最初は二人で渡った横断歩道

最初は二人で話して渡った横断歩道もいつからか
一人で楽しく渡っていて
気づいたときは三人で笑いながら渡っていて
昔かな?二人で渡るのに馴染んできて
そのままずっと二人で渡っていて
黒いところを踏んだら死ぬだなんていいながら歩いた道も
次渡ったら死ぬかもなんて思いながら独りで渡って
そのあとまた、二人でわたりたいなんていいながら
最後に一人で川を渡って
笑顔で待ってる一人にあって
お待たせなんて言って
横断歩道をまた二人で渡って
これからは永遠にこうだねなんて
手を繋ぎながら目的もなく歩き続けて