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妹「おねえちゃんっ!」

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  1. 1 : : 2015/10/27(火) 18:12:25
    優秀で美人な姉と、物静かだけど絵の上手な妹の物語。

    ・更新がかなり遅い
  2. 2 : : 2015/10/27(火) 18:13:40
    期待です。
  3. 3 : : 2015/10/27(火) 18:14:42
    >>姶佳さん

    期待ありがとうございます。
  4. 4 : : 2015/10/27(火) 18:32:33

    雲一つない。もう11月だ。薄暗くはなっているが、美しいくらいに澄んでいる空を見上げ、私はため息をついた。


    「…はぁ…」

    「おねえちゃんっ!」

    急に抱きつかれ、驚きのあまり私は大声を出してしまった。

    「わっ?!」

    「ぷふふっ…お姉ちゃん、驚き過ぎだよ」

    「詩織かぁ…もう。ビックリしたじゃない…」

    抱きついてきたのは私の妹、詩織(しおり)。
    詩織は私の3つ下の小学校6年生で、物静かで本や絵をかくのが好きな可愛い妹だ。

    「お姉ちゃんはお化けとか大嫌いだもんね。私のことをお化けだと思った?」

    「お、思ってないわよ!」

    図星のことを言われて焦ってしまう私。
    この子は本当に鋭い子だ。

    「それはともかく、今日のご飯って何?」

    「今日は麻婆豆腐…本当に思ってないからね?」

    「あーはいはい。麻婆豆腐か…お腹減ったし早く帰ろ~」

    私の訴えを適当に流し、家へと走り出す詩織。

    「ちょっ待って…」

    妹に驚かされ、薄暗い夜道を歩くのが怖くなってきた私も走り出す。


    私、宮内加奈(みやうち かな)と妹の詩織。

    私たち姉妹が二人きりになったのは、3年前のことだった。
  5. 5 : : 2015/10/31(土) 13:53:34




    ガチャッ

    マンションのドアを開け、靴を脱ぐ。

    「詩織、ちゃんと手洗いなさいよ」

    「あ…うん。分かってるって」

    さっきまで、私をからかうほど元気だった詩織が急に元気をなくす。

    また、やっちゃった。

    元々、詩織はそこまで明るい子ではなかった。
    でもだからと言って、無口というわけでもなかった。

    「…手、洗ったよ。手伝えること何かある?」

    「あ、じゃあ豆腐切って」

    「分かった」

    私たちの父と母は、三年前交通事故に合いこの世から去った。
    当時の私は小学6年生、詩織が3年生。

    祖父母もすでに亡くなっており、顔も知らない遠縁の親戚のもとで少しの間過ごした。

    トントントン

    「切ったよ」

    「ありがとう。そこに置いといて」

    「うん」

    事故の後、詩織の母親代わりに私が家事を行っていた。
    だからなのか、私が母のような言動を見せると詩織は決まって悲しそうな顔をするのだ。

    まるで母と私を重ねているかのように。

    「もう大丈夫だから宿題やりなよ」

    「はーい」

    詩織がキッチンからいなくなった。
  6. 6 : : 2015/11/02(月) 18:31:40











    ジリリリリリ!

    「ん…あぁ…」


    目覚まし時計の音で、私は目を覚ました。
    眠い目を擦りながら、アラームのスイッチへ手を伸ばす。

    「詩織、起きた?」

    姉の声が聞こえる。

    「今…起きたとこ…」

    「二度寝しないでね~」

    「しないよ…」

    そんなやり取りをしながら、私は身支度を整える。
    服を着替え、洗顔と歯磨きを済ませ、朝ご飯を食べる。

    ピンポーン

    「あ、友達きたみたいだよ」

    「ちょっと待って…はい。今出るよ」

    ドアを開ける。

    「詩織ちゃん。おはよう」

    「おはよ…陽佳(はるか)」

    『いってきます』姉にそう言って、私は友達と家を出た。

  7. 7 : : 2015/11/02(月) 18:44:05

    「ねぇ、詩織ちゃん」

    「何?」

    「詩織ちゃんってさ、好きな人いないの?」

    「…はぁ?」

    ランドセルを机に置きながら、隣の席である陽佳は興味ありげに質問をしてくる。

    「…居ないけど」

    「えー?!」

    大げさともいえる反応を見せた陽佳に、私は少しうんざりした。

    私は、このような『女子らしい言動』が苦手である。
    さも当然のように好きな人を聞いて来たり、トイレに行くのにも人を誘ったり。

    「なんでそんなに驚くの?」

    「…だって詩織ちゃん、慊人(あきと)くんのことが好きだと思ってたから」

    「…はぁっ!?」

    何故私があいつを好きだと思ったよ、陽佳。

    「え、何?詩織って慊人のこと好きなの?!」

    「違うし…」

    周りにいた女子が、飴に群がるアリのように私の机に集まってくる。

    「照れてるー!」

    「以外~詩織は恋とかしない人だと思ってた!」

    珍しい私の恋バナに女子たちのテンションは右肩上がりだ。

    「…はぁぁ…」

    大きなため息をつく。
    何故こうも、女子というものはめんどくさいのだろう。
  8. 8 : : 2023/07/07(金) 14:46:45
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
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    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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ayuri

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