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ジャン「特殊訓練だって……?」

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  1. 1 : : 2015/12/25(金) 17:03:16
    パロっぽいなにか

    ちょこちょこNL要素あり(の予定です)

    モブがちょこちょこ登場します




    教官「これから貴様らには1週間特殊訓練をしてもらう!!アルレルト、前へ!!」


    アルミン「はい!!」


    教官「アルレルトの協力のにより開発された機械で、精神のみを特殊な空間……精神世界に送り込む。」




    コニー「まじかよ!アルミンすげーな!!」


    教官「スプリンガー……私語はつつしめ。」


    コニー「は、はい!!」




    教官「この精神世界に巨人は存在しない………ただし!巨人以外の命を脅かす存在はいるだろう。そこで貴様らには自らの役割を見極め、各々に与えられた任務を遂行してもらう。ここまでで何か質問はあるか?」


    マルコ「教官!!もし精神世界で死んでしまった場合はどうなりますか!!」


    教官「いい質問だボット。アルレルト説明してやれ。」


    アルミン「はい。まず、精神世界に入ると、体は眠ったような状態になるんだ。飲食については心配しなくていいよ。僕たちの訓練中は教官達が全力でサポートしてくれるからね。そして精神世界で死んでしまった場合は………普通に目が覚めるんだ。そこでその人の訓練はおしまい。ただし………」


    教官「評価は下がる。そして死の恐怖が残る。以上の事を踏まえて訓練にあたるように。」


    教官「そして、数人ずつの班に分かれてもらう。ちなみに班ごとに精神が送られる場所は全く違う。班の振り分けは既に私が行った。」
  2. 2 : : 2015/12/25(金) 17:11:19
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    1班


    ジャン「俺の班は………」




    アルミン「ジャン!」


    ジャン「あぁ、アルミンか……。」


    アルミン「僕らは1班だよ。」


    ジャン「他のメンバーは確か……クリスタ、ユミル、アニ、ベルトルト……だったか?」


    アルミン「うん。残念だったね。ミカサと同じ班じゃなくて。」


    ジャン「うるせぇ!」




    クリスタ「おーいみんなー!」


    アルミン「あ、クリスタ。」


    クリスタ「一緒の班だね。よろしくね。」


    ジャン「よろしくな。」


    ユミル「残念だったなぁ……ジャン、ミカサと同じ班じゃなくって。」


    ジャン「うるせぇ!」


    アルミン「あ、アニが来たよ。」


    アニ「……よろしく。」


    クリスタ「よろしくね、アニ!」


    アニ「……残念だったね、ジャン。ミカサと同じ班じゃなくってさ。」


    ジャン「うるせぇ!」


    ベルトルト「やぁ。」


    ユミル「よぉベルトルさん。」


    ベルトルト「ジャン………ミカサと同じ班じゃなかったね……。」


    ジャン「うるせぇ!なんっだよこれ!!やらなきゃいけない決まりでもあんのかよ!!!つーかそんなことはどうでもいいんだよ。いろいろ決めないとだろ。」


    クリスタ「なにを?」


    ジャン「班長とかだよ。どうする?」


    ユミル「はぁ?そんなん決めるまでもないだろうが。」


    アニ「一人しかいないよね。」


    ジャン「まさか……俺?」


    クリスタ「アルミンだよね!!」


    ジャン「………」


    アルミン「えっ、僕!?」


    ベルトルト「アルミン、機械の開発に関わってたんでしょ?」


    ユミル「どう考えてもアルミンしかいない。」


    アニ「あんたが一番詳しいだろうからさ。」


    アルミン「それもそうだね。僕は本当はジャンにお願いしようかと思ってたんだけど……」


    ジャン「!!俺か!?」


    アルミン「うん。結構向いてると思ったんだけど……今回はね、流石に僕の方がいいよね。」


    ジャン「まぁ、それはな。よろしく頼んだぜ。」


    アルミン「うん、じゃあ説明するね。」


    アルミン「さっき教官が言ってたんだけど、それぞれに役割が与えられるんだ。詳しい事はよくわからないんだけどね。そこまで僕に教えたらフェアじゃないし。」


    クリスタ「役割……?お姫様とか?」


    ユミル「お姫様ならクリスタだな。」


    クリスタ「そ、そんなことないよ!!」


    アニ「任務とは別のこと?」


    アルミン「そうみたい。役割は精神世界に入る前に自動で振り分けられるみたいだ。」


    ベルトルト「それは……何か適正的なものでなのかな。」


    アルミン「そうみたい。」





    教官「1班!まもなく訓練を開始する!!」


    1班『はっ!!』

  3. 3 : : 2015/12/25(金) 17:14:57
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    2班

    エレン「お、ミカサが一緒か。」


    ミカサ(エレンと一緒……!!!)


    ミカサ「知ってる人が一緒でよかった。」


    エレン「だよな。知らない人だと緊張しちゃうしな。他の奴は誰だろ…」


    ミカサ(正直エレン以外はどうでもいい。)


    数分後


    サシャ「よろしくお願いしますね!」


    コニー「ところでさ、訓練って何するんだ?」


    サシャ「精神世界で遊ぶんじゃありませんでしたか?」


    エレン「遊ぶんじゃねぇよ、巨人殺しまくるんだ。」




    ミカサ(やっぱりエレン以外はどうでもよくない!!誰かまともな人来て!)




    マルコ「やぁ、僕も2班だよ。」


    ライナー「俺もだ。よろしくな。」


    ミカサ「マルコ!ライナー!ありがとう!!!」


    マルコ「?」


    ライナー「俺たち何かしたか?」


    ミカサ「私一人ではとてもお馬鹿とおいもと死に急ぎを制御する事は不可能だった!!二人が同じ班でよかった!!」


    マルコ「コニーとサシャとエレンのことか……」


    ライナー「あの3人……訓練の事理解できてないな。」


    ミカサ「こういう時は大体アルミンがわかりやすく説明してくれるけど今は違う班だから。」


    マルコ「エレン、今回の訓練に巨人はいないんだよ。」


    ライナー「サシャ、遊ぶんじゃない。最悪死ぬかもしれないんだぞ。」


    エレン「なんだ……巨人いないのかよ。」


    サシャ「死ぬんですか!?ま、真面目に訓練します!!」


    コニー「ん?つまりどういう事だ?」


    ミカサ「多分あなたは直接見た方が早いと思う。」


    コニー「なぁ!ところで班長誰にする?」


    サシャ「やっぱりミカサですかね?」


    ミカサ「ライナーが班長、マルコが副班長。駄目?」


    ライナー「別に構わないぞ。」


    マルコ「頑張ってみるよ。」





    教官「2班!まもなく訓練を開始する!!」


    2班『はっ!!』



    1班 班長 アルミン、副班長 ジャン、班員ユミル、クリスタ、アニ、ベルトルト

    2班 班長 ライナー、副班長 マルコ、班員ミカサ、エレン、サシャ、コニー
  4. 4 : : 2015/12/25(金) 17:56:13
    教官「精神世界に行った後は服装も変わる。持ち物等も配布する。取り逃しのないように。」


    1班『はっ!!』


    教官「では行ってこい!!」



    キュイイィィィィィン



    ジャン(なんだこの音……機械が作動した音…?なんか………眠い……な。)


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    ジャン「ん?ここが、精神世界か……?」キョロキョロ


    ジャン「なっ、他の奴らがいねぇ!?」


    ジャン「落ち着け………とりあえず今わかることを整理してみよう。」


    ジャン「今俺は一人だ。周りは草………ここは草原か?道みたいなのもあるが……。服装は変わっているが馴染みのある普段着みたいな服だ。持ち物は……近くにバッグが落ちてる。これは俺のか?」ゴソゴソ


    ジャン「なんだこれ……平べったくてつるつるしてるな。機械か?」ポチ


    ジャン「なんだこれ?急に文字が浮かんで……ジャン・キルシュタインって出てきたな。ってことはバッグもこの機械も俺のって事でいいのか?ん?任務1って出てきた。」


    『任務1 アルミン・アルレルトとの合流』


    ジャン「アルミン……?近くにいるのか?」



    ウワアアァァァァ



    ジャン「今の………アルミンの声だ!!」
  5. 5 : : 2015/12/25(金) 19:53:35






    アルミン「や……やめて!!僕を食べたって美味しくないよぉ!!!」ジタバタ


    ジャン「アルミーン!!ってなんだそのデカいの!?」


    アルミン「ジャ、ジャン!!?」


    ジャン「待ってろ今助ける!!おいデカブツ!!アルミンを離しやがれ!!」


    アルミン「駄目だジャンそれ以上近づいたら………」



    ドラゴン「ぐおぉー!!」ファイヤー!!



    ジャン「ギャァァァァァッ!?」


    アルミン「このデカいのはドラゴンだから火を吹くんだよ!!」


    ジャン「それを先に言えー!!!」クロコゲ


    アルミン「ジャン大丈夫かい!?」


    ジャン「大丈夫じゃねぇよ……ってなんでここに!?さっきまでドラゴンに掴まれてただろ!」


    アルミン「君が火を吹かれてた間に隙をみて逃げたしてきたんだ。」


    ジャン「そうかよ。」


    アルミン「さぁ早く逃げよう!」



    スタコラ



    ジャン「はぁ……マジで焦った………」


    アルミン「助けてくれてありがとうジャン。」


    ジャン「俺なにもしてないだろ。」


    アルミン「でも君が来てくれなかったら間違いなく食べられてたよ。」


    ジャン「それも、そうか………。とはいえ、これで任務1を遂行したわけだ。」


    アルミン「え?そうなの?」


    ジャン「ん?任務見てないのか?」


    アルミン「見る………あっ、持ち物に何かあったんだね?」ゴソゴソ


    アルミン「あ、端末が出てきた。」


    ジャン「端末………?これ端末っていうのか?」


    アルミン「うん。これの開発にも関わっていたからね。」ポチ


    アルミン「あっ!僕の名前出てきた。」


    『任務1 ジャン・キルシュタインとの合流 完了』


    アルミン「へぇ、これが任務か………。じゃあジャンは僕との合流が任務1だったんだね。」


    ジャン「あぁ。ところでアルミン…………」


    アルミン「なに?」


    ジャン「お前…………」
  6. 6 : : 2015/12/25(金) 22:23:11






    ジャン「なんで女装してんだ?」


    アルミン「……………」


    アルミン「別に…………」


    アルミン「僕だって好きでこんな格好してないよっ!!」ベシン


    ジャン「落ち着け!端末を地面に叩きつけるな!!壊れるだろ!」


    アルミン「はぁ………君だって目が覚めたらその格好だったんだろ?」


    ジャン「まぁな。」


    アルミン「僕も起きたらこの格好だった。」


    ジャン「まじかよ。」


    アルミン「それに……」ゴソゴソ


    アルミン「こんなのもあったんだよ!!」




    『本日のヒロイン』




    ジャン「なんだそれ……たすき?」


    アルミン「そうだよ!目が覚めたら女の子の格好だった僕の気持ちがわかるか!?持ち物を確認したらこんなふざけた物が出てきた僕の気持ちがわかるか!?」ユッサユッサ


    ジャン「やめろ揺さぶるな!落ち着けって!!」


    アルミン「このことにキレてたらドラゴンに襲われたんだよ!!!」


    ジャン「まじかよ。」


    アルミン「はぁっ……はぁっ……」


    ジャン「と、とりあえず端末でも見て次の任務を確認しようぜ!!」


    アルミン「う、うん……ごめん。」


    ジャン「いや、いいって……お、自分のステータスの確認ができるみたいだぞ。」


    アルミン「え、本当?」


    ジャン「例えば俺は……旅人らしいぜ。」


    アルミン「へぇ……僕は………………………」


    ジャン「アルミン?」


    アルミン「あああああああ!!!!!」ベシン


    ジャン「やめろ端末を地面に叩きつけるな!!」


    アルミン「なんだよ旅人(ヒロイン)って!!!ふざけてるのか!?僕は男なんだぞ!!!」


    ジャン「落ち着けって!! 」


    アルミン「ヒロインならクリスタがいるじゃないか!!!ていうかどう考えても僕よりクリスタの方がいいだろ!?」


    ジャン「そうだよな!!そうだよな!!」


    アルミン「はぁっ……はぁっ………」


    ジャン「……落ち着いたか?」


    アルミン「ごめん………僕は冷静じゃなかった。」


    ジャン「あぁ冷静じゃなかった。」


    アルミン「こんな事してる場合じゃないのに、早く他の班員と合流しなくちゃ。」


    ジャン「そうだな。なぁアルミン。もしかして“旅人”ってのが俺たちに振り分けられた役割なのか?」


    アルミン「そう………だと思う。」


    ジャン「じゃあ旅をすればいいのか?」


    アルミン「それはわからない。……あっ、次の任務ってなんだろう。」


    ジャン「確認してみる。」



    『任務2 ムニアール城下町への到達』



    ジャン「ムニアール……?」


    アルミン「あそこに見える町じゃないかな?」


    ジャン「あぁ……あれか。今はおそらく正午くらいだろうから、夕暮れまでには着くはずだな。」


    アルミン「じゃあ早速行こうか。」


    ジャン「いやその前に端末をもっと確認したい。」


    アルミン「持ち物も確認しとかなくちゃだね。」


  7. 7 : : 2015/12/25(金) 22:43:14


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ジャン・キルシュタインのステータス

    職業:旅人

    体力:7

    攻撃力:8

    耐久力:6

    知力:7

    協調性:3

    煽り耐性:2



    服装:普通のシャツ、普通のベスト、普通のズボン、黒い靴、普通の鞄
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    アルミン「へぇーなかなかの高ステータスだね。でもなんで服装のところが普通ばっかりなの?」

    ジャン「俺に聞くなよ……」

    アルミン「えーと…僕のは」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    アルミン・アルレルトのステータス

    職業:旅人(ヒロイン)

    体力:4

    攻撃力:3

    耐久力:3

    知力:10

    協調性:10

    ヒロイン度:10


    服装:普通のシャツ、普通のスカート、普通のサンダル、革のポシェット
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    アルミン「 」


    ジャン「……下3つだけすげぇ高いな。」


    アルミン「なに?ヒロイン度って。」


    ジャン「俺に聞くな。ていうか、俺の煽り耐性とアルミンのヒロイン度は固有ステータスって事か?」


    アルミン「そうみたいだね。そしてあいかわらず服装のところは普通だらけだ。」


    ジャン「でもよ!総合値は俺より高いぜ!!だから機嫌直せよ!な!」


    アルミン「別に機嫌を悪くしたわけじゃないよ……ただ悲しくなっただけだ。それよりも、僕は攻撃力と耐久力について気になる。なんだかまるで……」


    ジャン「これから戦いがあるみたい、か?」


    アルミン「うん。でももしそうなったら僕はものすごく足手まといになってしまうね。」


    ジャン「まぁ、戦闘が無いことを祈ろうぜ。」


    アルミン「そうだね…………ねぇジャン。普通の任務の他に、特殊任務が2種類あるみたい。」


    ジャン「特殊任務?」


    アルミン「うん。1つは達成しなくてもいい任務。つまり寄り道程度の簡単なものだ。もう一つは………この訓練の最終的な目的だ。」


    ジャン「最終的な目的……?」


    アルミン「どうやら、この任務を達成すれば訓練は合格のようだよ。つまり………」


    ジャン「1週間経つ前に訓練終了って事か?」


    アルミン「うん、おそらくね。」


    ジャン「いったいどんな内容なんだよ………」


    アルミン「これは…………」
  8. 8 : : 2015/12/26(土) 07:20:54




    『最終目標:精神世界を平和にする』




    ジャン「はぁ?なんだよこの曖昧な目標はよぉ………」


    アルミン「この世界は平和じゃないって事………?」


    ジャン「さっきのドラゴンみたいなのがのさばってるってのか?」


    アルミン「わからない………情報が少なすぎる。」


    ジャン「これについては町で聞くしかねーな。」


    アルミン「そうだね。次は持ち物の確認だ。」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ジャンの持ち物(鞄の中)

    端末、水筒、非常食3食分

    アルミンの持ち物(鞄の中)

    端末、水筒、非常食3食分、ハンカチ、ちり紙、手鏡、本日のヒロインたすき

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    アルミン「なんかジャンの荷物少なくない?」


    ジャン「アルミンこそなんだよその荷物。女子かよ。」


    アルミン「…………なに?」


    ジャン「…………なんでもない。」


    アルミン「というかこの世界で飲食は必要だったんだね。」


    ジャン「気持ち的な問題かもな。」








    アルミン「そろそろ確認はいいかな。」


    ジャン「だな。じゃあ行くぞ。」


    アルミン「うん。他のみんなは大丈夫かなぁ………。」


    ジャン「大丈夫な事を祈ろう。」
  9. 9 : : 2015/12/26(土) 08:05:05
    〜同日 ????〜


    クリスタ「うん……?ここは…………もう精神世界なのかな。あ、服が変わってる。ドレスかな?」


    クリスタ「………」キョロキョロ


    クリスタ「他のみんなは?」


    クリスタ「…………と、とりあえず、今わかることを確認しなくちゃ!」




    クリスタ「ここは………どこかの建物の中の部屋ね。家具はかなり高価なものみたい。そして私はベッドの上にいた。私の服も高価なものみたい。肌触りがいいしね。………教官が言ってた配布する物ってどこにあるんだろう。」キョロキョロ


    クリスタ「もっとよく探してみないと………………あっ、枕の下に平べったくてツルツルの……機械かな?ボタンついてる。」ポチ


    クリスタ「あっ!光った!」



    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    クリスタ・レンズのステータス


    職業:お姫様

    体力:4

    攻撃力:5

    耐久力:3

    知力:5

    協調性:10

    天使度:10


    服装:綺麗なドレス、可愛い靴


    クリスタの持ち物

    端末

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    クリスタ「これ………私のステータス?私お姫様なの?……あ、他にもある。」




    『任務1 城からの脱出』



    クリスタ「お城から脱出するのが私の任務?てことはここはお城なのね。でもどうすれば………」



    コンコン



    クリスタ(誰か来た!!)
  10. 10 : : 2015/12/26(土) 09:54:32
    クリスタ「ど、どうぞ。」



    ガチャリ
















    ユミル「クリスタ!」


    クリスタ「ユ、ユミル!?」


    ユミル「やっと合流できた……」


    クリスタ「ねぇユミル、ここはどこなの?私さっぱりわからなくて………」


    ユミル「まぁまぁ、私にわかることは説明するから聞いてな。」






    ユミル「私も目が覚めたらこの城の中だった。詳しいことはわからない。ただ、近くに端末が落ちてた。」


    クリスタ「タンマツ?」


    ユミル「この機械のことだよ。持ち物欄に“端末”しかなかったからすぐにわかった。」


    クリスタ「そういえばそうだったかも。」


    ユミル「あぁ、それでいろいろ確認してたら任務を見つけてな。『任務1 クリスタ・レンズとの合流』って出てたわけよ。」


    クリスタ「ねぇ待って。私の任務はユミルとの合流じゃないの。この城からの脱出なんだよ。」


    ユミル「………なるほど。人によって任務が違うのか。……………あぁ、新しい任務がきてる。『任務2 この城からの脱出』か。」


    クリスタ「じゃあ一緒に脱出しようよ!!」


    ユミル「当たり前だ。ただ少し時間がかかるな。」


    クリスタ「え?どうして?」


    ユミル「今のクリスタは姫だろ?この城の……この国の。簡単に抜け出せるわけがない。」


    クリスタ「そ、そっか。ねぇユミルの職業ってもしかして………」


    ユミル「あぁ、メイドさんだよ。性格には使用人だけど。」


    クリスタ「やっぱり!メイドさんの服着てるもんね!ねぇユミル、お互いのステータスの確認をしておかない?私のはこんな感じだよ。」


    ユミル「天使度…………さすがクリスタ!!私のはこんな感じだよ。」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ユミルのステータス


    職業:メイド

    体力:6

    攻撃力:7

    耐久力:6

    知力:6

    協調性:3

    かっこよさ:9


    服装:メイド服、黒い靴


    ユミルの持ち物

    端末

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    クリスタ「あれ?天使度はないの?」


    ユミル「どうやら固有ステータスみたいだな。」


    クリスタ「でもかっこよさが9ってすごいね!!」


    ユミル「まぁな。じゃあ私はいろいろ用意するものがあるから、クリスタはこの部屋にあるもので、何か使えそうなものがあったら用意しといてくれ。」


    クリスタ「うんわかった!」
  11. 11 : : 2015/12/26(土) 10:00:51
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    クリスタ「この部屋にあるもので使えそうなものは………」


    手鏡、ハンカチ、手帳、蝋燭


    クリスタ「………ろくなものがないよ………」




    ユミル「クリスタ、どうだ?」


    クリスタ「あ、ユミル…あ、この部屋には使えそうなものあまり無いみたい。」


    ユミル「まぁ…あ、高価なものはあっても使えそうなものは無いだろうとは思ってたよ。でも蝋燭とかは役に立つかもしれないぞ?」


    クリスタ「そうだね。蝋燭は私もおもった。ユミルは何持ってきたの?」


    ユミル「私はまず服、鞄。あとは飲み物と食べ物だ。」


    クリスタ「食べ物っているの?」


    ユミル「わたしはお腹空いたんだけどな。」


    クリスタ「言われてみれば……。」


    ユミル「じゃあさっさと準備するぞ。」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    クリスタの服装

    質素なワンピース、黒い靴、フード付きマント、白いポシェット

    持ち物
    端末、水筒、ご飯、手鏡、ハンカチ、手帳


    ユミルの服装

    普通のトレーナー、黒いズボン、普通の靴、ナップサック

    持ち物
    端末、水筒、ご飯、蝋燭、サバイバルナイフ

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    クリスタ「ユミル……?なんでナイフを持っていくの?」


    ユミル「護身用にだよ。何があるかわかんないしな。」


    クリスタ「………使わないといいね。」


    ユミル「そうだな………ほらそろそろ行こう。厨房の裏口から外に出られる。フード被っとけよ。」


    クリスタ「う、うん!!」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    クリスタ「なんだかあっさりと抜け出せちゃったね!」


    ユミル「気を抜くなよ?ここはまだ城に近いんだから。さっさと隣町にでも行こう。」


    クリスタ「……待ってユミル。少しこの町に留まらない?」


    ユミル「はぁ?なんでだよ。」


    クリスタ「ほら、灯台下暗しって言うじゃない。この町にいた方が見つからないかもしれないよ?」


    ユミル「うーん、でもなぁ………国民にクリスタの顔がわかってなきゃいけるけどさ……。」


    クリスタ「大丈夫だよ!それにアルミンたちとも合流しなくちゃいけないし!」


    ユミル「あぁー………すっかり忘れてた。ていうか合流する必要あるか?」


    クリスタ「うん………見てユミル。」



    『任務2 アルミン・アルレルトとの合流』



    ユミル「まじかよ。じゃあ私は………」



    『任務3 ジャン・キルシュタインとの合流』



    ユミル「……なるほどね。」


    クリスタ「もしかしたら近くに2人がいるのかも!!町の人に聞いてみようよ!!」


    ユミル「いや、クリスタ。お前は宿屋で留守番だ。」


    クリスタ「えぇ!?なんで?」


    ユミル「町の人にクリスタの顔がわからないって保証はないんだ。」


    クリスタ「う、うん………わかった………。」
  12. 12 : : 2015/12/26(土) 10:02:25
    〜宿屋〜


    ユミル「オッサン。2人で宿泊だ。」


    オッサン「はいよ。」





    〜ユミル&クリスタの部屋〜





    ユミル「じゃあ待っててくれよ。クリスタ。」


    クリスタ「うん。ユミル気をつけてね。」



    〜町〜

    ユミル「さてと、情報収集するか。」
  13. 13 : : 2015/12/26(土) 17:25:48
    〜同日 草原〜


    アルミン「はぁっ……はぁっ………」


    ジャン「おい……大丈夫か?」


    アルミン「なんだこれ……。ただ歩いてるだけなのに……すごく疲れるんだ。」


    ジャン「あぁヒロイン補正か……」


    アルミン「え?なんか言った?」


    ジャン「言ってない………言ってないぜ!!」


    アルミン「そう………ならいいんだけど。」ゼェゼェ


    ジャン「………町に着いたらすぐ宿をとるか。」


    アルミン「え?いいよ別に………ほらみんなの情報も集めないとだしさ!!」


    ジャン「それは俺がやっとく。アルミンは休んどけ。」


    アルミン「でも………」


    ジャン「体力のある俺が動いて体力のないアルミンが休む、なにかおかしいか?」


    アルミン「………いいや。でも、意外だなぁ。」


    ジャン「何がだよ。」


    アルミン「人に気遣いできるんだなぁ……って。ジャンって自分の事だけ考えて行動してるのかと思ってたよ。」


    ジャン「なに言ってんだ。お前がこっちの世界で死んだりしたら連帯責任で俺まで減点されるだろーが。だから無理はすんなよ。」


    アルミン「ふぅーん………」


    ジャン「………なんだよ。」


    アルミン「まぁそれをどう捉えるかは人それぞれだし、僕はジャンの言動を君なりの優しさと捉えるとするよ。」


    ジャン「ハッ!……勝手に思い込んでろよ。………さっさと行くぞ。」






    〜ムニアール城下町〜


    ジャン「もう夕方だな。」


    アルミン「想定していた通りの時間帯だね。」


    ジャン「ほら、宿取りに行くぞ。」




    〜宿屋〜


    ジャン「オッサン。2人で宿泊だ。」


    オッサン「はいよ。」




    〜ジャンとアルミンの部屋〜


    アルミン「…………大変だよジャン。」


    ジャン「………そうか?」


    アルミン「何かのお約束のようにベッドが1つしかないよ。」


    ジャン「別にいいじゃねぇか。」


    アルミン「これは絶対『“アンタこれ以上こっち寄らないでよね!”“……そっちこそ、ヒンソーな身体密着させてくんなよな。”“なんですって!?”』的な展開がくるよ。」


    ジャン「こねーだろ。アルミンお前俺と密着すんのそんなに嫌か?」


    アルミン「いや別に。」


    ジャン「だよな。ならねーよ絶対。」


    アルミン「そういえば聞きたいんだけど……ここに泊まるためのお金はどうしたの?」


    ジャン「実はな……町の外に落ちてた金貨を1枚拾った。」


    アルミン「えぇ!?駄目だよ憲兵に届けなきゃ!!」


    ジャン「憲兵はこの世界にいないだろうが。」


    アルミン「それもそうだね。あ、そうだジャン。お金がまだ余ってるなら僕の服買ってきてよ!流石にずっとスカートは嫌だ!」


    ジャン「買う時間あったらな。」


    アルミン「うん。お願いね。」


    ジャン「じゃあ俺は町で聞き込みしてくるからアルミンは宿で休んでろよ。」


    アルミン「うん………。ありがとうね、ジャン。」






    アルミン「じゃあ僕はお言葉に甘えて少し眠っておこうかな……。」
  14. 14 : : 2015/12/26(土) 19:06:48
    〜町の中〜


    ジャン「おいそこのアンタ。」


    モブ「なに?」


    ジャン「俺と同い年くらいの奴らを知らないか?特徴は…………」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ジャン「なかなか情報が集まらねぇ。」


    ジャン「おいそこのオッサン。人を探してるんだが………」


    オッサン「あんたの探し人なんてどうでもいい!今大事件が起こってんだ!!」


    ジャン「事件……?」


    オッサン「あぁ、この国の姫様が消えちまったんだよ!!」


    ジャン「姫………?それってどんな人だ?」


    オッサン「金髪碧眼の美少女だよ!!」


    ジャン(金髪碧眼……まさかそれって………)


    ジャン「なぁオッサン。姫様の名前はなんていうんだ?」


    オッサン「クリスタ様だよ!!」


    ジャン「!!」


    オッサン「ん?どうかしたか?」


    ジャン「いや………なんでもねぇ。」


    ジャン(クリスタの情報をやっと手にすることができた!!どうする……アルミンのところへ一旦戻るか?それともまだ情報を集めるべきか……。)










    ユミル「おい。」


    ジャン「!?」


    ユミル「やっと会えたな。」


    ジャン「ユ、ユミル!!」


    ユミル「なんだあのちっこいのは一緒じゃないのか。」


    ジャン「アルミンのことか………?アルミンなら宿屋にいる。」


    ユミル「宿屋!?………ちょうどいい。私らもそこで一泊するんだよ。」


    ジャン「本当か!!……ん?私らってことはクリスタも……」


    ユミル「馬鹿、その名前をここで出すな!!」


    ジャン「す、すまない。」


    ユミル「とにかく、宿屋に行くぞ。」
  15. 15 : : 2015/12/27(日) 09:59:10
    〜宿屋〜


    ジャン「おいアルミン起きろ!!」


    アルミン「うん……?…ジャン、おはよう。」


    ジャン「ユミルとクリスタを見つけた。」


    アルミン「…………えぇ!?ど、どこに!?」


    ジャン「………隣の部屋だ。」


    アルミン「隣!?全然気が付かなかった………。」


    ジャン「ほら、隣に行くぞ。」


    〜クリスタとユミルの部屋〜


    アルミン「2人とも!!!!」


    クリスタ「アルミン!!……………?」


    ユミル「は?………なんだよそれ………」


    アルミン「え?」


    ジャン「…………………あぁ。」


    アルミン「え、なに?……え?」


    ジャン「アルミンの今の格好………見てみろよ。」


    アルミン「……………………あ。」


    ユミル「なんで女装してんだよwww」


    クリスタ「ちょ、ちょっとユミル!笑っちゃだめだよ!!」


    アルミン「う……………うわぁぁぁぁぁぁぁー!!!」ダッ


    ジャン「アルミン!?おいどこに行くんだよ!!」


    クリスタ「ほら!ユミルのせいでどこかに行っちゃったよ!!!」


    ユミル「はぁ?私のせいかよ………そもそもあんな格好してるアルミンが悪くないか?」


    ジャン「目覚めたらあの格好だったんだよ。」


    ユミル「なんだよそれw」


    クリスタ「ユミル笑っちゃだめだよ!ユミルだって最初はメイドさんの格好してたじゃない!!」


    ジャン「お前がメイドかよ……w」


    ユミル「クリスタなんで言うんだよ!!」


    クリスタ「ジャンも笑っちゃだめ!」


    ユミル「いやこれはクリスタが余計な事言ったからだろ。」


    クリスタ「ユミルの職業がメイドさんだったんだよ。」


    ユミル「正しくは使用人だけどな。」


    ジャン「クリスタが姫様でユミルがメイド……って事は2人とも城にいたのか?」


    ユミル「まぁね。そうだ、情報交換をしないと……」


    クリスタ「違うでしょユミル、先にアルミンに謝りに行くんでしょ。」


    ユミル「ったく……しょうがないなぁ……」


    ジャン「おい、あれ以上余計な事言うなよ?最初あいつめちゃくちゃ荒れてたから。本人も気にしてんだよ。つーか落ち着かせるのが大変。」


    ユミル「わかったって。」


    クリスタ「隣の部屋にいるかな?」


    ユミル「おっとクリスタ、お前はここで留守番な?」


    クリスタ「また?」


    ユミル「お前はこの国の姫様だぞ。」


    ジャン「何言ってんだ、俺も行かないぞ。」


    ユミル「………なんだよ。私1人で行けってか。」


    ジャン「謝るのに何人も必要か?」


    ユミル「はいはい、行けばいいんだろ行けば。」ガチャ















    ユミル「どうせ隣の部屋にでも………いないか。」





    ユミル「おいオッサン。」


    オッサン「なんだい?」


    ユミル「ここを金髪碧眼で髪の毛はそんなに長くない奴通らなかったか?」


    オッサン「あぁ、アンタの隣の部屋にいる子か。その子なら宿屋を出ていったよ。」


    ユミル「まじかよ………ありがとうオッサン。」





    〜クリスタとユミルの部屋〜


    ユミル「おい、アルミン宿屋から出ていっちまったんだと。」


    クリスタ「えぇ!?」


    ジャン「仕方ねぇ……探しに行くか。」


    クリスタ「うん!せっかく会えたのに別行動はよくないよね!」


    ユミル「クリスタは………フード被っとけよ。」


    クリスタ「うん!」

  16. 16 : : 2015/12/28(月) 08:26:13
    〜服屋前〜


    ジャン「そういえばアルミン、服欲しいって言ってたな。買っといてやるか。」


    〜町中〜


    ユミル「いねぇな………」


    クリスタ「どこにいるんだろう………」




    ガヤガヤ



    ユミル「……なんかあっちの方が騒がしいな。」


    クリスタ「行ってみようか。」










    ユミル「これはなんの騒ぎだ?」


    モブ「少し前に魔物の大群が現れたんだ。」


    クリスタ「魔物!?」


    モブ「それでな、町の外にいた奴らを何人か連れ去ってしまったんだ。」


    ユミル「……まさか…………」


    クリスタ「アルミン………」


    モブ「しかも連れ去られた人達は全員金髪碧眼の女の子だったんだよ。」


    ユミル「魔物はどこに行ったんだ?」


    モブ「町の南西にある洞窟らしい。」


    ユミル「………わかった。教えてくれてありがとな。」










    ジャン「アルミン見つかったか?」


    ユミル「それが……多分連れ去られた。」


    ジャン「は!?」


    クリスタ「ユミル、アルミンは女の子じゃないよ!!だからまだこの辺にいるよ!」


    ジャン「おいどういう事だよ。」


    ユミル「少し前に魔物の大群がこの町に来て『金髪碧眼の女の子』を連れ去ったんだと。」


    ジャン「じゃあまさかアルミンは……」


    クリスタ「でもアルミンは男の子だよ?」


    ユミル「あんな格好じゃ男だなんて思わないだろ。」


    ジャン「あの格好のアルミンはどう見たって………」


    クリスタ「金髪碧眼の美少女………?」


    ユミル「だよな。」


    ジャン「なぁ………その魔物はどこに行っちまったんだ?」


    ユミル「町の南西にある洞窟らしいってさ。」


    クリスタ「じゃあ早くいこうよ!」


    ユミル「早まるなクリスタ。どうやって魔物からアルミンを救出する気だ?」


    クリスタ「うーんそれは……」


    ジャン「とりあえず武器か何かを用意しておきたいな。」


    クリスタ「戦うの……?」


    ユミル「最悪の場合な………、ちなみに私はサバイバルナイフを持ってる。」


    クリスタ「そういえば持ってたね。」


    ジャン「じゃあ俺とクリスタの分の武器を用意しないとだな。」


    ユミル「おい待て、クリスタに戦わせる気か?」


    ジャン「護身用だよ。クリスタが丸腰で魔物に襲われたらどうするんだ。」


    ユミル「………わかった。じゃあこのナイフはクリスタに渡しとく。私とジャンの武器を用意しよう。」


    クリスタ「うん、わかった!」


    〜武器屋〜


    ジャン「無難に剣とかでいいか…………」


    ユミル「私は……ダガーかな。………2つで。」


    クリスタ「へぇ………かっこいいね、2つ同時に使うの?」


    ユミル「まぁな。………じゃあもっとかっこよく逆手持ちにでもしてみるか!」


    ジャン「遊んでんなよ………」


    武器屋「なぁそこのフードの嬢ちゃん、こっちの杖なんてどうだい?」


    クリスタ「杖………?」


    武器屋「嬢ちゃんは魔法の素質がありそうだからね。」


    クリスタ「魔法………。」


    ジャン「どうする?杖買うか?」


    クリスタ「………ちょっと気になるかも。」


    ユミル(魔法なんてイマイチ信用出来ないけどなぁ………)


    ジャン「じゃあ買っとくか。オッサン、杖もくれ。」











    ジャン「よし、これで準備は出来たか?」


    クリスタ「うん!バッチリだよ!!」


    ユミル「でも今町を出るとアルミン救出頃には朝になってるかもな。」


    クリスタ「早く行かないとアルミンがかわいそうだよ。」


    ジャン「ほら、行くぞ。」
  17. 17 : : 2015/12/28(月) 18:17:21
    〜同日 洞窟奥〜


    アルミン「う…………ん?どこだ……ここ………」


    アルミン「あぁ……魔物に連れてこられたのか。………縄で縛られてる。身動きが取れないな。」


    アルミン「一体なんで僕なんかが………とりあえず状況を確認しなくちゃ。」


    アルミン「薄暗いけど灯りが用意されていて真っ暗じゃない………壁の感じを見るとここは洞窟………?周りには僕以外にも人がいる。……ここにいる全員が金髪に碧眼の女性だ。まさか僕は女性に間違われて連れてこられたのか?……しょうがないか、こんな格好だしね。」


    アルミン「すみません。」


    モブ子「………なんです?」


    アルミン「どうしてここにいるかわかりますか?」


    モブ子「魔物に連れてこられたからでしょう?」


    アルミン「その理由です。何か心当たりはありますか?」


    モブ子「さぁ特には………あ。」


    アルミン「どうかしましたか?」


    モブ子「そういえば今日、お城から姫様が脱走したそうなんです。姫様ももしかしたらここにいるかも……。」


    アルミン「……そのお姫様も金髪で碧眼なんですか?」


    モブ子「えぇ。」


    アルミン(もしかしたら……魔物の狙いはそのお姫様なのかもしれない………。でもお姫様の顔がわからなかったから、金髪で碧眼という特徴に当てはまる女性を攫ってきたんだ。)


    アルミン(だとしたら魔物たちはなぜお姫様を攫おうと考えたんだ……?)







    〜2日目 洞窟前〜


    クリスタ「やっと……着いたね。」


    ユミル「もう2日目になってるな。」


    ジャン「まだ夜は明けてないがな。………準備はいいか?」


    クリスタ「うん!」


    ユミル「クリスタ、魔物と戦うのは極力避けるんだぞ?」


    クリスタ「もう……そんなに心配しなくてもいいのに!」


    ジャン「………よし、行くぞ。」



  18. 18 : : 2015/12/29(火) 09:58:51
    〜洞窟〜


    魔物「見張りなんて面倒くさいなー。あぁ寝たい。」


    ジャン「……………じゃあ眠ってろ。」ザシュッ


    魔物「は………………え?」バタリ


    ユミル「大したことねーな。」


    クリスタ「魔物さん……死んじゃったのかな?」


    ユミル「さぁな。ほら、先へ進もう。」









    ジャン「………魔物だらけだな。」


    ユミル「アルミンどころか他の奴らもいやしねぇ。」


    クリスタ「あ!ねぇねぇ、こっちに通路があるよ!」


    ユミル「よし、そっちに行ってみるか。」



    〜洞窟奥〜


    魔物「おいお前たち、立て。」


    アルミン「!?………一体なぜ………」


    魔物「人間が来たからな。別の場所に移動だ。」



    アルミン(人間………もしかしてジャンたちの事なのか……?だったらここから移動すれば合流が難しくなる。)


    アルミン「いやだ!絶対ここを動かないぞ!!」


    魔物「何言ってんだほら、歩けよ!!」グイグイ


    アルミン「くっ………!」









    クリスタ「待てー!!!!」


    アルミン「ク、クリスタ!?」
  19. 19 : : 2015/12/29(火) 10:01:31

    魔物「クリスタ………だと?」


    ユミル「おい、静かにしてろクリスタ。」


    クリスタ「………ごめん。アルミン!私たちが来たからもう大丈夫だよ!!」


    魔物「なるほど…………お前がクリスタか………。」


    クリスタ「そうだよ!」


    ジャン「喋ってないでアルミン助けるぞ!」


    アルミン(なんだ……?魔物の様子が………)



    モブ子「クリスタ……様。」


    アルミン「クリスタ様?……………まさかっ!?」


    クリスタ「さぁかかってきなさい魔物さん!!」


    アルミン「逃げろクリスタ!!魔物の狙いは君だ!!!」


    アルミン(まさかクリスタがお姫様だったなんて……!!)


    クリスタ「え………?」


    魔物「まさか姫様自らここに来てくれるとは………1人ずつ調べる手間が省けた。」


    クリスタ「なに………どういうこと?」


    ジャン「………そういうことか。」


    ユミル「クリスタ逃げろ!!」


    クリスタ「待って、アルミンの縄を解かなきゃ………」


    魔物A「おっと、逃がさないぞ姫様ぁ!!」


    魔物B「ちょっとくらい怪我させても問題ないよな………」


    魔物C「逃がすよりましだ!!最悪死んでもいい!」


    クリスタ「い、いやっ………」


    魔物A「お前らにやられた仲間もいたみたいだからな………くらえ!!」



    ドスッ



    クリスタ「あ………………」
  20. 20 : : 2015/12/30(水) 08:47:16
    アルミン「が………はっ……!」





    クリスタ「アルミン!!!」





    ジャン「っ……!この野郎!!」ザシュッ


    魔物A「ぐあぁー!!」


    ユミル「チッ!!」ドスッ


    魔物B「あぐっ………」





    クリスタ「あ…………アルミン………お腹から………血が。」


    アルミン「クリスタ…………だい、じょ………ぶ?」


    クリスタ「……なんでここまでするの………?」


    アルミン「この訓練に………君は、必要不可欠だ。そんな気が、する。」


    クリスタ「それだけで………?」


    アルミン「大丈夫………本当に、死ぬわけじゃない……か、ら。………先に向こうで待ってるね。」


    クリスタ「そんな!いやだよアルミン………!!」














    ユミル「はぁ………全部やったか?」


    ジャン「ここにいたのは全部な。…………アルミン!しっかりしろよ!!」


    アルミン「はぁっ……はぁっ……やだなぁ………本当に死ぬわけじゃないんだからっ………そんな、顔しないでよ………」


    ユミル「なに言ってんだよアルミン。お前は私ら1班の班長だろ?しっかりしろ!」


    クリスタ「いやだよ………なんで私なんかのために………」


    アルミン「そんなこと言わないでよ……。せっかく助けたのに……そんなこと言わないで。」


    クリスタ「いや……………いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」



    カッ



    ユミル「なんだ!?まぶしっ…………」


    ジャン「なんっだよこれ……」














    アルミン「うぅ…………ん………?」


    クリスタ「うっうっ…………ヒック」グスン


    アルミン「あれ………?痛くない?」


    ジャン「アルミン!?大丈夫なのか!!」


    アルミン「うん平気みたい………傷が……無くなっている。」


    ユミル「なんだったんだよ今のは………クリスタたちの方から………」


    アルミン「今の………光のおかげなのかな。」


    クリスタ「アルミン………平気なの?」


    アルミン「うん。」
  21. 21 : : 2015/12/31(木) 17:10:16



    ジャン「おい!魔物たちが来るぞ!」


    ユミル「逃げられるか?」


    アルミン「いや無理だ。ここは洞窟の最深部だから逃げても魔物たちと遭遇する。」


    クリスタ「じゃあ、戦うしかないの?」


    アルミン「ここから出るには…………ね!」


    ユミル「魔物は私らで殺る。アルミンはクリスタを守っとけ。」


    アルミン「言われなくても!!」


    クリスタ「アルミン………これ。」


    アルミン「………ナイフ?……わかった!やるだけやるさ!」











    魔物「ドゴラン様、こっちです!!」




    アルミン「ドゴラン………様?」


    ジャン「なんかやばいのが来ちまったのか………?」


    ユミル「気をつけろ、すごい殺気を感じる。」


    クリスタ「……」ゴクリ




    ズシン…ズシン…




    ジャン「来るぞ!!」







    ドゴラン「グオォ………」



    アルミン「!あれ僕を襲ったドラゴンじゃないか!!」


    ジャン「……てことは………お前ら!奴の正面には行くな!!」


    ユミル「なんか知らねぇがわかった!!」


    アルミン「クリスタ、ドラゴンはジャンとユミルに任せて僕らは雑魚を倒そう!」


    クリスタ「うん!」
  22. 22 : : 2016/01/02(土) 08:20:36
    アルミン(一体さっきの光はなんだったんだろう……もしかして魔物たちがクリスタを狙った理由と関係あるのか?)


    クリスタ「アルミンどうしたの?」


    アルミン「いや……クリスタ、さっきの光はなに?君の方から出てたけど……」


    クリスタ「私にもわからない。……ねぇアルミン、どうして私が狙われてるってわかるの?」


    アルミン「………ただの勘だよ。それよりも戦いに集中しよう。………僕の力で魔物を倒せるかはわからないけどね!」ザクッ


    魔物D「チッ………ふん、浅いな。」ドンッ


    アルミン「くっ………」


    クリスタ「大丈夫!?」


    アルミン「うん、大したことはない………よ!」グサッ


    魔物D「うわぁぁぁー!!」バタン


    アルミン「や………やった!!」


    魔物F「……隙あり!」


    クリスタ「……!アルミン危ない!!」ポカポカ


    魔物F「ふん!そんなの効かないぜ!」ドンッ


    クリスタ「きゃっ………」ヨロ…




    ユミル「おい何やってんだアルミン!クリスタを守れよ!!」


    アルミン「ご、ごめん!!」


    アルミン(クリスタが持っているのは杖だ、攻撃力は無い。杖………………まさか、さっきの光は…………魔法?だとしたら説明がつく。あれは傷を癒す魔法なのかもしれない。)


    アルミン「クリスタ………さっきの光出せる?」


    クリスタ「え………?あれは私の意思で出したわけじゃ……」


    アルミン「あの力があれば、僕らは誰ひとり欠けることなくこの窮地を切り抜ける事が出来るかもしれない。」


    クリスタ「………出来るかな?」


    アルミン「別に今すぐとは言ってないよ。ただ………」


    魔物F「いつまでお喋りしてるつもりだ!」


    アルミン「このっ……!」グサッ


    魔物F「ぐぅ……!」バタン


    アルミン「はぁ………はぁ………敵が多すぎる。ジャンたちは大丈夫かな………」
  23. 23 : : 2016/01/03(日) 20:00:49









    ドゴラン「グオォー!!」ゴォー


    ユミル「うわっ!?……火を吹けるのか!?」


    ジャン「そうだ、気をつけろよ。」


    ユミル「チッ、面倒だ……な!」カキィン


    ジャン「くらえ!!」カキィン


    ユミル「き、効いてない………」


    ジャン「俺たちじゃ……勝てないってのか?」


    ドゴラン「………所詮人間は我ら魔族に勝つ事は出来ないのだ。」


    ジャン「は!?喋れんのかよ!」


    ドゴラン「少々予定は狂ったが、姫を魔王のもとに連れていかなければ。………まさかこれほどまでに覚醒が早いとは………」


    ジャン「覚醒……?なんだそりゃ……。」


    ドゴラン「貴様に話す事はない。」バァンッ


    ユミル「ぐぅ……」


    ジャン「クソッ…………!」









    クリスタ「どうしよう、ユミルたちが…………」


    アルミン「このままだと負けちゃうね…………クリスタ、聞いてくれ。」


    クリスタ「なぁに?」


    アルミン「僕はね、さっきの光はクリスタが出したものだと思う。」


    クリスタ「でも私そんな事できないよ?」


    アルミン「クリスタは無自覚だったのかもしれないけど僕にはクリスタが出したようにしか見えなかった。そしてあの光は………多分魔法だ。」


    クリスタ「魔法………」


    アルミン「傷を癒す魔法だと思う。」


    クリスタ「傷を?もしそれが出来れば……ユミルたちを助けられる?」


    アルミン「うん。僕はね、だからこそクリスタが狙われたんじゃないかと思うんだ。傷を癒す力がね。」


    クリスタ「そんな便利な力、自分の物にしたいって気持ちはわかるかも……。でも……私そんなことできる自信ないよ。」


    アルミン「クリスタ……僕の傷を直した時のことを思い出してみて。君は何を考えていた?」
  24. 24 : : 2016/01/05(火) 20:53:08
    クリスタ「私………アルミンに死んでほしくなかった……そう思ったの。それしか頭になかった。」


    アルミン「………なるほど。じゃあさ、ユミルやジャンたちを……助けたい、と強く願う事はできる?」


    クリスタ「……やってみる。」


    クリスタ(お願い……!ユミルたちを助けたい!!!)ポワァ


    アルミン「……!光が!!」




    ドゴラン「・・・させるか!」


    アルミン(まずい攻撃が・・・)



    クリスタ「ダメ!!!」ポワン


    カキィン



    アルミン「!?・・・・・・光の、壁・・・?」


    クリスタ「なに、これ・・・・・」


    アルミン「・・・すごいよクリスタ!君は、回復だけでなく防御魔法も使えるんだ!」


    クリスタ「え・・・・・・?」


    ドゴラン「・・・まさか、ここまで覚醒していたとは思ってもみなかった。こうなってはもう殺すしかないな。」


    アルミン「え!?」


    ドゴラン「惜しい力ではあったが、こうなっては我々の脅威にしかなりえん。」


    ガッ


    クリスタ「させない!」ポワン


    カキィン


    クリスタ「・・・・・・アルミン私、力をコントロール出来るわ!!」


    アルミン「ほんとに!?」



    クリスタ「任せて!!」ポワン




    ユミル「!なんだこれ・・・」


    ジャン「傷が・・・!!」


    アルミン「2人とも平気!?」


    ユミル「大丈夫だ、クリスタのおかげでな。」


    ジャン「お前らも平気か?」


    アルミン「うん、クリスタが頑張ってくれたからね。」


    クリスタ「アルミンだって頑張ってたよ?」


    アルミン「・・・そう?」


    ユミル「そんなこと話してる場合じゃない。戦いに集中力しないと。」


    ジャン「戦いって言ったって、こっちの攻撃は全く通らないぞ。」


    ユミル「まるで鋼みたいな鱗だ・・・・・」


    アルミン「でも、それにしては尻尾や体は滑らかに動いてる。」


    ジャン「硬いのは表面だけってことか・・・?」


    アルミン「もしかしたら、斬撃は駄目でも打撃なら効くかもしれない。」



    ドゴラン「なにをブツブツ言っているのかは知らないが、そろそろ死んでもらおうか・・・」






    ???「そうはさせないよ・・・!」
  25. 25 : : 2016/02/15(月) 19:00:49
    誰だ⁈
  26. 26 : : 2016/02/25(木) 23:07:12
    まだか?
  27. 27 : : 2016/07/11(月) 17:33:11
    早く!
  28. 28 : : 2016/10/19(水) 22:32:51
    放置かな?
  29. 29 : : 2020/09/28(月) 11:01:31
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

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    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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