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夜兎+人間=?

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  1. 1 : : 2015/09/27(日) 00:11:39

    これは、夜兎と人間のハーフの少女の物語。
  2. 2 : : 2015/09/27(日) 00:20:07


    某月某日ある時間に、
    トントンと万事屋にノックの音が鳴り響いた。

    例の如くこの万事屋の主人、
    坂田銀時は、机の下に潜っている。


    銀時(やべーよ。また来やがったよあのババァ…取り敢えず帰るまでやり過ごすか…)

    トントン、トントンと、優しいノックが響く。

    銀時(ん?ババァならもっと強く叩く筈だよな?…て事は何か依頼人か?)

    銀時(…いやまだわかんねぇな。もしかしたらババァはこう考える事を見越してそうしてっかも…)


    そんな考えをかき消すように、
    久しぶりに聞いたズドンという重く響く音が聞こえた。

    銀時「…?!」

    銀時「おいババァ!幾ら何でもそりゃやりす…」



    「…すまない。力の加減を間違えた」







  3. 3 : : 2015/09/27(日) 00:25:36


    銀時「…!」

    そこには、包帯を顔に巻いた、1人の少女が立っていた。

    銀時「なんだよ…依頼人か…」

    そう言って頭をかく銀時。
    …そしてその容姿に見覚えがある事に気づく。


    銀時「…お前、夜兎か?」


    少女はその質問に答える代わりに、 包帯をといた。


    「…地球の日差しは強くて困る」


  4. 4 : : 2015/09/27(日) 00:30:18


    銀時「…ハァ、夜兎がここに何の用があんだよ。取り敢えず戸の修理代貰うからね。」

    「…わかっている。だがその前に、」

    「ここに神楽という子はいるか?」

    銀時はチラリと少女の方を見た

    銀時「…神楽なら今は外出中だ。悪いけどまたあとで来てくれ」


    そう言い終わらないうちに、
    戸がガラリと開いた。


    神楽「銀ちゃぁん、ただいまアル!」

    銀時「…グッドタイミングだな。神楽、客だ。」

    神楽「えぇ?」

    神楽が振り向くと、少女はぺこりとお辞儀をした。


  5. 5 : : 2015/09/27(日) 10:58:28


    銀時「まぁま、座りなさいよ」

    「…そうだな」

    神楽「あんた誰アルか?」

    「私には…名前は無い。」

    銀時「無いって言われてもだな…」

    困ったように頭をかく銀時

    神楽「じゃあ夜兎ちゃんネ。夜兎ちゃん何の用アルか?」

    銀時「夜兎ちゃんて、そのまんまだな。」

    神楽「うるさいネ。」

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haruna140208

ふな

@haruna140208

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