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この作品は執筆を終了しています。

作者「ちょっくらコロシアイに行ってくる」苗木「ぃ、いってらっしゃい」

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  1. 1 : : 2015/07/05(日) 11:08:37
    作者咲紗です。グループで提案のあった、作者咲紗が本編に混ざるという企画をやりたいと思います。無印、スーダンの一章をやります。

    ・誤字脱字は気にしないでください。
    ・キャラ崩壊の可能性があります。
    ・独特の世界観で進みますが、気にしなくて大丈夫です。
    ・あいも変わらずチート。
    ・カタツムリ更新です。


    では、次レスから開始です。


  2. 2 : : 2015/07/05(日) 11:13:12
    期待ッス!
  3. 3 : : 2015/07/05(日) 11:25:16
    期待です!
  4. 4 : : 2015/07/05(日) 11:29:07

    コロシアイのない世界


    作者「と、言うわけで、ちょっと留守にします」

    苗木「え、どういうこと」

    作者「ほら、私が最初来たとき言ったじゃん。並行世界の話」

    雰切「同じ物語でも、結末や過程が変化する……というものね」

    作者「そ。他の世界に混ざってくるわ。じゃーね」スッ

    朝日奈「消えた……凄いなぁ」





    ダンガンロンパ無印本編にて


    苗木が体育館に来た所です。


    石丸「君!遅いじゃないか!」

    作者「ま、仕方ないんじゃない?でも、これで全員じゃない?」

    大和田「なんでそんなことわかるんだ?」

    作者「教室で目が覚めたとき、机の数を数えてみたら、全部で16個だった」

    十神「そんなのわかることだ。お前らの目は節穴か?」


    バキイ!


    十神「い”っ!」

    作者「あ、ごめん。つい癖で、ちょっとでも癪に障ると人を蹴っちゃうんだ」

    桑田「どんな癖だよ!?」

    作者「ま、いいや。自己紹介しようよ」

    石丸「そ、そうだな、どんな者がいるのか把握しなくてはならないからな」



    そして、自己紹介で作者の番


    作者「どうも。超高校級のチート、作者咲紗です」

    不二咲「チート?」

    作者「うん。まあ、人を殺すようなことはしないよ」

    朝日奈「当たり前じゃん。殺人なんて起きるわけnーー」

    モノクマ「えー、お前ら、おはようございます」

    石丸「おはようございます!」

    腐川「うわ……ぶっ!」バキイ!

    モノクマ「(コロシアイについて説明)」

  5. 5 : : 2015/07/05(日) 11:53:19

    作者「こんなに期待されているとは、なんともありがたい限りです」

    モノクマ「あのー、何言ってんの?」

    作者「読者は大切にするんだよ」

    モノクマ「え」バキイ!

    モノクマ「この、学園長への暴力は校則違反だぞ!」ドカン!

    葉隠「うわああああもう駄目だべええええええ!」

    作者「ふっふっふ……ふが4つ」

    山田「3つしか言ってないようnブヒィ!」バキイ!

    石丸「と、とにかく、学園の探索をしよう」

    十神「俺は一人で行くぞ」

    大和田「んだとゴラァ!?」

    十神「どけ、プランクt」バキイ!

    作者「かませ君大丈夫?あらら、気絶しちゃった」

    大和田「…………」

    作者「ほら、探索行きなよ。私はかませ君を看病するからさ」

    作者「あ、そうだ」

    苗木「え?なnーーーー」ガスッ

    舞園「苗木君!?」

    作者「話が進まないからさっさと連れてってよ」

    舞園「」キッ

    大神「お主、只者ではないな」

    作者「いいから早く。描写バグで舞園さんの名前を枕にするよ」

    不二咲「それ多分チートじゃないよ」

    作者「そうだったねー、ちーたん」

    十神(解せぬ)

  6. 6 : : 2015/07/05(日) 18:23:10
    コロシアイ学園生活…………………という名の作者無双wwwwww
    面白いです!期待してます!
  7. 7 : : 2015/07/05(日) 21:44:33

    作者「非常時人間さん本当にありがとうございます!励みになります!」



    食堂

    作者「白夜大丈夫?」

    十神「気安く名前を呼ぶな」

    作者「はっ……いいのかな?そんなこと言ってさ。眼鏡ぶち壊すよ」

    十神「やれるもんならやってm」バキイ!

    作者「はい、スペア」

    十神「…………」スチャ

    石丸「十神君!大丈夫かね!?」

    十神「…………ふん」

    石丸「…………では、報告会を行いたいと思う」

    舞園「(説明中)」

    作者「ま、不自由はしないね」

    セレス「適応ですわ。こんなときだからこそ、適応するのです。適応できないものに訪れるは、死。おわかりですか?」

    作者「まあ、正論だよね」

    桑田「んなこと言われてもよぉ、やっぱりここから出ねえと」

    大和田「そうだ、俺は、なんとしてでも出なきゃいけねえ」

    セレス「では、誰かを殺すんですか」

    大和田「くっ……ごわっ!?」バキイ!

    作者「弱えぇ、弱えよ紋土」

    大和田「んだとゴラア!」ボキッボキッ

    作者「そのまんま。弱いって。君が強ければ、あんなことにはならなかったものを」

    大和田「てめえに何がわかるってんだ!」

    作者「全てだよ。君らの心、世界の真理、ぜーんぶ、わかってるよ」

    石丸「やめないか!」

    作者「…………」

    ピンポンパンポ-ン

    モノクマ「夜時間になりました!」

    作者「それじゃ、皆さんおやすみ」

    不二咲「お、おやすみなさい……」

    舞園「…………」

    作者「…………」

    桑田「お、おい、いいのk」バキイ!

    作者「黙れよアポ。今私は機嫌が悪いんだ。下手に近づくと、死ぬよ」

    桑田「ぐ……どこからバットなんて……」






  8. 8 : : 2015/07/05(日) 22:16:20

    翌日

    食堂にて


    石丸「おはよう!」

    作者「あ、おはよう」

    石丸「元気がないぞ!もういちd」ゴスッ

    石丸「が、はっ……」

    作者「ああ、ごめんよ清多夏。機嫌が悪いと、あらゆる方法で人を傷つけてしまうんだ。殺さない程度にさ」

    石丸「っ……なんでそんな…………」

    作者「あのね、私ってさ、人が苦しむ顔、大好きなんだ」

    葉隠「おはようだべーってひいい!」

    作者「うん?」ギリギリ

    石丸「うぐっ……」

    作者「はぁあ!いいよ、凄いいいよ!大好きな人が苦しむ顔!最っ高にゾクゾクするよ!」

    作者「どーお?悔しい?見も知らぬ赤の他人に踏まれる気分は」

    石丸「や、やめたまえ……」

    作者「ま、いいけどさ」スッ

    大神「貴様ぁ……」

    作者「うん?さくらちゃんでも、私を怒らせれば、痛い目を見るよ」

    朝日奈「どうして、咲紗ちゃん」

    作者「あーあ、シリアスになっちゃった。仕方ないなあ」<●><●>カッ

    苗木「!!」

    石丸「さて、皆!朝食としよう!いただきます!」

    作者「いただきますー」

    霧切「…………」




    自由行動


    作者「あー、暇ー。体育館でTAS練習しよっと。チート以外の技も欲しいし」

    体育館前

    舞園「では、苗木君が部屋に持っていってください」

    作者「……」スタスタ

    苗木「あ、作者さん」

    作者「うっす」

    舞園「…………」ジッ

    作者「…………」ジッ



    自由行動終了



    作者「そんじゃおやすみー」

    作者(そういえば動機って明日だっけ)

  9. 9 : : 2015/07/05(日) 22:38:49

    翌日

    作者「そろそろ、モノクマが来るなあ」

    モノクマ「もうここにいるけどね!うぷぷぷ!」

    作者「動機でしょ?」

    モノクマ「あらら、わかっちゃう?いいや、視聴覚室に置いといたからさ、見に行ってよ」

    苗木「行こう!」

    舞園「待ってください苗木君」

    葉隠「行っちゃいけないって占いに出ているべ」

    江ノ島「占うまでもないっしょ……」

    不二咲「でも、行くしかないんだよねえ」



    視聴覚室

    苗木「うわああああああ!!!」

    作者「…………どれどれ」


    『残念ながら、作者さんの身内や友人の情報はあつまりませんでした。ですが……やたら世界にこだわっていますね。ッザーーーーーーでは、外の世界は今どうなっているでしょうか?正解は卒業の後で!』

    作者(ツマラナイですな。もうわかってるってのに)

    舞園「いや、いやっ!出なきゃ、ここから出なきゃ……」ダッ

    苗木「舞園さん!」

    セレス「…………やれやれですわね」

    作者「……」



    モノクマ「たってますn」ムギュ

    舞園「作者さん!?」

    作者「どうも。枕さん。あ、後は気にせずどうぞ」

    モノクマ「まったく、校則違反だよ。助けてー!グングニルの槍ー!」

    作者「」ザシュザシュ!

    苗木「作者さん!」

    舞園「なんとも……」

    大神「なにが起こったのだ……!」

    石丸「そんな!」

    山田「ブヒイイイイイ!?」

    モノクマ「校則違反者はこうなるので、悪しからず。ではばいなら」

    十神「自業自得だ」

    作者「いや、いや、悪いのはあっちだって」ドサッ

    十神「う…………」

    霧切「やっぱり生きていたのね」

    作者「あ、わかっちゃう?流石きょーちゃん」

    大和田「そこにある死体は……」

    桑田「き、消えてる!」

    腐川「どどどどど、どうして!?」

    作者「方法なんてどうでもいいからさ、早くしてよ。話が進まないんだ」

    一同「」










  10. 10 : : 2015/07/06(月) 18:36:22
    期待
  11. 11 : : 2015/07/06(月) 21:35:35

    作者「期待していただけると本当に嬉しいです」

    葉隠「なーに言ってるんだべ」

    桑田「あ、おいばk」

    バキイ!

    葉隠「い、痛いべ……」



    そして夜時間。


    作者(確か、今晩殺人が起きるんだったな)

    作者(ステルス使って出掛けてよっと)スッ

    舞園「…………」ピンポ-ン

    舞園(苗木君、ごめんなさい)

    作者(枕さんだ。あー、クッソビチクセぇ。ごめんね。好きだけど嫌いなんだ。さやかのこと)

    舞園「あ、苗木君……助けてくだs」スパァン!

    舞園「きゃっ!」

    作者(は、つい鞭でぶってしまった)

    苗木「大丈夫?舞園さん」

    舞園「だ、大丈夫です……あがってもいいですか?」

    舞園(今、なんで鞭でぶたれたみたいな痛みが…………)チラ

    作者「」ニッコリ

    舞園(!!)

    作者(どうぞ、ごゆっくりと)

    舞園(どうして、作者さん)

    作者(ほら、早くしてよー。私だって忙しいんだよ)


    ガチャ


    作者「ククク…………ふふwwあは、あはははははははははっははっははは!!!!!」

    作者「ああ、楽しみだなあ。学級裁判が!」




    桑田(舞園ちゃんから呼び出し!なんだろなー!)

    作者(呆れ顔)

    桑田(ここだな)

    作者(はよ殺せや)




    桑田「…………」ダッ

    作者(お、やったかな)スッ


    苗木部屋シャワールーム

    作者「うん。ちゃんと殺ってるじゃん」

    作者「でも、この11037、これじゃわからないじゃーん」

    作者「もーちょっと、文字っぽくするか」



    作者「…………よし」

    作者「じゃ、ねーよっと」

    作者「オフトゥンダーイブ!」





  12. 12 : : 2015/07/07(火) 10:50:15

    そして朝になり。
    食堂にて

    石丸「そういえば、舞園君が来ていないではないか」

    苗木「…………!」ダッ

    作者「きょーちゃんついてきて」グイ

    霧切「え、ちょっと」


    苗木「うわああああああああああああああ!!!!!!!」

    霧切「!」

    作者「さ、早く!」

    苗木「う、うううう…………」

    霧切「これはいったい……」

    『死体が発見されました!一定の時間後に学級裁判を行います』

    作者「誠、起きろ。おい」ペチペチ

    苗木「う…………」

    作者「仕方ない……さやかの部屋に置いてくるよ」

    霧切「そうしてくれるとありがたいわ」

    石丸「な、何が起きたんだね!」

    不二咲「な、苗木君?大丈夫なの?」

    作者「気を失っているだけだから」

    大和田「気を失うほどの何が起きたんだ……」

    大神「まさか……」

    作者「そのまさかだよ。残念ながら……」

    朝日奈「殺人が起きたの!?」

    作者「うん。早く捜査しないと。皆。命が関わっているんだから」

    十神「とうとう始まったな……せいぜい楽しませてもらおう」

    作者「裁判の時覚えてろよかませ眼鏡」

    十神「ふっ……面白い」


    舞園部屋

    苗木「………………ん」

    作者「起きたか」

    苗木「あ、あれ、確か、舞園さんを呼ぼうとして、して…………」

    作者「早く捜査するぞ。うじうじしてる暇はないんだ」

    苗木「捜査?」

    作者「ああ。さやかを殺したクロを見つけないと」

    苗木「本当に、僕達の中に、殺した人が?」

    作者「それが事実。まずは体育館だ」



    体育館


    作者「モノクマー、早くグングニルー」

    モノクマ「あのね、そういうのには手順ってもんがあるんだよ」



    説明後


    江ノ島「はあ!?マジわけわかんないだけど」

    モノクマ「いや、そんなこと言われても」

    江ノ島「アタシは裁判なんてやらないからね」

    作者「早く早く」

    モノクマ「あー、もううるさいな!」

    作者「早く捜査して、裁判終わらせて、左右田や眼蛇夢を愛でたいんだ」

    モノクマ「ど、どうしてソイツらの名前を……」(小声)

    江ノ島「ねえ、なんとか言ったらどうなの!?」むぎゅ

    モノクマ「助けてー!グングニルの槍!」

    ザシュザシュ

    江ノ島「え、なんで、おかしくない?」

    作者「あーあ」

    モノクマ「校則違反者には報いが訪れるんだ!そういうことだから!じゃあ!」

    苗木「江ノ島さん……」

    セレス「ほら……適応できない者は順に死にゆく……」

    作者「残念だったね。うん残念。残念すぎて言葉も出ない」

    大神「貴様ぁ、それは江ノ島への侮辱か」

    作者「いや、江ノ島って誰よ」

    朝日奈「とぼけないでよ!江ノ島ちゃんはさっき殺されたじゃん!」

    作者「おっと、そうだったね。ついつい」

    霧切「とにかく、捜査を始めましょう」





  13. 13 : : 2015/07/07(火) 11:39:41

    苗木(どうしよう……このままじゃ僕が犯人にされてしまう……)

    作者「誠」

    苗木「な、何作者さん」

    作者「行くぞ」グイグイ

    苗木「いだっ。どこに行くの」

    作者「決まってんじゃん。誠の部屋だ」

    苗木「う……」

    作者「このままじゃ皆死ぬんだよ」



    苗木部屋シャワールーム


    作者「凶器はこの包丁。右手首には打撲痕と金箔。左手人差し指には血痕。背後の壁には11037の数字」

    苗木「なるほど……」

    作者「誠は潔癖症じゃないよね」

    苗木「うん」

    作者「じゃ、現場に髪の毛は落ちておらず、クリーナーが減っていた所から、誠はシロ」

    苗木「そっか……確かに」

    作者「シャワールームのドアノブが壊されていたのも、誠が犯人ではないという証拠」

    苗木「ここの部屋だけ、建てつけが悪いんだったね」

    作者「トラッシュルームいくぞ」


    トラッシュルーム


    山田「ブヒイ、了解しましたぞ」

    苗木「ありがとう山田くん」

    作者「焼却炉のスイッチがついてる」

    山田「なぬー!?もしや妖精のしw」バキイ!

    作者「ンなわけねーだろ」

    苗木「」

    作者「これは、くz……葉隠っちのガラス玉だね」

    苗木「砕け散ってるね」

    作者「あとは、ここに、焦げ跡のあるワイシャツの袖が落ちてるね」

    苗木「でも、ワイシャツを着ている人は何人かいるよ」

    作者「あとは、証言を集めに行こう」



  14. 14 : : 2015/07/07(火) 13:07:39

    食堂

    朝日奈「苗木は包丁を取りに来てないよ」

    苗木「そうだよね。うん。ありがとう」

    作者「誰が取りに来たんだい?」

    朝日奈「…………」

    作者「あらら、嫌われちゃったね」

    大神「…………」ギロ

    作者「さーて、次は体育館かな」スタスタ

    苗木「あ、待ってよ」タッタッタ


    廊下

    石丸「やあ、苗木君!僕は発見をしてしまった!」

    苗木「へえ、何?」

    石丸「おっと、犯人かも知れない君に言う訳はいかないな!今のは忘れてくれ!」

    作者「」

    石丸「忘れろ!忘れろ!忘れろビーム!」

    苗木「は、はあ……」

    作者「」キュン

    苗木「行こっか」

    作者「うん」



    体育館

    不二咲「11037?ごめん、その数字に見覚えはないなあ」

    苗木「そっか」

    葉隠「それは、俺が2億で買った水晶玉!」

    作者「騙されてるでおまww」

    葉隠「嘘だべ!」

    作者「愛すべき屑」

    苗木「は?」




    作者「一通りの捜査は終わった」

    苗木「全然わからない……どうしよう」

    作者「交換されていたネームプレート、焼却炉の証拠とダイイングメッセージ、これらを照らし合わせれば、真相が見えるはず」

    苗木「そうかな」

    作者「それじゃ、裁判で」


  15. 15 : : 2015/07/07(火) 17:09:01

    …………こうして


    学級裁判が始まる。

                          シナリオ  
    超高校級のチートというイレギュラーがいる、筋書き通りにいかない裁判が。


    説明後

    モノクマ「じゃ、もう後は勝手にやっちゃってよ」


    石丸「では、断言しよう!殺されたのは舞園さやかだ!!」

    大和田「そんなもん誰が見ても分かるっつーの」

    不二咲「きっと、舞園さんは部屋に入ってきた犯人に『抵抗する間もなく』殺されちゃったんだね……」

    苗木「それは違うよ!」

    不二咲「どうして?」

    作者「ちーたんは見てないからわかんないよね」

    十神「現場を見ればすぐわかることだ」パリン

    作者「黙れよかませ」

    十神「くっ……貴様……」

    作者「言ったはず。裁判の時に覚えていろと」


    作者「あんたらのくだらない的外れな推理、全て打ち砕くっ!」


    苗木(あれ、僕との捜査は何だったの)

    作者「まずは凶器」

    大和田「確か」

    作者「厨房にあった包丁」

    苗木「そうなんだよ」

    作者「あーちゃん。あの時さくらちゃんと厨房にいたんだよね」

    朝日奈「あ、私?……いたけど」

    作者「そのとき厨房に誰か来た?」

    朝日奈「来たけど……もうここにいない人だから……」

    霧切「つまり、舞園さん……ということになるわね」

    苗木「そ、そんな!?」

    桑田「っつーかさ、結局苗木が犯人なんじゃn」ゴキッ

    作者「言ったでしょ。おまえらの間違った推理、打ち砕くって」

    桑田「アポォ……」

  16. 17 : : 2015/07/08(水) 13:52:01

    大和田「その前に桑田の骨を砕いてるじゃねえか」

    作者「裁判中は骨を折るよ」

    不二咲「痛そう……」

    作者「犯人はさやかがいた誠の部屋に行き、そこで争いごとになった」

    葉隠「模擬刀の先制攻撃だべ!」

    作者「いや、違うよ」バキッ

    葉隠「だべ……」

    作者「先に仕掛けたのはさやか。証拠はきょーちゃんが持ってるよね」

    霧切「このメモのことかしら」

    苗木「…………そんな、舞園さんが……」

    作者「あーちゃんの証言とそのメモ、さらにネームプレートの交換から考えてーー」

    セレス「ちょっと待ってください。ネームプレートの交換とは一体」どういうことでしょう」

    作者「電子生徒手帳を見て」

    十神「……」

    腐川「霧切さんの隣に、苗木の部屋があって、さらにその隣にあのアイドルの部屋があるわね」

    山田「捜査中はネームプレートが逆でしたぞ」

    作者「そして、部屋の交換をしていた事実を知っているのは当事者の誠とさやかのみ。ネームプレートの交換をしたのはさやか以外に有り得ない」

    十神「じゃあ何だ、あの女も加害者の一人だったってことか」

    苗木「そんな……だって舞園さんは怯えていたのに……なんd」ゴリッ!

    作者「彼女の才能、超高校級のアイドルを忘れたの?アイドルってのはね、狡猾で卑怯なんだよ。誰よりもハングリー精神が強い」

    モノクマ「そえでも、殺されちゃあ意味がないけどね!うぷぷぷぷ」

    作者「……」

    桑田「そ、そんなことよりさ、どうすんだよ。証拠が無くなっちまったじゃねーk」バキッ

    作者「ダイイングメッセージ……。あ、今ので両足骨折したからね。しばらくまともに立てないと思うよ」

    霧切「現場に残された11037の血文字……」

    作者「残念ながら数字ではありません!こうさ、左手で壁に文字を書くように自分の名前を書いてみて」

    不二咲「これじゃ、後で見たら180度逆になっちゃうよ……?」

    十神「そうか……成程な」

    作者「わかった?」

    桑田「……!」

    苗木「うん……わかったよ。犯人は…………」
  17. 18 : : 2015/07/08(水) 14:08:01

    苗木「桑t--」

    作者「桑田。お前しかいない!」

    苗木「あのー……作者さん……?」

    作者「あん?次はもう片方の腕を折ってやろうか」

    苗木「」

    桑田「何だよ、俺が犯人だって?決めつけんじゃねえ!」

    作者「往生際が悪いねえ。じゃあさ、なんでドアノブを壊そうとしたの?」

    桑田「犯人が?決まってんだろ!舞園の部屋と勘違いしたんだからよ!」

    作者「じゃあさ、ドアノブを壊すのには何が使われたのかな」

    桑田「んなもんドライバーだろ」

    作者「ドライバーは誰も使い道がなくて使ってないんだよ」

    桑田「ドライバーを使ってたとしても、使った証拠がなきゃ意味がねえな」

    作者「じゃ、焼却炉の前のものについて話そう」

    苗木「あのガラス玉?」

    葉隠「それは俺の水晶玉だべ!」

    作者「それと、このワイシャツの燃えカス。どうやって犯人は証拠を隠滅しようとしたのかな」

    山田「私が最後に来た時には電源は切ってありましたぞ」

    桑田「てめえのでっちあげだな!俺を」犯人にしようっていう」

    作者「犯人はきっと、シャッターの隙間からこの水晶玉を投げて、スイッチを押したんだろうね。で、ワイシャツを丸めて投げて、焼却炉に放り込んだんだろうね」

    桑田「そんなのでっちあげだ!!大体、何でお前いかにも見てきたみたいに言ってんだよ!?」

    作者「ちなみに、この証拠隠滅方法は超高校級の野球選手である桑田にしかできないよ」

    霧切「もう、諦めたらいいんじゃないかしら」

    桑田「ふざけんなよ……」

    作者「あーあ、もう反論は出来ないよ」

    モノクマ「議論の結果が出たみたいですね!それでは、投票ターイム!」

  18. 19 : : 2015/07/08(水) 16:17:18

    【桑田怜恩】【桑田怜恩】【桑田怜恩】


    GUILTY!!



    桑田「…………はい?」

    作者「じゃ、ちょっと殴らせて」バキイ!ゴキ!

    桑田「アポォ…………痛い!痛え!」

    作者「肋骨も軽く折っとこう」バキ!

    セレス「どうしてそこまでするんですか?」

    作者「楽しいから」

    大和田「そんな理由でそこまでやるか?」

    作者「ま、どうせこいつもすぐ死ぬんだし」

    桑田「し、死ぬって……どういう……ことだ……おい」

    作者「ふふふふふ……」

    モノクマ「それでは始めましょう!おしおきターイム!」




    千本ノック





    苗木「そんな…………」

    霧切「こんなことって」

    作者「…………クスッ……」






    無印chapter1
    終了!


  19. 20 : : 2015/07/08(水) 16:32:48

    作者「ただいま」

    日向「おわ!?」

    七海「作者さん」

    作者「じゃ、行ってきます」

    日向「あ、おい!」

    作者「大丈夫!ちょっとコロシアイ修学旅行に行ってくるだけだって」

    日向「え、えぇーー…………」

    七海「日向くん、ボンビーついてる」

    日向「あ」


    二人は桃鉄プレイ中でした。




    日向が狛枝と島をまわっている時。



    日向「ここは、牧場か」

    田中「貴様!これ以上近付くな!」

    日向「え」ビクッ

    作者「いーじゃんか。私、君より強い力持ってるって披露したじゃん」

    田中「それとこれでは話が違う!」

    作者「なんだよー……。折角希望のカケラコンプしたのに」

    日向「…………」

    作者「いや、別に私はアストラルレベル高いからいいよ。でもね、未使用ってどういうことなの」

    田中「戯言もそこまでにしろ!さもないと貴様はこれより消し炭になるぞ!」

    作者「うるさいなぁ、この胸囲93cm」

    日向「あのー……」

    作者「あ、創か」

    田中「ふん…………」

    日向「俺は日向創。超高校級の……」

    作者「パンツハンター?」

    日向「え!?」

    田中「なるほど、貴様もこの魔女の同胞だったか!」

    作者「あ、違うな。相談窓口だ」

    日向「いや、その……」

    作者「わかってるって。覚えてないんでしょ?」

    日向「あ、まあ。うん」

    作者「私は作者咲紗。超高校級のチート!よろしく」

    田中「制圧せし氷の覇王、田中眼蛇夢だ。覚えておけ。いつか世界を掌中にする者の名だ」

    作者「一生付いていきます!」

    日向「もう、仲がいいんだな……」

    田中「こんなやつと仲がいいだと!?薄ら寒いわ!こいつは只の雑種……」

    作者「せめて奴隷って言ってよ。さっきの能力見せたでしょ?」

    田中「…………ふん」






    そして時は経ち……奴が現れる。

  20. 21 : : 2015/07/08(水) 17:55:52

    モノクマ「あー!!」

    一同「」ザワッ

    モノクマ「何でお前がいるんだよ!」

    作者「…………?」

    モノクマ「お前だよ!作者!なに、『このクマアブねえ』みたいに他人事装ってんだよ!」

    作者「うるさいよ江ノmーー」

    モノクマ「わー!わー!聞こえなーいなー?」

    作者「ねーさ、早くしてよ」

    モノクマ「しかも、あの後勝手にいなくなりやがって!つーかお前78期生だろ!?」

    作者「チートは何でもあり!」

    西園寺「なにそれきm」ぺん!

    作者「黙らっしゃいくさいおんじ」

    西園寺「うわーん!ぶたれたー!」

    小泉「ちょっと、何で殴るの!?」

    作者「あーのーねー、私を怒らせるとこうなるの。分かれ!」

    モノクマ「それも引き継ぐの!?」

    作者「あー、まーいーや。説明はよ」

    モノクマ「うぐぐ……不死身だからって調子に乗りやがって……」



    説明が終わり


    九頭龍「おいてめえ、なんか知ってんのか!?」

    作者「なに」

    ソニア「モノクマさんとの会話からして、顔見知りのようでしたけれども」

    作者「うーん……私に発言の権利はないから」

    豚神「そんなこと言って……言い逃れできると思っているのか」

    作者「さっすが、豚神さんはどっかのかませ眼鏡とは格が違いますね!」

    豚神「誤魔化すな」

    作者「でもね」タンッ

    豚神「うぐ!?」バスッ

    作者「いくら豚神さんでも私の意向に沿わないなら………………………………」






    作者「死にたくなるほど痛めつけてあげる」






    狛枝「まあ、とにかく今日はみんな休もうよ」

    日向「そうだな…………」

    作者「…………………」

    辺古山(あの身のこなし……一体何者……坊ちゃんに害が無ければいいが)





    夜になって




    日向「くっそおおおおおおおお!」




    作者「…………ねえ、未来機関の皆。見てる?」



    作者「お久しぶり」


    作者「今回もまた、途中までしかいないから」



    作者「あとね、生き残りは最終的に6人………………絶望的だね」

    作者「それがシナリオだから仕方ないんだ」

    作者「おやすみ」



  21. 22 : : 2015/07/08(水) 19:45:26
    とても面白いです!
    ……6…人…?6人とは…?
    期待です!!
  22. 23 : : 2015/07/08(水) 21:58:50

    作者「おお、期待とは本当にありがたい!6人とはつまり彼らのことです。まあ、chapter1までしかやらないと思いますが……ね。海をも制する使い魔さんの作品もいつも楽しみにさせてもらってます!」


    作者「…………っていうか……!私のコテージないってどういうことなの!?」

    作者「仕方ない……眼蛇夢のコテージの屋根で寝るか……」




    朝。プールサイド周辺


    左右田「ぎにゃあああああ!!」ドサッ

    作者「全く……うるさいよ」

    左右田「うわあああ!出たぁっ!」

    狛枝「左右田くんどうしたんだい?」

    左右田「やっぱり俺は戻るよぉ……痛て……」

    狛枝「…………何で」

    作者「うん?」

    狛枝「どうして君は田中くんのコテージの屋根の上から出てきたんだい?」

    作者「電子生徒手帳見てみ」

    狛枝「どれどれ…………」

    作者「私のコテージ……ないじゃん?」

    狛枝「本当だね」

    作者「で、仕方ないから、手頃な所で寝てた」

    狛枝「凄いね……でも、君の才能からは、希望の香りがしないなぁ、何でだろuーーごフッ!」バサァ!

    作者「黙れよ希望厨」

    狛枝「嫌われちゃったねえ……。まあ、仕方ないか。こんな最高に最悪で劣悪な幸運なんかヨリ、チートの方がまだいいもんね」

    作者「…………図星だ」

    狛枝「……え?」

    作者「私は」


    作者「……………………………………………………………………」


    狛枝「ごめん、聞こえなかったな……」

    作者「いいから。早く」

    狛枝「……そうだね」

    作者「ま、私は皆を同等に愛してるけどね」(小声)

    狛枝「左右田くんだけどさ、何で踏んだの?」

    作者「あ?うるさいから」

    狛枝「僕を踏んでくれればいいのに。君の希望の為なら、物理的な踏み台にもなるよ」

    作者「……肋骨複雑骨折させるよ」

    狛枝「あはは……怖いなあ」




  23. 24 : : 2015/07/08(水) 22:23:22

    レストラン、公園でのイベントが終わり……。

    自由行動



    作者「希望のカケラコンップ〜」

    日向「こんな時なのに、呑気だな……」

    作者「うん?私が?」

    日向「だってさ、コロシアイだぜ?」

    作者「…………コロシアイ……ねえ」

    日向「そんなの、疑心暗鬼になって当然だろ?なのにさ」

    作者「仕方ないよね」

    日向「はぁ?どういうことだよ。仕方ないって」

    作者「例えばの話だよ。この世界が、全て作り物だったら?」

    日向「そんなの」

    作者「だから、例えばの話だって。……私には全てが作り物にしか見えない。全部が全部遊戯の世界で、夢のように、曖昧」

    日向「訳分かんねえよ」

    作者「わかんなくていいよ」

    日向「…………は?」

    作者「ま、そのうち教えてあげる。それじゃ」ヒュン

    日向(行っちゃったな……飛んで)

    作者(そう……ここは遊戯の世界。ゲーム……虚偽の世界。本当にあの終わりがハッピーエンドなのかな)

    作者(あれ、このSSってシリアスだったっけ)




    時が進み、動機が提供された。


    花村「まあ、僕は全然信じて無いけどね……」

    澪田「まーだ言ってるっすよ」

    花村「ええーい!僕は信じていない!それはそれでいいじゃん!今晩のおかずのことを考えてたっtーー」バキイ!

    作者「黙れ」

    九頭龍「お、おい、流石にやり過ぎじゃねーの?」

    ソニア「そうですよ作者さん!これ以上の暴力はよしこちゃんですよ」

    作者「……すべて、現実なんだ……よ。多分」

    七海「…………そうだね。これが現実である以上、信じるしかない……と思うよ」

    豚神「死者は絶対に出さん。十神の名にかけてだ」

    澪田「むっきゃー!豚足ちゃんカッコイイっすー!」

    豚神「とにかく今日はそれぞれのコテージに戻れ。いいか?変な気など起こすんじゃないぞ」

    狛枝「……作者さんはどうするの」

    作者「!?」

    日向「確かに……作者だけ、コテージが無かったな」

    西園寺「うわ、可哀想ー」

    小泉「昨日はどうしてたの?」

    作者「あー、昨日はね、適当なコテージの屋根で寝てた」

    辺古山「器用だな……」

    作者「今日もどっかで寝てるよ」

    罪木「そ、そんなの、無防備じゃないですかぁ……体にもよくないですし」

    作者「あ、忘れたの?私を殺せるわけないっ
    て」

    弐大「応!確かに、おヌシなら、大丈夫じゃろう!」

    終里「弐大のおっさんがゆーなら、大丈夫なんじゃねーの?」

    豚神「……まあいいだろう」

    九頭龍「俺は殺れるけどな」

    作者「…………私以外でどうぞ」





    こうして、明日を迎える。



  24. 25 : : 2015/07/08(水) 22:51:53


    豚神「今日はパーティーうんぬん」

    狛枝「こんな時の為にうんぬん」


    作者「ということがあったので」

    狛枝「なんでいるのかな」

    作者「お手伝い。あと暇」

    狛枝「後者の方が大きいよね」

    作者「邪魔ならいいけどさ」

    狛枝「別に、邪魔じゃないよ」

    作者「いいの?トリック全部言っちゃうかもよ?」

    狛枝「どうして知ってるのかな」

    作者「チートだから……で納得する?」

    狛枝「半信半疑ってとこかな」

    花村「ねえ、君達、何を話しているのかn」ゴスッ

    作者「…………もしかしたら、こいつが凪人を殺すかもよ?」

    狛枝「それでもいいよ。皆の希望が輝くなら」

    作者「相変わらず、薄気味悪い奴だな」

    狛枝「それはどうも」

    作者「お前は今、幸せか?」

    狛枝「うん。超高校級の才能を持つ皆と生活出来るんだもの。この後の不運が怖い位に幸せだよ」

    作者「……お前は最期の最後まで、その才能を過信し、その才能で死ぬことになる」

    狛枝「それも、チートだから、わかるのい?」

    作者「どうだろうね。ま、いーや。早く話を進めてよ」

    狛枝「それって、このトリックかな」

    作者「うん。ちゃんと、輝々にも吹き込んでよ」

    狛枝「君の方が怖いよ」











    パーティーになり




    殺人が起きる。




  25. 26 : : 2015/07/09(木) 13:53:35

    日向「なんで、あの豚神が……」

    作者「ついに起きたか」

    澪田「そんな、豚足ちゃんが殺されるなんて……」

    弐大「そ、そんなことより、くそじゃああああああああ!!!!」

    作者「うるさい」ガツン!

    弐大「流石にもう便所も空いているじゃろう…………」

    作者「堪えてない……」

    終里「はっふが、ひふぁいおほっさんふぁな!」(流石、弐大のおっさんだな!)

    西園寺「うわ、汚い!口に物いれてしゃべんないでよ」

    小泉「どうするの!?この状況」

    作者「ま、勿論捜査だね」

    日向「捜査?」

    作者「だって、皆の命がかかってるんだよ」

    狛枝「…………そうだね」

    罪木「ふぇえ……本当に、この中に豚神さんを殺した犯人がいるのでしょうか……」

    作者「ま、確実にいるよね」

    日向「そんな、俺達の中に……?」

    作者「うん。絶対に許しがたいことだよ。だから、捜査をするんだ」

    田中「……これもまた、因果律の運命(さだめ)……哀しきことよ」

    作者「よし。じゃ、やるよ。解散!」



    日向「…………」

    作者「創」

    日向「……作者か。田中と一緒じゃないんだな」

    作者「眼蛇夢なら、イヤリング探してるよ」

    日向「あー、なんか騒いでたな」

    作者「うん。今は蜜柑ちゃんが検死してくれてるよ」

    日向「あ、保険委員だからか」

    作者「邪魔にならない程度に遺体の周りを調べよう」

    日向「…………う……」

    作者「豚神さんが顔に着けているのは、暗視スコープかな」

    日向「うつ伏せの状態だな」

    作者「酷い出血量だね。このナイフが凶器なら、明かりが付いた時に返り血がバレるな」

    日向「じゃあ、布かなんかで防いだのかも」

    作者「それはないかな。……あと気になるのは、ナイフとテープの蛍光塗料。それに、場違いな卓上ランプ」

    日向「よく短時間でそんなに証拠が見つかるな」

    作者「真昼ちゃん」

    小泉「な、なに?」

    作者「停電の直前に写真撮ってたよね」

    小泉「うん」

    作者「停電直前の皆の立ち位置とかわかる?」

    小泉「まあ、わかるけど……。そうだ!ちょっと紙にまとめてみるよ」

    作者「そうしてくれるとありがたいな」

    日向(俺、いるかな)

    小泉「うーん、こんな感じかな」

    作者「ありがとう!」

    日向「……おい。作者」

    作者「うぃ」

    日向「お前が小泉と話している間に、豚神のジュラルミンケースを調べてたんだけど」

    作者「なんかあった?」

    日向「防犯グッズがギッシリ……」

    作者「ふむ……。あ、蜜柑ちゃん終わったかな」

    罪木「丁度今終わりましたぁ」

  26. 27 : : 2015/07/09(木) 14:05:22

    日向「どうだったんだ?」

    罪木「傷口を見てみましたが……どうやら細いもので刺されたみたいですぅ」

    日向「細いもの?」

    罪木「はい、ナイフとかの刃物ではなく、こう、細長い、棒状のもので……。あと、死亡推定時刻は11:30頃でしょうか」

    作者「あと、蜜柑ちゃんのあの転び方も証拠になるんだよね」

    罪木「ふえ!?あれがですかぁ……?思い出しただけで恥ずかしいですぅ」

    作者「結構重要かもね」

    日向「あれ、エアコンのタイマーが11:30に設定されてる」

    澪田「創ちゃーん!咲紗ちゃーん!」ガバッ

    日向「おふっ!?」

    作者「唯吹。あ、そうだ。停電の時の状況、唯吹ならわかるんじゃない?」

    日向「……え?」

    作者「軽音部の聴力!」

    澪田「澪田はちゃんと覚えてるっすよー!」

    日向「本当か!?」

    澪田「えっとっすねー……」

    説明中…………

    澪田「こんな感じっす!」

    作者「だって。わかった?」

    日向「あ、ああ」

    作者「あと、ここの証拠は、床の隙間ぐらいかな」

    日向「あ、おい何処に行くんだよ!?」

    作者「事務室と倉庫」


    事務室


    日向「ブレーカーの位置高いな」

    作者「あれじゃ遠いし、ブレーカー落とす方法ならいくらでもあるね。エアコンのタイマー見てよ」

    日向「……ここも11:30に設定されてる」

    作者「ペコちゃん」

    辺古山「何だ」

    作者「事務室にはずっといた?」

    辺古山「いや、それがその…………」ゴニョゴニョ

    作者「…………なるほど。聞き取れたよ」

    辺古山「!」

    日向「…………?」

    作者「次は倉庫」



  27. 28 : : 2015/07/09(木) 14:22:51

    倉庫

    日向「埃っぽいな」

    作者「うん。アイロンがついてるね」

    日向「本当だ……」

    作者「あとは、血塗れのシーツ」

    日向「!?」

    作者「どうしてここにあるんだろうね?」

    日向「確かに……あの停電の中どうやって?」

    作者「最後は厨房」


    厨房


    日向「確か、鉄串が1本無かったんだったな」

    花村「そうだよ。元から無かったんだよね」

    作者「輝々は、停電の時何処にいたの」

    花村「僕は何事かと思って急いで大広間に行ったよ。暗くてちょっと生きずらかったけど」

    作者「…………ふうん」

    日向「ここはこんなところか」

    作者「うん」



    厨房前


    作者「そこの防火扉覚えておいた方がいい」

    日向「そうか?」

    作者「あとは、豚神さんのコテージに行こう」


    旧館前

    日向「何やってんだ?」

    田中「何やってんだ?だと。それを愚問だと言うんだよ!」

    七海「うーん、見当たらないね」

    田中「ふむ、この禍禍しい古の魔城、外側からは入れぬか」

    作者「…………」キュン

    日向「そうだ、七海」

    七海「なに?日向くん」

    日向「見張りをしている間、誰か来たか?」

    七海「九頭龍くんが来たよ。夜の散歩だってね」

    日向「へえ……」

    九頭龍「言っとくが、俺じゃねーぞ」

    作者「冬彦!」

    九頭龍「中々寝付けなかったからな。ちょっくら散歩してたんだ」

    作者「ま、君はシロだよね」

    九頭龍「そうだって言ってんだろ」

    日向「……行かないのか」

    作者「あ、うん」



    豚神のコテージ


    作者「モノクマって意外と良心的だね」

    日向「そ、そうか?」

    作者「それよりさ、これ」

    日向「!」

    作者「…………」

    日向「犯行予告のメモ!」

    作者「まー、証拠はこんなもんかな?」

    日向「…………そうかな」

    作者「こんだけありゃ十分でしょ」

    日向「全然わからないな」

    作者「うん。今回の殺人、ちょっとややこしいかもね」

    日向「え?」

    作者「見事に引っ掻き回してくれるからな。アイツ」

    日向「アイツって?」

    作者「いーや。じゃ、私は事件について纏めるよ裁判でまた会おう」

    日向「あ、ああ」





  28. 29 : : 2015/07/09(木) 22:35:24



    また、



    始まる。



    学級裁判が。




    モノクマ「(裁判の説明)」

    モノクマ「ま、後は勝手に議論して頂戴な」

    作者「…………」ゴキッ

    花村「あべし!」

    ソニア「どうしたのですかいきなり!?」

    作者「まず、被害者は豚神さん。死因はモノクマファイルにあった通り。殺されたのは停電中で確定」

    日向「ちょっと待てよ。そんな急に……」バキィ

    作者「私は誰であろうと容赦はしない。こんな不毛な言い争いはすぐ終わらせる」

    日向「うぐっ……」

    モノクマ「また人の骨折るの!?」

    モノミ「そんなのらーぶらーぶ出来ないでちゅよ!」

    作者「構わず続けるよ。……先ずは停電の原因を探ろうか」

    左右田「誰かがブレーカーを落としたんじゃねーの?」

    作者「いや。事務室のブレーカーの高さは相当だったし、停電中に自由に行動出来ない。……となると、なんらかの仕掛けがあったと思うのが妥当」

    狛枝「…………」

    作者「エアコンとアイロン……。エアコンにはタイマーがかかっていて、丁度停電が起きた時に設定されていた。つまり……」

    七海「電気の使い過ぎでブレーカーが落ちた……のかも知れない」

    作者「ご名答。さて、次は、どうして遺体がテーブルの下から出てきたのか」

    澪田「怯えて隠れでもしたんすかね?」

    作者「それはない。このメモを見てよ」

    狛枝「殺人予告のメモだね」

    作者「きっと、これを見てパーティーやるなんて言い出したんだろうね。あの警戒っぷりにも肯けるね」

    小泉「でも、どうしてテーブルの下から……」

    作者「蛍光塗料の塗られたナイフが出てきた。そして豚神さんが顔につけていた暗視スコープ……」

    日向「そうか、蛍光塗料に気付いた豚神はテーブルの下に潜って、殺されたんだな」

    作者「つまり、犯人はそのテーブルの近くにいて、ナイフと目印の卓上ランプを設置できた奴ってこと」

    西園寺「卓上ランプ?」

    作者「うん。コード伝いに行けばテーブルに近づけるでしょ?」

    七海「それが出来たのって……」

    作者「お前だ凪斗!」

    左右田「今完全に韻を踏んだな!?」

    作者「はい。そうです……。で、どうなの?」

  29. 30 : : 2015/07/09(木) 23:03:12

    狛枝「…………っふ……あははははははははははははははははははははは!!」

    狛枝「結論から言うと、大正解」ボキッ

    作者「っていうのは嘘で」

    狛枝「んんんんんんんぅう!!」

    作者「今小指イッたからかなり痛いだろうけど黙ってて」

    澪田「うげげー!痛いっすよそこは!」

    作者「唯吹の証言と、返り血の関係、凪斗は犯人じゃない」

    終里「おい、さっさとしろよ。腹が減ってきたぞ」ゴキッ「ぎゃん!」

    作者「停電中の声からして、凪斗は反撃を受けたんじゃないかな」

    狛枝「まあそうだね。豚神くんのファインプレーだよ!」

    作者「…………で、検死結果からして、鉄串の様なもので刺されたんだろうね。床下から」

    日向「あれ、でも床下には入れないんじゃ……」

    作者「眼蛇夢、証明して」

    田中「この俺様に教えを乞うか。いいだろう。魔犬のイヤリングは持ち主であるこの俺様の元へ戻って来た。禍禍しい古の魔城の闇夜の通路への道は、この破壊神暗黒四天王が暗がりより見出し、俺様は暗闇のなか孤独にイヤリングを探し求め、結果、手元にこうしてある……というわけだ」

    西園寺「うわー!恥ずかしくて聞いてられないよー!」

    作者「うん。完璧!」

    ソニア「田中さんのハムスターはお利口なんですね」

    田中「あ、ありがとう……」

    左右田(あの野郎、ソニアさんと……!)

    作者(眼ソニももちいいけど、直でみると非常にパルパル!)

    作者「つまり、倉庫から床下に行けるって事だよ」

    左右田「…………」

    作者「倉庫には血塗れのシーツがあったから、それで返り血を不正だんだろうね」

    左右田「あ、でも、俺が廊下に出た時、真っ暗で何も見えなかったぞ?どうやって犯人は倉庫まで行ったんだ?」

    作者「防火扉とカセットコンロ」

    澪田「カセットコンロォォォ!」

    作者「防火扉で明かりを遮断して、カセットコンロの火を使えば簡単よ」

    日向「凶器って…………」

    作者「その前に、唯吹が聞いた声の中に、輝々の声が混ざってたよね」

    澪田「そうっすね!」

    作者「でも、明かりが点いたとき、輝々はそこにいた?」

    ソニア「いたような、いなかったような」

    作者「それをまず確認しよう」

    花村「え?なんで?」

    作者「じゃ、聞くよ。停電後、蜜柑ちゃんは転んでた。どんなポーズだった?」

    花村「え、えーっと……どうだったかな?ちょーっと、度忘れしちゃったな」

    小泉「あんたがあの格好を!?」

    罪木「ふぇええ!恥ずかしいですぅ……」

    作者「さあ、では凶器は何処にあったでしょう?答えはこの中!」⊃骨付き肉

    終里「それ食ってもいいんか!?」

    作者「どうz」

    終里「美味かった!」

    日向「それ、鉄串じゃないか!」

    花村「!!」

    作者「じゃ、投票タイム!」

    花村「…………」

    モノクマ「人の、あいや、クマのセリフとらないでよ」



  30. 31 : : 2015/07/09(木) 23:06:30


    【花村輝々】【花村輝々】【花村輝々】

    GUILTY!


    モノクマ「はい大正解!」

    作者「トンカツはよ」

    モノクマ「だから、ちゃんと手順ってもんがね…………」

    作者「はいよ」


    イベントが終わり

    モノクマ「それでは、おしおきターイム!」


    とんかつの花村



    日向達「…………」

    作者「…………」スッ






  31. 32 : : 2015/07/10(金) 10:14:46

    コロシアイのない世界

    作者「ただいま」

    苗木「うわ!?」

    日向「どこ行ってたんだよ?」

    作者「だからね、ちょっくらコロシアイって」

    苗木「へ、へえ、どうだったの?」

    作者「面白くないね。正直誰がクロとか知ってるし」

    日向「え」

    作者「あ、でも面白いことにはなってるんじゃない?」

    日向「なんだよそれ…………」

    作者「見てみる?」

    苗木「いや、いいけど…………」

    日向「俺も、遠慮する……」

    作者「いーからいーから」






    未来機関




    霧切「あれは…………」

    十神「またあいつか」

    苗木「作者さん……どうして新世界プログラムにいるんだ?」

    葉隠「まさか、江ノ島アルターエゴみたいに誰かが持ち込んだんだべ?」

    霧切「いえ。違うわ。…………多分、才能でしょうね」

    朝日奈「確か、超高校級のチート、だっけ?」

    十神「う…………」

    葉隠「怖いべ怖いべ怖いべ怖いべ怖いべ怖いべ」ガクガクブルブル

    苗木「大丈夫?」

    霧切「散々殴られていたものね」

    苗木「今回も殴ってたもんね…………」

    朝日奈「結局、なんだったんだろうね?私達のときもいなくなっちゃったし」

    霧切「…………遊戯、作り物」

    十神「……あいつが言っていたことか」

    霧切「きっと彼女にとっては、全部が遊び、もしくは夢なのかも」

    葉隠「オカルトは信じねーんだ!」

    朝日奈「葉隠は黙ってて!」

    霧切「私にも信じがたいわ。でもきっと、彼女は結末を知っているのかも」

    十神「6人しか生き残れない……そういうことか」

    霧切「ええ」

    苗木「と、とにかく、江ノ島アルターエゴをなんとかしないと」

    霧切「そうね」

  32. 33 : : 2015/07/10(金) 10:18:09

    コロシアイのない世界

    苗木「あれって、僕?」

    作者「うんまあ」

    日向「いや、あれ、どうゆう事だよ?」

    作者「にしても、ツマラナイですね」

    苗木「いやもう何が何だか」

    作者「あーあ、ツマラナイ……でも、人を殴るのは久々だなあ」

    日向「久々っておい……」

    作者「まーいーや」




  33. 34 : : 2015/07/10(金) 11:11:57

    日向「よくない気もするけど」

    作者「えーいうるさいうるさい!とにかく、これはおわりなの!」



    一応終里






    さて、グループの方で提案があったのでそれぞれ一章ずつやってみました。

    開始直後はギャグのつもりだったんですがね。

    どうしてシリアスになってしまったのでしょう。

    私っていつも、ギャグを書こうとするとシリアスに、シリアスを書こうとするとギャグになってしまうんですよね。

    どうしてでしょう?まあ、いいか。


    学級裁判が超ハイスピード推理だった?だって、皆さんわかってるでしょ?それに、絶望的に飽きっぽいので嫌になっちゃいますからね。
    作者さんなら、もう最初っからクライマックス推理ですよ。ええ。


    それでは、今回はこの辺で。


    アイデア提供してくださったライチィソルト伯爵さんありがとうございました。



  34. 35 : : 2015/07/14(火) 12:54:59
    作者さんがクロにならなくて良かったです。
    平和で何より、です!

  35. 36 : : 2015/07/14(火) 13:21:29

    クロに仕立てようとする奴がいたら、多分私は論破(物理)かチート能力で無理矢理クロを当てます。

    実際にクロでもTUEEEE状態ですが……。

    本当にありがとうございました。

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imozuki

作者咲紗

@imozuki

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