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ー忘れた約束ー【ベルアニ】

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  1. 1 : : 2015/04/12(日) 21:34:06
    『高校でまた会おうね』そんな思い出は



    楽しい日々に埋もれて



    私の記憶から消えていった



  2. 2 : : 2015/04/12(日) 21:37:19
    -高校入学式-



    アニ「クラス表・・・あ・・・あった」



    アニ「四組か・・・」



    クリスタ「おはようアニっアニは何組?」



    アニ「四組」



    クリスタ「あ~・・・クラスが違うのはアニだけか~」



    アニ「え?」



    クリスタ「ミカサとユミルとミーナと私は一緒だけどアニだけは別のクラスだね」



    アニ「え・・・本気で言ってるの?」



    クリスタ「?うん」



    アニ「」ガーン・・・



    そんな・・・じゃああたしは



    誰と話せっていうの___!??



  3. 3 : : 2015/04/12(日) 21:55:19
    -翌日 四組は自己紹介-



    自己紹介か・・・なんて言おう



    好きな色ぐらい言えばいっか・・・



    ベルトルト「・・・僕はベルトルト・フーバーです四組にはあまり友達が居ないので口数は少ないと思いますが、どうか気軽に話しかけて下さい。よろしくおねがいします」



    ベルトルト___?



    『よかったら話してみない?』



    『友達になりたいな___』



    『中学校離れるね』



    『高校でまた会おうね』



    アニ「・・・あ・・・」



    ギュッ・・・



    ベルトルト・・・



    忘れていた・・・












    ベルトルトは私が小学校の頃に出会った初めての友達



    私は暗くてあまり喋らないから毎日嫌がらせをされていた



    嫌がらせは日々エスカレートしていった



    濡れた汚い雑巾をみんなから投げつけられたり、トイレに閉じ込められたり、靴にホッチキスを付けられまくったり



    そんな毎日がイヤで・・・辛くて・・・



    自殺をしようとしたところに



    ベルトルトがきて、私に



    『ごめんねいじられていたのに気付けなくて』



    『じゃあ僕と話してみない?』



    『そうしたらだんだん分かってあげられるかも・・・』



    『だから・・・話してみて』



    『僕は君と友達になりたいな___』



    と言ってくれた



    私はその頃からベルトルトの事が好きになった



    六年の頃に両想いになれたけど中学校は離れてしまう



    ベルトルトは卒業式の日にこう言ってくれた



    『高校でまた会おうね』



    私は勉強を頑張ってその高校に入れるようにした



    でもそれは一年だけ



    私は完全に忘れていた



    でも母が絶対にこの高校に入りなさいと言ってきた



    そして私はしかたなくその高校に入った



    でもその高校にベルトルトがいるなんて考えもしなかった



  4. 4 : : 2015/04/13(月) 17:31:27
    期待です!
  5. 9 : : 2015/04/14(火) 07:51:28
    ルベカさん期待です
  6. 10 : : 2015/04/14(火) 21:15:40
    -数日後-



    アニ「・・・」



    あ、次の授業英語か
    めんどくさ・・・



    ワイワイ・・・



    女子1「アハハハッあれ面白かったね~っ!!」



    女子2「うんうん、ほんっと・・・フフッあ~笑いすぎてお腹痛~い」アハハハッ



    女子3「えっそんなに面白かったんだ~見てなかったよ~」



    女子1「面白いから見てみなよ~」


               
    女子2「そうそうっあのリアクション最高だったんだから!!」



    女子1「なんならやってみれば?」



    女子2「そうだよ~ちょっとぐらいいいんじゃない?」



    女子1「嫌がらせ」



    女子3「う・・・うん・・・」



    そう、私のクラスではひそかに始まっていた
    嫌がらせゲーム



    だいたい嫌がらせを受ける子は友達が居なさそうで、抵抗しなそうな子



    友達が居ないといったら私も嫌がらせを受ける可能性がある
    でも、私には別のクラスに友達いるし



    クラスに友達が居ないだけ



    いじめられっ子「きゃああっ」



    女子1「あはははっ」



    いじめられっ子「イヤ・・・出してよおぉっ!!」ドンドンドン



    女子2「掃除箱は埃が沢山あるでしょう?」



    女子1「あんたにぴったりでしょう!?」アハハハハハハハハハハッ



    いじめられっ子「イヤ・・・出してよぉ・・・っ」



    女子1「・・・いいわよ出してあげる」



    女子2「えっ!?」



    女子1「ただし・・・出たらあたし達から濡れ雑巾をぶつけられるわよ」



    いじめられっ子「え・・・」



    女子2「ほらほらっ出たいって言ってたじゃん!!」ガチャガチャッ



    キィ・・・



    いじめられっ子「あ・・・やめ・・・」



    バシバシバシィィッ



    女子1「あははははっ」ヒューンバシバシ



    女子2「うわ~っ臭っ!あんた身体洗いなさいよね!」バシバシ



    女子3「・・・」



    いじめられっ子「い・・・いやっ・・・やめてえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ」




  7. 11 : : 2015/04/16(木) 17:45:16
    期待
  8. 12 : : 2015/04/17(金) 00:01:11
    期待です
  9. 13 : : 2015/04/18(土) 22:56:23
    期待です♪
  10. 14 : : 2015/04/19(日) 21:13:48
    アニ(可哀想に...あんな奴らにいじめられて...)



    可哀想とは思うけど私達は助けない
    なぜなら



    助けたらいじめられっ子のように自殺するまでいじめられ続けるのだから...



    決して終わることのない いじめの連鎖



    いじめられ子が不登校や自殺をすればまた新しい獲物をいじめる



    ヒトはヒトをいじめてストレス発散をする
    そういうめんどうくさい
    生き物なんだ...



  11. 15 : : 2015/04/19(日) 21:29:13
    『あんたなんていなくなればいいのよ』



    『どうしてあんたはそんなにできない子なの!?』



    ズキ...



    いじめられ子「いやっ!!やめ...もうやめてよ...!!」



    女子1「はぁ?やめる?こーんな楽しいことやめるわけないじゃない」



    アハハハハハハハハ



    アニ「...っ」






    ベルトルト「...?」



    ベルトルト「ア...ニ?」



    アニ「ーーーーーーーー!」



    私...名前呼ばれた......?



    ベルトルト「......」ジッ...



    先生「レオンハートさん集配室からプリント取ってきてね」



    ベルトルト「!!」



    アニ「あ...はい」ガタッ



    ベルトルト「あっ....」



  12. 16 : : 2015/04/26(日) 20:07:27
    期待です
  13. 17 : : 2015/04/27(月) 21:06:48
    -集配室-



    アニ「っ・・・今日なんか多いんだけど・・・」グラグラグラ



    バサバサバサバサーーーーーッ



    アニ「あ・・・」



    ・・・拾わなきゃ
    めんどくさ



    ???「はい」



    アニ「あ・・・ありが・・・」



    ベルトルト「・・・」ジ~・・・



    ________!!!




    アニ「あ・・・」



    アニ「ごめ・・・っありがとうっ」ササササッ



    アニ「じゃあ・・・」



    ベルトルト「あっ・・・ま、待って!」



    アニ「!!」ピクッ・・・



    ベルトルト「アニだよね?」



  14. 18 : : 2015/04/29(水) 08:59:28
    ベルアニ好きです!
    期待してます!
  15. 19 : : 2015/04/30(木) 19:59:43
    ベルアニ最高ですッ!!期待ですッッ!!!
  16. 20 : : 2015/05/13(水) 22:42:19
    女子1「アハハハっそ~でしょっ面白いでしょっ?」



    女子3「・・・う、うんっ」



    女子2「マジでうけたわ~あれっ」クスクス



    ベルトルト「・・・」



    女子1「・・・え?あれってベルトルトだよね?あんたが好きな」



    女子3「え・・・あ・・・///」



    女子2「おー・・・」



    ベルトルト「アニだよね?」



    女子2「・・・い・・・」



    アニ「・・・やっと話しかけてくれたね」クスッ



    女子3「・・・」



    ベルトルト「やっぱりアニだったんだね!!僕、勇気が出なくて話しかけられなかったんだ」



    アニ「ベルトルトらしいよ」



    女子1「・・・何・・・あれ」



    女子2「彼女?いや・・・まさかね~・・・」



    女子1「な~んかムカつくから次の人形はあいつにする?」



    女子3「えっ」



    女子2「だって、イヤでしょ~?だったらとっとと処分しちゃおうよ」



    なんでだろ・・・いじめられている人を見たら気の毒だと思うのに・・・
    あのオンナがいじめられると考えると












    「 ざまあみろ 」って思う



    女子3「そーだねぇ・・・」



  17. 21 : : 2015/05/13(水) 22:44:05
    アニ「あははっそうだねっいっつもあんたってそうっ」



    ベルトルト「よくいわれるよ~」ニコニコ



    アニ「やっと会えたね」



    ベルトルト「そうだね・・・中学一年のときはたまに遊んでいたけどね~」



    アニ「・・・っ」



    ギュッ



    ベルトルト「!!///」



    アニ「会いたかった・・・」



    ベルトルト「うん・・・///」



  18. 22 : : 2015/05/13(水) 22:50:44
    -教室-



    女子1「ど~する?」



    女子3「・・・」



    スタスタ



    女子1「?どーしたの」



    女子3「えっと・・・これか」



    女子2「えっ?筆箱?」



    ジイィィィ・・・
    バサバサバサバサバサバサーーーーーーーーー・・・



    女子2「あははっいいねぇっ筆箱の中身ゴミ箱に突っ込んじゃった~っ」



    女子1「やるじゃ~んっ」



  19. 23 : : 2015/05/15(金) 17:04:49
    アニー!!期待です!
  20. 24 : : 2015/05/22(金) 20:57:20
    アニ「・・・え?」



    アニ「今週の土曜日?」



    ベルトルト「うんっカラオケ行こうよっ友達いっぱい連れて」



    アニ「いいよ・・・でも・・・音痴だから・・・あんまりじっくり聞かないで欲しいんだ」



    ベルトルト「え?そうなの?僕はそう思わないよ」



    アニ「え?」



    ベルトルト「小学校のとき僕達のクラスは声が小さいひとが沢山いて、音楽の先生に怒られてばっかりだったけどその中で唯一大きい声を出していたのはアニ・・・君だけだ」



    ベルトルト「その時声を聞いたらとてもキレイだったことを覚えているから アニは音痴なんかじゃないよ」



    アニ「・・・声・・・聞いてたんだね///」



    ベルトルト「え?駄目?」



    アニ「でも・・・いいよベルトルトだから」



    ベルトルト「わーいっ」



    女子3「・・・」



  21. 25 : : 2015/05/22(金) 21:22:20
    -体育-



    先生「じゃあ二人でペア作ってー」



    ベルトルト「アニー一緒にしよっ」



    アニ「あ・・・う 女子3「ベルトルト君っいっしょにしよっ」



    ベルトルト「あ・・・ごめんね僕はアニとやるから」



    女子3「!!!」



    ベルトルト「行こっ」



    アニ「うん」












    女子3「何よ・・・あんなヤツよりもわたしの方がいいのに・・・」




    女子3「うざぁ~・・・」



  22. 26 : : 2015/05/28(木) 21:46:05
    期待っ!!
  23. 27 : : 2015/05/28(木) 23:07:45
    -靴箱-



    女子3「これだったらいいでしょ・・・」



    ポトポト・・・



    女子3(いや・・・待てよ・・・もし此処で誰か見ている人がいて、あの女が怪我したら完全にあたしが疑われるでしょ)



    女子3(なら・・・怪我しないほどでいいじゃん)



    ザララララララララララ・・・



    女子3「これだと・・・怪我しないでしょどう見ても画鋲の山だし・・・まず履かないでしょ」



    ???「・・・」



    女子3「よし・・・帰ろ ???「わっ」



    女子3「きゃああっ」



    ドチャッ



    ミーナ「・・・ふうんあんた裏でこーんなことしてたんだね」


                    ・・・
    女子3(まずい・・・こうなったらアイツ等を使おう・・・)



    女子3「友達に頼まれて・・・」



    ミーナ「へ~そうなんだ~っ」



    ミーナ「・・・」

































    ミーナ「なんてね~」



    女子3「・・・は?」



    ミーナ「知ってんのよ私・・・あんた、ベルトルトが好きで、アニとベルトルトが仲いいから嫉妬してんだ?そうなんでしょ?」



    女子3「っ・・・」



    ミーナ「そんなことして、バカラシイと思わないの?」



    ミーナ「考えて見なさいよこんな事して、もしそこにベルトルトが見ていたら両想いどころかもしバレたらあんた絶対に嫌われるでしょ?」



    女子3「知ってるわよそんぐらい」ハァ~・・・



    ミーナ「だったら・・・ 女子3「そっちの話じゃねえよ」



    女子3「アニとベルトルトって両想いなんでしょぉ~?気持ち悪っ!!!」



    ミーナ「何でそんなこと・・・言うの?」



    女子3「あたしねぇ~センパイが好きだったんだけど~フラれたのよ・・・なのにあいつらが幸せそ~にしてるのをみているのがムカついたの~」


              ・・
    女子3「だから好きなフリしてるだけ!!なんにもしらねぇくせにズカズカ入り込んで来んじゃねえよ!」




  24. 28 : : 2015/05/28(木) 23:13:23
    ミーナ「ふうんあっそ勝手にそう思っていればいい」



    ミーナ「だけどコレを頭に入れておくといいよ」



    女子3「はぁ?なにが」



    ミーナ「それゃフラれるわあんたみたいな子絶対誰も選ばないわ」



    女子3「はああぁぁぁぁぁぁ?あたしがフラれたのは全部まわりのオンナのせいだし!!あたしのせいにすんじゃねえよ!」



    ミーナ「あんたのせいじゃなくて周りのオンナのせい?馬鹿?」



    女子3「!」



    ミーナ「だいたいねぇ」スッ・・・



    ザラザラザラザラザラ



    ミーナ「こんな事する子が好きになってもらえると思ったら大間違い」



    女子3「・・・」



    ミーナ「ほら、画鋲誰に借りたかあたしには知ったこっちゃないけどちゃんと返しなさいよね」



  25. 29 : : 2015/05/28(木) 23:49:10
    ミーナきたあぁぁぁぁぁ!! 期待です!!!
  26. 30 : : 2015/05/31(日) 13:25:36
    ミーナキタァァァァァァァ!正論すぎだ!期待です★
  27. 31 : : 2015/06/05(金) 20:13:13
    -教室-



    女子1「あいつ全然こたえないよね~つまんなっ」



    女子2「ほんっと・・・もっとなんか反応してほしーよね~っ!」



    女子3「ムカつく・・・」



    女子2「確かにっ他人事だけどこっちもイライラする~っ」












    ベルトルト「アニ~」



    アニ「ん?」




    ワイワイワイワイ・・・












    女子1「ほらほら~アピールしてる~・・・『私たちはリア充です』ってカンジでさ~」



    女子3「大丈夫でしょ気にしなくても」



    女子2「え?」



    女子3「あんな汚い二人の゛関係゛なんてあたしが崩してあげるから・・・!!」



    女子3(そうよ・・・あたしが崩すの)



    女子3(アニ・レオンハート!あんたに充実した生活なんて送らせないわ_______!!!)












    -屋上-



    女子3「とか言って・・・今日はアイツの制服破いただけか・・・」



    女子3「なによ・・・最初はナチュラルぼっちだったくせにさ・・・ベルトルトって言うやつがきてから舞い上がっちゃって・・・キモッ気持ち悪っ」



    女子3「チ・・・ッ」



  28. 32 : : 2015/06/05(金) 20:26:15
    女子3「ペン・・・」



    女子3「あっ・・・た」



    キュッ・・・キキュ



    紙に書かれた内容[アニ・レオンハートは性格最悪のブス   アニ・レオンハートなんかの代わりは沢山いるから死んでほしい]



    女子3「ふふっ・・・」



    女子3(そうよ・・・あのミーナとか言うやつに馬鹿にされたのは・・・アニ・レオンハートあんたのせいよ_________!!!)







































    女子3「・・・」



    女子3「あたしは悪くないわ・・・」



    キィィ・・・




    バタン



  29. 33 : : 2015/06/06(土) 17:20:55
    あわわわわ…嫉妬怖い!!女の嫉妬怖い!!!期待です☆
  30. 34 : : 2015/06/06(土) 17:30:41
    期待!!
  31. 35 : : 2015/06/13(土) 18:50:03
    -屋上-




    クリスタ「あははっそれでね~」



    ミーナ「・・・ん?」



    ユミル「どうした?ミーナ」



    ミーナ「これ・・・」カサ・・・



    ユミル「なんだよこれ・・・」



    クリスタ「・・・誰のシャーペン?これ・・・」



    ミーナ「あっ!!」



    ユミル「どうした?」



    ミーナ(あの女[女子3]・・・そういえばポケットにこのシャーペン引っ掛けてたよね?ってことは・・・・・・この紙にこんな事を書いたのはもしかしたらあいつなんじゃ・・・)



    クリスタ「?」



    ミーナ(わかんないけど・・・このシャーペン見せてあいつのだったら多分コレを書いたのはあいつ・・・)



    ミーナ「あたし心当たりがいる子がいるから届けてくる」



    ユミル「おうっ」



    ミーナ(もしかしたらまた変なこと企んでいるのかもしれない)



  32. 36 : : 2015/06/13(土) 18:54:49
    女子3「あれっ・・・?シャーペンが無い・・・」



    女子1「え~?ヤバイじゃんあたしシャーペン今日一本忘れちゃったから一本しかない・・・・・・」



    女子2「あたしは元々一本だから・・・」



    女子3(屋上に・・・忘れたんだ)



    女子1「どーしたの」



    女子3(・・・っ!!!えっ・・・ちょっとまって・・・あの紙も忘れたって事は・・・)



    女子3(私のシャーペン見たことがある人があの紙を見れば今まであいつ[アニ]にしてきたことがバレる・・・)



    女子3(やばい・・・)



  33. 37 : : 2015/06/13(土) 18:56:43
    ミーナ「ねぇっ!」



    女子3「!!!」



    女子1「ん?どうしたの?」



    ミーナ「このシャーペンってあなたのだよね!」



    女子3「ぁ・・・」ゾクッ



    女子2「?どうしたの」



    女子3「どっ・・・どうも!」バッ



    パタパタパタパタ



    ミーナ「・・・」



  34. 38 : : 2015/06/21(日) 21:40:39
    女子3(ヤバ・・・どうしよ・・・あの紙見られてたら私完全に疑われているでしょ・・・・・・!?)



    -屋上-



    バタバタバタバタ  ガチャッッ



    女子3「無い・・・紙・・・」



    ???「それってこの紙?」



    女子3「____っ!!」



    クリスタ「?」



    女子3(あ・・・ミーナってヤツじゃない・・・)



    女子3「それってどこで拾ったの?」



    クリスタ「ここで拾ったの」



    女子3「そ、そう・・・」



    クリスタ「・・・・・・あなたが書いたの?」



    女子3「!」



    女子3「ち、ちが・・・」



    クリスタ「じゃあ・・・なんであなたのシャーペンが落ちていたの?」



    女子3「えっ・・・それは」



    クリスタ「あんたが書いたって事は私の友達も知ってるよ」



    女子3(え・・・それってミーナってヤツだったらまたなんか言われる・・・・・・)



    女子3「それって・・・」



    クリスタ「ミーナとユミル」



  35. 39 : : 2015/06/21(日) 21:45:25
    女子3(どーしよ・・・ミーナってヤツに絶対に『これから絶対にこんなことするな』だのなんだの言われるでしょ・・・あいつめんどくさいんだよ・・・・・・)



    クリスタ「言っとくけど私も叱ったりするよ?」ニコッ



    女子3「え・・・?」



    クリスタ「次こんなことしたら殺るからね?」ボソッ・・・



    女子3「」



    女子3(怖えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!???なんだこの子は・・・立った一言なのに鳥肌が立つ・・・え、なにマジ怖・・・)



    クリスタ「じゃあねっ」



    女子3「あぁ・・・はぁ・・・」アゼン



    女子3(笑みを浮かべて去っていった・・・)








    女子3(怖えぇって・・・マジで)



  36. 40 : : 2015/06/28(日) 19:34:29
    殺るって怖い!!期待です☆
  37. 41 : : 2015/06/29(月) 21:15:57
    女子3「なにあの軍団は...」



    女子3(ある意味最強だわあの軍団)



    女子3(無駄に言語力ある子はいるし、見た目と違って悪魔はいるし、地獄耳はいるし、獣みたいに強いやつは二匹いるし...)



    女子3(まあいいや私にとってはアニがターゲットだし)



  38. 42 : : 2015/07/05(日) 21:09:02
    -廊下-



    アニ「・・・」



    女子3「レオンハートさんっ」



    アニ「!」



    女子3「これっノート!隣クラスのA君に渡しておいてくれないかな?音楽室に忘れていたみたいっ」ニコォッ・・・



    アニ「・・・?うん」



    パタパタパタ



    女子3「うふふっ・・・」



    女子3(せいぜいカンチガイされるといいわ)












    アニ「あ、あいつかな」



    隣クラスの男子1「・・・」



    アニ「ねえ」



    隣クラスの男子1「え?」



    アニ「これ・・・」







    ベルトルト「!」



    ベルトルト(アニ・・・男子と喋ってる・・・)



    ズ・・・キン・・・


                ・・
    ベルトルト(あ~っ駄目だ嫉妬なんてしちゃ・・・でも気になるな・・・僕達・・・両想いっていうか・・・恋人でいいんだよね・・・?)



    ベルトルト(アニ・・・)







    ベルトルト「僕は変わらず 好き なのに」ボソ・・・





    アニ「じゃあ」



    ベルトルト「あ・・・」



    アニ「ベルトルト」フワ・・・



    ベルトルト「あ、あぁどうしたの?」



    アニ「ううん・・・なんでも」ニコ・・・



    ベルトルト(やっぱり 好き だこの笑顔はなんとしてでも他の男子には見せたくない・・・)



    アニ「なぁに?どうしたのボーっとして」クスッ



    ベルトルト「素敵だね・・・笑顔」



    アニ「はっ!?///」



    ベルトルト「!!///」



    ベルトルト「ごめんっ不意に出た言葉なんだ!////」



    アニ「も、もう、焦るじゃんか///」



    ベルトルト「ごめん・・・」



    アニ「でも・・・嬉しいときは笑うんだよね?」



    ベルトルト「え・・・?うん」



    アニ「だったら私は・・・その・・・嬉しいよ・・・そんなこと言ってくれて・・・///」ニコ・・・



    ベルトルト「えっで、でもぼくなんかに言われて嬉しいの?」



    アニ「なにいってんのアンタだからうれしーんじゃん」



    ベルトルト「あり・・・がと・・・」ニコッ









    女子3「」ポカーン



    女子3(予想外・・・だわ・・・何やってんだあいつら廊下で)




  39. 43 : : 2015/07/05(日) 21:12:14
    期待です!
  40. 44 : : 2015/07/05(日) 21:21:38
    -靴箱-



    アニ「ん?何コレ手紙?」



    クリスタ「ラブレター?ラブレター?」



    ユミル「そうじゃね?」



    ミーナ「アニ・・・やめなさいよあなたにはベルトルトだから」ガシッ



    アニ「まだラブレターと決まったわけじゃ」



    ライナー「・・・」スタスタ



    ザワザワ



    ライナー「ん?」



    エッラブレター?マジデースゲーナー



    ライナー「?ユミルたちの声・・・」



    クリスタ「うんっラブレターだよ!!アニ!!」



    ライナー「」



    ライナー(ベルトルト・・・)



    ガサガサ



    ライナー(これはまずい)












    ピロピロリリン



    ベルトルト「?」



    ガサ・・・



    ベルトルト「メール?」



    メールの内容[おーいベルトルトーお前のアニがラブレター靴箱に入れられて女子達がキャーキャーはしゃいでいる現場を見たぜ]



    ベルトルト(ライナー・・・メールで言うかな・・・直接言ってほしかったんだけどな)



    ベルトルト「・・・ん?」



    ベルトルト(はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!??ラブレターだとおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!??」



  41. 45 : : 2015/07/05(日) 21:28:42
    ミカサ「・・・・・・アニとベルトルトの関係を邪魔するヤツは」ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォ



    ミカサ「私が豚の丸焼きにしてあげる」チキチキ・・・[カッター音]



    クリスタ「駄目駄目」



    アニ「ん?中身は・・・[明日の放課空き部屋で待ってます]?」



    ミーナ「・・・ん?」






    ミーナ危険察知機発動



    空き部屋=個室=アニが危ない=アニが怪我する=ミカサがその男を殺す



    ミーナ(だめだこりゃ!!!)オーマイガー!!!!



    ミーナ「私もついていく」ゴオォォォォォォォォォォ



    ミカサ「私も」ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォ チキチキ[再びカッター音]



    クリスタ「空き部屋でアニに触れたら殺る」ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ



    ユミル「あたしの嫁[クリスタ]に触れたら内臓抜き取る」ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオォォォォォ



    アニ(うわ怖えぇ)



  42. 46 : : 2015/07/05(日) 21:32:26
    >>43 いつもありがとうございます!
  43. 47 : : 2015/07/06(月) 22:10:29
    女子3(ラブレター・・・?)



    女子3「うふふふっ・・・」



    女子3(馬鹿なの?誰があんなヤツにラブレターなんて渡すかよ、すべて私の罠なのよ・・・でも意外と簡単なものねぇ~)



    女子3(でも・・・困ったな・・・あいつらが来たらまともに話ができないわ・・・・・・どうしよう・・・しかもあのグループって怖いヤツばっかりじゃん・・・)








    ミーナ(・・・なんてねこのキレイな字を男子が書くとしたらすっごい神経使うでしょ?どうせたいつでしょ前アニの靴に画鋲入れようとしてたやつ・・・)



    ミーナ(罠なんて事分かってるわよツメがあまいのよ)



    ミーナ(でもよかった・・・みんなついてきてくれるって言ってくれた・・・これでアニも無事だね・・・)ホゥ・・・



    ミーナ(・・・アニは守らなきゃ・・・だって・・・幼い頃私を救ってくれたのはアニだもの・・・!!)



  44. 48 : : 2015/07/06(月) 22:33:51
    -誰も知らない過去(アニとミーナの過去)-



    これは私が小学五年生の時



    女の子1「ねえミーナ、あんたってなんでそんなに頭が悪いの?」



    ミーナ「え・・・そ、そんなこといわれても・・・」



    ヒュッ バシッ



    ミーナ「・・・えっ・・・?」



    女の子2「クラスから出てってよあんたのせいで他クラスからバカにされてんの!!」



    ミーナ「そ、そんなの知らなかった・・・」



    女の子3「そうだよ!あんたのせいでね!!」



    アニ「あのさあ、他クラスからバカにされてるだのなんだの文句つけてその子に何する気なのさ」



    女の子1「え・・・」



    アニ「頭悪いから?そうだよね頭悪いからいま平気にその子の頭に本ぶつけたんだよねぇ?なんかちがうわけ?」



    女の子2「なっ!」



    アニ「他クラスからバカにされても無視すればいいでしょ?ちがう?そんなんでいちいちあーだのこーだの言わないでくれる?耳障りだからさ」



    女の子1「なんだとっ!」ガッ



    アニ「・・・」



    アニ「あんたらってさぁ、どんだけ子供なの」



    パシッ



    アニ「呆れるわ」



    ミーナ「・・・!」



    正直かっこいいって心から思った
    いじめっ子を言葉だけで撃退してしまった・・・



    私はその日から誓った
    皆に怖がらずに強い力をもっていつかこの子に恩返しをするって



    その日からアニっていう子はいじめられた



    でもこんなの平気っていう顔をしていたけど・・・



    ホントは辛かったんだよね



    それから私は必死でアニを庇うようになった
    アニをバカにするやつがいたら誰よりも早くそいつらを張り倒していた



    アニは私が一生守る



  45. 49 : : 2015/07/06(月) 23:11:58
    ミーナとアニにそんな過去が……!!

    期待です☆
  46. 50 : : 2015/07/10(金) 17:35:15
    >>49 ありがとうございます
  47. 51 : : 2015/07/10(金) 17:36:03
    >>49 誕生日なんですか?おめでとうございます!
  48. 52 : : 2015/07/10(金) 18:23:27
    -放課後-



    ミーナ(・・・どうしよう・・・空き部屋・・・だよね?普段は数学教室としてつかわれているところ・・・一年四組の隣の・・・)



    ミカサ「ねぇ・・・?」ボソッ



    ミーナ「!何?」



    ミカサ「その・・・アニと同じクラスの女がアニを騙してここに呼び出している・・・それでいいの?」ボソ・・・



    ミーナ「うん・・・私見たんだ・・・アニの靴箱をいじっている所・・・前にも・・・ちょっとあったから・・・」コソ・・・



    ミカサ「・・・・・・そう・・・」ゴオォォォォォォォォォォォォォ



    クリスタ「ねぇどうしようカッター持ってきちゃった~」ニッコォ・・・



    ミーナ「やめなさい・・・?」コソッ・・・



    クリスタ「うふふふっ」



    ユミル「落ち着け・・・クリスタいざとなったら命かけて守るから」



    クリスタ「えへへへ~ユミルだ~い好き~♪」



  49. 53 : : 2015/07/18(土) 20:23:33
    女子3「・・・」



    女子3(でも・・・今を逃せばチャンスをもうないのかもしれない)



    女子3「どうも・・・こんにちは・・・」



    アニ「・・・あぁ・・・」



    アニ(・・・アイツ・・・最初にグループで女の子をいじめていたやつ・・・いや、まぁアイツは見ているだけだったし・・・)



    ミカサ「女・・・本当だった・・・」コソッ・・・



    ミーナ(・・・やっぱりね)



    アニ「どうしたの?こんなとこに呼び出してさ・・・」



    女子3「ねぇ・・・聞いてもいいかしら?」



    アニ「・・・何?」



    女子3「ねぇ付き合っているんだよね?」



    アニ「・・・・・・はっ?何が」



    女子3「ベルトルト・・・と言えば早いかしら?」



    アニ「!!」



    女子3「ねぇどうやって付き合ったの?何で付き合ったの?だれから告白したの?ねぇ~・・・?どうなのかしら?」



    アニ「ちょっ・・・ちょっと・・・どうしたの?なんか変・・・」



    女子3「ねぇ質問してるのよどうなのって・・・なんで付き合ったの?目障りだからさぁ付き合わないでよ」






































    女子3「気持ち悪いなぁ・・・・・・」ギロ・・・



    アニ「~~~っ・・・!!」ゾクッ・・・



    女子3「あぁ、吃驚しちゃった?」



    女子3「ごめんねぇ、本心だからつい・・・ねぇ」



    アニ「な、何・・・ホント何が言いたいの・・・」



    女子3「あぁそっか言いたいこと言ってなかったわねぇ」






    女子3「目障りだからさ別れてよ」



    アニ「____!」



    女子3「別れてよっねえっ羨ましいよっっ!!どうして両想いになれたの?教えてよ!」



    アニ「え・・・」



    女子3「・・・ふぅ・・・」



    女子3(あぁなんだろうコイツと今二人だから言いたいことが沢山でてくる・・・この気持ちは何?)



    女子3「だいたい廊下とかでイチャつくのとかやめてよホント」



    女子3「見ていてウザいんだよ!!!」



  50. 54 : : 2015/07/25(土) 20:38:58
    アニ「そっか・・・」



    ミーナ「~~~っ!!」



    アニ「それだったらあたしもなんか言わないとね・・・」





































    アニ「ごめん」



    女子3「____!」



    アニ「あたしの行動がそんなにあんたを苦しめてるなんて思わなかった」



    女子3「なっ・・・なによぉっ!今更いい子ぶる気!?」



    アニ「そんなんじゃない」



    アニ「でもね私もベルトルトが好き」



    女子3「!」



    アニ「それだけは変えられないんだ誰がなにを言おうと・・・」



    女子3「・・・何で?あたしに謝ったりしたの?」



    アニ「だって」



    アニ「私がベルトルトと仲良くしているのを見てあんたは嫌だと思ったんでしょ?だったら謝るよ普通・・・」



    女子3「どうして・・・?私が言った言葉は八つ当たりみたいなものなのに・・・?私に謝るの?」



  51. 55 : : 2015/07/25(土) 20:45:56
    ミーナ(アニいい子)[いい子すぎて真顔]



    ミカサ(アニ・・・私の教えが良かったのね・・・!)ボロボロ



    ユミル「・・・何で泣いてんだよ・・・」



    クリスタ(アニ・・・)



    アニ「・・・みんないいよ」



    ミーナ「!」ハッ



    女子3「!!」



    アニ「あたしあんた達がいるってこと知ってた・・・バレバレだよ」



    女子3「・・・」



    ミカサ「アニ・・・」



    ミーナ「ちょっとぉ!あんたっ今になってもアニに八つ当たりってどういう事ぉ!?」



    女子3「・・・ごめん」



    女子3「悪かったよ・・・今まで悪いことして・・・アニさん・・・」



    ミーナ「・・・」



    アニ「いいよ」



    アニ「これからは仲良くしようよ」



  52. 56 : : 2015/07/28(火) 15:49:10
    期待です☆
  53. 57 : : 2015/07/29(水) 21:14:12
    ミーナ「もうっこんなことしたら普通誰かに張り倒されるんだからぁっ!いいこと?もうこんなことしたら駄目よっ!?」



    女子3「わかったって・・・これでもう八回目・・・」



    ミーナ「もうっ」プンスカッ



    アニ「いいって」



    ミカサ「アニ・・・いい子すぎてまだ涙が・・・」ダバァ~・・・



    クリスタ「ミカサ・・・」アセ



    ユミル「はんっ」



    皆[ユミル意外](・・・鼻で笑った?)



    アニ(・・・でも・・・もうこんなに皆に気にしてもらえること無くなったかもしれないな・・・だって私だけちがうクラスだし・・・ミーナとかミカサとかユミルにクリスタ・・・)



    アニ「・・・」



  54. 58 : : 2015/07/29(水) 21:51:28
    -帰り道-



    ユミル「あたしらこっちの帰り道だから」



    クリスタ「バイバーイ」ノシ



    ミカサ「ミーナ、アニ、また明日」



    アニ「うん」



    ミーナ「バーイバーイッ!」ノシ















    ミーナ「・・・ねえアニ?」



    アニ「ん?どうしたの」



    ミーナ「あたしって・・・さ・・・役に立ったかな・・・」



    アニ「え?」



    ミーナ「ほ、ほら・・・その・・・あたしってさ小学校のころアニにいじめから助けてもらったじゃん・・・・・・?」



    アニ「あぁ、うんそうだったね」



    ミーナ「あたしね、そこから決めたことがあってね、それは『アニは私が一生守る』だったの」



    ミーナ「だから・・・あたし今まで何にも出来なかったし・・・今日でもいいからアニの役に立ちたかったの」



    アニ「___!」



    アニ「そんな・・・昔のこと・・・」



    ミーナ「でもっあたしあのままだったら絶対に死んでたの・・・」



    アニ「えっ?ど、どういうこと・・・」



    ミーナ「・・・」










    ミーナ「あたしはね誰にも言ってないことがあったんだ・・・あたしがいじめられる二ヶ月前ぐらいに・・・」





















    ミーナ「親が両方ともいなかったの」



    -ミーナの両親-



    ミーナ「お母さんっみてっテストで百点だったのっ!」



    ミーナの母親「あら、凄いじゃないじゃあ今日は特別に外食しましょうか」



    ミーナ「うんっ」



    そのころの私は親が離婚して母親と一緒に暮らしていた。そう、たった二人だった



    その数十日経った頃
    本当にいきなりだった












    母がひき逃げにあって遠いところに行った



    朝まで元気だった母親
    いつも聞いていた声がもう聞けなくなったことが信じられなかった いや信じたくなかった



    これでやっと私は独りよ



    ミーナ「ねえ・・・どうすればいいのよ・・・」



    私は一人だったら何も出来なかったし、何よりもお金が無かったから学校にお願いをして、アルバイトをした



    でもそろそろ限界が来た



    家には誰もいない
    学校はまるで私だけの地獄



    精神が死にそうだった



    手首に足、顔・・・身体全てが毎日切り傷になって汚くなる
    それでよかった
    血は好きよもう見慣れちゃったのよ



    ああこのまま死にたい

    消えたい

    でも、いっそのことみんな壊そう



    今までいじめてきたやつ


    母を殺したやつ


    いじめをみて笑っていたやつ




    あぁそうだよ壊しちゃえばいいんだよ



    なんで今までそうしなかったのかな?




    アハハハハハハ
    あんな奴等殺そうただの害虫よ



    そうよ・・・



    ミーナ「・・・」



    何言ってるのかなあたし

    殺すなんて出来ないくせに



    むしろ私が死にそうなのにね



    ミーナ「はは・・・」



    何か笑えてくる



    ポタ・・・



    ・・・涙
    もう出ないかと思っていた



    ミーナ「・・・」



    悲しいという感情が気がつけば分からなくなっていた

    悲しいの?あたし



    ミーナ「う・・・っ」



    あたしってイヤな子なんだ・・・



  55. 59 : : 2015/07/29(水) 23:31:38
    ミーナ・・・

    期待です
  56. 60 : : 2015/08/07(金) 22:26:58
    でも・・・なんでよ



    どうしてあたしだけがこんな目にあわなくちゃいけないのよ・・・












    -学校-



    ミーナ(入りたくない入りたくない入りたくない入りたくない入りたくない入りたくない入りたくない入りたくない入りたくない入りたくない)



    此処は地獄よ
    生き地獄よ・・・



    ミーナ「・・・」



    ミーナ「~~~~っ!!」



    ダッ



    あたしは勇気が出なくて教室の扉を開けられなかった
    そのまま私は走って家に帰った


    学校なんて行くんじゃなかった


    あそこはただの害虫の住処よ・・・



    ミーナ「・・・勇気をだしてせっかく学校に行ったのに」



    そう、あたしはここ二ヶ月ぐらい学校に行ってない
    誰が行くかあんなところ・・・



    ・・・・・・でも・・・

    また・・・勇気を出して行ってみようかなって少し思えた




    でもまたいじめられたら・・・
    見てみぬフリをされたら・・・

    今度こそは絶対にあんなところに行かない



    そのときはここでただ一人死ぬのが夢よ・・・





    そして・・・私のすごく嬉しかった日が迫っていた












    -次の日-



    ミーナ「・・・ん・・・」



    ミーナ「あぁ・・・七時四十六分・・・」



    ・・・行きたくて行くんじゃないわ・・・別に







    -学校-



    ミーナ(イヤ・・・イヤイヤイヤイヤイヤイヤ・・・怖い)



    ミーナ(で、でも・・・)



    ガラッ・・・・・・



    教師「・・・!?」



    女の子1「・・・ぇっ・・・?」



    なんだよ・・・何か文句でもあるの?
    だいたい教師なのに不登校放りっぱなしって最悪

    本当害虫しかいない



  57. 61 : : 2015/08/11(火) 12:15:29
    __期待です!
  58. 62 : : 2015/08/14(金) 22:37:27
    ・・・それでも来ちゃったし・・・感情を抑えないと・・・



    教師「カロライナさん・・・大丈夫だったの?」



    ミーナ「・・・」



    教師「ぁ・・・」



    ミーナ「・・・?」



    返事したほうがよかった?
    でもね、あたしはあんたみたいな自分の好感度しか考えない奴となんて喋りたくないのよ。わかる?今までなにもしてこなかったくせに



  59. 63 : : 2015/08/14(金) 22:38:31
    -休み時間-



    女の子1「ねえミーナ、あんたってなんでそんなに頭が悪いの?」



    ミーナ「え・・・そ、そんなこといわれても・・・」



    ヒュッ バシッ



    ミーナ「・・・えっ・・・?」



    女の子2「クラスから出てってよあんたのせいで他クラスからバカにされてんの!!」



    ミーナ「そ、そんなの知らなかった・・・」



    女の子3「そうだよ!あんたのせいでね!!」



    アニ「あのさあ、他クラスからバカにされてるだのなんだの文句つけてその子に何する気なのさ」



    女の子1「え・・・」



    アニ「頭悪いから?そうだよね頭悪いからいま平気にその子の頭に本ぶつけたんだよねぇ?なんかちがうわけ?」



    女の子2「なっ!」



    アニ「他クラスからバカにされても無視すればいいでしょ?ちがう?そんなんでいちいちあーだのこーだの言わないでくれる?耳障りだからさ」



    女の子1「なんだとっ!」ガッ



    アニ「・・・」



    アニ「あんたらってさぁ、どんだけ子供なの」



    パシッ



    アニ「呆れるわ」



    ミーナ「・・・!」



  60. 64 : : 2015/08/14(金) 22:45:26
    ミーナ「・・・ねぇ、思い出した・・・?私ね、そのときのことちゃんと覚えているんだよ・・・」



    アニ「覚えていたんだ・・・あたしはあんまり記憶に無かったよ・・・」



    ミーナ「あたし、アニのこと好きだよっ友達っていう意味で!」



    アニ「ふふっわかってるって・・・」



    ミーナ「ずっと友達だからねっ」



    アニ「うん・・・」



  61. 65 : : 2015/08/22(土) 21:01:07
    ミーナ「・・・で話変わるけど・・・」



    アニ「ん?」



    ミーナ「アニっていつベルトルトと結婚するの?」



    アニ「さっきの感動返せこの野郎」



    アニ「・・・・・・何いってんのさ・・・///そ、そんなの・・・まだまだ・・・///」ブツブツ・・・



    ミーナ「何、何~照れてるのかなぁ?」ニッコリ



    アニ「うっさいっ////」ペチン



    ミーナ「あいたー」



  62. 66 : : 2015/08/22(土) 21:05:13
    ミーナ「でも、結婚するって決まったときはちゃんと教えてよね~?じゃないと泣いちゃうぞ~?」



    アニ「だ、だから・・・///もう・・・」



    ミーナ「ふふっ」



    アニ「・・・もし結婚するってきまったら・・・もし結婚するならだよ?」



    アニ「真っ先にあんたに伝える・・・////」



    ミーナ「も~顔が真っ赤だぞアニちゃん♪」



    アニ「や、やめなって・・・///」













    数年後私たちは結婚した
    勿論ミーナに真っ先に伝えた



    この幸せなときがずっと続きますように・・・









    -end-【終わり】



  63. 67 : : 2015/08/23(日) 16:49:38
    執筆お疲れ様ですた!
    めっちゃおもしろかったです!
  64. 68 : : 2015/12/24(木) 03:34:40
    お疲れ様です!
    女子3、ちょっとこっち来い(^言^)
  65. 69 : : 2018/11/08(木) 11:50:57
    ミーナみたいな姉ほしいなー。
    クリスタがカッターもってきたのは
    笑いました。

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kaya1111

Rubeka

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