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リコ「何で…何で…」
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                  - 1 : : 2015/08/10(月) 14:46:21
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 イアン×リコです。
 
 3巻のネタバレ含みます。
 まぁ、アニメ派さんも大丈夫です。
 
 短編だと思います。
 
 イアン死亡後です。
 
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                  - 2 : : 2015/08/10(月) 14:49:51
 リコ「何で…お前は…死んだんだ…!」
 「死なないって言っただろ…」
 「この…嘘つきが…」
 リコ(そういえば…この前ミタビとイアンと一緒に、遺書書いたな…)
 (私だけが生きてるじゃないか…)
 リコ「確かこの辺りに入れたはず…」ガサガサ
 リコ「これか…」
 
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                  - 3 : : 2015/08/10(月) 15:55:03
 リコ「イアンのはどれだ…」
 「これか…」ペラッ
 ____________________________
 ー遺書ー
 本当は書きたく無かったが、司令に言われて不本意ながら書くことにした。
 「死ぬはずが無い」と思っていても、
 やはりいつかは来る死。
 この遺書を誰も読まない事を心より願いつつこれを書く。
 なんせ人生一恥ずかしい置き手紙だ。
 退団するときに破り捨てるつもりだ。
 司令やミタビに、見られたら____
 それこそリコになんて読まれたら終わりだ。死んだとしたら成仏しきれない。
 ____________________________
 リコ「私に読まれたく無かったのか…」
 すまんな。読んでしまって。
 だが、読ませるお前も悪い…
 
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                  - 4 : : 2015/08/10(月) 16:03:54
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 リコ「……」ペラッ
 
 
 __________________________
 
 俺もそろそろいい年だ、
 だが、今までの俺は家庭を持たないつもりだった。だが今はそうは思わない。
 
 
 ______リコには、幸せになってほしい
 
 
 リコ(…!?)
 (どういう事だ?何故私が…)
 
 
 
 ー続きー
 
 
 リコはああ見えて弱い。
 凄く弱い。
 
 本音を言えば今すぐにでも告白したいところだが…
 
 もしも付き合えたとして、
 結婚したとして、
 
 俺が死んだらどうなる?
 誰がリコを守れる?
 
 逆でもそうだ。
 
 もしも俺がリコを守れ無かったら、
 それこそ俺は、死ぬだろう。
 いや、死んだも同然だ。
 
 …こんな事を書いても同じだ。
 ただ一つ言えるのは。
 俺はリコが好きだという事だ。
 
 _____トロスト区奪還作戦、
 必ず成功させ、
 リコに告白しようと思う。
 
 まぁ、生きてれば、の話だが。
 
 
 絶対に死なない。誰も死なせない。
 それが俺の使命だ。
 
 そろそろ便箋が無くなるので
 この辺りにしておく。
 
 誰も読まない事を願う。
 
 
 イアン・ディートリッヒ
 
 
 ___________________________
 
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                  - 5 : : 2015/08/10(月) 16:06:09
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 リコ「……」
 
 
 この嘘つきが…
 
 何が私を守るだ?
 何が俺の使命だ?
 何が…死なないだ?
 
 お前が死んだら意味が無いだろう。
 
 リコ「告白…してくれるんじゃ無かったのか…?」
 
 
 リコ「イアン…」
 
 
 
 大 好 き だ 。
 
 
 
 
 ーENDー
 
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                  - 6 : : 2015/08/10(月) 22:52:45
- めっちゃ良かったです(;_;)
 
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                  - 7 : : 2019/01/31(木) 23:02:54
- ミタビの遺書は?
 
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                  - 8 : : 2019/02/02(土) 13:31:30
- イアン.........そんな死亡フラグほぼ確定な言葉を言うから
 
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               ふな
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