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2人分の生命

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  1. 1 : : 2015/11/05(木) 22:32:20
    1章
    〜苦しみ〜




    なんで私が…




    なんで私がいじめられなきゃいけないの⁉︎





    私があなたたちになにかした⁉︎






    なぜ私を苦しめるの⁉︎




    やめてよ⁉︎




    『クズ、キモい、バカ、うざい、KY、いるだけでうざい、消えろ、死ね!、真面目ぶってんじゃねーよ、イキリ…』



    暴言が頭の中でぐるぐるまわる…


    ラクガキだらけの机


    ボロボロにされた体操服



    捨てられた体操服


    靴の中に入っている画鋲


    無視


    暴言



    罵倒


    暴力



    無言電話


    悪口のカキコミ



    あざだらけになった体




    私を庇った友だちはイジメの標的になって…





    黙認する先生





    参加して嗤う先生

















    やめて!もう嫌なの!








    誰にも言えない苦しみ










    味方がいない辛さ















    足が自然と屋上に向かっていく。





    最初からこうすればよかったんだ




    そうしていれば友だちもあんな辛い思いをすることはなかったんだ





    あいつらに私がどれだけ苦しんだか教えてやる…





    そうしたかったからわざわざ学校よ屋上を選んだんだろう…














    お母さん、ごめんなさい。





    親不孝な娘を許して…







    ……………………



    ……………………



    ……………………




    ……………………




    ……………………




    ……………………




    ……………………




    ……………………





    ……………………



















    ……………………






















    ドン…
































































    さようなら、この世界。
  2. 2 : : 2015/11/05(木) 22:40:39
    2章
    〜出会い〜



    看護師「ミカサちゃん。ミカサちゃん。そろそろ起きたら?」



    ん…?




    看護師「今日は学校のお友達が来るらしいわよ。」





    ミカサ母「あら、ほんと!」




    看護師「ええ。さっきナースセンターの方に連絡があって。それを伝えに来たんです。」





    ミカサ母「どうも。よかったわねミカサ。」





    …こくっ





    私は頷く。



    はぁ…



    私はつい昨日意識が戻ったばかりだ。


    落ちたところが花壇だったらしい。


    結局死ねなかったらしい。





    皆くるのか…



    来なくていいのに。




    傷口のかさぶたを剥がすようなことをしないで。






    ガラガラ…





    「こんにちは!」




    ミカサ母「いらっしゃい。」




    「ミカサ調子はどう?」






    ミカサ「…」




    ミカサ母「ごめんなさいねー。まだ声がでないらしいのよ。ショックとからしいけど。
    それにしてもドジよねー。窓掃除していておちるなんて。
    まぁあと2〜3ヶ月くらいしたら治るらしいから学校行った時はよろしくね。」

    私は窓掃除をしていて転落したことになっている。


    学校が全て隠蔽したのだ。



    お母さんはそれをなにも疑わずに信じている。





    …私は皆がいるところでは声をださない。



    話すことなんてなにもないし、話して皆にこの部屋にいられても嫌だから。



    それにしてもここに居られるのはしんどい。

    看護師さんになんか理由をつけて皆がこないようにしてもらおうか。



    「はい!早く良くなってね。」




    「これ。クラスの皆から。」




    色紙と折鶴。




    なによ、こんなもの。



    「じゃあね!ミカサ」





    皆がでていく。



    ミカサ母「よかったわね。いい友だちをもって。
    お母さんももういくわね。仕事があって。
    ごめんね。一緒にいてあげられなくて」


    うちの家は母子家庭だ。


    だからお母さんは仕事にいかなければならない。


    課長だから休みたくてもなかなか仕事を休めないらしい。

    だからたまにしか病院にこれない。


    迷惑かけちゃって…



    ……



    やっとみんなでていった。








  3. 3 : : 2015/11/05(木) 22:43:18



















    「ねぇ。」





    不意に隣から声をかけられる。


    ミカサ「…」


    「あなた、話せるよね?」




    ミカサ「…あなた、だれ…?」





    「あ、ごめんなさい。自己紹介するね。私はヒストリア。13歳よ。
    私は心臓病で入院しているの。物心ついた頃からずっと病院よ。」




    ミカサ「私はミカサ。私も13歳。
    ヒストリア。何故私が話せることがわかったの?」



    ヒストリア「そりゃあ見ていればわかるわ。


    あなたいじめられて自殺しようとしたんじゃない?」




    ミカサ「…‼︎」




    ヒストリア「あ、ごめんなさい。嫌なこと聞いちゃったよね。」




    ミカサ「いいの。事実だから。


    学校では窓掃除で転落したことになってるけどね。」





    ヒストリア「ふーん…ねぇ、ミカサ。友だちになってよ。
    わたし、生まれてこの方、友だちなんてできたことないの。
    色々お話ししようよ!」





    ミカサ「….私なんかでいいなら。」



    ヒストリア「私なんか、なんていわないでよ!友だちになってくれて嬉しいよ!よろしくね、ミカサ。」





    ミカサ「うん。」




    ガラガラ…



    「ヒストリア。調子はどうだ?」


    ヒストリア「あ!お父様!お母様!」




    …へ?お父様?お母様?





    あ…あの…






    ちょいまって…。





    リヴァイ「今日は調子が良さそうだな。」



    ペトラ「よかったわ。」





    ヒストリア「お父様、お母様、私ね、友だちができたの!
    隣のベッドのミカサ!」




    おぅ…高そうなお洋服を着ていらっしゃる…




    ペトラ「あら、ヒストリアのお友達になってくださったの?
    ミカサさん、よろしくね。」



    ミカサ「はい…」



    なんか緊張する…




    リヴァイ「こいつは少しわがままなところがあるが許してやってくれ。」



    ミカサ「いえ…」



    いいな、親が両方ともいて。






    楽しそう。




    羨ましい。




    なんかこの人たちみたことあるかもしれない…




    そうだ。ずっと前TVでやってた特集ででてた。


    シーナ建設…



    建設業界でトップの会社。




    ミカサ「ねぇ、ヒストリア。あなたのお父さんってもしかしてシーナ建設の社長さん?」





    ヒストリア「うん、そうだよ!」



    ミカサ「やっぱり…どうりでヒストリア高そうな服きてると思ったよ。」





    ヒストリア「そうなの?
    まぁ、わたしが社長の娘だろうがなんだろうが、関係ないよ。」



    ミカサ「そうだね。」




    ヒストリア。とてもいい子だ。




    ヒストリアとなら仲良くなれそうな気がする。




  4. 4 : : 2015/11/05(木) 23:15:24
    期待です!
  5. 5 : : 2015/11/05(木) 23:45:11
    あーにゃんさん
    ありがとうございます!
  6. 6 : : 2015/11/06(金) 01:01:12
    3章
    〜このままだったら…〜




    あれから2週間たった。


    私はベッドで寝たきりから上半身をおこすくらいまでできるようになった。





    私は友だちができて嬉しかった。




    ヒストリアは外に出たことがほとんどないらしい。




    出る時も点滴とかをつけなければいけないのででれて病院の敷地内だけらしい。



    ヒストリアはよく外のことを私に聞いた。


    それも、海のこと。


    ヒストリア「海ってどんな感じ?」




    ミカサ「とにかくだだっ広い。海の水は飲むとしょっぱすぎて吐くよ。」




    ヒストリア「しょっぱい、のイメージがつかないやー。」



    ミカサ「残念。」



    ヒストリア「私が元気になったら一緒に海いこ!水飲みたい!」


    ミカサ「いいよ。行こう。
    でも水は飲まない方がいい。あれは飲めたものじゃないし体にわるい。」



    ヒストリア「飲んでみたいぃー」






    毎日こんな感じ。




    結構楽しい。








    でも、時が経つのが怖い。






    時が経てば私の怪我は治る。





    そうすればまた学校にいかなければならない。





    学校なんかに行きたくない。




    いったらどうせいじめられる。




    絶対前より酷くなる。




    あんなところで生きていたくない。














    ヒストリア「あ、お父様!どうしたの?」




    リヴァイ「昨日うちにきた人たちざ試供品っていって香水をおいていったんだ。前のやつの新商品らしい。
    多分モデルルームで使って下さい、とかだと思うんだが。
    お前こういうの好きだろうと思って。
    二つあるからミカサさんと分けろ」


    ヒストリア「やったぁー!
    ミカサわけよ!」



    ミカサ「…いいんですか?こんな良いもの」



    リヴァイ「友だちなんだろ?遠慮するな。」



    ミカサ「ありがとうございます。
    ヒストリア、私こっちがいい。」



    ヒストリア「いいよ!はい!」














    この時間が永遠に続けばいいのに…

  7. 7 : : 2015/11/06(金) 01:21:49
    5章

    〜発作〜




    突然だった。






    ヒストリア「それでね〜…」




    ヒストリアの声が止まる。





    ミカサ「?どうしたの?ヒストリア」




    ヒストリア「…うっ…苦しい…


    ミカ…助け…て…」








    え…⁉︎







    発作⁉︎







    急いでナースコールを呼ぶ。







    ミカサ「ヒストリアが!早く来て!!」





    「ヒストリア!しっかりしてよ!ちょっと!」









    先生や看護師さんが駆けつけてくる。


    ヒストリアが前言っていたことを思い出してしまった。



    ヒストリア「私、今度発作が起こったらヤバいんだって。」




    ミカサ「?ヤバいって?」




    ヒストリア「死んじゃうかもしれないってこと。」




    ミカサ「…!
    ダメだよ。死んじゃあ。でも大丈夫だよ。最近ずーっと調子いいんでしょ。」














    嫌だよ、死なないで。




    ヒストリアが死んでしまったら私はどうすればいいの⁉︎







    神様は残酷だ。






    せっかくできた、友だち。





    たった1人の友だちをも私から奪い取ろうとするのか…



  8. 8 : : 2015/11/06(金) 01:23:12
    6章
    〜生きたい〜






    ヒストリアは集中治療室に運び込まれた。







    もう何日たつだろう。





    お願いだから生きていて…












    ストレッチャーの音がする。



    もしかして、ヒストリア?














    ヒストリアが部屋に戻ってきた。







    よかった…生きていた…



    でもまだ意識はないみたい。




    顔も青白い。








    先生だ。



    ミカサ「先生!ヒストリアは⁉︎大丈夫なの⁉︎」





    先生「まだなんとも言えません。峠は乗り越えましたが…


    また明日手術をしなければいけません。

    でも…」




    ミカサ「でも、なんですか!」



    先生「成功率は低い手術です。

    それにこの子はいま体力がない。



    成功率は極めて低いでしょう…




    でもしなければ助かることはない…」





    そんな…


    お願いだよ…





    絶対死なないでよ!




    ヒストリアには悲しむ人がたくさんいるでしょ⁉︎




    ー翌朝






    ヒストリア「ここ…部屋?」




    ミカサ「ヒストリア!よかった…」






    ヒストリア「私…とりあえずは生きているのね…よかった。」





    ガラガラ…





    先生「ヒストリアさん。これから手術です。」





    ヒストリア「え…?また手術⁉︎」





    ヒストリア…?





    「嫌だ…嫌だ!死にたくない!今回の手術って成功率低いんでしょ!

    わたしまだ死にたくないんだよ!!


    まだまだやりたいこといっぱいあるのに!!!!!」



    今までずっと冷静だったヒストリアが取り乱している…



    先生「取り乱してはいけない!心臓に負担がかかる!」



    ヒストリア「うるさい!黙っててよ!医者なんかに私の気持ちがわかるか!」


    私の方をみる。



    ヒストリア「…ミカサって自殺しようとするほど自分の命いらないんだよね?

    それだったら私にちょうだいよ!
    どうせいらないんでしょ!
    あの時屋上にいっていたのだって死のうとしてたからでしょ⁉︎
    私はまだまだやりたいことがいっぱいあるのよ!
    ちょうだいよ!!!
    私は生きたくても生きれないのよ!」



    ヒストリアが泣き叫びながら運ばれていく。





    私はなにもいえずただ呆然と立ち尽くしていた。























    "いらないんだったらちょうだいよ!

    どうせいらないんでしょ⁉︎

    生きたくても生きれないのよ!"











    ヒストリアの言葉が頭の中でぐるぐると回っていた。



  9. 9 : : 2015/11/06(金) 07:40:40
    おもろい期待
  10. 10 : : 2015/11/06(金) 22:29:01
    >>9さん



    ありがとうございます。
  11. 11 : : 2015/11/06(金) 23:07:26
    7章
    〜最期〜











    あれ…



    私、なんでベッドでねてるの…?



    ミカサ母「ミカサ!よかったわ。あなた昨日急に倒れたのよ。連絡がきて…びっくりしたわ。」



    え…倒れた…



    昨日?




    ヒストリア!





    わたしは車イスに乗って急いでナースセンターまで行った。






    後ろからお母さんの声がする。




    でも今はそんなの気にして居られない。








    お願いだから生きていて!







    大丈夫だよね!死んだりしてないよね!








    大丈夫!





    大丈夫…






    大丈…夫…








    ヒストリアのお母さんとお父さん…









    涙が。











    なぜないているの?





    なんでそこにいるの?








    そこって治療室じゃないよ?










    そこって…









    ペトラ「ヒストリア!なんで親より先に逝ってしまうの…」






    リヴァイ「ヒストリア…何故だ…何故だ!!」









    どういうこと?








    ヒストリアは助かったんじゃないの?











    ミカサ「ヒストリアのお父さん、お母さん、ヒストリアはどこですか?どこで寝ているんですか?」




    ウソに決まってる。











    ペトラ「ミカサさん…






    おいで。」








    部屋の中に入っていく。







    一つだけ置かれたベッド。





    横になっている1人の人。






    白い布が被せられている。








    ウソ…




    ウソだ…







    ミカサ「ねぇ、ヒストリア?
    なんの冗談のつもり?
    またおしゃべりしようよ。
    いつもみたいに笑ってよ」



    ヒストリアは動かない。




    わかっている。



    頭では理解できている。





    でも、心がそれを受け入れることを拒否しているんだ。









    ミカサ「ねぇ、約束したじゃん。元気になって海にいって遊ぶ、って。


    約束…破っちゃうの?」






    顔にかけられた布を取る。









    青白い。





    冷たい。




    微動だにしない。






    手を握る。





    冷たすぎる…








    ウソだ…








    いやだ、嫌だ!






    なんで死んじゃったのよ!








    なんで私を1人にするのよ!






    ミカサ「…そんな…」


    「…うわあああああぁぁぁぁっっっっ…」







    部屋の中は泣き声でいっぱいだった。


  12. 12 : : 2015/11/06(金) 23:10:18
    8章
    〜最期の手紙〜



    ヒストリアのお葬式。




    思っていた程人数は多くない。


    ヒストリア、本当に死んじゃったの?






    私を1人にしないで…




    やっと本当に『仲間』と思える人ができたのに…









    ペトラ「ミカサさん、ちょっといいかしら…」



    なんだろう。



    ヒストリアのお母さんの顔は憔悴しきっている。




    「これ、ヒストリアがあなた宛に書いた手紙…
    ヒストリアのベッドからでてきたの。
    私も内容は知らないわ。
    病院に帰ったら見てあげて。」



    へ?



    手紙?





    私に?





















    ミカサへ





    これを見てるってことは私はもう死んでるんだよね。



    治療室の中で書いてるからもしかしたら文字がおかしいところがあるかもしれないけど許してね。




    あの時、あんなこと言ってごめんね。




    ミカサが学校でどれだけ酷いことされたのかは痣や瞳をみたらなんとなくわかったよ。



    ミカサが死にたくなるのもわかるよ。



    きっとミカサはまた死のうとするでしょ?



    でもミカサには死んでほしくないの。



    私のやっとできた『心友』だから。




    私はあなたの事が大好きだから。




    心友には生きていて欲しい。



    だから少しキツい言葉を言ったの。



    許してね。





    でもあれも本心。





    私はまだまだ生きていたい。




    行きたい場所だって、やりたいことだっていっぱいあったから。




    前に私がやりたいこと話したよね?



    かわりにミカサ、やってよ。




    そして、こっちに来た時に話、いっぱいきかせて?




    でもゆっくりきてね。



    私が待ちくたびれるくらい。



    早くきたら怒るんだからね。

    その時にそれのことと、ミカサが幸せになった、っていう報告よろしくね。



    まってるからね。






    またお喋りしようね。










    ヒストリア・レイス




















    ヒストリア…




    こんなに私のこと考えてくれたの…





    ごめんなさい。






    死にたい、なんて思って。






    涙が止まらない。




    ありがとう。



    私、絶対生きるから……!



    見ていて…
  13. 13 : : 2015/11/06(金) 23:12:31
    9章
    〜再出発〜





    教室の前までくる。






    やっぱり怖い。





    ドアを握る手が震える。





    今までのことが蘇ってくる。



























    "頑張って"

























    どこからともなくヒストリアの声が聞こえてきた。




    よし、いくぞ。


































    心はもろいガラス細工のようなもの。



    すぐに壊れてしまう。



    そして、壊れたりヒビが入ったガラス細工は元通りにならないように




    心の傷も一生治ることはない。






    だけど、その傷をどこまで元通りに近づけるのかが














    『 友情』














    なんだと思う。








































    もう私は逃げない。



    弱い心に屈しない。

    私はヒストリアの2人分の生命をせおっている。


    ヒストリアの分まで生きるんだ。

    ヒストリア、私がそっちへいくのはまだまだだけどいくまでまっていてね。














    ガラガラ…















    「おはよう!」








    〜fin〜

  14. 14 : : 2015/11/06(金) 23:13:57
    あとがき



    読んでくださった方、ありがとうございます。

    今回もいじめの話を書きました。

    なんで私がこんなイジメの話をよく書くのかというと、筆者自身が何度もいじめられた経験があるからです。


    やっぱり、イジメられたら心には無数の傷がつきます。

    筆者もいじめられた経験のことはいつまでたっても忘れられたくても忘れられません。

    加害者からすればちょっとした『遊び』だったとしても、被害者からすれば死にたいと思うくらい辛かったりもします。


    現に筆者も死のうとしたことがあります。


    もし、いま人をいじめているかもしれない、という人がいたら1度、冷静になって考えてくださいい。


    自分が同じことをされても耐えられますか?




    『壊れた心は元通りに戻ることはない。』



    これは私の友人が言っていた言葉です。

    これだけは覚えていて下さい。










    今、死にたいと思っている人へ


    別に「死ぬな!」なんて無責任なことをいうつもりはありません。

    だって、ひとそれぞれ理由がありますから。

    死のうとしたことのある筆者だからわかります。

    テレビとかでよく「死ぬな」とか言っていると


    「お前になにがわかるんじゃボケ!この苦しみがわかるんか!」


    と思ってました。


    いまでもそれは思います。




    でも、死ぬ前に1度周りをみてくたさい。

    本当にあなたの周りは敵だけですか?


    味方は本当にいないのですか?


    1度冷静になって考えて。


    死ぬのはそれからでも遅くはありません。



    普通に書くより、進撃ssにする方が皆さんにも手軽に読んでもらえるかな、とおもってこれで書きました。



    最後の最後まで見ていただきありがとうございます。


    このssが少しでも多くの方の心に響きますように…







































    『心はもろいガラス細工のようなもの。



    すぐに壊れてしまう。



    そして、壊れたりヒビが入ったガラス細工は元通りにならないように




    心の傷も一生治ることはない。






    だけど、その傷をどこまで元通りに近づけるのかが









    『 友情』









    なんだと思う。』
  15. 15 : : 2015/11/11(水) 01:08:45
    ファザムさんの気持ちが伝わってきて感動しました。
  16. 16 : : 2015/11/11(水) 20:04:14
    じゃん好き星 人様

    ありがとうございます。
  17. 17 : : 2017/05/07(日) 01:39:01
    私も死のうと思ってました。
    クラス替えして友達がいない一人ぼっち、兄からの暴力、暴言。母は見て見ぬ振り、父は浮気、こんなのだから支えてくれる人がいなかったからでも、貴方のss見て変わりました。ありがとうございます。

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著者情報
0421Chihiro

ファザム・アッカーマン@復活

@0421Chihiro

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