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『嘘とホントとteardrop』~エレンとライナー~

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  1. 1 : : 2015/01/12(月) 23:32:46

    どうも、真紅です

    2作目となります

    今回はライナーとエレンのお話です

    少し暗いお話になります

    カップリングなどはありません

    シリアスでお届けします

    最後までお付き合いいただけたら嬉しいです


     注意事項等

    ・アニメ最終回以降の原作を元にしているので、アニメ派の方は注意してください

    ・原作10巻派生

    ・キャラ崩壊する恐れあり

    ・コメントは終わるまで基本的に返しません、ご了承下さい

    ・更新遅め



    では始まります!
  2. 2 : : 2015/01/12(月) 23:37:24





     「……戦士として、最後まで責任を果たすことだ」







  3. 3 : : 2015/01/12(月) 23:43:34

     
     ──何かの間違いだと思った

    あいつがそんなわけないって

    あいつが……あいつが……裏切りなわけない




    ベルトルト「ライナー…やるんだな!? 今……! ここで!」



     あいつの親友がおかしなこと言い出す

    はは、…なにをやるって…?

    オレはまだ…疑ってないぞ



    ライナー「あぁ!! 勝負は今!! ここで決める!!」



     あいつがズカズカとオレに近づいて言った

    オレは目の前のあいつがまるで別人のように見えた

    状況がわからなくて足が動かなかった



    ……いや、わかってたのかもしれない

  4. 4 : : 2015/01/13(火) 00:03:47


    けどやっぱり本音は

    信じていたかった

    嘘だと思いたかった



    ミカサ「エレン!! 逃げて!!」


     言いながら、あいつらを刃でとどめを刺そうとするミカサが見えた

    オレの足はまだ動かない

    まわりの兵士が必死にオレに「逃げろ」と叫ぶが、今そんな声は届かなかった


    まだ……オレは……信じられない……


    信じたくない




     あいつらが巨人化してもオレはただ呆然としていた


    あいつがオレを握りしめた

    その感触で、ハッとする



    オレ達は

    もう仲間ではないんだと悟った



  5. 5 : : 2015/01/13(火) 00:12:11


    瞬間、走馬灯というやつが流れ出す

    オレが一生懸命語るのをあいつらは頷いて聞いている

    優しく微笑んでいた


    オレは目頭が熱くなるのを感じた


    なぁ……

    全部……

    あの笑顔は嘘だったっていうのか……?


    ……おい


    おい。そんなの許せねぇよ

    オレ、おまえらのこと本気で…

    仲間だと思っていたんだぞ……

    兄貴だって思っていたんだぞ

    それなのに……騙していたのかよ。





     「このッ…裏切りもんがあぁぁぁ」



     オレは思い切り手を噛んで巨人化した




     ──これほど悲しくて

    苦しくて

    泣きながら

    誰かに殺意をむけたのは初めてだった。
  6. 6 : : 2015/01/13(火) 01:07:55
















  7. 7 : : 2015/01/13(火) 01:52:07
    ○●○side:ライナー





     「なぁ、隣いいか?」




     
     夕方の食堂でいつも通りに同郷のベルトルト・フーバーと食事をしていた時だった

    猫みたいにサラサラとした髪と

    真ん丸とした翠色に輝いた宝石のような瞳

    鼻筋は高く、スッとしている

    いかにも顔が整っている男が俺に話しかける

    こいつの名前はエレン・イェーガーという

    ついこの間 友達になったばかりだ

    きっかけはエレンが俺に姿勢制御のコツを聞きにきたことだ

    俺はただ「ベルトを見直してみろ」と言っただけなのに、

    エレンは俺に深く感謝しているらしい

    最初はお世辞かと思っていたが、

    目を見たら本心だということがすぐにわかった

    単純に俺は嬉しいと思った



     「ああ、もちろんいいぞ」


     断る理由などなかった

    ベルトルトが俺を一瞬 深刻そうに見てきたのは見間違いだろうか?

    まぁいいと思い、俺は手にパンをとった
  8. 8 : : 2015/01/17(土) 20:58:52
     

     「2度も言うようだけど、あの時は本当に助かったよ。ありがとな!」


     エレンが歯を出して笑いながら言った

    『あの時』……っていうのはおそらく俺が姿勢制御のアドバイスをしたときのことだろう

    礼を言われるのは嬉しいことだが、実際 俺がエレンに言ったことは大したことないことない……と少し申し訳なくなる


     「そんなに感謝されてもなにも出てこないぞ?」


     冗談混じりで言ってみた



     「……だって、あの時、誰もオレを相手にしてくれなかったんだ。『そりゃあそうだよな』って内心思ってたけど。──でもお前は違った。真剣に話を聞いてくれて、真剣に答えてくれた。それがすげぇ嬉しかったんだ。もっと、もっとライナーと話したいと思った!!」



     まさかこんな奴がいるとは思わなかった

    こんなに素直で温かい言葉をぶつけてくる奴なんて──



     「俺もお前とは色々と話したいと思っている。──そうだエレン。今日の訓練見てて思ったんだが、ガスを吹かしすぎだ。あれだと──」



    ──その瞬間、俺の中の【戦士】という人格が完全に崩れた



    ……俺は今、エレンと同じ〖兵士〗だ




     俺はこの時から──自分が分からなくなった。
  9. 9 : : 2015/02/02(月) 20:38:48
    ●○●side:エレン 




    明日は久しぶりの休日だ

    オレ達 訓練兵は皆それぞれ自由に過ごすことが出来る

    なかには家族に顔を出しに行くやつもいる

    いつもオレは休日も休むことなく、自主練に励んでいた

    けど明日は違う──ライナーと一緒に街に出掛けるのだ

    楽しみで、いつもなら寝てる頃なのになかなか寝付けない


     「エレン、眠れないの?」

     隣で横たわるアルミンが「珍しい」という顔つきで言った


     「ああ。ちょっとな……明日が楽しみで、つい──」

     「そっか……ライナーと出掛けるんだっけ? 楽しんできなよ」

     「おまえは明日は何するんだ?」


     オレが聞き出すと、アルミンは少し黙り込んだ


     「……えっと、図書室で一人で本でも読もうかな……」

     少し寂しげな声でアルミンが言った


     「……アルミンも一緒に出かけるか?」

    「えっ!?」

     一瞬驚いた顔をしたアルミンがすぐに明るい顔に変わった


     「い、いいの!? 僕も一緒にいてもいいの!?」

     「? いいに決まってるだろ。アルミンだし」

     「! 良かった……嬉しいよ。最近、エレンは僕よりライナーと過ごす方が楽しいのかなって悩んでいたんだよね……でも、僕も一緒にいていいんだよね? 良かった……」


     「なんだよ、大袈裟だな。一番の親友はおまえだけだよ。ライナーは……なんていうか、お兄ちゃん? みたいっていうか……憧れっていうか──」

     「確かにライナーはみんなよりも年上だしね。身体も大きくて、頼りになるもんね」



     そうだ──あいつは本当に頼りになるんだ


    この間も訓練の事や、体を鍛えるコツなどを教えてくれた


    すげーわかりやすいし、聞いてて無駄なことが一切ない




    オレもライナーみたいな『兵士』になりたいな……



    薄らぐ意識の中で少年は思った。
  10. 10 : : 2015/02/02(月) 22:34:38
    うーむこれがどうも期待なんですよ~頑張れ~
  11. 11 : : 2015/03/11(水) 21:18:36
    しんみりしちゃうんだよね。ハハ

    頑張れ!期待です。

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himahima1003

真紅

@himahima1003

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