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美舟「安価でみんなに悪戯するよ!」水無瀬「俺も巻き込むなよ!!」

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  1. 1 : : 2015/04/15(水) 22:04:43
    これは、ダンガンロンパ霧切2巻に出てくる「探偵オークション」真っ最中の話です。
    オールギャグです。
    シリアスは皆無です。
    まだ全員生きています。
    魚住ちゃんも生きています。何故だろうね?

    …………どうしよう、茶下さんできる自信ない。無理だ。

    とまあ、こんな感じのgdgd亀更新になりますが、お付き合いお願いします!!!
  2. 2 : : 2015/04/15(水) 22:11:20
    探偵オークション。




    招待状によって、ホテルに集められた人間たち。




    絵画の中の人物が言うには、自分たちの中の誰かが、夜のうちに殺人鬼に殺されてしまうらしい。




    唯一殺されない、救いの綱は、探偵だ。




    用意された10億円でオークションさえ勝ち抜けば、絶対に殺人鬼に殺されないという【探偵権】を手に入れられるという。






    これは、そんな事件に巻き込まれた…………いや、参加するように仕組まれた、参加者たちの物語…。
  3. 3 : : 2015/04/15(水) 22:18:37
    美舟「……なんかさー、このルールって"汝は人狼なりや?"に似てないかなー?」

    水無瀬「"汝は人狼なりや?"なんだよそれ?」

    美舟「えー、水無瀬くん、知らないのー?夜のうちに人狼が村人を噛み殺しに来るから、昼時間に相談しあって1番人狼だ!って怪しい人に投票してその人を吊って、狼を全滅させるゲームだよー」

    水無瀬「なんだそのゲーム、しゃべえな!?っつーか、夜が本当にこれそのまんまだなぁ!?」

    美舟「でしょー?」

    水無瀬「……で、その汝は人狼なりや?っていうのがなんかしたのか?もしかして、脱出する手がかりになるとかか?」

    美舟「え?いや?そんなのないよ?」

    水無瀬「……………」

    美舟「?」

    水無瀬「…………もういい」

    美舟「えー、間を作っておいて期待させといて、話やめちゃうの?」

    水無瀬「オレ、お前に期待させるような発言したか!?このカボチャ女!!」

    美舟「カボチャ女!?」

    水無瀬「とりあえず……だ。暇だな」

    美舟「暇だねー。あ、どうせなら人狼やる?カードなら即席で作れるよ?」

    水無瀬「絶対にやめろ。不謹慎だ」

    美舟「だよねー…。それじゃあさ、>>4なんてどうかな?」
  4. 4 : : 2015/04/16(木) 15:54:49
    魚住に頼んでお茶会を開いてもらう
  5. 5 : : 2015/04/16(木) 22:50:50
    美舟「魚住さんに頼んでお茶会を開いて貰うのってどうかな!?」

    水無瀬「お茶会ぃ?こんなみんなピリピリしてる時に出来るわけねぇだろ!!」

    美舟「えー?だって、メイドさんがいるんだよー?みんなやりたくなるよ!!きっと!!!」

    水無瀬「お前だけだろ!!!」

    五月雨「いや、そんなことないよ…!!!」

    美舟「およ?探偵さん?」

    五月雨「お茶会………素晴らしいじゃないか!!みんなが一致団結するために絆を深められるいいチャンスになるはずだよ!!!ね、霧切ちゃん。そう思わない?」

    霧切「私は、どうでもいいけど………」

    水無瀬「乗り気じゃねぇだろ、こいつ………」

    五月雨「そ、そんな事ないよ!!霧切ちゃんは素直じゃないだけだよ!!!本当はお茶会したくてたまらないんだよ!!!ね?」


    霧切(別にそんなことないんだけど、面倒だしそういうことにしといてあげましょう)


    霧切「はぁ………そうね」棒

    五月雨「よっしゃ!!それじゃあ決定だね!!」

    美舟「さっそく魚住さんに頼みに行ってこよーう!!!」
  6. 6 : : 2015/04/16(木) 23:03:05
    ーーーー投票所前ーーーー

    美舟・五月雨「「うーおーずーみーさーーーーん!!!」」

    魚住「……ん?なんだ?」ハスキーボイス

    五月雨(クソ、このハスキーボイスかわいい)

    美舟「魚住さんてさー、メイドさんだよね?」

    魚住「……ああ、まあな。一応そうだが」

    五月雨「わたしたちはそんなメイドさんな魚住さんに、お願いがあってきたんだ!!」

    魚住「ボクにお願い?悪いけど、ボクに出来ることは少ないと思う」

    美舟「大丈夫、大丈夫!!できるできる!!えっとね、みんなでお茶会をしたいと思ってるんだ!!」

    魚住「………お茶会?」

    美舟「そうそう、お茶会!!だって今、すごい暇だしみんなピリピリしてるでしょー?だから、ちょっとでも和らげないかなーって?」

    水無瀬「そ、そこまで考えていて提案してたのか。意外だな」

    美舟「えー?7話割は即席で考えたなにかだよー?」

    水無瀬「お前の思考回路がしゃべぇ……」
  7. 7 : : 2015/04/19(日) 10:06:58
    魚住「でもまあ、キミの言うことも最もだな。仮にもボクはメイドだし、準備はしておくよ」

    美舟「わぁい、ありがとう!!!」

    水無瀬「マジでやる事になったな…………」

    五月雨「それじゃあ、わたしたちは皆んなを集めてこようか?」

    霧切「………私も?」

    五月雨「ほら、霧切ちゃん。露骨に眉をひそめない!!メッ!」

    霧切「あぁ、もう。わかったわよ………」

    五月雨「それじゃあ決定!!!とりあえず、七村さんあたり誘ってこようよ!!」

    霧切「分かったから落ち着いて、結お姉さま」



    美舟「おー、走って行っちゃったねぇ」

    水無瀬「で、俺達はどうすんだよ」

    美舟「うーん、夜鶴さんとか誘ってこようよ!」

    水無瀬「げ、アイツをか…?あの守銭奴リスカ女だぜ?」

    美舟「そういう差別はよくないよー?水無瀬くんだってサラ金でオークション参加しようとしたし金にがめついじゃーん」

    水無瀬「あぁ!?んだと!?」

    美舟「あれ?怒っちゃった?逃げろー!!」

    水無瀬「うぉら!!待てカボチャ女!!!」
  8. 8 : : 2015/04/19(日) 10:42:42
    美舟「きゃー、怖いよぉ!!って、へぶしっ!!」ドンポフンッ

    夜鶴「…………ん?」

    美舟「………なんかぽふぽふしてるものにぶつかったよぉ!!なにこれ!?」

    水無瀬「おい…………おい!!!それがあれだ、あれ!!おう、あれ!!」

    美舟「あれじゃあわかんないよぉ!!」

    夜鶴「ん…………なに………?折角いい感じに死ねそうだったのに………って、死ぬわけには行かないわ!!!!!!お金があるんだもの!!!!!!!」急に立ち上がり

    美舟「ギャフッ!!!」落ちる

    水無瀬「カボチャ女ぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!」

    夜鶴「ってあら、私の胸に飛び込んんで来たのはカボチャちゃんだったのね?」

    美舟「胸?あ、あれって胸だったんだね!!!」

    夜鶴「とりあえず、目を覚まさせてくれてありがと。お金が側にいるにもかかわらず……」ナップサック抱きしめ

    水無瀬「お前、本当に金が好きだな…………」


    美舟「………あ、そうだ!!!あのねあのね、あたしたち、夜鶴さんを探してたんだよ!!!」

    夜鶴「………私をぉ?」

    美舟「うん!そうだよね、水無瀬くん!」

    水無瀬「俺は巻き込まれただけだけどな………」

    夜鶴「ふぅん………で、私に何の用なの?お金ならあげないわよ?」

    水無瀬「んなこと考えてねぇよ………ナップサックそんな抱きしめなくてもいいぞ。なんか中身グシャッて言ってるぜ?」

    美舟「なんで水無瀬くん、今ギョッとした顔になったのぉ〜?滲み汗かいてるよ〜?」

    水無瀬「な、ななななんでもねぇよ!!!!」
  9. 9 : : 2015/04/19(日) 10:54:27
    美舟「ふぅ〜ん?」

    水無瀬「な、なんだよその目は……」

    美舟「なんでもぉ?」

    夜鶴「それで、私に何の用なのよ…?用がないなら、お金と私の空間を邪魔しないで………」

    水無瀬(こいつしゃべぇ)

    美舟「えっとね、お茶会を開くんだよ!!」

    夜鶴「………お茶会?」

    美舟「うん!折角メイドさんが居るんだし、お茶会を開いて貰おうって思ったの!」

    水無瀬「こいつが勝手に言い出しただけだけどな」

    夜鶴「で………そのメイドちゃんは良いって言ってるの?」

    美舟「うん!!今準備してもらってるところだよ!!だからあたしたちが全員を誘いに回ってるの!!」

    夜鶴「そうなの………まあ、お金と一緒に居られるなら参加してもいいわよ………」

    水無瀬「いいのか!?」

    夜鶴「参加しなきゃいけないみたいな感じじゃない………話の流れ的に………」

    水無瀬「お、おぉう………」

    美舟「それじゃあ、他の人も誘いに行こうか!!!!」

    夜鶴「え………まだ他の人誘ってないの?」

    美舟「夜鶴さんが最初だよぉ!七村さんとかは、探偵さん達が迎えに行ってるよ!!」

    夜鶴「へぇ、あの子達がねぇ」

    水無瀬「五月雨だったか?あいつもノリノリだったよな………」

    美舟「うん!仲良くなれそうだったよぅ!!」

    水無瀬「俺は勘弁だがな………」

    美舟「まあいいじゃん?それじゃあ他の人も誘いにいこーう!!!」
  10. 10 : : 2015/04/22(水) 19:49:48
    暫くすると、探偵オークションの参加者全員がお茶会会場としているロビー…………それも、ついさっきまでとはまるで別の場所になった様に綺麗になったロビーに到着した。


    魚住「………ふぅ」

    美舟「お、おぉぉ………!!すごい、すごいよ!!!」

    五月雨「わぁ、すごい!綺麗!まるで別の場所みたいだね!!」

    霧切「ほんと…………これには私も驚きね」

    五月雨「お、さっきまでは興味なさそうにしてたのに、急に機嫌良くなったね?」

    霧切「結お姉さま、うるさい」

    魚住「ふふ、頑張ったからな。これでもかなり時間がかかったんだぞ?」

    七村「ティーセットなど飾り付けは、私も手伝わせて貰ったよ!はっはは!!」

    新仙「私も、手伝わせて頂きました」

    魚住「ああ、助かった。別にボク1人でもできたが、キミ達は結構器用で助かった」

    七村「いやいや、紳士として美しいレディを助けるのは当然のことだよ!」

    新仙「ありがとうございます」

    鳥屋尾「わしが手伝おうとしたら、拒否されてしまったんだがなぁ……」

    茶下「僕は見た………ここの窓からUFOが………」ブツブツブツ

    水無瀬「気持ち悪りぃな、こいつ………」

    美舟「えっと、えっとぉ…………これで全員揃ったよね?」

    夜鶴「お金ちゃん…………私は…………お金ちゃんと……………」ブツブツブツ

    美舟「うん!揃ってるね!!!」

    水無瀬「そのブツブツ言ってる二人が無視なのか!?」

    美舟「だってぇ、気にしたら終わりじゃなあい?」

    水無瀬「そりゃあそうだけどな!?」

    五月雨「どうどう」

    水無瀬「オメェは割り込んでくんな!!」

    五月雨「酷いっ!!」

    魚住「そこ、騒がない。それではそろそろ始めるぞ」

    美舟「あ、そうだね!!」

    五月雨「ところで、乾杯は誰がするんだ?」

    水無瀬「あ、俺が言u」

    美舟「んー、メイドさんの魚住さんにやってもらおうよ!」

    魚住「ボクか?」

    美舟「うん!メイドさんなんだから、ちょうど良いんじゃないかな?」

    五月雨「あ、それ賛成!!」

    水無瀬「無視すんなよ!!!!」

    魚住「わ、わかったよそれでは………乾杯!!」
  11. 11 : : 2015/04/26(日) 16:05:33
    そうして探偵オークションの参加者は、一斉にお茶会を始めた。


    楽しく騒ぎ、楽しくお茶を飲む…………。


    霧切と五月雨は2人でイチャついている。

    水無瀬はふてくされている。

    美舟はとっても楽しそうで、

    夜鶴はお金をだきしめている。

    茶下はずっとオカルトについてつぶやいており、

    七村は何故か新仙を目で追っている。

    魚住はみんなに茶を注ぎつつ、ティーカップを値踏みしている鳥屋尾を気づかれないようにじろじろみている…………。



    みんな思い思いに楽しんでる中、五月雨が口を開いた。

  12. 12 : : 2015/04/26(日) 16:11:16
    五月雨「ねえねえ、せっかくみんな楽しんでるんだしなにかゲームしない?」

    霧切「結お姉さま………一体なにを言い出してるの?」

    五月雨「んー………そんな冷たい反応されると傷つくな…………」

    五月雨「わたしはただ、お茶を飲みつつゲームしたら面白そうだなーって思っただけだよ!」

    美舟「ゲーム!!わあ、楽しそうだねー!!賛成ー!!」

    鳥屋尾「ゲームといってもなぁ、わしはなんもしらんぞ?それに、どこにするものがあるんだ………」

    五月雨「ん?別に特別な道具は何もなくても出来るゲームならあるよ!」

    七村「へぇ、それはどういうゲームだい?」

    美舟「あ、わかった!それってじんろ…………」

    水無瀬「おめえは黙れ!!」

    美舟「ふむぐ!!もごもご!!!」

    五月雨「ズバリ、>>13だよ!!!」
  13. 13 : : 2015/04/26(日) 16:29:38
    人狼ゲーム…それは人を疑い、人に疑われ、選択し、間違えて、
    それでもまだ諦めずに人狼(クロ)を見つけようと足掻く村人達の命懸けの遊戯(ゲーム)……

    はい、つまりは人狼ゲームで…w
  14. 14 : : 2015/04/26(日) 17:00:43
    どう足掻いても人狼でした………ドンマイ水無瀬くん…………(頭にキノコ生やし)
  15. 15 : : 2015/04/26(日) 17:17:18
    五月雨「ズバリ、人狼だよ!!」

    水無瀬「ハァッ!?」

    五月雨「人狼ゲーム…それは人を疑い、人に疑われ、選択し、間違えて、それでもまだ諦めずに人狼(クロ)を見つけようと足掻く村人達の命がけの遊戯(ゲーム)……」

    美舟「むぐむぐ………ぷはぁっ!」

    美舟「ほら、やっぱり人狼だよ!!」

    水無瀬「マジかよ!!!!!オレは嫌だからな!!」

    五月雨「お、美舟さんは知ってるんですか?」

    美舟「うん!あたし、人狼好きだよー!」

    五月雨「それなら話は早いね!!」

    霧切「その………人狼ってどんなゲームなの?」

    七村「それは私も聞きたいね!!どんなものか説明してもらおうか!!!」

    五月雨「了解です!それでは、私と美舟さんで説明しますね!!!!!」

    美舟「はあい!!!」



    かくかくしかじかまるまるくまくま……………


    霧切「却下」

    七村「却下」

    鳥屋尾「却下」

    魚住「却下」

    五月雨美舟「「どうして!?」」

    水無瀬「だよな!?普通はそういう反応だよな!?」

    霧切「どうして、じゃなくて考えなさい」

    五月雨「でもさぁ…………安価だし?」

    美舟「メメタァ」

    霧切「ダメよ」

    五月雨「安価は絶対だし?」

    霧切「ダメ」

    五月雨「仕方ないなぁ…………それじゃあ霧切ちゃんを1分間くすぐるで………」

    美舟「楽しそう!!!!!」

    霧切「!?」

    五月雨「さぁ………それではくすくるぞぉ……!?」

    美舟「おー!!」

    霧切「ちょ、ちょっと………やめなさ…………」






    と、そんなこんないろいろありまして、人狼をすることになりました。

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