興奮しねえか?」

    エレナ「えっ、どういうこと?」

    エレン「ん、なんと言うか相手がどう言う表情をしているのかわからねえから何かウキウキするんだよな!」

    エレナ「う、う~ん私は暗い所あまり好きじゃないからわからないかな…怖いし…」

    エレン「…そっか(怖がりなエレナ…可愛いな)」

    エレンはビクビクと震えているエレナを想像して可愛い、そう思った

    エレナ「うん、あ、それよりエレン早く寝よう?明日早いし」

    エレン「ん、あぁそうだな」

    と横になり寝る事にした

    エレン「寒くないか?」

    エレナ「うん、寒くないよ?エレン暖かいから」

    エレン「!エレナも暖っけぇな、いい匂いするし」

    エレナ「!え、エレンに、匂い嗅がないでよ///」

    エレン「ん?俺は問題ない」

    エレナ「エレンになくても私はあるよ…///今日風呂入ってないし…///」

    エレン「大丈夫、臭くねえよ、逆に良い匂いだ」

    エレナ「そ、そう?///」

    エレン「あぁ、落ち着くよ…」

    エレナ「…私も落ち着くよエレンの匂い…」

    エレン「…そっか」

    エレナ「…うん、ぁ…おやすみエレン…」

    エレン「!あぁ、おやすみエレナ…」

    目を瞑った事がわかり撫でた

    数分後

    エレナ「zzzzzz…」

    エレン「…(すっげえ可愛い…ぁ、やべえ)」

    エレンは大きくなってきている事に気づいた

    エレン「っ…(ま、まぁ大丈夫か)」

    エレン「…可愛いな…」

    ナデナデ

    エレナ「…んぅっ、zzzzzz…」

    エレン「…///(癒される…今日ぐらい良いよな…)」

    そう思いながら額じゃなく、頬に

    チュッ

    エレン「…っ///(ほ、頬にしちまった!)」

    エレナ「zzzzzzz…」

    エレン「…(この辺で止めておくか)おやすみ、エレナ…」

    そう口に出し、エレンも寝た
  122. 122 : : 2016/01/16(土) 17:58:02
    次の日になった、ちなみにだが運よくエレンは昨日寝た後も

    エレン「んぅ~、エレナァ…んっ…くすぐったいぞぉ…」

    エレナ「zzzzzz…」

    いつも通り寝言として言っていたがエレナはあまりの疲れに熟睡していた、深い深い眠りに、そのおかげで起きなかった


    パッカパッカパッカパッカ

    エレン「…ここが旧調査兵団本部」

    エレナ「す、すごいでかいね」

    オルオ「…古城を改装した施設ってだけあって…趣とやらだけは一人前だが…、こんなに壁と川から離れた所にある本部なんてな調査兵団には無用の長物だった」

    オルオ「まだ志だけは高かった結成当初の話だ…しかし、このでかいお飾りがお前を囲っておkには最適な物件になるとはな」

    エレン「・・・(…何言ってんだ…?)」

    エレナ「・・・??」

    エレン「・・・」

    エレンは何がしたのかわからないまま後ろを見た

    リヴァイ「・・・」

    エレン「!・・・」

    エレナ「?エレン?」

    エレン「!何でもない(…怖っ…)」

    後ろを向いた瞬間にリヴァイと目が合い睨まれた

    オルオ「調子に乗るなよ新兵…」

    エレン「!?はい!?」

    エレナ「へ?」

    オルオはエレンとエレナを下から覗き込むように睨んできた

    オルオ「巨人か何だか知らんがお前のような少便臭いガキにリヴァイ兵長が付きっきりになるなどーーーー」

    などと話している時に

    ブチッ!?

    オルオ「ッブゥ!!?」

    エレン「あっ…!」

    エレナ「わっ!」


    ぺトラ「乗馬中にべらべら喋ってれば舌も噛むよ」

    オルオ「最初が肝心だ…、あの新兵ビビってやがったぜ」

    ぺトラ「オルオがあんまりマヌケだからびっくりしたんだと思うよ」

    オルオ「何にせよ俺の思惑通りだな」

    ぺトラ「…ねぇ、昔はそんな喋り方じゃなかったよね?、もし…それが仮にもし…リヴァイ兵長のマネしてるつもりなら…本当に…やめてくれない?イヤ…まったく共通点とかは感じられないけど…」

    ぺトラはドン引きした顔で言った

    オルオ「!!フッ、俺を束縛するつもりかぺトラ?俺の女房を気取るにはまだ必要な手順をこなしてないぜ?」

    ぺトラ「兵長に指名されたからて浮かれすぎじゃない?…舌を噛み斬って死ねばよかったのに…」

    オルオ「…戦友へ向かっていう言葉じゃねえな…」

    エレン「・・・」

    エレナ「…あの二人って仲良いよね!」

    エレン「え?」

    エレナ「あ、いやぺトラさんあんな事言ってるけど何だかオルオさんの事好きみたいな、そんな気がする」

    エレン「…そうか、俺にはわかんねえや」

    エレナ「?そっか、ごめんねいきなり」

    エレン「いや別にいいぞ?(…エレナから話しかけてくれるなんてレアだ)」

    エレナ「!うん、ありがとう」

    エレン「おう、…にしても」

    エレナ「ん?」

    エレン「オルオさんのあの舌噛みいい加減治した方が良いよな…いつか本当に死にそうだ…」

    エレナ「!う、うんそうだよね、あのままだと本当に舌噛み斬って喉に詰まらせて死んじゃいそうだよね…」

    エレン「あぁ、そうだなって、エレナお前元気ねえな?」

    エレナ「えっ、そ、そうかな?」

    エレン「あぁ、どうした?」

    エレナ「ぁ…うん、やっぱ何か心配だなって思ってね…」

    エレン「!そっか、まぁ仕方ねえよ、こんな状況だしあんまり無理すんなよ?何かあったら言ってくれ」

    ナデナデ

    エレナ「!うん!ありがとうエレン!エレン」

    エレン「あぁ(…天使)」

    オルオ「~、~」

    ぺトラ「~!~!」

    エレン「・・・(皆…リヴァイ兵長に指名されたのか…、調査兵団特別作戦班通称「リヴァイ班」俺の所属班であり…俺が「巨人の力」を行使した際の抑止力、俺が暴走した時は…この人達に殺される事になる)」

    エレナ「…エレンも」

    エレン「!ん?」

    エレナ「エレンも何か困った事があったら言ってね?私エレンの力になりたいから!」

    エレン「!!あぁ、わかった」

    エレナ「!うん!///」

    エレン「(…結婚してぇ…)」

    グンタ「久しく使われてなかったので少々荒れていますね」

    リヴァイ「それは重大な問題だ…早急に取り掛かるぞ」

    そうリヴァイは言い本部の中に入り掃除に入った

    リヴァイ「よし、始めるぞ」

    皆「はっ!!」

    エレン「…え?」

    エレナ「そ、掃除?」

    リヴァイ「おい、何してんだ、早くやるぞ」

    エレエナ「!!はっ!!」
  123. 123 : : 2016/01/17(日) 01:36:31
    期待です!!面白いですね今日初めて見ました!
  124. 124 : : 2016/01/17(日) 16:33:55
    バタン!!

    リヴァイ「(汚ねぇな…)」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「上の階の清掃完了しました、俺はこの施設のどこで寝るべきでしょうか?」

    リヴァイ「ん、お前の部屋は地下室だ」

    エレン「っ!また、地下室ですか?」

    リヴァイ「当然だ…お前は自分自身を掌握できてない、お前が寝ぼけて巨人になったとしてそこが地下ならその場で拘束できる、これはお前の見柄を手にする際に提示された条件の一つ守るべきルールだ」

    エレン「・・・(…変わってるな…)」

    スタ、スタ、スタ、スタ、スタ

    リヴァイ「お前が掃除した部屋を見てくるここれをやれ」

    エレン「はい…」

    カッカッカッ

    スタ、スタ、スタ

    ぺトラ「失望したって顔だね」

    エレン「!はい1?」

    ぺトラ「珍しい反応じゃないよ、世間の言うような完全無欠の英雄には見えないでしょ?現物のリヴァイ兵長は…思いの外小柄だし神経質で粗暴で近寄りがたい」

    エレン「っ、いえ、俺が意外だと思ったのは、上の取り決めに対する従順な姿勢にです」

    ぺトラ「強力な実力者だから序列や型にはまらないような人だと?」

    エレン「!はい、誰の指図も意に介さない人だと…」

    ぺトラ「私も詳しくは知らないけど、以前はそのイメージに近い人だったのかもね、リヴァイ兵長は調査兵団に入る前、都の地下街で有名なゴロツキだったって聞いたわ、そして何があったかしらないけどエルヴィン団長の元に下る形で調査兵団に連れてこられたと」

    エレン「!?団長に!?(あのカツr、違うか…)」

    リヴァイ「おい、エレン」

    ビクッ!!

    ぺトラ「っ!!」

    リヴァイ「・・・」

    エレン「は、はい!!」

    リヴァイ「全然なってない、すべてやり直せ」

    エレン「っ!は、はい!」

    リヴァイ「それとだ」

    エレン「?は、はい?」

    リヴァイ「お前じゃねえ」

    エレン「っ?」

    ぺトラ「っ!!(バレた…!?)」

    リヴァイ「エレナ、お前もやり直せ」

    エレナ「えっ!!」

    エレン「…え、エレナどこにいるんだ?」

    エレナ「あはは…」

    ヒョコっとリヴァイの後ろから顔を出した

    リヴァイ「いいから話してる暇があったらやり直せ」

    エレナ「!は、はい…」

    そう言いリヴァイは階段を上がりどっかに行った

    おい!オルオ!!てめえ何だこれは!?

    っ!!す、すいません!!兵長~!!

    エレン「すっげえ怒られてるな…」

    ぺトラ「あはは…大丈夫?エレナちゃん」

    エレナ「!は、はい…でも、怖いです…」

    エレン「あの人の怖さは異常だよな…キース教官より怖ぇよ」

    ぺトラ「あはは!それ私もわかるよ」

    エレン「ははは…、ん?にしてもエレナお前何しに来たんだ?(俺の為に会いに来てくれたなら大歓迎)」

    エレナ「あ、うんエレン掃除終わったかなって」

    エレン「っ!!(…つまりそれは期待をしていいのか?)」

    エレナ「えっと、終わってない、よね?エレン」

    エレン「!あ、あぁやり直せだってよ…(しかもエレナって呼び捨てにしやがって…)」

    エレナ「ははは、兵長って綺麗好きなのかな?」

    エレン「ん~、かもな」

    ぺトラ「えぇ、そうよ兵長はすっごい綺麗好きよ、だから頑張らないと!」

    エレナ「!はい!そうですね、じゃあエレンも頑張ってね!」

    エレン「!!あぁ、エレナも頑張れよ!(エレナの笑顔で頑張れる!)」

    エレナ「うん!」

    エレナはそう言い走って行った

    エレン「…さて、俺もやるか」

    ぺトラ「うん、そうだね急いだ方がいいかも?」

    エレン「え?」

    おい!!!!エレン!!!!どこだ!!!!

    エレン「っ!!は、はい!!!」

    ぺトラ「ふふっ」



    エルド「我々への待機命令はあと数日は突くだろうが30日後には大規模な壁外遠征を考えてると聞いた、それも今期卒業の新兵をそうそうに混じえると」

    グンタ「エルドそりゃ本当か?ずいぶん急な話じゃないか、ただでさえ今回の巨人の襲撃は新兵には堪えただろうによ」

    オルオ「ガキ共はすっかり腰を抜かしただろうな」

    エレン「・・・」

    エレナ「ねね、エレン」

    エレン「!ん?どうした?(可愛い…)」

    エレンは裾をチョコチョコと引っ張られ聞いた

    エレナ「新兵って事は、ミカサ達も居るのかな…?」

    エレン「ん、そうだろうなそれに今期って言ってるし」

    エレナ「…そうだよね、今どうしてるんだろうね皆…」

    エレン「わからねえ、まぁミカサ達皆安全だろ?」

    エレナ「…うん」

    エレン「アルミンも居るんだ、そんな危ない事に首つっこまねえだろ、大丈夫だって」


  125. 125 : : 2016/01/17(日) 16:34:03
    ナデナデ

    エレナ「…うん、そうだね!ありがとうエレン!///」

    ギュッ!

    エレン「!おう!(照れて抱き付くエレナ、良いな)」

    などとやってる時に

    ガシッ!

    エレン「っ!」

    オルオ「おい!新兵てめえ!イチャイチャしてんじゃねえよ!?」

    エレン「!!す、すみません(イチャイチャに見えたのか!)」

    エレナ「??」

    リヴァイ「・・・おい」

    三人共「!!」

    ぺトラ「あはは…、え、えっと兵長今のは本当ですか?」

    リヴァイ「…作戦立案は俺の担当じゃない」

    リヴァイ「奴のことだ、俺達よりずっと多くのことを考えてるだろう」

    エルド「確かに、これまでとは状況が異なりますからね、多大な犠牲を払って進めてきたマリア奪還ルートが一瞬で白紙になったかと思えば突然まったく別の希望が降って湧いた」

    エレン「・・・(…俺の事か)」

    エレナ「・・・(エレンの事、だよね…?)」

    エレン「!ん?」

    エレナ「!あっ、え、えっとなんでもないよ?」

    エレン「ん、そっか」

    エレナ「うん」

    皆「・・・」

    エレン「!・・・」

    エレナ「!え、ぁ、ぇっと…」

    エレナは慌てて何か言おうとしたが

    エルド「…未だに信じられないんだが、「巨人になる」っていうのはどういうことなんだ?エレン?」

    エレン「!…その時の記憶は定かではないんですが、とにかく無我夢中で、でもきっかけになるのは自傷行為ですこうやって手を…(…ん?あれ?何でおれはこれだけは知ってるんだっけ…?)」

    エレナ「?どうしたの?エレン?」

    エレン「え、あぁ、いや何で俺は巨人になる方法を知ってるんだって…」

    エレナ「…そう言えばそう、だね、何でわかったんだろうね巨人のなりかた」

    エレン「…だよな」

    エレナ「!あっ、で、でも」

    エレン「ん?」

    エレナ「あまり今は気にしない方がいいよ?頭ごちゃごちゃになっちゃうし」

    エレン「!あぁ、そうだな(…考えてもしかたねえよな)」

    エレナ「うん!」

    リヴァイ「…お前等も知ってるだろ、報告書以上の話は聞きだせねぇよ、まぁあいつは黙ってないだろうが、下手にいじくり回されて死ぬかもな、お前、エレンよ」

    エレン「え…?あいつとは?」

    エレナ「っぇ…し、死ぬって…」

    ぺトラ「あ、あ~えっと大丈夫よ多分死なないから!」

    エレナ「!た、多分って…」

    ガチャ

    エレナ「!」

    エレン「?」

    ???「こんばんわーリヴァイ班の皆さん、お城の住み心地はどうかな?」

    リヴァイ「あいつだ」

    エレン「っえ、は、ハンジ分隊長!?」

    エレナ「えっ、は、ハンジ、さん?」

    ハンジ「私は今、街で捕らえた2体の巨人の生態調査を担当してるんだけど、、明日の実験にはエレンにも協力してもらいたい、その許可をもらいにきた」

    エレナ「っ…」

    エレン「実験、ですか?おれが何を?」

    ハンジ「それはもう最高に滾るヤツをだよ」

    エレン「??」

    ハンジは鼻息を荒らしながら言っている

    エレナ「っ…ぇ、ェレンに…」

    エレン「!」

    ハンジ「っえ??」

    エレナ「ぇ、エレンにあまり酷い事しないで、く、くださぃ…」

    エレン「!!エレナ…」

    エレナ「ほ、本当はこんな事言っちゃ、だめだけど…エレンもちゃんとした人間なんです!だ、だから…その…っ」

    エレン「…大丈夫だエレナ」

    ギュッ

    エレナ「!ぇ、エレン…」

    エレン「ですよね?ハンジ分隊長」

    ハンジ「えっ、あ、あぁうんそうだね特にエレンの命関連に傷をつくことはないよ、多分…」

    エレン「・・・っ(…おい…)」

    エレナ「っ…ぇ、えっと…ごめんねエレン…」

    エレン「え?」

    エレナ「…ちょ、ちょっと私外行ってくるね…」

    エレン「!あ、あぁわかった気をつけろよ?」

    エレナ「!ぅ、ぅん…」

    エレナは暗い表情をしながら外に出て行った

    ハンジ「…え、えっとぉ…」

    リヴァイ「…はぁ、俺が言えた事じゃねえんだが」

    エレン「!、?」

    リヴァイ「こいつの家族の前だ、少しは慎めハンジ」

    ハンジ「!あ、あぁごめんエレン」

    エレン「!い、いえ(…大丈夫かな、エレナ…いや、大丈夫じゃねえな)す、すみませんちょっと行って」
  126. 126 : : 2016/01/17(日) 17:45:33
    リヴァイ「おい」

    エレン「!」

    リヴァイ「まだ用件は終ってないんだ、座れ」

    エレン「は、はい(ッチ、このチビ…)」

    リヴァイ「?なんだ?」

    エレン「!い、いえ」

    ハンジ「あ、そうだったね、えっと明日平気かな?エレン」

    エレン「!あの、許可については自分では下せません、自分の権限を持っているのは自分ではないので」

    ハンジ「!リヴァイ、明日のエレンの予定は?」

    リヴァイ「・・・庭の掃除だ」

    ハンジ「!!なら良かった決定!!エレン明日はよろしく!」

    エレン「あ…はい…あ、じゃあえっと俺はエレナのところに、っん?」

    ハンジ「・・・」

    エレン「っ、な、なんですか?」

    ハンジ「…いや、巨人の実験について聞きたくないのかなぁって…」

    エレン「っ・・・(怖っ…)」

    と思っていた時に

    ドン

    エレン「?」

    オルオ「おい!やめろ絶対に聞くな!」

    エレン「??」

    ハンジ「どうかな…聞いてくれないかな…」

    エレン「っ、い、いえ遠慮しときます…エレナが心配なんで…」

    ハンジ「っ!!!それ、本気で言ってるの…!?」

    エレン「!!は、はい(な、なんだこの人…)」

    と変人であるエレンでもハンジのこの言動、行動に引いた

    ハンジ「・・・」

    エレン「っ、すみませんハンジ分隊長俺はエレナが心配なのでいきます!!」

    ガチャ!!

    バタン!

    エレンはそう言い走って去った

    ハンジ「っあぁぁぁぁぁあぁぁ!?!」

    リヴァイ「・・・」

    ぺトラ「・・・」

    グンタ「・・・」

    エルド「・・・」

    オルオ「っ・・・」

    と次々と抜け出して行った

    タッタッタッタ

    エレン「…(この調査兵団に入ってから驚かされてばっかりだ、リヴァイ兵長といいオルオさんといいハンジ分隊長といい変人の巣窟だ…)」

    と歩きながら考えていた時にランプが見えた

    エレン「!!エレナ!?」

    エレンは走ってランプの元に駆け寄った

    タッタッタッタッタ!!

    エレナ「!え、エレ、ン…」

    エレン「!…大丈夫か?」

    エレナ「!ぅ、ぅん…」

    エレン「・・・」

    エレンは無言でエレナの横に座った

    エレン「・・・」

    エレナ「!な、なに?エレン…」

    エレナは顔を背け明後日の方向を向いた

    エレン「…エレナ」

    ギュッ

    エレナ「!え、エレン?」

    エレンは後ろからエレナを抱きしめた、エレナは結構小柄なためすっぽりと腕の中に納まった

    エレン「よいしょっと」

    エレナ「!わわっ!」

    抱きしめたまんま後ろに転がる様に尻餅をついた

    エレン「ははは、わわってなんだよ」

    エレナ「ぅ…え、エレンが後ろに倒れるからだよ…」

    エレン「ん?あぁ、悪い悪い」

    エレナ「絶対悪いって思ってないよそれ…」

    エレン「ははは…、にしても

    エレナ「?」

    エレンはエレナの目元付近に手を持っていき

    エレン「泣いた跡、あるぞ?」

    エレナ「!!///」

    エレナは驚きエレンを見た

    エレン「ほら、目赤い」

    エレナ「!ち、違うよ?これは…」

    エレン「…昔からエレナは泣いたりすると声を震わせたり明後日の方を向いたりすることがよくあったからな、わかるぞ?」

    エレナ「っ…///」

    エレン「…ありがとうな」

    エレナ「!えっ…?」

    エレン「お前、ずっと心配してたんだろ?俺が巨人に食べられた時から」

    エレナ「っ!!」

    エレナは動揺のあまり瞳を揺らし直視してしまった

    エレン「…本当ありがとうな、後心配かけた」

    エレナ「!う、ううん!私がず、ずっと心配してて…その…私が…」

    エレン「…本当お前は優しいよ」

    ギュゥ

    エレナ「んっ、え?」

    エレン「お前のその優しい所、本当俺は好きだ、大好きだエレナ」

    エレナ「っ!///は、恥ずかしいよぉエレン…///」

    エレンはエレナの首に手を回し頬に頬をつけた

    エレン「お前のそう言う所本当大好きだ、他の者達にはない優しい所エレナの良い所だよな」

    エレナ「っ、で、でも心配しすぎて…迷惑かけてるんじゃって…」

    エレン「迷惑なんて思ってねえよ」

    エレナ「!」

    エレン「俺は兄としてすっげえ嬉しい、こんな妹が居て俺はすっげえ幸せだ」

    エレナ「ぃ、言い過ぎだよお兄ちゃん…///」

    エレン「ん?言いすぎじゃねえよ、んっ」

    チュッ

    エレナ「っ!!ふぁぁ…///」

    エレン「!だ、大丈夫か?(え、エロい…!)」

    エレナ「うぅ…ほ、頬っぺた弱いのぉ…///」

    エレン「っ!!(す、すっげえ可愛い!!///)」

  127. 127 : : 2016/01/17(日) 17:45:40
    顔から耳まで真っ赤にし目をウルウルとさせている

    エレン「っ、も、もう一回良いか?」

    エレナ「えっ!///な、何で?///」

    エレン「!い、いや、そのちょっと可愛すぎて…///」

    エレナ「えっ///ちょ、え、エレン、んぅ!///」

    チュッ

    エレン「(やばいやばいやばい!!///)」

    エレナ「うぅ…///お、お兄ちゃんんくすぐったいよぉ…///」

    エレン「っ!!え、エレナ、お、お前すっげえ可愛いな///」

    エレナ「!えっ!///そ、そんな事ないっふぅぁ!///」

    エレン「ハァハァハァ…!(…だめだ、誰か、止めて…!!)」

    とそれから何回も頬にキスをしたり脇に手を入れくすぐったりと色々とした


    エレナ「うぅ…///」

    エレン「…ごめんエレナ、つい…///(…エロすぎ)」

    エレナ「ぅぅ…///お、お兄ちゃん耳赤いよ…///」

    エレン「!!ぅっ、こ、これは…///」

    エレナ「ムゥ…///」

    エレン「うっ…(睨んでるんだろうけどそんなエレナも可愛すぎる、本当可愛いなぁ…)」

    エレナ「…で、でも///」

    エレン「っえ?」

    エレナ「で、でも…気持ちよかった、かな…///久しぶりに息抜きできた感じがしたし…///」

    と髪の毛をいじりながらオロオロと照れながら言っている、そんなエレナに

    エレン「・・・///(…やべぇな、すっげえ襲いたい…いや、我慢しろ…アルミンにも言われてるだろ我慢しろって…)」

    アルミンが言っている我慢とは少し違います、アルミンが言っている我慢とは怒り、他の事についての我慢です

    エレナ「え、えっと///あ、ありがとうねエレン///」

    ニコッと笑い言った

    エレン「っ!!(…アルミン無理だったわ)なぁエレナ」

    エレナ「ん?、っ、え、エレン?」

    エレンはエレナに這いずる用に近寄り

    エレン「キスしようぜ」

    エレナ「っへ?き、キス!?///」

    エレン「あぁ、キスだよキス、キスしようぜキス(キスしたいキスしたいキスしたいキスしたい!!)」

    エレナ「えっ、エレン?///き、キスって///」

    エレン「あぁ、キスだよ、口と口を合わせるやつだよ///」

    エレナ「えっ、えっ///お、お兄ちゃん私達兄妹だよ??///」

    エレン「大丈夫だ、問題ない」

    エレナ「えっ!も、問題あるよ!だ、だめだよ!///」

    エレナは混乱しながら何故か照れている

    エレン「俺はエレナが好きだ、大好きだだから問題なし」

    エレナ「だ、だめだよぉ…///」

    エレンはエレナの上に優しく乗っかり後頭部に手を回した

    エレン「エレナも俺の事好きだろ?」

    エレナ「そ、そうだけどでも…///」

    エレン「なら、問題ないよな?」

    エレナ「で、でもその好きはその恋とかじゃなくて…///(うぅ、だめだよぉ~!)」

    エレン「?」

    エレナ「そ、それにエレンの好きも家族としてだと思うからだめだよエレン…///」

    エレン「?小さい頃一回しただろ?大丈夫だよ」

    エレナ「うぅ~大丈夫じゃないよぉ…///」

    エレン「んじゃ、いくぞ~」

    エレナ「!だ、だめだよぉ~エレン!///」

    と言いながらも拒否できない

    エレン「ん~」

    エレナ「うぅ…///(な、何で拒否しないんだろ私…///)」

    と後数センチの所で

    リヴァイ「おい!!」

    エレン「ん~ッブ!?」

    エレナ「っ!」

    突然リヴァイの声が近くで聞こえたかと思いきやリヴァイはエレンに蹴りをかましエレンは吹っ飛んだ

    エレン「   」

    エレナ「っ!!お、お兄ちゃん!?」

    エレナは慌てて駆け寄った

    リヴァイ「ッチ、ったくこのシスコン野郎が」

    ぺトラ「あはは…、エレナちゃん危なかったね?」

    エレナ「!えっ!ぁ、そのぉ…///」

    ぺトラ「!(赤くしちゃって可愛い…って、それより)エレナちゃん、エレン部屋まで運ぶわよ!」

    エレナ「!!あ、はい!!」

    リヴァイ「ッチ、これで反省しやがれシスコン野郎が」

    リヴァイはそう言いながらどっかに行った
  128. 128 : : 2016/01/17(日) 17:58:10
    部屋

    ぺトラ「よいしょっと」

    エレナ「…ふぅ」

    ぺトラ「よし、多分明日になったら目覚めると思うから、行こうか」

    エレナ「!あ、え、えっと…その、エレンが起きるまで私は居ますので…」

    ぺトラ「ん?そう?」

    エレナ「!はい」

    ぺトラ「そっか、わかった、あっ、もしエレンが変な事してこようとしたら遠慮なく言ってきてね?」

    エレナ「!あ、はい、あははは…///」

    ぺトラ「うん、それじゃ」

    エレナ「!はい」

    ぺトラはそう言い行った

    エレナ「…お兄ちゃん」

    エレン「・・・」

    聞こえてくるのは寝息だけ

    エレナ「…嬉しいよ私の事好きって言ってくれて、私もお兄ちゃんの事大好きだよ…///」

    エレナは優しくエレンの手を握った

    エレン「んぅ…エレナァ…」

    エレナ「!ふふっ///おやすみお兄ちゃん///」



    次の日

    エレン「…んぁ」

    エレナ「あっ!エレンおはよう!」

    エレン「…あっ、おはようエレナ…」

    エレナ「うん!おはよう!」

    エレン「…ぁ、え、エレナ」

    エレナ「ん?なに?」

    エレナはそう言いながら見てくる

    エレン「あ~、そのなんだ、昨日の夜はごめん、悪かった、俺…」

    エレナ「あっ、うん平気だよ?それより顔大丈夫?昨日兵長に蹴られてたけど…」

    エレン「!あぁ、大丈夫だ特にない」

    エレナ「!うん、良かった!」

    エレナは笑顔で言った

    エレン「…その、本当ごめんな、昨日の俺はどうかしてた」

    エレナ「!ううん大丈夫だよ、お兄ちゃんも疲れてただろうし最近色々とありすぎるからね、疲れたんだよ!きっと!」

    エレン「…ごめんな(…最低だ俺…)」

    エレナ「!大丈夫だよ、それにもしキスしちゃってたとしてもお兄ちゃんのならあまり気にしないと思うから///」

    エレン「!!えっ」

    エレナ「!と、とりあえず気にしないで!(わわわ、私何言ってるのぉ!?///)」

    エレン「(…え、つ、つまりエレナは…!!///)よし!!!」

    バキッ!

    エレナ「!ど、どうしたの?エレン」

    エレン「…いや問題ない(…嬉しさのあまりベットが…)」

    とベットに叩きつけてしまった

  129. 129 : : 2016/01/18(月) 16:34:04
    エレン「よいしょっと、ふぁ~ぁ…」

    エレナ「まだ寝たりない?」

    エレン「ん、そうかも、な…って昨日何時に寝たんだっけ…」

    エレナ「あ、うんえっと、多分9時頃じゃないかな」

    エレン「そっか、結構早い、のか?」

    エレナ「うん、早いと思うよ」

    と話していた時だった

    バタン!!!

    ???「おい!!新兵二人共!!」

    エレン「!!」

    エレナ「ど、どうしたんですか?」

    と物凄い血相な顔をしていた

    ???「被験体が…巨人が…二体共殺されたんだ!!」

    エレン「っ!?」

    エレナ「えっ…」

    ???「早く来い!!」

    エレン「!!は、はい!」

    エレナ「え、あ、は、はい!」

    ???の後をついて行った



    そして着いた場所からは

    ボァァァァァァ!!

    巨人の蒸気のようなものがモクモクとまわっていた

    エレン「・・・(ま、まじかよ…)」

    エレナ「そんなっ…」

    嘘だろ、兵士がやったのか?

    ソニ~~~~~!!ビ~ン!!!!!!!

    あぁ、班員はまだ見つかってないって、夜明け前に2体同時にやられたらしい見張りが気づいた時には立体起動で遥か遠くだ

    あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

    二人以上の計画的作戦ってわけか

    見ろよハンジ分隊長ご乱心だ

    貴重な被験体なのに…いったいどこのバカが…

    バカじゃなかったら何なんだろうな…

    スタ、スタ、スタ、スタ

    リヴァイ「おい」

    エレエナ「!!」

    リヴァイ「この件については後は憲兵団の仕事だ、行くぞ」

    エレン「は、はい(…誰だ、やった奴は…)」

    エレナ「は、はい!」

    ザッ

    エルヴィン「エレン」

    エレン「!団長!、これは一体?」

    と言った瞬間に

    ッス

    エルヴィン「君には何が見える??、敵は何だと思う?」

    エレン「っ!は、はい?」

    エレナ「えっ??」

    エルヴィンはエレンの両肩を掴んだと思いきや突然意味のわからない事を言った

    リヴァイ「・・・」

    エルヴィン「・・・いや、すまない、変な事を聞いたな」

    ッス

    エルヴィンはそう言いどこかに行ってしまった

    エレン「・・・」

    エレナ「な、なんだったんだろうね?」

    エレン「!さぁ、わからない(…気をつけないといけないかもな、色々と…)」

    エレナ「…ん?」

    エレン「!い、いや(…女神)」



    最後にシャフトを交換したのはいつだ?

    6日前の掃討作戦の後です

    すべて登録にある

    よし次!お前だ

    クリスタ「!41班所属クリスタ・レンズです」

    サシャ「・・・(…ふぅ)」

    巨人を殺して罰せられることもあるんだな

    確かに、変な話だけど貴重な被験体だからな

    それで俺ら訓練兵の中で犯人探しか…、いるわけねぇよ

    あぁ、皆今日まで続いた戦場の処理で憔悴しきっているのに

    コニー「…巨人が憎くてしょうがなかったんだろうな」

    アルミン「…うん」

    アルミン「でもこれじゃあ巨人に手を貸したようなもんだよ…、その人の復讐心は満たされたかもしれないけど人類にとっては打撃だ」

    コニー「…俺はバカだからな、分かる気がする」

    アルミン「…!」

    コニー「もう何も考えられなくなっちまうよ…俺、巨人を見る前は本気で調査兵団になるつもりだったんだぜ…」

    コニー「けど、今はもう二度と巨人なんか見たくねぇと思ってる、今日兵団を決めなきゃいけねえのに…」

    コニー「チキショー…あのジャンが調査兵団になるって言ってんのにな…」

    アルミン「!?え!?ジャンが!?」

    コニー「なぁ、アニお前どう思った?あいつがやるって言ったんだぜ?」

    アニ「…別にどうも思わないけど?、私の意志は変わらないから(…うまく隠せているのか?私は…)」
  130. 130 : : 2016/01/18(月) 16:34:11
    コニー「…そうかお前憲兵団にするんだよな…」

    コニー「・・・なぁ、アニ、俺も憲兵団にした方がいいかな?」

    アニ「…人に死ねって言われたら死ぬの?」

    コニー「…何だそりゃ?死なねぇよ」

    アニ「なら自分に従っていいんじゃないの、アルミンあんたはどうなの?」

    アルミン「え?、僕はそうしなきゃいけない理由が理解できたら死ななきゃいけない時もあると思うよ…嫌だけどさ(…それに本心を言ってしまうとエレンが心配なんだよね…エレナの事とかエレナの事とか…)」

    アニ「…決めたんだ…」

    アルミン「・・・」

    コニー「・・・」

    アルミン「・・・」

    コニー「・・・え?」

    アニ「…あんた人の話無視するの?」

    アルミン「!!ご、ごめん考え事してた」

    アニ「?考え事?」

    アルミン「あ、うん、エレンの事…」

    コニー「?何であいつなんだ?」

    アルミン「今の僕達のこの事もあるけどエレンの事も気になってね…」

    アニ「・・・」

    コニー「…え、お前、これだったのか?」

    アルミン「!!ち、違うよ!そう言う事じゃなくて…」

    アニ「…エレナの事?」

    アルミン「!う、うんそうなんだ」

    コニー「??あいつらがどうかしたのか?」

    アルミン「・・・」

    アニ「…はぁ、流石バカ」

    コニー「…いや今のバカ関係ねえよな…」

    アルミン「こんな世界だからこんな事に心配するのはおかしいと思うけど、これからのエレンとエレナの関係が心配なんだ、僕は」

    コニー「…え、あいつらに心配するとこ何てあるか?」

    アルミン「…ありまくりでしょ、どこ見てんの…」

    アニ「…つまりもし、このままもっと関係が深まっていったら、あの二人は…」

    アルミン「…うん、結婚してしまう可能性、ううん違う言い方が違う、二人がくっついてしまう場合がある」

    コニー「?あの二人がくっついた所で問題ねえだろ?兄妹っていっても」

    アニ「…あんたその考え方危なすぎるよ…」

    コニー「は??」

    アルミン「…エレンがそのまま結婚してはい幸せです、で終わると思う?」

    コニー「…あ、そうか」

    アルミン「うん、エレンはエレナのすべてが欲しいんだ、多分、だから体も…」

    コニー「あぁ、なるほどなぁ、つまり兄妹であれするのか」

    アニ「…あんたらが何の恥じらいもなく真顔で言ってる事に対して私はどうすればいいのか…」

    アルミン「…うん、あれをして、もし、子供ができちゃった場合を考えると…」

    コニー「・・・」

    アニ「…まぁ、こんなのはあんたの考えすぎだと思うけどね、アルミン」

    アルミン「…そうだといいんだけど」

    コニー「そうだぞアルミン…今はそれどころじゃねえだろ、自分の志願場所を考えねえと…」

    アルミン「・・・」

    アニ「…アルミン、あんたもしかして」

    アルミン「ん?」

    アニ「あんたもしかしてエレナの事好きなの?」

    アルミン「…え?」

    コニー「っ、え、お前そうだったのか」

    アルミン「…え、何でそうなるの?」

    アニ「ん、だってあんたさっきからずっとエレンとエレナの関係に対して気にしてるし」

    アルミン「別に好きってわけじゃないよ、ただ本当に心配してるだけだよ」

    アニ「…ふ~ん、どうせならあんたがエレナの事貰っちゃえばいいのに」

    アルミン「…いや、無理だから」

    コニー「…無理だろ」

    アニ「…まぁ、だろうね」

    アルミン「うん、と言うか僕そういう目で見てないから、あくまで幼馴染だから、それに貰っちゃえば以前の問題でエレンに殺されるからね」

    アニ「…だろうね」

    コニー「…あいつの妹思いは異常だからな」

    アルミン「あはは…(…今頃どうしてるのかな、エレン…)」

    アニ「…にしても、あんたこんな事考えてるって、弱いくせに根性はあるだね…」

    アルミン「!あ、ありがとう」

    コニー「まじかよ…アルミンお前まで…(いきなり話変わったな…)」

    コニー「・・・」

    アルミン「アニってさ、実はけっこう優しいね」

    アニ「・・・は?」
  131. 131 : : 2016/01/18(月) 18:14:27
    アルミン「だって、さっきのエレナの話と良い、僕らに調査兵団に入ってほしくないみたいだし、憲兵団に入るのも何か理由があるんじゃないの?」

    アニ「・・・いいや、私はただ」

    アルミン「!」

    アニ「自分が助かりたいだけだよ」

    アルミン「・・・(…アニはどこを見てるんだ?)」

    コニー「(どうしよ…)」



    エルド「結局無許可で立体起動装置を使った兵士は見つからなかったようだ」

    グンタ「一体誰がやったんだろうな…」

    エルド「さぁな、しかし今はこの後の新兵勧誘指揮の方が心配だ」

    グンタ「果たして調査兵団に入団する酔狂な新兵がどれほどいるのか…」

    エレン「ふぅ~…疲れるな」

    エレナ「う、うんそう、だね」

    エレン「?どうした?」

    エレナ「ぁ、うんアルミン達どうするのかなって…」

    エレン「…う~ん、わかんねえなどうなんだろ、ん?」

    エレンはそこでエレナの髪の毛のお団子状の髪ゴム?がほどけそうになっている事に気づいた

    エレン「エレナ、ちょっと」

    エレナ「!えっ?」

    エレンはエレナの背後に近づき髪をちゃんと結んだ

    エレン「…よし、これで平気だな」

    エレナ「えっど、どうしたの?」

    エレン「ん、あぁ今お前のその髪、ほどけそうになってたからな結んだ」

    エレナ「!あっ、そっかごめんねエレン、ありがとう」

    エレン「いや大丈夫だ、それよりちゃんと結んどけよ?危ねえから」

    エレナ「うん、ありがとう気をつけるね」

    エレン「あぁ(…絶対に死なせねえからな)」

    エレナ「んっ、エレン凄いねちゃんとできてる、これ誰に教えてもらったの?」

    エレン「ん?、あぁそれか、昔エレナがまだ小さい頃に母さんに教えてもらったんだよ、母さん忙しかったらからな俺がずっとお前のやってたんだ」

    エレナ「!お母さんが…」

    エレン「あぁ、って、っ、ごめん変な事思い出したか?」

    エレナ「!う、ううん!大丈夫、エレンも大丈夫?」

    エレン「あぁ、特にないからな」

    エレナ「!うん、よかった」

    エレン「あぁ(…この笑顔、癒されるな)」

    ナデナデ

    エレナ「んっ、ん??」

    エレン「なんでもねえよ(…可愛いなぁ、早く終わらねえかな…)」

    グンタ「なぁ、エレン」

    エレン「っ!あ、はい(びっくりしたぁ)」

    グンタ「お前の同期にウチを志願する奴はいるのか?」

    エレン「!いますよ、…いえ…いましたが、今はどうかわかりません」

    エレナ「・・・(…エレンの班の皆…)」


    コニー「・・・」

    サシャ「・・・」

    アルミン「・・・」

    アニ「・・・」

    ザッ

    ジャン

    コニ「っ・・・」

    サシャ「・・・、どうしてジャンは突然調査兵団に?、その怖くないのですか?」

    jジャン「は?嫌に決まってんだろ、調査兵団なんか」

    コニー「え、じゃあお前なんで・・・」

    ジャン「別に巨人が怖くないから調査兵団に決めたわけじゃねぇよ」

    ジャン「そして有能な奴は調査兵団になる責任があるなんていうつもりもないからな」

    ジャン「いいか?くれぐれもエレンみてぇな死に急ぎ野郎とオレを一緒にすんなよ」

    アルミン「・・・(…ジャンはそう思っていたのか…)」

    アニ「・・・」

    コニー「・・・」

    と話していた時に

    訓練兵整列!壇上正面に倣え!

    ジャン「俺はな…誰かに説得されて自分の命を懸けてるわけじゃない、こればかりは自分で決めずに務まる仕事じゃねえよ」


    エルヴィン「私は調査兵団団長エルヴィン・スミス、調査兵団の活動方針を王に託された立場にある、所属兵団を選択する本日私が諸君らに話すのはやはり調査兵団の勧誘に他ならない」

    エルヴィン「しかし今回の巨人の襲撃により諸君らは壁画い調査並みの経験を強いられた、かつて例が無いだろう訓練兵でありながらこれ程犠牲を経験したことは既に巨人の恐怖も己の力の限界も知ってしまったことだろう」

    エルヴィン「しかしだ、今回の襲撃で失った物は大きいがこれまでに無いほど人類は勝利へと前進した、それは周知の通りエレン・イェーガーの存在だ」

    エレン「・・・こんな時だからこそ言うべきなのかもしれねえけど…」

    エレナ「!ん?」

  132. 132 : : 2016/01/18(月) 18:14:32
    エレン「…あれだな、自分の名前を出された時って何か不思議と優越感みたいなものを感じるな」

    エレナ「えっ、そうかな?」

    エレン「あぁ、本当よくわからねえんだけど、後なんか恥ずかしいよな」

    エレナ「!それはわかるよ、この前のピクシス司令のあの時」

    エレン「あぁ、あの時か、確かにあれは緊張したな、色んな意味で…」

    エレナ「う、うん、…!え、エレン!」

    エレン「ん?」

    エレナが向いた方向を見た

    アルミン「・・・」

    ミカサ「・・・」

    ジャン「・・・」

    アニ「・・・」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「・・・」

    クリスタ「・・・」

    エレン「!!あいつら…」

    エレナ「良かった、皆居るよ!」

    エレン「!あぁ、そうだな(ウキウキしてるエレナもまた良い!)」

    エルヴィン「彼と諸君らの活躍で巨人の侵攻を阻止され我々は巨人の正体に辿りつく術を獲得した、彼に関してはまだここで話せることは少ない、だが間違いなく我々の味方であり命懸けの働きでそれを証明している、そして彼の生家があるシガンシナ区の地下室には彼も知らない巨人の謎があるとされている」

    エルヴィン「我々はその地下室に辿りつきさえすればこの100年に亘る巨人の支配から脱却できる手掛かりを摑めるだろう」

    ライナ「っち、地下室だと…(…どう言う事だ…)」

    チラッ

    ベルトルト「!(…確かに)」

    アルミン「・・・(いくら兵士を集めたいからってその情報まで公にするなんて…)」

    もうそんな段階まで来てるのか・・・

    巨人の正体がわかればこの状況も・・・!!

    ざわざわざわ・・・

    エルヴィン「・・・」

    アルミン「!(いや、何か意図があるんじゃ…団長は一体…)何を見ようとしてるんだ?」

    ミカサ「!、え?」

    エルヴィン「ただ…、シガンシナ区内の一室をじっくり調べ上げるためにはウォール・マリアの奪還が必須となる、つまり目標はこれまで通りだがトロスト区の扉が使えなくなった今東のカラネス区から遠回りするしかなくなった、四年かけて作った大部隊の行路もすべてが無駄になったのだ」

    エルヴィン「その四年間で調査兵団の9割以上が死んだ、四年で9割だ」

    エルヴィン「少なくとも見積もって我々が再びウォール・マリアに大部隊を送るにはその5倍の犠牲者と20年の歳月が必要になる…現実的でない数字だ」

    エレン「に、20、年…!?」

    エレナ「そ、そんなに…(…どうしよう、絶望的だよ…)」

    エレンはそう言いながら周りを見た、皆絶望の顔をしていた、力が抜けたような生きているかわからない様な顔をしている者も居た

    エルヴィン「調査兵団は常に人材を求めている、毎回多数の死者が出る事によって慢性的に人員が不足している」

    エルヴィン「隠したりはしない、今期の新兵調査兵も一月後の壁画い調査に参加してもらう、早急に補給ルートが必要なのだ、新兵が最初の壁外遠征で死亡する確率は5割といった所か、それを超えた者が生存率の高い優秀な兵士へとなってゆく、この惨状を知った上で自分の命を賭してもやるという者はこの場に残ってくれ」

    皆「っ・・・」

    エルヴィン「もう一度言う…調査兵団に入るためにこの場に残る者は近々殆ど死ぬだろう、自分に聞いてみてくれ人類のために心臓を捧げることができるのかを」

    エルヴィン「以上だ、他の兵団の志願者は解散したまえ」

    ザッ、ザッ、ザッ、ザッ

    皆エルヴィンの言った事を聞き解散して行った

    団長必要以上に脅しすぎではありませんか?残る者はかなり絞られるはずです

    エレン「…やばいな」

    エレナ「う、うんかなり、やばい、ね…(…どうしよう、団長の言ってる事聞いてたら怖くなってきちゃったよぉ…)」

    エレン「!エレナ」

    エレナ「!な、なに?エレン」

    エレン「…大丈夫だ」

    エレナ「えっ、な、なにが?」

    エレン「お前だけじゃねえ、俺も怖ぇよ」

    エレナ「!!(え、えっ気づかれてたの…!?)」

    エレン「調査兵団に入るって決意しても人間の根元的な恐怖は打ち消せねぇよ、だから大丈夫だ」

    エレナ「!う、うん…あ、ありがとうエレン…///」

    エレン「あぁ(…どのくらい残るか…正直俺も怖ぇ巨人化できてっていっても怖ぇ…)」
  133. 133 : : 2016/01/18(月) 18:55:56
    ザッ、ザッ、ザッ、ザッ

    サシャ「っ・・・」

    コニー「っ・・・(やべぇ…)」

    ミカサ「・・・(やはり残らないか…エレン、エレナ…私は調査兵団に入る、待ってて…それとエレナ、貴方にエレンは渡さない…)」

    アルミン「(…ミカサの事だからそんな事考えてるんだろうなぁ…まぁ僕が言えた事じゃないけどさ…)」

    ジャン「(クソ…、頼むぞお願いだ、頼むからこれ以上自分のことを吉良にさせないでくれ…)」

    ライナー「っ・・・(…こんな時に考えるべきじゃねえ、そうわかっているけど…)エレナ会いたい…」

    ベルトルト「…ライナーしっかりしてよ…、と言うかエレナに会いたいなら調査兵団に入らないといけないよ…」

    ドクン、ドクン、ドクン、ドクン

    サシャ「(今…ここから動かないと…また…)」

    ドクン、ドクン、ドクン、ドクン

    コニー「っ・・・(そうだ…オレは元々…憲兵になるために村を出たんだ…)母ちゃん喜ぶぞ…憲兵になったら村の皆も俺を見直す」

    ドクン、ドクン、ドクン、ドクン

    ジャン「(俺達はもう知っている…もう見ちまった…巨人がどうやって人間を食べるのか…)」

    恐怖のあまりジャンの頭の脳裏には自分達が食べられているところを想像していた

    ヒュウゥゥゥゥゥゥゥ~~~~

    エルヴィン「・・・君達は死ねと言われたら死ねるのか?」

    っ、死にたくありません!!

    エルヴィン「…そうか、皆…良い表情だ、では今!ここにいる者を新たな調査兵団として迎え入れる!これが本物の敬礼だ!!心臓を捧げよ!!」

    ハッ!!

    ミカサ「・・・(エレン、エレナ、早く会いたい)」

    アルミン「っ、皆…(…エレン、君の知り合い、ほぼ皆来たよ…!!)」

    ジャン「あぁ…クソが…最悪だチクショウ…調査兵なんて…」

    サシャ「…ぅ…嫌だよぉ…こわぃぃ…村に帰りたい…」

    コニー「あぁ…もういいや…どうでもいい」

    ライナー「・・・(エレナエレナエレナ!ぁ、でもクリスタも…)」

    クリスタ「っ・・・(怖い怖い怖い…、っでも…)エレン…」

    ユミル「…泣くくらいならよしとけってんだよ…と言うかお前エレンって、死んだら会えねえぞ…」

    クリスタ「!!で、でも…それで私が知らない内にエレンが死んじゃったら…!」

    ユミル「・・・はぁ、お前エレン巨人化できるんだから死ぬ可能性なんて一番低いに決まってんだろうが…」

    クリスタ「…ぁ、そうだった…」

    ユミル「お前こんな時にギャグふっかますなよ…」

    ベルトルト「・・・(アニ…)」

    エルヴィン「第104気調査兵団は敬礼をしている総勢21名だな、よく恐怖に耐えてくれた…君達は勇敢な兵士だ、心より尊敬する」

    一か月後…

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    嫌な音と共に門が開かれていく

    団長!!まもなくです!!

    付近の巨人はあらかた遠ざけた!!

    開門30秒前!!

    いよいよだ!!これより人類はまた一歩前進する!!

    お前達の訓練の成果を見せてくれ!!

    オオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

    開門はじめ!!
  134. 134 : : 2016/01/18(月) 18:56:00
    第57回壁画い調査を開始する!!

    前進せよ!!!!!!!

    そして兵士達は駆け出した

    !!左前方10m級接近!!

    クソッ!!取りこぼした!!

    隊列を死守しろ!!

    サシャ「ヒッ!!」

    怯むな!!援護班に任せて前進しろ!!

    進めぇ!!!

    進めぇぇぇぇ!!!

    コニー「・・・(始まった!!)」

    ミカサ「・・・」

    ジャン「・・・(ふぅ…)」

    ライナー「・・・」

    アルミン「っ!!」

    ぺトラ「・・・」

    リヴァイ「・・・」

    エレン「っ!!(負けられない戦いだ!!)」

    エレナ「っ!(絶対生き残らなきゃ!!)」

    パッカパッカパッカパッカ!!!

    エレン「・・・」

    旧市街地を抜けたら援護班の支援はそこまで、これより先は

    少し戻って

    エレン達リヴァイ班は集まり話をした、自分達の陣形の事や、他エレンがやるべき事や、色々と、そしてエルヴィンを信じてやれと

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「(俺も信頼関係を築けるんだろうか…、おれにも心の底から信頼できる仲間・・・、いや居るじゃねえか)エレナ」

    エレナ「・・・(緊張する…ぁ、だめだこういう時に限って…)!ん、ん?」

    エレン「…俺はお前の事を信じてる」

    エレナ「!え、えっ、ど、どうしたの?」

    エレン「!あぁ、いやさっき話してて信じられる仲間、いや家族って言ったらまずエレナだなって思ってな」

    エレナ「っ、で、でも私エレンの事守れるとは…」

    エレン「ん??俺はそう言う事について言ってるんじゃないぞ?」

    エレナ「えっ・・・」

    エレンはエレナの前に立ち

    ッス

    エレナ「むっ・・・」

    エレンは両手でエレナの顔を掴み

    エレン「お前が絶対に死なないって信じてる」

    エレナ「!!」

    エレン「俺の事を守らなくて良い、第一優先に自分の事を守れ、その次に俺にしてくれ、俺はお前に絶対に死んでほしくない」

    エレナ「!!う、うん!私もだよ!エレン!!」

    ダキッ

    エレン「!あぁ、絶対生き残ろうな」

    エレナ「うん!(…ぁ、少し心が軽くなった…)ふふっ、ありがとうめエレン、何か軽くなったよ」

    エレン「!そっか、良かった」

    エレナ「!うん!」
  135. 135 : : 2016/01/18(月) 18:57:55
    修正

    エレナ「むっ・・・」

    エレンは両手でエレナの顔を掴み

    エレン「お前が絶対に死なないって信じてる(…柔らかいし、可愛いとか…反則だ…)」

    エレナ「!!」

    です!!
  136. 136 : : 2016/01/19(火) 02:43:33
    最近少しやる気がなくなってきたので是非コメントをくれると嬉しいです、なのでコメントください!お願いします!
  137. 137 : : 2016/01/19(火) 18:21:10
    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「ん?」

    エレナ「?」

    エレン「(昨日は誰が残ったかまでは見れなかったけど本当に調査兵団に…!!)オルオさんちょっと同期と話してきていいですか?」

    オルオ「ッチ、さっさと行けよ」

    エレン「!はい!」

    エレナ「!えっ!ど、どこnエレン「ほらエレナ行くぞ!」

    エレナ「えっ、ちょ、エレン!?」

    エレンはエレナを押しながら同期の元へ

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「おい!」

    ミカサ「っ!!?エレン!エレナ!?」

    アルミン「!?え、エレナエレン!?」

    エレナ「ひ、久しぶり二人とmダキッ!

    エレナ「ムグッ!」

    ミカサ「良かった…」

    ミカサはエレナを思いっきり抱きしめた、苦しそうに見えるが

    エレン「(今日は許してやるか…)しばらく振りに会った気がするな」

    ミカサ「!何かひどいこtエレン!!!

    エレン「?だrダキッ!!!

    皆「!?」

    エレン「!く、クリスタ?」

    クリスタ「会いたかった…!」

    ライナー「なっ…め、女神が…」

    ベルトルト「えっそ、そこ?(エレンの事に驚くべきじゃ…?)」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「あっ!クリスタ!」

    ミカサ「あっ…」

    クリスタ「あっ!エレナ!」

    エレナとクリスタは互いに見ては抱き付いた

    ライナー「め、女神が二人!?」

    ベルトルト「所でライナーって女神見た事あるの?」

    ライナー「ん?ないが?」

    ベルトルト「じゃあ何で女神って呼んでるの?」

    ライナー「…それ、は…」

    ベルトルト「…証拠もないのに呼んでるって気持ち悪いよ…」

    ライナー「  」

    エレン「な、何でクリスタが俺に抱き付いてきたんだ??(意味わかんねえ…)」

    ミカサ「…知らない」

    アルミン「えっ(知らないって…ミカサ聞いてたよね?!クリスタの気持ち!?)」

    サシャ「エレン久しぶりです!」

    コニー「久しぶりだなエレン!」

    エレン「おっ、サシャコニー久しぶり、だな?(久しぶりだよな??)…ん?アニとマルコとジャンが居ねえが…」

    コニー「!」

    サシャ「っ・・・」

    エレン「ん?」

    アルミン「あっ、えっと」

    ミカサ「憲兵団に行ったのはアニだけ」

    エレン「?は?マルコとジャンはどうしたんだよ」

    エレナ「んっ、そう言えばそうだねどこジャン「俺は調査兵団に入った、そしてマルコは死んだ」

    エレン「!」

    エレナ「!え、えっと」

    ジャン「いい加減名前くらい覚えてくれよ!?ジャンだよ!?」

    エレナ「あっ、そ、そうだったねごめん…」

    ジャン「っあ、いや、そエレン「・・・」

    ジャン「っ!!わ、悪かったってそうじゃねえよ!」

    エレン「?なんだよいきなり大声あげてって、何でお前がここに居るんだよ、ジャン?」

    エレナ「そ、そう言えばそう、だね何でジャンが…って今マルコって…!」

    ジャン「・・・」

    エレン「!!マルコが、死んだ…!?」

    ジャン「…誰しも劇的に死ねるってわけでもないらしいぜどんな最期だったかもわかんねぇよ…立体起動装置もつけてねぇし…、あいつは誰も見て無い所で人知れず死んだんだ」

    エレン「は・・・(な、何でマルコが…!)」

    エレナ「・・・(そんな…)」

    ジャン「エレン」

    エレン「!」

    ジャン「お前巨人になった時ミカさを殺そうとしたらしいな?、それは一体どういうことだ?」

    エレン「っ・・・」

    エレナ「!それエレン「エレナ」

    エレナ「!っ、ぅん…」

    ざわざわざわ

    ミカサ「…違う、エレンはハエを叩こうとして…」

    ジャン「お前いは聞いてねぇよ」

    ミカサ「・・・(…お前?何だこの馬面)」

    ジャン「ミカサ、頬の傷はかなり深いみたいだな、それはいつ負った傷だ?」

    ミカサ「!っ…(…ッチ)」

    エレン「・・・!」

    エレナ「・・・」

    エレン「っ、本当らしい、巨人になったオレはミカさを殺そうとした」

    ジャン「らしいってのは記憶にないってことだな?、つまりお前は「巨人の力」の存在も今まで知らなかったしそれを掌握する術も持ち合わせていないと」

    エレン「っ、…あぁ、そうだ」

    ジャン「っ・・・」

    ジャン「お前達聞いたかよ、これが現状らしいぞ俺達と人類の命がこれに懸かっている、このために…俺達はマルコのようにエレンが知らない家に死ぬんだろうな」

    エレン「・・・」




  138. 138 : : 2016/01/19(火) 18:21:16
    ミカサ「ジャン、今ここdエレナ「ねぇ、ジャン」

    ジャン「!なんだ?」

    エレナ「こんな事私が言うべきじゃないかもしれないけど…、確かにジャンの言いたい事はわかるよ、でもね、エレンも巨人になりたくて巨人になってるんじゃないよ?それにエレンが暴走したくてしたわけでもない、こんな事言うのはただ単にわがままになるけど、ジャン、私は貴方に言い方にいつも不思議に思ってるよ…」

    ジャン「…?それはお前どう言う事だ?」

    エレン「!お、おいエレnエレナ「っ、確かにエレンがこの前暴走してミカサを傷つけたのは事実だよ…?でもさ、もっと言い方があるよ?そんな言い方だと周りも嫌な気分になるしこれからやっていく仲間達も信じなくなっちゃうよ?エレンの事」

    ジャン「…っ!お前、俺達はエレンの為に無性で死ねるってわけじゃねえんだぞ?」

    エレナ「っ…(っ、そ、そうだよ…な、何言ってるの!?私……ごめんねエレン…また私は…)」

    エレン「・・・」

    ジャン「知っておくべきだエレンも俺達も、俺達が何のために命を使うのかをな、じゃねぇといざという時に迷っちまうよ」

    ジャン「俺達はエレンに見返りを求めている、きっちり値踏みさせてくれよ、自分の命に見合うのかどうかをな」

    ライナー「・・・」

    サシャ「・・・」

    コニー「・・・」

    クリスタ「っ・・・」

    エレン「っ・・・」

    ジャン「だから、エレン」

    ガシッ

    エレン「!」

    ジャン「お前…本当に…頼むぞ?」

    エレン「!あ…あぁ…」


    サシャ「いやぁ、さっきは凄い緊張しましたねぇ」

    コニー「だな~、あの張りつめた空気」

    ライナー「まぁ、仕方ないだろ(…多分)」

    アルミン「あ、あはは…そう、だね」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「…(…私、何してるんだろ…)エレン…さっきはごめんね…」

    エレン「!え?」

    エレナ「…えっと…その、さっきジャンの事…」

    エレン「!あぁ、あれか、別に気にしてねえから大丈夫だぞ?(エレナの優しさは十分伝わってるからな)」

    エレナ「さっきのあの状況であんな事言っちゃって…」

    エレン「・・・」

    アルミン「エレナ・・・」

    ミカサ「(あの馬面ぶっ殺してやろうか…)」

    エレナは少し涙声で言っている

    エレナ「ほ、本当にエレンごめんね…私ついギュッ

    エレナ「っ!」

    ミカサ「!」

    アルミン「・・・」

    エレン「気にすんな、あいつも気にしてねえだろ多分、そりゃあ確かにあいつの言い方にはついては俺も気にくわねえよ、でも、さっきジャンが言った事は事実だ、それにジャンが言ってくれたおかげで皆も決断ができただろ、なぁ?」

    アルミン「!う、うん(…まぁ、僕は見てるから知ってるけど)」

    ミカサ「うん(…私本人何だけど…)」

    エレナ「っ!!ほんとにぃ…ごめんっ…」

    エレン「大丈夫だって(…俺の為に言ってくれたと言う事を想像するとすっげえ嬉しいな)」

    エレナ「私、つい、ジャンの言い方に頭に血かのぼって、それでっ…」

    エレン「・・・(…やべぇ何て言えばいいんだこういう時って…)」

    アルミン「ま、まぁエレンの言う通りあまり気にしない方がいいよ?なんて言えばいいのかわからないけどまぁ、多分自分の家族が悪く言われてるって事で頭にきたんだと思うけど(…あってるよね??)」

    ミカサ「あの馬はいつも回りくどい言い方で言うからあいつが悪い、それにこれだけは言いたくなかったがエレンの為に無性で死ねるわけねえだろって言うんなら何でお前は調査兵団に来たんだって話をまずしたい所だ」

    エレン「  」

    アルミン「そ、それはた、確かに、そうだけ、ど…(…あれ、そう言えば何でジャンって調査兵団に来たの??)」

    エレナ「み、ミカサ確かにそうだけどその言い方はないよ…?」

    アルミン「えっ(その言い方はないよって事は少なからず思ってるって事だよね…?…エレナ天然だから余計に心にこう、ね…)」

    エレン「ま、まぁあいつもマルコが死んじまって心に余裕がないんだろ?仕方ねえよ」

    などとジャンに同情、悪口と言われている一方で


    ジャン「…なぁ、マルコ…俺エレナに嫌われたかも…」

    ベルトルト「確かにさっきのジャンの言い方はあまり良くないけどエレナ達にはちゃんと伝わってるから元気だした方がいいよ?」

    ジャン「!!べ、ベルトルトか」

    ベルトルト「うん」

    ベルトルトはそう言いジャンの横に座った

    ジャン「…なぁ、ベルトルト」

    ベルトルト「!ん?何?」

    ジャン「…エレナどうしてた?」

    ベルトルト「ん?泣いてたよ」

    ジャン「   」
  139. 139 : : 2016/01/19(火) 18:57:56
    ジャン「!!今から謝りnベルトルト「いや、今は行かない方が良いと思うよ…」

    ジャン「っ、な、何でだよ!?(このままじゃ本当に嫌われる!!?)」

    ベルトルト「い、いや、その、今ミカサが凄いブチ切れてて、さ…」

    ジャン「  」

    ベルトルト「それに多分、…うん、こんな事は絶対、いや多分ないと思うけど…日頃からのエレナに対するジャンの態度からしてかなり嫌われてるというか…」

    ジャン「ッブ!!?」

    ベルトルト「ご、ごめんジャン、でも謝りに行かない方がいいよ?誤りに行ったらエレナもっと傷付いちゃうから、それにさっきの件でもしかしたらもっと嫌いになった可能性も…」

    ジャン「・・・」

    ベルトルト「!!ご、ごめん!で、でもエレナは多分さっき自分が言っちゃった事に泣いてると思うから気にしない方がいいよ、うん」

    ジャン「!つ、つまり俺は嫌われてないんだな!?(っよしゃぁぁぁぁぁ!!)」

    ベルトルト「う、うんさっきの事についてはジャンが正解って言うのもおかしいけど、まぁなんだろ日頃のジャンのエレナに対する態度とかエレンに対する態度は含まれないだろうけど」

    ジャン「・・・なぁベルトルト」

    ベルトルト「!な、なに?」

    ジャン「…お前俺に死んでほしいのか?」

    ベルトルト「!?な、何でそうなるの!?」

    ジャン「…いや、だってささっきから俺の事悪く言いすぎじゃね?」

    ベルトルト「え、悪く言いすぎじゃねって言われても事実だし」

    ジャン「…っふ、言い返せねえ」

    ベルトルト「ドヤ顔で言う事じゃないと思うけど・・・」

    ジャン「・・・(なぁ、マルコ、俺死んだわ)」

    などと話していた



    エレナ「んぐっ…」

    エレン「おっ、泣き止んだか?」

    エレナ「!ぅ、ぅん…///(は、恥ずかしいよぉ…///)」

    とこんな年になっても泣いている自分に恥ずかしい、そう思った

    ミカサ「・・・(…良いなぁ)」

    アルミン「・・・あっ、そう言えばエレナ」

    エレナ「!ん?」

    アルミン「エレナって普段ジャンの事どう思ってるの?」

    エレン「!!」

    エレナ「!え、えっと、う~ん…エレンと私にいつも何かしらあたってくる嫌な人、かな?」

    アルミン「  」

    エレン「!エレナ、よく言ったぞ」

    ナデナデ

    エレナ「え??」

    ミカサ「よく言った、エレナ、それでいい」

    エレナ「へ??」」

    アルミン「(…ジャン、どんまい、いや、本当に…)え、つ、つまりあまり好きではないと?」

    エレナ「う、う~ん好き以前の問題で苦手、かな」

    アルミン「・・・(…無自覚で言ってる分凄いダメージだよねこれ…)」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    クリスタ「え、エレナ大丈夫?」

    エレナ「!く、クリスタ…」

    ユミル「よっ」

    アルミン「!ユミルにクリスタ!」

    ミカサ「?」

    エレン「?どうしたんだ?」

    クリスタ「!あっ、エレンさっきのジャンのやつ…」

    エレン「あぁ、さっきのか特に問題ないぞ?あいつの言いたかったこともわかってるし」

    クリスタ「!そ、そっか!良かった!」

    クリスタはそう言いながらニコっと笑った






  140. 140 : : 2016/01/19(火) 18:58:00
    アルミン「!!(女神スマイル!!///)」

    ユミル「にしてもあの馬面ww言い方ってもんをしらねえよなww」

    クリスタ「!ちょ、ちょっと!ユミル!笑っちゃだめだよ!」

    ミカサ「同じく、あんな馬だけど一応役に立った」

    アルミン「・・・(…今更だけど皆何の恨みがあってこんなにジャンの事悪く言ってるの…?…ま、まぁ仕方ないかいつもの行動見てれば…)」

    エレン「…!エレナ」

    エレナ「!ん?なに?」

    エレン「お前泣いて鼻水出てるぞ?」

    エレナ「!えっ///ちょ、ちょっと待ってね///」

    エレナはそう言いながら後ろを向きハンカチで拭こうとしたが

    エレナ「!あ、あれハンカチ、ない…」

    エレン「ほら、こっち向けって」

    エレナ「!」

    エレンはそう言い振り向かせ鼻を拭いた

    エレン「…よし、これで綺麗になったな」

    エレナ「///あ、ありがとう///」

    そしてこれを見ていた者は

    ミカサ「・・・死ね(羨ましい…)」

    アルミン「心と口に出てる事反対になってるよ…」

    ユミル「いや反対になっててもどっちみち最悪じゃねえか…」

    クリスタ「…良いなぁ、ね、ねえ!エレン!(動かなきゃだめだ!)」

    エレン「!ん?なんdギュウ!!

    エレン「っ!ど、どうした?」

    アルミン「!!(く、クリスタ!?)」

    ユミル「!(だ、大胆に行きやがった…!)」

    ミカサ「(ずるい…)」

    エレナ「!(そうだ!クリスタはエレンの事が好きだったんだ!忘れてたよ)」

    クリスタ「!え、えっと、その…」

    エレン「??なんかよくしらねえが退いてくれないか?重い」

    クリスタ「!ご、ごめん!」

    ユミル「!?おい!?てめえ女神gクリスタ「ちょ、ちょっとユミル!だめだって!(そ、そうだよ!いきなりがっつきすぎだよ!私何してるんだろ…)」

    そう思いながらつい、エレナを見てしまった

    クリスタ「・・・(…何で私エレナの事見てるんだろ…エレナはただの兄妹、なのに…)」

    エレナ「え、エレン失礼だよ?クリスタに…」

    エレン「!あ、わ、悪いクリスタ」

    クリスタ「!う、ううんいきなり抱き付いた私も悪いから、ね…」

    ユミル「・・・」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「・・・(…今更だけどクリスタはエレナに勝てる、そう思っているのかな…?)」
  141. 141 : : 2016/01/20(水) 18:26:42
    アルミンはそう思った、別にクリスタとエレンがくっついても別に良い、と言うよりアルミンにとってはそっちの方が助かる、そう思っているがエレンがクリスタに目を向けるというのはほぼ絶対ない、だからアルミンはクリスタはエレナに勝てると思っているのかな?そう思った

    ユミル「・・・(…クリスタには悪いがこりゃぁ、無理だな、うんほぼ無理だな)」

    ミカサ「・・・(ついエレンの事ばかり考えていたが、今のクリスタ、ちょっと可哀想に見える)」

    と思われるほどクリスタは悲しそうと言うより淋しそう?な表情をしていた

    クリスタ「・・・」

    エレナ「!、ん?」

    クリスタ「・・・」

    エレナ「?クリスタ?」

    クリスタ「!!あっ、ご、ごめんね!な、なんでもない!」

    エレナ「??」

    エレナは見られてると言う視線を感じクリスタを見た、クリスタはぼーっとしていたのか慌てたように視線を外した、と、そこでこれを見ていたエレンは…

    エレン「…!(クリスタの奴エレナの事、まさか…狙ってんのか…?…前々からユミルと一緒に居ると思ってたけどまさか本当に…絶対渡さねえ…!)クリスタ」

    クリスタ「!な、なに?エレン(っび、びっくりした!///)」

    エレナ「!」

    ミカサ「!」

    ユミル「!(おっ、エレンの奴から呼んだぞ!)」

    アルミン「!(う、うんそうだね!…でも)」

    ユミル「(?なんだよ)」

    アルミン「(…気のせいかな、嫌な予感が…)」

    ユミル「(??)」

    とアルミンは少し嫌な予感がした

    エレン「…絶対にクリスタ(エレナ)渡さねえからな!」

    クリスタ「・・・っふぇ!?///」

    ミカサ「っ!!?(…今、何て言った…!?)」

    エレナ「??(い、意味がよくわからないな…え??クリスタ渡さねえからなって何でクリスタに??ん??)」

    ユミル「…は?(…意味がわからんねえ)」

    アルミン「…(…いや、クリスタ渡さねえからなって絶対何か誤解だよね…例えばクリスタ、エレナ渡さねえからなとか…)」

    エレンはそう言うとエレナの隣に立ち

    ッス

    エレン「絶対に渡さねえからなエレナ」

    エレナ「…え?」

    クリスタ「…え」

    アルミン「(だよね~~)」

    ミカサ「・・・(…クリスタやっぱ可哀想…)」

    ユミル「…お前わざとやってねえよな?」

    エレン「?何がだよ?」

    ユミル「…いや、なんでもねえ(…こいつ真性なアホだ…)」

    エレン「エレナは渡さねえぞクリスタ」

    クリスタ「っえ、え??(ど、どう言う事??)」

    エレナ「えっ、え、エレンどう言う事??」

    エレン「あ?どういう事ってそのままの意味だろ、エレナは渡さん」

    クリスタ「…??」

    アルミン「(あっ、だめだ完全にわかってなさそうな顔してるよクリスタ…)」

    エレン「エレナ、俺頑張るぞ!」

    エレナ「え、あ、うん頑張って!(よ、よくわからないけど)」

    エレン「あぁ!(クリスタ、絶対に渡さないからな)」

    クリスタ「???ど、どう言う事なの??」

    アルミン「!え、え~っと、つまり」

    説明中

    クリスタ「ご、誤解の仕方がおかしいよぉ…(うぅ…どうしよ…っ、!そうだ、エレンが鈍いなんて訓練兵の時からわかってたじゃん!!こんな上手くいくわけないよ!!もっともっとアタックしないと!)」

    と心にクリスタ誓った

    アルミン「あ、あはは…(と言うよりつまり今のでクリスタってふられたよね?まぁ言わないけどさ…)」

    ミカサ「・・・(これでクリスタは脱落、と)」

    ユミル「(はぁ~ぁ…)」

    など話をした


    そして今に戻る

    ドドドドドドドドドド!!!!

    エレン「・・・」

    エレナ「っ・・・(…緊張してきた…)」

    エレン「…っ、オルオさん!あいつら…俺の動機は巨人に勝てますかね?」

    オルオ「あぁ?、てめぇこの一カ月間何していやがった!?いいか…くそがき壁外調査てのはなぁ!「いかに巨人と戦わないか」に懸かってんだyッ~~~~~!!!」

    エレン「!!(、ま、また噛んだ…)」

    エレナ「っ!!(っ…オルオさん舌噛みすぎだよ…)」

    流石に何回も何回も噛んでいるため二人は呆れてきていた


    『これがエルヴィン団長が考案した理論だ、この陣形を組織することで我々の生存率は飛躍的に伸びた』

    『お前達新兵には一か月間でこの「長距離索敵陣形」を熟知してもらう』

    ドドドドドドドドドド!!

    エルヴィン「っ!!長距離索敵陣形!!展開!!」

    エルヴィンがそう大声で言い各地配置に新兵達は分かれて行った


  142. 142 : : 2016/01/20(水) 18:26:49
    『前方半円状に長距離だが確実に前後左右が見える距離で等間隔に兵を展開』

    次列中央・指揮 エルヴィン・スミス

    三列三・伝達 ミカサ・アッカーマン

    五列中央・待機 リヴァイ(他エレン、エレナ達)

    次列三・伝達 サシャ・ブラウス

    次列四・伝達 アルミン・アルレルト

    三列四・伝達 ジャン・キルシュタイン 


    『可能な限り索敵・伝達範囲を広げよ』

    『お前達新兵はここだ、荷馬車の護衛班と索敵支援班の中間、ここで予備の馬との並走・伝達を任せる』

    各自、新兵達は予備の馬の綱を任された

    ドドドドドドドドドドドド

    『主に巨人と接近するのは初列索敵班の兵士だ』

    カッカッカッカッ

    ???「ん…!(あれは…!!)」

    『彼らは巨人を発見次第、赤の信煙弾を発射する

    カチャ

    ???「っ!(巨人だ…!!)」

    ドオォォォォォォォ

    『信煙弾を確認次第同じようにして伝達、こうして先頭で指揮を執るエルヴィン団長に最短時間で巨人の位置を知らせるのだ』

    『そして今度は団長が緑の信煙弾を撃つ、陣営全体の進路を変えて新たな方角に舵をきるためさ、全隊に方角を知らせるため皆が進路にむけて緑の信煙弾を撃つ』

    『この要領で巨人との接近を避けながら目的地を目指す、たいていの巨人は馬の長距離走力には敵わない、個体によるが力が限界まで消耗した巨人は極端に動きが鈍る、しかし毎度こううまくまけるわけでもない』

    『やはり個体によっては短時間の馬の走力を上回る巨人もいる、または地形や障害物により発見が遅れ…陣形の内部に侵入を許してしまう場合があり陣形を分断もしくは破壊される恐れがあるこうなっては大損害だ』

    次列三・伝達

    サシャ「っ!!!(きょ、巨人!!?)」

    ドドドドドドドドド!!!!

    サシャ「ひっ!!!赤ッ…赤い信煙弾を…」

    そう思い取り出したが

    ボトッ

    サシャ「あっ…!!!(あぁぁぁぁぁぁ!!?)」

    落としてしまったのだ

    ドオオオオオオオオオ!

    ???「まずい!索敵の取りこぼしだ!」

    ???「こっちに引きつけるぞ!、サシャ!こっちだ!、こっちに走れ!!」

    サシャ「!!ふっ!!(っ!!た、助かります!!)」

    ヒュン!!

    ???「こっちだアホ面!!」

    巨人「!・・・」

    サシャ「あっ…!、ハァハァハァハァ…(た、助かった!!あぁ…生きてる…!!)」

    ドザザザザザザザザ!!

    ???「!!(木、そうだっ!!)」

    ???は何かを思い木の横を通り抜けた、すると

    ドカッ!!!!!!!

    巨人「・・・」

    巨人は木と家につかり消失した

    ???「配置に戻れ奴は燃料切れだ」

    サシャ「!班長!(よ、良かった生きてます!!!)」  



    『しかしこれまでの対処法が通じるのは行動が予測しやすい通常主までの話だ』

    アルミン「・・・?、さっきから変だ、赤の煙弾が撃たれてしばらく経つのに陣形が乱れてる・・・っ!まさか…」

    ドオオオオオオオ

    アルミン「!あれは黒い煙弾!?(近くの人間を無視して中央に迫っている!?)間違いない、奴は!奇行種だ!!」」

    ドシン、ドシン、ドシン

    奇行種「・・・」

    『行動が予測できない奇行種に対してのみ戦闘は必要だ』

    ???「ちくしょーやるしかねえか!、シス!お前はうなじだ!!、俺が動きを止める!!」

    シス「了解!!」

    ドドドドドドド
  143. 143 : : 2016/01/20(水) 18:58:07
    ???「(平地では立体起動装置本来の性能を発揮できるものではない、成功率は極めて低い上に落馬する、隊列から孤立する恐れもある、しかし、奴に陣形を壊させるわけにはいかん補足次第積極的に仕留めよ!)俺が新兵に教えた事だ、俺ガできなくてどうする!向こうは確かアルミンか、まだ新兵をこいつに会わせたくねぇな…」

    ばしゅ

    ズザザザザザザザザ!!!

    ???「っ!!ふん!!!」

    ???は巨人の腱にアンカーを刺し足を削いだ

    ???「いまだ!!シス!!」

    シス「っ!!」

    ザクッ!!

    アルミン「!!ネス班長!やった!」

    ネス「やったか…いてて。…!」

    馬「・・・」

    ネス「来てくれたか、流石俺の愛馬」

    アルミン「・・・え?」

    アルミンは足音を感じ見た

    ネス「?またか?右翼側の索敵は何やってんだ?」

    シス「無視してこっちに来たとなるとあれも奇行種のようですね・・・」

    ネス「しょうがねえ、シスもう一度やるぞ!」

    シス「!はい!」

    ネス「(・・・しかし・・・)」

    カッカッカッ

    ネス「(二回も連続とはついてねぇな…、しかも14mはありそうだ、こいつはしんどいぞ…!?)なっ!?」

    シス「!!?」

    足音が近いと思い後ろを見ると

    ???「・・・」

    アルミン「っ!!?なんだあれ!?早すぎる!!」

    アルミンはまた黒い煙弾を撃った

    ドドドドドドド!!

    アルミン「(まずい!!ネス班長達が!!)」

    ネス「くっ!!っうわぁぁぁぁぁ!!」

    シス「っ!!!!」

    ドンッ!!!!

    ドドドドドドドドド!!!

    ネス「!!っ(アルミンの方に!!)行かせるな!!シス!!」

    シス「はい!!」

    二人は立体起動に移り巨人の首にさし削ごうとしたが

    シス「っ!!(くらブシュッ!!!

    アルミン「・・・」

    ガシッ!!

    ネス「!?は?」

    ボスッ!!!!!

    ネス「   」


    アルミン「・・・っ!!・・・う」

    アルミン「違うぞ、違う…、奇行種じゃない!ネス班長教えてください、どうすればいいんですか!?奴は!?、通常種でも…奇行種でもありません…やつは!」

    ドドドドドド!!

    アルミン「知性がある、「超大型巨人」「鎧の巨人」とか…エレンと同じです!!(やばいやばい!!!!)」

    アルミン「巨人の体を纏った人間です!!だっ、誰が!!?何で!?何でこんな!?まずい!!どうしよう!!僕も死ぬ死ぬ!!僕も殺される!!!!(嫌だ嫌だ嫌だ!!!)」



    ズシン、ズシン、ズシン

    初列十・索敵

    だ…誰か…伝えてくれ…

    右翼…索敵班、ほぼ…

    壊滅…

    女型の巨人が…巨人の大群を連れてきた

    誰か…いないの、か?…

    陣形が…破壊される

    …全滅…しちまブチッ!!

    そしてそれからは大変だったアルミンの元へ女型の巨人が接近してきてはアルミンの乗っている馬を蹴り飛ばしアルミンが地面に転がったところでアルミンの顔を確認しては行ってしまったのだ

    ドドドド

    ライナー「アルミン!」

    アルミン「!ライナー!」

    ライナー「おい立てるか!?、いやとにかく馬を走らせねぇと壁外じゃ生きてられねぇぞ!急げ!!」

    アルミン「!うん!」

    ライナー「奇行種の煙弾を確認したがあのいいケツをした奴があれか?(…掘りたい…っ!!ち、違う違う!!)」

    アルミン「奇行種じゃない!巨人の体を纏った人間だ!(こんな時までギャグを言えるライナーってすごいね…)」

    ライナー「!?何だって!?(…知ってるが)」

    アルミン「ちょっと待って!!、先に煙弾を撃たないと…い、急げ!!あっちに緊急事態を煙弾で…知らせないと!!」

    ライナー「・・・(…何か可愛いと思っちまった…ックソこんな時に俺は…、いやこんな時だからこそ)アルミンお前かw

    ドオオオオオオオオン!!

    アルミン「!?」

    ライナー「!?、待てジャンが撃ったみたいだ」

    アルミン「ん!?、右翼側から上がったのか!?作戦遂行不能な痛手ってことか!?」

    ジャン「右翼索敵が一部壊滅したらしい!!」

    アルミン「!!」

    ジャン「巨人がわんさかと来たんだ!!何でか知らねぇけど!!」

    ライナー「・・・(…それはあいつのせいだな、なぁアニ…)」






  144. 144 : : 2016/01/21(木) 18:15:18
    ジャン「足の速い奴が何体もいる!!今は何とか食い止めているがもう索敵が機能してない!!既に大損害だが下手すりゃ全滅だ!!

    ライナー「!!」

    アルミ「あいつが来た方向からだ!まさか…あいつが巨人を率いてきたのか!?」

    ジャン「?あいつ?…!なんであんなところに巨人がいるんだよ…」

    ジャン「奇行種か?」

    アルミン「いいや、違うんだあいつは…」

    アルミン「エレンと同じことができる巨人の体を纏った人間だ」

    ジャン「!?何だって!?」

    ライナー「どうしてそう思うんだ?」

    アルミン「巨人は人を食う事しかしない、その結果として死なせるのであって殺す行為自体は目的じゃない」

    アルミン「しかしあいつは急所を狙らわれた途端に先輩を握りぶつぃ叩きつけた、食うためじゃなくて殺す為に殺したんだ、他の巨人とそこが違う」

    アルミン「壁を壊し他と木に超大型や鎧の巨人や他の巨人を連れてきたのはおそらくあいつだよ、目的は一貫して人類への攻撃…
    いやどうかな誰かを探してるんじゃないかって気がする…もし、そうだとすると…」

    ライナー「!!(何て奴だ…、アルミン当たりだ、アニはエレンを探しているだろうな…)」

    アルミン「きっと探してるのはエレンだ…」

    ライナー「っ!!エレンだと?エレンのいるリヴァイ班ならあいつが来た右翼側を単としているはずだが」

    アルミン「!、右翼側?」

    ジャン「俺に配布された作戦企画髪紙では左翼後方あたりになってたぞ…」

    アルミン「っ・・・」

    アルミン「僕の企画紙には右翼前方あたりにいると記されていたけどそんな前線に置かれるわけがない(エルヴィン団長が探していたもの…やっぱり…考えたくなかったけど…)」

    ライナー「じゃあ…エレンはどこにいるってんだ?」

    アルミン「この陣形の一番安全なところにいるはず、だとしたら中央の後方あたり、かな…(エレン…)」

    ジャン「アルミン!!今は考えてる暇じゃねえぞ!!」

    アルミン「!」

    ジャン「煙弾が指令班まで届き撤退運動に移れば右からの巨人集団は回避できるだろうが…、奴が本当に超大型や鎧級の脅威だすりゃ、そんな複雑な情報を煙で伝達する術はねぇ、煙弾が届くまでもなく指令班を潰されちまえば陣形は崩壊して全滅だ」

    ライナー「…何が言いたい?」

    ジャン「…つまりだ、この距離ならまだ奴の気を引けるかもしれない、俺達で撤退までの時間を稼いだりできる、かもしれねぇ…何っつてな…」

    ドドドドドドド

    アルミン「あいつには本当に知性がある…あいつから見れば僕らは文字通りに虫けら扱い、ううん…うんこ扱いと言ってもいいよ」

    ジャン「ははっ、まじかよ、にしてもこんな時にギャグかますとはいい度胸してんじゃねえかアルミン…」

    アルミン「…まぁ、こんな時だし」

    ライナー「ははは…にしてもお前本当にジャンか?俺の知るジャンは自分のことしか考えてない筈の男の筈だ」

    ジャン「…失礼すぎるな、おい…、っ俺はただ誰の骨とも知れねぇ骨の燃えカスに…がっかりされたくないだけだ…」

    ・・・

    ジャン「ッお、俺は!!俺には今何をすべきかがわかるんだよ!!そしてこれが俺達の選んだ仕事だ!!力を貸せ!!」

    ライナー「っ・・・(…ッチ、少し厳しいな…)」

    アルミン「・・・っ、フードを被るんだ!!深く!顔があいつに見えないように!あいつは僕らが誰かわからない内は下手に手を出せない筈だ!!」

    ジャン「!!」

    ライナー「なるほどな…エレンかもしれない奴は殺せないと踏んだか…(流石だアルミン…いい考えだ…敵だけどな…)」

    ライナー「気休めにしては上出来、ついてに奴の目が悪い事にも期待してみようか…」

    ドドドドドド

    ジャン「っ、アルミン、お前はエレンといつもベタベタつるんでて気持ちの悪い奴って思ってたけど…やるやつだとは思ってたぜ…」

    アルミン「えっ…あ、あぁどう、も??と言うか僕じゃなくてそれはエレナでしょ…気持ち悪いとか酷いなぁ…」

    ジャン「!!エレナの名前出すんじゃねえよ!穢れるだろ!」

    アルミン「っえ!?」

  145. 145 : : 2016/01/21(木) 18:15:22
    ライナー「はははその事に対しては同感だな、エレナが汚れる、やめろアルミン」

    アルミン「えっ…汚れるって事実だし…それとライナーとジャン、穢れるも何も君達のエレナじゃないからね…」

    ジャン「!ッチ、知ってんだよ、あの死に急ぎ野郎の物だってな」

    ライナー「いいだろアルミン!こんな時ぐらい!」

    アルミン「え、あ、うん、そうだね…(…エレンの物でも誰の物でもないんだけど…)」

    ジャン「ってそんな事より、いいかお前等これから俺が言う事を踏まえておくんだ」



    アルミン「…わかった」

    ライナー「あぁ…」

    ジャン「…よし、行くぞ!」

    そう言うとジャン達は女型に近づいた

    そしてアルミン達は女型の足止めをしようとしたが駄目だった、アルミンは蹴り飛ばされ怪我をし、そこでジャンがアルミンを助けようとするが女型の運動精度が普通の巨人の比じゃなく無理だったそしてまたジャンも殺されそうになるが何とか無事だった、そこで次にライナーが行った、しかしそこでもまたダメだった、うなじを削ごうとするが全くだめだった

    ライナー「!!!(おい!!アニ!!)」

    女型「!(ライナー…?)」

    ガシッ

    ライナー「!!(ッエレンは~~~~だ)」

    女型「!(…そう、なら…)」

    ググググググググ

    ライナー「っ!!?(お、おい!!?)」

    ブチッ!!!

    ジャン「・・・っ、お…おい…ライナー…お前っ…!!」

    アルミン「!!え!?」

    死んだかと思っていたライナーだったが

    グシャッ!!!!

    ライナー「!!!!(ックソ、アニの奴強く握りやがって!!)」

    パシュッ!!

    アルミン「・・・!!」

    タッタッタッタッタ

    ガシッ!

    アルミン「!?」

    ライナー「もう時間稼ぎは十分だろ!?急いでこいつから離れるぞ!!人食いじゃなきゃ俺達を追いかけたりしないはずだ!!」

    女型「・・・(…なるほどね)」

    ズシン

    ジャン「・・・!(ライナーのやつやりやがった…、ミカサが強烈で忘れてたが…あいつもズバ抜けて優秀で頼りになる奴だったな…)」

    タッタッタッタ!!

    ライナー「見ろ!チbデカ女の野郎め…ビビッちまってお帰りになるご様子だ!!(あぶねえあぶねえ…)」

    アルミン「(そんな…!!なぜ…あっちは中央後方…エレンが居る方向だ…)」

    そしてそれからはアルミンの手当てをしていた所で居なくなったジャンの馬を連れてきたクリスタと共に配置に戻った



    ドォォォォォォォォン!!

    リヴァイ「!オルオ、お前が撃て」

    オルオ「!!了解です!(よっしゃぁぁぁっぁ!!)」

    エレナ「す、凄い煙弾の数だね…エレン…」

    エレン「ん?、確かにそう、だな(…考えたくないけどまさかかなりやばい状態なんじゃ…?)」

    エレナ「?エレン?」

    エレン「!あぁ、いやアルミン達平気かなって思ってな」

    エレナ「あっ…うん、そうだね…皆無事だといいんだけどね…」

    エレン「あぁ、ここは陣形でも最も安全な位置だからな…他の巨人達は多分アルミンやミカサの方へ行ってるだろうな」

    エレナ「…うん(…皆無事で居て…)」
  146. 146 : : 2016/01/21(木) 18:58:08
    エレン「…まぁ、多分大丈夫だろミカサは頭はともかく立体起動の方じゃすっげえ強ぇし、アルミンは頭があるんだ平気だろ」

    エレナ「!う、うん、そうだよね!(…そうだよ二人共無事だよ!信じなきゃ!)」

    エレン「あぁ!(…全くもって何の根拠もねえけど一応落ち着いたな…)よかった…」

    エレナ「え?」

    エレン「!あ、いや・・・」

    エレナ「??」

    エレン「い、いやエレナすっげえ不安そうな顔してたからよ、安心したような顔したから良かったって」

    エレナ「!あ、えっと、うん!ありがとうエレン!」

    エレン「!あぁ(…こんな時だからこそエレナの笑顔は女神だ…癒される…///)」

    ドドドドドドドド!!

    口頭伝達です!!

    エレン「!」

    エレナ「えっ?」

    右翼索敵壊滅的打撃!!右翼索敵一部機能せず!!

    エレン「っ!」

    エレナ「えっ・・・」

    異常の伝達を左に回してください!!

    リヴァイ「…聞いたかぺトラ、行け」

    ぺトラ「はい!!」

    エレン「(右翼側!?確かアルミンはそっちだ…!!)」

    エレナ「ね、ねえエレン、確か右翼側って…」

    エレン「!あぁ、アルミンが居る方だ…」

    エレナ「!!」

    エレン「…でもアルミンも他のやつらもまだ中央の近くが持ち場のはずだ、そこまでは巨人は侵攻してないはずだぞ」

    エレナ「!あっ、そ、そうだよね!(…ふぅ、びっくりした…)」

    エレン「・・・(…だが確実に安全何て保障はねぇ…)」

    ドオオオオオオオオ!!!!

    エレン「!?黒の煙弾!?奇行種か!?」

    エレナ「っ!!」

    リヴァイ「エレンお前が撃て」

    エレン「!はい!」

    ドオオオオオオ!!

    ドドッ、ドドッ、ドドッ

    リヴァイ「何てザマだ…やけに陣形の深くまで侵入させちまったな」

    ドオオオオオオオオオオオ

    エレン「!!(っすぐ、そこまで巨人が…!)」

    エレナ「!え、エレン!この音って!」

    エレン「!巨人だ…!(あの煙弾の下で誰かが…戦っているのか…)」

    ズシン、ズシン、ズシン

    女型「・・・」

    ???「こっち向け!、っこの…!化け物!」

    煙弾を女型に向けて撃ったが

    シュッ

    ???「!!(避けられた!)っ!!今だ!!」

    ???「っ!!」

    もう一人の兵士が馬から飛び降り建物にアンカーを刺し飛んだ

    同時に三か所だ

    総統頭が回る奇行種のようだが

    すべてを防ぎはできないだろう

    脊椎に腱、どこからでも削げば歩みは止められる

    ???「余計な損害くれやがって、なぶり殺しにしてやる!!」

    腱を削ごうとしたが

    ブチッ!

    ???「!!?」

    女型「・・・(弱い…)」

    アンカーを引っこ抜き、そしてジャンプした

    ???「なっ!!飛んだ!?」

    フォンッ!!、ブチッ!!

    ???「うっ!!」

    グシャ!!

    小屋?らしき物に登ろうとしたがそれごと潰された

    ???「は…放せ!!!!」

    女型「・・・(フフッ…)」

    ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!!

    ???「・・・」

    ダッ!!

    女型は捕まえた兵士のアンカーを持っては兵士を振り回した贓物という贓物が空中に撒き散らされていた

    ???「っ!!報告が先だ!!こんな奴がいるなんて!!俺がしらさなければ!!」

    女型「(つまらない…)」

    フォン!!

    ???「っ!!!?」

    パンッ!!

    女型は蹴り飛ばした

  147. 147 : : 2016/01/22(金) 18:50:16
    奇行種か!!

    こんなところにまで

    仕留めるぞ!!

    これ以上侵入を許すな!!

    ???「右翼側がマイ滅状態だと!?」

    ???「それでも撤退しないのか?、なぜ…!?」

    ドドッドドッドドッドドッドドッ

    初列十三・索敵

    ???「さっきから進路が東のままだな」

    ???「目的地の旧市街地は南のはずなのに」

    初列五・索敵

    ???「このままじゃ陣形はあそことぶつかるな」

    ???「あぁ…、っ…見えてきたぜ」

    ???「居大樹の森が…」

    次列中央・指揮

    居大樹

    エルヴィン「巨人の往来があったようだ…」

    路地に草木が生えてない

    荷馬車も進めそうだ

    後方に伝達してくれ

    中列護衛班のみ森に侵入せよ



    サシャ「あの…班長中列は森の路地に張って行くみたいですが…私達このままじゃ森にぶつかっちゃいますよ?」

    班長「・・・」

    班長「回り込むぞ」

    ???「!?」

    サシャ「!はい…!」


    ミカサ「・・・」

    コニー「な、なぁ中列だけ森の中に入って行ったみたいだけど陣形ってどうなってるんだ?」

    ミカサ「陣形はもう無い、私達左右の陣形は森に阻まれてその周りをまわるしかない、索敵能力は失われた」

    コニー「っ…!」

    コニー「何で進路を変ええてこの森を避けなかったんだ?エルヴィン団長は地図読み間違えちゃったのか?」

    ミカサ「…わからない、右翼側の脅威を避けようとするあまりここまで追い込まれてしまったのかも…しれない」


    兵長!!
    リヴァイ兵長!!!!

    …なんだ

    エレン「何だってここ森ですよ!?中列だけこんなに森の中に入ってったら巨人の接近に気づけません!、右から何か来てるみたいですし…どうやって巨人を回避したり荷馬車班を守ったりするんですか?」

    エレナ「お、落ち着いて?エレン?」

    エレン「!あ、あぁ…(ッチ、このままじゃ…)」

    リヴァイ「…わかりきったことをピーピー喚くな、もうそんなことできるわけねぇだろ…」

    エレン「っ!?え!?」

    エレナ「!!」

    ドドッドドッドドッ

    エレン「な!?…なぜそんな…」

    リヴァイ「周りをよく見ろ」

    リヴァイ「この無駄にクソでかい木を…立体起動装置の機能をいかにすには絶好の環境だ」

    リヴァイ「そして考えろ、お前のその大したことない頭でな、死にたくなきゃ必死に頭回せ」

    エレン「・・・」

    エレナ「…(っ、こんな状況…無理だよ…こんな状況で…)」

    エレン「…エレナ」

    エレナ「!え、エレン」

    エレン「一旦落ち着こう」

    エレナ「っえ?」

    エレン「大丈夫だ…今兵長が言った通りこの場所は立体起動装置を使うにはうってつけな場所だ、それに今この状況を呑み込めてないのは俺達新兵だけだと思う…簡単に答えを教えてもらえないのも自分で学ぶ必要があるからだ…」

    エレナ「!そ、そう言う事なんだ…あ、ありがとうエレン…落ち着て生きたよ…」

    エレン「!あぁ(きっと先輩達もそうやって戦いを学んできたんだ…)」

    チラッ

    オルオ「なんだよこれ…ふざけんなよ…ほんと、なにこれ…」

    エレン「(…えっ?)」

    バッ

    エレン「(!?…まさか、まさか…誰も…この状況を理解できていないのか…?、まさか…リヴァイ兵長でさえも…)」

    ゴォオオオオオオオオオオオオオオ

    皆「!?」

    ぺトラ「な、何の音!?」

    オルオ「すぐ後ろからだ!!」

    エルド「右から来ていたという何かのせいか…!?」

    エレン「っ・・・」

    エレナ「っ…!!(っ、やばい…やばいやばい…!!)」

    リヴァイ「お前ら剣を抜け、それが姿を現すとしたら」


    リヴァイ「一瞬だ」

    ドオオオオオオオオオン!!!!!!!


    ジャン「正気かよ…、当初の兵坦拠点作りの作戦を放棄…その時点で尻尾巻いてずらかるえき所を大胆にも観光名所に寄り道…そのあげく馬降りて抜剣して突っ立って…」

    ジャン「森に入る巨人をくい止めろと…」

    アルミン「・・・」

    ジャン「あいつ・・・」ふざけた命令しやがって…」

    アルミン「っちょ、聞こえるよ…(こんな時に争いとかやめてね絶対…)」

    ジャン「それにろくな責め井も無いってのが斬新だ上官じゃなきゃ誰も相手せず聞き流せるんだが…まぁやつの心中も穏やかな気分ではないはずだ、極限の状況で部下に無能と判断されちまった指揮官はよく背後からの謎の負傷で死ぬって話があるが…別に珍しい話でもないぞこりゃ」

    アルミン「ジャン…それじゃあどうするの?(何だよこの馬面さっきからうるせぇな)」



  148. 148 : : 2016/01/22(金) 18:50:22
    ジャン「あ?」

    アルミン「っ(そのムカつく馬面をこっちに向けんなよ…)」

    ジャン「・・・マジになんなよ、少しこの状況にイラついただけだ、どうするってそりゃあ…命令に従う…巨人を森に入れない、お前もそうするべきだと思うんだろ?アルミン」

    アルミン「え?」

    ジャン「何やらわけ知り顔だが?」

    アルミン「えーと…(…今更だけどちょっと調子に乗りすぎじゃないかな…この馬面」

    ジャン「っ!」

    アルミン「…あ、ごめん、つい」

    ジャン「い、いや、その、悪い…(何だこいつ、怖ぇ…!!)」

    5m級接近!!

    !!
    ジャン「っ、よ、要は…森の中に入れなければいいんだろ?」

    抗戦する必要なんか無い… 

    ハズだよな?

    皆「っ・・・」


    ドドッドドッドドッドドッ!!!

    エレン「っ!!!」

    エレナ「ヒッ…!!」

    ゴォオオオオオオオオオオオ!!!

    女型「!!(見つけた!!)」

    エレン「!!(笑いやがった…!!)」

    エレナ「っ!(笑ってる…!)」

    グンタ「クッ…この森の中じゃ事前に回避しようが無い!」

    エルド「早い!!追いつかれるぞ!!」

    ぺトラ「兵長!!立体起動に移りましょう!!」

    リヴァイ「・・・」

    ヒュ~~~~~~!!

    エレン「!!」

    エレナ「あっ!!」

    ぺトラ「!!背後より増援!」

    ???「!!」

    ???「!!」

    パシュッ!!

    女型「(邪魔)」

    うなじに指したアンカーを掴み

    フォン!!

    ブチャ!!

    ???「 」

    ???「!!っ!!」

    ガシッ!!

    ???「っ!!やめrブチャ!!

    皆「っ!!」

    エレン「っ」

    エレナ「ぁ…そんなっ…」

    リヴァイ「・・・」

    ぺトラ「!!兵長!指示を!!」

    オルオ「やりましょう!!あいつは危険です!!」

    グンタ「俺達がやるべきです!!」

    エルド「ズタボロにしてやる…」

    エレン「!(馬鹿め!自分から地獄に来やがった…!!)」

    女型「・・・(…ん?、そう言えばどうしよう…)」

    アニはそう思いながら下で見ているエレナを見た

    エレナ「!!(こ、こっちを見た…!)」

    女型「・・・(…エレン一人連れ去ってもエレナが一人に…仕方ない、エレナも連れて行こう…大丈夫エレナ、一人にならない…)」

    エレン「っ!!(あいつエレナを見てんのか!?何でエレナを…!!)」

    ドドッ、ドドッ、ドドッ、ドドッ!!

    エレン「・・・!?」

    リヴァイ「・・・」

    エレン「(何をしてるんだ…?兵長は…)」

    兵長はゴソゴソと何かをあさり

    リヴァイ「・・・」

    エレン「!?リヴァイ兵長!!」

    オルオ「指示をください!!」

    リヴァイ「全員耳を塞げ」

    エレン「!!エレナ!!」

    エレナ「っ!!」

    ぼーっとしているエレナに声をかけ皆耳を塞いだ

    キュイイイイイイイイイイン!!!!

    エレン「っ!!?(音響弾!?)」

    エレナ「っ!!」

    リヴァイ「お前らの仕事は何だ?その時々の感情に身を任せるだけか?、そうじゃなかったはずだ…この班の使命はそこのクソガキに傷一つ付けないよう尽くす事だ」

    リヴァイ「命の限り」

    ぺトラ「!」

    エルド「!」

    グンタ「!」

    オルオ「!」
  149. 149 : : 2016/01/23(土) 14:43:18
    期待です!投稿スピード早いですね!
  150. 150 : : 2016/01/23(土) 15:56:40
    エレナ「っ!?(あ、あれ?エレンを傷一つ付けない…!?監視じゃなくて…!?)」

    エレン「!?(…俺を監視するためなんじゃ…?)」

    リヴァイ「俺達はこのまま馬で駆ける、いいな?」

    ぺトラ「了解です!」

    エレン「!?」

    エレナ「っ!えっ!」

    エレン「えっ…!?、か、駆けるって…て…一体どこまで…!?」

    エレナ「へ、兵長…!?」

    エレン「そ、それに!やつがもうすぐそこまで!(何考えてんだ!?この人!?)」

    ドドドドドドドドドド!!!

    エレン「!!」


    ???「~!!」

    ???「っ!!」

    ヒュッ!!

    女型「!(ッチ、さっきから…!)」


    エレン「また…!!増援です!!早く援護しなければまた!やられます!!」

    グンタ「っ!!エレン前を向け!!」

    エレン「…っ、グンタさん!?」

    エルド「歩調を乱すな!!最高速度を保て!」

    エレン「・・・!?エルドさん!?なぜ…リヴァイ班がやらなくて誰があいつを止められるんですか!?」

    バチッ!!!

    エレン「!!」

    エレナ「っ!!ま、また…!(人が…!!)」

    エレン「また死んだ!助けられたかもしれないのに…!」

    チラッ

    オルオ「っ・・・」

    グンタ「・・・」

    ぺトラ「っ・・・」

    エレン「!!まだ一人戦ってます!果敢にも!今なら…まだ間に合う!」

    ぺトラ「っ!エレン!前を向いて走りなさい!」

    エレン「戦いから目を背けろと!?仲間を見殺しにして逃げろってことですか!?」

    ぺトラ「・・・っ、えぇ!そうよ!兵長の指示に従いなさい!」

    エレン「!?見殺しにする理由がわかりません!それを説明しない理由もわからない!なぜです!?(何なんだよ!?意味わかんねえよ!?何考えてんだよ!?)」

    エレナ「っ!!(兵長…何考えるんですか…?全然わかりませんよ…)」

    オルオ「兵長が説明すべきではないと判断したからだ!!それがわからないのはまだお前がヒヨッコだからだ!わかったら黙って従え!」

    エレン「・・・(何を言っているんだ…、まったくわけがわからない何も説明もしてないのに黙って聞けって…!?…そんなの無理に決まってんだろ!!)おい!エレナ!」

    エレナ「!な、なに?エレン!」

    エレン「俺が今から巨人化する!だからお前は兵長達と一緒に頑張って逃げろ!!(何でオレは他人の力ばかり頼ってんだ…!自分で戦えばいいじゃねえか…!)」

    エレナ「!!?な、何言ってるの!?(何言ってるの…!?え、エレン!!?)」

    ぺトラ「!!?何言ってるの!?エレン!?それが許されるのはあなたの命が危うくなった時だけ!私達と約束したでしょ!?」

    エレン「っ!!」

    エレナ「!そ、そうだよ!エレン!一人で何て行かないでよ!?」

    エレン「!?エレナ!?」

    エレナ「エレンが行くなら私も連れてってよ!?(また一人になっちゃうよ!そんなの嫌だよ!?)」

    オルオ「!?はぁ!?新入りてめぇ!何言ってんだ!?」

    エレナ「っ!」

    オルオ「勝手nエレン」

    皆「!」

    リヴァイ「お前は間違ってない、やりたきゃやれ」

    エレン「・・・」

    ぺトラ「兵長!?」

    リヴァイ「俺にはわかるこいつは本物の化け物だ「巨人の力」とは無関係になどんなに力で押さえようともどんなに檻に閉じ込めようとも」

    リヴァイ「こいつの意識を服従させることは誰にもできない(…こいつの中に眠る者…何かはしらねぇがこいつは化け物だ)」

    エレン『調査兵団に入ってとにかく巨人をぶっ殺し、エレナに寄りつく者すべて排除したいと思っています…!!』

    リヴァイ「…(ただ…こいつはシスコン野郎だが…)」

    リヴァイ「お前と俺達との判断の相違は経験則に基づくものだ」

    リヴァイ「だがな・・・、そんなもんはアテにしなくていい選べ…」

    エレン「・・・」

    リヴァイ「自分を信じるか、俺やコイツら調査兵団組織を信じるかだ」

    ぺトラ「っ・・・」

    エルド「・・・」

    グンタ「・・・」

    オルオ「・・・」

    エレナ「(兵長…)」

    リヴァイ「俺にはわからないずっとそうだ…自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…結果は誰にもわからなかった…」

    リヴァイ「だから…まぁ…せいぜい…悔いが残らない方を自分で選べ」

    ドドッドドッドドッドドッ

    エレン「っ・・・」

    チラッ

    女型「・・・」

    エレン「・・・(よし…)」

    ぺトラ「エレン」

    エレン「っ・・・」

    ぺトラ「…信じて」

  151. 151 : : 2016/01/23(土) 15:56:46
    エレン「・・・っ、無理です…」

    ぺトラ「!?」

    オルオ「っ!!?」

    グンタ「っ・・・」

    エルド「なっ・・・」

    エレナ「え、エレン!?」

    リヴァイ「・・・」

    エレン「先輩達を絶対に信じるなんて無理な話です…っ、今リヴァイ兵長が言った通りここでぺトラさん達を信じたところで大丈夫、そんな確証はどこにもない…」

    ぺトラ「・・・(っ…)」

    エレン「…だから」

    ぺトラ「っ、?」

    エレン「…ぺトラさん達は俺を傷一つ付けないで送り届ける何てエレナを守る、これも入れてください…」

    皆「!」

    リヴァイ「・・・」

    エレン「俺が本来調査兵団に入った理由は壁の外に行ってある物を見るため、それと巨人を駆逐するため、エレナを守るために入ったんです」

    ぺトラ「・・・」

    エレン「っこれはあまり言いたくなかったんですけど、俺はエレナさえ居てくれれば良いんです、後他がどうなろうと、確かにこの一カ月の間ぺトラさん達と過ごし確かに友情の様なものが少しだけ湧きました、でもそれでもやっぱり俺はエレナさえ居てくれればそれでいい、他なんてどうでもいい、そう思っています…」

    エレナ「っエレン…」

    ぺトラ「・・・っ(…確かに経った一カ月、そんな短い期間の間で友情というものに湧いただけでも凄い方だよね…)」

    エレン「…ですからぺトラさん達は俺を守るんじゃなく、エレナを守る事を最優先にしてください…俺は皆を完璧に信じてはいません…だからエレナが危なくなったら俺は巨人化します…、だから、ほんの少しだけ」

    ッス

    ぺトラ「!」

    エレン「…ほんの少しだけぺトラさん達を信じてみようと思います…」

    エレンはそう言いながら腕を降ろした

    随分前の事


    『お前を半殺しに留める方法を思いついた』

    エレン「…はい?」

    リヴァイ「巨人化したお前を止めるには殺すしかないと言ったが」

    カッカ

    リヴァイは黒板に書きながら言っている

    リヴァイ「このやり方なら重症で済む」

    カッカ

    リヴァイ「とはいえ個々の技量頼みだがな、要はー」

    リヴァイ「うなじの肉ごとお前を切り取ってしまえばいい」

    リヴァイ「その際、手足の先っちょを切り取ってしまうが…」

    ぺトラ「っ・・・」

    エルド「っ・・・(聞きたくなかった…)」

    オルオ「っ・・・(こんな事兵長に思いたくないけど、兵長グロいです…)

    グンタ「っ・・・」

    エレン「!?っ・・・(平然とした顔でよく言えるなこの人…)」

    ギュッ

    エレン「ん?」

    エレナ「っ・・・」

    エレナはリヴァイの話を聞き少しリヴァイから避けるようにエレンの腕に抱き付き引っ張った

    リヴァイ「?なんだ?」

    エレナ「!い、いぇ…(うぅ…やっぱ怖ぃ…)」

    エレン「・・・(…兵長に睨まれて震えるエレナ、可愛い…子犬みだいだな…)」

    リヴァイ「…どうせまたトカゲみてぇに生えてくんだろ?、気持ち悪い」

    エレン「!ま、待ってください、どうやったら生えてくるとかわからないんです、何か他に方法は…」

    リヴァイ「・・・」

    エレン「っ・・・」

    リヴァイ「何の危険も冒さず何の犠牲もはらいたくありません、と?」

    エレン「い…いえ(ッチ…他人事だと思いやがって…)」

    リヴァイ「なら腹を括れ、お前に殺される危険があるのは俺達も同じだから安心しろ」

    エレン「・・・!」

    エレナ「・・・」

    エレン「はい…、わかりました…」


    ハンジ「じ、じゃあ実験していいよね?」

    エレナ「!うっ…!」

    エレン「!え、エレナ?」

    エレナはハンジの声を聞いた途端にエレンの後ろに隠れた

    ハンジ「あ、あれ?隠れちゃった?」

    リヴァイ「てめえの鬼畜っぷりに腹いっぱいなんだろ」

    ぺトラ「は、ははは…(私も最初は引いたなぁ…)」

    ハンジ「そ、そう、まぁ良いけどそれより実験していいよね!?」

    リヴァイ「…リスクは大きい…かといってこいつを検証しないわけにもいかないからな」

    ハンジ「計画は私がやっていいよね?」
  152. 152 : : 2016/01/23(土) 16:53:26
    ハンジ「エレン…わからないことがあったら、わかればいい…自分らの命を懸けるカチは十分ある」

    ハンジはそう言うと走って行ってしまった

    エレン「・・・(いつみてもやばい人だな…)」

    ギュゥ

    エレン「!エレナ?」

    エレナ「え、エレン無理しないでね…?ハンジさんはあんな事言ってるけど…」

    エレン「!あぁ、大丈夫だ無理はしねえよ」

    ッス

    エレナ「!う、うん!」



    ヒュオオオオオオオオオオオオ~

    ハンジ「準備ができたら信煙弾で合図するからそれ以降の判断は任せたよ!」

    エレナ「エレン…(…ふぅ、大丈夫、大丈夫…!)」

    エレン「!了解です(…無茶はしない…)」

    ハンジ「うん…この涸れ井戸なら自我の無い状態の巨人であっても高速できる…はず!」

    パァァァァァァ

    エレン「!合図だ…」

    エレン「(巨人の操作…壁を塞いだ時以来か…もしまた暴れでもしたら…俺は今回リヴァイ班に殺されるかもしれないのか…」

    ガりッ

    ヒュうウウウウウウ~

    ハンジ「・・・?合図が伝わなかったのかな?」

    エレナ「!?」

    リヴァイ「・・・いいやそんな確実性の高い代物でもねぇd

    エレナ「エレン!!」

    リヴァイ「!?おい!?」

    エレナは慌てて井戸の方へ走って行った、そこでリヴァイとハンジも駆けつけた

    エレン「!エレナ?」

    エレナ「!!え、エレンそのリヴァイ「ッチ、退いてろ」

    エレナ「あっ…」

    ハンジ「ご、ごめんね?エレナ」

    エレナ「!ぁ、いぇ…」

    エレン「…(エレナに向かって舌打ち…許さねぇ…)」

    ハンジ「っと、何かあったの?」

    リヴァイ「!」

    ハンジ「!」

    エレン「!は、ハンジさん…巨人になれません」


    エレン「・・・」

    エレナ「え、エレン大丈夫…?傷」

    エレン「!あ、あぁ大丈夫だ(…心配してくれる奴が居るってこんなにも心地良いんだな…)」

    エレナ「?エレン?」

    エレン「!いや、ありがとうな」

    ナデナデ

    エレナ「んっ、え??」

    エレン「・・・」

    リヴァイ「自分で噛んだ手も傷がふさがったりしてないのか?」

    エレン「!は、はい…」

    リヴァイ「お前が巨人になれないとなるとウォール・マリアを塞ぐっていう大儀もクソもなくなる」

    リヴァイ「命令だ、何とかしろ」

    エレン「!はい…」

    エレナ「・・・(…兵長苦手だな…)」 


    ぺトラ「へ、兵長少し落ち着いてくださいよ…

    リヴァイ「・・・(ッチ、はぁ…)ゴクッ、落ち着いてる…」

    とぺトラはリヴァイに苦笑いしながら話しかけていた


    エルド「まぁそう気を落とすな」

    エレン「!し、しかし…」

    オルオ「まぁ…思ったよりお前は人間だったってことだ」

    エレン「・・・!」

    エレナ「思ったよりも…?」

    エルド「焦って命を落とすよりはずっとよかった…これも無駄ではないさ」

    グンタ「あぁ…慎重が過ぎるってことはないだろう」

    エレン「・・・」

    エレン「(何で…先輩達は失望してないんだ…?俺が巨人にならないと大変なのに…)」

    チラッ

    エレン「(…まるで、現状を変えることを望んでないみたいだ…)」

    エレン「!うっ!」

    ズキン!!

    手に持っていたスプーンを落としてしまった、理由は先程の手の怪我のせいだった

    エレナ「!エレン大丈夫?」

    エレン「あ、あぁ」

    ッス

    エレン「んっ…、?!」

    スプーンを手に取った次の瞬間

    ドドォォォォォォン!!

    ぺトラ「!!?」

    リヴァイ「!?」

    グンタ「うぉ!?」

    エルド「っく!?」

    オルオ「ッブ!?」

    エレナ「うっ!?」

    !!?

    おい!?

    何だ!?

    何の爆発だ!?

    エレン「~~~~!!~~~!!なっ!?な、何て今頃!?」

    リヴァイ「落ち着け」

    エレン「リヴァイ兵長、こ、これは…っ?」

    チラッ

    リヴァイ「落ち着けと言っているんだ、お前ら」

    ぺトラ「っ!!」

    エルド「!!」

    オルオ「!!」

    グンタ「っ!!」

    エレン「…?」

    エレナ「っ…エレン…?(い、今何が…)」

    エレナはそう思いながら立った

    エレナ「・・・!!み、みんな…!?(な、何でエレンに…!!?)」

    ぺトラ達がエレンに刃を向けてる事に驚愕した


    タッタッタッタッタッタ!!

    ハンジ「何!?何の音!?何がー」

    ハンジ「!?うぉおおおお!?」

    ハンジ「おおおい!?うおぉぉお!!!」

    ゴォォォォォォォォ~~

    エレン「っ・・・」

    リヴァイ「・・・」

    ザッ、ザッ、ザッ、ザッ

    エレナ「な、なにを…!」

    エルド「っ!!エレン…!!どういうことだ!?」

  153. 153 : : 2016/01/23(土) 16:53:35
    エレン「は…はい!?」

    エルド「なぜ今許可も無くやった!?答えろ!?」

    リヴァイ「エルド、待て」

    オルオ「答えろよエレン!!どういうつもりだ!!」

    エレン「・・・!」

    グンタ「いいや…そりゃあ後だ、俺達に…いや人類に敵意が無いことを証明してくれ」

    エレン「え・・・!?」

    グンタ「!!証明してくれ早く!!お前には…その責任がある!!」

    オルオ「その腕をピクリとでも動かしてみろ!その瞬間てめぇの首が飛ぶ!!」

    エレナ「!!?」

    オルオ「できるぜ!!俺は!本当に!!試してみるか!?」

    リヴァイ「オルオ!落ち着けと言ってる!」

    ぺトラ「兵長!エレンから離れてください!近すぎます!」

    リヴァイ「いいや離れるべきはお前らの方だ下がれ」

    ぺトラ「!?なぜです!?」

    リヴァイ「俺の勘だ」

    エルド「どうした!?エレン!?」

    オルオ「何かしゃべれよ!」

    エレン「っ!…だ」

    グンタ「早く証明しろ!」

    オルオ「妙な動きはするな!!」

    エレン「っ!!」

    ピクッ!

    オルオ「!!動いたな!!」

    エレン「!?」

    リヴァイ「!」

    オルオ「よぉし!!わかった!!今から殺してやる!!」

    ッス

    オルオはそう言うとブレードに手をかけ引き抜いた

    オルオ「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」

    エレナ「っ!!?(そ、そんな!!!)ま、待って!!!」

    リヴァイ「おい!!待て!!!」

    エレナはエレンを守る様にエレンの前に出た

    エレン「!!?お、おい!?エレナ!!!?(お、おい!!何してんだよ?!やめろやめろやめろやめろやめろ!!!!!)」

    オルオ「うぁぁぁぁぁ!!!」

    オルオはパニックになっているのかエレナごとエレンを斬ろうとした

    ぺトラ「オルオ!!?」

    グンタ「っ!?」

    フォン!!

    エレナ「っヒッ!!(ぁ、だめだ…!)」

    エレン「!!やめろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

    と振り落したと同時に

    バキンッ!!!

    オルオ「っ!!」

    リヴァイ「っ!!!落ち着けって言ってんだ!!」

    リヴァイはオルオが振り落したブレードをブレードで防ぎ折ったのである

    エレン「!!!!兵長!!」

    エレナ「っ…ぁ、ぁれ…?」

    と状況がグチャグチャになってる所へ

    ハンジ「エレェン!!その腕触っていいぃぃぃぃ!?」

    グンタ「うぉ!?」

    ハンジはグンタを突き飛ばし

    ハンジ「ねぇ!?いよねぇ!?いいんでしょ!?触るだけだから!!」

    エレン「!?は、ハンジさん!?ちょっと待ってーーー」

    ジュゥゥゥゥゥゥゥ!!!

    エレン「・・・!!あっ、つい!!!」

    ダッタッタッタッタッタ!!!

    皆「・・・」

    ハンジ「皮膚ないとクッッソ熱いぜぇ!!これ!!すっっげえ熱い!!!」

    モブリット「分隊長!!生き急ぎすぎです!!」

    ハンジ「!!ねぇ!エレンは熱くないの!?その右手のつなぎ目どうなってるの!?すごいみたい!!」

    エレン「!(手…そうだ!さっさとこの手を抜いちまえば…)、こんなもん!」

    グググ

    エレン「んんんんんんん!!」

    オルオ「!!お…おい!!エレン!!妙な事するな!!」

    オルオはそう言いながらもう一度ブレードを引き抜いた瞬間に

    ッス

    ガシッ

    オルオ「!」

    リヴァイ「…お前、次やったら~~~~だぞ…」

    オルオ「!!は、はい!!」

    エレン「ふん!!」

    ブチッ!!

    ドサッ!!

    エレン「うっ!!」

    エレナ「!!え、エレン!!」

    エレナはエレンの元へ走って駆けつけ

    エレナ「大丈夫!?エレン!?」

    エレン「んっ、あ、あぁ大丈夫だ…それよりエレナは…!!」

    エレナ「!う、うん!私は特になにもないけど…!エレンは!?」

    エレン「あぁ俺は特になにもねぇよ…(ッチ、あのクソじじい…エレナに向かって…!!!)」

    ギロリッ

    オルオ「!!ッヒ!!」
  154. 154 : : 2016/01/23(土) 17:49:57
    ハンジ「ええ!?ちょっと…エレン!?早すぎるって!!まだ調べたいことが・・・、!?…スプーン?」


    エレン「・・・ハァハァハァ…」

    リヴァイ「気分はどうだ?」

    エレン「兵長…ハァハァハァ…」

    ッス

    エレン「…あまり良くないです…!!」

    チラッ

    オルオ「!!」



    地下

    エレン「俺が…ここにいることで生かしてもらってることはわかってるつもりです、俺自身が人類の天敵たりえる存在であることも…」

    エレン「ただ…」

    エレン「実際に敵意を向けられるまで…気づきませんでした、あそこまで自分は信用されてなかったとは…」

    リヴァイ「当然だ…俺はそういう奴らだから選んだ」

    エレン「・・・!」


    ぺトラ「・・・」

    グンタ「…ッチ…」

    エルド「・・・」

    グンタ「・・・」

    エレナ「・・・っ(…)」


    ぺトラ・ラル討伐10体討伐補佐48体

    オルオ・ボザド討伐39体討伐補佐9体

    エルド・ジン討伐14体討伐補佐32体

    グンタ・シェルツ討伐7体討伐補佐40体

    リヴァイ「生きて帰って初めて一人前ってのが調査兵団の通説だが…そんな地獄のような状況であいつらは何度も生き延び成果を残した、生き方を学んだからだ…」

    リヴァイ「巨人と対峙すればいつだって情報不足、いくら考えたって何一つわからないって状況が多すぎる、ならば努めるべきは迅速な行動と最悪を想定した非常な決断」

    リヴァイ「かと言って血も涙も失ったわけでもないお前に刃を向ける事に何も感じないってわけにはいかんだろう」

    エレン「・・・(…実際に刃を向けられたのはエレナだけどな…)」

    リヴァイ「だがな…後悔はない」

    コツッ、コツッ、コツッ

    モブリット「リヴァイ兵長、ハンジ分隊長がお呼びです」

    リヴァイ「…あのクソメガネ待たせやがって…」

    リヴァイ「おい…行くぞ」

    エレン「!は…はい!」

    ガチャ

    バタン

    エレン「・・・」

    リヴァイ「クソでも長引いたか?」

    ハンジ「そんなことないよ快便だったけど、上への説明に手間取っちゃってさ」

    ッス

    ハンジ「まぁエレン、とりあえずこれを見てくれ」

    エレン「!、ティースプーンですか?」

    ハンジ「そう、エレンが出した巨人の右手がこれをつまんでたこんなふうに人差し指と親指の間にね」

    エレン「・・・え?」

    エレナ「!(さっきのスプーン…!)」

    ハンジ「偶然挟まっていたとはちょっと考えにくいね、しかもなぜか熱や圧力による変形は見られない・・・何か思う事はない?」

    エレン「…あ…!確かそれを拾おうとして巨人化はその直後でした」

    ハンジ「えっ・・・・・・なるほど…」

    ハンジ「今回巨人化できなかった理由はそこにあるのかも…」

    エレン「…?」

    ハンジ「巨人を殺す、砲弾を防ぐ、岩を持ち上げる、いずれの助教も巨人化する前に明確な目的があった、恐らく自傷行為だけが引き金になてるわけではなくて何かしらの目的が無いとダメなのかもね…」

    エレン「!(目的…)確かに今回の巨人化は砲弾を防いだ時の助教と似ています、…けど!スプーンを拾うために巨人になるなんて…」

    エレン「何なんだこれは…」

    エレナ「エレン…」

    エレン「!エレナ…」

    エレナはエレンの横に立った

    ハンジ「(やっぱりこれが自然に発生したものとは思えない、何かしらの用途があって存在してる道具のような性質とも見て取れる)」

    ハンジ「(だとしたら…人を食べる存在でしかない彼ら巨人は何と都合がいい存在なんだ?)私が甘かったよ…人に戻る方法も考え治したい、でも次の壁外調査までは陣形の全体訓練で時間が無いし…」

    リヴァイ「・・・作戦が破綻しかねないような無茶はしないってことか?」

    ハンジ「う、うん…今回の所は」

    グンタ「つまり…お前が意図的に許可を破ったわけではないんだな」

    エレン「!!…はい…」

    エレナ「っ・・・」

    グンタ「フー…」

    グンタは一息つき

    コクッ

    頷き、皆も頷いた

    そして

    ガッ!!

    ハンジ「え!?」

    エレン「ちょっと…何やってんですか!?」

    エレナ「えっ!?」

    グンタ「いってぇ…」

    エルド「これはきついな…、エレンお前よくこんなの噛み切れるな」

    グンタ「俺達が判断を間違えた…そのささやかな代償だ、だから何だって話だがな」

    エレン「・・・は?」

    グンタ「お、お、お前を抑えるのが俺達の仕事なんだ!!それ自体は間違ってねぇんだからな!!ちょ、調子に乗るなよ!!ガキ!!」

    ぺトラ「ごめんね…エレン…私達ってビクビクしてて間抜けで失望したでしょ…?」

    エレン「!・・・」

    皆「・・・」
  155. 155 : : 2016/01/23(土) 17:50:06
    エレン「…はい、失望しました」

    皆「!」

    エレナ「!?え、エレン!?な、何を…(っ、エレンの事言えない…私も失望、した…)」

    エレン「オルオさんが俺に切りかかろうとした事は仕方がない、いや仕方なくありません貴方達は皆凄い人達なんでしょ?なのにあんな巨人にさえなれてない状況で怯えて震えて…」

    オルオ「!!て、てめグンタ「落ち着け…」

    暴れようとするオルオをグンタは止めた

    エレン「…はっきりいって失望しましたよ本当…オルオさんなんて俺に切りかかろうとしたそこまではまだわかりましたよ…でも、エレナが俺を俺を庇おうとしたろ所で刃をそのままエレナに振りかざそうとした…あそこで兵長が止めてなかったらエレナは今頃死んでいた…!」

    エレナ「っ!!っ…」

    エレナは先程の事を思い出し震えた

    グンタ「・・・」

    ぺトラ「っ・・・」

    エルド「ぅっ・・・」

    オルオ「!!な、なんだよ!!仕方ねえだろ!!あんな状況dエレン「この腰抜け野郎が…」

    皆「!!」

    エレナ「!!え、エレン!!だめだよ!先輩に向かって!」

    エレン「っ!何が調子に乗るなだ…!!調子に乗ってんのはオルオ先輩あなたですよ!!」

    オルオ「っな…!!」

    エレン「リヴァイ兵長に気にいられようと頑張っていますけど俺やエレナに対してはいつも上から目線で偉そうに話してますけど、今さっきの貴方はとても頼りがいのない先輩ですよ…!!」

    オルオ「!!舐めた口聞いてんエレン「こんな先輩信じられるわけねえだろ!!」

    皆「!!」

    エレン「はぁはぁ、っ!!これはさっきエレナに向かって振り下ろした一発だ!!!」

    エレンはそう言うとオルオに向かって右ストレートを放った

    フォン!!

    バキッ!!

    オルオ「!!ッブゥ!!?」

    エレナ「!!な、何してるの!?エレン!?」

    エレナはエレンに抱き付くように抑えた

    エレン「ハァハァハァハァ…!!(この腰抜け野郎が…!!)」

    ぺトラ「っ!!」

    エルド「!!」

    グンタ「お、おい!!何してんだ!!エレン!?」

    リヴァイ「…はぁ、ハンジ後は任せたぞ」

    ハンジ「え、あ、うん、ちょ、ちょっとやめなって!!」

    とそれから数十分かけてエレンを止めた


    地下

    エレン「・・・」

    エレナ「…エレン…」

    エレン「!な、何だよ…」

    エレナ「…もうだめだよ?あんな事しちゃ…」

    エレン「…あぁ、ごめんな…」

    エレナ「…ううん、エレンも皆も誰も悪くないよ、大丈夫だよ…」

    エレナはエレンを優しく抱きしめた

    エレン「…ごめん、感情が高ぶっちまって…」

    エレナ「平気だよ…誰にでもこんな時はあるから、それに先輩も疲れてたんだと思うから…」

    エレン「…あぁ、そうだなって、それより」

    エレナ「?ん?」

    エレン「エレナこそ大丈夫か?さっきオルオさんにブレード振り下ろされて…」

    エレナ「!う、うん…えっと…少し、まだオルオさん、見るの怖いかな…さっきの思い出しちゃって…」

    エレン「…そっか、さっきはありがとうな、俺を庇ってくれて…」

    ギュゥ

    エレナ「!ぅ、ぅん…///」

    エレン「…エレナはやっぱ強いな」

    エレナ「そ、そんな事ないよ?」

    エレン「いや、すっげえ強いよ、先輩達なんかよりずっと強い、お前は心が凄く強いよ」

    エレナ「!そ、そうかな?」

    エレン「あぁ、すっげえ強い」

    エレナ「!う、ぅん///で、でもエレンの方が強いよ?」

    エレン「!そうか?」

    エレナ「うん…すごく頼りになるお兄ちゃんだよ?」

    エレン「!!!そ、そっか///(すっげえ嬉しい…///)」

    エレナ「うん!」

    エレン「…そっか、じゃあこれからはもっとお前の事守っていくか!」

    エレナ「!ふふっ、これ以上頑張らなくていいよ?今十分私の事守ってくれてるし」

    エレン「ん、そっか」

    エレナ「うん…今度からは私もエレンの事守るからね!」

    エレン「!ははっ、嬉しい事言ってくれるじゃねえか!」

    ナデナデナデナデ

    エレナ「んっ、え、エレンあんまり撫でないでよ!///」

    エレン「ははは!悪い!でも、無理はすんなよ?絶対に(照れてる…癒される…)」

    エレナ「んっ、う、うん!///」



    ぺトラ「…入りにくいね…」

    オルオ「あ、あぁ…」

    と見ていた
  156. 156 : : 2016/01/23(土) 17:50:27
    久しぶりに凄いできた~!!
  157. 157 : : 2016/01/24(日) 15:00:11
    最高に良いですね!期待です!
  158. 158 : : 2016/01/24(日) 17:12:55
    エレン「…俺」

    エレナ「んっ、ん?」

    エレン「…謝った方がいいよな」

    エレナ「!うん、そうだね、これから一緒に調査兵団の先輩達と一緒に活動していくんだし、したほうがいいと思うよ?まぁ、これは私が思った事なんだけど…」

    エレナは苦笑いしながらそう言った

    エレン「!いや、エレナのその答えはあってるぞ」

    エレナ「!うん」

    エレン「…よし謝りに行くよ」

    エレナ「!うん、あ、私も一緒に行くよ?」

    エレン「!あ、あぁじゃあ…」

    エレナ「うん!行こう?」

    エレン「お、おう///(…エレナ、成長したな…どっちが兄か妹かわからないなこれじゃ)」

    と二人は先輩達に謝りに行こうとしたところで

    サッ!

    エレン「!」

    エレナ「ぺ、ぺトラさん、オルオ、さん…!」

    ぺトラ「え、えっと、そのぉ…!ほら!謝りなさいよ!オルオ!!」

    ベシッ!

    オルオ「うぉ!!」

    エレン「!」

    エレナ「っ…」

    この時エレナは少し先程の事を思い出し苦痛な表情をした

    オルオ「…っそ、そのよ…さ、さっきは悪かった!!!」

    エレン「!!」

    エレナ「え、えぇ!?」

    ぺトラ「!?」

    オルオは謝ったかと思いきや土下座までした

    オルオ「本当悪かった!!っ、巨人の事になっちまうと、つい、な臆病になっちまって…っ!本当にさっきは悪かった!!エレン!!エレナ!!」

    エレン「!!か、顔あげてくださいよ!オルオさん!」

    エレナ「そ、そうですよ!顔あげてください!(わわわ…どうしよ…)」

    ぺトラ「!!後輩が困ってるじゃない!」

    ぺトラは少し怒りながらオルオの服を引っ張った

    オルオ「っ!!」

    ぺトラ「ほら!ちゃんと起きる!!ちゃんと目を合わせる!!」

    エレン「!!ぺ、ぺトラさん!」

    エレナ「っ!!」

    ぺトラ「!え、なに?」

    エレン「い、いやオルオさんが…」

    ぺトラ「え?」

    エレンにそう言われ見た

    オルオ「   」

    ぺトラ「!!ご、ごめん!!オルオ!!起きて!!」

    べしべし!!

    エレン「ちょっ…」

    エレナ「うわっ…」

    とそれから気を失ったオルオを起すのに15分使いそこでやっと仲直りをし、エルドさん達にもちゃんと謝った

    そして戻る


    ゴォオオオオオオオオオオオオオ!!!


    エレン「だから…、進みます!!!!」

    リヴァイ「!・・・」

    ぺトラ「!!」

    オルオ「!」

    エルド「っ!」

    グンタ「っ!」

    エレナ「!エレン・・・」

    うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

    エレン「!!」

    エレナ「!?」

    はなせぇぇぇぇぇぇ

    ヂュッ!!!

    エレナ「ぁ…!!」

    ぺトラ「!!エレナ!」

    エレナ「!!は、はい!!(…そうだ、ちゃんと受け入れなきゃ…!!)」

    泣くのを我慢し前を向き姿勢を戻した

    エレン「・・・・・!っぅぁ…ごめんなさい…(…あの女型…!!)」

    女型「(後少し…!!っ、体力がなくなるが走るしかない!!)」

    ダッ!!

    ダンダンダンダンダン!!!

    グンタ「っ!!目標!!加速します!!」

    リヴァイ「!!走れ!!このまま逃げ切る!!」

    女型「(・・・!!)」

    エレナ「っ!!(早すぎる、早すぎるよ…!!無理だよ…!!)」

    エレン「(無理だ、不可能だ…逃げ切るなんて…このまま背中を向けて走っていれば全員ペチャンコになる…!…!でも…仲間を皆殺しにしてでも…みんな前に進まないと…エレナが死んじまう…!!この人達を利用してでも絶対に、っ心を鬼にしてでも…!!エレナを守る!!)」

    ダンダンダンダンダンダン!!!!

    女型「(まずエレナ!!捕まえた!!)」

    ッス

    女型は手を伸ばしエレナを捕まえようとしていた

    エレン「っ!!エレナ!!!!(何であいつエレナを!!?)」

    エレナ「!!っ!?(えっ!!な、何で!!?)」

    ぺトラ「なっ!?」

    オルオ「!?」

    リヴァイ「!?(ッチ、まずい!!)」

    女型「(ここだ!!)」

    と女型に捕まりそうになった瞬間に

    エレン「っ!!エレナァ!!」

    エレナ「!?ぇ、エレン!?」

    ぺトラ「!?」

    女型「!?」

    エレンはエレナの方に思いっきりジャンプをした

    そして

    ギュッ!!

    エレナ「っ!!うわっ!!?(エレン!!?)」

    エレン「っ!!」

  159. 159 : : 2016/01/24(日) 17:13:03
    ドサッ!!ドサッ!!ドサッ!!ドサッ!!

    エレンは思いっきりエレナの馬の方へ飛び込んだ瞬間にエレナを抱きしめ頭を守る様にし思いっきり転がって行った

    パカッパカッパカッパカッ!!

    オルオ「あ、あいつら!!」

    エルド「っく!!(まずい!!)」

    グンタ「!?」

    ぺトラ「兵長!!!」

    リヴァイ「ッチ!!」

    とそのまま放置するかのように通りすぎようとした瞬間に

    撃て!!!!!

    女型「(っ!?なっ!!)」

    ドドドドドドドドドドド!!!!

    無数の碇のような物が飛び出してきては女型に四方刺さった

    女型「(ッグ!!)」

    と一方で思いっきり転がって行ったエレンとエレナは



    エレン「ッグ…」

    エレナ「ん…、っ!!!エレン!!!!」

    エレンは右腕から大量に出血していた

    エレナ「っ!!ご、ごめんなさい!!エレン!!!」

    頭の中がグチャグチャになり応急手当どころかパニックになり何も考えられなくなっていた

    エレン「ッグ…いや…お前が無事で…良かった…」

    エレンは歯を食いしばりながら起き上がった

    エレナ「(まただ、また…エレンに迷惑を…!!!)」

    エレン「ッチ、痛てぇ…(皮一枚か…、安くすんだな…)」

    エレナ「…ごめんなさい…エレン…」

    エレン「!気にすんなよ、それよりお前怪我してないか??どっか」

    エレナ「…大丈夫…でもエレンが…」

    エレン「だから大丈夫だって、皮一枚だ、それより包帯持ってないか?俺どっかに落としちまったみたいで…」

    エレナ「!!そ、そうだね!ごめん…(…本当守ってもらってばっかり…、ごめんね…エレン…)」

    エレナは泣きながら包帯を巻いた

    エレン「…(今はあまり感傷に浸ってる暇はねえけど…)お前は俺の家族なんだ、妹なんだ」

    エレナ「・・・っ、えっ?」

    エレン「家族に迷惑かけんのあたりまえだろ?それに兄が妹を守るのも当たり前、って言っても当たり前じゃねえところもあるかもしんねえけど、あまり気にすんな今だってお前はちゃんと俺を守ってくれてる、怪我をした俺を手当てしてくれてる、なくなった包帯を使って俺を手当てしてくれてる、ちゃんとお前は俺を守ってるよ?」

    エレンは普段使わないような優しい口調で言いながらエレナを抱きしめ、撫でた

    エレナ「っ!!、っ!!そう、かな、ぁ…?」

    エレン「あぁ、お前はちゃんと俺を守ってくれてるよ手当てして自分の予備の包帯を使ってまで俺を兄を守ってくれてる、ちゃんと優しくて強いエレナだ、妹だよ」

    エレナ「!!っ!!ぅ、ぅん!!うん!!(…ありがとう…エレン…お兄ちゃん…!!)」

    エレンにそう言われ泣きながら礼を言った、何よりも自分が今兄、エレンを守れてる事を実感し心が満たされたような、何か余裕がでてきた、そんな感じがした


    エレン「あぁ!っとほら!いつまでも泣いてねえで行くぞ?」

    ギュッ

    エレナ「!!う、ぅん…///(…恥ずかしいな、小さい頃にもよくこんな事されてたっけ…///)」

    エレンはエレナを抱きしめたまま立たせた

    エレン「よし、リヴァイ兵長の所に行かねえと」

    エレナ「っ、うん!」

    ツ~!!

    リヴァイ「おい!!ガキ共!!」

    エレン「!!兵長!」

    エレナ「!!」

    ぺトラ「!!大丈夫!?二人共!?」

    エレン「あ、はいエレナは大丈夫です」

    エレナ「!私は大丈夫ですけどエレンが!」

    リヴァイ「!今は話してる暇はねえ行くぞ!」

    ぺトラ「!はい!二人共立体起動に移って!」

    エレン「!はい!」

    エレナ「!!は、はい!」

    とさっき来た道に戻り進んだ、リヴァイは用があるといいどこかへ行ってしまった


    エレン「す、すげえ…女型が…!!」

    エレナ「捕まってる…!」

    ぺトラ「二人共!前を向いて!」

    エレン「!は、はい!」

    エレナ「!」

    オルオ「っけ、あぶねぇあぶねぇ…大丈夫か?」

    エレン「!は、はい(何だ、心配でもしてるのか?)」

    エレナ「は、はい」

    エルド「!話をしてる暇じゃないぞお前ら」

    エレン「!はい!(そうだ…安心しちゃいけない!!)」

    エレナ「!はい!」

    ぺトラ「そう、よね!(まだ油断は禁物…!)」


    よし!!間接の固定完了!!

    女型「(ッチ…)」

    リヴァイ「動きは止まったようだな」

    エルヴィン「あぁ、それよりエレンとエレナは無事か?」

    リヴァイ「あぁ、たいした怪我じゃなかった」

    エルヴィン「そうか、ならいい、それよりまだ油断できない、しかしよくこのポイントまで誘導してくれた」

    リヴァイ「後列の班が命を賭して戦ってくれたおかげで時間が稼げたあれがなければ不可能だった」

    エルヴィン「…そうか」

    リヴァイ「そうだ…」
  160. 160 : : 2016/01/24(日) 17:58:22
    リヴァイ「彼らのお蔭でこいつのうなじの中にいるやつと会える」

    女型「(っ!!)」

    エルヴィン「・・・」

    リヴァイ「仲で小便漏らしてねぇといいんだが…」


    パキ

    クリスタ「…っ!!」

    パキッ

    巨人「うん…うん…」

    クリスタ「っ…(…怖い…エレン…エレナ…)」

    クリスタ「あの…登ってきましたが…」

    ???「そうだね、ここまで登ってこれたら私がどいてあげようかな」

    ???「でも、多分後少ししたら…」

    クリスタ「・・・・?」

    ???「撤退命令が出ると思うけどね」

    クリスタ「!それは…さっきから森の奥でなってる爆発音と関係があるんですか?」


    ミカサ「・・・(エレン、エレナ、無事で…)」

    サシャ「ミカサ…この音何だと思いますアk?森の中で大砲でも撃ってるんでしょうか?」

    ライナー「(向こうで何をやっているんだ…?アニか…?大砲を持ってきたようには見えなかったが…)」

    ユミル「さっきから後ろがうるせぇな、なぁ?ベルトさんクリスタがどの辺に行ったか知らない?」

    ベルトルト「ごめん、知らない…(ベルトさんって誰…ベルトルトだよ…せめてベルトルさんにしてよ…)」

    ドォォォォォ!!

    コニー「(もうわけがわからん…今何の為に何してるんだ…早く帰りたい…)」

    ジャン「少し移動するぞアルミン!」

    アルミン「うん!」

    シュッ!!

    ジャン「野郎…こつを掴んできたみてぇだな…」

    巨人「・・・」

    ジャン「木登りが段々上手くなってきてるぞ」

    アルミン「学習能力があるってことだ…(…エレン、エレナ、無事だよね?)」

    スタッ

    アルミン「それも個体差があるんだろうけど」

    ジャン「なぁアルミン、今森の奥で何かやってるみてぇだが…何となく察しがついてきたぞ」

    アルミン「!」

    ジャン「あの女型巨人を捕獲するためにここまで誘い込んだんだな?」

    アルミン「・・・(…ジャンが頭使ってる…)」

    ジャン「そんあ大作戦を一部の兵にしか教えなかった理由もこれしか考えられねぇ」

    ジャン「人為的に壁を壊そうとする奴らが兵団の中にいるってことだろ?」

    ギシ、ギシ

    巨人「・・・」

    アルミン「・・・、うん…僕もそう思う、多分団長はそう確信している」

    アルミン「エレンの存在は巨人が人為的に操作されている可能性を示唆するものだから、壁を壊そうとした巨人は人間であり…彼らは壁の内側にいると想定される…ならば真っ先に今やるべきことはその人間を特定してこれ以上壁が壊されるのを防ぐことだ、それ以上に…彼らを捕まえる事が出来れば」

    アルミン「調査兵団の悲願である情報が…この世界の真相そのものが手に入ると期待できある」

    ジャン「あの音はそいつが罠にかかった音でエレンはそのエサか…、しかし…どうして団長はエレンが壁を出たら巨人が追ってくると確信できたんだ?」

    アルミン「それは…今回の襲撃で彼らが壁を完全に壊さなかったからだと思う」

    ジャン「は?」

    アルミン「彼らはなぜだが攻撃を途中でやめてしまったんだ、ウォール・ローゼを塞ぐ内扉まで破壊しなければ彼らの目的は達成できないはずなのに…」

    アルミン「中止する理由があったんだ、せっかく壊した扉が塞がれてしまう時もほっといた恐らくそれどころではなくなったってことじゃないだろうか…」

    アルミン「もし彼らが壁の歯かいよりも重視する何かがあの時に起こったのだとしたらそれはエレンが巨人になって暴れまわったこと以外には考えにくい…」



  161. 161 : : 2016/01/25(月) 17:52:53
    ジャン「…ってことはえーっとつまり?」

    ジャン「エレンの巨人化をあの時に知った奴の中に諜報員のようなのがいるって事だな?」

    アルミン「!」

    ジャン「…あの時、あの場所で、見てたやつらの誰かが…、にしても釈然としねぇ、どこに諜報員がいるかわからないって状況にしても…、もし少しぐらい多くの兵に作戦を教えても良かったんじゃないか?」


    エレン「相手が知性のある巨人だと知っていれば死なずに済んだ兵も居たんじゃ…」

    ゴオォォォォォォォォォ…

    エレン「俺達のような新兵ならともかく、長く調査兵団をやっている先輩達にも知らされないなんて…」

    ぺトラ「っ・・・」

    エレナ「た、確かにそう、だよね…」

    オルオ「!っ、うるせーな…」

    ぺトラ「!私達が団長や兵長に信用されてないって言いたいの!?」

    エレン「!い、いや、でも…(…そうなんじゃないのか…?)」

    エレナ「っ…す、すみません…」

    ぺトラ「!あっ、いや…(…はぁ、この子のしょぼくれた顔には頭が上がらないわ…)」

    エレン「っ、で、でも!そういうことになっちゃいますよ!?」

    ぺトラ「!」

    オルオ「っ!!ぺトラ!そいつの歯を抜いてやれ!まえばと奥歯を差し替えてやれ!(やっちまえ!!このガキが!)」

    エルド「しかしそれなりの人数が事前に関わっていないとあの罠は成功しえないはずだ、計画を知らされた兵はおそらく…5年前から生き残ってる兵員に限るだろう、…いやそう思いたい」

    オルオ「!なるほどそういうことか、そうに違いないなわかったかエレン?そういうことだ」

    エレン「え…」

    エレナ「(む、無理やり解釈してるよ…)」

    ぺトラ「うん!そういうことなら仕方ない!」

    エレン「!?」

    エレナ「っ!(ぺ、ぺトラさんまで…)」

    ぺトラ「諜報員は5年前壁を壊すと同時に壁内に発生したと想定されているから団長は容疑者をそこで線引きしたんだ!」

    エレン「…5年前、本当に諜報員が…(…誰だ、誰なんだ…?っ、見つけたら速攻殺してやる…母さんの仇…)」

    エレナ「あの時に…(…お母さんが死んじゃった原因の一つ…見つかったら絶対に聞いてやる!)」

    エレナは諜報員が見つかったらなぜ壁を壊したのか、それを聞こうと思った

    エルド「!ソニーとビーンを殺したやつとも同一犯なのか?」

    ぺトラ「あ…私…あの時団長にそれを質問されたんだ」

    エレン「!(あの時の…)」


    エルヴィン『敵は何だと思う?』


    エレン「俺もです、あの質問は…そうか」

    ぺトラ「・・・」

    エルド「あの質問に答えられていたら本作戦に参加できてたのかもしれないな…そんな者がいたとは思えんが」

    オルオ「俺はわかっていたぜ?でもな…そこはあえて答えなかったお前らにはそれがわかるか?」

    エレナ「!!えっ!わかったんですか!?」

    皆「・・・」

    エレン「…(…信じてしまうエレナ…可愛い…///)ブッ!」

    ぺトラ「!?エレン」

    エレン「大丈夫です…ただの鼻血です…」

    ぺトラ「だ、大丈夫って…なんでいきなり…(巨人の副作用…?)」

    エレン「エレナを見て、つい///」

    ぺトラ「・・・あっそ(…はぁ~、心配して損した…)」

    オルオ「!い、いや今のは冗談なんだが…」

    エレナ「!そ、そうですか…すみません…(なんだ…冗談なのか…)」

    オルオ「っ、い、いや…(…ッチ、何でこんな俺が…)」

    エレン「…(…エレナをがっかりさせたオルオ、許さん…)」

    オルオ「!な、なんだよ!?」

    エレン「…いえ、なんでも…」

    オルオ「!ッチ(なんでもって顔じゃねえぞおい!?)」

    ぺトラ「…はぁ~、で何で」

    オルオ「!はぁ…?なんだ?わからないのか?まぁお前ら程度じゃわからないだろうな」

    エレン「(やるのか…)」

    エレナ「!あ、あれ?冗談じゃないの??え?)」

    エレン「大丈夫だエレナ、あれ冗談だか)」

    エレナ「!?え、エレン!?」

    エレン「今はとりあえず聞こうな、可哀想だから…」

    エレナ「!う、うん」

    エレン「…(…騙されるエレナ…可愛い!!)」

    とエレンとエレナはボソボソと話した

    オルオ「なぜお前らにはわからないと思う?、それはお前らが俺の域に達していないからだ」

    ぺトラ「…ねぇ、まだ兵長のマネしてつもり?リヴァイ兵長はそんなこと言わない」

    エレン「・・・(…これが成功すればすごいことになるな…でも、そのためだとしても…)」


    ???『うぁぁぁぁぁぁ』


    エレン「(人が死にすぎた…)」

    エレナ「え、えっと…つまり…えっと…(意味わかんないよ~…)」

    エレン「…つまり今回のこの事がうまくいけばすごいことになる、ってことだエレナ」

  162. 162 : : 2016/01/25(月) 17:52:59
    エレナ「!え?」

    エレン「…とりあえずオルオさんの話はこの堅苦しい空気を和らいでくれたって事にしとけ」

    エレナ「!う、うん!(…確かにどんよりとした空気が何か明るくなった感じがする!)」

    エレン「…(…にしても本当、人が死にすぎたな…)」



    ドシーン!!

    巨人「・・・」

    ジャン「あの巨人の存在を知っていたらよ…、対応も違ってたはずだ、お前の所の班長達だって…」

    アルミン「・・・!」


    ネス『俺がお前らの班長のネスだ!、そして俺の愛馬のシャレットだ!よろしくな!』


    アルミン「いや…間違ってないよ…」

    ジャン「は?、何が間違ってないって?兵士がどれだけ余計に死んだと思ってんだ?」

    アルミン「…ジャン、結果を知った後で選択をするのは誰でもできる、後で「こうするべきだった」って言う事は簡単だ」

    アルミン「っ、でも…!選択する前に結果を知る事はできないだろ?、あの巨人の正体は誰か?、何人いるのか?、何ができるのか?、何を知ってるのか?、何を知られてるのか」

    アルミン「わからないよ!いつだってわからないことだらけだ!、でも時間って流れるし止まったりしてくれない!結果がわからないのに選択の時間は必ず来る」

    アルミン「結果責任って言葉も知ってる、便利で正しい言葉だと思う、どれだけの成果をあげようと…兵士を無駄死にさせた結果がなくなるわけじゃない」

    アルミン「確かに団長は非常で悪い人かもしれない…頭がおかしいかもしれない…」

    ジャン「あ、頭おかしいは違うだろ…」

    アルミン「!あ、うんそうだね…えっと、けど僕は…それでいいと思う、あらゆる展開を想定した結果仲間の命が危うくなっても選ばなきゃいけない、100人の仲間の命と壁の中の人類の命を」

    アルミン「団長は選んだ、100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ(…団長の覚悟は異常だ、それに…精神もおかしい、エレン並におかしい人だ…あの人は…)」



    エルド「エレン、、エレナ、お前らはまだ知らないだけだが、それも今にわかるだろう、エルヴィン・スミスに人類の希望である調査兵団が託されている理由がな」

    エレン「・・・」

    エレナ「託されてる理由…?」

    ぺトラ「リヴァイ兵長があれほど信頼してるくらいだからね」

    オルオ「それまでてめぇらがいきてればの話だがな…」


    アルミン「大して長くも生きてないけど革新してることがあるんだ…何かを変える事のできる人間がいるとすれば…」

    その人は

    きっと…

    アルミン「大事なものを捨てる事ができる人だ、化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら人間性をも捨てることができる人のことだ」

    アルミン「何も捨てることができない人には何も変える事はできない」



    女型「・・・」

    ハンジ「ふん!!」

    ダッ!!

    ドスドスドスドスドスドスドス!!!

    ハンジ「ふぅ…、これでどう?もうかゆいとこあっても掻けないよ?身じろぎ一つできないよ、多分一生」

    女型「っ・・・(ッチ、クソッ…)」

    ハンジ「傷を塞げば塞ぐほど間接はより強固に固まって行く仕組みだ」

    ハンジ「・・・しっかし、肝心の中身さんはまだ出せないのか?」

    ヒュ!!ヒュ!!

    ぺトラ「なにやってんだよリヴァイとミケは…」

    ゴオオオオオオオオオオオ

    リヴァイ「っ・・・!!」

    ミケ「・・・!!」

    女型「!」

    ビキビキビキビキ

    アニは上から来ていることに気づき手を硬化した

    リヴァイ「ふっ!!」

    ミケ「!!」

    ガキンッ!!

    リヴァイ「!!(ッチ、硬ぇ…)」

    ミケ「!!(硬い…!)」

    ギュイイイイイイイイイ

    スタッ

    エルヴィン「・・・」

    ミケ「・・・(だめだ)」

    ミケは頭をふりだめだ、とそう伝えた
  163. 163 : : 2016/01/25(月) 18:46:27
    女型「・・・(危ない…)」

    ピキピキ

    エルヴィン「…(体の一部の表面を硬質な皮膚で覆う事ができる能力…放しに聞く「鎧の巨人」と似通った性質…」

    ボロボロ…

    エルヴィン「(「鎧の巨人」とは違って硬度を維持することはできないらしいが…立体起動の白刃攻撃をこのまま続ければ弱っていくのか?試してる時間は無い…、ならば…)」

    スタッ

    ???「はい」

    グイッ

    エルヴィン「発破の用意目標の手を吹き飛ばせ」

    ???「はい、…しかし、常備している物の威力では中身ごと吹き飛ばしてしまう可能性があります」

    エルヴィン「ならば手首を切断するように仕掛けてみよう、合図を送ったら一斉に仕掛ける最短で起爆せよ」

    ???「!了解!」

    ヒュッ!

    リヴァイ「おい…いい加減出てきてくれないか?こっちはそんなに暇じゃないんだが」

    女型「・・・」

    リヴァイ「なぁ?お前はこれからどうなると思う?お前はこの状況から抜け出す事ができると思うのか?」

    リヴァイ「こっちの迷惑も少しは考えてほしいもんだ、お前を引きずりだす方法を考えては試しを繰り返すんだぞ」

    女型「・・・」

    リヴァイ「お前は確か…色々なやり方で俺の部下を殺していたが…あれは楽しかったりするのか?」

    女型「!!」

    リヴァイ「俺は今すっげえ楽しいぞ、なぁ…?お前もそうだろ?お前なら俺を理解してくれるだろ?」

    女型「・・・」

    ヒュウゥゥゥゥゥゥ~

    リヴァイ「・・・!そうだお前に一つ聞きたいことがあった」

    女型「・・・?」

    リヴァイ「お前の手足は切断しても大丈夫か?また生えてくるんだろ?」

    女型「・・・」

    リヴァイ「…お前自身の本体の方だ、死なれたら困るからな」

    女型「!!!?っ!!(な、何で…!!)」

    スゥゥゥゥゥゥ

    リヴァイ「!」

    女型「っ、きぃやああああああああああああああああああ!!」

    エルヴィン「・・・」

    ハンジ「っ!!?」

    他「!!?」

    リヴァイ「っ!!(うるせぇ…)」

    ミケ「・・・」


    きゃぁぁぁああああああああああああああ

    エレン「!!?」

    エレナ「えっ!!えっ!!なに!?」

    ぺトラ「!?」


    アルミン「!!?」

    ジャン「っ!!」


    ミカサ「!?」

    サシャ「っ!!(怖い怖い怖い!!!)」


    ライナー「!!?(アニ!?)」


    オオオオオオオオオオオオオ

    女型「っ・・・(ばれた…!!)」

    ハンジ「・・・」

    モブリット「断末魔・・・ってやつですか?迷惑な・・・」

    リヴァイ「ッチてめえびっくりしたじゃねえか…」

    エルヴィン「・・・」

    ミケ「・・・」

    スンスン

    エルウィン「(感情的な発声か?だとするとこうピタリとやめるものだろうか?、何かの意図が?)」

    スタッ

    ミケ「!!エルヴィン!、匂うぞ!」

    エルヴィン「!方角は?」

    ミケ「全方位から多数!同時に!!」

    エルヴィン「!!」


    アルミン「え!?」

    ジャン「なんだ!?…こいつら」

    ジャン「一斉に森の中に!?」

    ドドドドドドドドドド!!!



    コニー「何で急に俺らを無視するんだ!?こいつら全部奇行種だったのかよ!?」

    ???「なんでもいい!!ここを通すな!!」

    戦闘開始!!

    ドドドドドドド!!!


    ミカサ「突然、何?(エレナ、エレン!!)」

    ザッ

    サシャ「!待って!聞いてくださいミカサ!」

    サシャ「さっきの悲鳴聞いたことがあります!」

    ミカサ「!」

    サシャ「私が居た森の中で」

    ミカサ「サシャの故郷で?」

    サシャ「あれと同じなんです…追い詰められた生き物がすべてをなげうつときの声、狩りの最後ほど注意が必要だって教えられたんです!」

    ミカサ「・・・?だから注意しろと?」

    サシャ「いつもより百倍してください!森なめたら死にますよあなた!!」


    ミカサ「私も山育ちなんだけど…」

    サシャ「野菜作ってた子にはわからないですよ!」

    ミカサ「そう…(いや…確かにサシャの勘は結構当たる…、それも主に悪い予感の時だけ…)」

  164. 164 : : 2016/01/25(月) 18:46:35
    ミカサ「・・・(…エレン、エレナ、アルミン…無事でいて!)」



    エルヴィン「発破よういを急げ!!」

    ミケ「エルヴィン!先に東から来るすぐsこだ!」

    エルヴィン「荷馬車護衛班迎え撃て!!」

    ???「っ!!」

    ???「!!」

    ???「っ!!」

    シュッ~!!!

    巨人「・・・」

    !?

    ???「無視だと!?奇行種なのか!?、三体突破します!!」

    エルヴィン「!」

    ドドドドドド!!

    リヴァイ「おい…てめぇ…」

    女型「・・・」

    リヴァイ「さっき何かしやがったな」

    ドドドドドドド!!

    ???「!!リヴァイ兵長!!」

    パシュ

    ギュイイイイイイイイイイイイン!!!

    リヴァイ「!!」

    ザシュッ!!ザシュ!!

    ダンダンダン!!

    がブッ!!

    エルヴィン「!?(女型の巨人を狙っているのか!?まさか!)」

    女型「!!」

    エルヴィン「!!全方位から巨人出現!!全員戦闘開始!!女型の巨人を死守せよ!!」

    リヴァイ「!!」

    ミケ「!!」

    ハンジ「!」

    そう言い兵士達は皆巨人の元へ突っ込んでいったが


    リヴァイ「!!」

    ブチッ!!ブチッ!!ブチッ!!

    皆「!?」

    エルヴィン「!…全員一時退避!!」

    スタッ!!

    リヴァイ「おい…エルヴィン」

    エルヴィン「やられたよ」

    リヴァイ「…てめぇなんて面してやがる」

    エルヴィン「敵にはすべてを捨て去る覚悟があったということだ、まさか…自分ごと巨人に喰わせて情報を抹消させてしまうとは…」

    エルウィンは気味の悪い笑顔のようなものを浮かべながら言った



    巨人「アムッ…」

    ブチッブチッ!!

    エルヴィン「総員撤退!!」

    シュタッ!!

    リヴァイ「・・・」

    ハンジ「ふぅふぅ…」

    エルヴィン「巨人達が女型の巨人の残骸に集中している内に馬に移れ!!荷馬車はすべてここに置いていく!巨大樹の森西方向に集結し陣形を再展開!カラネス区へ帰還せよ!!」

    リヴァイ「審議所であれだけ啖呵切った後でこのざまだ…大損害に対し実益は皆無、このままのこのこ帰った所でエレンや俺達はどうなる?」

    エルヴィン「帰った後で考えよう今はこれ以上損害を出さずに帰還できるよう尽くす」

    エルヴィン「…今はな」

    シュウゥゥゥゥゥゥゥ~

    エルヴィン「(死骸の蒸気で視界が悪い…信煙弾の連絡に支障が出かねない……!!)」

    リヴァイ「俺の班を呼んでくる、奴ら…そう遠くに言ってなければいいが…」

    エルヴィン「待てリヴァイ、ガスと刃を補充していけ」

    リヴァイ「時間が惜しい十分足りると思うが…なぜだ?」

    エルヴィン「命令だ従え」

    リヴァイ「・・・了解だエルヴィンお前の判断を信じよう」


    パシュ~

    ???「撤退だ…」

    クリスタ「!」

    ???「総員撤退馬に乗って帰れってさ」

    クリスタ「はい!(エレンエレナ…大丈夫かな…)」


    ジャン「何だ、終わったのか…?」

    アルミン「・・・」

    コニー「帰れる!やった!」

    ライナー「・・・(アニ…)」

    ベルトルト「・・・(アニ…大丈夫なのか…)」

    ミカサ「・・・」

    サシャ「っ・・・」
  165. 165 : : 2016/01/25(月) 18:58:19
    グンタ「どうやら終わったようだ、馬に戻るぞ!!撤退の準備だ!!」

    エレン「!!終わったのか…!」

    エレナ「!やった!やったね!エレン!」

    ギゅッ!

    エレン「!あ、あぁ///(…胸が…///)」

    ぺトラ「っ・・・」

    オルオ「だそうだ、中身のクソ野郎がどんな面してるか拝みに行こうじゃねえか」


    エルド「行くぞ!」

    エレン「!行くぞエレナ」

    エレナ「!うん!」

    パシュッ!!

    エレン「・・・にしても本当にやつの正体が…?」

    ぺトラ「エレンのおかげでね」

    エレン「!?えっ、おれは特に何も・・・?」

    エレナ「!エレンぺトラさん達の事信じたよ?」

    エレン「!」

    ぺトラ「そうよエレン私達のこと信じてくれたでしょ?」

    エレン「!し、信じたって少しだけですよ!?全然信じてませんよ!?」

    ぺトラ「それでもよ!あの時私達を選んだから今の結果がある正しい選択をすることって…結構難しいことだよ」

    エレン「!そう、なのか…」

    エレナ「うん、そうだよエレン?エレンがぺトラさん達の事を信じたから今の結果がある、凄い事だよ?」

    エレン「!!そ、そっか・・・///」

    エレナ「うん!」

    エレナは満面な笑みでそう言った

    エレン「(…結婚したい…)」

    オルオ「おいあんまり甘やかすんじゃねえよぺトラ、こいつが何したって言うんだ?」

    エレン「・・・」

    エレナ「!あ、あはは…あ、でもエレンは私の事守ってくれたよ?」

    エレン「!エレナ…」

    エレナ「ありがとうねエレン嬉しかったよさっき助けてくれて///」

    エレン「!!!!(…やばい、もう俺完全に惚れたわ…///)」

    エレナ「ん??」

    エレン「!い、いやなんでもない、そ、そっかありがとうな!エレナ」

    エレナ「!うん!」

    オルオ「ッケ、まぁそこの女を助けた事は認めてやるよ」

    エレナ「!うっ…」

    エレン「…エレナの事悪く言ってんじゃねえよジジイ…」

    ボソッとそう言った

    オルオ「!!?く、くそじブッ!?」

    ぺトラ「・・・はぁ~」



  166. 166 : : 2016/01/26(火) 18:10:57
    オルオ「ッチ、まぁいいか…最初は生きて帰ってくりゃ上出来かもな…、だがそれも作戦が終わるまでだまだ評価できん」

    オルオ「いいかガキンチョおうちに帰るまでが壁外遠征だからあ」

    エレン「っもうわかりましたって…しつこいよな…エレナ…」

    エレナ「あ、あはは…聞こえちゃうからあまり言わない方がいいよ?」

    エレン「…わかってるけどよ…(この人一々ムカつく言い方するから嫌なんだよな…)」

    チラッ

    エルド「お前ら…二人共初陣でションベン漏らして泣いてたくせに…立派になったもんだな」

    エレン「!!?」

    ぺトラ「っ!!!」

    オルオ「!?」

    エレナ「っ!?え!?」

    エレン「っ!!えぇ!?」

    ぺトラ「っぎゃあああああ!!」

    エレン「!?」

    ぺトラは途端に悲鳴をあげ

    ぺトラ「言うなよ!!威厳とかなくなったらどうするんだよ!!エルド!!」

    エレン「うわっ…本当なのか…」

    エレナ「そ、そうだったんだ…」

    エルド「事実だろ、エレン俺は漏らしてないからな」

    オルオ「バカめ!!俺のが討伐数とかの実績は上なんだが!?上なんだが!?馬鹿か!?バーカ!!」

    エルド「…討伐数だけでは兵士の優劣は語れない」

    オルオ「!!うるせぇ!ばーか!!」

    エレン「す、すげぇな空中で撒き散らしたのか…(何て人だ…)」

    ぺトラ「!?エルドおおぉ!!///」

    エレナ「!え、エレン…///恥ずかしいからやめなよ…///」

    エレン「!あ、あぁ悪い(…こんな話で恥ずかしがってるエレナ可愛いなぁ…天使だな)」

    グンタ「!お前らピクニックに来てんのか!?壁外なんだぞここは!!」

    グンタ「ちなみに俺も漏らしてねぇからなエレン!!」

    エレン「!え、あ、はい(…聞いてませんけど…)」

    エレナ「皆凄いなぁ…平気でこんな恥ずかしい事言えて…///」

    エレン「!エレナ…」

    エレナは何故かそう言いながら落ち込んでる様子

    エレナ「…私が変なのかな…私ももそういう話できればいいのかな??」

    エレン「エレナ」

    エレナ「!ん?なに?」

    エレン「あんな話しなくていいぞこの人達は非常識な変態集団なんだ、エレナが普通なんだ、あぁなっちゃいけないぞ」

    エレナ「!う、うん!そうだよね!(うん!そうだよ!私は普通、エルドさん達がおかしいんだ!うん!)」

    エレン「あぁ!(…エレナの純情な心を汚すわけにはいかない…)」

    エルド「ん?誰が変態だって?」

    エレン「!先輩達の事です」

    ぺトラ「!?私はパしゅ~!!!

    皆「!」

    グンタ「おっと…きっとリヴァイ兵長からの連絡だ」

    カチャ

    パシュッ!

    グンタ「兵長と合流するぞ!続きは帰ってからやれ!」

    ぺトラ「!!っ(エルドォォォォォ…!!)」

    グンタ「・・・(あのクソ野郎…)」

    エレナ「す、すごい二人共怒ってるね…」

    エレン「あぁ…、そうとう怒ってるな…」

    パシュゥゥゥゥゥゥ

    ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!


    ドドッドドッドドッ

    ハンジ「エルヴィン…どうしてリヴァイに補給させたの?時間が無いのに…」

    エルヴィン「ハンジ…君が言ってた推論を思い出したからだ」

    ハンジ「!ん…?」

    エルヴィン「超大型巨人が消えた時その中身を誰も見ていないのは中身が立体起動装置をあらかじめ装備していたから蒸気に紛れて素早く逃げる事ができたのでは、と言っていた件だ」

    ドドッドドッドドッ

    ハンジ「でもそれは…エレンがきょじから出た時の状況を考えるとできそうもないって結論づけたはずでは?装備は破損して戦闘服さえなくなってたし何よりエレン本人が自力で立つことさえできないほど憔悴してた」

    エルヴィン「女型の巨人は叫び声で巨人を引き寄せる能力を持っていた、我々はそれを良そうできず作戦は失敗した、あの敵を出し抜くためには発送を飛躍させる必要がある」

    エルヴィン「巨人の力に練度があるとしたら初心者のエレンを基準に考えるのは間違いだった、君の推論の通り敵が蒸気に紛れて脱術することができ…」

    我々と同じ装備を纏っていれば

    ゴォォォォォォォォ

    グンタ「ん!リヴァイ兵長…いや違う…誰だ?(兵士に紛れる事もできるかもしれない)」

    ヒュン

    エレン「!ん!?(何だ…何でいきなり方向転換…?)」

    エレナ「?(あれ??)」

    ドコッ!!

    エレン「!?グンタさん!!?」

    エレナ「えっ!!」

    ゴォォォォォ

    エレン「えっ!?ちょっと…!!どうしー」

    グンタ「   」

    エレン「っ!!!」

  167. 167 : : 2016/01/26(火) 18:11:02
    エレナ「え、エレン!なにgギュッ!!

    エレナ「っ!!?え、エレン!?」

    エレン「エレナ!!止まるな!!」

    エレナ「えっ…っ!!!」

    エレナはそこで気づいた、グンタを見て見るとグンタはうなじを削がれていた

    エレナ「!!っきxエレン「見るな!!」

    エレナ「っ!!」

    エルド「エレン!!エレナ!!急げ!!」

    エレン「!!」

    エレナ「っ!!(ぐ、グンタ、さん…!!)」

    ぺトラ「誰だ!!」

    オルオ「!!立体起動で襲ってくるぞ!!」

    エレン「・・・!だ、誰がグンタさんを・・・!」

    エレナ「・・・(何で…誰が…)」

    オルオ「っ!!ちくしょう!!どうする!!エルド!!どこに向かえばいい!?」

    エルド「!!馬に乗る暇はない!!全速力で本部に向かえ!!とにかく見方の元へ!!」

    ぺトラ「女型の中身が!?それとも複数いるのか!?っ!!くっそ!!よくも!!」

    ぺトラ「かかってこい!!最低でも刺し違えてやるから!!」

    エレン「!!女型が!?…そんな!!(あの飛んでるマント野郎は誰なんだ…!?と言うより捕まったんじゃないのか!?)」

    エレナ「え、っエレン…!(ど、どうしよう…!女型だったら勝ちめが…!!)」

    エレン「!エレナ!(ッチ、やばい!!もし本当に女型だったとしたら!!)エレナ!」

    エレナは覚悟していたつもりだったが人間としての恐怖が心の底から舞い上がってきていたのかかなり震えている

    エレナ「!!っえ、エレン…どうしよう…私…!!(だ、だめ…こんな時に体が固まって…!!ぅっ…!)」

    自分のあまりの無力差にエレナは失望していた女型の巨人と決まっていないのにびくついて体が硬直気味になっていた

    エレン「エレナ!今から言う事をちゃんと聞け!」

    エレナ「!!う、うん!!(ぁ…だめだ…頭の中が真っ白に…)」

    エレン「あの追ってきてるマント野郎、女型の巨人の場合がある!だからもしそうなったら戦うな!!逃げろ!!」

    エレナ「っ!!?えっ…!!?」

    エレン「いいか!絶対だ!あいつと戦うな!!逃げるだけに集中カッ!!

    と話している最中の事だったエレン達の背後からは物凄い眩しい光が現れた、そしてその光の中には…

    ドオオオオオオ!!

    女型「・・・(…次こそ…!!)」



    エルヴィン「敵が…力を残す術を持っているのなら再び巨人を出現させることもできるかもしれん…」



    エレン「!!?」

    エレナ「っ!!(あ、あれって…!!)」

    ぺトラ「!!」

    エルド「やはり来たか!!来るぞ!!」

    エルド「女型の巨人だ!!」

    ドンドンドンドンドン!!!!

    女型「!!(見つけたぁ!!)」

    エレン「!!っく!(っ!!今は混乱してる暇じゃねえだろ!!)エレn、エレナ!?」

    エレナ「ぁ…ぁ…!!(どうしようどうしよう…!!)」

    エレナはパニックに陥っていた

    エレン「!!エレナ!!」

    ガシッ!

    エレナ「!!え、エレン…」

    エレン「落ち着けエレナ!大丈夫だ!」

    エレナ「!?だ、大丈夫だって!どうsエレン「今から俺がやる!!」

    エレナ「っ!?」

    ぺトラ「!!?何言ってるの!?エレン!?」

    オルオ「!?」

    エルド「!だめだ!!エレン!!」

    エレン「っ!!エレナ!今から俺が巨人になる!だから急いでお前はここから離れろ!!」

    エレナ「!?な、何言ってるの!?エレン!?(だめ…!!ここでエレンが行っちゃったらまた…!!)だめだよ!!エレン!!」

    エレン「!?エレナ!?」

    エレナ「今ここでエレンが巨人になったとしても勝てる確率なんてほぼないよ!!」

    エレン「!?な、何言ってんだよ!?エレナ!?」

    エレナ「!!い、いや!!いやだ!!行かないで!!だめ!!だめ!!!!」

    エレン「!?え、エレナお前どうしtエレナ「嫌だ!!」

    エレン「!」
  168. 168 : : 2016/01/26(火) 18:58:09
    エレナはまたエレンが自分を置いてどこかへ行ってしまう、そう思い考える事を放棄しながら行かないようにと感情をさらけだした

    エレナ「エレンが行っちゃったらまた私の事置いて行っちゃう!!」

    エレン「!?な、何言ってんだ!?行かねえエレナ「エレンはこの前これで巨人に食べられちゃったよ!!」

    エレン「!!」

    エレナ「嫌だ!!嫌なの!!行かないで!?私を置いて行かないで!!ねえ!エレン!!行かないでよぉ!!」

    エレン「っ…(エレナ…)」

    エレナはパニックになりながら泣きながらも伝えた、自分でも何を言っているのかわからないほどにパニックになっていた、ただ言わないとエレンが行ってしまうとそう思い

    エレン「っ…わかった…」

    エレナ「っ!!え、エレン!」

    エレナはエレンからその言葉を聞いた瞬間心が軽くなった、そんな気がした

    エレン「でも、エレナ」

    エレナ「っ!な、なに?」

    エレン「これだけは守ってほしい…」

    エレナ「!な、何!?(良かった…!エレンが行かない!)」

    エレン「…お前が襲われるような事になったら俺は巨人になる」

    エレナ「!!」

    エレン「これだけは絶対に守ってほしい…」

    エレナ「!!う、うん!!わかった!」

    エレン「!よし!(…エレナ絶対に守ってやるからな…!!)」

    とこの会話を聞いていたエルド達は

    エルド「エレン!!!!」

    エレン「!!は、はい!!」

    エルド「話は聞いてたぞ!!俺達三人で女型の巨人を仕留める!!エレンとエレアは全速力で本部を目指せ!!!」

    エレン「!!はい!!」

    エレナ「っ!はい!(…何でだろ…こんな事思っちゃだめなのに…エレンと逃げられる…そう思ったら何か…安心しちゃった…っ…はぁ…だめだな、私…)」

    エルヴィン「今回的と対峙して感じた事だ、最善策に留まっているようでは到底敵を上回ることはできない、すべてを失う覚悟でいどまなくてはならない、必要なら大きなリスクも背負う」

    ぺトラ「エレン!!エレナとちゃんと逃げなさい!!いいわね!?」

    エレン「!は、はい!!っ!エレナ!」

    エレナ「!う、うん!!」

    エルヴィン「そうして戦わなければ甚るいは勝てない」

    ゴオォォォォォォォォォ!!!

    エレン「っ!!我が班の料理を信じてます!!ご武運を!!」

    エレナ「!!(ぺトラさん…!!)」

    ぺトラ「!!(頑張りなさい!!)」

    エレナ「!(はい!)」

    ぺトラはエレナに目でそう言った

    エルド「!!行くぞ~!!!」

    ぺトラ「うん!!」

    オルオ「あぁ!!!」

    ゴオオオオオオオオオオ!!!

    女型「!!(逃がさない!!)」

    エルド「うおおおお!!!」

    ゴオオオオオオオオオオ

    女型「!!」

    アニは向かってくるエルドを捕まえようとした

    フォン!

    エルド「っ!!」

    シュッ!!

    女型「(ッチ!!)」

    ブシュウウウウウウウ!!

    ぺトラ「!!」

    オルオ「!!」

    女型「!?(っ!まずい!!)」

    ザクッ!!!!

    ゴオオオオオオオオオ

    エレン「っ!?え!?」

    エレナ「す、凄い…!!」

    バシュッ!!

    女型「(ッチ!目が・・・!!)」

    ドォォォ

    女型は目を削がれ急いでうなじを守る様に木によっかかった

    エルド「!!(視力を奪った!!少なくとも奴は一分間暗黒の中)」

    ぺトラ「(それまでに仕留める!!)」

    オルオ「(捕獲などクソ食らえ!!)」

    エルド「(今殺す!!)」

    ぺトラ「(ここで惨めに死ね!!)」

    オルオ「(クソ女型に報いを!!)」

    ズン!!

    女型「(まずい…目が見えない…!!)」











  169. 169 : : 2016/01/26(火) 18:58:13
    エルド「!(やはり目の回復を待つのか!)」

    プシュウウウウ

    エルド「(当然それまで待ってやるつもりは無い)」

    トントン

    ぺトラ「!」

    オルオ「!」

    二人はエルドに合図に頷き

    ザクッ!!

    女型「(・・・)」

    ビュッ!!

    エルド「(腕上げてられなくなるほど削いでやる!!肩周りの筋肉!全部だ!!)」

    ドシュッ!!

    ザシュッ!!

    ビシュッ!!

    ズズッ

    女型「(・・・)」

    グラッ!!

    エルド「(腕が落ちた!!次は首だ!!)」

    オルオ「(首を支える筋肉を削げば)」

    ぺトラ「(うなじが狙える!!)」


    エレン「つ、強えっ・・・!!」

    エレナ「す、凄い!!凄いよ!!エレン!!」

    エレン「!あ、あぁそうだな…(…皆さんすみません、こんな時に思う事じゃないんだろうけど…エレナはしゃいでて可愛い///)」

    エレン「(…あの女型が一方的に…それも声掛けなしでいきなりあんな連携がとれるなんて…)」

    エレン「(きっと…仲間同士で信じあってるから可能なんだ…ああやって困難を乗り越えてきた…だからグンタさんを失った直後でもあんなに強い…)」

    エレン「・・・(進もう…振り返らずに皆を信じて進めばきっと…それが正解だ…おれにもやっとわかった…)」

    リヴァイ『俺にはわからない』

    エレン「!!!」

    エレナ「(やれる!!いける!!頑張って!!皆!!)」

    リヴァイ『ずっとそうだ…自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…結果は誰にもわからなかった』

    エレン「・・・」

    エレナ「あはは!ねえ!エレン!、エレン…?(あれ…どうしたんだろ…)」

    エレン「!!」

    バッ

    エレン「・・・」

    スゥ~

    エルド「(ここだ!!)」

    女型「(…回復したか)」

    ギロッ

    ギュイイイイイイイン!!

    バクッ!!

    エレン「!!!!」

    エレナ「っ!!えっ…(な、何で…!!?)目hガシッ!!

    エレナ「!?エレン!?」

    エレン「っ!!逃げるぞ!!急いで逃げるぞ!!」

    エレナ「えっ!?で、でも!!皆gエレン「だめだ!!」

    エレナ「!?」

    エレン「無理だ!もう助からない!!」

    エレナ「!?な、何言ってるの!?そんなエレン「っ俺は…」

    エレナ「っえ…?」

    エレン「…俺はエレナさえ助けられればいい…」

    エレナ「!?」

    エレン「…それに、もう…」

    エレナ「えっ・・・?」

    エレンの向いた方をエレナは見た
  170. 170 : : 2016/01/26(火) 21:22:53
    ペトラ「!?片目だけ!?片目だけ優先して早く治した!?そんなことができるなんて!!」

    ダンダンダンダンダン!!!

    オルオ「ペトラ!!早く体制を直せ!!」

    ドッ!!!

    オルオ「!?ペトラ!!早くしブチャ!!

    オルオ「!!!!」

    エレン「っ!!!」

    エレナ「・・・えっ...(ペトラ、さん...?)」

    エレン「!!エレナ!見るな!!」

    エレナ「!!っど、どうしよう!?お、オルオさんgエレン「エレナ!!!」

    エレナ「っ!!」

    エレン「...ごめんな...俺に...俺に力がないばかりに...」

    エレナ「っ!!ち、違っドッカーン!!!

    エレナ「っ!?ぉ、オルオさん!!!?」

    エレン「っ!(っ、すみません皆...)」

    エレナ「っ!!私の、せいだ...」

    エレン「!?エレナ!?」

    エレナ「私の我儘でこんなっ...!!エレン「!?エレナ!!それは違う!!」

    エレナ「っ!!」

    エレン「仲間を信じても結果なんてわからないんだよ!!」

    エレナ「っ!で、でもっ!!私がさっきあんな事言わなきゃ!!」

    エレン「っ!そうだったとしても!お前だけのせいじゃねえよ!!」

    エレナ「!!エレン...っ!!」

    エレン「先輩達を信じた俺のせいでもあるんだ!!エレナ!!お前だけのせいじゃねえよ!!」

    エレナ「っ!っぅ...!エレェン...」

    エレン「っ、エレナ悪いが今は泣いてる暇はねえんだ!急ぐぞ!(...ごめんなエレナ...)」

    エレナ「っ!う、うん...!(...ごめんなさい...皆さん...)」

    と話していた時に...

    女型「(ッフフッ、見つけた...!!)」

    ドンドンドンドンドン!!!

    エレン「っ!?エレナ!!急げ!!(あの野郎...!!)」

    エレナ「っ!?(は、早い...!!)」

    ダンダンダンダンダン!!

    エレン「っ!!(やばい!!)エレナ!!巨人になる!!退いてろ!!」

    エレナ「!!う、うパクッ

    その時一瞬だった、遠くに居たはずの女型巨人が飛んできてエレナを食べたのだ

    ズシン!!

    女型「・・・(ふぅ...危ない飲み込むところだった...)」

    エレン「・・・えっ...」

    女型「・・・(...ここで巨人になられては困るな...一旦逃げるか...)」

    アニはそう思い逃げた

    エレン「え、えっ...エレ、ナ...?っぉ...おい...嘘だよ、な?...っ!!!!エレナァァァァァァ!!!!!(嘘だ...!!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!!!)」

    エレンは悲しみ、怒りのあまり頭の中が混乱状態になっていた、そして...

    エレン「返せ...返せ!!!カエ、セ...!!!(エレナエレナエレナ)イマタスケルヨ...」

    人間という生き物はリミッターが外れると化け物になるのかわからないが、エレンは特にミカサ、リヴァイの次に化け物だった

    エレン「っ!!!!返せぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

    ドン!!!!

    エレン「殺す殺す殺す殺す殺す!!!!(エレナエレナ!!今助ける!!!)」

    立体起動装置を使い、そしてそこら中の木々を蹴り、飛び一気に女型の元へ飛んだ

    女型「!?(えっ、な、なんでっ!あんなに距離伸ばしたはずなの)グシャ!!!

    女型「っ!!(!!まずい!!顎を!!)」

    パカッ

    エレナ「っ!!ゴホッ!!ゴホッ!!」

    エレン「!!エレナァァァァァ!!」

    エレナ「!エレダキッ!!

    エレンはエレナを抱き抱え地面に降りた

    エレナ「っ!え、エレェン!!」

    ギュウ!!

    エレン「!!エレナ!!(エレナだ!!エレナだ!!エレナが目の前にいる!!)」

    エレナ「っわ、私、もう、ダメかと思って...っぅ...エレンありがとうぅ...」

    エレン「っ!あぁ!!本当に良かった!!生きてて!!(エレナだ!エレナが居る!!エレナエレナ!!)

    エレナは助かった事の喜びのあまりエレンに抱きつき泣いた

    女型「(ッチ、回復が遅い...!)」

    エレン「エレナ...(エレナの体温だエレナの匂いだエレナの鼓動だエレナの柔らかさだエレナのやさしい声だ...)」

    エレナ「ん...?」

    ナデナデ

    エレナ「んっ...エレン...?」

    エレン「ちょっと待っててな...すぐ戻るよ...」

    エレナ「!?っえ、エレン!?待って!(行っちゃやだ...」

    エレン「!」

    エレナ「!あっ、いやっ...その...」

    エレン「エレナを一人になんかさせねえよ、絶対」

    エレナ「!!」






  171. 171 : : 2016/01/26(火) 21:48:49
    うわっ...ちょっと焦ってやりすぎましたね、エレンとエレナの心情がなさすぎました...後で修正しますね...
  172. 172 : : 2016/01/27(水) 18:13:40
    女型「!?(えっ、な、なんでっ!あんなに距離伸ばしたはずなのに!?)」

    エレン「っ!!!」

    女型「っ!!(!!まずい!!顎を!!)」

    エレン「クソ野郎!!!!」

    ザシュッ!!

    女型「(!まずい!顎を!!)」

    エレンは女型の口を横に思いっきりブレードを振り下ろし削いだ

    そして

    パカッ

    エレナ「!!っ!!ごほっ!!ごほっ!!」

    エレン「っ!!エレナァァァァァァ!!(っ!!生きてる!!生きてる!!)」

    エレンは急いでエレナの元へ駆けつけエレナを抱き上げ地面に降りた

    スタッ

    エレナ「ハァハァハァ…」

    エレン「!!大丈夫か!?エレナ!?」

    エレナ「っ!!ぅ、ぅん…(っ…生き、てる…生きてる…!!)っぅ!!」

    エレナは自分が生きている事を認識し、嬉しさと恐怖に泣き、エレンに抱き付いた

    エレン「!!エレナ…っ、良かった…!」

    エレナ「っわ、私、もう、ダメかと思って...っぅ...エレンありがとうぅ...エレェン…!!」

    嗚咽を吐きながらエレンの胸で泣いている

    エレン「エレナ…(エレナだ!エレナが居る!!エレナエレナ!!)」

    エレナ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

    エレン「…っ(エレナの体温だ…エレナの匂いだ…エレナの鼓動だ…エレナの柔らかさだエレナのやさしい声だ...)エレナ…」

    エレンもそっと優しくエレナを抱きしめ背中、頭と撫でた

    エレナ「ぅっ…っ…」

    エレン「・・・(っ…あのクソ女ァ…!!っ!!ズタズタに殺してやる…!!!)」

    エレンは怒りのあまり体を、拳を震わせた

    エレナ「ぅっ…っ、エレン…?」

    エレン「……(絶対に許さねえ…!!)」

    エレナ「…?エレン…?」

    エレナは呼びかけてもこちらを向かないエレンの頬を触った

    ッス

    エレン「!え、エレナ…?」

    エレナ「大丈夫…?」

    エレン「!あぁ…大丈夫だ…それよりどこか怪我、してねぇか…?」

    エレナ「っ、うん…してないよ、平気」

    エレン「…そっか(…エレナ、お前をこんな汚く、汚したあの女を…コロシテヤル…!!)」

    エレンはエレナの体全体に付いた唾液のような粘液を掴み、そう思った

    ちなみにエレンとエレナは女型から遠く離れた木の所に隠れていた


    女型「・・・(ッチ…回復が遅い…!!、これじゃあ…)」

    とアニは困っていた、アニの目的、それはエレン、エレナと二人を捕まえ故郷に連れて行く事だった、だが手で持ち帰るのも無理だと判断し口に含んでいればいいのでは?そう思った


    エレン「…(…エレナに危害を与える者はすべて排除スル…すべてすべて破壊してやる…!!)」

    エレナ「エレン…?大丈夫…?」

    エレン「!あぁ大丈夫だ、それより」

    エレナ「?」

    エレンはしゃがみこみエレナの顔を

    ッス

    エレン「せっかく綺麗で可愛い顔してんだ、そんな悲しそうな顔
    してないで笑ってくれ」

    エレンはそう言いながらハンカチを取り出しエレナの顔を拭いた

    エレナ「んぅっ…き、綺麗って…///い、言い過ぎだよ…///」

    エレン「言いすぎじゃねえよ…凄い綺麗で可愛い…(あぁ…こんな綺麗で女神のような顔を汚したあいつを今すぐにでもコロシタイコロシタイ!!!)」

    エレナ「!!///」

    エレナは恥ずかしくなったのか俯いてしまった

    エレン「…(…こんな女神の様な微笑みを悲しませたあいつを…許さねぇ…!!!!ぶっ殺してヤル…!!)エレナ」

    エレナ「!な、なに?エレン?///」

    エレン「ちょっと、行ってくるな…(…今すぐにコロシヤル…ズタズタにバラバラにシテヤル…!!)」

    エレナ「えっ…」

    エレン「行ってくるな、エレナ」

    エレンはそう言いエレナの頭を撫でて行こうとした

    エレナ「っ!!ま、待って!行かないで!!」

    ギュウ

    エレン「!エレナ…」

    エレナ「!あっ…えっと…(ここで行っちゃったらエレンは…!!)」

    ふと先程死んでいったリヴァイ班の皆を思い出しエレナは慌てて止めた

    エレナ「み、皆に任せればいいよ!?ね!?」

    エレン「・・・」

    エレナ「ほ、ほら!?逃げようよ!!女型動いてないみたいだし!?」

    エレン「・・・」

    エレナ「っ!!ね、ねぇ!!逃げようよ!!ねぇ!!エレン!!」

    エレン「!(エレナ…)」

    エレナ「っ!嫌だよ…っここでエレンが行っちゃったらまた死んじゃギュ

    エレナ「!ぇ、エレ、ン…?」

    エレン「…俺は、ずっと死ぬまでエレナの傍に居るから」

    エレナ「っ!!」

    エレン「絶対にエレナを一人にさせないから、だから」

  173. 173 : : 2016/01/27(水) 18:13:48
    エレン「大丈夫だ、絶対戻ってくるよ、エレナ!(…一人に何かさせねぇよ絶対…)」

    エレナ「っ!!ぅ…ぅん…!!(お兄ちゃん…)」

    エレン「!エレナは笑顔が似合うんだからよ、悲しそうな顔するなって」

    ムニ~

    エレナ「んっ…」

    エレン「うん、エレナは笑顔が似合うな(…帰ったら頬スリスりしよ…)」

    エレンはエレナの頬を掴みムニムニと動かした

    エレナ「///」

    エレン「!ははは、エレナ頬真っ赤だぞ?」

    エレナ「!え、エレンがやったんだよ///」

    エレン「あ、そうだったな、はははわrダキッ

    エレン「!エレナ?」

    エレナ「…帰ってきてねお兄ちゃん…」

    エレン「!!あぁ、絶対帰ってくる(…エレナ可愛すぎる…///)」

    エレナ「!うん!///」

    エレン「!やっと笑ったな」

    エレナ「!う、うん…///」

    エレン「…よし、じゃあ、行ってくるな、エレナ」

    エレナ「っ、うん、いってらっしゃい、お兄ちゃん」

    エレン「!!おう!(…いってらっしゃい、か…まるで夫婦だな…///)」

    エレンはそう思いながら一歩、一歩と歩き

    パキッ

    エレン「エレナ、隠れてろよ?」

    エレナ「!うん!」

    エレナはそう言うと急いで隠れた

    エレン「…(よし…っ!!)」

    エレンは立体起動装置を使い女型の巨人の元へ飛んだ

    ゴオオオオオオオオオオオ

    エレン「絶対にコロシテヤル…!!(バラバラに!!)」



    女型「・・・(…よし、治った…、ん?)」

    そこで女型は気づいた、エレンがこっちに向かってきている事に

    女型「っ!!(…っ、な、何、あれ…!!)」

    エレンは尋常じゃない程に殺気を出しながら向かっていた

    ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!

    エレン「(絶対にコロシテヤル!!)」

    エレンは女型巨人の真上へ来たその瞬間に

    エレン「(よくも…よくもエレナを傷付けやがって…!!!)」

    ガリッ

    エレン「(俺が…)」

    エレン「(あの時もっと早く巨人になっていれば…)」

    カッ!!

    女型「!!(巨人に…!!)」

    エレン「(俺が仲間を…信じたいと少しでも思ったから…皆は死に…エレナが傷ついた…!!)」

    エレン「(俺が最初から皆を信じずに自分を信じて戦っていれば…)」

    黒髪の巨人「っ!!!(最初からこいつをブッコロシテおけば!!)」

    グググッ!!

    フォン!!

    女型「!!」

    ドオオオオオン!!!!

    バキッ

    黒髪の巨人「!!(避けてんじゃねえよ…!!)」

    シュゥゥゥゥ

    女型「!?(回復が早い…!!?)」

    ッス

    フォン!!!

    ドオオオオオン!!

    バキッ!

    黒髪の巨人「っ!!(この野郎…!!ちょこまかちょこまかと…!!)」

    女型「・・・」

    黒髪の巨人「・・・っ!!(拳が駄目なら!!)」

    エレンはそう思いながら

    女型「!?」

    黒髪の巨人「(肘はどうだ!!!?)」

    フォン!!

    バキッ!!

    女型「っ!?(ッ!!)」

    黒髪の巨人「!!(滅茶苦茶にしてやる!!)」

    フォン!!

    女型「!!(っ!これは避けられバキッ!!

    女型「!!?(左手!!?)」

    黒髪の巨人「(てめえに知性があるのは知ってる…!!)」

    フォン!!!

    女型「っ!!?(ッグ!!)」

    黒髪の巨人「(…あの時…もっとはやく巨人になっていれば…)」

    黒髪の巨人「(いや…、もっと前に…あの時に巨人化していれば…)」
  174. 174 : : 2016/01/27(水) 18:24:55
    ↑修正も入っています
  175. 175 : : 2016/01/27(水) 18:58:01
    黒髪の巨人「(リヴァイ兵長もいたんだ…絶対に勝てた、捕獲だってできたかもしれない…)」

    リヴァイ『エレン、お前は間違って無い、やりたきゃやれ』

    エレン「・・・(俺が…俺が選んだ)」

    女型「・・・?(止まった…?)」

    エレン「(俺がした選択で皆は死に、エレナは傷付いたんだ…俺のせいで…皆が…エレナが……だけどやっぱり…お前がすべて悪い!!!!!)」オアェ!!!ガァッ!!!オアエア!!ガアッ!!ガアアアアアアアアアアア!!!」

    女型「っ!!(ッ、何なのこいつ…!!)」

    エレンのあまりの殺気に流石のアニも怯えた



    ミカサ「!?」


    リヴァイ「!?」


    ミカサ「・・・!?エレン!?」


    リヴァイ「(この声…まさか…)」


    ゴオオオオオオ!!

    ミカサ「!!(エレン!!エレナ!!)」

    サシャ「ちょっ!?なん!?えぇ!?ど、どこ行くんですか!?ミカサ戻って!!」


    ビシッ!!

    リヴァイ「(あっちか…)」


    黒髪の巨人「(グチャグチャにに引きちぎってヤル…!!この手が戻ったらバラバラに…!!)」

    女型「!?」

    黒髪の巨人「(グチャグチャにコマカクシテ…カラクッテヤル!!ッハハハハハハハハ!!!!)」

    女型「!!」

    女型は命の危機を感じ取りエレンに足技をかけた、が…

    ガシッ!

    女型「!!?(ッな!!)」

    黒髪の巨人「(あばれてんじゃねえよ…!!)」

    フォン!!

    女型「ッ!!!(ッ!!!)」

    エレンはアニの顔を思いっきり殴りつけた

    バキバキバキ!!

    ドサッ!!!






  176. 176 : : 2016/01/28(木) 18:02:33
    女型「っ…(ッチ…!)」

    アニはエレンに思いっきり殴られ木に叩きつけられた、顔は先程の殴りでボロボロ状態である

    黒髪の巨人「(もっとだ…!!もっと!!グチャグチャにッ!!)」

    ダンダンダン!!!

    女型「!!」

    黒髪の巨人「オオオオオオオオオオ!!!!(シネシネシネ!!!クタバレ!!!)」

    フォン!!

    ッス

    女型「っ!!(危なかった…)」

    アニはエレンが走ってきて殴ろうとしたところを避けた

    黒髪の巨人「っ!!(エレナを…皆を…!!!よくもおおおおおおおおお!!!!)」

    エレンは怒りをぶつけるかの様にアニに拳を振り下ろした

    フォン!!!!

    女型「っ!!」

    ッス

    黒髪の巨人「!!!(ッチ!!っ!!!)」

    フォン!!

    女型の巨人「!?(アッパー…!?)」

    エレンは振り下ろした勢いを利用しアッパーをした

    ブチッ!!

    女型の巨人「!!」

    黒髪の巨人「(ッチィ!!耳か…!!!)」

    エレンの放ったアッパーはアニの耳をかすり耳が吹き飛んだ、そしてエレンはまたパンチをくりだした

    フォン!!

    女型の巨人「ッ!!(ッチ…なめてたよ…あんたの事っ!!)」

    殴られそうになるところを何とかアニは転げ避けた

    黒髪の巨人「!!!!(ックソ全然アタラネエ!!殺したいコロシタイ!!!)」

    ゴロゴロゴロ!!!

    女型の巨人「っ!!(っ!!)」

    転がったところで起き上がろうとしたところで

    黒髪の巨人「アァァァァァァァァァ!!!!!(コイツ…コロシタイ…!!コロシタイ!!!エレナヲ…ミンナヲ…!!!!グチャグチャ二…!!)」

    フォン!!!!!!!!


    女型の巨人「!!!(ッまずい…!!!)」

    ッス!!!

    ボオオオオォォォォォン!!!

    黒髪の巨人「ッ!!(コイツヲ…グチャグチャ二…!!シテヤル!!!)」

    シュッ!!

    女型の巨人「!」

    シュッ!

    女型の巨人「!」

    黒髪の巨人「!!オオオオオオオオ!!(シネ…!!)」

    エレンは右ストレートをアニにくらわせようとしたが

    女型の巨人「!(ここ…!)」

    ビキビキビキッ!!

    アニは手を硬化させ

    フォン!!!!

    バッ!!!

    黒髪の巨人「ッ!!?(ッグ!!?ッ!!)」

    女型の巨人「・・・っ!!」

    硬化した手で思いっきり殴った筈がエレンの口に挟まり、そこでエレンは思いっきりスライド?させ

    フォン!!!!

    女型の巨人「っ!!(ッぐ…!!!)」

    ドンッ!!!!!

    黒髪の巨人「オオオオオオオオオオ!!!(死ね!!!!!)」

    見事エレンのパンチはアニの腹に入り

    バキバキバキ!!!

    女型の巨人「ッブ!!?(ッ腹ッが…!!)」

    アニは数十メートル吹き飛んだ

    ドォッ!!!

    女型の巨人「ッ…(っ…)」

    黒髪の巨人「アアアアアアアアアアア!!!!!(ハハハハハハハハ!!!!やったぞ!!やった!!エレナ!!今からお前を苦しめた奴をグチャグチャにするぞ!!見ててくれ!!!アァ…ミンチにしてやる…!!)」

    ドンドンドンドンドンドン!!!!

    女型「・・・(後少し…)」

    ドンドンドンドンドンドン!!!

    黒髪の巨人「オオオオオオオ!!!(ここだ!!!)」

    女型「!!(よし…!!)」

    エレンはアニに膝で顔面に蹴りをくらわそうとしたが直前にアニは避けた

    ドッ!!

    黒髪の巨人「ッ!!(ッグ!!!)ハァハァハァハァ…」

    ドンドンドン!!!

    女型「・・・(…ここだ…)」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    黒髪の巨人「ハァハァハァ、…!」

    ビキビキビキッ

    女型「・・・(…これでわかるだろ、エレン…)」

    黒髪の巨人「(・・・ア)」

    女型「(これでおしまい…)」

    アニはそう思いながら回し蹴りをエレンの顔に向かって思いっきり放った、そこで絶対に当たった、そう確信していたが…

    フォン!!!!!!

    ッス

    女型「!!?(さ、避けた…!!?)」

    黒髪の巨人「・・・(アニ…お前だったのか…お前がッ…!!皆を…エレナを!!!!)」

    フォン!!!!

    グシャッ!!

    女型「ッッ!!?(ッ…エレ、ン…あんた…)」

    黒髪の巨人「アアアアアアアアアア!!(お前が…エレナヲヲヲヲヲヲヲ!!!)」

    女型「・・・(見誤っていたようだ…あんた…)」

            

               化け物だ

    倒れゆく意識の中でアニはそう思った、こいつは正真正銘の化け物だと

    ドサッ

    女型「  」

    黒髪の巨人「オオオオオオオオオ!!!(コロシテヤルコロシテヤルコロシテヤル!!!エレナヲエレナヲ!!!…跡形もなくミンチにしてやる…!!!)」

    目を血走りながらエレンはアニの元へ歩いた
  177. 177 : : 2016/01/28(木) 18:02:39
    スタッ

    黒髪の巨人「・・・(…アニ、お前、最悪だよ…エレナを…あんなめに…!!!!)」

    先程の事を思い出すだけで胸は張り裂けそうなくらいムカムカしていた、オルオさん達が殺された事にも腹が立っていたが何よりも大切なエレナを傷つけられたことが何よりもムカムカしていた

    黒髪の巨人「ッ…!!ウオオオオオオオオ!!!!(クッテヤル…!!全部…!!跡形もなく!!!!)」

    エレンはそう思いながらアニの顔面に蹴りをくらわそうとした時だった

    ピクッ

    黒髪の巨人「!!」

    女型「っ・・・(…私もただでやられるわけにはいかないんでね…!!)」

    意識を失っていたはずのアニは立ち上がりエレンの顔面に

    フォン!!!!

    先程と同じ回し蹴りをくらわした

    ブチッ!!!

    黒髪の巨人「   」

    バキバキバキッ!!!

    アニはエレンの顔に周り蹴りを放った、エレンは顔を拭き飛ばされ意識喪失、

    女型「ッ!!(…私のここまで、か…)」

    一方でアニも今のが限界だったのか倒れた

    そこに…

    スゥ~!!!

    エレナ「エレン!!!!」

    ミカサ「エレン!!!!」

    リヴァイ「・・・」

    女型「っ…(…エレナ…ミカサ…それに…リヴァイ、兵長…?)」

    ス~ッ

    スタッ!!

    エレナ「ッ!!エレン!!エレン!!」

    ミカサ「!!良かった、うなじは平気!!」

    リヴァイ「おい、さっさと連れてずらかるぞ!!」

    エレナ「!!は、はい!で、でも…!えっと…!」

    ミカサ「っ!仕方ない!エレナ!どいて!この前のアルミンの時と同じみたいに取り出す!!」

    エレナ「っ!!ぅ…ぅん…気を付けてね…」

    ミカサ「!!わかってる!」

    ミカサはそう言いながらブレードを取り出し

    ザクッ!!

    ザクッ!!

    ミカサ「!!エレナ!!」

    エレナ「!う、うん!!エレン!!」

    エレナはエレンを掴み思いっきり引っ張った、が

    エレナ「んっ~!!!はぁはぁ…だめだ…」

    ミカサ「!!フンッ!!」

    ブチッ!!

    エレナ「!!ミカサ!あまり乱暴にやらないで!」

    ミカサ「!仕方ないでしょ!?こうするしかない!!」

    エレナ「っ!!ご、ごめん…」

    ミカサ「!あ、いや…ごめんなさいエレナ正気じゃなかった…」

    リヴァイ「おい!!早くしろ!!」

    エレナ「!は、はい!」

    ミカサ「ッチあのチビ…!!」

    ブチッ!!

    ミカサはそう思いながら最後の一振り、放った

    エレナ「!!ミカサ!行くよ!」

    ミカサ「えぇ!」

    そう言いエレナとエレンとミカサはリヴァイの元へ

    リヴァイ「!早く行くぞ!」

    エレナ「はい!(…エレン…大丈夫、だよね…っ、うん!大丈夫だよ!きっと!)」

    エレナは自分に言い聞かせるように思っていた

    ミカサ「はい」

    エレン「   」

    そう言いリヴァイ達はそこから去った

    ツゥ~!!

    リヴァイ「・・・!」

    エレナ「?兵長?」

    ミカサ「?エレナ?」

    リヴァイ「…いや、なんでもない」

    リヴァイは移動している途中に女型を見た、そこには

    ツッ~

    アニは泣いていた、意識を失っていたが泣いていた
  178. 178 : : 2016/01/28(木) 18:58:09
    ーーーーー
    ーーーーーー
    ーーーーーーーー

    ガラ、ガラ、ガラ、ガラ

    ドドッ、ドドッ、ドドッ、ドドッ

    エレン「・・・!」

    ???「おう…起きたか」

    エレン「…?は…?」

    エレン!!!

    エレン「!?エレnダキッ!

    エレン「っ!」

    エレナ「エレン!!」

    ミカサ「!エレナ!」

    エレナはエレンが起きた瞬間に思いっきり抱きついた

    エレナ「!あっ!ご、ごめんね!?エレン!?大丈夫!?」

    エレン「あ、あぁ大丈夫だ…(…だめだ体がだるいし重い…、……まぁ、でもエレナの温もりを感じたわけだし…、いいか///)」

    エレナ「!!良かった!」

    ギュウ

    エレン「ぁ…///(落ち着く匂いだ…///)」

    ミカサ「ッチ…(くっつきすぎ…)」

    エレン「///!!ってじゃなくて!」

    エレナ「!え、エレン起きちゃダメだよ!」

    エレン「!あ、あぁ…」

    起き上がろうとしたがエレナに止められた

    エレン「!女型は!?」

    エレナ「!」

    ミカサ「ッ…逃した」

    エレン「!!な、何…で?みんな…一体…作戦は…?」

    ミカサ「失敗した、今は休んでて…」

    エレン「・・・(失敗した…?…つまり殺しそこねたのか…?)っ!!これは?また俺は助けてもらったのか?」

    ミカサ「!そrエレナ「それは私のだよ、後…エレンは負けたんじゃなくて、相打ちだったんだ…」

    エレン「っ!!あい、うち…!?」

    エレナ「うん…エレンが気絶すると同時に女型の方も気絶したんだと思うよ、えっと…とりあえず今は休んで?エレン…」

    エレン「!!…あぁ、そうだな…(…あいつを殺し損ねたのは悔しいが今はエレナが居るだけで十分だ…)エレナ…」

    エレナ「!ん?」

    エレン「…上着、ありがとうな」

    エレナ「!うん…私はこれぐらいしかできないから…ありがとうエレン」

    エレナはそう言いエレンの手を握った

    エレン「!いや、十分だ」

    エレナ「!うん、良かった!」

    エレン「あぁ(…こういうところが俺は好きだ…こういうさりげない優しさが俺は好きだ…)」

    とエレンはエレナのこういう優しいところが大好きだった、力に関しては普通以下だが女として大切な他の女達にはない女らしいところが好きだった

    エレン「・・・エレナの手、温かいな」

    エレナ「!エレンの手は冷たいね?」

    エレン「…あぁエレナの手は温かくて、落ち着くな…」

    エレナ「…そっか、良かった」

    エレン「あぁ(…今すぐにでもエレナとイチャイチャしてぇ…でも無理だなこの体じゃ…)」

    ミカサ「・・・(羨ましい…)!エレン、エレナ、もう壁に着く」

    エレン「!」

    エレナ「あっ、うん」

    カン、カン、カン!!!

    ガシャン!!

    ガラ、ガラ、ガラ、ガラ

    !調査兵団が帰ってきたぞ!

    今朝より数がかなり少なくなってないか?

    ざわざわざわざわざわ

    ざわ、ざわ、ざわ

    もう!どいてよ!見えない!!

    エリー!これに登るぞ

    早朝から叫びまわって出てったと思ったら昼飯時にはもう帰ってきやがった

    何しに行ったんだ?

    さぁな…

    まぁしかしこいつらのしけた面から察するにだな…

    俺らの税をドブに捨てに行く事には成功したらしいぜ

    ムクッ

    エレン「!!!!」

    エレナ「!え、エレン!だめだよ!」

    ミカサ「エレン…、!」

    子供1「~!」

    子供2「・・・」

    エレン「・・・」

    エレナ「!」

    ミカサ「・・・(…あの時の自分達…)」

    子供1「あ!」

    エレン「っ!!」

    エレナ「!」

    子供「かっけー!!これがあの調査兵団か!!あんなにボロボロになっても戦い続けるなんて!!」

    エレン「っ・・・」

    英雄の凱旋だ!行くぞ!エレナ!ミカサ!

    エレナ「っ…(エレン…)」

    ミカサ「・・・」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    クリスタ「・・・」

    ユミル「・・・」

    コニー「・・・」

    サシャ「・・・」
  179. 179 : : 2016/01/29(金) 18:58:10
    エレン「っ…」

    リヴァイ兵士長殿!!

    タッタッタッタ!

    エレン「っ!!」

    エレナ「っ…!(ぺトラさんの…お父さん…!)」

    ぺトラ父「娘が世話になってます!ぺトラの父です!娘に見つかる前に話してぇことが…」

    ぺトラ父「娘が手紙を寄越してきましてね…腕を見込まれてリヴァイ兵士長に仕えることになったとか、あなたにすべてを捧げるつもりだとか…まぁ…親の気苦労も知らねぇで惚気ていやがるわけですわ、ハハㇵ…」

    エレン「っ!!」

    エレナ「っ…」

    エレンとエレナは先程のぺトラの死に様を思い出し俯いた

    ぺトラ父「その、まぁ…父親としてはですなぁ…」

    ザッザッザッ

    ぺトラ父「嫁に出すにはまだ早ぇかなって思うわけです…あいつもまだ若ぇしこれから色んなことがー」

    リヴァイ「    」

    エレン「っ…」

    エレナ「!!ぁ。あnムグッ!?」

    エレン「エレナ…」

    エレナ「っ!!っ…ごめんね…」

    エレン「…っつ大丈夫だ…ッ(…エレナ、お前が気にすることじゃねえよ…)」


    エルヴィン団長!!答えてください!!

    今回の遠征でこの犠牲に見合う収穫があったのですか!?

    死んだ兵士に悔いは無いとお考えですか!?


    ガラガラガラ…

    ポタ、ポタポタポタ…

    エレナ「!!え、エレン…」

    エレン「っ…ぅぅ…!!ッ…!!」

    エレナ「…っ、!ぅっ…うぅ…ッ!!」

    エレンが泣いていたのを見て、エレナも泣いてしまった、あの時あぁしていれば良かった、そうすれば死なずに済んだのに、そう思い二人は泣いた、悔しさも勿論あった

    ミカサ「・・・(…この世界はとても残酷だ…)」

    ミカサは自分の首に巻いてあるマフラーを口元に持っていき唇を噛みしめた、ここで自分も泣いてしまってはいけない、そう思い

    アルミン「・・・(…今回の壁外遠征でどのくらい死者が出たのだろうか…きっとたくさん出ただろう…、でも…)」

    アルミン「・・・(こんな事を思うのは見当外れにも程があるけど今回の壁外遠征には多少なりとも意味があったはず…いや、意味はかならずあった、意味のないものなんてこの世にはないから…、エレン…これから辛い事がたくさん待ち受けてると思う…でも、だからこそがんばらないと…亡くなった人達の為にも…)」



    今回の壁外遠征に掛かった費用と損害による痛手は調査兵団の支持母体を失墜させるに十分であった


    エルヴィンを含む責任者が王都に召集されると同時にエレンの引き渡しが決まった



    部屋

    エレン「・・・」

    エレナ「…エレン、大丈夫…?」

    エレン「!ん、あぁ、大丈夫だ、って風呂入ったのか?」

    エレナ「あ、うん汚れてるからって、女子は皆入ったよ、エレン達は?」

    エレン「ん、あぁ、さっきエレナ達が居ない時に入った」

    エレナ「…そっか」

    エレン「…あぁ、エレナ」

    エレナ「ん?」

    スタ、スタ

    ッス

    ギュッ

    エレナ「んっ、エレン?」

    エレン「…悪い、ちょっとこのまま、いいか?」

    エレナ「!、うん、いいよ?」

    エレン「…ごめん」

    エレナ「…ううん、大丈夫だよ」

    エレナもそう言いながら抱きしめ返した


    あれからというもの王都に招集されると決まったエレン達は一旦休憩ということで今、部屋に居る、1日休みがある

    エレン「・・・(…こんな事思うのも最悪だけど…心地がいい…安心する…っ、きょ、今日ぐらい良いよな…!///)エレナ」

    ガシッ

    エレナ「んっ…?どうしたの?」

    エレン「ちょっとな」

    スタ、スタ、スタ

    エレナ「エレン?」

    エレンはエレナの手を握りベットへ歩み

    スタッ

    エレン「ほら、エレナ来いよ」

    グイッ

    エレナ「っ!え、エレン?」

    エレンはベットに腰を掛けるとエレナを引っ張った

    エレナはエレンの言う通り引き寄せられ抱きしめられた

    エレナ「?エレン?どうしたの?」

    エレン「ん?あぁ、いやこの前の事があってからな…不安になっちまって…」

    エレンはベットに寝転びそれに引っ張られエレナはエレンの体上に被さるようになった

    エレナ「んぅ、エレン?」

    エレン「エレナ温かいな」
  180. 180 : : 2016/01/29(金) 18:58:16
    エレンはエレナの頬に自分の頬をこすりつけるようにした

    エレナ「んっ、エレンも温かいよ」

    エレン「そっか(エレナ可愛いな…落ち着く……あ、どうせだ、っ、可愛がってやるか…///)」

    などと思っているが本当は可愛がりたいだけである

    エレン「エレナ」

    ッス

    エレナ「ん?っ!うっ!///」

    エレンは手をエレナの脇に回し、くすぐった

    エレナ「っ、え、エレン…///よ、弱いのっ!そ、そこぉ…!!///」

    エレン「ん?そうだっけか?(照れてるエレナ可愛い///)」

    エレナ「そ、そぅだよぉ!///っ!!あはははは!やぁ、やめてっ!えぇ、エレン!っ!あはははは!///」

    エレン「おっ?ここか?ここか?(本当はくすぐりに弱いの知ってるんだけどな!)」

    エレナ「っ!!ぅっ!くっ!!///ぅぁ!!///」

    エレン「おっ?(っ!え、エロい///)」

    エレナは笑いすぎたのかくすぐりに疲れたのかエレンの耳元で息を荒げながら疲れきっている

    エレナ「はぁはぁはぁはぁ…///も、もぅ…だめぇ…///」

    エレン「ははは!疲れたか?」

    エレナ「んっ、うん…はぁはぁはぁ…///」

    エレン「そっか、ごめんな?つい(…///)」

    エレナ「はぁはぁはぁはぁ、っ!もぅ!///」

    プクッと口を膨らませながらエレンを睨んだ

    エレン「っ!残念だなエレナ」

    エレナ「っ、え?」

    エレン「エレナが睨んでも全然怖くねえよ?(逆に可愛すぎる…///)」

    エレナ「!えぇ!?こ、これでも睨んだ方なんだけどぉ…」

    とエレナは残念そうな顔をした、そしてその顔にたいしても

    エレン「っ!///(っ!す、すっげえ可愛い!!///っ!!もうだめだ!!我慢できねえ!!)エレナ!!」

    エレナ「ん?なnガシッ

    ギュウ!!

    エレナ「ムゥ…ど、どぉしたのぉ?エレェン?」

    エレン「お前すっげえ可愛いな!///」

    エレナ「ふぇ?…うぇ!?///」

    エレンはエレナの可愛さのあまり思いっきり抱きしめ思いっきり顔をすりつけた

    エレン「あぁ…お前本当可愛いよエレナ///」

    エレナ「っ!え、エレェン!?///どぉ、どぉしたぁのぉ!?いきなぃ!?///」

    エレン「!!///その何言ってるかわからない言葉も可愛いなぁ///」

    エレナ「っ!?え、エレン!?///ど、どうしたの!?今日少しへ、変だよ!?///」

    エレン「変じゃねえだろ?ただいつも言わないだけだよ///」

    エレナ「そ、そうだとしてmトサッ

    エレナ「!え、エレン!?///」

    エレン「エレナ…///(顔真っ赤にしてる…可愛いなぁ…本当////)」

    エレナ「ぇ…///えっ…////(っ!え、エレンに押し倒されちゃったよぉ!?///)」

    ッス

    チュッ

    エレナ「…ふぇ!?///」

    エレン「んっ、エレナの頬、柔らかいな///」

    エレナ「えっえっ!?///(っ!ほ、ほっぺたにキスされちゃったよぉ!?///)」

    エレン「エレナ///可愛いな…///」

    ッス

    エレナ「んっ///え、エレェン…///っく、くすぐったいよぉ…///」

    エレン「!可愛い…///」

    エレナ「///」
  181. 181 : : 2016/01/30(土) 16:30:54
    エレンはエレナの耳元に手をやり髪を退け優しく触った

    エレン「顔、真っ赤だな…///(可愛いやつ…)」

    エレナ「んんっ///え、エレンが変な触りかたするからっぁっ!!///」

    エレン「んっ、変な触りかたってこうか?」

    エレンはそう言いながらサワサワと耳から首筋へと優しく触り、首筋に口を持っていきキスをした

    エレナ「んんっ…///はぁはぁ…///っぇ、エレ、ン…きょ、今日どうしたの…?」

    エレン「?どうって?(…息切らして可愛いなおい///)」

    エレナ「な、なんか…///その…///っき、キスとか…その、色々と…///(っ!は、恥ずかしぃよぉ…///)」

    エレン「ん?あぁ、今日はただ、何となく可愛がりたいなぁって思ってな///」

    エレナ「っか、可愛がる?///」

    エレン「あぁ、この前、お前が女型に食われそうになった時の事がショックでだろうな、多分…」

    エレナ「!え、エレエレン「だから、今日はずっとエレナは俺のものな///」

    エレナ「!え、えっ!?///(っか、可愛がるの範囲こえてない!?///)」

    エレンは満面な笑みでそう言いながら慌てているエレナの後頭部に手を回し抱き寄せた

    エレナ「え、エレ、ン?///」

    エレン「落ち着くな、やっぱ///」

    エレンは後頭部に回した手を頭にもっていき撫でた、エレナはエレンに抱き寄せられたまんま固まっている

    ッス、ッス

    エレナ「んっんっ…///(…気持ちいい…)」

    エレン「…本当、エレナ可愛いな///」

    エレナ「っ、そ、そんなことないんっ///(っ!ゆ、指!?///)」

    エレン「いいや、エレナは可愛いぞ?(口にキスしたいところだけどそれは恋人同士にならないとだめだからな…我慢しよう…)」

    という理由でエレンはエレナの口に指をそっと置いた

    エレナ「んっ///そ、そう、かな…?///」

    エレン「!!あぁ、すっげえ可愛いぞ(っ!あぁ…!!すっげえキスしてぇ…!!それ以上もしたい!!)」

    エレナは瞳を揺らしながら上目遣いでエレンを見ながらそう言った

    エレナ「!そ、そっか…///え、えへへ///嬉しい///」

    エレン「っ!!!!(っ!!や、ばい!!我慢が…!!)」

    恥ずかしがりながら笑顔でそう言ったエレナにエレンは我慢が途切れ

    ドサッ!!!

    エレナ「っ!?え、エレン!?///」

    エレン「はぁはぁはぁ…///っごめん、エレナ!(悪いエレナ…キスはしねぇ…でも…)」

    エレナ「えっ。えっエレ、っ!んぁ///」

    エレン「んっ…はぁはぁはぁ、エレナエレナエレナエレナっ///」

    エレナ「ふぅわぁっ///っぉ、ぉにぃ、ちゃぁ、ん…///(っえ、エレンにお、おっぱいに顔うずめられてるよぉ…///)」

    とエレンはキスをしないようにと衝動を別の方向に持っていった結果が胸に顔をうずめるという行為だった

    エレン「んっ、んっ…///(ふ、服の上からなのにすっげえ柔らかいな///っ!)はぁはぁエレナエレナ///」

    エレナ「んっ、んっ///え、エレ、ン…?///」

    エレンはエレナの胸から顔を離すとエレナを起しまた抱き寄せた

    エレン「はぁはぁ///エレナ好きだ大好きだ///」

    エレナ「!わ、私も大好きだよぉ///」

    エレン「!そ、そっか!///」

    エレナ「ん、う、うん///」

    エレン「っ!!エレナァ!!///」

    エレナ「っ!?え、エレン!!?///」

    エレンは嬉しさのあまりエレナを思いっきり押し倒し頬、首、耳と色々な所にキスをしたり抱きしめたりと色んなことをしたりした

    エレン「エレナァ~///愛してるぞぉ///」

    エレナ「はぁはぁ…///お、おにい、ちゃん…///(エレン激しいよぉ…///)」

    エレンは興奮のあまり物凄い勢いでエレナにキスをしたりしていたせいかエレナ自身疲れてしまっていた

  182. 182 : : 2016/01/30(土) 16:31:01

    そしてそれから数十分後エレンとエレナは疲れてしまい寝てしまった、ちなみに本当の意味でのエロいことは一切していない、ただ小さい子供がイチャイチャとじゃれあっているような事をしただけだった








    エレナ「・・・んぁ…?」

    エレン「!あ、起きたか?」

    エレナ「ぇ、エレン…?」

    エレン「あぁ、体大丈夫か?」

    エレナ「ん…うん、特になにもないけど…」

    エレン「!そ、そっか良かった」

    そう言いながらエレンはベットに座り込んだ

    エレナ「??どうしたの??エレン?」

    エレン「ん、あぁ…いや、その…///さっきはごめんな…?あんなことしちまって…///」

    エレンは申し訳なさそうに照れながらそういった

    エレナ「・・・っ!」

    とそこでエレナは寝ぼけていたのは覚まし思い出した

    エレナ「えっ、あ、いや…///え、えっと…///わ、私は…///そこまで嫌じゃなかった、よ…?///」

    エレン「!え、エレナ…」

    エレナ「え、エレンの事はその…///す、好きだから…///嫌じゃなかったよ?その…嬉しかったし…///」

    エレン「!!?///」

    エレナ「え、えっとね…///だから、その…///大丈夫だよ?///」

    エレン「っ!!ぇ、エレナァ!!///」

    エレナ「っ!?わわわっ!///」

    エレンはそんなエレナについ愛しく感じ思いっきり抱き付いた

    エレン「エレナ大好きだ///(本当天使///結婚したい///)」

    エレナ「んっ、う、うん///わたしも大好きだよお兄ちゃん///」

    エレン「///(あぁ…もう死んでもいいかも…///)」

    エレナ「///っ!え、エレン!?」

    エレン「んっ?どうした?」

    エレナ「は、鼻血!!」

    エレン「んっ?!あっ、ほんとだ(やばい興奮しすぎて…///)」

    エレナ「ちょ、ちょっと待ってて!」

    エレナはそう言うと慌ててベットから出てハンカチを濡らしに行った

    エレン「・・・///(エレナ…///…なぁ、母さん…エレナと結婚したいんだけど、許してくれるか?///)」

    とそんなエレナの後ろ姿を見ながらエレンはそう思った

    そしてそれからエレナは濡らしたハンカチで慌てながらエレンの鼻を拭き止血した

    エレナ「んっ、できた!」

    エレン「んっ、そっかありがとうなエレナ///」

    エレナ「うん!ありがとう」

    エレン「あぁ///」

    と話していた時に夕飯の時間だと兵士が来てエレンとエレナは皆が居るところへ行った
  183. 183 : : 2016/01/30(土) 17:11:36
    もうだめ!最高!!
    超絶期待です!!!
  184. 184 : : 2016/01/30(土) 17:58:11



    カチ、カチ、カチ、カチ

    アニ「・・・・・・んっ…?」


    ウォール・シーナ東城壁都市

    ストヘス区

    何だ?知らなかったのか?

    巨人の小僧と主要幹部が王都に召還されるんだとよ

    今日この街を通るぜ

    巨人になれるガキがいるって噂は本当だったのか…

    これからは憲兵団が所有するってよ

    保守派がその小僧を上手く使って王政を説得するんだろうな

    解剖するって話じゃなかったか?

    まぁ…このまま上手く進んで扉が封鎖されるといいんだがなぁ

    とそこへ

    ドサッ



    今…扉を塞ぐと言ったか?

    ?は?

    これ以上人の手で壁を汚すと言うのか!?

    は…!?

    おい…そいつに手を出すな!

    突然傍に居た男は鞄を落とし酷く顔欠相し男2の肩を掴みそう言いッた

    ジャラ

    あ…!

    ~~!!!~~!!!

    っ・・・

    壁を愛し神と崇める方々だ…関わるな

    そうか…またヤツらがいたか…クソ

    あ~あ…今度はいつ壁が壊されるんだろうな

    などと家畜共は呑気にグチグチと吐いていた


    ストヘス区憲兵団支部

    カタ、カタ、カタ、カタ

    ヒッチ「やっと起きた…」

    アニ「・・・」

    ヒッチ「あんたのさぁ…寝顔が怖くて起こせなかったんだ、ごめんねーアニ」

    マルロ「お前は最近弛みすぎだぞ」

    アニ「・・・(うるさい奴…)」

    スタ、スタ、スタ

    ヒッチ「なにー?もー怒ってんの?ねー」

    マルロ「愛想の無いヤツだな」

    ??「ほっといてやれよ、アニはあのトロスト区から来たんだぞ、この支部でも唯一の実戦経験者だ」

    アニ「・・・」

    ??「まだ癒えるわけないだろう、地獄を見てきたばかりなのに」

    アニ「・・・(…ある意味地獄を見たな…)」

    ヒッチ「へーそーこの子に気があるんだ、ップ…こんなののどっこがいいの?」

    アニ「・・・(…一々うるさい女だな…)」

    マルロ「ヒッチ…お前みたいなバカ女が憲兵団に入る方法は一つしかない」

    ヒッチ「・・・えーなにそれわかんなーい言ってみろよ」

    コツ、コツ、コツ

    !よせお前ら来たぞ

    ババッ

    バサバサ

    いーってそんなの

    アニ「!(…随分となめくさった先輩だ…)」

    ヒッチ「・・・」

    マルロ「・・・」

    今日はいつもの雑務とは違う仕事をやってもらう

    だからここに集めた、聞いてくれ

    調査兵団の一行が王都へ召還される件だ

    アニ「…!!」

    調査兵団失墜の話はしなくてもいいだろ?

    奴等が本日この街の中央通りを通る

    アニ「・・・」

    護送自体は憲兵本部の仕事だから

    我々はこの街を通過する間だけでいい

    市街での立体起動が一時的に許可される

    護送団と並走し警護強化に努めよ

    以上

    アニ「・・・」

    マルロ「……一ついいでしょうか?」

    ん?何だ?

    マルロ「護送団を何から守ればいいのでしょうか?」

    さぁな

    マルロ「っ…(…なんだこの先輩…)」

    ヒッチ「・・・」

    マルロ「っ。…この壁の中で王政に逆らう者など聞いたことがありません、ちんけな犯罪者はいても…組織単位で歯向かうなら壁の外に拠点でもない限りは…考えにくいですし」

    アニ「・・・」

    おぉ、お前

    真面目だな、すべて任せた

    バサッ

    マルロ「ぇ…」

    詳細はこれに書いてあるからな

    マルロ「ぇ…え?」

    我々上官達は忙しい、お前達だけでやり通してみろ

    ガチャァ

    だがへまだけはやるな?

  185. 185 : : 2016/01/30(土) 17:58:15
    ???「ゴクゴクゴク、っぷはぁ!うめぇ…」

    ???「スゥ~フぅ~…」

    ???「ん、こっちだな」

    バタン

    マルロ「・・・」

    ヒッチ「・・・」

    アニ「・・・」


    クソ・・・

    マルロ「ふざけてる…、入って一カ月足らずの新兵に指揮を丸投げだと…」

    アニ「・・・」

    ヒッチ「確かに想像以上に腐ってたねーこの組織、まぁ…だから選んだんだけどさー」

    ガシッ

    ヒッチ「でも新兵のうちはほとんど仕事押し付けられんだねーもー知らなかったよー」

    マルロ「・・・クズ共め…自分のことしか考えることができないクズが…」

    ???「は?」

    ???「マルロ…お前自分が誓うとても言居たのか?憲兵にした時点でお前も同類だろうが」

    マルロ「同類じゃない、俺はお前らとは違うしクズじゃない、俺は憲兵団を正しくするためにここに来た」

    アニ「・・・」

    ヒッチ「・・・」

    アニ「・・・」

    パンパン

    ヒッチ「えーすごーいマルロあんたそういうヤツだったのー?」

    ???「…どうやってだ?」

    マルロ「上に立つ以外無いだろ、それまでの間は…クズになってもいい…何だってしてやる」

    マルロ「だが上に立ったら給料分はきっちり働かせる税をちょろまかしたり不当に土地を奪ったやつらには相応の報いを受けさせる」

    アニ「あんたはそれで自分か身内が酷い目に遭ったりしたの?」

    マルロ「・・・!…いいや?だがそれらの悪行は誰でも知ってる事実だろ?」

    アニ「・・・」

    マルロ「とにかく死ねとは言わん、だが恥を知ってもらう、理性が無いってことは所かまわず排便するどう打つと同じってことを・・・」

    マルロ「ただ普通の人間に戻す・・・それだけだ人本来の正しい姿に・・・」

    アニ「・・・」

    ダハハハハハ!!!

    マルロ「・・・」

    ヒッチ「やべぇーあんた本物じゃーんつまんないヤツだと思ってたわごめんねー!!」

    ヒッチは大笑いしながら地面をバンバン叩いている

    アハハハハハハハ

    周り「・・・」

    ???「そら大変立派な目標だな…せいぜい頑張れや」

    アニ「どうだろ」

    マルロ「ん?」

    ???「・・・?」

    アニ「あんたみたいな「良い人」が体制を占めちまったらそれこそおしまいだと思うけどね…」

    マルロ「・・・何だ…お前まともに喋れるのか」

    ヒッチ「ん?」

    マルロ「言いたい事があるんならもっと喋ってみろよ」

    アニ「・・・あんたは正しい人だと思う正しい事を言うから私はそう言うがいる事を知ってる」

    アニ「大きな流れに逆らうって…とても勇気がいることだから、尊敬するよ、ただ単にバカなだけかもしれないけど…まぁ明らかなのは」

    マルロ「・・・」

    アニ「そういう人は珍しいってことだよ、つまり一般的とは言わない普通ともいわない」

    アニ「あんたのような人は特殊な人と呼ばれる」

    マルロ「・・・」

    アニ「それに対して私達は何と呼ばれるべきかな、他人より自分の利益を優先させ周りがズルをすれば一緒に流されるこんな人達をあんたは」

    マルロ「・・・」

    アニ「クズとか悪と呼んだ、私の見てきた限りでは訓練兵では憲兵団を目指すクズとか悪人が大半を占めていた」

    マルロ「っ、回りくどいなぁ…つまり自分達はそんなに悪くないって言いたいんだろ?」

    アニ「いいや…実際クズだと思うし悪い奴に違いないよ(…私に関してはこの憲兵の中で一番腐ってるよ…)到底正しい人間とは言えないだろうけど…それも」

    アニ「普通なんじゃないの?」

    マルロ「・・・」

    アニ「あんたの言うように本来人間が皆良い人であればこの組織はこんなに腐ってないでしょ?この組織は仕組みが人間の本質がよくあらわれるような構造になっているだけで」

    アニ「だから…私は…ただそうやって流れるような弱いやつでも人間だと思われたいだけ…それだけ(…これは自分に言い聞かせているのかもしれないな…)」
  186. 186 : : 2016/01/31(日) 16:30:02
    ヒッチ「それだけって…あんた話長すぎ…つまんないし」

    ???「まさい普段喋んないヤツが一旦話し出すと…」

    ??「ってやつだなおまえは」

    マルロ「・・・(正しい人、か…)」

    マルロ「(全員が正しい人であることを前提とした仕組みに問題があるのなら変わるべきは人じゃなくて…仕組み、の方…なのか?)うーん…」

    パチッ

    マルロはそう思いながら時間を確認した

    マルロ「長話しすぎたな行くぞ!」

    ヒッチ「え~」

    へ~い

    マルロ「俺は本気だからな!」

    ザッザッ!

    マルロ「手始めの任務から完璧にこなしてやる!」

    ???「…まぁ、あいつがいれば退屈しないかもな…」

    アニ「・・・(…はぁ、私としたことが…何言ってんだか…)」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    アニ

    アニ「!?」

    行こうとした矢先隣から声をかけられた

    その声をかけてきた者は

    スタ、スタ、スタ、スタ

    アニ「アルミン・・・」

    アルミン「やぁ…もう…すっかり憲兵団だね」

    アルミンだった

    アニ「どうしたの・・・?」

    アルミン「・・・」

    アニ「!・・・その格好は?」

    アルミン「荷運び人さ」

    ッス

    アニ「!(立体起動装置!?)」

    アルミン「ほら、立体起動装置を雨具で見えないようにしてるんだ」

    アニ「・・・!?アルミン?」

    アルミン「・・・」

    アニ「どうしたの?」

    ッス

    アルミンは警戒心を弱めるためフードを外した

    アルミン「アニ・・・」

    アニ「・・・」

    アルミン「エレンを、逃がすことに協力してくれないかな…」

    アニ「っ!・・・・・・逃がすって?、どこに?王政の命令に逆らって…この壁の中のどこに逃げるの?」

    アルミン「っ・・・一時的に身を隠すだけさ、王政に真っ向から反発するつもりじゃない、調査兵団の一部による反抗行為って体だけど時間を作ってその間に審議会勢力をひっくり返すだけの材料を揃える、必ず!」

    アニ「!?ひっくり返す材料…?そんなに都合のいい何かがあるの…?根拠は?」

    アルミン「・・・ごめん言えない…」

    アニ「…!・・・悪いけど…話にならないよ…(…そうか、そういうことか…)」

    アニ「黙っといてやるから勝手に頑張んな」

    ザッザッザッ

    アルミン「!アニ!お願いだこのままじゃエレンは殺される」

    アニ「・・・」

    アルミン「何にもわかってない連中が自分の保身のためだけにそうとは知らずに人類滅亡の道を進もうとしている!」

    アルミン「説得力がないことはわかってる…、でも…」

    アルミン「それでも…もう大きな賭けをするしか…無いんだ」

    アルミン「もちろん迷惑が掛からないように努める…けどウォール・シーナ内の検問を潜り抜けるにはどうしても憲兵団の力が必要なんだ」

    アルミン「もう…これしか無い」

    アニ「・・・」

    アルミン「・・・」

    アニ「・・・(…私は…なんてバカなんだ…)」

    アニ「あんたさ…私がそんなに良い人に見えるの?」

    アルミン「・・・・・・」

    アニ「・・・」

    アルミン「良い人か…それは…その言い方は僕はあまり好きじゃないんだだってそれって…」

    アルミン「自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから」

    アニ「・・・」

    アルミン「すべての人にとって都合の良い人なんていないと思う、誰かの役に立っても他の誰かにとっては悪い人になっているかもしれないし・・・」」

    アルミン「・・・っ、だから…アニがこの話に乗ってくれなかったら…」

    アニ「・・・」

    アルミン「    アニは僕にとって悪い人になるね…   」

    アニ「・・・」

    アルミン「・・・」

    アニ「・・・・・・・」

    アルミン「・・・・(…うっ、この沈黙…気持ち悪いよ…)」

    アニ「・・・いいよ」

    アルミン「!・・・」

    ッス

    アニ「・・・乗った」

    この時アニはアルミンに見えないようポケットから指輪を取り出し、指に嵌めた




    コツ、コツ、コツ、コツ

    アニ「・・・」

    エレン「っつ・・・」

    エレナ「・・・」

    アルミン「っ・・・」

    ミカサ「・・・」
  187. 187 : : 2016/01/31(日) 16:30:08
    エレン「…案外…楽に抜けられたな」

    ミカサ「シッ」

    エレン「ずっと馬車の中のだったけど全然確認とかされなかった…」

    エレナ「そ、そういえばそうだね・・・」

    ミカサ「キョロキョロしない、後エレナあまり前に出ないで、エレンと間違われる・・・」

    エレナ「え?」

    エレン「おい…ミカサ俺とエレナは似てねぇぞ…」

    アニ「・・・(確かに…)」

    アルミン「そうだよミカサエレンとエレナは確かに似てると言ってもエレンの方は目つきが凶悪で悪人面だけどエレナはクリスタ似の可愛い目をしてるんだ、間違っちゃだめだよ」

    エレン「おい…俺の事酷く言いすぎだろ…」

    アニ「いや…あんたが悪人面なのは私も認めるよ…」

    エレン「はぁ!?」

    ミカサ「・・・そういえば確かに」

    エレナ「そ、そうかな?クリスタに全然似てないと思うしクリスタの方が何倍も可愛いと思うんだけど…」

    エレン「いや、エレナそれは間違いだ」

    エレナ「え?」

    ッス

    エレン「お前は十分可愛いぞ?勿論クリスタに勝ってるからな!(エレナの可愛さは壁の中でトップだ誰も勝てるわけがない)」

    エレナ「っえ、えぇ!?そ、そんなわけないよ!?///」

    エレンはエレナの肩を掴みながらそういった

    アルミン「あはは…(流石シスコンの鑑だよ…)」

    ミカサ「・・・(…羨ましい)

    アニ「・・・(…緊急事態の筈なのに何でこんな普通に話しているんだ…この四人は…)」

    エレン「いや、そんなわけあるちゃんと俺が保証する」

    ギュ

    エレナ「ぅわっ!///」

    ミカサ「ッ!?エレン!それはだめ!!」

    ッス

    エレナを抱きしめたエレンの間におもいっきり手を入れ邪魔をした

    エレナ「!ミカサ?」

    アルミン「っちょ…!」

    エレン「おい!何邪魔すんだよ!ミカサ!」

    ミカサ「エレン、エレナに抱き付いてはいけない」

    エレン「はぁ!?何でだよ!?」

    ミカサ「!そ、それは…///(エレンが好きだからなんて言えない…///)」

    エレン「…あ、そうか、お前俺にエレナとられたからそう言ったんだろ?」

    ミカサ「・・・は?」

    エレナ「えっ、えっ?」

    アニ「・・・(…こいつのバカは治らないな…)」

    アルミン「・・・(…今更だけどエレンにとってミカサってそっちのレズの方向だと思ってるのかな…)」

    エレン「言っておくけどな、エレナは絶対に渡さねえぞ?」

    ギュ

    エレナ「!え、エレン??(…え、えっと意味がよくわからない…)」

    ミカサ「!・・・ッチ(…確かにエレナは可愛いくて好きだがエレンほどじゃない…」

    エレン「!?」

    アルミン「っふぁ!?」

    アニ「!・・・」

    エレナ「!え、えっと…あ、ありがとうミカサ///」

    ミカサ「!う、うん(…エレンほどじゃないがエレナ、可愛い…)」

    エレン「っ!!エレナは渡さねえからな!ミカサ!」

    エレナ「!え、エレン??」

    ミカサ「・・・(…逆にエレナ、エレンは渡さない)」

    アルミン「…(これでエレンの中では完全にミカサはレズに認定か…)」

    アニ「・・・」

    エレン「!エレナ!」

    エレナ「!ん、ん?」

    エレン「俺とミカサ、好きっていったらどっちの方が好きだ!?」

    エレナ「!?え!?」

    ミカサ「!」

    アルミン「!(気になる…)」

    アニ「・・・」

    エレナ「う、う~ん…え、えっと…」

    エレン「!(俺だよなエレナ!)」

    ミカサ「!(私と言え私と言え…)」

    アルミン「!(…何かミカサの考えだと嫉妬も混ざってそう…)」

    エレナ「う、う~ん…え、エレン、かな?///」

    ミカサ「ッ!!?」

    エレン「!!!エレナ!よくいった!」

    ギュゥ!!

    エレナ「!!え、エレェン?」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「…(ミカサの目が…)」

    エレン「俺も好きだぞ、エレナ~!」

    エレナ「う、ぅんありがとう?///」

    エレンはエレナに抱き付きながら頬をすりつけながらそう言っている

    アニ「・・・(…目は似てないとしても流石兄妹といったところか…顔は凄い似てる…)」

    アニはエレンとエレナを見ながらそう思った
  188. 188 : : 2016/01/31(日) 17:40:18
    アニ「…ねぇ、私が協力しなかったらどうやって壁を越えるつもりだったの?」

    皆「!」

    アルミン「立体起動で突破するつもりだったんだ」

    アニ「・・・無茶じゃない?そもそもストヘス区に入る前に逃げた方がこんな面倒も掛からなくて済んだはずでしょ?」

    アニ「何で今ここでなの?」

    アルミン「ここの入り組んだ街の地形を利用しなければ替え玉作戦が成功しないと思ったからさ、真っ向から逆らって逃げるよりある程度従順に振る舞って警戒心を解いてからの方が逃走の時間を稼げるからね」

    アニ「・・・そう…納得したよ」

    ザッ、ザッ

    エレナ「…ね、ねぇ…エレン…」

    ッス、ッス

    エレン「!ん?どうした?(…可愛い)」

    エレナはエレンの服を掴み言った

    エレナ「本当に…その…アニ、なの…?」

    エレン「!…あぁ、残念な事にな…」

    エレナ「…そっか…」

    エレン「…あぁ(…アニ、何でお前が…)」

    エレンとエレナはアニに気づかれないように小声で話した

    ザッザッザッ

    アルミン「あ!あった…ここだ!」

    アニ「・・・!ここ?(…っ、なるほど…)」

    アルミン「うん…ここを通る」

    ミカサ「・・・」

    エレン「・・・」

    エレナ「わぁ…!」

    コッ、コッ

    アルミン「昔計画されていた地下都市の廃墟が残っているんだ、これがちゃんと外扉の近くまで続いている」

    コツ、コツ、コツ、コツ

    エレン「本当か?すげぇな…」

    エレナ「そうなんだ…」

    アルミン「うん地上を歩くよりはるかに安全だ」

    コツ、コツ、コツ、コツ

    アルミン「ん?アニ?」

    エレン「・・・何だお前…まさか暗くて狭い所が怖いとか言うなよ?」

    アニ「…そうさ、怖いんだあんたみたいな勇敢な」

    エレン「・・・」

    アニ「死に急ぎ野郎には…」

    エレン「・・・」

    エレナ「っ…」

    アニ「きっとか弱い乙女の気持ちなんて…」

    アルミン「・・・」

    アニ「わからないだろうさ」

    コツ、コツ、コツ

    エレン「…大男を空中で一回転させるような乙女はか弱くねぇよ、か弱いってのはエレナのことを言うもんだぞ」

    エレナ「!わ、私弱くは…ぁ…弱い…」

    エレン「!ご、ごめんエレナ」

    エレナ「あっ、う、ううん大丈夫だよ?」

    エレン「あ、あぁ、ってバカ言ってねえで急ぐぞ!」

    アニ「いいや、私は行かない」

    エレン「!!」

    エレナ「っ…(…アニ…)」

    アニ「そっちが怖い…地上を行かないんなら協力しない」

    ヒョォオオオオオオオオオオオオオ

    エレン「っ!な…何言ってんだてめぇは!?さっさとこっちに来いよ!?ふざけんじゃねえ!!」

    エレナ「え、エレン…」

    ミカサ「エレン!叫ばないで!」

    エレン「いいや!違う!怖いのはお前の顔だ!(…これが最後なんだ言ってやったぞ…アニ…)」

    エレナ「え、エレン!?」

    ミカサ「え、エレン!叫ばないで!(ップ…)」

    アニ「大丈夫でしょ?ミカサ」

    ミカサ「!」

    アニ「さっきからこの辺には」

    ヒュ~~~~~~~

    アニ「なぜかまったく人がいないから」

    エレナ「(か、顔が怖いって言われたこと無視なんだ…)」

    チラッ

    アニ「・・・」

    アニ「まったく…傷つくよ、一体…いつからアルミン…あんたは私をそんな目で見るようになったの?」


    カタカタカタカタ

    アルミン「あ、アニ…何で…」

    アルミン「  マルコの立体起動装置を持ってたの?  」

    アニ「・・・」

    エレン「っ・・・!!」

    エレナ「!!」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「わずかなキズやヘコみだって…一緒に整備した思い出だから…僕にはわかった」

    アニ「そう…あれは…」

    拾ったの

    アルミン「…!!、…じゃあ生け捕りにした2体の巨人はアニが殺したの?」

    アニ「さぁね…でも一か月前にそう思っていたんなら…何でその時に行動したなかったの?」

    アルミン「・・・っ!!」

    アルミン「…今だって信じられないよ…きっと…何か…見間違いだって思いたくて…そのせいで…っ…でも」

    アルミン「アニだってあの時…僕を殺さなかったら今…こんなことになっているじゃないか…」

    アニ「・・・あぁ…心底そう思うよまさかあんたにここまで追い詰められるなんてね、あの時…何で…だろうね」

    エレン「おい…!アニ…お前が間の悪いバカでクソつまんない冗談で適当に話を合わせてる可能性が…まだ…あるから…とにかくこっちに来い!!この地下に入るだけで証明できることがあるんだ!!こっちに来て証明しろ!!」

    エレナ「っ!!エレン…っ…(…ねぇ、アニ…何で貴方が…)」

    アニ「・・・そっちには行けない、私は…戦死になり損ねた」
  189. 189 : : 2016/01/31(日) 17:42:01
    エレン「!!だから…!!つまんねぇって言ってるだろうが!!(エレナが悲しんでんだぞ!!お前が女型の巨人って知って!!すっげえ悲しんでるんだぞ!!)」

    アルミン「話してよアニ!!僕達はまだ話し合うことができる!!」

    バサッ

    もういい

    エレン「!!」

    エレナ「!!」

    アルミン「!!」

    ドサッ

    バサッ

    ミカサ「不毛・・・」

    ミカサ「今度こそズタズタに削いでやる、女型の巨人」

    アニ「・・・・・・っ!」

    ニチッ

    エレン「!!」

    エレナ「っ!!」

    アルミン「!!」

    ミカサ「・・・」

    アニはニヤリと口を歪ませ、微笑んだ

    アニ「アルミン・・・私があんたの…良い人でよかったね、まずあんたは賭けに勝った…」




    アニ「…でも、私が賭けたのはここからだから」

    ッス

    アルミン「!!」

    バッ!!

    パン!!

    ドドッ!!

    タッタッタッタ!!!

    アニ「!?」

    ガシッ!!

    アニ「!!(人が居たのか!?)」

    エレナ「あぁ…!!(アニ…!!)」

    エレン「!エレナ…!」

    エレナ「!!」

    エレン「・・・もう、だめだ…」

    エレナ「っ!!…ぅん…」

    エレン「・・・っ(…アニ…大量に人を殺したお前に思うべきじゃねえと思うが…ありがとうな、格闘教えてくれてよ…)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「・・・」

    アニ「・・・(…甘いね)」

    パチン

    ミカサ「!!!」

    ガシッ!!

    エレン「!?」

    エレナ「!?」

    アルミン「!?」

    アルミン「ミカサ!?」

    ミカサ「一歩…!!」

    アニ「・・・」

    ピシッ

            遅かった…

    ピカッ!!!

    兵士「!!」



    ゴオオオオオオオオオオオオ

    ビチャ、ビチャ、ビチャ

    女型が巨人化おかげでで捕らえに行った者達は皆、死んだ

    エレン「・・・な」

    エレナ「ぁぁ・・・!!」

    ミカサ「!!三人共!!怪我は!?立てるなら走って!!」

    アルミン「しまった・・・」

    ゴオオオオオオオ!!!

    ダッダッダッダ!!!

    エレナ「っ、手が…!!」

    走り出したと同時に地下に女型の手が入ってきた

    ダッダッダッダッ!!!

    ガリ、ガリ

    エレン「っ!!エレナ!マント外せ!」

    エレナ「!う、うん!!」

    バッ!!

    アルミン「舌を噛んでいたのか?一体どうやって…傷を…」

    ミカサ「指輪に刃物が仕込まれていた、アニはそれで指を切った」

    アルミン「・・・!そんな単純なことに…くっそぉ…」

    ダッダッダッダッダッダ!!

    アルミン「やっぱり…僕の嘘は最初から気づかれていたんだ…地下深くで待ち伏せしてるのもバレバレだった!!、もっとやり方が他に…あったはずだ」

    ミカサ「反省は後にして…教えて私達はどうすればいい?」

    アルミン「・・・これから…とりあえず…三班と合流して地上に出て後は二次作戦通りに…」

    タッタッタッタッタ!!

    アルミン「アニと…女型の巨人と戦う!エレンは…予定通り巨人になって捕獲に協力してもらう…いいよね?」

    エレン「あぁ!(…これでやっとやれる…!)」

    エレナ「…(…アニ、女型だったんだね……、うん…もう仕方ないよね…アニは敵なんだ…アニをやらないとエレン達が皆死んじゃう…うん、仕方ない…)エレン、頑張ろうね…」

    エレン「!あぁ、やらねぇと…(…エレナ…)エレナ、こんな事言うべきじゃねえのかもしれねぇけど…」

    エレナ「!ん?」

    エレン「…あいつは人類の敵だ」

    エレナ「!」

    エレン「…でも、同じ104期訓練兵として格闘を教えてくれたことに対しては感謝してる」

    エレナ「っ!!エレン…!」

    エレン「…だけど、もう、あいつは敵なんだ」

    エレナ「!!ぅん…」

    エレン「あいつが間違った道を歩むんなら俺達は間違ってねえ道を進もう、自分達の未来を守るために」

    エレナ「!・・・うん、そうだね…自分達の未来を守って行くにはこれしかないもん!」

    エレン「あぁ!(…エレナごめんな…こんな他のやつらにも考えられそうな理由しか見つけてやれなくて…)ごめんな…」

    エレナ「ん?」

    エレン「!いや、なんでもない」

    エレナ「うん!(…そうだ、アニはもう敵なんだ…!私達を殺そうとしてるんだ…!!やらないと!…でも、ありがとうアニ…私達に格闘技、教えてくれて…)」

               ありがとう

    エレンとエレナはアニに訓練兵の頃格闘技を教えてもらっていたのだった
  190. 190 : : 2016/01/31(日) 17:58:22
    タッタッタッタ!!

    おーい!!

    アルミン「!三班だ!」

    何だ!?

    一次捕獲は失敗したのか!?

    アルミン「失敗しました!二次の作戦に移行してください!

    ドガン!!!!!

    エレン「!!?」

    エレナ「っ!!きゃぁぁ!!」

    ミカサ「っ!!」

    アルミン「なっ…!?踏み抜いた!?」

    エレン「っ・・・た、助けないと!」

    ミカサ「エレン下がって!」

    エレン「!・・・」

    ミカサ「あいつは!?エレンが死んでもいいっていうの!?」

    アルミン「賭けたんだ、エレンが死なないことに賭けて穴を開けたんだ、めちゃくちゃだけどこうなったら手強い、アニは死に物狂いでエレンを奪うつもりだ」

    女型「・・・」

    エレン「・・・」

    エレナ「!!(あ、アニ…!)」

    アニは開いた穴から顔を覗かせていた

    アアルミン「ど…どうしよう退路を塞がれた…あの穴や入口から立体起動で素早く出たとしても…その瞬間を狙われる…」

    タッタッタッタ!

    アルミン「かといって…ずっとここにいてもいつ踏みつぶされたっておかしくない…」

    エレン「!俺が、何とかする!あの時…大砲を塞いだみてぇに…!」

    エレナ「!え、エレnこっちに来い!」

    アルミン「ちょ!!」

    ミカサ「・・・///」

    エレン「行くぞ!!」

    エレン「(アニ、どれだけお前が俺達と一緒に居たとしても俺は…エレナが大事だ…だから…)」

             殺す!!!!




  191. 191 : : 2016/01/31(日) 18:00:35
    エレンの巨人化の理由が薄くなってしまいました...少し修正しますね!
  192. 192 : : 2016/02/01(月) 18:18:02
    エレン「(アニ、お前がどれだけエレナと楽しく過ごしてたのか知ってる…でもな…エレナに手を出す奴は誰であろうと殺す!!これは心に誓った事だ!!、だから…お前を…)」

                殺す!!

    アルミン「!!(…やばい!!)エレナ!ミカサ!!」

    ガシッ!

    エレナ「っ!?アルミン!?」

    ミカサ「!!?」

    アルミンはこの時思ったことがあった、エレンが今巨人化してしまったら先程のアニのように巨人化とともに自分達を巻き込み死んでしまう、そう思い、そこから走って離れ地下から外へ離れた

    ガリッ!!

    ピカッ!!

    エレナ「っ!!?エレンッ!?」

    アルミン「!」

    ミカサ「エレン…!!」

    ドッカ~ン!!!!

    女型「!?」

    黒髪の巨人「ウオオオオオオオオ!!!(この世界は残酷なんだ!!!!!)」

    フォン!!!!

    女型「っ!!?(避けられなバキッ!!!

    黒髪の巨人「ウオオオオオオオ!!(お前を殺す!!)」

    女型「  」

    エレンはアニにアッパーをくらわした、アニは血吹雪を吹きながら宙を回った

    女型「(だめ…意識がっ…)」



    エレナ「な、なんで…お兄ちゃんは…(エレン…アニは…)」

    アルミン「エレンは」

    エレナ「!え?」

    アルミン「エレンはエレナの事に関すると非常になれる人だよ」

    エレナ「っえ?(非常に、なれる…?)」

    アルミン「うん、いくら親しい親友でも仲の良い人でもエレナの事に関しては非常になれる人だよ、だからアニを…」

    エレナ「!…そっか…(…エレン…)」

    アルミン「(何か大事なものを守る事のできる人間は何か大事なものを捨てる事ができる人間だよ…エレン…)」

    何か大事なものを守る一方、また何か大事なものを捨てる勇気が必要、それをエレンは持っていた



    黒髪の巨人「ウオオオオオオオオオ!!!(俺はエレナさえ居ればいい…エレナ以外の者なんて何もいらねえ…!!なぁ…アニ…エレナと楽しく過ごしていくためにはお前は…)」

            俺にとって邪魔な存在なんだよ

    この時巨人の中に居たエレンは笑っていた、他者から見ればもう怪物と言っていいほどに酷い微笑みだった



    ドオオオオオオオオオ…

    ナイル「何だ…!?」

    チラッ

    ナイル「護衛班!ここはいい!状況を見てこい!!」

    マルロ「了解です!(いったい何が起こってるんだ…?)」

    ヒッチ「・・・」

    パシュ~!!

    スタ、スタ、スタ

    エルヴィン「ナイル…すぐに全兵を派兵しろ、巨人が出現したと考えるべきだ」

    ナイル「な…何を言っている!ここはウォール・シーナだぞ!!巨人なんかが現れるわけない!!」

    エルヴィン「・・・」

    ナイル「っ・・・」

    ナイル「っ…エルvィンお前…一体…、何をしている…?」

    エルヴィン「・・・」

    リヴァイ「・・・」

    オオオオオオオオオオオオオオオオオオ

    リヴァイ「・・・・・・っ」

    ググッ

    リヴァイはついこの前足を骨折し動けないでいた、今自分の前では兵士達が頑張って動いている、なのに自分は動けないでいるその事に頭にきていた



    教内

    ニック「祈りましょう、マリア、ローゼ、シーナ、三つの女神の健在を、我々の安泰を」

    ニック「神聖なる壁を疑ってはなりません、神の手より生まれしミつの壁は我々の信仰心を捧げることでより強固になるのです」

    信仰者「・・・」

    ニック「髪を信じる無垢な心こそが巨人から我々を守る術であり」

    ズシン、ズシン、ズシン、ズシン

    ニック「唯一巨人を退けられる力で(…何の音だ?)」

    そう唱えていた次の瞬間だった

    ドがッ!!!!!!

    ニック「っく!!!!?」

    女型「っ!!」

    ゴオオオオオオオオオオオオオオオ…

    女型「・・・?」

    アニは悲鳴が聞こえ下を向いた

    信仰者「   」

    たくさんの人達を下敷きにし、殺していた

    女型「っ!!」

    グチャ…

    ダッ!!

    ギュイイイイイイイイイ

    調査兵「!!」

    ゴオオォォォォォォォ…

    ニック「・・・・・・・!?巨人…?なぜここに…?、っ!な…ならん壁に近づくでない…」

    ドオッドオッドオッ!!

    調査兵「!!ヤツは壁を越える気だぞ!ここを逃せば人類の敗北だ!!、動きを止めろ!足を狙え!!」

    女型「!」

    ヒュッ

    バコォ!!

    調査兵「ッ!!」

    ヒュン

    バコッ!!

    調査兵1「いてっ!?」

    調査兵2「っく!」

    調査兵3「うおお!!」

    ドオン!!

    市民「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

    ドオ!!

    ヒュッ

    ザクッ!!

    女型「!!」

    ミカサ「っ!」

    ヒュン!!

    いいぞミカサ!次は視界の外から狙え!

    ミカサ「!はい!」

    キンッ

    シャッ!

    ミカサ「ッチもうなまくらに…(私の失態で・・・)」
  193. 193 : : 2016/02/01(月) 18:18:09
    ミカサ「(兵団の主力を失ってしまった、私の席んの始末は私が・・・)!」

    平地だ!!

    だめだ…アンカーを刺す建物がねぇ!!

    回り込むしか…

    遠回りしてたら逃げられちまうよ!

    ズシンズシン!!

    ミカサ「!エレン…!!」

    黒髪の巨人「・・・(アニ…!!)」

    ズシン

    ドォ、ドォ、ドォ

    黒髪の巨人「・・・」

    女型「!」

    シュッ

    ハンジ「今回はうまく自分を保っているようだね、エレンが時間を稼いでくれると信じよう」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「はぁはぁはぁ…(エレン…)」

    エレナ「はぁはぁはぁ…(皆早いよ…ぅ…エレンが頑張ってるのに私は…)」

    ハンジ「二手に分かれろ!何としても女型を確保せよ!」

    調査兵「はっ!!」

    アルミン「!(まさか…早々にエレンを諦めて逃げ出すとは…けど今はエレンと一対一だ・・・!アニにとっては)エレンを攫う最後のチャンスのはず」

    エレナ「っ!!え!?(最後…!!攫う…!?)エレン!!!」

    アルミン「!!?エレナ!?」

    ミカサ「!?エレナ!?」

    エレナをアルミンの言葉を聞いた瞬間脳裏に嫌な事を想像し急いでエレンの方へ飛んだ、そしてアルミンとミカサも急いで後を追った



    ダンダンダンダン!!!

    ドザザザザザザザザザ!!!

    市民「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

    ダンダンダンダン!!

    女型「!!(ここら辺…!)」

    ザザザザザザザザ!!!

    ドオッ!!

    黒髪の巨人「!!アァァアアアアアアアアア!!(やっと…やっと殺せる…)」

    女型「・・・」

    黒髪の巨人「(アニ…お前は…いつも周りがバカに見えて仕方がないって顔してたな…いつも…つまんなそうにしてた)」

    ググッ

    ズズズズ

    ビキビキビキビキ

    女型「・・・(…エレンをやった後はエレナを…、いやエレナはもういいか…めんどくさい)」

    黒髪の巨人「(そんなお前が生き生きしてる時がある、その格闘術を披露する時だ…)」

    女型「・・・」

    黒髪の巨人「(父親に強いられた下らない遊び事だとか言ってたけど俺にはお前がそう思っているようには見えなかった…)」

    黒髪の巨人「・・・!(お前は…)」

    グググ

    女型「!」

    黒髪の巨人「(嘘をつくのがヘタな奴だと…オレはそう思っていた…)」

    ズシン、ズシン

    黒髪の巨人「っ!!(なぁ…アニ)」

    女型「!!」

    フォン!!

    ドッ!!

    ブチッ!!

    黒髪の巨人「っ!!(お前…何のために戦ってんだ)」

    ドオッ!!

    女型「!!」

    黒髪の巨人「(どんな大義があって人を殺せた!!)」

    どスン!!

    ミシッ!!

    女型「っ!!」

    ドザァァァァ

    黒髪の巨人「ガアアアアアアアア!!」

    女型「!!」

    ズザザザ

    ドォッ!!

    バゴオオオオオオオン!!!

    黒髪の巨人「!!(ッチ!!!)」

    女型「・・・!!」

    ミシッ

    黒髪の巨人「(離さねぇぞ…アニィィィィ…!!)」

    女型「!!(離せ…)」

    バッ!!

    ドゴッドゴッ!!

    黒髪の巨人「!!」

    シュッ!!

    調査兵1「今のうちだ!」

    調査兵2「回り込め!!」

    ガッガッガッ!!

    黒髪の巨人「っ!!(ぁ…)」

    女型「アアッ!!(離せぇぇぇぇ!!!)」

    シュ~~~~

    黒髪の巨人「 」

    女型「ハァハァハァ(…)」

    ドォ、ドォ、ドォ、ドォ

    ヒュ~!!!

    エレナ「!!エレン!!!」

    アルミン「エレナ待って!!」

    ミカサ「・・・!!」

    ヒュ~~~~~~~~~!!!

    エレナ「っ!!エレェェェェェェェン!!!!(お兄ちゃんお兄ちゃん…!!)」
  194. 194 : : 2016/02/01(月) 18:57:57
    黒髪の巨人「・・・?(…エレナ…)」

    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーー

    グリシャ『エレン、お前に良い事を教えてやろう』

    エレン『ん?、なに?父さん?』

    グリシャ『実は私の家系には代々ある力が眠っているんだ』

    エレン『?なんだそれ?』

    グリシャ『それはな、妹を思う力だ』

    エレン『妹を思う力??』

    グリシャ『あぁ、なぜか私の家系の方には必ずといっていいほどに妹という存在がいるんだ』

    エレン『へぇ~、そうなんだ、それでその思う力ってなんだ??(父さんに妹居るんだ…)』

    グリシャ『あぁ、妹を思う力、それは、シスコン』

    エレン『…シスコン?』

    グリシャ『あぁ、妹を思うだけでリミッターが解除されるように私の家系はなっている』

    エレン『へぇ~そうなのか』

    グリシャ『あぁ、だからいつか、その力が解放される時がくるだろう』

    エレン『ふ~ん、エレナか』

    グリシャ『あぁ』

    ーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーー

    黒髪の巨人「・・・(俺は…エレナのためだけに存在している…!!アニ…オマエジャマダ…キエロ)コロシテヤルゥ…!!」


    エレナ「!!っ!!エレン!!」

    ミカサ「!エレン!?」

    アルミン「!!(か、体が…燃えてる…!?)」


    女型「?」

    黒髪の巨人「ウオオオオオオオオオオオオ!!!」

    ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!

    ズドン!!

    ドン!!

    バリン!!

    ドォン!!

    エレンは一分も経たない内にボロボロになった歯、頭と一気に再生し体からは炎を出しながらアニへ無茶苦茶に建物を壊しては走って行った、いわゆる暴走と言った方が早いのかもしれない

    女型「!!?(っ!!まだ一分も経ってないガシッ!!

    女型「っ!!」

    黒髪の巨人「(コロスコロスコロスコロスコロス!!!)」

    ドッオオオオオオオオオン!!

    エレンはアニに追いついては思いっきり飛びつき転がった

    ヒュゥゥゥゥゥ~・・・

    女型「っ・・・」

    黒髪の巨人「ウオオオオオオオォォォ!!!(オマエラガソンザイスルカラエレナハ…!!!!)」

    女型「!!」

    ズシン!!

    アニはエレンから抜け出そうとしても中々離れず

    ガシッ!!!

    女型「!!」

    ミシミシミシミシ!!!

    女型「っ!!(目が目が目が!!!)」

    ギュルリ…

    ブチッ!!!!!

    女型「っ!!グアアアアァァァァァ!!!(っ!!目がぁ…!!目ガアアアアアあ!!)」

    黒髪の巨人「グオオオオオオオオオオオ!!(シネシネシネ!!!)」

    フォン!!

    ビシィ!!

    フォン!!

    黒髪の巨人「っ!!ウオオオオオ!?」

    ドッカァァァァ!!

    アニは後ろに振り向きエレンを蹴り飛ばした

    ビキビキビキ!!!

    ダンダンダンダンダン!!!

    黒髪の巨人「・・・(ニガサネエ…!!)」

    ダンダンダンダン!!!

    フォン!!

    ビシッ!!

    エレナ「っ!!?」

    アルミン「か、壁を!!」

    ハンジ「乗り越える気か!?」

    ミカサ「!!」

    女型「ハァハァ!!(ここを…登ればぁ…!!)」

    ダンダンダン!!!

    ッス

    ガシッ!!

    女型「!?」

    黒髪の巨人「(コロス!!)」

    女型「!!(足を!!!)」

    アニは掴まれている足を無理やり引きちぎった

    黒髪の巨人「!!」

    ドンッ!!1

    アルミン「!!早い!!このままじゃ逃げられる!!」

    ミカサ「!!行かせない!」

    エレナ「!?ミカサ!?」

    ミカサは猛スピードでアニの元へ向かった

    女型「!?(ミカサ…!?)」

    キュイイイイイ!!!

    ミカサ「っ!!ふんっ!!!」

    ブチッ!!!

    女型「!!!!(あっ…!!)」

    キュイイイイイイ!!!

    ミカサ「はぁぁぁぁぁ!!!」

    ブチッ!!

    ミカサ「!!!」

    女型「っ!!!!(ぁ…)」

    ッシュ

    ミカサ「・・・アニ、落ちて」

    女型「っ・・・」








  195. 195 : : 2016/02/02(火) 18:26:04
    アニパパ『アニ…俺が間違っていた…」

    アニ『・・・』

    アニパパ『今さら俺を許してくれとは言わない、けど…』

    アニ『・・・』

    アニパパ『一つだけ…一つだけでいい』

    アニ『・・・』

    アニパパ『頼みがある』



    ヒュッ


    ドッカン!!

    女型「・・・(・・・)」

    ダンダンダン!!!

    黒髪の巨人「(アニィィィィィ!!!)」

    ヒュン!!

    ドカァン!!

    エレンは落ちてきたアニの上に走ってきておいかぶさった

    黒髪の巨人「ウオオオオオオオオオ!!!」

    フォン!!!!

    ブチッ!!

    女型「  」

    エレンはアニの頭に渾身の一撃を放った、あまりの威力にエレンの手は引きちぎれ、アニの頭は吹っ飛んだ

    黒髪の巨人「ッ!!!!アアアアア!!!(オレハコノヨノスベテヲハカイスル!!)」

    ッス

    エレンは意識を失いながら暴走しながらアニを食おうとうなじに口を近づけた

    ハンジ「!!まずい!!中身もくれるぞ!!」

    エレナ「っ!?エレン!!駄目~!!(そんなことしたら…エレンは…!!)」

    エレナは思った、今ここでアニを食べてしまったらきっと後悔することになる、そう思った

    アルミン「エレン…」

    ミカサ「エレン!!!(まずい暴走している…!!)」


    グググググッ…

    黒髪の巨人「アアアアアアアア!!(オレハ、ジユウダ…!!)」

    アニパパ『だから約束してくれ…』

    ギュゥ

    アニ『・・・』

    アニパパ『帰ってくるって…』

    女型「(っ・・・おとう、さん…)」

    黒髪の巨人「ウオオオオオオオオ!!!(クッテヤル!!)」

    ブチブチブチブチ!!!

    エレンはうなじに歯を立て引きちぎった

    黒髪の巨人「!!!!(っ!!!!)」

    女型「・・・」

    うなじの中を見て見るとアニが居た、だかそこにはもう戦う意思もなく、ただ泣いている姿だけがあった

    黒髪の巨人「・・・(…ア、二…シュウウウウウウウウウ!!!

    黒髪の巨人「ウオオオオオッ!!?」

    っ!!な、なんだ!!?

    アルミン「っく!!!(…!!?融合してる!?)」

    エレナ「っ!!エレェン!!?(あ、あのままじゃお兄ちゃんが!!)」

    黒髪の巨人「ウオオオオオオオオオオ!!!」

    ビリビリビリ!!!

    黒髪の巨人「っ!!?(氷…!?)」



    シュウウウウウウウウ~!!!!



    エレナ「っ!!?兵長!?」

    アルミン「!?えっ!?(へ、兵長!?な、何で!?)」

    エレナとアルミンは空を見たそこには物凄いスピードでリヴァイが来ていた、そして


    シュ~~~~!!!

    リヴァイ「ふんっ!!!!」

    スパッ!!!!

    エレン「  」



    エレナ「!!?エレン!!(やった!!エレン!!)」

    アルミン「!!(エレン!!)」



    リヴァイ「っ大事な証人を食うんじゃねえよ、馬鹿野郎…!!」



    ミカサ「・・・!?今のは・・・」

    ビキビキ

    ミカサ「っ!?」

    シュッ

    ヒュウウウ…

    ミカサ「危ない・・・壁の破片がー」

    この時、ミカサは思いもしないものを見た

    ビキビキ

    壁巨人「・・・」

    ミカサ「   」






    ズズズ…

    ズズズ…

    エレナ「んしょっと…んしょっと…」

    エレン「・・・エレナ…?」

    エレナ「!エレン…」

    エレン「アニは…どうなった…?」

    エレナ「・・・」

    ゴオオオオオオオオオォォォォ~

    エレナ「多分今は…誰にもわからない、かな…」

    エレン「・・・」

    カーン!!カーン!!

    キンッ!!

    ケイジ「クソッ、傷一つ…つかねぇ…どうなってんだこりゃあ…何だよ・・・・・・・」

    ケイジ「・・・オイ…っ!!この卑怯者がぁ!!」

    ???「オイ!」

    ケイジ「てめぇ!どうしてくれんだ出てこい!!出てきてこの落とし前をつけろ!!」

    ガンガンガン

    ガシッ!!

    ケイジ「!」

    ハンジ「やめなさいケイジ!!」

    ケイジ「!!」

    ハンジ「今はそんなことしてる場合じゃないでしょ!!」

    ッス

    ハンジ「ワイヤーでネットを作ってこれを縛る!、早く!」

    ハンジ「いつ目を覚ますかわからないこの子を地下に運ぶ!それだけを考えなさい!」

    ハンジ「・・・」

    ケイジ「…了解…」

    ハンジ「!…(ようやくアニを追い詰めたと思ったら…この水晶体で身を覆われてしまった…、少なくとも鉄以上の硬度…生きてるのかもわからない、もし…このままアニから何の情報も引き出せなかったら何が残る…?)」


  196. 196 : : 2016/02/02(火) 18:26:10
    ハンジ「(多くの死者を出しその人生を失い…謎ばかりを残して…それで何が…?)」

    チラッ

    ヒュン!

    ハンジ「馬の手配はまだ!?急いで!」

    ドオオオオオオ

    ハンジ「!さっきから破片が危ないな…ん?ミカサ…?何でまだあんな所に・・・」




    ゴオオオオオオォォォォォォ

    ミカサ「   っ!!・・・」

    壁巨人「・・・」

    壁巨人「・・・」

    ピクッ

    ミカサ「!!!!!」

    ググッ

    ミカサ「(生きてるー)」



    おい!?

    あ、あれ・・・

    エレナ「え・・・?(ぇ…なに、あれ…)」

    エレン「・・・」

    ヒョオオオオオオオオ

    巨人・・・!?

    何で?壁の中に?

    動いているのか?

    ハンジさん!!指示を!?

    ハンジ「(え・・・何・・・・?ちょっと待って・・・アレは・・・たまたまあそこだけにいたの・・・?もしそうじゃなきゃ壁の中はすべてに巨人がぎっしり?)」

    ドクン、ドクン、ドクン

    ハンジ「(壁の中すべてに巨人が・・・?)」

    ガッ

    ハァハァ

    ハンジ「!!」

    ハンジ「ニック司祭?」

    ニック「ハァハァ~・・・るな」

    ハンジ「!え?」

    ニック「あの巨人に・・・日光を・・・当てるな・・・何・・・でもいい光を遮るものを・・・被せろ・・・」

    ハンジ「え・・・?」

    ニック「急げ・・・・!」


    マルロ「答えてください!あの二体の巨人は何なんですか!?」

    ???「今説明できる時間は無い!下がってくれ!」

    マルロ「住民に多数の被害が出てる!死人も出たなぜここに巨人がいて戦闘が行われてしまったのか!?この責任は誰が負うのですか!?」

    ???「新兵よ…お前では話にならないお前らの上官を呼んでこい酔っぱらってなかったらな」

    マルロ「クソ…」

    ヒッチ「アニってばこんな時にサボりやがて…」

    マルロ「あぁ・・・まったくだ、あいつどこ行きやがった」

    そしてそれからのこと気絶したエレンをエレナ達は運んだ、一方で壁を日光に当たらせないようにと布を上から被せ隠した、そこで残っていたニックに聞いたが答えられないといった、そこで今まで何でこの事を言わなかったのかと問いたがそれでもだめだった。



    エレン「・・・」

    エレナ「エレン…」


    ジャン「とりあえずはこれで…エレンが王都に召還されるって話はなくなったよな…」

    アルミン「うん…」

    ジャン「本当に…それどころじゃねぇよ…、アニが…本当に女型で街で暴れて…眠り姫になっちまって…それから…」

    チラッ

    アルミン「・・・」

    ジャン「壁の中には…実はずっと大型巨人がいました・・・だって?」

    アルミン「・・・・・・うん」

    アルミン「少なくとも100年間ずっと立ちっぱなしだったらから…、そろそろ散歩でもし出すと思う名…一斉に」

    ジャン「・・・っハハ、ハハハハ!アルミンお前今冗談言ったのか!?つまんねぇよお前!最高だな!」

    ガシガシ!

    アルミン「・・・///」

    ミカサ「ジャン、静かに」

    エレナ「も、もうちょっと静かに…ね?」

    ジャン「!あ、あぁす、すまん…」

    アルミン「あの壁ってさ…石の繋ぎ目とか何かが剥がれた後とか無かったからどうやって造ったのかわかんなかったんだけど、巨人の硬化の能力で造ったんじゃないかな…アニがああなったように硬化の汎用性は高い」

    アルミン「そして…僕達はずっと巨人によって巨人から守られていた」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「!そ、そうなの?アルミン」

    アルミン「!え、い、いやこれあくまで僕の予想だから!」

    ジャン「は、はは!冗談だよな…本当に笑えねぇ…」
  197. 197 : : 2016/02/02(火) 18:58:18
    ガチャ

    皆「!」

    ???「アルミン来て、会議に参加してくれって団長が呼んでる」

    アルミン「は…はい」

    ジャン「!じゃ、じゃあ俺も…上に行こうかな…」

    スタ、スタ、スタ

    アルミン「ミカサ」

    ???「あなたも会議に出られると思うけどどうする?」

    ミカサ「!私は・・・」

    チラッ

    エレナ「・・・ん?」

    ミカサ「…私も行く、エレナ任せた」

    エレナ「!う、うん!任せて!」

    ミカサ「!うん」

    スタ、スタ、スタ

    ???「よし、わかった、えっとそっちは?」

    エレナ「あっ、私はいいです!」

    ???「!そう」

    そう言い出て行った

    今この部屋にはエレンとエレナだけが残った

    エレナ「…お兄ちゃん、がんばったね…」

    ナデナデ

    ガシッ

    エレナ「っ!!うわっ!!」

    ギュウ

    エレナ「ぅぅ…お兄ちゃん…?」

    エレン「ははっ、悪いエレナ(…可愛い声だな)」

    いつの間にか起きていたエレンはエレナの手を掴み引っ張り抱きしめた

    エレナ「い、いつ起きたの…?」

    エレン「ん?あぁ~えっと、この部屋に運ばれて5分後ぐらいだな」

    エレナ「!え、えっとじゃあさっきの私達の会話も?」

    エレン「あぁ、聞こえてたぞ」

    エレナ「そ、そうなんだ、え、でもエレン何で起きなかったの?」

    エレン「いや、ただ会話に入るのがめんどくせぇなって思ってな」

    エレナ「め、めんどくさいって…心配したんだよ?」

    エレナはプクっと頬を膨らましながら怒った

    エレン「!ははっ、ごめん、心配かけたなエレナ」

    ナデナデ

    エレナ「!んっ…///お兄ちゃん…」

    ッス

    ギュッ

    エレン「!どうした?(可愛い…///)」

    エレナはエレンの胸に顔を埋め抱き付いた

    エレナ「…へへっ///お帰りエレン!」

    エレン「!あぁ…ただいまエレナ(結婚しよ)」

    エレナ「うん!」

    エレナは満面な笑みでそう言った、それに対しエレンも優しい笑顔でエレナを抱きしめそう言った

    エレン「…エレナ」

    エレナ「ん?」

    エレン「こっち来てくれ」

    エレナ「!う、うん?」

    エレナは靴を脱ぎベットに上がったところで

    ガシッ

    ッス

    エレナ「わわっ!」

    ドサッ

    エレン「エレナ…」

    エレナ「?エレン?」

    エレンはエレナを引っ張り隣に座らせ抱きしめ寄せた

    エレン「…一旦終わったな」

    エレナ「!うん…終わったね」

    エレン「…エレナ」

    エレナ「ん?っ!んっ…!え、エレン!?///」

    エレンは終わった思いで疲れがどっときた、そのせいでなんとなく淋しく思いエレナの首にキスをした


















  198. 198 : : 2016/02/02(火) 19:34:52
    めっちゃ期待です!!エレナ可愛すぎる...
    本編にもエレンの妹出てきてたら面白かっただろうなぁ
  199. 199 : : 2016/02/03(水) 18:58:10
    エレン「悪い…何か疲れててな…甘えたくなった」

    エレナ「!…うん、いいよ?」

    エレン「!あぁ、ありがとうな」

    ナデナデ

    エレナ「んっ、うん!あ、お兄ちゃん」

    エレン「ん?」

    エレナ「お疲れさま!」

    エレン「!あぁ、エレナもお疲れ」

    エレナ「うん!」

    エレン「・・・(…もう夫婦だよなこれ…お疲れさまとか…)なぁ、エレナ」

    ギュゥ

    エレナ「ん?なに?」

    エレン「…エレナって好きなやついるか?」

    エレナ「え?好きな人?」

    エレン「あぁ」

    エレナ「…え、えっと」

    エレン「ん?」

    エレナ「エレンの好きな人居るってどっちの意味でかな?」

    エレン「!あぁ悪いえっと恋愛の方で…///(…これ聞くの結構恥ずかしいな…///)」

    エレナ「!え、えっと恋愛の方では」

    エレン「!ほうでは?(…まさか、居ないよな…?)」

    エレナ「今は居ないかな」

    エレン「!そっか!」

    エレナ「うん」

    エレン「そっかそっか!(そうか居ないのか今は、…)っえ?」

    エレナ「?ん?」

    エレン「…今は居ないって」

    エレナ「あ、え、えっとね!いつかはできるかなぁって思ってね///」

    エレン「    」

    エレンはこの時血の気が体全体から失せた気がした

    エレナ「は、ははは何か恥ずかしいね///」

    エレン「(…今エレナは何て言った…?いつかはできるかなぁ…って…)」

    エレナ「そういえばエレン何でこんな事聞いてきたの?」

    エレナは不思議に思いエレンに聞いた

    エレン「・・・」

    エレナ「…?ん?エレン?」

    エレン「・・・」

    エレナ「!っ!え、エレン!?」

    呼びかけても返事をしないエレンに心配しエレナはエレンの肩を揺すった

    ユサユサ

    エレン「・・・っ!え、エレナ?」

    エレナ「!っ良かったぁ…」

    エレン「!わ、悪いぼーっとしてた」

    エレナ「!大丈夫…?」

    エレン「あ、あぁ大丈夫だ…(…はぁ~…萎えるな…)」

    エレナ「な、ならいいんだけど…」

    エレン「!わ、悪い、でどうした?」

    エレナ「!あ、うん!エレンどうしてそんな事聞いてきたの?って思って」

    エレン「!ぁ…いや、あ、兄として知りたいなぁ、って…」

    エレナ「あ、そうなんだ!」

    エレン「…あぁ」

    エレナ「そっか」

    エレン「・・・」

    エレナ「…?(…あ、あれ?何か元気、ない…?)」

    エレンは先程のエレナからの衝撃的な言葉を聞いてからそれが頭の中でループし落ち込んでいた

    エレン「・・・(…あぁ…すっげえ胸が痛い…っ、張り裂けそうだ…、っははっ…エレナに好きなヤツができたってわけでもねぇのに俺は…)」

    エレナ「っ…(…やっぱり何かあったんだ…エレン…)…ねえ…お兄ちゃん…」

    エレン「…ん、どうした…」

    エレナ「…元気ないけど、平気…?」

    エレナはなるべく顔を見ようと下から顔を覗いた

    エレン「…なぁ、エレナ」

    エレナ「!ん?なに?どうしたの?(お兄ちゃん…)」

    エレナはなるべく聞き出そうと問いただした

    エレン「…っ、もし…(…っ胸が痛ぇ…)」

    エレナ「!うん!」

    エレン「…もし、お前に、っその…好きなヤツができたら…」

    エレナ「!うん!」

    エレン「…っ、そいつのとこ、行くか…?」
  200. 200 : : 2016/02/03(水) 18:58:16
    エレンは声を震わせながら言った、エレナの返答を聞きたくないからだった

    エレナ「っえ…行くかって…」

    エレン「…いや、その…好きなヤツができたらそいつの傍に居たいだろ…?」

    エレナ「う、うん…(…お兄ちゃん…?)」

    エレン「…だから、その…っ、好きなヤツができたら…っ…オレのとこから…消えるのか…?」

    エレナ「…っぇ、え?ど、どういうことなの?消えるって…私はお兄ちゃんの家族なんだよ?な、何で消えるの…?」

    エレナは戸惑った、何故好きな人ができてそれでエレンのところから消える事になるのかと

    エレン「…っ…だって…エレナに好きなヤツができたら…お、オレ…一緒に居られなくなるから…っ…(…だめだ…泣きそうだ…想像しただけでこれか…)」

    エレンはそんな自分に少し呆れた

    エレナ「・・・っ!!(…ぁ、そっか…お兄ちゃんはそれで…)」

    エレナは少し誤解しているがわかった、エレナの頭の中では自分が好きな人のところに行ってしまったらエレンだけ一人になってしまう、そう解釈した

    ギュゥ…!!

    エレナ「!お、お兄ちゃん…?」

    エレン「…っ、オレ…っずっとエレナと居たい…(…何勝手な欲望を俺は押し付けてんだ…っ…いや…無理だエレナを他の奴になんて渡したくもねぇしやりたくもねぇ…)」

    エレナ「!!(…ぁ、あれ?思ってたのと少し、違う?)」

    エレン「…俺の勝手な欲望にしかすぎねぇけど…ずっと一緒に居たい…エレナァ…(…ぁ…やべ…涙が…)」

    エレンは気づかない内に泣いていた

    エレナ「っ!!お兄ちゃん…(…っ、何でかな…お兄ちゃんの苦しんでる所を見ると…胸が苦しい…)…うん…私もお兄ちゃんとずっと居たい…」

    エレナはそう言いながら抱きしめ返した

    エレン「っ!!え、エレナ無理しなくていいんだぞ?さっきも言ったがこれは…エレナ「ううん…無理なんかしてないよ?お兄ちゃん」

    エレン「!っえ…」

    エレナ「私お兄ちゃんの苦しんでるところ、悲しんでるところなんて見たくないよ…っう、うまく言えないんだけど…お兄ちゃんが悲しんでるところ、見ると…凄い胸がキュってなるかんじがてして…えっと…ごめんね…うまくいえないや…///」

    エレン「っ!!!え、エレナ…///(…そうだ、何でこんな優しい妹を他人なんて渡さねぇといけないんだよ…!)」

    エレナ「え、えへへ///ご、ごめんね?お兄ちゃん私、うまくせつめいできなくtエレン「エレナ」

    エレナ「!ん、ん?」

    エレン「…つまり、えっと…オレと一緒に居てくれるのか?ずっと」

    エレナ「!うん!そうだよ!(良かった伝わったんだ!///)」

    エレン「!…そっか、ありがとうなエレナ…///(…エレナ…今日改めてわかったよ…オレ、お前の事、すっげえ好きみたいだ…///)」

    エレナ「んっ、うん///」

    エレナは満面な笑みで照れながら言った

    エレン「!!…エレナ、オレ今改めてわかったんだ」

    エレナ「!ん?」

    エレン「…オレお前の事本当大好きだ///」

    エレナ「!うん!私も大好きだよ!///」

    エレン「!そっか///(…エレナと結婚してぇな…///)」

    エレナ「?エレン?」

    エレン「!いやなんでもない///(…あぁすっげえ嬉しい…///胸が温けぇ感じだな…///)エレナ」

    エレナ「ん?」

    エレン「好きだぞ///」

    エレナ「!私もだよ!///」

    エレン「!あぁ///(幸せだ…///)」
  201. 201 : : 2016/02/03(水) 19:00:30
    今更ですがエレナが照れながら好きと言っていますがこれはただ恥ずかしくて照れているだけです、恋愛とかそこらへんは含まれていないです!

    200いったぁー!
  202. 202 : : 2016/02/04(木) 13:36:49
    エレンとエレナ凄い和む(*´∀`)♪

    200突破おめでとうございます!
    期待です!♪
  203. 203 : : 2016/02/04(木) 18:58:03
    エレナ「(…そういえば私何でお兄ちゃんの事にこんなに必死になって言ったんだろ?それにお兄ちゃんの苦しそうな顔みてなんであんなに胸が…)」

    エレン「エレナ?」

    エレナ「…!ん、ん?なに?」

    エレン「?いや、呼んでも返事ねえから」

    エレナ「あ、ごめんね?ぼーっとしてた」

    エレン「!そっか、無理すんなよ?」

    ナデナデ

    エレナ「!うん!(…なんでかな??お兄ちゃんが嬉しそうな顔すると胸が熱くなる…何でかな…)」

    エレン「…///(エレナ可愛いなぁ///見てるだけで癒される…///女神だな///)」

    エレナ「(…まぁいっか!お兄ちゃんと居れるだけで楽しいし!///)」

    とほんの少しだけエレナの中でエレン(兄)の見方が変わってきていた、一方でエレンの方はより一層エレナへの思いが強くなっていた

    エレン「エレナ///」

    エレナ「!ん?」

    エレン「大好きだ///」

    チュッ

    エレナ「んっ///私もだよエレン///」

    チュッ

    エレン「!!///(…っよしゃぁぁ!!エレナからのキス!!///)」

    エレナ「!え、エレン!?」

    エレン「!ど、どうした?///」

    エレナ「え、あ、えっと顔が凄い赤くなってるから…」

    エレン「!あ、あぁ大丈夫だ!(エレナにキスされて興奮しないほうがおかしいだろ!///)」

    エレナ「そ、そっかなら平気だね?」

    エレン「あぁ!(…そうだこれからエレナと一緒に生きていくんだ!もっと強くならねえと!)」

    そうエレンは心に誓った



    事件の日、ストヘス区内の憲兵団支部の施設でこの日を総括する会議が行われた

    調査兵団幹部召還の件はひとまず保留となったが調査兵団の独断で今回の作戦が実行されたことに対しその是非が問われた

    ???「エルヴィン今作戦についていくつか疑問がある、目標の目星がついていたのならなぜ憲兵団に協力を依頼しなかった」

  204. 204 : : 2016/02/05(金) 02:19:41
    あ、エレナがキスしたのは頬ですエレンもです
  205. 205 : : 2016/02/05(金) 18:43:49
    エルヴィン「区長…それは女型の仲間がどこに潜んでいるかわからないからです、この最重要任務を遂行するに当たっては潔白を証明できる者のみで行う必要がありました」

    ???「壁内に潜伏していた「女型の巨人」…アニ・レオンハートを特定した事は評価する、しかし…それによって区が受けた被害についてはどうお考えか?」

    エルvィン「被害は出さぬよう望みましたが、住民の財産や尊い命を失わせる結果になってしまいました、我々の実力が至らなかっただめです…」深くお詫び申し上げます」

    エルヴィン「その一方で奴らを逃がし壁を破壊されれば被害はこれだけでは済まなかった…そういう天秤を踏まえて実行に移したのも事実です…」

    ???「人類の終焉を阻止できたとの確証は?アニ・レオンハートからは何も聞きだせていないのだろう?」

    ???「彼女は現在地下深くに収容されています、全身を強固な水晶体で覆われているため情報を引き出す事は不可能です(…エレンが巨人化し割った場合はまた別だが…)」

    ???「…つまり無駄骨なのか?」

    エルヴィン「奴らの一人を拘束しただけでも価値があると思います」

    エルヴィン「…そう奴らは必ずいるのです、一人残らず追い詰めましょう壁の中に潜む敵をすべて…」

    ニック「っ…」

    ガタッ

    皆「!」

    エルヴィン「今度は我々人類が反撃する番です(…決まった、これで話も終わるだろう…)」

    と話をしていた時だった

    バン!!!

    トーマ「エルヴィン団長大変です!!」

    ハンジ「!?トーマ!?」

    トーマ「ウォール・ローゼが!!」

    トーマが騒いでいる話は約12時間前に遡る



    ヒョオオオオオオオオオオ…


    ナナバ「本当に、あの子達の中に…アニ・・レオンハートの仲間が…?」

    さぁ・・・どうだろうな

    だが…無視できる確率ではない



    コニー「・・・こっからだと俺の村が近いんだぜ…」

    サシャ「私の故郷も近いですねー」

    コニー「ウォールーローゼ南区まで来てんのになんで帰っちゃダメなんだよ…やることも無いのに…こーやってぼ~~~っと一日中過ごしてるだけじゃねえか」

    ベルトルト「・・・」

    ライナー「…なぁ、ベルトルト」

    ベルトルト「!ん?なに?」

    ライナーはベルトルトに小言で話しかけた

    ライナー「あいつ今どうしてるんだろうな…」

    ベルトルト「!…わからない」

    ライナー「…だよな」

    ベルトルト「・・・(…アニ…)」

    ライナー「(エレナどうしてんのかなぁ…)」

    ベルトルト「…ねぇライナー」

    ライナー「ん?なんだ?」

    ベルトルト「…大丈夫かな」

    ライナー「…さぁ、わからない、でもエレンが居るんだ大丈夫だろ」

    ベルトルト「・・・え?」

    ライナー「ん?どうかしたか?」

    ベルトルト「・・・え、どうかしたかって、え、ライナー誰の話してるの?」

    ライナー「ん?誰ってエレナの話に決まってんだろ?」

    ベルトルト「…はぁ~、だよね…」

    ライナー「?」

    ベルトルト「・・・(…ライナー、まさか君…自分が戦士だってこと…)」

    コニー「クッソ~…夜に抜け出してやろうかなぁ」

    サシャ「え~、そんなに帰りたいんですか~?私何てまともな人間になるまでは帰ってくるなって言われたんですよ~」

    コニー「俺はお前みたいなチビに兵士は無理だって言われてた、しかし俺は…天才だったんだ…10番以内に兵士になったんだ…」

    ライナー「!そういえばよ」

    コニー「ん?」

    サシャ「どうしました~?」

    ベルトルト「?」

    ライナー「…何でエレナrてあいつ10番以内に入れなかったんだ?」

    コニー「ん~そんなの決まってんだろ実力が足りなかったんだよ実力が」

    サシャ「それは言えてますね~って言ってもそんじょそこらの一般人は勝てないと思いますけど」

    ベルトルト「ははは…そうだね…、にしても何で入れなかったんだろうね」

    ライナー「あぁ、本当そうだよないつもエレンのやつと頑張って格闘術磨いてたのにな…(…何か可哀想に思えてきたな…)」

    と話していると

    クリスタ「そうだよね…」

    ライナー「!クリスタ(…天使!!)」

    ベルトルト「クリスタ・・・」

    ユミル「邪魔するぞベルトルさん」

    ベルトルト「う、うん(…ベルトルさんって…)」

    コニー「ん~?」

    サシャ「あ、クリスタとユミルじゃないですか~」
  206. 206 : : 2016/02/05(金) 18:43:57
    ユミル「あぁ?なんだお前そのふぬけた面は?」

    クリスタ「エレナいつも頑張ってたのにね…(…エレン、エレナ大丈夫かな…特にエレン…)」

    ユミル「まぁ、仕方ないんじゃないか?10位以内に入れなかったやつなんて沢山いるんだ」

    ライナー「そうはいってもエレナは一番頑張ってただろ?」

    コニー「まぁ俺にとっては今はそんなことより村に帰りたいんだよなぁ生きてるうちに」

    ライナー「…そんなこと、だと!?」

    ベルトルト「!ちょっ、ライナー!(エレナを~!!)」

    ライナーが暴れそうになりベルトルトは慌てて止めた

    サシャ「?ライナーってエレナの事好きだったんですか?」

    ライナー「!っ!そ、そんなこと!(おいおい!そんな事言ったらクリスタに!?)」

    クリスタ「そうなんだライナーってエレナの事好きだったんだ!」

    ライナー「  」

    ベルトルト「絶対に叶わない恋だね・・・」

    ユミル「っぷ(ざまぁ~)」

    ライナー「  ってじゃねえ!!!」

    ドンッ!!

    皆「!!」

    ライナー「!!わ、悪い・・・」

    コニー「な、なんだよ…」

    クリスタ「ご、ごめんね?ライナー、き、気に障る事があったらライナー「いや、そんなことじゃねえ」

    クリスタ「?」

    ユミル「?(何だ~?こいつ情緒不安定か??)」

    ライナー「遊びすぎた…今更なんだが何で俺達は和服で待機しているんだ…?戦闘服も着るな、訓練もするなって俺達は兵士なんだぞ!」

    ベルトルト「ら、ライナー?」

    サシャ「いきなりどうしたんですか~?ライナー」

    ライナー「いや…今ショックのあまり思い出したんだ…」

    ベルトルト「(今まで忘れてたの…?この状況…!?)」

    コニー「??ショック?」

    サシャ「!あぁ、あれですよ!クリスtライナー「疑問なのは上官達の完全装備だ、ここは前線でもねぇ壁の内側だぞ?何と戦うんだ?」

    ユミル「(話変えやがった…)」

    サシャコニ「う~ん」

    コニー「この辺りはクマが出るからだな」

    サシャ「えぇ、クマですね」

    ライナー「クマなら鉄砲でいいだろ…」

    ライナー「みんなわけがわからなくて困惑してる、呑気にくつろいでんのはお前らだけだ」

    ベルトルト「(ライナー…人の事いえないよ…)」

    ユミル「ん?おいおいライナーさんよぉ」

    ライナー「!ん?なんだ?」

    ユミル「あんたもさっき呑気に話してただろ?」

    ライナー「!さっきのは呑気な話じゃない、エレナの事について心配して話てただけだ(…嘘はついてないはず)」

    サシャ「エレンがここに居なくて良かったですね~ライナー今エレンが居たらライナー死んでましたよ?」

    ライナー「・・・あぁ…そうだな…(…本当に死んでたかもしれん…)」

    クリスタ「!エレン…」

    ユミル「・・・」

    ベルトルト「…(冗談に聞こえない…)」

    サシャ「…ふぁ~ぁ…」

    ペタッ

    ライナー「?」

    サシャ「・・・・・・・っ!!」

    ガバッ!!!!

    サシャ「あれ!?」

    ライナー「!?」

    サシャ「足音みたいな地鳴りが聞こえます!!」

    コニー「は?」

    クリスタ「え?」

    ユミル「何言ってんだお前?」

    ライナー「…ここに巨人がいるって言いたいんならそりゃ…ウォール・ローゼが破壊されたってことだぞ??」
  207. 207 : : 2016/02/05(金) 18:58:09
    ヒュ~…

    エレン「…風、気持ちいいな…」

    エレナ「…うん、そうだね…お兄ちゃんの胸も温かい…」

    今エレンが居る部屋は窓を開けているため温かい心地のいい風邪が入ってきていた、草のような懐かしいようなそんな臭いを

    エレン「!そっか」

    ナデナデ

    エレナ「うん…(…眠くなってきちゃった…)」

    エレン「…(エレナいい匂いするなぁ…///)」

    エレナ「んっ…んっ…」

    エレン「!エレナ?」

    エレナ「!ご、ごめん眠くなっちゃって…///」

    エレン「!いいよ、寝てな」
  208. 208 : : 2016/02/06(土) 17:13:52
    修正

    今エレンが居る部屋は窓を開けているため温かい心地のいい風が入ってきていた、草のような懐かしいようなそんな臭いを

    ですね、風が風邪になっていましたww
  209. 209 : : 2016/02/06(土) 17:58:29
    エレナ「!で、でもお兄ちゃん疲れて…」

    エレン「いいよ別にそんなこと、お前も疲れてるだろ?」

    エレナ「…うん」

    エレン「なら寝てろよ、な?」

    エレナ「!うん…ありがとうエレン…///」

    エレン「あぁ」

    エレナはそう言いエレンの胸にそっと頭を預け目を瞑った

    それから数分後には寝息が聞こえてきた

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    エレン「・・・(可愛い寝顔だな…)」

    ナデナデ

    エレナ「んっ…」

    エレン「!(あぶね…)」

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    エレン「・・・(…この寝顔、思い出すな…あの時の事…)」

    今から約3年前のこと



    訓練所

    ヒュォォォォォォ~……

    キース「まずは貴様らの適正を見る!両側の腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ!!全身のベルトで体のバランスを取れ!!これができない奴は囮にも使えん!」

    エレン「エレナ・・・」

    エレナ「!ん、ん?」

    エレン「やっとだな…」

    エレナ「!うん!やっとだねエレン」

    エレン「あぁ!(…やっとだやっと巨人を駆逐する第一歩の試練だ…!!)頑張ろうな!」

    エレナ「うん!(絶対に受からなきゃ!)」


    ザッザッザッ

    ???「これはまだ初歩の初歩だがこの段階から立体起動の素質は見てとれる」

    ザッザッ

    ???「ん・・・見ろ・・・あの子だ」

    ??「?」

    チラッ

    ミカサ「・・・(簡単すぎる…)」

    ???「まったくブレが無い…何をどうすればいいのかすべてわかるのだろう…素質とはそういうものだ」

    コニー「おっ、結構簡単じゃねえか!」

    サシャ「お腹空きました~…」

    ジャン「・・・ッフ(簡単じゃねえか!!)」


    ??「あの・・・彼は・・・」

    ???「・・・素質というものだろおう、人並み以上にできることがあれば・・・」

    グラァ…グラァ…

    ???「人並み以上にできないこともある」

    エレン「っ・・・」

    エレナ「え、エレン!?」

    キース「何をやっているエレン・イェーガー!!上体を起せ!!」

    エレン「(え…何だこれ…こんなの…どうやって…)」

    あいつ見てみろよ…

    っぷ、だっせぇ~

    おい笑ってやるなってww

    まじかよ…俺大丈夫かな…

    アルミン「え、エレン…?(な、なんであんな…)」

    ミカサ「え…

    エレナ「え、エレン!!(な、何で…!?)」

    エレン「!!エレ、ナ…!!(嘘…だろ?こんなはずじゃ…)」



    ヒョォォォォォ~…

    エレナ「き、基本通りにやればできるはずだよ!うまくやろうとしなくていいからね!?」

    エレン「あ、あぁ・・・」

    ミカサ「上半身の筋肉は固く、下半身の筋肉は柔らかく前後のバランスにだけ気を付けて腰巻きと足裏のベルトにゆっくり体重を乗せる」

    アルミン「お、落ち着いてやればできるよ運動が苦手な僕にだってできたんだし」

    エレン「!今度こそできる気がする…!」

    エレナ「が、がんばって!お兄ちゃん!」

    エレン「!あ、あぁ!(…エレナからの愛の応援…心温まるな…///…よし!エレナに兄としてかっこいいとこを!!)アルミン上げてくれ!!」

    アルミン「!うん!いくよ!」

    キリキリキリキリキリ

    エレン「っ・・・(いける気がする!!)」

    エレナ「!エレン!(いける!いけるよ!エレン!)」

    ガチガチガチ

    ズルッ!!

    エレン「っは!!?」

    エレナ「っ!!?」

    アルミン「あ」

    ミカサ「え!?」

    ドンッ!!!

    エレン「  」

    エレナ「っ!!!お兄ちゃん!!!」

    ミカサ「え、エレン!!?」

    アルミン「エレン!!」



    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレナ「お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!」

    エレン「  」

    アルミン「やばい…気絶してる…」

    ミカサ「っ・・・」





    食堂

    ザワザワ

    おい・・・あいつ確か昨日の

    巨人を皆殺しにしてやるなんて言ってた奴だよな?



    エレン「・・・」

    エレナ「え、エレン大丈夫・・・?」

    エレン「!あ、あぁ…(クソッ…かっこ悪ぃ…///)」

    アルミン「あはは・・・」

    ミカサ「・・・」



  210. 210 : : 2016/02/07(日) 17:58:19
    エレン「・・・(…最悪だ兄としてしかもよりにもよってエレナに…///)」

    チラッ

    エレナ「!だ、大丈夫?エレン、顔も赤くなってきてるし…」

    エレン「!あ、あぁ大丈夫だ…(しかも心配されてるしよぉ…)」

    ポタ、ポタ

    エレナ「!え、エレン!(ど、どうしよう…!泣いちゃったよぉ…!!)」

    ミカサ「え、エレン・・・」

    アルミン「エレン・・・(…これはどういう意味で泣いてるのかな…)」

    エレン「ックソ…(妹ができて兄ができないってどういう意味だよぉ…)」

    エレナ「ぇ、えっと…ご、ごめんね?エレン、気にしてるよね…」

    エレン「!い、いや大丈夫だエレナ…お前のせいじゃねえから…」

    エレナ「!う、うん…なら、いいんだけど…(…良かった…)」

    アルミン「(と、とりあえず…)え、エレン」

    エレン「ん…?」

    アルミン「とりあえず気にしても仕方ないよ…明日できるようになればいいんだから」

    エレン「!そ、そうだけど…(ックソ…こんなんじゃ巨人を根絶やしするどころじゃねえぞ…エレナすら守れねぇ…)」

    アルミン「それよりちゃんと食べて今日失った血を取り戻さないと!」

    エレン「ぅ…」

    エレナ「!そ、そうだよ!エレン!」

    エレン「!え?」

    エレナ「明日できなくて開拓地行きになったとしても私もエレンに付いて行くから!今はちゃんと食べよう?じゃないとエレン死んじゃうよ…」

    エレン「!!っあ、あぁ…そう、だな…(…エレナ天使だなぁ…そうだ、ここで終わりじゃねえんだ…!!)」

    アルミン「!エレナ…(ナイスだエレナ!その言葉はエレンにとって今もっとも一番必要な言葉だ!)」

    ミカサ「その事については私も同意」

    エレン「!ミカサ・・・」

    ミカサ「向いてないのなら仕方がない、ようやくできる程度では無駄に死んでしまうだけ、きっと夢も努力も徒労に終わる」

    エレン「ぅ・・・」

    アルミン「っちょ…(何言ってるの!?今エレナがせっかくいい事言ったのに!?)」

    エレナ「み、ミカサ…」

    ミカサ「兵士を目指すべきではない、そう言っている生産者として人類を支える選択もある」

    チラッ

    エレン「!」

    ミカサ「何も命をなげうつことだけが戦うことじゃない」

    エレン「っ、お、お前なぁ…(今せっかくエレナからのあり難い励ましの言葉を聞いたのによぉ…)」

    アルミン「・・・(…はぁ~~~…)」

    エレナ「ぁぁぁ…(ぅぅ…また喧嘩になっちゃぅ…)」

    エレン「お、俺なぁ…あの日、あの光景を見ちまったんだぞ…?そんな理屈で納得できると思うのか…?」

    ミカサ「・・・」

    エレン「っ・・・」

    アルミン「・・・」

    エレナ「(ぁぁぁ…どうしよぅ…)」

    エレンとミカサの間には何とも言えないギスギスした空気が漂っている

    ミカサ「・・・でも、その覚悟の程は関係無い」

    エレン「!は?何でだよ言ってみろ」

    ミカサ「兵士になれるかどうかは判断するのはエレンじゃないから」

    エレン「!う・・・(ックソこのヤロー…そんなコトわかってんだよ…)」

    エレン「(まずあれがなきゃお話にならねぇのは事実だ…正論だ…俺は何も言う資格がねぇ…バカ言ってんじゃねえよって感じなんだろな…何でも簡単にこなしちまうお前にとっちゃよ!)」

    ミカサ「!・・・///」

    カンカンカンカン!!!

    エレナ「!あ…」

    アルミン「!」

    ガタッガタッがタッ

    エレン「っ…エレナ行こうぜ」

    ギュ

    エレナ「っえ!?え、エレン!?」

    アルミン「!(…二人だけにしておこう…)」

    エレンはエレナを連れ出し出て行き、アルミンは二人だけにして自分は行こう、と行った

    ミカサ「私は…エレンだけに開拓地に戻れとは言ってるんじゃない…そ、そのエレナと同じで私も一緒にいくので…だから…そんなことは心配しなくていい」

    チラッ

    サシャ「・・・」

    ミカサ「・・・」

    サシャ「・・・!ん?えーと、つまり?」

    ッス

    サシャ「これ、もらってもいいってことですか?」

    カチャ、カチャ

    行こうぜ、クリスタ

    う、うん

    ミカサ「・・・」

    ッス

    サシャ「!(パァン…!)」

    ミカサ「アムッ」

    サシャ「  」



    スタ、スタ、スタ

    エレナ「え、エレン大丈夫…?」

    エレン「…あぁ、一応な(…心配してくれてるのか…エレナ大好きだ…!癒される…!)」











  211. 211 : : 2016/02/08(月) 18:54:29
    エレン「…なぁ、エレナ」

    エレナ「!ん?」

    エレン「…オレ、できるかな…」

    エレナ「!…う~ん、わからない、かな」

    エレン「…だよな(…ックソ、エレナに聞いてどうすんだよオレ…はぁ…頼りねえ兄だなオレ…)」

    エレナは苦笑いしながらそう言った

    エレナ「…でも」

    エレン「っえ?」

    エレナ「さっき言った通りエレンが開拓地行きになっちゃっても私も付いて行くよ?」

    エレン「!エレナ…(…そういえばさっき言ってたな…)」

    エレナ「私はエレンの家族、妹だからね!お兄ちゃんに付いて行くよ!」

    エレン「!!」

    エレナはニコッと微笑みながらそう言った

    エレナ「お兄ちゃんだけ開拓地行きなんて嫌だし、なにより…」

    エレン「?」

    エレナ「なにより…その…///お兄ちゃんと離れたくないよ…///」

    ギュッ

    エレン「っ!!え、エレナ///(…やばい…すっげえ可愛い…///)」

    エレナは背後からエレンに抱き付きそう言った

    エレナ「あ、あはは!、は、恥ずかしいね…///」

    エレン「…いや」

    エレナ「!え?」

    ギュ

    エレナ「!お、お兄ちゃん?」

    エレン「ありがとうなエレナ…楽になった」

    ナデナデ

    エレナ「!う、うん!ならよかった!///」

    エレン「あぁ(…エレナありがとうな…元気でた)明日、がんばってみるよ」

    エレナ「!うん!頑張って!エレン!」

    エレン「あぁ!(巨人を駆逐するんだ…それにエレナを守るんだ…こんなところで詰まってる暇はねぇ…!)」

    エレナ「あっ」

    エレン「ん?どうした?」

    エレナ「も、もしお兄ちゃんが開拓地行きになっちゃったとしても私も付いて行くから安心してね??」

    エレン「!あぁ、わかってる」

    エレナ「!う、うん、ごめんね??何回も…」

    エレン「気にすんなって」

    ナデナデ

    エレナ「う、うん!」

    エレン「あぁ(お前の優しいところ、わかってるからな、ちゃんと)」

    とエレナに励まされ時間になり男子寮に戻った


    エレン「エレナ、おやすみ」

    エレナ「!うん!おやすみエレン!」

    エレン「あぁ」

    男子寮に行く前にエレナを女子寮に届けた


    男子寮

    スタ、スタ、スタ

    アルミン「!あ、エレン!」

    エレン「アルミン」

    アルミン「どこ行ってたの?」

    エレン「ん?あぁ、エレナと」

    アルミン「!そっか、できそう?」

    エレン「!あぁ、できそうだ」

    アルミン「そっか、よかったね!(…エレナナイスだよ!)」

    エレン「エレナの為にも明日は絶対に失敗できねえからな!」

    アルミン「うん!そうだね!」




    次に日

    ヒョォォォォォ~…

    カチャ、カチャ

    エレン「・・・」



    エレナ「エレン…頑張って…!」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「エレン…(…ぅ、心配になってきた)」


    キース「エレン・イェーガー」

    エレン「!」

    キース「覚悟はいいか?立体起動装置を操ることは兵士の最低条件だ、できなければ開拓地に戻ってもらう…いいな?」

    エレン「!はい!!」

    チラッ

    エレナ「!(お兄ちゃん頑張って!)」

    エレナは手と手を合わせ願うようにした

    エレン「!(…手と手合わせて可愛いな…///)」

    キース「・・・」

    エレン「…っ!(っ!ち、違う!じゃなくて)」

    チラッ

    エレナ「・・・(頑張って…)」

    エレン「(やるんだ…オレは絶対やる!!、オレには素質がねぇかもしれねぇけど…根性だけは誰にも負けねぇ!!)」

    キース「…始めろ」

    キリ、キリ、キリ、キリ

    エレン「っ…(理屈なんか知らねぇ!根拠もねぇ!)」

    キリ、キリ、キリ

    エレン「(でも…これができないと…)」

    チラッ

    エレナ「!エレン…!」

    エレン「(あいつを守れもしねぇ…!!)」

    フッ

    アルミン「!」

    ミカサ「!」

    エレン「(諦めるわけにはいかねえ!!)」

    カチャ、カチャ カチッ

    キース「!!」

    おぉぉぉ!!

    アルミン「エレン!」

    ミカサ「!!(エレン…!)」

    エレナ「!お兄ちゃん!(やったやった!!)」

    エレン「!(やった…できた!!できたぞ!エレn

    ガキン!!

    エレン「あぁ!!」

    ドサッ!!
  212. 212 : : 2016/02/08(月) 18:54:37
    エレナ「!!(っ!な、なんで…!!)」

    アルミン「なっ・・・」

    ミカサ「!?・・・」

    キース「!」

    エレン「ぁ…ぁ…(っな、なんで…!!)!!ま、まだ…!!」

    キース「降ろせ」

    エレナ「!!っそ、そんな!!」

    キース「・・・」

    ギロリ

    エレナ「っ・・・」

    エレン「!!っま、まだ!!オレは!!」

    キース「早く降ろせ」

    エレン「・・・」

    キース「・・・」

    スタッ…

    ヒョォォォォォォォ

    エレン「・・・」

    エレナ「っ・・・(エレン…)」

    アルミン「エレン…」

    ミカサ「っ・・・」

    エレン「お、オレは…」

    キース「ワグナー」

    ワグナー「!ハッ」

    キース「イェーガーとベルトの装備を交換しろ」

    カチャ、カチャ

    キリ、キリ、キリ、キリ

    ギイ、ギイ、ギイ

    エレン「!?(な…何で!?できたぞ…急に…)」

    エレナ「!え、エレン…?(ぁ、ぁ…れ?)」

    ミカサ「!」

    アルミン「!?(いきなりできるようになった…?)」

    エレン「!こ、これは一体…」

    キース「装備の欠陥だ」

    エレン「!(け、欠陥…!?)」

    キース「貴様が使用していたベルトの金具が破損していた、正常なら腰まで浮いた状態から反転しても地面に頭をぶつける訳がない」

    エレン「え?」

    キース「ここが破損するなど聞いたことはないが新たに整備項目に加える必要がある」

    エレン「な・・・!っ!じゃ、じゃあ…適正判断は…」

    キース「・・・問題ない…修練に励め」

    エレン「!!(っ!!やった!!やったぞ!!エレナ!!)」

    エレンは地面に降りエレナを見た

    チラッ

    エレナ「!!っ!エレン!!(できた!!できたんだ!!お兄ちゃん!!)」

    タッタッ!!

    アルミン「あ」

    ミカサ「・・・」

    ダキッ!!

    エレン「!エレナ!」

    エレナ「おめでとう!エレン!」

    エレン「あぁ!ありがとうな!エレナ!」

    ナデナデ

    エレナ「!えへへ///」


    おい見ろよあのシスコン野郎できたみたいだぞ

    おぉ、ほんとだ

    あれで開拓地行きはなくなったみたいだな

    と言うか破損したベルトで一時的に保つって凄くないか?


    ライナー「色々と言われてんな」

    ベルトルト「うん、そうだね」

    アルミン「エレン凄いね!」

    ミカサ「・・・うん」

    アルミン「?ミカサ?」

    ミカサ「…羨ましい」

    アルミン「  」


    エレン「エレナ頬柔らけぇな!」

    エレナ「んんっ///そ、そぉかなぁ?///」

    エレン「ん?あぁ、すっげえ柔らかくて気持ちいい!」

    スリスリ

    エレナ「///」

    エレン「(やわらけぇ~///)」


    キース「・・・(特別優れているわけでもなさそうだが…だが…しかし…この破損した装備で一時姿勢を保った、そんなことをできる者が他にいるだろうか…)」

    エレン「やわらけぇ~」

    エレナ「え、エレン///み、みんな見てるよぉ…///」

    エレン「大丈夫だ!」

    エレナ「な、なにがぁ~…///」

    キース「・・・(…グリシャ…お前の息子…シスコンすぎないか…?)」
  213. 213 : : 2016/02/09(火) 18:58:26
    それからは特になにかあったわけでもなく訓練になった




    食堂

    エレン「ふぅ」

    エレナ「ふぁ~ぁ…疲れたぁ…」

    アルミン「あはは…確かに疲れたねぇ…」

    ミカサ「・・・」

    ほぼ初日といっていいほどの訓練にエレナとアルミンはかなり疲れ切っていた、元々エレナとアルミンはかなり体力がなかった、だから皆に付いて行くのにやっとなところだった

    エレン「大丈夫か?エレナ」

    エレナ「ん…う、うん…えっと…た、多分、かな?」

    エレン「無理するなよ?」

    エレナ「う、うんありがとう」

    エレナはなるべく心配をかけないよう笑顔を振るまった

    エレン「…そっか(…無理してんなエレナ…)」

    アルミン「はぁ~…ほぼ初日なのにあんなに走らされるなんて…」

    ミカサ「その事には同意、死ぬかと思った」

    エレン「お前死ぬかと思ったっていうわりには普通な顔してんじゃねえか…」

    エレナ「あはは…ミカサ凄いよね女の子なのにあんなに体力あって…」

    ミカサ「?そう?」

    エレナ「う、うん、私なんて全然体力なくて…ふぅ…」

    エレン「エレナ」

    エレナ「ん?」

    エレン「飯、食えそうか?」

    エレナ「…う~ん、どうかなぁ…あまり食べれる気分じゃないかな…」

    エレン「…だよな(…正直俺もかなり食欲ねぇ…でも…)」

    エレナ「・・・ん?」

    エレン「(エレナに弱い所なんて見せたくねえ…!かっこ悪い!)」

    アルミン「・・・(エレン何考えてんだろ…)」

    ミカサ「アルミン、手止まってる」

    アルミン「あ、うん僕もあまり食欲なくてね…」

    エレナ「ははは…私とアルミンだけかな…?」

    エレン「モグモグ、いやエレナとアルミンだけじゃねえぞ」

    エレナ「!え?」

    アルミン「・・・ほんとだ、食べて無い人結構いるね」

    エレナ「・・・!あ、ほんとだ!」

    エレナとアルミンは周りを見た


    うぇ~…食べる気分じゃねえよ…

    だよなぁ…今食べたらぜったい吐く…

    あぁ…胃が痛ぇ…


    エレン「な?」

    エレナ「!う、うん!(良かったぁ私とアルミンだけじゃないんだぁ…)」

    エレン「モグモグ(可愛いな…///)」

    エレナは安心し笑顔になった

    アルミン「僕達より酷い人結構いるね」

    ミカサ「モグモグ、うん」

    エレン「モグモグ(と言っても…食べないといけないしな)、エレナ」

    エレナ「ん?なnムグッ!?」

    アルミン「・・・え」

    ミカサ「!?」

    エレン「ごめんな?ちゃんと食べないと体壊すからな」

    エレナ「モグモグ、ゴクッ、ぅぅ…そうだけどいきなりはやめてよぉ…///」

    エレン「!わ、悪いエレナ、ごめんな?(…悪いエレナ、可愛いと思ってしまった…)」

    エレナ「う、うん大丈夫だよ恥ずかしかっただけだから///」

    エレン「!そ、そっか」

    エレナ「うん!(そうだ、食べないと体壊しちゃうよ!)」

    アルミン「モグモグ、確かに体壊すよね食べないと(隣から凄い殺気のようなものを感じる・・・)」

    ミカサ「モグモグ…(羨ましい…!!)」

    エレナ「モグモグ、んっ…」

    エレン「ゴクゴク、!、どうした?」

    エレナ「あ、う、うんちょっと眠いなって思ってね…んっ…」

    エレナは眠くなり目を擦った

    エレン「(眠いのか)エレナ」

    エレナ「モグモグ、ん?なnガシッふぇ!?」

    トサッ

    エレン「寝てろ」

    アルミン「ッ!ブッ!」

    ミカサ「   」

    エレンはエレナを引っ張り自分の膝の上に寝かせた

    エレナ「!え、えぇ!?で、でも・・・」

    エレン「いいから、な?」

    エレナ「!う、うん…じゃ、じゃあ、えっと…///借りるね?」

    エレン「!あぁ(…エレナ最高!)」











  214. 214 : : 2016/02/10(水) 18:58:05
    エレナはそう言い目を瞑った

    エレナ「ん…」

    エレン「!おやすみエレナ」

    エレナ「ん…うん…おやすみエレン…」

    エレン「あぁ」

    エレナはそう言い1分後には寝てしまった

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    エレン「・・・(すっげえ可愛い寝顔だな…)」

    アルミン「か、かなり疲れてたみたいだね」

    エレン「!あぁ、多分な」

    ミカサ「羨ましい…」

    アルミン「ぅ…(口に出さないでよ~!)」

    エレン「(エレナ、よく頑張ったな、お前は小さい頃から特に体力がなかったんだよな)」

    ナデナデ

    エレナ「んぅ…」

    エレン「!」

    アルミン「え、エレン起こしちゃうよ」

    エレン「あ、あぁ悪い」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    エレン「・・・可愛い…」

    アルミン「っ!」

    ミカサ「   」

    エレナ「んぅ…お兄ちゃん…」

    エレン「っ!!///(っ!ゆ、夢の中に俺が出てきてんのか!?///)」

    ミカサ「・・・ッ…」

    アルミン「!!み、ミカサ!」

    ミカサ「・・・なに?」

    アルミン「っ!!ぃ、ぃや、なんでも、ないです…」

    ミカサ「そう…(エレナ…許さん…)」

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    エレン「(…可愛い寝顔だなぁ…)エレナ…」

    ッス

    エレナ「っんぅ…」

    エレン「!…(…エレナ妻になってほしいなぁ…///)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「ぅ…(っはぁ~~~…これからの生活こんな事が毎日起きるのか…)」

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    エレン「エレナ…(可愛い…癒しだ///)」

    ーーーーーーー
    ーーーーーーーー
    ーーーーーーーーー

    エレン「3年前と変わらず天使だなエレナ…///」

    ナデナデ

    エレナ「んぅ…お兄ちゃん…スゥ~…スゥ~…」

    エレン「!変わんねえな3年前から…(後3年前からずっと変わらず天使だな…///)」

    と微笑ましい兄妹の一方で



    スンスン

    ミケ「!トーマ!」





  215. 215 : : 2016/02/10(水) 19:02:30
    最近サボり気味になってきてしまっている...

    頑張ろ...
  216. 216 : : 2016/02/11(木) 18:58:03
    ナナバ「?ミケ?」

    トーマ「はい!?」

    ミケ「早馬に乗って報告しろ!」


    ライナー「何言ってんだお前…」

    サシャ「ムキィィィィィィ!!!」

    コニー「猿かよ」

    ユミル「ップwww」

    クリスタ「ゆ、ユミル!(…エレン、エレナ…)」


    ミケ「おそらく104期調査兵団の中に巨人はいなかった…」

    ゴオオオオオオオ~…

    ナナバ「えっ?」

    トーマ「え…そ、それはどういうこtミケ「南より…巨人多数襲来!!ウォール・ローゼは突破された!!(…まずいな…ッチ、…)」

    ナナバ「(まずいな…)」

    バッ

    ナナバはその話を聞きサシャ達がいる小屋へ飛びこんだ




    サシャ「!!本当なんです!!確かに足音が!!」

    ライナー「って言われてもnガン!

    ライナー「!?」

    コニー「えっ」

    ガチャ

    ナナバ「全員いるか?」

    サシャ「!?」

    ユミル「!」

    クリスタ「っな、ナナバさん!?」

    皆「!?」

    ナナバ「500m南方より巨人が多数接近こっちんい向かって歩いて来てる」

    皆「!!!?」

    ナナバ「君達に戦闘服を着せてる暇はない、直ちに馬に乗り…付近の民家や集落を走り回って避難させなさい、いいね?」

    皆「っ・・・・!!!!」

    コニー「な、南方から?」

    サシャ「あ・・・」

    ガタッ

    ライナー「か、壁が壊れたってことなのか…?(どういうことだ…予想外だぞ…)」

    ベルトルト「ッ・・・(こ、こんなのしらない…!)」

    ナナバ「残念だけど仕事が終わるまで昼飯はお預けだ!」

    サシャ「!?」

    ナナバ「さぁ!動いて!!ぼけっとしてられるのも生きてる間だけだよ!」

    ドタ、ドタ、ドタ、ドタ!!!

    コニー「クッソォ…」

    サシャ「・・・」

    ライナー「ッ…(チィ…どうすればいい…)」

    ベルトルト「・・・(まずい…)」

    クリスタ「…(エレン…エレナ…)」

    ユミル「・・・(まずいな…かなりまずい状況だぞ…)」

    クリスタ「…?ユミル?」

    ユミル「!どうした?」

    クリスタ「う、ううん…ユミル何か焦ってるように…」

    ユミル「!な、なわけねえだろ(…はぁ…)」


    パシュ

    ナナバ「ッ…(どうすればいい…)」

    トン

    タッタッ

    ナナバ「ミケ、巨人の位置は…?」

    ミケ「・・・前方だ鼻で分かる限りでは」

    スンスン

    ミケ「…あの一帯に9体いるな…(…巨人共め…)」



    ズシッ、ズシッ

    巨人「うぇ~…」

    巨人「うぁぁ~…」


    ナナバ「再び壁は破壊されたとそう…とらえるべきなのかな・・・」

    ナナバ「トロスト区やクロルバ区がやられたのだとしたら報告があるはず…扉部分以外の壁壊されたのだとしたら壁の破壊の規模は計り知れない…そもそも壁に開けられた穴が扉部分dったとしても…都合のいいサイズの岩がその付近に転がっていない限り…エレンがいても穴を塞ぐことはできない」

    ナナバ「つまり…考えるうる限りでは最悪の事態が今…起きているってことだ…っ」

    ヒュゥゥゥゥゥゥゥ~…

    ナナバ「事実上ウォール・ローゼは破壊されてしまった…」

    ガクッ

    ミケ「!、ナナバ?」

    ナナバ「私達は…超大型巨人の正体も鎧の巨人の正体も…もしくはそれ以外の勢力を見つけ出すことにも失敗し…この日を迎えたんだ…私達人類は負けた・・・」

    ミケ「・・・・・・ナナバ」

    ナナバ「!、ん?」

    ミケ「まだだ」

    ナナバ「え?」

    チラッ

    ナナバはミケが向いた方を見た

    ガチャガチャガチャ!

    ナナバ「!」

    コニー「おまえら急げ!」

    ライナー「わかってる!」

    ベルトルト「っ・・・」

    サシャ「っ…(…最悪です…)」

    クリスタ「…急がないと…」

    ユミル「あぁ…」


    ミケ「人は戦うことをやめた時はじめて敗北する」

    ナナバ「・・・」

    ミケ「戦い続ける限りはまだ負けではない」

    ミケ「104期には申し訳が立たない、我々が疑ったばかりに…無防備な状態でこの状況に放り出してしまったのだ・・・」

    ナナバ「・・・あぁ情けない所は見せられない」

    ッス

    ザッ

    ミケ「さぁ…戦うぞ」

    ナナバ「!あぁ」

    そして、それからというもの東班、南班、北班、西半と分かれた、コニーとライナーとベルトルト達はコニーの村へサシャは北の森に行った、ミケは走ってきている巨人を引きつけ分かれた


















  217. 217 : : 2016/02/11(木) 18:58:08
    シュ~…

    バタン…

    ミケ「ハァハァハァハァ…」

    チラッ

    巨人「・・・」

    ミケ「(残り4体…)」

    巨人「・・・」

    ミケ「(いや…潮時だ…十分ン時間は稼いだかなり遠くまで前班が行けたはずだ」

    ッス

    ピイイイイイイ

    ミケ「(後は・・・馬が近くに戻って来さえすればここから離脱できる)」

    ミケ「(ただ…)」

    どしん、どしん

    ミケ「(気掛かりなのはあの奇行種…何か妙だ…)」

    猿「・・・(ふぁ~ぁ…ねみぃ…)」

    ミケ「(17m…以上あるのか?・・・でかい獣のような体毛で覆われている巨人など初めて見る、こちらに近づくでもなくああやってただ歩き回っているあたり奇行種に違いないだろうが…)ん!」

    トタットタッ!!

    猿「!(ア、ウマだ)」

    馬「~~」

    ミケ「よし良く戻ってきたな(ここで夜まで耐える必要はなさそうだな…)」っ・・・」

    ガシッ

    ミケ「・・・!!なっ・・・!馬を狙った!?そんな!?まさか!?」

    チラッ

    猿「・・・(これでいいか)」

    ミケ「!?

    バン!!

    猿の巨人はミケの方向へ向かって馬を投げ飛ばした

    ミケ「ッ!!」

    ダッ!!

    ドオ!!

    ミケ「(危なかっtガシッ

    ミケ「!!?」

    バキバキ!!

    ミケ「っ!!ぎぃやああああああああああああ!!!」

    ミケが落ちた方向には小さな巨人が居た、そしてその巨人に捕まれミケは下半身を握りつぶされた

    ズシン、ズシン

    猿「待った」

    ピタッ

    ミケ「っ・・・・!?」

    ズズズ・・・

    パキッ

    ミケ「ッ!!?あぁぁぁ!!」

    猿「え?俺今待てって言ったろ?」

    ググッ

    ブチッ!

    猿「あ」

    ドサッ!

    ミケ「ウッ!!」

    猿「あぁ・・・」

    ドクン、ドクン

    ミケ「ハァハァハァ!!」

    猿「その武器は何て言うんですか??(きったねぇ)」

    ミケ「・・・(何だ・・・何が起きてるんだ・・・)」

    猿「腰に付けた飛び回るやつ」

    ミケ「!?」

    ドクッドクッ

    カリカリ

    猿「う~ん同じ言語の筈なんだが…怯えてそれどころじゃないのか・・・つーか剣とか使ってんのか、やっぱうなじにいるってことは知ってんだね」

    ズズッ

    ミケ「っ!!!?」

    猿「まぁいいや持って帰れば」

    ゴロッ!!

    ミケ「~!!!(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!)」

    ガキッ!!

    ゴゴゴゴゴゴ


    ミケ「ハァハァハァハァ!!っ!!」

    人は戦うことをやめた時初めて敗北する

    カチッ

    ミケ「!!!!(戦い続ける限りはまだ負けてない!!)」

    ズシン

    猿「あ、もう動いて良いよ」

    ミケ「!!」

    ドンドンドンドン!!!!

    ミケ「!!やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

    ガシッ!!

    ミケ「やめてぇぇぇぇ!!(たすけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!いやだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!)」

    ブチッブチッ!!

    いやあああああああああああああああああああ!!

    猿「・・・やっぱしゃべれるじゃん」

    ズシンズシン

    ミケ「  」

    ズシン、ズシン

    猿「しっかし面白いこと考えるな~(帰って見て見るか)」




    エレン「!ん?」

    エレナ「スゥ~…スゥ~…っんぅ…///」

    エレン「!気のせいか…?(可愛い…///)」
  218. 218 : : 2016/02/12(金) 17:54:42
    すみません今パソコンの調子が悪いのかわからないんですが勝手に再起動になってしまい使えない状態です。今は携帯からやっています
  219. 219 : : 2016/02/12(金) 18:06:52
    う~ん、よくわからないです…再起動なったりならなかったりと…

    凄く困るなぁ…(*_*;
  220. 220 : : 2016/02/12(金) 18:58:12
    南区で巨人を発見した調査兵団は直ちに4騎の伝令を主要城壁都市に送った

    巨人発見より8時間後

    エルミハ区

    ドドドドドドドドド!!!

    ???「巨人だ!!」

    え・・・

    ど、どういうことだよ!?

    えぇ!?

    周りの民達は困難のあまり悲鳴や他なにか言い出した

    ???「南西より巨人が現れた直ちに避難せよ!!」

    皆「ッ・・・」

    ゴクゴク!!

    そ…そんな!!

    壁が突破されたのかよ!?

    ???「ハァハァ…確認はしてない…見たのは10体ほどの巨人の集団だけだ、だがつまり…そういうことだ、もう…始まっちまったんだよ」

    スタッ、フラッ

    ???「っ・・・誰か…一番早い馬を…」

    お、おい!?もう行くのか!?どこに!?

    バサッ

    ???「団長に…エルヴィン団長に知らせなければ・・・」



    トロスト区駐屯兵団本部

    バン!!

    ピクシス司令!!

    巨人が現れました!!

    ピクシス「・・・!!」

    ハンネス「・・・は?」



    小屋(エレン、エレナ)

    タッタッタッタ!!!

    エレン「!(誰だ?)」

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    タッタッタ!!

    バン!!!

    大変だ!!!!

    エレン「!!っど、どうしたんですか?(び、びっくりしたぁ…)」

    エレナ「・・・んんっ…」

    壁が壊されたんだ!!!!

    エレン「!!!!!」

    エレナ「んぁ…?」

    急いで支度をしろ!!!!

    エレン「!は、はい!!(壁が…壊された!?)」

    兵士はそう言い急いで立ち去った

    エレナ「・・・エレン…?」

    エレナは起きたばかりなのか寝ぼけている状態だった、だから先程の会話は頭の中に入っていなかった

    エレン「!!エレナ!!今から言う事をちゃんと聞けよ!!」

    エレナ「っ!!う、うん?」

    エレンはエレナ肩を掴み真剣な眼差しで言った



    エレナ「え…!!か、壁が壊れされた!?」

    エレン「あぁ!!そうらしい!!だから急いで行くぞ!!」

    エレナ「!!う、うん!!(っな、なんで壁が…アニはもう捕まったのに…!?)」

    エレンとエレナは急いで準備をし行こうとしたが…

    エレン「エレナ!!行くzっぅ!!」

    ドサッ!!












  221. 221 : : 2016/02/12(金) 18:58:16
    エレナ「!!え、エレン!!」

    エレン「ぅ…っくそ…力が入らねぇ…」

    エレナ「!!(巨人の副作用がまだ…!!)え、エレン!!私が運ぶからね!!」

    エレン「!?は、はぁ!?無理だろ!?(…いや、待てよ?エレナにおぶられる…?)」

    エレナ「!た、確かに私力全然ないけど…そんなこと言ってる場合じゃないよ!」

    エレン「!あ、あぁそうだったな…ごめん…」

    エレナ「!う、ううん…ごめんねエレン…怒鳴って…(ぅぅ…怒鳴っちゃった…ごめんねお兄ちゃん…)」

    エレナは涙目になりながらそう言った

    エレン「…じゃ、じゃあエレナ」

    エレナ「う、うん!」

    エレナはエレンをおぶろうとしゃがみこんだ

    エレン「(エレナにおぶられるか…何か興奮してきたぞ…///)」

    エレナ「(が、頑張らなきゃ!)」

    と思いながらおぶろうとした時に

    バン!!!

    ミカサ「エレン!!!」

    アルミン「エレン!!エレナ!!」

    エレン「っ!?」

    エレナ「へっ?」

    ミカサは思いっきりドアを叩きつけるように開けエレンの元へよりエレンを持ち上げた

    エレン「!?お、おい!!?ミカサ!!?(おい!?後少しでエレナの背中の感触を味わえたんだぞ!!?こんな事滅多にねえのに!?)」

    ミカサ「エレン暴れないで!!アルミン!エレナ!早く!!」

    アルミン「!う、うん!!エレナ!!」

    エレナ「え、えっ、あ、ぁ、うん!!(ぅ…お兄ちゃんの役に立てると思ったのに…)」

    エレナは今までエレンに助けられてばかりでエレンの助けをした覚えがないと思い少しでもエレンの役に立ちたいそう思っていた、そこでミカサに横取りされ少し不満に思った。


    一方で、サシャ達は自分の故郷付近に来ていた、そしてそこに取り残されていたおばあちゃん、子供を助けた、と言ってもおばあちゃんは助けられなかった、子供は助けられたが、巨人は3m級の小さい巨人だった、サシャは弓で巨人の両目を潰し逃げた、途中で父親と会い一緒に逃げた





    ドドドドドドドド…

    グッ

    ハンジ「・・・」

    巨人発見より16時間後

    エレン「・・・」

    エレナ「・・・」

    アルミン「・・・」

    ミカサ「・・・」

    ガラガラガラガラ…

    アルミン「一体…どうすれば…いきなりローゼが突破されるなんて…我々に…何か…手が残されているのでしょうか…」

    エレン「・・・」

    エレナ「…エレン大丈夫?」

    エレン「!あぁ大丈夫だ」

    エレナ「!そっか良かった!」

    エレン「あぁ(…誰だ、壁を破ったのは…)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「これからエレンを現場に向かわせたとしても…とてもうまく行くとは思えない…」

    エレン「っ・・・」

    エレナ「ぁ…(そっか…エレンは今凄い疲れてる状態…巨人化なんてできるはずがないよ…)お兄ちゃん無理しないでね…?」

    エレン「!!あ、あぁわかってる(…この状況でお兄ちゃんは癒しだな…///)」

    エレナはまたエレンが無茶をするかと思いそう言った
  222. 222 : : 2016/02/13(土) 17:53:14
    アルミン「(ぅ…エレンとエレナ全然緊張感がないような…)それに…」

    チラッ

    ニック「!・・・」

    アルミン「なぜ…ウォール教の司祭まで一緒に」

    エレン「!(…そういえば何でウォール教の人達が…)」

    エレナ「避難かな?」

    エレン「!かもな」

    エレナはエレンにボソボソと言った、理由としてはウォール教に何か言うとややこしくなると思ったからである、ウォール教は壁中の民のほとんどの人達から怪しい目で見られていた

    ミカサ「・・・(…壁…)」

    ハンジ「!あぁ…ニックとは友達なんだよ、ねー?」

    ニック「っ・・・」

    ミカサ「・・・」

    エレン「…絶対友達じゃねえよな…」

    エレナ「!う、うんそ、そうだね…」

    エレナは苦笑いしながらそう言った

    アルミン「(…ハンジさんが言うと何故か信じられない…)」

    と思っていた時だった

    ハンジ「…彼は壁の中に巨人がいる事を知っていた、でもそれを今までずっと黙っていた」

    エレン「…っ!!?えっ・・・」

    エレナ「!?」

    ミカサ「っ!?」

    アルミン「っぇ…」

    リヴァイ「・・・」

    ハンジ「なぜかは知らないが自分が死んでもその他の秘密を言えないと言うのは本当らしい…、彼ら教団は何かしら壁に秘密を知ってる」

    エレン「ッ!!!?」

    ガタッ!!!

    ニック「!!」

    エレナ「!!エレン!?」

    ミカサ「!」

    アルミン「!」

    エレン「!!はぁ!!?何だそりゃ!?っう!?」

    ニック「っ…」

    グラッ

    トスッ

    エレン「!」

    エレナ「エレンまだ疲れてるから…」

    エレン「!あ、あぁ…」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「っ・・・」

    ハンジ「…他の教徒に聞いてもよかったんだけど…彼は自ら同行することを選んだ」

    ニック「・・・」

    ハンジ「状況が変わったからね…現状を見てもなお原則に従って口を閉ざし続けるのか、自分の目で見て…自分に問うらしい…」

    エレン「・・・」

    エレナ「…(…そっか…だからウォール教なんだ…)」

    ミカサ「・・・(…このジジイは何を考えているのか…)」

    アルミン「っ・・・(…今聞いてることってかなり重要なことだよね…)」

    アルミンはあまりの重大な事に頭が追いついていなかった

    エレン「いやいやいやいや…それはおかしいでしょ」

    エレナ「!エレン…」

    エレン「何か知ってることがあったら話してくださいよ…人類の全滅を防ぐ以上に重要なことなんて無いでしょう」

    ハンジ「・・・」

    アルミン「(確かに人類の全滅防ぐ以上に重要なことなんて何一つない、はず…ニック司祭が自分の保身だけのために…、いや…わからない…)」

    ハンジ「…どうだろう」

    皆「!」
  223. 223 : : 2016/02/13(土) 17:53:32
    ハンジ「私には司祭は真っ当な判断力を持った人間に見えるんだ…もしかしたらだけど…」

    チラッ

    ハンジ「人類滅亡より重要な理由があるのかもしれない…」

    ニック「ッ・・・」

    エレン「!?(人類滅亡より重要な理由…?)」

    エレナ「人類より…」

    アルミン「…!(まさか…壁の外…?)」

    ミカサ「(…私はエレンエレナアルミンが残ればそれでいい、そう思っている…)」

    リヴァイ「…まぁこいつには少し根性があるらしい」

    カチャ

    ニック「!」

    エレン「!へ、兵長…」

    エレナ「!!(銃…!)」

    リヴァイ「他の信仰野郎共はどうだろうな…全員がまったく同じ志とは思えんが…まぁ質問の仕方は色々ある…」

    ニック「っ・・・」

    リヴァイ「俺は今…役立たずかもしれんが…こいつ一人を見張ることぐらいできるくれぐれも…うっかり体に穴が空いちまうことが無いようにしたいな…お互い」

    ニック「ぅ…」

    リヴァイ「・・・」

    チラッ

    エレナ「っ…お兄ちゃん兵長怖い…」

    エレン「!大丈夫か?(…確かに兵長は物騒だ…)」

    エレナ「!う、うん///(気にしたことなかったけどエレンの背中って温かい…///)」

    エレン「!そっか(…モジモジして可愛いな…///)」

    ミカサ「・・・(…ッチ、何がうんだ、妹のくせに…)」

    アルミン「…(…あはは…この空気…何か助かる…)」

    エレナはエレンの後ろに隠れるようにした

    リヴァイ「…はぁ…(俺が何したってんだ…)」

    リヴァイはただエレナを見ただけだった

    リヴァイ「…それはさておきハンジ」

    ハンジ「?」

    リヴァイ「お前はただの石ころで遊ぶ暗い趣味なんてあったか?」

    ハンジ「!あぁ、そうだよ、これはただの石じゃない…女型の巨人が残した硬い皮膚の破片だ」

    ミカサ「!・・・」

    エレン「!?」

    エレナ「へっ?」

    アルミン「…!?え、え!?消えてない!?」

    ハンジ「!!そう!消えてないんだ!!」

    リヴァイ「・・・(…うるせぇな)」

    ニック「・・・」

    ハンジ「アニが巨人化を解いて体から切り離されてもこの通り!蒸発もしない…消えてないんだ!」
  224. 224 : : 2016/02/14(日) 17:57:56
    ハンジ「もしかしたら…と思ってね」


    ハンジ『・・・!(これは…!)』

    モブリット『分隊長急いでください!』


    ハンジ「壁の破片と見比べたらその模様の配列や構造までよく似ていたんだ」

    エレン「・・・(…モブリットさんが苦労しているのが想像できるぞ…)」

    エレナ「あはは…」

    エレン「!エレナ?」

    エレナ「!あ、ごめんちょっと想像してね…」

    エレン「…そっか」

    エレナ「うん」

    エレナは苦笑いしながら言った

    エレン「(…俺はエレナと同じ事を考えていた…つまり俺とエレナは意気投合してたのか…、うん嬉しいな)」

    ナデナデ

    エレナ「ん??」

    エレン「いや、なんとなく撫でたくなった」

    エレナ「んっ、そっか」

    エレン「あぁ(…首をかしげて可愛いなおい!…帰ったら可愛がろう…うん)」

    アルミン「・・・(…少しは危機感持ってほしいよ…はぁ~…)」

    ミカサ「エレン、気抜きすぎ」

    エレン「!なんだよ、いきなり」

    エレナ「!あっ、そ、そうだったね!ごめんミカサ・・・」

    エレナはそう言いながらエレンの横に座った

    ミカサ「わかればいい」

    エレン「ッチ…」

    ミカサ「?」

    エレン「何でもねえよ…(エレナが唯一俺の癒しなんだぞミカサァ…)」

    ミカサ「??」

    アルミン「っ・・・(…鈍いって怖いね…)」

    ハンジ「え、えっと話続けていいかな??」

    アルミン「!あ、はい!」

    リヴァイ「おい、エレン、エレナ」

    エレナ「は、はい!」

    エレン「!あ、はい」

    リヴァイ「お前らは仮にも兵士だぞ、舐めるな」

    エレナ「!す、すみません!」

    エレン「!は、はい(…そうだ、気抜いてる暇はねぇんだ……でもエレナは別だエレナは癒しなんだからな…)」

    チラッ

    エレナ「!エレン?」

    エレン「!なんでもねえよ」

    ギュ

    エレナ「!エレンの手、冷たいね」

    エレン「エレナの手は温かいな(柔らかい…)」

    エレナ「うん!」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「…(話進まねぇ…)」


    リヴァイ「ッチ…おい早く言えハンジ」

    ハンジ「!う、うん、えっと、でつまりあの壁は大型巨人が主柱になっていてその表層は硬化した皮膚で形成されていたんだ」

    チラッ

    ニック「(…今更なんだがこの非常事態に何てふぬけた兵士なんだ…)はぁ…」

    ハンジ「?」

    アルミン「!」

    ミカサ「!!本当に…アルミンも言ってた通り…」

    エレン「・・・」

    エレナ「!」

    アルミン「あ…!!じゃ…じゃあ…!!ハンジ「待った!!」

    べチッ!

    アルミン「ブッ!?」

    エレナ「わっ!」

    エレン「!(驚いた声も…可愛い、しかも耳元で…///)」

    ハンジ「言わせてくれアルミン、このままじゃ破壊されたウォール・マリアを塞ぐのは困難だろう…、穴を塞ぐのに適した岩でも無い限りはね…」

    チラッ

    エレン「!・・・?」

    ハンジ「でももし…巨人化したエレンが硬化する巨人の能力で壁の穴を塞げるのだとしたら」

    エレン「・・・!?」

    エレナ「えっ…」

    ミカサ「!?」

    アルミン「!!」

    エレン「お、俺で…穴を塞ぐ・・・!?」

    リヴァイ「・・・」

    ハンジ「元の材質は同じはずなんだ…巨人化を解いた後も蒸発せずに石化した虚像を残せるのならあるいは…」

    ッス

    ハンジ「本当に…もしそんなことが可能ならだけど、さっきまでそう考えてたんだ」

    エレン「っ・・・」

    エレナ「・・・」

    アルミン「賭けるカチは大いにあると思います…同じやり方が可能なら…ウォール・マリアの奪還も明るいですよね」
  225. 225 : : 2016/02/14(日) 17:58:01
    アルミン「従来のやり方だと大量の資材を運ぶ必要があったからそれを支える人員や兵站を考えると…壁外に補給地点を設けながら進むしかなかった…それにはおよそ20年掛かる計算だったけど、荷馬車を護送する必要も無いとなるとシガンシナ区まで最速で向かうことも可能だと思います」

    ハンジ「なるほど…少数だけなら一気にウォ0ル・マリアまで行けるかもしれないのか」

    エレン「っ・・・」

    エレナ「・・・っ…で、でも・・・」

    皆「!」

    エレナ「エレンは今かなり疲弊しきっている状態なのにそんなこと…っ…」

    エレン「!エレナ・・・」

    ミカサ「・・・」

    リヴァイ「・・・確かにこいつは今かなり消耗している除隊だ、どうするんだ?」

    ハンジ「!あ、うんそこら辺は…」

    アルミン「あぁ…そうだった…」

    エレナ「ぁ…ぇ、ぇっと…」

    エレナは自分がこんな空気を作ってしまったと慌てた

    エレン「大丈夫です」

    皆「!」

    リヴァイ「!」

    エレナ「!エレン!?」

    エレン「大丈夫だエレナ」

    エレナ「!で、でも…」

    エレン「疲弊しきってんのは俺だけじゃなくてエレナ達皆ものだ」

    エレナ「!ぅぅ…(…はぁ…またやっちゃった…)」

    エレン「…俺が穴を塞ぎます!必ず!」

    ミカサ「!」

    アルミン「・・・」

    エレン「(アニが使ったあれを…俺には絶対できないってことはないはずだ…あいつにもできたんだから…)・・・」

    チャリ

    ミカサ「!」

    エレン「もうわけがわからん状況にはうんざりなんだ…まず…今からウォール・ローゼを塞ぐ、ウォール・マリアを塞いだら次は地下室だ」

    ガラガラガラガラガラガラ

    エレン「そこにすべてがあると言っていた親父の言葉が本当なら親父の消息の手がかりも…そこにすべての答えがあるはずだ…」

    エレナ「!!(…お父さん…)」

    エレン「そうすりゃわかるだろ…この怒りの矛先をどこに向ければいいかが…(…そして最後まで絶対エレナと生きるんだ…エレナとずっと一緒にいるためにも…!!)」

    ミカサ「・・・」

    ハンジ「ん…もうすぐエルミハ区だ」

    エレン「・・・(絶対にエレナを守る!!)」

    エレナ「…ありがとうねお兄ちゃん」

    エレン「!ん?どうした?」

    エレナ「私さっきまたエレンに迷惑かけて…」

    エレン「!迷惑なんて思ってねえよエレナ」

    ッス

    エレナ「!エレン…」

    エレン「お前は俺を心配して言ってくれたんだろ?」

    エレナ「う、うん…」

    エレン「なら何の迷惑でもねえよ、ありがとうな嬉しいぞエレナ」

    ギュゥ

    エレナ「!!うん…ありがとうお兄ちゃん…」

    エレン「あぁ!」

    エレナ「うん…(…エレンは優しいな…本当に…///)…へへっ」

    エレン「ん?」

    エレナ「大好きだよ!」

    ギュゥ

    エレン「!!俺も大好きだ(…すっげえやる気でてきたぞ)」

    エレナ「うん!///(ありがとうねお兄ちゃん!)」


    ミカサ「・・・ねぇ、アルミン」

    アルミン「!な、なに?」

    ミカサ「…凄くエレナがうざい」

    アルミン「!えっ!?(…ミカサ怖すぎ…と言うかエレンもエレナも人前でやめてよ!?)」


    リヴァイ「俺と司祭はここまでか…後は任せたぞお前らはエルヴィンが決めた即席の班だ、わかってるなアルミン」

    アルミン「!は、はい!!(びっくりすたぁ…あ、噛んだ…)」
  226. 226 : : 2016/02/15(月) 18:58:10
    リヴァイ「ミカサ…お前の能力はすべてエレンを守る事に使え」

    ミカサ「・・・!」

    エレナ「!」

    エレン「・・・」

    ミカサ「はい!もちろんです」

    リヴァイ「・・・お前がなぜエレンに執着してるか知らんが…自分を抑制しろ」

    ミカサ「っ!!」

    エレナ「!!(あの時の…)」

    エレン「・・・?(抑制しろ…?何のことだ…?)」

    リヴァイ「もうしくじるなよ」

    ガラガラガラガラ

    ミカサ「っ・・・はい、もちろんです…」



    エレン「な、なぁエレナ」

    エレナ「!ん、ん?」

    アルミン「!(エレン?)」

    エレン「自分を抑制しろってなんのことだ…?」

    エレナ「!え、えっと…(…言っていいのかな…)」

    エレン「!・・・別に言えないならいいんだけど…」

    エレナ「!え、えっとね!(ミカサごめん!)ちょっと耳貸して!」

    エレナはそう心で謝り

    エレン「?あ、あぁ(…)」



    エレン「…そういうことか」

    エレナ「!う、うん、えっと、あまり気にしないであげてね?」

    エレン「あぁ、わかってるよ」

    エレナ「!うん!良かった!(ミカサごめんね…、でも知ってもらった方が良い気がしてね…)」

    エレン「あぁ(…正直エレナの温かい息と愛しい声色の方が気になって全然聞いてなかったんだが…)」

    チラッ

    エレナ「・・・!エレン?」

    エレン「!い、いやなんでもねえ」

    エレナ「ん??」

    エレン「(あぁ…エレナの声ってこんなに綺麗な声色だったのか…しかも温かい…///)」

    エレナ「??(どうしたんだろ??)」

    アルミン「・・・(…あの顔…絶対エレナの話聞いてない顔だ…)」

    アルミンは先程偶然エレンとエレナがこそこそと話をしているのを見ていた、話の内容まではわかっていなかったが

    エレン「・・・(…もう一回聞きてぇなぁ…)・・・はぁ…」

    エレナ「!エレン大丈夫?」

    エレン「っど、どうした?」

    エレナ「あ、う、うん溜息ついてたから…」

    エレン「!ちょ、ちょっと疲れててな(…あぁ…もう一回耳元で話してほしいな…)」

    エレナ「!!な、なにかできることあるかな?」

    エレン「!」

    エレナ「あ、え、えっと私全然お兄ちゃんの力になれてないから…その…」

    エレン「っ!!(…流石俺の女神であり天使だ…)エレナ」

    エレナ「!ん、ん?(何か力になりたい…)」

    エレン「この前言った通り、エレナお前は俺の力になれてるぞ、お前が居るから俺は頑張れるんだ」

    エレナ「っ!で、でも…それでも私はエレンの力になりたいの!」

    エレン「!エレナ…(…すっげえ抱きしめたい…)」

    エレナ「ね、ねえお兄ちゃん」

    エレン「ん?」

    エレナ「何かできること、ない…?」

    エレン「!!(…そうだ、ここでさっきのをお願いすればいいのか…うん、そうだエレナも力になりたいって言ってるんだし…エレナの思いを踏みにじらないためにもだ…)っじゃ、じゃあ」

    エレナ「!うん!(やった!お兄ちゃんの力になれる!)」

    エレナはやっとエレンの力になれたと喜んだ

    エレン「俺の耳元で何か喋ってくれねえか?」

    エレナ「・・・へ?(えっ?)」

    エレン「っだ、だめか?」

    エレナ「!え、あ、えっとい、いいよ!」

    エレン「!ほんとか?」



  227. 227 : : 2016/02/15(月) 18:58:16
    エレナ「う、うん!(お兄ちゃんがやってって言ってるんだからやろう!)」

    エレン「じゃ、じゃあ」

    エレナ「う、うん」

    エレナはそう言いながらエレンの耳元に顔を近づけた

    エレナ「え、えっとなにすればいいかな?」

    エレン「何でもいいぞ、ただ何か言ってくれればいい」

    エレナ「!う、うん、えっと、じゃあ…」

    エレン「(何言われるのか楽しみだ…)」

    ガラガラガラガラガラ

    エレナ「ぉ、お兄ちゃん…///(ぅぅ…凄く恥ずかしぃ…///)」

    エレン「っ!?///(っお、お兄ちゃん!!?///しかもあんな綺麗な声色でお兄ちゃん!?///…もう死んでもいいな…///)」

    ドサッ

    エレン「へへっ…///(やべぇ…鼻血出てきた…)」

    エレナ「っ!?ぇ、え!?(えっえっ!?は、鼻血!?)」

    アルミン「!?エレン!?(…ど、どういうことなの…!?)」

    ミカサ「っエレン!?(…何故かとても不快なものを感じる…この鼻血…)」

    リヴァイ「!」

    ハンジ「っ!?え、え!?な、なに!?」

    ニック「!?(っほ、本当に大丈夫なのか…?この兵団は…)」

    エレナ「え、エレン!?大丈夫!?」

    エレン「!っん…あ、あぁ大丈夫だ…///」

    ミカサ「な、なんでいきなり鼻血が・・・」

    アルミン「(…ん?)」

    エレン「(あぁ~…エレナ天使すぎる…///)」

    アルミン「(…うん、心配ないね…)ミカサ」

    ミカサ「!?な、なに!?」

    アルミン「エレンの鼻血心配なさそうだよ」

    ミカサ「!?」

    エレナ「!!え、ほんとう!?」

    アルミン「うん、ただ興奮して鼻血出しただけだと思うから」

    ミカサ「・・・興奮?」

    エレナ「!えっ、な、何に?」

    アルミン「それはぁ…」

    エレナ「?」

    ミカサ「(…なるほど、そう言う事…)」

    チラッ

    エレナ「っ!!ひっ!?」

    エレン「!おい!ミカサお前何エレナ睨んでんだよ!」

    ミカサ「!に、睨んでは…(危ない危ない…ふぅ…)」

    アルミン「(はぁ~…)エレン、ハンカチ」

    エレン「!あ、あxエレナ「!エレン私の使って!」

    エレン「!え?」

    アルミン「!エレナ?」

    エレナ「(お兄ちゃんの役に立ちたい!)使って?」

    エレン「!あ、あぁ!」
  228. 228 : : 2016/02/16(火) 18:57:59
    エレン「!あ、あぁ!(そんなに俺の心配を…!)」

    ポロポロ

    エレナ「(こういう時しか役に立てないもん!)っ!え、エレン!?」

    アルミン「!(こんどは泣き始めたよ…)」

    ミカサ「!?え、エレン?」

    リヴァイ「・・・」

    ハンジ「えっ(っちょ、思考が追いつかないんだけど!?)」

    ニック「(本当に大丈夫なのか…?」

    リヴァイ「…何か言ったか?」

    ニック「!!(口に出てた!?)」

    ニックは慌てて頭を振った

    リヴァイ「・・・ッチ(こいつはさっきからなんなんだ…)」

    エレン「・・・(あぁ…嬉しすぎて涙が…)」

    エレナ「え、エレンどうしたの…?」

    エレン「!エレナありがとうな嬉しいぞ感激だ」

    ギュゥ

    エレナ「!え、う、うん良かった!(よ、よくわからないけど嬉しいって事は嬉涙で良いんだよね??…うん!きっとそうだよね!)」

    エレン「あぁ…(エレナ…女神…///)」

    ミカサ「・・・(許さん…)」

    アルミン「…はぁ(…いい加減危機感を取り戻してほしいんだけど…)」

    ガラガラガラガラ、ガチャ

    皆「!」

    着きました

    エルミハ区

    エレン「んしょっと、行くぞエレナ」

    エレナ「!う、うん!」

    アルミン「行くよミカサ」

    ミカサ「うん」

    ハンジ「っちょ!待ってよ!?」

    5人は慌てて走りながら先にリヴァイとは反対の方へ向かった

    リヴァイ「・・・」

    ニック「   」

    リヴァイ「…?おい…止まるな迷子になっちまうだろうが…」

    ドン

    ニック「!こ…れは…」

    リヴァイ「…そりゃこうなるに決まってる…」

    ニック「!?」

    リヴァイ「壁が破壊されちまってんだからな…」

    ニックが見たもの、それは…

    おせぇな・・・

    おいまだかよ!

    うわぁぁぁぁぁぁん

    おいおすなよ!!

    貴方ちゃんと子供の手握っててくださいよ!

    わかってるって!

    沢山の避難民だった

    ニック「っ・・・」

    うえーん

    ニック「!」

    おかーさーんおとーさーん!!

    ニック「あっ…」

    バッ、ガシッ

    ニック「!」

    リヴァイ「おい、何のつもりだ…?」

    ニック「・・・」

    リヴァイ「教会の中でやってた妄想と少し違ったか?あれがお前らが切り捨てようとしてる顔だ…」

    ニック「っっ…!」

    リヴァイ「住処を失った人の表情がよく拝めるな…今は強い不安に襲われている最中だが…お前らの望みが叶って壁の中を巨人で満たすことに成功すれば人が最後に浮かべる表情はこうじゃない、最後は皆同じだ」

    ッス

  229. 229 : : 2016/02/16(火) 18:58:03
    ニック「!!?」

    巨人の臭ぇ口の中で人生最悪の気分を味わいその生涯を終える、人類全員仲良くな

    リヴァイはニックの耳元に口を近づけそう言った

    ニック「・・・(わたし、は…)」

    スタ、スタ、スタ、スタ、スタ、スタ、スタ

    ニック「・・・」

    リヴァイ「・・・」

    ハンジ「こっから先はもう巨人の領域になるよ」

    モブリット「エレン馬には乗れそうか?」

    エレン「!はい…体の力が戻ってきました」

    エレナ「!!エレン無理しないでね?」

    エレン「あぁ、わかってる(…絶対無理はしねぇ…死に急いだまねはできるかぎりやめよう…)」

    モブリット「うん、じゃあ西側のリフトによういしてある急ぐぞ」

    エレン「はい、エレナ」

    エレナ「あ、うん!」

    ハンジ「・・・」

    チラッ

    リヴァイ「・・・」

    ニック「・・・」

    モブリット「!分隊長急ぎましょう」

    エレン「?」

    エレナ「ん?」

    ハンジ「モブリットちょっと待って・・・」

    スタ、スタ

    ハンジ「・・・何か…気持ちの変化はありましたか?」

    ニック「ッ・・・」

    ハンジ「っ!!時間が無い!!わかるだろ!?話すか黙るかハッキりしろよお願いですから!!」

    ニック「!!…私は話せない、他の教徒もそれは同じで変わる事は無いだろう…」

    ハンジ「それはどーも!!わざわざ教えてくれて助かったよ!!」

    ニック「…それは自分で決めるにはあまりにも大きなことだからだ、我々にはあまりにも荷が重い…」

    ハンジ「!」

    ニック「我々は代々強固なる契約制度を築き上げ壁の秘密をある血族に託してきた、我々は話せない、だが…壁の比三tを話せる人物の名を教えることならできる…」

    ハンジ「!?・・・、責任を押し付けて自分達の身や組織を守ってきたってこと?」

    ニック「・・・そうだ…、その子は…3年前よりその血族の争いに巻きこまれ偽名を使って身を隠している、その子はまだ何も知らないが…壁の秘密を知り公に話すことを選べる権利を持っている、今年、調査兵団に入団したと聞いた」

    エレン「!?」

    ニック「その子の名は…」

    ニック「――――」



    エレン「っあ、あいつが!?」

    エレナ「えっ…!!?」

    アルミン「え・・・」

    ミカサ「!!?」

    ハンジ「・・・っえ、誰・・・!?」

    ニック「彼女を連れてこい、彼女なら我々の知りえない真相を知る事ができるだろう、その上で…」
  230. 230 : : 2016/02/17(水) 18:58:09
    ニック「それを話すかどうかは彼女次第だが…私ができる譲歩はここまでだ、後はお前達に委ねる」

    ハンジ「その子…104期だから…今は…最前線にいるんじゃ…」

    ギュ

    ダッ!!

    エレナ「!?え、エレン!?待って!?」

    ミカサ「!?」

    アルミン「!?」

    ハンジ「えっ?」

    エレン「行きましょう!!とにかく現場に急がないと!!急ぐぞ!エレナ!」

    エレンはエレナの手を取り走った、そしてエレナも引っ張られ走った

    ハンジ「っちょ!待って!まだ104期全員の名前を知らないんだけど…」

    エレン「あの一番小さい子ですよ!!」

    エレナ「!(クリスタ…!)」

    アルミン「金髪の長い髪で…えーっとあと…かわいい!」

    ミカサ「ユミルといつも一緒にいる子です」

    ハンジ「えっ・・・?」

    リヴァイ「?」

    ユミル…?


    ドドッドドッドドッ!!

    ユミル「っ…」

    チラッ

    クリスタ「っ・・・」

    もうこの辺は壁に近いので人が住んでいる地域ではありません

    ナナバ「そう…思ったより早く済んだね」

    ナナバ「・・・よし、このまま南下しよう」

    ユミル「!」

    クリスタ「!?」

    ユミル「…なぜですか?これより南に人はいないでしょう」

    ナナバ「破壊された壁の位置を特定しなければならない…西側から壁沿いにはして探そう、南班だけでやるより早いはずだ」

    ユミル「・・・(おいおい巨人にエサになれってか!?)」

    ユミル「…私とクリスタは戦闘装備が無いんですよ?これより南には巨人がうじゃうじゃいるはず…私達は奴らのおやつになる可能性が高い」

    ドドッドドッ

    ユミル「私とクリスタを前線から一旦引かせてください」

    クリスタ「!?ユミル!?」

    ナナバ「ダメだ」

    ナナバ「何が起きるかわからないんだ、連絡要員は一人でも確保しておきたい気持ちはわかるが兵士を選んだ以上は覚悟してくれこの初期対応にすべてが掛かっている…」

    ユミル「・・・」

    クリスタ「ユミル…私はここで最善を尽くしたい、だって…私は自分で調査兵団を選んだんだから…(…うん、私は自分で選んだんだ…エレンの所に行きたいって…)でも…あなたはそうじゃあいでしょう?あの時…調査兵団を選んだのは私が…」

    ユミル「私が!?はっ!?私のためにとでも言いたいのか!?(…確かにお前の為でもあるが…)」

  231. 231 : : 2016/02/17(水) 19:01:26
    ユミル「私が!?はっ!?私のためにとでも言いたいのか!?(...確かにお前の為でもあるが...エレナの奴の為でもあるんだよ...)」

    修正です
  232. 232 : : 2016/02/17(水) 19:01:44
    今日はあまりできませんでした...
  233. 233 : : 2016/02/17(水) 19:14:49
    突然なんですが誰かコメントをくださいf^_^;)

    なんでもいいのでよろしくです!
  234. 234 : : 2016/02/18(木) 18:42:27
    クリスタ「っじゃあ何で今ここにいるの?理由が無いなら今直ぐ逃げてよ…」

    ユミル「っ…」

    ユミルが何故クリスタだけじゃなくエレナも含まれているのか、理由は単純だった、何となくエレナの事が好きになってしまったからである、 別に恋愛とかそこら辺ではなくエレナの真っ直ぐで素直な魅力に引き寄せられただ友人として守りたくなった、ただそれだけだった

    ドドッドドッドドッ

    クリスタ「やっぱり…私の実力が今期の10番内に見合うはずがない…、誰に聞いたって10番内はあなただと答えるはず…どうやったかわからないけど…」

    クリスタ「あなたは私に憲兵団を目指すよう促すばかりかその権利さえ私に渡そうとした…」

    ユミル「・・・」

    クリスタ「何で…何で私にそこまでするの?」

    ユミル「・・・」

    クリスタ「…っ…私の・・・生まれた家と関係ある?」

    ユミル「…あぁ、ある」

    クリスタ「!!」

    ユミル「…でも」

    クリスタ「!え?」

    ユミル「…最初はお前だけだったがもう一つ理由がある…」

    クリスタ「!そ、それって?」

    ユミル「…エレナだ」

    クリスタ「!エレナ?」

    ユミル「あぁ、あいつの真っ直ぐな目を見てたら何となく守りたくなったんだよ…」

    クリスタ「!!うん、私もそれ、わかるよ」

    ユミル「…そうか」

    クリスタ「うん、兄のエレンと同じで凄く真っ直ぐな所、私も好きだよエレナ」

    ユミル「!へぇ、私はてっきりエレナのやつに嫉妬してるのかと思ってたんだけどな」

    クリスタ「…うん、確かに嫉妬、してるかもしれないけど」

    ユミル「・・・(嫉妬してるのかよ…)」

    クリスタ「…でも、私はエレンと同じくらいエレナの事も好きだよ、あ勿論エレナの事は大切な友達としてだけど」

    ユミル「!」

    その時笑った微笑みはいつもの嘘偽りの笑顔とは違い本当に心の底からの笑顔だった

    クリスタ「?ユミル?」

    ユミル「…いや、なんでもない(…そんな顔もできんのかよ)」

    クリスタ「!そっか(…良かった、ユミル私だけじゃなくて他にも理由あったんだ…、…早くエレンとエレナに会いたいな)」



    ドドッドドッ!!

    巨人出現より9時間後 南班

    ライナー「待てコニー!!落ち着け!!どこに巨人がいるかわからんぞ!一旦下がれ!!」

    ドドッドドッ!!

    コニー「うそだろ…誰か…!?誰かいないのかよ!?」

    ドドッ!!

    コニー「俺だ!!コニーだ!!帰ってきたぞ!!」

    ヒュ~~~~~~~~…

    コニ「っ!!!」

    ドドッ!!ドドッ!!

    コニー「!!俺の家…!父ちゃん母ちゃんサニー…マーティン…」

    フッ

    コニー「っ!!!!?」

    コニーは自分の言えの前まで来見た、そこには

    巨人「・・・」

    巨人が居た

    ガシッ!!

    コニー「!?」

    ライナー「コニー下がれ!!」

    コニー「っ…お…俺の…家だ…俺の…」

    シゃッ!!

    コニー「!!」

    ライナー「!」

    お前らは下がってろ!!

    周囲を警戒しろ!」

    ドドッドドッ!!

    巨人「・・・」

    ・・・!?待て…こいつ、動けないのか!?

    あの手足では…無理だろう!

    コニー「っ!!?」

    ライナー「!?(…あんな巨人見た事ねえ…)」

    ・・・じゃ、じゃあこいつ…どうやってここまで来たんだ!?



    スタ、スタ、スタ、スタ

    ポタポタポタポタ…

    コニー「・・・」

    タッタッタッタ!!

    ライナー「コニー!生存者はいたか!?」

    コニー「・・・いない」

    ライナー「!!」

    ベルトルト「・・・っ」

    コニー「いねぇよ……もうおしまいだ……どこにも…ねぇんだよ、俺の故郷はもうどこにも…なくなっちまった…」

    ライナー「・・・っ・・・」
  235. 235 : : 2016/02/18(木) 18:42:33
    ガシッ

    コニー「・・・」

    ベルトルト「っ・・・(…ライナー…今の君はどっちなんだい…?)」

    サッサッ

    おい…何か妙だぞ、誰か死体みを見たか?

    コニー「・・・」

    ライナー「・・・いいえ」

    ベルトルト「・・・見てません」

    そんなことがあるのか?巨人が一滴の血も残さずに集落を壊滅させるなんてこおtが・・・

    !全員逃げたんだよ!巨人に食われて一切痕跡が残らないなんてありえないよ!誰も食われてないってことだ…家族も村の人も・・・きっと巨人を発見したのが早かったんだ

    コニー「!!っそうか…!そう…ですよね!?」

    っあぁ…だから皆何時間も前にここを出たんだよ既にウォール・シーナの内側にいるんじゃないかな?

    !・・・(ありえない点は他にもある…村人の避難が本当に完了していたというのなら…巨人が誰もいないはずの空き家をこうも徹底して壊したりするもんか?、何より不可解なのはさっき見てきた村の馬小屋に多くの馬が繋がれたままだったことだ…馬なしで逃げても生存はかなり薄いだろうに…)」

    ・・・(何にせよコニーにあの馬小屋を見せるわけにはいかん)松明はもう揃ったな」

    スタ、スタ

    これより壁の破壊箇所を特定しに行く、出発するぞ

    コニー「・・・」

    チラッ

    巨人「・・・」

    コニー「ハイ」

    タッタ

    カシッ

    オ・・・アエり・・・

    コニー「・・・は?」

    チラッ

    巨人「・・・」

    コニー「・・・」

    ドクン、ドクン

    コニー「は・・・今・・・」

    ドクン、ドクン

    おい!!コニー!!

    コニー「!?」

    ライナー「急げ!ゲルガー達に遅れちまうぞ!!」

    コニー「ライナー・・・聞いたか!?今あいつが―――」

    ライナー「俺には何も聞こえてない!!とにかく喋ってないで今は…任務に集中しろ!!」

    コニー「なんか…なんか…あいつさぁ…ありえないんだけど…、なんか…母ちゃんに…」

    ライナー「!!コニー!!お前は今がどんな状況かわかってんのか!?今の俺達の働きが何十万人もの命に直接影響してんだぞ!?」

    コニー「!?」

    ライナー「それともそんなありえない妄想でもしてる方が大事なのか!?今考えるなら今避難しているお前の家族のことだろ!?兵士なら今最善を尽くせ!!」

    コニー「……あぁ…」

    ギュ!!

    コニー「そうだ…その通りだ!!」

    ダッ!!

    ドドッドドッドドッドドッ!!!!

    コニー「・・・」

    ライナー「・・・(…ごめんな…コニー…)」

    ベルトルト「・・・(ライナー…、大丈夫なのか…?)」


    東防衛線

    駐屯兵団一師団精鋭部隊

    まだだ!引きつけろ!

    撃てぇ!

    ドンドンドンドン!!!

    砲弾を巨人の足元に撃ちバランスを崩したところを

    ヒュ~~~~~!!!

    フォン!!!

    ザクッ!!!!

    ズゥゥゥゥ

    リコ「・・・やったか…」

    ダン!!

    リコ「!」

    いけますよリコ班長!この調子ならこの防衛線も維持できます!

    リコ「・・・イヤ、巨人の恐ろしさは数の力だ…集団で来られたらここも直に突破されてしまうだろう…ただ…何だろう…何か……おかしい」



    駐屯兵団ウォール・ローゼ対策部隊

    ハンネス隊長どうかされました?

    ハンネス「・・・みまだに一匹も巨人と遭遇しないとはな…(…エレン、エレナ無事なのか…?)」


    南班

    巨人出現より11看護

    ゲルガー「ハァハァ・・・」

    ドクン、ドクン

    ライナー「っ・・・」

    っ・・・

    ゲルガー「(もっと急がねぇと…だが…これ以上速度を上げるのは自殺行為だ…見えるのは足元がやっと流石に真っ黒闇の中道なき道を馬で駆けるなんて正気じゃねぇ…しかもいつどの瞬間暗闇から巨人が飛び出して来たっておかしくねぇときた…いや…このまま穴に近づけばそうなる…ッちくしょう…おかしくなりそうだ…)」

    ゲルガー「ハァハァハァ…」

    ライナー「・・・(…すっげえ怖いな…)」

    ベルトルト「(…こんなにも怖いものなのか…)」

    ゲルガー「(いつだ…いつ現れる…)うっ・・・!?」
  236. 236 : : 2016/02/18(木) 18:58:29
    目の前には何か光が見えた

    スタ、スタ

    ゲルガー「!!」

    ナナバ「!!」

    ユミル「!?」

    クリスタ「!!(皆!!)」

    ゲルガー「お前らも壁に沿ってきたのか?」

    ナナバ「あぁ…それで…穴はどこに?」

    ゲルガー「・・・は?」

    ナナバ「?・・・・こっちはかなり西から壁沿いを迂回してきたんだけど異常は何も無かったこっちじゃないとすればそっちが見つけたはずでは?」

    ゲルガー「  いいや…こちらも穴など見てない」

    ナナバ「!?」

    み、見落とした可能性は?

    ゲルガー「ありえない…巨人が通れるほどの壊滅跡だぞどうする…もう一度確認してみるか?」

    ナナバ「そうすべきだが流石に馬も我々も疲労が限界に来てる」

    チラッ

    クリスタ「ハァハァ…(ぅ…きつい…)」

    ユミル「・・・」

    ナナバ「せめて月明かりがあればな…」

    ッス

    ナナバ「!お・・・」

    月明かりが照らしたものは、それは城だった


    一方エレン達は


    エレナ「ぅ…暗すぎるよぉ…」

    エレン「あぁ…暗すぎるな…(…エレナ悪い…可愛いと思った…)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「た、確かに暗いね・・・・」

  237. 237 : : 2016/02/19(金) 18:51:38
    ドドッドドッドドッ!!

    ハンジ「ん、ここの塔からなら壁が見渡せそうだな」

    モブリット「(…緊張感がないのかもしれないんだけど…)」

    ハンジ「?モブリット?」

    モブリット「!い、いえ!(…馬に乗りながらよく地図なんて読めるなぁ…夜で暗いのもあるのに…)」

    ハンジ「??」


    ドドッドドッ!!

    エレナ「ぅぅ…(暗すぎてよく周りが見えないよ…)」

    エレン「…にしてもエレナが言った通り本当に暗いな」

    アルミン「う、うん」

    ミカサ「…確かに(…こんなに暗いとは思わなかった…)」

    流石のミカサも少し冷や汗が出ていた

    エレナ「(…っ!も、もし今巨人が出てきたら・・・!!)」

    エレナは辺りを見た

    エレナ「(ぅ…全然見えない…)」

    エレン「…なぁ、アルミン」

    アルミン「!ん、ん?なに?」

    ミカサ「・・・」

    エレン「…思った事があるんだ」

    アルミン「な、なに?」

    エレン「…今こんな早く馬で駆けてるけどよ…」

    アルミン「う、うん」

    エレン「…もし、巨人に引っかかったらどうなるんだ…?」

    エレナ「!!」

    アルミン「っ!!や、やめてよ!怖いだろ!?」

    ミカサ「・・・エレン、縁起が悪いからやめて…」

    エレン「!あ、あぁ悪い…!エレナ?」

    アルミン「?」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「ぅ…ぅぅ…」

    エレンはエレナを見て何かおかしいと思った

    エレン「??エレナ?」

    エレナ「!!っな、なに?」

    エレン「え、いや返事ねぇなって」

    エレナ「あっ、ご、ごめんね?ぼ、ぼーっとしてた」

    エレン「…そっか(…何か隠してんな)」

    エレナ「う、うん!(…あぁ…怖いよぉ…)」

    アルミン「・・・」

    ミカサ「・・・(…こんなに暗い中でもエレナが嘘をついてる事がわかる…何て純粋な子なの…)」

    ドドッドドッドドッ!!

    エレン『もし、巨人に引っかかったらどうなるんだ…?)』

    エレナ「っ!!」

    アルミン「!」

    ミカサ「・・・」

    エレン「エレナ」

    エレナ「!ん、ん?」

    エレン「…さっき俺が言った事気にしてんなら気にすんなよ?冗談だから」

    エレナ「!!っえ、えぇ!?あれ冗談だったの!?怖すぎるよ!?」

    アルミン「(うん、エレナに同意…)」

    ミカサ「(先程のあれは冗談では済まされない怖さだった…)」

    エレン「!!あ、あぁごめんな?エレナ…ただすっげえ空気が重い状態だったからよ、話すにも話せなくなっちまうと思って…」

    アルミン「!エレン・・・」

    ミカサ「!エレン…!!(…流石私のエレン…)」

    エレナ「!!う、ううん!き、気にしないで?(う、うん!そ、そうだよ!お兄ちゃんは重たい空気を和ませようとしたんだよ!)あはは…エレンありがとう」

    ニコッ

    エレン「!!あ、あぁ!!(…暗くてよく見えねえが微妙に見える笑顔…いいな)」

    エレナ「うん!(それにそんなに沢山巨人が居るってわけでもないだろうsカサカサ!!

    エレナ「!!っきゃぁぁ!!!」

    エレン「っ!?エレナ!?」

    ドドッドドッ

    アルミン「っ!?え!?な、なに!?」

    ミカサ「!?エレナ!?」

    ハンジ「!!え、なに!?どうしたの!?」

    モブリット「!?」

  238. 238 : : 2016/02/19(金) 18:51:42
    エレナ「ぅぅ…」

    ドドッドドッ

    スタッ

    エレン「エレナ!?大丈夫か!?」

    エレナ「っ!!ぅぅ…!」

    ギュゥ!!

    エレン「っ!!え、エレナ?」

    エレナ「こわぃよぉ…お兄ちゃん…」

    エレン「・・・え?」

    ドドッドドッ

    アルミン「エレン!エレナ!」

    ミカサ「!?」

    エレン「!アルミン」

    ドドッドドッ

    ハンジ「え、な、なに?どうしたの?」

    ハンジ達はエレン達の今の状況が訳わからず聞いた



    ドドッドドッドドッ

    エレン「エレナ大丈夫か?」

    エレナ「・・・ぅん…(お兄ちゃんの背中温かい…///)」

    ギュゥ

    エレン「っ!!///(…顔が見えねえのに可愛いってわかるぞ…///)」

    アルミン「あ、あはは…(…巨人は倒せるのに…)」

    ミカサ「・・・(暗い所はもっと怖い、か…)」

    ハンジ「っはぁ~…こんな子初めて見たよ…」

    モブリット「ま、まぁ分隊長あまり気にしなずに…」

    ハンジ「…いや、無理だろ…」

    先程ハンジはエレナが泣いていた理由を聞いた

    それは

    エレナ『こわぃよぉ…お兄ちゃん…』

    これだけだった

    ハンジ「…はぁ~~あの子…思った以上に女の子だな…」

    モブリット「・・・え?」

    エレナが先程馬から落ちた理由、それは草が揺れた音に驚き思いっきり馬から落ちたのだった

    ドサッ!!

    エレナ『っ痛ぃ…(…ぅぅ…もうやだぁ…暗いの怖いよぉ…)』

    ドドッドドッ

    エレン『エレナ!?大丈夫か!?』

    エレナ『っ!!ぅぅ…!(お兄ちゃん…)」

    ギュゥ

    エレン『っ!!え、エレナ?』

    エレナ『こわぃよぉ…お兄ちゃん…(暗いのこわぃ…)』

    エレン『・・・え?』

    とこうなっていた、そして今は仕方なくエレナはエレンの後ろに乗っていた


    ハンジ「…まぁ、いいか、それより早くウルガルド城を目指すよ」

    モブリット「!あ、はい!」

    ハンジ「えっと、南西の壁近くにある古城だね…」
  239. 239 : : 2016/02/19(金) 18:58:13
    戻ってクリスタ達が居る所は

    ガコン

    ゲルガー「ったく…壁の近くだっていうのに…最近まで誰かが住んでた跡があるぞ…」

    パチパチ…

    ライナー「ならず者が根城にしてたんだろうな…看板にはウトガルド状跡って書いてあった、こんな所に古城があるなんて…知らなかったよ」

    ガチャ

    ゲルガー「おいおい…見ろよこんなもんまであったぞ…」

    ゲルガーそりゃ酒かい?、まさか今飲むつもり?

    ゲルガー「・・・バカ言えこんな時に…」

    スタッ

    ゲルガー「しかし盗品のおかげで体を休める事ができるとは…」

    ナナバ「これじゃあどっちが盗賊かわかんないね」

    ハハハ・・・
  240. 240 : : 2016/02/20(土) 17:45:47
    よくわからないけどssnote開きませんでしたねww
  241. 241 : : 2016/02/20(土) 17:58:26
    クリスタ「・・・(…エレン達どうしてるかな…)」

    ユミル「・・・(疲れたな…)」

    コニー「・・・」

    ライナー「(・・・)」

    ッス、スタ、スタ

    ゲルガー「お前達新兵はしっかり休んでおけよ…、日が沈んで結構経ってるからもう動ける巨人は居ないと思うが我々が交代で見張りする、出発は日の出の4時間前からな」

    クリスタ「…、あ、あの…」

    ゲルガー「?ん?」

    ユミル「・・・」

    クリスタ「っ、も、もし…本当に壁が壊されていないとするなら巨人は…どこから侵入してきたんでしょうか…?」

    ベルトルト「・・・(…クリスタの言う通りだ…今回の事は僕達は何もしらない…)」

    ライナー「・・・(…エレナが居ない今クリスタは癒しだな…こんな事エレンの前では絶対言えないが…)」

    コニー「・・・」

    ゲルガー「それを突き止めるのは明日の仕事だ(…今はそんな事考えてる暇ないっての…)今は体を休めてろ」

    コツ、コツ、コツ、コツ

    クリスタ「っ…(…今の私達が言えた事じゃないけど…エレンエレナ…大丈夫かな…エレン達も動いてるよね…多分…)」

    ユミル「・・・お前の言う通りほんとどこから湧いて来たんだろうな、巨人共」

    クリスタ「!う、うん、だよね……、!もしかしたら当初想定した程のことにはなってないんじゃ・・・ないでしょうか…?えっと、その…」

    あぁ…確かに巨人が少ないようだ、壁が本当に壊されたにしちゃぁなぁ

    ナナバ「私達が巨人を見たのは最初に発見した時だけだ…」

    ユミル「・・・!コニー、お前の村はどうだった?」

    コニー「   壊滅した 巨人に…踏みつぶされた後だった」



  242. 242 : : 2016/02/21(日) 17:01:44
    クリスタ「っ!!?」

    ユミル「!!っ…そうか…そりゃぁ」

    コニー「でも誰も食われてない、皆うまく逃げたみたいでそれだけは…良かったんだけど」

    ユミル「っ・・・(…誰も食われてない…?)村は壊滅したって言わなかったか?」

    コニー「家とかが壊されたけど村の人に被害なかったんだ」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「・・・っ…」

    コニー「もし食われてたらその…血とかの跡が残るもんだろ?それが無いってことは…つまりそういうことだろ」

    ユミル「・・・・・・(…つまり、それって…)」

    クリスタ「・・・、ユミル…?」

    ユミル「!な、なんだ?」

    クリスタ「え、えっとなんかぼーっとしてるなぁって…」

    ユミル「!な、なんでもねえよ…」

    コニー「ただ…ずっと気になっているのが…俺の家にいた巨人だ自力じゃ動けねぇ体でなぜか俺の家で寝てたんだよ…っ、そんでよぉ…そいつが何だか母ちゃん似てたんだ…ありゃぁ一体さ…」

    ベルトルト「・・・(…コニー…)」

    ライナー「!コニー…まだ言ってんのかお前はー」

    バッカじゃねーの

    コニー「!!」

    ユミル「ダハハハハハハハ…お前の母ちゃん…巨人だったのかよコニー!?じゃあ何でお前はチビなんだよ!?おい!?」

    クリスタ「ゆ、ユミル??(えっ…ど、どうしちゃったの…?)」

    コニー「!?」

    ライナー「ゆ、ユミル?」

    ベルトルト「っ・・・(ッ…な、なんだいきなり…?)」

    ユミル「えぇ?コニー…!?お前そりゃ辻褄が合わねぇじゃねえかよ!お前バカだって知ってたけどこりゃあ逆に天才なんじゃねえか!?ダハハハハハハ!!!(…何言ってんだ私…)」

    ゲルガー「な、なんだ?」

    ナナバ「あまりのコニーの意味不明な言葉に狂ってしまったのかも…」

    ???「ど、どうしたんだろ…?」

    コニー「っ、あぁ…もううるせぇな…バカらしくなってきた…///


    ユミル「つまりその説が正しければお前の父ちゃんも巨人なんじゃねえのか??(…正しければなんじゃない…)」

    コニー「な、何が言いたいんだよ…」

    ユミル「つまりだ、お前の父ちゃんも巨人じゃあいと○○○できねええだろ?」

    クリスタ「っぶ!!!?///」

    ゲルガー「え」

    ナナバ「!!?///」

    ライナー「  」

    ベルトルト「  」

    コニー「っ!!///う、うるせぇぇぇぇ!!クソ女もう寝ろ!!!」




    クリスタ「はぁ~~~~…」

    ユミル「?どうしたよクリスタ」

    クリスタ「どうしたよじゃないよ…先輩達も居る所であ、あんな・・・///」

    ユミル「??」

    クリスタ「…ユミル分かってて知らん顔してるでしょ…///」

    ユミル「何の事だ??」

    クリスタ「だ、だからユミル「あぁ、さっきのsexか」

    クリスタ「っ!!!?///」

    ユミル「あ?お前あんな言葉で恥ずかしいと思ってんのか…」

    クリスタ「ゆ、ユミルが非常識なの!!///」

    ユミル「そうか??」

    クリスタ「そうなの!!///」

    ユミル「ははははは!今頃ライナーの奴とかやってるかもな○○○ー」

    クリスタ「っ!!ゆ、ユミル失礼だよ!!///」

    ユミル「別にさっきのよりは汚くもねぇだろ」

    クリスタ「っ!もういい!///」

    クリスタはそう言いそっぽ向いた

    ユミル「おいおいクリスタ機嫌悪くするなよ」

    クリスタ「ふん!///」

    ユミル「…あ、そうかエレンの奴とやってる想像して恥ずかしいのかぁ…」

    クリスタ「っ!!!?え、えぇ!!?///」

    ユミル「あ?なんだよいきなり大声あげて?」

    クリスタ「!!いきなりって…!!ユミルがそ、そんな事言うからでしょ!!?///」

    ユミル「うるせぇな…耳元で大声あげなんなよ…」

    クリスタ「っ!!///」

    ユミル「まぁお前がこの前寝る前にオナnクリスタ「ムゥ!!///」

    ユミル「んっぅ!!?」

    クリスタ「ムゥ…///」

    ッス

    ユミル「っぷはぁ!!」

    クリスタ「ふん…///」

    ユミル「はぁはぁいきなり人の口塞ぐなよ…」

    クリスタ「ユミルが悪いのよ…///」
  243. 243 : : 2016/02/21(日) 17:01:48
    ユミル「…ふぁ~ぁ…そうかって腹減ったなぁ」

    スタ、スタ、スタ

    クリスタ「もぅ…///」

    ナナバ「ははは」

    クリスタ「!ナナバさん?」

    ナナバ「ユミルって子、面白いね」

    クリスタ「!そ、そうですか?」

    ナナバ「うん、あんな空気の中でよくあ、あんな言葉が出たもんだよって思ってね…///」

    クリスタ「!で、ですよね…(…ナナバさんって、結構可愛い…うん可愛い…)」

    ナナバ「それでクリスタはエレンが好きなのかな?」

    クリスタ「っ!!な、なんでそれを!?///」

    ナナバ「ん?あぁ、いやあんな大声で話してたら普通にわかるからね」

    クリスタ「!そ、そうです、ね…///(あぁ!!私何であんな大声で!!///)」

    ナナバ「そっか…クリスタくらいの年頃だと普通にその…○○○ーくらいもするよね」

    クリスタ「っ!!///」

    ナナバは普通に笑いかけながら普通に言った

    クリスタ「な、ナナバさん」

    ナナバ「!ん?」

    クリスタ「恥ずかしくないんですか…?」

    ナナバ「あぁ、〇〇〇―かな?」

    クリスタ「!は、はい…///」

    ナナバ「う~ん、恥ずかしいような恥ずかしくないような、かな…」

    クリスタ「そ、そうですか…///え、えっとナナバさんもしたりするんですか?」

    ナナバ「!!う、う~ん忙しいからもうだいぶしてないかな…///」

    クリスタ「!!やっぱりナナバさんでもするんですね///」

    ナナバ「ん?やっぱり?」

    クリスタ「ナナバさんって真面目そうですからそういうのしなさそうだと…///」

    ナナバ「あぁそういう…これでも私は乙女だよ?」

    クリスタ「!!そ、そうですよね///(…ぅすみませんナナバさん)」

    ナナバ「ははは、そんな困った顔しないで?」

    クリスタ「は、はい///(…そっかナナバさんもするんだ…良かったぁ///)」


    スタ、スタ、スタ

    ライナー「ユミル…何してんだ?」

    ユミル「何だよライナー…夜這いか??」

    ライナー「…お前さっきもそんな事言ってたな」

    ユミル「ん、あぁsexか」

    ライナー「…お前、そんな事言って恥ずかしくないのか?」

    ユミル「あぁ別に動物の本能だろそんなの」

    ゴソゴソ

    ライナー「う、う~ん動物…(…人間には知能があるはずだが…)」

    ユミル「そういや、クリスタの奴あいつエレンで〇〇〇―してるってな」

    ライナー「   」

    ユミル「・・・お!こりゃいけそうだ鰊は好みじゃねえが…・・・!(これは…)」

    ライナー「な、なぁ今nおっと!」

    ユミル「・・・」

    ライナー「これは、缶詰か?・・・・・・!?何だこの文字は?俺には読めない「にしん」って書いてあるのか?」

    ユミル「  」

    ライナー「お前よくこの文字が読めたな・・・ユミル(…どう言う事だ、何でユミルが…)」

    チラッ

    ユミル「      」

    ライナ「っ!!」

    全員起きろ!!屋上に来てくれ!!全員すぐにだ!!

    ライナー「!!」

    ユミル「!!」

    クリスタ「え!?」

    ナナバ「!!」

    コニー「んぁ…?」

    ベルトルト「ん…?」

    ゲルガー「ふぁ~ぁ…」

    タッタッタッタッタ!!!



    ゲルガー「っな、なんだよこれ!!?」

    巨人「むわ~~~…」

    巨人「うぇぁ~…」

    巨人「・・・」

    月明かりが出てきて…気づいたら…

    ライナー「おいおいまじかよ…」

    ベルトルト「っ!!」
  244. 244 : : 2016/02/21(日) 17:57:45
    ゲルガー「何でまだ動いてんだ!?日没からかなり時間が経ってるのに!?」

    クリスタ「ど、どうなってるの・・・?」

    コニー「おい!!あれを見ろ!!」

    ライナー「ん?どうしt」

    ベルトルト「?ライん」

    コニー「でけぇ…なんだあいつは…」



    ゴオオオオオオオオオオオオ…

    ズシン、ズシン

    猿「・・・」


    コニー「巨人・・・?って言うか・・・何かありゃぁ獣じゃねえか、なぁ?」

    チラッ

    ライナー「ぁ・・・」

    ベルトルト「ぁぁ・・・」

    ユミル「っ・・・」

    コニー「・・・?あ…あいつ…壁の方に…」


    猿「・・・」

    ズシン、ズシン


    ドオオオオオオン!!!

    ゲルガー「おいおいおい!!」

    ウッ・・・!!

    ナナバ「これは…かなりやばいね…」

    クリスタ「っ・・・」

    ゲルガー「何…入ってきてんだよ!!ふざけんじゃ…ねえ…!!」

    シゃッ!!

    !!ゲルガー

    ゲルガー「ふざけんじゃねえぞ!!酒も飲めねぇじゃねえか俺は!!てめぇらのやめによぉ!!」

    ナナバ「!!新兵下がっているんだよ」

    クリスタ「!!ナナバさん!」

    ナナバ「大丈夫だよ、ここからは立体起動装置の出番だ」

    ダッ!!

    ナナバ「行くぞ!!」

    クリスタ「あっ・・・!!」



    ガシッ

    ガシッ

    ヒョォォォォォォ~~~~…

    猿「・・・(…)」





    ドドッドドッドドッドドッ!!

    エレン「ハンジさん」

    ハンジ「!ん?なに?」

    エレン「今、どこに向かってるんですか?」

    ハンジ「えっとね、ウルガルド城だよ」

    エレン「?ウルガルド城?」

    モブリット「うん、南西の壁近くにある古城だよ」

    エレン「へぇ…」

    ハンジ「そこからなら壁が見渡せそうだしね」

    エレン「なるほど…、っ!」

    チラッ

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    エレン「あ・・・」

    アルミン「ね、寝てる…」

    ミカサ「エレンエレナ掴んであげてて」

    エレン「あ、あぁ(…エレナすげぇなよくこの状況で寝れるな…いや、よっぽど疲れが溜まってたんだな…)」

    ナデナデ

    エレナ「んぅ…スゥ…スゥ…おにい、ちゃん…」

    ギュ

    エレン「・・・(よく頑張ってんな…エレナ…)」

    アルミン「(エレンってあんな顔できるんだ…)」

    ミカサ「(凄い久しぶりに見たエレンのあの顔…///)」

    エレンはエレナや他の子供達には優しい微笑みがたまにできていた、いつもは悪人面だが

    ハンジ「私でもあんな事できないよ…」

    モブリット「(ハンジさん…人の事言えませんよ…)」

    ミカサ「・・・ところでハンジさん」

    ハンジ「ん?」

    ミカサ「その城は後どのくらい?」

    ハンジ「えっと、モブリット」

    モブリット「えっ、えっと大体10分くらいかと」

    ハンジ「ん、ありがと」

    ミカサ「10分…」

    エレン「…そういや、あいつが壁の事知れる権利があるなんて驚いたな」

    アルミン「!う、うん…僕も最初凄い驚いたよ、まさか…」

    ミカサ「…うん、まさかクリスタが…しかもクリスタって名前を偽って入っただとか…」

    アルミン「どう言う事なんだろうね…」

    エレン「あぁ…(…エレナ、お前はどう思ってんだろうな…)」

    エレナ「スゥ…スゥ…んぅ…っへへっ…///」

    エレン「!?(何の夢見てんだ…!?俺以外の男の夢だったら今から叩き起こして…!!)」

    エレナ「おにい、ちゃん…おかあ、さん…///」

    エレン「!!(…ごめんなエレナ…)」

    アルミン「?エレン?」

    エレン「…なんでもない(…早く巨人殺さねぇと…!!)」

    ミカサ「・・・」
















  245. 245 : : 2016/02/21(日) 18:02:22
    修正

    エレン「!?(何の夢見てんだ...!?俺以外の男の夢だったら今から叩き、いや...叩いちゃだめだろ...優しく起こそう...)」

    ですね
  246. 246 : : 2016/02/21(日) 18:03:15
    今日はこれで終わりです、また明日ー^_^
  247. 247 : : 2016/02/22(月) 18:57:49
    ズン、ズン

    巨人「・・・」

    巨人「ぁぁぁ…」

    ドン!!

    ドサッ!!

    巨人「・・・」

    ギュゥ!!

    ブチッ!!

    ズシン、ズシン。ズシン

    シュ~!!

    ゲルガー「っ!!!」

    巨人「!」

    フォン

    ゲルガー「!!捕まるかよ!!この野郎!!」

    フォン!!

    ブチッ!!

    ナナバ「!!」

    フォン!!

    ブチッ

    ドサッ

    ナナバ「ハァハァ、一匹目…」

    ゲルガー「!ハァハァナナバ見て見ろよ!小せぇの潰れやがったぜ!!」

    ナナバ「!ゲルガー今のは危なかったよ、叩き切って刃を消耗しなくてもよかったろ?」

    ゲルガー「ん?あれが俺のやり方だからな、そう簡単には退かねぇんだよ今のちゃんと討伐補佐に入れておけよ!」

    ナナバ「!たくましいね…でもあんまり無理すんなよ」

    ゲルガー「っけ、ナナバもな!」

    ナナバ「あぁ…!(…こんな事考えるべきじゃないことはわかっているが…ここから脱出できる確率は極めて低い…)」

    ヒョオオオオオオオオ…

    ッス

    巨人「・・・」

    リーネ「!!」

    シュ~!!!

    ザクッ!!

    スタッ

    リーネ「!!ック…」

    シュッ!!

    ナナバ「!リ―ネ!」

    ゲルガー「!」

    リーネ「遅かった扉がもう壊された!!」

    ナナゲル「「!!」」

    ッシュ

    スタッ

    クリスタ「!」

    リーネ「巨人が塔に入ってきてる!急いで中入ってバリケードを作って防いで!!屋内では立体起動装置が使い物にならない防げなかった時は…最悪…この屋上まで逃げてきて!!」

    コニー「!!?まじかよ…」

    ライナー「っ・・・」

    ベルトルト「!!(…やばい、下手をするとこれは…)」

    クリスタ「そんな…」

    ユミル「・・・」

    リーネ「!後必ずしも貴方達を助けられるとは限らないから!私達も生きているかわからないから!まだ何体いるか…ガスや刃保つかどうか…先がわからない、でもやることはいつもと同じさ、生きてるうちに最善を尽くせ!!」

    ダッ!!

    皆「了解!!」


    タッタッタッタッタ!!!

    ライナー「巨人がどこまで来てるか見てくる!!お前らは板でも棒でも何でもい!!かき集めて持ってきてくれ!!」

    クリスタ「!?ライナー!?」

    コニー「おい!?」

    ベルトルト「まって!!ライナー!!(おいおいおいおい!!)」

    ユミル「・・・」

    コニー「訓練でも本番でも変わらないのかよ……真っ先に一番危険な役回りを引き受けやがって・・・!」

    ベルトルト「あぁ…悪いくせだ…!(…ライナー、まさか…役目、忘れたわけじゃないよね…!?)」

    タッタッタ!!

    ガチャ

    ライナー「いない…(まだ下か??)」

    タッタッタ

    ガコッ

    ギイイイイ…

    ライナー「・・・」

    巨人「ふぁぁぁぁ…」

    ライナー「  」

    バン!!!

    ガコッ

    ライナー「ふxうぉっ!?」

    ドンドンドンドン!!!

    ライナー「ここだぁぁぁ!!早くしてくれ!!」

    バキッ!!

    ライナー「えぇ!?(うそだろ!?これじゃあもたねえぞ!?)」

    バキバキ!!

    ライナー「(このままじゃ…俺はここで…ここ、なのか…!?ここで俺は終るのか!?)」

    ライナー「!!…(いや…違うだろ!!)」

    ベルトルト「ライナー!!」

    ライナー「!!(帰るんだろ!?俺達の故郷に!?)」

    グサッ!!

    巨人「鵜ぁァァァァ!!?」

    ベルトルト「ライナー!!無事!?」

    ライナー「!!あぁ!ベルトルト」

    ベルトルト「!」

    ライナー「生き延びて帰るぞ絶対に故郷に!!」

    ベルトルト「!あ、あぁ!!帰ろう!!(ライナー!!)」

    コニー「ライナー!!ベルトルト!!退け!!」

    ドンッ!!

    ライナー「ん?」

    ベルトルト「!!」

    ヒュッ!!

    ドン!!!

    ライナー「!!?あぶねえだろうが!?コニー!!」

    ベルトルト「っ・・・(…流石コニー…)」

    コニー「ははは悪りぃ悪りぃ」


  248. 248 : : 2016/02/22(月) 18:57:55
    ユミル「笑いごとじゃねえだろ…」

    クリスタ「コニー危ないからちゃんとやってよ…」

    コニー「ん、あぁそうだな」


    そして、それから色々とあった、後ろに居た巨人に気づかなかったコニーが襲われそうになりそこをライナーが庇いライナーが怪我をし何故かライナーは自分の役目を忘れているという事実がわかった

    ビシッビシッ!!

    ドォン!!

    ナナバ「これででかいのはあらかたやったな…この塔のおかげだねこんな好条件滅多にないよ」

    ゲルガー「あぁ何とかしのげそうだな」

    リーネ「新兵の様子見てくる」

    ナナバ「うん」

    ヒュルルルルルルル

    ナナバ「ん?」

    ゲルガー「何の音だ??」

    ドオオオオオオオン!!!

    ナナバ「なっ!?」

    ゲルガー「!?」

    ナナバ「馬が!!」

    リーネ「え・・・?」

    へ二ング「・・・・」

    ヒュルルルルルル

    リーネ「!?まただ!!」

    へ二ング「何だこの音hドオオオオオン!!!


    ナナバ「!!?リーネ!!へ二ング!!」

    ゲルガー「なっ!!?」

    タッタッタッタッタ!!

    コニー「今の音は!!?」

    ゲルガー「だめだ…二人共…即死だ」

    ナナバ「・・・」

    ゲルガー「気を付けろ…壁の方角から岩が飛んできてそいつにやられた・・・」

    クリスタ「っそんな・・・(リ―ネさん…)」

    ドンドンドンドン!!!

    コニー「!!さっきの倍以上いるぞ!!?」

    ライナー「・・・」

    ナナバ「っく…こうなtヒュルルルル!!!

    皆「!!?」

    ドッカ~ン!!!!

    ナナバ「うわっ!!!」

    クリスタ「!!?ナナバさん!!!!」

    ゲルガー「!!?ナナバ!!!」

    コニー「あ・・・」

    ライナー「ッ・・・」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「まじかよ・・・」

    運悪くナナバは飛んできた落下物の衝撃に吹き飛ばされ巨人の居る所へ落ちてしまった、そしてそれに続くようにゲルガーも行ってしまった、しかも立体起動装置も使わずに

    ブチッブチッ!!

    グチャグチャ!!!

    クリスタ「ぁ…」

    ユミル「・・・」

    コニー「ぁぁ…終わった…だめだ…ぁぁ…何でもいいから何か残したかった…何もできねぇ…」

    シュタッ

    ユミル「・・・」

    ライナー「ベルトルト…」

    ベルトルト「・・・」

    クリスタ「っ!!私も戦いたい…何か武器があればいいのに…」

    ユミル「?」

    クリスタ「そしたら一緒に戦って死ねるのに…(エレン…エレナ…会えなかったな…エレン…好きだったよ…)」

    ユミル「!!?クリスタ…お前まだそんなこと言ってんのかよ」

    クリスタ「!え?」

    ユミル「彼らの死を利用するな上官達はお前の自殺の口実になるために死んだんじゃねえよ…」

    クリスタ「!?そんなつもりは!!」

    ユミル「そんなつもりじゃなかったとしても私はそう聞こえたがな…」

    クリスタ「!!そ、そんなこと!!」

    ガシッ!!

    クリスタ「!!」

    ユミル「なぁ、クリスタ、お前エレンとエレナが好きなんだよな?」

    クリスタ「!!///」

    ライナー「え?」

    ベルトルト「・・・え」

    コニー「は?(え、何で今?)」

    ユミル「お前にはちゃんと自分の意思で生きる意味があるんだろ??自殺なんてすんなよ、誰かに認めてもらいたくて死ぬなんてやめろよ」

    クリスタ「!!そ、それhユミル「クリスタ、悪いな、時間がないんだ」

    タッタッタ!!!

    クリスタ「っ!!?ゆ、ユミル!!!?」

    コニー「!!?」

    ライナー「!!?お、おい!!?!」

    ベルトルト「!!?ユミル!!?」


    タッタッタッタ!!!

    シュッ!!

    ユミル「(悪いクリスタ…)」
  249. 249 : : 2016/02/22(月) 20:05:51
    ユミル「(私も自分なんて生まれてこなければ良かったと思ってたよ...ただ存在するだけで世界から憎まれてたんだ、私は大勢の人のために死んであげた...でもその時願ったことがあるんだ、もし次生まれ変わることができたとしたら今度は他人じゃなく、自分のために生きようってそう強く願ったんだ)」

    ピカッ

    クリスタ「っ!!?」

    小型巨人「ウアアアアあぁぁぁ!!!」

    ガシッ

    ブチッ!!

    コニー「 」

    ライナー「っ...」

    ベルトルト「!!」

    クリスタ「えっ...」

    コニー「う、うそだろ!?ユミルまで巨人に!?」

    クリスタ「ユミル...(凄い...)」

    ライナー「(あ、あの巨人は...)」

    ベルトルト「ライナー...!!」

    ライナー「!あ、あぁ!あの時の...!」






    ドドッドドッ!!

    エレン「ハンジさん、まだですか?」

    ハンジ「うーんっと、あ、後少しだね」

    ミカサ「ふぁ〜ぁ...」

    アルミン「(クリスタ達大丈夫なのかな..
    ..)」

    エレン「そうですか...(もう朝日が出てきてるっていうのに...)」

    ドドッドドッ!

    エレナ「...んぁ...?」

    エレン「!エレナ起きたか?」

    エレナ「ん...うん...っ!!ぁ!」

    エレン「?どうした?」

    エレナ「ご、ごめんエレン...寝ちゃってた...(あぁ...またやっちゃった...うぅ...」

    エレン「あぁ、大丈夫だ気にすんな(声に出てるな...可愛い)」

    エレナ「で、でも...」

    アルミン「あ、エレナおはよう」

    エレナ「お、おはよう...」

    ミカサ「疲れはとれた?」

    エレナ「!う、うん...でも私寝ちゃってたしそれにエレンに...」

    エレン「大丈夫だ気にすんなよエレナ、疲れが溜まってたんだろ(それにエレナに抱きつかれて俺も回復したしな)」

    ナデナデ

    エレナ「!う、うんありがとうお兄ちゃん.
    ..///」

    ギュ

    エレン「!あぁ(...疲れつれるな..)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「あはは...(ミカサ怖い...)」
  250. 250 : : 2016/02/22(月) 20:46:19
    エレン「!あぁ(...疲れ取れるな...)」

    ですね...

    うーん、なんか話がぐちゃぐちゃですね、明日やり直します!
  251. 251 : : 2016/02/23(火) 17:36:12
    修正

    エレナ「ご、ごめんエレン...寝ちゃってた...(あぁ...またやっちゃった...うぅ...」

    エレン「あぁ、別に大丈夫だ気にすんな(声に出てるな...可愛い)」

    エレナ「で、でも...」

    アルミン「あ、エレナおはよう」

    エレナ「お、おはよう...」

    ミカサ「疲れはとれた?」

    エレナ「!う、うん...でも私寝ちゃってたしそれにエレンに...」

    エレン「大丈夫だ気にすんなよエレナ、疲れが溜まってたんだろ(それにエレナに抱きつかれて俺も回復したしな)」

    ナデナデ

    エレナ「!う、うんありがとうお兄ちゃん...///」

    ギュ

    エレン「!あぁ(…エレナ温かいな…)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「あはは...(ミカサ怖い...)」

    ドドッドドッドドッ

    ピカッ…

    エレナ「!え、太陽」

    エレン「!あぁ、もう今朝なんだよエレナ」

    エレナ「え、えぇ!?(え、えっ私そんなに寝てたの!?)」

    アルミン「あはは、昨日エレナぐっすりだったもんね」

    エレン「あぁ(寝顔見れなかったけどな…)」

    ミカサ「エレナは何も頑張ってないと思っているかもしれないけどエレナはエレナなりに頑張っている方」

    エレナ「!ミカサ…」

    エレン「ミカサなんだよいきなり」

    ミカサ「なんとなく、エレナがそんな事思ってそうだと思ったから」

    アルミン「そんな事思ってそうって…」

    エレン「・・・」

    エレナ「あ、あはは…ありがとうミカサ(…ミカサは凄いなぁ…何も言ってないのに私の事わかって…)」

    ミカサ「!うん」

    エレン「…まぁ、確かにそうだよな」

    エレナ「!え?」

    エレン「俺達一人一人役割ってもんが違うしな、俺は巨人になって巨人を倒す役割でアルミンが頭脳だろ、ミカサは…」

    ミカサ「!私は?」

    アルミン「・・・(…変な事言わないでよエレン…)」

    エレン「…ミカサはあれだな、兵長に続いての人類最強だよな」

    ミカサ「!…なるほど(…褒められた…///)」

    アルミン「ふぅ…(…ましな事言ってくれた…)」

    エレナ「うん、そうだね!ミカサはリヴァイ兵長の次に有望だって言われてるしね!」

    ミカサ「!!っそ、そうでもない…///」

    アルミン「(照れてる…)」

    エレン「後エレナは」

    エレナ「!わ、私は…?(き、気になる…!)」

    エレン「エレナはこの世界の女神だろ、後は」

    エレナ「・・・っえ、えっ!?///(め、女神!?///)」

    ミカサ「 」

    アルミン「!!(し、失神してる!?)み、ミカサ!しっかりするんだ!」

    ユサユサ

    ミカサ「っは!!」

    アルミン「(戻った…!)」

    ミカサ「…そうだエレナは女神じゃない…」

    アルミン「(何言ってんの!?)」

    エレン「ってのは冗談で(エレナは俺だけの女神)」

    エレナ「!ぅぅ…エレン冗談言わないでよ///(恥ずかしい…///)」

    エレン「ははは悪い悪い」

    アルミン「(二人だけの会話になってる…)」

    ミカサ「(そうエレナじゃなく女神は私…いや、違うエレンにとっての女神は私…うん)」

    エレナ「う、うん…///え、えっとそれで私は…」

    エレン「ん~、エレナは負傷した俺を助けてくれる良い妹だよな!」

    エレナ「!!エレン…(そっか、エレンにとって私は治療してくれる役割なんだね)」

    アルミン「…うん、そうだねエレナはそんな感じだね(…皆じゃなくて俺、なんだ…)」

    ミカサ「うん、後エレナは優しい」

    エレナ「!そ、そうかな?」

    ミカサ「うん」

    エレン「エレナは怪我の傷だけじゃなく心の傷も癒してくれるから尚更良い妹だよな、アルミン」

    アルミン「っ!え?あ、う、うん!そうだね!(心の癒しなのはエレンだけだと思うけどね…)」

    エレナ「え、エレン言い過ぎだよ///(ぅぅ…恥ずかしい…///)」

    ミカサ「・・・」

    エレン「言い過ぎじゃねえよ(…この残酷な世界の中でエレナは唯一俺の救いだな)」

    エレナ「そ、そっか…///っえへへへ///ありがとうエレン///」

    ギュゥ

    ムニュ


  252. 252 : : 2016/02/23(火) 17:36:19
    エレン「っ!!!!あ、あぁ(っむ、胸…!!///)」

    エレナは褒められ嬉しさのあまり思いっきり抱き付き胸がエレンの背中に当たった

    アルミン「!(…エレンが照れてる…)」

    ミカサ「(久しぶりに見たきがする…)」

    ドドッドドッ!!

    おっ、エレナ起きたんだね!

    エレナ「っ!!は、ハンジさん!」

    ハンジ「どうだい?寝れたかい?」

    エレナ「!!は、はい!!え、えっと!昨日はすみませんでした!!」

    ハンジ「!あぁ、いいよいいよ最近皆疲れ溜まってるしね」

    エレナ「ぅ…あ、ありがとうございます…(ぅぅ…上官達は起きてたのに…)」

    エレナは罪悪感のあまり落ち込んだ


    ハンジ「・・・なぁ、エレン」

    エレン「!はい?」

    ハンジ「エレナってこんないい子なの?」

    エレン「!!は、はいエレナは純粋で優しくて汚い所なんて何一つ持ってない俺の妹ですよ?」

    ハンジ「・・・そっか(…そこまで詳しくは聞いてないけどね)」

    エレン「はい(…エレナほど良い奴なんて居ないだろうな絶対)」


    アルミン「・・・(きっとエレナの良い所を何個言えるかって言われたらエレンは100個以上言えるんだろうな…)」

    ミカサ「ふぁ~ぁ…」

    ドドッドドッドドッ

    モブリット「!ハンジ分隊長!」

    ハンジ「!ん?なに?」

    モブリット「そろそろつきます!」

    ハンジ「!わかった!、皆聞いてたね~?」

    皆「っは!」

    ドドッドドッ

    モブリット「!!ハンジ分隊長!」

    ハンジ「どうした?」

    モブリット「塔の周りに多数の巨人発見です!」

    ハンジ「!!」

    ミカサ「・・・」

    シュッ

    アルミン「!!(一応僕も)」

    シュッ

    エレン「…エレナ」

    エレナ「!ん、ん?」

    エレン「一応剣抜いとけ」

    エレナ「!!う、うん!(落ち込んでる暇はないよね!)」

    シュッ

    エレナ「お兄ちゃnナデナデ

    エレナ「っ!え、エレン?」

    エレン「アルミン達が言ってるとおりエレナは頑張ってるんだ、だからあまり自分を責めるなよ?」

    ナデナデ!

    エレナ「んっ…う、うん…///ありがとう///(…うん、私ができる事をしよう!エレンの傷の手当てとえっと、こ、心を癒す…///)」

    エレン「あぁ!(…照れて可愛いな)」

    シュッ

    ドドッドドッドドッ!!!

    モブリット「!!ハンジ分隊長!!」

    ハンジ「!!(まずい!!)ミカサ!!」

    ハンジが見た先には今にもクリスタが捕まろうとしている所だった

    ミカサ「!!はい!!(クリスタ!?)」

    プシュ~!!!

    俺も行きます!!

    私も!!

    プシュ~!!!!

    エレン「!!エレナ!」

    エレナ「!!っく、クリスタ!」

    アルミン「!?(ん…?なんだあれ…)」

    巨人が群がっている所をアルミンは不思議に思った、それは巨人が巨人を食べている光景だった



    クリスタ「待ってよ!!ユミル!!まだ!まだ私の本当の名前教えてないよ!!」

    タッタッタッタ!!

    ッス

    巨人「・・・」

    コニー「!!クリスタ!!」

    ライナー「!!」

    ベルトルト「あっ!!」

    巨人「ふぁぁぁぁ…」

    ッス

    クリスタ「ッ!!!っま、待ってよ!!まだ――」

    ヒュ~!!!

    ミカサ「ふんっ!!!」

    フォン!!!

    ザクッ!!

    クリスタ「っ!!!」

    ドカァァン…

    シュタッ

    ミカサ「ふぅ」

    クリスタ「!?ミカサ!?」

    コニー「!!お・・・お前何で・・・!?」

    ライナー「っよ、よかった…」

    ベルトルト「み、ミカサ・・・」

    ミカサ「クリスタ、皆も下がって、後は私達に任せて」

    ゴオオオオオオオ…

    ヒュ~!!!

    コニー「!!皆!!」

    ライナー「!!」

    ベルトルト「皆来たんだ!」
  253. 253 : : 2016/02/23(火) 18:57:29
    ドドッドドッドドッドドッ!!

    エレナ「エレン!」

    エレン「!どうした?」

    エレナ「私クリスタの所行きたい!」

    エレン「!わかった!」

    ドドッドドッドドッドドッ!!!

    ハンジ「後続は散開して他すべてで巨人が群がって所を一気に叩け!!」

    ドドッドドッドドッ、スタッ

    エレン「ほらっ、行って来い」

    スタッ

    エレナ「!!うん!ありがとうねエレン!」

    エレン「あぁ!」

    タッタッタッタッタ!!

    エレナはクリスタの元へ走った

    エレナ「クリスタ~!」

    クリスタ「!!エレナ!?」

    ライナー「!!」

    ベルトルト「!」

    コニー「!エレナじゃねえか!」

    一方でエレンは

    エレン「・・・よし!」

    ドドッドドッドドッドドッドドッ!!

    ハンジ「・・・!?えっちょ、ちょっと!?エレン!!?」

    エレン「やれる!!(今まで巨人を殺せなかったんだ!!ここでやる!!)」

    パシュ!!

    エレン「!!死ね!!」

    フォン!!!

    ザクッ!!

    エレン「!!!やった!!討伐数1!!(やった!!一匹目復讐したぞ!!)」

    ズシン

    エレン「っ!!うぉ!?」

    ドサッ

    バカ野郎!!下がってろって言ってんだろエレン!!

    エレン「!は…はい…すいません…いてて…」

    タッタッタッタ!

    エレナ「お兄ちゃん!!」

    エレン「!!エレナ!」

    クリスタ「エレン!」

    エレン「!クリスタ!」


    コニー「…俺、呼ばない方がいいよな」

    ライナー「・・・あぁ」

    ベルトルト「う、うん」



    エレン「え・・・ユミルが…!?」

    エレナ「う、うんそうみたい…」

    アルミン「まさか・・・ユミルが!?」

    ミカサ「・・・」


    クリスタ「ユミル・・・」

    ユミル「・・・(ん…?)」

    クリスタ「私の名前ね…、ヒストリアって言うの…」

    ユミル「・・・(ヒストリア…)」

    クリスタ「後ね…エレン、エレナ来てるよ」

    ユミル「・・・」

    スタ、スタ、スタ

    エレナ「ユミル・・・」

    エレン「・・・」

    ユミル「・・・(ッフ…)」

    ヒョォォォォ~…




    壁内・・・

    ギギッ…ギギッ…

    エレン「ユミルの奴は…一体どういう状態なんですか?」

    エレナ「っ・・・」

    右側の手足が食いちぎられ内臓はスクランブルエッグにされちまったようだ…普通なら死んでるってよ

    パシュッ

    エレン「普通なら…か」

    エレナ「スクランブルエッグ…大丈夫かな…ユミル…」

    エレン「多分大丈夫だろ、あいつも巨人になれるんだ、再生能力は人間の比じゃないだろ…俺と同じで」

    エレナ「う…うん…だといいんだけど…」

    エレン「・・・」

    ッス

    ムニッ

    エレナ「っむぅ!?」

    エレン「暗い顔、してるぞ」

    エレナ「ぁ…!」

    エレン「エレナに暗い顔なんか似合わないしお前が暗い顔してたら俺も不安になるし心配する」

    エレナ「!!」

    エレン「だからなるべくいつもの明るい笑顔でいてくれな?」

    ムニムニ

    エレナ「っ!!う、うん!」

    ニコッ

    エレン「!やっぱエレナは笑顔が一番だな!」

    ギュゥ

    エレナ「んぅっ、エレン?」

    エレン「可愛いな」

    エレナ「!え!?///」

    エレン「っエレナ」

    チュ

    エレナ「っ!お、お兄ちゃん皆見てるよぉ///」

    エレン「んっ、大丈夫だって」

    ッス

    エレナ「!!っひゃぁ…///」

    エレン「!耳弱いのか?」

    エレナ「ぅ…ぅん…///」

    エレン「…じゃあこうしたら」

    アムッ

    エレナ「っ!!ひゃぁ!!///」

    エレン「!!わ、悪いエレナ大丈夫か?(やりすぎた…ごめんエレナ…)」

    エレナ「う、うん…///え、エレン…///」

    エレン「!どうしtチュッ

    エレン「っ!!え、エレナ?///」

    エレナ「お、お返しだよ?///」

    エレン「!!そ、そうか…///(…照れながら上目遣いで…///)エレナお前可愛いな!」

    ギュゥ!!

    エレナ「んっ!っそ、そう、かな?///(ぅぅ…頬がつり上がっちゃうよぉ…///)」

    エレン「!あぁ!すっげえ可愛い!(やべぇ…ニヤニヤしちまいそう…///)」


    ガッ

    スタッ

    ライナー「…なぁ、ベルトルト」

    ベルトルト「な、なに?」

    ライナー「…俺は今幻覚でも見ているのか?」

    ベルトルト「う、う~ん幻覚ではないと思うよ」

    ライナー「…そうか(…世界は残酷だな)」


    エレン「エレナ~///」

    エレナ「んっ、お兄ちゃん…///」


    ライナー「残酷すぎる…」

    ベルトルト「う、うん、そうだね…(…ライナー君は…大丈夫かい…?)」



























  254. 254 : : 2016/02/24(水) 18:13:38
    ライナー「ってそんな事してるんじゃなくて」

    ベルトルト「?」

    スタ、スタ、スタ

    ライナー「おい、エレン、エレナ」

    エレン「ん?ライナー?」

    エレナ「んっ、どうしたの?」

    ライナー「いや、どうしたのって…お前ら今の状況理解してるのか?ちゃんと」

    エレン「!」

    エレナ「!!あ、そ、そうだったね!!ご、ごめんね!」

    ッス

    エレン「ぁ…(エレナァ…)」

    ライナー「まぁ別に良いんだが…ちゃんとやるときはやれよ?」

    エレナ「う、うん本当ごめんね…気抜きすぎてるよね(最近気が抜けてきちゃってるな…)」

    ベルトルト「おぉ…(…ライナー、君もちゃんと自分の状況近いしてほしいんだけど…)」

    ライナー「わかってくれるなら良いんだが…、!おい、エレン」

    エレン「・・・」

    ライナー「?エレン?」

    エレン「!ん?どうしたライナー?」

    ライナー「どうしたって…お前ら兄妹仲良いのは良い事だが、時と場所を考えろって言ってるんだ」

    エレン「…あぁ、わかってるよ、兵士としての責任はちゃんと持て、だろ?」

    ライナー「!わかってるなら良いんだが…」

    エレン「あぁ、悪い、気抜きすぎてた」

    ライナー「気にするな、兵士といっても仮にも人間だ失敗くらいあるさ」

    エレン「!ライナー…(…はぁ…エレナにもうちょっとだけ抱き付いていたかったな…)」

    ライナー「(…本当は俺の嫉妬も混じってたんだけどな…この二人は鈍いからな…助かった)ふぅ…」

    ベルトルト「流石だねライナー」

    ライナー「ん?兵士として当然の事をしたまでだ(…これで少しは俺を見てくれt



    エレナ「エレンごめんね…」

    エレン「!え、どうした?」

    エレナ「あ、うん…まだ仕事中なのに気抜いちゃって…その…」

    エレン「!お前の責任じゃないだろ?今のは」

    エレナ「えっ?」

    エレン「俺が最初エレナを抱きしめたりしたんだ、別にお前のせいじゃねえよ、今回は俺の責任だ、気にすんなよ?」

    エレナ「!う、うん…」

    エレン「それにさっきライナーが言ってたとおり、俺達は兵士でも仮にも人間だからな、失敗ばかりするさ、だからあまり気にんすなよ?」

    エレナ「…うん、そうだね!失敗ばかりだね今考えたら」

    エレン「あぁ、失敗ばかりだ、後失敗しちまった事は悔やんでもしかたねえからあまり気にすんな」

    エレナ「!!う、うん!そうだね!(うん!そうだ失敗した事ばかり気にしてちゃだめだよね…!次に生かさないと!)」

    ッグ

    エレナ「(気にしすぎるのが私の悪い所、かな?うん、きっとそうだよね、治していこう!)」

    エレン「・・・(エレナのガッツポーズ…可愛い…)」

    エレナ「お兄ちゃん!」

    エレン「!な、なんだ?エレナ」

    エレナ「私、気にしすぎてるのが駄目だと思うんだ、だから今から治していくね!」

    エレン「!あぁ、頑張れよ!」

    エレナ「うん!(頑張ろう!)」

    エレン「…あ、でもエレナ」

    エレナ「ん?」

    エレン「気にしすぎってのもエレナの良い所なんだからな?無理やり治そうとするなよ?」

    エレナ「!う、うん!ありがとう!」

    エレン「あぁ、(…エレナの良い所はある意味気にしすぎなんだよな、俺達にない部分」

    エレナ「!そ、そうかな?」

    エレン「ぁ…あ、あぁ俺とかミカサとかにはない良い所だからなあまり無理に治そうとはしない方がいい、俺はそう思ってるな」

    エレナ「そ、そっか…///う、嬉しいな…///」

    エレン「っそ、そっか良かったな」

    エレナ「う、うん!(ありがとうお兄ちゃん…///)」

    エレン「(…結婚しよ)」



    ライナー「・・・なぁ、ベルトルト」

    ベルトルト「ん、なに?」

    ライナー「・・・壁の中ってやっぱり残酷だよな」

    ベルトルト「!!ライナー…!」


    と話をしている一方でクリスタ

    クリスタ「信じてください!!本当なんですユミルは私達を助けるために正体を現して巨人と戦いました!自分の命も顧みないその行動が示すものは我々同士に対する忠誠なんです!」

    クリスタ「これまでの彼女の判断がとても罪深いのも事実です…人類にとって最も重要な情報をずっと黙っていました!(…どうして黙ってただけで罪になるんだろ…)おそらく…それまでは自分の身を案じていたのでしょうが…しかし彼女は変わりましたユミルは私達人類の味方です!ユミルをよく知る私に言わせれば彼女は見た目よりずっと単純なんです!!」

    ハンジ「・・・そうか」

    クリスタ「・・・」

    ハンジ「あぁ、もちろん彼女とは友好的な関係を築きたいよこれまでがどうあれ彼女の持つ情報は我々人類の宝だ、仲良くしたい、でもね、彼女自身は単純でもこの世界の状況は複雑すぎるみたいなんだよね…」
  255. 255 : : 2016/02/24(水) 18:13:46
    クリスタ「!!(…感情…)」

    ハンジ「本名は・・・ヒストリア・レイスって言うんだって?」

    クリスタ「!・・・はい、そうです」

    ハンジ「レイスってあの貴族家の?」

    クリスタ「・・・はい」

    ハンジ「・・・そう、よろしくねヒストリア」

    ポン

    クリスタ「!はい・・・」

    スタ、スタ、スタ

    ハンジ「ユミルはどう?」

    モブリット「依然昏睡したままです出血が止まって傷口から蒸気のようなものが出ていますが…」

    ハンジ「とりあえずトロスト区まで運んでまともな治療をうけてもらわないと、任せたよ」

    了解です

    ハンジ「・・・さて・・・」

    スタ、スタ、スタ

    ヒョォォォォ…

    ハンジ「我々は・・・穴を塞ぎに来たんだった・・・(…はぁ、疲れる…)」

    戻ってエレン達は



    エレン「にしてもライナー、お前大丈夫か?っと」

    アルミン「んしょっと・・・」

    エレナ「大丈夫?ライナー…?」

    ライナー「っ…大丈夫じゃねえな巨人に腕を噛み砕かれたんだ本当にまいった…(危うく死ぬところだった…)」

    ベルトルト「・・・」

    ライナー「もうだめかと思った・・・」

    エレン「・・・お前ほど強くてもそうなっちまうんだな(…ライナーでもあぁなっちまうんだ…俺なんかが喰らったら…)」

    ゴロッ

    アルミン「ふぅ…」

    エレナ「大丈夫?アルミン」

    アルミン「ん、うん特にどこも怪我もしてないし」

    エレア「そっか、よかった」

    アルミン「うん」

    ライナー「何言ってんだエレン…こんなのもう2回目だぞ?なぁ?アルミン」

    アルミン「え?」

    エレナ「!え、に二回目?」

    ライナー「あぁ…一度は巨人の手の中にすっぽり収まっちまったこともあるんだ」

    アルミン「あぁ、あの時の・・・」

    ライナー「既にもう二回も死にかけた、このペースじゃあの世まであっという間だ」

    ベルトルト「ッ・・・」

    ライナー「自分で選んだ道だが兵士をやるってのはどうも・・・体より先に心が削られるみてぇだ・・・」

    ライナー「まぁ、壁を塞がねぇことには・・・しんどいだのと言ってる暇もねぇか」

    エレン「・・・あぁ、お前ら二人の故郷お遠退いちまうばかりだからな・・・何とかここで踏みとどまらねぇと(…エレナの為にもここで絶対にくい止めねぇと…)」

    チラッ

    エレナ「!エレン?」

    エレン「・・・」

    ッス

    ナデナデ

    エレナ「!んっ…え、エレン?///」

    エレン「なんとなく、な(絶対守ってやるからな…)」

    エレナ「う、うん?」

    アルミン「・・・(…そうだ、これ以上壁を壊させてはいけない…これ以上壁を壊されてしまうと本当にまずい…)」
  256. 256 : : 2016/02/25(木) 18:58:00
    ライナー「・・・!」

    バッ

    エレン「!(ベルトルト?)」

    ベルトルト「そうだよ…ライナー!!故郷だ!帰ろう!」

    エレン「・・・?」

    エレナ「えっ?」

    アルミン「?」

    ベルトルト「もう帰れるじゃないか今まで苦労してきたことに比べれば後少しのことだよ」

    ライナー「・・・そうか…後もう一息の所まで来ているんだったな!」

    エレン「は?」

    エレナ「え…え?(え…どう言う事なの??)」

    アルミン「・・・」

    エレン「何言ってんだお前ら??」

    ヒョォォォォォォ

    ハンジ「みんないるかい?、…ひとまずユミルの件は後だ、壁の修復作戦を再開しよう」

    スタ、スタ、スタ

    ハンジ「しかし…現場はもっと巨人だらけだと思ってたんだが…ん?」

    ハンネス「ふぅ(やっとついた)」

    ミカサ「!ハンネスさん!」

    ハンジ「駐屯兵団先遣隊だ穴の位置を知らせに来たんだ」


    エレナ「!!エレン!」

    エレン「ん?どうした?」

    エレナ「ハンネスさんだよ!」

    タッタ!

    エレン「ん?」

    チラッ

    ハンネス「!(エレンエレナ!)」

    エレン「!!ハンネスさん!」

    タッタ!



    プシュ

    ハンネス「穴がどこにもない」

    エレン「・・・え?」

    グイッ

    エレナ「え…(穴がどこにも…?え?)」

    ミカサ「!?」

    アルミン「え・・・」

    ハンネス「夜通し探し回ったが少なくともトロスト区からクロルバ区の間の壁に異常は無い」

    ハンジ「何だって!!?」

    ハンジ「クロルバ区の兵とかち合って引き返してきたんだ、道中で巨人とも合わなかった」

    アルミン「で、でも巨人は実際に壁の内側に出てるんだよ!?」

    エレナ「お酒飲んでたんじゃ…」

    エレン「!そうだ!まさか酒飲んでねぇよな!?」

    ハンネス「飲むかよ!?ん?っていうか…お前等何でこんな所にいるんだ?」

    アルミン「!」

    エレン「!・・・」

    エレナ「っ・・・」

    ミカサ「・・・」

    ハンジ「う~~~ん…壁に穴が無いのなら仕方がない…」

    チラッ

    ハンジ「一旦トロスト区で待機しよう」

    皆「!っは!」


    エレン「(ックソ何が起こってるんdダキッ

    エレン「!!エレナ?」

    エレナ「怖いよ…エレン…」

    エレン「!!エレナ…(…そうだ、不安になってる妹が居るんだぞ、ちゃんと兄としてしっかり守れよ俺!!)」

    ギュゥ

    エレナ「んぅ…」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「・・・」

    ハンネス「っ!と、とりあえずまだ気を抜くなよ!後エレン!」

    エレン「!なんだ?」

    ハンネス「ちゃんとエレナの事守ってやるんだぞ!兄として!」

    エレン「!!あぁ、わかってるよ(エレナは俺の最後の希望なんだ…!エレナは俺が絶対に守る!!)エレナ」

    エレナ「ん、エレン…?」

    エレン「絶対守ってやるからな」

    エレナ「!うん…!」

    スリスリ

    エレン「(…胸に顔埋めて可愛いな、おい)」

    ミカサ「・・・ッチ」

    アルミン「っ…!(怖っ…)」

    ハンネス「!!じゃ、じゃあ俺達は先に戻るぞ!」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ハンネス「・・・(…にしても)」

    チラッ

    エレン「・・・」

    ナデナデ

    エレナ「んっ…エレンの手温かいね」

    エレン「!そうか?」

    エレナ「うん…温かいよ///(落ち着く…///)」

    ミカサ「・・・(…胃がキリキリする…)」

    アルミン「あはは・・・」





















  257. 257 : : 2016/02/25(木) 18:58:04
    ハンネス「・・・(…?気のせいか?エレンとエレナのやつ…距離縮まったか??)」


    ハンネスは子供の頃からエレンとエレナをずっと見てきた、よく小さい頃エレンとエレナは二人で一緒に遊んだり一緒に買い物に行ったりなどかなり仲の良い兄妹に見えていた、だが今のエレンとエレナはその時よりももっと深く深く仲が深まったようにハンエスは見えた

    ハンネス「・・・(…カルラ、二人はよく頑張ってるぞ、…関係が少し心配気味だがな…)」

    スタ、スタ、スタ、スタ



    エレン「よし、とりあえず俺達も行くか」

    エレナ「ん、うん、そうだね」

    アルミン「うん」

    ミカサ「・・・」

    ライナー「エレン」

    ベルトルト「っ!」

    エレン「!」

    エレナ「?」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「この5年間に無かったことがこんなに一度に起こるなんて・・・」

    ライナー「話があるんだが」

    エレン「・・・?何だよ」

    エレナ「??」

    ベルトルト「・・・」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    ハンジ「まさか・・・ついに地下を掘る巨人が現れたら大変だ・・・」

    モブリット「そうなると一を特定するのは相当困難ですね…(あぁハンジさんの持ち病がまた…はぁ…)」

    ハンジ「とりあえず今はとにかくユミルを安全に運ぶ事を考えよう、まだ地面を走るには巨人がいるし」


    アルミン「ん~」

    ミカサ「・・・」



    ライナー「実はな俺達は5年前に壁を破壊して人類への攻撃を始めた」



    アルミン「(わからないな…)」

    ミカサ「   」



    ライナー「俺が鎧の巨人でこいつが超大型巨人ってやつだ、わかったか?」

    エレン「・・・は?何言ってんだ、お前…」

    エレナ「え…ら、ライナー…?」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「!!?な・・・・・何を言っているんだライナー」


    ミカサ「・・・」


    ライナー「俺達の目的はこの人類すべてに消えてもらうことだったんだ、だが…そうする必要はなくなった…エレン、お前が俺達と一緒に来てくれるなら俺達はもう壁をこわしたりしなくていいんだ、わかるだろ?」

    エレン「・・・・・・は!?」

    エレナ「えっ・・・えっ・・・?(何言ってるの…?ライナー…?)」

    エレン「いやいや待て!全然意味わかんねえぞ!ふざけてんのか!?」
  258. 258 : : 2016/02/26(金) 18:37:11
    ライナー「!いや、ふざけてんかない…俺達と一緒に来てくれと言ったんだ、急な話ですまんが今からだ」

    エレン「!?今から!?どこに行くんだよ??」

    エレナ「え…え…(え…全然話がわからないよ…)」

    ライナー「そりゃ…胃炎…」

    エレン「は、はぁ??胃炎??」

    ライナー「!!(間違えた…)」

    ベルトルト「(っライナー君何言ってんだい!!!?)」

    エレン「と言うかさっきから俺の事についてばかり言ってるが、俺はエレナを置いて行く気はねえぞ??」

    ギュッ

    エレナ「!え、エレン??」

    ライナー「!!その事については大丈夫だ、エレナも一緒に来てもらう」

    エレン「…そうか、でどこに行くんだよ??」

    エレナ「!(お、お兄ちゃん話理解できてるの!?)」

    ライナー「その事については今さっき言った通り言えん…」

    エレン「は?」

    ライナー「…だが、まぁ俺達の故郷ってやつだな」

    ベルトルト「っ…(こんな話理解してくれるわけがない…僕でさえ今全然理解してないんだから…ッ)」

    ライナー「で?どうなんだよエレン」

    エレン「え?(…今更だがこいつさっきから何言ってんだ…?)」

    エレナ「(な、なんか勝手に話が進んでるよ…)」

    ライナー「悪い話じゃないだろ?ひとまず危機が去るんだからな」

    エレナ「?(ん…??ひとまず??)」

    エレン「・・・う~ん…どうだろうな…」

    チラッ

    ミカサ「    」


    アルミン「お~い行くよー?(どうしたんだろ??)」


    エレン「・・・う~~~ん…(…まいったなぁ…昨日からとっくに頭が限界なんだが…と言うより…)」

    チラッ

    ライナー「っ・・・」

    ベルトルト「っ…」

    エレン「・・・(…こいつらさっきから何の話をしてるんだ…?行く場所を言えない…?何言ってんだこいつ…)」

    チラッ

    エレナ「!え、エレン??」

    エレン「・・・(…エレナは混乱したまんま、か……ぁ、そう言えばこの前ハンジさんが確か…)」




    ハンジ『ようやくアニの新兵調査の結果が届いたんだが…104期に2名ほどアニと同じ地域の出身者がいるようなんだ、名前はライナー・ブラウンとベルトルト・フーバー』

    エレン『え…』

    エレナ『!(ライナーとベルトルトが!)』

    ミカサ『・・・』

    アルミン『・・・』

    エレン『っは・・・?』

    ハンジ『まぁしかし…5年前の当時の混乱のせいで国籍資料なんかどれもおおざっぱな括りでいい加減なもんだから、管理状態がずさんなせいで探すのに今まで手間取ってしまったらしい、この二人は壁外調査で誤った作戦企画書によってエレンが右翼側にいると知らされていたグループだ、アニ・レオンハートこと女型の巨人が出現したのも右翼側だったわけだが、これだけで何かが決まるってわけじゃないけど一応ね…訓練兵時代の三人の関係性などが知りたいんだけど、どう思う?』

    アルミン『…ライナーとベルトルトが同郷なのどは知ってましたがアニとその二人が親しい印象はありません』

    エレン『俺も…二人がアニと喋ってるのはあまり見たことがないような…まぁアニは元々喋らなかったけど…』

    エレナ『二人はよく一緒に居ましたね、でもアニがあの二人と話をしてる所は見た事ないですね』

    ミカサ『私は…覚えていません…(…眼中になかった…)」

    エレン『いや、でも同期としてはその疑いは低いと思います!無口なベルトルトは置いといても…ライナーは俺達の兄貴みたいな奴で人を騙せるほど器用じゃありませんし…』

    エレナ『う、うん私もエレンと同じでベルトルトは無口と言うか静かで特にないと思いますしライナーは頼れる皆のリーダー的存在だし皆に格闘術教えたりと色々してくれましたからそれは、低いと、思います偶に少し変な所はありましたが…」

    エレン『!変な所?』

    エレナ『う、うん』

    アルミン『!』

    ミカサ『・・・』

    ハンジ『・・・教えてもらえるかな』

    エレナ『は、はい!えっとほんとに偶にだったんですけどクリスタやアニと格闘としてた時に何か興奮でもしてるのかわからなかったんですけど息荒らしてこっちをずっと見てたりとかしてて』

    エレン『・・・』

    アルミン『・・・』

    ミカサ『・・・』

    ハンジ『う~んよくわからないねぇ(??興奮??))』

    エレン『…エレナ』

    ガシッ

    エレナ『!ん?』

    エレン『何か変な事されたりしたか?』

    エレナ『??何か変んな事??』

    エレン『あぁ、ライナーに何か触られたりとかしたか?』


  259. 259 : : 2016/02/26(金) 18:37:17
    エレナ『?ううん、特になにもされてないよ、あ、でも』

    エレン『!?で、でも!?なんだ!!?』

    エレナ『!!え、えっとライナーを見たアニが近寄って投げ飛ばしてたよ』

    エレン『!…そっか、じゃあ何もされてないんだな?』

    エレナ『う、うん』

    ミカサ『そう、よかった(…ッチ、あのゴリラを殺せる理由をほしかったのに)』

    エレナ『え?(な、なんで剣』

    アルミン『ふぅ、よかったね(…ライナー…いい加減にしてよ…)』

    エレナ『え?え?』

    エレン『あぁ、良かったよ、うっかり今からライナーぶち殺しに行くところだった、あぶねえあぶねえ』

    ポキポキ

    エレナ『っえ、え!?(ぶち殺し!?)』

    ハンジ『・・・(…ん?私だけ話についていけてないんだが…?)』

    アルミン『・・・あ』

    エレン『?どうした』

    ポキポキ

    アルミン「う、うんえっと(ポキポキうるさいよエレン…)ライナーは逃げられたんだけど…アニは急に方向転嫁してエレンがいる方向に走って行ったんだ、僕も推測でエレンは中央後方にいるんじゃないかと話してたけど…アニに聞かれる距離ではなかったし』

    エレン『なんだそりゃ??』

    ポキポキ

    ミカサ『エレnエレナ『え、エレン間接に悪いからあまり鳴らしちゃだめだよ?』

    エレン『!あ、あぁごめん』

    エレナ『!うん』

    ミカサ『・・・』

    ハンジ『話してたって、その三人で?エレンの場所を気にしてる素振りは無かった?』

    アルミン『・・・!』



    ライナー『じゃあ…エレンはどこにいるってんだ?』


    アルミン『・・・(まさか…)エレンの場所の話をしたのは・・・ライナーにそのことを聞かれたからでした・・・』


    エレン『・・・』

    アルミン『それに…あの時女型の巨人が凝視してた手の平に刃で文字を刻むこともできたかもしれない…』

    アルミン『    ライナーなら    』

    ミカサ『・・・』

    エレナ『え・・・』

    エレン『・・・は・・・?何だそりゃ…?いくらあいつがどうしようもねえバカで猿で変態だったとしてmハンジ『エレン!いや・・・全員聞くんだ、もし――――』


    アルミン『(今物凄いライナーの事侮辱してたよね…)』


    ハンジ『ライナーとベルトルトを見つけてもこちらの疑いを悟られぬように振る舞え、もちろんアニ・レオンハートの存在には一切触れるな、彼らがアニの共謀者であってもなくても彼らを上手く誘導して地下深く幽閉する必要がある』



    ドドッドドッドドッ

    エレン『いいか、アルミンあいつを完全に疑っていいのは猿で変態でバカでアホで下心丸出しだけを完全に疑って良いんだよ…』

    アルミン『え、そこは完全に疑って良いんだ…(いや確かにライナーがクリスタ達をいつも見てるのは知ってるけど襲ったとかそういう証拠がないんだけど…)』

    エレナ『え、エレン少し言い過ぎだよ…』

    エレン『!ごめんエレナ、これだけは譲れねぇ…』

    アルミン『(譲れねえってなにが!?)』

    ミカサ『確かにあれだけクリスタ達を変な目で見てきたんだ、それ相応の疑いにかけられて当たり前だと思う』

    アルミン『えっ(え、ミカサ達にライナー何かした??)』

    エレナ『え、えぇ??』

    エレン『エレナ』

    エレナ『ん、ん?』

    エレン『お前は絶対守るからな!』

    エレナ『え、あ、うん(えっな、何から??)』
  260. 260 : : 2016/02/26(金) 18:58:13
    エレン「・・・(そうだ…思い出した…こいつは…)」

    ライナー「・・・」

    エレン「(危険だ…)エレナ…」

    グッ

    エレナ「!エレン?」

    エレン「俺の後ろにいろ…」

    エレナ「?う、うん?」

    エレン「・・・なぁ、ライナー」

    ライナー「!ん?」

    エレン「お前さぁ疲れてんだよ(うん、ゆっくり休め、そうしないといつお前が誰襲うかわからねえから)」

    エレナ「!(エレン?)」

    エレン「なぁ?ベルトルトこうなってもおかしくねぇくらい大変だったんだろ?」

    ライナ「っ・・・」

    ベルトルト「…!?あ・・・・・・あ・・・あぁ…そうだよ!ライナーは疲れてるんだ!」

    エレン「大体なぁ~お前が人類を殺しまくった鎧の巨人なら何でそんな相談を俺にしなくちゃなんねぇんだ、そんなこと言われて俺がはい行きますって頷くわけがねぇだろ」

    ライナー「   」

    ベルトルト「・・・(ライナー…そりゃそうだよ…何言ってんだよ…)」

    ライナー「っそうか…その通りだよな…何を…考えているんだ俺は・・・本当におかしくなっちまったのか?」

    エレン「とにかく街に行くぞ、ほらエレナ」

    ギュッ

    エレナ「!う、うん!」

    スタ、スタ

    ライナー「きっと…ここに長く居すぎてしまったんだなバカな奴らに囲まれて…三年も暮らしたせいだ」

    エレン「!は?」

    エレナ「ぇ…」

    ライナー「俺達はガキで…何一つ知らなかったんだよこんな奴らがいるなんて知らずにいれば…!俺は…こんな中途半端なクソ野郎にならずにすんだのに…」

    エレン「   」

    エレナ「え…え…?ら、ライナー…?」

    ベルトルト「っ!!!(な、何しようとしているんだ君は…!?)」

    シュルシュル…

    ライナー「もう俺には…何が正しい事なのかわからん…ただ俺がすべきことは自分のした行いや洗濯した結果に対し」


    シュウウウウウウウ…




    ライナー「 戦死として、最後まで咳委任を果たす事だ 」

    ベルトルト「!!ライナー…やるんだな!!今…ここで!!」

    エレン「!!!!!!!!!!」

    エレナ「ぇっ…(腕かrエレン「エレナ!!!!!」

    ダキッ!!!

    エレナ「っ!!エレン!?」

    エレンは即座にエレナを抱きかかえ走ろうとしたが

    ライナー「!!!ベルトルト!!」

    ベルトルト「っ!!!!」

    ピカッ!!

    エレン「(!!間に合うか!!!)ミカサ!!!!!」

    フォン!!!

    エレナ「ぅわ!!?」

    ミカサ「!!!」

    ドオオオオオオオオオオオオン!!!!

    鎧の巨人「・・・」

    超大型巨人「ウオオオオオオ!!」

    エレン「ッ!!!!(エレナは間に合った!!!)」

    ゴオオオオオオオオオオオ!!

    兵士達「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」





  261. 261 : : 2016/02/26(金) 19:40:36
    ガシッ!!

    エレン「ッグァ!!」

    鎧の巨人「・・・(捕まえた!!)」

    エレナ「っ!!エレン!!!!」

    ミカサ「ッ!!!(エレン!!!)」

    ゴオオオオオオオオオ

    ヒュン!!

    クリスタ「・・・ッ!?」

    ガシッ

    クリスタ「ーー!?ユミル!!!!」

    ユミル「 」

    ダンダンダン!!

    ヒュン!!

    鎧の巨人「・・・」

    アルミン「なっ...エレン!!!」

    エレン「・・・(こいつらが...)」


    エレナ「っぃや...ぃや...待って...!!いやだ!エレン!!行かないでよぉぉーーー!!!」

    タッ!!

    ミカサ「!!エレナ!!待って!!!!」

    ライナーは巨人になり壁を越えた

    ヒュン!!!!

    鎧の巨人「・・・」

    エレン「・・・(こいつらが...母さんとエレナを...!!)」

    ゴオオオオオオオオオ


    ッス

    エレン「このッ...」




    ガリッ!!

    エレン「裏切りもんがああああああああ!!」


    エレナ「うっ...!(お兄ちゃん...)」

    ミカサ「ッ!(眩しい...!!)」


    ドオオオオオオン!!!

    黒髪の巨人「ウオオオオオオオオオオオオ!!!!(こいつら...こいつらさえいなけへれば.母さんは!!エレナは!!!!)」








    コロシシテやる

    エレン「アンナゴミドモ..,コナゴナ二シテヤル(エレナ...復讐ができるぞ.!!.)」








  262. 262 : : 2016/02/26(金) 23:28:11
    寝ぼけながら書いていたせいで何書いてるかわからないですねw後でやり直します
  263. 263 : : 2016/02/27(土) 17:13:09
    エレナ「っぃや...ぃや...待って...!!いやだ!エレン!!行かないでよぉぉーーー!!!」

    修正

    エレナ「っぃや…ぃや…待って…!!いやだ…!エレン!!行かないでーーーー!!!」


    コロシシテやる

    エレン「アンナゴミドモ..,コナゴナ二シテヤル(エレナ...復讐ができるぞ.!!.)」


    修正

    コロシテヤル

    エレン「ブッコロシテヤル!!!(エレア…復習ができるぞ…!!母さんを殺したこいつらを!!)」

    ですね、かなり間違えていましたww





  264. 264 : : 2016/02/27(土) 17:32:00
    あ・・・また間違えてる…

    エレン「ブッコロシテヤル(エレナ…復讐ができるぞ…!!母さんを殺したこいつらを!!)」

    ですね…いや、本当間違えすぎですね申し訳ないです
  265. 265 : : 2016/02/27(土) 17:58:09
    黒髪の巨人「ウオオオオオオオオオオオ!!(コロス!!!)」

    フォン!!!!

    ドコッ!!!

    鎧の巨人「・・・」

    ドッカァァァァァァァン!!!

    エレンは空中で巨人化し、ライナーこと鎧の巨人を思いっきり殴り壁に着き飛ばした

    ヒョォォォォ…

    ドオオオオオオオオオン!!!!


    エレナ「!!エレン!!!」

    ミカサ「ッ・・・」

    チラッ

    超大型巨人「・・・」

    ミカサ「…ッ(…あの時…私が動いていれば…!!私が動いて二人の首を削いでいれば!!!…次はもう無い…)」

    ミカサは壁の上に居る超大型巨人を見て、そう思った

    ゴオオオオオオオオオオ

    超大型巨人「!!!!」

    フォン!!!!!

    ハンジ「ッ!!!!全員ッ!!壁から跳べ!!!」

    アルミン「!!!?(振り下ろしてきた!!?あの体制で!!?)」

    ヒュン!!

    ドオオオオオオオン!!!!

    アルミン「ック!!!」

    ハンジ「っ!!!!」

    クリスタ「っ!!ユミルが捕まった!!!」

    アルミン「!!?(ユミルが!?)」

    ゴオオオオオオオ…

    !!なっ!?もう一人捕まったぞ!!

    超大型巨人「・・・(一旦口に…!!)」

    パカッ

    ヒュッ!!

    アルミン「!!?」

    ハンジ「なっ!!!」

    クリスタ「ぇ・・・」

    超大型巨人「(よし、これで平気だ!!)」

    バコッ!!

    ハンジ「!!!!食った!!!!」

    アルミン「なっぁ…ベルトルト…!!?」

    ハンジ「ッ!!総員戦闘用意!!!」

    皆「!!ッ!!」

    シャッ!!

    ハンジの言葉を聞き皆は剣を抜いた

    ゴオオオオオオオオオオオオ!!

    ハンジ「超大型巨人を仕留めよ!!」

    ヒュン!!!


    ハンジ「こいつは人類の仇そのものだ!!一斉に掛かれ!!!!!」

    アルミン「ッ!!!(そうだ…!!こいつは、ベルトルト達はエレンのお母さんを!!エレナのお母さんを殺した人物だ!!!)」

    超大型巨人「!!(やられるわけにはいかない!!)」

    フォン!!!

    ヒュッ!!

    ゴオオオオオオオオオオオ!!

    シュ~~~!!

    ???「(報告書通りだ!遅い・・・!!)」

    ???「(やはりこいつは図体だけ!!)」

    ???「(普段相手にしてるサイズの巨人に比べればこんなもん!!!)」

    モブリット「(いける!!)」

    ハンジ「今だ!!!全員で削り取れ!!!」

    超大型巨人「!!」

    ピシッ!!

    ボオオオオオオオオオオオオオン!!!

    ハンジ「!!?(熱ッ!!)」

    ???「ッグ!?」

    ???「熱ッ!!?」

    ボオオオオオオオオオオン!!!

    ハンジ「総員一旦引け!!!!」


    ボオオオオオオオオオオオ

    うっ手が…!!

    水だ!!水を持ってこい!!

    ハンジ「!?また消えるつもりか!?」

    アルミン「いえ!!様子が変です!!」

    ハンジ「!変?」

    アルミン「以前なら一瞬で消えましたが今は骨格を保ったままロウソクのように熱を発し続けていますこのままあの蒸気でミ身を守られたら立体起動の攻撃ができません!!」

    アルミンはそう言いながらアンカーを刺そうとうなじに飛ばすが熱気によって弾かれてしまった

    アルミン「!ど、どうすれば」

    ハンジ「・・・どうもしない、待つんだ(…ッチ!!)」



    黒髪の巨人「・・・(クソが…あのクソ野郎…)」


    エレナ「!!(顔が…!!)エレン!!!エレン!!!起きて!!!!」


    黒髪の巨人「!(エレナの声が聞こえる…)」


  266. 266 : : 2016/02/28(日) 17:58:03
    エレナ「~!!~!!」

    黒髪の巨人「(…そうか、エレナ無事だったんだな…良かった…傷一つついてねえみてえだし…)」

    どしん、どしん

    鎧の巨人「・・・」

    エレナ「っ!!エレン!!起きてよ!!エレン!!(やばいよやばいよ!!)」

    エレナはライナーがエレンに近づいている事に焦り叫びながら呼んでいた

    黒髪の巨人(…そうだ、こんな所で倒れてる暇なんてねぇだろ…何の為の再生能力があると思ってんだ…)」

    グググ…

    鎧の巨人「!」

    エレナ「!!エレン!(良かった!気は失ってない!!)」

    黒髪の巨人「(それに…エレナを守るためにもエレナと俺の将来のためにも壁の外の為にも…殺さないといけないんだ…!!いや、違う…コロシタインダ!!)」

    グググ…

    黒髪の巨人「・・・(にしてもよぉ…兵士だ責任だの吠えてたやつが対人格闘術の訓練…あれ…手加減してやってたのかよ…)」

    ピクッ…

    黒髪の巨人「(てめぇ…相当強ぇだろ…体起こすのにやっとだぞ…)」

    エレナ「!!(ぁ…立てそうだけど腕が再生しきれてない…!)」

    ライナー『どんな訓練もしっかりやれば…いつかこの人類の役に立つさ』

    黒髪の巨人「(お前は本当に優秀な奴だった…どんな時でも冷静に大局を見て…自分より仲間のことを一番に考えるやつで…俺もてめえみたいに強くなれたらいいな…とか思ってたっけ…まぁ…でもお前が持ってたもう一つの気持ちの悪い変態行為のような物だけは要らないと思ったけどな…)」

    ズシン、ズシン

    黒髪の巨人「(…と言ってもエレナだけにはそういう思いを抱いちまってるけどな…)」

    ヒュ~~~

    フォン!!

    キンッ!!

    ミカサ「ッ!!」

    鎧の巨人「!・・・(ミカサ!?)」


    エレナ「!!ミカサ!!(!!そうだ私なんでこんなボーっとしてるの!?ミカサが行ってるのに!!)」

    ミカサ「!!エレナ!!!」

    黒髪の巨人「!(ミカサ、か?)」

    エレナ「!!み、ミカ、サ?」

    ミカサ「貴方はダメ!!エレンにだけ集中して!!」

    エレナ「え…な、なんで…!」

    ミカサ「この前エレンが言った筈!!一人一人に必ず役割があると!!」

    黒髪の巨人「(あいつ…もう少し言い方優しくしろよな…)」

    エレア「!!(ぁ…そ、そうだよ…私に…私だけのできる事をしなくちゃ!!)エレン!!起きて!!頑張って!!後少しだよ!!後少しで立ち上がれるよ!!エレン!!」

    黒髪の巨人「!(…ははっ、すっげえ可愛い応援の仕方だな…そうだ、エレナお前が持ってる皆にない力は声だ、熱意だ…まぁそれは俺に関してだけだけどな…多分…)」

    ググググ…

    エレナ「っ!!お兄ちゃん!!頑張って!!(ごめんねエレン…私にはこんな事しかできないけど…でも、それしか私にできる事はないから!!)」

    黒髪の巨人「(ははっ、エレナの声ってこんなにも力が湧くのか…まぁエレナじゃなかったら力も何も入らねえけどな…)」

    ズシン、ズシン

    エレナ「!!!!お兄ちゃん!!」

    黒髪の巨人「(…お前の不安そうな顔、見たくねえな…)」

    ググググ、ズシン

    エレナ「!!(やった!!やった!!片足だけだけど起きたよ!!)」

    黒髪の巨人「(なぁ…ライナー今お前がどんな顔してんのか知らねぇが…お前ら本当にクソ野郎だよ…人類史上こんなに悪いことした奴はいねぇよ…俺とエレアの母さんを殺し挙句にはエレナや他の女に変な目付けやがって…絶対殺す!!)」

    ググググ、ズシン!!

    エレナ「!!エレン!!」

    ミカサ「!!(立った!!)」

    ズシン、ズシン

    鎧の巨人「!!」

    黒髪の巨人「(人の大切な親を殺し挙句には殺した子供を変な目で見る?ふざけてんにも大概にしろよ…エレナを変な目で見やがって…気持ち悪いんだよ…一体何考えてんだ?本当に気も悪いよお前の正義感にあふれたのあの面構え、それにエレナに挨拶する時のあの顔…!!!!!!)」

    黒髪の巨人「オオオオオオオオオオオオ!!!!!!」



        てめぇみたいなでけぇ害虫がエレナに話しかけてんじゃねえよ、エレナの名前を呼ぶな、エレナを見るな、エレナを呼んでいいのは俺だけだ、おこがましいんだよ害虫が

    フォン!!!!!!!!!

    黒髪の巨人「(このでけぇ害虫が…オレが今から駆除してやる!!!!エレナ待ってろ!!!今すぐにこいつを駆除する!!)」








  267. 267 : : 2016/02/28(日) 23:27:36
    殺れやれ~やっちまえー!ホモナー何か木っ端ミシンにしてやれ!
  268. 268 : : 2016/02/29(月) 18:58:12
    フォン!!

    黒髪の巨人「ウオオオオオオオオオオオオ!!」

    ボコォ!!

    エレナ「!!(やった!!当たった!)」

    鎧の巨人「・・・」

    エレンが放った拳は見事つっこんできたライナーの顔面に直撃した、そこを見ていたエレナは効いたと思っていたが…

    ボコォ!!!

    エレナ「っぇ!!?」

    黒髪の巨人「ッ!!?(効いてねえ!!?)」

    ドサァァァァァァ!!!

    鎧の巨人「(残念だったなエレン、俺の巨人は全身鎧でできてるんだ)」

    ドシン、ドシン

    エレナ「ッ!!エレン!!!!!(まずい!!やばいよ!!)」

    黒髪の巨人「(やべぇ…意識がもってかれる…)」



    ドサッ!!

    エレン『いっ…』

    エレナ『!だ、大丈夫?エレン』

    アニ『・・・』

    エレン『あ、あぁ…ってアニ…もう少しなぁ手心ってもんが人にあるだろ…』

    エレナ『あはは…アニ強いもんね…』

    アニ『…私もあんたと同じこと言いたいよ』

    エレナ『!え?』

    アニ『エレナじゃない、エレンにだよ』

    エレン『?は?』

    アニ『あんたが力いっぱいぶつかってくるもんだからこっちもそれ相応の返し方をしなくちゃいけないんだよ、単純に力じゃ敵わないんだ』

    エレナ『!あ、そうだね、エレン手加減しなくちゃだめだよ?』

    エレン『?何でだよ?』

    エレナ『アニはエレンと違って女の子なんだから…ね?』

    エレン『ねって…まぁ、確かにアニは女の子だが…』

    アニ『!・・・///』

    エレナ『!(アニ照れてる…可愛い///)』

    エレン『こいつは他の女と違ってすっげえ強いんだぞ?手加減なんていらねえよ』

    エレナ『!!え、エレン失礼だよぉ…』

    アニ『・・・』

    アニ『・・・エレン、あんたに教えてあげるけど女ってのは男と違って単純に力じゃ敵わないんだ、あんたも男ならさ…私のこのか弱い体をもっと労わるべきなんじゃないの?』

    エレナ『!(アニがいつもより女の子らしい!)』

    アニ『・・・エレナ、あんた何か失礼な事考えてない?』

    エレナ『っ!!か、考えてないよ!!(うわぁ~!アニ怖い!)』

    エレン『は?お前の冗談は面白くないな、力で敵わなきゃ何で俺は倒れててお前は立ってんだ(か弱い女の子ってのはエレナのことだろ?そうだろ?)』

    エレナ『アニが言いたいのはそういう事じゃないと思うけどぉ…』

    アニ『・・・あぁ、私の使った技術ってのはここで教えているもんとは違うんだよ』

    ボトッ

    スタ、スタ、スタ

    アニ『力で投げたわけじゃないんだ、相手より力で劣る者が自分を守るための技術だったりするからね』

    エレン『・・・(嫌な予感しかしねぇ…)』

    エレナ『!へぇ、アニの体術ってそうなんだ』

    アニ『あぁ、エレナも知ってて損はないと思うから見てなよ』

    ッス

    エレン『っ!!わかった、少し休憩しようお前疲れてんdブン!!!

    エレン『っうぉ!!?』

    エレナ『!!(早い!)』

    ヒュッ

    エレン『(怖ぇ!!)』

    エレナ『!(凄いエレン!避けてる!)』

    アニ『・・・』

    バッ

    ガチッ!!

    エレナ『えっ!?』

    エレン『ぐぉ!!?』

    アニ『・・・』

    ドサァ!!!

    ギュッ!!!

    エレン『グッ!!?』

    エレナ『!!あ、アニ!!エレンが危ないよ!!』

    アニ『ん?』

    エレナ『首!首!』

    アニ『?』

    エレン『・・・アニ・・・降参だ・・・降参する・・・』

    アニ『・・・降参?降参なんかしてないで学習しなよ、力の使い方と女の子との話し方を』

    エレン『わかった!!覚えるから!!放せぇ!!』

    エレナ『あ、アニ!!本当放してあげてよ!!』

    ギュ!!

    アニ『!!っえ、エレナ!あんたどこ掴んで!?』

    エレナ『ん~!!ん~!!エレンが苦しんでるよぉ!放して~!!』

    エレン『ッグ~~!!っん?ッ!おい!アニ!ずるいぞ!!そこ変われ!!(エレナに抱き付かれるだ!?ふじゃけんあ!!)』

    アニ『!?はxッ!?』

    ッス

    エレナ『えっ?うわぁ!!』

    ヒュン!!

    ドサッ!!

    エレン『グァッ!!?』

    エレナ『いたた…!!え、エレン!大丈夫!?』

    ッス

    エレン『あ、あぁ…ってな、なんでライナーが降ってくるんだよ…』


    ライナー『   』

    アニ『・・・』

    スタ、スタ、スタ

    ねぇ、アニ

    エレナ『!!ミカサ!!』

    エレン『あ?』

    アニ『・・・』

    ミカサ『教えて』

    アニ『・・・』













  269. 269 : : 2016/03/01(火) 18:04:04
    アニ『・・・どうかな…この技は人間用なんだ、あんたに必要あるとは思えないけど』

    ザッ

    ッス

    アニ『ただ…猛獣に通用するかどうか興味はある』

    エレナ『・・・っえ、え!?(み、ミカサとアニが!!)』

    エレン『っま、まじかよ…ついに…(あの女かどうがわからねえ二人が…!!)』


    コニー『おいおい…あいつらがやんのか?』

    サシャ『夢のカードが!』

    ダズ『ど、どっちだ』

    マルコ『やっぱりアニ、かな?』

    ジャン『!!わ、わかんねえぞ!マルコ!』

    マルコ『え?』

    ジャン『もしかしたらミカサ、かもしれねえぞ!(一位だしな!!)』

    マルコ『!そ、そういえばそうだね(そうだ、ミカサは一位なんだ・・・ん?一位?どこから一位なんて??)』


    ッス

    ライナー『お前はどっちだエレン?』

    エレン『!え?俺は…』

    チラッ

    エレナ『わぁ~…!(いったいどうなるんだろ?楽しみ!!)』

    エレン『・・・俺は…』

    ミカサ『・・・(エレンが見てくれてる…)』

    アニ『・・・(別にあいつに見てもらいたいわけじゃないけど…)』

    ライナー『俺は・・・?』

    エレン『・・・俺はエレナだな(エレナ可愛い~…)』

    ライナー『・・・は?』

    エレナ『!え?』

    ミカサ『    (なん、だと…!?)』

    アニ『・・・ッフ(…あんたらしいよ)』

    ライナー『は、は?エレンお前なに言ってんだ?』

    エレン『あ?そんなの女としての大事な可愛さがエレナが一番あるからエレナに決まってんだろ?』

    ライナー『ッなっ…!!!!(え、エレンお前ってやつは…!!)』

    エレナ『っ!!そ、そんなことないよ!?///』

    ミカサ『   」

    アニ『・・・っ(…少し聞きすてならない言葉が聞こえた気がしたんだが…?)』


    コニー『!おぉ!そういえばそうだな、あの三人の中で一番女らしいって言ったらエレナだな!』

    サシャ『そういえばそうですね!』

    ダズ『それについては同意すぎるな、うん』

    マルコ『み、みんな失礼すぎr…いや、そうでもない、かも?』

    ジャン『!!エレナが一番女らしいに決まってんだろ!?』


    エレン『な?皆もそう言ってるぞエレナ』

    エレナ『そ、そんなことないよミカサやアニの方が私なんかよりずっと!』

    エレン『そうかぁ?ミカサは腹筋すげえ女でアニは冗談じゃねえほど強ぇ女にしか見えないんだが…、それに比べてエレナは』

    ッス

    ナデナデ

    エレナ『!んっ…』

    エレン『お前は女としての可愛さや弱さがあってすっげえ可愛いぞ?』

    エレナ『!!っそ、そう、かな…?///』

    エレン『あぁ!すっげえ可愛いぞ、なぁ?ライナー』

    ライナー『!!あぁ!!男として一番大事な事をエレン、お前は言ってくれたぞ!!』

    エレン『ははっ、なんだよそれ?』

    ナデナデ

    エレナ『んっんぅ…///へへへ///』

    皆(可愛い・・・)


    アニ『・・・ねえ』

    ミカサ『・・・なに』

    アニ『・・・今日初めてエレナを恨んだかもしれないよ』

    ミカサ『・・・そうか、私は9歳頃から恨んでるけど』

    アニ『・・・そんな年からあいつエレナのこと好きだったんだ…』

    ミカサ『・・・たぶん』

    アニ『・・・へぇ~』




    グシャ!!!!

    黒髪の巨人「(あれ…?そういえば結局どうなったんだ…?)」

    ドサッ…

    エレナ「!!~~~~!!!」

    ミカサ「~!!」

    黒髪の巨人「(いや・・・何で今あの時を思い出す・・・まさか・・・これが走馬灯ってやつなのか?)」

    ドシン、ドシン

    黒髪の巨人「・・・(まぁ・・・どうでもいいや)」

    グググ

    黒髪の巨人「(何にせよ…)」

    グググ

    黒髪の巨人「(    最低な気分だ    )」

    ドシン、ドシン

    鎧の巨人「・・・」

    黒髪の巨人「(にしても…どうやって戦えばいい、こいつに拳は効かねえぞ…?)」

    シュ~!!

    エレナ「!!アルミン!」

    アルミン「エレンだ!だめだ!!殴り合ったってどうにもならないよ!!」

    エレナ「ぁ!!(殴り合ったらだめ…、…!そうだ!)」

    黒髪の巨人「・・・(そんぐらいわかってんだよ…)」

    ドシン、ドシン

    鎧の巨人「・・・(そうだ、殴り合ったって負けるぞエレン・・・)」

    アルミン「!!壁まdエレナ「エレン!!!!」

    黒髪の巨人「!!(エレナ?)」

    アルミン「!?エレナ!?」

    ミカサ「!」

    エレナ「エレン!!思い出して!!私とやった訓練の日々を!!(なるべくライナーに気づかれないように!)私と一緒にやった格闘技だよ!!」
  270. 270 : : 2016/03/01(火) 18:04:09
    黒髪の巨人「・・・!!(…そうか、わかった…!!)」

    アルミン「え、っえ、っちょ、ちょっと!エレナ!エレンとエレナは毎日訓練一緒にやってたんだからそんなn」

    エレナ「ううん!きっとお兄ちゃんならわかってくれてるはずだよ!(お願い…わかってエレン…)」

    アルミン「っ!?(えぇ~!?なにその運任せ!?)」

    ミカサ「(ライナーに効く格闘術なんてあるの…?)」

    鎧の巨人「(無駄だこの鎧は砲弾でも弾けるんだ、打撃じゃ効かねえぞエレン)」

    ドシン、ドシン

    グググ

    黒髪の巨人「(流石エレナ、俺の妹だ、ちゃんと俺との訓練を覚えてる……嬉しいな…///)」

    シュ~!

    スタッ

    ミカサ「ッチ…(刃が…)」

    ズシン

    ミカサ「ッ!!エレン!!!」

    エレナ「っ!!!(お願い!!わかって!!エレン!!)」

    黒髪の巨人「アアアアアアアアアアアアア!!!」

    鎧の巨人「(・・・終わりだな)」

    グググ

    アルミン「!!まずい!!」

    ハンジ「!?我を忘れたのか!?」

    黒髪の巨人「アアアアアアア!!」

    フォン!!

    ライナー「(ここでカウンターを狙えば!!)」

    フォン!!!

    黒髪の巨人「!!(ここだ!!)」

    スカッ!!

    エレナ「!!あっ!!」

    鎧の巨人「!!?(避けた…!?)」

    黒髪の巨人「(いける!!)」

    シュッ!!

    ミカサ「!!」

    アルミン「!?」

    ハンジ「!!」

    ガチッ!!!!

    鎧の巨人「ッ!!!?」

    黒髪の巨人「ッ!!(ック!!!!)」

    ドオオオオオオオ!!!

    エレナ「!!やった!(お兄ちゃん凄い!!)」

    おぉ!!鎧を投げたぞ!!

    アルミン「あ、あれって…!!」

    エレナ「うん!アニに教えてもらってねいつもエレンとやってたんだ!」

    アルミン「そうなんだ、どっちが投げてたんだい?」

    エレナ「あ、うん、えっとね!怪我したら危ないからっていつも私がエレンを投げてたんだ!」

    アルミン「へ、へぇ~そうなんだ(…エレン、投げられて嬉しそう…そんな想像ができるよ…)」

    エレナ「って言っても私筋肉全然ないから全然投げられなかったんだけどね…あはは…」

    アルミン「そ、そっか(…まぁ、クリスタより筋力が下ってのが凄いよね…)」


    鎧の巨人「ッ・・・!!(ックソ離せ!!)」

    黒髪の巨人「・・・(ぜってぇ離さねぇ…)」

    ググググ…

    エレンはライナーの腕、方と上半身を押さえつけ起き上がらせないようにした

    黒髪の巨人「(お前らが一体何のためにこんなことやってんのか知らねぇけどな)」

    ドン!

    黒髪の巨人「!」

    鎧の巨人「(フンッ!!)」

    ゴロッ!!

    エレナ「あっ・・・!」

    ゴロッ!!

    黒髪の巨人「(よく考えてみりゃお前ら色々とお粗末な点が目立つようだな)」

    ヒュ

    ガシッ!!

    黒髪の巨人「(その一つはこれだ)

    鎧の巨人「!!」

    黒髪の巨人「(俺とエレナに戦い方を教えてしまったこと)」

    ググググググググググ!!!

    ビキッ!!

    鎧の巨人「ッ!!(まずい…!!)」

    エレナ「!!(凄い!鎧にヒビが!)」

    ビきッ!!

    黒髪の巨人「!!(やった…!!極め技は効く!!まだ…戦える!!)」

    ギュゥゥゥゥ!!!

    ベキッ!!バキッ!!

    鎧の巨人「(ックソ!!離せ!!)」
  271. 271 : : 2016/03/01(火) 18:12:21
    期待!!
  272. 272 : : 2016/03/01(火) 18:58:20
    黒髪の巨人「!!(クッ!!まだだ!!)」

    ガシッ!!

    グルグル!!

    鎧の巨人「ッ!!?(まずい!!)」

    グッ!!

    鎧の巨人「!!?(なっ!?)」

    ドシン!!

    黒髪の巨人「(そう簡単に逃がすか!!)」

    エレナ「!!凄い…!(実践であんなにできるんだ…!)お兄ちゃん凄い!」

    アルミン「!(…凄い嬉しそうな顔してる…)」

    タッタッタッタ!!

    ミカサ「エレン!!」

    エレナ「!!ミカサ!?」

    アルミン「!?ミカサ!?」

    黒髪の巨人「!!アアアアアアアア!!(ここだ!!)」

    ボキッ!!ベキッ!!ブチッ!!

    鎧の巨人「ッ!!!(腕が…!!)」

    ミカサ「!!やった!!」

    エレナ「!!エレン!!」

    シュ~!!

    アルミン「!エレナ!」

    シュ~!!

    スタッ!!

    タッタッタッタ!!

    エレナ「エレ~ン!!」

    黒髪の巨人「!!(エレナ!!)」

    アルミン「エレン!!聞こえるか!?逃げるんだ!!ひとまず壁まで近づけ!!」

    黒髪の巨人「!!」

    アルミン「ライナー達の目的はエレンを攫う事だ!!今は・・・まだ!!その阻止を目標にしよう!!」

    ミカサ「!?でも…アルミン…」

    アルミン「ライナーはそう簡単に逃がしてはくれない!」

    エレナ「!そうだよ!エレン!壁まで逃げて!!」

    ゴゴゴゴゴゴ

    鎧の巨人「・・・(逃がさん…!!)」

    黒髪の巨人「!!(エレナの言う通り逃げた方が良さそうだな…!!)」

    シュ~!!

    危険だ!三人とも下がれ!!

    アルミン「!」

    ミカサ「!」

    エレナ「!」

    プシュ~!!!

    エレナ「!!お兄ちゃん!!」

    黒髪の巨人「!!」

    ダッダッダッダッ!!

    ドシン

    黒髪の巨人「・・・」

    ドシン、ドシン

    鎧の巨人「・・・(…やはりいエレンより再生が遅いな…)」


    そうだ!エレン良い判断だ!

    ミカサ「理性が戻ってる…!」

    アルミン「あぁ…でもミカサが言うようにライナーから逃げるのは至難の業だ」

    エレナ「ライナーがあそこまで強いとは思わなかったよね…エレン…」

    黒髪の巨人「!(…あぁ、あいつは訓練で本気を出してなかったんだ…)」

    コクッ

    エレナ「!ふふっ、巨人化しお兄ちゃんと話すって不思議だね!」

    黒髪の巨人「!(確かにそうだな、普段は生身だからな)」

    コクッ

    アルミン「エレナ!悪いけど今会話してる暇はないんだ!」

    エレナ「!あ、う、うんごめん…」

    黒髪の巨人「(エレナ落ち込ませんなよ…アルミン…)」

    ドシン、ドシン

    鎧の巨人「・・・」

    シュ~!!

    黒髪の巨人「!」

    ハンジ「いいかいエレン!?君を逃がす為にはライナーの動きを封じ時間を稼ぐ必要がある!さっきの関節技で鎧の足を破壊することはできるか!?我々の刃は通用しないが頭を使って最大限できることを考えるよ!」

    黒髪の巨人「(わかりました)」

    コクッ

    ハンジ「!?…おぉ」

    アルミン「ミカサ使ってくれ!」

    カチャ

    ミカサ「!アルミン!?」

    アルミン「僕の刃だ!」

    エレナ「!」

    アルミン「頼んだよ!!」

    ミカサ「!うん!」

    ドシン、ドシン

    黒髪の巨人「!」

    鎧の巨人「・・・」

    黒髪の巨人「(俺の自身の事も心配だが後ろにはエレナが居るんだ…なんとか後ろを巻き込まねえようにしねえと)」

    ドシン、ドシン

    ピシッピシッ

    黒髪の巨人「!(再生してきてるのか…!)」

    ッス

    鎧の巨人「・・・(いくぞエレン…!)」

    黒髪の巨人「(今は…今だけは逃げるが勝ちだ、正体がバレて追い詰められてんのは…お前らだぜ…もう後が無いのはお前らだ――ダッ!!

    黒髪の巨人「!!?(なっ!!)」

    エレナ「えっ!!?」

    アルミン「なっ!?」

    ミカサ「速い!!」

    黒髪の巨人「!!(まずい!!)」

    ッス

    ドゴッ!!

    ドサッ!!!!

    エレナ「!!エレン!!!!」

    ライナーは思いっきりダッシュをしエレンにつっこんだ、エレンはエレナを危険にさらさないようにと横にづれ吹き飛んだ

    ダンダンダン!!

    フォン!!

    黒髪の巨人「!!」

    ドン!!

    黒髪の巨人「(クソッ…足!!)」







  273. 273 : : 2016/03/02(水) 18:21:13
    期待です
  274. 274 : : 2016/03/02(水) 18:58:12
    シュル

    ガシッ

    黒髪の巨人「(足だ!!)」

    鎧の巨人「!」

    フォン!!

    アルミン「!!エレン!!下になってはだめだ!!」

    ミカサ「!!立って!!(あの体制は非常にまずい!!)」

    エレナ「エレン!!立って!!(あのままだと!!)」

    ガシッ

    ガッ!!

    黒髪の巨人「(何とかして逃げねえと!!)」

    エレンはライナーの足を掴み膝の関節の部分に蹴りを入れ体制を崩させ逃げた

    ガクッ!

    ドサッ!

    エレナ「!!エレン!!今だよ!!」

    鎧の巨人「(ッチ、エレンお前強ぇな…)」

    ゴゴゴゴゴ

    ミカサ「!!まずい!!」

    アルミン「!!(ライナーの突進スピードが伊達じゃない!!)」

    エレナ「(私じゃほぼなにもできないけど!)」

    アルミン「!?え!?っちょ!?エレナ!?」

    ミカサに続いてエレナも行ってしまった、そしてアルミンは急いで付いて行った

    黒髪の巨人「!」

    サッ!!

    黒髪の巨人「(まずい・・・!!)」

    鎧の巨人「(次こそは…!)」

    ダッ!!

    黒髪の巨人「!!(タックルが速くて強烈だ!!)」

    サッサッ!!

    ドンドンドンドン!!!

    鎧の巨人「!!(くらえ!!!)」

    黒髪の巨人「ッ!!(防げねえ!!)」

    シュ~!!

    クソッ!!何で級にあんな速く動ける!?

    俺らじゃ何もできねぇのか!?

    シュ~!!!!

    ミカサ「クッ!!…」

    ハンジ「!!いや…本当に前進が石像のように硬いのならあんな風い動けないはずだ…(…どこかに弱点が…?)」

    ミカサ「!?」

    ハンジ「昔の戦争で使ってた鎧にも人体の構造上鉄で覆えない部分がある、脇や股の部分とあとは―――!!膝の裏だ!!」

    ミカサ「!!」

    チラッ

    鎧の巨人「(くらえ!!)」

    ドッ!!

    黒髪の巨人「ッ!!」

    ミカサ「!!(ほんとだ!!膝の裏、腱だ!!)」


    シュ~!!

    エレナ「ハァハァ!!早すぎるよ!!」

    アルミン「!エレナ!もしもの時の為にガスは残しておくんだ!!ふかしすぎだよ!!」

    エレナ「!!で、でも!」

    アルミン「さっきエレナがエレンに格闘術を思い出させた通り君にできる事だけをやるんだ!!」

    エレナ「!!」

    アルミン「焦って君がもし死ぬことになったらエレンは怒るぞ!!」

    エレナ「っ!!ぁ…ぅ、うん…ごめん…(そうだ…私にできることを…ぅ…感情的になるのが私のまだ駄目なところだ…)」

    アルミン「!うん(…ふぅ、よかった…)」

    ドンドンドンドンドン!!!

    ダッ!!

    黒髪の巨人「ッ!!(どうせ倒されんなら
    …!!)」

    ッス

    鎧の巨人「!!」

    黒髪の巨人「(てめぇの首よこせ!!)」

    ガチッ!!

    ビキッ!!

    鎧の巨人「ッ!!(うぉ!?)」

    ドォ~ン!!

    ビキ!!ビキ!!!

    シュ~!!

    スタッ!!

    エレナ「はぁはぁ…エレ~ン!!がんばれ~!!!」

    おおおおおおおおおおお!!!やれエレン!!!!


    黒髪の巨人「!!(エレナ!?何で!?、っいや!!今はこっちだ!!)」

    ピキッ!!ピキッ!!

    黒髪の巨人「!!(入った!後は力の勝負だ!!)」

    ピキッ!!

    鎧の巨人「ッ!!(クソッ!!)」

    黒髪の巨人「(いや…腕が多い分!!俺が有利か!!)」

    シュ~!!

    ミカサ「フンッ!!!」

    ブチッ!!

    鎧の巨人「!!(ふくらはぎが…!!)」

    ズシッ!!

    黒髪の巨人「!!(ミカサか!!)」


    エレナ「!!すごい!!ミカサ!!」

    アルミン「!(ふくらはぎの所はなにも鎧も何もついてない!!あそこが弱点なのか!!)」

    ハンジ「切った!!」

    モブリット「おぉぉ!!」


    黒髪の巨人「(抵抗力が…弱くなった!!)」


    アルミン「!!いける!!」

    エレナ「エレン!!!」

    エレン!!やっちまえ!!

    そのまま首ごと引っこ抜いてやれ!!

    裏切り者を引きずり出せ!!


    黒髪の巨人「!!(勝てる!!鎧の巨人に――)」

          バキッ!!!!!!!!!

    黒髪の巨人「(勝てる!!!!)」

    ビきッ!!

    バキッ!!

    ドサッ!!!!!

    黒髪の巨人「!?」

    ズズズ!!

    アルミン「!?な、何を!?」

    エレナ「えっ・・・!?」

    無駄な足掻きだ・・・

    いいぞ!!もう少しだ!!

    ズズズ…

    アルミン「!?止まった…あの位置は…」

    ッス

    アルミン「!?(ベルトルト!?
  275. 275 : : 2016/03/02(水) 18:58:17
    超大型巨人「(ライナー!!)」

    ボオオオオオオオオオオオオオ!!!!


    鎧の巨人「オオオオオオオオオオオ!!!」

    黒髪の巨人「!!?」


    エレナ「うっ!!?」

    アルミン「!!?」

    ミカサ「!?」

    ハンジ「なっ!!」

    モブリット「ッ!!?」

    ハンジ「ッ!!周囲を警戒しろ!!巨人を読んだぞ!!」

    周囲に他の巨人は見当たりません!!

    ただの悪足掻きだ!!

    てめぇの首が引っこ抜けんのが先だ!!馬鹿か!!

    黒髪の巨人「(急がねえと!!)」

    鎧の巨人「!!(ベルトルト!!)」

    ビキビキ!!

    ブシュッ!!

    見ろ!!もうちぎれる!!

    エレンが今にもライナーに勝とうとしていた瞬間だった


    上だぁ!!避けろおおおおおおおおお!!!!!

    ハンジ「!!?」

    アルミン「!?」

    ミカサ「ッ!!?」

    エレナ「!!?」

    黒髪の巨人「!!(?なんd!!?)」

    エレンは上を向いた、そこには超大型巨人の顔があった


    ドオオオオオオオオオオン!!!!




    エレナ「・・・ん…?…!!」

    ガバッ!!

    エレナ「ッ!!」

    チラッ

    チラッ

    エレナ「   」

    ヒョォォォォォォォォ~…

    エレナ「っぇ・・・?」

    タッタッタッタ!

    アルミン「エレナ!」

    エレナ「!!アル、ミン…!?」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「っ!!」

    ガシッ!!

    アルミン「!!?」

    エレナ「エレンは!!?お兄ちゃんは!!?」

    アルミン「!!」

    ミカサ「っ・・・」

    アルミン「っそれhタッ!!

    エレナ「っ・・・(ぃ、いない…!!)」

    チラッ

    エレナ「っ・・・」

    エレナは急いでアルミンを離し壁外の地面を見た

    巨人「ぅぁぁ~…」

    巨人「ぶぁぁ~…」

    エレナ「!!っ、え、エレ、ンは…?」

    アルミン「エレンは連れ去られた…」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「っ!!!そん、な…」

    アルミン「ユミルもだ!ベルトルトとライナーに・・・」


    超大型巨人は落下の衝撃と同時にその体を一気に蒸発させた

    その熱と風圧で下にいた僕らは一時再起不能になるダメージを受けた

    上にいた仲間もしばらく近づけないほどの一撃だった

    その中でかろうじて見えたのが

    エレンが鎧の巨人に敗北する姿だった

    鎧の巨人だけがあ衝撃に耐えることができたんだ

    エレンはうなじごと鎧の巨人に齧り取られた

    熱風が少し収まると同時に巨人の残骸からユミルを抱えたベルトルトが現れた

    ユミると一緒に口に入れた兵士の立体起動装置を付けていたんだ

    ベルトルトはユミルを抱えて鎧の巨人の背中に飛び移った

    そうやって去って行ったんだ…

    エレンとユミルを連れてね…


    アルミン「そしてそれからもう5時間は経ってるんだ…」

    エレナ「っご、ごじ、かん…」」

    ミカサ「っ・・・(エレナ…)」

    エレナ「五時間って…え、え…っ!!も、勿論誰かその後追ってるんだよね!?」

    アルミン「!!」

    ミカサ「!!…追ってない…」

    エレナ「!!?っ!!なんで!!?」

    アルミン「・・・馬をあっち側に運べないからだ」

    エレナ「!!」

    アルミン「エレンを取り戻すには馬をあちら側に移すリフトがここに来るのを待つしかない、ミカサにはさっき言ったんだけど、エレナそれに備えてくれ、まずは怪我の具合を確認して」

    エレナ「っ!!け、怪我なんかしなてないよ!!それより早く!!」

    ミカサ「!!エレナ!!!」

    エレナ「っ!!…」

    アルミン「・・・ハンジ分隊長や他の上官達が重症で動けないでいる、小規模でも索敵陣形を作るには…一人でも多くの人手が必要なんだ、手練れは特にね…、わかった?エレナ…」

    エレナ「っ・・・!!」

    バッ!!!!!

    アルミン「!!」

    ミカサ「エレ、ナ…?」


    ポタ、ポタポタポタ…

    ミカサ「!!」

    アルミン「!」

    ぅっ…ぅぅ…!!

    エレナ「ぅ…!!ぅぅぅぅ…!!っ!!」

    バサッ!!

    エレナはアルミン達に見られないようにと急いで後ろを向き息を殺して


  276. 276 : : 2016/03/02(水) 18:58:27
    息を殺して、泣いた
  277. 277 : : 2016/03/02(水) 22:59:52
    息を殺して泣いた

    アルミン「っ....」

    エレナ「ぅっ...っ...」

    ミカサ「...っ!」

    スッ

    ギュゥ

    エレナ「!」

    アルミン「!ミカサ...?」

    ミカサ「・・・今はこんな事しかできないけど...ないよりはましでしょ?」

    エレナ「っぅっ!ぅぁぁぁぁぁぁぁ(お兄ちゃん...お兄ちゃん...)」

    エレンにもう二度と会えないとは言い難いところだがエレナにとってはかなりショックな事だった。そのためエレナは思いっきりミカサに抱きつき胸に顔をあずけ、泣いた

    エレナ「ぅぁぁぁぁぁぁぁ(エレン...エレン...会いたいよぉ...抱きしめてよぉ...おいていかないでぇ...)」

    ミカサ「・・・(この世界はとても残酷だ.
    ..ずっとずっとこれからもきっとそうだ.
    ..)」

    アルミン「・・・(エレンが死んだとは限らないけれど...エレナにとってはかなり絶望的だよね
    ...きっとミカサ以上に辛い思いをしてるはずだよね...)」

    アルミンはミカサとエレナの瞳の中を見てなんとなくそう思った


    そしてそれから数十分間泣いていた。

    エレナ「ヒック...ぅぅ...」

    ミカサ「...エレナ、そろそろ平気...?」

    エレナ「...ぅ、ぅん...大丈夫、だよ...」

    ミカサ「!」

    エレナはたくさん泣いたのか目は真っ赤、鼻水が出てわで酷かった

    ミカサ「...エレナ」

    エレナ「ん?っんっ...んっ...」

    アルミン「あはは...(ミカサお姉さんみたいだなぁ...)」

    ミカサ「...よし、これで平気」

    エレナ「んっ...ありがとう...」

    ミカサ「!うん...」

    エレナ「...ミカサは、大丈夫...?」

    ミカサ「!うん、大丈夫」

    エレナ「...そっか」

    ミカサ「...エレナは、気分は?」

    エレナ「...さっきよりは、ましだよ...」

    ミカサ「....そう」

    アルミン「・・・」

    エレナはそういいながらミカサから離れた

    エレナ「...ありがとうねミカサ」

    ミカサ「...うん」

    アルミン「...」

    エレナは引きつった笑顔でそう言った

    アルミン「...っえエレナ「お兄ちゃんってさ...」

    アルミン「!」

    ミカサ「!」

    エレナ「...どうしていつも私達のそばから遠くに行っちゃうんだろうね...」

    アルミン「!...それは...」

    ミカサ「...それは私も思った...どうしてエレンはいつも私達から遠くに行ってしまうのかと」

    アルミン「...うん、そうだねエレンは昔から一人で突っ走って行くんだ、僕らを置いて...あ、でもエレナの事については少し違うかな?」

    エレナ「...えっ?」



  278. 278 : : 2016/03/03(木) 17:24:12
    ミカサ「・・・?何が違うの?」

    アルミン「エレンって昔から一人で突っ走って行くって印象だけど、でもいつもそのエレンの傍にはもう一人居るんだよね」

    ミカサ「!」

    エレナ「…ん?」

    アルミン「あはは…エレナだよ(今本当にわかってなさそうな顔したよね…)」

    エレナ「・・・っえ、わ、私!?」

    アルミン「うん、エレナだよ」

    ミカサ「・・・確かにエレナは昔からエレンの隣に居た…(…兄妹だからなのかしもれないけれど…)」

    エレナ「え、そ、そうだっけ…?」

    アルミン「うん、エレナにとってはそれが日常的になってたから気づかなかったんだろうけどね」

    エレナ「そ、そう、なんだ…(そうなんだ…気づかなかった…)」

    アルミン「…にしても、エレン昔はよく喧嘩とかしてた時によくエレナを一緒に連れてたよね、エレナも怪我してたかもしれないのに」

    ミカサ「…そういえば、うん」

    エレナ「…うん、そう、だね(…懐かしいなぁ)」

    ミカサ「…でも、今は違う」

    アルミン「!うん、違うね」

    エレナ「?何が違うの?」

    ミカサ「…今はエレナを守ろうと必死になって危ない所にはエレナを連れだしていない」

    エレナ「!」

    アルミン「うん、(…まぁ、過去の事もあるしそうなるよね…)」

    エレナ「…なんで今はエレン一人なんだろ…」

    アルミン「それhミカサ「それはエレナ貴方が大切で大好きだから」

    エレナ「!えっ?///」

    アルミン「!(照れてる…)そうだね、エレンはエレナが大好きで大切だから連れ出してないんだと思うよ」

    エレナ「っそ、そう、なのかな…?///(ぅ…恥ずかしい…///)」

    ミカサ「うん(…羨ましい、そして可愛い///)」

    何回か言われて慣れたエレナだがやはり言われると恥ずかしい、そう思った

    エレナ「そ、そっか…///で、でも…」

    アルミン「!ん?」

    エレナ「そんなに私の事大切だったら危険な事に自分から首突っ込まないでほしい…そうすれば私も危険な事に巻き込まれないし私と一緒に居られるのに…///」

    アルミン「!?(…え、なにこの子」

    ミカサ「!!(…凄い…!///)」

    アルミカ「「(可愛い!!///)」」

    エレナは少々不満気味なのか愚痴を言い恥ずかしそうに頬を膨らましブツブツと言っている、これに対しアルミンとミカサは

    エレナ「ムゥ…///(そうだよ…なんで遠くに行っちゃうの…エレン…)…!あっ!え、えっと!い、今のはお兄ちゃんに絶対言わないでね!?///」

    アルミン「!え、な、なんで?」

    ミカサ「?」

    エレナ「!だ、だってエレンは仕方なくこうなってるんだし…エレンは私の事一生懸命守ってくれてるのに…こんな事言うのは酷いし…それに…///」

    アルミン「それに…?」

    エレナ「それにこんな事言ったらお兄ちゃんに嫌われちゃうかもしれないから…///えっと、その…///」

    アルミン「   」

    ミカサ「・・・///(…私これからエレンじゃなくてエレナを彼女にしようかな…///)」

    そう思うほどこのエレナは可愛かったらしい

    エレナ「・・・アルミン…?」

    アルミン「…!な、なに?」

    エレナ「だ、だから、その…今のは言わないでね?」

    アルミン「!う、うんわかったよ!(逆に今のエレンに聞かせたら余計好きになっちゃうと思うんだけど…)エレンおしい事したね…ミカサ…」

    ミカサ「・・・うん」

    エレナ「?え?」

    アルミン「あはは、なんでもないよ…と言うよりエレナが何かエレンに不満を言ったとしても嫌われないと思うよ?」

    エレナ「!え、そ、そう、かな…?」

    アルミン「うん、嫌われることは絶対ないし、あるとしたら落ち込むぐらいじゃない?」

    エレナ「お、落ち込む?」

    アルミン「うん、エレン、エレナの事大好きだから」

    エレナ「!ぁ…う、うん…///」

    アルミンが苦笑いしながら言ったことに対し少しわかったエレナは照れながら笑った

    ミカサ「・・・(エレナは史上最強の可愛い女の子、と…)」

    カキカキ

    エレナ「?なにしてるの?ミカサ」

    ミカサ「!な、なんでもない」

    ッス

    エレナ「??」

    アルミン「ははは…」

    スタ、スタ、スタ、スタ

    なぁ、お前ら腹減っただろ?

    エレナ「!ハンネスさん!」

    ハンエス「よっ、エレナ」

    アルミン「ハンネスさん」

    ミカサ「・・・」

  279. 279 : : 2016/03/03(木) 17:24:18
    ハンネス「えっと…ほら、食えまぁいつもの野戦糧食しかねぇがな」

    ッス

    ハンネス「ほらっ」

    エレナ「!ありがとう!」

    ミカサ「うん・・・」

    アルミン「ありがとう」



    バリッ!

    ハンネス「うん…まずくもねぇがうまくもねぇな、いつも通りだな」

    エレナ「アムッ、モグモグ…」

    アルミン「モグモグ…」

    ミカサ「モグモグ」

    ハンネス「ゴクッゴクッ、プハッ」

    エレナ「モグモグ…」

    ハンネス「なるほどな、思い出すなお前らの昔の頃の事」

    エレナ「!」

    アルミン「!うん」

    ミカサ「モグモグ」

    ハンネス「あのワルガキの起こす面倒の世話をするのは昔っからお前らの役目だろ?」

    エレナ「?お兄ちゃんのこと?」

    ハンネス「あぁ、あいつのことだ」

    アルミン「確かに、よく止めてたね…」

    ミカサ「…うん」

    ハンネス「腐れ縁ってやつだな、まったく…お前らは時代とか状況は変わってんのに…やってることはガキンチョの頃のままだ、だろ?」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「あはは…街のガキ大将と巨人とじゃ背の高さが誓いすぎるよ…」

    エレナ「あはは…そうだね…」

    ハンネス「…まぁ、しっかしあのバカはロクに喧嘩も強くねぇクセに相手が3人だろうと5人だろうとお構いなしに突っ込んでたな、エレナ特にお前を連れてな」

    エレナ「!わ、私?」

    アルミン「!(やっぱり僕の思った通りだ)」

    ミカサ「・・・」

    ハンネス「あぁ、そんでそこにミカサや兵士に止められる頃にはもうすっげえボロボロでよくお前が手当てしてたな」

    エレナ「・・・そういえば、そうだねよくエレン怪我つくってたし(…懐かしいなぁ…)」

    ハンネス「・・・ただな、勝った所は見たことねぇが・・・負けて降参した所も見たことがなかった」

    エレナ「!」

    ミカサ「!」

    アルミン「!!(…そういえば、そうだ)」

    ハンネス「あいつは時々俺もおっかねぇと思うぐらい怖ぇ時があるな」

    アルミン「!!そういえば、エレンこの前審議所で凄い怒った時あったじゃん?」

    ミカサ「・・・うん、あった」

    ハンネス「あぁ、あの時の」

    エレナ「あったね」

    アルミン「ハンネスさんの怖ぇとは違うと思うけど、凄い怖かったよね…あの時のエレン」

    ミカサ「・・・あの時のあんなエレンは初めてみた」

    ハンネス「確かにあの時のあいつの怒声はやばかったな、エレナもエレナでいきなりエレンのとこに向かうし、本当お前ら兄妹似てんな」

    ハンネスは笑いながら言った

    エレナ「!!そ、そうかな?」

    ハンネス「あぁ、何の迷いもせず正しいと思ったらすぐに行動に移す、まさにあいつ瓜二つだな」

    エレナ「!そ、そっか(…何か嬉しいな///)」

    アルミン「まぁ、でもやっぱりあの時エレンが凄い怒ったのはやっぱりエレナに危害が加わったからだよね」

    ハンネス「?危害加わったって抑えられただけだったろ?」

    ミカサ「エレンはエレナが大好き、だから少し触れただけでも凄く怒る」

    ハンネス「ほ~、昔よりか?」

    アルミン「?昔より?」

    ハンネス「?あぁ、あいつよくエレナと一緒に居たから好きだったんじゃねえのか?」

    ミカサ「・・・好きだったと思う、あの頃から」

    エレナ「(そういえば、えっとシスコン、だっけ??)」

    ハンネス「なるほどなぁ(まぁ、と言ってもエレナが思ってる好きとエレンやこいつらが思ってる好きとは逆だろうがな)」

    エレナ「??」
  280. 280 : : 2016/03/03(木) 18:37:32
    ハンネス「…まぁ、なんだあいつは何度倒されても何度も起き上がる、そんなヤツがだ…ただおとなしく連れ去られて行くだけだと思うか?」

    エレナ「!!」

    アルミン「ぁ…!」

    ミカサ「!」

    ハンネス「違ぇな、力の限り暴れまくるはずだ、ましてや敵はたったの二人だ、相手が誰であろうと手こずらせ続ける、お前の兄エレンはな」

    ッス

    ナデナデ

    エレナ「んっ…うん…///(…そうだ、エレンはお兄ちゃんはいつだって諦めなかった…諦めてたとこなんて見たことない!)」

    ハンネス「俺やお前らが来るまでな、エレンはいつもそうだろ?」

    アルミン「・・・(…確かにハンネスさんの言う通りだ…エレンンの諦めの悪さは昔から異常だ、特にエレナの事に関しては…)」

    ミカサ「・・・」

    ハンネス「俺は、あの日常が好きだ…エレンに言わせりゃそんなもんはまやかしの(偽り)の平和だったのかもしれんが、やっぱり俺は役立たずの飲んだくれ兵士で十分だったよ」

    グッ…

    ハンネス「あの何でもない日々を取り戻すためだったら俺は何でもする、どんだけ時間が掛かってもな…」


    ハンネス「俺も行くぞ」

    エレナ「!」

    アルミン「!」

    ミカサ「!」

    ハンネス「お前ら4人が揃ってねぇと俺の日常は戻らねぇからな」


    エレナ「!!!」

    アルミン「!!」

    ミカサ「!!」

    バリッバリッモグモグ

    エレナ「モグモグ(待っててねお兄ちゃん!絶対必ず助けに行くね!)」

    アルミン「モグモグ(そうだ…あのなんともいえない平和が良かったんだ…あの時に戻りたい…)」

    ミカサ「モグモグ(ハンネスさんの言う通り私もあの頃の平和に戻りたい…4人揃いたい!)」

    エレナ「ゴクゴクゴク(その為にも今の内に食べておかnハンネス「ところで、エレナ」

    エレナ「ゴク、ン?」

    ハンネス「お前、エレンは好きか?」

    エレナ「!んっ、うん!」




    エレナ「大好きだよ!」

    この時エレナは久しぶりな満面な笑みでそう言った





    ゴトッゴトッゴトッゴトッ!

    ミカサ「!来た!」

    アルミン「壁の上を馬で駆けてくるとは」

    エレナ「凄い…!(どうやって来たんだろ??)」

    クリスタ「・・・」

    アルミン「・・・クリスタ、やっぱり君には残ってほしいんだけど・・・」

    クリスタ「!何度も言ってるけどそれは無理、ユミルが攫われたのにここで待つなんてできない、3人にはわかるでしょ?」

    アルミン「・・・」

    エレナ「う、うん…」

    ミカサ「・・・」

    コニー「クリスタの言う通りだぜ・・・アルミン」

    アルミン「コニー・・・」

    コニー「俺達には奴らを追いかける理由がすっげえある、俺はまだ信じられねえけどよ…」

    コニー「ライナーもベルトルトも敵だったなんて奴らの口から直接聞くまでは・・・」

    アルミン「・・・」

    エレナ「・・・(…確かにライナーとベルトルトが敵だったことに関してショックだけど…今はそれよりエレンが心配…)」

    クリスタ「・・・(エレンも心配だけど…今はユミルの方が心配だよ…あんな状態で連れ去られて…)」

    ん!おぉ…

    エルヴィン団長!!

    んん!?憲兵団まで・・・

    エルヴィン「・・・状況は変わりないか?」

    !はい!


    グッ

    !?ハンジさん!?

    ハンジ「ち、地図を…」

    は、はい!


    ハンジ「ここに…小規模だが巨大樹の森がある、そこを目指すべきだ」

    エルヴィン「・・・」

    エレナ「(巨大樹…)」

    ハンジ「まぁ…鎧の巨人の足跡は隠しようがないと思うけど…多分…彼らはここに向かいたいだろう」

    なぜだ?

    ハンジ「賭けだけど…巨人化の力があっても壁外じゃ他の巨人の脅威に晒されるようだし、あれだけ戦った後だからエレンほどじゃなくても…えらく消耗してるんじゃないかな?アニも寝込んでたらしいよ…」

    エレナ「!(エレンが言ってた通りだ…!巨人化すると体力がかなりもってかれるんだ!)」
  281. 281 : : 2016/03/03(木) 18:47:17
    ハンジ「彼らの目的地をウォール・マリアの向こう側だと仮定しようか、さらに…その長大な距離を渡り進む体力が残ってないものと仮定してみよう、どこか巨人の手の届かない所で休みたいと思うんじゃないか!?巨人が動かなくなる夜まで!夜までだ!!夜までにこの森に着けばまだ間に合うかもしれない!!」

    エレナ「!!(お兄ちゃん、今行くからね!!)」


    エレン「・・・ん?(エレナ…?)」

    ググッ

    ユミル「!」

    ライナー「おう、エレン起きたか」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「・・・」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「!お……!」

    グググ!!

    エレン「!?なっ…なんだ!?腕が・・・!」

    ユミル「エレン」

    エレン「!ユミル!?」

    ユミル「見ろよ、私もこの通りだ、お互い今日は辛い日だな」

    エレン「ユミル・・・お前・・・腹の怪我大丈夫なのか?」

    ユミル「!あぁ…なんとかな…」

    エレン「・・・そうか、…所で何で俺の腕がねぇんだ?」

    ライナー「そりゃすまん、俺がやったんだ」

    エレン「・・・」

    チラッ

    ライナー「何せ急いでたからな…慌ててうなじに噛みついたら…お前の両腕をないがしろにしちまったんだ」

    ユミル「(ないがしろにしたわりには私の腕もないんだがな…)」

    エレン「・・・そうか…俺は負けたのか…」

    ギロリ…

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「・・・(…こいつらこいつの目見てなんとも思わねぇのかよ…)」

    エレンの目を見て見ると、その目は殺気で満ちていた、とてつもない殺気だった

    ッス

    エレン「・・・」

    ガッ

    ベルトルト「!!エレン!!やめろ!!」

    ライナー「・・・」

    パッ

    エレン「!」

    ユミル「まぁ待てよ、エレよく周りを見て見ろ」

    エレン「?」

    ユミル「ここはウォール・マリア内にある巨大樹の森だ、壁からだいぶ離れた所にあるらしい」

    エレン「・・・」

    ユミル「当然巨人さん方の敷地内なわけだ、見ろよ」

    エレン「・・・」

    チラッ

    巨人共「あぁ~…」

    ユミル「あれも奇行種って言うんだろうか、くつろいるように見えるが…目だけはずっとこっちを見てるな、下には細かいのが多い、あれも十分脅威だ、そしてこっとにはでけぇのもいるぞ見てるだけで近づいてこない繊細なんだろうな」

    エレン「・・・(…どれも気持ち悪いんだが…)」

    ユミル「・・・そんでヤツらだ、せこいヤツらめ」

    エレン「・・・」

    ライナ「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「二人だけ立体起動装置を付けてやがる、ライナーのはお前が付けてたやつだよな、闇雲に今ここで巨人化しちまうのは得策とは思えない、あいつらも同じことができる上に木の高い所に逃げることもできる、そうじゃなくても周りは巨人だらけ、この巨人の領域内を生き抜くのは巨人の力を持っていても困難だ、わかるだろ?暴れてる余裕はないんだって」

    ライナー「いyエレン「お前よく喋るな…ユミル…」

    ユミル「?なんだよ?いきなり」

    エレン「普段からそのくらい喋ってればって…」

    ユミル「?」

    エレン「・・・おい、そういえばエレナは無事なんだろうな?」

    チラッ

    ライナー「・・・おそらく無事だろうな」

    エレン「・・・無事じゃなかったらてめぇら地獄に落としてやるからな…絶対…(駆除してやる…害虫が…)いや、無事だったとしてもお前らは地獄行きだな…」

    ユミル「・・・」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「・・・(…エレナ…無事でいてくれ…!!)エレナ…エレナ…エレナ…」

    ユミル「・・・はぁ…(…こいつはこんな状況でもエレナか…)」

    エレン「(エレナだけでも無事で居てくれ…!!)ブジジャナカッタラミナゴロシダケドナ…」

    ユミル「ッ!!?」

    ライナー「?」

    ベルトルト「っ…(…聞こえた…)」

    チラッ

    エレン「~…~…」

    ベルトルト「っ・・・(あれは…本格的にやばい気がする…!)」

    エレン「(エレナに会いたい抱きしめたい撫でたい感じたい嗅ぎたい…)ア…ソウダ…コイツラオレトエレナノカタキダッタ…」

    チラッ…

    ベルトルト「ッヒッ!!!」

    ドサッ!

    ライナー「!?ベルトルト!?」

    ユミル「ッ・・・(なんだこいつ…想像以上にやべぇじゃねえか…)」




  282. 282 : : 2016/03/03(木) 19:45:23
    期待です!
  283. 283 : : 2016/03/04(金) 18:58:07
    エレン「フゥフゥフゥ…(エレナ…無事だよ、な…?…ぁぁ…会いたい会いたい…!!)」

    ドコッ!!!

    ユミル「!!」

    ライナー「!何してんだエレン」

    ベルトルト「っ・・・っ・・・」

    エレン「っ・・・!!!(ぁぁ…傍に居ないだけでこんなに痛いのか…)胸が張り裂けそうだ…」

    ユミル「!は?」

    エレン「エレナが心配で心配で胸が張り裂けそうだ…すっげえ痛ぇし頭にくるし暴れたい…!!」

    ユミル「!おいおい、やめてくれよ?こんな所で暴れられたら私まで巻き込まれるじゃねえか…(こいつのエレナへの執着は異常だな…愛情以上に何かあるだろ…)」

    エレン「ハァハァ…あぁ、お前を巻き込まないようにあの害虫二匹巻き込んでやりてぇよ…」

    ユミル「・・・そうか」

    エレン「あぁ…(エレナエレナエレナ…)」



  284. 284 : : 2016/03/04(金) 18:58:30
    う~ん、今日は全然できませんでしたね、明日頑張る
  285. 285 : : 2016/03/04(金) 22:16:52
    期待!
    頑張って下さい(`・∀・´)
  286. 286 : : 2016/03/05(土) 17:45:00
    エレン「ハァハァ…おい!!」

    ライナー「!なんだ?」

    エレン「早くこの腕何とかして戻せよ!!」

    ライナー「…さっきも言ったがそれは断る」

    エレン「!?…なんでだよ…!」

    ライナー「お前達には俺達の故郷に来てもらう、大人しくしろって言って従うわけがないことぐらいわかってる、だがユミルの言う通りここは巨人の巣窟だここで今俺らが殺し合ったって弱った所を他の巨人に食われるだけだ」

    エレン「!!ッチ!!」

    ドン!!!

    ベルトルト「っ・・・」

    ユミル「・・・おいエレン」

    エレン「・・・なんだよ…」

    ユミル「今お前が暴れたとしてあいつらに勝てる勝算なんてあると思ってんのか?」

    エレン「・・・なに?」

    ユミル「あいつらも私も言ったが今ここは巨人に四方囲まれてんだ、お前がいくら下の巨人共をやれたとしてもまたあいつらに捕まるぞ?しかもただ捕まるだけじゃない、縄か何かでがんじがらめだぞ?」

    エレン「っ!わかってる…!!けど!!」

    ユミル「・・・お前訓練兵の頃に言ったよな?感情に身を任せるのが本当に兵士なのかと?」

    エレン「!!ッ…」

    ユミル「今お前が感情に身を任せて暴れてみろ、エレナに会える確率もなくなるし私達が死亡する確率が上がる、どうだ?私の言ってることは間違ってると思うか?」

    エレン「ッ!!(…クソッ…ユミルの言う通りだ…感情に身を任せた所で碌な事がねぇ…)」

    ユミル「…まぁ、私も他人の事言える立場じゃないんだけどな…」

    エレン「!あ?」

    ユミル「私も同じくクリスタが心配なんでね…」

    エレン「…あぁ、あいつか」

    ユミル「あぁ(エレン、あんたほどじゃないけどな…)…にしても鎧の巨人のまま走って故郷に帰らずこんな所に立ち寄った理由は何だ?疲れたから休憩してんのか?」

    ユミルはライナーに目線を向け言った

    ライナー「・・・お前の想像に任せる」

    エレン「・・・ふぅ…(落ち着け…改めて考えろ…隙を見て巨人化しここから走り去るのはそんなに難しいことじゃないように思える…だがそもそも俺はまともに巨人化できるのか…?…待てよ?こんな怠い状態で巨人化できるとは思えない…うん、辻褄があうぞ…あいつらがここで待っている理由はおそらく俺と同じく巨人化できねぇからだ…下手に体力のない巨人を生み出せば他の巨人にやられちまうってことか…?)」

    ユミル「・・・なぁ、ところでライナーさんよ」

    ライナー「・・・なんだ?」

    ユミル「今の私達って巨人化できるのか?」

    エレン「!(丁度いいところに…!)」

    ライナー「いや今のお前らは巨人になれん」

    エレン「!(やっぱりな…)」

    ライナー「そんな都合のいい代物じゃねえさ、体力は限られている今はお前らの体を修復するので手一杯のようだしな、それと言うのを忘れていたが巨人が動かなくなる夜まで俺達はここにいるしかねぇのさお前らが俺らを出し抜くにしろ俺らがお前らを連れ去るにしろ夜まで待つかしない」

    エレン「・・・(…そもそも夜にならなくたって俺らの体が治りきるのをやつらが待ってる保証はどこにもない…俺らが無力なうちに手を打つはずだ…クソッ…つまりこのままじゃ何もできねってことじゃねえか…何か武器になるものは…)」

    エレン「・・・!!(…そういえばエレナだけじゃねぇ…皆はどうなった!?調査兵団は…!?あの後どうなった?…まさかこっちに向かってねぇよな?…絶対エレナも来る…クッソォ…最悪だ…誰かしら必ず死人がでる…いや…エレナの周りには強ぇヤツらがいっぱいいる…リヴァイ兵長にミカサに…)」

    ユミル「つーかあの城の巨人は夜なのに平気で動いてたぞ?ここの巨人はどうだ?」

    ライナー「ここの巨人は夜には動けない、そんなことお前ならわかってるんだろユミル」

    ユミル「・・・」

    エレン「!(そういやユミルは…なぜ巨人になれるんだ…?俺と同じで何も知らないってわけでもなさそうだが…味方なのか?こいつの目的もよくわからねぇ…元々よくわからないヤツでもあったが…いや唯一わかるとしたらクリスタといつも一緒に居たな…)」

    ユミル「!なんだ?私の顔に何かついてるか?」

    エレン「・・・いや」

    ユミル「・・・お前まさか私に惚れたのか?」

    エレン「あ?何言ってんだよ面白くねえ冗談やめろよ俺はエレナしか頭にねぇよ、それにエレナしか彼女にしたくねぇよ」

    ユミル「・・・そうか(…こいつ真顔で拒否しやがった…やっべ悪いそう…ww)」
  287. 287 : : 2016/03/05(土) 17:45:05
    エレン「(・・・ッチこんな状況でもこいつはふざけるのかよ…しかもすっげえ面白味のない冗談だぞ……いやそんなことよりとりあえず決めた…とにかくだ、情報を集める…まずできるだけこいつらから情報を引き出してこの状況を切り抜ける……そしてエレナと会うために…生きてる保証なんてねぇ…でもそれでも俺は諦めねぇ…エレナは絶対に生きてるんだ…!!…思い出したらまた胸付近が痛くなってきたな……とりあえずは今俺達は何もできねぇんだ、そして俺をいつも邪魔する感情を…)」


    エレン「(噛み殺せ…!!)」



    エレン「(…しかし何からどうやって探ればいい…)」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「あっちぃ~…」

    エレン「・・・(…にしてもだ、何でエレナ以外の女はこうもおっさんくさい口調を使うんだ…?女気がまったくねぇぞ…?不思議だ…)」

    ユミル「ライナー、水は無いのか?どうにしかしないとこのまま干からびて死ぬぞ??」

    ライナー「確かにそろぃや死活問題だがこの状況じゃ手に入れるのは無理だ」

    ユミル「・・・仰る通り、助教はクソッタレだなまったく…」

    ライナー「・・・・・・・そういや、昨日の午前からだったか巨人が沸いてからずっと働きづめじゃねぇか…ろくに飲まず食わずで…何よりも寝てねぇ、まぁ幸い壁は壊されてなかったんだ、ひとまずは休ませてもらいてぇもんだ昇格の話はその後でいい…」

    ベルトルト「!!?・・・ライナー」

    ライナー「いや…そんくらいの働きはしたと思うぜ…俺達は」

    ユミル「    」

    エレン「                」

    ライナー「あのわけわからねぇ状況下でよく動けたもんだよ兵士としてそれなりのひぉうかと待遇があってもいいと思うんだがな…」

    ベルトルト「・・・・・・・・」

    エレン「・・・(は・・・?)」

    ユミル「っは、ははっ…ライナーさんよ…何を言ってんだあんた・・・?」

    ライナー「ん?何だよ別に今すぐ隊長に昇格させろなんて言ってないだろ?」

    ユミル「いやいやそう・・・ではなくてだな…」

    ライナー「あぁそういや・・・お前らのあの大砲どっから持ってきたんだよあの時は本当に助かったぜ」

    ユミル「・・・」

    ライナー「そんでもってその後のクリスタなんだが・・・ありゃどおうみても俺に気があるよな?実はクリスタはいつも俺に対して特別優しんだが――――」

    おい・・・

    ユミル「!」

    エレン「   てめぇ、ふざけてんのか?  」

    ライナー「・・・?何、怒ってんだよエレン?俺が……何かまずいこと言ったか?」

    エレン「!!!!殺されてぇんなら普通にそう言えよ!!!!!何が兵士だ!!!!!沢山人を殺しておいて!!!!!俺とエレナの母さんを殺しやがって!!!!!てmムグッ!!?」

    ユミル「一旦落ち着けって…」

    エレン「ッ!!!」

    ユミル「・・・ありゃどうみても普通じゃねぇよ…そうだろ?ベルトルトさん?」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「何か知ってんならいい加減・・・黙ってないで何とかしてやれよ」

    ライナー「・・・は?」

    ベルトルト「・・・・・・ライナー…君は」

    兵士じゃないだろ、僕らは戦士なんだから・・・・

    ヒョォオオオオオオオオオ~…

    ライナー「    」

    エレン「・・・は?(戦士…?)」

    ユミル「   」

    ライナー「!!ッ…あぁ……そう…だったな…」
  288. 288 : : 2016/03/05(土) 19:27:25
    頑張って下さい(`・∀・´)
  289. 289 : : 2016/03/06(日) 17:58:03
    エレン「・・・はぁ…何だそりゃ…」

    ユミル「・・・なんとなくだが分かった気がするぞ…おかしいと思ったよ壁を破壊したヤツが命懸けでコニーを助けたりなんてしないってな」

    エレン「?」

    ユミル「自分が矛盾したことをやってんのに無自覚だったんだよあいつ、何でそんなことになったのか知らけど…おそらく」

    エレン「・・・?」

    ライナー「・・・」

    ユミル「本来は壁の破壊を目的とする戦士だったが兵士を演じて生活するうちにどちらが本来の自分かわからなくなった、いやもしくは罪の意識に耐えられず心の均衡を保つため無意識に自分は壁を守る兵士の一人だと逃避し、そう思い込むようになったんだ」

    エレン「罪の、意識…!?(なに、いってんだ…)」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「その結果心が分裂し記憶の改竄、話しが噛みあわなくなることが多々あった、って様子だなベルトルトさんよ、呆れ顔を見るに、そんな感じか?ww…すげぇなお前の実直すぎいる正確じゃあそうなっても―――」

                黙れ

    ライナー「  口を閉じろ   」

    ユミル「・・・悪かったよ、詮索が過ぎたよな」

    ヒュゥゥゥゥゥ…

    エレン「・・・・っふ…ふざけんじゃねぇよ…」

    ライナー「・・・」

    ユミル「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「なに、被害者面してんんだてめぇは…どういうつもりだよ…」

    ユミル「・・・」

    エレン「あの日、どういうつもりで俺達の話を聞いて、たんだよ…、なぁ、ベルトルト…?お前だよ、腰布着野郎、いやノッポ」

    ユミル「・・・」

    エレン「オレ、離したよな?お前らの目の前で…」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「俺の母さんが巨人に喰われた時の話を、したよな?」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「お前が蹴り破った扉の破片が俺の家に直撃したから母さんは逃げられなかったんだって…」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「知ってるだろ…?話したもんあ?どう思った?どう思ったよ?なぁ??なぁ!!!!」

    ベルトルト「・・・」

    エレン「あの時、どう思ったよ…?」

    ベルトルト「・・・あぁ、あの時か、気の毒だと思ったよ?」

    エレン「    」

    ブチッ

    ユミル「!!」

    バキッ!!

    ライナー「!!」

    ベルトルト「っ!!」

    エレン「アぁ…ソウカ……(気の毒、だと…!!?)」

    気の毒だと思ったよ気の毒だと思ったよ気の毒だと思ったよ…

    エレン「キノ、ドク…?」

    ユミル「お、おい?」

    ハハッ

    ユミル「っ!!!?」

    エレン「アハハハハハハハハハハ!!!!!」

    ライナー「   」

    ベルトルト「ッ!!!?」

    エレン「きの、どく?…ふざけんじゃねえぞ!!!!!!」

    フォン!!!!!!!

    バキバキバキバキバキ!!!!!!

    ユミル「なっ…!!」

    ベルトルト「ッ!!うぁ!!」

    ドサッ!!

    ライナー「ック…!!(なんだよ、あれ…!!)」

    エレンは怒声を上げながら木を叩いた、巨大樹の木は巨人でさえ傷をつけるのに困難なはずがエレンは片手だけで木に割れ目をつくった

    エレン「ハァハァハァハァ!!!!」

    ユミル「!!(こいつ体のリミッター外れてんのか!?)」

    エレン「ッ!!!!てめぇらは兵士でも戦士でもねぇよ…ただの人殺しだ何の罪もない人達を笑いながら心の底から笑いながら殺してる悪魔だ、大量殺人鬼だ!!!!!」

    ライナー「ッ!!!!ん、んなことわかってんだよ!!お前におsエレン「じゃあ一丁前に人らしく悩んだりしてんじゃねえよ!!!もう人間じゃねえだぞ!!てめぇらは!!この世界を地獄に変えたのはてめぇらなんだぞ!!わかってんのかよ!!人殺しが!!!!!」

    ライナー「!!その人殺しに何を求めてんだよ!!お前は!!反省しtエレン「あ?そんなの決まってんだろ?」

    ライナー「!!」

    ベルトルト「(なんだ…あの顔…)」

    ユミル「・・・(…エレンさんよ、あんた他人の事言えるような顔してねぇぞ…)」


    エレン「   死だけだ    」

    エレンは満面な笑みでそう言った、目には何の感情も残っていなかった

    エレン「俺は甘かったんだ…俺の考えはすっげえ甘かったんだ、裏切り者にはそれ相応の罰を、死を、そしててめぇらは大量に人を殺した、殺人鬼だ、俺は頑張る、頑張って」

    ライナー「ッ・・・」

    ベルトルト「っ・・・」

    ユミル「・・・」

    エレン「死んでいった者達のその苦しみをすべてお前らに叩き込む、体ひきちぎってバラバラにしてお前らができるだけ苦しんで死ねるようにこれから努力していくよ…」

    ベルトルト「・・・」

    ライナー「・・・」

    ユミル「・・・そうじゃねえだろ、エレン」


  290. 290 : : 2016/03/06(日) 18:08:37
    エレン「あ?」

    ユミル「そいつらを地獄に落とすことだけがお前の目的じゃねえだろ?」

    エレン「?何か他にあんのか?」

    ユミル「あるだろ?」

    エレン「?」

    ユミル「あいつを、エレナを幸せにすること」

    エレン「!」

    ユミル「違わねえか?」

    エレン「...あぁ、そうだったな興奮しすぎてたみてえだ」

    ユミル「あぁ」

    エレン「(...そうだ、こんな害虫共に関わってる暇はないんだ第一優先はエレナを幸せにする事だ...でもエレナを幸せにする為の道に...)この害虫共は邪魔だな」

    ユミル「?」

    エレン「エレナを幸せににする為の道にこいつらは邪魔だよな?」

    ユミル「...だな」

    ライナー「・・・(...害虫、か...)」

    ベルトルト「・・・(もはや人じゃない...)」
  291. 291 : : 2016/03/06(日) 22:01:37
    エレンやっちまえ!期待
  292. 292 : : 2016/03/07(月) 15:08:22
    期待です!!(^^)!
  293. 293 : : 2016/03/07(月) 18:38:40
    ユミル「・・・ところでライナー」

    ライナー「・・・?」

    ユミル「あの猿は何だ?」

    ライナー「!!・・・猿?何のことだ?」

    ユミル「ん?知らなかったのか?その割にはあの時のお前ら二人して・・・ガキみてぇに目ぇ輝かせてみてたよな?あの猿を

    ベルトルト「・・・」

    ライナー「・・・」

    エレン「・・・?何だ?さるって?」

    ユミル「まぁ、聞けよその猿って獣の巨人が今回の騒ぎの元凶だよ、壁の中に巨人を発生させたんだ目的は威力偵察ってところかな?」

    エレン「(威力偵察・・・!?)」

    ユミル「こいつらが目指してんのもそいつの所さ、そいつを目指せばお前らの故郷に帰れるんだろ?」

    エレン「!!?お・・・お前・・・知ってる事全部話せ!!!!」

    ユミル「待てよ、私にも都合があるんだから、ただなぁ・・・エレン・・・」

    エレン「!なんだよ?」

    ユミル「あの二体を倒して終わりだと思ってんのなら…そりゃ…大きな勘違いだよ」

    エレン「!!!?敵は何だ!?(こいつらだけじゃない!?どういうことだよ!!)」

    ユミル「敵?そりゃ行っちまえばせ―ユミル!!!

    ユミル「!」

    ライナー「お前はこの世界に先があると思うか?」

    エレン「・・・は?」

    ユミル「   」

    ライナー「そこまでわかってんなら身の振り方を考えろ、お前次第ではこっち側に来ることも考えられるだろ?」

    ユミル「信用しろって??無理だな!!!!そっちは私を信用できない」

    ライナー「いや信用できる、お前の目的はクリスタを守る事だろ?」

    ユミル「      」

    ライナー「それだけに関して言えば信頼し合えるはずだ!冗談言ってるように見えるかもしれんがクリスタだけは何とかしたいという思いを・・・俺達が受け入れられないと思うか?」

    ユミル「   」

    ライナー「それとも、俺達よりもエレンの力の方が頼りになるのか?」

    エレン「は、はぁ!!?」

    チラッ

    ユミル「・・・」

    ライナー「お前はエレン利用してここから逃れる事を考えてたようだな、俺らに連れて行かれたらまず助からないと思ったからだろう、正直に言うがその通りだそして俺らについてもお前の身の安全はおそらく保障されない」

    ユミル「・・・」

    ライナー「だがクリスタ一人くらいなら俺達でなんとかできるかもしれない」

    ユミル「ッ・・・」

    ライナー「自分の僅かな命か・・・クリスタの未来か・・・選ぶのはお前だ」

    エレン「(この世界に先が無いって・・・?ふざけんな!!何だ・・・?さるってなんだ??どういうことだ・・・?)・・・ッおい!?敵の正体は!!!?」

    ユミル「ッ・・・さぁな・・・(…悪いなエレン、私はあんたらを裏切ることになりそうだよ…)」


    エレン「・・・(ユミル…)」

    ユミル「・・・(ん、手は生えたか)」

    シュゥゥゥゥ…

    エレン「(もう手足は生えそろったみてぇだなオレのはまだ掛かりそうだ・・・クソ何聞いても無視しやがって…)」

    ユミル「・・・」

    エレン「(結局何もわからなかったが…あと一時間もすれば日没…ックソ最悪だ…ユミルのやつ味方だと思ったのに…)」

    ギロリ

    ユミル「・・・おいおい、よしてくれよ私はクリスタを救いたいんだよ、わかるだろ?お前がエレナを助けたいように」

    エレン「・・・あぁ、わかるな(…まったく最悪だ、なんでこうなる…)」

    ベルトルト「ライナー・・・本当にユミルを信用するの?彼女の巨人は小さいけど素早かった、ちゃんと高速しないと僕らは一瞬でやられるかも・・・実際あいつはマンセルを食ったじゃないか」


  294. 294 : : 2016/03/07(月) 18:38:45
    ライナー「・・・その通りだ、だが・・・だからこそユミルの立場は明白だ、せっかく人間に戻れたんだ上手く立ち回って自分だけは行きたいと思っただろう、クリスタに会うまでは…やつは自分より退治な人間ができちまった、巨人の群れに飛び込めるぐらいのな」

    チラッ

    ユミル「・・・!」

    ベルトルト「ライナー君は・・・今何だ・・?」

    ライナー「・・・俺は戦士だ、安心しろクリスタがかわいいこと以外にもこっち側に連れて行きたい理由はあるだろ、忘れたか?訓練場をうろついてたヤツをアニが尾けて調べた事があたろ、クリスタを監視してた奴は壁の中身を知る壁教の連中だった、クリスタは壁教の一族の重要人物だ、つまり俺達の探してる座標がエレン自身でなければ俺達の任務はまだ終わらない、そんな時にクリスタがこっちにいれば今よりずっと探しやすくなるはずだ(クリスタには別に恋はしてないが…)」

    ベルトルト「・・・あぁもうお終わりにしよう、今度はまたここに来るときは・・・アニとクリスタとそれを持って故郷に帰ろう、そしてもう・・・二度とここには来ない」

    ライナー「あぁ・・・それで仕事はすべておしまいだ」

    ベルトルト「・・・」

    ライナー「ただ・・・お前は故郷に帰ったらアニに自分の思いを伝えろ」

    ベルトルト「・・・は!?な、何を!?」

    ライナー「見すぎだ、俺じゃなくたってわかるくらいな・・・」

    ベルトルト「いや僕は・・・」

    ライナー「いいじゃねか先の短い殺人鬼同士だろ?こんなの俺達以外に誰か理解し合えるっていうんだ」

    ベルトルト「っ・・・」

    ヒョォォォォォォォ

    ライナー「・・・・ん?」

    パ~ン!!!!

    ライナー「!!?ベルトルト…」

    ベルトルト「!!あれは・・・信煙弾!?調査兵団が・・・もう!?」

    カチャ

    ライナー「大量の馬を壁の外側に移さないと索敵陣形は組めないハズだ、そんな判断はすぐにはできないと思ったんだがな・・・チクショウエルヴィン団長がいるかもしれん」

    パシュ

    ライナー「相手は手強いぞ」

    タンッ!

    タン!

    エレン「!!な!?、なんだよ害虫!?まだ夜になってねぇぞ」

    ライナー「いいやもう出発だ(…害虫を否定しない俺はなんなんだ…?)」

    ザッ

    ライナー「エレン、無駄な抵抗はするなよ?」

    エレン「!!・・・なぁ乱暴なマネはよしてくれよ?オレはこんな状態なんだぞ?抵抗なんかできるわけないだろ?なぁ頼むよ・・・(…ココデコロスカ)」

    フォン!!!!!!!

    ドゴッ!!!!!

    ライナー「・・・・・!!!?(肘!?)」

    ドゴッドゴッ!!!

    エレン「シネシネシネシネシネ!!!(母さんの仇!!!!エレナと俺の仇!!!!)」

    ドゴッ!!

    エレン「クッ!!!!(クッソ!!!)」

    ッス

    ライナー「ッ!!」

    エレン「!!?殺す!!!ぶっ殺す!!!!」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「なぁなんでもう行くんだよ」

    ベルトルト「・・・ユミル、君は人間に戻る時誰を食ったか覚えているか?」

    ユミル「・・・いいや?覚えてないが?」

    エレン「フンンンンンンンン!!!!」

    ライナー「暴れんなって!!!」

    ユミル「・・・でもちょうど5年前ってことは」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「お前らの仲間だったのか?」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「・・・そうかすまないな・・・覚えてすらいなくて」

    エレン「ッ!!フンンンンンンン!!!(噛み砕いてやる!!!)」

    ガリガリガリ!!!

    ライナー「ッいって!!!!?」

    ベルトルト「・・・覚えてないのは仕方がない僕らの時もそうだった・・・」

    ユミル「・・・そうか」
  295. 295 : : 2016/03/07(月) 19:28:20
    エレナ!俺の嫁にならないk((((((((((殴

    エレン「エレナは俺の嫁だ!」


    失礼しましたw 期待です!
  296. 296 : : 2016/03/08(火) 18:58:07
    ユミル「エレンも覚えてなさそうだしな…」

    エレン「(クソッ…意識が…)」

    ユミル「そういうものなのか」

    エレン「(・・・)」

    チラッ…

    ユミル「私のこと、恨んでるか?」

    ベルトルト「・・・どうだろうよく…わからない、君も人なんか食べたくなかっただろうし、一体どれだけ壁の外をさまよっていたんだ?」

    ユミル「60年ぐらいだ」

    エレン「・・・(…60、年…!?)」

    ユミル「もうずっと終わらない悪夢を見てるようだったよ…」

    エレン「・・・(クソッ…意識が…エレ、ナ…)」

    キュイィィィィィィィィィ

    ライナー「とりあえず巨人のいねぇ所を目指すぞ」

    ドシン、ドシン

    ライナー「ヤツらからできるだけ離れるんだ、俺の巨人は足が遅ぇからな囲まれでもすりゃお前らまで守ってやれねぇぞ」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「!?だから何で夜まで待てなかったんだよ!?・・・!?」

    パシュ~・・・

    ユミル「信煙弾!?」

    ベルトルト「っちょ!ユミル暴れないでよ!?」

    ユミル「調査兵団が助けに来たのか!?」

    ライナー「クソ・・・もうこんな所まで…エレンが暴れてくれたおかげだな…」

    ユミル「・・・」

    ドクン、ドクン

    ユミル「!?・・・まさかあいつ・・・」

    ドクン



    クリスタ「・・・(ユミル!!)」

    エレナ「エレン…!!(待っててね…エレン!!)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「・・・(間に合うか…!)」



    ユミル「いや…いる…!!ライナー!!クリスタだ!!」

    ライナー「!?は!?」

    ベルトルト「!?」

    ユミル「クリスタがそこまで来てる!!連れ去るなら今だ!!」

    ライナー「なぜわかる!?見えたわけじゃねぇんだろ!?」

    ユミル「絶対にいる!!あいつはバカでドを超えたお人好しだ!私を助けに来るんだよ!!あいつは!!(今回の事に関してはおそらくあいつは混乱してる!エレンじゃなく間違いなく私だけを助けにくる!!)」

  297. 297 : : 2016/03/08(火) 20:50:55
    期待
  298. 298 : : 2016/03/09(水) 18:50:00
    ライナー「!?…もしそうだとしても今は無理だ!別の機会にする!

    ユミル「!?はぁ!!?何言ってんだてめえ!!」

    ライナー「今は成功する可能性が低いだろ!!どうやってあの仲からクリスタを連れ去るんだ…!!機会を待て!!」

    ユミル「なっ…機会をまつだと!?そりゃ私がお前らの戦士に食われた後か!?だめだ!!信用できねえ!!(私が食われたら確認も何もなくなるじゃねえか!!ふざけんな!!)」

    ライナー「信じろ!!クリスタは本当に俺らにも必要なんだ!」

    ユミル「!じゃあ今やれよ!!今をそれを証明してみろよ!!信じろ信じろってな!お前らが今までやってきた行いの中で信じられるものなんて一つでもあったか!?なかったろ!?」

    ライナー「っ・・・!!」

    ユミル「私は・・・今じゃなきゃ嫌だ…!!今あいつに会いたい…このままじゃ…二度とあいつに会えないんだろ!?(そんなの絶対お断りだ、あいつの本当の笑顔も何も見てないのに…!!)」

    ベルトルト「・・・無理だ」

    ユミル「!」

    ベルトルト「すまないユミル…今は僕らだけでも逃げ切れるかどうか…わからない状況なんだ」

    ライナー「約束する!!クリスタだけは必ずこの争いから救い出すと!俺達が・・・必ず!!」

    ユミル「    」


    クリスタ『ねぇ、ユミル』

    ユミル『あ?なんだよ』

    クリスタ『私達って何のために生きてるんだろうね?』

    ユミル『は?知らねえよ、生きたいから生きてるんだろ?』

    クリスタ『!・・・うん!そうだよね!』



    パシュ~!!

    ユミル「   」

    ここの地形なら私が一番強い

    ライナー「・・・ユミル?」

    チラッ

    ベルトルト「え!?」

    ガシッ

    ベルトルト「よ、よせ!!ユミル・・・!?」

    ユミル「今この場を支配できるのは私なんじゃねぇかと思わないか?、なぁ?」

    ベルトルト「ッヒ!!」

    グラ、グラ

    ベルトルト「!!ユミル・・・よせ!!落ちるぞ!!?」

    ユミル「私は別にいいよ、巨人になれば…お前らの巨人より非力だろうが木を伝って素早く動ける」

    チラッ

    ユミル「お前からエレンを奪って調査兵団の所に行くことも多分できる(…そういやエレナの所にエレン連れて行くか…、いや今はそんな事無理だ…手一杯だ…)」

    ライナー「なっ…」

    ユミル「お前らが今クリスタを連れて行かないのならここでお前らと戦って邪魔をする」

    ライナー「クッ・・・・!!クリスタはどうなる!?それでは助けられないぞ!?お前のわがままが理由でだ!!」

    ユミル「あぁ…それでいいよ」

    ベルトルト「!?」

    ユミル「クリスタの未来を奪う事になっても私は生きて…あいつに会いたいんだ私は本当にクソみてぇな人間だからな…あんたらにはわからないだろ?こんな人間だと知ってもあいつは笑って声をかけてくれるんだぜ…?(…他人の為に生きる…?いや違う、これは私のためだ…私は前に他人の為に死んでやったんだ…なら今回は私の番だろ?)」

    シュ

    ライナー「お前…ッ!!」

    ユミル「怒らないでくれよ?ちゃんと考えがあるんだ…私も戦うから今より逃げやすくなるからさぁ!!」

    ガシッ

    ベルトルト「ッぁ!!?」

    ユミル「それも殺し合うか!!!?私が正気か確かめてくれよ!!?おい!!?」

    ライナー「ッ!!」

    ユミル「!!」




    ドドッドドッドドッ!!!!

    ミカサ「!?光った!!?」

    エレナ「!!あの光って!!(あの光って巨人になった時の…!!エレン!?)」

    アルミン「今森の奥の方で…一瞬光が見えました!!巨人に変化した際の光だと思われます!!」

    エルヴィン「・・・間に合ったか」

    ドドドドドドド!!!!

    エルヴィン「総員散開!!エレンを見つけ出し奪還せよ!!敵は既に巨人化したと思われる!」

    ドドッドドッ!!

    巨人「・・・ぁ」

    フォン

    兵士「っ・・・ッ!!?」

    ガシッ

    バキッボキッ、ブチッ…

    ジャン「ッ!!また憲兵が…」

    エルヴィン「戦闘は目的ではない!何より奪い去ることを優先せよ!」

    コニー「ッ・・・」



    ハンネス「フィル!馬を一か所に!」

    フィル「了解!!」

    パシュゥ!!

    ハンネス「敵は外側に向かってるはずだ!散れ!!」

    ヒュ

    ハンネス「まずは敵を見つけて全員に知らせろ!!」


    シュ~!!!!!

    エレナ「(エレン!!)」

    ミカサ「(今…)」

    アルミン「(どこに!?)」

    ギィヤアアアアアアアアアアアアアア!!!

    皆「!!?」

    巨人の叫び声か!?

    森の奥からだ!!


    シュ~!!!

    コニー「!!?」

    小さい巨人「・・・」

    !!こんな所に!!

    ジャキ

    コニー「!?待ってください!!」

    ドッ!!
  299. 299 : : 2016/03/09(水) 18:50:06
    コニー「こいつはユミルです!!攫われたユミルの巨人の姿です!」

    チラ

    小さい巨人「・・・」

    コニー「オイ!ユミル!どうしたんだお前だけ!?」

    小さい巨人「・・・」

    コニー「!?え、エレンはどこだ!?ライナーは…ベルトルトは!?」


    シュタ

    アルミン「!?あれがユミル!?」

    エレナ「す、すごく小さい…!」

    ミカサ「巨人化してライナー達と戦ってたの!?」

    ジャン「ユミル!!ライナー達から逃げてきたのか!?ヤツはどこに行った!?」

    小さい巨人「・・・」

    チラッ

    チラッ

    コニー「っおい…!!何か喋れよ!ブス!!」

    ガシッ!!

    コニー「急いでんだよ!!!おい!!」

    エレナ「ユミル!!エレンはどこ!!?教えて!!」

    小さい巨人「・・・(…悪いなエレナ、今そんな事をしてる暇じゃないんだ…)」

    アルミン「ライナー達を警戒しているのか!?…?何か変だぞ?何で僕ら一人一人に目を向けるんだ…?」

    エレナ「!誰かを探してるのかな…?」

    アルミン「え?」

    シュ~!!

    ユミル!!

    小さい巨人「!!」

    チラッ

    クリスタ「よかった・・・無事だったんだね!?」

    ユミル「!!」

    ドン!!

    クリスタ「えっ…?」

    ユミルはクリスタを見た瞬間に一気にクリスタの所まで飛びクリスタを口に入れた

    小さい巨人「(よし!!)」

    ガッガッガッ!!!

    エレナ「ぇ…ぇっえぇ!!?」

    コニー「あいつ…クリスタを…食いやがった…」

    ヒュ!!!

    ジャン「ぼさっとすんな!!追うぞ!!」

    ミカサ「!!」

    アルミン「!!」

    エレナ「えっ、あっ!!」

    シュ~!!

    コニー「!!?速ぇ!!離される!!」

    ミカサ「ユミルが何で…!?」

    ジャン「ッ俺は別に…あいつが味方だとは限らねぇと思ってたがな!!」

    エレナ「えっ!?」

    ミカサ「・・・!」

    アルミン「あぁ明らかに敵対的だ!!ライナー達に協力する気なんだ!!僕らはおびき寄せられていた!!」

    エレナ「そんなっ…(え、何で…?ユミルは人類の味方じゃなかったの…?)!!それよりエレンは!!?」

    アルミン「エレンはきっとライナー達に捕まったまんまだ!!!」

    エレナ「!!(ユミル…何を考えているの…?)」


    ゴォォォォ!!!

    ベルトルト「!!来たぞ!ライナー!!」

    ライナー「あぁ」

    バッ

    ライナー「ッ!!」

    カッ

    ドオン!!!!!

    ベルトルト「ッ!!」

    パシュッ!!

    小さい巨人「!!」

    ダッ

    ガシッ

    鎧の巨人「ッ!!(よし!!)」

    ドンドンドンドン!!!


    シュ~!!!

    エレナ「あっ……!!!」

    ミカサ「ッ!!」

    アルミン「まずい…!!」

    ジャン「なっ…」

    アルミン「エレンが連れて行かれる…!!」

    エレナ「ぁ…ぁ…!!待ってyハンネス「エレナ!!!止まるな!!!」

    エレナ「!!?」

    ミカサ「!!」

    アルミン「!!」

    ハンネス「絶対にエレンを取り返すんだろ!?馬を使って追うぞ!!」

    エレナ「っ!!うん!!!(ッ!!そうだ…悔やんでる暇なんてないよ…!)絶対にエレンを取り返さなきゃ…!!」

    アルミン「!うん!」

    ミカサ「!うん!!」


    ドドドドドドドドド!!!

    ハンネス「絶対に取り返すぞ!!(絶対に取り返す!!)…俺の命に代えても…!!かならず…!!」


    ドンドンドンドン!!!

    小さい巨人「・・・!!」

    ベルトルト「!!ライナー!!」
  300. 300 : : 2016/03/09(水) 18:58:12
    ドオッ!!ドオッ!!

    エルヴィン「!!(あれは・・・!!)各班巨人を引きつれたままでいい!!私について来い!!」

    ???「なっ…!エルヴィン…!!この悪魔め!!また俺達を囮にするつもりか!」

    エルヴィン「そんなつもりは無い!!憲兵団はよく戦っている!兵士の本文に努めよ!!鎧の巨人がエレンを連れて逃げる気だ!!何としてでも阻止するぞ!!」



    ジャン「追いつけない速度じゃない!!間に合うぞ!!」

    エレナ「!!うん!(絶対にお兄ちゃんを取り返す…!!)」

    アルミン「でも…鎧の関節部分の硬質な皮膚を剥がして走ればもっと早く走れるはずだ…そうしないのは長い距離を走れないのかもしれない…けどこのままじゃもし追いついても止められない・・・!」

    ミカサ「いや・・・何か手はある、今度は…エレナ「ミカサ」

    ミカサ「!何?」

    エレナ「今度は躊躇う事なくやろうね」

    ミカサ「っ!!え、えぇ…(…驚いたエレナからあんな言葉が聞けるなんて…)」

    エレナ「絶対に取り返す…!!(お兄ちゃんばかり毎回酷い目にあって…!!)」

    チラッ

    エレナ「(ライナー、ベルトルトは私とお兄ちゃんのお母さんを殺した…沢山の人を殺した…!!)絶対に許さない…!!」

    アルミン「!(エレナ…?)」

    ミカサ「…必ず殺す、私達の邪魔をするなら…ユミルもその例外じゃない」

    アルミン「っ!!」

  301. 301 : : 2016/03/09(水) 22:51:24
    期待です!
  302. 302 : : 2016/03/10(木) 17:19:41
    アルミン「(ユミルも例外じゃないって…)ぇ…つまり、殺す、ってこと?」

    ミカサ「うん…どんな手を使っても…必ず・・・!」

    アルミン「・・・(…どんな手を使っても必ず……)」

    エレナ「(絶対にお兄ちゃんは連れて行かせない…!何が何でも連れて絶対に帰る!ここで死んでしまったらお母さんが助けてくれた命が無駄になる…!絶対に死なせないし死にたくない!)」

    アルミン「・・・(…そうだ、エレンがここで連れてかれてしまったら未来永劫壁の中に平和は訪れないし、いずれ全人類滅びることになる…)…エレンだけは絶対に取り返さないとね、ミカサ、エレナ」

    エレナ「!うん!」

    ミカサ「!えぇ!」

    アルミン「…こんな時に私情を持ち込むのはどうかと思うけど…あの頃みたいに4人で…居たいな」

    エレナ「うん、そうだね!」

    ミカサ「うん、あの頃みたいに4人で、また」



    ドォッドォッ!!

    ベルトルト「ッ・・・」

    エレン「  」

    小さい巨人「・・・ムアッ…(ここらで良いだろ…)」

    ベチャ

    ベルトルト「!クリスタ!」

    クリスタ「っ!!ゴホッゴホッ!!、ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

    小さい巨人「・・・」

    クリスタ「ハァハァ…!(ユミル!!)」

    小さい巨人「!」

    ググッ

    クリスタ「ウッ…!」

    ッス

    ブシュゥゥゥゥ

    クリスタ「!?ユミル!?」

    ブチッブチッ

    ユミル「っ!!ゴホッ!!ハァッ、ハァッ…クリス……いやヒストリア…ゴホッ1すまなかった…突然…ゴホッ食っちまってゴホッゴホッやっぱ…怒ってるだろ?(あぁ…苦しい…気持ち悪い…)」

    ドォッ

    クリスタ「!!あっ…!(エレン!!!)」

    ベルトルト「っ・・・」

    エレン「   」

    ユミル「ゴホッ!!ゲホッ!!」

    クリスタ「!!?ユミル・・・何が・・・!?何しているの!?私達は貴方とエレンを助けに!!」

    ユミル「ッ!!助けなくていい!!このままじっとしてろ!!」

    クリスタ「!?」

    ユミル「私はライナーとベルトルトに付いて行く!!お前もだ!!私と来い!!この中に未来はねぇんだよ!!」

    クリスタ「っなっ…!?」

    ユミル「ゼェ・・・ゼェ・・・っ、いいかヒストリア?壁外はそんなに悪い所じゃない、お前のことを生まれてこなけりゃよかったのになんていうやつなんかいないしな、それにエレンも一緒だぞ?お前の夢が叶うぞ?」

    クリスタ「・・・・!!そりゃ巨人はそんなこと言わないしエレンと一緒に居れるかもしれないけど!!!!!そんなのエレンが望んだことでもないし!!!!巨人は巨人ですごい勢いで食べようとしてくるじゃない!!!」

    ユミル「ッ!!だ・・・誰にでも短所の一つや二つはあるだろ!!?そこさえ目をつぶれば割りと良い奴らなんだよ!!
    それにエレンだってお前の事好きになるかもしれないだろ!!?」

    クリスタ「!!!?ユミル!?言ってる事もやってることもめちゃくちゃでわけわからないよ!?・・・やっぱりあなたは」

    チラッ

    ベルトルト「っ・・・」

    エレン「   」

    クリスタ「ライナーとベルトルトに脅されているのね?」

    ドォッドォッ

    鎧の巨人「・・・」

    ベルトルト「っぎゃ、逆・・・だ・・・」

    ユミル「・・・」

    クリスタ「そうなんでしょ!?ユミル!?」

    ユミル「・・・」

    クリスタ「!!私も一緒に戦うから!!この手を離して!!事情があって話せないことはあっても!何があっても!私はあなたの味方だから!!」

    ユミル「   」

    クリスタ「っ・・・」

    ユミル「    」

    ググッ…

    クリスタ「!」

    ベルトルト「ユミル!!」

    ユミル「ッ!」

    ベルトルト「見ろよ・・・調査兵団がすぐそこまで追ってきてるすぐに逃げていれば僕らはもっと早く逃げられたはずだ…無茶してクリスタを連れてきたから・・・きっと・・・追いつかれる」

    ユミル「!」
  303. 303 : : 2016/03/10(木) 17:19:50
    ベルトルト「ッ・・・・・・あぁ…ユミル・・・僕らは!何の為に・・・・!!ここまでしたんだよ・・・!!また気が変わったのか!?今度は自分のためにクリスタをこの壁の中に留めるつもりなのか?」

    ベルトルト「ッ!!どうなんだよ!!ユミル!?」

    ユミル「・・・・・・・」

    クリスタ「ユミル!!早く!こお手を離して!!」

    ユミル「・・・ッ!!ダメだ!!」

    クリスタ「!?」

    ベルトルト「ッ・・・」

    ユミル「・・・ヒストリア…正直に言うと…お前をかっ攫ってきた理由は・・・・私が助かるためなんだ・・・」

    クリスタ「・・・!?」

    ユミル「私は昔、こいつらの仲間から巨人の力を盗んだ、こいつらのチアkらは絶対だ壁の中にも外にも私の逃げ場は無い、このままじゃ私は殺される、でも…お前をやつらに差し出すことに協力すれば…私の罪も不問にしてくれるようこいつらが撮り合ってくれると言ったんだ…お前が壁の秘密を知る壁教の重要人物だからだ」

    クリスタ「   」

    ユミル「この世界の状況が変わった時…お前といれば近い将来…保険になると思っていた、私はあの塔の戦いで死にかけて・・・もう心底嫌になったんだ死ぬのが怖い…何とかして助かりたいって、ただ…何避けなくてお前のため…みたいなこと言ったけど本当は全部私のためだ、…頼むよヒストリア…!!私を・・・!私を助けて!!(勝手な事言ってばかりだな…私は…前と言ってたこと全然違うじゃねえか…)」

    ドウッ…

    ベルトルト「・・・」

    クリスタ「・・・言ったでしょユミル」

    ユミル「ぇ・・・?」

    クリスタ「何があっても私はあなたの味方だって!(…今はエレンの事はいい、そう思っている…何故かはわからない…)」




    ドオオオオオオオオオオオオ

    エレン「   ・・・」

    ドォッドォッドォッ!!!

    シュ~!!!

    ドスッ!!

    ハンネス「ッ!!!!」

    フォン!!!

    パキン!!!

    エレン「!!!?ッ・・・!?」

    ベルトルト「…!!あっ・・・!!」

    エレン「ッ!!(こいつ…!!)」

    ドスッ!!

    エレン「!!」

    ベルトルト「ッ!!」

    シュ~!!!

    キュィィィイン!!!

    小さい巨人「!」

    ッス

    ブチッ

    エレン「!!!?」

    小さい巨人「・・・」

    パッ

    兵士「あっ・・・!!」

    ドサッドサッ!!エレン「ッ!!!!」

    小さい巨人「・・・」

    シュ~!!!!

    フォン!!!

    ブシャ!!!

    エレン「!!?(ミカサ!?)」

    ミカサ「ッ!!!」

    小さい巨人「ぎゃああああああああああああああ!!!」

    ミカサは小さい巨人の目を剣を振り下ろし、削いだ

    パシュッ!!

    ベルトルト「ひッ…!!」

    タッ

    ミカサ「!!!」

    ドオッ!!

    ベルトルト「ライナー!!守ってくれ!!」

    鎧の巨人「!!」

    ッス

    ミカサ「!!!」

    フォン!!!

    キンッ!!!!!

    ミカサ「    」

    ベルトルト「ヒッ!!!」

    エレン「ッ!!!!」

    小さい巨人「!!」

    フォン!!

    ミカサ「!チッ!!」

    シュッ!!

    小さい巨人「ッ!!(逃げられたか…!!)」

    シュ~!!

    ミカサ「(やはり先に・・・ユミルを―――)」

    シュ

    ゴオオオオオオ!!!!

    ミカサ「殺さなくては!!!!」

    ッシュ

    クリスタ「待って!!!!!」

    ミカサ「!?クリスタ?!」

    ドオッ

    スタッ

    クリスタ「待って・・・!ユミルを殺さないで!!」

    ミカサ「ッ!!・・・それはユミル次第でしょ!?どうする!?私は邪魔する者を殺すだけ!選んで!!」

    クリスタ「ッ!!待ってよ!!?ユミルだってライナー達に従わないと殺されるの!!洗濯しなんてないんだって!!」

    シュ~!!!

    スタッ

    クリスタ…

    クリスタ「!!?っえ、エレナ…!?」

    エレナ「ごめんなさい…私も今はミカサと同じで心の余裕と時間が無いの…!!ッ!!ユミルを犠牲にしても私はエレンを!!お兄ちゃんを助ける!!(ッ…ごめんなさい…クリスタ…ッ…)」

    クリスタ「ぇ・・・(っえ、エレナ…?)」

    クリスタはこの時エレナの普段からの優しさが消えていることに驚愕した、普段のエレナも居るようで、でも普段絶対に見えないエレナの酷い部分を見た、その瞬間心の中で何かが落ちた、そんな気がした

    また、エレナはエレナで良心を痛めながら我慢して言っていた、エレナにとって本当はこんな事を選びたくなかった、そう思っていた、だが最後の一人であるエレンの事を思った瞬間迷わずこの言葉が出ていた

    ミカサ「エレナの言う通り…心の余裕と時間が無い…!!クリスタあなたはエレンとユミル、どっち?あなたも邪魔するの?」
  304. 304 : : 2016/03/10(木) 18:18:35
    ミカサ「どっち?あなたも邪魔するの?」

    小さい巨人「ぎゃぁあああ!!!」

    エレナ「っぅ!!!」

    クリスタ「!?やめてユミル!!抵抗しないで!!死んじゃう!動かないで!!」

    小さい巨人「ッ!!」

    ミカサ「ッ・・・エレナ」

    エレナ「!うん!」

    ドオッ

    ヒュッ

    エレナ「ッエレン!!!」




    エレン「~~~~1!!」

    ガンガンガン!!!!

    ベルトルト「ッ!やめろエレン!暴れるな!!」

    そりゃ無理があるぜベルトルト

    ベルトルト「!?」

    エレン「!!(ジャンか?)」

    そいつをあやしつけるなんて不可能だろ!?

    ジャン「うるさくてしょうがねぇやつだよな、よーくわかるぜ!俺もそいつ嫌いだからな!一緒にしめてやろうぜ・・・まぁ、出て来いよ…(…裏切り者が…ッ)」

    ミカサ「ベルトルト!!!返して!!!」

    エレナ「ねぇ貸してよ!!ベルトルト!!お兄ちゃんを返して!!ッ!!エレン!!?エレン!!!」

    コニー「なぁ嘘だろベルトルト?ライナー?今までずっと…俺達のことを騙してたのかよ・・・そんなの・・・ひでぇよ…」

    ドオッドオッ

    アルミン「・・・・・・」

    クソ・・・もう少し様子を見るんだ

    ドォッ!!ドォッ!!

    ハンネス「・・・!?ん・・・!?」


    ジャン「おいおいおいおいお前らこのまま逃げ通す気か?そりゃねーよ・・・お前ら3年間一つの屋根の下で苦楽共にした中じゃねぇか・・・ベルトルト」



    ガンガンガン!!!!

    エレン「~~~~~!!!(エレナの声が聞こえた!!!生きてたんだ!!!エレナッ!!!!)」

    ベルトルト「ッ~!!」


    ジャン「お前の寝相の悪さは芸術的だったな!いつからか見んあお前が毎朝生み出す作品を楽しみにしてその日の天気を占ったりした・・・けどよ・・・お前・・・・あんなことした加害者が・・・被害者達の前でよく・・・ぐっすり眠れたもんだな」


    ベルトルト「    」


    コニー「全部嘘だったのかよ・・・!?どうすりゃ皆で生き残れるか話し合ったのもおっさんになるまで生きていつか見んあで酒飲もうって話したのも・・・全部・・・嘘だったのか?」


    ベルトルト「    」

    コニー「なぁ!?お前ら・・・お前らは今まで何考えてたんだよ!!!?」


    ベルトルト「    」


    そうだよ…

    ミカサ「え?」

    エレナ「私とお兄ちゃんのお母さんを殺したくせに!!!何で今まで平然とした表情でお兄ちゃんと話せてたの!?ライナーもそうだよ!!人の両親殺しておいて何で平然と私達と会話できてたの!?おかしいよ!!貴方達は何なの!!?何がしたいの!!?」


    ベルトルト「    」

    エレン「・・・(エレナ…)」



    エレナ「っ!!返してよぉ…」

    ポタ、ポタポタポタ…

    アルミン「ぁ・・・」

    エレナ「もう…私から何も奪わないでよぉ…」

    ジャン「・・・」

    コニー「・・・」

    ミカサ「…ッエレナ、悪いけれど今こいつにそんな事聞いてる時間はない…」

    エレナ「!」

    ミカサ「貴方達もこいつの首を刎ねることだけに集中して、一瞬でも躊躇すればもうエレンは取り返せない」

    エレナ「ぁ…(…そうだ、感情的になってる暇はどこにもない…今はエレンを助ける事だけに集中しよう…)・・・ふぅ…」

    ミカサ「こいつらは人類の害、それで十分」




    ベルトルト「っっっっだッ…」


    誰がッ!!

    皆「!!」

    人なんか殺したいと!!・・・思うんだ!!!

    エレナ「   」

    ミカサ「   」

    アルミン「  」

    ジャン「   」

    コニー「   」



    エレン「・・・?」

    ベルトルト「誰が好きでこんなこと!!こんなことをしたいと思うんだよ!!!」

    エレン「・・・」

    ベルトルト「人から恨まれて殺されても・・・当然のことをした取り返しのつかないことを・・・っ、でも…僕らは罪を受け入れきれなかった…兵士を演じてる間だけは…少しだけ楽だった…」

    エレン「・・・」

    ベルトルト「嘘じゃないんだコニー!!ジャン!!」

    コニー「   」

    ジャン「   」

    ベルトルト「確かに皆騙した・・・けどすべてが嘘じゃない!本当に仲間だと思ってたよ!!!」

    ユミル「   」

    ベルトルト「僕らに・・・謝る資格なんてあるわけない・・・けど・・・」
  305. 305 : : 2016/03/10(木) 18:18:43
    ユミル「   」

    ベルトルト「誰か・・・頼む・・・誰か・・・お願いだ・・・誰か僕らを見つけてくれ・・・」

    ユミル「   」


    ドォドォ

    エレナ「っ・・・ベルトルト、エレンを返してよ…」


    ベルトルト「・・・駄目だできない」


    ミカサ「ッ・・・」

    アルミン「・・・」


    ベルトルト「誰かがやらなくちゃいけないんだよ…誰かが…」

    自分の手を

    エレン「・・・」

    血で染めないと

    アルミン「・・・」


    お前らそこから離れろ!!!


    エレナ「!?」

    ジャン「!?」

    コニー「?」

    ミカサ「・・・?」


    ハンネス「信じらんねぇ…どういうつもりだ!?エルヴィン!?」

    ドドッドドッドドッ!!

    ハンネス「巨人を引き連れて来やがった!!」



    エレン「!!!?(巨人を引き連れて…!!?おいおい!!ふざけんな!!団長何考えてんだ!!?今ここには!!エレナが!!!)ムゥァァァァァァァ!!!!」

    ガンガンガン!!!!!!!!

    ベルトルト「!!?何してるんだエレン!!?」

    エレン「ム~~~~!!!!(何してるんだ!!?そんなの決まってんだろ!!!エレナがエレナが!!!)」


    エレナ「!!?ぇ…だ、団長…?(何、考えてるの団長!!?)」


    エルヴィンは何と大量の巨人を引き連れてライナー達の所に突っ込んできたいた、エルヴィンはその大量の巨人を利用し、エレンを奪い返そうとしていた


    ジャン「おいおいおいおい、何だこりゃ!?地獄か…?」

    エルヴィン「いいや…これからだ!!」

    ジャン「!?」


    ミカサ「!?」

    コニー「なっ・・・!?」

    エレナ「え・・・」


    エルヴィン「人類存亡の命運は今!!この瞬間に決定する!エレンなくして人類がこの地上に生息できる将来など永遠に訪れない!!」

    ッス

    エルヴィン「エレンを奪い返し即帰還するぞ!!心臓を捧げよ!!」

    エルヴィンは他の兵士の命を犠牲にしようとエレンを奪い返す決断をしていた

    そして調査兵団はエルヴィンの指示に従い巨人の群に突っ込んでいった


    ググッググッ!!

    鎧の巨人「ッ!!」


    エレン「(さっきから何が起きてんだ!!?…!!巨人か!!?ぁ…エレナ!!エレナ!!!?)」

    ベルトルト「ック…」


    鎧の巨人「(動けねぇ…巨人を引きはがさねぇとこのままじゃジリ貧…なら・・・!!)」


    ベルトルト「!?」

    鎧の巨人「(踏ん張れよ!!ベルトルト!!後少し!!)」

    ブン!!!
    ドガッ!!

    鎧の巨人「(あと少しなんだ!!)」


    ライナーはそう思いながらベルトルトを包み込んでいた手を離し巨人をどかすことにした


    ジャン「!!やった!!手を放した!」

    エレナ「!!エレン!!!」

    シュ~!!!!

    ジャン「!!?エレナ!!?(おいおいおい!!!巨人に群れに一人でつっこむバカがどこに居るんだよ!!!?)」

    ミカサ「!!?待って!!エレナ!!!!」


    エルヴィン「進め!!!!」


    シュ~~~!!!!!

    バくッ!!

    エレナ「あっ!!!」

    エルヴィン「ッ!!!」

    ミカサ「!!?」

    うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!エルヴィン団長!!!

    エルヴィン「進め!!!」

    エレナ「!!!」

    エルヴィン「エレンはすぐそこだ!!進め!!!」

    ミカサ「ッ!!」

    ドン!!!!
  306. 306 : : 2016/03/10(木) 18:58:15
    ドッ!!ドッ!!

    うぁぁぁぁぁ!!!!

    きゃぁぁぁぁぁ!!

    巨人に向かっていくたびに兵士達の断末魔が聞こえてくる、潰される音、骨が折れる音と

    ドドドドドドド!!!

    エレナ「ッ!!エレ~ン!!!!!」


    エレン「!!?(え、え・・・エレナ!!?何で!!?)」

    エレンは青ざめたエレナがこんな巨人の大群の中に入ってきている事に物凄い絶望を味わった、エレナは立体起動に全く長けていないのにこんないつ死ぬかわからない中に突っ込んできている事にエレンは酷く絶望した、まさに死に急ぎ、その者だった

    ミカサ「ッ!!!(エレナじゃだめ!!!)」

    プシュ~!!!!


    プシュ~~~!!!

    ベルトルト「あっ!!」

    エレン「!!!(やめろ!!やめろ!!)」

    エレナ「ッフッ!!!」

    フォン!!

    スカッ

    エレナ「あっ!!!」

    エレン「!?ん~!!!!ん~!!!!!?(やめろやめろ!!離れろ!!エレナ!!!エレナァァァァァ!!!)」

    エレンはエレナの下に巨人が手を伸ばしている事に気づき必死に伝えようとした

    エレナ「!!ぁ…(巨人が…)」

    シュ~~~~~~~!!!!

    ミカサ「エレナァァァァァ!!!」

    ドガッ!!!!

    エレナ「ぅ!!!」

    エレン「!!?(ミカサ!!)」

    ガシッ!!

    ミカサ「ッ!!うッ!!!」

    ミカサは急いでエレナを突き飛ばし助けた、だが代わりにミカサは巨人に捕まり

    パキッ!!

    ミカサ「アぁッ!!?」

    エレナ「!!?ミカサァァァ!!?」

    エレン「(ぁ!!!)」

    プシュ~!!

    ジャン「ミカサ!!クソッ!!てめぇ!!!」

    ドス!!!

    ジャン「放しやがれ!!」

    危機一髪の所でジャンが巨人の目を潰し力を緩めた所をミカサは急いで逃げた

    プシュ~

    うおおおおおおおお

    ベルトルト「ッ!!」

    ブチッ


    うっ!!

    くそっ!!


    ベルトルト「やっとここまで来たんだ!!エレンを連れて帰る!!故郷に帰るんだ!!」

    エレン「(クソッ…!!!俺が捕まったせいで…!!このままじゃエレナもミカサもアルミンも!!皆も!!!)」

    シュッ!!

    アルミン「ベルトルト!!」

    エレン「(アルミン!?)」

    ベルトルト「・・・」

    アルミン「(何を…何を捨てればいい?僕の命と…他に何を捨て去れば変えられる!?他に何を・・・)」

    ドクン・・・・

    アルミン「!!・・・いいの?仲間を置き去りにしたまま故郷に帰って」

    ベルトルト「   」

    エレン「!?(アル、ミン?)」

    鎧の巨人「  」

    アルミン「アニを置いていくの?アニなら今、極北のユトピア区の地下深くで拷問を受けてるよ」

    ベルトルト「   」

    アルミンはアニを囮?にしベルトルトの心を砕いた

    ベルトルト「ッ!!悪魔の末裔が!!根絶やしにしてやる!!」

    ブシュッ!!!!

    ベルトルト「!!?」

    エレン「!?」

    エルヴィン「!!!!」

    ズルッ

    エレン「―――!?」

    ゴオッ!!

    バッ

    エレナ「エレン!!!!」

    エレン「!!?(エレナ!?)」

    ミカサ「!!(やった!!)」

    アルミン「!!」

    エルヴィン「ッ~!!」

    総員撤退!!!


    ベルトルト「あ・・・」

    鎧の巨人「(あ・・・)」

    小さい巨人「ッァァァァ!!!(クソッ!!奪われた!!)」

    巨人「アアアアアア」

    ザクッ!!

    クリスタ「うああああ!!!」

    ズン!!!

    クリスタ「!やった・・・初めて倒した・・・ユミル」

    ドッドッ!!

    コニー「クリスタ!!」

    クリスタ「わっ!?」

    コニー「何やってんだよおまえら!?帰るぞ!!」

    クリスタ「コニー私はいいの!ほっといて!!」

    コニー「は!?」

    ドドドドド!!!!

    クリスタ「ユミルが私を連れてかないとライナー達に殺されるって言ったの!私達はあっちに行くつもりなの!!」


  307. 307 : : 2016/03/10(木) 18:58:20
    コニー「何だそりゃあいつが行ったのか?」

    クリスタ「そう!だから降ろして!」

    そしてコニーはなんとかクリスタとユミルに落ち着くように説得した

    ドッ!!

    コニー「んな!!?」

    クリスタ「!!?」

    ユミル「!?」



    ドン!!!!

    ジャン「ライナーの野郎・・・!!巨人を投げてよこしやがった!!」

    フォン!!!!

    うお!!

    アルミン「!?あっ!!」

    ハンネス「!!!?」

    アルミン「エレン!!エレナ!!?」

    ミカサ「!!?」


    エレン「ック…!!」

    エレナ「ぅ…ッ!え、エレン……!」

    ズシン、ズシン

    エレン「   」

    エレナ「   」

    この時エレンは思い出した


    カルラ『こら!エレン!あんたまた喧嘩してきてから・・・!!』

    エレン『あの馬鹿どもがけしかけしてきたんだよ…なめられてたまるか…』

    カルラ『それで?エレナに怪我させたのかい?』

    エレナ『!お、お母さん』

    エレン『させてねぇよ…今日はミカサがいねぇから危なかったけど…』

    カルラ『エレン、どんなに相手が悪くても憎らしくても突っかかりゃいいってもんじゃないんだよ!』

    ゴシゴシ

    エレン『んっんっ…』

    カルラ『あんたは男だろ?たまには堪えてミカサに頼らずエレナを危ない目に遭わせないであげな!』


    そしてエレンは目の前に居る巨人を思い出した、、カルラを殺した巨人だった


    エレン「   」

    エレナ「お兄ちゃん!!!」

    エレン「!!はっ!!エレナ!!!(やめろ!!逃げろ!!)」

    ゴオッ!!!

    ドッ!!

    エレナ「!!?」

    エレン「!!?」

    フォン!!

    ブシュ!!

    ハンネス「!!」

    エレナ「ハンネスさん!!」

    ハンネス「らぁ!!」

    チラッ

    ハンネス「ハハッ!!こんなことがあるか!?なぁ!?お前ら!?見てろよ!!お前らの母ちゃんんの仇を俺が!!ブ殺す所を!!」

    グッ!!

    ハンネス「本当に!会いたかったぜ!お前に!!」

    ブン!!!

    エレン「!?ハンネスさん!!」

    エレナ「ぅ・・・!!(指が…!!)」
  308. 308 : : 2016/03/10(木) 20:05:48
    この時エレナは手首を怪我していた、理由としては先程馬から放り投げだされた時に手首を捻ったらしく剣を握れなかった、怪我したのはあくまで片手だけだったのが幸いだったが

    エレン「!?だめだ!エレナ!そんな怪我じゃ!!」

    エレナ「え!?」

    エレン「俺の腕を解いてくれ!!」

    エレナ「う、腕!?」

    エレン「早くしてくれ!!」

    エレナ「!う、うん!」

    ジャキ

    ゴオオオオ

    ハンネス「うおおおおお!!」

    巨人「・・・」

    エレン「俺がやんなくちゃなんねぇんだ!!!俺がケリをつけねぇと!!(こいつは母さんを殺したんだ!!ならその仇を息子がとれねぇでどうすんだ!!こいつを殺さない限り俺はこれから一生エレナを守っていけねぇよ!!)」


    ジャン「おっさんに続け!!」

    ヒュウウ

    ジャン「!?」

    ドンドンドンドン

    ジャン「うぉ!?」

    アルミン「くっ!!」

    ヒュウウ

    アルミン「!うっ...!」

    ドオオオン

    アルミン「!?何でだ!?ライナー!?」

    ジャン「邪魔すんじゃねえよ!クソッタレがぁ!!」

    アルミン「何で!?エレンが食われてもいいっていうのか!?」

    ドドド!!

    ユミル「(てめえのせいで!!計画が滅茶苦茶じゃねえか!!団長さんよぉ!!)」

    エルヴィン「!!」

    フォン!!

    ドオッ

    エルヴィン「!?」

    クリスタ「ユミル!!」

    ユミル「!(困ったな...どうすりゃいいんだ?ライナーがダメなら...調査兵団に協力してここを切り抜けるか!?だが...そのあとはどうする!?)」

    クリスタ「!!」

    ユミル「(今この状況を生き延びることができたとしても...もう時期この壁の中は地獄になっちまうのは避けようがない...ヒストリアを向こう側に遅れるのは今しかねぇのに...私の力じゃ守りきれると思えねぇ...)」

    ザク

    ユミル「!」

    コニー「クリスタ!?」

    クリスタ「コニー違うよ私の名前はヒストリアって言うの、ねえユミル、さっきコニーが言ってたことが正しかったら自分が助かりたい
    からって理由はうそなの?」

    ユミル「・・・」

    クリスタ「…いいや、嘘なんでしょ?どうして?何のため?...私?また私は守られるの?」

    ユミル「・・・」

    ドオ

    ユミル「!」

    クリスタ「ユミル!あなたが私に言った通り私たちはもう...人のために生きるのをやめよう、これから私達は自分のために生きようよ!!何だが不思議なんだけどあなたといればどんな世界だって怖くないや!!」

    ユミル「アアァァァ!!」

    プシュー!!

    スタッ

    団長!!

    エルヴィン「私の代わりわいる!それよりエレンを連れて離脱しろ!一刻も早く!」

    パクッ

    エルヴィン「はぁはぁ」

    団長!!鎧が・・・

    鎧が来ます!!!!


    ヒュウウウウウウ

    ジャン「急げ!!エレンとエレナがー」

    アルミン「!!ジャン!!!!」

    ジャン「っ!?」





    ブチッ!!!!


    ハンネス「 」

    エレン「ははは!ははははは!!!はははははははは!!!!!」

    エレナ「ぁ...ぁ...(ハンネ、スさん...)」

    エレン「何にも変わってねぇな!!お前は!!なんっっにも!!!できねぇじゃねえか!!!母さん...俺は何も...なんっにもできないままだったよ!!!うああああああああああ!!!!(ごめんなさい...母さん...エレナ...守れそうにないよ...ごめんな...エレナ...)」

    エレナ「ぁ...ぁ...!!(ぁ...そうだ...)」

    チラッ

    巨人「ファアアァ」

    エレナ「...お兄ちゃん」

    エレン「っッ!?」

    ガバッ

    エレナ「全然そんなことないよ?」

    エレン「エレ、ナ...?」

    エレナは涙を流しながら笑っていた、とてもとても可愛らしい笑顔だった

    アルミン「ぁ...あぁ...!!」

    ジャン「 」

    アルミン「!」

    チラッ

    エレン「(アル、ミン...)」

    エレナ「お兄ちゃん聞いて?」

    エレン「ぇ...」

    エレナ「伝えたいことがあるの...」

    ギュゥ

    エレン「ぇ、エレ、ナ...?」

    エレナ「私といつも一緒にいてくれてありがとう、私に...元気をくれてありがとう、お兄ちゃんと一緒に入れて楽しかったよ...」

    エレン「エレ...ナ...」

    エレナ「っ...私を愛してくれてありがとう嬉しかたっよ...お兄ちゃんの妹で良かったよ?」

    エレン「!!!!」

    エレナ「私も愛してるよお兄ちゃん大好き...」

    ニコッ

    エレン「ッ!!」

    バッ!!

    エレナ「ぇっ...?」

    エレン「そんなもん、何度だって言ってやるよ」

    エレナ「っ!!!!」

    エレン「これからもずっとオレが何度でも」

    ボアッ...!!







  309. 309 : : 2016/03/10(木) 20:09:14
    エレナ「っ...私を愛してくれてありがとう嬉しかたっよ...お兄ちゃんの妹で良かったよ?」

    エレナ「っ...私を愛してくれてありがとう、嬉しかったよ...お兄ちゃんの妹で良かったよ?」

    修正です
  310. 310 : : 2016/03/10(木) 22:36:31
    あ、もう一つ修正です

    エレナ「私も愛してるよお兄ちゃん大好き...」

    エレナ「私も愛してるよお兄ちゃん大好き...///」

    です!肝心な部分が抜けていた...
  311. 311 : : 2016/03/10(木) 22:38:38
    期待
  312. 312 : : 2016/03/11(金) 18:58:07
    エレン「アアアアアアアアアァァアアアアア!!(何度でも言ってやる!!)」

    フォン!!!!!!

    ぺチン!!

    エレンは最後の一発を放った、放った一発は巨人の手のひらに当たった

    ビリッ!!

    鎧の巨人「!!」

    小さい巨人「!!」

    ベルトルト「!!」

    エレン「・・・ッ!!アアアアアアアア!!!!!」

    ドオッ!!

    ドオオオオオオオオオオオ!!!

    エレン「!?」

    エレナ「!!?ぇ」

    ドドドドドドドドドドドドド!!!!

    アルミン「え…?えぇ?」


    エルヴィン「ハァハァ…」

    ???「え?」


    コニー「え…は?」

    クリスタ「え、え…」

    小さい巨人「!?」


    エレン「ッ!!エレナ!!」

    ギュ

    エレナ「!?う、うん!!」

    タッタッタッタ!!

    エレナ「何で…え?何であの巨人が食べられてるの!?」

    エレン「わからねえ!でも逃げねえと!!」

    エレナ「!そ、そうだね!!」

    エレンとエレナはわけがわからなかった突然後ろから走って来た巨人が目の前に居た巨人を襲い、そして次々とその巨人に続いて巨人がやってきてはその巨人をバラバラにして食べているという不思議な現象が起きた


    コニー「何か…わけわかんねぇけど今の内だ!逃げんぞ!!」

    クリスタ「!!うん!」

    小さい巨人「(そういうことか…だからライナー達は必死こいてエレンを…だとすりゃこの壁の中にも…)」

    チラッ

    クリスタ「ッ!!」


    ドオドオドオドオ!!!

    エレン「ッ!!?」

    エレナ「あっ!!」


    鎧の巨人「(最悪だ…よりによって「座標」が…最悪の奴の手に渡っちまった…!!絶対に取りかえさねぇと…間違いねぇ…断言できる…!!)」


    エレン「ッ!!エレナ逃げるぞ!!」

    エレナ「!!ぁ、う、うん!!」


    鎧の巨人「(この世で一番それを持っちゃいけねぇのはエレン…お前だ!!)」

    ダッ!!!!


    エレン「ッ!!来るんじゃねぇ!!てめぇら!!クソ!!ぶっ殺してやる!!!(今ここで来られたら本当に連れてかれて死ぬ!!ふざけんな!!生き残れたのに!!)」


    ビリッ!!

    鎧の巨人「ッ!!」

    ベルトルト「!!?」

    巨人共「!!」

    グラッ

    ダッ!!

    鎧の巨人「!!(まずい…!!)」

    ベルトルト「うわぁぁぁぁぁ!!?」

    ドドドドドドドドド!!!

    鎧の巨人「(まずいまずい!!ベルトルトを!!)」

    ベルトルト「ひ…!!(なんで…どうして!!あれが!!)」

    鎧の巨人「(守り切れねぇ!!)」


    タッタッタッタッタ!!!

    エレン「っと!エレナ!!」

    ッス

    エレナ「う、うん!」

    エレンとエレナは無事馬に乗った、アルミン達他も全員馬に乗った

    エルヴィン「この機を逃すな!!撤退せよ!!!」

    ダッダッ!!

    エレン「ッ!!ハァハァ…」

    エレナ「!?エレン!?」

    エレン「死んだかと思った…!」

    エレナ「!!…うん…」

    ギュゥ

    エレン「!エレ、ナ?」

    エレナ「…ありがとうお兄ちゃん…///」

    エレン「?え?」

    エレナ「助けてくれてありがとう///」

    ニコッ

    エレン「??助けた??」

    エレナ「うん///」
















  313. 313 : : 2016/03/12(土) 04:08:51
    期待
  314. 314 : : 2016/03/12(土) 17:10:33
    エレン「え…どういうことだよ…俺は何も…」

    エレナ「ううん、お兄ちゃんだよ、きっと…」

    エレン「きっと??」

    エレナ「うん、何かよくわからないんだけど…そんな感じがする…///」

    エレン「そ、そう、か…(…あれ、俺がやったのか…)」

    チラッ

    巨人「うぁぁぁぁぁ…」

    鎧の巨人「ッ!!」


    エレン「・・・(…ぁ、そうだ…)エレナ」

    エレナ「!ん?」

    エレン「後でミカサに礼、言っとけよ助けてもらったんだから」

    エレナ「!!うん!(…そうだ、私が突っ走ったからミカサは…)」

    私は平気

    エレナ「!!ミカサ!」

    エレン「!」

    ミカサ「気にしないで、少し痛いぐらいだから」

    エレナ「!?す、少しってさっき巨人に体wミカサ「包帯でも巻いておけば大丈夫だから」

    エレナ「ッ…帰ったらちゃんと医者の人に見てもらうからね!」

    ミカサ「っ、う、うん…」

    ミカサはエレナにきつく言われ口負けした

    エレン「そうだぞ、ミカサお前無理して体壊したらどうすんだよ、見てもらえ」

    ミカサ「・・・エレンが言うならそうする」

    エレン「俺に言われたらじゃなくてちゃんと見てもらえよ…」

    エレナ「あはは…ミカサ」

    ミカサ「?」

    エレナ「さっきはありがとうね、私の事助けてくれて…」

    ミカサ「エレナは私の家族、助けて当然」

    エレナ「!!ミカサ…うんありがとう!」

    ミカサ「うん(…可愛い…)」

    ドドッドドッドドッドドッ

    エレ~ン

    エレン「!アルミン!」

    エレナ「!」

    ミカサ「・・・ジャン?」

    アルミン「あぁ…怖かった…死んだかと思った…」

    エレン「あ、あぁ…ってジャン?」

    アルミン「さっき巨人が降ってきてね、それでジャン頭打って気絶しちゃって…」

    エレナ「だ、大丈夫なの…?」

    アルミン「う、うん軽傷で済んでるみたい…」

    ミカサ「…そう、よかった」

    アルミン「う、うん」


    ベルトルト「うわぁぁぁぁ!」

    シュ

    小さい巨人「!!」

    クリスタ「?ユミル?」

    コニー「おい!ブス!何やってんだ早く帰るぞ!!」

    小さい巨人「・・・」

    クリスタ「?」

    コニー「?」

    小さい巨人「・・・」

    ッス

    クリスタ「ユミ、ル?」

    ユミルはクリスタのフードに手をかけ剥がし

    小さい巨人「ゴエンア(ごめんな)」

    クリスタ「・・・え?」

    小さい巨人「・・・」

    オオオオオオオオオオオオオオオオオ

    巨人「ぁぁぁぁぁ!!!」

    ベルトルト「わぁぁぁぁ!!」

    ガッ

    ベルトルト「!!?」

    小さい巨人「ギィアアアアアア!!(…さようならヒストリア)」

    べえるトルト「!!?ユミル!?」

    鎧の巨人「!!?(なっ!?)」

    その時

    ユミルが取った行動の意味はわからなかったが

    鎧の巨人がそれ以上追ってくることは無かった

    ドドッドドッドドッ!!

    ポタ

    エレナ「!お兄、ちゃん?」

    エレン「・・・」

    エレナ「!!(ぁ…そうだ…)っハン、ネスさん…」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「っ…」

    エレン「・・・(…ハンネスさん…オレ…)」

    ギュ

    エレナ「!エレン…?」

    エレン「・・・絶対守るから」

    エレナ「!・・・うん…(…ハンネスさん…)」

    ギュゥ





               ありがとう




    ウォール・マリア シガンシナ区

    くっそ~、やっちまった・・・

    ユミル「何でこんな・・・ハァハァ…」

    ベルトルト「ハァハァハァ・・・」

    ライナー「ハァハァハァ…ユミル…ハァ、何で俺達の所に来た?」

    ユミル「あぁ・・・そりゃ私がバカだからだな」

    ライナー「・・・」

    ユミル「里帰りのお土産になってやってんだよ、手ぶらじゃお前ら帰ってくれねぇだろ」

    ライナー「・・・このまま故郷に行けばまずお前は助からないんだぞ・・・?逃げるなら・・・今だ」

    ユミル「・・・何言ってんだ馬鹿野郎、私はもう疲れた・・・もういいんだよ・・・もう」

    ベルトルト「ユミル・・・何で・・・僕を助けてくれたの・・・?」
  315. 315 : : 2016/03/12(土) 17:11:28
    ユミル「・・・」

    ベルトルト「・・・」

    ユミル「お前の声が聞こえちまったからかな…お前らがこの壁を壊しに来なければ私はずっと冷めない悪夢を見てたんだ私はただ…その時借りた者を返してるだけだよ、お前達の境遇を知ってるのは私だけだしな・・・私もおなじだよ・・・自分あどうにもならなかった」

    ベルトルト「っ・・・」

    ライナー「・・・」

    ユミル「・・・」

    ッス

    ベルトルト「・・・ありがとう、ユミル・・・すまない…」

    ユミル「いいや・・・」


          女神様もそんなに悪い気分じゃないね

    ユミル「(ヒストリア…お前だけでも幸せになってくれ…私はもう無理だ…必ずしもお前の願いが叶うとは思わねえ…でもできる限りお前の願いが叶って幸せになってもらいたい…)まぁ、無理か・・・」

    ライナー「?」

    ベルトルト「・・・え?」

    ユミル「・・・いいや、なんでもない…(…ヒストリアお前の願いはきっと叶わないだろう…でもお前はきっと幸せになれる…頑張れ…)」






    ドドッドドッドドッドドッ

    エレン「・・・エレナ?」

    エレナ「!大丈夫?」

    エレン「あぁ、もう、泣き止んだ…」

    エレナ「…そっか」

    エレン「あぁ…」

    ミカサ「…久しぶりに泣いた気がする」

    エレン「・・・だな」

    アルミン「僕も久しぶりに泣いたよ…」

    エレン「…うん、エレナ」

    エレナ「ん?」

    エレン「目、拭いとけよ真っ赤になってる」

    エレナ「!!あ、う、うんありが、とう」

    エレン「?エレナ大丈夫か?」

    エレナ「う、うん大丈夫だよ」

    エレナはそう言いながら目を拭いて居る

    エレナ「・・・(…何でだろ…私…)」

    チラッ

    エレン「?」

    エレナ「!!///」

    エレン「??(…え、目逸らされた…)」

    ミカサ「?エレナ?」

    エレナ「!な、なに?」

    ミカサ「・・・いや、なんでもない」

    エレナ「う、うん」

    アルミン「・・・(…あぁ…すっごい疲れた…)」

    エレナ「・・・///(…よく、わからないけど…)」


    ドクン、ドクン、ドクン

    エレナ「(エレンを見てると…)」

    チラッ

    エレン「(俺何かしたか…?)」

    エレナ「っ・・・///(…ドキドキする…///)」

    ドクン、ドクン、ドクン

    エレン「…(いや、もう一回見て見れば良い、そうだ…)エレナ?」

    チラッ

    エレナ「!!っ!ん、ん?///(でも、なんか…)」

    エレン「あ、いやなんでも、ない…」

    エレナ「う、うん…///(嫌な感じじゃない…///)」

    エレン「(…ふぅ…よかった…目合わせてくれた…)」

    エレナ「・・・お兄ちゃん…///」

    ギュ

    エレン「!エレナ?」

    エレナ「ううん、なんでもない…///(心地が良い暖かい感じ…///)

    ニコッ

    エレン「!!あ、あぁ…///(…今の笑顔はなんだ…?いつもより可愛いぞ…//流石…女神…///)」

    ミカサ「・・・?(…エレナ?)」

    この時のエレナの思いは後後知ることになる、その思いはかなり大変なものだが…
  316. 316 : : 2016/03/13(日) 05:47:08
    期待!
  317. 317 : : 2016/03/13(日) 17:40:48
    そしてあれから約1時間後

    ダッ!!

    コニー「っ・・・」

    急げ!!怪我人を先にしろ!!

    まさか・・・これで全部なのか!?

    憲兵団はどこに行った!?

    本当に大半を失っちまったのか?

    コニー「・・・」

    ガクッ

    スタッ…

    クリスタ「・・・」

    フラッ

    リコ「!おっと!この子もまずいな!」

    ッス

    リコ「の目、もう大丈夫だ、ここに巨人はいない」

    クリスタ「っ・・・」

    ぅぅ・・・

    リコ「?」

    チラッ

    コニー「うぁぁ…」

    ヒョオオオオオオオオオ…

    うぁぁぁぁぁ・・・

    アルミン「フゥフゥ…」

    ジャン「・・・104期は悪運が強ぇよあの状況から生きて帰って来ちまった…まぁ…あっちの巨人達はどうか知らねぇがな…」

    アルミン「・・・」

    スタ、スタ、スタ

    そのままゆっくり降ろせ

    エレン「・・・」

    エレナ「ミカサ…」

    肋骨をやって馬に長時間揺られたか…早く医師にみせないと…

    ミカサ「っ・・・」

    エレナ「!!ミカsミカサ「エレナ」

    エレナ「!」

    ミカサ「大丈夫、エレンも大丈夫」

    エレナ「!…ごめんね…」

    エレン「・・・すまない(…クソッ…ミカサもエレナもオレが捕まったせいで怪我を…)」

    トン

    エレン「!アルミン・・・」

    エレナ「アルミン…」

    アルミン「・・・」

    団長!?

    エレン「!」

    エレナ「!」

    アルミン「?」

    聞こえますか!?団長!?

    まずいぞ意識が!!

    早く運べ!!

    エレン「ッ!!団長!!」

    バッ!!

    アルミン「っ・・・」

    エレナ「団長…」


    ガラガラガラガラ

    エレン「   」

    エレナ「・・・」

    アルミン「・・・」

    ジャン「ほらコニーもう一息だ」

    コニー「うっ…」

    エレン「っ・・・」

    ジャン「立て…」

    コニー「信じられねぇ…俺が…生きてるなんて…」

    エレン「・・・」

    チラッ

    クリスタ「・・・」

    リコ「・・・」

    エレナ「…エレン…」

    エレン「…ん?」

    エレナ「…大丈夫?」

    エレン「…いや、大丈夫、とは言えねぇな…」

    エレナ「…そっか」

    エレン「あぁ…それより、エレナ怪我平気か?」

    ッス

    エレナ「!う、うん…///」

    エレン「そっか、よかった…」

    ギュ

    エレナ「っ!!ぅ…ぅん…///」

    ドクンドクンドクンドクン

    エレン「?エレナお前鼓動早いけdエレナ「!だ、大丈夫だよ!」

    エレン「そうか?」

    エレナ「う、うん…///(まただ…また何か温かいような心地が良いようなそんな感じが…///)」

    エレン「そっか」

    ッス

    エレナ「!ぁ…」

    エレン「ん?」

    エレナ「!う、ううんなんでも、ないよ…///(…私何やってんだろ…こんな時に…///)」

    エレン「…そっか」

    スタ、スタ

    エレン「!なぁ、アルミン」

    アルミン「?ん?」

    エレン「・・・オレがまた攫われて…そのために…何人死んだんだ?」

    コニー「!」

    アルミン「!」

    エレナ「!」
  318. 318 : : 2016/03/13(日) 17:41:26
    ジャン「ここから出発した時は憲兵を含めて100人はいたと思う、まぁ…経験の足りない憲兵にはやはり荷が重かったらしくてな、気の毒に…行きで大分食われたよ」

    エレン「(まじか…)」

    エレナ「・・・」

    ジャン「そっから先は覚えてねぇがこの壁の上にいたのは40人ぐらいだった、その中でも立ってあるけるのは…その半分ほどだ」

    エレン「!!」

    ジャン「調査兵団は熟練兵士の大半を失っちまった…どうなるんだろうなこれから…」

    アルミン「・・・」

    エレン「ッ・・・」

    エレナ「エレン…」

    アルミン「…でも帰りは損害が無かった」

    エレン「!え?」

    アルミン「巨人が僕らを無視してライナーに向かい続けて行ったからね」

    エレン「・・・」

    アルミン「女型の巨人は叫び声を上げて巨人の攻撃目標を自身に差し向ける事ができた、あの時…巨人の攻撃目標をあの巨人や鎧の巨人に差し向けたのは…エレンじゃないの?」

    エレン「・・・・・・お、オレは…」

    エレナ「!!」

    ジャン「っ・・・」

    コニー「!?」

    エレン「あの時は…訳わかんなくなっちまって…何が起こったのか…まったく…」

    ジャン「・・・お前が巨人を操ったってことか!?」

    エレン「いや・・・まだ何も」

    ジャン「そりゃお前・・・そんなことがもし・・・本当にできたとしら・・・」

    コニー「それ・・・本当かよ・・・エレン」

    エレン「・・・」

    エレナ「・・・」

    アルミン「・・・」

    コニー「そうか・・・だからあの時巨人があっちに行ったのか…あの時…あのまま巨人と戦ってたらみんな死んでたぞ」

    エレン「・・・」

    エレナ「…でも…」

    皆「!」

    エレナ「…あの時私も見てたんだけど…」

    アルミン「!どうだった?」

    エレナ「…何て言うのかな、エレンのあれはそんな簡単にできそうにないなって思った…」

    エレン「!どういう事だ?」

    エレナ「う~ん…意識てきじゃなくて無意識に勝手にって感じで意地的にはできなさそう、って感じ…かな」

    アルミン「…なるほど」

    ジャン「つまり自分で使おうと思っても使えない、って感じか?」

    エレナ「う、うん…後」

    エレン「ん?」

    エレナ「何か、ピリッてきたんだよね」

    エレン「え?」

    ジャン「?ピリッ?」

    コニー「なんだそれ?」

    アルミン「?」

    エレナ「えっとね、頭に直接入ってきた、みたいな…ごめん…説明できない」

    エレン「…エレナ、それ大丈夫なのか?」

    エレナ「う、うん大丈夫dエレン「ちょっと見せてみろ」

    グイッ

    エレナ「ぁ」

    エレン「特には何もなさそうだな…」

    エレナ「ぅぅ…///」

    アルミン「?(・・・ん??)」

    ジャン「・・・」

    コニー「ピリ??」

    エレン「外傷的なものは何もないからって、エレナ?」

    エレナ「・・・///」

    エレン「??エレナ??」

    ッス

    エレナ「っ!!///」

    エレン「大丈夫か??」

    エレナ「ぇ、あぁ!う、うん!!だ、大丈夫、だよ…///(か、顔近いよぉ…///)」

  319. 319 : : 2016/03/13(日) 17:41:32
    エレン「そうか…大丈夫な割には顔が赤いが」

    エレナ「だ、大丈夫だよ、あはは///(ぅぅ…汗見られてないよね…?///)」

    エレナはそう言いながら手でパタパタと扇いでいる

    エレン「そっか(…可愛い)」


    アルミン「・・・なに、あれ(…ぇ、いつから??)」

    ジャン「…俺はもう知らん」

    コニー「??」


    エレン「もしかしたら、風邪引いてるかもしれねぇから後で医師に見せに行くぞ」

    ッス

    エレナ「!ぅ、ぅん…///(エレンの手、おっきくて冷たい…///)」

    エレン「!!(…いつにもましてエレナが可愛い…どういう事だ…?…いや今のエレナじゃくて過去のエレナも可愛いけどな…///)」

    ジャン「・・・とりあえずだ、エレン」

    エレン「!」

    ジャン「辛い立場だろうがな…エレンお前を取り戻すために団長の片腕が食われてミカサのアバラは砕かれ、そしてお前の大切なエレナは手を怪我した、そしてお前らのおっさんや6割の兵士が死んだ」

    エレナ「!!///(っ、た、大切…///)」

    エレン「・・・」

    ジャン「その代償に見合う価値がお前にあるのか…俺にはまだわかんねぇけどお前を取り戻すために死んだ人達を・・・活かすか殺すかはお前次第なんじゃねぇのか?」

    エレン「・・・」

    アルミン「・・・」



    エレナ「・・・(…ぅぅ…だめだ…頭の中がなんかよくわからないけど…///)」

    チラッ

    エレン「・・・」

    エレナ「・・・(お兄ちゃんの事で頭がいっぱいだよ…こんな非常事態なのに…お兄ちゃんの事で頭がいっぱい…///)」

    キュ

    エレナ「っ・・・(それに胸、かな…締め付けられる感じ…)ぅぅ…///」

    アルミン「!エレナ?」

    エレナ「!アルミン?」

    アルミン「どうしたの?」

    エレナ「ぁ…うん…なんかね…」

    アルミン「うん」

    エレナ「お兄ちゃんを見てるとね…」

    アルミン「う、うん」

    エレナ「…キュってここが締め付けられる感じがするの…///」

    アルミン「   」

    エレナ「でもね、その締め付けられる感じがね、あまり苦じゃなくて…暖かくて…///」

    アルミン「へ、へぇ~・・・そうなんだ・・・」

    エレナ「うん…///」

    ジー

    エレン「・・・」

    アルミン「・・・(…あ、もうだめだこりゃ)」


    エレン「は・・・調査兵団になってからお前が説教する側になっちまったな」

    ジャン「!?は!?ふざけんなてめぇがうじうじ言うようになっちまったんだろうが」

    コニー「イヤ本当に気持ち悪いぞジャン、お前急にクソ真面目になりやがって・・・」

    アルミン「人相は悪人面のままなのに・・・」

    エレン「・・・」

    ジャン「・・・いいかお前ら俺はなぁ…お前らの大好きなミカサちゃんをカッコよく助けた恩人なんだぞ?」
  320. 320 : : 2016/03/14(月) 02:48:03
    期待
  321. 321 : : 2016/03/14(月) 18:58:10
    エレナ「(人相は悪人面のままなのに真面目でかっこいいエレン…///」

    エレン「・・・え?」

    ジャン「    」

    アルミン「    」

    コニー「あ?人相は悪人面のままなのに真面目でかっこいいエレンだぁ?」

    アルミン「ッブ!!?(何でこんな時に全部覚えたの!?)」

    エレナ「え、ぁ、ちがっ…///」

    エレン「…エレナ」

    ギュ

    エレナ「ぅぅ…///」

    エレン「ありがとうな、エレナ、嬉しいぞ」

    ナデナデ

    エレナ「!ぅ…うん…///えへへ…///」

    エレン「(…女神様から褒められた…嬉しい!!)」

    ジャン「・・・っておい!!」

    エレン「?なんだよ、せっかくエレナからの些細な嫌気な嬉しい褒め言葉をもらったのに」

    アルミン「(…ミカサ、助けて…)」

    コニー「??」

    ジャン「なげーよ!!じゃねぇ!今悪人面って俺が言われてたのに何でお前が悪人面に変更すんだよ!!?」

    ガシッ!

    エレン「!!おい!やめろよ!服が伸びるだろうが!!」

    エレナ「!ちょ、二人共!」

    ジャン「!そうだ!エレナ!お前何でエレンに向かって言ったんだ!?」

    エレナ「え、だ、だって…お兄ちゃんの方が訓練兵の頃から凄く真面目で皆から悪人面って言われてて、それに…」

    ジャン「っ・・・それ、に?」

    エレナ「…お兄ちゃんの方が断然とかっこいいから…///」

    ジャン「   」

    エレン「!エレナァ~!」

    ギュ

    エレナ「ふぅぁっ…///」

    エレン「兄ちゃん嬉しいぞ~!妹に褒められて!(・・・結婚しよ…)」

    スリスリ

    エレナ「!ぅ、ぅん…///(エレンの頬暖かくて…気持ちいい…///)」

    コニー「お前ら相変わらず仲良いなぁ」

    アルミン「…確かに、仲、良いね…(…色んな意味で…)」

    ジャン「…おい、エレン」

    エレン「?なんだよ」

    ジャン「何だよじゃねえ、まだ話は終ってねぇぞ」

    エレン「!…あぁ、そうだったな」

    ッス

    エレナ「ぁ…ムゥ…(…ん?胸がチクチクした…この痛みは…う~ん…モヤモヤする…)」

    アルミン「・・・(…あぁ、もうだめだ…手遅れだ…完全に女の顔だ…いや、女の顔とか僕しらないけどね…?でも何かそんな感じ…)」

    エレン「…とりあえず、ありがとうな、ジャン」

    ジャン「!?は!?」

    エレン「おかげで」

    グッ

    ジャン「!」

    エレン「これ以上はうじうじしなくてよさそうだ、お前の言う通りやるしかねぇよ、巨人を操ってやる」

    コニー「!」

    エレン「ウォール・マリアも塞ぐ」

    アルミン「!(そうだ恋の話なんて今はしてる暇なんてない!!)」

    ジャン「!」


    クリスタ「・・・」
  322. 322 : : 2016/03/15(火) 04:10:51
    期待
  323. 323 : : 2016/03/15(火) 10:46:06
    毎回はコメント出来ないけど
    いつも見てます!

    頑張って下さい(`・∀・´)
    期待
  324. 324 : : 2016/03/15(火) 19:17:13
    ちょっと他の用事がありましてできませんでした!明日になります!
  325. 325 : : 2016/03/16(水) 18:58:01
    エレン「あの害虫共を捕まえて償わせる、ハンネスさんやみんなの死を人類存続の功績とする・・・・・・それが俺のなすべき償いだ」

    ジャン「?害虫?」

    エレン「あ?あぁ、ライナーの奴らだよ」

    コニー「あいつら害虫になったのか…」

    アルミン「いや、あくまでエレンがそう呼んでるだけだから…」

    エレナ「あはは・・・」


    グググ

    リコ「ん!?・・・ちょっと」

    クリスタ「・・・」

    アルミン「!クリスタ!?…まだ」

    エレナ「!クリ、スタ?」

    エレン「?」

    クリスタ「違うよ」

    エレナ「!!」

    ヒストリア「私の名前はヒストリア」

    エレン「!(ヒストリア…?)」

    スタ、スタ

    ヒストリア「エレン、壁の向こうに早く行こう」

    エレナ「え?」

    エレン「?は?ってお前、まだ立たない方がーガシッ

    ヒストリア「私はいいから!!ユミルを取り返さないと・・・!!早くしないと遠くに行っちゃうから!!!」

    クリスタ、いやヒストリアは非常に慌てながら欠相な表情をしながらそう言った

    エレナ「!!(ぁ…そうか…ユミル、は…)」

    ヒストリア「エレン強い人でしょ!?巨人の力で何とかしてよ!!」

    エレン「ちょ、ちょっと!」

    ヒストリア「なんとk!?」

    ガクッ

    エレナ「!!ヒストリア!」

    エレナは地面に倒れそうになったヒストリアを支えた

    ヒストリア「ッ!触らないで!!」

    フォン!

    エレナ「きゃっ!」

    ドサッ

    エレン「!?おい!!?」

    ヒストリアは混乱状態でいたのかエレナを殴りつけた

    エレン「エレナ、大丈夫か…?」

    エレナ「う、ぅん…(ヒストリ、ア…?)」

    ヒストリア「・・・」

    リコ「落ち着け新兵、君は心も体も疲弊しきっている」

    ヒストリア「・・・」

    エレナ「っひ、ヒストrエレン「エレナ」

    エレナ「!エレン…」

    エレン「・・・今、お前は確かに心も体も疲弊しきっていて感情的になるのもわかる…」

    ヒストリア「・・・」

    エレン「…でも、今のは流石にないだろ…」

    ヒストリア「…エレンだってエレナが行っちゃったらきっと私みたいになってたよ…」

    エレナ「・・・」

    エレン「・・・だろうな、まぁ今のは俺がなんとなく不満を持ったから言っただけだ、気にすんな」

    ヒストリア「・・・そう」

    エレン「あぁ…でだ、ユミルは…ライナー達にオレと連れて行かれてからもお前の心配をしてた…どうやったらお前がこの状況で生き残れるだろうかとか…ユミルにはお前のことしか頭にないみたいだったよ」

    ヒストリア「・・・」

    エレン「…俺にはよくわからねぇけど…ユミルは最後、自分の意思で向こうに行ったんじゃないのか?」

    ヒストリア「・・・」

    コニー「俺もそう思った…あいつはライナーとベルトルトを助けるために行っちまったんだって…」

    ジャン「結局ユミルは何だったのかわからないやつだったな…」

    ヒストリア「…許さない」

    エレナ「!」

    ヒストリア「何で…私…よりあっちの方を…選ぶ…なんて…」

    エレン「!!」







  326. 326 : : 2016/03/17(木) 18:58:20
    ジャン「お、おい…?」

    リコ「!?」

    ヒストリア「い…一緒に…自分達のために…生きようって…言ったのに…私を置き去りにしていくなんて…」

          裏切り者…絶対許さない…

    ジャン「く、クリスタ?どうした…?お前らしくもない」

    ヒストリア「あはは…!クリスタ!?クリスタはもういないよ?やめたの、もうどこにもいないの」

    エレン「・・・」

    エレナ「ヒス、トリア…?」

    ヒストリア「…ふふっ」

    エレナ「!」

    ヒストリア「ごめんね…エレナ…」

    エレナ「!う、ううん!さっきのhヒストリア「…ごめんね、私はもうクリスタじゃなくてヒストリアなの…」

    エレナ「えっ…?」

    ヒストリア「優しいクリスタはもう消えて、今ここにいるヒストリアは何の感情も持たない女なの、わかる?」

    ヒストリアはそう言いながらエレナを見た

    エレナ「!!」

    ヒストリア「・・・」

    クリスタ、いやヒストリアの瞳には何の感情も宿っていなかった、クリスタの時に宿っていたキラキラした色はなく、今はただ青と黒が混じったような酷い瞳の色だった

    エレナ「っ!」

    サッ

    エレン「!え、エレナ?」

    エレナ「ぅぅ…」

    ヒストリア「・・・仕方ないね、クリスタは私が生きるために与えられた役で…たしか…子共の頃呼んだ本の女の子―だった…はず」

    リコ「・・・と、とりあえずだ、えっと、ヒストリア、医師の所に行くぞ、だいぶ体が傷ついている」

    ヒストリア「・・・」

    リコはそう言いヒストリアを連れて行った


    エレナ「ぅぅ…」

    エレン「…大丈夫か?エレナ」

    エレナ「!!う、ぅん…大丈夫、だよ…///」

    エレン「ん、そっか(…可愛い…)」

    ナデナデ

    エレナ「んっ…///(…ヒストリア…)」

    アルミン「・・・だいぶ、変わったね」

    ジャン「…あぁ、クリスタ、じゃ、ねぇな」

    コニー「ユミルが行ってから変わったな…」

    ジャン「・・・今の話聞いててそれ以外何があるってんだ…」

    コニー「!あ!そうか!」

    ジャン「(馬鹿だ…こいつ…)」

    アルミン「・・・とりあえず、エレナ手、見せてもらった方がいいんじゃない?」

    エレン「!そういえば、そうだったな」

    エレナ「あ、うん」

    エレン「よし、そうと決まったら」

    ダキッ

    エレナ「っ!え!?///」

    エレン「んっと、行くか」

    エレナ「っ!!ぅ…ぅん…///(っやばぃ…凄い恥ずかしぃ…///)」

    エレンが今なにしたかというとエレナをお姫様抱っこした、理由は

    エレン「よし、行くかエレナ」

    エレナ「!ね、ねえエレン///」

    エレン「?なんだ?」

    エレナ「な、なんでお、お姫様、だっこ、なの?///(恥ずかしいけどなんか…嬉しい///)」

    エレン「理由としては今日頑張ったご褒美だ(今日はエレナからの最高の告白を受けたからな!)」

    エレナ「ご、ご褒美?」

    エレン「あぁ死にかけてまで俺を助けてくれたんだ、感謝しきれねぇよ」

    エレナ「!そ、そんなこと!お兄ちゃんhチュ

    エレナ「ぇ!!?///(っえ、えぇ!?い、今き、キス…///)」

    エレン「本当、エレナ最高だ!(顔真っ赤にして可愛いなおい///)」

    ギュゥ!!

    スリスリ

    エレナ「ぅ…ぅぅ…///(え、エレンの顔がこんなに近い…///)」

    エレン「(やわらけぇ…///)」



    アルミン「・・・」

    ジャン「…俺達忘れられてるな…」

    コニー「兄が妹をお姫様抱っこしてしかもキス…あ、違うか頬だからキスじゃないか」

    アルミン「…いや、キスだからそれも…(うわぁ…エレナ顔真っ赤…)」



    エレナ「ぉ…お兄ちゃん…///」

    エレン「!あぁ、そうだ、悪い医師に見せないとな!」

    ッス

    エレナ「ぁ…」

    エレン「?ん?」

    エレナ「!う、ううん!何でもないよ!///」

    エレン「そうか?んじゃ行くか!」

    エレナ「う、うん!(…もうちょっとやってたかったな…///)」

    エレン「・・・」

    エレナ「(…お兄ちゃんかっこいいなぁ…////)」














  327. 327 : : 2016/03/17(木) 18:58:36
    あ、ちなみにエレンは走っています
  328. 328 : : 2016/03/17(木) 19:00:28
    ちょっと急いだから文章が雑になってしまった...明日やり直す!
  329. 329 : : 2016/03/17(木) 20:07:39
    ヒストリアが…ヤンデレ化w

    期待です♪
  330. 330 : : 2016/03/18(金) 18:21:53
    修正です

    エレナ「ぁ…」

    エレン「?ん?」

    エレナ「!う、ううん!何でもないよ!///」

    エレナはエレンが離れたことに少しがっかりした

    エレン「そうか?んじゃ行くか!」

    エレナ「う、うん!(…もうちょっとやってたかったな…///)」

    エレン「よっと」

    ダッ

    エレナ「(…お兄ちゃんかっこいいなぁ…////)」

    エレンの横顔を見ていたエレナは素直にかっこいい、そう思った
  331. 331 : : 2016/03/18(金) 18:58:34
    タッタッタ

    エレナ「(エレンかっこいい…///)」

    ジーッ

    エレン「!どうした?」

    エレナ「っ!う、ううん…なんでも…///」

    エレン「?そっか、痛かったら何か言えよ?」

    エレナ「う、うんありがとう///」

    エレナはそう言い微笑んだ

    エレン「っ、あ、あぁ…///(…やっぱりエレナ前より可愛くなった気がするな…いや、別に可愛くていいんだが)」

    エレナ「(うわぁ~!見られちゃった!///か、顔赤くないよね??…)ぅぅ…///」

    エレン「?(今日のエレナは赤くなったり微笑んだり表情が豊かになったな…)」

    などと二人は思いながら医師の所へついた



    医師「うん、どれ、見せてみな」

    エレナ「は、はい・・・」

    エレン「・・・だ、大丈夫、ですか?エレナは…」

    エレナは医師にそう言われ痛めた手を見せた

    医師「・・・!!これは!」

    エレン「!!?何ですか!?」

    エレナ「!(え、え、何!?)」

    医師「・・・まずいな」

    エレン「ッ!?エレナの手は治るんですか!?」

    医師「・・・治るんだが…」

    エレン「!?何ですか!?早く言ってくださいよ!?エレナのあの綺麗な華奢な手に傷が付いたらどうするんですか!!?」

    ガシッ!

    エレナ「っ!ちょ、ちょっとお兄ちゃん!?///(…ぇ…///き、綺麗な…手…///)」

    医師「…治るんだが包帯がないのよ、ちょっと探してくるわね」

    スタ、スタ、スタ

    エレン「   」

    エレナ「!そ、そう、ですか(…ふぅ、良かった包帯がないだけか…ぁ…)っね、ねえエレン」

    エレン「!な、なんだ?」

    エレナ「えっと…その…私の手って、き、綺麗?///」

    エレン「?あぁ、綺麗だぞ(エレナに汚い所なんて逆にあるのか…?)」

    ギュ

    エレナ「!ぁ…///」

    エレン「すっげえ綺麗だよなぁ…(…舐めたいぐらい…)」

    エレナ「!う、うん…あり、がとう…///」

    ギュゥ

    エレン「お、おう(…抱き付かれてしまった)」

    エレナ「(エレン暖かい…///)」

    スタ、スタ、スタ

    医師「包帯持ってきたよ~、って、何してんの?」

    エレン「ん、エレナ」

    エレナ「(暖かい~…///)」

    エレン「?お~い?」

    ペチペチ

    エレナ「ん…?」

    医師「包帯持ってきたんだけどォ」

    エレナ「っ!!す、すみません!///」

    医師「あはは、いいよいいよ」

    エレン「(…エレナの匂いがするな…)」

    エレンは自分の服の匂いを嗅いでそう思った

    医師「貴方達兄妹、ってところかな?」

    エレナ「あ、はい、そうです」

    エレン「?はい」

    医師「ふふっ、仲、良いわね」

    エレナ「!は、はい」

    エレン「よく俺とエレナが兄妹ってわかりましたね」

    医師「そのくらいわかるわよ、貴方達とっても似てるから」

    医師の人は包帯を巻きながらそう言っている

    エレン「へぇ~(…今まで特に思ったことなかったけど…)」

    チラッ

    エレナ「・・・!ん?」

    エレン「(…エレナの顔見るだけで癒される…)」

    医師「・・・よし、できた」

    エレナ「!ありがとうございます!」

    医師「!うん(…へぇ、今時お礼なんて言うんだ)」

    エレン「あ、医師さん」

    医師「?ん?なに?」

    エレン「結局エレナってどんな怪我を・・・」

    医師「あぁ、うんただの捻挫だよ」

    エレン「!そうですか、良かったな、エレナ」

    エレナ「う、うん良かった(エレンに褒められた手だもん…良かった…///)」

    エレナはニヤニヤと手を見ながら思った


    医師「!…へぇ~、エレナ、ちゃんはブラコン、なの?」

    エレナ「!えっ?」

    エレン「!?(ブラコン…!?)」

    医師「いやぁ、だってさっきお兄さんに綺麗だって言われてた手みて、嬉しそうにしてたから」

    エレナ「っ!ぁ、え、えっと…///」

    エレン「エレナ、本当なのか?」

    エレナ「!ぅ、ぅん…///」

    エレン「!!そっか(…嬉しい!!)」












  332. 332 : : 2016/03/19(土) 15:13:14
    医師さんwww
    おもしろいなw

    ずっと期待です!頑張って下さい❗️
  333. 333 : : 2016/03/19(土) 19:04:59
    ちょっと用事ありましてできませんでした!

    明日やります!
  334. 334 : : 2016/03/19(土) 21:37:48
    了解ですグハッΣ(´Д`(○=用事頑張れよっ(`・∀・´)!
  335. 335 : : 2016/03/20(日) 17:11:13
    おぉ、入れた、再開します!
  336. 336 : : 2016/03/20(日) 17:58:27
    エレン「エレナ!」

    エレナ「!ん、ん?」

    エレン「ちなみに俺はシスコンだからな!」

    エレナ「!!う、ぅん///」

    エレン「(可愛いは正義だ!うん)」

    医師「シスコンにブラコンか(…ん?どっかで聞いたような…?)」

    あの~…早くしてもらいませんか?

    医師「!!あ、すみません!」

    エレン「あ、じゃあ俺達はこれで」

    エレナ「怪我、ありがとうございます!」

    医師「うん、包帯とれないよね?」

    エレナ「はい!」

    医師「うん、よし行ってよし!」

    エレナ「!はい!エレン行こ?」

    エレン「あぁ」

    後ろの怪我人が待っている事を忘れていた二人は急いでその場から離れた


    エレン「とりあえず団長から指示はねぇからどっか寝床戻るか」

    エレナ「!うん!」


    医師「(…頑張れよ少年、少女)次の患者さんいいですよー」

    兵士「あ、はい」

    医師「怪我したところは」

    兵士「えっと、足を」

    医師「・・・ふむ」

    兵士「…あの」

    医師「ん?」

    兵士「足、折れてないですよね?」

    医師「・・・うん、折れてはないんだけどぉ…」

    兵士「!?折れては、ないんだけど…?」

    医師「・・・」

    兵士「!?な、なんですか!?その沈黙は!?」

    医師「・・・ごめん、ちょっとトイレ」

    兵士「   」

    医師の人は相変わらず相手に不安を与えるようだった



    男子寮 女子寮

    エレン「ふぅ、ついた」

    エレナ「よいしょ」

    スタッ

    エレン「今更だけど」

    エレナ「ん?」

    エレン「お前、他どっか怪我してねぇよな?」

    エレンはそう言いながらエレナの体全体触り確かめた

    エレナ「!け、怪我してないよ…///(恥ずかしぃ…///)」

    エレン「…そっか!ならよかった」

    エレナ「う、うんエレンは怪我してない?」

    エレン「あぁ、俺はただ連れてかられただけだしな」

    エレナ「…そっか、良かった」

    エレン「あぁ(・・・)」

    エレナ「それじゃあ私こっちだからおやすみお兄ちゃん!」

    エレナはそう言い女子寮へ向かおうとした時に

    グイッ

    エレナ「えっ?」

    ギュゥ

    エレナ「ムグッ…」

    エレン「・・・」

    エレナ「っ、え、エレン?///(抱きしめられちゃった…///)」

    エレン「…悪い、エレナ」

    エレナ「え?」

    エレン「今日は一緒に寝るぞ」

    エレナ「!え、エレン!?」

    エレンはエレナを引っ張り男子寮へ向かった


    男子寮

    スタ、スタ

    ドサッ



















  337. 337 : : 2016/03/20(日) 17:58:32
    エレナ「きゃっ!?」

    エレン「・・・(…まずい…疲れなのかわからねぇけど理性がふっ飛んでる…!!)」

    エレナ「え、え///(お、ぉぉ押し倒されちゃった~!///)」

    ッス

    エレナ「!え、エレン…?ど、どう、したの?///(お兄ちゃんの手が頬に…温かい…///)」

    エレン「・・・(まずいまずい!俺何しようとしてんだ!?え!?)」

    エレンは何故か寮の前に来た瞬間からいきなり理性が緩み始めていた、理由はわからない

    エレナ「?え、エレン?」

    エレン「っ、エレ、ナ…!(おいおい!何がエレナだよ!何エレナに手出そうとしてんだ!?俺!?最低だ!!)」

    エレナ「!な、なに?(…ん?あれ…?何でこんなに…)」

    エレン「お、オレ…!///(オレ、じゃねぇよ!何理性なんかに負けそうになってんだよ!?///)」

    エレナ「!え、エレ、ン…?///(…凄いドキドキしてる…///)」

    ちなみにだがエレンとエレナ以外寮に居なかった、一番の理由としては他の皆は怪我したところを医師に見せてもらっているからだった

    エレン「ッ…エレナ…」

    ッス

    エレナ「!(お兄ちゃん…///)」

    エレンは理性を失い?顔を近づけ、5cm4cmと顔の距離を縮めていき残り数mmになったところで…

    エレン「っ(っだから!待てって!エレナの意思関係なくファーストキス奪うつもりか!?兄だぞ!?バカかよ!…いやそりゃエレナは誰にも渡したくもねぇしき、キスもあれも全部オレが貰いたい…ってだから何考えてんだよ!!///)」

    エレナ「…?お兄ちゃん…?(…あれ?どうしたんだろ)」

    残り数mmのところで止まった事に不思議にエレナは思った

    エレン「っ・・・(だから!!大切な妹のファーストキスを奪うのか!?オレは!?最低じゃねぇか!!別にエレナと恋人関係でもねぇのに!!)」

    エレナ「お、お兄ちゃん?」

    エレン「!!え、エレナ…!」

    エレナ「ど、どうした、の?」

    エレン「!!(…そうだ、オレは今エレナにキス、をしたくて暴走してるんだろ…!?なら!!)」

    ッス

    チュ

    エレナ「!!んっ…///ふぁ…っ!///(お兄ちゃんの唇が頬にぃ…///!)」

    エレン「んっ…///(エレナ、ごめんな…いや…今更だけど本当ごめんな…勝手にキスして…///)」

    キスといってもエレンがしているキスは頬か、首だったが

    チュゥ…

    エレナ「んっぅ…んっ…///(っ気持ちぃぃ…///)」

    ギュ

    エレン「!?(エレナ…!?///)」

    エレナ「んっんぅ…あぁ…///(落ち着く…でも、凄いドキドキ…///)」

    エレン「(嫌、がっては、ないよな…?///)っぷは…エレナ…///」

    ギュゥ

    エレナ「んっ…///お兄ちゃん…///」

    ッス

    エレン「っ!!?っちょ!!ちょ!エレナ!///(それはまずいって!!)」

    エレンはエレナに、口、にキスされそうになり慌てて横に寝転んだ

    エレナ「!お、お兄ちゃん?///」

    エレン「ハァハァ…///口は、だめだろ…///」

    エレナ「!な、なんで…?///」

    エレン「口は、彼氏と、な
  338. 338 : : 2016/03/20(日) 17:58:46
    あわわ、急いだせいでめちゃくちゃにww
  339. 339 : : 2016/03/20(日) 18:16:48
    この医師の患者にはなりたくないww

    期待です!
  340. 340 : : 2016/03/20(日) 18:19:41
    エレン…エレナの彼氏は、俺だぜ(〃ノωノ)ハズk((((((((殴つエレン「エレナの彼氏は俺だ!!

    wwwゴメンナサイ遊びました笑
    期待でーす。頑張って下さい!
  341. 341 : : 2016/03/20(日) 19:20:13
    エレン「口は、彼氏、とできた時にな(...何が口は彼氏、とできた時だよ...勝手に合理化しようとしてんじゃねえよ...オレ...)」

    エレナ「!ぁ...う、うん...///(気持ちよかったな...///...そっか、そうだった...口は彼氏と...あれ...何で胸が痛いんだろ...)」

    エレン「っ、エレナ...」

    エレナ「!ん、ん?」

    エレン「ごめんな...(謝って済む問題じゃねえよな...)」

    エレナ「っお兄ちゃん...?(泣きそうな顔してる...っ...また、胸が痛い...)」

    キュゥ

    エレン「...いや、本当にごめんな...オレ、エレナの彼氏でも何でもねぇのに勝手に頬とか首とか、キスして...本当に、ごめんな...嫌、だったろ...(...何で今更...オレは...)」

    エレンはそう思い涙が出た

    エレナ「!そ、そんなことないよ!」

    エレン「!えっ?」

    エレナ「別に全然嫌じゃないよ!私はお兄ちゃんにキスされて嬉しい!///」

    エレン「...え、そうなの、か?(エレナ...)」

    エレン「うん!お、お兄ちゃんの事好きだからそ、その...嫌じゃないよ!嬉しい!///」

    チュ

    エレン「!エレナ...」

    エレナ「っお兄ちゃん...///」

    ギュウ

    エレナ「大好きだよ...///(...うぅ...///恥ずかしい...///)」

    エレン「!!エレナ」

    ギュウ

    エレナ「んっ...///(幸せ...///)」

    エレン「..俺も、大好きだ...///(...許してくれて、、ありがとうな...エレナ...)」

    エレナ「うん...///」

    エレン「...愛してる」


  342. 342 : : 2016/03/20(日) 22:07:47
    ……え(困惑)あ、愛してる…だと!?
    おいおいおいおい、待ってくれよぉ
    これ、兄弟…だよな?w
    期待です
  343. 343 : : 2016/03/20(日) 23:25:00
    修正

    エレナ「うん!お兄ちゃんの事好きだからそ、その...嫌じゃないよ!嬉しい!///」

    ですね。ここの部分がエレナじゃなくてエレンになっていましたww

    後最後の


    エレン「...愛してる」

    これは誤字です、申し訳ない

    理由としては寝ぼけていたので間違えました
  344. 344 : : 2016/03/21(月) 18:58:21
    エレン「(…そっか、嫌ではなかったか…よかった…)」

    エレナ「っね、ねぇお兄ちゃん…///」

    エレン「!ん?」

    エレナ「…私からもしたいよ」

    エレン「え?」

    エレナはモゾモゾと布団の上を歩きエレンに乗っかった

    エレン「!!?え、エレナ!?///」

    エレナ「お兄ちゃん…///」

    上半身、下半身と体を重ねていき、顔はエレンのすぐ近くへ

    エレン「っちょ、ちょ、おい!///(近い近い!///顔近い!///あ、後胸の感触がぁ!///))」

    エレナ「さっきはお兄ちゃんがやったから次は私からしたいよ…///」

    エレナはエレンの頬へ唇を持っていくと同時に首に手を回した

    チュゥ

    エレナ「んっぅ…///(お兄ちゃんの頬柔らかい…///)

    エレン「んっ…!(っくすぐったい…///)」

    エレナ「んっ…」

    ペロッ…

    エレン「っぅぉ!!?///(な、舐められた…!?///)」

    エレナ「ハァハァ…///お兄ちゃぁん…///」

    チュ、チュ

    エレン「んっ!!?(っあ、危ねぇ!!口にされる所だった!?というかエレナ可愛すぎっ!!///)」

    エレナは半分?ほど理性が吹き飛んでいるのか暴走状態

    エレナ「ハァハァ…///」

    エレン「っ!っちょ!おい!エレナ!落ち着け!」

    エレナ「!お兄ちゃん私のキス、嫌だ?///」

    エレン「!?」

    エレナは何故かウルウルと目に涙を溜めながら言ってきた

    エレン「っそ、そんなこと、ねぇよ…(…反則だろ!!なんだよあの顔!!誰も断れねぇよ!///)」

    エレナ「!!良かったぁ///」

    エレン「///」

    エレナ「お兄ちゃん…///」

    チュ…レロッ…

    エレン「っぅぁ!?///」

    エレナ「んっ…んっぅ…///(お兄ちゃんの声…///なんか良い…///ドキドキする…///)」

    首、頬とキスをするか、舐めるかとしている

    エレン「(やばいやばいやばい!!///)」

    エレンも男である限り、あれ、が反応してしまう仕組みになっていた

    ムクムク

    エレン「ぁ…///」

    エレナ「んっんぅ…///ハァハァ…///…んぅ?なに、これ…?///」

    エレン「っ!そ、それだけはダメだ!!エレナ!!///」

    エレナ自分のお腹に何か当たる物を発見し、それを勿論、服の上から触ろうとした

    エレナ「え…なんで…?///」

    エレン「!っそ、それは…俺の大事な物だからだ!///」

    エレナ「大事な、物?///」

    エレン「あぁ!すっげえ男として大事な物だ!///(大声で俺は何を言っているんだ…)」

    周りに人が居ないだけエレンは助かっていた、勿論人なんかいたらこんな事できもしなかったが

    エレナ「…そっかぁ///じゃあ触らない///」

    エレン「!そっか、そっかいい子だな、エレナ///」

    ナデナデ

    エレナ「んっんっ///っ、お兄ちゃん!///」

    ズルッ!

    エレン「っなっぁ!?///」

    エレナ「あぁ…暖かい…///(お兄ちゃんのお腹暖かくて…硬ぁい…///)」

    エレン「っ!!ちょっちょ!!///(何でそうなった!?///)」

    何故かエレナは起き上がったかと思いきや服の中に手を突っ込んできては、次に頭を突っ込んできたという…

    エレン「っ!!お、おい!エレナこれはまずい!!いくら何でもまずい!!(そうだ!!俺は何をしてるんだ!!///)」

    ガシッ

    エレナ「ふぇ?///」

    エレンはエレナの肩を掴み起き上がらせた

    エレン「エレナ!目を覚ませ!///(エレナ…お前すっげえエッチな子だったのか…///いや、今更だけど…けしからん…///)」

    エレナ「お兄、ちゃん…///」

    エレン「あぁ!俺だエレナ!いいか!今の行為は俺以外の奴に絶対やっちゃだめだぞ!!(…ん?俺は何を言っているんだ?」


  345. 345 : : 2016/03/21(月) 18:58:25
    エレナ「?お兄ちゃん以外にはやりたくないよ…///」

    ギュゥ

    エレン「・・・エ?」

    エレナ「お兄ちゃんの事が大好きだからこうやってるんだよ…///」

    エレン「・・・そ、そうだったのか…(…いや、なに安心してるんだよオレ…何も解決してねぇよ…いや、むしろ悪化したかも…)」

    エレナ「うん…///お兄ちゃん」


                大好き///

    エレン「っ!!///」


    耳元でそう言われ、より一層恥ずかしくなった

    エレナ「お兄ちゃん…///(…今凄く幸せな気分…///なんでかな…///」

    エレン「っ!え、エレナ…///(…あぁ、だめだ…頭がボーっとしてきた…///)」

    エレナ「(凄くドキドキするし…///)」

    互いに完全に理性でも吹き飛んだのか顔を見合わせ顔を近づけていき、キス、をしようとした瞬間だった


    ガチャ

    医師「エレン君~?居るかなx


    エレン「…エ」

    エレナ「ん…?」



    医師「・・・え?」



    エレン「…っえ、えっと…これは…」

    エレナ「…お兄ちゃん///」

    ギュゥ

    エレナはそんな固まった空気を壊すかのようにキスはせず、首に手を回し抱き付いた

    エレン「・・・」

    エレナ「(お兄ちゃんの匂い…いい匂い…///)


    医師「っあ、あぁ~、えっと…予備の包帯、ここに置いておくから…そのぉ…」

    エレン「   」

    医師「・・・うん、避○しなよ?」

    バタン

    エレン「・・・エ(…そこ?)」

    エレナ「…スゥ~…スゥ~…///」

    エレン「!エレナ?」

    エレナ「スゥ~…スゥ~…///」

    エレン「…寝たか…(…うん、まぁ問題ないな…)…お疲れさま、エレナ…)」

    寝てしまったエレナを優しく布団に横たわらせた、布団をかけた

    エレン「おやすみ…(…オレも寝るか…)」
  346. 346 : : 2016/03/21(月) 19:00:04
    うん、少しできたな






    医師ェ...
  347. 347 : : 2016/03/22(火) 05:21:21
    ちょっ医師さん。空気読め男君に変身!w期待でーす。頑張って〜
  348. 348 : : 2016/03/22(火) 18:58:12
    翌朝

    ・・・ン・・・レン

    エレン「…ん、ぁ?」

    アルミン「エレン!」

    エレン「…アルミン?」

    ジャン「やっと起きやがったなこの野郎…」

    エレン「・・・(…ぁ、そうか、昨日…)」

    エレンは昨日の事を思い出した、と言っても昨日の事は色々と過激な事が起こりすぎて頭が追いつけなかったが

    エレン「・・・///」

    ミカサ「・・・」

    エレン「…ん?」

    そこで隣にミカサがいる事に気づいた

    エレン「…?何でミカサが男子寮に居るんだよ…」

    ミカサ「…その事については逆に」

    エレン「?」

    ミカサはあるところに指を指した

    その指した先とは…

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    エレン「・・・ア(…いつの間に俺の上に…)」

    コニー「もうこれ完全に事後dミカサ「絶対違う」

    アルミン「(いや、君達の私的してる部分全然違うからね…)なんでエレナが男子寮に?」

    ジャン「・・・」

    エレン「あぁ~…なんだ、えっと、!そう!偶には良いだろと思ってな!」

    アルミン「…偶には良いだろってどういうことよ…」

    ミカサ「…エレン、いくら貴方がエレナと家族だからと言って貴方達はもう大人、わかる?」

    エレン「…いや、全然わかんねえ」

    ジャン「…ミカサ、こいつは巨人を駆逐する事とエレナの事しか頭にねえんだぞ?そんな分かりずらい事言ったって意味ねぇよ」

    コニー「??さっきから何話してんだ??」

    ジャン「・・・もう一人居たな」

    ミカサ「…とりあえずエレン、エレナ、貴方達は間違いが起きる前に離れた方がいい」

    エレン「??」

    アルミン「(本当にわかってない顔してるよ……にしても)」

    チラッ

    エレナ「スゥ~、スゥ~…」

    アルミン「(…昨日の事…)」

    ~~~~~~~~~~~~~~

    エレナ『お兄ちゃんを見てるとね…キュって締め付けられる感じがするの…///』

    ~~~~~~~~~~~~~~

    アルミン「(…うん、もう完全に手遅れだ!)あはは」

    ジャン「(アルミンが壊れた…)」

    エレン「…とりあえずエレナ起こすか」

    エレンはそう思い自分の上に乗っかっているエレナの脇に手を入れ起き上がらせた

    エレン「お~い、エレナァ?」

    ミカサ「!(脇に手を入れる、だと!?)」

    エレナ「スゥ~…スゥ~…」

    エレン「エレnポロッ

    エレン「あ」

    髪の毛を束ねていたゴムが下に落ちた

    ファサ…

    エレン「アルミンちょっと取ってくれ」

    アルミン「あ、うん」

    下に落ちたゴムを広いエレンに渡した

    エレン「・・・(うん、束ねてないエレナも美人だな、保養だ」

    ミカサ「・・・ッチ」

    アルミン「口に出てるし…」

    ジャン「ほぉ~、綺麗dミカサ「黙れ」

    ブシ

    ジャン「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!?目がぁぁぁぁ!!」

    コニー「・・・(今ジャン何かしたか??)」

    アルミン「(り、理不尽すぎる…)」

    エレン「(!っとじゃなかった)お~い、エレナ!起きろ~!」

    エレンはそう言いながら肩を揺すった

    エレナ「・・・んぁ…?」

    エレン「!起きたか、エレナ」

    エレナ「・・・お兄ちゃん…おはよう…///」

    ギュゥ

    エレン「!!あ、あぁおはよう(…可愛い…///)」

    ミカサ「・・・アルミン、頭貸して」

    アルミン「!?いやいや!貸さないよ!?(怖っ!!)」

    ミカサ「・・・そう、コニー」

    コニー「いやだよ」

    ミカサ「・・・ッチ」

    ジャン「   」







  349. 349 : : 2016/03/22(火) 20:07:38
    ジャン不憫ジャン↑
  350. 350 : : 2016/03/23(水) 18:57:59
    エレナ「ふぁ~ぁ…」

    エレン「昨日は眠れたか?」

    エレナ「…うん、よく寝れたよ…」

    エレナは寝起きなのかまだちゃんと頭の呂律がまわっていないらしく、ちゃんと話せていない

    エレン「そっか、よかったな(…思い出すだけで恥ずかしいが…///)」

    エレナ「・・・あ、そっか…昨日お兄ちゃんと二人で…」

    ミカサ「!エレンと二人で、なに?」

    エレナ「!!み、ミカサ!?」

    ミカサ「・・・」

    エレナ「!あ、そっか、昨日途中で寝ちゃったんだ…」

    エレン「いきなりお前寝ちまったから驚いたぞ」

    エレナ「!そっか、ご、ごめんね?お兄ちゃんいきなり、そ、その…昨日…///(…思い出しちゃった…///)」

    エレン「!い、いや平気、だぞ///(…今更だがあんな積極的なエレナって久しぶりだよなぁ、…ん?久しぶり??)」

    エレナは昨夜自分が暴走気味になっていた事を思い出しエレンに誤った、その事に対しエレンもわかり少し戸惑った

    ミカサ「・・・何があったの?」

    エレン「い、いやなにも、ないぞ」

    アルミン「(思いっきり合ったって言ってるよね…)」

    ジャン「お前ら兄妹のくせに仲良すぎなんだよ」

    コニー「ジャン、お前目治ったのか」

    ジャン「あ?あぁ、完全にな(…本当は痛いけどな)」

    ミカサ「ねぇ、何がったの?教えて、くれないかなぁ…?」

    ギロリ

    エレナ「ヒッ…!」

    ギュゥ

    エレン「!(良い匂いが…)おい、ミカサ睨むなよ…」

    ミカサ「ッチ…エレンが言うなら仕方ない…(絶対エレンは渡さん…)」

    アルミン「ミカサが怖いのは昔からなんだからあまり怒らせない方がいいよ…」

    ジャン「!お、おいアルミン…」

    アルミン「ん?」

    ミカサ「     <●> <●>    」

    アルミン「  」

    向こうで話しましょうアルミン…

    ぇ…ぃや…そのぉ…

    バタン

    ジャン「…南無阿弥陀仏」

    コニー「何言ってんだお前…」


    エレン「・・・昨日はごめんな、エレナ」

    エレナ「!えっ?」

    エレン「いや…いくら何でもやりすぎた、からよ、ごめんな、本当」

    エレナ「!…ううん、私もごめんね、お兄ちゃん…」

    ッス、ッス

    エレン「!え、エレナ?(っか、顔近い…///)」

    エレナ「その…私もなんか昨日はおかしくなっちゃって、ね///その…えっと…///い、嫌じゃないよ?本当に///」

    エレン「…そうなのか?」

    エレナ「うん…///全然嫌じゃないよ、むしろ嬉しい…///」

    エレン「・・・っぇ、え?///(え、エレナ…?)」

    エレナ「この前エレンにその…///キスとかされても全然嬉しくなかったんだけど…///」

    エレン「  」

    エレナ「!え、えっとね!嫌とかじゃなかったよ!?ただ、本当にくすぐったいなぁ、恥ずかしいなぁぐらいにしか思ってなかったの」

    エレン「!あ、あぁ(…死ぬかと思った…)」

    エレナ「でもね、昨日のは違ったの」

    エレン「・・・?違った?」

    エレナ「うん…///昨日のは凄く嬉しかった///」

    エレナはそう言いながら何故か上目遣い、しかも頬を染めてモジモジと

    エレン「   」

    エレナ「この前まではくすぐったいと恥ずかしいなぁ、としか思ってなかったのに昨日は全然違ったんだ///ここ、凄いドキドキするの、よくわからないけど///」

    エレナはそう言いながらエレンの手を自分の胸元に近づけ

    プ二ッ

    エレン「ッ!!?(む、胸…!///)」

    エレナ「凄くドキドキしてね、熱くて恥ずかしい、ようなそんな感じでね、えっと、よくわからないけど嬉しかったよ///」

    エレン「!そ、そうか…///(柔らかい…///)」

    エレナ「今もね、こうやってお兄ちゃんに触ってもらってて凄いドキドキしてるの…///」

    ドクン、ドクン、ドクン、ドクン

    エレン「!ほんとだ」

    エレナ「うん…何でこうなっちゃたのかわからないけど、でも全然嫌な感じじゃなくて逆に嬉しいくらいなんだ///」

    エレン「そ、そっか(嫌じゃないなら良かった…)」

    エレンはそう言われ落ち着いた、ちなみにだがエレンはエレナのこの状態に何も気づいてない

    エレナ「うん!///(…ん?あれ?そういえば…昨日、なんで…)」

    ジー

    エレン「・・・?エレナ?」

    エレナ「(どうしてお兄ちゃんにキス、しようとしたんだろ…///それに…)」

    エレン「?エレナ~?」

    エレナ「!ん、ん?」

    エレン「あ、いやいきなり固まるからよ」

    エレナ「!う、うんごめん、ちょっと考え事してて」

    エレン「?考え事?」

    エレナ「う、うん」

    エレン「どんな事だ?」

    エレナ「!え、えっとね」

    エレン「うん」

  351. 351 : : 2016/03/23(水) 18:58:11
    エレナ「昨日何で私お兄ちゃんにキスしようとしたのかな…って///」

    エレン「!そ、それはその場の雰囲気に流されてやろうとしたんだろ?多分(…あれ、これで良いんだよな?)」

    エレンは昔読んだ事がある本の事を思い出し言った

    エレナ「…う~ん、そうなのかなぁ…」

    エレン「た、たぶん、な」

    エレナ「う、うん…あ、後ね!」

    エレン「う、うん」

    エレナ「昨日お兄ちゃんに口のキスは彼氏に、って言われた時ね…」

    エレン「あ、あぁ(…そう言えばエレナに二回キスされそうになったんだった…///)」

    エレナ「…ちょっと嫌だった…」

    エレン「!!?は!?(っ、き、嫌だった!?)」

    エレナ「何て言うのかな…凄いここがモヤモヤしたの…」

    ッスッス

    エレン「っ、そ、そう、なのか…(胸、揺れてる…)」

    エレナ「…うん、今もモヤモヤしてる…」

    エレン「!だ、大丈夫、なのか?」

    エレナ「…うん、でも全然嬉しくない…」

    ギュゥ

    エレン「え、エレナ…(…あぁ~!クッソエレナを傷つけちまった…!)」

    エレナ「…でもね」

    エレン「っん?」

    エレナ「お兄ちゃんと話してる時は消えるんだ、このモヤモヤ///」

    エレン「!そ、そうなのか?」

    エレナ「うん!///」

    エレナは笑顔で言った、その笑顔には嘘偽りが何一つ無い満面な笑みだった

    エレン「(流石エレナ、太陽みたいな笑みだ…///)…そっか、一応オレと話してる時は消えるのか」

    エレナ「うん、後考えると痛くなる…」

    エレン「そうか……ごめんな」

    エレナ「っえ?」

    エレン「オレにはそのモヤモヤとかえっと、ドキドキとかわからねぇんだ」

    エレナ「・・・うん」

    エレン「俺じゃその原因がわからねぇから治しようがねぇ」

    エレナ「…うん」

    エレン「…だから、その、ごめんな(…ごめんなエレナ…不甲斐ない兄で…)」

    エレナ「…ううん、大丈夫だよお兄ちゃん」

    エレン「…え?」

    エレナ「お兄ちゃんは全然悪くないよ、こうして会話してるだけでもモヤモヤは消えてるんだよ?だからお兄ちゃんは私の事助けてくれてる」

    エレン「!!エレナ…(…エレナの成長が感じられる…)」

    エレナ「ありがとうお兄ちゃん嬉しい///(エレンが私の心配してくれてる…///嬉しい…///)」

    ギュゥゥ

    エレン「…オレもありがとうな、エレナ」

    ギュゥ

    エレナ「!うん!///(ドキドキする///でも嬉しい///良い匂い///)」

    スンスン

    エレン「!え、エレナ?」

    エレナ「えへへ///」

    エレン「!!///(…天使が居る…///)



    ジャン「…俺達置いてけぼりだな」

    コニー「?そうだな(腹、減ったなぁ…)」


    ガチャ

    アルミン「あぁ…疲れた…」

    ミカサ「・・・」


    ジャン「!アルミン、平気だったのか」

    アルミン「う、うん・・・って(…何か抱きしめあってるしあの二人~~!!?)」

    ミカサ「<●> <●>」

    コニー「おい、ミカサお前顔怖ぇぞ」

    ミカサ「・・・そう?」

    コニー「?あぁ、怖い」

    ミカサ「・・・(私の顔が怖い理由、それはエレナ、貴方が原因…)」

    チラッ

    エレナ「んっ…(温かい…)」

    エレン「エレナ…」

    ミカサ「<●> <●>」
  352. 352 : : 2016/03/23(水) 19:19:21
    ミカサ、お前はもう(エレンの彼女なんて)無理なんだ!

    いや〜、エレナかわえぇのおw
    期待だ
  353. 353 : : 2016/03/24(木) 04:46:55
    エレンとエレナがえっtゴホッする時にエレンが受けでエレナが攻めなところを見てみたいwハァハァ

    期待です
  354. 354 : : 2016/03/24(木) 16:25:39
    今更だけど…本当に今更だけど

    エレンとエレナ以外の部分多くやりすぎたと自分で思っている…うん、本当に…

    エレンとエレナ以外の部分の方が多い感じ…



    まぁ、エレンとエレナの絡みを増やせばいいよね!
  355. 355 : : 2016/03/24(木) 18:58:16
    エレン「・・・!あ、そうだエレナ」

    エレナ「ん…?」

    エレン「さっきの、もしかしたらアルミンがわかるかも知れねぇぞ?」

    エレナ「!え、本当!?」

    アルミン「!え、な、なに?(厄介事を僕に持ってこないでよ…)」

    エレン「いや、アルミンって頭良いからよ、さっきのエレナの気持ちわかるんじゃないかって(…オレが解決したかったんだけどな…)」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「ど、どんな話してたの?」

    エレナ「あ、うん、えっとね」

    説明中

    アルミン「へ、へぇ~…なるほど、ね…」

    チラッ

    ミカサ「<●><●>」

    アルミン「ッ!!(怖ッ!!?)」

    エレン「!?(…な、なんだ?寒気が…)」

    エレナ「アルミン、わかる?これ」

    アルミン「あ、あぁ~、えっと…」

    ミカサ「(絶対教えるな教えるな教えるな教えるな)」

    アルミン「・・・わかった、教えてあげるよ」

    ミカサ「!!?」

    エレナ「!!本当!?」

    アルミン「う、うん」

    エレン「流石だなアルミン」

    ジャン「・・・(まさか、本当に…)」

    コニー「ふぁ~ぁ…」

    エレナがアルミンに説明したものは、先程のエレンへ向けての感情の事についてだった、一つ目ドキドキして嬉しい二つ目ドキドキして締め付けられる気分で嫌な感じ、これだけを説明した

    アルミン「(ミカサに殺されそうだけどぉ…)」

    エレナ「(どんなのだろ??)」

    エレナは教えてもらえるとワクワクとしていた

    アルミン「(こんな期待の目を向けられたら説明したくなるよね、うん)」

    ミカサ「…アルミン、貴方は…」

    アルミン「!…仕方がないよ、こうなる運命だったって、わけで、それに可哀想だし…」

    エレナ「??」

    エレン「?可哀想?(何言ってんだアルミン?)」

    アルミン「と、とりあえずエレナちょっと来て」

    エレナ「?うん」

    アルミンはエレナへ連れて行った


    エレン「・・・」

    ミカサ「・・・気になる?」

    エレン「!あぁ、気になる、すっげぇ気になる」

    ミカサ「・・・そう」

    エレン「…お前は気になんねぇのかよ?」

    ミカサ「…気になる」

    エレン「…そっか(エレナ、どんな話してんだ…)」

    ミカサ「…うん(エレンが気になる…)」

    そして、それから大体5分くらいした時だった


    ガチャ

    エレン「!エレナ!何だったんだ?」

    エレナ「!お、お兄ちゃん・・・///」

    アルミン「ふぅ…」

    ミカサ「・・・」


    ジャン「…俺達、空気だな」

    コニー「…あぁ、外行こうぜ」

    ジャン「あぁ…」

    こんな所に居ても仕方がないと思いじゃんとコニーは外へ行った


    ミカサ「…(どうだったの…?)」

    アルミン「!(わからない…)」

    ミカサ「(え?)」



    エレン「それで、エレナどうだったんだ?」

    エレナ「!っえ、え、えっと…ね…///(っ!!無理無理無理だよぉぉぉぉ!!///)」

    エレナは段々と顔が熱くなっていくのが感じ両手で顔を隠した

    エレン「っえ、エレナ?(顔、真っ赤…)」


    アルミン「(…とりあえず、ミカサ…)」

    ミカサ「!(え、えぇ…)」

    ミカサは流石にと思い、アルミンとその場から立ち去った


    エレン「?(何なんだ?)な、なぁエレナ」

    エレナ「!ん、ん?///」

    エレン「…お前、アルミンに何か、されたか?」

    エレナ「っ、え?」

    エレン「い、いや、だってお前顔、赤いし…」

    エレナ「!う、ううん別に何もされてないよ…?」

    エレン「そ、そうか?」

    エレナ「!!う、ぅん…///(エレンの顔が…///)」

    エレン「・・・(…エレナの様子が凄く変、なんだが…)」

    エレナはできるだけエレンの目線に合わせないようにと下を向いたり、横を向いたりとしていた

    エレナ「(ぅぅ…///無理だよぉ…///)」

    エレナはアルミンに言われた事を思い出しもっと顔が赤くなっていった

    エレン「お、おい?エレナ大丈夫か?」

    ッス

    エレナ「!ひぇ?///(っか、顔触られてる…!///)」

  356. 356 : : 2016/03/24(木) 18:58:24
    エレン「お前顔すっげぇ真っ赤になってるぞ…(…まさか、風邪?)」

    エレンはエレナの頬に手を当て触った

    エレナ「ぁ…ぁ…///」

    エレン「?あ、あ?(エレナが壊れた…!!)」

    エレナ「っ!!(緊張して全然話せなぁいよぉ…///)」

    エレン「!お、おい!本当に大丈夫か!?エレナ!!」

    エレナ「っひぁ!?///」

    ドサッ

    エレン「っ!え、エレナごめん…(…何だ今の可愛い声は…)」

    エレナ「!ぅ…ぅん…///」

    エレナは恥ずかしさのあまり腰が抜け地面に尻もちついてしまった、何故エレナが尻もちついたかと言うとエレンが突然顔をおもいっきり近づけたからである

    エレン「んっしょっと、大丈夫か?」

    エレナ「・・・うん///(…エレンの手、でかい…///)」

    エレンはエレナを起き上がらせようと腰に手を回し起き上がらせた

    エレン「…そっか、怪我ねぇか?」

    エレナ「う、うんただ転んだだけ、だから大丈夫…///」

    エレン「・・・エレナ、ちょっと」

    ッス

    エレナ「っぇ・・・えっ!///(えっえっ!!)」

    エレンは手だけじゃだめだと思い念の為とエレナの額へ自分の額を持っていった

    コツッ

    エレン「・・・ん、少し熱いくらい、…エレナ?」

    エレナ「ん、ん・・・?///(…ん?ん??)」

    エレン「?目、瞑ってどうした?(…何で目、瞑ってんだ…?いや、可愛いけどさ)」

    エレナ「!!///(っき、キスじゃない…///)」

    エレン「?エレ、ナ?」

    エレナ「…ムゥ…///」

    エレン「??(…やばい、怒ってるのかよくわからんねぇけど可愛い…これだけは言える…///)」

    エレナ「…お兄ちゃん!///」

    エレン「!な、なんだ?」

    エレナ「…抱きしめ、て…?///」

    エレン「!!///(…な、なんだ、これ!!///)」

    エレナは手を広げて上目遣いで抱きしめ、てと頬を染め、ニコニコとしながら言った

    エレナ「お兄ちゃん…///お願い…///」

    エレン「!あ、あぁ!///」

    ギュゥ!!!

    エレナ「んっ…///(ぁ…///)」

    エレン「(やばい、エレナがすっげえ可愛い…///)」

    エレナ「エレン…///(暖かい…///)」

    エレン「エレナ…///(母さん…エレナ、可愛すぎる…///)」

    エレナ「!(そ、そうだ…!ここで…!///)」

    ッス

    エレン「!エレ、ナ?」

    エレナ「(今ならできるよね…!///)」

    エレナはエレンの顔へ口を持っていき…

    チュ

    エレン「!エレナ…///」

    エレナ「(…ぅぅ…///無理ぃ…///)」

    口にしようかと思ったが頬へだった
  357. 357 : : 2016/03/24(木) 20:12:45
    ふっ…エレナよ、お前が幸せなら俺はそれでいい涙(つД`)ノだか幸せになれよ。゚(/□\*)゚。期待してます
  358. 358 : : 2016/03/25(金) 18:58:05
    エレナ「(絶対むりだよぉ…)」

    エレン「(エレナがここまで積極的に行動してくるとは思わなかったな…勿論理性を保ったままで……ん?理性を保ったままで?)」

    エレナ「(口にしたら…ううん、違う…兄妹だから無理だよね…)…はぁ…」

    エレン「?エレナ?」

    エレナ「…ううん、なんでもない」

    エレン「そ、そうか」

    エレナ「…うん」

    エレン「(…エレナの様子が変だな…)…やっぱりさっき、何かあっただろ?」

    エレナ「!(どうしよう……ううん、逃げちゃ、だめだよね…)…うん」

    エレン「!何があったんだ?」

    エレンはちゃんと真面目に話を聞こうとエレナに目線を合わせた

    エレナ「!え、えっとね…///(ぅぁ!///目合わせられない!///)」

    エレン「あぁ(…目、逸らされた…)」

    エレナは一旦視線を横に向けたが

    エレナ「!(…ちゃんと相手の目を見なきゃ!///)ぅぅ…///」

    エレン「!(目がウルウルしてる…可愛い…///…いや、待て可愛いじゃねぇだろ泣いてるんだろ!?)エレナ、急がずにゆっくり話してくれ」

    ナデナデ

    エレナ「!ぅ、ぅん…///(…エレンは優しいなぁ…///)えっとね…///」

    エレン「あぁ」

    エレナ「…っ詳しく言うと話が長くなるから重要な事だけ、言うね?///(…ぅぅ…///大丈夫かなぁ…///)」

    エレン「!あ、あぁ(話が長くなる?)」

    エレナ「っ…わたし、ね…///(っちゃんと伝えないと…!///)」

    エレン「あぁ…(…緊張、してるんだな、オレも緊張してきた…)」

    ドクン、ドクン

    エレナ「っぁ、あのね…///(緊張して言えない…!!///)」

    エレン「・・・(エレナ凄い緊張してるな…)」

    エレンはエレナの顔を見てそう思った、理由としては顔全体真っ赤にして汗が出てきていたからだった

    エレナ「っ・・・///(ぁぁ…だめだ…喉が詰まって…///)」

    ドクンドクンドクンドクン

    エレナ「(緊張しちゃって言えない…ギュゥ

    エレナ「!!」

    エレン「オレといつも会話してる時みたいに言って平気だぞ?」

    エレナ「!お、お兄ちゃん…」

    エレン「俺達は兄妹だ、何の遠慮もねぇよ、エレナが何言ったとしてもオレはちゃんと受け止めるから(…もし嫌いなんて言われたら死ぬけどな、絶対ないだろうけど…)」

    エレナ「!!う、うん…///(…お兄ちゃん、かっこいい…///)」

    エレン「よし、じゃあこのままで言うか」

    エレナ「!う、うん、えっとね///」

    エレン「うん」

    エレナ「っ(大丈夫、お兄ちゃんは受け止めてくれるって言った!うん!///)」




          
          私、お兄ちゃんの事好きなっちゃった///

    この時、エレナにとって数秒が凄く長く感じていた、たった数秒なのに何分間も経っていた、そんな感じだった


    エレン「・・・っえ、それってどういうこtチュ

    エレン「っ!!?(…え)」

    エレナ「んっ…///」

    エレナはエレンが何か言う前にキスをしていた、そのキスは一生忘れる事のないキスだと二人は思った

    エレナ「っぷはぁ…///お兄ちゃん…///(キスしちゃった!!///ぁぁ…///やっちゃった…///)」

    ダキッ!!

    エレン「・・・っエ///(っ!!ぇ、ええ、!!?///)」

    僅かに口に残る柔らかい感触が残っていたエレンは自分の唇を触った



  359. 359 : : 2016/03/25(金) 18:58:11
    エレン「(っい、いま、なにが、起きた…!?///…え、き、キス、された…!!?///)」

    エレナ「///(エレンの唇…///柔らかかったな…///)」

    互いに今やった事に驚愕し固まっていた

    エレン「(え、え!?ちょ、ちょっと待て!!///え…さっきの好きになっちゃったって…///)っぇ、エレナ…?///」

    エレナ「!!っん、ん?///」

    エレン「っぉ、お前の好きって…///」

    エレナ「っぅ、ぅん…私、お兄ちゃんの事好きになったんだ、恋として…///(っぅぁぁぁぁ!///何言ってるの私!?///)」

    エレン「っ!!そ、そう、か…///(…え、夢、じゃない…!?///)」

    今まで鈍かった二人もこうやって行動に起した結果、かなり戸惑っている

    エレナ「っ、そ、それで、ね…///」

    エレン「(エレナがオレに恋!!?///っ、まじか…夢みてぇ…え…すっげえ嬉しい…!!///)」

    エレナ「お兄ちゃんは私の事…///どうおmギュゥ!!

    エレナ「っお、お兄ちゃnエレン「オレも好きだ!!///」

    エレナ「!?それtんっ!?///(っエレ、ン…///)」

    エレン「んっ…///」

    ドサッ…

    エレナ「っん…///」

    エレン「んぅ…///(エレナ…///)」

    エレナ「んっ…///(…幸せ…///)」

    エレンはエレナを抱きしめ引き寄せキスをしたままベットへ倒れ、そのままキスを続行


    んっ…んっぅ…///

    んっぁ…///

    んっ!///

    んっぅ…///っ舌はだ、ダメェ…///

    エレナ…///

    チュプ

    んっぐぅ…///

    んっんっ…///エレナ…甘いな…///

    ぷはぁ…///お兄ちゃんも、甘いよ…///

    エレナ…んっ…///

    んっ…んぅ…///っんぁ…///おにいちゃん…///

    それから二人は狂った様に互いに長い時間キスをし合った、キス、ディープキス、と他色々


    一時間後…

    エレン「っはぁ…///エレナ…///」

    エレナ「ハァハァ…///っお兄ちゃん…///」

    ギュゥ

    エレン「…エレナの、唾甘かった…///」

    エレナ「…お兄ちゃんの唾も甘かったよ…///」

    チュ
  360. 360 : : 2016/03/25(金) 18:58:41
    うん、主はエロい事については全く知識がないので全然エロくないですね、申し訳ないです!!
  361. 361 : : 2016/03/25(金) 19:34:35
    俺の(エレナへの)恋が今砕けました。゚(/□\*)゚。
  362. 362 : : 2016/03/25(金) 22:25:08
    on...兄妹恋愛か、良いね( ´ ▽ ` )ノ
  363. 363 : : 2016/03/26(土) 17:29:54
    一方でアルミン、ミカサは

    アルミン「…ふぅ」

    ミカサ「・・・それで、アルミン」

    アルミン「・・・ん?」

    ミカサ「さっき、エレナを呼び出して話、したんでしょ?」

    アルミン「…うん、したよ」

    ミカサ「…どういう話wアルミン「勿論、エレナのエレンへの気持ちの事についてははっきり言ったよ」

    ミカサ「!」

    アルミン「…でも」

    ミカサ「?」

    アルミン「…世間的な面で、そういう異性的な関係になっちゃだめ、そう言った」

    ミカサ「!アルミン…」

    アルミン「…まぁ、でも多分」

    ミカサ「?」

    アルミン「エレナは僕の言う事聞かないだろうね」

    アルミンは苦笑いしながらそう言った

    ミカサ「え?」

    アルミン「エレナは皆からしたら言う事を素直に聞いてくれる良い女の子、そう思ってるんじゃないかな?」

    ミカサ「…うん、多分、そうだと思う…」

    アルミン「…ねぇ、ミカサ」

    ミカサ「?なに?」

    アルミン「…どうして、今多分、って言ったんだい?」

    ミカサ「!…それは」

    アルミン「…多分、ミカサも気づいてると思うんだけど…」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「…はっきり言ってね、エレナはエレンに似てる部分があるんだ」

    ミカサ「?エレンに似てる部分がある?」

    アルミン「うん、その似てる部分ってのはね」


         他人の意見に耳を傾けないこと

    ミカサ「?他人の意見に?」

    アルミン「うん、勿論他人の言う事については聞くけど、自分の意思がはっきりしてたらエレナは自分の意思を付き通すよ、エレンみたいに」

    ミカサ「…そういえば確かに」

    アルミン「…うん、流石エレンの妹、だけあるよね、他人の言う事を聞かずに自分の意思を付き通す、とても真っ直ぐな子だよ」

    アルミンは苦笑いしながら、でもとても優しい微笑みだった

    ミカサ「…つまり、エレナは」

    アルミン「…うん、エレナは僕の言う事を聞かずにエレンと関係を結ぶだろうね」

    ミカサ「っ…でも」

    アルミン「…きっと今の僕達がエレナとエレンに何か言った所であの二人の関係が引き裂かれる事は確実にないだろうね」

    ミカサ「!引き裂くって…」

    アルミン「勿論引き裂くって言ってもただの兄妹に戻るだけ、後僕はあの二人の関係を引き裂く気もなにもないけどね」

    ミカサ「?どういう事?」

    アルミン「…勿論世間的な面ではあの二人の関係は異常だと思われるだろうね、でも…本人達の意思の方が大事、僕はそう思ってるんだ」

    ミカサ「…それは、そうだけど…(…おばさんからしたら…)」

    ミカサはカルラの事を思った、もし、自分の子供達がそんな関係になっていたら、そう思った

    アルミン「…それに、この世界は残酷なんだ」

    ミカサ「!」

    アルミン「こんな巨人で埋め尽くされた世界で、兄妹で恋愛なんて誰も気にしないだろう、そう思ってるよ」

    ミカサ「…それは、先程言った事と矛盾してるのだけど…」

    アルミン「うん、矛盾してるよ、と言っても兄妹恋愛の事について何か言うのはよほど暇で何もしない家畜達だよ」

    ミカサ「・・・確かに」

    アルミン「…話が凄く脱線してきたけど、とりあえず僕はあの二人の関係を応援するよ」

    ミカサ「・・・・・・・そう」

    アルミン「うん、好きな者同士が付き合ってはいけない、なんて規律はないからね」

    ミカサ「…兄妹で結婚はしてはいけない規律、な筈だけど」

    アルミン「そんなの他人に知られなければいいだけの話だよ」

    ミカサ「・・・そうだけど…」

    アルミン「ミカサがあの二人の関係を邪魔したいなら邪魔をすればいいよ」

    ミカサ「!」

  364. 364 : : 2016/03/26(土) 17:29:59
    アルミン「…まぁ、邪魔したら邪魔したらでエレンに嫌われると思うけどね」

    アルミンはニコニコとしながらそう言った

    ミカサ「ぅ……」

    アルミン「…さっきも言ったけどこんな残酷な世界なんだ、いつ壁が破壊されて死んでもおかしくない世界なんだ、良いじゃないか誰と誰がどう結ばれたとしても(…もう何度も壁が破壊されてるんだ、いつ僕達が死んでもおかしくないんだ…)」

    アルミンはここ最近で何度も何度も壁を破壊されてる事に考えが変わっていた、この前までは二人の関係については反対だったが、ここまで何度も壁を破壊されていると、そう思った時に考えが変わっていた

    ミカサ「…うん、確かにそう、だね」

    アルミン「!うん、わかってくれてよかった」

    ミカサ「…おばさんは悲しむと思うけどね」

    アルミン「?そうかな?」

    ミカサ「?え?」

    アルミン「親の身になった事もない僕が言うけど…自分の子供達同士が結ばれたとして、悲しいってのはないんじゃないかな…、僕はそう思う」

    ミカサ「・・・(…そういえば、そうだ…)」

    アルミン「なにより親は子の幸せを願うんだ、本人達が結ばれてそれで幸せなら親も幸せだと、僕はそう思うんだけど…違うのかな?」

    ミカサ「・・・わからない、私は誰の親にもなった事がないし…それに…」

    アルミン「?」

    ミカサ「・・・親が悲しむと思う、それは…私達が言える事じゃない…これはただ私達がそう思わされてきた、だけの話…(…私は何を言っているのだろう…)」

    アルミン「!…うん、僕達はただ世代の人達からそう伝えられてきただけだからね、あくまで」

    ミカサ「・・・うん」

    アルミン「・・・ねぇ、知ってる?」

    ミカサ「・・・?何が?」

    アルミン「僕がね、小さい頃に読んだ禁書にね、ある兄妹が居たんだ」

    ミカサ「?うん」

    アルミン「その兄妹はね、この世界で一番最初に生まれた人間なんだ」

    ミカサ「うん」

    アルミン「その二人はね、兄妹なのに結ばれたんだ」

    ミカサ「・・・そうなの?」

    アルミン「うん、しかも子供も産んだ」

    ミカサ「・・・へぇ~」

    アルミン「・・・凄い興味のなさそうな言い方だねミカサ」

    ミカサ「・・・本当に興味ないし…それがどうしたの?」

    アルミン「…あの二人ってその最初の人間と似てるなぁって思ってね」

    ミカサ「・・・どこが?」

    アルミン「?兄妹で結ばれたんだよ?似てるでしょ」

    ミカサ「・・・あぁ~、うん」

    アルミン「・・・もしかしたらあの二人はその二人の生まれ変わりなのかもね」

    ミカサ「…しらない」

    アルミン「…僕の話聞いてる?」

    ミカサ「しらない…」

    アルミン「…聞いてたんだね」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「う~ん、にしても、もしあの二人がこのまま関係が進んで子供を作ったとしたらどんな子が生まれるんだろうね」

    ミカサ「・・・知らない、と言うよりアルミン」

    アルミン「ん?」

    ミカサ「貴方、顔ニコニコしすぎ」

    アルミン「!え?そうかな?」

    ミカサ「えぇ、とても気持ち悪い」

    アルミン「・・・そこまで言わなくていいじゃないか…(…まぁ、実際あの二人の関係については凄く興味があるしね!)」

    ミカサ「(…別に私自身もあの二人が結ばれる、それなら別に良い…でも、やっぱり嫌だ…)」

    二人は外で座りながらそう話していた
  365. 365 : : 2016/03/26(土) 17:58:11
    戻ってエレンとエレナは…


    エレン「あ~、えっと、その、なんだ…」

    エレナ「///」

    エレン「…お前の許可なしにキスしてごめんな…」

    エレナ「…ううん、嬉しかった…///」

    エレン「・・・」

    エレナ「キスする前にちゃんと好きって言ってそれからキスしてくれて凄く嬉しかったよ///」

    ニコッ

    キスをするのに疲れ、一旦休憩という事で30分間休憩していた時に途端に罪悪感が出てきたエレンは落ち込んでいた、一方でエレナはとてもポカポカしていた

    エレン「…それでも、兄としてお前を襲ったようなもんだ、本当ごめん」

    エレンは頭を深く深く下げた

    エレナ「…お兄ちゃん」

    エレン「?」

    ギュゥ

    エレン「!」

    エレナ「私の事、心配してくれてるんだよね?」

    エレン「…心配もそうだが、実の妹に手を出した事に変わりはねぇよ、いくら好きって言われてもな、兄失格だ(その場限りの感情に任せて実の妹のファーストキスを奪っちまった…実に最低だ…欲に溺れちまった…)」

    エレナ「・・・ふふっ///」

    エレン「?え、エレナ?」

    エレナは口元をニヤニヤとしながら下を向いた

    エレン「?ど、どうしtポタ、ポタ

    エレン「!!エレナ!?(泣いてる…!!?)」

    嬉しい…

    エレン「?え?」

    エレナ「凄い、嬉しいよ…///お兄ちゃん…///」

    エレナはそう言いながら顔をあげた

    エレン「!」

    エレナ「ここまで大切にされて好きにならないわけがないよ…///」

    エレン「!!そrチュゥゥ

    エレン「ん!?///(っま、また…!///)」

    エレナ「んんっ…///(私の事、ここまで大切にしてくれて嬉しい…///嬉しいよぉ…///)」

    ギュゥゥゥゥゥゥゥ

    エレン「っ!!?///(ぬ、抜け出せねぇ…!///)」

    エレンは急いでエレナから離れようとするもエレナに思いっきり抱きしめられキスをやめようもやめられない

    エレナ「(お母さん…今更だけどごめんなさい…実の兄を好きになっちゃいました…///言葉に表せないほど好きになっちゃいました…///)んぁ…///お兄ちゃん大好きだよぉ…///」

    エレン「っはぁ…!え、エレナ離してく、れ…!」

    エレナ「嫌だぁ…んっぅ…///」

    エレン「んんっぅ!?///(っまたっ…!///)」

    エレナ「(好き、好き好き好き…///お兄ちゃんお兄ちゃん…///)んぅっ…///」

    レロ…

    エレン「ッ!!(っし、舌が入ってきて…!///)」

    エレン自身かなり戸惑っていた、エレナがここまで力が強いと言う事、そしてここまで積極的に行動に移してくる事も

    エレナ「んっぐ…(お兄ちゃんの唾液…ほしい…///エレンの欲しい…///)っぷはぁ…///」

    エレン「っ!!ハァハァ…///エレ、ナ…///(母さん…エレナって…凄いエロい…///)」

    口を離すと同時に二人の口から涎が下に垂れ、銀色か白の線が引いた

    エレナ「ハァハァ…///エレン…///唾液頂戴…///」

    エレン「ハァハァ…///っわかった…///(…ここまで来たんだ…エレナの欲求にこたえよう…下は絶対だめだがな…)」

    チュ

    エレナ「!!(お兄ちゃんの唾液が…///)」

    ゴクッゴクッ

    エレン「(!…エロい、な…///)」












  366. 366 : : 2016/03/27(日) 00:50:43
    >>1>>2期待
  367. 367 : : 2016/03/27(日) 17:37:12
    エレナ「ハァハァ…お兄、ちゃん…///」

    エレン「!?え、エレナ…!?」

    エレナは口を離し、手をエレンの下半身へもっていこうとしていた

    エレナ「お兄ちゃんお兄ちゃん…///(ぁぁ…私、何してるんだろ…///)」

    エレン「!?おいおい!?エレナそれはまずいだろ!」

    エレンはそう言い慌ててエレナから慌てて離れた

    エレナ「!あぁ…!///(ムゥ…///)」

    エレン「はぁはぁ…(あ、危ねぇ…)っエレナ、一旦落ち着こう、な?」

    エレナ「…うん…///(…続き、したかったな…///)」

    エレン「!(よし…///)と、とりあえず、顔洗いに行かねえか?目、覚めると思うし!」

    エレナ「…うん、そう、だね…///」

    エレン「!おう、じゃあほら、行こうぜ!(よし)」

    エレンはそう言いエレナの手をとった

    エレナ「!うん…///(…手、温かい…///)」

    エレンはこのままだと絶対にやってしまうと思い、エレナを連れて顔を洗いに行こう、そう思った

    ガチャ

    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「(えっと、井戸、井戸は…)」

    エレナ「・・・(…!!///)」

    エレン「!エレナ、行くぞ」

    エレナ「!う、うん///(ぁぁぁぁ…///私、何してるんだろ…///)」

    やっと冷静になったエレナは先程の事を思い出し顔が熱くなった


    ビシャ

    エレン「ふぅ(…冷てぇな…)」

    エレナ「んっ(頭が冷える感じ…)」

    エレン「…エレナ、大丈夫か?」

    エレナ「!う、うん…///っえっと…」

    エレン「?ん?」

    エレナ「…ごめんね、私暴走してた…///(ぅぅ…私何してるの~…///)」

    エレン「!あ、あぁ、いや、大丈夫だ…///(照れてる…可愛い…///)」


  368. 368 : : 2016/03/27(日) 17:37:23
    すまん、今日は全然できなかった
  369. 369 : : 2016/03/28(月) 05:34:43
    面白ーーイ
    期待です、続きも頑張って下さい(*'∀'*)ゝ
  370. 370 : : 2016/03/28(月) 18:58:10
    エレナ「ぅぅ…本当ごめんね…エレン…」

    エレナはそう言い、しゃがみこんだ

    エレン「!えっと、まぁ、抵抗しなかったオレも悪いからよ…///」

    エレナ「…うん、ありがとう…///」

    エレン「お、おう!(…やっぱ普通のエレナの方が良いな)」

    エレンは先程狂った様に求めてきたエレナを思い出し、普通のエレナの見て、そう思った

    エレナ「…ね、ねぇ、エレン…」

    エレン「ん?なんだ?」

    エレナ「…私って、エレンの、その…///彼、女…?///」

    エレン「!!」

    エレナ「ごめんね…さっきお兄ちゃんの話も聞かずにいきなり、その…キスして…///」

    エレン「あ、あぁ、いや大丈夫だ(…そうだ、エレナは不安なんだ、自分の事を妹か彼女として見られてるのか…)」

    エレンはエレナが不安そうにしているのを察した

    エレナ「!う、うん、それなら、良いんだけど…///」

    エレン「…オレは」

    エレナ「ん?」

    エレン「…オレは(悪いエレナ、オレは)エレナの事、彼女として見れる一方で妹としても、見てるんだ」

    エレナ「!それって、どういう、事、なの…?」

    エレナはエレンの言ってる意味が微妙にわからなくなり不安になった

    エレン「!あ、あぁ、えっとつまり…(説明できねぇ…)大切なオレの妹でもあるし、大切な彼女でもあるって事だ」

    エレンは説明ができなくやけくそに言った

    エレナ「っえ、えっと、つまり…私の事、彼女としても妹としても見てくれてるって事、でいいのかな…?」

    エレン「!あ、あぁ!そうだ!(ナイスだエレナ!バカなオレにありがとう)」

    エレナ「!そ、そっか!///(良かった…///)」

    エレン「あぁ(誤解は解けた様だな…)」

    エレナの安心しきった表情をエレンは見てわかった

    エレナ「え、えっと、お兄ちゃん!」

    ダキッ

    エレン「!え、エレナ?」

    エレナ「へへへ///これからよろしくね?お兄ちゃん」

    エレン「!お、おう!///(…そうか、エレナはオレの彼女になったのか……!)」

    エレンはあまりに話が進むのが早すぎて思考が停止していた、だが改めてエレナが自分の彼女だとわかった瞬間に

    エレン「っそ、そうか、エレナはオレの彼女になったのか・・・!」

    エレナ「うん!」

    エレン「っ(っ叶わないと思っていた願いが叶ったのか…!!)エレナ!」

    ギュゥ

    エレナ「っムグ・・・///(エレン…///)」

    エレン「オレからも、よろしくな!」

    エレナ「!う、うん!よろしくね!お兄ちゃん!」


    こうしてこの日を境に実の兄妹、エレン・イェーガーとエレナ・イェーガーは恋人同士になった。




    ミカサ「…それで、どうなったの?」

    エレン「あ~、なんだ…(面倒だな…)」

    エレナ「あはは…」

    アルミン「ふぁ~ぁ…」

    ジャン「・・・」

    コニー「眠い…」


    あれからエレンとエレナはミカサ、アルミン、ジャン、コニーを探し全員集まり、会話している状況

    ミカサ「私とアルミンが出て行った後何かあったの?エレン」

    エレン「あ?何がだよ」
  371. 371 : : 2016/03/28(月) 18:58:15
    アルミン「(さっきまではミカサに説教臭い事僕言ってたけど結構きついなこの空気…)」

    ミカサ「私はアルミンに話しを聞いた」

    エレン「!」

    エレナ「み、ミカサ…?(あれ…ミカサ怒ってる…?)」

    ジャン「(ッケ、妹に手出した罪だエレン)」

    コニー「何の話してるのか全く俺わかってないんだが、わかるか?ジャン」

    ジャン「…お前はまずこの思っ苦しい空気を感じる事からやり直せ」

    コニー「は?」

    ミカサ「単独直入に言わせてもらうと、エレン、貴方は実の妹、エレナと付き合っているの?」

    エレン「!!」

    アルミン「はっきり言いすぎでしょ…」

    エレナ「っぅ…///(つ、付き合ってるって…///)」

    ミカサ「<●><●>」

    エレナ「っぅぅ…(ミカサの目が怖い…)」

    エレン「(下手な嘘はつかねぇ方がいいよな…)あぁ、そうだよ、エレナはオレの彼女になったよ」

    ミカサ「!」

    エレナ「お、お兄ちゃん…///」

    アルミン「(エレンもエレンで見境なしに言ったよ…)」

    ミカサ「っ、エレン、貴方わかっているの?エレナは貴方の大切な妹nエレン「そんぐらいわかってる、でも好きになっちまったんだ、仕方ねぇだろ」

    ミカサ「!仕方がない以前の問題でエレナは!」

    エレン「オレだって今まで我慢してたんだ、でもエレナからオレに告白してきた、下手に嘘ついてエレナを傷つけるよりオレの本心を言った方がエレナを傷つけずに済むだろ?」

    ミカサ「!そ、それは…」

    エレナ「エレン…(…ごめんね、お兄ちゃん…)」

    アルミン「・・・」

    エレン「…いや、今のはエレナに対して失礼な言い方だったな、オレはエレナが好きなんだ、彼女として、妹としても」

    ミカサ「・・・」

    エレン「家族だからなんだ、妹だからなんだ、彼女になっちゃいけない決まりなんてねぇだろ?」

    ミカサ「っそれは…子供を…」

    エレン「…子供を産んで必ずしも障害を持って子供が生まれてくるわけじゃねぇだろ(…いや、これは感情的になってねぇか…?)」

    ミカサ「   」

    エレナ「っ!///」

    アルミン「(恥ずかしい事を普通に言ったよエレン!?)」
  372. 372 : : 2016/03/29(火) 18:58:13
    エレン「まぁ、なんだ、オレに難しい事はわからねぇよ…」

    ミカサ「・・・」

    エレン「どうしてお前がそこまで俺達の関係に不満があるのかは、わからねぇけど」

    アルミン「(…まぁ、そりゃそうだ)」

    エレナ「!そう言えばミカサ」

    ミカサ「?何?」

    エレナ「ミカサは何でエレンに告hムグッ!?」

    ミカサ「っ・・・///」

    エレン「?何してんだよ?」

    アルミン「(エレナ…わざと?)」

    エレナ「っぷはぁ、み、ミカサ?」

    ミカサ「私は別に良い、私の幸せはエレンの幸せだから///」

    エレナ「そ、そう?」

    ミカサ「うん///(…後、エレナの幸せでもある)」

    ミカサにとってエレンは確かに好きな人の中に入るが、同時にエレナの事も好きになっていた、別にレズとかそういう部類じゃなく、ただ純粋に好きだった、だから二人の幸せが見て見たい、そう思っていた

    エレン「??」

    アルミン「(ミカサ・・・)」

    アルミンはミカサを見て変わったなぁ、そう思った

    エレン「…とりあえずだ、ミカサ、お前が何を言おうとオレのエレナへの気持ちは変わんねぇし別れる気もねぇよ」

    ミカサ「・・・うん、わかった」

    アルミン「!」

    エレナ「え、えっと、ありがとう?」

    ミカサ「うん」

    エレン「…それなら良いんだが…(…まぁ、常識的に考えたら妹と付き合うなんてありえねぇしな…)」

    エレンはそう思いながらエレナを見た

    エレナ「・・・!ん、ん?エレン?///」

    エレン「・・・エレナ」

    ギュ

    エレナ「ぅ・・・///」

    エレン「(…常識以前の問題でこんな可愛い妹が居るんだ、付き合わない方がおかしいだろ)」

    ギュゥ

    エレナ「んっ…エレン…///(」


    ミカサ「…二人だけの空間を作っている、やはり許さん」

    アルミン「何言ってるの…」


    ジャン「…俺達空気だな、コニー」

    コニー「まぁ話聞いてるだけだしな」

    こうしてなんとかミカサを説得?しエレンとエレナは恋人として認められた





    アルミン「ミカサは認めたの?二人の事」

    ミカサ「うん、私の願いはエレンとエレナの幸せ、だからあの二人がくっつくならそれはそれで、良いと思った、から?」

    アルミン「から?って…」

    ミカサ「・・・ただ」

    アルミン「?」

    ミカサ「やはり世間的な面では、やめてほしかった」

    アルミン「・・・まぁ、ね」

    ミカサ「私とアルミンは認められた、でも…」

    アルミン「・・・うん、他の皆がどう思うか、わからないね…」

    ミカサ「・・・一番損害なのがヒストリア…」

    アルミン「あ、そういえば…」

    ミカサ「・・・うん、ヒストリアはエレンに恋をしている、でもエレンはもうエレナと恋仲になってしまった。しかもよりにもよって妹という存在に…」

    アルミン「…前のクリスタだったら笑顔で見送ってくれた、と思うけど今のヒストリアは…」

    ミカサ「…納得できないと思う、なぜなら…」

    アルミン「・・・妹に負けた、から」

    ミカサ「…うん」

    アルミン「・・・・・・・忙しくなりそうだね」

    ミカサ「…うん、無事に終わるといいけど…」

    アルミン「・・・まぁ、エレンの事だからそこまで面倒な事にはならないと思うけどね」

    ミカサ「?どういう事?」

    アルミン「エレンってバカ正直に生きてるから正直に言えると思うんだ」

    ミカサ「・・・なるほど(…バカ正直のバカはどこか違う気が…?)」

    アルミン「うん、きっといい結果がまってると、思う、よ…」

    ミカサ「・・・」

    アルミン「正直言うと全く予想がつかないけどね…」

    ミカサ「・・・うん」

  373. 373 : : 2016/03/29(火) 18:58:20
    アルミカ「「…はぁ」」

    二人はそんな会話をしながら溜息をついていた




    ドサッ

    エレン「・・・・・・っふぅ~…」

    あれからエレン達は各自バラバラに散った、と言ってもエレンとエレナは一緒だが…

    そして今は男子寮に居るわけだが…

    エレン「・・・///(…オレ、エレナの彼氏になったのか…///)」

    妙に現実味がわかないエレンだったが改めて考えると

    エレン「・・・っ!!///」

    ゴロゴロゴロ

    エレン「(やべぇ…すっげえ嬉しい…///)」

    嬉しい気持ちと同時に顔に熱が集まってくるのがわかった

    エレン「…(そうだ…このベッドエレナが寝てたんだよな…っ)…オレのベッドだ、オレのベッド…///」

    ッス

    エレン「!(…微かにエレナの匂いが…///)」

    エレンはエレナが寝ていた所に顔、鼻を擦り付け嗅いだ

    エレン「(この微かに甘い匂いはエレナの匂いだ…///)っスゥ~…フゥ~…///」

    臭いを嗅いでいる内に段々と心臓の鼓動は大きくなっていく、そして体も何故か熱くなってくる

    エレン「っハァ…///(っオレ、何してんだ…///)スゥ~…フゥ~…///」

    などと変態じみた行為をしていた時に

    ガチャ

    エレン「!?」

    エレナ「え、エレン居る~?」

    エレン「っ!!(え、エレナ!?///)」

    エレナ「!あ、居た!」

    寝室に入ってきたのはエレナだった

    スタ、スタ、スタ

    エレナ「?何してるの?エレン?」

    エレン「い、いや…///顔、冷たいなぁって(何だこの言い訳…)」

    エレナ「あ、そっか!今温めてあげるね?」

    エレン「?え?」

    エレナはそう言うとエレンの顔に抱き付くようにしてきた

    ギュゥ

    エレン「!?///」

    エレナ「んっ、どう、かな?///」

    エレン「っ!あ、あぁ…///温かい、な…///(甘い匂いがする…///)」

    エレナ「!そ、そっか良かった!///」

    微かにする甘い匂い、そしてプ二プ二と弾力がある二つの膨らみ

    エレン「っ!!///(え、エレナの胸が…!///)」

    ムニュ

    エレナ「!んっ…え、エレン?///」

    エレン「!っわ、悪い…///つい…///(…柔らかい、な…///)」

    エレナ「う、ううん、仕方ないよ…///男の子は女の子の胸に興味があるしね///」

    エレン「!え?」

    エレナ「この前ねミカサが教えてくれたんだ///」

    エレン「!あ、あぁそう言う事か」

    エレナ「う、うん///だから、その…///」

    ムニュゥ

    エレン「!!(か、顔に!?///)」

    エレナ「んっ…///(お兄ちゃんの顔にわ、私の胸が…///)」
  374. 374 : : 2016/03/29(火) 22:39:22
    ふっ……まぁ 悪くない

    期待だ
  375. 375 : : 2016/03/30(水) 18:58:14
    エレナ「ど、どうかな?///」

    エレン「ど、どうかなって言われてもよ…///」

    エレナ「んっ…///えっと、嬉しい…?///」

    エレン「!あ~、ま、まぁ…///オレも男、だしな…///(…エレナの体だから余計嬉しいぞ…///)」

    エレナ「!そ、そっか、良かった///」

    ムニュゥ

    エレン「っムグ…///」

    エレナ「んっぅ///(そこまで胸があるってわけじゃないけど…///良いよね///)」

    エレン「っ…な、なぁ…///」

    エレナ「!ん、ん?///」

    エレン「…エレナって…///」

    エレナ「んっ!う、うん…///(っひゃ!///っふ、服越しなのにエレンの唇が胸にっ…!///)」

    エレン「…その、胸の大きさってどれぐらい、なんだ…?///(悪いエレナ気になってつい好奇心で言っちまった///)」

    エレナ「!あ~、え、えっと、確かcカップ?だっけかな?///」

    エレン「!!そ、そう、なのか///」

    エレナ「う、うん…///小さ、かったかな…?」

    エレン「!!!い、いやいや!丁度いいぞ!エレナ!///」

    ギュゥ

    エレナ「っひゃ!?///」

    エレン「あ、わ、悪い」

    エレナ「っぅ、ぅうん…///・・・ありがとう///嬉しい///」

    エレン「!あ、あぁ・・・///・・・にしても、エレナお前風呂上りか?」

    エレナ「え、どうしてわかったの?」

    エレン「?どうしてって石鹸の匂いするし」

    サラッ…

    エレナ「んっ」

    エレン「髪の毛、少し濡れてるしな(柔らかい)」

    エレナ「あ、拭いたはずなんだけどな…///ごめんエレン…布団濡らしちゃったかも…」

    エレン「気にすんな、寝転んだってわけでもねぇんだし」

    サラッサラッ

    エレナ「ん…ありがとう…///」

    ギュ

    エレン「…おう(エレナの髪の毛から出た水、か…逆にご褒美だなオレにとって)」

    エレナ「…エレンに撫でられると気持ち良いな…」

    エレン「ん?そうか?」

    エレナ「うん…ドキドキするんだけど落ち着く感じ…///」

    エレン「!そう言えば昨日言ってたドキドキってやつとズキズキ?ってやつは何だったんだ?」

    エレナ「!あ、うん、あれはね恋、だったんだ」

    エレン「・・・ん?」

    エレナ「アルミンに聞いたんだけどね、このドキドキとズキズキの原因は私がお兄ちゃんに恋してたからなってたらしいんだ」

    エレン「・・・え、そうなのか?」

    エレナ「う、うんそうらしい・・・///」

    エレン「そ、そうだったの、か…///(…改めて思うな…エレナに恋してるなんて言われると、グッとくるものがあるな…///)」

    ギュゥ

    エレナ「?エレン?」

    エレン「…エレナ、ありがとうなオレの彼女になってくれて、嬉しいぞ」

    エレナ「!う、うん私もお兄ちゃんのエレンの彼女になれて嬉しいよ///」

    ムニュ、ギュ~

    エレン「///(…まさかエレナの胸の大きさが丁度俺好みの胸の大きさだとは思わなかったな…///)」

    エレナ「んっ…///(好きな人に胸、触られるってこんなに気持ち良いんだ…///)」

    スリスリ

    エレナ「んっ・・・んっぅ!///(っ気持ち、良い…///)」

    エレン「っ!///(エレナ、良い匂いする…///・・・ぁ)」

    ポタ、ポタ

  376. 376 : : 2016/03/30(水) 18:58:19
    エレン「っ(やっべエレナの服に付いちまぅ…)え、エレナ」

    エレナ「?ん?」

    エレン「悪いけど、ちょっと離れてくれ」

    エレナ「!あ、う、うん!ごめん!(ぁぁ…やっちゃった…)」

    エレナはエレンが嫌がってるかと思い急いで離れた

    ポタ

    エレナ「・・・!え、エレン!?」

    エレン「んっ、エレナ、服付いてねぇか?血」

    エレンは鼻にティッシュを当てながら言った

    エレナ「!う、うん!それより血が・・・!」

    エレン「大丈夫だ、ただエレナの胸に・・・興奮しただけだから…///(…自分で言って恥ずかしいな…///結構…///)」

    エレナ「!!っ///エレンのえ、エッチィ…///(っ私の胸で、興奮してくれてたんだ…///)」

    エレン「!!!!(っな、何だ今の…!)」

    エレナが少々上目遣い気味で照れながら言った事に対しエレンは萌えた

    エレナ「ぅぅ…///(嬉しい…///)」

    エレン「っ・・・お前、可愛すぎだろ」

    エレナ「!え!?///」

    突然エレンに言われた事にたいし驚いてしまった

    エレン「・・・悪い、エレン、お前可愛すぎ」

    ッス

    エレナ「っうぇ!?///」

    ドサッ

    チュゥゥゥゥゥ

    エレナ「!?んっぅぅぅぅ//(っエレンの舌がぁ…///)」

    エレン「んっぅ…」

    普段見せないエレナの表情、言葉にエレンは暴走気味になりエレナを押し倒し無理やりキスをした





    エレナ「///」

    エレン「あ、あぁ~、悪い…///」

    あれからエレンの興奮が収まるまで約4分かかりずっとキスをしていた、と言っても4分間も息を止めてられないので1分間に一回休憩してまた、という感じだった

    エレナ「っ、ぅ、ううん…///その…嬉しかった…///」

    エレン「?(嬉しかった?)」

    エレナ「お兄ちゃんからキスしてもらえてうれしかった…///(強引だったけど嬉しかった…///)」

    エレン「///(可愛いな…///)」
  377. 377 : : 2016/03/30(水) 18:58:43
    最後が少し適当になってしまったな
  378. 378 : : 2016/03/31(木) 18:43:46
    何だか今更だけどエレナのキャラがブチ壊れてきてる…

    ちょっと見直すから今日はできないね、エレンもキャラがかなり崩壊してるから…うん
  379. 379 : : 2016/03/31(木) 20:04:53
    面白ーーーイ
    期待です。
    頑張ってくれ


    エレナかわいい
    〃⌒▽⌒)ゞ
  380. 380 : : 2016/04/01(金) 18:48:10
    そしてそれから少し休憩したところで

    エレン「・・・///(…まずいあんな事した後だ、すごく気まずい…///)」

    エレナ「・・・///え、エレン///」

    エレン「!ん、な、なんだ?」

    エレナ「え、えっと、その…///外、行かない?」

    エレン「え?」

    エレナ「!いや、その…///このままだと私エレンと子作りしちゃうかもしれないから…あぅ…///」

    エレン「    」

    エレンは唖然としたエレナが話している最中にかなり驚きな言葉が出てきたからである

    エレナ「えっとね、だから頭冷やそうかなって思ってね…///」

    エレン「    」

    エレナ「・・・///エレン、聞いてる…?///」

    エレン「・・・!!あ、あぁ聞いてるぞ」

    エレナ「!う、うん…///だから、行かない?///」

    エレン「あ、あぁそうだな(何だよ今のあぅ、って可愛すぎるだろ…)」

    エレナ「!うん!じゃあ行こう!///」

    エレン「!お、おう!///(エレナの笑顔は絶品だな・・・)」

    エレナは笑顔で言いエレンを外へ連れ出した



    スタ、スタ、スタ、スタ

    エレン「・・・そういや、エレナ」

    エレナ「!ん、ん?」

    サラッ

    エレン「髪、結ばないのか?」

    エレナ「あ、うん」

    エレン「…そっか」

    エレナ「!ぁ、結べばよかった、かな?」

    エレン「!い、いやいつもお前髪後ろで結んでるからよ」

    エレナ「あ、そっか、今はただなんとなくだよ、訓練も特にないし」

    エレン「そ、そっか(…オレは結んでほしいんだけどな…)」

    スタ、スタ、スタ

    エレナ「・・・もしかしてエレン」

    エレン「ん?」

    エレナ「…っ、髪、結んで、ほしい…?」

    エレナは何故か少し寂しそうな表情でそう言った

    エレン「!え、エレ、ナ・・・?(え…何でそんな表情…)」

    エレナ「…なんかエレンがこの髪形じゃなくて結んでる方がよさそうな顔、してたから…」

    エレナは今まで見せた事がないような表情でエレンにそう言った

    エレン「!!そ、そんな事ないぞ!?その髪形のお前も勿論好きだぞ!?」

    エレナ「・・・本当…?」

    エレン「あぁ!本当だ!(っエレナのあんな表情初めて見たぞ…)」

    エレナ「…そっか、ごめんね…私お兄ちゃんがこの髪形あまり好きじゃないと思って…」

    エレン「っ…ま、まぁ確かにオレは髪を結んでるエレナの方がいつも通りで、いいと思ってる…」

    エレナ「!」

    エレン「…でも、その髪形のエレナも好きだぞ?オレは」

    エレナ「!!エレン…///」

    エレナは暗い表情から明るい表情へ変わった

    エレン「オレはエレナが好きなんだ、大好きなんだ、お前がどんな髪形にしようがオレはお前の全部が好きなんだ、だから(…ん?言葉、合ってるよな?これ)」

    エレナ「っ!ぇ、エレン!!///」

    ダキッ!!!!!

    エレン「!!え、エレナ?(っ結構力、強いなエレナ…///)」

    エレナはエレンからの言葉に嬉しさのあまり思いっきり自分の顔を隠すように抱き付いた

    エレナ「わ、私もだ、大好きだよ…///お兄ちゃん…///(…」

    耳から顔まで真っ赤にしながら胸に顔を埋め言った、夜の筈なのにはっきりと見えた

    エレン「っそ、そうか…///」
  381. 381 : : 2016/04/02(土) 06:55:17
    ニヤニヤが止まらんww

    期待です
  382. 382 : : 2016/04/02(土) 17:52:18
    悪い、今日は動画を見ていてできなかった

    仕方ないよね、うん仕方ないよ、そうかわかった

    と言う事でちょっと今日はネタを考えてくるので

    また明日(*'▽')
  383. 383 : : 2016/04/03(日) 17:58:23
    エレナ「///」

    エレン「あ、あ~えっとちょっと熱いから離れて、くれねぇか?///」

    エレナ「!う、うん!ご、ごめん…///」

    エレン「!い、いや…///」

    傍から見ると実に初初しいカップルに見えたエレンとエレナは我に戻ったかとのように互いに離れた

    エレン「っ(やばいな…オレ絶対顔真っ赤だぞ…///)」

    エレナ「っ(何度もエレンに抱き付いてきたのに今凄く恥ずかしいよ…何で…?///)」

    エレンは体中の熱気を外に出そうと扇いだ

    エレン「!(おい、まじかよ…汗掻いてんじゃねぇか…!)」

    服の中に手を入れてみると汗を掻いてる事がわかった、体は汗でベトベトになっていた

    エレン「(恥ずかしくてこんなに汗掻くのかよ!)」

    まるで訓練をした後のような程に汗を掻いていた


    エレナ「(ぅぅ…///さっき風呂入ったばかりだったから余計に…///)」

    エレナもエレンと同じく汗を掻いていた、一番の理由としては先程風呂を上がったばかりだった、体が湿っていたのが理由だったが次の理由としてはエレンに何回も好きと言われて恥ずかしくなり汗を掻いていたのも理由の一つだった

    エレナ「(入ったばかりなのに汗掻いて…臭くなってないよね…?)」

    服の中に顔を少し入れ汗臭くなっていないか確かめてみた

    エレナ「(…うん、大丈夫だ…多分…)」

    漂ってきた臭いは石鹸の匂いと微かな汗の臭いだった、汗にはアンモニアの成分が入っていて少し酸っぱい匂いがする、それに石鹸を足していた、すると丁度いい甘酸っぱい匂いになっていた

    エレナ「っ///(ちょ、ちょっといい匂いかも、しれない…///)」

    エレン「(まずい…いくら風呂に入ったと言っても随分前だ、汗の臭いなんて普段気にしねぇから…)」

    互いに背を向け自分の体臭の匂いを気にしていた、ちなみにだが季節は夏、この世界の夏の夜の気温は35度、結構高めだった

    エレン「(いや、気にしても仕方ねぇ!)」

    エレナ「(っエレンは私の事好きだよね…だったら!)」

    エレン!

    エレナ!

    エレン「!!」

    エレナ「!!」

    互いに決心し同時に互いに呼んでいた

    エレン「っど、どうした?」

    エレナ「!う、うん…///その…///今、私汗掻いてるの…///」

    エレン「!お、おう(エレナも汗掻いてたのか…)」

    エレナ「そ、それで、ね…//(っぅぅ…本当に言っていいのかな…?)」

    エレン「?どうした?」

    エレナ「っ、そ、その、ね…///わ、私の…///(っエレンは私の事好きだもん!平気だよね!!)」

    エレン「あ、あぁ」

    エレナ「っ…わ、私の汗の匂い、嗅いで…?///」

    エレン「っ!!は、は!?///」

    エレナはエレンに近づき肩の部分を少しめくりエレンの前に出した

    エレン「っえ、エレナ!?///(っえ、エロい…///)」

    上目遣いに息を荒し頬を染め肩を出しているエレナを見てエレンは興奮した

  384. 384 : : 2016/04/03(日) 17:58:31
    何でこうなった・・・
  385. 385 : : 2016/04/04(月) 05:12:53
    えれなwもう変態だよね

    期待
  386. 386 : : 2016/04/04(月) 18:37:16
    期待!
  387. 387 : : 2016/04/04(月) 18:58:20
    エレナ「え、エレ、ン…///」

    エレン「っ!え、エレ、ナ…///(…公衆の面前だぞ…?どうする…?)」

    エレナ「お、お兄ちゃん…///はやく…///」

    エレン「!(…いや、違うだろ、妹のエレナが覚悟してまでオレに嗅がせてくれようとしてんだ…!)え、エレナ…嗅ぐぞ…///」

    エレナ「!う、うん…///(や、やった!か、嗅いで、くれるんだ…///)」

    断られる覚悟でしていたエレナは不安だったが承知してもらえてうれしかった

    エレン「っ///」

    エレンは口の中に溜まる唾をのみ込み一息つきエレナの肩へ顔を近づけていき肩に鼻をつけ

    スゥ~

    エレナ「っんっんぅ…///(エレンの鼻息がぁ…///)」

    エレン「!(っな、なんだこれ…!)」

    エレナの肩へ鼻を付けたと同時に一気に吸い込んだ、その時鼻の中に入ってきたものはエレナの汗の匂いだった、普通肩に鼻をつけたぐらいでは匂いなんてわからないがわかった

    エレン「(甘いような甘酸っぱいような酸味の匂い…?///)」

    エレナ「ど、どう、かな…?///エレン…///」

    エレン「!あ、あぁ、その、えっと…///っ甘酸っぱいような…///いい、匂い、だな///(…やばい、癖になりそうな匂いだ…///)」

    エレナ「!!そ、そっか///(…私何してるの!!?///)」

    聞いたエレナは嬉しさと同時に恥ずかしさも同時に来た、それは当たり前なのかもしれない、いくら好きな人と言っても自分の体臭の匂いを好んで嗅がせる者が居るか、と

    エレン「っな、なぁエレナ…///」

    エレナ「!な、なに?///」

    エレン「…その、っもう一回嗅がせてくれ、ねぇか…?///」

    エレナ「!!っぅ、ぅん…///いい、よ…///(…そういえばエレンから何か匂いがする…ような…///)」

    エレン「!そ、そうか!///(…オレ、何言ってんだ…///)」

    互いに雌、雄同士のフェロモンかなにか分泌されたのか互いに互いの匂いに酔い思考が乱れていた

    エレン「じゃ、じゃあエレナ///」

    エレナ「う、うん///はい///」

    先程よりももっと互いに体を寄せ、嗅いだ

    スゥ~

    エレン「っ良い匂いだ…///」

    エレナ「んっんぅ…!///」

    スゥ~、スゥ~

    エレン「ぁぁ…///(…あれ、頭が熱いぞ…///)」

    エレナ「んっぅ…///(エレンの息が首に…///)」





  388. 388 : : 2016/04/04(月) 18:58:41
    毎度ながらエレン、エレナ変人だわ( ゚Д゚)
  389. 389 : : 2016/04/05(火) 20:40:20
    きたい
  390. 390 : : 2016/04/06(水) 15:12:59
    ちょっとエロが長くなってきましたのでそろそろ終わりたいと思いますw
  391. 391 : : 2016/04/06(水) 16:25:59
    エレン「っエレナ…///」

    ギュゥ

    エレナ「!!え、ェレン…///(っうわぁ!抱きしめられながらぁ…///)」

    エレンはエレナを抱きしめ肩、そして首筋付近に鼻を付け嗅いだ

    エレン「っ…///」

    エレナ「っぉ、お兄ちゃん…?///」

    エレン「(やばい…かなりいい匂いが…///)」

    女が出す汗は男を引き寄せる習性があるらしい、エレナの汗のフェロモンにエレンは酔っていた

    エレン「っエレナ…悪い…///」

    エレナ「っえ?///」

    エレナはそう言われ疑問に感じた次の瞬間

    ペロッ

    エレナ「っん!?///」

    エレン「っわ、悪いエレナ…///ちょっと…///」

    レロッ

    エレナ「!!ちょ、ま、待ってエレン…///それはぁ…///(っ汗舐められて、るぅ…!///くすぐったい…!///)」

    エレン「ハァハァ…///(っやべぇ…///やめようと思ってもやめられねぇ…///)」

    辺りに人が居ない事にエレンは暴走気味になりエレナの肩、首と舌で掬い取るように汗を舐めた

    エレナ「っ!ちょ、ちょっと…え、ェレ、っん…///(っち、力が…)」

    エレン「(人の汗ってしょっぱいのな…///)」

    無我夢中でエレンは汗を舐めている、エレナはそろそろまずいと思いエレンに声をかけるが返事はない

    ペロッペロッ

    エレナ「っ!!ぅぁ!///」

    エレン「!え、エレナ?」

    エレナ「はぁはぁ…///お、お兄ちゃんちょっと…///」

    エレン「あ、あぁわ、悪い…///(…エレナの汗の匂い…やばいな意識もってかれてた…)」

    エレナは力が抜けエレンに体を預けるように倒れ込んでいた、と言ってもエレンに抱きしめられる状態なので特に何もなかった、が寮の近くでやっていたため


    あぁそれあるよな

    だろ?でな、それが


    エレン「!」

    エレナ「んぅ…?」

    寮の近くだった為誰かがこちらに近づいてきていた

    エレン「!!(まずい!エレナの服戻さねぇと!)」

    エレナは今肩、首と丸出しにしていた、たかが肩首と見られた所で何かを失うわけでもないがエレンはそれでも急いで隠した

    エレナ「?エレン?」

    エレン「ふぅ(・・・俺以外のヤツにエレナの裸何て見せるわけねぇだろ…)」

    仮にも彼氏であるエレンはエレナの体の一部でも見られたくないため急いで隠した

    スタ、スタ、スタ

    モブ1「ん?ここで何をしているんだ?」

    エレン「あ、いえちょっと話をしていまして」

    エレナ「こ、こんばんは」

    モブ2「夏だからって風邪引くから早く戻れよ~」

    エレン「は、はいわかりました」

    エレナ「は、はい」

    モブ1「じゃあな~」

    モブ1.2はそう言いながらどこかへ行った

    エレン「…行ったな」

    エレナ「う、うん」

    エレン「…俺達もこんな事してないで散歩再開するか」

    エレナ「!う、うん!」

    また今のように人に会う場合があると思い外でやるのは、やめ散歩を再開することにした(外でやる事自体が普通じゃないが)


    エレン「それで、エレナはこの前アルミンとどういう話をしたんだ?」

    エレナ「あ、うんえっとね」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~

    エレナ「そ、それでアルミン!私は」

    アルミン「あ、うんちょっと待って?」

    エレナ「!う、うんごめん焦っちゃって」

    アルミン「いや、大丈夫だよ(…本当に伝えて、後悔、しないよね…?)」

    アルミンはこれから伝える内容について心配していた、理由としてはもしエレナとエレンの関係が崩れてしまったら、そう考えてしまっていたからである

    エレナ「!そっか良かった、それでアルミン、私は…」

    アルミン「・・・今から説明するけど、これだけは守ってほしいんだ」

    エレナ「!う、うんわかった」

    アルミン「…今から僕が何を言ったとしても、エレン、とは仲良くしてほしいんだ」

    エレナ「っえ、お、お兄ちゃん??」

    アルミン「うん」

    エレナ「??何でお兄ちゃん??」
  392. 392 : : 2016/04/06(水) 16:26:09
    アルミン「…とりあえずそれだけは頭に入れておいてくれるかな?」

    エレナ「う、うん」

    アルミン「…よし、じゃあ言うよ」

    エレナ「!うん!」

    アルミン「…っ(大丈夫だ、きっと大丈夫)…エレナってさ」

    エレナ「!う、うん」

    アルミン「…エレンの事、好きだよね?」

    エレナ「え、う、うん!大事な家族だし優しいし大好きだよ?」

    アルミン「(…エレンの話になった瞬間に凄い笑顔になったな…)…エレナは気づいてないのかもしれないけど」

    エレナ「?ん?」

    アルミン「…エレナ、今僕とエレンの事について話してた時、凄い笑顔だったよ?」

    エレナ「…え?(?笑顔?)」

    アルミン「…ややこしい話は嫌いだから言うよ、エレナ」

    エレナ「え、う、うん」

    アルミン「…エレナ、君は確かにエレンの事が好き、そう言ったね?」

    エレナ「う、うん」

    アルミン「…エレナ、君は一つ勘違いしてる事があるよ」

    エレナ「え」

    アルミン「エレナはエレンの事が好きなんじゃないんだよ」

    エレナ「!!!っえ、えっ…ど、どういうこと、なの!?」

    エレナはそう言われ何故か取り乱した

    アルミン「落ち着いて、エレナ」

    エレナ「!あ、う、ぅん…ごめん…(お兄ちゃんの事が好きじゃない…!?違う!好き、だよ!?)」

    アルミン「…エレナ、君はエレンの事が好き、じゃなくて愛してるんだよ?」

    エレナ「・・・え」

    エレナはアルミンからその言葉を聞いた瞬間唖然とした

    アルミン「エレナはね、エレンの事を家族としてじゃなくて、異性としてエレンの事が好きなんだよ?」

    エレナ「  」

    エレナはアルミンの言う事を聞いた瞬間思考が固まった、そんな感じがした体は固まり舌は痺れた様に動かず何も言えない

    アルミン「…勿論、エレンの事をお兄ちゃん、家族として好きでもあるけど、エレンに惚れちゃったんだよエレナは」

    エレナ「・・・っ!っな、なんでそんなこと…」

    アルミン「…証拠があるんだ」

    エレナ「!え・・・」

    アルミン「ねぇ、エレナもしミカサがエレンにキスしたらどう思う?」

    エレナ「!!(お、お兄ちゃんにミカサが…!?)」

    その場面を想像したエレナは

    ズキッ

    エレナ「・・・あ、あれ…?」

    エレナは胸付近が痛み抑えた

    アルミン「…わかったかな?」

    エレナ「み、ミカサがお兄ちゃんにキスをしたところ想像したらここが痛く、なって…」

    アルミン「エレナ、それは立派なエレンに対して恋をしている証拠なんだよ?」

    エレナ「えっ…!」

    アルミン「胸が痛む理由、大好きな兄が、エレンが他の人に取られてしまう、寂しい、自分だけのものにしたい、そう思ってるんじゃないかな?」

    エレナ「…わか、らない…でも、うん…凄い寂しいというか…焦りというか…とにかく行かないでほしい、ような…」

    アルミン「うん、それが恋だよ」

    エレナ「これ、が…」

    アルミン「うん、後じゃあ逆にエレンがエレナにキスしてきたらどう?」

    エレナ「…っぇ、えぇ!?///」

    アルミン「(この前まで何とも思ってなさそうな顔してたのに今は顔が真っ赤に…)」

    エレナ「ちょ、ちょっと、待ってね…///」


    エレン『エレナ…』

    エレナ『お、お兄ちゃ、んっ…///』


    エレナ「///」

    アルミン「お、お~い(すっごいニヤニヤしてる…)」

    エレナ「!!え、えっと…///胸が温かくて、えっと凄く嬉しい…///」

    アルミン「うん、それもエレナがエレンに恋をしている内の理由の一つだね」

    エレナ「!!そ、そう、なんだ…///」

    アルミン「うん」

    エレナ「そ、そっか…///(…私お兄ちゃんに恋、してたんだ…///)」

    アルミン「…エレナ、それについて、どう思う?」

    エレナ「!え?」

    アルミン「実の妹が兄に恋をしている、どう思う?」

    エレナ「!!」

    アルミン「(ごめんエレナ)エレナ、わかってると思うけど兄妹での恋愛は禁止、とまではいかないけど駄目なんだ」

    エレナ「ぁ…」

    アルミン「別に恋愛までは良いんだ、でもきっとエレナはエレンに求めちゃうでしょ?キス以上のものを」

    エレナ「っ!!ぁ、アル、ミン恥ずかしいよ…///」

    アルミン「恥ずかしいなんて言ってる暇はないんだよ、エレナ」

    エレナ「!ぅぅ…ごめんなさい…」

    アルミン「!あ、いやごめん僕も急いじゃって」

    エレナ「う、ううん……あれ、でも」

    アルミン「ん?」
  393. 393 : : 2016/04/06(水) 16:48:45
    エレナ「私がお兄ちゃんの事好きでもお兄ちゃんは私の事…その…好きじゃないでしょ…?」

    アルミン「ん?いやエレンはエレナの事好きだよ?」

    エレナ「・・・っぇ、え!?///」

    アルミン「え、気づいて、なかったの?(エレナは鈍感だけど流石に…気づいてるよね…?)」

    エレナ「え、し、知らなかったよ…」

    アルミン「・・・エレナ、覚えてる?エレンがシスコンなの」

    エレナ「え、う、うん覚え、てるよ」

    アルミン「…シスコンの意味は?」

    エレナ「…!す、好き!」

    アルミン「うん、エレンはシスコンでもあり、エレナの事異性として見てるよ?」

    エレナ「っえ、あ、あんな前から!?///」

    アルミン「うん、あ、後よくエレンに抱きしめられたりしてたじゃん?」

    エレナ「・・・う、うんあった、ね…///」

    アルミン「あれもエレンがエレナを好きな証拠」

    エレナ「な、なるほど……え、じゃ、じゃあ」

    アルミン「ん?」

    エレナ「エレンがこの前私に抱き付いて来てキスしてきたのも好きだったからなのかな?///」

    アルミン「   」

    アルミンは唖然とした、実の妹に既に、キスをしていたと言う事に

    アルミン「っえ、そ、それってどういう事、なの?」

    エレナ「え、えっとね抱きしめられてベッドに押し倒されて頬とか首とかにキスされたり胸に顔埋められたりした、ね…///」

    アルミン「(・・・エレン、それ、もう手出してんじゃん…)」

    エレンの猿っぷりにアルミンは呆れた以前に失望していた

    エレナ「…そっか、それでよくキスしようって言ってきたんだエレン…///」

    アルミン「…エレナは、それ嫌じゃなかったのかい?」

    エレナ「え、う、うんくすぐったいなぁとお母さん思い出したのかな?って思って」

    アルミン「?ん?おばさん?」

    エレナ「う、うん私ってお母さんに似てるでしょ?それで」

    アルミン「あ、あぁそう言う事ね」

    エレナ「う、うん…でも、違ったんだね///」

    エレナは苦笑いしながら照れている

    アルミン「う、うんえっと、エレンがエレナの事好きになり始めたのって、多分訓練してた時からだと思うよ」

    エレナ「!?え、そ、そんな前から!?」

    アルミン「うん、多分そうだと思うよ、いつもエレナの話ばかりしてきてたから男子寮で」

    エレナ「!!そ、そう、なんだ…///えへへ///(お兄ちゃん…///)」

    アルミン「(何この可愛い生物)え、えっとそれで、エレナはどうしたい?伝えるの?その気持ち」

    エレナ「!…ぅ、ぅん…本当は兄妹ではだめ、だけど…後悔だけはしたくないよ!!」

    アルミン「!!(…兄妹揃って真っ直ぐな目、してるな…)」

    エレナ「このままモヤモヤしたまんまで居るの嫌だし…その…///お兄ちゃんのか、っか彼女に、なりたい…///」

    アルミン「そ、そっか」

    エレナ「うん///」

    完全に乙女顔のエレナにアルミンは苦笑いした

    アルミン「…わかった、じゃあ頑張って、僕はもう応援するだけだから」

    エレナ「!う、うん!ありがとうアルミン!」

    アルミン「うん、頑張って」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    エレナ「こんな話してたんだ///」

    エレン「なるほど、な(…可愛い顔しやがって…)」

    グイッ

    エレナ「えっ」

    チュゥ

    エレン「んっ」

    エレナ「っんっぅ!?///」

    エレン「っぷはぁ、可愛い顔してたからキスしちまった(…自分で言っておいて気持ち悪いな…)」

    エレナ「///」
  394. 394 : : 2016/04/06(水) 18:03:12
    http://www.ssnote.net/archives/44900

    こちらも同時進行で書いています
  395. 395 : : 2016/04/07(木) 19:10:07
    期待!
  396. 396 : : 2016/04/07(木) 19:10:30
    期待!
  397. 397 : : 2016/04/09(土) 14:48:55
    on…サボってました、やります!
  398. 398 : : 2016/04/09(土) 14:50:04
    この話とは関係ないけど、 甲鉄城のカバネリの無名可愛すぎだろ、後主人公かっこいいわ、エレンは友人役だったけど
  399. 399 : : 2016/04/09(土) 17:55:58
    エレナはエレンに褒められ恥ずかしくなり俯いた

    エレナ「(エレンに褒められるの嬉しいけど恥ずかしすぎるよ…///)」

    口元がつり上がっているのを隠そうとエレナは必死だった

    エレン「!あ、あぁ~なんだ、エレナ、悪い、いきなりキスして…(俯いてるじゃねぇか…)」

    エレンはエレナが俯いてる事に気づき急いで謝った

    エレナ「!ぅ、ううん…///大丈夫だよ///ただ、恥ずかしいだけだから///」

    エレナは俯いて居た顔を上げ微笑みながらエレンに言った

    エレン「!そ、そうか」

    エレナ「うん///」

    エレン「(…いくらエレナの彼氏になれたといってもオレは浮かれすぎだな…)」

    エレンはライナー達と戦った時の事を思い出しそう思った、昨日、一昨日と自分は呆けていると

    エレナ「・・・?(お兄ちゃんどうしたんだろ…?)」

    突然静かになったエレンにエレナは少し不安になった

    エレン「(…そうだ、いくらあいつらから離れられてたといってもあいつらがいつ壁を襲撃してくるかなんてわかんねぇんだ…)」

    エレナ「お、お兄ちゃん?」

    エレン「!エレナ…」

    エレナ「ど、どうしたの…?」

    エレンはエレナに服を引っ張られてる事に気づき振り向いた

    エレン「…いや、ちょっとやりすぎてるなって…」

    エレナ「?やりすぎてる…?」

    エレン「あぁ、いくらあいつら(ライナー達)から逃れられたと言っても今の俺達はちょっと緊張感がなさすぎるなってな…」

    エレナ「!!ぁ…そ、そうだった、ね…ご、ごめんねエレン…私ちょっと舞い上がってたみたいだね…」

    エレナは自分がライナー達から帰還していた時の事を思い出し、そう言った、エレナはライナー達から帰還している途中からエレンの事で頭がいっぱいになっていたのだ、命の心配などせずに

    エレン「!いや、エレナはなんも悪くねぇよ」

    エレンはそう言いながらエレナを撫でた

    エレナ「んっ、え、な、なんで…?」

    エレン「昔、じゃねぇな小さい頃父さんが言ってたんだ大体俺達ぐらいの年の子供は恋愛とかそう言う事に興味が出てくる年頃だからこの世界で生きて行くのに支障が出るかもしれないってな」

    エレナ「そ、そう、だったんだ…」

    エレナはエレンから聞き少しだけ安心した

    エレン「あぁ、第一俺もエレナの事に頭いっぱいだったからな、お前が謝る必要もなにもねぇよ」

    エレンは苦笑いしながら誤魔化すようにエレナの髪の毛をグシャグシャと少し乱暴に撫でた

    エレナ「んっんっ…///気持ち良いね…///(そっか…お兄ちゃんも私の事凄い考えてくれてたんだ…///)」

    エレン「お、そうか、結構乱暴に撫でたんだけどな」

    乱暴に撫でられるが心地が良い感じと、同時にアルミンから聞かされていたが本人に自分の事が頭の事がいっぱいだった、そのダブルコンボにエレナは

    エレナ「っお兄ちゃん!!///」

    エレン「!な、なんdんっ!!?」

    エレナは嬉しさのあまりエレンに思いっきり飛び抱き付くように首に手を回し思いっきりキスをした

    ドサッ

    エレン「んっ~~!!?///(っぉ、おいおい!離れねぇ!!///)」

    エレナ「ん~~///(無理だよ…//好きな人にあんな褒められたらこんなにもなるよ…///)」

    エレンはエレナの突然のキスに思いっきり足を崩し尻もちをつくように地面に倒れ込んだ、そしてエレナはエレナで左手に力をこめ離さないように一生懸命キスをしている

    エレン「んっぅ~!(っエレナ、力、強くねぇか…!?)」

    エレナ「んんっ///(お兄ちゃんに逆らった事ないけど、こ、今回は絶対離さないからね!///)」

    ギュゥ~!!

    エレン「ッ!?んっ~~!!?///(っえ、エレナ…!!?///)」

    エレナ「んっ…///(っあ、あれ、結構気持ち、いい…///)」

    エレンに拒まれるがエレナは絶対に離すまないと手だけじゃなく足もエレンの腰に回しがっちり固定した

    そしてそれから数分後の事


    エレン「ハァハァ…」

    エレナ「ハァハァ///」
  400. 400 : : 2016/04/09(土) 17:56:02
    流石に2分間息を止めているときつかったエレナはエレンを離した

    エレナ「ハァハァ…///」

    エレン「はぁはぁ(っエレナがあそこまで抵抗してくるとは思わなかった…)」

    エレンは興奮の方もあったがそれと同時に少しほんの少しだけエレナが怖いと思った

    エレナ「はぁはぁ///お兄ちゃんの唾液美味しかった///」

    エレン「!!///」

    そっぽ向いていたエレナがこちらを向き笑顔で顎まで涎を垂らしながら言ったのを見たエレンはとても魅力的に見えていた、一番の理由としては松明にエレナの顔が照らされていたからだと思った、そして最も口元が照らされていたからだった

    エレナ「?お兄ちゃん?」

    酒を飲み酔ったかのように頬を赤く染めとても優しく和らいだ幼い子供の様な笑みにエレンは

    エレン「・・・お前、本当」

    スタッ

    エレナ「?エレン?」

    エレン「本当、小さい頃から可愛いな・・・」

    ペロッ

    エレナ「っ!!お、お兄ちゃん!?///(っえ、え!?///ち、小さい頃から可愛い!?///)」

    優しい笑みと共にエレンはエレナの顔に顔を近づけていき唇に自分の舌を持っていき舐めとるように舐めた、そして小さい頃から可愛いと言われた事に驚愕した

    エレン「ここまでやられたんだ…」

    ギュゥ

    エレナ「!お、お兄、ちゃん…?」

    腰に手を回されると同時にいつもと何かが違う雰囲気のエレンにエレナは少し戸惑った

    グイッ

    エレナ「!!///」

    エレン「ここまでやられたんだ…もうお前は一生オレのもの(彼女)な」

    エレナ「・・・っ!!え、えぇ!?///」

    エレンからの突然の告白のような言葉にまたも驚愕した

    エレン「?なんだ?嫌なのか?」

    エレナ「!そ、そう言う事、じゃなくて…///そのぉ…///」

    エレン「?勘違いされても困るから言っておくが」

    エレナ「!う、うん」

    エレン「お前はオレのお嫁さんだからな」

    エレナ「っ!!///」

    この時エレナは今まで生きてきた中で一番恥ずかしい事を言われた気がした

    エレン「あんなに強引に抱き付かれてしかもオレが抵抗しても無理やりキスしてきたんだ、もう絶対離さねぇからな」

    エレナ「っ!!う、うん///(っす、凄く強引なのに凄い…///嬉しい…///)」

    エレナは自分の胸がキュンキュンと熱いような何かで締め付けられたようなそんな感じがしていた、締め付けられるような感覚なのに不思議と嫌なものでもなかった
  401. 401 : : 2016/04/09(土) 17:56:37
    やった~400いった(*^-^*)
  402. 402 : : 2016/04/09(土) 19:03:56
    期待です
  403. 403 : : 2016/04/10(日) 12:54:44
    くっそ...今強制的にwindows10にされてしまいました...皆さん気をつけてください
  404. 404 : : 2016/04/12(火) 19:06:55
    他のssにはまってしまって全然話しが進まなくなってしまった・・・まぁ、仕方ないよね・・・( ゚Д゚)
  405. 405 : : 2016/04/14(木) 07:03:01
    期待
  406. 406 : : 2016/04/14(木) 07:51:29
    期待です
  407. 407 : : 2016/04/21(木) 18:34:21
    そろそろやろうかと思います!
  408. 408 : : 2016/04/30(土) 16:51:45
    そろそろやろうかと思い一週間と二日経ち、今日からやっていきたいと思います、ですがかなり久しぶりなので忘れてしまったので書き方が変わるかと思いますがそこら辺は察してくださればいいかと・・・
  409. 409 : : 2016/04/30(土) 18:12:34
    ちょっと読みなおしてからやろうと思います、そしてこちら

    http://www.ssnote.net/archives/45543#bottom

    同時進行でやっていきたいと思います
  410. 410 : : 2016/05/30(月) 19:19:14
    エレン「エレナ」

    エレナ「!」

    内心ドキドキしていた時にエレンに呼ばれ我に帰ると手を引っ張られキスをされていた

    エレン「んっ」

    エレナ「!!っん///」

    エレンは今度はこっちからやってやろうとエレナの腰に手を回し思いっきり力一杯抱きしめキスをしている

    エレン「んっぅ」

    エレナ「っ!んんっ!!///(つ、唾がお兄ちゃんの唾が入ってきたぁ・・・///)]

    エレンからのあまりの熱いキスに離れようとするも腰に手を回されているおかげで離れられない状態

    エレン「(エレナ、オレの気持ち、いっぱい受け取ってくれ)」

    エレンはそう思い、一歩関係を進歩させようと思い手を、右手をエレナの服の中に入れた

    エレナ「っ!?んっぅ!?///(っひぇ!?///)]

    エレン「っ(え、エレナの胸柔らかい!!・・・///)」

    エレナはエレンからの予想外の行動に驚愕したと同時に直接胸を触れた事に対し差恥が浮かんだ

    エレン「(こ、これも、揉んで、いいのか・・・?)」

    エレナ「(お、お兄ちゃんに触られてるよぉ・・・///)」

    実の兄に、好きな人に体を直で触れた事に対し恥ずかしさと共に涙も出た

    エレン「・・・!!っえ、エレナ!わ、悪い!!」

    エレナ「っへ?///」

    エレンはエレナの涙を見て無理やりやってしまい泣かせてしまったと思い急いで離れた

    エレン「ほ、本当ごめん!調子に乗った!いきなり直で触られるなんて嫌、だよな・・・?」

    エレナ「!え、あ、いやお、お兄ちゃん違うの!」

    エレンは頭を下げ謝った、それに対しエレナは慌てて言った

    エレン「!え?」

    エレナ「さ、さっきのは恥ずかしくて涙が出て・・・///い、嫌じゃなかったよ?寧ろ嬉しかった///」

    エレナは涙を拭き笑みを浮かべながら言った

    エレン「!!っそ、そうだったのか・・・いや、でも本当悪かった、ごめんな・・・?」

    エレンはそう言いながらエレナを頭から包み込むように抱きしめた

    エレナ「!んっ///大丈夫だよお兄ちゃん大好き///」

    エレナはエレンからの優しさを感じ嬉しくなりたまらずエレンの首に手を回し抱き付いた

    エレン「!!・・・あぁ、オレも大好きだ、エレナ///」

    エレンも嬉しくなりエレナの首に手を回し抱きしめた、互いに心地良く役3分間ずっと抱きしめ合っていた



    エレナ「あはは///気持ち良くてぼーっとしちゃってた///」

    エレン「!オレも心地良くてぼーっとしてたぞ」

    互いに時間を忘れていた事を思い出し笑った、またエレナの笑みを見てエレンも笑みを浮かべた







  411. 411 : : 2016/05/30(月) 19:20:54
    凄く長い時間放置しました・・・約二ヶ月間・・・( ゚Д゚)

    今日久しぶりにやりました!書き方が忘れていてあまり書けませんでした!えっと、とりあえず今日から再びやっていきたいと思いますので皆さんよろしくお願いします!
  412. 412 : : 2016/06/20(月) 20:57:10
    久しぶりに見た気がしますぜ
  413. 413 : : 2016/07/24(日) 18:49:10
    やめないでくださいこの神作品
  414. 414 : : 2016/08/11(木) 18:51:08
    主です、またまた放置をしてしまいました


    出来たら明日から再開したいと思っております
  415. 415 : : 2016/08/12(金) 14:14:53
    期待です
  416. 416 : : 2016/08/16(火) 01:10:50
    書いてください
  417. 417 : : 2016/10/27(木) 02:49:21
    前回までのあらすじ

    壁外へと連れ去られたエレン、ユミルを奪還する為壁外へと向かった調査兵団、また憲兵団少数だったが行き、また巨人との交戦にてかなりの損害が出た、そして一方で無事エレンを取り返す事に成功したもののユミルは向こう、ライナー、ベルトルトと共に行ってしまったのだった、その為行方は不明、また、かなりの損害が出たものの帰りは損害が出なかった、理由はただ一つ、エレンの特殊な力によって巨人が全てライナー達の方へ向かったからだった、見た所人類が生き残るにはこれが鍵になっているかのようにも見える、だがそんな力は簡単に使用できるものでもなくただ奇跡的に使えたものだった。そして一方でエレンの妹、エレナの心境にも変わった事があった、それは兄、エレンに対してへの心境だった、今までは大切な兄だと思っていたがその思いはそれよりも深く深く愛情を越えた感情になり恋へと変わった、そしてそんな思いを伝え、無事エレン、そしてエレナは恋人同士になった
  418. 418 : : 2016/10/27(木) 03:23:47
    エレン「んじゃ、また明日なエレナ」


    エレナ「うん、じゃあねエレン」


    あれからイチャイチャとしながら散歩し終えたエレン、エレナは各自男子寮、女子寮に戻るに事にしたのだった、そして寝る前ということでエレンはエレナの唇に唇を持っていきキスをした、恋人同士ということでもう遠慮も無くエレナもエレンに唇を持っていきキスをしたのだった、そして笑顔で女子寮に入って行くエレナを見送ってはエレンも安心し男子寮の中へ入った




    男子寮


    エレン「・・・お前らしつげえぞ・・・」


    アルミン「いや~エレンはこんな遅い時間まで何してたのかな~って」


    ジャン「っけ、どうせイチャコラしてたんだろ??」


    コニー「ジャン、イチャイチャはわかるがイチャコラってなんだ??」


    男子寮に戻ってきたかと思えばアルミン、ジャン、コニーが待ち構えていたのだった、しかも三人揃ってエレンのベッドの上で


    エレン「っえ、エレナと散歩してたんだよ・・・」


    ジャン「…おいおい、エレン、お前嘘が下手だな、見て見ろよこの布団、なんか濡れた後あるぞ?」


    エレン「っそ、それがどうしたんだよ…」


    ジャン「…ははっ、つまりこれはエレナのヤツの匂いってわkエレン「ってめぇ!?エレナの匂いは俺だけのもんだぞ、おい!!?」


    ジャン「っ!!あぁ!?やるかぁ!!?後エレナの匂いなんかわかるわけねえだろ!?お前の布団なんだからよぉ!?気持ち悪い!!」


    アルミン「っちょ、ちょ!皆怪我してて寝てるんだからやめなって!後うるさいし!」


    コニー「お前らうるさすぎるぞ…後その濡れた所とかエレナのものってどうやってわかるんだよ?エレンのかもしれねえだろ?」


    ジャン「コニー!お前はお前で気持ち悪ぃ事言ってんじゃねえ・・・」


    他の兵士達が寝ているにも関わらず大声を出しては取っ組み合うエレンとジャン、そしてそんな二人を慌てて止めに入るアルミン、そしてコニーはジャンを見てはそんな疑問をぶつけている


    エレン「っチッ…さっき風呂から上がったエレナがオレの所に来たんだよ…その時丁度髪の毛濡れてたからそれでだろ・・・?」


    ジャン「…なんでそんなんで布団が濡れるんだよ…」


    エレン「・・・」


    ジャン「・・・おい、なんだよ、なんでお前そんなニヤニヤしてんだよ…」


    アルミン「・・・ジャン、察しなよ、きっとエレンがエレナを押し倒してあんな事やこんな事をしたんだよ」


    コニー「あんな事ってあれか、生殖行為ジャン「てめぇはいちいち気持ち悪い言い方すんなよコニー!?後生殖行為って人間に使う言葉じゃねえよ!?」


    エレン「・・・というか、お前らどけよ!!エレナの匂いが消えちまうじゃねえか!!エレナの匂いで俺はやっと一日の徒労が癒されるんぞ!!?」


    アルミン「それはそれでかなりの問題な気がするんだけど」


    夜中にも関わらずそんな事を言い合う四人、そんな他愛無い会話に他の兵士達は耳を傾けていた、そして聞いては微笑んでいた、なんだかんだと静かなのは嫌なのかもしれない











  419. 419 : : 2016/10/27(木) 03:25:32
    どうもみなさんすっごい久しぶりです!!主です!!今日久しぶりにやりました!!もしかしたら今日からまた再開できるかもしれません!!なので見てくださる方は見てくれると嬉しいです!!
  420. 420 : : 2016/11/01(火) 02:28:35
    すっごく面白いです❗期待です❗
  421. 421 : : 2016/11/05(土) 19:29:20
    あれから数時間言い合いをしていた四人だったがいい加減うるさいと先輩方に言われ寝る事にしたのだった





    教官「上からの命令でな、今日から一週間調査兵団は休暇を貰う事になった、傷の手当、また精神の安定、わかったな?」


    調査兵「はっ!!」


    教官「よし、なら傷を深く負っている者は手当に専念しろ、また精神的に来ている者は出来るだけ休む事に専念しろ!では解散だ!!」


    今回の件については流石に同情でも回ったのか調査兵団は上の指示により心身共に疲れを取る事を許された、そして各自外傷を負っている者は治療に専念し、心に傷を負った者は自分の家族やら親しい人間の元へと足を進めて行った、一週間の給与、これは生きてきた中で一番の給与かもしれなかった



    食堂


    エレン「あ~、疲れた・・・」


    エレナ「そうだね~、私も疲れちゃった…」


    ミカサ「一週間の給与を貰えるなんて初めて」


    アルミン「うん、今でも驚いてるよ、まさか調査兵団が一週間も休みを貰えるなんてね、全然歓迎されてないのに」


    エレン「…あんだけ被害が出たんだ、このぐらいの休みを貰えないと見合わねえぞ…まぁ、連れ去られた俺が言えた事じゃねえけどな・・・」


    あれから数時間経ちエレン達は調査兵団が使っている食堂に来ていた、目的は勿論昼だからだった


    エレナ「沢山の人が亡くなったんだもんね…手練れの人達もかなり亡くなったって聞いてるし…」


    ミカサ「…冷たく言ってしまうけれどもう過ぎてしまった事、気にするのも体に毒、次、どうやって出来るだけ被害が少なくするのか考えるのが私達の使命、違う?」


    アルミン「…ミカサの言う通りだね、次こそは犠牲者を出来るだけ減らす事に専念しないと」


    エレナ「…そう、だね…」


    エレン「・・・あぁ、そうだな、感情に浸るってのは俺達のやる事じゃねえしな・・・ってエレナ?」


    俯いているエレナにエレンは下から覗き込んだ、そして覗き込むとエレナは泣いていた


    エレン「・・・エレナ…大丈夫か・・・?」


    エレンのその言葉にエレナが泣いている事に気づいたアルミンとミカサはエレナを見た


    エレナ「…私ね、あの時、お兄ちゃんを助ける事に必死でね、全然周りが見えてなかったの…だから、そのせいであの時…」


    話しをしている最中に段々と話声が涙声に変わりながらそう言ったエレナに対しエレンは見守る事にした、ここで抱きしめるのは何か、違うと


    ミカサ「・・・エレnミカサ」


    ミカサ「!エレン…」


    ミカサがエレナに何か言おうとした時にエレンはミカサを止めた、そんなエレンにミカサは困ったような表情しながら言うのを止めた


    エレナ「あの時・・・あの時私がもうちょっと冷静になってれば死なずにすんでたのに…ッ!」


    エレナはそう言いながら涙を垂らした、そしてエレナが思い出していたのは巨大樹の森の中で巨人に捕まれそうになった時に突き飛ばされ変わりに捕まれた女兵士が握り潰され、断末魔のような悲鳴を上げながら食われていく姿だった


    エレナ「あの時お兄ちゃんを助ける事で頭が一杯で全然周りが見えてなくて…それで・・・今、思い出しちゃって…」


    言葉に表す事ができないのかエレナは震え泣いている


    アルミン「…エレナ、仕方ないと思うよ…大切な家族が連れ去られそうになってたんだ、僕だってエレナと同じ立場だったら周りの事なんて全然考えられなかったと思うよ・・・」


    ミカサ「…同意、エレナのやった事は全然間違ってなんかない、エレナはエレンを、大切な兄を、家族を助けた、ただそれだけ、それにあんなに厳しい状況の中で助かるだなんてほぼ無理だった、奇跡だと思った方がいい、それに今エレナが泣いててはその死んだ兵士の人にも面目が立たない」


    アルミンとミカサはできるだけ慰めようとそう言った


    エレナ「…でも…」


    エレン「・・・なぁ、エレナ」


    エレナ「!エレン・・・?」


    エレンは何かを思ったのかそっと真正面から優しくエレナを抱きしめては撫でた
  422. 422 : : 2016/11/05(土) 19:29:25
    エレン「…俺はエレナかその兵士か、どちらが生き残ってて、そして死んでたかって言われたら勿論がエレナが生き残っててその兵士が死んでたって望む」


    エレナ「っお、お兄ちゃん・・・?」


    エレン「…今回こうやってお前が、エレナが生き残ったってわかって俺すっげえ嬉しいしその兵士が変わりに死んで良かった、そう思っちまってるよ…」


    エレナ「っ・・・」


    エレン「…人ってのは必ず大切な物が何かある筈なんだ、そしてやる事なす事には必ず代償がある、そしてその兵士も何か大切な物があって死ぬ気で俺とユミルを奪還しに来た、って言ってもユミルは行っちまったけど…まぁ、とりあえず俺が言える事はもう気にしたって仕方がねえとしか言えねえ…その兵士がエレナを助けた、ならその兵士が助けた命を無駄にしない為にもエレナは幸せになるべき、そう俺は思ってる」


    エレンはそう言いながら涙を垂らすエレナにそっと微笑みながら涙を人差し指で拭いた


    エレナ「…いいのかな…?」


    エレン「ん?」


    エレナ「…あの死んだ、兵士の人に何も思わずに私、幸せになっていいのかな…?お兄ちゃんと、エレンと幸せになっていいのかな…?」


    エレン「…あぁ、良いんだよ、お前は幸せになっていい、幸せになっちゃいけねえなんて権利なんてそんなもんはねえ、誰もが幸せになっていいんだよ、罪悪感なんてそんなもんは感じなくていい、後ちなみに俺にとっての幸せはエレナと幸せな家庭を築く事だな、後エレナを幸せにしてやる事も俺の幸せだな」


    エレンはそう言いながら微笑んだ、そんなエレンに


    エレナ「…っ私も、エレンと、お兄ちゃんと幸せになりたい…!お兄ちゃんとずっと一緒にいたい!お兄ちゃんと、っえ、エレンと後こ、子供と一緒に幸せな家庭を築きたい!」


    エレナはそう言いながら顔を真っ赤にさせている、そんなエレナにエレンもつい恥ずかしくなりながらも


    エレン「…あぁ、俺もエレナとの子供が欲しいな、それで幸せな暮らしがしてぇ」


    泣きながら照れてるエレナにエレンは後頭部、腰に手を回しては顔を持っていきキスをした、しかも濃い目の厚いキスをしながら


    エレナ「んんっぅ…お兄、ちゃぁ…んっぅ…」


    エレン「っエレナ…」


    互いに手を回しては抱きしめ合い、そして手と手を繋ぐ、恋人繋ぎをしては厚いキスをしあう


    アルミン「・・・なんか本当にエレナが悲しんでたのかわからなくなってきちゃった・・・」


    ミカサ「…それだけエレナはエレンが大好きという事、後仮にもエレン、エレナの家族と同じ存在である私の目の前でやるのはどうしても何か思ってしまう・・・それに子供が欲しい…あぁ、頭が痛い…」


    アルミン「・・・(僕がミカサの立場だったらどうなってるんだろ…)」


    目の前で息を切らしては互いに求め合う双子の兄妹にミカサは頭を抱え、アルミンは苦笑い


    エレナ「っはぁはぁ…エレ、ン…っ」


    エレン「っふぅ…エレナ…部屋、行こうぜ…」


    エレナ「!うん…行こう…?」


    エレンの腕に抱き付いては男子寮に向かったエレン、エレナ、部屋に行って何をするのかは大体予想が付くがあえて何もなかった事にしたアルミンはミカサだけを見た


    ミカサ「…はぁ…」


    アルミン「あはは…疲れたみたいだね…」


    ミカサ「…当たり前」
  423. 423 : : 2016/12/10(土) 22:51:08
    期待!
  424. 424 : : 2017/01/02(月) 20:09:05
    まだっすか?
    期待!!!!
  425. 425 : : 2017/01/03(火) 02:29:14
    男子寮


    エレン「…誰も、いないみたいだな…」


    エレナ「っう、うん…」


    誰かがいた場合まずやる事自体もできなくなる、そう思いエレンは男子寮、と言うより寝床を確認した


    エレン「っ・・・よ、よし…え、エレナ…」


    エレナ「!っあ、あのね…エレン…」


    エレン「!どうした?エレナ?」


    エレナ「う、うん…えっとね…」


    突然表情を暗くしたかと思えば少し頬を赤らめているエレナにエレンは心配に思い覗き込んだ、そしてエレナは説明した




    説明中



    エレナ「と、と言う事なんだけど…ごめんね?」


    エレン「・・・いや、大丈夫だ…」


    エレナから説明された事、それは女の事についての性の事情だった、詳しくは言えないがつまりそういう行為はできないという事がわかった、そしてそれを聞いたエレンは顔を少し青くした


    エレナ「・・・大丈夫?お兄ちゃん・・・?」


    エレン「…あぁ、大丈夫だ…それより、悪いエレナ・・・」


    エレナ「っえ、え、エレン!?」


    謝ったと同時に頭を下げたエレンにエレナは慌てて駆け寄った


    エレン「・・・生体の事については訓練兵の時に習った筈なのにな・・・すっかり忘れてた…クソッ…悪いエレナ・・・ちゃんと気遣ってやれなくて・・・」


    エレナ「!だ、大丈夫だよ!エレン!?こんな事流石に女の子しか知らない事だからさ!?そ、それにこんな事女の子同士でしか話したりしないし…」


    流石にその性の事情に対しては常識があったエレナは顔を真っ赤にさせてはエレンを慰めつつ恥ずかしそうに言った


    エレン「・・・悪いなエレナ、今度からちゃんと聞く事にする・・・許してくれるか?」


    エレナ「ゆ、許すもなにもエレンは何も悪い事なんかしてないし…え、えっと・・・う、うんとりあえずありがとうお兄ちゃん…///気遣って貰えて嬉しい…///」


    人差し指をクルクルと回してはモジモジとしエレナは微笑んだ、そんなエレナを見たエレンは


    エレン「っ!!えっエレナ!!」


    エレナ「っふぇ!?」


    母性かまたは可愛さからなのかエレンはエレナを思いっきり抱きしめた、突然抱きしめられた事にエレナは変な裏返った声を出すも抱きしめられたぬくもりに抱きしめ返した


    エレナ「・・・お兄ちゃん…///」


    エレン「・・・エレナ…」


    互いに互いのぬくもりが伝わってきた事にエレンとエレナは安らぎを感じた、そして安らぎから、または何かが働き互いに顔を近づけていき唇を合わせた
  426. 426 : : 2017/01/04(水) 03:08:06
    そしてそれからというものエレン達調査兵団は一週間、この長い間各自有意義に過ごした。友人と遊ぶ者、または大切な人との二人だけの時間、またもう一つは家族との時間、各自悔いがないようにと、過ごした。理由は簡単だった、一週間などの長期期間の休みなどもうない、それは直感的にわかっていたからだった
    そしてまた一方でこの一週間、調査兵団が休息を取っている間、駐屯兵、憲兵、訓練兵とこの三組は突破されたウォール・ローゼに駆り出されていた、ウォールローゼが突破された事による住民をウォールシーナへと非難、勿論模擬訓練通りと、また想定通り残されたジンりの半数以上を食わせる事ができるのは一週間が限界だった、そしてそこから先は弱肉強食、飢えて死ぬか、奪って生きるか、全てを譲るか、すべてを切り捨てるか・・・
    そしてウォールローゼ内の安全が確認されたのは問題が発生した一週間後だった・・・。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    指令室


    ピクシス「・・・とまぁ正確に言えば我々はその一週間でウォール・ローゼは安全じゃと言い張る他無かった、今は避難民も元の土地に帰って折るが幸いというべきか、これ程の混乱は最中に兵力を行使した事件はその一件のみ、元々旧地下都市にいた不法住民が立ち退きを命ぜられ・・・一部の地区で憲兵と衝突しおった、死者こそ出んかったがその事件が壁全域に与えた影響はでかかったのう・・・地獄の釜が一瞬蓋を開けたのを見たのじゃからな、皆が身をもって確認したよ、ウォール・ローゼ崩壊後は一週間の猶予を経て人類同士の殺し合いが続くのだとな」


    エルヴィン「・・・」


    リヴァイ「すまねぇなエルヴィンせっかく話ができるまで回復したのによ、この一週間は聞くだけで寝込みたくなるようなことしか起きてねぇぞ」


    エルヴィン「・・・いいや寝飽きてた所だ続けてくれ」


    リヴァイ「・・・右腕は残念だったな」


    リヴァイはエルヴィンの右腕を見てはそう言った、右腕は完全に包帯でグルグル巻きにされており痛々しいのがよくわかる


    エルヴィン「・・・今まで俺が巨人に何百人食わせたと思う?腕一本じゃ到底割りに合わないだろう、いつか行く地獄でそのツケを払えればいいんだが・・・」


    ピクシス「!それはええのう、エルヴィン、その際は地獄でご一緒させてもらえるか??」


    リヴァイ「?どうしたじいさん、さすがに参っちまったか?酒が足りてねぇみてぇだが」


    いつもと違いどこか逃げ腰なピクシスにリヴァイは驚きつつもそんな戯言を吐いた


    ピクシス「!はっはっは、あぁ、今こそ酒にすがりたい所じゃがの、取り上げられてしまっておる、ワシのおしめの面倒までは見てくれんようじゃ」


    エルヴィン「ハハ…随分と優秀な部下をお持ちで・・・」


    コンコン


    ハンジだ


    リヴァイ「・・・入れ」


    ガチャ


    ハンジ「失礼するよエルヴィン」


    ピクシス「!おぉ、いつぞやの・・・」


    スタ、スタ


    ハンジ「いらしたのですねピクシス司令、丁度良かったです」


    コニー「・・・」


    ハンジ「今回の件の調査報告に参りました、彼はー」


    コニー「…104期、調査兵団コニー・スプリンガーです」


    ハンジ「・・・彼は例のラカゴ村出身であり、事件発生当時を知る兵士であるため私の調査班に同行してもらいました」


    リヴァイ「・・・コニー」


    コニー「!」


    リヴァイ「・・・ご苦労だったな・・・」





    コニー「・・・・・はい…」


    ピクシス「・・・」


    エルヴィン「・・・」


    ハンジ「・・・私から説明させていただきます、今回の巨人の発生源についてですがやはりあの仮説の信憑性を増す材料ばかりです、村の家屋はすべて家の内側から何かが爆発したように破壊されていました、またあれだけの破壊跡がありながらも・・・血痕一つ見つからず・・・何よりラ籠村の住民が未だどこにも見つかっていません・・・」


    ハンジはそう言っては隣でずっと何かを凝視したまま固まっているコニーを見た


    ハンジ「・・・そして、壁内に出現し討伐された巨人の総数がラカゴ村の住民の数と一致しました・・・ッ」




    リヴァイ「   」


    ピクシス「・・・」


    エルヴィン「・・・」


    ハンジ「・・・今回出現した巨人の正体はラカゴ村の住民である可能性が高いと思われます・・・」


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  427. 427 : : 2017/01/04(水) 03:08:14
    コニー『あった…』


    スタ、スタ


    コニー『これが俺の両親の肖像画です』


    ハンジ『・・・悪いね、せっかくの休息を』


    コニー『・・・いえ、それよりこれを・・・』


    一刻も早く自分の家族がどうなっているのか知りたいのかコニーはなんとも思わない表情で肖像画をハンジに渡した、そしてそんなコニーに唖然としつつもその肖像画を見た


    ハンジ『あ、あぁ・・・!…そうか…この人が君のお母さん、なんだね』


    ハンジはそう口に出しては釘で動かないように縛ってある巨人の顔を見た、そして驚くべき事にその巨人とその肖像画に移っている母親は見事に顔が一致した


    ハンジ『っな…何て・・・事だ・・・』


    コニー『・・・この巨人、俺に話しかけた事があるんです、「お帰り」って』


    ハンジ『っえ・・・?』


    コニー『あの時そう聞こえたって言ったら…ライナーの奴必死に「そんなわけねぇだろ」って言って……そういやユミルもだ…』


    話しをするたびにその時の光景が浮かんでくるのかコニーの表情はとてつもない絶望のような怒りのような、普段そんな顔をした事がなかったような顔になっている


    コニー『・・・そうか…あいつらは知ってたんだ…何がどうなってたのか知ってたんだ…そして…それがバレねぇようにごまかした…俺が感づいたからあいつらは…ッ!!』


    クソが……ッ!!


    憎しみに満ちたのか、その怒り狂った顔はエレン達以上に酷い表情をしている、憎悪に溢れてるかのような、そんな顔に


    ハンジ『っ・・・体に刺した杭をすべて抜くんだ』


    女兵士『はい…』


    男兵士『しかし・・・念には念をと・・・』


    ハンジ『・・・いや、もういいんだ…もう…ロープで十分拘束できる…』


    流石にこれ以上は見ていられない、そう判断したハンジは杭を抜くように言った


    ハンジ『・・・コニー、ありがとう返すよ』


    ハンジはそう言い持っていた肖像画をコニーに返した


    コニー『・・・ありがとうございます・・・・・・そうか…もう俺にはこの絵と…母ちゃんしか残ってないんだ…』


    他の家族は皆・・・皆始末されてしまった事がわかったコニーは手元にあった肖像画、そして目の前にいる巨人、母親を見てはそう口に出した、そしてそれを見るだけで胸は抉れるような、張り裂けそうな憎悪が溢れてきた


    コニー『・・・・・・誰だよ……俺達を・・・・俺の家族を・・・こんな目に遭わせる奴は…ッ』


      絶対に・・・許せねぇ・・・ッ!!


    ハンジ『っ・・・!!・・・』


    そんな憎悪に満ちたコニーを見たハンジは今まで自分が巨人に何をしてきたのか、それが脳裏に浮かんだ・・・

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  428. 428 : : 2017/01/04(水) 03:47:07
    ・・・何ってことだ・・・


    エルヴィン「つまり巨人の正体は人間であると・・・」


    アンカ「っ・・・」


    ピクシス「・・・」


    リヴァイ「・・・」


    ハンジ「すべての巨人がそうであるという確証はどこにもありませんが・・・ただ、そうなると巨人のうなじの弱点に何かがあるのかわかる気がします・・・なぜ個体差が大きく違う巨人の弱点が皆同じ大きさなのか・・・、「縦1m横10cm」には何が該当するのか・・・、もしそこに人の大きさのままの一部があるとすれば・・・それは・・・」


    ハンジ「「脳から脊髄」にかけての大きさに当てはまります…そこを切除されるとそこだけ修復されずにすべての機能を失うのはそれが巨人の物質とは独立した器官であるからでしょう・・・」



    リヴァイ「・・・お前が生け捕りにした巨人は毎回うなじを切り開いてパァにしちまうじゃねえか…何かそれらしいもんは見なかったんだろ?」


    ハンジ「・・・あぁ、特に人の変わったものは見なかったんだけど…そもそも一太刀入れる程度ではすぐにふさがるようなうなじだから完全な人の脳が残ってるわけじゃないだろうけど、でも確かに脳と脊髄と同じ大きさの「縦1m横10cm」の何かがそこにある・・・おそらく同化して姿形がわからなくても確かに・・・」


    いつの間にか説明から自分自身に言い聞かせるかのようにブツブツと言い始めたハンジ、それに対し


    リヴァイ「何言ってんのかわかんねぇぞクソメガネ・・・」


    ハンジ「!あ、あぁそうだねごめん・・・」


    グチャグチャに言っていた事に気づいたハンジは慌てて気づき止めた


    リヴァイ「・・・じゃあ…何か?俺が必死こいて削ぎまくってた肉は実は人の肉の一部で俺は今まで人を殺して飛び回ってた、ってのか・・・?」


    ハンジ「・・・確証は無いと言っただろ?」


    俯いてはそう言い悪い方向へと話をしていくリヴァイにハンジは少し気に座ったのかそう言った



    ピクシス「もしそうだとすれば・・・何じゃろうな、普通の巨人とエレンのような巨人との違いは肉体が完全に同化しない所にあるのかのう??まぁ、あの変態シスコンの事じゃ、同化しても己から抜け出しそうじゃがな・・・はっはっは、なぁ?」



    アンカ「・・・確かにエレンの場合はそうなりそうですね…でもそうした場合は心意が関係してきそうですが…あっ、指令知ってました?あの兄妹どうやらつい最近結ばれたらしいですよ」



    ピクシス「!?なんじゃと!?それは本当か!?」



    アンカ「はい、少し小耳に挟みまして」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    ジャン『くっそ~あの野郎・・・腹立つぜ!』


    アルミン『まぁまぁ、エレンとエレナは元々兄妹なんだから、そこからただ恋人同士になっただけだって、それにジャンに勝てる所なんてどこにもなかったし』


    ジャン『うっせえよ!?』


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  429. 429 : : 2017/01/04(水) 03:47:14
    ピクシス「・・・なるほどのう、流石シスコンなだけあるのう・・・」



    リヴァイ「・・・くだらねぇ…なぁ…エルヴィン……エルヴィー」



    話を進めようと話しかけたリヴァイ、だがそこでエルヴィンの表情を見ては驚愕とした、何故か、笑っていたからだった


    リヴァイ「   お前…何を…笑ってやがる…  」


    エルヴィン「・・・?」


    リヴァイ「・・・」


    エルヴィン「・・・あぁ、何でもないさ」


    リヴァイ「・・・気持ちの悪いヤツめ…」


    エルヴィン「・・・子供の頃からよくそう言われたよ」


    リヴァイ「・・・てめぇが調査兵団やってる本当の理由はそれか?」


    ハンジ「・・・?え?」


    エルヴィン「勘弁しろよリヴァイ、腕を食われ心身共に疲れ切っていて可哀想だと思わないのか?」



    リヴァイ「・・・はっ、らしいな」


    これ以上言ってもなんの特もない、そう思ったリヴァイはそこで話を中断させた


    エルヴィン「・・・ところで、エレンとヒストリア・レイスは今どこに?」




    ハンジ「・・・あぁ、それに関しても進めているよ、まず二人を安全な場所に隠した、この混乱が鎮まるまで大人しくしてるよ」


    コニー「・・・」


    ピクシス「焦る出ないぞ、今世間は棒で引っ掻き回しした蜂の巣のようなもんじゃ、先程の巨人の正体の説も今はまだ広める段階に無い」


    エルヴィン「えぇ・・・もうしくじるわけにはいきません、クリスタを辿れば我々以上に巨人に詳しい組織を追及できます、エレンの能力を発揮できれば壁を奪還できます、今は何よりこの二人が重要だ、二人はどこに?」


    リヴァイ「お前が腕を食われて心身共に疲れ切っていて可哀想だと思ったから俺が色々決めたよ、俺の班の新しい編成もな、エレンには死に物狂いになれる環境が相応しい」
  430. 430 : : 2017/01/04(水) 04:21:49
    空き小屋


    ・・・やっと着いた


    ジャン「いくらなんでも人里から遠すぎだろ…、ほらサシャお前にはこれだ!」


    サシャ「何ですかこれ?っう!?重い!?」


    ジャン「中身は芋だ、お前の友達だろ」


    サシャ「な・・・なんの話ですかそれは?私はもう忘れました」


    ジャン「安心しろ、あの事件を忘れる事ができる奴なんて同期にいねぇから」


    アルミン「それにしてもどれもこれも高騰してたね、もしこの食糧が失ったら僕ら餓死しちゃうよ、ねぇ?エレン」



    エレン「あぁ・・・こんな小さい小屋に俺達を追いやった奴等を今すぐに叩きのめしてやりてぇ所だ…しかも随分と使われてねぇみたいだし…エレナが汚れたらどうするつもりんだよ・・・」


    エレナ「あはは…しょうがないよエレン…、ただでさえ狙われてるんだから…んしょっと」


    手をポキポキと鳴らしては首を鳴らすエレンにエレナはそう苦笑いしては馬車から荷物を持ち降りた


    アルミン「エレンは食糧とかよりもエレナの身について心配してるんだね・・・」


    エレン「あ?当たり前だろ、こんな迫っ苦しい所に俺達住むんだぞ?ジャンだとかジャンだとか一体何しでかすかわかったもんじゃねえ」


    ジャン「おい、なんで俺の名前を二回言ったよ、おい!?」


    エレン「あ?そんなの決まってんだろ、コニーに関してはまず性にすら興味がねぇんだぞ!?後アルミンについては・・・」


    アルミン「・・・なんで僕の所で考えるの」


    エレン「・・・アルミンは知らねえ、つまり後はお前だけなんだよ馬面!」


    ジャン「あぁ!?てめぇ!死に急サシャ「ちょっと馬面!ちゃんと手伝ってくださいよ!」


    ジャン「っ誰が馬面だ!?って、おい!引っ張んな!」


    ジャンはそう言いながら荷物を持ち小屋に引きずられていった


    エレナ「あ、あはは・・・相変わらずだね・・・」


    エレン「あいつ以外いねぇからな…」


    アルミン「・・・そういえばエレン」


    エレン「?なんだ?」


    アルミン「・・・あれから、ヒストリアとはなんかあったの?」


    エレナ「!そういえば・・・ヒストリアは・・・」


    エレン「・・・さぁな、あの時以来一回も会話なんかしてねぇよ」


    エレンはそう言い思い出していた、一週間前の前日の夜のヒストリアを

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    ヒストリア『絶対に・・・許さない・・・ッ』


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    アルミン「・・・そっか」


    エレナ「・・・大丈夫かな…」


    エレン「・・・さぁな…俺達に出来る事なんかなにもねぇよ」


    エレナ「・・・でmエレン「それよりほら、持ってやるよ」


    エレンはそう言い暗い表情をし俯こうとしていたエレナの手から荷物を取った


    エレナ「!え、ちょ、エレン!?」


    エレン「エレナはこんな重い荷物を持つ権利なんかねえからな」


    エレナ「っえ、エレン!い、意味わかんないよ~!?」


    そんな事を言いながら小屋の中に入って行くエレンにエレナは慌てて駆け寄り荷物を持とうとした


    エレン平気だよ!私持てるから!


    エレナにこんな重い荷物は似合わねえ、精々掃除がお似合いだな


    そ、そういう問題じゃなくて!エレン二個持ってるよ!?私も持たなきゃ!


    ・・・おい、イチャついてんじゃねえよ!!?


    っあぁ!?うるせぇな!!馬面!?


    っちょ、え、エレン喧嘩しちゃだめだよ!今荷物が!っさ、サシャ手伝ってよ~!?


    っぐ!!?え、エレナいきなり話しかけないでくださいよ!?芋が落ちちゃったじゃないですか!?


    ってめぇ!!?サシャなに食ってんだ~!!?


    っぎゃぁぁぁぁ!!?ギブですギブ!ギブ!!


    などと小屋の中は騒がしくなっている



    アルミン「・・・はぁ…」


    緊急なのにこの穏やかさ、そんな雰囲気にアルミンは溜息を吐くも苦笑いしながら小屋に入った



  431. 431 : : 2017/01/12(木) 18:10:40
    期待!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!期!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!待
  432. 432 : : 2017/04/29(土) 16:11:50
    期待です
  433. 433 : : 2017/04/29(土) 16:12:35
    放置しないで欲しいです(;ω;)
    続きが無茶苦茶気になります。!!
    超期待です。!
  434. 434 : : 2017/05/05(金) 21:53:26
    期待
  435. 435 : : 2017/06/10(土) 22:29:17
    期待
  436. 436 : : 2017/06/30(金) 23:11:32
    期待
  437. 437 : : 2017/09/07(木) 22:27:19
    3期のアニメが始まったらこれも再開するのかな?
  438. 438 : : 2017/09/23(土) 11:04:31
    期待してます!エレナがかわゆす( ´ ▽ ` )
  439. 439 : : 2017/09/24(日) 15:37:05
    やばい、エレエレに目覚めた!!
  440. 440 : : 2018/02/23(金) 00:31:31
    悪くない
  441. 441 : : 2018/05/12(土) 23:11:52
    めっちゃ面白いエレナ可愛すぎ!期待です!エレエレいいね
  442. 442 : : 2018/05/12(土) 23:13:36
    エレナ可愛すぎです!期待!放置しないで〜
  443. 443 : : 2018/08/28(火) 15:35:40
    早く投稿してくれ〜
  444. 444 : : 2018/11/24(土) 14:49:48
    期待です!!!
  445. 445 : : 2018/11/24(土) 14:50:35
    今見たけど最高!!!期待してマース
  446. 446 : : 2020/10/06(火) 13:08:20
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986
  447. 447 : : 2023/07/04(火) 14:22:59
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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