ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

一夏とアイクと一方通行

    • Good
    • 3

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2015/11/06(金) 19:12:21
    どうも皆様ペロロンです。
    亀更新
    駄文
    ぐだぐだ 
    これでも良ければみていって下さい
  2. 2 : : 2015/11/06(金) 20:02:49

    ???「どこで寝ている、この馬鹿者が!」バキッ

    一方通行「グフッ!あァ?どこだよここ……」

    一方通行はついさっき我が家でベッドに入ったはずが何故かここ「IS 学園」の校門に居た

    ???「寝惚けるな!他の生徒はもう教室に向かっている、貴様も速く行け!」ズカズカ

    黒髪の女性は怒鳴るだけ怒鳴って去って行った

    一方通行「いや誰だよてめェってもォ居ねェし……つか教室?って俺も制服だし、どォ言う事だよ……まァ取り敢えず教室に行ってみるかァ」ヨッコイショ

    一方通行は立ち上がり学園の室内は入っていった

    ~教室~

    ザワザワ

    一方通行「ここが俺の席かァ、にしてもさっきから女しか居ねェじゃねェか」キョロキョロ

    一方通行が座りながら辺りを見渡すとやはり女性しか居ない、と思ったところに一人の男性が視界に入った

    一夏「」(ヤバイ……これは予想以上に厳しい!!)

    一方通行「!」(あいつも男か……この学園はただ単に男が少ないだけかァ?ン?)スッ

    一方通行が自分の手に違和感を感じ、見てみると赤い宝石の様な物が付いた指輪が着いていた

    一方通行「何だこれ?」(俺はこんな指輪買った覚えねェぞ、まァいいか)

    ガラガラ

    一方通行が自分の状況を整理している内にまた一人女性が入ってきた

    「はーい、皆さんおはようございます、皆さんの副担任になった山田真耶(やまだ まや)です!」

    山田「え、えーとじゃあ出席番号順に自己紹介をお願いします」


    一方通行「」(先生まで女かよ、女つったら嫌な思い出しかねェし最悪だな、どォやら俺と同じ境遇の奴も居るみたいだし後で話し掛けてみっかァ)

    山田「あ、あのー一方通行君?」

    一方通行「あァ?」

    一方通行が学園都市の女性陣を思い出しつつ一夏の事も考えていたら自己紹介で一方通行の番が来た(出席番号は2番)

    一方通行「あァー、一方通行だァ」

    沈黙……

    一方通行「あァ?」

    山田「それだけ?」

    一方通行「あァ、悪ィか」

    山田「い、いえ別に……じゃあ次」

    一方通行の見た目と今の自己紹介じゃ友人等出来ないだろうが、一方通行は気にしていない

    一方通行「はァー」(やべェ寝てェ、コーヒー飲みてェ)

    「お、織斑一夏(おりむら いちか)です!」

    一方通行「あァ?」チラ

    感覚的に久し振りに男性の声が聴こえた為、反応するとこの世界で初めてISを動かした男がこれ以上無いくらい緊張しながら自己紹介をしていた

    沈黙……

    一夏「え、えーと」(これで終わったら暗い奴って思われるよな……)スゥー

    一夏「以上です!!」

    瞬間、女性陣がずっこけた

    一夏「あ、あれ?……!いってぇ!!」ドタッ

    「貴様はろくに自己紹介も出来んのか!」

    一方通行「あ、あいつさっきの……」(ふざけたババァじゃねェか)

  3. 3 : : 2015/11/06(金) 20:42:08
    一夏「いっつ……げ!千冬ねe」

    ゴッ

    一夏「いっ!!」

    千冬「学校では織斑先生だ」

    山田「あ、先生!会議はもう終わられたんですか?」

    千冬「ああ、山田君、クラスへの挨拶を押し付けて済まなかったな」

    山田「い、いえ」

    一夏「え!?」(家に月に1度か2度しか帰らない俺の実の姉が何で!?)

    カッ!

    千冬「諸君!私が担任の織斑千冬だ!君達新人を一年で使い物にするのが仕事だ」

    キャーー!!

    織斑千冬が自己紹介を終了するとほぼ同時にクラスの女子(つまり大半)が騒ぎ出す

    チフユサマ!ホンモノノチフユサマヨー!!

    ワタシ,オネエサマニアコガレテコノガッコウニハイッタンデス!! 

    ワ,ワタシ,オネエサマノタメナラシネマスー!!

    一夏&一方通行「!?」

    千冬「全く、よくこうも馬鹿共が集まった物だな、それともわざと私のクラスに集めているのか?」

    織斑千冬が呆れた様に言うとより一層女子達がはしゃぎだす

    ワー!!

    オネエサマー!!

    モットイジメテー!

    デモトキニハヤサシクシテー!!

    キャーキャー ワイワイ
  4. 4 : : 2015/11/06(金) 21:10:51

    それからなんやかんやで休み時間がきた

    一方通行「はァー、コーヒーでも探すかァ……ン?」ヨッコイショ

    ダレカハナシカケナサイヨ

    アンタコソ

    ジャアワタシイコウカナー

    チョ,チョットヌケカケスルキ?

    一夏「」(だ、誰かこの状況を何とかしてくれー!!)

    一方通行「よォ」

    ザワッ

    一夏「あ、あんたは確か……誰だっけ?」

    一方通行「見てわかンねェのかァ?てめェと同じIS乗りだよ、男のなァ、一方通行って呼べ」(ISってのが何なのか知らねェけど)

    一夏「そ、そうか!俺と同じ……」


    ザワザワ オリムラクンカラマレテル?

    デモモウカタホウノヒトモワルカッコイイ

    ワルカッコイイッテナニヨ

    「」ジー

    一夏「あ、箒!」

    一方通行「あァ?」

    箒「……来い、屋上に行くぞ」

    一夏「お、おう、一方通行も来いよ」

    一方通行「いや、遠慮しとく」クルッ

    一方通行はまた状況を整理する為、席に戻ろうしたが

    ジー

    ジー

    一方通行「……」(やべェ、一人になった時の視線がやべェ)ガタッ

    一方通行「コーヒー探そ」ヨッコイショ

    「ね、ねえ!一方通行君……だったよね?」

    一方通行「あァ?てめェ等は確か……相川清華(あいかわきよか)に乃仏本音(のほとけほんね)だっけェ?」

    相川「う、うんそうそう!」

    本音「覚えててくれたんだね、ありがとう!」ニコー

    どうやらこの二人は相川清華と乃仏本音(のほほんさん)と言うらしい、ちなみに何故二人かと言うと作者が二人以外の名前を覚えてないからだそうだ

    一方通行「偶然だ、で、何か用かァ?」

    本音「えーとね!今日のお昼ご飯一緒に食べよ?」

    一方通行「はァ?訳わかンねェ……」(俺こいつらと初対面だよなァ?)

    相川「だ、駄目?」

    一方通行「……勝手にしろォ」クルッ

    相川&本音「!」パァァ

    オオオォォ!

    コ,コレガツンデレ…

  5. 5 : : 2015/11/06(金) 21:35:21
    ~数分後~

    一夏「」(な、何だこれ……アクティブ何ちゃらとか広域うんちゃらとか……訳がわからん!)アワワ

    一方通行「」(なるほどォ、ISっつーのは装備かァ?で、これがこうなってこうなると……よし、なかなかわかって来たぞォ、にしても学園都市並にすげェなァ)ウーン

    一方通行はISの事を知らないわりにちょっとずつ問題は解けている様だ

    山田「はい、それではここまでで質問は?」

    一夏「」ウーン

    山田「?織斑君?」

    一夏「は、はい!」ビクッ

    山田「今ので全部解りましたか?解らないとこれがあれば教えますよ?私は先生何ですから!」ニコッ

    一夏「じ、じゃあ……」

    山田「はい、どこですか?」

    一夏「……ほぼ全部解りません」

    山田「え!?えーと他に今ので解らなかった子は居ますか?」

    一方通行「」(一応ISの事を詳しく聴いてみるかァ)ノ

    ザワッ

    山田「あ、一方通行!?一方通行はどこが……」

    一方通行「耳貸せ」チョイチョイ

    山田「?」スッ

    一方通行「ISって何だ?」ゴニョリ

    山田「!!ええーーーーー!!?」

    千冬「!?どうした山田先生」

    山田「そ、それが……」

    ゴニョゴニョ

    千冬「……はぁ」

    山田真耶から話を聴くと織斑千冬は呆れた様に溜め息をついた

    千冬「織斑と一方通行は後で私の部屋に来い」

    織斑「は、はい……」ガクッ

    一方通行「はァ……」
  6. 6 : : 2015/11/06(金) 22:08:45
    山田「そ、それでは授業を続けます!」

    「」ジー

    ~数分後 休み時間~

    一夏「はぁ……」

    一方通行「よォさっきは二人同時に不運だったなァ」(クソ、こいつが一番話安そうだ何て最悪だ、明らかにあの三下と同じタイプだこいつ)

    一夏「一方通行か、お前さっき山田先生に何て言ったんだ?」

    一方通行「……後で解る」

    「よろしくて?」

    織斑一夏と話していると明らかにお嬢様系の女性が話し掛けてきた

    一方通行&一夏「あァ(ぁ)?」クルッ

    「まぁ!このセシリア・オルコットが話し掛けて差し上げたのにそのお返事は何ですの!?」

    一方通行「悪ィな、俺はてめェが誰だか知らねェし」

    一夏「同じく」

    セシリア「なっ!このセシリア・オルコットを知らないですって!?」

    一方通行「そォ言えばメタルギアってゲームにリボルバーオルコットって居なかったっけ?」

    一夏「それを言うならリボルバーオセロットだろ?」

    一方通行「あァ、そォだった」

    セシリア「あなた達……」ワナワナ

    わざとらしくからかう一方通行達(主に一方通行)に対して怒りを露にするセシリア

    セシリア「本当に私の事を知らない様ですわね!イギリスの代表候補生の私を!!」

    一夏「ち、ちょっと質問良いか?」

    セシリア「まぁ!私と話せるだけでも幸運……いえ奇跡と言えますのに質問までしてくるなんて!……でも下々の願いを叶えるのも私達貴族の役目!良いでしょう質問を許可します!」

    一夏「代表候補生って何だ?」


    セシリア「おほん!代表候補生て言うのは…」

    一方通行「代表候補生っつーのは多分国を代表するエリートみたいな物だろォISの」

    一夏「へぇーそうなのかー、一方通行は頭良いんだな」

    一方通行「いや、代表候補生っつー文字からしてちょっとは察しろよ」

    セシリア「そうですわ!日本の殿方は皆このように知能が低いのですの!?」

    一方通行「うるせェ、俺も日本人何だが?」

    セシリア「え!?白髪なので日本人じゃ無いのかと思いましたわ」

    一方通行「白髪で悪かったな」

    セシリア「い、いえこちらこそって……と、取り敢えず……」

    キーンコーンカーンコーン

    セシリア「あ、話の続きはまた後ほど!」ズカズカ

    一方通行「はァー、やっぱ女ってめンどくせェ」
  7. 7 : : 2015/11/06(金) 22:09:46
    セシリアってこんなだっけ……
  8. 8 : : 2015/11/06(金) 22:51:33
    ~数分後~

    一夏「俺達の部屋ってここだよな?」

    一方通行「うるせェはよ開けろ」

    一夏「お、おう、にしても助かったよ俺以外に男のIS操縦者が居て、一方通行が居なかったら女の人と同室になって木刀で襲われてたかも知れないしさ」

    一方通行「木刀振り回す女何か居ねェだろォ、俺のベッド向こうな」

    一夏「え!向こうのベッドは俺狙ってたのに!」

    一方通行「うるせェ、早い者勝ちだ」

    一夏「ちぇー」

    一方通行「そォ言えば明日の朝は俺は多分相川と乃仏と一緒に食べる事になると思うンだがてめェもどォだ?」

    一夏「お?箒も一緒に良いか?」

    一方通行「勝手にしろ」


    ~翌日~

    一夏「おいこれ美味いぞ箒!」

    箒「……」

    一夏「?おい、箒?」

    箒「名前で呼ぶな!」ダンッ

    一夏「ひ!」

    一方通行「全く怖ェなァ」ヨッコイショ

    箒「あ、お前は……」

    一方通行「一方通行だ、朝っぱらからイライラしてると良い事起きねェぞォ」(人の事言えねェけど)ズズ

    箒「う、うるさい!わ、私は篠之乃 箒だよろしく頼む」

    一方通行「あァ、織斑に聴いてる、美人で強いってなァ」(聴いてねェけど)

    一夏「え!?」

    箒「い、一夏が!?そ、そうか……」//

    一夏が思い切り俺そんな事言ってないって顔してるけど箒は嬉しそうなので良しとしよう

    本音「やっほー」

    相川「あ、織斑君も居るー」

    一夏「あ、のほほんさんと相川さん」

    本音「おぉー、織斑君って朝いっぱい食べるんだねー」

    一夏「あ、あぁ、女子はそんな少なくていいのか?」

    相川「う、うん、女の子には色々あるんだよ」

    本音「お菓子いっぱい食べてるしねー」ピョイン

    箒「あ、一方通行はコーヒーだけで良いのか?」

    一方通行「あァ、十分だ」ズズッ

    本音「あー君私の一口食べる?」

    ザワッ 

    一方通行「ぶふっ……あ、あー君だァ!?」ゲホッ

    本音「うん、だって一方通行じゃ長いでしょ?」

    一方通行「あァ、もォ勝手に呼べェ」

    ザワザワ

    ジ,ジャアワタシダーリンッテヨボッカナ//

    ナラワタシハア,アナタトカ…///

    ソノマエニマズガンバッテハナシカケヨウネ,ウン

    一夏「ははっ、一方通行は人気ものだな」ハハッ

    一方通行「てめェには負ける」ハッ

  9. 9 : : 2015/11/07(土) 00:22:08
    ~数分後~ 

    千冬「これより再来週に行われるクラス対抗戦に出る代表者を決める!クラス代表者とは対抗戦だけでなく生徒会の会議や委員会への出席など、まぁクラス長と考えてもらっても良い、自薦他姓は問わない、誰か居るか?」

    「はい、織斑君を推薦します!」

    「わたしは一方通行君を推薦します!」

    一方通行「あァ!?」

    一夏「お、俺!?」

    千冬「他には居ないのか?居ないなら織斑と一方通行で選べ」

    一夏「ち、ちょっと待った!俺はそんなの…」

    ダンッ!

    セシリア「納得がいきませんわ!」

    一方通行「あァ?」

    セシリア「男がクラス代表だなんて良い恥さらしですわ!このセシリア・オルコットにその様な屈辱を1年間味わえと仰るのですか!?大体文化としても後進的な国で暮らさなきゃいけない事自体私にとっては耐え難い苦痛で……!!」

    一夏「イギリスだって大したお国自慢ないだろ」

    セシリアが話を続けようとしたところで一夏がセシリアの台詞を遮る

    一夏「世界一不味い料理で何年覇者だよ」

    セシリア「なっ!美味しい料理だって沢山ありますわ!あなた私の祖国を侮辱しますの!?」

    一夏「…」キッ

    一方通行「……侮辱ねェ」

    セシリア「何ですの?」

    一方通行「そォ言えばさっき日本を……なンつったけェ?えェー後進的な国だっけェ?って言ったよなァ?」

    セシリア「言いましたわよ!それが何か?」

    一方通行「今てめェが立ってる場所がどこか解って言ってンのかァ?てめェがした発言はここに住んでる奴等を侮辱する発言だ、つー事はだ今てめェの周りに居る奴等は皆てめェの敵っつー事だァ」

    セシリア「!」

    一方通行「それに男がクラス代表じゃ恥さらしだァ?言ってくれるじゃねェか、でもてめェは生身で勝った事があるのか?」

    セシリア「なっ!」

    一方通行「生身で普通の人間に勝てねェ奴がエリート名乗ってンじゃねェよ!」ポイッ 

    セシリア「?」

    一方通行「見てろよ三下ァ!」グッ

    ピシピシ パァン!

    千冬「なっ!」

    一同「!!」

    セシリア「キャッ!」

    一方通行がシャーペンを自分の上に投げ、それを一方通行の能力で破裂させる

    一方通行「こンぐれェでびびってンじゃねェよ三下ァ」ククク

    セシリア「なっ!三下ですって……!!決闘ですわ!二人共叩きのめして差し上げますわ!」

    一夏「おぉ、良いぜ、四の五の言うより解りやすい」

    一方通行「上等だァ」

    セシリア「わざと負けたりしたら私の駒使い……いえ奴隷にしますわよ!」

    一夏「ハンデはどのくらい付ける?」

    セシリア「あら?早速お願いかしら?」

    一夏「あ、いやこっちが付けてあげる方って意味なんだけど」

    セシリア「は?プッアハハハハハッ!」

    「織斑君なめすぎだよ、セシリアはイギリスの代表候補生だよ?それに男が女より強かったのってISが出来る前の話だよ?」

    一夏「あ」(しまった、そうだったー)

    一方通行「でも逆に言えばISのおかげで付け上がっただけだ、でも俺達もISを手に入れた、操縦は向こうの方が慣れててもそンなもン関係ねェ」(そォ言えばISってどォやって展開するンだっけ?)

    一夏「ふっ、そうだよな、いくら相手が操縦に慣れてようと気合いで何とかなる!」

    一方通行「いや、そォは言ってねェ」(問題は後一つ……)

    一夏「えぇ!?」

    千冬「取り敢えず話は纏まったみたいだな、では戦いは次の月曜だ、セシリアと織斑と一方通行は準備をしておけよ」

    セシリア「はいですわ!」

    一夏「はい!」

    一方通行「おォ」

  10. 11 : : 2015/11/07(土) 08:42:43

    なんやかんや(一夏が箒と稽古したり、一方通行が自分のISを知ったり)でバトル当日
    セシリアvs一方通行

    一夏「頑張れよ一方通行」

    一方通行「言われなくてもなァ、あァ後俺のISちょっと特殊だがびっくりするンじゃねェぞ?」ニヤッ

    一夏「?」

    一方通行「来い、アインバーンシェトラーセ!」

    カッ!一方通行の指輪から青白い光が放たれ、一方通行を包む

    一夏「おぉ!それが一方通行のISか!」

    箒「だが……」

    一方通行「まァ、見た目は気にすンなって、じゃァ……行ってくる」バシュン

    一夏「お、おぉ……負けんなよー」

    一方通行「」(うるせェっつの……よし!)


    セシリア「あらぁ、まさかあなたそんなISで私に挑むおつもり?」

    一方通行「あァ?見た目は気にすンな」

    そう、一方通行の専用IS「アインバーンシェトラーセ」は右腕と両足、頭の装備しか無いのである

    セシリア「余程自分を過大評価しているのですね、でも、もう終わりですわ!!」ジャキ

    ドォン!

    一方通行はいきなりセシリアのスナイパーライフル(?)で攻撃される、が

    一方通行「悪ィな、効かねェ」バッ

    キュイィン!

    一方通行の右手がセシリアの放ったビームに触れると、一瞬でビームを消し去った

    セシリア「なっ!」


    一夏&箒&山田「え!!?」

    千冬「ほぅ……」


    一方通行「それだけかァ?」

    セシリア「まだですわ!」ジャキ ジャキ

    一方通行「はっ!遅ェ!!」ギュン

    セシリア「は、速っ!!」バッ

    セシリアが周りに浮いてるビーム砲(?)で一方通行に攻撃を仕掛ける、が一方通行の突然の加速により簡単にかわされる

    一方通行「ハッ、その程度かよォ!代表候補生!!」(やっぱり俺の能力はISに反映される、相手のビームとかが反射出来るかは解ンねェが)

    セシリア「くっ!ちょこまかと!」

    一方通行「よし、今だァ!」

    一方通行が一気に間合いを詰める

    セシリア「!追い掛けるだけが脳じゃ、ありませんわよ!!」ジャキ

    一方通行「っ!!やべェ!」バッ

    セシリアの腰のロケットランチャー(?)的な物が発射される

    一方通行「チッ!」(こォなったら……!!)

    ズドォン!!

    砲弾が一方通行に直撃する


    一夏&箒「一方通行!!」


    セシリア「まぁ、初見で、しかもそんな軽装備でこんなに逃げ回れたのはあなたが初めてですわ」

    一方通行「そりゃどォも!」ガッ

    セシリア「なっ!!直撃したはず!」

    一方通行「悪ィな、そりゃお前の思い違いだ!これで終わりだぜ!!」

    セシリア「そ、そんな……最強のこの私が!最弱の男などに……!!」

    一方通行「!!……」


  11. 12 : : 2015/11/07(土) 09:04:09

    一方通行「『歯を食いしばれよ最強……!俺の最弱はちっとばかり響くぞ!!』」グッ

    セシリア「!!」

    一方通行の右手が降り下ろされる、セシリアは咄嗟に腕をクロスしてガードするが一方通行の右手が触れた瞬間、セシリアのシールドエネルギーが0になる

    一夏「おぉ!」

    箒「おぉ!」

    オオオォォォォ!!

    キャー アクセラレータクンガカッタ!!

    セシリア「っあぁ!」ヒュゥゥゥ

    ガシッ

    一方通行「どォだクソ野郎……」

    セシリアがバランスを崩し落ちかけたが一方通行が手を貸し立ち直る

    セシリア「ま、負けましたわ……」シュン
  12. 13 : : 2015/11/07(土) 09:44:04
    ~セシリアの部屋 シャワールーム~

    シャァァァ

    自室のシャワールームでセシリアは一方通行の事を考えていた

    セシリア「……負けて悔しいはずですのに……何でこんな気持ちに……」//


    ~一方通行side~

    一夏「あーあ、一方通行強いなー」ドサッ

    一方通行「てめェが自分のISのスペックを理解してねェから負けンだよ、アホ」

    あの後、一方通行vs一夏戦が行われた、勝負は原作と似たようなもんだ、ただ戦ったのがセシリアじゃ無くて一方通行に変わっただけの事

    一夏「にしても、明日からお前がクラス代表か……」

    一方通行「はァ?やンねェよそンなもン」

    一夏「え!?でも……」

    一方通行「めンどくせェ、てめェに譲る」

    一夏「でもそれだったらセシリアが黙って無いだろ?」
     
    一方通行「それだよなァ……」

    ~翌日~

    千冬「今日はISの飛行訓練をして貰う、織斑、オルコット、一方通行、飛んでみろ」

    セシリア「はい!」

    一夏「は、はい!」

    一方通行「はァ……来い、アインバーンシェトラーセ!」

    セシリア「ブルーティアーズ!」

    カッ!と二人はISを展開するが

    一夏「よし、ってこれどうするんだ?」アワワ

    千冬「どうした織斑、早くしろ」

    一夏「え、えーと、来い、白式!」

    カッ!

    一夏「よし!」ビュンッ


    一方通行「チッ!能力使わねェと安定しねェなァ」

    千冬「織斑、一方通行遅れてるぞ、スペックはお前達のISの方が高いんだ、しっかりしろ」


    一方通行「つってもなァ……」

    セシリア「自分の飛びやすい想像を自分で見付けて実践した方が建設的だと思いますわ」

    一方通行「飛びやすい想像かァ……」(いつも通りに飛んだらベクトル操作使っちまうしよォ)

    セシリア「あ、あの……まだISの操縦に慣れていない様ですし、私が教えて差し上げても良ろしくってよ?ほ、放課後とかに出来れば二人きりで……」//

    一方通行「あァ?」

    ザザッ

    千冬「では急降下と緊急停止をやってみろ」

    セシリア「はいですわ!」ギュンッ

    セシリアが急降下と緊急停止を難なくこなす

    一夏「お?やるなセシリア、俺も!!」ギュンッ

    一方通行「はァ?全く……」ギュンッ

    一夏「ってう、うわぁぁぁ!!」

    箒「!一夏!!」

    一方通行「!チッ!、馬鹿が!!」ギュンッ

    一夏がバランスを崩し落下していくが一方通行が能力を使い助けに向かう

    一方通行「危ねェ!!」ガシッ

    一夏「うわぁっ!?」

    一方通行「よっと」フワッ

    一方通行が一夏を捕まえ、着地する

    一夏「わ、悪い助かった一方通行」

    一方通行「調子に乗るからだアホ」

    ザワザワ

    オリムラクンダイジョウブー?

    セシリア「一方通行さん!大丈夫ですの?」

    一方通行「あァ、大丈夫だ」
  13. 14 : : 2015/11/07(土) 10:40:41

    箒「全く情けないぞ一夏!」 

    一夏「あ、あはは……」

    一方その頃……

    「ここが、IS学園ね……」

    ~数分後~

    「織斑君!クラス代表就任おめでとー!!」

    パンッ パンッ

    一夏「えぇ!?一方通行お前まじで辞めたのかよ!?」

    一方通行「だから言ったろォが」

    セシリア「私は反対しましたけど!この私をも討った一方通行さんこそが相応しいと思いましたのに!」プンスコ

    「どうもー、新聞部でーす」

    一方通行「あァ?」

    「写真撮らせてくれないかな?出来れば三人とも」

    一夏「おう、いいぜ」

    一方通行「俺は断る」ゴロリン

    一夏「えぇ!?」

    セシリア「一方通行さん!?」

    一方通行「写真なンて興味ねェよ、二人で撮ンな」

    「えー、一方通行君のケチー!」

    「空気読んでよー!」ブーブー
     
    一方通行「うるせェ!」

    セシリア「あ、一方通行さんが写らないなら私も写りませんわ!」

    一方通行「何でだよ」

    「ねえお願い!一枚だけ!」

    一方通行「はァ……、ポーズはとらねェぞ」

    「お!流石!はいじゃあ……二人共一方通行君に近付いてー!もっと!」

    セシリア「こ、これなら……」ムニュ 

    一方通行の左腕に柔らかい感触が伝わってきた

    一方通行「!?てめェわざとかァ?」

    セシリア「う……」プイ///

    「おー、じゃあはい、チーズ!」

    パシャッ

    とシャッター音と同時に周りの女性陣が一斉に一方通行達にくっつく、一方通行の背中に本音が、右腕に相川がくっついた、箒は勿論一夏へ近付く

    セシリア「って何で皆入ってますのー!?」

    「あはは……それじゃありがとねー!」バイバイ

    新聞部のこが手をふりながら去っていく

    一方通行「てめェら離れろ」

    セシリア&相川「は、はい!」バッ///

    本音「あー君って意外と細いんだねー」ムフフ

    一方通行「うるせェ、離れろっての」

    セシリア「そうですわよのほほんさん、あなただけずるいですわ!」

    相川「そんだそうだー!」

    一方通行「てめェ等もてめェ等で訳解ンねェよ!」

  14. 15 : : 2015/11/07(土) 11:45:41
    ~翌日~

    「ねぇ、知ってる?2組のクラス代表代わったんだって」

    「新しい転校生にでしょ?」

    一方通行「あァ?こンな時期に転校生?」

    「うん、中国人らしいよ?」

    「でも専用機を持ってるのは1組と4組だけだし余裕だよー」


    ガラッ

    「その情報、もう古いよ!」

    ザワッ

    一夏「!」

    一方通行「あァ?」

    「私は2組のクラス代表で中国の代表候補生の凰 鈴音(ファン リンイン)よ!今日は宣戦布告しに来たって訳!」ビシィ

    一夏「り、鈴!お前鈴か!?久し振りだな!何カッコつけてんだよ!」

    鈴「なっ!なんて事言うのよ!?大たi」

    ビシッ!

    鈴が話を続けようと喋っていたら後ろから衝撃が走る

    鈴「痛ッ!な、何すんのよあんt」

    千冬「何をやっている?もう授業が始まる、クラスに戻れ」

    鈴「ち、千冬さん……」

    千冬「織斑先生だ馬鹿者」

    鈴「は、はい!あ、後でまた来るからね!一夏!」ダッ


    一方通行「……何だあいつ?」 

    一夏「あ、後で説明するよ」アハハ

    箒「」ジー
  15. 16 : : 2015/11/07(土) 14:35:49
    ~昼休み~

    ワイワイガヤガヤ

    一夏「びっくりしたぜ、お前が2組の代表候補生とはな、連絡くれりゃあ良かったのに」

    鈴「そんな事したら劇的な再開が台無しになっちゃうでしょ?」

    一夏「なぁ、お前まだ千冬姉の事苦手なのか?」

    鈴「そ、そんな事ないわよ、ちょっと……その……得意じゃないだけよ」

    「はい、ラーメンね」コト

    一夏「!相変わらずラーメン大好きなんだな、ちょうど丸一年ぶりになるのか……元気にしてたか?」

    鈴「元気にしてたわよ、あんたこそたまには怪我、病気しなさいよ」

    一夏「どう言う希望だよそれは……」


    一方通行「」ニヤニヤ ジー

    女性陣「」ムー



    一夏「で、いつ代表候補生になったんだ?」

    鈴「あんたこそ、ニュースで見た時びっくりしたじゃない」

    一夏「俺だってまさかこんなとこに入るなんて思ってなかったからなぁ……」

    鈴「入試の時にIS動かしちゃったんだって?何でそんな事になっちゃったのよ?」

    一夏「何でって言われてもなぁ……高校入試の試験会場が市立の多目的ホールだったんだよ、そしたら迷ってさ……係員に聞いても良く解らないし、あちこち動き回ってたら……」

    ~回想~

    キィ……

    一夏「!IS?」ピト

    一夏がISに触れた瞬間、ISが光りだした

    一夏「!何だ……動く?」

    キィ……

    「君!こんなとこに入っちゃ駄目よ!」

    「え?まさか反応してる?」

    「そんな馬鹿な!ISを男が動かせるなんて……!!」

    ~現在~

    一夏「で、その後色々あってこの学園にいれられたって訳だ」

    鈴「ふーん、変な話ね……そっちの君はどうしてISに乗ってるの?」

    一方通行「あァ?あァー、その馬鹿がISを起動させたもンだから俺が行ってた学校でもIS適性検査を男にも始めたンだよ、で俺が引っ掛かったって訳だ、つか実際興味ねェだろてめェ」

    鈴「そんな事無いわよ!えーと……」

    一夏「あ、一方通行だ変な名前で悪人面で口悪いけど良い奴だぜ?ちなみに1組の専用機持ちの中では一番強いんだぜ!」

    鈴「へー、よろしく一方通行!」

    一方通行「あァ」

    箒&セシリア「!」

    ダンッ!!

    箒「一夏!そろそろ説明して欲しいのだが?」

    セシリア「そうですわ!何ですの!?この一方通行さんに対して馴れ馴れしい方は!?」

    箒「まさかこいつとつつつ…付き合っているのか!?」

    鈴「べべ!別に私は……」

    一夏「そうだぞ?ただの幼馴染みだよ」

    鈴「!」ムッ

    一夏「ん?どうかしたのか?」

    鈴「何もないわよ!!」フンッ

    一方通行「てめェアホだろォ」(そォか今解ったぞ、篠之乃は前から気付いていたがこいつら織斑に惚れてやがる!三角関係かァ……いや、ちょって待てよ?セシリアも俺が織斑と一緒に居るとき着いてきてるな……ハッ!そォか!セシリアも織斑に惚れてやがンのかァ!!(勘違い)にしても余計三下に似てやがる)

    箒「幼馴染み?」

    一夏「ん?そうか確か箒とは入れ違いで転校して来たんだっけ?」

    鈴「…」

    一夏「あぁー、篠之乃箒、前に話しただろ?箒はファースト幼馴染みでお前はセカンド幼馴染みってとこだ」

    箒「ファースト……」ハァァ

    鈴「ふーん、そうなんだ、これからよろしくね」

    箒「!あぁ、こちらこそ」
  16. 17 : : 2015/11/07(土) 15:55:56
    鈴「あんた1組の代表になったんだって?」

    一夏「あぁ、なりゆきでな」

    鈴「良かったら私が練習みてあげようか?ISの」

    一夏「おぉ、そりゃ助かる」

    箒「なっ!待て!一夏に教えるのは私の役目だ!」ダンッ!

    箒「それにお前は2組だろう?敵の施しをうけるつもりはない!」

    鈴「私は一夏と話してんの、関係ない人は引っ込んでてよ」

    箒「!お前こそ後から出てきて何を図々しい事を!」

    鈴「後からじゃないけどね、私の方が付き合い長いし」

    箒「それを言うなら私の方が早い!一夏と何度もうちで食事している間柄だ!」

    鈴「それなら私もそうだけど?」

    箒「なっ!」

    鈴「一夏はしょっちゅううちに来て食事してたのよー、小学生の頃からね」

    箒「一夏!どう言うことだ!!聞いてないぞ私は!!」

    一夏「えぇ!?よく鈴の実家の中華料理屋に行ってただけだ!」

    箒「な、何?店なのか?……なら不自然な事は何一つ無いな」ホッ

    一夏「親父さん元気にしてるか?」

    鈴「!あ、うん、元気だと思う…」

    一夏「?」

    キーンコーンカーンコーン

    鈴「じゃあ一夏放課後に、そっちの練習が終わった頃に行くから時間空けといてよね!」

    一夏「あぁ」

    ~数時間後 一方通行達の部屋~

    ガチャ

    一夏「戻ったぞ」

    鈴「ここが、一夏の部屋かぁ……」

    一方通行「よォ、俺の部屋でもあンだからジロジロ見ンなよォ」

    鈴「ハッ!ジロジロなんて見ないわよ!」

    一夏「そう言えば鈴と一緒にもう一人転校して来たんだって?」

    鈴「うん、三人目の男のIS操縦者よ、確か名前は「アイク」って言う名前よ」

    一方通行「!!オイちょっと待て、アイクってアイク・ロッティかァ?」ガバッ

    鈴「う、うん、記憶喪失らしんだけど……知り合い?」

    一方通行「……ちょっとなァ」

    一夏「鈴は部屋に戻らなくて良いのか?」

    鈴「まだ来たばっかりよ?それに私のルームメイトは……その……男だし……」

    一夏&一方通行「!?」

    一方通行「まじかよ……」

    一夏「お前も運が悪いな、異性と同室なんて」

    鈴「本当よ……まぁ、悪い人では無さそうなんだけど」

  17. 18 : : 2015/11/08(日) 09:20:23

    一方通行「オイ」チョイチョイ

    一夏「?何だ?一方通行」

    一方通行「ゴニョゴニョって言え」コソコソ

    一夏「?何でだよ、まぁいいけど」


    鈴「?」

    一夏「そ、それにしても嫉妬しちゃうなぁ。鈴のルームメイトが男だなんて」

    鈴「なっ!?そそそそれどう言う意味よ!?」///

    一方通行「よし」グッ

    一方通行が鈴に隠れて親指を立てる

    一夏「??」

    鈴「そう言えばさ、一夏……あの約束覚えてる?」

    一夏「約束?」

    鈴「うん、あのさ……覚えてる…よね?」

    一夏「えーと、あ、あれか?鈴の料理の腕が上がったら毎日酢豚を……」

    鈴「そうそれ!」

    一夏「奢ってくれるってやつか?」

    鈴「……はい?」

    一方通行「ブフォッ!!」

    一夏「だから、俺に毎日飯をご馳走してくれるって約束だろ?いやー、一人暮らしの身にはありがたい……」

    パンッ!!

    一夏「って!え!?」

    鈴「最低!」

    一夏「あの、だな、鈴?」

    鈴「女の子との約束をちゃんと覚えてないなんて!男の風上にもおけない奴!」

    一夏「なんで怒ってんだよ?ちゃんと覚えてただろうが!」

    鈴「約束の意味が違うのよ意味が!!」

    一夏「だから説明してくれよ、どんな意味があるってんだよ?」

    一方通行「あァー、笑った、てめェアホだろ女との約束を忘れた上に説明要求するとかアホ以外の何者でもねェだろ」

    鈴「そ、そうよアーホ!」

    一夏「一方通行まで何でだよ……」

    鈴「じゃあこうしましょ、来週のクラス対抗戦、勝った方が負けた方に何でも言うことをきかせられる!!」

    一夏「おぉ良いぜ、俺が勝ったら説明して貰うからな!」

    一夏&鈴「」キッ

    一夏と鈴がにらみ合いをして鈴は部屋を出ていく

    鈴「そっちこそ覚悟してなさいよ!!」

    バタン


    ~鈴の部屋~ 

    ガチャ

    鈴「ただいまー」

    アイク「よぉ、凰、愛しの彼とはうまくいったか?」

    鈴「なっ!愛しのとか言うなぁ!」

    アイク「でも好きなんだろ?」ニヤニヤ

    鈴「う、うるさい!着替えるから向こう向いてて!」//

    アイク「いや、ココア飲んで来るからゆっくり着替えてろ」ヨッコイショ

    鈴「あ、うん、ありがと」

    アイク「いえいえ」ガチャ

    鈴「あ!ちょっと待って!」

    アイク「あ?」

    鈴「あんた一方通行って知ってる?」

    アイク「?誰だ?」

    鈴「知らないなら良いの!」

    アイク「そうか……」

    バタン

    鈴「はー、男と同室だなんて心臓が持たないわ」パサッ


  18. 19 : : 2015/11/08(日) 11:59:19

    ~クラス対抗戦当日~

    ワイワイガヤガヤ

    一夏「一回戦から鈴が相手か……」

    ピピッ

    山田『あちらのISは「甲龍(シェンロン)」、織斑君のISと同じ近接戦闘型です』

    箒「固くなるな、練習の時と同じようにやれば勝てる」

    一方通行「俺の時と似たような物だろォが今回は相手にも少しリーチがある、気を付けろ」

    一夏「あれで殴られたらすっげー、痛そうだな……」

    ウォーン

    アリーナの天井が開き、放送が流れる

    『それでは両者、規定の位置まで移動して下さい』

    一夏「よし!」カチャ

    一夏は気合いをいれ、射出される


    鈴「今謝るならいたぶるレベルを下げてあげてもいいわよ」

    一夏「そんなのいらん、全力で来い!」

    鈴「一応言っとくけど絶対防御も完璧じゃ無いのよ?シールドを突破する攻撃力があれば死なない程度にいたぶる事も出来るんだから」

    『それでは両者、試合を開始してください』

    鈴「」カチャ

    一夏「」カチャ

    試合開始と共に二人共構える

    一夏「うぉぉぉぉぉぉお!!!」バッ
  19. 20 : : 2015/11/08(日) 16:01:53

    鈴「ふふっ」ニヤッ

    鈴「ハァァァッ!!」ブンッ

    一夏「!ぐぅっ!」ガンッ

    鈴が一夏に斬りかかり一夏が受け止め、上昇し鈴の剣を弾く

    鈴「ふーん、初撃を防ぐなんてやるじゃない!けど!!…ハァァァァ!!!」

    一夏「くっ!」

    鈴「ふっ!!」ブンッ

    一夏「ぐわぁっ!」ガンッ

    鈴が再度攻撃を仕掛けるが一夏はまたガードする

    鈴「やぁぁぁっ!!」グッ

    鈴が一夏を吹き飛ばすが、一夏もなんとか堪える

    一夏「ぐぅぅぅ!!」

    鈴「ふふっ」ニッ

    ワァァァァァ!!

    鈴と一夏の攻防に観客が盛り上がる

    箒「一夏……」

    セシリア「ああんもう!何やっていらっしゃいますの!?私が(一方通行のついでに)教えたクロスグリットターンを使いなさい!!」

    一方通行「……」


    鈴「ふっ!!」ブンッ

    一夏「!」サッ

    鈴が攻撃し一夏が避けるを数回繰り返す

    一夏「くっ!」(このままじゃ消耗戦になるだけだ、一度距離をとって!)サッ

    鈴「甘い!!」キュンッ

    一夏「ッ!!がっっ!!」

    鈴が射撃し、一夏がバランスを崩すが立て直す

    鈴「今のはジャブだからね!」キュンッ

    鈴の射撃が一夏に直撃する

    一夏「ぐぅっ!あぁ!!」グラッ

    ズドォン!!

    地面に落下し、一夏のバリアエネルギーが削られる


    箒「!何だ今のは!?」

    山田「衝撃砲ですね、空間自体に圧力を掛けて砲弾を撃ち出す武器です」

    セシリア「私のブルー・ティアーズと同じ第三世代兵器ですわね」


    一夏「ぐぅ……あぁ……」フラッ

    鈴「ふっ」ニヤ

    一夏がふらつきながら立ち上がるが鈴は容赦なしに衝撃砲を連射する

    一夏「ぐうっ!ぐわぁっ!!」ギュンッ

    なんとか全弾避ける一夏

    鈴「よくかわすじゃない!この龍咆(りゅうほう)は砲身も砲弾も見えないのが特徴なのに!」


    山田「しかもあの衝撃砲は砲身の斜角がほぼ制限なしで撃てる様です!」

    箒「つまり死角が無いと言う事ですか?」

    山田「そう言う事になりますね……」


    一夏「どこかで先手をうたないとこのままやられちまう!」(しっかりしろ!俺は千冬姉と同じ武器を使ってるんだぞ!)


    千冬「……」

    ~数日前~

    一夏「ふっ!」

    一夏が雪平二型を出す

    一夏「白式の武器って雪平二型だけなのか?」

    千冬「私はそれだけで優勝した、その一振りで十分だ!」ブンッ

    一夏「世界大会優勝者と一緒にされても困るんだけどなぁ」

    バシィ!

    千冬が竹刀で地面を叩く

    一夏「うっ!」

    千冬「大体お前の様な素人が射撃戦闘など出来るものか!反動制御、弾道予測から距離の取り方、いちぜろ停止、アブソリュートターン、それ以外にも弾丸の特製、待機の状態、相手武装による相互影響を含めた思考戦闘、他にもあるぞ、出来るのか?お前に?」

    一夏「うぅ……ごめんなさい……」

    千冬「ふっ、一つの事を極める方がお前には向いているのさ、何せ私の弟だ」クスッ

    ~現在~

    一夏「……」(…バリア無効か攻撃……使えるか?)キッ
  20. 21 : : 2015/11/08(日) 17:51:09

    さて、今回ほとんど喋っていない一方通行だが
    一方通行は一方通行で考え事をしていた



    一方通行「……」(昨日のは夢かァ?訳が解ンねェ、あの野郎一体どォ言うつもりだァ?)

    ~昨夜 一方通行の夢(?)~

    一方通行「あァ?」パチッ

    一方通行が目を覚ます(?)と真っ暗な空間が広がっていた、右も左も上も下も全てが真っ暗な空間だった

    一方通行「どこだァ?ここ」(前にもこンな事があったよォな……)

    アレイスター「やぁ、一方通行、ISの世界は満喫してるかね?」スッ

    一方通行「」(やっぱ出た、また出やがったこいつ……)

    アレイスター「返事は無しか、まぁいい、今回も君にはやって貰う事がある」

    一方通行「あァ?」

    アレイスター「今回は軽く説明しといてあげよう……織斑一夏のハーレムを崩せ!」キリッ

    一方通行「はァ?頭わいてンじゃねェのか?」

    アレイスター「わいてないよ、でも君も気付いているだろう?織斑一夏は……」

    一方通行「?」

    アレイスター「モテる!!」

    一方通行「死ね」

    アレイスター「今のは傷付いたぞ、まぁでも確かにモテるだろう?」

    一方通行「まァな、今のところ篠之乃と凰とセシリアか」

    アレイスター「まぁ、そんなところだが君も大概鈍感だな」

    一方通行「あァ?」

    アレイスター「で、この後も続々と織斑一夏はハーレムを形成して行く、だからそれを止めろ」

    一方通行「なンでだよ」 

    アレイスター「手段は問わない、君が奪うも良し、織斑一夏を殺すも良し、女を殺すも良し」

    一方通行「話聞けよ」

    アレイスター「あ、後君専用ISは気に入ったか?」

    一方通行「やっぱてめェかこンちくしょォ!」ダンッ

    アレイスター「おや?気に入らなかったかい?武器に「幻想殺し(イマジンブレイカー)」を組み込んであげたのに」

    一方通行「そっちじゃねェよ!デザインだよ!何だあのうさ耳(一方通行の専用機のヘッドギアはうさ耳スタイル)!!しかも装備が片腕と腰と両足しかねェじゃねェか!!?」

    アレイスター「うるさいな、「幻想殺し」を開発していたせいで間に合わなかったんだよ」

    一方通行「じゃァ銃の1つくらい入れろよ!!」

    アレイスター「今回はたまに助言とかもしてやるから頑張りたまえよ、一方通行」

    一方通行「聞けェ!!」ダンッ

    アレイスター「ではな」
  21. 22 : : 2015/11/08(日) 18:52:43
    一方通行「クソ……なンだ?目眩がァ……」

    一方通行の意識が遠のく


    一方通行「うゥ……あァ!!」バッ

    目を覚ますといつものIS学園の寮だった

    一方通行「クソ……夢かァ……」

    ピロリンピロリン♪

    一方通行の携帯からメールの着信音が鳴る

    一方通行「あァ?」パカ

    ーーーーーーーーーーー

    ちなみにあのうさ耳には
    ある装置が組み込まれて
    るぞ☆

         アレイスター

    ーーーーーーーーーーー

    一方通行「」イラッ


    ~現在~

    一方通行「」(つかある装置って何だァ?この前調べた時は何も無かったぞォ?しかもハーレムを崩せとかまた無茶な事を言いやがってあのクソ逆さま野郎が……)

    セシリア「ーーーーーさん?一方通行さん?」

    一方通行「ハッ!」

    セシリア「どうか致しました?具合が悪いなら私が保健室までお供しますわよ?」//

    一方通行「いや、なンでもねェ、大丈夫だァ」


    一夏「鈴!」

    鈴「!な、何よ?」

    一夏「……本気で行くからな」

    鈴「何よ!そんな事当たり前じゃない!とにかく、格の違いって言うのを見せてあげるわ!」

    鈴が「双天牙月(そうてんがげつ)」のもう片方を出し一夏に斬りかかる

    一夏「うわっ!」サッ
     
    鈴「ふっ!」ブンッ 

    一夏「くっ!」

    一夏が一旦後退しようとしたところに鈴が追い打ちを掛けようとする


    山田「織斑君……何かするつもりですね」

    千冬「……イグニッションブーストだろう、私が教えた」

    箒「イグニッションブースト?」

    千冬「一瞬でトップスピードを出し敵に接近する奇襲攻撃だ、出しどころさえ間違えなければあいつでも代表候補生と渡り合える、しかし……通用するのは一回だけだ」


    鈴が龍咆を連続で発射するがギリギリで全て避けて行く一夏、素早く動く一夏を一瞬見失う鈴

    鈴「うぅ……!」

    一夏「!うぉぉぉぉぉぉお!!!」

    鈴「え!?」バッ

    バリィィン!ズドォォン!!

    一夏を見失った鈴のすきを突き、一夏がイグニッションブーストを使い鈴に接近しようとした、が、その瞬間何かがアリーナに侵入してきた

    一夏「!うおぉっ!!」ピタッ

    鈴「何?」バッ

    ザワザワ

    ナニ?コウゲキガソレタノ?

    ジシン?

    ブーブーブーブー!!

    一方通行「!!何だァ!?」

    箒「一夏!!」

    山田「システム破損!何かがアリーナの遮断シールドを突破してきたみたいです!!」

    一同「!!」

  22. 23 : : 2015/11/08(日) 20:18:40

    千冬「試合中止!織斑、凰!ただちにフィールドから退避しろ!」

    ウォーン!!

    キャァァァァ!!

    ガシュンガシュンガシュンガシュン!

    警報と共に観客席の障壁が降りる

    一夏「な、何だ?何が起こってんだ!?」キョロキョロ

    鈴「一夏!試合は中止よ、すぐにピットに戻って!」

    一夏「え?」

    ピピッ

    一夏「所属不明のIS?ロックされている?」

    一夏の視界に所属不明のISが表示される

    一夏「あいつに俺がロックされてるのか!?」


    一方通行「チッ」クルッ

    千冬「どこに行く?一方通行」

    一方通行「あァ?便所だよ、悪ィか」

    千冬「今は非常事態だ我慢しろ」

    一方通行「あァ、無理だ」バシュッ

    セシリア「一方通行さん!?」

    千冬「チッ、クソガキが……」

    山田「いいんですか?」

    千冬「……」



    鈴「一夏!速くピットに!!」

    一夏「お前はどうするんだよ?」

    鈴「私が時間を稼ぐから!その間に逃げなさいよ!」

    一夏「逃げるって、女を置いてそんな事出来るか!」

    鈴「ばか!!あんたの方が弱いんだからしょうがないでしょ!?」

    一夏「うっ」

    鈴「別に私も最後までやり合うつもりは無いわよ、こんな非常事態……すぐに学園の先生達がやって来て事態を収集……」

    一夏「鈴!危ない!!」(クソ!間に合わねぇ!!)

    バキュン!!

    「来い、アインバーンシェトラーセ!!」

    キュィィン!!

    敵の銃声と同時にISを呼び出す声がして、続いて敵のビームを打ち消す音がした

    一同「!!」

    一夏&鈴「一方通行!!」


    山田&箒&セシリア「あ、一方通行(君)(さん)!?」


    一方通行「よォ、凰、三下ァ」ニヤッ

    鈴「あ、ありがと……」プイッ

    一方通行「あァ?」

    一夏「どうして来たんだ……」

    一方通行「危ねェ!」ガッ

    バキュン!

    再度ビームが飛んでくるが一方通行が一夏を庇い避けられる

    一方通行「油断すンなっつの、ボケ!」

    一夏「わ、悪い……」

    一方通行「チッ、オイ、てめェ!何が目的だァ!!?」

    「…」 

    一方通行が所属不明のISに質問をするが答えない

    一方通行「チッ」ピピッ

    山田『織斑君!一方通行君!凰さん!今すぐアリーナから脱出して下さい!すげに先生達がISで殲滅に行きます!!それと一方通行君は後でお仕置きですからね!』
     
    一方通行「そりゃどォも」

    一夏「……皆が逃げ切るまで食い止めないと!」

    山田『!そ、そうですけど……』

    一方通行「俺はただ戦(や)りてェだけだがなァ」

    山田『でもいけません!一方通行君は特に!』

    箒「一夏!」

    千冬「……」

    一夏「いいな、鈴、一方通行?」

    鈴「だ、誰に言ってんのよ!」

    一方通行「俺は自分で出てきたンだから良いに決まってンだろォが」

    一夏「よし!」

    バキュン!

    一方通行&一夏&鈴「くっ!」ギュンッ
  23. 24 : : 2015/11/08(日) 21:39:31

    敵ISが立ち上がり、近接攻撃をしかけてくる

    一方通行「チッ!」

    一方通行達はそれを避けるが敵ISは続けてビームを乱射する

    鈴「向こうもやる気満々みたいね!」ビュンッ

    一夏「みたいだな!」

    一方通行「凰!援護しろ!織斑は着いてこい!俺達は近接しか出来ねェから凰と戦ってる隙を突くぞォ!」

    一夏「わかった!」

    鈴「命令しないでよね!」

    敵ISがビームを連射するが、鈴がそれを弾き、龍咆で反撃するも敵ISはかわして鈴に突進し、一旦距離をとる

    鈴「キャァ!」

    一方通行&一夏「待て(待ちやがれェ)!」ギュンッ


    山田「もしもし織斑君!一方通行君!!聴いてます!!?凰さん聴いてます!!?」

    千冬「本人達がやると言っているのだからやらせてみても良いだろう」

    山田「お、織斑先生!!何を呑気な事を言っているんですか!?」

    千冬「落ち着け、コーヒーでも飲め、糖分が足りないからイライラする」カチャ

    そう言いながらも千冬がコーヒーに入れているのは砂糖ではなく、塩だ

    山田「あの、先生……それ塩ですけど…」

    千冬「!……」//

    セシリア「一方通行さん…」

    箒「一夏……」

    セシリア「先生!私にISの使用許可を!すぐに出撃出来ます!!」

    千冬「そうしたいところだが、これを見ろ」

    ピコン

    千冬がそう言って、画面に表示されたのは『ゲート遮断シールド LEVEL4』と言う文字だ

    箒「遮断シールドがレベル4に設定……」

    セシリア「しかも扉が全てロックされて……あ、あのISの仕業……」

    千冬「……その様だ、これでは避難する事も救援に向かう事も出来ない」

    セシリア「!一方通行さんはどうやって……」

    千冬「……さぁな」
  24. 25 : : 2015/11/09(月) 02:31:52
    KITAIです
  25. 26 : : 2015/11/09(月) 18:09:17
    >>25
    ありがとうございます

    晩飯を食べ終わったら更新します
  26. 27 : : 2015/11/09(月) 19:40:59

    敵ISが一夏を殴り飛ばす

    一夏「ぐぁっ!!」

    ネェシマッテル!!

    ダレカタスケテー!!

    ココモダメナノ!?

    セシリア「……でしたら!緊急事態と言う事で政府に救援を!!」

    千冬「やっている、現在も3年の精鋭がシステムクラックを実行中だ、遮断シールドを解除出来れば直ぐに部隊を突入させる」

    セシリア「はぁ……結局待っている事しか出来ないのですね……」(一方通行さん……)

    千冬「なに、どちらにしてもお前は突入部隊には入れないから安心しろ」

    セシリア「なっ!なんですって!?」

    千冬「お前のブルーティアーズの装備は1体複数向きだ、お前が複数の側に入るとむしろ邪魔になる」

    セシリア「そんな事ありませんわ!この私が邪魔などと!!」

    千冬「では連携訓練はしたか?その時のお前の役割は?味方の構成は?敵はどのレベルを想定してある?連続稼働時間は?」

    セシリア「わかりました!わかりましたわ!もう結構です……うぅ~…」ショボン

    千冬「……わかればいい」

    箒「…」


    鈴の龍咆が敵ISに命中し、敵ISの動きが鈍る

    鈴「一夏!一方通行!今の内に!」

    一夏「うぉぉぉぉぉぉお!!」ギュンッ

    鈴の合図で一夏と一方通行が敵ISに攻撃を仕掛けるが、敵ISは攻撃を避けて一夏に蹴りをかます

    一夏「ぐっ!」

    一夏は再度敵ISに攻撃を仕掛けるがかわされ、距離をとられるが、敵ISが移動した先に一方通行が待ち構え、敵ISに組み付く

    一方通行「よし、やれ織斑ァ!」ガッ

    一夏「はぁぁぁぁっ!!」

    一夏が敵ISに斬りかかるが、直前で一方通行が振りほどかれ避けられる

    鈴「一夏馬鹿!ちゃんと狙いなさいよ!」

    一夏「ちゃんと狙ってるっつーの!」

    一方通行「クソッ!」(アインバーンシェトラーセじゃパワー負けしやがる!)ギュンッ


    キャーキャー!!

    ダレカココカラダシテ!

    コワイヨ…

    扉が全てロックされて避難する事が出来なくなった為、皆も混乱している様だ

    アイク「チッ!おい退け!邪魔だ!!」グイッ

    「ロッティ君!」

    アイク「これで俺が怒られたらてめぇ等が説明しろよ!」バッ

    「え?」

    アイク「お前ら離れてろ!」

    「???」

    アイク「来い!ブルートフルスターリ!!」カッ!

    アイクが自身の専用ISを右手の部分だけを展開させて、扉を破壊する

    「!!」

    ワァァァァ!!

    アリガトウ!

    アイク「はぁー、暑苦しかった……」

    アイクは皆からの感謝の言葉を聞き流しながらISを待機状態に戻す、ちなみにアイクのISの待機状態は黒と赤の指輪だ


    ビービービー!

    山田「!アリーナの扉が1つ破壊された模様です!」

    セシリア「え!?」

    千冬「2組のアイク・ロッティだろう、まぁお陰で生徒の避難が出来る訳だからお仕置きは補習でけにしてやるか」

    山田「お仕置きはするんですね……」アハハ

  27. 28 : : 2015/11/10(火) 01:51:04
    期待
  28. 29 : : 2015/11/10(火) 17:01:13
    >>28
    ありがとうございます

    >>27
    今気付いたけど誤字ってますね

    千冬「2組のアイク・ロッティだろう、まぁお陰で生徒の避難が出来る訳だからお仕置きは補習だけにしてやるか」

    です
  29. 30 : : 2015/11/10(火) 18:50:54

    今更ですが、敵ISは原作よりパワーアップしています


    一夏が敵ISに斬りかかるがまた避けられる

    鈴「何回外してんのよ!」

    一夏「くっ!」ピコーン

    一夏のバリアポイントが残り60にまで減り、距離をとった敵ISがビームを乱射する

    一方通行「チッ!」バッ

    一夏「やばい!バリア無効化攻撃は後1回くらいしか使えねぇ!!」

    鈴「一夏離脱!」

    一夏「!お、おう!」バッ

    敵ISの銃撃が激しくなる

    鈴「どうするのよ!何か作戦がなきゃこいつには勝てないわよ!」

    一夏「逃げたきゃ逃げてもいいぜ?」

    鈴「!誰が逃げるって言うのよ!私はこれでも代表候補生よ!」

    一夏「そうか、じゃあ俺も、お前の背中くらいは守ってみせる」

    鈴「あ、ありが……!」

    一方通行「アホ!余所見してンじゃねェ!」キュィィン

    鈴に向かってビームが発射されるが一方通行が右手でビームを打ち消す

    鈴「わ、解ってるわよ!」

    敵ISが両手の前腕部のビーム砲からビームを発射するが3人共避ける

    一夏「なぁ、あいつの動きってなんか機械じみてないか?」

    鈴「何言ってんの?ISは機械じゃない!」

    一夏「そう言うんじゃ無くてだな……あれって本当に人が乗ってんのか?」

    鈴「はぁ?人が乗らなきゃISは動かな……はっ!そう言えばあれ、私達が会話してる時ってあんまり攻撃してこないわね、まるで興味があるみたいに聞いてるような……」

    一夏「だろ?」

    一方通行「あいつが無人機だとして、てめェは何がしてェンだァ?」

    一夏「勿論倒すさ」

    鈴「だからどうやってよ!」


    箒「はぁ…はぁ……!」


    一夏「…零落白夜、雪片二型の全力攻撃だ……」

    一方通行「待て、てめェが言いてェ事はもォ解ったが重要な攻撃自体が当たってねェじゃねェか」

    鈴「?」

    一夏「……次は当てる!」

    一方通行「ハッ、言いきりやがったなァ」

    鈴「よく解らないけど、作戦があるなら行ってみましょうか!」

    一夏「よし、なr」


    箒「一夏!!」

    3人「!!?」バッ

    箒「お、男なら!そのくらいの敵に勝てなくてなんとする!!」

    敵ISが箒に銃口を向ける

    箒「!!」

    一夏「まずい!箒逃げろ!!」

    敵ISがエネルギーをチャージし、ビームを発射する

    一夏「逃げろー!!」

    一方通行「クソ!!」バッ

    ズドォォォン!!

    一夏「箒ーーー!!!」

    轟音が鳴り響き、煙が晴れ、見えたのはと箒の死体……では無く、自身の専用機「ブルートフルスターリ」を身に纏ったアイクだった

    一方通行「!」

    一夏「!」

    鈴「あ、アイク!!」

    アイク「よっ!まだ生きてっかぁ?」ニッ

    鈴「あ、あんたなんで!」

    アイク「あぁ?出てきちゃだめだったか?」

    鈴「そんな事無いわよ!」

    一夏「ほ、箒は!」

    アイク「女なら大丈夫だよ、ショックで気絶しただけだ」

    一夏「そ、そうか……」ホッ

    一方通行「オイ!来るぞ!!」

    敵ISが肩からビームを乱射しながら宙を舞う

    アイク「よっと、もう少しで3年の奴等も来るはずだ!」

    一夏「だったら!」

    一方通行「その前にィ!」

    一夏&一方通行「ぶっ潰す!!!」
  30. 31 : : 2015/11/10(火) 19:37:57

    アイク「やけに好戦的な奴等だなぁ、もちこらえればいいだけなのによ」

    鈴「まぁ、一夏は違うんだけどね」アハハ


    一夏が敵ISに斬りかかるが敵ISは避けつつ蹴りを放つ

    一夏「ぐっ!」

    一方通行「オラァ!!」

    ドォン!

    一方通行が敵ISを掴み地面に叩きつける

    一方通行「やれェ!織斑ァ!!」ガッ

    一夏「!おおぉぉぉぉぉぉ!!!」

    ズドォォォン!!!

    一方通行が敵ISに組み付き、一夏が零落白夜で斬りかかり、砂煙が巻き起こる

    鈴「一夏!」

    砂煙が晴れ、一夏と一方通行の姿が確認される
    、と同時に敵ISの立ち上がる姿も確認された

    鈴&アイク「!!」

    一方通行「ハッ、狙いは?」ニヤッ

    セシリア「完璧ですわ!」

    ドォン!!!

    セシリアのビームが敵ISの腹を貫通し、敵ISが倒れ込む

    一夏「……ふぅ、何とかなったか」

    セシリア「全く、私が外したらどうなさるおつもりでしたの?」

    一方通行「あァ、外さねェだろ?てめェならな……」

    セシリア「っ!あ、当たり前でしてよ!」(一方通行さんが私を信じて……)///

    ~その夜~ 

    一夏「はぁー、今日は疲れたなー」

    一方通行「てめェがヤワなだけだろ」

    一夏「一方通行は疲れて無いのか?」

    一方通行「疲れるわけねェだろ、眠いだけだ」

    一夏「そうか、なぁ一方通行」

    一方通行「なンだ?」

    一夏「次の休みに友達の家に行くんだけど一緒に来ないか?」

    一方通行「はァ?興味ねェ」

    一夏「そんな事言ってると友達居なくなるぞ?」

    一方通行「ンなもン元から居ねェよ」

    一夏「だったらこれから……」
  31. 32 : : 2015/11/10(火) 20:51:01
    一応エロ注意かもです


    ~休日~

    弾「お前ら以外全員女子か、良い思いしてんだろうなー」カチャカチャ

    一夏「してねぇっつーの」カチャカチャ

    弾「嘘をつくな嘘を、お前のメールみてるだけでも楽園じゃねーか、招待券ねーの?」

    一夏「ねぇよ馬鹿、だけど鈴が転校してきてくれて本当に助かったよ、一方通行や箒以外に話し相手少なかったからなー」

    弾「あぁー、鈴か…鈴ね……」ニヤニヤ

    バァン!

    蘭「おにい、お昼出来たよ!さっさと食べにきなさ……い、一夏さん!?」バッ

    一夏「蘭、久し振り、邪魔してる」

    蘭「あ……」

    蘭が自分の服装をみて、慌てて身だしなみを整える

    蘭「い、いやぁ……あの……来てたんですか?」//

    一夏「今日はちょっと他の用事もあったし来てみた、で、こいつは一方通行、悪人面だけど良い奴だ」

    一方通行「オイてめェこの前も悪人面って言いやがっただろォ」イラッ

    弾「蘭、お前ノックくらいしろよ、恥知らずな女だと……!」 

    蘭「な、何で言わないのよ馬鹿にい!」

    弾「そ、そうか言ってなかったか?そ、そりゃすまなかった、あは……あははー」

    一夏「?」

    一方通行「ハッ!」(こいつもかよ……これで四人目か……)

    蘭「一夏さん達の分も用意しますから少し待っててください」

    一夏「あ、ありがとう蘭」

    蘭「い、いえ」

    一方通行「暇だし手伝うかァ」ヨッコイショ

    蘭「そ、そんな悪いですよ!」アセッ

    一方通行「うるせェはよ行け」

    蘭「は、はい!」(不良かなぁ……?)


    ~厨房~

    トントントントン

    蘭「…」(な、何もしないじゃない!しかもめっちゃ見てきてるし!)ドキドキ

    一方通行「オイてめェ、織斑に惚れてンだろ?」(一応確認しとくか)

    蘭「ひゃぁっ!!あつっ!!」バチャ

    蘭が突然の質問に驚いて、熱湯を被ってしまった

    蘭「~~~~~!!」

    一方通行「!チッ!なにやってンだよ!!」バッ

    蘭「す、すみません……」

    一方通行「火傷してやがるなァ、クソ!手ェ貸せ!誰にも言うなよォ!」パシッ

    蘭「ひゃいっ!?」

    一方通行が蘭の手をとり、能力を使う 

    一方通行「よし」(熱を分散させるかァ)

    蘭「い、傷みがひいてく……」

    一方通行「……手はもォ良いだろォ、次は……」

    蘭熱湯をかぶった場所を見付けたが胸の上辺りと太股だった

    蘭「あ、あの……」//

    一方通行「……」

    蘭「お、お願いします」カァ///

    一方通行「織斑じゃ無くて悪かったなァ」(取り敢えず太股から)ソッ

    蘭「ひゃっ……」ドキドキ//

    一方通行「……よし、次は……」

    蘭「あっ……う、上は脱いだ方が良いですか?」//

    一方通行「い、いや駄目だ(俺が)、さ、触るからな……」(熱を分散させるだけ熱を分散させるだけ熱を分散させるだけ熱を分散させるだけ)

    ピトッ

    蘭「ひゃぁんっ!」////

    一方通行「……」(く、クソォ……!!)

    プニ

    蘭「はぁんっ!」////

    一方通行「……よし、終わったぞォ……」スッ

    蘭「あ、ありがとうございました……」(うぅ……一夏さんじゃないのに……恥ずかしい)/// 

    一方通行「はァ、もォあいつら呼ぶかァ」

    蘭「あ、あの!」

    一方通行「あァ?」

    蘭「どうでした?わ、私の……胸」カァ///

    一方通行「う、うるせェ!」//プイッ

    蘭「あ、一方通行さん照れてます?」//

    一方通行「うるせェつってンだろォが」//
  32. 33 : : 2015/11/11(水) 00:25:48
    期待
  33. 34 : : 2015/11/11(水) 21:01:00

    ~数分後~

    カチャカチャ

    一夏「一方通行は食べなくて良いのか?」

    一方通行「あァ、いらねェ」

    蘭「作りますよ?」

    一方通行「てめェさっきの事もォ忘れやがったのかァ?」

    蘭「あ……」//

    一夏&弾「??」

    一夏「あ、着替えたんだな蘭、どっか出掛ける予定?」

    蘭「い、いえ、これは……その……ですね」//

    一夏「あ、デート?」

    蘭「違います!!」ダンッ

    一夏「?」

    弾「ズズ……お前って学校でもその調子なんだろうな……」

    一夏「あ?何の話だよ?」

    弾「なんでもねぇよ、鈴も気の毒に……」ハァー

    一夏「?」

    ~その夜~

    コンコン

    一方通行「あァ?誰だ?」

    山田「あ、わ、私だけど開けてくれないかな?」

    ガチャ

    一方通行「先生かよ、何か用かァ?」

    山田「あ、あの……」

    一方通行&一夏「?」


    ~数分後~

    コンコン

    一方通行「はァ、次はてめェが出ろ」

    一夏「はいはい」ヨッコイショ

    ガチャ

    箒「…」

    一夏「箒……なんか用か?」

    一方通行「」(篠之乃か……)ヒョコッ

    箒「は、話がある……」

    一夏「何だよ改まって?」

    箒「来週の学年別個人トーナメントだが……わ、私が優勝したら……つ、付き合ってもらう!!」

    一方通行「ぶほっ!!」

    一夏「……はい?」
  34. 35 : : 2015/11/11(水) 21:17:06

    相川「ねぇ聞いた?」ヒョコッ

    本音「聞いたー」ヒョコッ

    谷本「これは……」ヒョコッ

    「「「大ニュースだ!!」」」


    ~次の日~

    ネェアノウワサキイタ?

    ナニ?コナイダノisノコト?

    アレハジッケンチュウダッタキタイガボウソウシタッテハナシデショ?

    ジャナクテ,コンゲツノトーナメントデカツトオリムラクンカアクセラレータクントツキアエルンダッテ!

    ソウナノ? マジ!?


    セシリア「皆さん、何の話で盛り上がってらっしゃいますの?」

    箒「いや、私にもさっぱり…」


    谷本「何か、話が歪んで広まってる……」

    相川「あんたまた適当な事言ったんじゃないの?」

    本音「んぇー?そんな事無いと思うけどなー」

    ガラガラ

    一夏「おはよう、何盛り上がってるんだ?」

    「「「何でも無いよ!」」」

    一方通行「あァ?」
  35. 36 : : 2015/11/12(木) 03:07:44
    私、気になります! 
    今後の展開が気になります!
  36. 37 : : 2015/11/12(木) 18:18:21
    >>36
    ありがとうございます

    質問ですが、全ての女性キャラが一方通行に好意を持つようにした方が良いですかね?
  37. 38 : : 2015/11/12(木) 18:44:54

    ガラガラ

    千冬「席につけ、ホームルームを始める」

    ~数分後~

    山田「今日はなんと!転入生を紹介しまーす!」

    ザワザワ

    テンニュウセイ?

    一夏「!」

    シャルル「シャルル・デュノアです、フランスから来ました、皆さんよろしくお願いします」ペコ

    「お、男?」

    シャルル「はい、こちらに僕と同じ境遇の方が居ると聞いて!本国から転入を……」

    キャァァァァァァァア!!

    シャルル「えっ!?」ビクッ

    「男子!」

    「しかもうちのクラス!」

    「美系!守ってあげたくなる系の!」

    千冬「騒ぐな!静かにしろ!」

    シーン…

    千冬「……今日は2組と合同でIS実習を行う、各自は直ぐに着替えて第2グラウンドに集合、それと織斑、一方通行、デュノアの面倒を見ろ、同じ男子同士だ、では解散!!」


  38. 39 : : 2015/11/12(木) 19:00:55
    今日は投稿量少なくてすみません
    明日は普通に更新出来ると思います
  39. 40 : : 2015/11/12(木) 22:24:05
    時間が出来たので更新!

    シャルル「君達が一方通行君と織斑君?初めまして、僕は……」

    一方通行「うるせェ取り敢えず移動が先だァ、女共が着替え始めるからなァ」パシッ

    シャルル「うぇ!?」

    一方通行「?」

    一方通行がシャルルの手を掴み、アリーナの更衣室へ誘導する、シャルルはどうやら何故か動揺している様だ

    一夏「俺達はアリーナの更衣室で着替えるんだ、実習の度にこの移動だから早めに慣れてくれよな」

    シャルル「う、うん」

    一方通行「てめェさっきからやけにそわそわしてやがるなァ、便所かァ?」

    シャルル「ち、違うよ!……!」

    バッ

    「あ、噂の転校生発見!」

    「しかも一方通行君達と一緒!」

    ザワザワ

    一方通行達が移動していると一人の女子に見付かり、その女子の声によって他の女子達も現れた

    シャルル「な、何!?」アワワ

    「皆こっちよ!」

    「者共出あえ出あえー!!」

    ワーーーー!!

    ゾロゾロ

    ミテミテ!アクセラレータクントテヲツナイデル!!

    オリムラクンノクロカミヤアクセラレータクンノシロカミモイイケドキンパツモイイワネ…

    ザワザワ

    一方通行「チッ!行くぞ!」バッ

    一方通行がシャルルの手を掴んだままその場から逃げ出す

    「あ!逃げた!」

    「追いかけるのよ!」バッ

    「待てー!せめて写真だけでもー!!」

    ザワザワ

    シャルル「な、何で皆騒いでんの!?」

    一方通行「あァ?そりゃァISを操縦出来る男なんて今のところ俺達と赤髪野郎しか居ねェからだろ!」

    シャルル「あ、あぁうん、そうだね……」

    一方通行「?」(こいつ……)

    一夏「とにかく走れ!」

    で、アリーナの更衣室に着く

    一夏「はぁ…はぁ……やっと逃げ切れたか」

    シャルル「ご、ごめんね、いきなり迷惑かけちゃって」

    一夏「良いって」

    一方通行「オイ、早く着替えるぞォ」

    一夏「なんでお前は疲れて無いんだよ…」

    一方通行「ハッ、てめェ等とは格が違ェンだよ」

    一夏「なんだよそりゃ……俺は織斑一夏、これからよろしくな一夏って呼んでくれ」

    一方通行「一方通行だ、呼び方は何でも良い」

    シャルル「うん、よろしく一方通行、一夏、僕の事もシャルルで良いよ」

    一夏「あぁ……うわっ!時間やばいな、直ぐに着替えちまおうぜ!」パサッ

    シャルル「うわっ!」クルッ//

    一夏達が着替え始めると、シャルルが頬を染めながら、顔を背向ける

    一夏「?速くしないと遅れるぞ?うちの担任はそりゃぁ時間にうるさい人で……」

    シャルル「う、うん、着替えるよ?でも…その……あっち向いてて?ね?」//

    一方通行「はァ」(……こいつやっぱり…)クルッ

    一夏「いや、まぁ着替えをじろじろ見る気は無いが……何でも良いが急げよ?」クルッ

    一夏がシャルルの方を向くが、着替えは終わった様だ

    一夏「…」

    シャルル「な、何かな?」

    一夏「着替えるの超早いな、何かコツでもあんのか?」

    シャルル「い、いや別に?あ、あは…あははは……」ファサッ

    一夏「?」
  40. 41 : : 2015/11/13(金) 00:23:08
    期待
  41. 42 : : 2015/11/13(金) 00:29:02
    セシリアやラウラとかは一方通行で

    箒や鈴やシャルとかは一夏って分けてみたら?

    きたいです。
  42. 43 : : 2015/11/13(金) 13:18:26

    >>42

    ありがとうございます

    一応考えてたのは

    セシリア、シャル、ラウラ→一方通行

    箒→一夏

    鈴→アイク

    2期の更織姉妹と先生いれたら

    +簪、山田→一方通行

    +楯無→アイク

    って感じですがどうでしょう?
  43. 44 : : 2015/11/13(金) 18:56:17

    一夏「これ着る時に裸って言うのが着辛いんだよな、ひっかかって」

    シャルル「ひ、ひっかかって?」//

    一夏「うん?」

    シャルル「」///

    一夏「ん?そのスーツ着やすそうだな」

    シャルル「デュノア社製のオリジナルだよ」

    一方通行「あァ?確かてめェの名字もデュノア立ったよなァ?」

    シャルル「うん、父が社長をしてるんだ、一応フランスで一番大きい企業だと思う」

    一方通行「…」(そォ言う事か)

    一夏「へぇー、社長の息子なのか」

    一方通行「息子かどォかは知らねェがなァ」

    シャルル「っ!な、何の事かな?」

    一方通行「てめェが一番解ってンだろォが」

    シャルル「う……」(う、嘘……ばれてる?)

    一夏「?」

    ~第2グラウンド~

    千冬「本日から実習を開始する!」

    「はいっ!」

    千冬「まずは戦闘を実演して貰う、凰、オルコット!」

    鈴「はい!」

    セシリア「はい!」

    千冬「専用機持ちなら直ぐに始められるだろ、前に出ろ!」

    鈴「…めんどいなぁ……なんで私が…」スタスタ

    セシリア「はぁ、何かこう言うのは見世物の様で気が進みませんわね……」スタスタ

    千冬「お前達、少しはやる気を出せ、あいつ等に良いところを見せるチャンスだぞ?」ボソッ

    鈴&セシリア「!」

    セシリア「しかたありませんわね!ここは私達専用機持ちが」バッ

    鈴「ふんっ、専用機持ちの実力を見せる良いチャンスね!」 

    セシリア「で、相手は?私は鈴さんでも良ろしいんですが」

    鈴「こっちの台詞よ!あんたなんか返り討ちよ!」

    千冬「はやるな、お前等の相手は……」

    山田「ひゃぁぁぁぁあ!!退いてくださーい!!」

    一同「「!!」」ザワザワ

    千冬が話していると、上から山田が落ちてくる、そしてその落下地点には…

    一方通行「チッ!退け織斑ァ!」バッ

    一夏「一方通行!!」

    ズドーーン!!

    一方通行が一夏を庇い、山田の下敷きになる

    一方通行「」(あァ?何か顔に柔らかい物が、それに良い匂いが……!!)

    山田「あ、あのー一方通行君?そう言うのは困りますー、あ、でもこのままいけば将来は……」

    ~山田の妄想~

    一方通行「大好きだぜ?真耶…」

    山田「あ、一方通行君!わ、私も…」カァ///

    一方通行「じゃァ俺達一緒だな」

    山田「うん!」チュッ

    一方通行「ン」チュッ

    一方通行「愛してるぜ、真耶」

    ~現実~

    山田「なんて事に……」ハワー///

    一方通行「ならねェよ、退k」

    ギュィン!

    一方通行「!?」

    セシリアのブルーティアーズからビームが発射される

    セシリア「あら?外してしまいましたわ」チャキ

    一方通行「……冗談だろ」

    セシリア「えいっ!」

    ドォン!ドォン!

    再度ブルーティアーズからビームが発射されるが同時に山田がそれを撃ち落とす

    セシリア「!」

    山田「大丈夫ですか?一方通行君?」ニコッ

    一方通行「あァ、だから退け」

    山田「あ、ご、ごめんなさい!」サッ

    やっと一方通行の上から退く山田

    一方通行「っはァー、死ぬかと思ったぜェ」

    で、後は原作通りに箒が一夏にお昼を一緒に食べる約束を取り付けて、その後

    ~数分後~

    一夏「なぁ、シャルル、一方通行、昼は一緒に食べないか?箒も来るんだ」

    一方通行「あァ?てめェ等だけで食えよ、俺はシャルルに話がある」

    シャルル「えっ!?」

    一夏「そうか、なら鈴とセシリアでも誘うか……」

    ガシッ!

    と、一夏が立ち去ろうとしていたところで一方通行が一夏の肩を掴む

    一夏「!何だよ?」

    一方通行「昼はてめェ等二人だけで食え、解ったな?」

    一夏「え?何でだよ」

    一方通行「良いから二人だけで食え」

    一夏「?まぁ良いが、じゃあまた後でな!」

    ~食堂~

    一方通行「でェ、てめェは誰だァ?」

    シャルル「!な、何の事かさっぱりだよ!」プイッ

    一方通行「てめェ、男じゃねェだろ?」

    シャルル「うっ、な、なんでそう思うの?」

    一方通行「あァ?俺がてめェの手を掴んだ時に少し顔を赤らめただろォが、男が男にたいしてそンな反応するかよ」

    シャルル「うぅ……」//

    一方通行「それによほどの恥ずかしがり屋じゃなきゃ同性に対して「あっち向いてて」なんて言うかよ」 

    シャルル「うぅぅ……」///

    一方通行「それにてめェさ、さらし巻いてただろォが!」//

    シャルル「うぇ!?み、見たの!?」//

    一方通行「う、うるせェ!」

    シャルル「や、やっぱり見たんだ!……あ、一方通行のエッチ!」///

    エ?ナニナニ?

    ザワザワ

    一方通行「っ!てめェ大声出すな!ばれるぞ?」

    シャルル「はっ!」カァ///

    一方通行「つ、続きは部屋で話すかァ」ガタ

    シャルル「う、うん」//
  44. 45 : : 2015/11/14(土) 00:05:39

    ~屋上~

    一夏「箒ー」

    箒「一夏!」パァァァ

    一夏「はやく食べようぜ!」

    箒「い、一夏の事だから鈴とか一方通行も連れて来るものと思ってたのだが?」

    一夏「何か一方通行が二人きりで食べろって言ってたんだよなー、やっぱ鈴達も呼ぶか?」

    箒「いや、いい!そんな事より早く食べるとしよう!」(感謝するぞ一方通行!)

    一夏「お、おう」

    ~一方通行達の部屋~

    一方通行「で、訳を話して貰おォか?」

    シャルル「う、うぅ……」

    一方通行「もォばれてンだから吐けよ」

    シャルル「……でもやっぱり詳しくは…」

    一方通行「まァどォせてめェの親父から俺や織斑とそのISのデータを盗ってこいとでも言われたンだろォがよ」

    シャルル「!な、何でそれを!」

    一方通行「そりゃァ金持ちが自分のガキを性別偽らせて珍しい奴の居る学校に入学させる理由なンざそれくらいしかねェだろォが」

    シャルル「うっ……」

    一方通行「で、てめェはこれからどォする」

    シャルル「……僕が男じゃないってバレちゃったから取り敢えず退学になった後は本国に送り返されるんじゃないかな?その後は良くて牢屋行きだと思う」

    一方通行「はァ?てめェの親父のコネでなンとかなるンじゃねェのかよ?」

    シャルル「僕は父の本妻の子じゃないから」

    一方通行「ヘェー」(自分の親…ねェ……)

    シャルル「ね、ねぇ一方通行」

    一方通行「あァ?」

    シャルル「短い間だったけど僕は楽しかったよ」ニコッ

    一方通行「はァ……てめェの居場所くらい俺は守ってやンよ」

    シャルル「え?」

    一方通行「もし織斑に言っても同じ事を言うと思うが、お前はそれで良いのかよ?」

    シャルル「え?」

    一方通行「てめェがフランスでくせェ飯を食って余生を過ごしてェっつンならほっとくが、てめェがここに残りたいっつーならてめェの居場所くらいいくらでも守れる、だからてめェはどォしたい?」

    シャルル「ぼ、僕は……」

    一方通行「もォ一回しか聞かねェぞ?てめェはここに残りてェか?」

    シャルル「僕はここに……ここに残りたい!」

    一方通行「そォか、なら皆には黙っといてやる」

    シャルル「ほ、本当に?」

    一方通行「さっきも言ったろ?てめェの居場所を守ってやるってなァ」

    シャルル「う、うん!」パァァ

    一方通行「はァ、織斑の様子でも見に行くかァ」ヨッコラショ

    シャルル「ね、ねぇ一方通行!」

    一方通行「あァ?」

    シャルル(以下シャルロット)「僕の本当の名前シャルロットって言うんだ、だから……ふ、二人きりの時はシャルロットって呼んで?」//

    一方通行「あァ、それじゃァ行くぞ、シャルロット」

    シャルロット「う、うん!」パァァ
  45. 46 : : 2015/11/14(土) 00:06:37
    うーん、やっぱオリジナルになるとクオリティ下がるなぁ……
  46. 47 : : 2015/11/14(土) 00:09:18
    期待
  47. 48 : : 2015/11/14(土) 00:13:51
    >>47
    ありがとうございます
  48. 49 : : 2015/11/14(土) 11:29:38

    ~食堂~

    鈴「でね、あの時の一夏ってば私の失敗した料理を食べて美味しいって言ったのよ?あんただったらどう思う?」

    アイク「悪い、話が長すぎて半分くらい聞いてなかった」

    鈴「だーかーらー……」

    アイク「……お前って本当に織斑の事好きなんだな」

    鈴「うぇ!?い、いきなり何よ!?」//

    アイク「お前は俺と話してる時は織斑の話をしてる時が一番楽しそうだ………俺は先に部屋に戻る」ガタ

    鈴「あ、アイク?」

    アイクが鈴の話を聞かずに食堂を出る

    鈴「?何なのよあいつ……」

    ~アイクside~

    ダンッ!

    アイク「クソ!……」(鈴の事は応援するって決めたのによ!)

    一夏「お!アイク?」

    アイク「!……なんだ、あんたかよ、びっくりさせんなっつーの」

    一夏「悪い悪い、で、どうかしたか?」

    アイク「何がだよ?」

    一夏「いや、なんか機嫌が悪そうだったから」

    アイク「……何でもねぇよ、それより鈴が食堂に一人で居るから声でもかけてやってくれ」

    一夏「?別にいいが、何かあったら相談しろよ?」

    アイク「てめぇに相談出来る事だったらな」

    一夏「?」

    アイク「じゃあな」

    一夏「あ、ああ!じゃあな」


    ~その夜~

    シャルロット「じゃあ、先にシャワー使わせて貰うね!」

    一方通行「早くしろよ、出来るだけ織斑が帰ってくる前になァ」

    シャルロット「うん、あ、覗いたりしたら駄目だからね?」//

    一方通行「しねェっつの」プイッ

    一方通行「……」

    しばらくすると、シャワーの音が聞こえてくる

    一方通行「……はァ…」
  49. 50 : : 2015/11/14(土) 15:10:33
    一方通行「あァ、そォ言えばシャンプー切れてたっけか」ヨッコラショ

    一方通行が棚にある代えのシャンプーを取りだし、バスルームの扉をノックする

    『はーい、一方通行?』

    一方通行「あァ、シャンプー持ってきた」

    ガチャ

    シャルロット「あ、ありがと」//

    一方通行「お、おォ…」スッ

    ガチャ

    一方通行&シャルロット「!」

    シャンプーを渡そうとしたところで部屋の扉が開く

    シャルロット「!は、はやく閉めて」バッ

    一方通行「おォ!」バッ

    バタン!

    一方通行「……って何で俺を風呂場に引き入れてンだよ!?」

    部屋が開いたのにびっくりして一方通行がバスルームの扉を内側から閉める、何故内側からだと言うとシャルロットが間違えて一方通行をバスルームの中に引き入れたからである

    シャルロット「し、仕方無いでしょ!咄嗟の行動だったんだから!そ、それより目を瞑ってて!」///

    と、一方通行達がゴチャゴチャしてる内に向こうの方から一夏の声が聞こえる

    「一方通行?」

    一方通行「!な、なンだ織斑か、悪いが先に風呂使わせて貰ってる」

    「いや、別にいいけど……これからまた箒のとこ行ってくるから!」

    一方通行「あァ、解った」

    「じゃあな!」

    ガチャ バタン

    向こう側から扉が閉まる音がする、どうやら一夏は行ったらしい

    一方通行「はァ……よし、は、放せ」

    シャルロット「う、うん!」バッ

    一方通行「はァ…」

    一方通行が溜め息をつきながらバスルームから出る


    シャルロット「はぁ……ドキドキした」///


    ~一方通行side~

    一方通行「クソ、あの野郎は一体何しに帰ってきたンだよ!制服もビチャビチャだしよォ」(能力使うかァ)ビチョー

  50. 51 : : 2015/11/15(日) 02:02:01

    ~翌日~

    ザワザワ

    山田「え、えーと、今日も嬉しいお知らせです!また新しいお友達が子このクラスに入って来ました!」

    ザワザワ

    キノウキョウデフタリッテサスガニオカシクナイ?

    山田「み、皆さんお静かに!」

    千冬「自己紹介をしろ、ラウラ」

    ラウラ「はい、教官」

    一夏「!」(教官?って事は千冬姉がドイツに居た頃の……)

    ラウラ「ドイツ出身、ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

    シーン

    山田「あのー、以上ですか?」

    ラウラ「以上だ!」(……この男が教官の……いや、私は認めない!)スッ

    一夏「?」

    パンッ!

    一夏「!」

    シャルロット「!」

    箒「!」

    山田「!」

    その他「!」

    ラウラが一夏の前に移動すると、いきなり手を振り下ろす、が、その手を一方通行が止める

    一方通行「初対面の人間にいきなりビンタかまそォとするなンざ礼儀がなってねェなァ?」

    ラウラ「!は、放せ!!」ブンッ

    一方通行「チッ!」ヒョイ

    ラウラが一方通行にパンチを食らわそうとするが一方通行は軽々と避ける(勿論能力を使って)

    ラウラ「このっ!」グッ

    一方通行「甘ェよ!」ガッ

    ラウラ「!」

    ガンッ!

    ラウラが格闘術を駆使して攻撃しようとするが、一方通行はラウラの胸ぐらを掴み、壁に叩き付ける

    一方通行「まだやるかァ?クソ女」

    ラウラ「ぐっ、貴様ァ!」グッ

    千冬「その辺にしておけよクソガキ共、ラウラを放せ、一方通行」

    ラウラがISの部分展開をしようとしたが千冬が止める

    一方通行「……チッ」パッ

    ラウラ「くっ……」スタッ

    ザワザワ

    千冬「二人共席につけ」

    一方通行「はァ……」ヨッコイショ

    一夏「た、助かった一方通行」

    一方通行「そォかよ」


    ~アリーナ~


    箒「攻撃する時こう、ズバーーと~~~」ウンヌンカンヌン

    セシリア「ガードする時は~~~」ウンヌンカンヌン

    鈴「解るでしょ?だから~~~」ウンヌンカンヌン

    一方通行達はアリーナでISの訓練をしていた、詳しい面子は一方通行、一夏、シャルロット、箒、鈴、アイク、セシリアだ

    一夏「解んねぇよ!」

    一方通行「ほォほォ」フムフム

    アイク「成る程……」フムフム

    一夏「何でお前達は解るのかよ!?」

    一方通行&アイク「セシリアのだけな」

    一夏「それでも十分すげぇよ……」

    一方通行「つってもぶっちゃけ俺は近距離武器しかねェからセシリアの説明がわかってもあまり意味がねェンだがよ」

    一夏「あ、そう言えばアイクのISはどんなISなんだ?」

    アイク「はぁ?学年別個人トーナメントん時に見せただろ?」

    一夏「無人機との戦いに夢中で見てなかったんだよ」

    一方通行「同じく」

    アイク「はぁ、見てろよ」スッ

    アイクが右手を前に差し出し、専用機の名前を呼ぶ

    アイク「来い、ブルートフルスターリ!」

    カッ!

    アイクがそのISに身を包む

    アイク「ふぅ、どうだ?」

    一夏「ごついな……」

    一方通行「しかも顔も被うタイプかよ」

    鈴「私アイクには一度も勝って無いのよね……」

    アイク「相性の問題だろ」

  51. 52 : : 2015/11/15(日) 05:07:20
    期待
  52. 53 : : 2015/11/15(日) 22:28:26
    女子全員が一方通行のこと好きになっても俺得だけどな
  53. 54 : : 2015/11/16(月) 19:34:34

    >>52
    ありがとうございます

    >>53
    そうですか?でも鈴とアイクは絡ませたい!!w



    一夏「なぁアイク、俺と対戦しないか?」

    アイク「はぁ?別に良いけど泣いても知らねぇかぞ?」

    箒&鈴「ぶふっ!!」(涙目の一夏……良い!!)ブハッ

    一方通行「ぶっ!」ブハッ

    一夏「言ったな?っと言う訳で皆下がっててくれるか?」

    箒&鈴「喜んで!」

    一方通行「~~~~ッ!!」ゲラゲラ


    ~数分後~

    一夏「来い!白式!」カッ

    一夏が待機状態の白式を機動させ、雪片二型を出現させる

    アイク「へぇー、よく見たらあんたのISもカッコいいじゃん」ニッ

    一夏「そりゃどうも、それじゃ……」グッ

    アイク「……」グッ

    一夏とアイクが自身の武器を構える

    一夏&アイク「「行くぞ!!」」バッ

    二人が互いに接近し一夏が雪片二型で斬りかかる

    一夏「はぁっ!!」ブンッ

    アイク「ふっ!甘い!」ガッ

    アイクが一夏の攻撃を避け、一夏を掴み右手から赤い電撃を放つ

    一夏「ッ!ぐぅぅう!!」バリバリバリ


    一方通行「」(あいつのISもアレイスターの野郎が用意してンのかァ?)

    セシリア「あ、あの一方通行さん?今夜は一緒に食事を……」

    シャルロット「!」

    一方通行「あァ?」

    セシリア「出来れば二人きりで……」ゴニョゴニョ///

    一方通行「いや、よく聞こえねェンだけど」

    セシリア「もう!」//

    シャルロット「はぁ…」ホッ


    アイク「遅いんだよ!!」ガッ

    一夏「くっ!」

    アイクが一夏を左腕で掴み、左腕から炎を出す

    一夏「あっつ!!」

    アイク「余所見してんじゃ……ねぇよ!!」ブンッ

    一夏「ぐぁ!!」

    ズドォン!

    一夏が煙から出たところでアイクが回し蹴りをくらわす

    一夏「まだだ!」バッ

    一夏が立ち上がるが、アイクの姿を見失う

    一夏「!」

    アイク「……残念、終わりだ!!」スッ

    キュゥゥン!

    アイクのブルートフルスターリの両手の部分の模様が光り、右手から電撃を左手から炎を放出する

    一夏「!!」

    ズドォォン!!
  54. 55 : : 2015/11/17(火) 19:10:18



    一夏「アイクって強いんだなー」

    アイク「てめぇが弱いんだよ」ハァ

    ブゥゥン

    どこからかビーム兵器のチャージ音が聞こえる

    一方通行「!避けろォ!!」バッ

    一同「「「!!!」」」

    ドォン!!キュィィン!

    轟音と共にビームが発射されるが!一方通行が即座にISを展開し、右手でビームを無効化する

    一方通行「よォ、随分と物騒な物をぶっ放してくれるじゃねェか………ラウラ・ボーデヴィッヒさンよォ!!」キッ

    ラウラ「……」ギリッ

    一夏「お前は!」

    鈴「あんたね!一夏をいきなりぶとうとした女は!!」

    ラウラ「認めない…」キッ

    一夏「!」

    ラウラ「貴様があの教官の弟であるなど!!」

    一方通行「無視してンじゃねェよ三下」

    ラウラ「また貴様か、貴様の様な雑魚には興味が無い」

    一方通行「ヘェ、雑魚……ねェ、てめェもォ忘れたンじゃねェだろォなァ?今朝てめェが俺に負けた事を」

    ラウラ「くっ!負けてなど無い!あのままやれば私が勝っていた!」

    一方通行「ほォ、なら今から今朝の続きをやるかァ?三下ァ」

    ラウラ「!貴様ぁ!!」ギリッ
  55. 56 : : 2015/11/18(水) 03:45:00

    一方通行「なーンてな、どォせ後少しでツーマンセルトーナメントが始まるンだからその時にぶちのめしてやンよ、俺は他に用事が出来たからもォ行くわ」

    ラウラ「なっ!ま、待て!!」

    一方通行「あァーあ、聞こえねェ」スタスタ

    ラウラが引き止めるが一方通行は無視して行く

    ラウラ「」イラッ

    ~校舎内~

    一方通行「はァ…」(確か4組だよなァ?専用機持ってるやつは……)スタスタ

    本音「あ!あーくん!」ダキッ

    本音が後ろから一方通行の腕に抱き付き、一方通行がよろける

    一方通行「おォっと……っててめェかよ、何か用かァ?つかいつも一緒に居る相川と谷本はどォした?」

    本音「今は別々に行動してるのだー、あーくんはどうしたの?」

    一方通行「あァ、4組の専用機持ちに会いてェンだが誰だかわかンねェンだ、てめェは知ってるか?」

    本音「うん!明日一緒に朝ご飯食べてくれるなら紹介してあげるよ?」

    一方通行「はァ?まァ良いか」ハァ

    本音「じゃあ明日紹介するね!」

    一方通行「いや、今教えr……ってもォ居ねェし…」

    ~翌朝 食堂~


    ワイワイガヤガヤ

    本音「やっほーあーくん!」

    一方通行「よォ、で、てめェが乃仏曰くの言うかンちゃンか?」

    簪「う、うん、更識 簪(さらしき かんざし)……です、よろしく…」

    一方通行「俺は一方通行だ、呼び方はどォでも良い」

    一方通行と簪が軽く自己紹介をし、テーブルへ移動する(相川&谷本も同席)

    簪「…」パクパク

    一方通行「…」ムシャムシャ

    相川「ねえ一方通行君、私達の中で誰が一番可愛い?」

    一方通行&簪「ぶふっ!!」

    相川のいきなりの質問に一方通行と簪がむせる

    一方通行「なンだよいきなり?」ゲホッ

    相川「だって周りにこんなに女子が居るんだよ?私は気になるよ!」

    谷本「私も気になる!」

    本音「私もー!」

    一方通行「訳わかンねェ、てめェ等は織斑とアイクと俺で誰が一番か聞かれたら答えられンのかよ?」

    本音「うん!あーくんって答えられる!」

    相川&谷本「私もー!」

    一方通行「はァ?病院行けよてめェ等」

    簪「」(か、会話に参加出来ない……!)

  56. 57 : : 2015/11/18(水) 18:28:43
    これ面白いよ
    http://novel.syosetu.org/58785/
  57. 58 : : 2015/11/18(水) 21:24:49
    >>57
    ありがとうございます

    俺も面白いssを作れたらいいのに……
  58. 59 : : 2015/11/19(木) 01:45:52
    期待!!
  59. 60 : : 2015/11/19(木) 06:55:26
    >>59
    毎回毎回ありがとうございます!


    本音「かんちゃんかんちゃん!」コソコソ

    簪「な、何?」(何でこそこそしてるんだろ?)

    本音「話し掛けなくて良いの?ちょっとは気になってたんでしょ?」コソコソ

    簪「!は、はぁ!?何言ってるのよ本音、わ、私は別に……」//コソコソ

    一方通行「なァにさっきからこそこそしてるンですかねェ?乃仏さンに更識さァン?」ズイッ

    本音&簪「な!何でもない(です)!」ビクゥッ

    一方通行「あァ?つか何で更識(?)は俺に対して敬語なンだよ」

    簪「あ、いや……その……」

    相川「一方通行君と初対面でタメ口きける人は少ないと思うけど……」

    一方通行「てめェそりゃどォ言う意味だァ?コラ」

    谷本「だって……ねぇ?」

    一方通行「……チッ、悪人面は自覚してるがどォしよォもねェだろォが」

    本音「笑ったら何とかなるよー!」

    一方通行「アホか、この顔で笑ったって逆に怖ェよ」

    相川「確かに……」

    一方通行「オイ」

    簪「…」//モジモジ

    一方通行「てめェは何モジモジしてンだよ?」

    簪「!べ、別に……何も無い……デス」//

    本音「あー!そうだあーくん、かんちゃんが相談があるんだって!」(嘘だけどねー)

    簪「!!?」バッ

    いきなりの本音の嘘に簪が首を凄い勢いで回し、本音に向ける

    一方通行「あァ?なンだよ?」

    本音「お昼に二人きりで話したいってさ!」

    簪「」

    驚きのあまり簪が言葉を失う、が一方通行は気付いて無い

    一方通行「つゥ事は昼は更識と二人きりにした方が良いのかァ?」

    簪「あ、別n」

    本音「うん!二人きりで人気が少ない場所が良いって!」

    簪「…」(もうやめてよ本音……)

    一方通行「あァ、わかった、じゃァ昼に4組の教室に行くから待ってろ」

    簪「は、はい……」

    で、なんやかんやで昼休み

    ザワザワ

    オナカスイタンダヨ

    ア,アクセラレータクンダ

    ドウシタノカナ?

    一方通行「おォ居た居た」

    一方通行は4組の教室に約束通りに簪を迎えに来るが、簪は何かの作業をしてるようだ

    一方通行「はァ……更識来たぜェ」トンッ

    簪「ふわぁっ!!」ビクッ

    一方通行「うォ!!」ビクッ

    一方通行が簪の肩を軽くつつくと簪が驚く、それに対して一方通行が驚く

    簪「あ、一方通行君!?」ドキドキ

    一方通行「よォ、今朝言ったろ?」

    簪「え?あっ、うん!言った」(言ったのは本音だけど)

    一方通行「まァ、取り敢えず屋上行くかァ」

    簪「う、うん」ガタ

    簪が席をたち、一方通行に着いていく、途中で「あれ?更識さんと一方通行君って仲良かったの?」とか「更識さんって意外とやる事やってるんだね」とか聞こえたけど簪は恥ずかしいので詳しくは考えないようにした
    で、屋上

    ガチャ

    一方通行「で?相談ってなンだよ?」

    簪「うん、えっと……」(どうしよう全然考えてなかった!)

    勿論簪には考える時間はあったのだが、簪は全く考えてなかったようで、取り敢えず知りたいことを聞いてみる事にした
    で、最初の質問が

    簪「あ!アニメ好きですか?」

    これである

    一方通行「はァ?」

    簪「あ」(…って何言ってるのよ私の馬鹿ぁ!!)

    一方通行「あ、あァー、まァアニメはちょいちょい観るが?」

    簪「あ!う、うん!」

    一方通行「…」

    簪「…」

    沈黙

    簪「…」(き、気まずい!)

    一方通行「あァー、で、相談ってなンだよ?」

    簪「は、はい!」(よし、次こそ!)ドキドキ

    と、簪が気合いを入れるが

    簪「す、好きな人って居ますか!?」

    やはりこれである

    簪「」(って違ぁぁぁう!!)

    一方通行「……よし、食堂行くかァ」ヨッコイショイ

    簪「は、はい…」(何か今日の私おかしい気がする、多分久し振りに男の人と話したからよ、うん……もしかして嫌われたかな)ショボン

  60. 61 : : 2015/11/19(木) 08:01:55

    簪「あっ!」ガッ

    一方通行「あァ?……!!」

    一方通行が屋上から出る、続いて簪も出ようとした、がその際に躓いてしまい、一方通行に後ろから体当たりをかますような感じでぶつかってしまい、階段から一方通行もろとも転げ落ちる

    一方通行「痛ってェーなァ……ン?」パチッ

    簪「んぅ……」(痛てて……ん?)パチッ

    二人が目を開けると、簪が胸を一方通行の顔に押し付けてるようなポーズになっていた

    簪「あ……あぁぁ……ハッ!ご、ごめんなさい!」バッ///

    簪が慌てて一方通行の上から退く

    一方通行「ハッ!わ、悪ィな」ヨッコイショ

    簪「こちらこそごめんなさい……」(わ、私一方通行に……)カァ///


    ~夕方~

    一方通行「って事があった」

    一夏「さ!災難だったな……」

    一方通行「全くだァ」

    「答えて下さい教官!何故こんなところで!」

    一方通行&一夏「?」チラッ

    二人が声のした方に行くと、先日一夏にビンタしようとした少女、ラウラと一夏の姉、千冬が話していた

    千冬「何度も言わせるな、私には私の役目がある、それだけだ」

    ラウラ「こんな極東の地で何の役目があると言うのですか!?お願いです教官!我がドイツで再びご指導を!ここではあなたの能力は半分も生かされません!」

    千冬「ほぅ?」

    ラウラ「大体、この学園の生徒など!教官が教えるに足る人間ではありません!危機感に疎く、ISをファッションか何かに勘違いしている!その様な者達に教官が時間をさかれるなど!」

    千冬「そこまでにしておけよ小娘」

    ラウラ「!」

    千冬「少し見ない間に偉くなったな、15才でもう選ばれた人間気取りとは恐れ入る」

    ラウラ「わ、私は!」

    千冬「寮に戻れ、私は忙しい」

    ラウラ「!」ダッ

    千冬がそう言うと、ラウラは逃げるように走り去る

    一方通行&一夏「…」

    千冬「そこの男子、盗み聞きか?異常性癖は感心しないぞ」

    一夏「何でそうなるんだよ千冬姉!」バッ

    千冬「学校では織斑先生と呼べ」ギロッ

    一夏「!は、はい…」

    一方通行「てめェも学習しねェなァ」

  61. 62 : : 2015/11/19(木) 08:53:26

    千冬「下らない事をしてる暇があったら自主訓練でもしろ、このままでは月末のトーナメントでは初戦敗退だぞ」

    一夏「わかってるって!」

    千冬「そうか、ならいい……」スタスタ

    一夏「なぁ、待ってくれ」

    千冬「?」

    一夏「さっきの、ラウラって奴が言ってた俺の事、千冬姉の弟とは認めないって、あれってやっぱり俺のせいで千冬姉が二度目の優勝を逃した事……」

    一方通行「?」

    千冬「終わった事だ、お前が気にやむ必要はない、ではな」スタスタ

    千冬が再度歩を進め、その場から離れる

    一夏「…」

    一方通行「オイ、さっきの話はなンだ?」

    一夏「……第二回モンド・グロッソ、ISの世界大会、その決勝戦の日に俺は誰かに誘拐された、どう言う目的があったのかは未だに解らないけど、俺は拘束されて閉じ込められた、それを助けてくれたのが決勝戦をほっぽりだしてきた千冬姉だった、決勝戦は千冬姉の不戦敗、誰もが優勝を確信していただけに、千冬姉の棄権は大きな騒ぎを呼んだ、そして俺の監禁場所について情報を提供してくれたドイツ軍に借りを返す為、一年ちょいの間ドイツ軍のIS部隊の教官を勤めてたって訳だ……全て俺の不甲斐なさのせい、情けない弟だよな……」

    一方通行「……それで終わらせる訳ねェよなァ?」

    一夏「あぁ、いつまでも千冬姉に守られてちゃ駄目だ、次は俺が……」
  62. 63 : : 2015/11/20(金) 01:16:27

    ~翌日~

    ザワザワ

    エ?ウソホントニ?

    ヤバクナイ?

    セシリア「それは本当ですの!?」

    鈴「嘘ついてないでしょうね?」

    「本当だってば!この噂学園中どもちきりなのよ?」

    「今月の学年別トーナメントで優勝したら、男子4人の誰かと付き合える事になってるらしいの!」

    セシリア「そ、それは一方通行さん達も承知していますの?」

    「それがね?本人達はよくわかってないみたい」

    鈴「どう言う事?」

    「女子達だけの取り決めって事らしいのよ!」

    ガラガラ

    一夏「おはよー」

    女子「「!!」」

    シャルロット「皆何の話してるの?」

    一方通行「どォせろくでもねェ事話してンだろォ」

    ワ,ワァァァァァア!

    女子達が突然走り去る

    鈴「じゃあ私、自分のクラスに戻るから」スタスタ

    セシリア「そ、そうですわね、私も席につきませんと!」スタスタ

    シャルロット「?」

    一夏「何なんだ?」

    一方通行「俺が知るか」

    箒「…」
  63. 64 : : 2015/11/20(金) 03:27:15

    ~昼休み 食堂~


    一方通行「で、てめェはなァンで俺の膝に座ってるンですかねェ?」

    本音「~♪」

    一方通行「聞いてねェし」ハァ 

    簪「…」ジー

    本音「あー!かんちゃんが羨ましそうにこっち見てるー!」

    簪「!」

    一方通行「はァ?」

    簪「で、でたらめ言わないでよ本音!」

    本音「えー?でもこっち見てたじゃーん」

    簪「み、見てないわよ!」プイッ

    一方通行「はァ…」


    ジー

    アイク「あのもやし中々やるな……」ジー

    鈴「何やってんのよ……」

    アイク「あぁ?決まってんだろ、盗み見だ」

    鈴「堂々と言い切ったわね……で、何で見てるの?」

    アイク「何で見てるってそりゃぁ……何でだろうな?」

    鈴「何よそれ……」

    アイク「で、お前は何で俺と飯食ってるんだ?」

    鈴「何よ?駄目なの?」

    アイク「駄目って訳じゃねぇが、織斑と食べりゃぁ良いじゃねぇか、その分一緒に居られる訳だし」

    鈴「それはそうだけど……でも今は一夏と一緒に居たい気分じゃないの」

    アイク「へー、上手くいってねぇのか?」

    鈴「別にそう言う訳じゃ無いわよ、でも……」

    アイク「?」

    鈴「そう言えばあんたは学年別トーナメントのペアはどうすんの?」

    アイク「うーん、お前とって言いたいところだけど織斑が居るし抽選で当たった奴と組む事にする」

    鈴「何?私以外に友達居ないの?」クスクス

    アイク「うるせぇ」イラッ

    鈴「にしてもあんた達って馬鹿よね」

    アイク「はぁ?何だよいきなり?」

    鈴「まわりは女子ばっかりなんだから彼女の一人くらい作れば良いのに」

    アイク「……好きな奴は居たよ、でも他に好きな奴が居るっぽいから諦めた」

    鈴「へー、誰?セシリア?」ニヤニヤ

    アイク「何でだよ、俺セシリアとは話したことあんまねぇぞ?」

    鈴「じゃあー、箒?」

    アイク「だから違ぇって、お前じゃ絶対当てれねぇよ」

    鈴「じゃあ教えてよ」

    アイク「嫌だっつの、大体もう諦めたんだから関係ねぇよ」

    鈴「でも気になる」

    アイク「はぁ……俺の失恋の事より織斑の前の彼女とかの事を考えろよ、織斑には実は恋人が居るとかなったらどうするんだよ?」

    鈴「う……やな事考えさせないでよ……」

    アイク「うるせぇ、これであいこだ」
  64. 65 : : 2015/11/20(金) 04:11:45
    期待
  65. 66 : : 2015/11/20(金) 06:18:14

    ~屋上~

    箒「何故だ……」 

    『私が優勝したら……つ、付き合ってもらう!!』

    箒「と言う話が何故……」

    『今月の学年別トーナメントで優勝したら、男子4人の誰かと付き合える事になってるらしいの!』

    箒「と言う事になるのだ?……はぁ……優勝したら一夏と付き合えるのは私だけのはずだ!と、とにかく私が優勝すれば問題ない、優勝すれば……」(……あれは私が小学4年生の時だ、剣道の全国大会…優勝は間違いないと言われていたが私は参加出来ず、不戦敗となった……姉さんがISを発表したせいだ、ISはその圧倒的な性能から兵器への転用を危ぶまれ、私の家族は重要人物保護プログラムによって、てんてんと引っ越しをさせられたのだ、気が付けば両親とは別々に暮らし、姉さんは行方不明、私は執拗なまでの監視と聴取を受けさせられ、私は心身共に参っていた……それでも剣道は続けた、それが唯一一夏との繋がりに思えたからだ……しかしあの日の私はとても醜い人間だった、太刀筋は己を移す鏡、私はただ相手を叩きのめす為に、憂さ晴らしの為に剣道をしていたのだ……あれはただの暴力だった、強いとは言えない、強いとはそう言う物を指すのでは無い…今度こそ私は強さを見誤らずに勝つ事が出来るのだろうか……いや、勝たなくてはならない、何より己自身に!)


  66. 67 : : 2015/11/20(金) 06:26:07
    ラウラのISにVTシステム必要ですかね?
  67. 68 : : 2015/11/21(土) 05:06:27

    ~第3アリーナ~

    鈴「…」ザッ

    セシリア「あら?」

    鈴「!早いわね」

    セシリア「てっきり私が一番乗りだと思ってましたのに」

    鈴「はぁ……私は今から学年別トーナメント優勝にむけて特訓するんだけど?」キッ

    セシリア「私も全く同じ理由ですわ」キッ

    鈴&セシリア「!」ムッ

    どうやら鈴はセシリアが一夏の事が好きだと、セシリアは鈴が一方通行の事が好きだと勘違いしている様だ

    鈴「この際どっちが上かはっきりさせとくのも悪くないわね」

    セシリア「よろしくってよ、どちらがより強く優雅であるか、この場で決着をつけて差し上げますわ!」

    鈴「勿論、私が上なのは解りきってる事だけど!」

    セシリア「弱い犬ほどよく吠えると言うけれど、本当ですわね」

    鈴「!どう言う意味よ?」

    セシリア「自分が上だって、わざわざ大きく見せようとしてるとこなんか典型的ですもの」

    鈴「その言葉……そっくりそのまま返してあげる!」カッ!

    鈴「でやっ!」

    セシリア「!」

    ズドォン!!

    二人が互いのISを装着し、いざ戦いを始めようとすると、横からビームが飛んでくる

    鈴&セシリア「!!」バッ

    ラウラ「フフッ」ニヤッ

    鈴「!ドイツの第三世代機『シュヴァルツェア・レーゲン』……!」

    セシリア「ラウラ・ボーデヴィッヒ……」キッ

    鈴「どう言うつもり!いきなりぶっ放すなんて!いい度胸してるじゃない!」

    鈴がラウラにそう言うがラウラは無視して、自分勝手に話を進める

    ラウラ「中国の『甲龍(シェンロン)』に……イギリスの『ブルー・ティアーズ』か……フッ、データで見た時の方がまだ強そうではあったな」

    鈴「何?やるの?わざわざドイツくんだりからやって来てボコられたいなんて、大したマゾっぷりね、それともじゃがいも農場じゃそう言うのも流行ってるの?」

    セシリア「あらあら鈴さん、こちらの方は共通言語をお持ちでないようですから、あまり虐めるのは可哀想ですわよ!」

    ラウラ「はぁ……貴様達の様な者が私と同じ第三世代の専用機持ちとはな……数くらいしか脳のない国と」

    鈴「!」

    ラウラ「古いだけが取り柄の国はよほど人材不足と見える」

    セシリア「なっ!」

    鈴「……この人はスクラップがお望みみたいよ!」

    セシリア「そのようですわね!」

    鈴とセシリアの目の前に『最終安全装置解除』の文字が表示される

    ラウラ「フッ、二人がかりで来たらどうだ?下らん種馬を取り合う様なメスに、この私が負けるものか!」

    二人の脳裏に鈴にはアイクが、セシリアは一方通行が思い浮かぶ

    鈴「!今なんて言った?私の耳にはどうぞ好きなだけ殴ってくださいって聞こえたけど!?」(なんで今あいつの顔が……)

    セシリア「この場に居ない人間の侮辱までするなんて!その軽口、二度と叩けぬ様にして差し上げますわ!!」

    ラウラ「フッ、とっとと来い」スチャ

    鈴&セシリア「上等(ですわ)!!」


    ~一夏side~

    シャルロット「一夏今日も特訓するよね?」

    一夏「おう、トーナメントまで日がないからな」

    と、二人が会話してると女子達の声が聞こえてくる

    「第3アリーナで代表候補生3人が模擬戦やってるって!」

    一夏&シャルロット「!」


    ~一方通行side~


    本音「わぁー!あー君細いねー!」

    一方通行「うるせェ、背中から降りろ重ェ」

    谷本「そんな事女の子に言ったら駄目だよ?」ムッ

    一方通行「知るかよ」

    ダイサンアリーナデセンヨウキモチノサンニンガモギセンヤッテルッテ!

    マジパネェ!

    一方通行&簪&本音&相川&谷本「!!」

  68. 69 : : 2015/11/21(土) 05:52:28
    期待
  69. 70 : : 2015/11/22(日) 01:48:26

    >>69
    ありがとうございます


    ~アイクside~


    アイク「はぁ……」(暇だなー)

    ザワザワ

    アイク「ん?」

    急に周りが騒がしくなった事に気付き耳をすませる

    ダイヒョウコウホセイノヒトタチガモギセンヤッテルッテー

    アイク「?代表候補生つったらセシリアとラウラだっけ?と鈴か……見に行くか、暇だし」ヨッコイショ


    ~第3アリーナ~

    タタタッ

    一夏「箒!」

    箒「一……」 

    ズドォォン!ワァァァァァ!!

    爆発音が聞こえる、何かが起こった様だ
    一夏達が見るとセシリアと鈴がラウラと戦っていた、こちらから見る限りセシリアと鈴が劣勢の様だ

    一夏&シャルロット&箒「!!」

    シャルロット「凰さんとオルコットさんだ!」

    箒「ラウラ・ボーデヴィッヒも!」

    一夏「何してるんだよあいつら」

    ~一方通行side~


    本音「はわー、凄いねー」

    相川「凰さんとセシリアだ!」

    一方通行「あいつ等二人がかりなのに負けてねェか?」

    谷本「た、確かに」

    簪「…」(『甲龍(シェンロン)』と『ブルー・ティアーズ』、それにドイツの『シュヴァルツェア・レーゲン』!)

    ~アイクside~

    アイク「流石に人が集まってるなー、ん?鈴達負けてんじゃねぇか?」


    鈴「くらえぇっ!」ドンッ

    鈴が龍咆を発射するが、ラウラの左手で止められる

    ラウラ「無駄だ、このシュヴァルツェア・レーゲンの停止結界の前ではな!」

    鈴「くっ!」


    一方通行「何だありゃァ?」

    簪「AIC!」

    一方通行「あァ?知ってンのか?」

    簪「うん、第三世代型の兵器『アクティブ・イナーシャル・キャンセラー』、慣性停止結界とも言うわ」

    一方通行「ヘェー、詳しいンだなァ?」

    簪「し、知ってる人は知ってます!」

    本音「かんちゃんかっこいー!」

    簪「う、うるさい!」//


    鈴が空を飛びながら龍咆を連射するが、AICで止められてしまう

    鈴「げ!ここまで相性が悪いなんて!」

    ラウラ「!」ニヤッ

    ラウラが肩辺りからワイヤーブレードを発射し、鈴の足に巻き付け、地面に叩き付ける

    鈴「うわぁっ!!」

    ラウラ「ふっ、この程度の仕上がりで第三世代兵器とは、笑わせる」ニヤッ

    ラウラの後ろからビームが飛んでくる

    ラウラ「!」バッ

    ラウラがそのビームを空中で避けるが、続いてセシリアの腰のミサイルが発射される、ミサイルは3、4秒空を舞うが片方は避けられ、もう片方はAICで止められ、不発となるがセシリアのブルー・ティアーズでラウラを捉える

    セシリア「動きが止まりましたわね!」チャキッ

    セシリアがビームライフル(?)を構える

    ラウラ「ふっ、貴様もな」ヂャキッ

    セシリア「!」

    セシリアのビームライフル(?)が発射される、と同時にラウラのレールカノンも発射され、両者吹き飛ぶと同時にラウラが鈴をセシリアに投げつけ、見事命中し、鈴とセシリアが地面に落ちる

    鈴&セシリア「ああぁぁぁっ!!」

    砂埃が舞うが、数秒で晴れる

    鈴&セシリア「ぐぅ……う……」ググッ

    ラウラ「ふっ」

    ラウラが二人に近付き、レールカノンを構える

    鈴「!」

    鈴が龍咆をチャージする

    ラウラ「甘いな、この状態で空間圧兵器を使うとは」

    ラウラのレールカノンがチャージされ、発射される

    鈴「あぁぁっ!!」

    セシリア「!」ガチャッ

    レールカノンが鈴の龍咆を破壊するが、同時にセシリアがミサイルを発射する

    ラウラ「!!」
  70. 71 : : 2015/11/22(日) 02:16:56
    期待しております
  71. 72 : : 2015/11/23(月) 09:17:40

    >>71
    ありがとうございます


    セシリアが放ったミサイルはラウラに命中し、煙があがる、セシリアと鈴は起き上がりラウラと距離をとる

    鈴「この至近距離でミサイルだなんて、無茶するわねぇ、あんた」

    セシリア「苦情は後で、でもこれなら確実にダメージが……!」

    鈴「!!」

    煙が晴れると、ついさっきセシリアのミサイルを直でくらったはずのラウラが何事も無かったかの様にセシリアと鈴を見下していた

    ラウラ「終わりか?ならば次は私の番だ!」ガンッ

    鈴&セシリア「!!」

    ラウラがワイヤーブレードを合計6発発射し、二人を捕らえる

    鈴「ぐっ!」

    セシリア「うぅっ!」

    ラウラ「ふっ」ニヤッ

    ラウラは二人を引き寄せ、鈴に拳をふるい、セシリアを蹴り飛ばす、そして鈴をもう一度引き寄せて、打撃を繰り返し、二人の目の前に『生命維持警告域超過』と表示される


    簪「ひどい!あれじゃシールドエネルギーが!」

    一方通行「……チッ」

    簪「もしダメージが蓄積してISが強制解除されたら二人の命に関わる!」

    本音&相川&谷本「!!」

    一方通行「…」


    セシリア「ぐ…ぅ……」

    ラウラ「フッ!」

    ラウラがセシリアを持ち上げ、殴り倒し、鈴を引き寄せて殴り飛ばす、その一方では


    箒「くっ!」

    一夏「止めろ!ラウラ!止めろ!!」

    と、一夏がアリーナの遮断シールドを叩きながら、ラウラに止めるように言っていた

    ラウラ「ふっ」ニヤッ


    一夏「あいつ!……」スッ


    一夏「うぉぉぉぉぉ!!来い!白式!!」

    一夏が下がり、ISと雪片二型を展開する

  72. 73 : : 2015/11/23(月) 10:18:54

    ~一方通行side~

    一方通行「チッ……てめェ等退いてろ」

    本音「?あー君?」

    一方通行「はァ……来やがれ!アインバーンシェトラーセ!!」カッ

    一方通行がアインバーンシェトラーセを呼び出し、遮断シールドに右手で触れて、壊す

    一夏「!一方通行!?」

    一方通行「あァ?てめェも居たのかよ、逃げても良いンだぜ?」

    一夏「お前こそ!」

    一方通行「ハッ!誰が逃げるかよ!」

    一夏「はぁぁ!!」

    一夏が馬鹿正直にラウラに突っ込む

    一夏「その手を放せぇぇぇぇ!!」

    ラウラ「フッ!」

    一夏がラウラに斬りかかるが、AICで動きを止められる

    一夏「ぐ!な、なんだ?体が……動かない!!」

    鈴とセシリアのISが強制解除される

    ラウラ「感情的で直線的、絵に書いたような愚か者だな」

    一夏「ぐぅつ!」

    ラウラ「やはり敵では無いな、この私と、シュヴァルツェア・レーゲンの前では有象無象の一つでしかない!消えろ!」ガチャッ

    ラウラの右手にレールカノンが構えられる、と同時にラウラが一方通行に首を掴まれる

    ラウラ「ぐっ!!」

    一夏「!」

    一方通行「今こいつに消えられるのは困るンだよ!」

    ラウラ「貴様!」ガチャッ

    ラウラが至近距離で一方通行にレールカノンを放つ

    一方通行「チッ!」バッ

    ラウラ「遅い!」

    レールカノンを辛うじて避けた一方通行にラウラがワイヤーブレードを発射し、一方通行を捕まえる

    一方通行「クソ!」ガッ

    ラウラ「ふっ、所詮貴様も愚か者だ、私が負ける訳が無い!」

    一方通行「そォかよ!」ガッ

    一方通行が右手でワイヤーブレードに触れると、ワイヤーの部分が壊れ、一方通行を解放する

    ラウラ「何!」

    一方通行「オラよ!!」ガッ

    ラウラ「!」

    ズウゥン!!

    一方通行がラウラを地面に叩き付け、砂埃が巻き上がり、中からラウラが出てくる

    ラウラ「クソ!」バッ

    一方通行「見えてンだよ!!」

    ラウラ「これなら!」バッ

    一方通行「!!」

    ラウラがAICを使い、一方通行の動きを止めるがラウラに銃弾の雨が降り注ぐ、いきなりの攻撃でAICが解除される

    シャルロット「一方通行離れて!」

    一方通行「!」バッ

    ラウラ「くっ!」

    ラウラがワイヤーブレードを5発発射する、2発はシャルロットを捕まえ、残りは鈴とセシリアを運ぼうとしていた一夏を捕まえ、一方通行にレールカノンを放つ、が

    一夏「!」

    シャルロット「!」

    一方通行「チッ!」

    アイク「大勢で悪いな!」バッ

    ラウラ「なっ!」 

    アイクが左手から炎を放ち、レールカノンと相殺する

    アイク「一方通行!」

    一方通行「おォ!」

    一方通行が鈴とセシリアを抱え、避難させる

    ラウラ「くっ」(流石に数が多すぎる!)

    アイク「遅い!」ガッ

    ラウラ「!」

    アイクがラウラを投げ飛ばす

    ラウラ「くっ!貴様ァ!!」ガッ

    千冬「いい加減にしろ!」

    とラウラが動こうとしたところで千冬が止める

    ラウラ「!教官!!」

    一夏「千冬姉!」

    千冬「やれやれ、これだからガキの相手は疲れる、模擬戦をやるのは構わん、だがアリーナのバリアまで破壊する事態になられては教師として黙認しかねる、この戦いの決着は学年別トーナメントで着けて貰おう」

    ラウラ「……教官がそう仰るなら」

    千冬「貴様等もそれでいいな?」

    一夏「あ、あぁ」

    千冬「教師にははいと答えろ馬鹿者が」
  73. 74 : : 2015/11/23(月) 14:33:47


    千冬に睨まれ、一夏ははいと答える

    シャルロット「僕もそれで構いません」

    一方通行「同じく」

    アイク「俺も」

    千冬「よし、では学年別トーナメントまで私闘の一切を禁止する!解散!」

    ~保健室~

    鈴「別に助けてくれなくたって良かったのに」

    セシリア「あのまま続けていれば勝ってましたわ!」

    一夏「お前らなぁ……」

    と、ここでシャルロットがお茶を運んでくる

    シャルロット「二人共無理しちゃってー」

    一夏「無理って?」

    シャルロット「二人共好きな人にカッコ悪いとこ見せちゃったから恥ずかしいんだよねー?」

    一夏「ん?」

    鈴「!」

    セシリア「ななななな何を言ってるのか全っ然解りませんわね!」

    アイク「そもそも何であいつと戦う事になったんだよ?」

    鈴&セシリア「ぶふっ!!」

    鈴「そ、それは……」チラッ

    アイク「ん?」

    鈴「ふんっ!」//プイッ

    アイク「??」

    セシリア「なんと言いますか……女のプライドを侮辱されたから……ですわね」チラッ//

    一方通行「あァ?」

    シャルロット「あ!もしかして一方通行達の事を……」

    鈴&セシリア「わあぁぁっ!!!」ガバッ///

    鈴とセシリアが慌ててシャルロットの口を塞ぐ

    鈴「あんたって本っ当に一言多いわね!」

    セシリア「そうですわ!全くですぅ!」

  74. 75 : : 2015/11/24(火) 01:35:15
    期待
  75. 76 : : 2015/11/24(火) 17:43:40

    ごめんなさい、今日は更新出来ませぬ
  76. 77 : : 2015/11/25(水) 06:54:25

    一夏「止めろって、二人共怪我人の癖に動きすぎだぞ」

    一夏が鈴とセシリアの肩に触れる

    鈴&セシリア「うっ!!……痛ったー……」ズキズキ

    一方通行&アイク「馬鹿だろお前等(ァ)」

    鈴「っ!馬鹿って何よ!馬鹿って!?馬鹿ぁ!」

    一方通行&アイク&一夏「!?」

    セシリア「あなた達こそ大馬鹿ですわ!」

    一方通行「何なンだよてめェ等」

    カタカタカタカタ

    アイク「?」

    バァン!!

    といきなり保健室の扉が開き、大勢の女子が押し寄せて来る

    アクセラレータクン! アイククン! オリムラクン! デュノアクン!

    ザワザワ

    一夏「な、何だ?」

    シャルロット「ど、どうしたの?皆?」

    「「「これ!!」」」バッ

    シャルロットが尋ねると、女子が紙を見せる

    一方通行「あァ?何だァ?」

    アイク「えーっと、今月開催する学年別トーナメントではより実戦的な模擬戦闘を行うため、二人組での参加を必須とする、なおペアが出来なかった者は抽選で選ばれた者同士で組む事とする、しめきりは……」

    「とにかく!私と組も?アイク君!」

    「私と組んで!一方通行君!」

    「一緒に組もうよデュノア君!」

    シャルロット「え、えーと……」

    一方通行「はァ……俺はシャr」

    一夏「皆悪い!俺はシャルルと組むから諦めてくれ!」

    一方通行「あァ!?」バッ

    シャルロット「!」

    「「「なら……」」」チラッ

    と一夏とシャルロットに向いてた視線が一方通行とアイクに向けられる

    一方通行「……オイこれは……」

    アイク「あぁ……」

    一方通行&アイク「「逃げるが勝ちだ!!」」ダッ

    「あ!逃げた!」

    「追えー!!」

    「逃がすなー!!」

    ワァァァァァア!!

    と、保健室に居た女子達が津波の様に帰って行く

    一夏「……あいつらも二人で組めば良いのに」

    シャルロット「あ、あはは……」


    ~一方通行side~

    一方通行「よし、二手に別れるぞ!」

    アイク「解った!俺は左に行く!」

    一方通行「3で別れるぞォ!」

    アイク「了解!」

    一方通行「1、2の……3!」バッ

    一方通行&アイク「おおォォォォ!!」ダダダダ

    ア,フタテニワカレタ!

    マテーー!!

  77. 78 : : 2015/11/26(木) 20:37:22

    ~数分後~

    一方通行「ぜェ…ぜェ……はァ……何なンだよあいつ等ァ……」

    簪「だ、大丈夫ですか?」

    一方通行「あァ、にしても助かった、お前が部屋に入れてくれなきゃァ今頃どォなっていた事か……」ゾクッ

    一方通行「つか敬語はやめろ」

    簪「で、でも……」

    一方通行「別にここじゃァ俺が偉い訳でもねェし、なンか敬語を使われるのは慣れなくて気持ちわりィ、だから次俺に敬語使ったらお仕置きな」(結構自分勝手な事言ってンなァ俺)

    簪「え!?……う、うん……」

    一方通行「よし、俺はそろそろ自分の部屋に戻る」ヨッコイショ

    簪「も、もう良いの?」

    一方通行「あァ、助かった」

    ガチャッ


    一方通行「……ン?」

    本音&相川&谷本「じー」ギラッ

    一方通行「」

    本音「見付けたーー!!」バッ

    本音が飛び出し一方通行に襲いかかる

    一方通行「オイ!ちょっと待……」ズルッ

    一同「あ……」
  78. 79 : : 2015/11/26(木) 23:02:17
    「期待」… 以上!!
  79. 80 : : 2015/11/27(金) 18:27:03
    >>79
    「マジで感謝」……以上!!

    はい、本当にいつもありがとうございますw



    本音が一方通行に飛び付いた事で一方通行が本音と一緒に後ろに転び、本音が一方通行に密着した状態になる

    一方通行「クソ、だから待てっつ……あァ?」

    本音「痛たたた……あれ?」

    簪&相川&谷本「じー」ムッ

    本音「わぁ……恥ずかしいねぇ……」//

    一方通行「じゃァどけ、邪魔くせェ」(こいつって結構良い匂い……って何考えてンだよ俺ァ……)

    本音「なんかあー君の匂いって落ち着くねー」ユッタリ//

    一方通行「早く退けっつーの」プイッ//

    簪「うぅ~」ジー

    相川「本音だけ」グッ

    相川&谷本「ずるーい!」バッ

    簪「あ!」

    一方通行「オイ!何やってンだよてめェ等ァ!さっさと退けェ!」

    簪「ふ、二人まで……な、なら私も!」バッ

    一方通行「てめェもかよォ!!せめて扉閉めろォォォォォ!!」


    ~数分後 保健室~

    ガラガラ


    アイク「よぉ、生きてっか?」

    鈴「あ!アイク!」

    セシリア「何だ一方通行さんかと期待してましたのに」

    アイク「愛しの一方通行様じゃ無くて悪かったな」

    セシリア「べ、別に「愛しの」なんかじゃありませんわ!」//

    鈴「ん?」

    アイク「ふーん、なら一方通行にそう言っとこうかな」

    セシリア「そ、それは……ちょっと……」アセアセ

    鈴「あれあれ?ちょっと待って、セシリアが好きなのって一方通行なの?」

    セシリア「!ま、まあ……そうなりますわね……で、でもそれは鈴さんも同じでは無くて?」

    鈴「ち、違うわよ!私が好きなのは……」(本当に一夏なのかな?それとも……)チラッ

    セシリア「ハッ!なるほど、鈴さんが想いを寄せている殿方はアイクさん?」

    鈴「っ!」

    アイク「違うって、こいつが好きなのは織斑だよ」キッパリ

    セシリア「あら?そうでしたの?」(でもさっきのアイクさんへの視線は……)

    鈴「……あ、あんたこそ好きな人は居ないの?この前は失恋したって言ってたけど」

    アイク「傷口に塩を塗る様な事言うなよ……お前が言うと余計にきついし……」

    鈴「?どう言う事よ?」

    アイク「何でもねぇよ」ハァ
  80. 81 : : 2015/11/28(土) 20:10:19

    鈴「で、好きな人は?」

    アイク「居る訳ねぇだろ、つかお前には関係ねぇよ、それにこう言う話は女子同士でするもんじゃ無いのか?」

    鈴「良いでしょ別に、気になったんだから」

    アイク「はいはいそうですかーっと」

    セシリア「そう言えばさっきは追い掛けられてましたけど一方通行さんは?」

    アイク「さぁな、途中で別れたっきり見てねぇよ、今頃は逃げ切って部屋でゴロゴロしてんじゃ無いの?」

    セシリア「そうですか……」ショボン

    アイク「お前達は誰と組むんだ?学年別トーナメント」

    鈴「うっ……私達は出場中止になったわ、ISへのダメージが大きいんだって」ハァ

    アイク「まぁ、あんなに痛め付けられれば仕方ねぇだろ」

    鈴「う~……」(そう言えばアイクが女子と組んで優勝したらそいつとアイクが付き合うことになるのかなー?……)

    セシリア「はぁ、私も一方通行さんと組みたかったですわ……」

    アイク「一方通行は他にもう組む相手決めてるかもよ?」

    セシリア「!どう言う事ですの?」

    アイク「あいつ最近4組の専用機持ちと仲良くやってるみたいだぜ?同じ専用機持ちだし相手は結構美人だったからなー」

    鈴「美人?」ムッ

    アイク「あぁ」

    セシリア「特徴は?」ズイッ

    アイク「う~ん、よくは見てないんだが水色の髪で眼鏡をしてた、性格は内気っぽかったなー、顔はさっき言った通り可愛い方だと思う」

    鈴「へぇー」ジー

    アイク「何だよその目は?」

    鈴「別に何でも無いわよ!」プイッ

    アイク「はぁ?」

    セシリア「…」(一方通行さんが可愛い女子と……)ウゥ

  81. 82 : : 2015/11/29(日) 00:57:08
    期待しております!
  82. 83 : : 2015/11/29(日) 22:48:19

    すみません、今日も更新出来ません
    言い訳になりますが、最近家の用事が多くて忙しいのです
  83. 84 : : 2015/11/30(月) 22:27:50

    ~一方通行side~

    一方通行「はァ……ひでェ目に遭った」スタスタ

    一方通行はあの後、仕方無く能力を使って本音達を振り払い、全力疾走で逃げて来たのである

    一方通行「にしても出来るだけ能力は使わずにやってるが、意外ときついなァ……主に逃げる時だが……」(筋トレでもやっかァ……ン?)

    一方通行が廊下を歩いてると、意外な奴が視界に入る

    一方通行「あいつは確か……ラウラ・ボーデヴィッヒだっけかァ?」

    一方通行は特に話は無いが、何と無くラウラに声をかける、だが当然ラウラの反応は

    ラウラ「っ!貴様!!」キッ

    っと、やはり歓迎はされてない様子だ

    一方通行「……」(特に用事もねェのに声かけちまったなァ……)

    ラウラ「何の用だ?決闘の申し込みなら受けて立とう」

    一方通行「アホか、何と無く居たから声かけただけだ」

    ラウラ「ほぅ?いつの間に私と貴様はそんなに仲良くなったのだ?」

    一方通行「俺はてめェと仲良くなった覚えはねェよ」

    ラウラ「奇遇だな、私もだ、だからもう話かけて来るな、貴様と話していると気分が悪くなる!」

    っとラウラが振り返り去ろうとした、が

    一方通行「そりゃどォも……あ、ちょっと待て」

    っと一方通行がラウラの髪に埃が付いているのを見つけ、ラウラを呼び止める

    ラウラ「まだ何かあるのか!?貴様と話していると気分が悪くなると……!!」

    ラウラが怒りながら喋り出すが、途中で一方通行がラウラの髪に付いていた埃を取ろうとラウラの頭に手を伸ばした為、ラウラの言葉が途切れる

    ラウラ「なっ!」//

    一方通行「よし、取れた、もォ良い…」

    一方通行がそう言いかけたところで、次はラウラが一方通行の言葉を遮る

    ラウラ「な、なななな何をする!?きき、貴様ごときが私に触れるなど!!」///

    ラウラが顔を真っ赤にして一方通行を貶す、どうやらラウラはこう言うのには耐性が無い様だ

    一方通行「うるせェなァ……埃を取ってあげただけだろォが」

    ラウラ「ううううるさいのは貴様だ!いきなり私の頭に手を伸ばして!どう言うつもりだ!?」///

    一方通行「だから埃を取ってあげただけだっつってンだろォが、俺はもォ行くぞ?」

    ラウラ「さ、さっさと私の視界から消えろ!!」///

    一方通行「はいはいっと……何だっつンだよ全く……」

    一方通行がラウラの反応に疑問を持ちつつもその場を去る

    ラウラ「う、うぅ……」(あ、あんな事されたのは初めてだ……た、ただ髪に触れられただけなのに……)ドキドキ//

  84. 85 : : 2015/12/01(火) 20:58:18
    いつも乙です
  85. 86 : : 2015/12/01(火) 23:23:00

    >>85
    ありがとうございます



    ~その後 ラウラの部屋~

    ラウラ「うぅ……」(駄目だ!あいつの事が頭から離れない!なんであんなに嫌いな奴の事が頭から離れない?嫌いなはずなのに……あいつの手、優しい感じがしたな………ハッ!違う!私は……)ゴロゴロ//


    ~アイク&鈴の部屋~ 


    アイク「良かったな、部屋に戻れて」

    鈴「まぁね、でも保健室に居たときより寒い気がする」

    アイク「寒い?この時期に?」

    鈴「うん、でも気がするだけだから大丈夫よ」

    アイク「そうか?じゃあきつくなったら言えよ、先生を呼んでくるぐらいはしてやるよ」

    鈴「そりゃどうも、それよりお腹が減ったわ」

    アイク「あぁ?なら何か食う物持ってくるか?」

    鈴「うーん、じゃあお願い、ラーメn」

    アイク「ラーメンは駄目だ、こってりした物は吐くかも知れないからな、適当に食えそうな物持ってくる」ヨッコイショ
     
    鈴「うぅ~……」
  86. 87 : : 2015/12/02(水) 05:10:16
    期待
  87. 88 : : 2015/12/03(木) 22:17:52

    ~数分後~

    ガチャ 

    アイク「飯もって来たぞー」

    鈴「うん、ありがと……」ボー//

    鈴が奥のベッドから起き上がるが、ぼーっとしていて顔が赤くなっている

    アイク「……大丈夫か?熱でもあんじゃねぇか?」

    鈴「ら、らいじょうふよ……ちょっとぼーっとするらけらから……」ボー//

    アイク「ちゃんと喋れてねぇよ、保健室に行くぞ」

    鈴「い、いいわよ別に」

    アイク「お前は良くても俺が良くない、保健室までおぶるから来い」

    鈴「お!おんぶなんれ嫌よ!子供ひゃないんらから」//

    アイク「うるせぇ、行くぞ」ヨッコイショ

    アイクが無理矢理鈴を背中に乗せる

    鈴「ちょ、ちょっとぉ!!」///

    アイク「やっぱりお前体温高ぇよ」

    鈴「う、うっさい!」//

    アイク「……お前軽いな」

    鈴「う~、うっさいってばぁ!」///

  88. 89 : : 2015/12/05(土) 02:03:24

    ~数分後 保健室~

    アイク「調子はどうだ?」

    鈴「うん、薬を飲んだから大分良くなったみたい」

    アイク「そうか、何か食べれそうな物はあるか?」

    鈴「う~ん、じゃあラーメ…」

    アイク「ラーメン以外でな」

    鈴「う~」
     
    アイク「唸っても駄目だ」

    鈴「ケチ!」

    アイク「はぁ……」

    ~一方通行達の部屋~

    一方通行「てめェこっちに寄りすぎだっつーの、つか狭ェ」

    シャルロット「仕方ないでしょ?元々一人用のベッドなんだから」

    一夏「二人共大丈夫か?」

    一方通行「あァ、狭ェ」

    シャルロット「会話になってないよ一方通行……」

    元々二人部屋の学生寮なのだが、一方通行達の部屋には一方通行、シャルロット、一夏の三人が居る、理由はシャルロットがシャルルとして、つまり男子生徒としてIS学園に来たからである、まぁ詳しくは数日前の山田先生に…… 

    ~数日前(シャルロットが入学する前日)~

    山田「あ、あの……」

    一方通行&一夏「?」

    山田「じ、実は明日うちのクラスに転校生が来るの」

    一夏「転校生か、どんな奴だろうな?」

    一方通行「そォだな、で、何で俺達にそれを?」

    山田「えーっと、明日からその転校生の子も一緒にこの部屋に入れてくれないかな?」

    一夏「はぁ!?駄目でしょ!女子が二人の男と同室だなんて!」

    山田「そうではなくて……その、男何です、転校生の子」

    一方通行「!」(何か嫌な予感が……)

    一夏「なんだ男か……なら良いだろ一方通行?」

    一方通行「嫌な予感はするがなァ」

    山田「それでですね……」

    一方通行「あァ?まだ何かあンのかァ?」(まさか……)

    山田「ベッドが足りないからどっちか一緒に寝てあげてくれないかな?」

    一方通行「あァ、そンな事なら織斑が一緒に寝るだろ」(なンだよ大した事ねェなァ)ウン

    一夏「何勝手に決めてんだよ……まぁ良いけど」

    山田「!じゃあ転校生君の事よろしくね!」ニコッ


    ~現在~

    と言う事でシャルロットが同室する事が決定したのだが、一方通行がシャルロットが女性だと気付いた為一方通行が一夏にシャルロットが女性だとバレない様にシャルロットと寝たいと一夏に言った結果一方通行とシャルロットが同じベッドで寝る様になった。

  89. 90 : : 2015/12/05(土) 11:26:50
    良きかな…
  90. 91 : : 2015/12/05(土) 22:52:40

    >>90
    そう感じて貰えると嬉しいです、ありがとうございます


    ~翌日 保健室~

    アイク「ん……朝か、つか昨日あのまんまここで寝てたのか……」

    鈴「う~んむにゃむにゃ……アイクにーに……むにゃむにゃ」スピー

    アイク「こいつはどんな夢見てんだよ?」

    鈴「ちがう、ちがよアイクぅ……それはラーメンじゃなくてツタンカーメンよ……」グゥ

    アイク「こいつの頭はどうなってんだ?……起こさないで良いか、うん、俺はもう行こう」ヨッコイショ


    ~食堂~

    ワイワイガヤガヤ

    ラウラ「…」ポツン ムシャムシャ

    キャッキャッウフフ

    アハハハハ

    ラウラ「……寂しくなど……ない……」モグモグ

    <アクセラレータオマエイツモタベルリョウスクナイヨナ

    <ワルイカヨ,オレハコレデジュウブンナンダヨ

    ラウラ「!あいつは……あいつとなら………ハッ!駄目だ、この私があんな奴と一緒に食事するなど!」(寂しく無い寂しく無い寂しく無い)ブツブツ
  91. 92 : : 2015/12/07(月) 01:11:21

    ~一方通行side~

    一方通行「てめェは結局シャルルと組むンだよなァ?」

    一夏「そうだけど、お前は?」

    一方通行「知らねェ」

    一夏「知らねぇって、アイクとか箒とか居るだろ?」

    一方通行「正直言って興味ねェ、誰と組もォが邪魔にしかならねェだろ」

    一夏「何でだよ?他の女子達ならともかくアイクは専用機持ちだし箒はISの扱いには慣れてるんだぜ?」

    一方通行「それでもだ、普通の女子達ならまだしもお前とシャルルとかラウラ、つまり専用機持ち相手になると量産機じゃ結局スペックの差で負ける」

    一夏「アイクは?」

    一方通行「あいつのISの特性を知らねェしあいつの戦い方も知らねェ、それにあいつとチームプレーが出来るとも思えねェ……つっても今のところはアイクと篠之乃と簪ぐらいしか戦えそォにはねェがなァ、強さ的な意味で」

    一夏「う~ん、よく解んねぇ」

    一方通行「だろォな」
  92. 93 : : 2015/12/07(月) 01:51:53
    期待かな‥!
  93. 94 : : 2015/12/08(火) 23:48:36

    ~数分後 昼休み~

    セシリア「一方通行さん!」ニコッ

    一方通行「あァ?」

    セシリア「お昼ご飯一緒に食べませんか?」

    一方通行「あァ、悪ィが先約がある」

    セシリア「!?そ、そんな!最近私の扱い酷すぎじゃなくって!?」

    一方通行「知らねェよ、つかてめェは昨日怪我したばっかだろォが、大人しくしとけ」

    セシリア「け、怪我など大した事ありませんわ!」

    一方通行「嘘ついてンじゃねェよ、包帯ぐるぐる巻きじゃねェか」
     
    セシリア「ぐっ!み、見た目程酷くはありませんわ!」

    一方通行「そォかよ、どちらにしろ今日の昼は無理だ」

    セシリア「う~」シュン

    一方通行「はァ……明日なら良い」

    セシリア「!」パァァ

    一方通行「だから今日は大人しくしてろ」

    セシリア「は、はい!」

    一方通行「はァ……」
  94. 95 : : 2015/12/09(水) 00:36:54
    期待
  95. 96 : : 2015/12/28(月) 21:49:42
    こっちも楽しみだよね
  96. 97 : : 2016/01/11(月) 20:02:08

    >>95 >>96
    ありがとうございます

    間が空いてしまいましたが、久し振りに更新します



    一方通行「さて、更識ンとこ行くかァ……」ヨッコイショ

    ~4組の教室~


    簪「はぁ……」(今日は本音達来ないのかな……本音達と……)

    簪「………一方通行さん……」ボソッ

    簪「って違ーう!」ガバッ(わ、私が会いたいのは本音達で一方通行さんなんかじゃ……って何で一方通行さんの事が頭から離れないの!?ハッ!なんだか胸もドキドキするしこれってもしかして……いやいやいや!違う!……でも一方通行さんの事を考えてると………~~~~~~)///アタフタ

    「ねー見て!更識さんがまた可愛い事してるー」クスクス

    「ほんとだー!最近多いよねー」ニヤニヤ


  97. 98 : : 2016/01/20(水) 09:03:00
    たのしみ
  98. 99 : : 2016/03/04(金) 15:14:10

    一方通行「オイ、更識」

    簪「うぅ……とうとう幻聴が……って、え?」ガバッ

    一方通行「誰が幻聴だこの野郎」イラッ

    簪「あ、え!一方通行さん!?」ワタワタ

    一方通行「おォ、話してェ事がある」

    簪「は、はい!」

    一方通行「てめェのISの事だが……」 

    簪「そ、それは……」

    一方通行「あァ?」

    簪「実は……まだ完成してないんです、私のIS」

    一方通行「はァ?って事は正確にはてめェはまだ専用機持ちじゃねェのかァ?」

    簪「は、はい……」

    一方通行「………まァ、取り敢えず飯食いにいくぞォ」

    簪「はい!」

    一方通行「……」(って事はやっぱ篠之乃かアイクかァ……)ウーン


    ~数分後~


    一方通行「そう言う訳で俺と戦え」

    アイク「ごめんちょっと待って、何がどう言う訳だって?」

    一方通行「あァ?解ンだろ?だからあれだよ……うン」  

    アイク「いや、解んねぇよ」

    一方通行「いやてめェの戦い方とか知るにはやっぱ戦った方が早ェだろ?」 

    アイク「あぁ……大体解った、っつーか説明とばし過ぎだろ」

    一方通行「で、やるのか?」

    アイク「……あぁ良いよ、俺もお前と戦ってみたかったし」

    一方通行「よし、じゃァやるかァ……」


    ~数分後~


    『それでは両者、規定の位置についてください』

    一方通行「期待を裏切ンなよォ?」

    アイク「ハッ、てめぇこそ」

    『それでは両者、試合を開始してください』

    一方通行「よし……行くぞォ!」ギュン

    アイク「っ!速い!」

    一方通行が加速し、右手をアイクへ伸ばす、アイクは右手から赤い電撃を放出し一方通行を攻撃する

    一方通行「なンだ!?」(赤い電撃!?クソ!右手で!)バッ

    キィィン!
    一方通行の右手に触れた電撃は消える

    一方通行「よし消せる!」

    アイク「余所見してんな!!」ガッ

    一方通行「チッ」バッ

    アイク「これなら……どうだぁっ!!」

    アイクが左手から赤い炎を放つ

    一方通行「ISでそれありかよォ!?」

    一方通行が右手でガードする、が

    一方通行「っ!!」

    右手でも炎は消えず、一方通行に直撃し爆煙をあげる

    アイク「お前の右手も十分チートだっつーの」ハァハァ

    一方通行「クソがァ!」バッ

    アイク「!しぶてぇなぁ!!」

    アイクが腰の周りにあるファンネルの様な物からビームを撃ち出す

    一方通行「その程度!!」

    一方通行はビームを全て右手で打ち消すが、その間にアイクに背後をとられる

    アイク「よし、貰った!!」

    一方通行「クソ!!!」

    アイクの左手が赤く光り、巨大な炎の矢を放ち辺りが真っ赤な光に包まれ、砂埃が巻き上がる

    ~観客席~


    一夏「なんだあれ……全く目が追い付かなかったぞ」

    セシリア「あ、一方通行さん……」

    鈴「流石アイク!」

    シャルル「ま、まだ一方通行が負けたとは決まって無いよ!」

    鈴「あの攻撃で?」ニヤリ

    シャルル「うっ……」

    箒「おい、見ろ!煙が晴れてきたぞ」

    砂埃が晴れて、一方通行達の姿が見える
    が、倒れているのは一方通行ではなく、アイクの方だった

    鈴「ちょっと嘘でしょ!?」

    セシリア「流石一方通行さん!」ニヤリ

    鈴「うぐぐ……」

    ~一方通行side~

    一方通行「はァ……はァ………」(やべェ、思わず能力使っちまった……)

    アイク「ク……ソ……何だよ今の?」イテテ

    一方通行「……秘密の必殺技だ」(嘘だけど)

    アイク「……そりゃすげぇ」(嘘だろ)
  99. 100 : : 2016/03/04(金) 21:16:44

    ~保健室~

    アイク「痛っ!」

    消毒液がアイクの腕の傷口に染み込む

    鈴「ちょっと、動かないでよ!」

    アイク「うっ……仕方無いだろ」イテテ

    一夏「危ないところだったなぁアイク」

    アイク「本当だよ、ISのシールドが効かなくなる程の反撃をされたんだ、この程度で済んでよかったよ」イタイッ

    鈴「全く、あんたが勝ったと思ったのにさ……」ウルサイ

    シャルル「だから言ったでしょ?一方通行が負けたとは決まってないって」フフン

    鈴「次は絶対アイクが勝つわよ!」

    セシリア「どうせ次も一方通行さんが勝ちますわ!」

    鈴「アイクが勝つわよ!」ムッ

    セシリア「勝つのは一方通行さんですわ」キッ

    鈴&セシリア「「う~~」」バチバチ

    アイク「はぁ……」


    ~夜 アイク&鈴の部屋~
     

    鈴「アイク~、コーラ取って~」ノンビリ

    アイク「ほらよ」ポイッ

    鈴「サンキュ~」プシュッ ゴクゴク

    アイク「……俺もコーラ飲みてぇ」

    鈴「コップ出してきたら少しあげる」

    アイク「コップか……」ヨッコラショ

    鈴「ついでにじゃがりこ持ってきてー」

    アイク「ほらよ」  

    鈴「サンキュ~、はいコーラ」バリボリ

    アイク「おう」ゴクゴク

    鈴「……そう言えばアイクってさー」

    アイク「ん?」ゴクゴク

    鈴「ホモなの?」

    アイク「ぶふぉっっ!!!」

    鈴「ち、ちょっと大丈夫!?」

    アイク「ゲホッ……あぁ、で何だって?俺がホモ?」

    鈴「違うの?」

    アイク「んな訳無いだろ、つかなんでそうなった?」

    鈴「えー、だって周り女子だらけなのになんもしないし」

    アイク「俺は一途な男なんだよ」

    鈴「じゃあ誰か好きな人出来たの?」

    アイク「だから居ねえって」  

    鈴「なら良かった」

    アイク「ん?」

    鈴「あっ、いや別に何でもないわよ」プイ
  100. 101 : : 2016/03/05(土) 21:26:29

    ~一方通行&一夏&シャルロットの部屋~


    一方通行「はァ……」(あいつ意外と強ェなァ……織斑より強ェのは知ってたがあれ程とはなァ………)

    シャルロット「ねぇ一方通行」

    一方通行「あァ?」

    シャルロット「一方通行は次の学年別トーナメントでは誰と組むの?」

    一夏「あ、それ俺も気になる」

    一方通行「……まだわかンねェよ、アイクなら頼りにゃなるがあいつのISはオルコットと同じ遠距離の一対複数向きのタイプだ、その上俺は完全近距離型のISだしなァ」

    一夏「でもセシリアと鈴は上手く戦ってたぞ?」

    一方通行「そりゃ凰が遠距離の武器を持ってたからなァ、それにあれは一対一を交互にしてただけだ、チームプレーが出来てたとは言い難い」

    シャルロット「それにオルコットさんに比べてロッティ君はかなり広範囲の武器だからね」

    一夏「へぇー……なんか難しいんだなー」

    一方通行「それに比べお前達はやりやすいと思うがなァ」

    一夏「俺とシャルルの事か?何でだ?」

    一方通行「……言って解ンのかァ?」

    一夏「うっ……多分」

    一方通行「……はァ………シャルルのは見たところ近距離の武器も遠距離の武器も揃ってる、完全近距離のてめェや俺をサポートするのには丁度良いだろ」

    一夏「うーん、シャルルをメインにすることは出来ないのか?」

    一方通行「さァ……どォだろォなァ、まァ仮にシャルルをメインにしたとしててめェはどォする?近距離武器だけでのサポートはめんどくせェぞ?」

    一夏「あぁ、なるほど」

    シャルロット「まぁ、僕と一夏じゃなくて一方通行と一夏でも連携はとれると思うけど」

    一方通行「あァ、確かになァ……でもその場合は俺はサポートにまわった方が良いだろォなァ」

    シャルロット「一方通行の武器は右手だけだもんね」アハハ

    一方通行「まァ……そォでも無いらしいンだがなァ」

    一夏「?」
  101. 102 : : 2016/03/10(木) 16:43:57

    ~???~


    一方通行「……………あァ?」パチッ

    一方通行は真っ暗な空間で目を覚ます

    一方通行(……前にも来たなァ)ハァ

    アレイスター「そんなあからさまに嫌だって顔は止めてくれないか?一方通行」ヌッ

    一方通行「………やっぱてめェかアレイスター」

    アレイスター「だからそんなに嫌そうな顔は止めてくれ」

    一方通行「じゃァたまには俺が得する話をしやがれ」

    アレイスター「………いつもしてるが?」

    一方通行「…………………もォいい」

    アレイスター「?」

    一方通行「で、何の用だァ?」

    アレイスター「用?……あぁ、ただのアドバイスだが……」

    一方通行「アドバイス?」

    アレイスター「君は「アインバーンシェトラーセ」の最大の武器は何だと思う?」

    一方通行「はァ?最大も何も右手しか武器がねェだろォが」

    アレイスター「正確には耳の装置もだが、あれは君が使えてないからな」

    一方通行「つーかあれからまた調べたが何も無かったぞ?」

    アレイスター「簡単に使えない様にしてるからな」

    一方通行「何でだよ……」

    アレイスター「まぁそれはさておきアインバーンシェトラーセには左手が装備されていない」

    一方通行「おかげでアンバランスだ」

    アレイスター「だろうな、それでだ、アインバーンシェトラーセの最大の武器はずばり無限の可能性だ」

    一方通行「無限の可能性?」(胡散臭ェ……)

    アレイスター「そうだ……まぁ、この答もただのヒントだが………本当の答は自分で見付けたまえ」

    一方通行「あァ?」

    アレイスター「もう二つヒントをあげよう」

    一方通行「一応聞いとく」

    アレイスター「「本当の姿」だ」

    一方通行「何のだよ?」

    アレイスター「それは自分で見付けろ、良いか?キーワードは「無限の可能性」と「本当の姿」だ」

    一方通行「もォ一つは?」

    アレイスター「ではまた会おう、「一方通行」」

    一方通行「いや、だから後一つのヒント………グッ」ズキン

    アレイスターの姿が歪み、頭痛に襲われる一方通行

    一方通行「クソ……またかよ………」グラッ

    痛みに耐えきれず、意識が遠退いていく……

    一方通行(次あったら絶対ぶっ飛ばす…………)
  102. 103 : : 2016/03/10(木) 22:22:51


    …………………………………………

    …………………せ…………た!

    あく………ら…………た!

    シャルロット「一方通行!」

    一方通行「ッ!!」ガバッ

    シャルロット「おはよう、一方通行………大丈夫?」

    一方通行「………あァ」(現実か………)

    一夏「急がないと遅刻するぞ?しかも今日は朝から千冬姉の授業だ」ハァ

    一方通行「そォいやそォか……そンで明日は………」

    一夏「あぁ、学年別ツーマンセルトーナメント……ラウラとの決着もそこで着ける………」

    シャルロット「その前に一方通行はペヤを決めないとね」

    一方通行「まァ、抽選で当たった奴でも良いンだけどなァ」 

    一夏「箒だったら他の皆よりは強いぞ?」

    一方通行「篠之乃かァ……考えてはみるが……」

    シャルロット「ロッティ君でもいいと思うけど……」  

    一方通行「まァ、どっちにしろ妥協は必要かァ……」
  103. 104 : : 2016/03/11(金) 01:04:06
    期待⤴
  104. 105 : : 2016/03/12(土) 19:17:34

    >>104
    ありがとうございます



    ~食堂~

    ワイワイガヤガヤ


    一方通行「…」(……篠之乃となら連携はとれるだろォがISのスペックはアイクのブルートフルスターリの方がかなり高い、だがブルートフルスターリとアインバーンシェトラーセは相性が悪過ぎる……アイクなら近距離だけでも強いがそれだけでボーデヴィッヒに勝てるかどォか………にしてもコーヒーうめェ)ズズッ

    セシリア「あ、一方通行さん!ご一緒しても?」

    一方通行「……」(いや、いっそ一人で戦うのを前提に考えるか……だが一対二じゃ不利過ぎるかァ?何せアインバーンシェトラーセの武器は右手だけ……) 

    セシリア「あ、あの………一方通行さん?」

    一方通行「………」(アレイスターが言うには他にも武器はあるらしいが少なくとも今は使えねェ、となるとやっぱり右手だけじゃ厳しいか……) 

    セシリア「うぅ……一方通行さん」ショボン

    一方通行「で、何か用かオルコット?」

    セシリア「一方通行さん!」パァァ

    一方通行「あァ?」

    セシリア「と、隣に座ってよろしくて?」//

    一方通行「勝手にしろ」

    セシリア「そ、それで、どうかしましたの?」

    一方通行「あァ?」

    セシリア「先程は何か考えてた様でしたので」

    一方通行「……別に大した事じゃねェよ」

    セシリア「…」ムー

    一方通行「何だよ?……」
  105. 106 : : 2016/03/12(土) 23:19:25

    ~昼休み~


    本音&相川&谷本「やっほ~!」ピョコン

    鈴「うわぁっ!ち、ちょっとびっくりさせないでよ!」

    相川「えっへへ~、ごめんごめん!」

    谷本「そ・れ・で!」ニヤッ

    鈴「な、何?」タジ

    本音「アッ君とするんだって?鈴ちゃん」ニヤニヤ

    鈴「す、するって……何をよ?」

    谷本「またまた~、わかってる癖に~」

    本音「デートだよ!で・ぇ・と!」ズイッ

    鈴「なっ!でででで、デート!?」///

    相川「そうでしょ?だって誘う時に言ってたもんねー」

    谷本「私はアイクと二人きりで行きたいってね!」

    本音「しかも顔を真っ赤にして!」

    鈴「う、うっさい!あ、あんた達見てたの!?」////

    本音「うん、見てたよーしっかりとね」ニヤニヤ

    鈴「う~」///

    相川「まぁでも安心してよ、邪魔とかはしないからさ!」

    谷本「前から二人ともお似合いだと思ってたしね!」

    鈴「ま、前から!?」

    本音「うん!初めて見た時からお似合いだったよ~」

    鈴「…」///
      
  106. 107 : : 2016/03/13(日) 00:30:19
    期待だよ!
  107. 108 : : 2016/03/13(日) 20:52:47

    >>107
    ありがとうございます



    ~アイクside~


    一夏「お!アイク!」オーイ

    アイク「織斑……どうかしたか?」

    一夏「いや、別に用は無いけど見掛けたから」

    アイク「……そう言やいっつも一緒に居る奴は?」

    一夏「?」

    アイク「気の強い竹刀を持ってる……」

    一夏「あぁ、箒の事か!」

    アイク「多分そいつ」

    一夏「箒なら多分教室に居るぞ?」

    アイク「そうか…………お前は誰を選ぶ?」

    一夏「選ぶって……何が?」

    アイク「解らないのか?」

    一夏「そりゃ…まぁ」

    アイク「……お前は鈴達をどう思う?」

    一夏「どうって……大事な仲間だ」

    アイク「それだけか?」

    一夏「他にあるか?」

    アイク「あぁ、例えば……「恋愛対象」とか」

    一夏「恋愛対象?それって彼女にしたい相手って事だよな?」

    アイク「まぁ……簡単に言えばな」

    一夏「……鈴が?」

    アイク「鈴は例えだ、鈴じゃなくてもオルコットとか箒?とか、他の女子達が居るだろ?」

    一夏「その中で恋愛対象として見てる奴って事か……」

    アイク「おう、居ないのか?」

    一夏「……恋愛対象か………」

    アイク「……いや、やっぱり何でもない、またな」

    一夏「お、おう?」
  108. 109 : : 2016/03/14(月) 00:11:24
    一方通行の性格を再現出来てないなぁ……
  109. 110 : : 2016/03/14(月) 02:28:47
    優しい一方通行も良いではないか!ハッハハ!!

    期待だよ!
  110. 111 : : 2016/03/15(火) 14:55:44

    >>110
    そうですよね!ありがとうございます!


    ~授業中 グラウンド~


    箒「ふっ!はっ!」ブンッ!ブンッ!

    一夏「…」(恋愛、か………考えた事も無かったな……そう言えば箒って女子の中でも可愛い方だよな……それによく見るとスタイルも良いし)ジー

    箒「ふっ!……!どうかしたか一夏?」

    一夏「え?あっ……な、何でもない!」//

    箒「?」


    一方通行「織斑は頭でも打ったのかァ?」

    シャルロット「そ、そうだね……あの目は間違いなく………」

    セシリア「篠之乃さんを異性として見てましたわね……」

    一方通行「やっぱり俺の気のせいじゃ無かったのか」

    セシリア「……まったく、どこかの鈍感さんにも見習って欲しいですわ」ジー

    一方通行「あァ?」


    ~その夜~


    一夏「いよいよ明日か……」

    シャルロット「そうだね」

    一方通行「…」(そう言や結局ペア決めてねェや)

    シャルロット「そう言えばボーデヴィッヒさんのペアは誰なんだろう?」

    一夏「そうだな……でもあのラウラだ、一人で戦うつもりだろ」

    シャルロット「そうだね……だとすればこっちが有利だね」

    一夏「あぁ、一人を倒してラウラだけにすれば、いくら強くても二人でなら勝てる!」

    一方通行「……だがもしボーデヴィッヒのペアが俺だったらどォする?」

    シャルロット「え?」

    一方通行「もしもの話だ、俺は結局ペアを決めれてねェ、だから抽選でボーデヴィッヒと一緒になるかも知れねェぞ?」

    一夏「……それでも俺は勝つぜ……例え相手が一方通行でも絶対勝つ!」

    一方通行「………ハッ、上等だ、叩きのめしてやる」

    シャルロット「……でも実際ボーデヴィッヒさんと一方通行が組むと厄介だね」

    一夏「……そうだな、でもラウラには負けたくないし一方通行にも負けるつもりはないぜ」

    シャルロット「それは僕も一緒だよ!」

    一方通行「…」(おもしれェ……!)ニヤッ
  111. 112 : : 2016/03/15(火) 21:15:05

    ~アイク&鈴の部屋~


    鈴「はぁ……」チラッ

    アイク「…」

    鈴「……はぁー………」チラッ

    アイク「……」

    鈴「すぅー……はぁーー………」チラッ

    アイク「さっきから何だよ?うるさいなぁ……」ハァ

    鈴「う~!」

    アイク「だから何だよ?」

    鈴「私も戦いたいー!」バタバタ

    アイク「ガキかよ………ってそう言えば明日は学年別トーナメントだっけか……」

    鈴「そうよ、私は参加出来ないけど!」ムー

    アイク「まぁ、そりゃあ仕方無いだろ?ボーデヴィッヒにボロ負けしたのはお前達なんだし……」

    鈴「う、うっさいわね!」

    アイク「はぁ……そりゃ悪かったな」

    鈴「う~!」

  112. 113 : : 2016/03/15(火) 22:19:05

    鈴「……ね、ねぇアイク?」

    アイク「ん?」

    鈴「アイクはさ、私が一夏とここ、恋人になれば良いと思う?」//

    アイク「っ!……何だよいきなり?」

    鈴「い、いいから答えてよ」//

    アイク「はぁ?………お前と織斑が?まぁ、そうなれば良いんじゃないか?」

    鈴「うっ……本当に?」

    アイク「あ、あぁ……鈴は織斑が好きなんだろ?」

    鈴「う、うん………多分」ボソッ

    アイク「ん?」

    鈴「な、何でもない……」

    アイク「……まぁ、とにかくお前が本当に好きなんなら、それが一番良いだろ」

    鈴「……ばかアイク」

    アイク「はぁ?……もしかして織斑と何かあったのか?」

    鈴「ち、違うわよ……でも、私は本当は……」チラッ// 

    アイク「?」

    鈴「…」プイッ//

    アイク「………鈴……」

    鈴「っ!や、やっぱり何でもない!今の無し!」ガバッ///

    アイク「……はぁ?」

    鈴「ねぇ、明日の学年別トーナメントさ、一緒に見ない?」//

    アイク「?あぁ、別に良いけど」

    鈴「本当に?やった!」パァァ

    アイク「……今日のお前変だぞ?」

    鈴「う、うううるさい!」//
  113. 114 : : 2016/03/16(水) 03:40:34
    期待だよ!
  114. 115 : : 2016/03/17(木) 15:28:24

    >>114
    ありがとうございます


    ~???~

    アレイスター「……」 


    ~翌日~

    ワイワイガヤガヤ

    一夏「ヘぇー、しかしすげぇなこりゃ」

    シャルロット「三年にはスカウト、二年には一年間の成果の確認に、それぞれ人が来ているからね」

    一方通行「ハッ、ご苦労なこった」

    一夏「…」

    シャルロット「一夏はボーデヴィッヒさんとの対戦だけが気になるみたいだね…」

    一夏「え?あぁ、まぁな…」

    ピロリン♪と音が鳴り、画面に対戦表が表示される

    シャルロット「!対戦相手が決まったね」

    一方通行「…」(結局ペアは抽選か……)


    『  一回戦

    織斑一夏&シャルル・デュノア
        vs
    ラウラ・ボーデヴィッヒ&篠之乃箒』

    シャルロット「え!?」

    一夏「あ!」

    一方通行「……」


    ~数分後~


    一夏「…」

    ラウラ「……一戦目で当たるとはな、待つ手間が省けたと言う訳だ」フフッ

    一夏「そりゃあ何よりだ、こっちも同じ気持ちだぜ」ニヤッ

    時間が流れると共にアリーナの画面にカウントが表示され、減っていく

    4、

    一夏「…」キッ

    3、

    ラウラ「…」キッ

    2、

    「「「………」」」

    1、

    一方通行「…」

    そしてカウントが0へ回ると同時に試合が始まる

    一夏&ラウラ「「叩きのめす!!」」バッ

    一夏「うおおぉぉぉぉっ!!!」

    一夏が雪片を構え、攻撃を繰り出す

    ラウラ「ふっ!」

    ラウラはAICで一夏の動きを止める

    一夏「ぐぅっ!…うぅっ……!!」


    鈴「やっぱりね……」

    セシリア「AIC……わかってたはずですのに……」ハァ

    一方通行「……」


    ラウラ「開幕直後の先制攻撃か……わかりやすいな」ニヤッ

    一夏「……そりゃどうも、以心伝心で何よりだ」ニヤッ

    ラウラ「!」

    レールカノンを一夏に向けるラウラだが、一夏の背後からシャルロットが現れ、青の銃身を持つ連装ショットガン「レイン・オブ・サタディ」の引き金を絞る

    ラウラ「くっ!」

    シャルロット「逃がさない!」

    ラウラは辛うじてショットガンを避けるが、シャルロットが武器を持ちかえ、アサルトライフル「ガルム」を叫ばせる


    鈴「きた!ラピットスイッチ!」


    箒「ふっ!」

    ラウラを追撃するシャルロットだが、攻撃を箒に遮られる

    シャルロット「くっ!」

    箒「私を忘れて貰っては困る!……はぁ!」

    シャルロット「ふっ!」バッ

    箒が刀で凪ぎ払うが、シャルロットは舞い上がり、回避する

    一夏「やぁっ!!」

    箒「はああぁぁぁっ!!」

    一夏「ぐぁ!!」

    一夏と箒が斬り合い、一夏が箒の刀を受け止めシャルロットがガルムを構える
    それと同時に箒の両足に赤いワイヤーが絡み付き、箒を投げ飛ばす

    箒「っ!!ぐうぅぅぅぅ!!な、何をする!?」

    ラウラ「ふっ!」

    箒「ぐああぁぁぁっ!!」

    一夏「箒!」
  115. 116 : : 2016/03/18(金) 16:39:12

    一夏「このっ!」

    ラウラ「ふっ!」

    ラウラの前腕部にある刃と一夏の雪片がぶつかり合い、火花を散らす


    鈴「ラウラ、箒を助けた訳じゃ無いんだ……」

    セシリア「ただ邪魔だったから、それだけですわね……」

    一方通行「…」

    アイク「…」(一方通行さっきから無言なんだけどいっつもこうなのか?)

    一方通行「……」


    ラウラは一夏と近接戦闘を行いつつ、ワイヤーブレードでシャルロットを攻撃する

    シャルロット「ぐっ!」バッ

    箒「はぁぁぁっ!!」

    シャルロット「!」

    箒がシャルロットに斬りかかるが、ガルムで応戦する

    シャルロット「相手が一夏じゃなくてごめんね!」ニヤッ

    箒「なっ!馬鹿にするな!」カァ//


    山田「先に篠之乃さんを倒す作戦でしょうか?」

    千冬「……賢明だな、ボーデヴィッヒは自分側が複数の状態での戦いを想定していない、パートナーの事など、ハナから数にいれていない」

    山田「それに比べて織斑君とデュノア君の連携は素晴らしいの一言ですね!」

    千冬「……このくらいは出来て当然だ」


    箒「ふっ!」ブンッ

    シャルロット「くっ!」ガンッ

    箒の刀を近接ブレードで受け止め、レイン・オブ・サタディを構える

    箒「っ!!」

    シャルロット「これで!!」

    この台詞と同時にレイン・オブ・サタディの銃声が轟く
    銃弾は見事に命中し、箒の目の前に『戦闘続行不可能』と表示される

    箒「ぐ……ここまでか………」ガクッ

    シャルロットはラウラを見付けると再度銃を構え、攻撃する

    ラウラ「!」バッ 

    ラウラはシャルロットの攻撃をガードしつつ、一度後退する

    シャルロット「お待たせ!」

    一夏「助かったぜ、ありがとよ……箒は?」

    シャルロット「お休み中!」

    一夏「……流石だな、それじゃあ俺は……これで決める!」

    一夏の目の前に『零落白夜 使用可能』と表示され、一夏は黄色のオーラを纏う
    シャルロットは武器をガルムに持ちかえ、銃声を鳴らしつつラウラに接近する

    ラウラ「ふっ」

    ラウラはAICを発動させ、シャルロットの動きを止めるが、反対側からの一夏の攻撃をギリギリで避け、再度後退する

    ラウラ「くっ!」

    一夏「?…もしかして!………はあぁぁっ!やあ!!」

    ラウラ「!」

    一夏がラウラに接近攻撃を仕掛けるが、またAICで止められる

    ラウラ「無駄な事を!」

    一夏「忘れているのか?」

    ラウラ「!」

    一夏「俺達は「二人」なんだぜ?」ニヤッ

    ラウラ「っ!!」

    シャルロットが一夏の背後からガルムを連射する

    ラウラ「くぅっ!!」

    一夏「やっぱり!思った通りだ!」


    山田「またもコンビネーション!」

    千冬「AICの致命的な弱点に気付いたんだ」

    山田「え?」

    千冬「停止させる対象物に意識を集中させていないと効果を維持出来ない……」


    シャルロットは追撃の手を緩めず、ガルムを撃ち続ける

    一夏「うおおぉぉぉぉっ!!!」

    一夏がラウラに急接近し、零落白夜の白い刃で斬りつける……が、攻撃が当たる寸前に零落白夜の光は消える

    一夏「!」

    シャルロット「!」

    ラウラ「!」ニヤッ

    一夏のシールドエネルギーが急激に減り、追撃が止む
    隙をみたラウラは一気に攻撃へと転ずる

    ラウラ「限界までシールドエネルギーを消耗してはもう戦えまい!」

    シャルロット「!」

    一夏を弾き飛ばすラウラ、シャルロットは再度ガルムの引き金を引くが全て避けられ、逆にワイヤーブレードで反撃される

    シャルロット「うぁっ!」

    一夏「シャルル!」

    ラウラ「はあぁぁぁっ!!」

    一夏「!!」
  116. 117 : : 2016/03/18(金) 21:34:17

    ラウラ「はあぁぁぁあっ!ぐっ!!」

    一夏への追撃を試みるが、シャルロットに弾かれる

    シャルロット「まだ終わって無いよ!!」ギュンッ

    シャルロットはガルムを手にし、連射しつつ急加速する

    ラウラ「っ!イグニッションブースト!?そんなデータは無かった!」

    シャルロット「今初めて使ったからね!」

    ラウラ「この戦いで覚えたと言うのか……!!だが、私の停止結界の前では無r━━━━━」

    背後からの衝撃で言葉を遮られるラウラ

    ラウラ「くっ!」バッ

    振り返った視線の先にはシャルロットのガルムを手にした一夏だった


    セシリア「!」

    鈴「シャルルのアサルトライフル!!」


    ラウラ「こ…の、死に損ないがぁっ!」

    一夏をワイヤーブレードで攻撃する

    一夏「ぐぁっ!!」

    ラウラ「ふっ!」

    シャルロット「どこを見てるの?」バッ

    ラウラは追撃の体制をとるが、シャルロットがそれを遮る

    ラウラ「っ!!」

    シャルロット「この距離なら外さない!」ガシュン

    シャルロットの前腕部の盾の陰から69口径のパイルバンカー「灰色の鱗殼<グレー・スケール>」、通称「盾殺し<シールド・ピアース>」が姿を現す

    ラウラ「盾殺し<シールド・ピアース>!?」

    シャルロット「ふふっ………やぁっ!!」ブンッ

    シャルロットのパイルバンカーがラウラの腹に直撃する

    ラウラ「ぐっ!!……ぐぁっ………!!!」

    ラウラは吹っ飛ばされ、壁に激突し、シールドエネルギーが激減する

    シャルロット「はぁぁぁぁっ!!」

    シャルロットはパイルバンカーで連撃を繰り返す

    ラウラ「がっ……っ!!」(私は……負けられない!………負ける訳にはいかない!!)
  117. 118 : : 2016/03/18(金) 22:04:48


    ………
    ………………

    『「遺伝子強化試験体c-0037」、君の新たな識別記号は「ラウラ・ボーデヴィッヒ」』

    「私はただ戦いの為だけに創られ、生まれ、育てられ、鍛えられた」

    「私は優秀だった、最高レベルを維持し続けた」

    「………しかしそれは、世界最強の兵器「IS」の出現までだった」

    「直ちに私にも適性向上の為、肉眼へのナノマシン移植手術が施された」

    「……しかし私の体は適応仕切れず、その結果出来損ないの烙印を押された」

    「そんな時あの人に出会った、彼女は極めて有能な教官だった……」

    「私はIS専門となった部隊の中で、再び最強の座に君臨した」


    ラウラ『どうしてそこまで強いのですか、どうすれば強くなるますか?』

    千冬『……私には弟が居る』

    ラウラ『っ!』


    「違う……どうしてそんなに優しい顔をするのですか?私が憧れるあなたは、強く、凛々しく、堂々としてるのに……」

    「だから許せない、教官をそんな風に変える男を………」

    「認めない」

    「力が欲しい……」

    ?『願うか?』

    ?『……汝、より強い力を欲するか?』

    ラウラ『………寄越せ力を!……比類無き最強を!!!』

    ………………
    ………
  118. 119 : : 2016/03/19(土) 01:34:09
    期待だ!
  119. 120 : : 2016/03/20(日) 20:46:06

    ラウラ「うぅ……うあぁぁぁぁぁぁあっ!!!」バチバチバチ

    シャルロット「なに!?」

    ラウラ「ぐあぁぁぁぁぁっ!!!!」グニャ

    ラウラのISから雷が流れ、形が崩れる

    一夏「!」

    ザワザワ


    千冬「……レベルDの警戒態勢を」

    山田「は、はい!」


    ラウラ「うあぁぁぁっ!!ッ……ぐあぁ!!!」ググッ

    形を無くしたISがラウラをのみ込み、姿を変える

    一夏「な……何なんだよあれは!?」

    サイレンが鳴り響き、アナウンスが流れる

    『非常事態発令!トーナメントの全試合は中止、状況はレベルDと認定、鎮圧の為教師部隊を送り込む、生徒はすぐに避難する事』

    それと同時に観客席の障壁が下がり始める

    キャァァァ!!

    一方通行「チッ!」バッ

    セシリア「一方通行さん!?」

    一方通行「来い!アインバーンシェトラーセ!!」カッ

    右手を前にかざし、ISを展開し、障壁が下りきる前にアリーナのシールドを無効化して中に入る一方通行

    アイク「!!?」

    鈴「ち、ちょっと!?」

    セシリア「一方通行さーん!?」

    セシリアが一方通行の名前を呼び終える時には障壁は完全に下りていた


    ISにのまれたラウラの姿は、完全に別の物へと変わっている
    全身を黒で覆われ、片手には見覚えのある武器を持っていた

    ラウラ(?)「……」バチバチッ

    一夏「雪片!?千冬姉と同じじゃないか!!」


    山田「あれは……先月の襲撃者ともまるで違いますね、ボーデヴィッヒさんに一体何が……」

    千冬「……」


    一夏「くっ……俺がやる!!」バッ

    シャルロット「え?一夏!?」

    突然雰囲気を変え、突撃する一夏

    一夏「はぁぁぁあっ!!!」

    ラウラ(?)「……」バッ

    一夏は全力で攻撃するが、容易く受け止められる

    一夏「何!?くそっ!はあぁぁっ!!」ブンッ

    ラウラ(?)「!」

    一度離れ、再度攻撃する一夏

    ラウラ(?)「!!」

    一夏「ぐああっ!」

    だが、攻撃は避けられ、逆に反撃される

    シャルロット「一夏!」

    一夏「くそっ!!」ギリッ

    ラウラ(?)「!!」ギュンッ

    一夏「!?」

    立ち上がり、雪片を構えるが、その瞬間に距離を詰められる
    一夏は上を見上げるが、既に敵の刃は一夏を見下していた

    一夏「ッ!!!」

    ラウラ(?)「!」ブンッ

    必死に避けようとするが、刃は無慈悲に振り下ろされる

    一夏「ぐあぁぁぁぁっ!!!」

    シャルロット「一夏!!」ジャキッ

    一夏の白式は簡単に破壊され、操縦者を地面へと放る
    シャルロットは盾殺しを仕舞い、連装ショットガンを放つ

    ラウラ(?)(以下?)「!」グンッ

    シャルロット「速い!?」

    シャルロットの銃撃を簡単に避け、シャルロットに接近する謎の敵

    シャルロット「これなら!!」ガシュン

    目の前に来た敵を退ける為、盾殺しを構えるシャルロット

    ?「!」ブンッ

    シャルロット「ッ!ぐっ!!」

    だが、盾殺しごと吹っ飛ばされ、一夏と同じ様にISが解ける

    一夏「シャルル!……く…そ……!!」グラッ

    シャルロット「うっ……」フラッ

    ?「!」ザッ

    敵はシャルロットに止めを刺そうと刀を振り上げる

    シャルロット「ッ!!!」(嘘!誰か…助けてッ!!)

    ?「…」ブンッ
  120. 121 : : 2016/03/20(日) 20:46:52
    今回は出来が悪いです!すみません
  121. 122 : : 2016/03/22(火) 19:19:07

    すみません!次の更新は来月の1日か2日になると思います
  122. 123 : : 2016/05/27(金) 19:49:02
    勝手に僕が続き書いてもいいですかー?w
  123. 124 : : 2016/05/28(土) 20:40:44
    勝手に書かせて貰いますw
    下手だけど
  124. 125 : : 2016/05/28(土) 21:09:40

    ズガァァン!!

    シャルロット「!」

    一方通行「ぐァっ!!」

    一方通行がシャルの身代わりに一撃を受け、シールドエネルギーが急激に無くなり地を流す

    シャルロット「一方通行!!」

    一方通行「く……ソ…がァァァァ!!」ブンッ

    ?「……」ヒョイ スッ

    一方通行「ぐっ……!!」ポタポタ

    シャルロット「一方通行!」
  125. 126 : : 2016/05/28(土) 21:10:16
    こんな感じですがw

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

このSSは未登録ユーザーによる作品です。

「インフィニット・ストラトス」SSの交流広場
インフィニット・ストラトス 交流広場
「とある」SSの交流広場
とある 交流広場