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月山に起きた事件(短編)

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  1. 1 : : 2015/03/01(日) 10:27:54

    これが僕にとって初投稿です。頑張ります。

    ※この作品は、原作トーキョーグールとは全く関係ないお話です。
    多少、本人とは違う喋り方かもしれません。(短めにするつもりです。)
  2. 2 : : 2015/03/01(日) 10:32:58


    ある夏の月山の家での出来事。



    月山は、暗い部屋の明かりがついた机で本を読んでいた。 そして、本を読んでいて疲労がたまった月山はのびをした。



    「んん〜!」



    その瞬間、月山のポケットから何か出た。それ は、机の下にはいっていった。



    「さーて 休憩でもしようかな。 金木クーン♪ 金木クーン♪」



    と言いながらズボンのポケットに手を伸ばした。



    だか、いつまでたってもポケットから手を出さない。そして次の瞬間。



    「金木クゥゥゥゥゥンン!!!どこいったんだー!? うぼらびゃべグはー!」



    月山は床に両膝をついて頭に両手を添えて、愛の叫びをした。
  3. 3 : : 2015/03/01(日) 12:24:08


    月山は、どこかで それ を落としたと勘違いしている。




    だが、月山の行動は速かった。椅子の下を見て確認し、それ が無いとわかったらサングラスとマスク(普通)をつけて外へ出て行った。



    「ぎゃねぎぐん(金木くん)はどこだぁぁ!」



    月山は自分を見失いながら、金木を探した。



    10分後



    「ぎゃねぎくんはd…はっ!」



    十メートルほど先に、金木が歩いている。それを月山が見てやっと自分を取り戻した。



    (やっと見つけたよ金木クン。今から君を食べてあげるからね。)



    と、思って走ろうとした時、金木がコーヒー店に入った。



    「くそっ!」



    月山は悔しがって拳を固く握った。 だが、月山は諦めなかった。金木が店から出てくるのを待った。



    20分後



    金木が店から出てきた。そして、少し速歩きで道をあるく。



    「長かったよ 金木クン!」



    と言ったあと、月山も金木と同じくらいの速さで歩いて金木を追っていく。



    少しすると、だんだんと人気が少なくなってきた。だけど、まだまだ人がいた。



    (金木クンもうすぐだ。もうすぐで、君を!)



    と考えていた月山だったが、そのとき金木がころんだ。 今日は、とても暑いから半ズボンだ。その結果、膝から血がでていた。



    「いてて、」



    金木は少し痛そうに顔を歪めた。



    それを見逃さなかった月山は、少し興奮気味だったが気持ちを抑えて金木が道を曲がるのをまった。



    「はあ、 はあ、 よし! 曲がったな。 まあ、必ずしも金木くんから血を取らなくてもいいと考えた僕は天才だ! よし、ゆっくりと道路に付着した金木くんの血を味わおう。」



    そう言ってゆっくりと歩き始めた。だが...



    バシャ!



    「今日は暑いわねー」



    と言いながら、金木がころんだ所におばさんが打ち水を始めた。



    「か、か、金木クンがアアァァァ はへらゔぉえぇぇ!!」



    月山は叫びながら、まるでスーパーで駄々をこねている子供ようになっていた。
  4. 4 : : 2015/03/01(日) 12:26:44
    期待ですわw
  5. 5 : : 2015/03/01(日) 13:12:35

    「ぎゃぶぇのがブべらッ と、今そんな事をしてる場合じゃない! 金木クン、 金木クンは?」




    さっき金木が曲がった道を見ても金木は、いなかった。



    「はぁ、 流石にもういないか。今日は疲れたし、帰るか。」




    と言いながら家へ帰った。そして家に帰って夕飯を食べるとき、風呂に入っている時、歯を磨いている時、寝るとき、月山の頭からは、金木の事でいっぱいだった。




    「金木クン、キミはどこにいるんだい? きっと夢の中で会えるよね。」




    月山は、そう祈りながら就寝した。




    金木の血がついたハンカチを無くして二日目の朝を迎えた。




    「よし!今日こそ金木クンを食べよう。今日はいろいろ作戦を考えたんだ。」




    月山は、サングラスとマスク(普通)と何か色々入ったバッグを持ってでかけた。




    月山は、ポケットからスマホを出して、電話をかけた。




    プルルルル カチャ




    「おい、金木クンは見つかったか?」



    「はい! 今、◯◯◯◯通りを一人で歩いています。」




    月山の情報網だろうか。一人のグールが金木を発見した。




    「よし!わかった。作戦アルファを決行する。そのまま偵察を頼む。」



    ピッ




    月山は電話を切った。月山の鼻からは血が出ていた。だが、そんな事は気にせず、◯◯◯◯通りに向かった。




    ◯◯◯◯通りについた月山。





  6. 6 : : 2015/03/01(日) 20:31:04





    (待っていてよね。 カ・ネ・キ クン!)




    と思いながら作戦アルファを決行した。




    まず、月山は、バッグから白衣、マスク、そして献血グッズを出した。




    (金木クンは、優しい人だから、献血ぐらいやってくれるはずだ。)



    月山はそう思っているうちに、ターゲットの金木がやってきた。 そして金木に接近して一言。



    「お兄さん、ちょっと献血やってかない? 今、あなたを必要としている人が、ごまんといますよ。 ささ、献血どうですか?」




    これで金木クンGET! と思っている月山。しかし、




    「す、すみません。 僕、最近の手術で手違いがありまして、他人に血を上げられないんです。では、」









    金木も流石に人間に、グールの血を与えていいのか困ったのでやめておいたのであった。




    「え、 ちょっとまっt......あっ!」




    月山も、グールの血を人間に与えてはまずいことに気がついたのか。
    月山(一本ネジがない。)は、頭を壁にぶつけ始めた。



    ドン!ドン!ドン!ドン!




    「なんでっ! 僕はっ! なんで簡単なことにっ!気づかなかったんだ〜!!」





    月山の頭からはべっとりと血が流れていた。





    「まっ、まあいい。作戦はまだある。(震)」




    策があった月山だったが、ことごとく撃沈していった。 作戦の例で言えば、
    吸血鬼の格好をして襲ったり、ワザとチョコレートをたくさん渡して鼻血を出させようとしたり、やばい本を持ってきて、鼻血を出させようとさせたり、深追い大会と称して鼻血を出させようとしたり、他にも数え切れないほどの作戦をやったが、どれも上手くいっていない。




    もはやチョコレートのやつは、グールの食事の法則を無視している。






    月山(バカ)は、精神がズタズタにされて、灰になっているところだ。 そして




  7. 7 : : 2015/03/01(日) 20:32:20
    月山さんwwwww期待です♪
  8. 8 : : 2015/03/02(月) 23:37:42



    とうとう気がおかしくなったのか、金木へのラブソングを歌い始めた。




    頭が、おかしくなっているにもかかわらず、歌詞は、微妙だったが、歌声はすばらしかった。




    「金木クーンなぜ行ってしまうの?
    僕はこんなにも君を探しているのに〜
    ...」



    このような歌を月山は、30分ほど歌っていると、だんだんと人が集まっていた。




    「♪〜
    みなさん ありがとう。」



    月山が、歌い終わると一人の男が颯爽と月山の前に現れた。



    「もしかして、あなたは恋に悩んでませんか?」



    「え!?」



    それを聞いてすごい顔を話しかけてきた男に向けた。




    「僕は、あなたの声を聞いて素晴らしいと思いました。 あなたは、金木という方にあなたの想いを伝えたくありませんか?」





    「はっ、 はいっ!!」




    「その言葉を聞いて安心しました。
    おっと、すみません。私はこういうものです。」




    財布に入れてあった名刺?を取り出して月山に渡した。



    「す、スカウト!?」



    それを見て月山は、少し声が裏返ってしまった。




    「そうです。私はあなたの素晴らしい声を聞いて、感動しました。 なので、シンガーとして、金木という方に、あなたの想いを全国、いや世界に伝えてみませんか?」





    話が終わると、柄にもなく月山の目からは、涙が出ていた。




    「やらせて下さい!!」




    その日から月山の日々が変わったのである。




    1年後某日、金木家テレビ前。




    金木は今日はバイトが、無いので家でゴロゴロしていた。




    (あー暇だなー 何か面白い番組とか無いかなー?)




    と、思いながらチャンネルを高速で変えていく。しかし、ひとつだけ目に止まる番組があった。





    それは、新人シンガー選手権というもので、割と知名度が高い番組だ。でも、すぐにこの番組をかえることとなった。




    《 金木クーン!! 見てますかー?僕は、今から愛の歌を君に捧げます。どうか聞いてください。

    君を追いかけて三千年。

    ♪〜♪〜


    かn__》





    ブチッ!





    と言ったところで金木はテレビの電源を消した。




    (まさかあの人は月山さん? 最近見ないけど、まさかシンガーになっているとは。いや、それはない! 僕は疲れているのかもしれない。 今日は、さっさと寝よう(震))




    金木が見たものは本当であった。 それから、月山は一躍有名となった。
    そして、お金が貯まって家具を取り替えようとした時だ。





    「あっ、それはそこに置いて下さ〜い。
    机? あ、それ重いので僕も持ちますよ。」





    少し、雰囲気が明るくなったような気がしたが、それはすぐに消される。




    「...ごめん、この机一回置いて。」




    「はい、わかりました。」




    と、作業員の人が言う。そしてさらに月山が言った。




    「あと、非常事態でが起きたから、明日もう一度来てくれる?」




    「そ、そうですか。」





    と言われて部屋から、出て行った。 それを確認した月山は、机の下に潜り込んで、あるものを取り出した。




    「キャネキク〜〜ンン!!」




    いきなり血塗りのハンカチを取り出して、それ にキスをしながら金木の名前を叫びだした。










  9. 9 : : 2015/03/04(水) 18:32:09

    状況を説明すると、 以前机に入ったままのハンカチが家具を変える時に見つかったということだ。





    ようやく、月山に起きた事件が終わったのだ。めでたしめでたし。






  10. 10 : : 2015/03/17(火) 19:14:01
    乙!
  11. 11 : : 2015/03/19(木) 13:31:14
    面白かったです♪
  12. 12 : : 2015/03/27(金) 01:55:04
    月山ェ...ブレないなぁ...

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