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エレン「王の資質」~始まりの物語~

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  1. 1 : : 2013/11/21(木) 07:26:42
    初投稿です!
    書き方等々わからない事だらけですが、書きたいと思います。
    のんびり進行で!
  2. 2 : : 2013/11/21(木) 07:34:29
    あと、アドバイス等々あればお願いしますm(__)m

    とりあえず原作をベースに進めていく予定ですが、途中からかおりオリジナルな感じになるのでご了承お願いします(*´ω`*)
  3. 3 : : 2013/11/21(木) 07:40:19
    ミカサ「エレン起きて。薪拾いは終わった、ので
    帰ろう」

    エレン「ん…ミカサ?」

    ミカサ「!?エレン、なんで泣いてるの?」

  4. 4 : : 2013/11/21(木) 07:45:51
    エレン「?わかんねぇ、けど別に問題ねぇよ!
    それよりさっさと帰ろうぜ。」

    ミカサ「私は心配。だからおじさんに一度診てもらうべき」

    エレン「問題ねぇよ、ってか誰にも言うなよ」

    ミカサ「でも…」

    エレン「さっさと帰るぞ」


  5. 5 : : 2013/11/21(木) 07:47:26
    自分も初心者なのでお互い頑張りましょう!!支援です*\(^o^)/*
  6. 6 : : 2013/11/21(木) 07:48:50
    コメありがとうです(つд;*)
    お互い頑張りましょ!!


    それと今さらですが、エレンのスペック高めにする予定です(笑)
  7. 7 : : 2013/11/21(木) 08:22:25
    エレン「やっと町に着いたな」

    ミカサ「エレン、やっぱり心配。」

    エレン「お前は本当に心配性だな、問題ねーよ。」

    カーン、カーン、カーン

    エレン「おっ!英雄たちの凱旋か!見に行こうぜミカサ」ダッ

    ミカサ「エレン待って」ダッ

    ヤツラノショウタイヲツキトメラレマセンデシタ
    ソンナカナリノソンガイダゾ!ゼイキンノムダダナ

    ―――――――――
    ―――――――
    ―――――

    ミカサ「エレン、調査兵になりたい気持ちは変わった?」

    エレン「……早く家に戻るぞ」

    エレン「ただいま」

    グリシャ「おかえり」

    カルラ「あら、今日は頑張ったわねエレン!ミカサもお疲れさま」ナデナデ

    エレン「父さんこれから仕事?」

    グリシャ「ああ、内地に診療だ。」

    エレン「そうなんだ、いつミカサ「エレンが調査兵団に入りたいって」帰ってくる…ってミカサ!何言ってんだよ!」ガタッ

    カルラ「!!エレン、何考えてるの!?壁の外でどれだけの人が死んでると思ってるの!?」

    エレン「わっ、わかってるよ!だからって、いつまでも壁の内の世界にいるなんて嫌だ!!
    それに、ここで続かなければ今まで闘ってきた人達の命が無駄になる!」

    カルラ「あなた、何か言ってあげて!」

    グリシャ「帰ったら、ずっと秘密にしていた地下室を見せよう。」

    カルラ「あなた!!」

    グリシャ「カルラ、人の探求心は押さえられるものでないよ。…それじゃあ、行ってきます。」




  8. 8 : : 2013/11/21(木) 10:19:58

    ???「やめてよ」

    いじめっ子A「この異端者め!何が外の世界だ」バシッ

    いじめっ子B「悔しかったらやり返してみろ!!」

    いじめっ子C「弱虫アルミンめ」

    アルミン「僕はやり返さない!やり返したら君たちと同じになるから。だいたい、君たちは僕に反論出来ないから暴力に頼ってる。君たちのが弱虫だ」

    いじめっ子A「うるせー異端者め、エレンとミカサがいなければ何にも出来ないくせに!お前ら揃って異端者なんだよ」

    アルミン「僕の親友を悪く言うな!!」

    いじめっ子C「黙れよこの「面白そうなことしてるなぁ」異端者が…ってエレン!?」

    エレン「お前ら俺の親友に何してるだ?」ゴゴゴ

    ミカサ「アルミンにケガさせてるんだったらだだじゃおかない」ゴゴゴ

    アルミン「えれん!みかさぁ~!」ウルッ

    いじめっ子A~C「えーっと…」

    ―――――
    ――――
    ―――

    ミカサ「アルミンけがはない?」

    アルミン「僕よりもそっちのが…」

    いじめっ子A~C「」チーン

    エレン「こんなやつら気にするなよ!」

    アルミン「二人ともありがとうね、僕はいつも二人に助けられてるのに、僕は二人に何もできない…なんだか申しわけないよ」

    エレン「何言ってんだよ?親友なんだから当たり前だろ!それに、アルミンにはいつもせ輪になってるぞ?なあ、ミカサ!」

    ミカサ「エレンの言う通り。アルミンにはお世辞になってる」

    アルミン「そんなことないよ…僕はいつも足手まといだ…」

    エレン「アルミン!お前は俺たちに外の世界のこと教えてくれる、夢を持たせてくれる、俺たちの知らないことを教えてくれる、お前の知識に助けられてるんだぜ!」

    ミカサ「エレンの言う通り、だから自信を持って」

    アルミン「それならいいんだけど…」

    エレン「そんなに気にするなよ、それよりなんであいつらにいじめられてたんだ?」

    アルミン「外の世界のことを話したら、異端者だっていって…」

    エレン「そうなのか…って外の世界と言えば、ミカサ!なんでお前父さんたちにバラした!?」

    ミカサ「エレンに協力した覚えはない、それにエレンが心配だから…」

    エレン「頼んだ覚えはねえぞ、ったく」

    アルミン「あははは…でも」つ壁が突破されてもおかしくないよ、むしろ平和だと思うほうが間違ってる 」

    ズドーーーン

    エレン「な、なんだ!?」

    アルミン「!!行ってみよう」

    エレン「きょ、巨人だ!なんで!?」

    アルミン「そんなバカな!?あの壁は50㍍はあるのに」

    ズドーン


  9. 9 : : 2013/11/21(木) 10:22:27
    カベガヤブラレダゾ キョジンドモガハイッテクル ニゲロー

    エレン「あの方向には家が!」ダッ

    ミカサ「っエレン!」

    アルミン「二人とも!!…どうすれば…」

    ――――
    ―――

    エレン「そんな…家が…」ハァハァハァ

    カルラ「!エレン、ミカサ!?なんで戻ってきたの!?早く逃げなさい」

    エレン「母さんも一緒に逃げるんだよ!…くそっ
    ミカサ、お前はそっち持て!」

    ミカサ「…わかった!」

    カルラ「いいから逃げなさい…」

    エレン「嫌だ、母さんを置いていくなんて!」

    ハンネス「おーい、お前ら!!」

    エレミカ「ハンネスさん!?」

    ハンネス「アルミンのやつに言われてな、
    早く逃げるぞ!」ハァハァ

    エレン「母さんを助けないと!」

    ズシン…ズシン…ズシン

    ミカサ「…!?巨人が…」

    ハンネス「くそっ、こうなったら俺が…」

    カルラ「ハンネス、二人を連れて逃げて!お願いだから」

    ハンネス「俺は全員を助けて逃げ「ハンネスお願い」る…くっ、わかった」ガシッ

    エレミカ「ハンネスさん!?何すんだ!」ジタバタ

    ハンネス「お前たちだけでも生かすんだよっ!」

    ミカサ「カルラおばさんが死んじゃう、ハンネスさん」ジタバタ

    エレン「…わかった、わかったから離してくれ!最後にやらなきゃならないことがあるんだ
    よ、だからハンネスさん離して!」

    ハンネス「何するか知らんが早く逃げるぞっ」

    ミカサ「エレン!?何をする気なの?」

    エレン「ハンネスさんはミカサを連れて行ってくれ、俺もすぐに追うから!」

    ハンネス「…わかった」ダッ

    カルラ「エレン!?何してるの、早く逃げなさい!」

    エレン「わかってるよ!だけど、せめて母さんを巨人に食べられたくないから…」ゝナイフ

    カルラ「…エレン、ありがとうね。辛い役目を負ってくれて…ミカサと協力して生きるのよ」ジワッ

    エレン「…母さんごめん、助けられなくて」ポロポロ

    カルラ「エレン、愛してるわよ…」

    ミカサ「エレン!?何してるの?そんなことしちゃ…やめてー!!」

    ―――――――
    ―――――
    ―――

    エレン「なんでこんなことになった…なんでだ…強くなってやる…強くなって奴らを一匹残らず駆逐してやる…」ポロポロ



  10. 10 : : 2013/11/21(木) 15:15:55
    期待してます
  11. 11 : : 2013/11/21(木) 17:29:53
    頑張れ~!
  12. 12 : : 2013/11/21(木) 18:36:15
    コメありがとうございます(*´ω`*)
    コメもらえると嬉しいですね(笑)
    なので頑張って書きたいと思います!
  13. 13 : : 2013/11/21(木) 21:01:32
    とりあえずこの先の流れを簡単に説明します!
    まずエレンは最終的にはリヴァイ兵長と同じくらいの強さになる予定です(笑)
    そして話は、訓練兵団に入隊するとこから始まります。

    エレンは巨人を駆逐するという信念を持っているが、それは仲間を失いたくないというのが根底にある感じです。なので、情熱型ですが冷静に周りを見てるタイプになる(予定です)。


  14. 14 : : 2013/11/21(木) 21:09:55
    月日は流れ、訓練兵団への入隊式を迎える

    キース「只今より、第104期訓練兵団入団式を行う。私が運悪く~~」

    エレン「(やっとここまでたどり着いたか…)」
  15. 15 : : 2013/11/21(木) 21:11:14
    期待&支援!!
  16. 16 : : 2013/11/21(木) 21:21:52
    ―――――――
    ―――――
    ――――

    コニー「本当に超大型巨人見たのか!?」

    エレン「だから見たって…」

    マルコ「どのくらい大きいんだ!?鎧の巨人はどんなのなんだ!?」

    コニー「普通の巨人は見たのか?」

    エレン「全部見たよ……」ウッ…

    マルコ「!?すまない、もうみんな終わりにしよう。思い出したくない「大丈夫だ」こともある…えっ?」

    エレン「やっとここまでたどり着いたから、奴らから奪えると思ったら嬉しくてな」

    マルコ「奪う?何をだ?」

    エレン「俺は奴らに多くのものを奪われた…だから、調査兵団に入って奴らから取り返す!そのためにここに来たからな…」

    ???「調査兵団に入るって??」
  17. 17 : : 2013/11/21(木) 21:37:26
    エレン「ああ、そうだが何か?ってかお前は…?」

    ???「おっと、自己紹介がまだだったな。俺はジャン・キルシュタインだ!それで話を戻すが、お前は正気か?」

    エレン「…お前は確か憲兵団に入って楽したいんだっけ?」

    ジャン「ああ、そうだ!俺はそのために来たからな…というかむしろ、お前のように調査兵団に入りたいなんていう理由で来るほうが稀有だと思うがな。だから俺は正気かと尋ねたんだよ」

    エレン「…確かにここに巨人を殺したくて来るやつは珍しいかもな、はっきり言えばお前が言うように俺は正気じゃないのかも知れない」

    ジャン「お前は正気じゃないと分かっているのに、調査兵団に入るのか?そんなに死に急いでるのか?」

    エレン「別にそんなんじゃねーよ…ただ俺はあの日家族を失った…」

    ジャン「!?…そうだったのか、じゃあお前は復讐のために…」

    エレン「…いや違うな、失ったんじゃない、俺は守れなかった、力がなかった。だから俺は母さんを…「エレン、それ以上は言わないで」」

    エレン「…ミカサ」

    ミカサ「エレン、外に出て少し気分転換してきたほうがいい。なので、みんなおしゃべりは終わり」

    エレン「…少し外に行ってくる、悪いなミカサ。ありがとう」




  18. 18 : : 2013/11/21(木) 21:42:23
    エレン…
  19. 19 : : 2013/11/22(金) 04:30:15
    仲間――――
    ―――――
    ――――
    ???「はぁはぁはぁ(お、お腹が減った…もう…む、むりや)」フラフラ

    エレン「お前大丈夫か?って、フラフラだな」ガシッ

    ???「…ん…あ、ありがとうございます。あ、あなた…は?」

    エレン「俺はエレン・イェーガーだ!散歩してたらちょうどお前が見えたからな、とりあえず水飲むか?」つ水

    ???「ゴクゴク…プハッ、ありがとうございます。私はサシャ・ブラウスです。」

    エレン「よろしくな、サシャ」

    「あの~、すいません?」

    エレン「ん?誰だ?」

    クリスタ「あっ!私はクリスタ・レンズです。


    エレン「よろしくな、クリスタ!俺はエレン・イェーガーだ!ところで、クリスタは何してるんだ?」

    クリスタ「その子ずっと走りっぱなしで夕食食べてないから、せめてパンだけでもと思ってね」つパン

    サシャ「パァーン!!ありがとうございます!あなたは神様ですか!?」ガツガツ

    クリスタ「そんなことないよ、それよりもっとゆっくり食べたほうがいいよ」アセ

    エレン「……」ジーッ

    クリスタ「ん?エレン君どうかしたの?」

    エレン「…ん?ああ、クリスタはなんか雰囲気が他のやつと違って気品があるし、振る舞いも上品だからつい見とれちまっただけだよ!あとエレンでいいよ」

    クリスタ「えっえっ!?そ、そんなことないよ~きのせいだよ(エレンってよく見てるなぁ~気を付けないと)」アセアセ

    エレン「そうか、なんか変なこと言ってごめんな!でも、クリスタは品があって可愛いぞ!」ニカッ

    クリスタ「ドキッ//あ、ありがとうね//」テレッ

    「おい、お前ら何してんだ?」
  20. 20 : : 2013/11/22(金) 07:42:08
    クリスタ「!!…あなたは?」ビクッ

    ユミル「私はユミルだ、そんなことよりお前何してんだ?」

    エレン「ん?俺か?」

    ユミル「お前は…どうでもいい、どうせ偶然通りかかったようなもんだろ。」

    エレン「どうでもいいって、ひどいな」

    ユミル「お前なんかに興味ないからな。それよりそっちのお前、何がしたいんだ?そいつにパンだなんかやってよ、“いい人”でも演じてんのか?」

    クリスタ「別に…そんなわけじゃない…かな?」

    ユミル「なんだそりゃ?はっきりしねーな、おま「そんなことより」えは…ちっなんだよ?」

    エレン「こいつ運んでやってくれよ」つユビサス

    サシャ「(+.+)(-.-)(__)..zzZZ」

    エレン「俺じゃ女子寮入れねーし、クリスタだけじゃ大変そだからユミルも運んでやってくれ!」

    ユミル「…ちっめんどくせーな、ほらクリスタこいつ運ぶぞ」

    クリスタ「えっ…あ、うん!」

    エレン「じゃあ頼んだぞ!それとおやすみ!」

    クリスタ「うん!おやすみなさい」フリフリ



  21. 21 : : 2013/11/22(金) 08:01:03
    エレン「(なんかいろんなヤツがいるなぁ~)っと、ここが俺の部屋か!」ガチャ

    アルミン「あっ!エレンお帰り、少しは落ち着いたかな?」

    エレン「ああち落ち着いたよ」

    アルミン「それなら良かったよ!」

    「お前がエレンか?」

    エレン「ん?ああ、そうだが」

    ライナー「俺はライナー・ブラウンだ!からよろしくな。それとこっちが俺と同郷のベルトルト・フーバーだ」アクシュ

    ベルトルト「よろしくね、エレン」

    エレン「ああ、よろしくな!ところでなんで俺の名前知ってんだ?」

    アルミン「僕が教えたんだよ、同室だからね。それにさっきの食堂でのやり取りが印象に残ってるんじゃないかな?」

    ライナー「確かに印象的だったな」

    ベルトルト「そうだね。巨人の恐怖を知ってもなお挑める君の心の強さはすごいと思う。」

    エレン「…さっきも言ったが、正気じゃないだけなんだよ…」

    ライナー「そんなことはないさ。お前からは強い意思を感じたからな」

    エレン「…初対面でそんなこと言ってくれたヤツは初めてだよ」フッ

    ライナー「だから、訓練頑張れよ。…さて、おしゃべりはこれくらいにして、もう寝るか」

    アルベル「そうだね」

    ライナー「じゃあ消すぞ、おやすみ」

    エレアルベル「おやすみ」
  22. 22 : : 2013/11/22(金) 17:21:02
    ここまで書いてきて難なんだけど…見てる人いるのかな(´・ω・`)?(笑)
  23. 23 : : 2013/11/22(金) 17:54:49
    見てるよ〜( ̄▽ ̄)
  24. 24 : : 2013/11/22(金) 18:10:25
    見ているぞ!!!!!!!
  25. 25 : : 2013/11/22(金) 18:10:36
    続きに期待!!!!!!!
  26. 26 : : 2013/11/22(金) 18:11:54
    おもしろい!!
    ぜひ続きを!!
  27. 27 : : 2013/11/22(金) 19:10:18
    見てくれてる人いてよかった~(笑)
    駄文ですが、まだまだ続く(予定)ですのでお付き合いお願いしますm(__)m

    次から投下します!
  28. 28 : : 2013/11/22(金) 19:23:16
    そんな事ない!!!!
  29. 29 : : 2013/11/22(金) 19:25:25
    ―――――
    ――――
    ―――
    アルミン「エレン起きて、朝だよ」ユサユサ

    エレン「ん…おはよー」ネムネム

    アルミン「今日から訓練なんだし、朝食逃すよ!早く着替えて行くよ」

    エレン「ん~わかったよ、少し待てって」ノビー

    アルミン「もう~」ヤレヤレ

    ―――――――
    ――――――
    ―――――
    アルミン「エレンは相変わらず、朝弱いね」

    エレン「まだ慣れてないんだよ、でも今度からはちゃんと起きるよ!朝練とかしたいし」

    アルミン「じゃあ、ちゃんと起きてよ」

    エレン「まかせろよ」

    ミカサ「エレン、アルミンおはよう」

    エレアル「ミカサおはよう」

    ミカサ「二人とも席は確保しておいたから、早く御飯を取ってきて」

    エレン「おう」

    アルミン「ミカサありがとうね」

    エレン「じゃあ食べるか!いただきま~す」

    ミカアル「いただきます」

    サシャ「エレン、おはようございます!」

    エレン「ん?サシャか、おはよう」

    サシャ「昨日はありがとうございました」

    エレン「俺は大したことしてねーよ、それよりクリスタとユミルにお礼言っとけよ!」

    ユミル「私がなんだって?」

    クリスタ「も~うユミル、まずは挨拶でしょ!エレンおはよう」

    エレン「クリスタとユミルか、おはよう」

    ユミル「こいつに挨拶しなくていいだろ」フン

  30. 30 : : 2013/11/22(金) 19:36:05
    エレン「ひっでーな」

    ミカアル「エレン、その人たちは?」

    エレン「ああ、サシャとクリスタとユミルだ!昨日の夜いろいろあって知り合ったんだ!」

    アルミン「そうなんだ!僕はアルミン・アルレルト、3人ともよろしくね!」

    ミカサ「私はミカサ・アッカーマン、エレンの家族、よろしく」

    クリスタ「アルミンとミカサね、よろしくね」

    アルミン(天使だ!)

    サシャ「私たちも朝食ご一緒してもよろしいですか?」

    エレン「ああ、いいぞ!」

    クリスタ「ありがとうね♪」

    ユミル「クリスタがここで食べるなら仕方ねーな」チッ

    エレン「…俺なんかしたかよ~。」

    アルミン「まあまあ」アセ

    エレン「まあいいや、それより今日って何するんだ?」

    ミカサ「今日は立体機動の適性判断をやるらしい」

    エレン「そうなのか!じゃあ早く食べて行くか」

  31. 31 : : 2013/11/22(金) 19:47:33
    おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
  32. 32 : : 2013/11/22(金) 20:17:53
    キース「これより、立体機動装置の適性判断を行う。これが出来ないものは巨人と戦うことは出来ん!無理なものは即開拓地送りにするから、心してかかれ」

    ミカサ「…」プラーン

    ライナー「(まあ余裕だな)」プル

    ベルトルト「(これはできるね)」プルプル

    サシャ「(もっと食べたかったな~)」プルプル

    アルミン「(な、なんとかできる)」プルプルプル

    クリスタ「(できてよかった~)」プルプルプル

    教官A「今期はできるものが多いな」

    教官B「あれは…どうなんでしょうか?」つユビサス

    エレン「(な、なんだこれ!?)」ガタガタカダ

    教官A「保ててはいるが…正直危ういな」

    キース「…ん、イェーガーよ!」

    エレン「はっ!…って、うわっ」ゴチーン

    アルミン「だ、大丈夫?」アセ

    エレン「いってて…はっ!きょ教官こ、これは…」シドロモドロ

    キース「ワグナー、イェーガーのベルトを交換しろ」

    ~交換中~

    エレン「(急に簡単になったぞ!?)…教官これは一体?」プラーン

    キース「装備の欠陥だ、本来ここが壊れることなどあり得ないのだが…」

    エレン「では…適性判断は?」

    キース「問題ない、修練に励め!」

    エレン「はっ!」プラーン

    キース「…(この破損した装備で姿勢を保っていたとは、こんなことできる者が他にいるのか…今期は期待できるものが多いな)」フッ


  33. 33 : : 2013/11/22(金) 23:11:57
    続き期待!
    どうせなら最後は兵長越えてほしいです
  34. 34 : : 2013/11/22(金) 23:16:25
    >>33
    同感!
    兵長越えちゃいましょうよ!!
    俺もエレンのチート書いてて、余裕で兵長越しちゃいましたよww
    みんなご存じかな?
    まあ、とにかく、期待!!
  35. 35 : : 2013/11/22(金) 23:51:15
    >>33俺も同じ
  36. 36 : : 2013/11/23(土) 00:13:36
    みなさんコメありがとうございます!
    もらえるとなんか書いてて楽しくなります♪
    なるべく早めに始まりを完結させちゃいますね

    それと、ご期待に答えてエレンは最終的に兵長越
    えてもらいますか(笑)

    もう少ししたら更新します!!
  37. 37 : : 2013/11/23(土) 00:18:30
    支援!!
  38. 38 : : 2013/11/23(土) 04:15:41
    ミカサ「とりあえず、ぶつけたとこの処置は終わった、それにしてもエレンは危なっかしい」サスサス

    エレン「あれは俺のせいじゃねーだろ、装備の欠陥だし」

    ミカサ「装備の確認までを含めてエレンの実力、だからエレンはまだまだ」

    エレン「仕方ねーだろ、確認項目に無かったんだから」ムカッ

    ミカサ「戦場では言い訳できない、だからこれからは気をつけて」

    アルミン「まあまあ、二人とも!みんな適性判断合格できたんだからさ。」

    エレン「そうだけどよー」ムスッ

    アルミン「とりあえず、夕飯行こうよ、ね?」アセ

    エレン「そうだな、腹減ったし」

    ――――――――
    ―――――――
    ――――――

    クリスタ「エレン、大丈夫だった?頭ぶつけたように見えたけど」アセアセ

    エレン「ああ、大したこと無かったよ!心配してくれてたのか、ありがとうな」ニカッ

    クリスタ「///と、当然だよ」

    エレン「…それしても、なんか騒がしくねーか?」

    アレガエレンクン?ソウダヨ、サッキノテキセイハンダンデコワレタソウビデモシセイタモッテタシ、ソノアトブレガナカッタヨネ! カッコイイネ!!

    アルミン「…多分エレンのせいじゃないかな?」ハハハ

    エレン「ん?俺なんかしたか?」

    アルミン「さっきの適性判断のときに目立ってたからね」

    エレン「え!?俺が頭ぶつけたのそんなに注目浴びてたのか!!」

    アルミン「違うよ…まったくエレンは相変わらずだね」アキレ

    エレン「何だよ、アルミン!はっきり言えよ」

    ミカサ「そんなのエレンは気にしなくていい、それより早く御飯を食べて明日に備えよう」

    エレン「それもそうだな!」


  39. 39 : : 2013/11/23(土) 04:24:15
    ライナー「よっ、エレン!ぶつけたとこ大丈夫か?」

    エレン「ああ、大丈夫だよ!心配かけたな」

    ライナー「大丈夫ならよかった。そういえば、ミカサのやつすごかったな」

    エレン「ああ、あいつは昔から何でも出来んだよ。羨ましいよな」

    ライナー「それはすごいな、だがお前もさっきの適性判断すごかったじゃないか!」

    エレン「…頭のぶつけ方がか?」イラッ

    ライナー「ちげーよ、壊れた装備で姿勢保ってたじゃないか!それに装備変えてからミカサと同じようにブレが無かったし」

    クリスタ「確かにそうだね!」

    エレン「でも俺は恥を晒したもんだろ。
    それよりもお前たちはどうだったんだ?」

    ライナー「お前らほどてはないが、できたぞ!」

    ベルトルト「僕も平気だったよ」

    クリスタ「私は何とかできたって感じかな」
  40. 40 : : 2013/11/23(土) 04:38:51
    エレン「みんな出来てたか!よかったな」

    ライナー「だが、出来ずに開拓地送りになったやつらも多くいるようだがな」

    ベルトルト「まあ、それは仕方ないよ。誰でも残れる訳ではないからね」

    エレン「…そうだよな、まあでも残ったからには立派な兵士にならないとな。」

    アルミン「そうだね、そのためにも明日から訓練頑張ろう」

    エレン「おう!ところで明日なにやるんだ?」

    ミカサ「明日は基礎体力作りと対人格闘術と聞いている」

    アルミン「体を動かすことばかりだね、嫌だなぁ」

    クリスタ「私も苦手だなぁ~」ショボーン

    ライナー「(天使がいる!!)今から嘆いても仕方ないだろ」

    エレン「ライナーの言う通りだ!とりあえず今は明日に向けて体を休めとけよ」

    アルミン「そうだね、じゃあ御飯も食べ終わったし部屋に戻ろっか」

    エレン「そうしようぜ!じゃあミカサ、クリスタおやすみ」

    ミカサ「エレン、アルミンおやすみ。あとライナーとベルトルトも」

    クリスタ「みんなおやすみ」フリフリ

    ライベル「おやすみ」

  41. 41 : : 2013/11/23(土) 07:22:21
    ―――――――
    ―――――
    ――――

    エレン「…ふぅ、今日から訓練が開始されるからとりあえず初日はこんなもんでいいか」ハァハァ

    エレン「(今日は基礎体力作りと対人格闘術だっけ?立体機動とかやりたいけど、やっぱり基礎は大切だもんな~がまんしねーと)…ん?あれは…?」

    「ふぅ~朝から疲れますね、まあでも恩人ためですから頑張らないと」

    エレン「おい、サシャ!おはよう、ってかこんな朝早くから何してんだ?」

    サシャ「あ!エレン、おはようございます。私は今恩人頼みで水汲みをしているんです。ところで、エレンこそこんな早くから何してるんですか?」

    エレン「俺は朝練してたんだよ」

    サシャ「えー!!今日から訓練だっていうのに無謀なことしますね。お腹空かないんですか?」

    エレン「俺は兵士になりたくてここにいるんだ!だから、いくら努力しても足りないくらいだろ。まあ腹は減るがな」

    サシャ「やっぱりお腹空きますよね~私も水汲みだけでお腹空いちゃって、くたくたですよ。まあ、まだ終わらないんですけどね…」グーグー

    エレン「サシャのお腹は正直だな(笑)そんな腹ペコなお嬢さんをほっとけないから水汲み手伝ってやるよ!」

    サシャ「えっ!?そんな、わ、悪いですよ。」グーグー

    エレン「いいよ、トレーニングにもなるしな。それにお前かなり腹減ってるんだろ(笑)だから、二人でやってさっさと終わらして飯行こうぜ!」

    サシャ「エレンは良い人です、感謝感激です!」ウルッ

    エレン「気にすんなよ、それよりさっさと終わらせよーぜ」

    サシャ「はい!」



  42. 42 : : 2013/11/23(土) 07:29:36
    サシャ「エレンありがとうございました!おかげで早く終わりました」

    エレン「だから気にすんなよ!」

    アルミン「エレン、おはよう!今日は早く起きてたんだね!」

    エレン「朝練やるって言っただろ。」

    アルミン「本当にしてきたんだ!あんまり無茶しちゃダメだよ」

    サシャ「アルミン、おはようございます!」

    アルミン「おはよう!サシャいたんだね、っというかなんで二人一緒にいるの?」

    エレン「ああ、俺が朝練したあとにこいつが水汲みしてたから手伝ってやったんだよ」

    サシャ「そうなんですよ!エレンが手伝ってくれたおかげで早く御飯にありつけるんですよ♪」

    アルミン「そうだったんだ!」

    ミカサ「エレン、アルミンおはよう。あとサシャも。二人席確保しておいたから一緒に食べよう。」

    エレン「サンキュー、さて飯取りに行こうぜ!」

  43. 43 : : 2013/11/23(土) 08:38:34
    全然話が進まない(笑)
    完結までかなりかかりそうです~
    とりあえず書けるだけ書いちゃいます
  44. 44 : : 2013/11/23(土) 08:58:15
    ―――――――
    ―――――

    キース「これより基礎体力作りを始める、体力がなければこの先の訓練など到底乗りきれん。よって、私が良いと言うまでひたすら走ってこい!」

    ウソダローソンナノムリダヨー

    キース「無駄話してる暇があるならさっさと走ってこい!」

    「はっ!」


    ~2時間後~

    モウムリダーオレモダワタシモ

    キース「…(かなりの者が脱落したか、あと残っているのは…)」

    ミカサ「……」ハァハァ

    エレン「……」ハァハァ

    ライナー「…(くっ、あの二人まだ走れるのか)」ハァハァハァハァ

    ベルトルト「…(ライナーに付いてきたけど、もう無理だ)」ハァハァハァハァ

    キース「…(あの四人のみか、特にアッカーマンとイェーガーはまだ走れそうだな。あいつらは確実に上位に食い込むな)」

    アルミン「…あの二人は本当にすごいなぁ」ハァハァ

    クリスタ「ずっと二人で先頭争いしてて、最後まで走ってるって恐ろしいね。ライナーとベルトルトもついていけてないもんね」ハァハァ

    キース「(そろそろ潮時か)…よし、全員集合しろ!」

    「はっ!」

    「キース「集まったな。それでは続いて筋トレを行う、全員準備しろ」

    ウソダロー モウウゴケネーヨ

    キース「誰が口を動かせと言った、口より体を動かせ!」

    「はっ!」

    ―――――――
    ――――――
    ―――――

    エレン「ふぅ~疲れたな」ハァハァ

    ミカサ「確かに私でも疲れた」ハァハァ

    ライナー「いや、お前見てると疲れた感じがあまり伝わらないぞ。あれを見ろよ」つユビサス

    アルクリ「……」チーン

    ベルトルト「本当に二人ともすごいね。君たち二
    人がトップだったてしょ」ハァハァハァハァ

    エレン「ん
  45. 45 : : 2013/11/23(土) 09:13:29
    最後のミスですm(__)m

    エレン「ん?そうなのか?ミカサと競ってただけだからよくわからん」

    ミカサ「確かに走ってるとき、エレンしか横にいなかった(エレン二人っきりだった///)」

    エレン「でも、ライナーとベルトルトも最後まで走ってただろ?」

    ライナー「ああ、だが正直ギリギリだった。筋トレは大して出来なかったしな」ハァハァ

    エレン「そうだったのか、まあでも十分スゲーだろ!!それより、アルミンとクリスタ大丈夫か?」

    アルミン「正直大丈夫ではないかな、御飯も正直食べたくないし」ゼーゼー

    クリスタ「私も歩くのが辛いね」フラフラ

    エレン「仕方ねーな、っと」ダキカカエ

    クリスタ「ふぇ!?そ、そんなエレンだ大丈夫だよ///」アセアセ

    エレン「歩くの辛いんだろ?食堂まで運んでやるよ!まあアルミンは男だから頑張って歩け」

    ライアル(天使をお姫様抱っこだと!?羨ましすぎる)

    ミカサ(私もエレンにされたい…)

    ユミル「こら、テメー!!誰の許可を取って私のクリスタを抱っこしてんだ!?」

    エレン「ユミルか、クリスタが歩くの辛いって言ってるから運んでやろうと思っただけだが?」

    ユミル「クリスタが嫌がってるじゃねーか、私と変われ!!」

    エレン「クリスタ嫌だったか!?だったらすぐに下ろすぞ?」

    クリスタ「嫌じゃないよ…むしろもう少しされてたいかな~なんて///」プシュー

    エレン「じゃあ食堂まで運んでやるよ!」

    アルライ(エレン、そこ変われ!!)

  46. 46 : : 2013/11/23(土) 09:25:58
    このあと話の都合上重要になる人物がやっと登場します!
    皆さんもご存知のあの人です。

    と言うことで続きは後程!
  47. 47 : : 2013/11/23(土) 09:52:21
    だれだ?
    リヴァイ?
    わからないな…
  48. 48 : : 2013/11/23(土) 11:40:51
    誰だ?
  49. 49 : : 2013/11/23(土) 14:37:28
    正解はこの人です

    ――――――――
    ――――――

    エレン「ほら、クリスタ着いたぞ」

    クリスタ「あ、ありがとうね///」

    ミカサ「エレン、次は私を抱っこしてほしい///」

    エレン「ん?お前怪我でもしてんのか?」

    ミカサ「してないけど…」

    エレン「じゃあ抱っこする意味ないだろ」

    ミカサ「…」ショボーン

    アルミン「エレンそこは察してあげてよ」ハァ~

    エレン「ん?何を察するんだ?」

    ユミル「お子ちゃまエレンくんにはまだわかんねーよ」ケラケラ

    エレン「なんだそりゃ?」

    「ちょっと邪魔なんだけど?」

    エレン「おお、悪いな」

    ライナー「アニか!」

    アニ「入口の前で談笑してんじゃないよ、私は疲れたから早く座りたいんだよ」ムスッ

    エレン「悪いな、今どくよ」ササッ

    アニ「…ったく」スタスタ

    クリスタ「ご、ごめんね」

    ユミル「おー怖い怖い(笑)」

    エレン「ライナーあいつのこと知ってんのか?」

    ライナー「…ああ、一応な。ほら、それより早く飯食って次の対人格闘術に備えよう」

    アルミン「そうだね」

    エレン「……」




  50. 50 : : 2013/11/23(土) 14:38:32
    アニが正解でした(笑)
    兵長も重要人物ですが、まだまだ登場しません。
  51. 51 : : 2013/11/23(土) 16:25:42
    マジか
  52. 52 : : 2013/11/23(土) 16:37:16
    アニ…だと…?
    もしかしてエレアニなのか?そうなんだな?そうだと言ってくれ!!
  53. 53 : : 2013/11/23(土) 17:15:00
    いやエレクリですよね?
    そうだといってください!!
  54. 54 : : 2013/11/24(日) 10:35:04
    エレアニ派とエレクリ派両方いますね、個人的にはどっちもすきなんで…ハーレムにしますか!
    一応話の進行上、ミカサ・クリスタ・アニの3人のヒロインが必要なので!
    どうでしょうか?(笑)
  55. 55 : : 2013/11/24(日) 10:52:56
    とりあえず、話を進めます。
    ―――――――
    ――――――
    ―――――
    キース「それでは、これより対人格闘術の訓練を始める。まだまだ未熟な貴様らには打ってつけの訓練だ、心して取り組め」

    エレン「さて、誰とくもうかな」

    ミカサ「エレン、私と組もう!

    エレン「ミカサと組むのも良いんだけど、せっかくだからたまには他のやつとやりたいな!」

    ライナー「じゃあ、エレン俺とやるか?自分より体格の大きいやつとやるのもいいだろ!」

    エレン「そうだな、じゃあミカサ俺はライナーとやるから!また今度組んでくれよ」

    ミカサ「エレンがそう言うなら従おう…」ショボーン

    エレン「さて、ライナーやろうぜ!」カマエル

    ライナー「おう、いくぞ!!」トッシン

    エレン「ふっ、おりゃ」

    ライナー「グハッ…」ズシーン

    エレン「ふぅ、ライナー大丈夫か?」つテヲサシダス

    ライナー「エレン、強いな。しかも体格差があるのに簡単に投げ飛ばして…もしかして大きい相手に慣れてるのか?」

    エレン「そういうわけじゃねーが、昔から鍛えてたからな。それに良く小さい頃は喧嘩とかしてたし」

    ライナー「それでか!じゃあ体格が大きくても意味がないか」

    エレン「そんなことねーよ、ライナーは強いだろ。それに結構冷静でだしな!」

    ライナー「ん?なんで冷静だとおもうんだ?」

    エレン「今投げたとき、ちゃんと受け身とってただろ?普通急に投げられたら、あんなキレイに受け身できねーよ」

    ライナー「お前は良く見てるな。」

    エレン「そうか?それよりも早く訓練の続きやろうぜ!」



  56. 56 : : 2013/11/24(日) 11:03:57
    ライナー「ほう、意外だな!そんなに熱心にやるなんて」

    エレン「なんで意外なんだよ?」

    ライナー「だってお前は巨人どもを駆逐してやりたいんだろ?なのに、巨人と戦うのに必要とされないこの訓練を熱心に取り組んでいるからな」

    エレン「別に巨人を殺す技術だけが全てではないだろ。それに俺たちはどの兵団に属すことになろうとも、兵士として人を守るのが役割だろ?誰かを守るために使える技術ならいくらでも学ぶべきだろ!」

    ライナー「なるほどな、お前は兵士とは何か考えているようだな」

    エレン「…兵士としてと言うよりは、もう自分が無力なせいで誰かを失うのは嫌なだけだ…」

    ライナー「…そうか。っと、じゃあお前のその志でアイツに兵士とはどいうものか教えてやれ」つユビサス

    エレン「あれは…アニか?」

    ライナー「おい、アニ!サボってないで俺たちと一緒に対人格闘術を行うぞ。」

  57. 57 : : 2013/11/25(月) 01:15:22
    アニ「……」ギロッ

    エレン「おい、ライナーなんか怒ってねーか?」ヒソヒソ

    ライナー「大丈夫だ。それよりあいつに兵士とはなにか教えてやれ」bグッ

    エレン「は?俺がやんのか?」

    アニ「まずは、あんたがやんのかい?」ゴゴゴ

    エレン「うっ、と、とりあえす俺とやろうぜ!」

    アニ「あっそう、じゃあこっちからいかせてもらうよ」ダッ

    エレン(はっ早い!!とりあえず防がないと


    アニ「…(へぇ~これを防ぐのか…なら)」ヒュッ

    エレン(今度は足元かよ!!飛んで回避するしかない)バッ

    アニ(上に逃げたか、だがこれで避けられない。終わりだね)オリャ

    エレン(くそっ、避けきれるか…)クルッ

    アニ「なっ!?(空中で体勢を変えた!?そんな無茶苦茶な動きするなんて)」

    エレン(よし、なんとか避けれた!…ん?アニのやつ動きが止まってる、チャンスだ)ダッ

    アニ(あっ、しまった!驚きすぎだ!…だけど甘いね、動きが単調だや…すきあり)ハッ

    エレン「(なっ!?受け止められた)って、うおっ!?」ドシーン

    アニ「私の勝ちだね(正直危なかった…もしこいつに技術があれば負けてたのは私だった…)」

    ライナー「おい、エレン大丈夫か!?」

    エレン「ああ、大丈夫だ。それより次はライナー、お前の番だろ?」

    ライナー「…えっ?」

  58. 58 : : 2013/11/25(月) 01:43:49
    エレン「兵士とは何なのか教えてやるんだろ?」

    アニ「へぇ~あんたが次は教えてくれるのか、覚悟は出来てるんだろうね」ゴゴゴ

    ライナー「うっ…兵士には引けない状況がある、今がそうだ!!」ダッ

    ズドーン!!オイ,ライナーガチュウヲマッテオチテキタゾ!?ナニガアッタンダ??

    エレン「…ライナーが飛んだぞ、お前のその技すごいな!誰に習ったんだ?」

    アニ「父親に習ったんだよ、ただこんなの無意味だよ」

    エレン「無意味か?俺にはそんな風に思えないが?」

    アニ「…無意味さ、憲兵団を目指すには評価対象の高い立体機動とかを頑張れば良い。それに憲兵になる目的なんて大抵は自分のためだ。誰かを守るためじゃない。…だからこんなの無意味なのさ」

    エレン「そうは思わねーけどな!」

    アニ「あんたは誰かを守るために調査兵になって言ってたね?そんなあんたには必要かもしれないが、誰しもあんたみたいな理想を掲げているわけじゃないんだよ…」

    エレン「べつに俺の価値観を押し付けたいわけじゃないよ、ただお前は少なくともその技術に救われたことあるじゃないのか?」

    アニ「…別にそんなことないさ」

    エレン「そうなのか?このご時世だから人拐いやらなんやらが横行してるだろ?そんな奴らに対して自分を守るための技術として教わったのかと思ってよ!お前はかなり美人だしな」ニカッ

    アニ「は、はっ!?///な、何を言ってるんだい///」ゲシゲシ

    エレン「いてーよ、そんなに蹴んなよ。変なこと言って悪かったよ」アセアセ

    アニ「全くだよ…(こいつ私に対して美人って言ったのかい!?初対面なのになんてやつだよ///)」

    エレン「落ち着いたとこ悪いんだが、そのお前の技術を俺に教えてくれないか?」

    アニ「なんで知りたいんだい?正直あんたは十分強いと思うよ」

    エレン「強いと言っても所詮女の子に負けてるレベルだ、俺はみんなを守るためにここに来たんだ!それなのに負かされた、このままじゃお前を守れないだろ?」

    アニ「はっ!?///私を守るだって//」

    エレン「俺はみんなを守りたいんだ 、お前を含めみんなを守る力が欲しいんだ!だから頼む、俺におしえてくれ」

    アニ「…はぁ、わかったよ。あんたにおしえてくあげるよ…その代わり…ちゃんと守ってよ///」ゴニョゴニョ

    エレン「最後のほうなに言ったのかわからないが、ありがとな」

    アニ「ふん、その代わり私の教え方は厳しいからね」

    エレン「ああ、頼む!」
  59. 59 : : 2013/11/25(月) 02:10:28
    ~数週間後~

    エレン「ふぅ、とりあえず今日の朝練はこんなもんかな!ミカサ付き合ってくれてありがとな」ハァハァ

    ミカサ「エレンの役にたててよかった、それよりエレンはかなり進歩した。正直言ってかなり強くなった!」

    エレン「お前がそう言うなんて珍しいな!いつもまだまだだとか、危ないとかばかっかりなのに」

    ミカサ「入隊してからかなり技術が向上した!私も嬉しい」

    エレン「それでもまだお前に勝てないけどな…」

    ミカサ「フフッ、それは仕方ない。なぜなら私は全身を完全に支配できるから!でもその私と互角に渡り合えるエレンは素晴らしい」

    エレン「でも早くお前を越えないとな!じゃないとお前を守ってやれないから」

    ミカサ「早く私を守れるようになって欲しい、そしていつか…///」

    エレン「さて、お腹も減ったし、朝飯いこうぜ!
  60. 60 : : 2013/11/25(月) 07:39:30
    アルミン「二人ともおはよう」

    ミカサ「アルミンおはよう」

    エレン「待たせて悪かったな」

    アルミン「気にしないで、それより二人でまた朝練かな?」

    ミカサ「そう、エレンはまた強くなっていた」ホクホク

    アルミン「そうなんだ!エレンは毎日努力してるもんね」

    ミカサ「ええ、エレンはいつも頑張っていて偉い」

    エレン「強くなるために努力するのは普通だろ?」

    アルミン「エレンは相変わらずだね!でも無理して体壊したら意味ないから気を付けてね」

    ミカサ「アルミン、その点は安心して。無理させないために私がそばにいる」

    エレン「お前は俺の保護者かよ」

    ミカサ「違う、私はエレンの家族」

    エレン「ったくよ、それより今日は何の訓練だ?」

    アルミン「たしか今日から立体機動と馬術を
    やることになってたと思うよ」

    エレン「本当か!やっと立体機動を学べるのか!」ワクワク

    アルミン「たしかにやっとだね。今までずっと筋力強化や兵站行進、座学がメインだったからね。」

    エレン「早く飯を食べて行こうぜ!!」



  61. 61 : : 2013/11/25(月) 07:49:05
    キース「それでは、本日は立体機動の訓練をする。毎年、これにより多くのものが重傷または死亡する。なので、いつも以上に気を引き締めて行うように!それではまず、4人組の班を作れ」

    エレン「ミカサ、アルミン一緒に組もうぜ!」

    ミカサ「わかった」

    アルミン「じゃあ、あと一人はどうしようか?」

    サシャ「あの~みなさん、私も入れてもらっていいですか?」

    エレン「おう、サシャか!一緒にやろうぜ」

    サシャ「ありがとうございます!!」

    ―――――――
    ――――――
    ―――――
    きキース「全員組めたな、それでは実際立体機動装置を使用していく。使い方は講義のほうで学んだ通りだ。まずはあの高さ30㍍の木の上に移動し
    てもらう。それでは一班から順次始めよ!」
  62. 62 : : 2013/11/25(月) 08:09:37
    キース「次の班始めろ」

    エレン「俺たちの班だな!まずは俺から行くぞ」バシュ

    ギュイーン

    エレン「よし、着いた!なんか意外に余裕だったな」

    サシャ「エレンはすごいですね!初めてであんなに早くできるなんて」

    アルミン「本当だね」

    ミカサ「次は私がいこう」バシュ

    ギュイーン…スタッ

    ミカサ「ふぅ」

    エレン「さすがミカサだな、楽々たどり着いたな」

    ミカサ「私にとってこれくらい朝飯前」ドヤッ

    アルミン「次は僕が行くね(怖いけど、頑張らないと)」バシュ

    ギュイーン

    アルミン「(よし順調だ…)って、うわっ!?」グラッ

    エレン「アルミン!!大丈夫か!?」ガシッ

    アルミン「あ、危なかった~。エレン支えてくれありがとね」

    エレン「アルミンが怪我しなくてよかった」

    ミカサ「アルミン次は気を付けてね、怪我したら元も子もないから」

    アルミン「うん、ミカサ心配かけてごめんよ」

    ミカサ「無事ならなにより、さあ次はサシャの番だから」

    サシャ「じゃあみなさん、次いきますよー!」バシュ

    ギュイーン…スタッ

    サシャ「ふぅー、なんとかできましたね」ドヤッ

    キース(今期はやはり出来るものが多いな、特にイェーガーとアッカーマンは秀でている)

    キース「よろしい、では次の班!!」






  63. 63 : : 2013/11/25(月) 12:08:19
    クリスタ(うぅ~もう少して私の番だよ~、正直言って自信ないし怖いよ)ガタガタ

    ユミル「(クリスタのやつやべぇーな、完全にびひってる)クリスタ、そんなに緊張すんなよ」ナデナデ

    クリスタ「だ、大丈夫だよ」ブルブル

    ユミル「(ダメだ…完全にびひってる、これじゃあ出来るものも出来ね…何とかしないと)」

    エレン「おっ、クリスタにユミル!この次はお前たちの班か」

    ユミル「(こんなときにこいつかよ)…今お前に構ってる暇ないんだよ、用があるなら後にしな」シッシッ

    エレン「相変わらずひどいやつだな、俺が何したんだよ。まあいいや、頑張れよ…って、ん?クリスタどうかしたのか?」

    クリスタ「…え?あ、どうもしてないよ」ガタガタ

    エレン「(もしかして…)クリスタはいつでも可愛いな♪」ナデナデ

    クリスタ「ひゃ///」

    エレン「可愛いからついなでなでしてあげたくなったんだよ」ナデナデ

    ユミル「おい、てめー今する必要あるか!!ってか、私のクラスタに何してくれてんだよ!?」

    エレン「クリスタが可愛いからさ」ナデナデ

    クリスタ「////(なんか安心するな~//)」プシュー

    エレン「(緊張ほぐれてきたかな?)クリスタはできる子だ、だから自信をもて!ほら、あれを見てみろ」つユビサス

    クリスタ「どれかな?(私はできる子か!)」

    エレン「マルコのを見ててみろ!」

    ギュイーン…スタッ、ヨシデキタ!ホオ,マルコモヤルジャネーカ!

    エレン「見てたか?」

    クリスタ「うん」

    エレン「そしたらやる時になったら今のをイメージしてみろ。マルコは性格が基本に忠実なタイプだし、クリスタも似てるからあれをイメージすれば大丈夫だ」

    クリスタ「わかった!そうしてみるよ」

    エレン「もう一度言うが、お前はできるヤツだ!だから自信を持て。確かに初めてだから不安になるのは当たり前た、経験がないもんな。どれくらい出来るかも不確定だし、恐怖だってある。だけど、使うのは自分の体なんだ、今までずっと使ってきた体だろ?だったら、出来る
    とは予測できる。出来ることだけをやれば良い。最初から無理する必要はない、慣れれば出来るようになるから。だからそんなに気張るなよ」ニカッ

    クリスタ「うん///頑張ってくるね!」

    エレン「頑張ってこい!もし失敗しても俺が絶対に助けてやるからな」ナデナデ

    クリスタ「うん//ぜ、絶対に助けてね//あと、ちゃんとできたらさ…もう一回なでなでして欲しいな」テレテレ

    エレン「出来たらしてやるよ!ほら、順番だ。いってこい」

    クリスタ「頑張ってくるね♪」

    ユミル「…ふん、礼は言わねーからな」

    エレン「フッ…なんのことだよ、俺はやりたいようにしただけなんだからよ」

  64. 64 : : 2013/11/25(月) 12:56:31
    エレン(とりあえず、クリスタ達の班が終わるのを見てるか)

    ライナー「、えれエレン!お前の班はもう終わったのか?」

    エレン「ライナーか!ついさっき終わったよ。お前の班も今さっきやってたな、見てたぞ。すごかったな」

    ライナー「見てたのか、まあすごいと言うほどでもないがな」

    エレン「そんな謙遜すんなよ、それよりも何か用でもあんのか?」

    ライナー「ああ、そうだった!さっきお前てんs…じゃなくてクリスタと何話してたんだ?(俺の天使になでなでしやがって)」

    エレン「ああ!クリスタのヤツが緊張してたからな、ほぐしてやってたんだよ」

    ライナー「そうだったのか」

    「おーい、二人とも~」

    エレン「ん?アルミンか」

    アルミン「二人とも何の話してるの?」

    ライナー「ああ、こいつがクリスタの頭撫でてたからその理由を聞いていたんだ」

    アルミン「(天使を撫でていただと!!許せん)その話詳しく聞かせてよ」

    エレン「大した話じゃねーよ。ただ撫でて自信をつけてやっただけだよ」

    ライナー「どうやって自信をつけてやったんだ?(これを聞けば、天使と仲良くなる秘訣が分かるかも♪)」 ズイッ

    エレン「ちょうどマルコのヤツが立体機動やってたからそれを見せてイメージさせただけだよ」

    アルミン「なんでマルコなの?」

    エレン「マルコもクリスタも真面目で基本に忠実だろ?だから似たタイプだから、手本にするために見せたんだよ」

    ライナー「そうなのか(俺も同じときにやっていたのに…俺を見せてかっこいい~とか思われたかった)」

    エレン「本当はライナーでも良かったんだが、ライナーだとポテンシャルが普通より上だろ?そうすると逆に自信を無くさせちゃうと思ってな」

    ライナー「(ポテンシャル高い=かっこいい、つまりこれから見せ場はたくさんある!!)…それなら仕方ないか」ニヤニヤ

    アルミン「そうだったのか~(ライナーめ、天使は渡さないぞ)」

    エレン「それに、クリスタが怪我するとお前ら悲しいだろ(笑)」ニヤニヤ

    ライアル「!!?」

    エレン「まあ、冗談はさておき真面目な話かなりの奴らが悲しんじまうだろ?俺も悲しいしな!だから少しでもリラックスして出来るようにと思ってな。それにクリスタには少し気になるとこもあるからな」

    ライナー「…本当にお前は人をよく見ているな、でその気になる点とは?」

    エレン「クリスタって何となくだが、自分に対して負い目というか、自分そのものに自信を持ててない感じがしてな。ほっとけないからさ」

    アルミン「そうかな?そんな感じしないけど…」

    エレン「まあ、気にしすぎかもな!それよりもほら、クリスタがやるぞ。見守っててやろうぜ!」
  65. 65 : : 2013/11/25(月) 13:25:29
    どんどん文章がダメになってきてる…
    本当に駄文でごめんなさい
  66. 66 : : 2013/11/25(月) 13:28:39
    そんなことないですよ( ´ ▽ ` )ノ
    期待&支援!!
  67. 67 : : 2013/11/25(月) 20:59:50
    >>66 ありがとうございます。見てくれている人が一人でもいるなら頑張って書き続けます(/≧◇≦\)
  68. 68 : : 2013/11/25(月) 21:20:09
    期待だーーーーー
  69. 69 : : 2013/11/25(月) 22:06:47
    >>68 期待に応えれるように頑張りたいと思います!

    それでは続きいきます!
  70. 70 : : 2013/11/25(月) 22:17:16
    ライナー「クリスタお疲れ!」

    アルミン「お疲れ様!」

    クリスタ「ライナーにアルミンも見ててくれたんだ!ありがとね」

    ライアル(天使だ~)

    エレン「クリスタお疲れ様!ちゃんとできたじゃねーか」bグッ

    クリスタ「エレンのおかげだよ!ありがとうね、それと…さっきの約束のやつなんだけど~///」モジモジ

    ライアル「(モジモジクリスタいただきました~!!…じゃなくて)約束とは何!?」

    エレン「ああ、あれか!!ほら、こっちにこいよ」チョイチョイ

    クリスタ「うん///」テクテク

    エレン「これでいいか?」ナデナデ

    ライアル(天使にまたなでなでするだとっ!?)

    クリスタ「エレンありがとうね///」デレー

    ユミル「てめーまた私のクリスタに…」ゴゴゴ

    ライアル(いけっ!ユミル!)

    クリスタ「ダメだよ、ユミル!私が…エレンにお願いしたんだから///」モジモジ

    ライアルユミ 「グハッ!!」

    エレン「お前ら大丈夫か?大丈夫ならそろそろ最後の班が終わるし、飯に行きたいんだが」ナデナデ

  71. 71 : : 2013/11/25(月) 22:34:45
    クリスタ天使…
    だが!アニは女神だ!!
    綺麗でかっこイイ…
    最高!
  72. 72 : : 2013/11/26(火) 00:30:29
    >>71アニは美人ですよね!!
    可愛いアニを書きたいと思うので待っててください!
  73. 73 : : 2013/11/26(火) 04:25:35
    エレン「立体機動初日とはいえなんか物足りない感じだったな」

    ミカサ「確かに簡単過ぎた、けど最初から無理は良くない」

    エレン「そうだけどさ」

    アニ「あんたは何を不満言ってるんだい?」

    エレン「おお、アニか。」

    アニ「ここ座らせてもらうよ」

    エレン「ああ、いいぞ!」

    ミカサ「エレンが良いと言うなら従おう」

    アニ「で、何に不満を持ってるのさ」

    エレン「今日の立体機動の訓練が簡単だったから物足りないなって話してただよ」

    アニ「そう言うことかい。でもあれが物足りないなんて感じてるのは極少数だよ」

    リッタイキドウコワカッタネー、ホントウダヨ!ナンニンカハケガシテタタカラネ。ソレニシテモエレンクンハヨユウデコナシテタネ、サスガダヨ

    エレン「つまり感じ方は人それぞれってことか、ところでアニはどうだったんだよ?」

    アニ「私も楽ではあったよ、ただ最初は物足りないくらいがいいのさ」

    ミカサ「エレン、アニの言う通り。」

    エレン「それもそうか!にしてもお前もやっぱり簡単にこなしたのか、やっぱり流石だな」

    アニ「そんなことないさ、あんたからしたら普通だろ?」

    エレン「余裕で出来てるんだからスゲーよ。ミカサもだけど、お前ら二人とも才色兼備だな」

    ミカサ「エレンに褒められた///」テレ

    アニ「あ、あんたね//!またそう言うこと急に言わないでよ///」

    エレン「ん?だってアニもミカサも事実美人だろ?それに二人とも優秀だし!」ニカッ

    ミカサ「エレンにそんなに誉められると照れる///」

    アニ「も、もう、何を言うんだい///あ、あたしはもう先に行ってるから///」ダッ

    エレン「アニのやつどうしたんだ?ミカサもなんかボーッとしてるし?」

    ミカサエレンに褒められたエレンに褒められたエレンに褒められたエレンに褒められたエレンに褒められた//////////////」


  74. 74 : : 2013/11/26(火) 07:45:32
    キース「それでは乗馬の訓練を始める。まずは貴様らに馬を1頭ずつ与える、貴様らの給金では決して手に入らないような値段だ!大切に扱い、心を通わせろ。」

    エレン「お前が俺の相棒か!これからよろしくな」

    馬「ヒヒーン」

    キース「各自行き渡ったな。これより30分間スキンシップをとれ!何をしても構わない少しでも関係を築くように心掛けろ」

    エレン「とりあえず、名前を決めるか。何が良いかな~。うーん…エポナなんてどうだ?」

    馬「ヒヒーン」スリスリ

    エレン「おっ、気に入ってくれたか!じゃあお前はエポナだ」ナデナデ

    エポナ「ヒヒーン」ブルル

    ――――――――
    ――――――
    ――――

    キース「30分が経過した、それでは実際に乗馬をする。6人ずつ順に行う。適当に班を作れ」

    エレン「アルミン、ミカサ一緒にやろうぜ!」

    アルミン「いいよ」

    ミカサ「ええ、一緒にやろう」

    エレン「あと3人どうするか~おっ!アニも一緒にやらないか?」

    アニ「…いいよ(さっきあんなこと言われたからなんか顔合わせるの恥ずかしい///)」

    アルミン「あと二人どうしようか?」

    クリスタ「ねぇ、良かったら私たちもご一緒させてもらってもいいかな?」

    アルミン「クリスタにユミル!大歓迎だよ、ねエレン?(天使といっしょできる♪)」

    エレン「全然構わないよ、よろしくな」

    クリスタ「ありがとね」

    ユミル「ちっ、仕方ねーから一緒にやってやるよ」ケッ

    クリスタ「もーユミル、そんな言い方しないの」プクー

    ユミル「はいはい、私のクリスタ(怒ってても可愛い)」ナデナデ
  75. 75 : : 2013/11/26(火) 08:58:54
    キース「それでは、次の班準備しろ」

    エレン「さて、俺たちの順番だな。エポナ乗るぞ…よし乗れた!進んでくれ」

    エポナ「ヒヒーン」トコトコ

    キース「…(イェーガーは動物と心を通わせているな、これも資質か)」

    クリスタ「私たちも進もうか、お願いね♪(エレンは乗馬の経験あるのかな)」ナデナデ

    アニ「さあ、進んで(あいつは動物にまで好かれてるのか)」

    アルミン「(みんな凄いなぁ僕も頑張らないと)さあ、頼んだよ!」

    ミカサ「私たちも進もう」パカパカ

    ユミル「ん?なんで進まないんだよ、早く進め」バシッ

    ユミルの馬「ヒヒーン」ダッ

    ユミル「わっ!?ちょっと待て!!」アセ

    エレン「ん?おい、ユミルなに暴走してんだ、しっかり手綱を握れ!!…くそっ、まずいな、エポナ頼むぞ」ダッ

    キース「(しまった!!他の訓練兵を見ていたら遅れた)ユミル訓練兵しっかりコントロールしろ」ダッ

    ユミル「ヤバイ、落ちる」グラッ

    エレン「(…間に合えっ)」

    ――――――――
    ――――――
    ――――

    「ん…ここは?」

    クリスタ「ユミル!!目が覚めたんだね、良かったぁ」ポロポロ

    ユミル「ん…クリスタ、私は確かに馬から落ちたはずじゃ…」

    クリスタ「ユミルが落ちる寸前でエレンが助けてくれたんだよぉ~」ポロポロ

    ユミル「あいつに…助けられたのか」

    ガチャ







  76. 76 : : 2013/11/26(火) 09:09:02
    エレン「ユミル起きたのか!大丈夫か?」

    ユミル「ああ、大丈夫だよ。助かったありがとな」

    エレン「まさかお前にお礼を言われる日が来るとはな(笑)」

    ユミル「なんだてめーバカにしてんのか?」

    クリスタ「もう、ユミル命の恩人なんだからね」プンプン

    エレン「クリスタ気にすんなよ、ユミルはそれくらいじゃないとな!とりあえず元気そうでなによりだ」

    アルミン「エレン、相手は一応怪我人なんだからね!それと、クリスタとユミルに夕飯持ってきたよ」

    サシャ「ユミル大丈夫ですか?ごはん食べれないなら手伝いますよ」ジュル

    ユミル「芋女も来てたのか、残念ながらこれは私の飯だ!やらないぞ」

    クリスタ「サシャは心配してきてくれたんだよ、そんな言い方しないの」プンプン

    サシャ「うぅ…まあでもユミルが元気ならよかったですよ」

    エレン「じゃあ俺とアルミンはもう戻るな」

    アルミン「あとでミカサがユミルの服とか持ってくるってさ、じゃあお大事にね」


    クリスタ「二人ともありがとね、おやすみ」フリフリ

    サシャ「エレン、アルミンおやすみなさい」

  77. 77 : : 2013/11/26(火) 09:23:08
    クリスタ「それにしてもユミルはちゃんとエレンにお礼言いなよ」プクー

    ユミル「わかったよ(まあ確かにあいつに救われたから…)」

    ガチャ

    ミカサ「クリスタ、ユミルの着替え持ってきた」

    クリスタ「あ、ミカサありがとね!」

    ミカサ「礼にはは及ばない、それでユミル体はどうなの?」

    ユミル「ああ、何ともねーよ。お前の家族のお陰だな。」

    ミカサ「それなら良かった、じゃあ私は部屋に戻る。安静にしてるように」

    ユミル「ああ、わかったよ。心配かけたな」

    ミカサ「ふふっ、気にしないで。それじゃあ、おやすみ」

    クリスタ「じゃあサシャ、私たちも部屋に戻ろっか?」

    サシャ「そうですね、明日も訓練ですし」

    ユミル「おお、そうしろ!」

    サシャ「じゃあユミルおやすみなさい」

    クリスタ「ユミルおやすみ、ちゃんと安静にしてるんだよ?」

    ユミル「わかってるよ、それとクリスタちょいと耳を貸せ」チョイチョイ

    クリスタ「ん?なーに?」

    ユミル「あいつのこと好きなんだったらアプローチしないと、他のやつに取られるぞ(笑)」ヒソヒソ

    クリスタ「ふぇ!?な、何言ってるの!?」アセアセ

    ユミル「(こいつ分かりやすいな)あいつはかなりドンカンだが、モテてるからな積極的にいけよ」

    クリスタ「も、もう~何言ってるのさ、お、おやすみ」バタバタ

    ユミル「頑張れよ」
  78. 78 : : 2013/11/26(火) 19:55:13

    月日は流れ、ある日の訓練終わり

    アルミン「うぅ~、今日も疲れた」

    エレン「確かにな、今日は一日中動きっぱなしだったからな」

    ミカサ「アルミン、今日はお風呂によく浸かって、柔軟して休んでね」

    アルミン「そうさせてもらうよ…」

    エレン「それにしても…あいつらは元気だな」

    サシャ「さーて、ご飯の時間ですよー♪パァーンが私を待ってます」ルンルン

    コニー「お前は食になると元気になるな」

    サシャ「当たり前じゃないですか!フッフッフ、コニーのパァンも私が貰っちゃいましょうかね」ダッ

    コニー「ま、待って!!冗談に聞こえないぞ」ダッ

    サシャ「この世は弱肉強食なんですよ」

    オレノパンハワタサン、ダッタラワタシヲヌカスコトデスネ

    アルミン「確かに、凄い元気だね…」アキレ

  79. 79 : : 2013/11/26(火) 20:02:29
    コニー「まさか本当に俺のパンがなくなるなんて…サシャ、お前のパンをよこせ」

    サシャ「甘いですね、コニーは!!私のパァンはもう食べちゃいましたよ」ホッコリ

    コニー「クッソー、俺のじゃなくてライナーのパンにしろよな」クワッ

    サシャ「何言ってるんです、ライナーのも頂きましたよ♪」ホクホク

    ライナー「なにー、って本当に俺のパンがなくなってるじゃねーか」ガーン

    ベルトルト「ライナー、気付くのが遅いよ(笑)」

    サシャオマエー、アシタパンヨコセ!!ソレハムリナソウダンデスネ

    モブA「あいつら元気だなぁ、流石成績上位者だな」

    モブB「本当だな。お前も疲れてなさそうだもんな、ジャン」


  80. 80 : : 2013/11/26(火) 22:18:39
    ジャン「疲れるはずねーよ、だって評価の低い訓練は手を抜いてるからな」

    モブA「お前手を抜いてるのかよ!!」

    ジャン「むしろ、対人格闘とか本気でやるなんでバカバカしいだろ!!評価の高い訓練を頑張るためには適度に手を抜かないとな」

    モブB「なるほどな、たしかにそれは効率いいな」

    ジャン「俺は憲兵団に入るためにいるんだからな、真面目に訓練なんかしてらんねーよ」

    モブA&B「たしかにな、俺らもこれからそうするか」ハッハッハ

    「…くだらねーな」
  81. 81 : : 2013/11/27(水) 03:45:15
    ジャン「あぁん、なんだよ?死に急ぎ野郎が」

    エレン「別に、お前のその考え方がくだらないって言っただけだよ」

    ジャン「誰しもてめえみたいに、真面目じゃないんだよ。確かにお前の境遇には同情する。だが、俺の考えをてめえに否定される筋合いはない」

    エレン「別にお前が憲兵団に入りたいってことは否定しねーよ。むしろ目標を持ってる分尊敬すらする」

    ジャン「じゃあ、てめえにとって何がくだらないんだよ」バン

    ジャンが席を立ち、エレンに歩み寄る。

    エレン「そうやって努力をしないで、生きようとするさまがくだらねーって言ってるだけだよ」

    ジャン「んだと、コノヤロウ!!」ガシッ

    ジャンがエレンの胸ぐらを掴む。

    エレン「…この手を離せ」ギロッ

    ジャン「へっ!!悔しかったら離さしてみろよ」

    エレン「…後悔すんなよ」バシッ

    アル&マル「二人ともやめなよ」アセアセ

    それは一瞬の出来事であった。アルミンとマルコが静止する前に、ジャンが地べたに叩きつけられたのである。

    ジャン「いって~、てめえ今なにしやがった」

    エレン「お前が毎回のように手を抜いて楽してる間に学んだ格闘術だよ、何度も言うがお前が憲兵団に入るのを否定してんじゃねーよ。憲兵に入って楽したいことを否定してるんでもない。お前が今を全力で生きようとしないことをくだらないって言ってんだよ。」

    ジャン「んだと?」

    エレン「ここにいる全員が将来的に兵士としてどこかの兵団に所属する。だが、俺たちはまだ半人前の兵士だ!だから訓練兵団にいるんだろ?なのに、その半人前が手を抜いてどうするんだ?」

    ジャン「くっ…」

    エレン「それにお前は憲兵になりたいんだろ?成績上位者にならなきゃいけないはずのお前がなんで手を抜く?今は上位かもしれねーが、いずれ抜かされるかも知れねーだろ…目標あるんだったら、全力でそれに挑めよ」

    マルコ「今は完全に君が悪いね、ジャン」

  82. 82 : : 2013/11/27(水) 03:57:08
    ジャン「くそっ…」

    ふいに食堂のドアが開く

    キース「今しがた大きな音がしたが…誰か説明してもらおうか?」ギロッ

    食堂のみんながたじろぐ中、ミカサが手を挙げる

    ミカサ「サシャのお腹が鳴った音です」

    サシャ(えぇー!!)

    一同(そんなデカイ腹の虫は鳴かないだろ)

    キース「貴様か!!その食への執念をもっと別の方向へ向けられないのか」

    サシャ「え、あの、これは」アセアセ

    キース「少しは慎みを覚えろ」ガチャ

    ――――――――
    ―――――――
    ―――――

    サシャ「ミカサぁ~、ひどいですよぉ~」

    ミカサ「サシャ、あなたが犠牲になってくれたおかげてエレンを守れた。感謝する、お詫びにパンをあげよう」つパン

    サシャ「パァーン、仕方ないですね~今回だけですよ」ムフムフ

    ジャン「くそっ、てめぇのせいで危うく憲兵団逃すとこだったじゃねーか」ギロッ

    エレン「そんなに悔しいなら、努力して負かしてみろよ。お前のコンディションが整うまで待っててやるからよ」

    ジャン「覚えてろよ…」

  83. 83 : : 2013/11/27(水) 07:15:02
    おもろい‼期待‼
  84. 84 : : 2013/11/27(水) 07:35:04
    面白い!
  85. 85 : : 2013/11/27(水) 07:55:23
    >>83、84 ありがとうございます(*´ω`*)
    コメもらえると嬉しいです!

    では頑張りたいと思います。
  86. 86 : : 2013/11/27(水) 08:10:00
    さらに月日は流れて、夕食後の自由時間。
    雲ひとつない満点の星空の下、少女は歩いていた。

    アニ「(たまには散歩もいいものだね、なんだか落ち着く)…ん?あれは…」

    少女の視線の先には、ひたすら格闘術を練習する少年が見えた

    アニ(あいつは本当に訓練バカだね、少し隠れて様子でも見ようか)

    エレン「ハァハァハァ」バシッバシッバシッ

    アニ(かなり汗をかいてるね、かなり前からやってる感じだね)

    エレン「はぁはぁはぁ…ふぅ、疲れた。ところで、誰か知らないけどそんなとこに隠れてないで出てこいよ」

    アニ「…あんたいつから気付いてたのさ?」

    エレン「アニだったのか、お前がそこに隠れた時かな?人の気配がしたから気付いたんだよ」

    アニ「…あんたって乙女心に対しては鈍感なくせに、人の気配には敏感なんだね」アキレ

    エレン「あん?なんだよそれ?」

    アニ「何でもないよ、それより邪魔して悪かったね。私は戻るよ」


  87. 87 : : 2013/11/27(水) 08:26:10
    エレン「せっかくなんだから少し話そうぜ!ちょうど練習やめるとこだったしさ」

    アニ「…あんたは私と話したいの?」

    エレン「ああ!それにお前といるとなんか心地好いからさ、一緒にいたいと思ったんだが?なんか用事があるなら引き留めないが」

    アニ「はぁぁ///あんた、な、何言ってるのさ///(私といると心地好いっていったのかい!!)」カオマッカ

    エレン「ん?なんか変なこと言ったか?ってか、お前顔が赤いぞ、熱でもあんのか?」

    そう言うと、エレンはアニのおでこに自分のおでこをくっつけた。

    エレン「ん~熱はなさそうだ…ってアニ?大丈夫か?」

    アニ「…」プシュー

    エレン「おーい、アニ~?」

    ―――――――
    ――――――
    ―――――

    「う~ん…ここは…?」

    エレン「おっ!アニ気がついたか!!」

    アニが目を覚ますと、エレンが顔を覗いていた

    アニ「ひゃ、な、なんで、私はあんたの膝の上に?///」

    エレン「急にお前がフリーズしちまったからな、どうしようもないからこうなったんだよ。で、大丈夫か?」ナデナデ

    アニ「う、うん。大丈夫だよ…迷惑かけたね///」

    エレン「気にすんなよ、ってかお前の髪の毛柔らかいな!それに良い香りがする」ニカッ

    アニ「ば、ばかぁ~///変なこと言わないでよ///私は先に戻るからね」ダッ

    エレン「あ、待てよアニ…行っちまったよ。スゲー早いな、あれなら大丈夫か…ってこれはなんだ?」

    エレンの足元には髪留めが落ちていた

    エレン「これは、アニのかな?明日返せばいっか!さてと、俺も戻ってシャワー浴びねーとな」

  88. 88 : : 2013/11/27(水) 15:56:48
    わくわく((o(^∇^)o))わくわく
  89. 89 : : 2013/11/27(水) 23:17:56
    期待‼o(^▽^)o
  90. 90 : : 2013/11/27(水) 23:55:29
    読んでくれてる人が増えてきたのかな?
    コメを頂けて嬉しいです♪

    頑張ってかいてきいまーす(*´ω`*)
  91. 91 : : 2013/11/28(木) 02:10:41
    寮への帰り道、厩舎に灯りが見えた

    エレン(こんな時間に誰かいるのか…)

    そこには、金色の髪の少女がいた。さながら天使のような雰囲気を醸し出して…

    「今日も一日ありがとね、また明日もよろしくね」ナデナデ

    エレン「よぉ、クリスタじゃねーか!こんな時間になにしてんだ?」

    クリスタ「ひゃぁ!?え、エレンかぁ~びっくりさせないでよ」アセ

    エレン「悪い悪い、びっくりさせるつもりはなかったんだが…」

    クリスタ「もぅ~、びっくりしたじゃん」プンプン

    エレン「ごめんな」ナデナデ

    クリスタ「うぅ~///これからは気を付けてね///」

    エレン「わかったよ、んでなにしてんだ?」

    クリスタ「今日も一日ありがとねって馬たちにやってたんだ!」

    エレン「そうなのか~、お前はそういうことしてるから馬たちに好かれてるのかな」

    クリスタ「そうだと嬉しいな」


    エレン「きっとそうだよ、だから馬術も上手いんだろうな!見習わなくっちゃな」

    クリスタ「エレンだって十分凄いじゃん」

    エレン「俺はまだまだだよ」

    クリスタ「そんなことないって!エレンは馬とかなり意志疎通出来てるよ♪だって、最初の馬術の時、ユミルを助けてくれたもん」

    エレン「あのときは必死だったからな、俺の力って言うよりエポナのおかげさ」

    クリスタ「エレンがエポナくんの能力を引き出したんだよ!いくら馬の能力が高くても乗る人がダメなら力は発揮できないからね」




  92. 92 : : 2013/11/28(木) 08:35:24
    エレン「馬術トップのクリスタに誉められるとは光栄だな!」

    クリスタ「トップって言っても、エレンだって私とほとんど評価変わらないじゃん!どこかで馬術習ってたの?」

    エレン「俺は馬術なんて訓練で初めて習ったよ!そういうクリスタはどうなんだ?」

    クリスタ「え、えーっとね…ちょっとやったことあるくらいかな」アセアセ

    エレン「そうなのか!だけど、なんかクリスタの馬術ってなんか他とは違うよな!」

    クリスタ「えっ!?ち、違うってどんな風に違うかな?」シドロモドロ

  93. 93 : : 2013/11/28(木) 08:56:02
    エレン「なんて言うかさ、サシャやコニーとかの馬術は狩猟民族だからか、追いかけたりするのに徹してるだろ。それに対して、クリスタの馬術の動きはどこか綺麗に見せるような感じがしてな」

    クリスタ「(お屋敷での癖が残ってたのかな、出さないようにしてたのに)そ、そんなに違うかな?」

    エレン「ああ、別にそんなことねーよ。むしろ、そう感じてるの俺ぐらいみたいだしな」

    クリスタ「そうなんだ~(それならよかった~、でもエレンの前では気を付けないと)」アセアセ

    エレン「でさ、少し気になったんだけど…聞いていいか?」

    クリスタ「!?えーっと…何をかな?」

    エレン「クリスタって、内地の生まれなのかな~って思ったんだが?」

    クリスタ「えーっと、あの、その…」

    エレン「ああ、別に答えたくないなら答えなくていいよ。むしろごめんな、変なこと聞いちまって」ナデナデ

    クリスタ「うぅ…答えてもいいんだけど、一つだけ聞かせてくれないかな?どうして私にそれを聞こうと思ったのかを…」

    エレン「一つはクリスタの日常での作法が気になったからだな。で、もう一つは…お前がなんか自分に対して負い目を感じてるつーか、誰かのために命を投げ出しそうな危うさを感じてるからかな。お前の抱えてるその闇を少しでも和らげてやりたいと思ったからさ…」
  94. 94 : : 2013/11/28(木) 18:44:04
    期待‼
  95. 95 : : 2013/11/28(木) 20:16:14
    名探偵エレン(笑)

    支援!
  96. 96 : : 2013/11/29(金) 05:42:37
    クリスタ「うぅぅ、えっぐ…」ポロポロ

    クリスタは突然泣き出した。今までずっと独りで抱え込んでいたもの、誰も理解してくれない、誰にも話すことのできない、そんな孤独を初めて理解してくれたからだ。

    エレン「…クリスタ。」ダキシメ

    エレンはクリスタをただ抱き締めた。そして、クリスタはエレンの中でひたらすら泣いた。

    ――――――――
    ――――――
    ――――

    エレン「…少しは落ち着いたか」

    クリスタ「グズッ…急に泣き出してごめんね、それと抱き締めてくれてあ、ありがとね////」

    エレン「気にすんなよ、お前には笑顔が似合ってるだからさ!泣き止むまでいつまでも抱き締めててやるよ」

    クリスタ「///も、もう大丈夫だよ///」

    エレン「それならよかった、でさ、良かったらお前の抱え込んでる話聞くけど?」

    クリスタ「…」

    このとき少し戸惑った。本当に話ていいのか、もちろんエレンを信頼していないからではない。エレンを巻き込んでしまわないか心配だからである。

    クリスタ「…エレン、話したいんだけど少し時間をもらえないかな?やっぱりこれは私の問題で…下手したらエレンを巻き込んじゃうから…」

    エレン「俺は巻き込まれたっていいさ、それで少しでもお前のちからになれるならさ。ただ、別に無理に聞こうとはしないよ。だから、話したくなったら俺のとこに来いよ!いつでも聞いてやるから」ナデナデ

    クリスタ「…エレンありがとね。」

    エレン「気にすんなよ!俺はずっとお前の味方だからよ。」ナデナデ

    クリスタ「本当にありがとね♪」ニコッ

    エレン「やっぱりお前は笑顔が一番だよ。クリスタの笑顔には癒される!それにお前が笑ってないとライナーやアルミンを含めてみんながが悲しむぞ?だからさ、もしクリスタがまた笑えなく
    りそうなら俺のとこに来いよ、絶対に力になるからよ」

    クリスタ「!?///もう~エレンのばか//」

    エレン「何がバカなんだよ?」

    クリスタ「(癒されるとか言われたら余計ドキドキだよぉ~、また大好きになっちゃった♪)秘密
    だよ、鈍感エレン♪ニコッ

    エレン「なんだよ、それ…ってか鈍感かよ俺って?」

    クリスタ「ある一つのとこだけは凄く鈍感さんだよ?さてと、それそれ戻ろうよ♪」ルンルン

    エレン「意味わかんねーよ、まあいっか」






  97. 97 : : 2013/11/29(金) 07:10:43
    期待&支援!
  98. 98 : : 2013/11/29(金) 12:44:26
    入団から1年がたった朝の食堂。一際多くの訓練生が集まる机があった。

    エレン「いただきまーす」

    アルミン「いただきます。ところでエレンは今日も朝練してたの?」

    エレン「ああ、そうだよ。今日はミカサも付き合ってくれたから充実してたよ!」

    ミカサ「エレンの役に立てて良かった。」

    エレン「助かったよ、サンキュな」

    ミカサ「どういたしまして、それにしてもエレンはまた強くなっていた」

    アルミン「エレンは毎日欠かさず自主的に訓練してるからね、さすがだよ」

    クリスタ「本当に凄いよね!尊敬しちゃうよ」キラキラ

    ユミル「けっ、単なる訓練バカなだけだろ」

    エレン「いいだろ、少しでも強くなりたいんだから」

    サシャ「エレン、ぱぁん下さい!ぱぁん♪」

    エレン「お前は相変わらず、ブレないな…」

    サシャ「それがサシャ・ブラウスですからね」ドヤッ

    エレン「流石だよ…ほらサシャ、パン取ってこい」ポーイ

    サシャ「わんわん」ガブッ

    サシャはエレンの投げたパンを空中で
    わえて、一瞬でたいらげた。

    エレン「その食に対する執着心尊敬するよ(笑)」

    ミカサ「エレン、食べ物で遊んではいけない」

    エレン「はいはい」

    アルミン「…アハハハ、ところで今日は順位発表だったよね?」

    クリスタ「そうだよ、ミカサとエレンは確実に十番以内だろうね…羨ましいな」

    ミカサ「クリスタ、あなたも十分可能性がある。いつも頑張っていたもの」

    エレン「確かにクリスタは頑張ってたよな!可能あるぞ」

    クリスタ「頑張ってても、ミカサとエレンには敵わないもん」ショボーン


  99. 99 : : 2013/11/29(金) 13:47:37
    ユミル「あいつらはまともじゃないんだ!だから気にするなよ」ナデナデ

    クリスタ「うぅ~」

    エレン「さーて、訓練に行くか!」

    ―――――――――
    ―――――――
    ―――――

    ~対人格闘術の訓練~

    エレン「おりゃ!」バシッ

    アニ「…クッ、やるじゃないか」

    エレン「ふぅー、なんとかアニに勝ったな。ギリギリだけど、ほら」つテヲサシダス

    アニ「まったく、相変わらず乙女相手に手加減しないね」

    エレン「お前相手に手を抜いたら、俺がボコボコだろ。それに手を抜くなんて失礼だろ」

    アニ「…あんたは訓練バカだね」フッ

    ミカサ「エレン、次は私とやろう!」ワクワク

    エレン「おお、いいぞ!その代わり本気で来いよな」

    ミカサ「もちろん、エレン相手に手を抜くなんてしない」ザッ

    エレン「よっしゃ~、来い!」



  100. 100 : : 2013/11/29(金) 13:58:02
    エレン「イッテテテ」ヒリヒリ

    アニ「あんた大丈夫かい?」

    エレン「ああ、大丈夫だよ。ただお前らとやるとやっぱり無傷じゃ終われないな」

    ミカサ「それは私たちも同じ。それくらいエレンは強い」サスサス

    エレン「それでもお前らに盛大負け越してるがな…」ショボーン

    アニ「良く頑張ってるじゃないか、私たちから一本取れるなんてこの訓練所じゃあんたぐらいだろ」ナデナデ

    ミカサ「その通り、今日だってアニ対して1勝2敗。私とも1勝1敗、十分な結果だと思う」ナデナデ

    エレン「お前ら二人とも頭を撫でるな。それにまだまだ満足なんて出来ない。」

    アニ「なんでだい?」

    エレン「だって俺はまだお前らより断然弱い…俺はお前らを守りたいんだ!だからお前らより圧倒的に強くないといけないんだよ」

    アニ「フフッ、じゃあ早く強くなって私を守ってよね///」

    エレン「おう、そのために強くなってやるよ」

    ミカサ「エレン、私も早くエレンに守られたい///」

    エレン「待ってろよ!」

  101. 101 : : 2013/11/29(金) 14:19:58
    午後~立体機動訓練~

    キース「立体機動の訓練を始める。今日は仲間との連携を高める訓練だ。よって、3人組の班を作れ!!」

    エレン「誰と組むかな~」

    ミカサ「エレン、一緒に組もう!!」

    エレン「いいぞ、あと一人はアルミンか…ってライナーたちと組んでるな。じゃあ…」

    アニ「ねえ、あんたたちの班に入っていいかい?」

    エレン「アニか、いいぞ。ちょうど足りなかったし!よろしくな」

    ミカサ「アニ、よろしくね。」

    キース「班を作れたな。それでは訓練内容を説明する。森の中にターゲットが30体設置されている、スタートから時間内にどれだけ攻撃できるかが評価に繋がる。なお、ゴール時間も評価対象だからのんびりしている暇もないからな」

    エレン「つまりいち早くターゲットすべてを破壊し、尚且つスピードも必要ってわけか」

    アニ「個々の能力だけじゃなく連携もないとダメだね」

    ミカサ「私たち3人の立体機動の成績はほぼ変わらない。そうすると、大切になるのは役割分担。どうするのがベストか?」

    エレン「ん~、よし!まず、ミカサお前が左側。アニが右側、そして俺真ん中でお前らの後ろに付こう。」

    ミカサ アニ
    エレン

    エレン「お前ら二人が基本的に索敵だ。そして、見付けたら教えてくれ。その状況に合わせて俺が指示を出す!」

    ミカサ「わかった」

    アニ「了解したよ」

  102. 102 : : 2013/11/29(金) 15:06:09
    ―――――――
    ――――――

    ミカサ「目標10時の方角に一体」

    エレン「よし、ミカサは補佐を。俺が討伐する」

    ミカサ「了解 」バシュ

    ザシュ

    アニ「そのあと、30㍍先2時の方角!」

    エレン「わかった。ミカサお前が討伐で、アニが補佐に回れ!その間俺が索敵する」

    ミカアニ「了解」バシュ

    ――――――――
    ――――――

    ミカサ「ここまで順調に来てる」

    アニ「確かに。今討伐22だからあと8体だ」

    ミカサ「時間もかなり余ってる。このままを維持しよう」

    エレン「そうだな…おい!二人とも止まれ、危ないぞ」

    不意に森の中に強烈な突風が吹き荒れる。ミカサとアニの二人は風に煽られ姿勢を崩した。

    アニ「…くっ(まずい、アンカーが変な方に)」

    ミカサ「っ…(姿勢を戻さなければ)」グラッ

    エレン「(まずい、二人とも体勢を崩してる。助けないと)間に合えっ」バシュ

    ドンッと鈍い音が森の中に響いた。

    ミカサ「…あれ、痛くない」

    アニ「…一体何が…」

    エレン「ふぅ、お前ら二人とも怪我してないか」

    ミカサ「はっ!?エレンこそ大丈夫なの?」アセアセ

    二人が木にぶつかる寸前にエレンが二人を助けたのである。

    アニ「あんた、そんな無茶して大丈夫なわけ?」アセ

    エレン「お前らこそ怪我ねーのかよ?」イテテッ

    ミカサ「私はエレンのお陰で無傷」エレンヲサスサス

    アニ「私も無事さ」

    エレン「それなら良かった。とりあえず、無事なら一旦上に行くぞ」バシュ

    ―――――――――
    ―――――――
    ―――――

    エレン「もう一度聞くが、お前ら平気なんだな?正直に言えよ?」

    ミカサ「私は無傷」

    アニ「私も問題ないさ。」

    エレン「それなら、良かった。」

    アニ「あんたは大丈夫なのかい?」

    エレン「大丈夫だから訓練に戻るぞ、と言いたいがそうもいかないようだ」

    ミカサ「どういうこと?って、エレンその手!!」

    エレンの右手は紫色に腫れていた。

    エレン「どうやら、捻ったらしい。無理すれば、ブレードを扱えないこともないが厳しいな」

    アニ「そんな、私たちのせいで…すぐに訓練をやめて治療しに行ったほうがいい」

    ミカサ「確かにアニの言う通り。私たちを助けたせいで…今すぐ信煙弾をあげるから」

    エレン「待てって!俺は無理だがお前ら大丈夫なんだろ?だったら続行しよう。その代わりお前らの負担が大きくはなるがな」

    ミカサ「でも…」

    エレン「いつも万全の状態なわけじゃないんだ。だったらその予行だと思えばいい。だから、続行するぞ」

    アニ「…わかったよ。あんたがそう言うなら私は従う」

    ミカサ「…わかった、でもエレン約束してほしい。絶対に無理はしないと」ウルッ

    エレン「大丈夫だよ。こんなことでそんな心配するな!」

    アニ「で、私たちはどうすればいい?」

    エレン「さっきも言ったが、お前らの負担は大きいぞ。まず陣形だが、二人はさっきと同じままだ。」

    ミカサ「エレンはどうするの?」

    エレン「俺はお前らを先導する。つまり、俺が索敵を一手に引き受ける。そして、二人で目標に攻撃する。移動範囲がさっきより圧倒的に増えるからな」

    アニ「わかったよ、目標の破壊は任せな」

    ミカサ「アニ、少しでもエレンを楽させるにはあなたとの協力が重要。力を貸して」

    アニ「もちろん、二人でエレンのやつを楽させてやろ」



  103. 103 : : 2013/11/29(金) 15:20:53
    エレン「目標1時の方角だ!そのあと、10時の方角50㍍先だ!!」

    ミカサ「了解、アニ補佐をお願い」バシュ

    アニ「任せな、そのあとあんたが補佐に回ってくれよ」バシュ

    ミカサ「わかった」ザクッ

    ―――――――――
    ―――――――

    エレン「なんとか到着だな、時間内にもついたし!」

    ミカサ「ハァハァ、でも1体逃してしまった…」ハァハァ

    アニ「ハァハァ…そうだね、でも良くやったんじゃない」ハァハァ

    エレン「お疲れさん、やっぱりキツかったか」

    ミカサ「ハァハァ、問題ない。それより早くエレン医務室へ」

    エレン「だが、先に教官に報告行かねーと」

    アニ「ハァハァ、私たちがしてくるよ、待ってな」ダッ

    ライナー「よっ!エレンお疲れ。」

    エレン「ライナー、お前は先の班だったか!」

    ライナー「まあな、それよりどうだった?」

    エレン「アニとミカサに助けられた感じだな。あいつらに悪いことした」

    ライナー「どういうことだ?って、おまえその手どうしたんだ!?」

    エレン「訓練中にやっちまってな、無理矢理続行したせいで二人にかなり負担かけちまったよ」

    ライナー「そうだったか、早く医務室へ行けよ?」

    エレン「今二人が報告行ってるからそれが戻ってきたらな」

    ミカサ「報告してきた。エレン医務室に行こう。」

    エレン「一人で行けるよ。それよりおまえたちは残って結果聞いてきてくれよ!」

    アニ「…わかったよ。聞いたらすぐ行くから待ってな」

    エレン「おう、じゃあいってくるわ」

  104. 104 : : 2013/11/29(金) 17:15:44
    期待
  105. 105 : : 2013/11/29(金) 22:43:25
    エレンてssでやたら怪我してるような気がするwwww

    まぁいいや、期待‼
  106. 106 : : 2013/11/29(金) 22:59:18
    頑張ってください!!
  107. 107 : : 2013/11/30(土) 07:16:01
    ライナー「お前ら二人とも大変だったんだってな?お疲れ!」

    ミカサ「いや、大変だったのはエレンのほう」

    アニ「…そうだね」

    ライナー「ん?どういうことだ?エレンが後半怪我したからお前ら二人で討伐してたんだろ?」

    ミカサ「確かにそう、だけど、怪我の理由は私たちにあるから大変なのはあたりまえ」

    ライナー「あいつの怪我の理由がお前らってどういうことだ?」

    アニ「あいつに聞いてないのかい?あいつは私たち二人を庇って怪我したんだよ…」

    ライナー「そうなのか!!エレンのやつそんなこと一言も言ってなかったぞ」

    ミカサ「エレンは優しい、だから言わなかったんだと思う」

    ライナー「そうだったのか…っと、そろそろ今回の訓練の結果が発表されるだろう。とりあえず集合しよう」

    ―――――――――
    ―――――――
    ―――――

    アルミン「ミカサ、アニおめでとう!!君たちの班一番だったね」

    ミカサ「ありがとう。全部エレンのおかげ」

    アニ「ほんとそうだね」

    アルミン「?どういうこと?っていうかエレンは?」

    ミカサ「そうだった、早くエレンのとこに行かないと!!悪いけどアルミン、話はまたあとで」ダッ

    アルミン「行っちゃった…どうしたんだろ?」

    ライナー「エレンなら怪我で医務室だ」

    アルミン「ライナー!!怪我ってエレンは大丈夫なの?」

    ライナー「とりあえず、手首を捻っただけだから問題ないだろうな」



  108. 108 : : 2013/11/30(土) 07:42:24
    アルミン「良かったぁ~、にしてもライナー詳しいね!」

    ライナー「エレンが医務室に行く前に話をしたんでな、たまたま知ってたんだ」

    アルミン「そうなのか…ってことはエレンたちの班はアニとミカサの二人であの成績ってこと!?」

    ライナー「そうなるな、だが怪我したのは後半とも言っていたが」

    ベルトルト「誰が怪我したの?」ヒョイ

    アルミン「エレンが怪我したんだって、そこまで酷くはないみたいだけど」

    ベルトルト「それはお大事に。でもエレンの班って一番だったよね?」

    ライナー「そうだ!」

    ベルトルト「残りの二人が相当頑張ったってことか、確かアニとミカサだっけ?」

    アルミン「そうだよ!だからある意味あの結果には納得できるよね」アハハハ

    ベルトルト「たしかにね」アハハハ

    ライナー「それもあるだろうが、やはりエレンのやつがいたからだと俺は思うぞ!」

    ベルトルト「ライナー、どういうこと?」

    ライナー「アニとミカサは確かにポテンシャルがかなり高い、成績も優秀だからな。だが、あの二人は正直に言って連携というのが苦手だろう?」

    アルミン「言えてるね、ミカサは自分から人に関わらないし、アニも一匹狼タイプだよね」

    ライナー「今回の訓練は連携出来ないと正直ほぼ不可能だろ、いくらポテンシャルが高くてもな。」

    ベルトルト「つまり…エレンがあの二人をまとめてたってこと?」

    ライナー「そうなるな、エレンは結構人を見てるからな!おそらくそれぞれの癖や行動パターンを認識しているだろうな」

    アルミン「そうだね、エレンってなんだかんだ人のこと見てるね」

    ベルトルト「そうだったのか~!そういえば、エレンと組んでるとやり易く感じるよね!」

    ライナー「俺もあいつと組むとかなり楽に動けるからな。だから、おそらく今回もエレンがいたからこの結果に結びついたんだろう」

    アルミン「なるぼどね、納得だよ!にしても、ライナーもよく見てるんだね!ライナーもエレンと似たタイプなのかな?」

    ライナー「あいつほとではないさ、それにあいつと俺は全然似てないさ。」

    アルミン「かな?ひと人のこと見てるし似てると思うけどな」

    ベルトルト「そうだね、ライナーも頼りになるもん!!」

    ライナー「嬉しいこと言ってくれるな、エレンには敵わないさ。あいつには人を惹き付ける素質がある」

    ベルトルト「どういうこと?」

    ライナー「エレンの周りには自然と人が惹き付けられるだろ?あいつが周りを見ているからじゃなく、自然と惹き付ける魅力のようなものがあるんだろうな」

    アルミン「なるほどね、たしかに言えてるよ!エレンってなんだかんだ人に好かれるから」

    ライナー「つまり、そこの違いさ!人を惹き付ける力、まさに王の器とでもいうのかな、それがあいつには備わっている!」

    ベルトルト「王の器か、なんか凄いね!」

    アルミン「そうだね、エレンが王様になったらどんな国ができることやら(笑)」

    ベルトルト「鈍感な王様に振り回される国にかもね」ハハ

    アルミン「言えてるよ」アハハハ

    ライナー「さて、無駄話を終わりにして王様に会いに行くか!!」

    アルミン「そうだね、怪我の具合が気になるし!」
  109. 109 : : 2013/11/30(土) 17:07:49
    期待です!
  110. 110 : : 2013/11/30(土) 17:23:21
    期待
  111. 111 : : 2013/12/01(日) 01:30:54
    めっちゃ面白いです
  112. 112 : : 2013/12/01(日) 15:40:21
    期待!
  113. 113 : : 2013/12/01(日) 16:13:35
    やっぱりおジャンがかっこ良くねぇと意味ねぇよ
  114. 114 : : 2013/12/01(日) 16:28:51
    >>113イエーガー訓練兵!配置にもどれ!!
  115. 115 : : 2013/12/01(日) 16:35:40
    一晩中バイトしてたんで爆睡してました(笑)
    もう少ししたら続きいきまーす!
  116. 116 : : 2013/12/01(日) 18:54:31
    よっしゃぁ!
  117. 117 : : 2013/12/01(日) 21:26:00
    医務室の扉が勢いよく開かれ、2人の少女が心配そうな面持ちで入室してきた。

    ミカサ「エレン、怪我の具合は?大丈夫?」

    エレン「問題なって言ったろ、それよりここは医務室だぞ?もう少し静かにな」ヤレヤレ

    医務官「まあまあ、彼女たちは君を心配で来てくれたんだから!」

    アニ「大丈夫なんだよね?」

    医務官「ああ、彼の怪我の具合なら心配いらないよ。少しの間は訓練出来ないけどね、まあすぐに良くなるさ!」

    エレン「ありがとうございます。」

    医務官「さて、じゃあ私は君の状態を教官に伝えてくるね!そこのお二人さん、彼の日常面でのサポートよろしくね」

    そう言って、医務官は部屋を出ていった。

    エレン「全く、お前ら騒がしいな。そんなに心配することないのに!」

    ミカサ「うう、ごめんなさい。でも心配だったのでつい…」ショボーン

    アニ「私は別にあんたの心配してたわけじゃないし…ただ私のせいで怪我したのが嫌なだけだからね、勘違いしないでよ////」プイッ

    エレン「はいはい、わかったよ。だけど二人とも心配してくれてありがとな!もう大丈夫だから、安心してろよ」ナデナデ

    エレンはそう言って二人を撫でた。

    ミカサ「…良かった///」テレッ

    アニ「うぅ~、勘違いするなって言ったろ///」ゲシゲシ

    エレン「痛い、痛いから」

    アニ「全くもうっ///」プイッ

    エレン「わかったよ。それじゃあ飯でも行くか!」

    ミカサ「そうしよう!!それとエレン、さっきの訓練の結果を伝えていなかった、ので今伝える」

    エレン「そうだったな!で、どうだったよ?」

    ミカサ「私たちの班は見事一番だった。これも全てエレンのおかげ」

    アニ「確かに、あんたがいたからだね!感謝するよ。」

    エレン「お前らの頑張りのおかげだよ!俺はなんもしてないからな」
  118. 118 : : 2013/12/01(日) 21:30:16
    アニ「そんなことないさ、自信を持ちなよ!」

    ミカサ「アニの言う通り。」

    エレン「そうか?何か出来たならいいんだが…」

    ミカサ「エレンがいないと無理だった!これは紛れもない真実、だからエレンのおかげ。」

    エレン「じゃあ、まあ俺も手伝えたんだな」

    アニ「十分な活躍だったよ。さて、そそろそろ行かないとみんな待ってるよ」

    エレン「そうだな、急ごう!!」ダッ
  119. 119 : : 2013/12/02(月) 01:12:10
    期待です!
  120. 120 : : 2013/12/02(月) 02:53:16
    夕食が終わり、夜が更けて1日の中で訓練兵たちの唯一の自由時間が訪れる。
    自習的にトレーニングをする者、予習をする
    者、会話を楽しむ者、様々な過ごし方がある。
    そんな暗闇の中、3人の人影が動く。

    ???「これから…どうするの?」

    ???「任務を遂行するしかないじゃないか!!

    ???「しかし…こいつらを…出来ない」

    ???「それは…僕だって同じさ…けど…」

    ???「私たちは…すぎた、もう戦士…いられな
    い」

    ???「少し時間を…考えよう。裏切るか…かを…」

    そして、再び朝を迎える
  121. 121 : : 2013/12/02(月) 03:07:33
    この日迎えた朝は、訓練兵たちにとっていつもの日常と少し違う。
    規則正しく起き、同じ時間に食事をする。ここまでは、毎日同じだが、ここからは異なる。
    訓練をしなくてよい、つまりは休暇である。

    アルミン「エレン、今日の休暇はどうするの?またいつも通りトレーニングにして過ごすの?」

    エレン「今日は午後から出かける予定だよ」

    アルミン「珍しいね!!いつもはトレーニングしてるのに」

    エレン「ああ、なんでもミカサとアニとクリスタに誘われてな。そんなに誘われたら無下にもできねーからな」

    アルミン「(なるほどね、そういうことか!!)気をつけてね」

    エレン「ああ、たまには息抜きってことで行ってくるさ!なんならアルミンも一緒に行くか?男一人だと何となく寂しいし」

    アルミン「(僕も付いていきたいけど、行けばおそらく3人に睨まれるな)…遠慮させてもらうよ。邪魔しちゃ悪いしね」

    エレン「そうか?お前なら邪魔にはならないと思うが?」

    アルミン「(君のじゃなくて3人のだから、ね)読書したから残るよ。楽しんできてね!」

    エレン「そうか、じゃあお土産でも買ってくるよ」

    アルミン「じゃあお願いするよ!いってらっしゃい」フリフリ

    エレン「いってくるな」

  122. 122 : : 2013/12/02(月) 07:16:23
    わくわく((o(^∇^)o))わくわく
  123. 123 : : 2013/12/02(月) 07:50:37
    訓練所の入口付近で少年は一人佇んでいた。

    エレン「(あいつら遅いな~。ってか、女3人で行くほうがいいんじゃねーかな?)…」

    などと考えていると、後ろから

    「お待たせ!」

    と、3人の美少女が現れた。

    エレン「やっと来たか。遅かったな」

    クリスタ「ごめんなさい。用意に手間取っちゃって」ペコッ

    ミカサ「エレン、ごめんなさい。でも女性が遅れたときは嘘でも待ってないと言うべき」

    アニ「まあ、それが出来ないのがあんたらしさだけどね」フン

    エレン「…なんで俺が怒られているんだ?」

    クリスタ「もう~、二人とも待たせたんだから素直に謝ろうよ」プクー

    エレン「いいよクリスタ、お前だけでも謝ってくれてるし、俺が悪いらしいからな」

    そう言って、クリスタの頭を撫でた。

    クリスタ「…////」テレッ

    アニミカ「…(ズルい、謝れば良かった)」ジーッ

    エレン「…二人ともそんなに睨むなよ」コワイカラ

    エレン「んで、今日はどこに行くんだよ?」

    ミカサ「そうだった、今日は服を買いに行きたい」

    エレン「それって俺必要か?女子だけのが気楽でいいんじゃないか?」

    アニ「男の好みとか知りたいから付き添って欲しいんだよ///」

    クリスタ「そうそう、だから今日1日お願いします♪」

    エレン「男の好みって言われても、俺は自分のしかわからないがいいか?」

    アニミカクリ「十分だよ!(というか、エレンの好みに興味があるから///)」

    エレン「んじゃ、まあこちらこそ今日はよろしくな」

    そう言って四人は街に向かって歩き始めた
  124. 124 : : 2013/12/02(月) 11:15:13
    時間が出来たので続き書きます。
    今日中に終わらせたいとおもいます。

    結構中途半端で終わるかもしれませんが、ご勘弁をm(__)m
    続きは読みたい人がいれば書くし、いなければそこで終わりにします!
    とりあえず、最後まで読んで読みたい人がかおねお願いしますm(__)m

    では次よりスタート
  125. 125 : : 2013/12/02(月) 11:28:04
    街は活気に溢れていた。そして、その活気溢れる中で一際目立つ集団がいた。

    エレン「(活気に溢れてるな、良いことだけど、)やたら混んでるな」

    ミカサ「仕方ない、ここは街の中でも一番人の賑わう通りなのだから」ルンルン

    クリスタ「そうだよ!それにこれだけ賑わってるのも良いことだよ♪」ルンルン

    アニ「そうそう、皆巨人の恐怖に囚われてないんだからさ」ルンルン

    エレン「そうだけどよ…ってか、お前らなんでそんなに浮かれてんだ?」

    ミカアニクリ「えっ///き、気のせいだよ//」

    ミカアニクリ「!?」

    エレン「見事にハモったな(笑)仲が良いんだな。にしても…訓練兵って珍しいのか?」

    ミカサ「なぜ?」クビカシゲ

    エレン「だってよ、やたら周りの人たちに見られてるからよ」

    クリスタ「それは…おそらく、ね?」

    アニ「おそらく…そうだろうね」

    エレン「ん?なんだよ?…そっか!お前らが美人で可愛いからか!!」ナットク

    ミカサ「えっ//」

    アニ「美人で///」

    クリスタ「可愛い///」

    3人は顔を赤くして立ち尽くしてしまった。

    エレン「おーい、ミカサ~アニ~クリスタ~反応してくれよ」フリフリ






  126. 126 : : 2013/12/02(月) 11:39:02
    ~洋服屋~

    エレン「やっと着いたよ」

    ミカサ「さっきはごめんなさい」ショボーン

    エレン「別に良いけど、道の真ん中で3人共動かなくなるからビックリしたよ!」

    クリスタ「だってエレンがさ///」テレッ

    アニ「あんたがいけないんだからね//」

    エレン「俺なにしたよ!?」

    ミカアニクリ「自分で考えて///」

    エレン「なんだよそれ?わけわからん」クビカシゲ

    クリスタ「もう、エレンの鈍感!!そんな鈍感エレンは放っておいて服を見よう♪」

    アニ「そうだね」

    ミカサ「そうしよう。だけどエレンには最後にちゃんと選んでもらうからね」

    エレン「わかったよ。ほら、それよりさっさと見てこいよ」


    ~1時間後~

    エレン「やっと買い物終わった」ツカレタ

    ミカサ「ふふっ、エレンお疲れ様」ナデナデ

    エレン「撫でるなよ、ったく」

    クリスタ「エレンありがとね♪それに荷物まで持ってくれて」ルンルン

    エレン「まあ、これくらいはなんともないしな。それに女に荷物持たせるのは良くないからな」

    アニ「少しはわかってるじゃないか」ナデナデ

    エレン「だから撫でるのはよせ!!」

    ミカサ「エレンのために少し休憩をしよう」

    アニ「そうだね、こんだけ付き合わせちゃってるし、飲み物くらい買ってあげるよ」

    クリスタ「じゃあ、そこのカフェいこうよ♪」
  127. 127 : : 2013/12/02(月) 11:53:52
    エレン「ふぅー、疲れた。」ドッコイショ

    ミカサ「お疲れ様。エレンは座ってまってて、買ってくるから」

    エレン「悪いな」

    エレン(にしても、久々に街にきたがたまには良いもんだな)

    クリスタ「エレンお待たせ!はい、これ」つコーヒー

    エレン「わるいな!コーヒーか、俺が好きなのよく知ってたな」

    ミカサ「エレンの好みは把握している。」

    エレン「さすがミカサだな、サンキュー」ゴクゴク

    アニ「久しぶりの街の感想はどう?」

    エレン「ああ、気分転換になったよ。それにお前らといれて楽しかったしな!」

    ミカアニクリ「そ、そんな~///」モジモジ

    エレン「また今度来るとき誘ってくれよ。こうやってたまに来ると、気晴らしになるから」

    ミカサ「じゃあ、また一緒に来ようね♪」

    エレン「みんなで来ような」

    クリスタ「エレンは今日
    つ振りに街に来たの?」

    エレン「うーん…かなり前だな!アルミンとライナーとベルトルトと来たのが最後だから」

    アニ「そうなんだ、その時は何したの?」

    エレン「アルミンの付き添いで本を見て、そのあと街をブラブラしただけだよ。」

    ミカサ「エレンにもアルミン以外の友達が出来て嬉しい」

    エレン「人付き合いが良くなくて悪かったな」フン

    クリスタ「機嫌悪くしないでよ♪」ナデナデ

    エレン「お前ら人の頭を撫でるの好きだなぁ~」トオイメ

    ミカサ「エレンは撫でたくなる」ナデナデ

    アニ「こんな美女3人に撫でられて嬉しいだろ」クスッ

    エレン「悪い気はしないけどよ、なんか守られてる感じが嫌だ」

    ミカサ「じゃあ早く守れるくらいになって」クスッ

    エレン「待ってろよ、必ずお前ら全員守れるような男になるからな」

  128. 128 : : 2013/12/02(月) 11:59:55
    日が傾き初め、夜が刻々と迫る時間、四人は帰路についた。

    エレン「さーて、帰って少し体でも動かすかな!」ノビーッ


    の瞬間、エレンの首もとに鍵がぶら下がっているのにクリスタが気づいた。

    クリスタ「ねぇ、エレン?その首飾りなーに?」

    エレン「ああ、これか?これは確か…うっ」ズキズキ

    急にエレンは頭を抑えてうずくまり、倒れこんでしまった。

    ミカサ「エレン!?どうしたの?エレン!?」

    アニ「急にどうしたんだい!?ねえ、しっかりしなよ!!」

    クリスタ「エレン、エレン!!」


  129. 129 : : 2013/12/02(月) 12:11:27
    ドンっと勢いよく開けられた扉から一人の金髪の少年が血相を変え、飛び込んできた。

    アルミン「エレン、大丈夫かい!?」

    ミカサ「シーッ、今は落ち着いて眠っている。」

    アルミン「それなら良かった」ホッ

    アルミン「にしても、急に倒れたなんてエレンはどうしたの?」

    クリスタ「ごめんなさい…私のせいかも…」グズッ

    アニ「あんたのせいじゃないよ、だから泣くんじゃないよ」ナデナデ

    アルミン「どういうこと?」

    ミカサ「実は…カクカクシカジカ~」

    ―――――――
    ――――――
    ―――――

    アルミン「そうだったのか、じゃあ鍵について聞いたらなのか。一体どうしたんだろうね?」

    ミカサ「わからない、ただ今はなんともないみたい。だからとりあえず安心」

    アニ「親友と家族の二人が何にも分からないんなら本当に原因不明だね」

    クリスタ「ごめんなさい、ごめんなさい」グズッ

    アルミン「クリスタのせいじゃないから安心してよ。」

    ミカサ「そう、この中の誰のせいでもない。だから落ち着いて。」

    クリスタ「グズッ…急に取り乱してごめんなさい」

    ミカサ「さて、アルミン少しエレンのこと見ておいて。私は3人で少し話をしたいから」

    アルミン「いいよ、じゃあ目を覚ましたら教えるから3人共夕食とってきなよ!」

    ミカサ「ごめんね、アルミン。さあ行こう」

    そう言って3人は無言のまま医務室をあとにした。
  130. 130 : : 2013/12/02(月) 12:35:41
    重苦しい空気が漂う中、アニが最初に口を開いた。

    アニ「で、話っていうのは?」

    ミカサ「あなたたち二人には確認しておきたいことがある」

    クリスタ「何をかな?」

    ミカサ「率直に言う、二人はエレンのことどう思ってるの?」

    アニクリ「急になに!?」///

    ミカサ「エレンは私の大切な家族であり、男性としてとても大好き」

    アニ「…私もあいつのこと好きさ。あんなに真っ直ぐ力のある目をした男なんていないもん」

    クリスタ「わ、私も大好き、エレンはこんな私でも受け入れてくれたんだもん」

    ミカサ「そう、ならもう一つ質問する。あなたたちはエレンを愛し続けることができる?」

    アニ「…どういうことだい?」

    ミカサ「エレンは過去の責任に囚われている。そして、恐らくその過去の闇があるせいでエレンは誰かを好きになることを拒んでいる。その闇から解放されない限り、エレンは誰かを愛することはしないと思う。あなたたちはその闇を和らげることができる?背負う覚悟がある?その上で質問する、あなたたちはエレンを愛し続けることができる?」

    アニ「…ミカサはできるの?」

    ミカサ「私はその覚悟がある。だからエレンのそばにいる」

    クリスタ「その、過去の闇ってなんなのかな?」

    ミカサ「…私から話すことは出来ない…エレンに直接聞くしかない。」

    アニ「…その闇がなんなのかわからない。けど、あいつが苦しんでるなら助けてやりたい。それが私の答えさ」

    クリスタ「私も…エレンが受け入れて
    れたみたいに、今度は私がエレンを受け入れる!その闇が例えなんであろうとも」

    ミカサ「そう、わかった。あなたたちは私の恋のライバル、誰が選ばれても恨みっこなし」クスッ

    アニ「上等さ」クスッ

    クリスタ「負けないんだからね」クスッ

    ミカサ「それじゃあ、話は終わり。エレンの過去については本当に知りたいならエレンに直接聞いて。きっと話してくれるから」

    アルミン「ここにいたのか!今エレンが目を覚ましたよ。早く来て」

    四人は早足で医務室に向かった
  131. 131 : : 2013/12/02(月) 15:05:36
    実に面白い
  132. 132 : : 2013/12/02(月) 16:05:41
    とても面白い!
    続きを!!
  133. 133 : : 2013/12/02(月) 16:46:22
    ほう…悪くない
  134. 134 : : 2013/12/02(月) 17:30:16
    とても面白い!
  135. 135 : : 2013/12/02(月) 17:48:04
    >>131>>132>>133>>134ありがとうございます!

    ~変更のお知らせ~
    今日中に書き終える予定でしたが無理でした。
  136. 136 : : 2013/12/02(月) 23:10:52
    面白いです!
    ゆっくりでいいので、頑張って下さい!!
  137. 137 : : 2013/12/03(火) 07:23:50
    勢いよく扉を開けると、ベッドの上でくつろぐエレンの姿が目に入った

    エレン「ん?おお、3人共!なんか心配かけたみたいだな」

    ミカサ「エレン、体の調子はどうなの?い大丈夫?」ギュー

    エレン「み、みかさ…今死にそうだ…」ウッ…

    アルミン「ミカサ、首がしまってるから、力入れすぎだから」アセアセ

    ミカサ「はっ!?、つい力を入れてしまった」アセアセ

    エレン「し、死ぬかと思った」ゼェゼェ

    アニ「全く力加減を考えなよ」ハァ

    クリスタ「エレンそれで大丈夫なの?」ウルウル

    エレン「ああ、何の問題もないよ!悪かったな、急に倒れちまったみたいで」

    アニ「気にすることないよ、無事で何よりだし」

    ミカサ「本当に良かった」

    エレン「もう大丈夫だよ。それより、そろそろ消灯時間だろ?お前ら戻れよ」

    アニ「そうだね、これ以上いてもなにもすることないみたいだし」

    ミカサ「じゃあエレン私たちは部屋に戻る。何かあれば呼んでくれればすぐに駆けつけるから」

    エレン「ああ、わかったよ!じゃあおやすみ」

    クリスタ「おやすみ、エレン」フリフリ

    アルミン「じゃあ着替えとかあとで持ってくるね!」

    エレン「サンキュー」

    アニ「おやすみ」

    ミカサ「おやすみ、お腹出して寝ないでね」

  138. 138 : : 2013/12/03(火) 07:41:21
    104期訓練兵たちが入団してから1年と半年が経過しようとしていたある日のこと。えれえれ

    アルミン「
  139. 139 : : 2013/12/03(火) 07:53:12
    すいません上のはなしでm(__)m

    104期訓練兵たちが入団してから1年と半年が経過しようとしていたある日のこと。エレンはいつも通り朝の自主トレを終えて、食堂へ向かっていた。

    アルミン「エレンおはよう」

    エレン「アルミンか、おはよう。」ノビーッ

    アルミン「エレンは本当に努力家だよね!入団してから1日もトレーニングサボってないし」

    エレン「まあ、目標のためだからな」

    ミカサ「二人ともおはよう。席は確保しておいた」

    アルエレ「おはよう」

    エレン「にしても、そろそろ入団して1年半か!意外と早かったな」

    アルミン「僕には長かったかな、毎日辛いし」アハハ

    ミカサ「二人とも体つきがすごく変わった。たくましくなってる」

    アルミン「毎日訓練してたからね」

    エレン「でも、兵士としてはまだまだ未熟者だよ。足りないものだらけさ」

    ミカサ「それをこれから補っていけばいい、だけど無理は禁物」

    エレン「わかってるよ、まったくもう」

    アルミン「でも二人とも凄いじゃないか!ミカサは成績が今のとこ首席だし、エレンだって2~5番以内から落ちてないもん!」

    エレン「アルミンだって座学は常にトップだろ?その方がスゲーよ」

    ミカサ「うん、アルミンは努力している。親友として凄く誇りに思う」

    アルミン「はは、それは僕のセリフだよ。こんな優秀な親友が二人もいるんだから」

  140. 140 : : 2013/12/03(火) 08:07:20
    ライナー「3人ともおはよう」

    ベルトルト「おはよう」

    エレン「ライナー、ベルトルト!おはよう」

    ライナー「お前たちは相変わらず仲が良いな!」

    アルミン「昔からずっと一緒だからね」

    ミカサ「そう、私たちは家族のようなもの」ドヤッ

    エレン「お前たちもかなり仲が良いだろ?」

    ライナー「同郷で昔から一緒だからな」

    ベルトルト「そうだね」

    ライナー「まあ、そんな話はともかく雪山訓練の話聞いたか?」

    エレン「雪山訓練?なんだそりゃ?」

    ライナー「知らないのか?なんでも恒例の訓練で入団後1年半ごろに行うかなり辛い訓練らしい」

    アルミン「僕も聞いたことある。参加は任意らしいけど、成績にかなり影響するらしいね。」

    ライナー「ああ!だが任意にしている理由があって、かなり死亡率が高いらしいからな」

    エレン「そんなに厳しい訓練なのか?」

    ライナー「内容は詳しく知らないが、今まで習ってきたことを全て活用できないとほぼ成功出来ないような訓練らしいからな」

    アルミン「要するに、これまで習った全てを活用出来るかを試される訓練ってことだね」

    ベルトルト「その訓練が1週間後に行われるんだって!それで、今日の訓練終わりに説明とかあるらしいよ」

    エレン「そうなのか、ぜひ参加したいな」

    ミカサ「エレンあまり無理はしないで」

    エレン「だが、こんな機会滅多にないだろ?兵士としてかなり成長できると思わねーか!」

    アルミン「エレンは本当に根っからの兵士だね」

    ライナー「尊敬に値するよな」ハハハ

  141. 141 : : 2013/12/03(火) 14:28:01
    一日の訓練を終え夕食になる前に、104期訓練兵たちは集められた。

    キース「知ってる者もいるようだが、1週間後に雪山訓練を行う。これは任意の訓練であり、強制は一切しない。なぜなら、かなり過酷で危険があり毎年多くの死傷者を出しているからである。」

    教官A「それでは興味のあるものだけが残り他の者は解散してよろしい」

    ~訓練内容説明中~

    キース「それでは説明は終わりだ。説明を聞いてなお、参加したいものはこの用紙に必要事項を記入し、提出せよ」

    エレン「アルミン、お前も参加するのか!?」

    アルミン「うん、いつまでもエレンたちの後ろを追いかけるだけじゃ成長出来ないから」

    ミカサ「アルミン、でも本当に危険。それでも参加するの?」

    アルミン「…うん」

    エレン「…そうか、ならもう何も言わないさ。ただ絶対死ぬなよ」

    アルミン「ありがとうね、エレン」

    キース「ふむ…参加者は全部で30名か」

    教官A「例年通りですね」

    キース「ああ、だが今年は成績上位者が全員参加とはな」

    そして、1週間が経過し過酷な雪山訓練が始まるのであった…
  142. 142 : : 2013/12/03(火) 14:37:15
    雪山訓練当日。参加者たちは3つの馬車に分けられ、各々のスタート地点に向けて出発した。

    エレン「スタート地点は班毎に違うんだよな」

    アルミン「そうだね、しかもスタート地点につくまでは班員が誰かもわからないからね。本当にその場で作戦たて立てる必要がでるからね」

    ミカサ「エレンと同じ班になりたかった…」

    アルミン「残念だけどもうダメだよね、同じ馬車に乗ってるからね。この馬車にいないメンバーとしか組めないから」

    ミカサ「うぅ…」ガックリ

    エレン「そんなに落ち込むなよ、3日後にゴール地点の小屋で会おうぜ!」

    アルミン「そうだね、みんなで生きて会おう!」

    ミカサ「二人とも気をつけてね」

    エレン「お前もな!」

    不意に馬車が停止した。おそらくスタート地点
    に到着したのだろう。

    教官A「エレン・イェーガー、お前はここで降りろ。」

    エレン「はっ!俺はここでお別れだな、じゃあ3日後にな」

    エレンが馬車から降りるとそこにはスタート地点の小屋があった。

  143. 143 : : 2013/12/03(火) 14:45:14
    エレン「(さてと、とりあえず入るか。誰かいんのかな)…おーい誰かいるか?」ガチャッ

    しーん

    エレン「誰もいねーのか。ん?これが地図かな」

    小屋の中には訓練に必要な道具が用意されていた。一つ一つ手に取り確認してると不意に小屋の扉が開いた。

    「…あんたと同じ班になれるなんてね。」

    そこにはアニが立っていた。

    エレン「アニとか!よろしくな」

    アニ「ああよろしくね、他のやつはまだなのかい?」

    エレン「ああ、どうやらまだ俺たちだけみたいだな」

    アニ「ふーん…(ラッキー♪)」

    「お邪魔しまーす」ガチャッ

    エレン「最後の一人が来たみたいだな」

    「あ!エレンにアニ!」

    アニ「最後の一人はクリスタ、あんただったのか」

    クリスタ「うん、よろしくね」

    エレン「よろしくな!さてと、全員揃ったとこで作戦会議とでもいきますか!」
  144. 144 : : 2013/12/03(火) 15:02:40
    わくわく((o(^∇^)o))わくわく
  145. 145 : : 2013/12/03(火) 18:14:57
    期待
  146. 146 : : 2013/12/04(水) 07:32:11
    エレン「とりあえず、ルートを決めるか」

    クリスタ「そうだね」

    ~ルート決め中~

    エレン「よし、じゃあこれで決定な!あとはだいだいの目標距離決めるか」

    アニ「3日間で24キロでしょ?だったら1日8キロ位のペースでいいんじゃない」

    クリスタ「それくらいを目安にしよっか」ウーン

    エレン「…いや、初日で半分くらい進もう」

    クリスタ「えっ?それは大変じゃないかな?」

    アニ「私もそう思うけど…」

    エレン「地図を見てくれ。俺たちの決めたルートは最初がほとんど平坦だ。それに比べて後半は登りとかが厳しくなる」

    アニ「そうだね」

    エレン「すると、3日間で均等に分けるのはあまり得策とは思えない。それより、初日の体力があるうちに緩やかな部分を多く進み、残り二日で12キロを進むのがいいと、俺は思う」

    クリスタ「確かにそうかも」

    エレン「加えて、標高が高いとさらに条件は厳しいだろから進める距離は限られてくる。だから、初日に標高が低い部分を多く進みたい」

    アニ「なるほどね、それは納得できる」

    クリスタ「じゃあ、それで行こっか」

    エレン「よし、じゃあ決定な!スタートは何時だっけ?」

    アニ「10時ごろに教官が煙弾をあげるそうだよ」

    クリスタ「もうそろそろかな?」

    エレン「なら、時間まで準備をするか」
  147. 147 : : 2013/12/04(水) 08:05:15
    一面の銀世界。天候は晴れでも気温は上がってこない。そんな空間の10箇所に配置した訓練生たちは、スタートの合図である煙弾が上がるのを固唾を呑んで見守っていた…

    そして、銀色の世界に一本の赤色の柱が上がった。

    エレン「よし、スタートの合図だ!行くぞ」

    訓練兵にとって過酷な訓練が幕を開けた。

    エレンたちの班は、先頭にエレンを置き、真ん中にクリスタ、最後尾にアニという1列の隊列で雪路を進む。

    アニ(それにしても、こんな急に集まった3人なのによくここまで考えて作戦をたてられるものだよ)

    ―――――――
    ――――――
    ―――――
    出発直前のこと

    エレン『隊列だが、俺が先頭、その後ろにクリスタ、最後尾にアニでいいか?』

    クリスタ『エレン先頭でいいの?大変でしょ?』

    アニ『先頭は一番負担がかかるよ?』

    エレン『知ってるよ。だから俺が先頭なんだよ』

    アニ『どういうこと?』

    エレン『正直言ってこの3人の中で体力あるのは俺だし、先頭は風避けになる必要あるだろ?そうすると一番デカイ俺が適してる』

    アニ『…それは嫌味かな?』

    エレン『ちげーよ。効率的にってことさ。それにお前らより周りを観れるって自信もあるしな』

    クリスタ『そうだね、エレンはよく観察できるもんね!だけどなんで私が真ん中なのかな?アニでも変わらないと思うけど』

    エレン『クリスタが真ん中にいる理由は、お前の指揮能力』頼りにしたいからだな。先頭は俺が歩くが、ルートの確認とかはクリスタに全てを任せる。だからクリスタは俺とアニの指揮を執ってくれ』

    クリスタ『わかったよ。指揮とかは任せて!』

    エレン『頼んだぞ。んで、アニが最後尾にいる理由についてだが、アニの冷静さを買って最後尾にした。』

    アニ『どういうことさ?』

    エレン『アニって合理的で冷静さを備えてるから無茶はしないだろ?でも、俺やクリスタは絶対的に無理するタイプだ。だから、それを抑制するのがアニの役割だな』

    アニ『要するに、死に急ぐ二人を止めろってことだね』ハァ

    エレン『そうなるかな(笑)だが、生き残る上で最重要だから頼んだぞ。あと後方確認もよろしくな』

    アニ『任せな、死に急がせないようにするから』

    エレン『頼んだぞ!』

    ――――――――――
    ――――――――
    ――――――
    アニ(3人の性格と特性を完全に把握して、作戦練るなんて恐ろしいやつだね…ライナーの言ってたことがわかった気がする。そして私が惚れた理由もね…)
  148. 148 : : 2013/12/04(水) 12:02:41
    わくわく((o(^∇^)o))わくわく
  149. 149 : : 2013/12/04(水) 18:58:51
    すでに日が沈んでから何時間たち、訓練兵たちは疲れから寝静まり、昼とは正反対の静寂さがある。

    ライナー『とりあえず、今日も集まりはしたが…』

    ベルトルト『正直言ってこれからどうするか…未だに決まらないからね』

    アニ『現状は兵士として生きるってことで決定してなかったかい?』

    ライナー『たしかにその通りだ。しかし、やはり集まってこんな風に悩みを打ち明けるのは必要だろ』

    ベルトルト『うん、本音を語れるのはこの3人しかいないもんね』

    アニ『…まあ、そうだよね…でも私は戦士としてみんなを殺すことは出来ないよ…』

    ライナー『俺だって…そうさ、だが、故郷のこともある』

    ベルトルト『…僕たちは彼らに会わなかったらこんな風にならなかったのかな…』

    アニ『そうだね…いい人ばかりだもんね』

    ライナー『…そんなあいつらの人生をぶち壊してしまったのは俺たちなのにな…』

    ベルトルト『…申し訳ないね』

    ライナー『戦士とは何なのか…ここにきて自分が何を信じればいいか悩むなんてな』

    アニ『……』

    ベルトルト『…仮にさ、僕たちが戦士として働くとして…彼らはどんな反応をするのかな…』

    アニ『さあね…少なくともあの女には全力で殺されそうだよ』フフッ

    ライナー『…ミカサか、確かにな。』

    ベルトルト『悪いことしたよ…本当に…ミカサにも…そして…エレンにもね』

    アニ『…そうだね、私たちのせいであいつの人生を無茶苦茶になったんだもんね…』

    ライナー『…だが、そのエレンにアニが恋するなんてな』フッ

    アニ『ふぁ!?あんたなにいってるのさ///』ゲシゲシ

    ライナー『痛いから、痛いから』グハッ

    ベルトルト『アニが乙女になるもんね』ハハハ

    アニ『う、うるさい///』ゲシゲシ

    ライナー『そんなあいつも敵になるのか…あいつは恐らく一番厄介な存在になるだろうな』

    ベルトルト『エレンが?確かに成績良いけど、ミカサのが厄介だと思うけどな』

    アニ『そうだね…ミカサは全身を支配できるとか言ってるから』

    ライナー『確かにミカサのが身体能力的に上だ。だが、エレンのやつはそれ以上に兵士として厄介な資質を持っている』

    ベルトルト『どういうこと?』

    ライナー『簡単に言えば、あいつは人のことをよく観ているってことだな!それに人を惹き付ける魅力のようなものを備えている。兵士としてあいつ以上の男は存在しないと思う。味方なら頼もしいが、敵だと恐ろしい存在だと俺は思う』

    アニ『あんたがそんなに他人を高く評価するなんて珍しいね!』

    ベルトルト『ライナーが認めるほどの男ってことか』

    ライナー『…本当にあいつと闘うことになったら気を付けるべきだな。まあ、どちらに転ぶかはまだ結論が出せないが…』

    アニ『そうだね…でもちゃんと悔いの残らない決断をしよう』

    ベルトルト『うん、戦士に戻るにしても、兵士としてこのままいるにしてもね』

    ライナー『そうだな…さて戻るか!これ以上部屋を抜け出しているとバレそうだからな』

    ――――――――
    ―――――――
    ――――――
  150. 150 : : 2013/12/04(水) 19:08:57
    期待!
  151. 151 : : 2013/12/04(水) 19:39:06
    期待
  152. 152 : : 2013/12/04(水) 20:28:01
    期待
  153. 153 : : 2013/12/04(水) 22:48:22
    期待!
  154. 154 : : 2013/12/05(木) 13:45:43
    天候に恵まれて、初日は順調に進み、目標地点に1時間早く到着していた。

    クリスタ「エレン、この辺りが初日の目標地点だよ」

    エレン「意外に早く着いたな。二人とも疲れたか?」

    アニ「疲れてはいるけど、問題にならない程度だよ」

    クリスタ「私も大丈夫」

    エレン「そうか…ならもう少し進むか?」

    アニ「そうだね、明日以降天候が悪くなる可能性がありえるし、進めるうちに行くのはいいかもね」

    クリスタ「じゃあ進む?」

    エレン「そうするか!とりあえず、地図貸してくれないか?」

    クリスタ「はい」つチズ

    エレン「……よし、もう少し進んだとこに平坦な場所がある。ここまで行こう。そしたら今日は休もう」

    アニクリ「わかった」

    エレン「じゃあ行くぞ」

    ~1時間後~

    エレン「ふぅ、到着したな。今日はここで休むぞ」

    アニ「そうだね、じゃあとりあえずテントでもたてるかい?」

    エレン「そうだな、でもお前ら二人は休んでろよ!俺一人でやるから」

    クリスタ「そんなの悪いよ。エレンが一番疲れてるのに」

    エレン「じゃあ俺がやってる間に二人は火をつけて水を沸かしておいてくれ。あと地図の確認も頼むな」

    アニ「…わかったよ、その代わり無理しないでよ?」

    エレン「大丈夫だよ、これ終わったら休ませてもらうからよ」

    クリスタ「じゃあ、エレンお願いね」

    エレン「任せとけ!」

    アニ「火はとりあえずこれでいいね。あとは水を沸かして明日の分を確保しようか」

    クリスタ「やっぱり火があると暖かいね」ホカホカ

    アニ「ああ、そうだね。さてと地図でも確認しようか」

    クリスタ「とりあえず、今がここでしょ?スタートから約13キロ弱のだね」

    アニ「そうすると、明日と明後日で残りか…天候にもよるけど、明日少しでも進めると最後が楽だね」

    クリスタ「うん、だけど…明日から斜面が急になるし、険しくなりそうだね」

    アニ「かといって迂回するのも得策とは言えないよ。雪のせいで予想以上に疲れるから」

    エレン「お前ら、とりあえず出来たぞ!」

    アニ「早かったね!お疲れ様」

    クリスタ「エレンありがとね。これ飲んで温まって!」

    エレン「サンキュー!とりあえずテントの中に移ろうぜ」


  155. 155 : : 2013/12/05(木) 13:56:32
    エレン「さて、明日以降のことだが…飯を食いながら考えるか」

    クリスタ「はい、二人とも!野戦食料だけど」

    アニ「ありがとね」モグモグ

    エレン「とりあえず、明日どうするかについて二人の意見を聞きたいんだが?」

    アニ「さっき話した結論から言えば、当初の予定通り険しいけど最短距離を行くのがベストという感じさ」

    クリスタ「迂回すると距離が倍以上になるし、雪のせいで思った以上に進めないからね」

    エレン「なるほどな。まあ今日と同じ天候も望めないしな」モグモグ

    アニ「ああ、だから山を登るしかないだろうね。」

    エレン「よし、んじゃそうするか!明日は早めに動きだすために今日はもう休むか」

    クリスタ「そうしよっか!」

    アニ「3人同時に休むのかい?見張りがいるほうがいいと思うけど?」

    エレン「そうだな。火の番も欲しいしな。交代でやるか」

    アニ「じゃあ最初は私がやるよ。二人は休みな」

    クリスタ「アニありがとね!じゃあ次は私がやるね」

    エレン「じゃあ最後は俺か!まずはアニ頼んだ。おやすみ」

    クリスタ「アニおやすみ」モゾモゾ

    アニ「任せな、二人ともおやすみ」
  156. 156 : : 2013/12/05(木) 14:10:52
    ~二日目~

    朝日が昇り始める少し前から雪が少しずつ降り始めた。周囲は静寂に包まれ、聴こえるのは二人の可愛い寝息ぐらいである。

    エレン「やっぱり寒いな~とりあえず湯を沸かしておかねーとな」

    エレン(今日はどうなるかな、雪がちらほら降り始めてるし、登りだから昨日以上に消耗が激しいだろうな)

    などと考えていると、テントの方から人が出てきた。

    アニ「…おはよう」ボーッ

    エレン「おはよう、起きたのか!とりあえずこれでも飲めよ」つコップ

    アニ「ありがとう…あー温まるね」

    エレン「温まったらクリスタも起こしてきてくれよ!」

    アニ「ん、今から起こしてくるよ…」

    ―――――――
    ――――――
    ―――――

    エレン「全員起きたな、とりあえず飯を食うぞ」

    クリスタ「今日は雪だね、この程度なら大丈夫かな?」

    アニ「このままなら支障はないとおもうけどね」

    エレン「少し厚い雲が見えたから悪化する可能性があるな。少し早めに出発するぞ」

    アニクリ「わかった」


  157. 157 : : 2013/12/05(木) 14:23:28
    エレンの見立て通り時間が経つに連れてれが激しくなり、目標地点につく頃には吹雪となり、視界が悪くなっていた。

    エレン「やっぱりかなり荒れたな」サムイ

    アニ「ああ、早めに出発してて正解だったね。じゃないと今頃この吹雪のなか歩いてたんだから」

    クリスタ「それにちょうどよく洞窟があってよかったよ」

    エレン「ラッキーだったよな。ここを見つけられてさ」

    アニ「こんな中で野営なんてごめんだね」

    クリスタ「本当だね。他の班は大丈夫かな?」

    エレン「どうだろうな。でも優秀なやつが多いからきっと平気さ」

    アニ「だけど、ここまでの雪だと今日が大丈夫でも明日が心配だね」

    エレン「そうだな、一応予定通り進んでるとは言え雪が積もるから進むのがかなり困難だな」

    クリスタ「とりあえず、ご飯食べて身体を休めようよ!明日に向けてさ!」

    エレン「そうだな、アニお湯沸いたか?」

    アニ「ちょうど沸いたよ。はい、二人とも」つコップ

    クリスタ「ありがとね!」

    エレン「サンキュー。明日は残り5キロか、どうにかなるかな」モグモグ

    アニ「天候が良くなることを祈るしかないね」




  158. 158 : : 2013/12/05(木) 17:05:24
    期待!
  159. 159 : : 2013/12/05(木) 21:46:48
    クリスタ「ねぇ、エレン?一つ聞きたいことがあるんだけど…いいかな?」

    エレン「ん?なんだ?」

    クリスタ「実はね…ミカサにエレンが過去のことで何かを抱えてるって聞いたんだけど…それについて聞いていいかな?」

    アニ「…私もそれについて聞きたいな」

    その質問をされたとたんに、エレンの顔が強張った。

    エレン「…別に話しても構わないが…お前らが聞いたとこでメリットもなければ、嫌な気分にしかならねーと思うが…いいのか?」

    クリスタ「エレンが前に私の抱えてることについて聞いてくれたでしょ?あのときに私は、話して楽になったから…今度は私がエレンを助けたいと思って」

    アニ「私も、あんたの力になれるならなりたいよ。もちろん無理に聞くことはしないけどさ」

    エレン「別に隠すことでもないし、話してやるよ。ただこれは本当に俺の問題だからな」

    エレン「俺がシガンシナ出身なのは知ってるよな?」

    アニクリ「うん…」

    エレン「俺はあの日、巨人の侵攻によって家族を失って訓練兵になったわけだが…正確に言うと、家族を失ったんじゃないんだよ…」

    アニ「どういうこと?」

    エレン「俺はあの日…母さんを…自分の手で…殺したんだ…」

    その時、アニとクリスタは絶句した…二人はエレンの母親が巨人に殺されたと思っていたからだ。

    エレン「…まあ普通はその反応だよな、俺は大切な人の命を奪った殺人者なんだからな」

    クリスタ「…それは…間接的にってこと…なのかな?」

    エレン「ちげーよ…文字通り、俺が殺したのさ…あのとき、母さんは家の瓦礫に足を挟まれ逃げられなかった。…そして、幼い俺とミカサの力じゃ非力すぎて助けられなかった…」

    アニ「…だから…巨人に食べられないようにしたってこと?」

    エレン「…ああ、人間としての尊厳を持ったまま死んでほしいという俺の勝手な理由で殺したんだ…俺が巨人に喰われる母さんを見たくないばかりにな」

    クリスタ「…それがエレンが背負ってる闇なんだね…」

    エレン「…闇というよりは罪だな…俺は罪人さ。こんなグズ野郎だって知って幻滅したか?」

    パシッという音が洞窟内に響いた。

    クリスタ「うぅぅ、辛かったね、よく耐えてたね…」ポロポロ

    アニ「…あんたは抱えすぎだよ、何が罪人さ、あんたは本当に優しいんだね…」ポロポロ

    クリスタとアニはエレンを抱き締めた。

    エレン「…辛くはなかったよ…俺が奪ったんだからな…優しくなんかねーよ…助けることが出来なかったんだからな…俺は大切な人を守れなかったんだからな…俺には幸せになる資格なんてないんだ…」

    クリスタ「そんなことない…そんなことないよ!」

    アニ「そうだよ、あんたの母親は救われたよ。だって…大切な息子に最後を看取ってもらえたんだから…」

    エレン「…俺は今度こそ大切な人たちを守りたいんだ…それが俺のできる唯一の罪滅ぼしだから」

    クリスタ「幸せになる資格がない人なんていないんでしょ?エレンも幸せになっていいんだよ、エレンが幸せにならないとそれこそ、お母さんが悲しむよ?」ポロポロ

    アニ「その通りだよ、あんたも幸せを願いなよ」

    エレン「…幸せか、俺が幸せになると母さんも喜ぶのかな…」

    アニ「きっと喜ぶさ、親は子の幸せを願うものだよ」

    エレン「俺の幸せか…俺は…罪滅ぼしとして仲間を守りたかった。だけど、幸せを願っていいなら、巨人どもを根絶して、外の世界でみんなと楽しく生きたいな…」

    クリスタ「…その時は私も一緒だよね?」フフッ

    エレン「もちろんだろ!クリスタもアニもミカサも、アルミンやライナー、ベルトルト、他のやつら全員一緒にだよ」

    アニ「…私が何者でも幸せにしてくれるの?」

    エレン「全員俺の仲間だ!…例え何であっても、大切な仲間にかわりないからな!」







  160. 160 : : 2013/12/06(金) 01:05:06
    わくわく((o(^∇^)o))わくわく
  161. 161 : : 2013/12/06(金) 07:43:17
    アニ「そうかい…じゃあ私はエレン、あんたに全てを捧げると誓うよ///」

    エレン「ん?どういう…「あーずるい」」

    クリスタ「だったらエレン、私もエレンに全てを捧げるよ。私の秘密も含めて全部ね///だから受け入れてね///」

    エレン「お、おう。二人の全部を受け入れてやるよ(なんのことかよくわからないが…)」

    アニ「ふふっ、わからないって顔してるね。でもこれから分かるように教えてあげるよ!」

    クリスタ「私も教えてあげるからね!もちろんミカサも教えてくれるよ」

    エレン「ミカサもか!じゃあ頼むな!」

    アニ「任せなよ、さて、じゃあ今日はもう寝よっか」

    クリスタ「そうだね、最終日も頑張ろうね!」

    エレン「そうだな、じゃあ二人ともおやすみ」


    こうして二日目が幕を閉じた。3人とも無事に訓練を終えられる、そう願って眠りについた…叶わぬ願いとも知らずに…
  162. 162 : : 2013/12/06(金) 08:06:15
    訓練最終日。昨日の吹雪は収まり、軽く雪が降る程度となっていた。そしてこの天候の中全ての班がゴール地点を目指し出発した。

    エレン「さてと、そろそろ行くか!」

    クリスタ「残りあと少しだね!大変だったけど、怪我とかなく終えられそうでよかったよ。」

    アニ「まだ、ゴールしてないけどね。まあ大丈夫かな」

    エレン「おいおい、油断すんなよ?何があるかわかんねーぞ」

    クリスタ「はーい」

    アニ「でも、あと少しだろ?今から出発すれば昼前にはゴール地点に着きそうだよ」

    エレン「そうだけど、一応気を引きしめておけよ!」

    アニ「わかってるよ。さて、出発しようじゃないか」

    ~残り1㌔地点~

    エレン「ふぅ、あと少しだな。」

    クリスタ「そうだね、みんな無事だといいね…」

    アニ「きっと大丈夫だよ。」

    クリスタ「そうだよね!」

    エレン「ああ、平気さ。んじゃ、最後の休憩も終わりしてそろそろ進みますか!」

    アニ「そうしよ、早く暖かいとこで休みたいし」

    クリスタ「うん!」

    そう言って3人がゴールに向け歩みだした時、大自然が牙を剥いた。突然、山の方から轟音が聞こえたのである。

    アニ「!?何の音だい?」

    クリスタ「すごい音がしたけど…」

    エレン「…はっ!?おい、二人とも急いで林のほうに向かえ!」

    クリスタ「えっ!?どうしたの?」

    エレン「いいから早く行け、雪崩がおきたんだよ」ダッ

    3人のいる地点のちょうど真上で雪崩が発生していた。凄まじい轟音をあげて、迫ってくる。

    エレン「早く行け、呑まれたら助からねーぞ」ダッ

    アニとクリスタを先に行かせ、エレンが二人の後を追う。

    エレン(くそっ、昨日の積もった雪が一気に崩れたかっ…このままじゃヤバイ)

    3人は全力で林に向かって走る。しかし、雪に足をとられて思うように進めない。

    エレン(まずい、間に合わない…こうなったら…)

    エレンが前を走る二人を抱えた。ほどなくして、3人は白銀の世界に消えていった…
  163. 163 : : 2013/12/06(金) 09:54:59
    きょ巨人化か?
  164. 164 : : 2013/12/06(金) 12:55:38
    わくわく((o(^∇^)o))わくわく
  165. 165 : : 2013/12/07(土) 13:38:25
    日が沈み始めた頃、ゴール地点の小屋には訓練兵たちの班が集結していた。

    コニー「これで9班が揃ったのか。あとは誰の班がいないんだ?」

    アルミン「エレンがまだ来てないんだ…」

    ユミル「クリスタを見なかったか?」

    ベルトルト「アニも来てないみたいなんだ…つまりエレン・アニ・クリスタの班がいないってことだね」

    ミカサ「エレンいったいどうしたの?」ソワソワ

    ライナー「その3人が一緒なのに、まだいないなんて流石におかしいな…何かあったんじゃ」

    マルコ「無事だといいけどね」

    ジャン「あの野郎がいるんだ。問題ねーだろ」ケッ

    バタン!小屋のドアが勢いよく開けられ、教官の一人が入ってきた。

    教官A「報告があります!」

    キース「騒々しいな、何事だ?」

    教官A「はい、実は午前中に大規模ない雪崩が発生したことが判明しました!」

    小屋の中にいる訓練兵たちが騒然とした。

    キース「場所はどのあたりだ?」

    教官A「ここから1㌔以内の地点で、1つの班が
  166. 166 : : 2013/12/07(土) 13:55:38
    教官A「ここから1㌔地点にで、1つの班が通過する可能性がある場所です」

    キース「まさか…まだ到着していない班が通過する可能性があったのか?」

    教官A「わかりませんが、第5班が通過する可能性があります」

    キース「いない班はどこだ、ブラウン?」

    ライナー「…第5班です…」

    キース「…つまり雪崩に巻き込まれたのか。」

    ナッンダッテ!?ソンナエレンガ…

    アルミン「教官!到着していない班を捜しに行かせてください!」

    ライナー「俺からもお願いします!」

    キース「ならん!」

    ライナー「何故ですか

    キース「訓練の前に言ったはずだぞ?死者は毎年多く出ているとな。死ぬことは覚悟のうえだ」

    ライナー「し、しかし、」

    キース「それにだ!これで生き残れないような奴が巨人を前にして生き残れるはずがない。我々は慈善事業をしているのではないのだからな」

    キース「よって救出は禁ずる。貴様ら生還した兵を無駄にも出来んからな」

    ジャン「では、せめて彼らを信じて待つ時間だけ下さい」

    キース「ほう、何故待つ必要がある?」

    ジャン「あの3人は成績優秀者です。そんな奴らなら雪崩に巻き込まれるのを事前に回避している可能性もあります。そんな彼らを見捨てては、兵団に不利益かと!」

    キース「…よかろう、この時計で一時間だけやろう。一時間たったら外の馬車に乗るように。」つ時計

    ジャン「ありがとうございます!」

    ―――――――
    ――――――
    ―――――

    アルミン「ジャン、ありがとね」

    ジャン「あっ?何のお礼だよ?」

    ライナー「お前が交渉してくれたからまだ可能性があるんだ!その礼だよ」

    ミカサ「私からもお礼を言わせて。ジャンありがとう」

    ジャン「そ、そんなの気にするなよっ///まだあいつらは助かってないんだしな」

    アルミン「うん、今は彼らを信じて待つしかないね…」
  167. 167 : : 2013/12/07(土) 14:13:26
    小屋の中でのやり取りの数時間前、エレンは目を覚ました。

    エレン「んん…こ、ここはどこだ?俺は…確か、雪崩に巻き込まれたはずじゃ…」

    周囲を見渡すと不思議な光景が広がっており、驚愕した。自分の周囲の雪だけが溶けている。

    エレン「何があったんだ?雪が溶けるなんて……はっ!アニとクリスタはどこだ?」キヨロキョロ

    近くには二人の少女が横たわっていた。エレンはすぐさま二人にかけより生死を確認した。

    エレン「(よかった、生きてる!)…っ!?」ズキッ

    エレンを激痛が襲った。

    エレン(あ、足が…)ズキズキ

    エレンの両足は折れていたのである。

    エレン(くそっ、最悪だ…二人は怪我はないのか?)

    エレン「おい、アニ、クリスタ起きろ!おい!」ユサユサ

    二人は怪我をしてはいないが、完全に気を失っていた。

    エレン(このままじゃまずいな…二人は目を覚ます雰囲気ねーし、この寒さだ。ほっとけば体温奪
    われて死んじまう。こうなったら…)

    エレンは満身創痍の身体を無理に動かして、二人を担ぎゴール地点を目指し始めた。二人の命を救うために。
  168. 168 : : 2013/12/07(土) 16:34:55
    エレン頑張れ‼期待‼
  169. 169 : : 2013/12/08(日) 13:23:43
    エレン「はぁはぁはぁはぁ…(身体が軋む…痛む…意識が遠退く…)」

    エレン(こっちであってるのか、そもそもここはどの辺りなんだ…)

    エレンはただひたすらに歩いた…どの方角が正しいのかも分からず、ただ全員で生きて帰るために。

    エレン(くっ…手足の感覚が無くなってきた…目も霞む…)

    エレンの今の服装はとても雪山に適しているものではなかった。気を失っているアニとクリスタが少しでも温かいように、自分の防寒着を二人に着せていたからである。

    エレン(…なんとしてでも…二人を…守る…)


  170. 170 : : 2013/12/08(日) 13:51:29
    小屋では、全員が神妙な面持ちで待機していた。

    ミカサ「エレン…エレン…」プルプル

    アルミン「エレンはきっと大丈夫だから、信じて待とう」

    ライナー(アニ、無事なんだろうな…)

    ユミル「クリスタぁ~生きてるんだろうな~」ウルウル

    サシャ「きっと…大丈夫…ですよ」プルプル

    時間はただ徒に過ぎていった。

    ライナー「くそっ、なんで捜しに行けないんだ!」クッ

    ベルトルト「ライナー落ち着いて」

    ユミル「確かにそうだ、待ってるより探したほうが生存率が高いだろ!あのくそ教官め」グッ

    ジャン「お前ら、少し落ち着け」

    アルミン「そうだよ、文句を言っても始まらないよ。それに待つ時間をくれただけでも感謝しないと」

    ミカサ「だからと言ってほんの一時間でそんなに変わると思えない。」

    アルミン「それは…そうだけど…」

    ジャン「別に教官は俺たちに意地悪してるわけじゃない。むしろ、当たり前の判断だ!」

    コニー「それでも仲間を見捨てるのは話が別だろ!」

    ジャン「それに、キース教官は優しい人だよ」

    マルコ「どういうことだ、ジャン?」

    サシャ「確かに、待つ時間を与えてくれたのは優しいかもしれませんが…」

    ジャン「これを見てみろよ」ポイ

    そう言って、ジャンは時計をマルコに投げた。

    マルコ「ん?この時計って…」

    アルミン「どうしたの?」

    マルコ「ジャン、まさかこの時計は止まってる…のか?」

    ジャン「ああ、そうだ。その時計の針は渡された時からずっと動いていない。」

    ライナー「つまり教官はわざと壊れた時計を渡してくれたのか?」

    ジャン「おそらくな」

    ベルトルト「なんでそんなことしたのかな?」

    アルミン「…おそらくだけど、あの時他の教官もいたから建前上厳しくしたんじゃないかな?そうしないと示しがつかないし」

    ジャン「それに、おそらくだが俺達のことも考慮したんだろうな。今むやみ捜しに行ったとこで、こんな疲弊しきった奴らが雪山に戻ればそれこそ御陀仏だからな」

    ミカサ「つまり…教官はエレン達を見捨てていないってこと?」

    アルミン「そうなるね!」

    ジャン「だから、お前ら落ち着いてあいつらを待つしかねーんだよ。少しでも早く体力を回復させるためにな」

    ジャン「それに、あの野郎がいるんだ。だからきっと大丈夫だろ」フン

    マルコ「ふふっ、ジャンは素直じゃないね!エレンのこと信じてるって言えばいいのに」

    ジャン「俺はただ…負けっぱなしのままが嫌なだけだよ」プイ

    ミカサ「ジャン、エレンのこと心配してくれてて嬉しい」フフ

    そのとき、小屋の外で微かな気配を感じた。

  171. 171 : : 2013/12/08(日) 14:09:29
    その微かな気配感知したのは、ミカサとサシャである。

    サシャ「はっ!?今小屋の外で、微かですが音がしました!」ピクッ

    ライナー「!?本当か?」

    サシャ「はい、確かにしました!」

    ミカサ「私も感じた!」ダッ

    そう言って、ミカサは勢いよく小屋の外へ飛び出した。

    ミカサ「エレン?いるの?返事して」

    アルミン「ミカサ、エレンたちは見えたかい?」

    ミカサを追って全員が飛び出してきた。

    ジャン「おい、エレン!いたら返事しやがれ!」

    サシャ「アニーいますかー?」

    ユミル「クリスタ~返事してくれ~」

    ベルトルト「(ん?あれは…人影?まさか)みんなあっちのほうに人影が見える!」つユビサス

    全員が指された方角に目を向けた。
    するとその方向から一人の少年が向かって来るのが見えた。

    ミカサ「エレン~エレン~」ダッ

    全員がエレンに駆け寄った。

    エレン「…ん?あれは…ミカサ…なのか?それとも…幻なのか…」

    どんどん近寄ってくる。そしてやっとそれが本物だと確信できた。

    ミカサ「えれぇーん、えれぇーん」ダキッ

    ミカサはエレンを泣きながら抱き決めた。そして、アニとクリスタがエレンに背負われているのに気付いた。

    ミカサ「!?エレン、無事?二人は?」

    エレン「こいつらを頼む…早く温めてやってくれ…」

    ユミルとサシャがクリスタとアニをエレンから受け取った。

    ユミル「クリスタ大丈夫か?すぐに温かいとこに連れて行くからな」ダッ

    サシャ「アニも頑張って下さいね」ダッ

    アニとクリスタの二人はすぐさま運ばれていった。

    エレンは二人が運ばれていったのを見ると緊張の糸が切れたのか、力なく雪の上に倒れた。そしてそのまま気を失った。

    アルミン「!!エレン大丈夫か?しっかり、エレン!」

    ミカサ「エレン、エレン!」ユサユサ

    オイハヤクハコブゾ、イソゲ、ハヤク…


    こうして雪山訓練は幕を閉じたのである。

  172. 172 : : 2013/12/08(日) 14:12:41
    これで~始まりの物語~は完結です。

    だらだらと書いてきてすいませんでした。
    続きなんですが、前に書いた通り読みたいという人がいればスレ立てます!

    とりあえず完結です。
    お付きあいありがとうございました!
  173. 173 : : 2013/12/08(日) 15:23:24
    続き期待
  174. 174 : : 2013/12/08(日) 15:35:51
    めっちゃ見たいです!!
  175. 175 : : 2013/12/08(日) 15:39:27
    速く続きが見たい
  176. 176 : : 2013/12/08(日) 16:07:23
    続編
    よろしくお願い申し上げます。
  177. 177 : : 2013/12/08(日) 16:10:47
    超・絶・期・待!!!
  178. 178 : : 2013/12/08(日) 16:57:53
    逆に読みたくないと思う奴はいるのだろうか
  179. 179 : : 2013/12/08(日) 17:34:36
    続きを見せろ…(てかめっちゃ読みたい)
  180. 180 : : 2013/12/08(日) 17:48:54
    よかった!!
    つづきをください!
  181. 181 : : 2013/12/08(日) 17:53:41
    続編お願いします!
    期待です!
  182. 182 : : 2013/12/08(日) 18:59:59
    続編期待です‼︎(≧∇≦)
  183. 183 : : 2013/12/08(日) 19:02:51
    教官が優しい件について
    続きお願いします
  184. 184 : : 2013/12/08(日) 19:21:46
    続きみたいよぉ
  185. 185 : : 2013/12/08(日) 20:27:02
    エレクリになるかな?まあ続き期待!
  186. 186 : : 2013/12/08(日) 21:12:29
    書いてください
  187. 187 : : 2013/12/08(日) 21:52:27
    続きをお願いします!
  188. 188 : : 2013/12/08(日) 21:55:36
    続き期待しています!
  189. 189 : : 2013/12/08(日) 21:58:47
    では、読みたいと言う方がいてくれるのでスレを
    立てたいと思います。
    似たようなタイトルになると思うのでお願いしますm(__)m
  190. 190 : : 2013/12/08(日) 22:10:01
    できれば、ここにURLを貼ってください。
  191. 191 : : 2013/12/08(日) 22:32:39
    スレ立てました!

    http://www.ssnote.net/archives/4505

    URLの貼り方はこれであってますかね?
  192. 192 : : 2013/12/08(日) 22:57:41
    ありがとうございます
  193. 193 : : 2015/07/17(金) 18:00:25
    両足折れてるのに歩けるの?
  194. 194 : : 2016/06/26(日) 18:31:58
    カゲプロ


    中2の夏休み一ヶ月前
    ???「ちっこっく〜ちっこっく〜」
    ガラガラ
    ???「間に合ったー」
    先生「10分遅刻だぞー」
    ???「ありゃりゃー」
    先生「お前こいつらの世話してくれ」
    ???「えーと転校生?」
    先生「そうだ頼んだぞホームルーム終わり」
    ガラガラ
    ???「えーとなんでそんなテンション低いの?」
    無視
    ???「君たち9人は目の能力をもってるのかな?」

    ???「僕も教えてもらったことだけどしってるかな?

    赤い色はヒーローの色なんだよ?だからそんな悲しい顔はしないで」
    ポロポロ
    ???「え?え?」
    「遅れてきたから俺たちの名前知らないだろ?」
    ???「大丈夫僕も能力もってるから
    キド【隠す】セト【盗む】カノ【欺く】
    マリー【合わせる】モモ【奪う】
    エネ【覚める】シンタロー【焼きつく】
    コノハ【醒める】アヤノ【かける】
    合ってるかな?」
    キド「あってる!」
    ???「君たち過去になにかあったから能力を手に入れたんだろ?」
    カノ「そうだよ」
    ???「大変だったろうね」
    セト「みたんすか?」
    ???「ごめんね」
    シンタロー「てことはお前も?」
    ???「.....」スゥ←微笑みながら悲しい顔
    キド「嘘だ悪い聞いてしまって」
    ???「ごめん雰囲気悪くしちゃったなやっと楽しくなってきたのに」ポタポタ
    アヤノ「え?ちょっと大丈夫?」
    ???「本当に大丈夫だよ」ポタポタ
    シンタロー「だって泣いてるじゃないか」
    ???「泣いてないよ?どこが?」ゴシゴシ
    カノ「わかったよそれで君の名前はなにかな?」
    ???「..................ライだよ」
    コノハ「ライ、よろしく」スッ
    ライ「おう!」スッ
    放課後
    ライ「あれ皆同じ方向だけど同居?」
    全員「そうだよ」
    ライ「俺も住んでみたいな」ボソ
    キド「どうかした?」
    ライ「別になんでもねぇーよじゃあまた明日なー」
    そして9人の家
    カノ「今日は久しぶりに楽しかったねあの人が今日1日一緒にいただけで変わった感じがするね」
    セト「そうっスね」
    エネ「でもなんかあの人隠してることない?」
    シンタロー「いきなり泣いたり悲しそうな顔したりってか?」
    エネ「うん」
    キド「セトなんか見たか?」
    セト「だからあんまり見たくないって言ったじゃないっスか」
    カノ「ちょっと明日見てみなよ」
    セト「えー」
    カノ「じゃあじゃんけんで負けたらやってね」
    セト「わかったスッよ
    じーんけーん

    ポン
    カノ グー
    セト チョキ


    カノ「じゃあお願いねー」


    学校
    セト「おはようっスライさん」
    ライ「お!おはようセト、1人か?」
    セト「はい今日は1人で来たっスあの〜」
    ライ「なんだ?」
    セト「勉強教えてくれません?」スゥ
    ライ「お!いいぞいいぞ」
    セト「ありがとうっス」(なんなんすか?この感情は?)
    ライ「用事はそれだけか?」
    セト「はいっス」
    ライ「じゃあもう行くぜ」

    カノ「どうだった?」
    セト「......めちゃくちゃでした」
    キド「めちゃくちゃってのは?」
    セト「なんて言うんすかね?俺のよそうだとライさんの能力つーか蛇がすごい強力なんだと思います」
    マリモモ「ライ大丈夫なの?」
    コノハ「ライなら大丈夫だよ」
    そして授業中
    ライ「先生ちょっと息苦しいんで保健室行っていいっすか?」
    先生「わかった」
    ライ「ありがとうございます」
    エネ「大丈夫?」
    ライ「あぁすぐ戻ってくるよ」
    20分後
    ガラガラ
    ライ「よっ!」
    セト「大丈夫っすか?」(あれを見た後じゃ心配すっよ)
    ライ「だから大丈夫だって」
    そして放課後
    キド「今日家くるか?」
    カノ「そうだよ来なよ」
    シンタロー「意外と楽しいぜ」
    モモ「意外とってなによーお兄ちゃん」
    ライ「わるいな今日はちょっとな」
    マリー「大丈夫?」
    コノハ「送ってくよ?」
    ライ「いやだいじょ「送ってくよ?」
    ライ「わかったよ」
    コノハ「じゃあみんな後で」
    全員「あとで」
    ライ「じゃーなみんな」
    全員「じゃーね」



    ライ「それでコノハ」
    コノハ「なに?」
    ライ「なんで送るとか言い出したんだ?」
    コノハ「送りたかったからだよ?」
    ライ「それだけかよ」
    コノハ「うん」
    ライ「ここだ」
    コノハ「あれ?親は?」
    ライ「そんなもんはいねぇーよ」
    コノハ「ものなの?」
    ライ「そんな人はいませーん」
    コノハ「........」
    ライ「まぁいいやじゃーな」
    コノハ「うん」



    ライの家

    ライ「ぐ.......あ、がーーーー」




    キド達の家
    コノハ「ただいま」
    全員「おかえりー」
    カノ「どんな感じだった?」
    コノハ「豪邸だったでも親はいないって
    そんなもんはいねぇーよって」
    モモ「そんなもんって.......」
    アヤノ「明日学校で聞いてみよう」







  195. 195 : : 2016/06/26(日) 18:32:53
    すみません間違えてしまいました
  196. 196 : : 2020/10/06(火) 09:11:47
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=12
  197. 197 : : 2023/07/04(火) 14:22:42
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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