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エレン「……悪くないのかも、な」フッ※チート

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  1. 1 : : 2015/04/01(水) 09:27:25
    前作
    http://www.ssnote.net/archives/32742

    はいどうも! うさぎことK.Kラビットです! 一応これが最終スレのつもりですので、最後までお付き合いください。
    なお、この作品には以下の成分が含まれます。

    ・すごい亀更新
    ・駄作中の駄作
    ・キャラ崩壊してるかも
    ・エレンチート
    ・エレクリ

    これらを全て許容できる心の広い方はどうぞご閲覧ください。

    なお、荒らしは期待コメとして受け取るため、荒らしは効果ゼロだと思われます。
  2. 2 : : 2015/04/01(水) 11:42:52
    エレン「だが…………隙しかねぇぞ? 誘ってるつもりか?」バシュ

    エレン「……パワーだけの力馬鹿ってことか。他愛ないな」タッタッタッ

    超大型巨人「(! こいつ、腕の上を! なんてスピードだ、目が追い付かない! こうなったら……)」バッ

    エレン「振り落とすつもりか? やめとけ、無駄だ」バシュ

    超大型巨人「(ちっ、飛びやがった!)」

    エレン「なんだ? 諦めたか? ……まぁ、その方がいいかもな。ある意味賢明な判断と言える」バシュ

    エレン「……もらったぜ!」シュウウウ

    超大型巨人「……」ピシッ

    ゴォォォォ ブワァッ

    エレン「……!? 熱っ!」

    エレン「だがいける……、いや、無理だ。もうすぐ消える……」スタッ

    エレン「……やっぱりか。案の定消えやがった……」

    エレン「……迂闊だったな。正直、壁なんてどうでもよかったから無視してたが……、もっと早くに殺しておくべきだったか……」

    駐屯兵「おい、貴様、こんなところで何をしている! もうすでに作戦は開始している! すぐに持ち場につけ!」

    エレン「……ハッ」




    コニー「くそっ、俺達中衞まで前衛に駆り出されているのか!?」

    サムエル「普段威張り散らしている前衛の先輩達は何をしているんだ……」

    トーマス「まだ殆ど時間が経ってないのに……前衛部隊が総崩れじゃないか」バシュウウ

    アルミン「(……これは……あまりにも……)」

    ミーナ「! 奇行種よ、避けて!」バシュ

    コニー「!!」バシュ

    アルミン「! トーマス!」

    トーマス「う……うあ……」

    奇行種「……」

    サムエル「トーマス! なんとかして出ろ!」

    トーマス「う……助けて……」

    奇行種「……」ゴクン

    コニー「!! トーマス!」

    ミーナ「そんな……」

    アルミン「くそっ、待て!」バシュウウ

    コニー「お、おい! アルミン、止せ! お前一人じゃどうにもーーーー」

    サムエル「! アルミン、下にも一体……」

    アルミン「!?(くそっ、ここまでか……! このままじゃやられる!)」バシュウウ

    巨人「」シュウウウ

    アルミン「…………え?」

    ミーナ「巨人が……」

    コニー「消えていく……?」

    エレン「……ったく、雑魚のくせにでしゃばるからだ」スタッ

    アルミン「え……エレン!」

    エレン「……」バシュ

    エレン「……まだ溶けてねぇよな」ザシュ

    トーマス「……うぅ……」

    サムエル「! トーマス!」

    コニー「生きてたのか!」

    トーマス「……エレン……お前が、助けてくれたのか……?」

    エレン「……だったら何だ」

    トーマス「あ……ありがとな……」

    エレン「……ふん」

    アルミン「トーマス、本当によかった……。……でも、どうしてトーマスが食べられたこと知ってたの?」

    エレン「……見てたから……いや、見えたから、か。来てる途中に見えた」
  3. 20 : : 2015/04/15(水) 19:02:53
    アルミン「そう……だったんだ。とにかくありがとう!」

    エレン「……別に」プイッ

    コニー「お、おい! 話してる場合じゃないぞ! 奇行種だ!」

    アルミン「えっ、嘘!?」クルッ

    奇行種「……」ダッダッダッ

    ミーナ「ど、どうしよう! こっち来るよ!」

    エレン「……チッ」カチャ

    アルミン「エレン?」

    エレン「どうするか、だって……?そんなもん」バシュ

    奇行種「」シュウウウ

    エレン「『殺る』以外にどんな選択肢があんだよ」スタッ

    ミーナ「す、すごい……。見えなかった……」

    サムエル「すげぇ……」

    コニー「つーか、そんなに強ぇのに何で上位10番に入れなかったんだ?」

    エレン「……訓練なんか真面目にやる必要がどこにあるんだ?」

    アルミン「……なんか、エレンらしいや」

    トーマス「そうなのか? まぁ俺はわかんねぇけどよ、それより早く移動しようぜ。いつまでもここに居ちゃ危ないだろ」

    アルミン「そうだね。とりあえず移動しよう」

    ミーナ「了解!」パシュ

    サムエル「ああ」パシュ



    コニー「……」パシュウウウ

    サムエル「……」パシュウウウ

    ミーナ「……え? あれ、クリスタとユミルじゃない?」パシュウウウ

    アルミン「……本当だ。何で二人だけで……」

    サムエル「……! おい、周りから1、2、3……いや、もっとたくさんの巨人が集まっていくぞ!」
  4. 27 : : 2015/04/18(土) 17:05:35
    アルミン「まずい……クリスタ達に向かっている!」

    ミーナ「そんな! このままじゃ二人は……!」

    エレン「……ったく!」タッ

    コニー「エレン、まさかお前……!」



    クリスタ「ど、どうしようユミル……」

    ユミル「まぁまずは落ち着け……と言いたいが、この状況じゃあ流石に言えねぇか……くそっ」

    巨人「ウガアァァァアア!!」バッ

    クリスタ「きゃあっ!」

    エレン「させるかっ!」ザシュ

    巨人「」シュゥゥゥ

    クリスタ「……え?」

    ユミル「……根暗野郎!」

    エレン「……余所見してていいのか?」チャキ

    ユミル「……っと、確かに余所見してる余裕はないな」スッ

    クリスタ「わ、私も頑張る!」スッ
  5. 31 : : 2015/04/21(火) 22:44:37
    エレン「……お前、そのでけぇ方は左、チビは右をやれ。俺は真ん中をやる」

    ユミル「てめぇ、クリスタを馬鹿にすんじゃねぇよ!」

    クリスタ「ユミル、気にしてないから!」

    ユミル「……そうか」

    エレン「……」

    ユミル「……まぁいい。とにかくやるぞ!」バシュ

    クリスタ「う、うん!」バシュ

    エレン「……」バシュ

    ユミル「はっ!」パシュ

    巨人「……」ブゥン

    ユミル「そんなトロい攻撃が当たるかよ! 死にな!」ゴォォォ

    ユミル「ふんっ!」ザシュ

    巨人「」シュゥゥゥ

    ユミル「……よし、まずは一体!」バシュ


    エレン「……雑魚が。消えろ」パシュ グルグル

    巨人a「……」ブゥン

    巨人b「ウァァァ……」ダッダッダッ

    エレン「……鈍い」ザシュ

    巨人a「」シュゥゥゥ

    巨人b「」シュゥゥゥ

    エレン「……張り合いが無くてつまんねぇな」ペッ

    エレン「さて、他の二人はちゃんとやってるだろうな……」


    クリスタ「うぅ……どうしよう。怖い……」ブルブル

    クリスタ「で、でも……みんな頑張ってるんだ。私が足を引っ張っちゃいけないんだ……」バシュ

    クリスタ「……まずはあれを倒そう」パシュ

    巨人「ウグァァァォオォァァ!」ダッダッダッ

    クリスタ「ひっ……」パシュ

    巨人「ウァァァアァァ」ブンッ

    クリスタ「きゃっ!」ヒュン

    ドゴォォン

    クリスタ「……あ、危なかった……。ど、どうしよう……。やっぱり私には……」
  6. 37 : : 2015/04/29(水) 15:21:45
    クリスタ「ど、どうしよう……。怖いよ……」

    クリスタ「……でも、やらなきゃ……」スッ

    巨人「……」ズシン ズシン

    クリスタ「……!」パシュ

    巨人「ウゥゥ……」

    クリスタ「やぁぁぁぁ!!」バシュゥゥゥ

    クリスタ「やぁっ!」ザシュ

    巨人「……」クルッ

    クリスタ「……え、嘘……」

    クリスタ「とどめを刺せてない……」

    巨人「ウァァアアァァア!!」ブゥン
  7. 42 : : 2015/05/02(土) 23:56:31
    クリスタ「きゃっ!」ヒュッ

    クリスタ「……か、かすってちょっと当たった……。危ない……」

    クリスタ「(やっぱり私には無理だよ……。助けてユミル……)」

    クリスタ「(助けて……)……エレン!」

    ザシュ シュゥゥゥ

    クリスタ「……え?」

    エレン「……ったく、死に損ないに呼ばれたせいで来ちまったぜ」スタッ

    クリスタ「エレン! ありがとう……」

    エレン「……うざったいから話しかけんな。さっさとブスのとこにでも行ってろ。……死に損ない」プイッ

    クリスタ「(……?)う、うん」パシュ
  8. 47 : : 2015/05/09(土) 19:53:04
    エレン「……(ったく、何で俺はあいつのところに……)」パシュゥゥゥ

    エレン「(……いや、そもそも何で俺は他人を助けたりしてんだ?)」

    エレン「(今のところ、俺に思い付く可能性は2つしかない)」

    エレン「(1つは助けてるんじゃなく、ただ巨人を殺してるだけ。そしてもう1つは……)」

    エレン「……んなわけねぇか。変なこと考えちまう前に巨人でも殺すか」パシュゥゥゥ



    アルミン「ジャン……」

    ジャン「ああ、これは……」

    ベルトルト「どうしたら……」

    コニー「補給所の周りに巨人が集まってやがる……」
  9. 51 : : 2015/05/12(火) 17:07:30
    ライナー「くそっ、ここまでか……」クッ

    コニー「いくらなんでもこりゃねぇだろ……」

    ユミル「……おい、なんだ、ありゃあ……」スタッ

    クリスタ「そんな……」スタッ

    アルミン「あ、ユミルにクリスタか……。どうやらここで終わりみたいだ……」

    コニー「くそっ、折角エレンのおかげでここまで死なずに来れたってのに!」ダンッ

    サシャ「……皆さん! そんなに落胆しないでください! ここを乗り切る作戦を練りましょう!」

    ジャン「……」

    ミーナ「……」

    トーマス「……」

    サシャ「ア、アルミン……。作戦を……」

    アルミン「……」

    ジャン「……くそっ、俺の人生もこれで終わりか……。こんなことなら……いっそ……」ブツブツ

    エレン「…………何だ、お通夜でもやってんのか。俺パス」スタッ

    アルミン「……エレン」

    エレン「どうせ、俺になんとかしてくれと頼むんだろうが、生憎俺は仲間は信じられねぇからな。てめぇらでなんとかしてろ」

    コニー「ちょっ、そりゃないぜエレン! 確かに頼りすぎかも知れねぇけど、だからって……」

    エレン「……ったく、予想通りの反応ばかりしやがって。
    …………おい、ゴリラに腰巾着、付いてこい」クイッ

    コニー「……! サンキュー、エレン!」

    サムエル「恩に着るよ」

    ライナー「……じゃあ、いくか」スタスタ

    ベルトルト「う、うん」スタスタ
  10. 56 : : 2015/05/16(土) 16:30:38
    ライナー「……で、エレン。あの巨人たちはどうやって切り抜けるんだ?」

    エレン「……は?」

    ベルトルト「は?って……。その作戦を練る為に呼んだんでしょ?」

    エレン「お前ら、とぼけんのも大概にしとけ。じゃねぇと首が飛ぶぞ」チャキ

    ライナー「……おいおい、何の冗談だよ。危ないから刃を収めろって」

    エレン「どうしてだ? お前には刃は効かねぇんじゃねぇのか?」

    ベルトルト「な、何を言って……」

    エレン「なぁ、鎧の巨人さんよ」

    ライナー「……!」

    ベルトルト「……エレン」

    エレン「さぁ、どうする? ここで大人しく俺に従い、人類に協力でもするか」

    エレン「……ここで俺に殺されるか」スッ

    ライナー「……意外だな。お前の選択肢に『人類に協力する』ってのがあるなんて」

    エレン「そうしねぇとお前ら結局殺られるだろぅが」
  11. 64 : : 2015/05/22(金) 22:02:15
    ライナー「なるほどな。とりあえず選択肢については納得した。だが……」

    ベルトルト「僕らがその選択肢のうち、どちらを選ぶかは自由だ」

    エレン「ああ、そうだな。だから?」

    ライナー「だから……ここでお前を殺して、人類も滅ぼす!!」スッ

    ベルトルト「そういうことだよ」スッ

    エレン「……バカか、お前ら?」ハァ

    ライナー「……何?」

    エレン「そもそも人類滅ぼす理由わかんねぇし、第一こんなとこで腰巾着が巨人化したら大騒ぎだぞ?」

    ベルトルト「……それは」

    エレン「ゴリラはまだ大丈夫にしても、お前らの前提が間違ってる時点でうまくいかないことも決定してんだよ」

    ライナー「……何が言いたい」

    エレン「あぁ、類人猿以下の脳みそしたお前らには難しかったか。なら簡単に言ってやるよ」

    エレン「……お前らは、俺には勝てない」
  12. 65 : : 2015/05/22(金) 22:10:29
    ライナー「……ならこっちからも言わせてもらおう。お前は、俺達二人に、たった一人で本当に勝てる気でいるのか?」

    エレン「むしろお前らごときに負ける要素が見当たらないな」

    ライナー「……かたや所詮は一人の生身の兵士。かたや鎧の巨人と超大型巨人」

    ベルトルト「普通に考えて勝てるわけないよね?」

    エレン「……」

    ライナー「それに、俺達がバカみたいに暴れ回れば、周りにも被害が出る。当然、みんなにもな」

    エレン「……」

    ベルトルト「君はそれでもいいのかい? 今なら君を、仲間にしてあげないこともないよ」

    エレン「……よく喋るな、お前ら」

    ライナー「何……?」

    エレン「確かに、“普通に”考えれば勝てるわけがねぇ。だがな、俺は普通に考える必要がねぇんだ。つまり……」
  13. 73 : : 2015/05/30(土) 16:42:19
    エレン「俺が普通に見えるか?(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)ってことだ」

    ライナー「……!」

    エレン「さぁ、話は終わりだな? 早く決めろよ。じゃねぇと…………問答無用で切り殺すぞ」ギロッ

    ベルトルト「……なら、試してみようじゃないか」

    ライナー「……そうだな。俺達は戦士だ。お前一人ごときにやられはしない」

    エレン「そうか。なら……戦闘開始だな」ダッ

    ベルトルト「ライナー!」ダッ

    ライナー「ああ、任せろ!」バッ

    エレン「……ふん。何をしようと無駄だ。切ればそれで終わりだからな」サッ

    ライナー「ふんっ!」ブンッ

    エレン「……」スッ

    ライナー「まだまだ!」ブンッ ブンッ

    エレン「……」スッ スッ

    ベルトルト「……もらった!」バッ

    エレン「そんな見え透いた作戦で、まさか本当に俺の首をとれると思ってたのか?」キンッ
  14. 76 : : 2015/06/02(火) 21:17:04
    ベルトルト「まさか、怪我の一つでもしてくれるかと思っただけだよ」

    エレン「残念だが、これで怪我をする方がおかしいな」ヒュンッ

    ライナー「話してる暇は無いぞ、エレン!」ヒュッ

    エレン「……後ろから来ようと、俺には当たらねぇよ…………?!」ヒュンッ

    ベルトルト「気付いたかい? この剣は…………ただ振る以外にも、刃を飛ばして使うことも出来るんだよ」ブンッ

    エレン「っ(ちいっ、避けきれねぇっ……!)」ピッ

    バサッ

    ベルトルト「……髪を切り落としただけか……よく避けたね」

    ライナー「……!? エレン、お前……」

    ベルトルト「……! だから目を髪で……」

    エレン「……あーあ、髪切られちまった……」チッ
  15. 85 : : 2015/06/27(土) 15:47:26
    ベルトルト「…………その、目の傷は一体……?」

    エレン「……お前に教える義理はねぇよ」

    エレン「……ま、お前らが俺に負けて、大人しく言うこと聞くってんなら、教えてやらねぇこともねぇけどな」

    ライナー「……そうか、なら俺達はその目の傷のことは聞けないな」 スッ

    ベルトルト「ああ……。僕達は、君には負けないんだから」スッ

    エレン「(……くそ、嫌でも思い出しちまうぜ……)」

    エレン「(……あんな、クソッタレな……)記憶をな……」

  16. 86 : : 2015/06/27(土) 15:57:50
    ーーーー

    ーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーーー

    『よ、お前ら! 今日は何するんだ?』

    『まだ決めてねぇよ。これから決めるんだろ』

    『要はいつも通りってことだ』

    『そっか。ならとりあえずあの河原に行こうぜ!』

    『おっけー』

    『んじゃ、行くか』








    ドオォォォン

    『な……何だ!?』

    『……!! おい……あれ……』

    『巨人……?』

    『……に、逃げろ!!』

    『ああ!!』




    『ハァッ、ハァッ、……ここまで来れば……』

    『……!? おい、巨人が……』

    『!? いつの間に前に!?』

    『とりあえず引き返すぞ!』

    『あぁ……っ!』

    『おい、×××が転んだぞ!』

    『おい、大丈夫か!? 早く起き上がれ!』

    『……くっ、木の根に足が引っ掛かって……!』

    『……おい、もう無理だ! 来るぞ!』

    『う……うわぁぁぁぁぁぁあッ!?』

    『お前らっ……、俺を置いて……!』

    ーーーーーー

    ーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーーーーー

  17. 93 : : 2015/07/13(月) 18:41:16
    エレン「くそっ……未だに疼きやがる……」チッ

    ベルトルト「それは気の毒だね。でもそんなこと気にしてていいのかな?」バッ

    ライナー「気ぃ抜いてると死ぬぞ?」ヒュッ

    エレン「……何故俺がここまで強くなったか……教えてやろうか」サッ

    エレン「それはな……テメェらみてぇな裏切り者を、この手でブッ殺すためだよ!!」ダッ

    ベルトルト「(くっ、やはり当たらない……。それに単純に足が速い!)」

    ライナー「(建物の裏に行ったか……。どうするつもりだ?)」

    ライナー「ベルトルト……」

    ベルトルト「ああ……このまま隠れ続けられても埒があかない。ここは乗せられてあげるしかなさそうだね」タッタッタッ



    エレン「……来いよ。そこへ行ったところで、俺はいないがな」



    ライナー「確かここだな」

    ベルトルト「ああ……行くよ」ダッ

    ライナー「!」ダッ

    ベルトルト「さあ、かかってこ……い……?」

    ライナー「おかしいな……いないぞ。場所を間違えたか?」

    ベルトルト「いや……そんなはずは……」

    ヒュンッ

    ベルトルト「っ!」キンッ

    ライナー「! ベルトルト、大丈夫か!?」

    ベルトルト「ああ……これは、半刃刀身か……」

    ライナー「エレンは後ろってことか……!」クルッ

    エレン「お前ら、間抜け過ぎるんじゃねぇか? くるっと一周回っただけなのによ」ザッ

    ライナー「俺達の背後をとるため……いや、俺達をおちょくるための作戦か……」

    エレン「おっ、察しがいいな。ま、ベルトルトの手を切ることしか出来なかったけどな」ケラケラ
  18. 98 : : 2015/07/15(水) 21:57:30
    ベルトルト「くっ……」シュゥゥゥ

    エレン「やっぱり治るよな。……でも、知ってんだぜ」スッ

    エレン「傷は塞がっても……痛みは消えないってことをな!!」ダッ

    ライナー「! 何故それを……!」キンッ

    エレン「何だ、本当なのか。カマかけただけだったんだがな……」ブンッ ブンッ

    ベルトルト「君は……どこまで……」

    エレン「ほら、今のうちに降参しねぇと取り返しがつかなくなるぜ? 本当は気付いてんだろ、このままじゃ勝てねぇってな!」ヒュッ

    ライナー「くっ!(くそっ、剣も速けりゃ蹴りまで強ぇ!)」ドゴッ

    ベルトルト「ライナー!」

    エレン「それに……アニはいいのか?」

    ライナー「!」

    ベルトルト「!!」

    エレン「お前らが降参しなけりゃ、すぐ捕まって正体もバレる。そうすりゃ、自ずとアニのことも公になるだろうなぁ」ケラケラ

    エレン「どんな拷問受けるかわかんねぇぜ? 何しろ傷が塞がるんだからな」

    ライナー「くそっ、お前ってやつは……」

    ベルトルト「アニは今どこにいる!!?」

    エレン「お前らが大人しく暴れんのをやめるなら、教えてやるよ」ケラケラ

    ライナー「……仕方ない……」ガチャガチャ

    ベルトルト「! ライナー、武器を……」

    ライナー「お前も刄を置け……アニを見捨てるわけにはいかん……」

    ベルトルト「……」ガチャガチャ

    エレン「お、いい覚悟だ。お前らの正体は、まぁそうだな。勝手にバレたら庇わねぇが、俺からバラしたりはしねぇよ。興味もねぇしな」
  19. 102 : : 2015/07/21(火) 16:35:31
    ライナー「……ああ、今はそれで十分だ」

    ベルトルト「おい、エレン。アニは何処にいる!?」ガシッ

    エレン「おい、そんな焦るなよ。別に何もしてねぇし、するつもりもねぇ。……ま、お前らが突然襲い掛かって来たりしたら話は別だけどな」ギロリ

    ライナー「そんなことはしない。それよりアニの所へ連れていけ。どのみち話をしに行かなければならん」

    エレン「……付いてこい」バシュ

    ベルトルト「……」バシュ

    ライナー「……」バシュ






    アルミン「エレン達……遅いね」

    コニー「早くしねぇとヤバいぞ……」

    ジャン「もう既に巨人が集まり始めてるからな。もってあと3分ってとこか」

    サシャ「うう……ここで死んだらもうお肉が食べられませんよ~」ウゥゥ

    アルミン「仕方ない、こうなったら僕達だけで何とかするしか……」

    コニー「……ん? あ、おい! エレン達だ!」

    ジャン「ったく、遅ぇっての」チッ

    ライナー「……すまん、待たせた」スタッ

    ベルトルト「ふっ」スタッ

    エレン「……」スタッ

    アルミン「で、エレン! 策は浮かんだ?」

    エレン「……俺が特攻する、お前らその後付いてこい」チャキ

    コニー「わかったぜ! でも、それでいけるのか?」

    エレン「知るか。自分の身くらい自分で守れ」パシュ
  20. 107 : : 2015/07/24(金) 23:07:24
    アルミン「(おかしいな……。あのエレンがこの程度の策しか浮かばないなんて……)」

    ジャン「? おい、アルミン。どうした?」パシュ

    アルミン「え? う、ううん。なんでもない」パシュ

    コニー「よし、行くぜ!」パシュ




    ライナー「……! アニ! 無事か?」

    ベルトルト「何もされてない?」

    アニ「は? あんたら何言ってんの?」ハァ

    ライナー「なら、何もされてないんだな? 」

    アニ「だからされてないって。あんたら一体……」

    ベルトルト「……僕達の正体がエレンにバレてる。アニもだ」

    アニ「……!」
  21. 111 : : 2015/07/28(火) 11:56:46
    アニ「……で、どうするのさ」

    ライナー「……俺達は、エレンに従うことにした」

    アニ「! あんたら、戦士としての心はどこにいったんだい? そんなことしたら……」

    ベルトルト「……もちろんわかってる。だけど、それが僕達がここで死んでもいい理由にはならない」

    ライナー「バレなきゃ大丈夫だ。それにここで俺達が死んだらきっと悲しむ」

    アニ「……」

    ベルトルト「後でエレンに相談しよう。エレンなら……奴を、倒してくれるかもしれない」

    ライナー「……とにかく、今は一兵士として、この状況を切り抜けることを考えよう」

    アニ「……わかった」コクリ
  22. 117 : : 2015/08/01(土) 14:46:54
    エレン「……っ」ザシュ

    アルミン「(……しかし何か引っ掛かる……。この作戦以外にも何か手はあった筈なのに……)」パシュゥゥゥ

    アルミン「……ま、いいか。これでもいけそうだし」ボソッ

    エレン「……何か言ったか」ザシュ

    アルミン「え? う、ううん。何もないよ」パシュゥゥゥ

    エレン「……」ザシュ




    エレン「……着いたか」スタッ

    コニー「ふう、何とかエレンのおかげで生きてるな……」スタッ

    ジャン「しかし本当に人間じゃねぇ動きするなお前」スタッ

    エレン「そりゃな。相手が人間じゃねぇんだからそうしないと無理だろ」

    アルミン「はは、確かに」
  23. 122 : : 2015/08/04(火) 21:44:27
    サシャ「とにかくガスを補給しましょう! ついでにご飯も……」ジュル

    ユミル「馬鹿。んなもんねぇよ。いいからさっさとしろ」

    サシャ「うぅ……」カチャカチャ

    クリスタ「早くしないとすぐに襲われちゃう……」ブルッ

    ユミル「安心しろクリスタ。お前は私が守ってやる」ガシッ

    クリスタ「う、うん……」チラッ

    クリスタ「(エレン……やっぱりすごいな。私とは全然違う……)」

    クリスタ「(こんなので振り向いてもらえるのかな……。見向きもされないまま終わるんじゃ……)」シュン

    ユミル「おい、クリスタ? どうした?」

    クリスタ「……え? あ、うん。何でもないよ」ニコッ




    エレン「……後、20秒……」ボソリ

    アルミン「え?」カチャカチャ

    エレン「……後、15秒で巨人がここを囲う」

    アルミン「ええ!? 嘘、じゃあ急がないと……!」カチャカチャ

    ジャン「どうせエレン様にかかればそんなの余裕ってか? 言葉の端々から滲み出てるぞ」

    エレン「……自分達で勝手にしてろ。もう面倒だ」スタスタ


  24. 128 : : 2015/08/08(土) 14:50:44
    マルコ「ふう、なんとか無事に着いたね」スタッ

    ミーナ「……あれ、エレンは?」

    ジャン「エレンなら自分達で何とかしろって言ってどっか行ったぞ」

    マルコ「そんな……」

    サムエル「こうなったら頼れるのはアルミンとマルコだけか……」

    アルミン「え、僕……?」

    ジャン「ったりめぇだろ、お前以外に誰がいんだよ」

    マルコ「僕も微力だけど力になるからさ」

    アルミン「……うん、わかった」





    エレン「……何してやがる」パシュゥゥゥ

    エレン「(あいつらが遅れをとるはずがねぇ。ということはわざと遅れてるか、もしくは何かしてて遅れたかだ)」パシュゥゥゥ

    エレン「(ま、大方アニにさっきのこと話してて遅くなってるだけだろうが……)」パシュゥゥゥ

    エレン「……折角見つけたことだ、ちょっと冷やかしに行くか」パシュゥゥゥ
  25. 139 : : 2015/08/17(月) 18:36:14
    ライナー「……とりあえず、もうすぐ着くし、一旦みんなと合流ーーーー」

    ベルトルト「ライナー? どうしたんだい?」

    エレン「……よぉ、なんか楽しそうな話してんじゃねぇか」

    アニ「……エレン」

    エレン「お、アニか。巨人呼べそうな顔してんな」ケラケラ

    アニ「……!」

    ベルトルト「……何の用だい?」

    エレン「別に。お前等が遅いから飛んでたら見つけてよ、冷やかしに来た」

    ライナー「なら戻ってろ。特に話すこともない」

    エレン「そうか? 俺には言いたいことありそうに見えるがな」

    ベルトルト「……」

    エレン「図星だな。何だよ、言ってみろ。俺としても気にはなるからな」

    ライナー「……聞いたが最後、お前はそれを果たせよ」

    エレン「あ? んなもん内容によるに決まってんだろ」

    アニ「……まぁいい。結論だけ言うと、あんたに猿の巨人を倒して欲しいんだよ」

    エレン「……へぇ、ちっとは面白そうじゃねぇか」

    ライナー「そいつは俺達の家族を人質に、俺達に人類への攻撃……とほぼ同義というか、とりあえずそれを命令してきた」

    ベルトルト「だから、もし僕達が裏切れば、人質は簡単に殺される」

    エレン「だから戦士だのなんだの言ってバカ正直に抵抗してた訳か」
  26. 142 : : 2015/08/22(土) 13:43:00
    エレン「で? その猿の巨人ってのは何なんだよ。猿が巨人にでもなったか?」

    ライナー「ああ……外見はそんな感じだ」

    エレン「なんだそりゃ。なら簡単じゃねぇか。阿呆そうだし」

    ベルトルト「いいや、奴はキレる。その上、強くて言葉も話せる」

    アニ「実際、一度抵抗したときには、完膚なきまでに打ちのめされたよ……」ギリッ

    エレン「……へぇ。そりゃまた……初めて本気が出せそうな話だな」ニヤリ

    ベルトルト「……」

    エレン「ま、どうせ今は無理なんだろ? さっさと他の奴らのとこへ戻って擬態してろ。バレるぞ」ニヤッ

    ライナー「……お前」

    エレン「安心しな。別に喋っちゃいねぇよ。それより早く戻れ。遅れると全員胃袋まで迎えに行く羽目になるかもな」ケラケラ

    ベルトルト「……二人共」パシュ

    ライナー「……」パシュ

    アニ「……」パシュ


    エレン「……さて、面倒だが戻るか。あいつらがどうやって切り抜けてるか、楽しみだしな…………ん?」スッ

    エレン「……袋か。中は…………ネックレス? ……しかもあの偽善女のじゃねぇか。こんなとこに何持ってきてんだ、あのクズは……」

    エレン「……見つけちまったし、一応持っとくか。ちっ、らしくねぇ……」パシュ
  27. 145 : : 2015/08/27(木) 16:11:48
    クリスタ「ほんとに大丈夫かなぁ……」

    ユミル「大丈夫だ、私が守ってやるからな」

    クリスタ「……うん」コクリ

    マルコ「さあ……いよいよだ」チャッ

    アルミン「ああ……これは賭けだ。上にいる七人にかかってる……」チャッ

    サムエル「頼むぜ……」チャッ

    ミーナ「ひっ……」チャッ

    トーマス「ち……近づいてくる!」チャッ

    アルミン「まだ……まだだ……」

    アルミン「よーい………………撃て!!」バンッ

    全員「「!!」」バンッ バンッ

    巨人「!!」シュゥゥゥ

    マルコ「今だ!!」
  28. 149 : : 2015/09/03(木) 22:09:54
    7人「「っっ!!」」ヒュッ

    ミカサ「……ふぅ」ザシュ

    ミーナ「……で、できた……信じられない……」プルプル

    巨人「「」」シュゥゥゥ

    コニー「うおっ!?」ズザァッ

    サシャ「うわぁっ!?」ズザァッ

    アルミン「!! コニーとサシャが!」

    マルコ「急いでフォローに…………!?」

    ライナー「ふっ!!」ザシュ

    アニ「……」ザシュ

    ベルトルト「……ごめん、待たせたね」

    アルミン「3人共! よかった、無事だったんだ……」ホッ

    コニー「おお……ら、ライナー。ありがとな」

    ライナー「ああ、気にすんな。俺達は“仲間”だろ?」

    ベルトルト「! ライナー……」

    サシャ「ありがとうございますぅうぅぅうぅぅ!! 助かりましたぁ!!」ガバッ

    アニ「……別に」プイッ
  29. 152 : : 2015/09/09(水) 17:39:17
    アルミン「よかった、なんとか無事に終わった……」ホッ

    ユミル「ヒヤッとしたどころじゃなかったけどな」

    クリスタ「心臓が止まるかと思ったけど、みんな無事でよかった……」エヘヘ

    アルミン「そうだね(守りたい、この笑顔)」

    クリスタ「じゃあガスを補給して………………あれ?」

    ユミル「どうした?」

    クリスタ「ネックレスがないの。ユミルからもらったの、つけたまま逃げてたから袋にしまったんだけど……」キョロキョロ

    ユミル「はぁ? 何でつけてたんだよ……」

    クリスタ「だってぇ……」ウルウル

    ユミル「そうだよな。つけてて当然だよな、うん。お前は悪くない」ヨシヨシ

    クリスタ「……どこに落としたんだろう……」シュン

    ユミル「まぁ、また買ってやるから諦めろよ」

    クリスタ「でも、お気に入りだったんだもん……」シュン

    ライナー「ん、どうしたんだ?」

    クリスタ「あ、ライナー。……あのね、ユミルからもらったネックレスを無くしちゃって」

    ライナー「逃げてる間にか? ならもう見つからない可能性が高いな。それに見つかったとしても壊れてるだろうし……」

    クリスタ「……やっぱり……」ハァ

    マルコ「ユミル、クリスタ! ガスの補給はしたかい?」

    ユミル「ああ、そういやまだか」

    マルコ「じゃあ急いでね。早くしないとまた巨人が集まって来るから」

    ユミル「わかってるって」

    クリスタ「……ネックレスは諦めるしかないかなぁ」トボトボ

    ユミル「もういいじゃねぇか。ホラ、急げよクリスタ」カチャカチャ

    クリスタ「うん……」カチャカチャ
  30. 158 : : 2015/09/15(火) 10:11:24
    マルコ「みんな、ガスの補給は終わった? じゃあ行くよ」パシュ

    アルミン「うん」パシュ

    クリスタ「どこで無くしたんだろう……」パシュ

    ユミル「いい加減諦めろよ。何でそんなに執着してんだ?」パシュ

    クリスタ「だって、初めてもらったプレゼントだもん……」パシュゥゥゥ

    ユミル「……そうか」パシュゥゥゥ

    ライナー「……ん? あれは……」パシュゥゥゥ

    ベルトルト「全く……何してたんだよ」パシュゥゥゥ

    エレン「おーおー、ちゃんと何とかなってんじゃねぇか」パシュゥゥゥ

    アニ「……エレン」パシュゥゥゥ

    エレン「大方、アルミンかマルコの策で倒したんだろ?」パシュゥゥゥ

    アルミン「いや、みんなのおかげだよ。僕の作戦だけがあっても巨人は倒せないからね」

    エレン「相変わらず謙虚だこと。…………ああ、忘れてた」パシュゥゥゥ

    クリスタ「あ、エレン。どうしたの?」

    エレン「我ながら運がねぇなと思ったけどな。拾っちまったもんはしょうがねぇからな」ヒョイ

    クリスタ「え? わっ! っとと……これは?」パシッ

    エレン「そんなもんつけて戦場に来るなんて、舐めてんのか?」パシュゥゥゥ

    クリスタ「……あ、これ……」パシュゥゥゥ

    ユミル「……ネックレスか。あいつが拾ってたんだな」パシュゥゥゥ

    クリスタ「……ありがとう、エレン」ギュッ

  31. 162 : : 2015/09/19(土) 11:36:23
    エレン「……」パシュゥゥゥ

    ライナー「……エレン、何かお前、丸くなったな」パシュゥゥゥ

    エレン「……は?」パシュゥゥゥ

    ベルトルト「うん。僕もそう思うよ」パシュゥゥゥ

    エレン「……ふん、馬鹿馬鹿しい。んなことより、その『猿』はどこにいるんだ?」パシュゥゥゥ

    ライナー「……俺達にも分からない。だが、壁外なのは確かだ」パシュゥゥゥ

    エレン「……なら、後でちょっと行ってみるか」パシュゥゥゥ

    アニ「……積極的だね。どういう風の吹き回し?」パシュゥゥゥ

    エレン「……別に、ちょっと興味があるだけだ」パシュゥゥゥ

    ライナー「……(エレン……自分でも気付いてないのかも知れないが、お前は変わったよ。何せ、『仲間』でもない俺達を助けるんだからな)」パシュゥゥゥ






    アルミン「エレン達のおかげで死者は僕達の中ではまだいないね」パシュゥゥゥ

    マルコ「問題はどうやって穴を塞ぐか、ってことなんだけど……」パシュゥゥゥ

    アルミン「……今の人類の力じゃ、あの穴を塞ぐことはできない」パシュゥゥゥ

    ミカサ「……このままでばいずれ、ここも……」パシュゥゥゥ

    サシャ「……放棄せざるを得なくなりますね」パシュゥゥゥ

    ジャン「……クソッたれが」チッ






    エレン「……穴を塞ぐ? お前がか?」パシュゥゥゥ

    ライナー「ああ。あの壁を俺の硬化で塞ぐ」パシュゥゥゥ

    アニ「……そんなことしたら、あんた、タダじゃ済まないよ」パシュゥゥゥ

    ライナー「わかってる。……でも、やるしかないだろ。俺達の償いのためにも……」パシュゥゥゥ

    ベルトルト「……ライナー……」パシュゥゥゥ

    エレン「……ま、勝手にしろ。……穴を塞げたら、言い訳の一つくらい手伝ってやる」パシュゥゥゥ

    ライナー「…………助かる」パシュゥゥゥ

  32. 167 : : 2015/09/28(月) 21:50:03
    エレン「……(変わった、か。俺は変わってなんてねぇ…………と言いたいとこだが、生憎とそう声高には言えねぇよな。何せ、言い訳を手伝うっつったり、偽善女のネックレスまで拾っちまうんだからな)」パシュゥゥゥ

    エレン「……はっ、笑えねぇ冗談だ」パシュゥゥゥ

    ライナー「……? 何か言ったか?」

    エレン「……別に、何も言ってねぇよゴリラ」パシュゥゥゥ

    ライナー「な、俺はゴリラじゃねぇ!」パシュゥゥゥ

    エレン「知るか。俺は先行くぞ」パシュゥゥゥ

    ライナー「あ、おいエレ……って、行っちまったか」ハァ


    エレン「……だがまぁ、良いこともねぇが、悪いこともねぇかな」フッ






    アルミン「……僕達はどこに向かってるんだろう……」パシュゥゥゥ

    マルコ「……さぁ、だんだん分からなくなって来たよ」パシュゥゥゥ

    ジャン「……どうせ、この壁の中にいても希望はねぇもんな。もう移動する意味あまり無くねぇか?」パシュゥゥゥ

    ミーナ「いや、でも移動しなかったら巨人が集まって来ちゃうから……」パシュゥゥゥ

    ジャン「……宛てもなくただ飛ぶしかねぇってことかよ……クソッ……」パシュゥゥゥ


    アルミン「……あの壁を塞げれば事はなんとかなるんだけど……」パシュゥゥゥ

    エレン「何だ、今から死にに行くのか? だったら俺が今すぐここで殺ってやるよ」パシュゥゥゥ

    アルミン「あ……エレン」 パシュゥゥゥ

    マルコ「……君は前を飛んでいた筈じゃなかったのかい?」

    エレン「別に俺がどこを飛ぼうが勝手だろ。それより……」ニヤリ

    ジャン「んだよ、さっさと言えよ」パシュゥゥゥ

    エレン「あ? 今すぐ殺してやろうか?」チャキ

    ジャン「……悪かったな。いいから話してくれ」

    エレン「最初からそう言えよ。……で、だ。どうやらご親切な誰かさんが穴を塞いでくれるってよ」ハハッ

    アルミン「!? ……どういうこと?」

  33. 173 : : 2015/10/05(月) 22:13:44
    マルコ「……親切な誰かさんが穴を塞いでくれるって、一体……?」

    エレン「んだよ、理解力ねぇな。親切な巨人が穴塞ぐんだとよ」

    サシャ「へぇ、そうなんですかー…………。…………へ?」

    コニー「…………巨人が、穴塞いでくれんのか? 巨人にもいいやつがいんのか?」

    エレン「知らねぇよ。巨人がそう言ってたからな」

    アルミン「……信じられない…………けど……」

    マルコ「ああ……。僕達にあの穴を塞ぐ手段がない以上、その話に期待するしかない」

    ミーナ「え? で、で、私達は何をするの?」

    エレン「知るか。邪魔さえしなけりゃなんとかなる。後はアルミンにでも聞いてろ」パシュ

    マルコ「……行っちゃった……」ポカーン

    アルミン「……でも、どういうことだろう。巨人が言ってた? 巨人が喋ったのか? それともジェスチャーかなにかで? いや、そもそも巨人と意思疎通が出来るのか?」ブツブツ

    サシャ「……で、私達は結局、何をすればいいんでしょうか……」

    コニー「それはアルミンに聞けって言ってたぞ! おい、アルミン! これから何すればいいんだ?」

    アルミン「巨人が人類の味方を? それはその一体だけなのか、それとも他にもいるのか? どういうことだ……?」

    マルコ「聞こえてないみたいだね……」ハハ…
  34. 177 : : 2015/10/10(土) 15:04:10
    ライナー「……あいつらに言って来たのか」

    エレン「ああ。悪いか?」

    ライナー「いや、寧ろ都合がいい」

    ベルトルト「……ライナー、本当にやるのかい?」

    ライナー「ああ。これが俺達が今出来る精一杯の償いだ」

    アニ「……そのことに関してはもう何も言わないよ。ただ……あの大岩、相当な大きさだ。一人で運ぶには……」

    ライナー「……出来る。いや……やる。やるしかない」

    エレン「……流石、『兵士』様だ。じゃあ後は好きにしろ。手伝わねぇけどな」ハハッ

    ライナー「邪魔さえしなけりゃ十分だ」

    ベルトルト「……なら、僕達はライナーの援護をするよ」

    アニ「……でも、鎧の巨人に手を貸してるなんて、誰かに見られたら……」

    ベルトルト「……その時は、手を貸した方が人類の為になると思ったからとでも言い訳すればいいさ。……どのみち、僕達は巨人だということがバレる。一緒だよ」フッ

    アニ「……それもそうだね。なら最後まで、足掻かせてもらうよ」フッ
  35. 183 : : 2015/10/19(月) 19:59:36


    駐屯兵A「クソッ、このままじゃ穴は塞げない……。やっぱりウォール・ローゼも棄てるしかないのか……」

    駐屯兵B「幾ら大砲を撃ち込もうが、奴等は意に介さねぇ……。もう、人類は……」

    ピカッッ

    駐屯兵A「っっ!? 何だ、今の光は!?」

    駐屯兵B「……なっ!? お、おい、あれ見ろ!」ワナワナ

    駐屯兵A「!? あれは……!」

    駐屯兵B「どうしていきなり…………。どうして………… “アイツ” が壁の中に……?」オロオロ






    アルミン「くっ、何だったんだ、今の光は?」

    マルコ「さぁ……今、ジャンとコニーが見に行ったけど……」

    サシャ「あ、2人が帰って来ましたよ!」ユビサシ

    ジャン「……嘘、だろ……?」ガクガク

    コニー「あぁ……アレはきっと嘘だ……」ブルブル

    アルミン「どうしたんだ? 落ち着いて話してくれ」

    マルコ「あの光の正体は何だったの?」

    ジャン「お……お前ら、落ち着いて聞けよ?」

    コニー「それがよ……俺達も信じられねぇんだが……」

    ジャン「……あの光のとこ見に行ったら、いたんだ……」

    ミーナ「いたって……何が?」

    コニー「よ……『鎧の巨人』だ……」

    アルミン「…………え?」

  36. 187 : : 2015/10/24(土) 17:52:30
    マルコ「……僕の聞き間違いじゃなければ、今2人は『鎧の巨人』がいたって言ったんだけど……」

    ジャン「俺も間違ってて欲しかったけどな……。残念ながらそう言ったんだ……」

    コニー「ああ……もうおしまいだ……」

    アルミン「と、とりあえず一旦落ち着いて! まずは鎧の巨人の様子を見に行こう。2人もまだ、鎧の巨人の姿を確認しただけなんでしょ?」

    ジャン「あ、ああ……」

    サシャ「なら、とりあえず行きましょう!」

    ユミル「……ま、今はそれくらいしか出来ることねぇしな」

    クリスタ「で、でも鎧の巨人の近くに行くんでしょ? ちょっと怖い……」ブルッ

    ユミル「大丈夫だ! クリスタは私が守ってやる!」

    マルコ「……じゃあ、行こうか」パシュ

    アルミン「……うん」パシュ

    ジャン「夢だったらいいのにな……」パシュ

    コニー「誰か嘘だって言ってくれよ……」パシュ










    エレン「……こりゃあ、面白くなってきたじゃねぇか」

    鎧の巨人「……」ズシン…ズシン…

    ベルトルト「……流石に、人が集まって来てるね…………臨戦態勢で」

    アニ「……ま、当然だけどね。ライナーと同じくらい、私達も視線を集めるよ」

    ベルトルト「ああ……でも、もう後には退けない」

    アニ「覚悟はとっくにしてるからね。今更やめられない」

    ベルトルト「…………巨人が、集まり出した……」

    アニ「……行くよ!」パシュ

    ベルトルト「……!」パシュ

    エレン「……こんな絵面、誰が想像しただろうな。まさか鎧の巨人が、でけぇ岩担いで穴を塞ぎに行ってる……なんてな」ハハッ

    エレン「さて……俺は高見の見物といくか。精々面白くしてくれよ」ケラケラ

  37. 191 : : 2015/10/31(土) 17:24:33
    アルミン「……この辺だよね? 鎧の巨人がいたところって……」キョロキョロ

    ジャン「ああ……少なくとも、俺達が見に来た時はそうだった」

    コニー「もう、移動してるかも知れないけどな……」

    サシャ「…………あ、って……嘘……?」ボーゼン

    マルコ「サシャ? どうしたの?」

    サシャ「あ、あ、あそこ…………。よ、鎧の巨人が……」ワナワナ

    アルミン「……な!? まさか……」

    ジャン「鎧の巨人が……あのでけぇ岩持ってどっかに行ってやがる……!」

    コニー「……! お、おい! あれってアニとベルトルトじゃねぇのか?」

    ミーナ「え、嘘!?」

    サシャ「……本当です! あれはアニとベルトルトです!」

    アルミン「何故あの2人があんなところに……? いや、そもそも鎧の巨人は一体何を……?」

    マルコ「……ねぇ、まさかとは思うけど…………あの方向って、穴のある方向じゃない?」

    ジャン「……つまり鎧の巨人が、親切に開けた穴を塞ぎに行ってるって言いたいのか?」

    マルコ「そう……見えるんだけど……」

  38. 196 : : 2015/11/07(土) 20:54:06



    エレン「お、あいつらも来たか。いよいよ面白くなってきやがったな」ハハッ

    エレン「さて……ここからどう動くかな? ま、俺なら游がせてからぶっ殺すけどな」ケラケラ









    アルミン「じゃあ……鎧の巨人が、穴を塞ごうとしているっていう仮説を基にした作戦でこれから行動するけど…………異論は?」

    ジャン「つか、異論唱えない奴いんのかよ? 少なくとも俺は異議ありだ」

    マルコ「……やっぱり、そうだよね……」

    コニー「なんかよくわかんねぇけど、俺はそれでいいと思うぞ」

    サシャ「私もそれでいいと思います!」

    マルコ「コニー……サシャ……ありがとう」

    ミーナ「…………私も、いいかな。マルコが言うんだしね」

    サムエル「……そうだな。多分俺らは全員、異論なしだぜ」

    マルコ「みんな……」ウルッ

    ジャン「はぁ? んだよ、結局俺だけ悪者かよ……」ケッ

    アルミン「……いや、君の言うこともわかるよ。もし僕達の行動に賛成出来なければ、1人別行動でも僕は止めないよ」

    ジャン「…………それって結局異論は認めないって言ってんのと同じじゃねぇか」

    アルミン「……へへ、バレた?」

    ジャン「ったく…………わかったよ、付き合うよ。1人でいても死ぬだけだしな」

    マルコ「……ジャン、ありがとう」

    ジャン「……別に俺は何もしてねぇよ」

    マルコ「……そうだね。じゃあ、行こうか。打ち合わせ通りに!」

    全員「「オウッ!!」」
  39. 201 : : 2015/11/21(土) 20:26:46
    エレン「……あいつらも本格的に動き出したか。なら、俺もその辺ウロウロしてる目障りな駐屯兵共を止めてくるかな」パシュ

    エレン「……それに、駐屯兵を止めてりゃ、あいつらも動き易いだろうしな」ボソッ









    マルコ「……右から1体、左から3体来てる!」

    ジャン「おっしゃあ、任せろ!」パシュ

    サシャ「あっ、ジャン、抜け駆けはズルいですよ!」パシュ

    コニー「おい、ちょっと待てよ! 俺を置いて行くな!」パシュ

    マルコ「ハハハ……もう少し緊張感を持って欲しいなぁ……」ハハ

    マルコ「(まず僕達は3つの班に分かれた。僕達の班は巨人を討伐し、鎧の巨人を手助けをする役目を担っている)」

    マルコ「……本当に鎧の巨人を援護出来てるのかなぁ……?」ウーン



    ジャン「よっしゃ、4体目……」オラァッ

    サシャ「ジャン、遅いですよ!」ザシュ

    巨人「」シュゥゥゥ

    ジャン「なっ!? さっきのは俺の獲物だっただろうが!」

    サシャ「甘いですね。狩りは早い者勝ちなんですよ!」

    コニー「そうだぞ! ジャンの獲物なんていねぇからな!」パシュゥゥ

    ジャン「わかったよ、うるせぇな…………って、マジで周りの巨人全部倒してんじゃねぇよ! いや、倒さないといけねぇのか……。でも俺にも置いとけよ!」

    コニー「知るか! 早い者勝ちだってーの!」ヘヘーン



    マルコ「……ジャン、君も十分死に急ぎ野郎だよ……」

  40. 205 : : 2015/11/28(土) 18:16:24


    駐屯兵a「おい、何してる! 早く鎧の巨人を仕留めに行くぞ! こんなチャンスなんてもう2度と無いかも知れないんだからな!」

    駐屯兵b「わ、わかってるよ……。でも、まだちょっと髪が……」

    駐屯兵c「こんな時に髪のこと気にするなんて、何考えてんだか」ヤレヤレ

    駐屯兵a「何やってんだ! 早くしろよ! ったく………………ん? 何だお前ら?」

    アルミン「あの、その鎧の巨人についてなんですけど……」

    ミーナ「ちょっと……いいですか?」

    駐屯兵a「はぁ? 俺は今急いでんだ。見てわかんねぇか?」

    ミーナ「あの、話を聞いてください! きっとそれからでも遅くないので……」

    アルミン「(……僕らの役割は、この人達や他の兵士の足止め)」

    アルミン「(ただ単に時間さえ稼げばいい訳じゃない。他の兵士も止めなくちゃいけないから、説得する必要がある)」

    アルミン「えっとですね、あの鎧の巨人は仕留めずに、しばらく放置しておいた方がいいかと……」

    駐屯兵c「どういうことかな? 君達は人類の天敵とも言える、鎧の巨人をチャンスをみすみす逃して放置しろと?」

    アルミン「そうとってもらって構いません。今、最も優先すべきことは、鎧の巨人を仕留めることではなく、壊された壁の穴を塞ぐことだと思います」

    ミーナ「なので、あの鎧を放置しておけば、穴を塞いでくれるはずですので……」

    駐屯兵b「……どうするよ?」

    駐屯兵a「……」

  41. 213 : : 2015/12/12(土) 20:32:48
    アルミン「……なので、どうか今は……」

    駐屯兵a「……でもなぁ……」

    アルミン「(……やはり無理があるか……。このままじゃあ止められない……)」

    駐屯兵c「ねぇ、早くしないと鎧が遠くなるよ?」

    駐屯兵a「……そうだな。隊長の目玉喰らっちまう前に行くか」

    ミーナ「ち、ちょっと待って……」

    アルミン「……やっぱり説得は無理か……」

    「だろうな。説得して聞くやつなんているわけねぇからな」

    アルミン「……! まさか……来てくれたの?」

    エレン「せっかくちったぁ手伝ってやろうかと思えば、そもそもてめぇらがちゃんとできてねぇ始末だからな。来ちまった」

    アルミン「うぅ……。……え、今手伝ってくれようとしたって……?」

    エレン「……よぉ、駐屯兵さんよ。ちょっと遊んでいけよ」ジャキ

    駐屯兵a「……!?」ビクッ

    駐屯兵c「! ……ちょっと君、その刄は何かな? 下ろしてくれない?」

    エレン「……そうだなぁ、てめぇらがここで指くわえて見てるってんなら考えてやるよ」ケラケラ

    駐屯兵b「ちょっとお前、新兵のくせに調子乗ってんじゃねぇぞ?」

    エレン「あぁ?」ヒュッ

    駐屯兵b「ぐっ……」バタッ

    駐屯兵a「なっ、てめぇ……。上官を蹴るとはいい度胸してんじゃねぇか。いきなり何の用だ?」

    エレン「それが新兵に刄突き付けられてビビってるやつの台詞かよ」ケラケラ

    駐屯兵a「う、うるせぇ! 黙れ新兵のくせに!」

    駐屯兵c「……そこで感情的になるのもどうかと思うよ。で、何の用かな?」

    エレン「いやぁ、別にここで大人しくしててくれりゃあいいんだよ。分かりやすくていいだろ?」

    駐屯兵c「……そうだね、確かに分かりやすい。でも、僕達はそれに従う気はないよ」

    エレン「だろうな。だから……」ドカッ

    駐屯兵c「ぐぅっ……!!」バタッ

    エレン「こうやって強引に黙らせるんだよ」

    駐屯兵a「お、お前! 新兵のくせにこんなことしてタダで済むと思ってんのか!? いいから早くこの刄を…………!?」ビクッ

    エレン「『新兵のくせに』しか言えねぇのかテメェは? いいから黙って大人しくしてろ」ギロッ

    駐屯兵a「……!?」ゾクッ

    エレン「……これで止まったぞ。ったく、チンタラやってねぇで、最初からこうすりゃいいんだよ」スタスタ

    アルミン「ははは…………あ、ありがとう……」ハァ

    ミーナ「……かなり強引だったけど、止まったね……」

    アルミン「うん……。まぁ、これはこれでいい……のかな……?」

  42. 217 : : 2015/12/19(土) 18:56:50
    鎧の巨人「……」ズシン…ズシン…

    アニ「……兵士があまり来ないね」

    ベルトルト「うん……。どうしたのかわからないけど、とにかくラッキーだ。今の内に終らせよう」

    ユミル「……よお、楽しそうだなお前ら。私らも入れてくれよ」パシュゥゥゥ

    クリスタ「ねぇ……どういうことか説明して?」パシュゥゥゥ

    ベルトルト「……ユミル、クリスタ」

    鎧の巨人「……!」

    アニ「……何しに来たんだい?」

    ユミル「察しが悪いな。……お前ら、こんなとこで何してんだよ」スタッ

    クリスタ「私達が今乗ってるの……鎧の巨人なんだよ?」

    ベルトルト「……」

    アニ「……」

    ユミル「……どうせ今、兵士が来ねぇなーとか思ってたんだろ?」

    ベルトルト「……! まさか……?」

    クリスタ「……私達が兵士の人達を足止めしてるの。今来られたら困るから」
  43. 220 : : 2015/12/26(土) 16:44:54
    ユミル「……なぁ、どういうことだよ? なんで鎧の巨人と仲良く散歩してんだよ」

    クリスタ「……ねぇ、ちゃんと説明して? 知ってるんでしょ、何で鎧の巨人がこの岩を運んでるのかも?」

    ベルトルト「……」

    アニ「……エレンのやつから聞いてないかい?」

    ユミル「……? エレンから? 何も聞いちゃいないが……」

    クリスタ「……どういうこと? エレンが何か知ってるの?」

    ベルトルト「……エレンのせいで、……いや、エレンのお陰で今こうなってるんだ」

    ユミル「回りくどいな、勿体ぶらずに全部話せよ」

    アニ「……鎧の巨人は、ライナーなんだよ」

    クリスタ「……!? ……嘘でしょ? ねぇアニ、冗談よね?」

    ベルトルト「… 嘘でも冗談でもないんだ……。本当なんだ……」

    ユミル「おいおい……思った以上にビビる話じゃねぇか……」ハハ…

    アニ「まだまだこんなもんじゃないよ……。あんたらが聞きたがったんだ、最後まで覚悟して聞きなよ」

    ユミル「……ああ、ドンとこいよ」

    ベルトルト「……僕らは5年前、シガンシナ区の壁とウォール・マリアを壊した」

    アニ「……ベルトルトは超大型巨人って呼ばれてる巨人さ」

    ユミル「……何となく察しはついたがな。……酷い悪夢を見てる気がするよ。……あの頃みたいにな」ボソッ

    クリスタ「嘘……? ベルトルトが、超大型巨人……?」

  44. 236 : : 2016/03/14(月) 18:02:17
    皆さん、長い間期待し続けて下さって、本当にありがとうございます!!
    とりあえず受験は終えることができたので、更新を再開したいと思います!!
  45. 237 : : 2016/03/14(月) 18:21:42
    ベルトルト「……まだあるよ。ユミルなら、ライナーがいないことに不信感を覚えているかも知れないけど……」

    ユミル「……実は私達はライナーの肩に乗ってました……ってか?」

    ベルトルト「ああ……そういうことだよ」

    クリスタ「嘘……ねぇ、嘘って言ってよ? ベルトルトとライナーが、そんな……」

    ユミル「……で、アニは何なんだ。まさかただの人間なんてことはねぇんだろ?」

    アニ「あぁ……私も巨人だよ。ただ、この2人とは違って直接何かはしていない。ただ、……ただ、巨人を壁の中に入れただけ。……それだけ」

    クリスタ「ねぇ……なんで? 今までずっと、ずっとずっと嘘を吐いてたの? 一緒に泣いたり笑ったりしたのも……全部嘘だったの?」

    ユミル「おい、落ち着けクリスタ。……にしても、『それだけ』とは、よく言えたもんだな。その巨人に、どれ程の人間が犠牲になったのか……知らねぇ訳じゃあないだろ?」

    アニ「……」

    ユミル「……まあいい。それよりまずは穴だ。このゴリラは本当に穴を塞げるのか?」

    ベルトルト「ああ。他の巨人達に邪魔されなければ、ライナーは必ず穴を塞ぐ」

    ユミル「そうか。なら今は協力してやる。まずはこの場をなんとかしないとな」

    クリスタ「……うん。私も手伝う。色々混乱してるけど……今は、とにかくこれ以上の犠牲者を出さないようにしないと」
  46. 238 : : 2016/03/14(月) 18:23:38
    とりあえず今日はここまで。ちょっと変わってるとか、おかしなところもあるかも知れませんが御容赦ください。
  47. 239 : : 2016/03/14(月) 18:51:31
    あと、そろそろレス数も多くなってきていて、重い人もいると思うので次スレに移ります。次こそラスト……の筈です!
  48. 240 : : 2016/03/14(月) 19:00:54
    次スレ
    http://www.ssnote.net/archives/44208
  49. 241 : : 2019/03/29(金) 16:52:08
    とっても面白いです!!!特にエレンのあの性格、口調、態度、いやもうエレンの全部大好き!!!

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